環境活動レポート - エコアクション21

様式 11
2013 年度版
H.24. 9~H.25. 8
環境活動レポート
平成 26 年 4 月 22 日作成
1.
登録事業所の概要
(1) 事業者名及び代表者名
株式会社 大門商会
代表取締役社長 大門
(2)
様式
平治
認証・登録の対象活動範囲
産業廃棄物(積換え保管含む)、特別管理産業廃棄物の収集・運搬
業及び、フィルムからの銀回収事業、貴金属リサイクル事業(基板類)
(3) 所在地
本社
〒352-0011 埼玉県新座市野火止 3 丁目 11 番 34 号
熊谷工場
〒360-0843 埼玉県熊谷市三ヶ尻大塚 3757
駐車場 ( 無人 )〒352-0011 埼玉県新座市野火止 3 丁目 4 番 3 号
(4)
11
環境保全関係の責任者及び担当者連絡先
責任者 大門 孝徳
担当者 大門 孝徳
連絡先 電話 048-479-5956
FAX
URL
048-481-9119
http://www.daimon-shoukai.com
(5)
事業内容
① 産業廃棄物の収集・運搬業( 積替え保管を含む )
② 特別管理産業廃棄物の収集・運搬業
③ 銀のリサイクル業・貴金属リサイクル業
(6)
事業の規模
処理量(収集・運搬)
総売上高
従業員
事業所延べ床面積
(7)
法人設立年月日
昭和 59 年 4 月 12 日
(8)
資本金
760 トン
270 百万円
14 名
855 ㎡
1000 万円
1
(8) 会社沿革
昭和 52 年
5月
埼玉県より産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
昭和 52 年
6月
昭和 59 年
4月
東京都・群馬県・栃木県・茨城県より産業廃棄物収集・運
搬業の許可取得
埼玉県川口市にて使用済みフィルムより銀回収・精錬・銀
地金販売
株式会社 大門商会(資本金 500 万円)で設立
平成
5年
7月
埼玉県より特別管理産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
平成
7年
5月
資本金
昭和 57 年 10 月
1000 万円に増資
平成 10 年 12 月
神奈川県より産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
平成 11 年
1月
千葉県より産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
平成 11 年
7月
平成 14 年
4月
埼玉県熊谷市(熊谷工業団地内)にてフィルムを焼却して銀
のリサイクルを始める
銀回収専焼炉を更新
平成 18 年
4月
川崎市より産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
平成 18 年 12 月
埼玉県より産業廃棄物の保管積替えの許可を取得
平成 20 年 12 月
横浜市より産業廃棄物収集・運搬業の許可を取得
平成 20 年 12 月
横浜市より特別管理産業廃棄物収集・運搬業の許可取得
平成 21 年
柏市より産業廃棄物収集・運搬業の許可を取得
2月
平成 22 年 11 月
千葉市より産業廃棄物収集・運搬業の許可を取得
2
(9) 組織図
社長
環境管理責任者
収・運部門担当者
総務部門担当者
熊谷工場長
( 本社 )
( 本社 )
( 工場 )
(10) 許可の内容
産業廃棄物収集・運搬許可証
都県
埼玉県
許可番号
01110004046
許可有効年月日
許可品目
燃え殻、汚泥、廃油*、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック
平成27年6月25日 *、紙くず*、木くず*、繊維くず、ゴムくず、金属くず*、
ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず*、がれき類
(*は積替え保管含む。無印は積替え保管含まず。以降も同じ)
東京都
1300004046
群馬県
01000004046
茨城県
00801004046
栃木県
00900004046
千葉県
01200004046
神奈川県
01400004046
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙
平成27年8月31日 くず、木くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートく
ず及び陶磁器くず、がれき類
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙くず、金
平成30年10月2日
属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙くず、木くず、
平成27年1月2日 繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず
及び陶磁器くず、がれき類
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙くず、金
平成26年11月1日
属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙くず、木くず、
平成31年1月27日 ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器
くず
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙
平成30年10月29日くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コ
ンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類
特別管理産業廃棄物収集・運搬許可証
都県
許可品目
特定有害産業廃棄物
許可番号
許可有効年月日
埼玉県
01154004046
平成30年6月30日
廃油、廃酸、廃アルカリ、感
染性産業廃棄物
水銀、カドミウム、鉛、六価ク
ロム、砒素、シアン、廃油*
東京都
1356004046
平成30年7月22日
廃油、廃酸、廃アルカリ、感
染性産業廃棄物
シアン、廃油*
群馬県
01050004046
平成30年7月12日
廃油、廃酸、廃アルカリ、感
染性産業廃棄物
水銀、カドミウム、鉛、六価ク
ロム、砒素、シアン、廃油*
茨城県
00851004046
平成30年8月25日 廃油、廃酸、廃アルカリ
シアン、廃油*
神奈川県
01450004046
廃油、廃酸、廃アルカリ、感
平成30年10月29日
染性産業廃棄物
水銀、カドミウム、鉛、六価ク
ロム、砒素、シアン、廃油*
*:特定有害産業廃棄物の廃油はトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンを含む
古物商 ( 埼玉県公安委員会 ) 第431190022230 平成21年5月21日交付
3
(11) 施設等の状況
(収集運搬関係)
運搬車両・その他
用途
収集運搬車両
収集運搬車両
収集運搬車両
収集運搬車両
ホークリフト
営業車
車種
平ボディー(3t)
パッカー(3t)
冷蔵車(2t)
冷蔵車(3t)
2t
ライトバン
台数
5
1
1
1
1
1
登録
産廃・特管
産廃・特管
産廃・特管
産廃・特管
********
********
面積
1.0㎥
5.0㎥
3.8㎥
3.8㎥
3.8㎥
3.8㎥
保管の高さ
1.0m
2.0m
2.0m
2.0m
2.0m
2.0m
保管施設の種類及び能力等 (熊谷工場)
産業廃棄物の種類
廃油
廃プラスチック
紙くず
木くず
金属くず
ガラスくず・コンクリートくず
( リサイクル施設関係 )
熊谷工場
施設名称
銀回収専焼炉
処理能力
設置年月日
用途
61kg/h
平成14年7月20日
銀回収
銀回収リサイクルフロー
受入れ
➪
選別
➪
焼却
➪
売却
(12) 収集・運搬量
廃棄物の種類
廃アルカリ
廃酸
廃プラスチック
木くず
医療廃棄物
金属くず
紙くず
ガラスくず
廃油 合計
収集・運搬量 ( t )
192
128
151
17
114
58
43
2
55
760
H.24.9~H.25.8
(13) 廃棄物処理料金
処理料金につきましては、種類、量により計算いたします。
なお、無料にてお見積もり致しますので下記担当までご連絡下さい。
営業部 大門 TEL 048-479-5956
FAX 048-481-9119
E-mail [email protected]
4
2.
環境方針
環
<基
本
理
境
方
針
念>
私たち株式会社大門商会は、各法令、ガイドライン等を遵守し、日々事業活動を進め
て来ましたが、今後さらに環境保全にも配慮して行動する事を経営の重要課題の一つ
としてとらえ、次の行動指針を定めます。
<行
1.
動
指
針>
産業廃棄物収集・運搬業( 積替え保管を含む )・特別管理産業廃棄物収集・運搬業およ
び、フィルムからの銀回収事業、貴金属リサイクル業( 基板類 )に伴う環境負荷を低減
し、環境への影響を最小限にとどめるため、次の取組を行ないます。
①
二酸化炭素排出量の低減
②
水使用量の低減
③
産業廃棄物の低減
④
グリーン購入の推進
2.
適用される環境法規制等を遵守します。
3.
顧客には、環境負荷の少ない廃棄物処理方法を提案します。
4.
全社員に対して、教育などを通じて、環境に関する意識と知識の向上を図ります。
5.
環境方針は公開します。
2007 年 12 月
1日
2008 年 9 月 16 日 改定
2011 年 8 月 29 日 改定
2012 年 2 月
1 日 改定
2012 年 10 月
8日
改定
埼玉県新座市野火止 3-11-34
株式会社
様式 1
5
大門商会
3.主な環境負荷の実績
項目
2011年
2012年
2013年
単位
1767(92.4)
1835(90.5)
二酸化炭素排出量* t・CO2/年
1738(95.3)
1.68
11
廃棄物排出量
12.1
t/年
0.19
0.1
0.12
一般廃棄物
t/年
10.9
1.68
10.9
産業廃棄物
t/年
200
184
水使用量
225
㎥/年
* 二酸化炭素排出量は銀塩フィルム焼却に伴うものと電力及び収集・運搬車の燃料に伴う
もので構成されています。
( )は電力、燃料の使用に伴う二酸化炭素排出量。
4.環境目標および基準値と目標値
二酸化炭素排出量削減 注1
単位
2007年
基準値
2011年
目標値
2012年
目標値
2013年
目標値
2014年
目標値
t ・ CO2
95
91.2
90.2
89.3
88.3t
㎥
248
238
235
233
231
t
0
水使用量削減
廃棄物の再資源化量増大
(製版フィルムのリサイクル)
( 感熱紙の再資源化 )
顧客へのエコ提案
1.8
全量
全量
全量
3.96
4.35
4.35
4.35
顧客に環境負荷の少ない廃棄物処理方法
を提案。
(有価物と廃棄物の分別など)
注1 電力消費量及び化石燃料消費量に関しての削減目標です。
銀塩回収専焼炉より発生する二酸化炭素排出量は、二酸化炭素削減基準値に含まれて
おりません。銀塩フィルム焼却による二酸化炭素は、プロセス管理の徹底及び製版フィルム
の余白部分の分別・裁断により無駄な二酸化炭素の発生を抑制します。
注2 電力のCO2排出係数 0.378kg-CO2/kWh
5.本年度の環境目標・活動計画と評価
対象期間 ( 2012年9月~2013年8月 )までの目標とその実績についての計画と評価
取組項目
電力の削減
二酸化 *消灯・節電の徹底
炭素排出 *空調機の温度管理徹底
(冷房28℃ 暖房22℃)
の削減
達成状況
評価 (結果と今後の方向)
目標未達成
目標排出量:
89.3t
(2007年比 -6%) 新規顧客が増え、収集車の稼働率
実績:96.9t
収集運搬車等の燃料削減
*アイドリングストップ
*CO2削減運行管理表による
管理
*自動車更新計画書の作成
節水
削減率:8.5%増
(実績/目標)
水使用量の削減
*各水周りに節水の表示
目標使用量:
233m3 : 注
(2007年比 -6%)
実績: 184m3
注: ドレイン水(地下水)の排水
は、焼却炉の維持管理・プロセス 削減率: -34%
管理上、重要なメンテナンス作業
(実績/目標)
であり削減は不可能な為、
目標から除外してある。
削減
6
が増加したことにより軽油の消費
量が増えてしまい結果CO2が増加
してしまった。
今後CO2を減らすには、顧客満足
度の高い当社の強みでもある小ロ
ット回収の変更を検討せざる得な
いかも知れない。
目標達成
目標に対して-34 % 削減すること
が出来た。収集車の洗車などを、
給油所にシフトしたり、各自が
節水の高い意識を持った結果だ
と思われる。今後もこのスタンス
で取組んで行きたい。
廃棄物量
の削減
感熱紙類の再資源化
( 心電図等の感熱紙 )
* 通常、非分別であれば
廃プラスチックとの
混合廃棄物として破砕
後、焼却処理になるが、
分別することににより
古紙リサイクルされる。
目標リサイクル量: 目標達成
目標値 全量
実績
8.78t
全量分別後に古紙としてリサイクルす
ることにより、8.78t分 CO2換算で22.8
tのCO2を削減することが出来た。
※ CO2
22.8t 削減
* 製版フィルムの分別
・裁断
目標値 全量
実 績 1.07t
顧客に 分別等の提案
環境負荷
の少ない 顧客の手により廃棄物を分別
してもらい、少しでも有価物
廃棄物
処理方法 が抽出できれば、環境負荷も
顧客の処理コストも削減可能
を提案
目標提案件数:
16件
実績: 17件
結果: +1件
と考える。
目標達成
銀の入っていないフィルムを分別
して燃やさない様にする事で、そ
の分のCO2=2.7tをオフセットした。
※ CO2
目標達成
2.7t 削減
顧客に対して、廃棄物の中には多
くリサイクル可能(有価物)なもの
が存在している事を気付いていた
だき、この活動を通して顧客利益
向上に貢献できればと思う。
※ CO2排出係数により算出
6.次年度の取組
おおむね本年度の活動計画の項目を継続しますが、具体的には下記の取組をします
活動項目
電力削減
①室内不在時・昼休時の消灯
②冷房28℃、暖房22℃の遵守
燃料削減
①エコドライブの継続
②CO2削減運行表による管理
③低燃費車・クリーンガス車への更新
④製版フィルムの余白部の分別
①節水の徹底
節水
②トイレタンクのペットボトル点検
①感熱紙の分別、②一般廃棄物の分別徹底
廃棄物削減
①事務用品のグリーン購入
グリーン購入
顧客への提案
①顧客への分別提案(印刷系1人2件、医療系1人3件)
7.代表者による全体評価と見直し
代表者の指示
今期はCO2の削減目標を除き、各々目標を達成することが出来た。特に顧客に対しての
環境負荷低減アドバイスは当社の本業へ一番落とし込み易く、また、業績アップに繋が
る活動でもあるので今後も継続させて欲しい。
また、CO2が目標に対して8.5%も増加してしまった事に対しては、各担当者がよい改善
策を出し合い検討して欲しい。
7
8.環境関連法規規制等の遵守状況
法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りです。
法規名
廃棄物処理法
自動車NOX・PM法
県条例 PM規制
自動車リサイクル法
道路運送車両法
浄化槽法
悪臭防止法
家電リサイクル法
県条例地下水汲上規制
熊谷市公害防止協定
該当する項目
廃棄物収集・運搬業、廃棄物の排出 収集・運搬車、営業車
収集・運搬車
収集・運搬車、営業車
収集・運搬車、営業車
熊谷工場の浄化槽
熊谷工場の全体
熊谷工場、本社のテレビ・冷蔵庫など
熊谷工場フィルム専焼炉の冷却水
大気と悪臭の規制基準の遵守、濃度の測定、公害防止組織の整備
環境関連法規制等の遵守状況は、遵法チェックの結果逸脱はありませんでした。
また、平成18年1月~平成25年8月の間、違反や訴訟も1件も発生していません。
その他、同上期間中、本社・工場近隣周辺、取引先等の苦情・要望もありませんでした。
外部コミュニケーション : 埼玉県戸田市 とだ小林医院 様 スタッフ 27名 参加
とだ小林医院 平成24年度 第4回院内勉強会
テーマ 「産業廃棄物 ( 感染性 ) 」の基礎知識
講師 大門 孝徳
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