PRESS RELEASE 報道関係者各位 2014 年 7 月吉日 株式会社エンプライズ ∼ Emprize Beacon PARCO でマーケティング実験開始 ∼ iBeacon を活用して館内回遊動線の分析と見える化を実現 iBeacon のリーディングカンパニーとして様々な iBeacon ソリューションを開発している株式会社エンプライズ(本社:東京都千 代田区、取締役社長 清 卓也 以下弊社)は、 『SCではたらく全てのひとへ。 』をコンセプトに、SCの Web 総合支援サービス を手掛ける株式会社パルコ・シティ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 川瀬賢二 以下パルコ・シティ)と、 『館内回遊動線分析 システム』を共同開発し、第 1 弾として、株式会社パルコ(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長 牧山浩三 以下パルコ)の名 古屋店に【SC コンシェルジュⓇリサーチ「人流解析」 】として提供が決定しました。 調査実施は、1 回目は 7 月末、2 回目は 10 月末を予定しております。 また、データ分析の監修においては、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科にご協力をいただき、水平動線・ 垂直動線についての表現の実現を目指します。 ■ Emprize Beacon による『館内回遊動線分析システム』概要 弊社ではこれまで、WiFi や AR などを活用した屋内位置測位技術の開発を続けており、昨年夏に発表された iBeacon のリリースと 共にいち早く研究開発を始め、iBeacon ソリューションのリーディングカンパニーとしてサービスラインナップに注力して参りま した。特に、前述の屋内位置測位技術を活用したリアルタイムナビゲーションサービスは、国内では未だ前例が無く、今回の『館 内回遊動線分析システム』のバックヤードでそのノウハウが活かされ、これまで困難であったお客様の商業施設内での回遊行動の 見える化を実現することが可能であることから、パルコ・シティの目指す商業施設支援サービスに大きく寄与出来るものとして採 用に至りました。なお、今回は、ソフトバンクテレコム株式会社の協力を得て、調査用端末を用意し、買い物ユーザーに店頭で渡 して調査サンプルを取得する方法をとります。 ■【SC コンシェルジュⓇリサーチ「人流解析」 】の特長 ① 調査にご協力いただく方 1 人ひとりの「館内回遊行動」をデータ化することができます → これまで困難であった「来店したが購買にいたらなかった」お客様の分析が可能になります ② 調査用アプリが予めインストールされた端末を用意し、買い物ユーザーに貸し出す手法です → お客様の端末を使用しないため、個人情報流出等の心配は一切ございません そのため、調査への協力を得られやすく、短期間で集中的にサンプル取得が可能です ③ パルコをはじめ、商業施設の運営経験のある者が 分析・考察・レポート作成 を担当いたします → 豊富な知見を基に、データの咀嚼・仮説/改善策の立案など、 「使えるレポート」を提供します 1/3 <レポートイメージ> 南館 ⻄西館 東館 7F 1F B1F 水平動線(イメージ) 垂直動線(イメージ) ■「iBeacon を活用した屋内リアルタイムナビゲーションシステム」 弊社が独自に開発しました「iBeacon を 活用した屋内リアルタイムナビゲーションシステム」に関して、『館内回遊動線分析シス テム』の実証実験と同じタイミングにてリアルタイムナビゲーションの実証実験を行います。iBeacon を活用した屋内リアルタイ ムナビゲーションシステムとは、大型ショッピングセンター内やアミューズメント施設内で、スマートフォン利用者に目的地まで のルート案内を提供するリアルタイムナビゲーションシステムのことです。GPS ナビゲーションは、屋内に GPS 電波が届かないた めに適用できず、Wi-Fi 電波では、有効到達距離が比較的大きいため、正確な位置情報を得ることが困難です。そこで、iBeacon を活用することによって、屋内でもスマートフォン利用者の現在地の位置情報を正確に取得してリアルタイムでルート案内をする ことを実現いたしました。弊社では、今まで培ってきた屋内位置測位ナビゲーションのノウハウを活用して、『館内回遊動線分析 システム』を更にスケールアップさせるべく、クーポン発行や陳列棚付近での商品情報を発信するプロモーション機能とも連携し て、商業施設等においての効果的な O2O 展開を目指して参ります。 ※1株式会社パルコ・シティ (http://www.parco-city.co.jp/) 都市型商業ディベロッパー パルコ のグループ会社で、2000 年の創業より「SCではたらく全てのひとへ。 」をコンセプトに、一貫してSCの Web 総合支援サービスを手掛ける。統合パッケージ「SCコンシェルジュ®」を通じた顧客向け情報発信、集客支援事業のほか、オムニチャンネ ル化支援、採用支援、ディベロッパーとテナントとのコミュニケーション支援、マーケティングなど、全国で 50 を超えるSCのICT活用を支援 している。今回の取り組みは、今年の 2 月に都内で実施した、 「SCコンシェルジュ®リサーチ 人流調査」の第二弾。 ※2慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 (http://www.sdm.keio.ac.jp/) 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は、慶應義塾 150 年事業の一環として 2008 年 4 月 1 日に開設された独立研究科。SDM は、最新のテクノロジーが集積された技術システムから巨大で複雑な社会システムまで、現代のあらゆる「システム」のデザインマネジメントを 教育・研究対象に開設された、世界で初めての大学院。新しい複合領域でリーダーとして活躍する人材の養成を目的として斬新なカリキュラムは、 国内外から注目されている。 ※3 iBeacon は、Apple Inc.の登録商標です。 2/3
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