1 別添7 平成26年度放射線量測定機器点検校正業務 仕様書 1 目的

別添7
平成26年度放射線量測定機器点検校正業務
仕様書
1 目的
本件は計量法施行規則に基づき、放射線量を測定する機器を常時正常に精度よく測定
可能な状態に整備するため、機器の定期的な点検と線源校正を行うものである。
2 点検及び線源校正機器と予定数量
機器名称
機器型番
予定数量
GMサーベイメータ
TGS-146
48 台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
42 台
電離箱式サーベイメータ
ICS-323C
21 台
ポケットサーベイメータ
PDR-111
16 台
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
217 本
警報・振動付ポケット線量計
PDM-222VB
20 本
※現有する機器は、全て日立アロカメディカル社製
3 履行期限並びに点検及び線源校正時期
(1) 履行期限
平成27年3月20日(金)
(2) 点検及び線源校正の時期
対象となる機器を全て引渡すと、他の業務に支障をきたすことから、下表の計画
に基づき、履行期限までに9回に分け作業を実施するものとする。
引渡し時期
平成 26 年
機器名称
機器型番
予定数量
電離箱式サーベイメータ
ICS-323C
8台
GMサーベイメータ
TGS-146
7台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
4台
電離箱式サーベイメータ
ICS-323C
8台
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
6本
警報・振動付ポケット線量計
PDM-222VB
10 本
GMサーベイメータ
TGS-146
10 台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
9台
電離箱式サーベイメータ
ICS-323C
5本
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
27 本
警報・振動付ポケット線量計
PDM-222VB
10 本
GMサーベイメータ
TGS-146
5台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
9台
PDM-122-SZ
26 本
6 月上旬
平成 26 年
7 月上旬
平成 26 年
8 月上旬
平成 26 年
9 月上旬
個人線量計(電子式)
1
平成 26 年
10 月上旬
平成 26 年
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
6台
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
9本
GMサーベイメータ
TGS-146
4台
PDM-122-SZ
22 本
TGS-146
9台
TCS-172B
5台
PDR-111
6台
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
39 本
GMサーベイメータ
TGS-146
10 台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
5台
ポケットサーベイメータ
PDR-111
7台
個人線量計(電子式)
PDM-122-SZ
48 本
GMサーベイメータ
TGS-146
3台
γ線用シンチレーションサーベイメータ
TCS-172B
4台
ポケットサーベイメータ
PDR-111
3台
PDM-122-SZ
40 本
11 月上旬 個人線量計(電子式)
平成 26 年
GMサーベイメータ
12 月上旬 γ線用シンチレーションサーベイメータ
ポケットサーベイメータ
平成 27 年
1 月上旬
平成 27 年
2 月上旬
個人線量計(電子式)
(3) 引渡し時期は、福島環境再生事務所担当官(以下、
「担当官」という。
)と協議の
上、決定する。
(4) 点検及び線源校正の期間は、引渡しから受取りまで概ね 1 ヶ月以内とする。
4 引渡し及び受取り場所
担当官の指示に従い、以下の場所で放射線量測定器の引渡し及び受取りを行うものと
する(機器発送を求める場合の費用は、請負者の全額負担とする。)。
名称
東北地方環境事務所福島環境再生事務所北庁舎
住所
〒960-8031 福島県福島市栄町 1-35 福島キャピタルフロントビル 7 階
5 提出図書
提出図書は、別紙により作製すること。
(1) 点検報告書及び校正証明書
報告毎に1部(紙媒体)
(2) トレーサビリティー証明書
報告毎に1部(紙媒体)
(3) 校正の体系図 報告毎に1部(紙媒体)
(4) 校正シール(本体に貼付)
全機器対象
6 作業内容
(1) 点検
ア 線源校正前に点検を行うこと。
イ 点検項目は以下にあげるものを基本として行うものとする。なお、点検項目追加
については、担当官と協議し決定する。
ウ 以下にあげる点検の一部を自社で行うことが出来ない場合は、担当官の承認を得
た後に点検可能な業者に委託して行うこと。
2
点検機器名称
点検項目
サーベイメータ
点検内容
個人線量計
GM,γ線用シンチレーショ
(電子式)
ン,電離箱式,ポケット
汚染点検
外観点検
動作(表示)
点検
電池点検
各種設定機能
点検
サーベイ法で測定し、汚染のないこと
を点検する。
汚れをふき取り、変形、破損のない
ことを点検する。
断線や接触不良がないこと、モニタ表
示(デジタル)が正常かを点検する。
無負荷で規定電圧値以上であるこ
とを点検する。
各種設定機能が正常に作動するか
点検する。
警報(モニタ音) 警報やモニタ音が正常に作動するか点
音量点検
計数指示
精度点検
時定数確認
検する。
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当
該当(警報・振動
付ポケット線量計
(電離箱式・ポケッ
は該当、他は非該
ト:非該当)
パルスジェネレータで信号を入力しアナログ
表示及びデジタル表示を確認する。
該当
(電離箱式・ポケッ
非該当
ト:非該当)
指示精度確認時フルスケールから 37%まで
該当
指示が落ちる時間をストップウォッチにて
(電離箱式・ポケッ
測定する。
当)
非該当
ト:非該当)
エ 点検中に部品交換や修繕等を要する機器の故障や異常が発見された場合は、担当
官に連絡し、指示を受けるものとする。またその時点において、当該項目に係る点
検仮報告書を作成し、提出するものとする。
(2) 線源校正
ア 計量法校正事業者登録制度(JCSS)に登録された校正事業者が行うこと。
イ 点検後に線源校正を行うこと。
ウ 国家計量標準にトレースされた標準器を基準として行ったことを証明すること。
エ 各機器の校正方法は以下のとおりとする。
(a) GMサーベイメータ(TGS-146)
JIS Z 4504-2008 に準じる。
(b) γ線用シンチレーションサーベイメータ(TCS-172B)
(c) 電離箱式サーベイメータ(ICS-323C)
(d) ポケットサーベイメータ(PDR-111)
3
JIS Z 4511-2005 に準じる。
JIS Z 4511-2005 に準じる。
JIS Z 4511-2005 に準じる。
(e) 個人線量計(電子式)(PDF-122-SZ) JIS Z 4511-2005 に準じる。
(f) 警報・振動付ポケット線量計(PDM-222-VB) JIS Z 4511-2005 に準じる。
※参考 JIS Z 4504-2008: 放射性表面汚染の測定方法-β線放出核種(最大エネル
ギー0.15MeV 以上)及びα線放出核種
JIS Z 4511-2005: 照射線量測定器、空気カーマ測定器、空気吸収線量測定
器及び線量当量測定器の校正方法
7 その他
本仕様書において疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき及び本仕様
書に記載のない細部事項については、担当官と速やかに協議し、その指示に従うものとす
る。
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(別紙)
1.報告書等の仕様及び記載事項
報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 25 年 2 月 5 日
閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。
なお、「資材確認票」(基本方針 183 頁、表 3 参照)及び「オフセット印刷又はデジタ
ル印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 184 頁、表4参照)を提出す
るとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の表示例を参考
に、裏表紙等に表示すること。
リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます
この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準に
したがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[A ランク]のみを用いて作製していま
す。
なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針
(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な
表示を行うこと。
2.電子データの仕様
(1) Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。
(2) 使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。
・ 文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word
(ファイル形式は Word2010 以下)
・ 計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下)
・ 画像;BMP 形式又は JPEG 形式
(3) ( 2 )に よ る 成 果 物 に 加 え 、「 PDF ファイル形式」による成果物を作成すること。
(4) 以上の成果物の格納媒体は DVD-R とする。事業年度及び事業名称等を収納ケース及
び DVD-R に必ずラベルにより付記すること。
(5) 文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。
3.その他
成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償で速
やかに必要な措置を講ずること。
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