サンフリー 洗浄事例① スケール 分解洗浄 2014/03/19実施 散布後、3分放置後、擦らずふき取りと水洗のみで除去終了 1 サンフリー 洗浄事例① スケール 錆び 分解洗浄 2 排水管付着物(炭酸カルシウム)の分析試験結果 表1 付着異物分析結果 構成元素比率 001 100.0 Wt% At% C 12.2 22.5 O 39.7 55.1 Ca 36.4 20.2 Sa 11.8 2.2 80.0 CPS O 60.0 40.0 20.0 0.0 0.00 Ca Sn C Sn 0.50 Sn 1.00 1.50 2.00 2.50 keV 3.00 Sn Ca Sn Sn Sn 3.50 4.00 4.50 5.00 ・付着異物はC,O,Ca,Snを含有し、その主体は炭酸カルシウム(CaCO3)であると推察されます。 浸漬前 直後 15分後 30分後 ・付着物は、炭カル主体であるため、弊社酸系スケール除去剤サンフリーに浸漬させると容易に発泡し、溶解致しました。 3 サンフリーMJの金属腐食影響評価 表1 アルミに対する腐食影響評価結果 薬液 原液 5倍 10倍 水道水 処理前 [g] 1.4741 1.4844 1.4988 1.4671 1.4653 1.4896 1.4640 処理後 [g] 1.4740 1.4842 1.4986 1.4670 1.4651 1.4984 1.4638 重量減 [g] 0.0001 0.0002 0.0002 0.0001 0.0002 0.0002 0.0002 腐食度 [mdd] 3.33 6.67 6.67 3.33 6.67 6.67 6.67 浸食度 [mm/year] 0.045 0.090 0.090 0.045 0.090 0.090 0.090 <試験条件>・試験部材:アルミ板(30×30×0.5mm) ・処理工程:#320研磨→水洗→アセトン洗浄→乾燥(105℃)→重量測定→薬液浸漬(200ml,25℃,3h)→水洗→ アセトン洗浄→乾燥(105℃)→重量測定 <結果の要点>・サンフリーMJは、アルミに対し水道水程度の腐食性であることが認められた。 表2 銅に対する腐食影響評価結果 薬液 原液 5倍 10倍 水道水 処理前 [g] 3.3075 3.2216 3.0678 3.4077 3.2132 3.1235 3.2624 処理後 [g] 3.3039 3.2186 3.0635 3.4034 3.2094 3.1200 3.2608 重量減 [g] 0.0036 0.0030 0.0043 0.0043 0.0038 0.0035 0.0016 腐食度 [mdd] 7.08 5.90 8.45 8.45 7.47 6.88 3.14 浸食度 [mm/year] 0.029 0.024 0.034 0.034 0.030 0.028 0.013 <試験条件>・試験部材:一般銅板(40×30×0.3mm) ・処理工程:#320研磨→水洗→アセトン洗浄→乾燥(105℃)→重量測定→薬液浸漬(200ml,25℃,50h) →水洗→アセトン洗浄→乾燥(105℃)→重量測定 <結果の要点>・サンフリーMJは、銅に対しても腐食性低いものであった。 4 サンフリー 製品概要 サンフリーMJは、無機物を主体とする付着異物除去に卓効を 発揮するよう設計した酸系洗浄剤です。 1.一般的性状 ・外観:無色ないし淡黄色透明液体 ・pH :1.4(100倍希釈液) ・比重 :1.212(25℃) ・含有主成分 :アルキルスルホン酸(主成分)/有機酸/ 非イオン界面活性剤/腐食抑制剤 ・保存安定性 :室温、2ヵ年以上は安定 4.製品安全性 ・経口急性毒性LD50(ラット):>2000mg/kg 以上 (含有成分データからの推定値) ・腐食性物質該当 5.保管及び取り扱い上の注意 ・容器を密閉し乾燥した換気の良い冷暗所に保管する。 ・取り扱いに際し、洗浄液が眼および皮膚等に付着しないよう、保護眼がね、 耐薬品性保護手袋、前掛け等を着用する。 2.特長 ・難除去性付着異物に対し優れた除去効果 ・低部材腐食性 ・低臭型 6.廃棄上の注意 ・廃棄前には、中和処理を実施する。 3.一般的使用法 1)洗浄処理 ・適用方法:浸漬洗浄法・・・浸漬+物理洗浄法 (ジェット水流、超音波、ブラッシング処理等) ・使用希釈倍率:5~30倍 ・液温 :30~70℃ ・・・加温系とすることによって速効性が得られます。 ・浸漬時間 :数時間~数日・・・異物付着状態によって所要時間が異なります。 2)水洗処理 ・洗浄処理後、処理品に洗浄物が残らないように十分な水洗処理を実施する お問合せはこちら 5
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