2015 年 6 週 (2 月 1 週 2/2~2/8) 2015 年 1 月報 愛知県感染症情報 愛知県感染症情報センター(愛知県衛生研究所内) http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/kansen.html E-mail: [email protected] 連絡先: 052-910-5619(企画情報部) AICHI Infectious Diseases Weekly Report 今週の内容 ◇トピックス ◇全数把握感染症発生状況 ( )内は件数。 インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、 結核(39)、レジオネラ症(3)、後天性免疫不全症候群 集団かぜの発生、感染症法の一部改正について (7)、侵襲性肺炎球菌感染症(2)、水痘(入院例に限 ◇定点医療機関コメント る。)(1)、播種性クリプトコックス症(1) インフルエンザ、感染性胃腸炎、溶血性レンサ球 ◇2015 年 1 月報 菌感染症、マイコプラズマ感染症、咽頭結膜熱等 ◇定点把握感染症報告数(保健所別、年齢別) ○「グラフ総覧」は http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/graph.pdf トピックス ◆インフルエンザ(図 1) 【1 月 6 日警報発令】 70 6 週の定点当たり報告数は 27.74、5 週 8,775 人→6 週 定 60 2005年 5,410 人(0.62 倍)です。2014/2015 シーズンに病原体定点 点 2009年 等から寄せられた検体より A 型(AH3)及び B 型(山形系統) 当 50 2011年 2012年 インフルエンザウイルスが検出されています。 た 40 2013年 【参考ページ】2014/15 シーズンインフルエンザウイルス分離・検出情報 り 30 http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/infbunri14_15.html 報 「インフルエンザ警報」を発令します!(1 月 6 日発表) 告 20 http://www.pref.aichi.jp/0000079188.html 数 10 豊田市:インフルエンザ(2 月 10 日更新) http://www.city.toyota.aichi.jp/division/as00/as03/1252 0 134_17451.html 1 豊橋市:インフルエンザの流行状況(2 月 9 日更新) http://www.city.toyohashi.lg.jp/6893.htm 名古屋市:インフルエンザ情報(2 月 5 日更新) 4 http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/15-7-3-3-9-0-0-0-0-0.html 岡崎市:インフルエンザ情報ポータルサイト(1 月 27 日更新) http://www.city.okazaki.aichi.jp/1100/1107/1146/p015463.html 定 保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ 点 3 http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/influ_map_new.html 当 インフルエンザ情報ポータルサイト(愛知県) た http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/influ/index.html 2 り 報 ◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(図 2) 6 週の定点当たり報告数は 2.08、5 週 377 人→6 週 378 人 告 1 数 2014年 2015年 6 11 16 21 26 31 36 41 46 51週 図1 インフルエンザ 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 (1.00 倍)です。 【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/a_youren.html 0 1 6 11 16 21 26 31 36 41 46 51週 図2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ◆集団かぜの発生(健康対策課発表) 発表日 管轄保健所 ネットあいち URL 一宮、瀬戸、半田、春日井、江南、新城、 2月5日 衣浦東部 2月6日 衣浦東部 集団かぜの発生について(2014-2015 シーズン) 一宮、瀬戸、春日井、豊川、西尾、江南、 http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/influ/syu 2月9日 udankaze2.html 知多、清須、衣浦東部 http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/influ/ich 一宮、瀬戸、春日井、津島、西尾、江南、 iran.pdf 2 月 10 日 衣浦東部 2 月 12 日 半田、豊川、清須、衣浦東部 ◆感染症法( 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」)の一部改正について 主な改正は下表のとおりです。平成 27 年 1 月 21 日から変更されました。 対象感染症 改正点 重症急性呼吸器症候群 (病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る。) 中東呼吸器症候群 (病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。) 鳥インフルエンザ(H7N9) デング熱 【参考ページ】感染症の発生状況 http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/kansen.html 名称及び定義の表現の適正化 二類感染症に追加 検査方法の適正化 1 定点医療機関コメント(名古屋市除く) 尾張西部地区 ● インフルエンザは減少 ● インフルエンザ 50名(すべてA型) 溶連菌感染症が目立ちます。 【一宮市 ● 溶連菌感染症、感染性胃腸炎も多いです。 あさのこどもクリニック】 インフルエンザは減少傾向 【一宮市 ● インフルエンザA型 【江南市 全てA型 ● 後藤小児科医院】 A型インフルエンザ13名と減少しています。 【北名古屋市 22名 インフルエンザはピークを稍越したでしょ インフルエンザA型18名で先週よりさらに減少 うか。全てA型です。 【稲沢市 こどものお医者さんおがわクリニック】 ● A型インフルエンザ 【清須市 61例 ● 溶連菌感染症続発中 【岩倉市 ● 田中クリニック】 ● 31歳男 病原大腸菌O1検出 【稲沢市 愛知県厚生農業協同組合連合会稲沢厚生病院】 ● みやぐちこどもクリニック】 インフルエンザA型 【津島市 丹羽医院】 34名 医療法人参育会加藤医院】 医療法人なかよしこどもクリニック】 A型インフルエンザ54名、B型インフルエンザ1名 でした。 ヒトメタニューモウイルス4名でA群溶連菌 4名でした。 【犬山市 武内医院】 尾張東部地区 ● インフルエンザ減少傾向です。(全てA型 7名) ● その他溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症等 【尾張旭市 【小牧市 医療法人水野内科】 インフルエンザA型 ● 71名 ● こども元気クリニック】 ● 【春日井市 ● ● 春日井市民病院】 インフルエンザA インフルエンザA型 ● 28名 インフルエンザA型 医療法人大岩医院】 17名 10歳女 アデノウイルス(+) 小牧市民病院】 5歳女 アデノウイルス(+) 減少傾向 【大府市 溶連菌感染は続いています。 まえはらこどもクリニック】 ● インフルエンザB型 1名 A型 26名 RS感染症は3例 【東海市 ノロウイルス感染もみられます。 【小牧市 医療法人林医院】 【南知多町 すべてA型です。 【小牧市 19名 【半田市 インフルエンザやや減少傾向 成人43名 朝宮こどもクリニック】 インフルエンザA インフルエンザA型は相変わらず多いです。 小児31名 26例と減少 【春日井市 成人A型 34名 小児A型 22名 ● インフルA型 医療法人心正会鈴木小児科】 胃腸炎続発 水痘も3名 【豊明市 女11名 相変わらず感染性胃腸炎も多いです。 ● インフルエンザA型 4名 ● 男14名 インフルエンザA型が多いです。 医療法人誠和会佐伯小児科医院】 【長久手市 インフルエンザA型 こいで内科医院】 ● インフルエンザ減っています。(すべてA型) 志水こどもクリニック】 【東海市 2 もしもしこどもクリニック】 西三河地区 ● インフルエンザA 20名 ● インフルエンザ 73名 全てA型 臨床診断にてインフルエンザ 1歳女 8歳女 【岡崎市 StrepA(+) 3名 ● インフルエンザウイルス感染症減少傾向 アデノウイルス(+) 3歳男 です。1例のみB型です。 E.coli(O25) 3歳女 【豊田市 ● その他、感染性腸炎が増加傾向です。 星ケ丘たなかこどもクリニック】 インフルエンザA型 【豊田市 ● 医療法人志貴こどもクリニック】 【岡崎市 15名 ● A型インフルエンザ 3件 すくすくこどもクリニック】 インフルエンザA型 34 名 インフルエンザB型 1名 【安城市 ● 61名 インフルエンザB 15名 【知立市 ● インフルエンザA型 55名 B型 1名 ● 手足口病散発 ● インフルエンザ 47例(A型全例) ● 【岡崎市 ● 【碧南市 花田こどもクリニック】 インフルエンザA型 ● インフルエンザA型 15名 ● 24人 西尾市民病院】 て横ばいの状態です。 【西尾市 8か月男 病原大腸菌O18(+)VT(-) 【岡崎市 インフルエンザ 33名 インフルエンザは全てA型56名、前週と比べ 6歳女 サルモネラO8 ● 永井小児クリニック】 【西尾市 医療法人永坂内科医院】 インフルエンザA型 宮谷クリニック】 インフルエンザ減少傾向 医療法人川島小児科水野医院】 【岡崎市 医療法人鳥居医院】 インフルエンザA 【豊田市 愛知県厚生農業協同組合連合会足助病院】 【岡崎市 竜美ケ丘小児科】 ● にいのみ小児科】 合計10名 山岸クリニック】 インフルエンザは全例A型でした。 【幸田町 とみた小児科】 全てA型 【岡崎市 粟屋医院】 東三河地区 ● インフルエンザA型 【豊橋市 ● 11歳女 56名 ● 医療法人羽柴クリニック】 【豊橋市 カンピロバクター腸炎 ● インフルエンザA型流行中 【豊橋市 ● ● 18名 【豊橋市 インフルエンザA型 医療法人山本内科】 19名 医療法人杉浦内科】 41名 【豊川市 おだかの医院】 ● ● 7歳女 マイコプラズマ肺炎 【豊橋市 インフルエンザA型 【豊橋市 医療法人こどもの国大谷小児科】 インフルエンザA型 インフルエンザA型20名でした。 インフルエンザA型 豊川市民病院】 33名 前週の3分の1以下に患者数減少 マミーローズクリニック】 【豊川市 3 ささき小児科】 全 数 把 握 感 染 症 発 生 状 況 ( 愛 知 県 全 体 ・ 保 健 所 受 理 週 別 ) 2015 年 2 月 12 日 現 在 一~三類感染症 <関連リンク> ● 結核 届出基準 http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/todokedekijun150121.pdf (二類感染症) 報告保健所 2015 年 6 週報告数 総数 2015 年総計(1~6 週) 喀痰塗抹検査 無症状病原体 陽性者数再掲 20 6 豊田市 3 1 豊橋市 保有者再掲 喀痰塗抹検査 無症状病原体 陽性者数再掲 保有者再掲 66 18 17 7 2 1 2 11 2 5 岡崎市 1 4 1 一 宮 1 14 4 4 瀬 戸 3 15 2 7 半 田 2 2 名古屋市(16 保健所合計) 1 総数 1 1 春日井 3 1 7 3 豊 川 1 1 2 1 津 島 11 2 西 尾 5 2 江 南 5 1 1 新 城 知 多 3 清 須 4 2 2 7 3 2 163 45 43 2 衣浦東部 合計 1 3 2 39 13 2 4 4 四類・五類感染症(全数把握) (推定感染経路、推定感染地域は確定も含む) ● レジオネラ症 (四類感染症) 番号 報告保健所 年齢 性別 病型 推定感染地域 1 名古屋市 87歳 男 肺炎型 国内 2 岡崎市 93歳 女 肺炎型 国内 3 岡崎市 90歳 女 肺炎型 国内 ● 後天性免疫不全症候群 (五類感染症) 番号 報告保健所 年齢 性別 病型 推定感染経路 推定感染地域 1 名古屋市 54歳 男 AIDS 性的接触 国内 2 名古屋市 27歳 男 無症候性キャリア 性的接触 国内 3 名古屋市 55歳 男 AIDS 性的接触 国内 4 名古屋市 25歳 男 無症候性キャリア 性的接触 国内 5 名古屋市 19歳 男 無症候性キャリア 性的接触 国内 6 名古屋市 55歳 男 無症候性キャリア 性的接触 国内 7 名古屋市 69歳 男 無症候性キャリア 不明 不明 ● 侵襲性肺炎球菌感染症 (五類感染症) 番号 報告保健所 年齢 性別 予防接種歴 推定感染地域 1 知多 83歳 男 無 国内 2 衣浦東部 48歳 男 無 国内 ● 水痘(入院例に限る。) (五類感染症) 番号 報告保健所 年齢 性別 予防接種歴 推定感染地域 1 名古屋市 16歳 男 不明 国内 ● 播種性クリプトコックス症 (五類感染症) 番号 報告保健所 年齢 性別 推定感染原因・感染経路 推定感染地域 1 一宮 80歳 女 不明 国内 5 2015年1月報 (2015年2月12日現在、診断週に基づく集計) 1月の一~五類感染症(全数把握対象)発生状況 [ ( )は無症状病原体保有者再掲。] 2015年1月 2013~2015年に報告のあった 疾病名及び病型 愛知県 ( )内は全数把握対象疾病数 (名古屋市除く) 一類 発生報告なし (7) 二類 結核 (7) 三類 コレラ (5) 細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 腸チフス パラチフス 四類 E型肝炎 (43) A型肝炎 チクングニア熱 つつが虫病 デング熱 マラリア レジオネラ症 五類 アメーバ赤痢 (22) ウイルス性肝炎 B型 内訳 その他 カルバペネム耐性 腸内細菌科細菌感染症* 急性脳炎 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 無症候性キャリア 内訳 AIDS その他 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症** 侵襲性髄膜炎菌感染症** 侵襲性肺炎球菌感染症** 水痘(入院例に限る。)* 先天性風しん症候群 梅毒 無症候 内訳 早期顕症 晩期顕症 播種性クリプトコックス症* 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 総 計 名古屋市 0 0 77 (24) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 8 3 0 0 0 0 43 (13) (0) (0) (0) (0) (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 0 0 0 愛知県全体 (0) (0) (0) (0) (0) 2014年 総計 2013年 総計 <愛知県全体> <愛知県全体> 0 0 120 (37) 1,866 (531) 1,915 (468) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 9 6 0 0 0 (0) (0) (0) (0) (0) 1 (0) 10 (0) 132 (30) 2 (0) 1 (0) 1 8 0 2 11 1 61 68 13 12 1 0 (0) 16 (2) 211 (58) 2 (0) 3 (0) 2 4 1 4 14 8 64 62 16 7 9 1 4 5 19 - 2 1 2 1 1 0 0 0 1 0 15 0 0 2 1 1 0 1 0 0 0 0 117 3 0 0 10 7 3 0 0 0 0 8 1 0 3 2 1 0 1 0 0 0 0 77 5 1 2 11 8 3 0 0 1 0 23 1 0 5 3 2 0 2 0 0 0 0 194 18 11 18 98 65 32 1 2 16 2 122 10 0 113 50 57 6 2 4 1 21 46 2,680 25 10 8 99 64 33 2 2 13 0 76 2 54 25 24 5 5 6 375 25 3,022 * 2014年9月19日から、「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」及び「播種性クリプトコックス症」が五類感染 症(全数把握対象疾患)に追加されました。また、五類感染症の「水痘(入院例に限る。)」及び「薬剤耐性アシネ トバクター感染症」が全数把握対象疾患となりました。なお、五類感染症(定点)の「水痘」は、引続き小児科 定点把握対象疾患です。 ** 2013年4月1日から、五類感染症(全数把握対象疾患)に①「侵襲性インフルエンザ菌感染症」及び②「侵襲性肺炎 球菌感染症」が追加されました。なお、この2疾患(①②)を除く細菌性髄膜炎については引続き基幹定点把握 対象疾患です。同じく五類感染症の「髄膜炎菌性髄膜炎」が「侵襲性髄膜炎菌感染症」に変更されました。 6 五類感染症(月報定点把握対象)発生状況 2015年1月 疾病名 愛知県 名古屋市 男 女 男 性器ヘルペスウイルス感染症 女 男 尖圭コンジローマ 女 男 淋菌感染症 女 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 性 感 染 症 定 点 基 幹 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 定 薬剤耐性緑膿菌感染症 点 薬剤耐性アシネトバクター感染症※ 2013年 総計 愛知県全体 合計 960 1,688 728 235 685 450 226 379 153 620 707 87 1,212 33 29 9 24 6 6 14 5 40 16 8 21 7 2 28 2 愛知県 全体 73 45 17 45 13 8 42 7 64 7 71 13 0 13 59 84 0 0 0 4 9 - - - 0 0 <名古屋市除く> 性器クラミジア感染症 2014年 総計 愛知県全体 合計 900 1,591 691 169 643 474 220 347 127 577 657 80 1,089 ※2014年9月19日から全数把握に変更 感染症法に基づく獣医師からの届出状況 2015年1月 感染症の名称及び動物の種類 愛知県 名古屋市 <名古屋市除く> エキノコックス症の犬 0 0 感染症の類型及び定義(感染症法) 類型 愛知県 全体 0 2014年 総計 愛知県 全体 1 2013年 総計 愛知県 全体 0 2015年1月21日現在 定義 一類感染症 (7疾病) 感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性が極めて高い感染症。 患者、疑似症患者及び無症状病原体保有者について入院等の措置を講ずることが必要。 二類感染症* (7疾病) 感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性が高い感染症。患者及 び一部の疑似症患者について入院等の措置を講ずることが必要。 三類感染症 (5疾病) 感染力及び罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性は高くないが、特定 の職業への就業によって感染症の集団発生を起こしうる感染症。患者及び無症状病原体保有者 について就業制限等の措置を講ずることが必要。 四類感染症 (43疾病) 動物、飲食物等の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれがある感染症 (人から人への伝染はない。媒介動物の輸入規制、消毒、物件の廃棄等の物的措置が必要。) 五類感染症** (47疾病) 国が感染症の発生動向の調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を国民一般や医療関係 者に情報提供・公開していくことによって、発生・まん延を防止すべき感染症。 新型インフル エンザ等感染症 (2疾病) インフルエンザのうち当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、生命及び健康に重 大な影響を与えるおそれのあるもの。新型インフルエンザ(新たに人から人に伝染する能力を 獲得したウイルスのよるもの)及び再興型インフルエンザ(かつて世界規模で流行したウイル スによるもの)が平成20年5月12日に指定された。 指定感染症 既知の感染症(一~三類及び新型インフルエンザ等感染症を除く)のうち、一~三類感染症と 同程度の危険性を有し、それらに準じた措置を実施しなければ、国民の生命及び健康に重大な 影響を与えるおそれがあるもの。一年間に限定した指定。 新感染症 人から人に伝染すると認められる疾病であって、既に知られている感染性の疾病とその病状又 は治療の結果が明らかに異なるもので、当該疾病にかかった場合の病状の程度が重篤であり、 かつ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認め られるもの。 * 2015年1月21日に「中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)」及び「鳥インフ ルエンザ(H7N9)」が二類感染症に追加されました。 ** 2014年9月19日に「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」及び「播種性クリプトコックス症」が五類感染症に追加されました。 7 愛知県感染症情報 2015年6週(2015年2月2日~2015年2月8日) 愛知県衛生研究所 眼 科 S T D 基 幹 小児科定点 咽 頭 結 膜 熱 感 染 性 胃 腸 炎 水 痘 手 足 口 病 伝 染 性 紅 斑 突 発 性 発 し ん 百 日 咳 ヘ ル パ ン ギ ナ 流 行 性 耳 下 腺 炎 急 性 出 血 性 結 膜 炎 流 行 性 角 結 膜 炎 基幹定点 細 菌 性 髄 膜 炎 無 菌 性 髄 膜 炎 マ イ コ プ ラ ズ マ 肺 炎 ク ラ病 オミ 原 ウジ 体 が ムア ロ タ 病肺 ウ を炎 イ ル 除 ス で く 。) 感 染 性 胃 腸 炎 あ る も の に 限 る ) 。 イ ン フ ル エ ン ザ に よ る 入 院 患 者 ) 愛知県 (名古屋市含む) 総数 (名古屋市を除く) 名 古 屋 市 (16 保 健 所 ) 瀬 戸 津 島 清 須 一 宮 春 日 井 江 南 半 田 知 多 岡 崎 市 衣 浦 東 部 西 尾 豊 田 市 豊 橋 市 豊 川 新 城 A 群 溶 血 性 レ ン サ 球 菌 咽 頭 炎 ー R S ウ イ ル ス 感 染 症 眼科定点 ( 小 児 科 。 愛知県 (保健所別) イ ン フ ル エ ン ザ イ エ ン ン鳥 ザイ フ 等ンル 感フエ 染ル ン 症エ ザ をン 除ザ く及 び 新 型 イ ン フ ル ( 定点数 ( インフルエンザ 定点 195 182 35 54 15 5,410 39 53 378 1,185 51 52 13 46 1 3 22 1 15 0 0 4 0 3 48 125 112 24 39 12 4,087 19 30 249 800 37 46 7 33 1 2 15 1 11 0 0 4 0 3 48 70 9 7 4 16 9 6 6 7 11 13 5 9 12 9 2 70 9 7 4 12 9 6 6 7 7 13 5 9 8 8 2 11 2 2 1 3 2 1 1 2 2 2 1 2 2 1 15 3 2 1 4 3 2 2 2 4 4 2 4 4 2 3 1 1 1,323 296 273 157 324 445 218 238 200 331 606 140 270 322 254 13 20 2 0 0 2 5 1 1 0 1 0 0 0 3 4 0 23 5 5 0 5 1 0 1 1 2 7 0 2 0 1 0 129 21 17 13 33 26 24 5 19 28 25 2 15 10 11 0 385 55 140 12 73 56 58 56 16 48 73 51 53 60 49 0 14 4 1 2 3 5 4 0 2 1 0 0 1 5 9 0 6 0 9 1 18 0 0 1 1 1 4 2 1 6 2 0 6 0 2 0 0 0 0 2 0 0 0 0 1 0 2 0 13 6 2 0 4 4 1 0 1 3 6 0 1 2 3 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 7 2 0 0 3 0 0 0 1 2 1 1 2 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 4 1 1 0 2 0 3 0 0 0 1 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 1 0 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3 3 0 0 0 0 2 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 9 10 6 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 愛知県感染症情報 2015年6週(2015年2月2日~2015年2月8日) 愛知県衛生研究所 感 染 性 胃 腸 炎 水 痘 手 足 口 病 伝 染 性 紅 斑 突 発 性 発 し ん 百 日 咳 ヘ ル パ ン ギ ナ 急 性 出 血 性 結 膜 炎 流 行 性 耳 下 腺 炎 流 行 性 角 結 膜 炎 ( ) マ イ コ プ ラ ズ マ 肺 炎 ク ラ オミ ウジ ムア 病肺 を炎 除 く 感 染 性 胃 腸 炎 病 原 体 が ロ タ ウ イ ル ス で あ る も の に 限 る イ ン フ ル エ ン ザ に よ る 入 院 患 者 ) 19 7 3 30 0 0 249 0 1 800 6 30 37 0 1 46 0 0 7 0 0 33 1 9 1 0 0 2 0 0 15 0 0 1 0 0 11 0 0 130 145 165 239 289 276 256 219 237 8 1 0 0 0 0 0 0 0 7 5 4 6 3 1 0 1 2 3 8 19 36 47 40 33 19 7 71 81 87 82 72 53 36 32 30 3 5 5 9 6 3 3 0 0 9 15 5 6 9 0 1 0 1 2 0 1 1 2 0 0 0 0 19 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 0 1 2 3 1 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 790 120 0 0 0 1 0 0 29 0 7 86 18 116 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3 2 3 1 0 1 115 124 無 菌 性 髄 膜 炎 。 4,087 19 52 189 283 232 95 112 細 菌 性 髄 膜 炎 。) 計 ~6ヶ月 ~12ヶ月 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 5歳~9歳 10歳~14歳 15歳~19歳 20歳~ 20歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳 50歳~59歳 60歳~69歳 70歳~ 70歳~79歳 80歳以上 A 群 溶 血 性 レ ン サ 球 菌 咽 頭 炎 基幹定点 ( 。 年齢階層 (名古屋市を除く) 咽 頭 結 膜 熱 R S ウ イ ル ス 感 染 症 眼科定点 ー イ エ ン ン鳥 ザイ フ 等ンル 感フエ 染ル ン 症エ ザ をン 除ザ く及 び 新 型 イ ン フ ル 小児科定点 ( インフルエンザ 定点 0 0 0 0 0 0 4 0 3 0 2 0 1 48 2 0 1 2 1 0 1 1 0 1 0 0 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 13 18
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