株 主 各 位 臨時株主総会招集ご通知

株
主
各
(証券コード:8711)
平成26年12月9日
位
東 京 都 渋 谷 区 桜 丘 町 20 番 1 号
株式会社FXプライムbyGMO
代表取締役社長 安
田 和 敏
臨時株主総会招集ご通知
拝啓
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当社臨時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいます
ようご通知申し上げます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面により議決権を行使することができますの
で、後記の「株主総会参考書類」をご検討のうえ、同封の議決権行使書用紙に議案に
対する賛否をご表示いただき、平成26年12月22日(月曜日)午後5時30分までに到着
するようご返送お願い申し上げます。
敬
具
記
1.
日
時
平成26年12月24日(水曜日)午前10時(午前9時受付開始)
2.
場
所
東京都渋谷区桜丘町20番1号
渋谷インフォスタワー
18階
(末尾の株主総会会場案内図をご参照ください。)
3.
目 的 事 項
〔決議事項〕
第1号議案
当社とGMOクリックホールディングス株式会社との株式交換契
約承認の件
第2号議案
定款一部変更の件
以
上
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
◎
当日ご出席の際は、同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますよ
うお願い申し上げます。
当社は、法令および定款第17条の規定に基づき、本招集ご通知に際して提供すべ
き書類のうち、株主総会参考書類に記載すべき「GMOクリックホールディングス
株式会社の最終事業年度(平成26年3月期)に係る計算書類等の内容」を、インタ
ーネット上の当社ホームページ(アドレス https://www.fxprime.com/ir_info/)
に掲載していますので、本招集ご通知の添付書類には記載していません。
なお、株主総会参考書類に修正が生じた場合には、当社ホームページにおいてお
知らせいたします。
また、株主総会にご出席の株主の皆さまへのお土産のご用意はございません。
― 1 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2014年11月25日 20時03分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
議案および参考事項
第1号議案 当社とGMOクリックホールディングス株式会社との株式交換契約承認
の件
当社は、平成26年10月31日開催の当社取締役会において、平成27年4月1日を効
力発生日としてGMOクリックホールディングス株式会社(以下「GMOクリック
ホールディングス」といいます。)を株式交換完全親会社とし、当社を株式交換完全
子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を行うことを決議し、G
MOクリックホールディングスとの間で株式交換契約(以下「本株式交換契約」と
いいます。)を締結しました。
つきましては、本株式交換契約についてご承認いただきたいと存じます。
なお、当社の株主の皆さまに新たに交付されるGMOクリックホールディングス
の普通株式(以下「GMOクリックホールディングス株式」といいます。)につきま
しては、GMOクリックホールディングスがテクニカル上場を申請し、平成27年4
月1日に株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)JASD
AQ市場(以下「JASDAQ」といいます。)に上場することを予定しています。
つまり、本株式交換の効力発生日以後、投資家の皆さまはGMOクリックホールデ
ィングス株式を東京証券取引所JASDAQで売買することが可能となります。
なお、当社の普通株式(以下「当社株式」といいます。)は、東京証券取引所JA
SDAQにおいて平成27年3月27日付で上場廃止(最終売買日は平成27年3月26日)
となる予定です。しかしながら、前段のとおり当社の株主の皆さまに対しては、本
株式交換の効力発生日以後も引き続き株式の流動性を提供できるものと考えていま
す。
1.本株式交換を行う理由
GMOクリックホールディングスは、完全子会社であるGMOクリック証券株式
会社(以下「GMOクリック証券」といいます。)の持株会社として、GMOクリッ
クホールディングスおよびその子会社・関連会社(以下「GMOクリックホールデ
ィングスグループ」といい、当社を除くGMOクリックホールディングスグループ
を「GMOクリックホールディングスら」といいます。)にて構成される企業集団の
事業多角化の推進に加え、コーポレートガバナンスの機能強化を目的として平成24
年1月に設立されました。GMOクリックホールディングスグループは、日本国内
において、主としてインターネット証券事業、外国為替証拠金取引事業を展開して
いるGMOクリック証券、外国為替保証金取引(いわゆる外国為替証拠金取引)事
業を展開する当社等により、また、香港にて外国為替証拠金取引事業を展開するG
MO CLICK HONG KONG LIMITED、証拠金取引方式での貴金属
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取引事業を展開するGMO CLICK Bullion Limited、英国にて
外国為替証拠金取引事業、証拠金取引方式での株価指数、コモディティ取引事業等
を展開するGMO CLICK UK LIMITED等により構成されており、国内
外において個人投資家向け金融サービス事業を展開しています。また、GMOクリ
ックホールディングスの完全親会社であるGMOインターネット株式会社およびそ
の子会社・関連会社にて構成される企業集団は、「すべての人にインターネットを」
というコーポレートキャッチのもと、インターネットインフラ事業、インターネッ
ト広告・メディア事業、インターネット証券事業、モバイルエンターテイメント事
業、インキュベーション事業を中心に、インターネット関連事業への展開を図って
おり、GMOインターネット株式会社の株式は平成17年6月より東京証券取引所市
場第一部に上場しています。
他方、当社は、個人投資家向けのインターネットを通じた外国為替保証金取引を
中心とした外国為替取引を主たる事業としています。当社は、平成15年9月の設立
当初よりコンプライアンスとシステムの安定性に重点を置いた経営をモットーとし
て お り、 平 成 19 年 1 月 に ISMS (情 報 セ キ ュ リ テ ィ 国 際 規 格) 認 証
〔ISO/IEC27001:2005〕を取得し、平成21年9月には苦情対応マネジメントシステム
〔ISO10002〕への適合を宣言し、また、同年11月にはITSMS(ITサービスマネジメン
トシステム国際規格)認証〔ISO/IEC20000-1:2005〕を取得しています。また、当社
は、豊富な金融情報、上場会社としてのブランドや信用力、システムの安定性等を
武器に、堅実な経営を実践してまいりました。
このような状況の中、GMOクリックホールディングスは、当社が有する上場企
業としてのブランドや信用力、システムの安定性、およびGMOクリックホールデ
ィングスらが有する取引条件面での競争優位性といった両社の強みを組み合わせる
ことにより、GMOクリックホールディングスらおよび当社のお客様基盤の拡大お
よび収益性の向上を実現することができるとともに、継続的な企業価値向上を達成
できるものと考えて、平成24年9月に公開買付けにより当社株式の議決権の総数の
77.92%(発行済株式総数の76.04%)を取得し、当社を連結子会社としています。
連結子会社化後の企業価値向上に向けた取り組みにより、平成26年3月期には過
去5事業年度中で最高益を達する等、一定の成果を得ることができています。しか
しながら、現在の外国為替保証金取引業界においては、お客様の獲得および取引高
の拡大を目的とした事業者間の価格競争が進み、業界を取り巻く事業環境は一段と
厳しさと変化のスピードが増している状況にあることから、GMOクリックホール
ディングスは当社に対し、平成26年8月に本株式交換を含めた今後の両社の最適な
協業体制のあり方について協議を申し入れ、両社は、GMOクリックホールディン
グスらが保有する人材、システム開発・運用のノウハウ、効率的なオペレーション
などの経営資源を、当社の事業運営に最大限に活用し、価格競争力の強化、集客力
の強化等をより強力に進め、変化への適応能力を高めていくことが、当社を含むG
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2014年11月25日 20時03分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
MOクリックホールディングスグループ全体の企業価値向上のために必要であると
の認識に至りました。
また両社は、そのためには、①迅速な意思決定および実行を可能にする体制を構
築すること、②経営資源の適切な配分のためにGMOクリックホールディングスグ
ループがより一体となる体制を構築すること、並びに、③当社およびGMOクリッ
クホールディングスの完全子会社であるGMOクリック証券は、いずれも外国為替
保証金取引に関するサービスを提供していることから、当社株式が上場しているこ
とにより生じる潜在的な利益相反を回避することが必要であると判断しました。そ
して両社は、これらを実現するためには、GMOクリックホールディングスが当社
を完全子会社化することが最善の策であるとの結論に至り、この度、本株式交換に
係る株式交換契約を締結することになりました。
本株式交換により、GMOクリックホールディングスは、その保有する経営資源
を当社の事業運営に最大限活用することができることから、GMOクリックホール
ディングスグループの経営効率の向上に資すると考えています。また当社は、GM
Oクリックホールディングスら各社が有するシステム技術力や経営資源をこれまで
以上に有効活用し、GMOクリックホールディングスらと当社とのシナジーを追求
することにより、より厳しい事業環境にも対応できる効率的な事業運営体制を構築
することが可能となると考えています。具体的には以下のような施策の実行を検討
しています。
① システム技術力の共用による業務オペレーションの自動化
GMOクリックホールディングスらは、高いシステム技術力をベースに業
務オペレーションの自動化を推進することにより、低コストでの事業運営を
実現しており、そのノウハウを効率的に活用することで、当社における業務
オペレーションの自動化および事業運営コストの低減の実現を目指します。
② システム技術力の共用によるシステムの開発、運用および保守業務の効率化
GMOクリックホールディングスらは、上記①に記載のとおり、高いシス
テム技術力を蓄積し、システム開発から運用、保守業務までを低コストかつ
迅速に実施しており、そのノウハウを効率的に活用することで、当社のシス
テム開発、運用および保守業務におけるコストの低減と事業運営の迅速化の
実現を目指します。
③ バックオフィス部門の連携強化による業務効率化
GMOクリックホールディングスグループには、GMOクリック証券、当
社をはじめとして、6社の金融事業会社が存在していることから、バックオ
フィス部門の連携強化による業務効率化の余地が大きく、これを実施するこ
とでグループ全体の経営効率の向上を目指します。
④ 外国為替証拠金取引業務におけるノウハウの共有
GMOクリック証券は、業界最安値水準の低スプレッド、ユーザビリティ
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の高いツールの提供などにより外国為替証拠金取引業界において世界トップ
クラスのシェアを有しており、また、これまで培ってきた効率性の高いオペ
レーションノウハウは業界トップクラスであると自負しています。このよう
なノウハウを当社に提供することで、当社の顧客基盤の拡大および収益率の
向上を目指します。
⑤ 重要事項の意思決定の迅速化・実行の迅速化
上記①から④の施策について、当社を完全子会社化することで、より迅速
かつ円滑に意思決定・実行が可能になると考えています。
2.本株式交換契約の内容
当社がGMOクリックホールディングスとの間で平成26年10月31日に締結した本
株式交換契約の内容は別紙Aに記載のとおりです。
3.会社法施行規則第184条に定める内容の概要
(1)交換対価の相当性に関する事項
①交換対価の総数又は総額の相当性に関する事項
(ⅰ)交換対価の総数および割当ての内容
会社名
GMOクリックホールディングス
(株式交換完全親会社)
本株式交換に係る
割当ての内容
1
本株式交換により
交付する株式数
当社
(株式交換完全子会社)
1
(ご参考:本株式分割を考慮しない場合)
0.16
GMOクリックホールディングス普通株式:1,788,409株(予定)
(注1)株式の割当比率
GMOクリックホールディングスは、平成26年12月23日を基準日(予定)、
平成26年12月24日を効力発生日(予定)として、基準日の最終の株主名簿に
記載された株主の保有するGMOクリックホールディングス株式を、1株に
つき6.25株の割合をもって分割する株式分割(以下「本株式分割」といいま
す。)を行うことを予定しており、上記割当比率およびGMOクリックホール
ディングスが交付するGMOクリックホールディングス株式数は、本株式分
割の効力発生を前提としています。株式分割を考慮しない場合の割当比率は
1:0.16となりますが、本株式分割を行わない場合には、本株式交換に伴っ
て交付されるGMOクリックホールディングス株式数が1株未満となる当社
の株主が多数生じるとともに、当社の株主総会において議決権を行使できた
株主で、本株式交換により、本株式交換の効力発生後、GMOクリックホー
ルディングスの株主総会において議決権を行使できなくなる株主が多数生じ
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ることとなるため、本株式交換の効力発生に先立ち、本株式分割を行った上
で、当社株式1株に対して、GMOクリックホールディングス株式1株を割
当て交付します。但し、GMOクリックホールディングスが保有する当社株
式(平成26年10月31日現在6,311,501株)については、本株式交換による株式
の割当てを行いません。なお、上記割当比率は、算定の根拠となる諸条件に
重大な変更が生じた場合、両社協議の上、変更することがあります。
(注2)本株式交換により交付する株式数
GMOクリックホールディングスは、本株式交換に際して、本株式交換に
よりGMOクリックホールディングスが当社の発行済株式(但し、GMOク
リックホールディングスが保有する当社株式を除きます。)の全部を取得する
時点の直前時(以下「本株式交換基準時」といいます。)における当社の株主
(但し、GMOクリックホールディングスを除きます。)に対して、GMOク
リックホールディングス株式1,788,409株(予定)を割当て交付する予定で
す。GMOクリックホールディングスは、本株式交換に際して、普通株式
1,788,409株を新たに発行する予定です。なお、当社は、本株式交換の効力発
生日の前日までに開催する取締役会の決議により、本株式交換基準時の直前
の時点において保有する自己株式(本株式交換に際して会社法第785条第1項
の規定に基づいて行使される株式買取請求に係る株式の買い取りによって当
社が取得する自己株式を含みます。)の全部を、当該買い取りの効力が生じた
後、本株式交換基準時の直前の時点をもって消却する予定であり、当社が本
株式交換基準時の直前の時点までに保有することとなる自己株式数等により、
GMOクリックホールディングスが本株式交換により交付するGMOクリッ
クホールディングス株式数は今後修正される可能性があります。
(注3)単元未満株式の取り扱い
本株式交換に伴い、GMOクリックホールディングスの単元未満株式(G
MOクリックホールディングスは、本株式交換の効力発生日までに、単元株
制度を採用し、単元株式数を100株とする予定です。)を保有することになる
当社の株主につきましては、会社法第192条第1項の規定に基づき、GMOク
リックホールディングスに対し、その保有する単元未満株式の買い取りを請
求することができます。
また、GMOクリックホールディングスは、本株式交換の効力発生日まで
に、会社法第194条第1項の規定およびGMOクリックホールディングスの定
款の定めに基づく単元未満株式の買増制度(GMOクリックホールディング
スの株主が、その保有する単元未満株式の数と併せて1単元となる数のGM
Oクリックホールディングス株式を、GMOクリックホールディングスから
買い増すことを請求することができる制度)を採用する予定であり、本株式
交換に伴いGMOクリックホールディングスの単元未満株式を保有すること
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になる当社の株主は、上記単元未満株式の買増制度を利用することも可能と
なる予定です。
なお、金融商品取引市場において単元未満株式を売却することはできませ
ん。
(ⅱ)算定の基礎
本株式交換における割当比率の公正性・妥当性を確保するため、両社がそれ
ぞれ別個に両社から独立した第三者算定機関に割当比率の算定を依頼すること
とし、GMOクリックホールディングスは大和証券株式会社(以下「大和証券」
といいます。)を、当社は株式会社AGSコンサルティング(以下「AGSコン
サルティング」といいます。)を、割当比率の算定に関する第三者算定機関とし
てそれぞれ選定しました。
大和証券は、GMOクリックホールディングスおよび当社の両社について、
類似会社比較法およびディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法(以下「D
CF法」といいます。)を採用して算定を行いました。
DCF法は、将来の事業活動の状況を評価に反映するために採用しています。
DCF法では、両社の事業計画を基礎として算定した将来キャッシュ・フロー
を、一定の割引率で現在価値に割り引くことにより算定しています。
類似会社比較法は、両社には比較可能な上場類似会社が複数存在すると考え
たことから採用しています。類似会社比較法では、両社と比較的類似する事業
を手掛ける上場企業との財務情報、市場株価等に関する比較分析を通じて算定
しています。
GMOクリックホールディングス株式の1株当たりの株式価値を1とした場
合の各算定手法の評価レンジは、以下のとおりです。
採用手法
割当比率の評価レンジ
類似会社比較法
0.814~1.732
(本株式分割を考慮しない場合:0.130~0.277)
DCF法
0.968~1.521
(本株式分割を考慮しない場合:0.155~0.243)
なお、大和証券は、上記割当比率の算定に際して、両社から提供を受けた情
報および一般に公開された情報等を原則としてそのまま採用し、それらの資料
および情報等が正確かつ完全なものであることを前提としており、独自にそれ
らの正確性および完全性の検証を行っていません。また、両社とそれらの関係
会社の資産又は負債(簿外資産および負債、その他の偶発債務を含みます。)に
ついて、個別の各資産、各負債の分析および評価を含め、独自に評価、鑑定又
は査定を行っておらず、第三者機関への評価、鑑定又は査定の依頼も行ってい
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ません。大和証券の割当比率の算定は、平成26年10月30日現在までに入手した
情報と経済条件を反映したものであり、また、大和証券に提供された両社の財
務予測その他将来に関する情報については、両社の経営陣による現時点で可能
な最善の予測と判断に基づき合理的に作成されたことを前提としています。な
お、大和証券が提出した割当比率の算定結果は、本株式交換の公正性について
何ら意見を表明するものではありません。
一方、AGSコンサルティングは、GMOクリックホールディングスについ
ては、類似会社比較法およびDCF法を採用し、当社については、市場株価法
およびDCF法を採用して算定を行いました。なお、GMOクリックホールデ
ィングス株式の1株当たりの株式価値を1とした場合の評価レンジの算出に際
しては、①DCF法に基づく両社の株式の算定結果を比較するとともに、②G
MOクリックホールディングス株式は金融商品取引所に上場しておらず、市場
株価が存在しないことから、類似会社比較法に基づくGMOクリックホールデ
ィングス株式の算定結果と、市場株価法に基づく当社株式の算定結果を比較し
ています。
類似会社比較法は、GMOクリックホールディングスには比較可能な上場類
似会社が複数存在すると考えたことから採用しています。類似会社比較法では、
GMOクリックホールディングスとの事業内容の類似性を考慮し、松井証券株
式会社、カブドットコム証券株式会社、当社、株式会社マネースクウェアHD、
株式会社マネーパートナーズグループを類似会社として選定した上、EV/E
BIT倍率、EV/EBITDA倍率およびPER倍率を用いて算定していま
す。なお、類似会社比較法による算定をするにあたり、0%~30%の非流動性
ディスカウントを考慮しています。
市場株価法は、当社株式が金融商品取引所に上場しており、市場株価が存在
することから採用しています。市場株価法では、平成26年10月30日を算定基準
日として、算定基準日の終値、算定基準日から遡る1ヶ月間、3ヶ月間および
6ヶ月間の各期間の終値単純平均値を採用して算定しています。
DCF法は、将来の事業活動の状況を評価に反映するために採用しています。
DCF法については、割引率は株主資本コストを使用し、GMOクリックホー
ルディングスの割引率は10.19%~13.19%を採用し、当社の割引率は9.89%~
12.89%を採用しています。継続価値の算定においては永久成長率法を採用し、
両社ともに永久成長率を0%としています。AGSコンサルティングがDCF
法による算定において前提とした、GMOクリックホールディングスの財務予
測は、主として日本国内での顧客基盤の拡大、英国および香港における事業拡
大によって、売上および利益が増加することを見込んでおり、その結果、平成
28年3月期は、大幅な増益となることを見込んでいます。また、当社の財務予
測は、新規商品開発および各種ツールの拡充等による顧客基盤の拡大に伴う取
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引高増加に加えて、システムコスト等の継続的な固定費削減を中心とした効率
的な経費執行によって、売上および利益が増加することを見込んでおり、その
結果、平成28年3月期および平成29年3月期は、大幅な増益となることを見込
んでいます。なお、受領した財務予測には本株式交換の実施によるシナジー効
果等の影響は含まれていません。
DCF法の算定の前提としたGMOクリックホールディングスおよび当社の
財務予測の具体的な数値は、以下のとおりです。
GMOクリックホールディングス
(単位:百万円)
平成27年3月期
平成28年3月期
平成29年3月期
営業収益
22,906
27,923
営業利益
5,490
8,936
9,869
EBITDA
6,621
10,104
10,881
フリー・キャッシュ・フロー
4,537
7,754
7,416
当社
29,570
(単位:百万円)
平成27年3月期
平成28年3月期
平成29年3月期
営業収益
2,460
2,977
3,205
営業利益
133
519
790
EBITDA
387
741
926
84
733
688
フリー・キャッシュ・フロー
GMOクリックホールディングス株式の1株当たりの株式価値を1とした場
合の評価レンジは、以下のとおりです。
採用手法
(GMOクリック
ホールディングス)
採用手法
(当社)
割当比率の評価レンジ
類似会社比較法
市場株価法
0.699~1.300
(本株式分割を考慮しない場合:0.112~0.208)
DCF法
DCF法
0.878~1.429
(本株式分割を考慮しない場合:0.140~0.229)
AGSコンサルティングは、上記割当比率の算定に際して両社から受領した
事業計画およびヒアリングの実施により聴取した情報、一般に公開された情報
等を原則としてそのまま採用し、採用したそれらの資料および情報がすべて正
確かつ完全なものであること、かつ、割当比率の算定に重大な影響を与える可
能性がある事実でAGSコンサルティングに対して未開示の事実はないことを
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前提としており、独自にそれらの正確性および完全性の検証を行っていません。
また、AGSコンサルティングは、両社とその関係会社の資産又は負債(簿
外資産および負債、その他偶発債務を含みます。)について個別の資産および負
債の分析および評価を含め、独自に評価、鑑定又は査定を行っておらず、第三
者機関への評価、鑑定又は査定の依頼も行っていません。
AGSコンサルティングによる割当比率の算定は、平成26年10月30日までの
情報および経済条件等を反映したものであり、AGSコンサルティングがDC
F法による評価に使用した両社の財務予測については、両社の経営陣により現
時点で得られる最善の予測と判断に基づき合理的に作成されたことを前提とし
ています。
(ⅲ)算定の経緯
GMOクリックホールディングスは、下記3.(1)④(ⅰ)に記載のとお
り、本株式交換における割当比率の公正性とその他本株式交換の公正性を担保
するため、GMOクリックホールディングスの第三者算定機関として大和証券
を、法務アドバイザーとして西村あさひ法律事務所をそれぞれ選定し、本格的
な検討を開始しました。
一方、当社は、GMOクリックホールディングスからの提案を受け、下記3.
(1)④(ⅰ)および3.(1)④(ⅱ)に記載のとおり、本株式交換における
割当比率の公正性とその他本株式交換の公正性を担保するため、当社の第三者
算定機関としてAGSコンサルティングを、法務アドバイザーとしてシティユ
ーワ法律事務所をそれぞれ選定し、GMOクリックホールディングスからの本
株式交換に関する検討を開始しました。
GMOクリックホールディングスは、下記3.(1)④(ⅰ)に記載のとお
り、大和証券から提出を受けた割当比率の算定結果および助言並びに法務アド
バイザーである西村あさひ法律事務所からの助言を参考として、両社の財務状
況、業績動向、株価動向等を勘案し、これらを踏まえて慎重に交渉・協議を重
ねた結果、上記3.(1)①(ⅰ)に記載の割当比率が妥当であり、株主の利益
に資するものであるとの判断に至りました。
一方、当社は、GMOクリックホールディングスからの本株式交換の割当比
率の提示に対し、GMOクリックホールディングスから提示を受けた割当比率
は、上記3.(1)①(ⅱ)に記載のAGSコンサルティングによる、GMOク
リックホールディングス株式の1株当たりの株式価値を1とした場合の各算定
手法の評価レンジに関して、DCF法に基づく両社の株式の算定結果において
は、中央値を下回るものの、評価レンジの範囲内であること、および、類似会
社比較法に基づくGMOクリックホールディングス株式の算定結果と、市場株
価法に基づく当社株式の算定結果の比較においては、評価レンジのほぼ中央値
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であることを考慮しつつ、下記3.(1)④(ⅰ)および3.(1)④(ⅱ)に
記載のとおり、AGSコンサルティングから提出を受けた割当比率の算定結果
および助言、法務アドバイザーであるシティユーワ法律事務所からの助言、並
びに支配株主であるGMOクリックホールディングスと利害関係を有しない当
社の社外監査役であり、東京証券取引所に独立役員として届け出ている久米雅
彦氏並びにGMOクリックホールディングスと利害関係を有しない独立した外
部の有識者である中西哲男氏(弁護士、隼あすか法律事務所)および齊藤健一
氏(税理士、税理士法人サンク・アンド・アソシエイツ)の3名によって構成
される第三者委員会(以下「第三者委員会」といいます。)から受領した、当社
の取締役会が、GMOクリックホールディングスから提示を受けた割当比率に
よって本株式交換を行うことを決議することが、当社の少数株主にとって不利
益なものであるとは認められない旨の答申書を参考として、両社の財務状況、
業績動向、株価動向等を勘案し、これらを踏まえて慎重に交渉・協議を重ねた
結果、本株式交換は当社の株主の利益に資するものであるとの判断に至り、本
株式交換を行うことが妥当であると判断しました。
このように、これらの算定結果、助言、答申書等に加え、それぞれの財務状
況、業績動向、株価動向等のその他の要因も総合的に勘案しながら、両社で慎
重に協議・交渉を重ねた結果、上記3.(1)①(ⅰ)に記載の割当比率はそれ
ぞれの株主にとって妥当であるものと判断し、平成26年10月31日、本株式交換
を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結しました。
(ⅳ)算定機関との関係
大和証券およびAGSコンサルティングは、いずれもGMOクリックホール
ディングスおよび当社から独立した算定機関であり、両社の関連当事者には該
当せず、本株式交換に関して記載すべき重要な利害関係を有していません。
②GMOクリックホールディングスの資本金および準備金の額の相当性に関する
事項
本株式交換により増加するGMOクリックホールディングスの資本金および準
備金は以下のとおりです。
(a) 資本金
0円
(b) 資本準備金 会社計算規則第39条第1項に定める株主資本等変動額
(c) 利益準備金 0円
当社は、上記資本金および準備金の額は、会社計算規則第39条に従ったもので
あり、また、GMOクリックホールディングスの財務状況、資本政策その他の諸
事情を総合的に判断した上で決定したものであり、相当であると考えています。
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③交換対価としてGMOクリックホールディングス株式を選択した理由
当社およびGMOクリックホールディングスは、本株式交換の交換対価として、
株式交換完全親会社であるGMOクリックホールディングスの普通株式を選択し
ました。
当社は、かかる交換対価につき、①GMOクリックホールディングスは、本株
式交換により、平成27年4月1日に東京証券取引所JASDAQへ新規上場(テ
クニカル上場)する予定であり、本株式交換の効力発生日後はGMOクリックホ
ールディングス株式について流動性・換価性が維持されること、②当社の株主が
GMOクリックホールディングス株式を対価として受け取る場合には、本株式交
換による当社の完全子会社化に伴う統合効果によって得られる利益を当社の株主
も享受することが可能であること等を考慮して、GMOクリックホールディング
スの普通株式を本株式交換における交換対価として選択しました。
④当社株主の利益を害さないように留意した事項
(ⅰ)公正性を担保するための措置
GMOクリックホールディングスは、当社の議決権の総数の77.92%(発行済
株式総数の76.04%)を保有していることから、当社の親会社(会社法第2条第
4号に規定する親会社をいいます。以下同じです。)に該当します。したがっ
て、GMOクリックホールディングスおよび当社は、本株式交換における割当
比率の公正性を担保するため、上記3.(1)①(ⅲ)に記載のとおり、それぞ
れ独立した第三者算定機関に割当比率の算定を依頼し、その算定結果および助
言を参考として、両社の財務状況、業績動向、株価動向等を勘案し、これらを
踏まえて交渉・協議を重ねた結果、上記3.(1)①(ⅰ)に記載の割当比率に
より本株式交換を行うことを平成26年10月31日開催のそれぞれの取締役会で決
議し、最終的に合意しました。なお、GMOクリックホールディングスおよび
当社は、いずれも、第三者算定機関から割当比率の公正性に関する評価(フェ
アネス・オピニオン)を取得していません。
GMOクリックホールディングスは、本株式交換の法務アドバイザーとして、
西村あさひ法律事務所を選任し、本株式交換の諸手続および取締役会の意思決
定の方法・過程等について法的な観点から助言を得ています。なお、西村あさ
ひ法律事務所は、GMOクリックホールディングスおよび当社との間で重要な
利害関係を有しません。
他方、当社は、本株式交換の法務アドバイザーとして、シティユーワ法律事
務所を選任し、本株式交換の諸手続および取締役会の意思決定の方法・過程等
について法的な観点から助言を得ています。なお、シティユーワ法律事務所は、
GMOクリックホールディングスおよび当社との間で重要な利害関係を有しま
せん。
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(ⅱ)利益相反を回避するための措置
GMOクリックホールディングスは、当社の議決権の総数の77.92%(発行済
株式総数の76.04%)を保有していることから、上記3.(1)④(ⅰ)の措置
をとることに加え、利益相反を回避するために以下の措置を講じています。
当社の取締役のうち、GMOクリックホールディングスの取締役を兼務して
いる山本樹およびGMOクリックホールディングスの執行役を兼務している原
好史は、当社における意思決定の公正性を担保し、利益相反を回避する観点か
ら、GMOクリックホールディングスとの本株式交換についての協議および交
渉には参加しておらず、また、本株式交換に係る当社の取締役会の審議および
決議にも参加していません。
また、当社の監査役のうち、GMOクリックホールディングスの従業員を兼
務している若松剛史は、利益相反を回避する観点から、当社の立場でGMOク
リックホールディングスとの本株式交換についての協議および交渉には参加せ
ず、また、本株式交換に係る当社の取締役会の審議への参加および意見表明を
行っていません。
当社の取締役会における本株式交換に関する議案は、当社の取締役のうち上
記の山本樹および原好史を除く4名の取締役の全員一致により承認可決されて
おり、かつ当社の監査役3名のうち上記の若松剛史を除く2名の監査役が本株
式交換に異議がない旨の意見を述べています。
上記の措置に加え、当社は、第三者委員会を設置し、本株式交換を検討する
にあたって、第三者委員会に対し、①本株式交換の目的の合理性(本株式交換
が当社の企業価値向上に資するかの検討を含みます。)、②本株式交換の条件の
妥当性(本株式交換における割当比率の適正性および本株式交換に係る検討過
程・交渉経緯を含みます。)、③本株式交換の手続の透明性・公正性(当社株主
利益への配慮を含みます。)、および④上記①乃至③その他の事項を前提に、本
株式交換が当社の少数株主にとって不利益なものではないか(以上については、
「支配株主との間に利害関係を有しない者による意見」(東京証券取引所有価証
券上場規程第441条の2および同施行規則第436条の3)を含みます。)につい
て、諮問しました。
第三者委員会は、平成26年9月29日から平成26年10月30日までに、会合を合
計5回開催したほか、情報収集を行い、必要に応じて臨時協議を行うなどして
上記諮問事項に関し、慎重に検討を行いました。第三者委員会はかかる検討に
あたり、当社から本株式交換の目的、本株式交換に至る背景、当社の企業価値
の内容、並びに割当比率を含む本株式交換の諸条件の交渉過程および決定過程
についての説明を受けており、また、AGSコンサルティングから本株式交換
における割当比率の評価に関する説明を受けています。また第三者委員会は、
当社の法務アドバイザーであるシティユーワ法律事務所から、本株式交換に係
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る当社の取締役会の意思決定の方法および過程に関する説明を受けています。
第三者委員会は、かかる経緯の下、これらの説明、算定結果その他の検討資
料を前提として、当社の取締役会が本株式交換を行うことを決議することが、
当社の少数株主にとって不利益なものであるとは認められない旨の答申書を平
成26年10月30日付で当社の取締役会に提出しています。
当社は、以上の当社における取締役会決議の方法その他の利益相反を回避す
るための措置に関して、当社の法務アドバイザーであるシティユーワ法律事務
所から法的助言を受けています。
(2)交換対価について参考となるべき事項
①GMOクリックホールディングスの定款の定め
GMOクリックホールディングスの定款の定めの内容は別紙Bに記載のとおり
です。
なお、GMOクリックホールディングスは、平成27年4月1日に東京証券取引
所JASDAQへ新規上場(テクニカル上場)する予定であり、当該上場へ向け、
その定款を変更する予定です。
②交換対価の換価の方法に関する事項
(ⅰ)取引市場
GMOクリックホールディングス株式は、現在はいずれの取引所金融商品市
場においても取引されていない非上場株式ですが、平成27年4月1日に東京証
券取引所JASDAQへ新規上場(テクニカル上場)する予定です。
(ⅱ)取引の媒介、取次ぎ又は代理を行う者
上記3.(2)②(ⅰ)のとおり、GMOクリックホールディングスの普通株
式は、現在はいずれの取引所金融商品市場においても取引されていない非上場
株式ですが、平成27年4月1日に東京証券取引所JASDAQへ新規上場(テ
クニカル上場)する予定であり、当該上場後は、金融商品取引業者(証券会社)
を通じてお取引いただけます。
(ⅲ)交換対価の譲渡その他の処分に制限があるときは、その内容
GMOクリックホールディングスの定款上、GMOクリックホールディング
ス株式を譲渡により取得するには、同社取締役会の承認を受けなければならな
いものとされていますが、GMOクリックホールディングス株式は、平成27年
4月1日に東京証券取引所JASDAQへ新規上場(テクニカル上場)する予
定であり、これに伴い、GMOクリックホールディングスは、その定款を変更
し、上記株式譲渡制限に関する規定を廃止する予定です。よって、本株式交換
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の効力発生後においては、交換対価につき、譲渡その他の処分に対する制限は
ありません。
③交換対価の市場価格に関する事項
GMOクリックホールディングス株式はいずれの取引所金融商品市場において
も取引されていない非上場株式であり、該当する市場価格はありません。
なお、GMOクリックホールディングス株式は、平成27年4月1日に東京証券
取引所JASDAQへ新規上場(テクニカル上場)する予定であり、当該日以降
は市場価格が付される予定です。上記上場後は、東京証券取引所のウェブサイト
(http://www.tse.or.jp/)において開示される株価情報およびチャート等により、
交換対価の市場価格およびその推移が示されることとなります。
④GMOクリックホールディングスの過去5年間の貸借対照表
GMOクリックホールディングスは、各事業年度に係る貸借対照表の内容につ
き、法令の規定に基づく公告を行っているため、記載を省略します。
(3)株式交換に係る新株予約権の定めの相当性に関する事項
該当事項はありません。
(4)計算書類等に関する事項
①GMOクリックホールディングスの最終事業年度(平成26年3月期)に係る計
算書類等の内容
GMOクリックホールディングスの平成26年3月期に係る計算書類等について
は、 法 令 お よ び 定 款 第 17 条 の 規 定 に 基 づ き、 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ (ア ド レ ス
https://www.fxprime.com/ir_info/)に掲載しています。
②GMOクリックホールディングスにおける最終事業年度の末日後に生じた重要
な財産の処分等に関する事項
発行可能株式総数の増加(定款変更)
GMOクリックホールディングスは、平成26年10月31日開催の取締役会にお
い て、 効 力 発 生 日 を 平 成 26 年 12 月 24 日 と し て、 そ の 発 行 可 能 株 式 総 数 を
30,000,000株より、187,500,000株へ変更する定款一部変更決議を行いました。
③当社における最終事業年度の末日後に生じた重要な財産の処分等に関する事項
該当事項はありません。
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別紙A
株式交換契約書
GMOクリックホールディングス株式会社(以下「甲」という。)と株式会社FXプ
ライムbyGMO(以下「乙」という。)は、以下のとおり株式交換契約(以下「本契
約」という。)を締結する。
第1条(株式交換の方法)
1 甲及び乙は、本契約の定めに従い、甲を株式交換完全親会社とし、乙を株式交
換完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」という。)を行い、甲は、本株
式交換により、乙の発行済株式(但し、甲が所有する乙の株式を除く。以下同
じ。)の全部を取得する。
2 本株式交換に係る株式交換完全親会社及び株式交換完全子会社の商号及び住所
は、次のとおりである。
(1) 株式交換完全親会社
商号:GMOクリックホールディングス株式会社
住所:東京都渋谷区桜丘町20番1号
(2) 株式交換完全子会社
商号:株式会社FXプライムbyGMO
住所:東京都渋谷区桜丘町20番1号
第2条(効力発生日)
本株式交換がその効力を生ずる日(以下「本効力発生日」という。)は、平成27年
4月1日とする。但し、本株式交換に係る手続進行上の必要性その他の事由によっ
て必要となる場合には、甲及び乙が協議し合意の上、本効力発生日を変更すること
ができる。
第3条(本株式交換に際して交付する株式の数及びその割当てに関する事項)
1 甲は、本株式交換に際して、本株式交換により甲が乙の発行済株式の全部を取
得する時点の直前時(以下「本株式交換基準時」という。)における乙の株主(但
し、甲を除く。以下「本割当対象株主」という。)に対して、その保有する乙の普
通株式に代わり、その保有する乙の普通株式の総数に1を乗じた数の甲の普通株
式を交付する。
2 甲は、本株式交換に際して、本割当対象株主に対して、その所有する乙の普通
株式1株につき、甲の普通株式1株の割合をもって割り当てる。
3 甲及び乙は、甲が、本契約締結後から本効力発生日までの間に、甲の普通株式
1株を6.25株に分割する株式分割(以下「本株式分割」という。)を行うこと、及
び、前二項に定める甲の普通株式数は、本株式分割が効力を生じたことを前提と
したものであることを確認する。
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第4条(甲の資本金及び準備金)
本株式交換により増加する甲の資本金及び準備金の額は、次のとおりとする。
(1) 資本金
0円
(2) 資本準備金 会社計算規則第39条第1項に定める株主資本等変動額
(3) 利益準備金 0円
第5条(株式交換承認株主総会)
1 甲は、平成26年12月の臨時株主総会(会社法第319条第1項の規定に基づき株主
総会の決議があったものとみなされる場合を含む。)において、本契約の承認、定
款の変更その他本株式交換に必要な事項に関する決議を求めるものとする。
2 乙は、平成26年12月24日開催予定の臨時株主総会において、本契約の承認、定
款の変更その他本株式交換に必要な事項に関する決議を求めるものとする。
3 前二項に定める手続(臨時株主総会の開催日を含む。)は、本株式交換に係る手
続進行上の必要性その他の事由によって必要となる場合には、甲及び乙が協議し
合意の上、これを変更することができる。
第6条(乙による自己株式の消却)
乙は、第5条第2項の定めに従って本契約について株主総会の承認が得られた場
合には、本効力発生日の前日までに開催される乙の取締役会の決議に従い、本株式
交換基準時の直前の時点において乙が保有している自己株式(本株式交換に際して
会社法第785条第1項の規定に基づいて行使される株式買取請求に係る株式の買取り
によって乙が取得する自己株式を含む。)のすべてを、当該買取りの効力が生じた
後、本株式交換基準時の直前の時点をもって消却するものとする。
第7条(定款の変更)
甲及び乙は、本効力発生日までに、本株式交換に伴い行う予定の定款変更に必要
な手続を行う。
第8条(会社財産の管理)
甲及び乙は、本契約締結後から本効力発生日までの間、善良なる管理者の注意を
もって、自己の業務の執行及び財産の管理・運営を行い、本契約に別途定めるもの
を除き、自己の資産内容、財産状態、経営成績、キャッシュフロー、事業又は将来
収益計画(併せて、以下「資産内容等」と総称する。)に重大な影響を及ぼすおそれ
のある行為を行おうとする場合には、事前に相手方と協議した上で、これを実行す
るものとする。
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第9条(剰余金の配当)
1 甲は、前条の規定にかかわらず、本効力発生日より前の日を基準日とする剰余
金の配当を、甲の平成27年3月期の連結計算書類における当期純利益の金額に42
%を乗じた金額から、平成26年4月1日から本契約締結日までの間のいずれかの
日を基準日とする剰余金配当に係る配当金の額を控除した金額を上限として行う
ことができる。
2 乙は、前条の規定にかかわらず、本効力発生日より前の日を基準日とする剰余
金の配当を、乙の平成27年3月期の計算書類における当期純利益の金額に50%を
乗じた金額を上限として行うことができる。
第10条(本契約の変更及び解除)
本契約締結日から本効力発生日の前日までの間に、甲又は乙のいずれかの資産内
容等に重大な影響を及ぼす事象その他本株式交換の実行に重大な影響を及ぼす事象
が判明又は発生した場合には、甲及び乙は、相互に協議し合意の上、本契約を変更
し又は解除することができる。
第11条(失効)
本契約は、甲又は乙の第5条に定める株主総会の承認が得られないとき、法令上
本株式交換に関して要求される関係官庁の承認等(もしあれば)が得られないこと
が客観的に明らかになったとき又は前条の規定に基づいて本契約が解除されたとき
はその効力を失う。
第12条(協議事項)
本契約に定めのない事項又は本契約の条項の解釈について疑義が生じた事項につ
いては、甲及び乙が協議の上、これを解決するものとする。
本契約の締結を証するため、本書2通を作成し、甲乙それぞれ捺印の上、各1通を
保有する。
平成26年10月31日
甲
東京都渋谷区桜丘町20番1号
GMOクリックホールディングス株式会社
代表執行役社長 鬼頭 弘泰 ㊞
乙
東京都渋谷区桜丘町20番1号
株式会社FXプライムbyGMO
代表取締役社長 安田 和敏 ㊞
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別紙B
定款
第1章 総則
第1条(商号)
当会社は、GMOクリックホールディングス株式会社と称し、英文ではGMO Click
Holdings, Inc.と表示する。
第2条(創業の精神)
当会社、並びにGMOインターネットグループは、創業の精神として「スピリット
ベンチャー宣言」を掲げ、インターネットの”場”の提供に経営資源を集中し、「日
本を代表する総合インターネットグループ」として、インターネットを豊かに楽し
くし、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「笑顔」「感動」を創造し、社
会と人々に貢献する。
第3条(目的)
当会社は、次の事業を営むこと、及び次の事業を営む会社の株式又は持分を所有す
ることにより、当該会社の事業活動を支配、管理することを目的とする。
(1) 金融商品取引法第2条第8項に規定された金融商品取引業
(2) 同法第35条第1項に規定された金融商品取引業の付随業務
(3) 同法第35条第2項に規定された届出業務
(4) 同法第2条第11項に規定された金融商品仲介業
(5) 外国為替市場における受託・媒介・取次・両替
(6) 商品先物取引法第2条に規定された商品先物取引業
(7) 譲渡性預金の預金証書の売買又はその媒介、取次ぎもしくは代理に係る業務
(8) 経営コンサルティング業
(9) 広告、宣伝の企画及び広告代理店業務
(10) 不動産の所有、利用、管理、賃貸借、売買、仲介及び鑑定業並びにこれらの受
託
(11) 金融に関するシステム(ハードウェア、ソフトウェア、その他名称の如何を問
わず、一定の目的を達成するために作成されるプログラム及びプログラムを備
えた媒体を指す。以下、同じ。)の開発及び保守
(12) 金融に関するシステムの運用代行
(13) 外国為替取引システムの開発、販売及び保守
(14) 金融商品取引システムの開発、販売及び保守
(15) システムの導入に関するコンサルティング
(16) 情報処理サービス業及び情報提供サービス業
(17) 人材育成のための教育事業
(18) 講演会、セミナー、研究会の開催
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(19) 出版業
(20) マルチメディア関連の映像、ソフトウェア、データ及び映像媒体の研究、開
発、企画、販売
(21) 投資業
(22) 投資事業組合財産の管理及び運用
(23) 投資法人の設立及び企画に関する業務
(24) ホテル、レジャー施設、商業施設、及び旅館の経営、運営、所有並びに管理
(25) ホテル、レジャー施設、商業施設、及び旅館の新規事業開発並びに事業再生
(26) インターネットによる通信販売
(27) 日本国外で行う上記各号と同種の事業
(28) 総務人事、経理財務、企画等に関する業務の受託又は支援
(29) 当会社の子会社等に対する資金の貸借及び配分、並びに余剰資金の運用等
(30) 前各号に附帯する一切の業務
第4条(本店)
当会社は、本店を東京都渋谷区に置く。
第5条(公告方法)
当会社の公告方法は、電子公告とする。但し、事故その他やむを得ない事由により
電子公告による公告ができない場合は、官報に掲載して行う。
第6条(機関)
当会社は、次の機関を置く。
(1) 株主総会
(2) 取締役
(3) 取締役会
(4) 委員会
(5) 執行役
(6) 会計監査人
第2章 株式
第7条(発行可能株式総数)
当会社の発行可能株式総数は、30,000,000株とする。
第8条(譲渡制限)
当会社の株式を譲渡により取得する場合、株主又は取得者は、取締役会の承認を得
なければならない。
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第9条(相続人等に対する売渡し請求)
当会社は、相続その他の一般承継により当会社の株式を取得した者に対し、当該株
式を売渡すことを請求できる。
第10条(株主名簿管理人)
当会社は、株主名簿管理人を置く。
2.株主名簿管理人及びその事務取扱場所は、取締役会の決議によって選定する。
3.当会社の株主名簿及び新株予約権原簿は、株主名簿管理人の事務取扱場所に備え置
き、株主名簿及び新株予約権原簿への記載または記録、その他株式ならびに新株予
約権に関する事務は株主名簿管理人に取り扱わせ、当会社においては取り扱わない。
第11条(株式取扱規程)
当会社の株式の取扱い及び手数料は、法令又は本定款の他、株式取扱規程に従う。
第12条(基準日)
当会社は、毎事業年度の最終の株主名簿に記載又は記録された株主を、その事業年
度に関する定時株主総会で議決権を行使できる株主とする。
2.前項に関わらず、必要がある場合、取締役会の決議により、事前に公告して、一定
の日における株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者を、その権利
を行使できる株主又は登録株式質権者とすることができる。
第3章 株主総会
第13条(株主総会決議事項)
株主総会は、会社法及び本定款に定める事項に限り、決議できる。
第14条(招集)
定時株主総会は、毎事業年度の終了後、3か月以内に招集する。
2.臨時株主総会は、必要がある場合、随時開催する。
第15条(招集手続)
株主総会を招集する場合、株主総会の日の1週間前までに、議決権を行使できる株
主に対して招集通知を発する。
2.前項の規定に関わらず、株主総会は、議決権を行使できる株主全員の同意がある場
合、招集の手続を経ずに開催できる。
第16条(招集権者等)
株主総会は、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議に基づいて、執
行役社長が招集する。但し、執行役社長に事故がある場合、取締役会が定めた順序
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に従い、他の執行役又は取締役が招集する。
2.株主総会は、執行役社長が議長となる。但し、執行役社長に事故がある場合、取締
役会が定めた順序に従い、他の執行役又は取締役が議長となる。
第17条(株主提案権)
株主は、一定の事項を株主総会の目的とすることを請求し、または株主総会の目的
である事項につき議案を提出する場合には、書面によらなければならない。
2.株主総会の議案が株主の提出によるものである場合、会社法施行規則第93条第1項
により当会社が定める分量は以下のとおりとする。
(1) 提案の理由
各議案ごとに400字
(2) 提案する議案が役員選任議案の場合における株主総会参考書類に記載すべき事
項
各議案ごとに400字
第18条(決議方法)
会社法第309条第1項に定める株主総会の決議は、法令又は本定款に別段の定めがあ
る場合を除き、議決権を行使できる株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、
出席した当該株主の議決権の過半数をもって行う。
2.会社法第309条第2項に定める株主総会の決議は、議決権を行使できる株主の議決権
の過半数を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の3分の2以上に当た
る多数をもって行う。
第19条(代理行使)
株主が代理人を通じて議決権を行使する場合、代理人は1名とし、当該代理人は当
会社の議決権を有する株主であることを要する。
2.前項の場合、株主又は代理人は、代理権を証する書面を、株主総会ごとに当会社に
提出しなければならない。
第20条(議事録)
株主総会の議事の経過の要領及びその結果、並びにその他法令に定める事項は、議
事録に記載又は記録する。
第4章 取締役及び取締役会
第21条(員数)
取締役の員数は、3名以上10名以内とする。
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第22条(選任方法)
取締役の選任は、株主総会において、議決権を行使できる株主の議決権の過半数を
有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の過半数をもって行う。
2.取締役の選任決議は、累積投票によらない。
第23条(任期)
取締役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時株主総会の終結の時までとする。
2.補欠又は増員として選任した取締役の任期は、他の現任取締役の残任期間とする。
第24条(役付取締役)
当会社は、取締役会の決議により、取締役会長を選定することができる。
第25条(招集手続)
取締役会は、各取締役が招集する。
2.取締役会の議長は、取締役の互選による。
3.前二項の規定に関わらず、取締役会が招集権者、議長又はこれらの者に事故等があ
る場合の代行順位を定めたときは、当該定めによる。この場合、招集権者以外の取
締役は、招集権者に対し、取締役会の招集を請求できる。
4.取締役会の招集通知は、各取締役に対し、取締役会の日の3日前までに発する。但
し、緊急を要する場合、当該期間を短縮できる。
5.前項の規定に関わらず、取締役会は、取締役全員の同意がある場合、招集の手続を
経ずに開催できる。
第26条(決議方法)
取締役会の決議は、決議に加わることができる取締役の過半数が出席し、出席した
取締役の過半数をもって行う。
第27条(取締役会による事後承認の禁止)
取締役会において決議すべき事項についての取締役会決議は、当該事項の執行の後
にこれを得ることを禁止する。
2.前項の規定に関わらず、取締役会において決議すべき事項について、当該事項が緊
急且つ重要なものであり、当該事項の執行に先んじて取締役会の決議を得るのでは
当会社の経営に重大な影響を及ぼす場合に限り、執行役社長は、法令又は定款に違
反しない範囲で、取締役会の決議に先んじて当該事項を執行できる。
3.前項の場合、執行役社長は、前項に定める執行後に開催される最初の取締役会にお
いて、当該執行の事実を報告し、当該執行について、議決に加わることができる取
締役全員の賛成による決議を得なければならない。
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第28条(規程)
取締役会の運営その他に関する事項は、法令又は本定款の他、取締役会規程に従う。
第29条(報酬等)
取締役の報酬等(報酬、賞与その他の職務執行の対価として株式会社から受ける財
産上の利益をいう。以下同じ。)は、報酬委員会が定める。
第30条(取締役の責任免除及び社外取締役との責任限定契約)
当会社は、取締役会の決議により、会社法第423条第1項の取締役(取締役であった
ものを含む。)の損害賠償責任に関し、会社法第426条第1項に定める要件に該当す
る場合は、賠償責任額から会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を控除して
得た額を限度として、免除できる。
2.当会社は、社外取締役との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任に関し、会社
法第427条第1項に基づき、損害賠償責任を限定する契約を締結できる。但し、当該
契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度
額とする。
第5章 委員会
第31条(委員会)
当会社は、次の委員会を置く。
(1) 指名委員会
(2) 監査委員会
(3) 報酬委員会
第32条(員数)
各委員会の委員の員数は、3名以上とする。
2.各委員会の委員の過半数は、社外取締役とする。
第33条(選定方法)
各委員会の委員及び委員長は、取締役会の決議により、取締役の中から選定する。
第34条(規程)
委員会に関する事項は、法令又は本定款の他、次の規程に従う。
(1) 指名委員会規程
(2) 監査委員会規程
(3) 報酬委員会規程
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第6章 執行役
第35条(員数)
執行役の員数は、1名以上10名以内とする。
第36条(選定方法)
執行役は、取締役会の決議により選任する。
2.代表執行役は、取締役会の決議により、執行役の中から選定する。但し、執行役が
1名の場合、当該執行役を代表執行役に選定したとみなす。
3.取締役会の決議により、執行役の中から執行役会長1名、執行役社長1名またはそ
の他の役付執行役若干名を選定することができる。
第37条(任期)
執行役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時株主総会の終結後、最初に招集する取締役会の終結の時までとする。
2.補欠又は増員として選任した執行役の任期は、他の現任執行役の残任期間とする。
第38条(職務分掌等)
執行役が2名以上いる場合、取締役会の決議により、執行役の職務分掌及び指揮命
令関係その他の執行役相互の関係に関する事項を定めることができる。
第39条(報酬等)
執行役の報酬等は、報酬委員会が定める。
第40条(執行役の責任免除)
当会社は、取締役会の決議により、会社法第423条第1項の執行役(執行役であった
ものを含む。)の損害賠償責任に関し、会社法第426条第1項に定める要件に該当す
る場合は、賠償責任額から会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を控除して
得た額を限度として、免除できる。
第7章 会計監査人
第41条(選任方法)
会計監査人の選任は、株主総会において、議決権を行使できる株主の議決権の過半
数を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の過半数の決議をもって行う。
第42条(任期)
会計監査人の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関す
る定時株主総会の終結の時までとする。
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2.会計監査人は、前項の定時株主総会で別段の決議がなされなかった場合、当該定時
株主総会において再任されたものとみなす。
第43条(報酬等)
会計監査人の報酬等は、執行役社長が監査委員会の同意を得て定める。
第8章 計算
第44条(事業年度)
当会社の事業年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までとする。
第45条(剰余金の配当等の決定機関)
当会社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令
に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める。
第46条(剰余金の配当の基準日)
当会社の剰余金の配当の基準日は、毎年3月31日、6月30日、9月30日、12月31日
とする。
2.前項のほか、基準日を定めて剰余金の配当をすることができる。
第47条(剰余金の配当の除斥期間)
配当財産が金銭の場合、その支払開始日から満3年を経過してもなお受領されない
とき、当会社はその支払義務を免れる。
2.未払いの配当金には利息をつけない。
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第2号議案 定款一部変更の件
1.提案の理由
本臨時株主総会において第1号議案「当社とGMOクリックホールディングス株
式会社との株式交換契約承認の件」が承認可決され、本株式交換がその効力発生日
(平成27年4月1日(予定))に効力を生ずると、その日以降、当社の株主は、GM
Oクリックホールディングスのみとなります。
これに伴い、定時株主総会の議決権に係る基準日を予め当社の定款に定めておく
必要性が失われることから、現行定款第15条(定時株主総会の基準日)を削除する
とともに、現行定款第16条以下を1条ずつ繰り上げる(以下「本定款変更」といい
ます。)ことといたしたく存じます。
なお、本定款変更は、本臨時株主総会において第1号議案が原案どおり承認可決
されること、並びに平成27年3月30日の前日までに本株式交換が中止されていない
ことおよび本株式交換契約の効力が失われていないことを条件として、平成27年3
月30日にその効力を生じるものとします。
2.変更の内容
現行定款の一部を次の変更案のとおり改めたいと存じます。
(下線は変更部分を示します。)
現
行
定
款
変
(定時株主総会の基準日)
第15条 当会社の定時株主総会の議決権の基準日
は、毎年3月31日とする。
第16条
~
(条文省略)
第45条
更
案
(削除)
第15条
~
第44条
(現行どおり)
(ご参考)
平成27年3月期の期末配当につきましては、現行定款第44条に従い、平成27年3月
31日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者の皆さまに対し
て、当社からお支払いする予定です。
なお、当社は、配当予想の開示は行っていません。
以 上
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株主総会会場案内図
東京都渋谷区桜丘町20番1号
渋谷インフォスタワー 18階
電 話 03(5489)7132(当社)
渋谷マークシティEAST
渋谷駅
東口
線
国道246号
東急プラザ 南口
明
治
通
り
あおい書店
東
ファミリーマート
急
東
横
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手
山
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株主総会会場
渋谷インフォスタワー18階
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