<注意> この冊子に掲載されている情報は、2014 年 4 月 1 日現在の ものです。制度開始時に一部変更になる可能性があります。 ダブルディグリー留学とは ダブルディグリー留学とは、関西学院大学国際学部(SIS)に在籍しながら、海外の大学に留学し、それぞれの大学で修得し た単位の一部を両大学が相互に単位認定することで、両大学の学位を取得できる、という制度です。国際学部では、オース トラリアの The University of Queensland Faculty of Business, Economics and Law(UQ-BEL)およびカナダの Mount Allison University(MTA)との間でダブルディグリー留学制度を設けています。 ダブルディグリー留学制度イメージ 国際学部入学 留学先大学卒業 一部単位を認定 国際学部(1.5~2 年) 留学先大学(1.5~2.5 年) 国際学部卒業 国際学部(0.5~1 年) 一部単位を認定 4~5 年 <ダブルディグリー留学制度協定校> The University of Queensland (UQ、クイーンズランド大学) <オーストラリア> www.uq.edu.au オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンにある 1909 年創立の総合大学。オース トラリアの大学教育のリーダー的存在となっているグループ・オブ・エイト(Go8)の創 立メンバー。QS World University Rankings 2011/2012 では世界の大学ランキン グの 48 位にランクされています。 総学生数は約 44,000 名。そのうち 10,000 名以上は 135 カ国からの留学生が占め る国際色豊かな大学です。 Mount Allison University (MTA、マウント・アリソン大学) <カナダ> http://www.mta.ca/ カナダ・ニュー・ブランズウィック州サックビルにある 1839 年創立のリベラル・アーツ・カレ ッジ。毎年カナダの全国紙 Maclean’s でトップクラスに評価されています。英連邦の 中で女性に学位を与えた初めての大学であり、これまでローズ奨学生(Rhodes Scholar)を 50 名輩出している名門大学。 総学生数は約 2,500 名。関西学院第 7 代院長 H. アウターブリッジ博士の出身校 であり、本学とは古くから深いつながりのある大学です。 1 Ⅰ.クイーンズランド大学(UQ)とのダブルディグリー留学制度 1)留学先 The University of Queensland Faculty of Business, Economics and Law (UQ-BEL) Bachelor of Commerce Program または Bachelor of Business Management Program Bachelor of Commerce Program では、Accounting, Business Information Systems, Finance のいずれか、 Bachelor of Business Management Program では International Business、Marketing のいずれか、 を専攻することになります。 2)留学期間 2016 年 2 月から①約 1 年 6 ヶ月~②約 1 年 11 ヶ月 (① 3 年次春・秋学期および 4 年次春学期の合計 3 セメスター、または ② ①+4 年次秋学期の途中までの 3.5 セメスター)。 *留学前・留学中の単位修得状況によって留学期間が変わってきます。 3)取得できる学位 最短 4 年間で、SIS から「学士(国際学)」、UQ-BEL から「Bachelor of Commerce (BCOM)」または「Bachelor of Business Management (BBusMan)」の学位が取得可能です。 なお、UQ-BEL で Bachelor of Commerce (BCOM)の学位を取得し、指定された科目を修了した者は、オーストラリアの下 記団体の準会員(associate membership)となることが可能です。 ‐ ‐ Certified Practicing Accountants Australia (CPA Australia) http://www.cpaaustralia.com.au/cps/rde/xchg The Institute of Chartered Accountants in Australia (ICAA) http://www.charteredaccountants.com.au/ 4)UQ-BEL へのダブルディグリー留学の流れ 4 月候補者認定 年 ・ 学期 SIS 5 月出願 7 月 UQ-BEL 卒業 SIS 帰学 11 月合否決定 2 月留学出発 1 年次(2014 年) 2 年次(2015 年) 春(4-9 月) 秋(9-3 月) 春(4-9 月) 秋(9-3 月) SIS で単位修得(最大 96/124 単位) UQ 3 年次(2016 年) 春(4-9 月) 秋(9-3 月) 3 月 SIS 卒業 4 年次(2017 年) 春(4-9 月) 秋(9-3 月) 帰学 UQ-BEL に留学(24~32/48 単位) 年・ 学期 単位 2016 年 2017 年 2-6 月 7-11 月 12・1 月 2-6 月 (7-11 月) Semester 1 Semester 2 Summer Semester Semester 1 (Semester 2) 8 単位 8 単位 (4 単位) 8 単位 (8 単位) (単位修得状況により+1セメスター留学) *Summer Semester に授業を受講する場合は、別途費用が必要となります。 2 5)単位認定(移行) この留学制度では、2 つの大学で修得した単位の一部を相互の大学が認定することで、最短 4 年間で 2 つの学位が取得で きるものです。 SIS と UQ-BEL では単位数の算出方法、卒業に必要となる単位数、1 学期間に修得可能な単位数などが異なっています。 単位認定は、両校がそれぞれのポリシーにしたがって行います。 SIS 卒業必要単位数 単位数算出方法 1 学期間に修得可能な単位数 単位認定ポリシー その他 UQ-BEL 卒業必要単位数 単位数算出方法 1 学期間に修得可能な単位数 単位認定ポリシー 124 単位 90 分授業×15 週間 = 1,350 分 ⇒ 2 単位 (675 分=1 単位) ただし、語学科目、実技科目等は、 90 分授業×15 週間 = 1,350 分 ⇒ 1 単位 24 単位(履修可能単位数上限) SIS に入学後の 2 年間(4 学期間)で 96 単位程度の修得が可能。 ① UQ-BEL で単位を修得した科目の内容について、SIS の授業科目として認定し てもよいかの審査を行う。 ② ①の審査の結果、SIS の授業科目として認定可能と判断された場合は、「外 国大学科目」あるいは特定の授業科目として認定する。なお、単位については 上記単位数算出方法に基づいて SIS の単位への換算を行う。 ③ 認定単位数の上限は 60 単位。なお、この上限にはダブルディグリー留学以外 で単位認定する場合の数(語学認定試験による単位認定等)も含まれる。 ④ 卒業必要単位 124 単位と SIS に入学後の 2 年間(4 セメスター)で修得した単 位との差分の単位について UQ-BEL で修得した授業科目の単位を認定する。 (単位認定手続きは帰国後) UQ-BEL へのダブルディグリー留学参加者には、研究演習科目(合計 12 単位)を必 修科目とはしません。ただし、この 12 単位は国際専門科目で満たすこととします。 48 単位 概ね 1 科目 2 単位。必ずしも一定の時間数で計算されていない。 授業等に参加する時間(Contact hours per week)は科目毎に設定されている。概 ね下記例のようなイメージ。 (例)100 分講義+100 分のチュートリアル × 13~14 週間⇒ 2 単位 8 単位(標準履修単位。ただし、Summer Semester は 4 単位程度) UQ-BEL に留学する1年半~2 年間に 24~32 単位以上の単位修得が可能。 ① SIS で単位を修得した科目の内容について、UQ-BEL の授業科目として認定し てもよいかの審査を行う。 ② ①の審査の結果、UQ-BEL の授業科目として認定可能と判断された場合は、 特定の授業科目あるいは「unspecified course」として認定する。なお、時間数 による単位換算は行わない(認定された授業科目の単位が付与される)。 ③ 認定単位数の上限は 24 単位。原則として、学生の留学前に単位認定作業 を行う。ただし、留学直前の学期に履修した授業科目の単位認定作業は留 学開始後に行う。 ④ 例外的なケースを除いては、コース番号 3/4000 の授業科目への単位認定は 行わない。 3 6)費用の目安 UQ-BEL に 1 年半~2 年間ダブルディグリー留学した場合に必要となる費用の目安は次のとおりです。 なお、この留学はいわゆる交換留学ではありませんので、留学中の学費は UQ-BEL と SIS の両方に納める必要があります。 ただし、SIS の学費が大幅に減額されます。 また、学費以外に必要となる生活費等は個人の生活スタイルによってかなり変わってきますので、下記はあくまでも目安と考え てください。 (1AUD$ = 100 円で計算) 事項 金額 備考 UQ-BEL に支払う学費 \4,824,000 ~ \6,432,000 年額 AUD$ 32,160×1.5~2 年=$48,240~$64,320 SIS 学費 \ 75,000 ~ \ 100,000 年額 1,217,000 円を 50,000 円に減額。 50,000 円×1.5~2 年= \75,000~\100,000 円 生活費 \3,799,500 ~ \5,066,000 年額 AUD$25,330×1.5~2 年= $37,995~$50,660 UQ が発行している留学生のためのガイドブックからの引 用額。住居費、食費、光熱費、大学指定の保険、交 通費、教材費、通信費等を見込んでいます。 渡航費 \200,000 概算 合計 \8,898,500 ~\11,798,000 ※Summer Semester の授業を受講する場合は別途費用が必要となります。 7)奨学金制度 ■ダブルディグリー留学奨学金 : 月額 10 万円が支給されるダブルディグリー留学奨学金制度に応募することが可能です。 交付は年 4 回に分けて行います。なお、支給期間は最長で 1.5 年間となります。 *奨学金の交付は教授会が定める最短留学期間を限度とし、実際に留学する期間(原則留学先大学で授業を履修するために現地に滞在する 期間)とする。 ■国際学部留学奨励金: 留学期間が 2 年となる者については、1 回に限り、30 万円の国際学部留学奨励金を支給します。 8)参加者募集要領 ①募集人数 若干名(2 名程度) ②参加資格(出願時は見込みで可) 次のすべての条件を満たす者 a) 2012 年度以降に入学の国際学部生 b) 出願前年 2 月以降に取得した次のいずれかのスコアを有している者 スコア テスト Overall Score Each Section/Band TOEFL iBT 87 (79) Writing21, その他 19 (17) IELTS Academic 6.5 (6.0) 6.0 (5.5) ( )のスコアでも出願は可能 c) 高等学校で数学Ⅱを修了した者。 ただし、この条件を満たしていない者は経済学部開講の「経済学のための数学入門A」の単位を修得することに より、出願資格を満たしたものとして認める。 d) 「ダブルディグリー指定科目」(次ページ参照)の単位を修得した者。 e) 2 年次春学期終了時点で 60 単位以上を修得しており、GPA が 2.5 以上の者。 (出願時は 1 年次終了時に 40 単位以上修得、GPA が 2.5 以上の者) 4 ③ダブルディグリー指定科目: UQ-BEL にダブルディグリー留学をするためには、2 年次秋学期までに下表の指定科目の単位(指定科目Aすべてと、B から UQ-BEL 単位の 8~10 単位分に相当する単位)を修得する必要があります。ダブルディグリー留学の参加が決定している場 合(大学による推薦が決定している場合)でも留学出発までに指定科目の必要単位が不足している場合は、留学許可が 取り消される場合があります。 ダブルディグリー指定科目とは、UQ-BEL の授業科目への単位認定が可能であるとの審査がすでに終了している科目です。 特に指定科目Aについては、UQ-BEL の Bachelor of Commerce Program (BCOM)の必修科目への単位認定が可能な科 目であり、これらの科目の単位を留学前に修得しておくことがダブルディグリー留学成功の鍵となるものです。 なお、指定科目については、定期的な見直しやカリキュラム改編により、途中で一部変更がある場合があります。 また、 【指定科目A UQ の必修科目に単位認定可能な授業科目(BCOM の場合)】 科目名 履修基 準年度 単位 数 開講 学部 Introduction to Financial Accounting 簿記基礎 のいずれか 意思決定会計論 会計学基礎 (BBusMan の場合は指定科目B) 経営学基礎 経済学基礎 のいずれか ミクロ経済学 マクロ経済学 マーケティング入門 ★ ファイナンス論 管理会計論 (BBusMan の場合は指定科目B) 統計分析論Ⅰ (BBusMan の場合は指定科目B) 統計分析論Ⅱ (BBusMan の場合は指定科目B) 1 1 2 1 1 1 2 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 国 国 商 国 国 国 国 国 商 商 商 商 商 2014 時間割 春 秋 木2 月2 月1 水1 火3 月1 月1 ★ 商学部の他学部生履修不可科目(十字科目)ですが、ダブルディグリー留学候補者については、 履修が認められます。ただし、履修手続きは国際学部事務室で行います(教学 Web サービスか らの履修手続きはできません)。 ※高校で数学Ⅱを修了していない場合は、経済学部開講の「経済学のための数学入門A」 (春 火5)の単位も修得しなければなりません。 【指定科目 B UQ の選択科目に単位認定可能な授業科目】 科目名 財務報告および企業分析 組織行動論 (BBusMan の場合は指定科目A) 国際企業経営論 のいずれか International Management 国際市場戦略論 国際マーケティングミックス政策 経営財務論 投資論 人的資源管理論 人材開発論 現代企業論 企業論 マーケティングコミュニケーション概論 マーケティングコミュニケーション戦略 マーケティングサイエンス マーケティングリサーチ (BBusMan の場合は指定科目A) 5 履修基 準年度 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 単位 数 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講 学部 国 国 国 国 国 国 商 商 商 商 商 商 商 商 商 商 ※重要科目 ※重要科目 ※重要科目 ※重要科目 ※重要科目 ④募集スケジュール等 ダブルディグリー留学制度に関する事務は SIS と国際教育・協力センター(CIEC)が協力して行います。留学生募集等や出 願手続きは主に CIEC が担当、履修指導等教務事項に関しては SIS が主に担当します。募集スケジュールは概ね下記の 予定です。なお、募集要項の発行は 2015 年 3~4 月を予定しています。 日時・場所 2014 年 4 月 5 日(土) 9:00~10:00 G-IS108 号教室 事項 ( )は取り扱い部局を示す (SIS)ダブルディグリー留学制度説明会 2014 年度入学の国際学部生対象 (SIS)ダブルディグリー留学希望申請手続き・候補者認定 (春学期) ダブルディグリー留学希望者は国際学部事務室に申請(申し出)し、「ダブル 2014 年 4 月 7 日(月)~11 日(金) ディグリー留学候補者」認定を受けてください。 9:00~11:30、12:30~16:50 国際学部事務室 希望申請できる条件:次のいずれかに該当する者 ・入学式当日の TOEIC が 750 点以上の者 (秋学期) 2014 年 9 月 24(水)~26 日(金) 9:00~11:30、12:30~16:50 国際学部事務室 ・2012 年 4 月以降に受験した IELTS や TOEFL のスコアが次の通りの者 TOEFL iBT:79 TOEFL ITP:550、IELTS (Academic):6.0 (SIS)ダブルディグリー留学指定科目履修指導 「ダブルディグリー留学候補者」に認定された後、国際学部事務室で「ダブル 土日祝は除きます。 2015 年 4 月上旬 ディグリー指定科目」履修に関する履修指導を受けてください。 (CIEC)ダブルディグリー留学募集・出願説明会 ダブルディグリー留学候補者は必ず参加してください。日時・場所は決定次 第掲示等でお知らせします。 2015 年 5 月中旬 (CIEC)ダブルディグリー留学出願期間 出願期間以降の具体的なスケジュールはダブルディグリー留学募集・出願 説明会でお知らせします。 2015 年 6~7 月 (CIEC)ダブルディグリー留学選考試験 2015 年 9 月頃 (CIEC)ダブルディグリー留学選考結果発表 英語面接試験等の選考試験を行います。 2015 年 9 月頃 (CIEC)ダブルディグリー留学奨学金出願手続き 2015 年 9~12 月頃 (CIEC)クイーンズランド大学への出願手続き 2015 年 9~12 月 クイーンズランド大学による合否判定、単位認定審査 2015 年 12 月頃 (CIEC)クイーンズランド大学からの合否通知 2015 年 12 月頃 (CIEC)ダブルディグリー留学奨学金採用発表 2015 年 12 月~2016 年 1 月頃 (CIEC)留学オリエンテーション (SIS)留学前履修指導・留学事前講義 2016 年 2 月 渡豪。ダブルディグリー留学開始 「ダブルディグリー留学候補者」 UQ-BEL にダブルディブリー留学することを希望する者で、すでに一定の英語力があり、ダブルディグリーへの参加資格 を満たす見込みが高い者を候補者に認定します。 UQ-BEL にダブルディグリー留学をするためには、留学出発時までに指定科目の単位を修得しておく必要があります。 必修科目の時間割との重なりにより指定科目の履修が困難な場合に、「ダブルディグリー留学候補者」に認定された 者については、必修科目の時間割の変更等を認める場合があります。 候補者への申請は各学期の定められた期間に行う必要があります。 1度認定されたら再度認定を受ける必要はありません(春学期に認定を受けた場合、秋学期に再度認定を受ける必 要はありません)。 なお、一旦認定を受けた者の通算 GPA が 2.5 を下回った場合、認定が取り消されます。 6 Ⅱ.マウント・アリソン大学(MTA)とのダブルディグリー留学制度 1)留学先 Mount Allison University (MTA) Politics and International Relations Department B.A. in International Relations Program 2)留学期間 2015 年 9 月から約 2 年 4 ヶ月(2 年次秋学期、3・4 年次の春・秋学期の計 5 セメスター)。 3)取得できる学位 最短 5 年間で、SIS から「学士(国際学)」、MTA から「Bachelor of Arts in International Relations」の学位が取得可能で す。 4)MTA へのダブルディグリー留学の流れ 10 月出願 2 月推薦決定 9(8)月留学出発 年・ 1 年次(2014 年度) 学期 春(4-9) SIS SIS で単位修得(72 単位程度) MTA 秋(9-3) 2 年次(2015 年度) 春(4-9) 秋(9-3) 12 月 MTA 卒業/SIS 帰学 卒業式は 5 月 3 年次(2016 年度) 春(4-9) 秋(9-3) 4 年次(2017 年度) 春(4-9) 秋(9-3) 3 月 SIS 卒業 5 年次(2018 年度) 春(4-9) 秋(9-3) SIS で単位修得 MTA に留学(80/120 単位程度) 2015 年 2017 年 2016 年 年・ F (9-12) W (1-4) S (5-6)* F (9-12) W (1-4) S (5-6)* F (9-12) 学期 12 12 6 15 15 6 15 単位 F: Fall Term W: Winter Term S: Spring Session *Spring Session に授業を受講する場合は、別途費用が必要となります。 *7~8 月の夏季休暇中は学内(寮)に滞在することはできません。 5)単位認定(移行) この留学制度では、2 つの大学で修得した単位の一部を相互の大学が認定することで、最短 5 年間で 2 つの学位が取得で きるものです。 SIS と MTA では単位数の算出方法、卒業に必要となる単位数、1 学期間に修得可能な単位数などが異なっています。単 位認定は、両校がそれぞれのポリシーにしたがって行います。 7 SIS 卒業必要単位数 単位数算出方法 1 学期間に修得可能な単位数 単位認定ポリシー その他 MTA 卒業必要単位数 単位数算出方法 1 学期間に修得可能な単位数 単位認定ポリシー 124 単位 90 分授業×15 週間 = 1,350 分 ⇒ 2 単位 ただし、語学科目、実技科目等は、 90 分授業×15 週間 = 1,350 分 ⇒ 1 単位 24 単位(履修可能単位数上限) SIS に入学後の 2 年間(4 学期間)で 96 単位程度の修得が可能 ① MTA で単位を修得した科目の内容について、SIS の授業科目として認定 してもよいかの審査を行う。 ② ①の審査の結果、SIS の授業科目として認定可能と判断された場合は、 「外国大学科目」あるいは特定の授業科目として認定する。なお、単位に ついては上記単位数算出方法に基づいて SIS の単位への換算を行う。 ③ 認定単位数の上限は 60 単位。なお、この上限にはダブルディグリー留学以 外で単位認定する場合の数(語学認定試験による単位認定等)も含まれ る。 ④ 卒業必要単位 124 単位と SIS に入学後の 1.5 年間(3 セメスター)で修得 した単位との差分の単位について MTA で修得した授業科目の単位を認 定する。 (単位認定手続きは帰国後) MTA へのダブルディグリー留学参加者は、研究演習科目(合計 12 単位)を 5 年次に同時履修することになる。 120 単位 概ね 1 科目 3 単位。必ずしも一定の時間数で計算されていない。 授業等に参加する時間は科目毎に設定されている。概ね下記例のようなイメー ジ。 (例)50 分講義×週 3 回×13 週間⇒ 3 単位 80 分講義×週 2 回×13 週間⇒ 3 単位 15 単位(標準履修単位。ただし、Spring Session は 9 単位程度) MTA 留学中に 80 単位程度の単位修得が可能。 ① SIS で単位を修得した科目の内容について、MTA の授業科目として認定し てもよいかの審査を行う。 ② ①の審査の結果、MTA の授業科目として認定可能と判断された場合は、 特定の授業科目あるいは「Non-designated course」として認定する。な お、時間数による単位換算は行わない(認定された授業科目の単位が付 与される)。ただし、一部本学 3 科目に対して、MTA2 科目として認定する などの措置をとる場合がある。 ③ 認定単位数の上限は 60 単位。原則として、学生の留学前に単位認定作 業を行う。ただし、留学直前の学期に履修した授業科目の単位認定作業 は留学開始後に行う。 留学開始時に最大 45 単位まで認定し、留学後に MTA の卒業に必要な 単位数が不足する場合は最大 15 単位まで追加で認定する場合がある。 8 6)費用の目安 MTA にダブルディグリー留学した場合に必要となる費用の目安は次のとおりです。 なお、留学 1 年目は交換留学扱いとなり、SIS のみに学費を支払いますが、2 年目以降の学費は MTA と SIS の両方に納 める必要があります。ただし、SIS の学費が大幅に減額されます。 また、学費以外に必要となる生活費等は個人の生活スタイルによってかなり変わってきますので、下記はあくまでも目安と考え てください。 (1CAD$ = 95 円で計算) 事項 金額 備考 1年目の学費 2 年目~3 年目前半の学費(MTA) 2 年目~3 年目前半の学費(SIS) \1,217,000 \2,280,000 \75,000 交換留学扱いのため SIS のみに支払い 年額 CAD 約$ 16,000×1.5 年=約$24,000 年額 1,217,000 円を 50,000 円に減額 50,000 円×1.5 年=75,000 円 月額 10 万円(27 ヶ月分)+予備費 30 万円で試算 概算 生活費 \3,000,000 渡航費 \200,000 合計 \6,772,000 ※MTA の学費には諸経費を含んでいます(寮費・食費は含んでいません)。 学費は毎年改定されますので、上記はあくまでも目安の金額です。 なお、Spring Session の授業を受講する場合は別途費用が必要となります。 ※7~8 月の夏季休暇中は学内(寮)に滞在することはできません。 7)奨学金制度 ■ダブルディグリー留学奨学金 : 月額 10 万円が支給されるダブルディグリー留学奨学金制度に応募することが可能です。 交付は年 4 回に分けて行います。なお、支給期間は最長で 2.5 年間となります。 *奨学金の交付は教授会が定める最短留学期間を限度とし、実際に留学する期間(原則留学先大学で授業を履修するために現地に滞在する 期間)とする。 8)参加者募集要領 ①募集人数: 2 名 ②参加資格(出願時は見込みで可) 次のすべての条件を満たす者 a) 2012 年度以降に入学の国際学部生 b) 出願時前年 4 月以降に取得した次のいずれかのスコアを有している者 テスト スコア TOEFL iBT 90 (79) TOEFL ITP (550) IELTS Academic 6.5 (6.0) ( )のスコアでも出願は可能 c) 1年次終了時点で 40 単位以上修得しており、成績が良好の者 (出願時は 1 年次春学期終了時に 20 単位以上修得し、GPA が 2.8 以上の者) 9 ③募集スケジュール等 ダブルディグリー留学制度に関する事務は SIS と国際教育・協力センター(CIEC)が協力して行います。留学生募集等や出 願手続きは主に CIEC が担当、履修指導等教務事項に関しては SIS が主に担当します。MTA へのダブルディグリー留学に 関する募集スケジュール・応募要領は別途 CIEC から発行されている「ダブルディグリー留学 2015 年度募集要項」を参照し てください。 9)履修科目ガイダンス MTA にダブルディグリー留学することを希望する者は、必ず毎学期第1週目の授業が終わるまでに国際学部事務室で履修 科目のガイダンスを受けてください。MTA にダブルディグリー留学をするためには MTA に単位移行が可能な授業科目の単位を 修得しておく必要があります。 10
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