イノベーション創出型研究者養成 I∼IV

大阪府立大学 21世紀科学研究機構 産学協同高度人材育成センター
博士後期課程開講
「イノベーション創出型研究者養成I∼IV」履修案内
受講対象:I∼III▶全研究科 IV▶工学、生命環境科学、理学系 各研究科
博士前期課程開講
「イノベーション創出型研究者養成」履修案内
受講対象:工学研究科、生命環境科学研究科、理学系研究科 イノベーション創出型研究者養成 概要
産業界においてイノベーションを創出し得る高度な研究者、研究
受講対象者
リーダーの育成を目的とした、
「公立3大学 産業牽引型ドクター
育成プログラム」※1 および「地域・産業牽引型研究リーダー養成プ
※2 で遂行されている様々な教育プログラムをカリキュラ
ログラム」
博士後期課程科目 ム化したもので、これらの講義・演習を受講することにより単位が
全研究科学生(IVは理系3研究科)
認定されます。また、I,III,IVについては修得することにより、学長よ
博士前期課程科目 り「Certificate of Achievement」が授与されます。
理系3研究科(聴講は全研究科可能)
※1 文部科学省科学技術人材育成費補助事業
※2 文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課委託事業
本講義・演習は、イノベーティブな研究成果や産業を産み出す上で必要な心構えやスキルを教育し、国際的な幅
広い視野や産業界などの実社会のニーズを踏まえた発想によっても研究を展開することができる人材を育成する
イノベーション創出型研究者養成 I∼IV
2014年度版
事が目的です。博士後期課程には次の4つの講義・演習科目が、前期課程開講科目には1科目が開講されています。
ビジネス企画特別演習(府大TEC-I)
イノベーション創出型研究者養成 I(府大TEC-I:ビジネス企画特別演習)
通年・2単位
博士後期課程科目
・企業研究者に必要なMOT的素養
・ビジネス企画書作成
随意
TEC: Technology-based Entrepreneurship Course
【講義目的】
【主な講義内容】
産学連携特別演習(府大TEC-II)
産業発展の礎となるイノベーション創出における高度研究人材に必
○イノベーション創出型研究者の必要性(国家戦略、企業の期待、大学の役割)
要な国家戦略・科学技術戦略、および技術経営の基礎事項を学んだ
○企業研究者に必要なMOT的素養(MOT:Management of Technology)
後、企業提供および大学所有の知的財産を用いてビジネス企画を行
・企業における研究者への期待(企業戦略と研究戦略、企業の期待する技術者)
います。企業出身産学協同高度人材育成センタープログラム運営委
・事業化のための研究開発マネージメント(テーママネージメント、事業化のプロセス)
員、産学官研究連携推進センターコーディネーターが演習形式のグ
・商品開発者に必要な倫理と知識(ライフサイクルアセスメント、リスクマネージメント、品質保証と品質管理)
ループダイアログを通して、ビジネス企画を実践します。
・知的財産とその戦略(企業における知財の位置づけ、研究費と知財費、特許ライセンスの交渉手段)
・ビジネス企画と研究企画
(府大TEC-I, II, III, IV 全コース共通)
・イノベーション創出型研究者の必要性
・企業研究者に必要なMOT的素養
・企業研究者に必要な素養 ・企業研究の成功モデル
・多彩なキャリアパスに向けて
○ビジネス企画書作成
・TEC指導 ̶ プレゼンテーションとグループダイアログ 企業研究特別演習(府大TEC-III)
・ビジネス企画プレゼンテーション
・企業派遣前講座
イノベーション創出型研究者養成 II(府大TEC-II:産学連携特別演習)
博士後期課程科目
通年・2単位
随意
イノベーション創出型研究者養成
博士前期課程科目
前期・2単位
共通科目
【講義目的】
○イノベーション創出型研究者の必要性(国家戦略、企業の期待、大学の役割)
な国家戦略・科学技術戦略、および技術経営の基礎事項を産学協同高
○企業研究者に必要なMOT的素養(MOT:Management of Technology)
・企業研究者に必要な素養
・研究リーダー養成企業実習
度人材育成センタープログラム運営委員、産学官研究連携推進セン
・企業における研究者への期待(企業戦略と研究戦略、企業の期待する技術者)
ターコーディネーター、企業経営者・研究者・管理職教育者などの講
・事業化のための研究開発マネージメント(テーママネージメント、事業化のプロセス)
演・演習を通して学びます。企業における研究のあり方、技術経営の
・商品開発者に必要な倫理と知識(ライフサイクルアセスメント、リスクマネージメント、品質保証と品質管理)
必要性・重要性、プレゼンテーション技術を学ぶとともに多様なキャリ
・知的財産とその戦略(企業における知財の位置づけ、研究費と知財費、特許ライセンスの交渉手段)
アパスの可能性を示します。
・企業研究報告会
研究リーダー養成特別演習(府大TEC-IV)
【主な講義内容】
産業発展の礎となるイノベーション創出における高度研究人材に必要
・企業研究実践(インターンシップ )
・課題設定型グループ研究の牽引実践
・ビジネス企画と研究企画
○企業研究者に必要な素養
・企業管理者職教育研修をモデルにした講義・グループワーク
・実践プレゼン能力強化
○企業研究の成功モデル
・製薬企業の研究開発プロセスと今後の課題
○多彩なキャリアパスに向けて
イノベーション創出型研究者養成 III(府大TEC-III:企業研究特別演習)
【講義目的】
産業発展のためのイノベーション創出における高度研究人材の必要
性を学んだ後、インターンシップ派遣前講座として、企業におけるビ
博士後期課程科目
通年・2単位
随意
【主な講義内容】
○イノベーション創出型研究者の必要性(国家戦略、企業の期待、大学の役割)
○企業研究(インターンシップ講座)
ジネス・研究マナー、コンプライアンス、知財戦略などを受講します。
・企業研究派遣前講座
その後、企業におけるインターンシップを通して、企業研究を実践し
(企業におけるマナー、コンプライアンス、安全・衛生について、商品原価と研究開発、知的財産とその戦略)
ます。企業における研究のあり方、技術経営の必要性・重要性を学ぶ
・企業研究実践(国内外の企業、大学における企業研究の実践)
とともに専門外へのキャリアパスの可能性も見いだすことができます。
・企業研究報告会(企業研究に関する報告とダイアログ)
イノベーション創出型研究者養成 IV(府大TEC-IV:研究リーダー養成特別演習)
【講義目的】
博士後期課程科目
随意
【主な講義内容】
産業発展のためのイノベーション創出における高度研究人材の必要
○イノベーション創出型研究者の必要性(国家戦略、企業の期待、大学の役割)
性を学んだ後、企業管理者教育に関する演習を通じて、研究リーダー
○ 企業研究者に必要な素養
に求められる素養について学習します。その後企業派遣前講座を受
・企業管理者教育研修をモデルにした講義・グループワーク
講し企業研究の特色を学んだ後、企業からの課題提示を受けて、マー
○ 研究リーダー養成企業実習
ケット調査、研究計画・予算の立案、チーム編成、研究の進捗管理など、
通年・2単位
・企業研究派遣前講座
企業研究のリーディング実習に取組みます。企業研究リーダーに求め
(企業におけるマナー、コンプライアンス、安全・衛生について、商品原価と研究開発、知的財産とその戦略、
られる能力を養うとともに,その素養を磨くことができます。
リーダーの素養、研究計画立案・管理)
・企業研究実践(国内外の企業、大学における企業研究の実践、ラップアップミーティング)
21世紀科学研究機構
産学協同高度人材育成センター
Industry-University Cooperative Center for Advanced Education
http://www.dp.21c.osakafu-u.ac.jp/
「公立3大学 産業牽引型ドクター育成プログラム」は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業
「ポストドクター・キャリア開発事業」に採択されたプログラムです。
1 イノベーション創出型研究者の必要性
運営委員
4月15日
・企業におけるイノベーション創出型研究者の必要性
コニカミノルタ
(株)
顧問
唐崎 敏彦 氏
4月22日
TEC-IIと同じ講義内容
2 企業研究者に必要なMOT的素養
・企業戦略と研究戦略
・企業の期待する技術者
大阪府立大学特認教授
元 住友金属テクノロジー(株)
代表取締役社長
酒井 俊彦
SiMSプログラム運営統括
升本 久幸
4月30日
5月13日
・開発者倫理とコンプライアンス
・ライフサイクルアセスメント,
リスクマネージメント
・品質保証と品質管理
(4)知的財産とその戦略
・企業における知財の位置づけ
・企業における研究費と知財費の関係
・特許ライセンス交渉はどのようにして行うか
1 イノベーション創出型研究者の必要性
TEC-IIと同じ講義内容
TEC-IIと同じ講義内容
・企業におけるマナー
(企業における生活,ビジネス・研究マナー)
・コンプライアンス
・安全,衛生について
・商品原価と研究開発
・知的財産とその基礎(企業における知財)
(2)企業研究実践
(3)商品開発者に必要な倫理と知識
TEC-IIと同じ講義内容
1 イノベーション創出型研究者の必要性
・国内外の企業,大学における企業研究の実践
NPO法人 テクノメートコープ
山本 英毅 氏
随時
(3)企業研究報告会
6月24日
・グループワーク1+2(2コマ分) 7月8日
※この回のみ14:35∼17:45
3 研究リーダー養成企業実習
随時
5月20日
・企業研究に関する報告とダイアログ
野河特許事務所
弁理士
稲本 潔 氏
2 企業研究者に必要な素養
・企業管理者教育研修をモデルにした講義
(1)企業研究派遣前講座 (3コマ分)
(2)事業化のための研究開発マネジメント
・テーママネージメント
(研究開発テーマの発掘と設定,進捗管理)
・事業化のプロセス
イノベーション創出型研究者養成 IV
2 企業研究(インターンシップ講座)
2 企業研究者に必要なMOT的素養(MOT:Management of Technology)
(1)企業における研究者への期待
TEC-IV(研究リーダー養成特別演習)
イノベーション創出型研究者養成 III
随時
5月27日
(1)企業研究派遣前講座 (4コマ分)
・企業におけるマナー
(企業における生活,ビジネス・研究マナー)
・コンプライアンス
・安全,衛生について
・商品原価と研究開発
・知的財産とその基礎(企業における知財)
・リーダーの素養
・研究計画立案・管理
随時
(2)企業研究実践 (5コマ分)
(5)
ビジネス企画と研究企画
・ビジネス企画とは
・ビジネス企画と研究企画
・企画書の目的と準備
※14:35∼17:45 B5棟 3B37
・TEC指導5
ビジネス企画プレゼンテーション
(3)
ラップアップミーティング
・実践プレゼン能力強化
パナソニック
(株)人材開発カンパニー
コーポレート技術研修センター
小藪 康 氏
6月10日
・プレゼン能力強化演習
パナソニック
(株)人材開発カンパニー
コーポレート技術研修センター
小藪 康 氏
6月17日
・企業管理者教育研修をモデルにした講義
日鉄住金マネジメント
(株)
上席コンサルタント
人見 康雄 氏
6月24日
8月12日
※16:15∼17:45 B5棟 3B37
・TEC指導1∼4 (各回2コマ)
・国内外の企業,大学における企業研究の実践 随時
(研究立案/グループ型企業実習/研究成果報告)
6月3日
IV
IV
随時
3 企業研究者に必要な素養
3 ビジネス企画書作成
・ビジネス企画書作成にあたって
大阪府立大学特認教授
元 住友金属テクノロジー(株)
代表取締役社長
酒井 俊彦
博士前期課程科目
理系3研究科︵聴講は全研究科可能︶
・国家戦略、企業の期待、大学の役割
・地域産業牽引型高度人材育成プログラムの役割
TEC-III(企業研究特別演習)
イノベーション創出型
研究者養成I∼
1 イノベーション創出型研究者の必要性
火曜日Vコマ(16:15∼17:45)中百舌鳥キャンパス A5棟大講義室 (遠隔講義:羽曳野キャンパスB201, りんくうキャンパス第4講義室)
TEC-II(産学連携特別演習) 後期課程学生 イノベーション創出型研究者養成 II / 前期課程学生 イノベーション創出型研究者養成
受講対象者 ● 博士後期課程科目
全研究科学生︵ は理系3研究科︶
イノベーション創出型研究者養成 I
TEC-I(ビジネス企画特別演習)
9月9日
11月18日
11月25日
12月16日
1月20日
(この回のみ りんくうキャンパスは第3講義室)
※14:00∼18:00 A12棟サイエンスホール
・Leadership for the 21st century
後期課程学生推奨
前期課程学生推奨
・グループワーク1+2 (2コマ分) ※この回のみ14:35∼17:45
・インターンシップ報告会
Saybrook University
Prof. Nancy Southern 氏
7月1日
日鉄住金マネジメント
(株)
上席コンサルタント
人見 康雄 氏
インターンシップ修了者
研究リーダー養成プログラム修了者
7月8日
キャリアパス支援特別講義
4 企業研究の成功モデル
21世紀科学研究機構 産学協同高度人材育成センター
TEL:072-254-8265(内線2330)
E-mail:[email protected]
・民間企業における新素材開発について
∼研究戦略を交えながら∼
・プラズマテレビ開発秘話とグローバル戦略
グリコ栄養食品(株)
開発部長
西村 隆久 氏
7月15日
・医療経営学の最近の研究の動向
兵庫県立大学
小山 秀夫 氏
大阪府立大学特認教授
元 パナソニック
(株)常務役員
藤田 正明 氏
7月22日
・これまで(研究者)のキャリアを活かし、
これからのキャリアを創る
(株)応用社会心理学研究所 調査研究プロデューサー
八木 秀泰 氏
・キャリアパス選択に役立つ企業情報の分析と活用
元 (株)帝国データバンク 10月23日(木)
取締役事業本部長
(Ⅲコマ)
吉川 武 氏
・事務長から見た病院経営に関する経営学的課題
大阪府済生会吹田病院
事務長 宮部 剛実 氏
・チーム力を高めるコミュニケーション力
NewとらるCo.
コーチコミュニケーショントレーナー
山本 美保 氏
<A1棟(本部棟)3F>
1311S
A1棟
正面入り口
人材育成センター
5 多彩なキャリアパスに向けて
・理系研究者のキャリアパス
東レ(株)技術センター
技術センター企画室 主幹 担当部長
IR室(本社)主幹(兼務)
松田 良夫 氏
・高度研究人材のキャリアデザイン
SiMSプログラムコーディネーター
西井 隆儀
21機構室
<白鷺門側>
7月29日
8月5日
10月9日(木)
(Ⅲコマ)
10月16日(木)
(Ⅲコマ)
10月30日(木)
(Ⅲコマ)
11月13日(木)
(Ⅴコマ)
羽曳野キャンパス B201
遠隔:中百舌鳥キャンパス(未定)
りんくうキャンパス第4講義室
中百舌鳥キャンパス(未定)
遠隔:羽曳野キャンパスB201
りんくうキャンパス第4講義室
中百舌鳥キャンパス(未定)
遠隔:羽曳野キャンパスB201
りんくうキャンパス第4講義室
羽曳野キャンパス B201
遠隔:中百舌鳥キャンパス(未定)
りんくうキャンパス第4講義室
羽曳野キャンパス B201