タンパク質抽出試薬[植物]

タンパク質抽出試薬[植物]
Cat No. CL-3060
【目的・用途】
【使用方法】
本試薬は植物から可溶性タンパク質を抽出する試薬です。新鮮、凍結、乾燥
(オプション)冷却した抽出試薬にプロテアーゼインヒビターを加え、
組織からの抽出が可能で、様々な植物種の葉、根、花、種子からの抽出が可
能です。得られたタンパク質溶液は SDS-PAGE や二次元電気泳動、ウェスタ
ンブロッティング、活性測定、アフィニティー精製等に直接使用できます。
タンパク定量は XL-Bradford[界面活性剤適応] (Cat No. KY-1040)または BCA
キット(Cat No. KY-2010)を用いてください。
よく混合し氷上で 2-3 分間静置します。
1)植物組織の重量を測定し、小さい断片に切断し、新しいチューブに移し
ます。
2)1g の植物組織に対し、冷却した抽出試薬 5mL を加え、ホモジナイズし
ます。
※ホモジナイズは植物の種類や部位によって異なります。サンプルに
【特徴】
合った方法で行ってください。
1)新鮮、凍結、乾燥植物組織から抽出可能
3)氷上、20-30 分間インキュベートします。
2)葉、根、花、種子からの抽出が可能
4)最高速度(12,000 15,000×g)で、4℃、20 分間遠心します。
3)得られたタンパク質溶液は電気泳動や活性測定、アフィニティー
※タンパク質溶液を回収するためのチューブを冷やしておいてくだ
さい。
精製等に直接使用可能
5)上清を冷やしておいたチューブに移します。
6)その後の実験に使用します。
【内容】
内容
タンパク質抽出試薬[植物]
容量
25 mL
保存
方法
室温
本試薬で 5 g の植物組織を処理できます。
【関連製品】
CL-1010
細胞組織破砕レジンキット
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プロテアーゼインヒビターカクテル[一般用]
CL-2020
プロテアーゼインヒビターカクテル[一般用・EDTA free]
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タンパク質抽出試薬[組織]
【本試薬以外に必要なもの】
CL-3030
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 植物組織を断片化するためのはさみやメス(コンタミを防ぐため、清浄な
CL-3040
タンパク質抽出試薬[哺乳類細胞]
KY-1010
BSA スタンダード
 プロテアーゼインヒビター(必要な場合)
KY-1040
XL-Bradford[界面活性剤適応]
 遠心管
KY-2010
総タンパク質定量キット[BCA]
 ホモジナイザー
DS11
NanoPad Spectrophotometer
 冷却遠心機
TH115-PCR
Omni Tip™ Homogenizing Kit
【保存期間】
上記保存方法にて 1 年間
ものをご使用ください)
【使用上の注意】
 抽出試薬は冷却して使用して下さい。
 タンパク質の分解を防ぐため、すべての操作は氷上で行ってください。
 本試薬には界面活性剤が含まれておりますので、タンパク定量は
XL-Bradford[界面活性剤適応] (Cat No. KY-1040)または BCA キット(Cat No.
KY-2010)を用いてください。
詳しくはアプロサイエンス ホームページをご覧ください。
⇒ http://aproscience.com/