こころの防災市民フォーラム ~第 3 回国連防災世界会議に向けて~ 名 称

こころの防災市民フォーラム
~第 3 回国連防災世界会議に向けて~
■名
称 :こころの防災市民フォーラム~第 3 回国連防災世界会議に向けて~
■開催日時 :平成 27 年 2 月 7 日(土)13:00~17:40
■開催場所 :せんだいメディアテーク 1 階オープンスクエア(仙台市青葉区春日町 2-1)
■定員
:300 人
■参加費
:無料
■参加申込 :事前申込み不要
■主催:東北大学災害科学国際研究所
■後援:第 3 回国連防災世界会議仙台開催実行委員会、NHK、Date fM、河北新報、岩手医科大学、福島県
立医科大学、岩手県こころのケアセンター、みやぎ心のケアセンター、ふくしま心のケアセンター
■主旨:阪神淡路大震災から 10 年を経た、2005 年、神戸市で第 2 回国連防災世界会議が開催され、そこ
でその後 10 年の防災のあり方に関する検討が兵庫行動枠組として取りまとめられた。10 年を経て、その
間、本邦では未曾有の巨大災害である東日本大震災を体験したが、震災から 4 年を迎える仙台市で第 3 回
国連防災世界会議が開催され、そこで兵庫行動枠組 2 が策定されることになる。災害発災後の医療救援
体制とその後の長期の健康への影響の緩和、健康増進は災害対応の中でも重要な案件であるが、このよ
うなことは兵庫行動枠組の防災の枠組での位置づけは不十分であった。中でも災害後のメンタルヘルス
対応は重用な課題であり、災害後、十全なメンタルヘルス対応がなされるためには、平常からの備えが重
要である。本市民フォーラムは、第 3 回国連防災世界会議を 1 ヶ月後に控え、市民の方とともに災害へ
のメンタルヘルス面の備えの重要性を確認するとともに、社会や市民ひとりひとりはこころの健康の面
から災害にどのように備えておくことが望ましいか、何を知っておくべきかについて様々な観点から検
討を行うことを目指す。本フォーラムでの検討の成果は、国連防災世界会議に関連する他の取り組みと
併せて、今後のこころの防災のあり方を提言の元となる資料として取りまとめられる。
■プログラム:
開会挨拶 13:00-13:10
柳津英敬氏(仙台市国連防災世界会議準備室担当 課長)
1.災害後のこころの健康とこころの防災~私たちは何に気をつけたらよいのか~兵庫行動枠組 2 に向
けて~ 13:10-13:30
富田博秋氏(東北大学 災害科学国際研究所 災害精神医学分野)
2.兵庫行動枠組2と第3回国連防災世界会議 ~その役割と展望~ 13:30-13:50
小野裕一氏(東北大学 災害科学国際研究所 社会連携オフィス国際連携担当)
3.防災と災害医療支援 13:50-14:10
江川新一氏(東北大学 災害科学国際研究所 災害医療国際協力学分野)
4.東日本大震災復興期のこころのケアセンターの役割と課題 14:10-14:30
松本和紀氏(みやぎ心のケアセンター、東北大学大学院医学系研究科 予防精神医学寄付講座)
5.福島原発の影響 ~こころの健康の面から~ 14:30-14:50
前田正治氏(ふくしま心のケアセンター、福島県立医科大学医学部 災害こころの医学講座)
6.災害とこどものこころの健康 14:50-15:10
本間博彰氏(宮城県子ども総合センター 所長)
休憩 15:10-15:30
7.災害対応、救援、復興に携わる方のこころの健康について市民の方に知っておいて頂きたいこと
15:30-15:50
高橋祥友氏(筑波大学 災害精神支援学講座)
8.原発事故の復旧業務に当たる方について 15:50-16:10
重村淳氏(防衛医科大学校 精神科学講座)
9.次に災害が起きた際、災害後急性期、どのようなメンタルヘルスのリソースが活かせるか 16:1016:30
金吉晴氏(国立精神・神経医療研究センター 成人精神保健研究部 部長)
10.長い目で見た災害後のこころの健康~阪神淡路大震災から 20 年を経て~ 16:30-16:50
加藤寛氏(兵庫県こころのケアセンター)
11.自死対策 ~災害時のこころの健康は普段のこころの健康から 16:50-17:10
大塚耕太郎氏(岩手県こころのケアセンター、岩手医科大学 災害・地域精神医学講座)
12.総合討論 これからのこころの防災 ~兵庫行動枠組 2 に向けて 17:10-17:40
閉会挨拶
今村文彦氏(東北大学 災害科学国際研究所 所長)
連絡先 東北大学 災害科学国際研究所 災害精神医学分野 TEL 022-717-7897