宮崎県ホームページリニューアル及び 運用・保守に関する業務仕様書 平成 26 年 5 月 宮崎県総合政策部秘書広報課広報戦略室 1 件名 宮崎県ホームページリニューアル及び運用・保守に関する業務(以下「本業務」という。) 2 目的 宮崎県ホームページは、平成 17 年度からコンテンツマネジメントシステム(以下「CMS」 という。)を導入し、平成 22 年度のバージョンアップや、一部ページのリニューアル等を随 時行いながら、現在に至っている。 しかし、構築から年数が経過し、情報通信技術の急速な進展や利用者ニーズの多様化などに より、緊急時の情報提供体制が不十分、一昔前のデザインでアピール力に乏しい、欲しい情報 が見つけにくい、アクセシビリティの対応が不十分など様々な課題が顕在化しており、ホーム ページの抜本的な改善、充実が求められている。 このことから、本業務では、これらの様々な課題の解決を図り、本県の魅力やポテンシャル を効果的に発信するとともに、災害・緊急情報の迅速・的確な提供を行うこととする。 なお、利用者・情報発信者(職員)にとっても、見やすく求める情報に容易にたどり着け、 使いやすく多様な表現を行える操作性の高いものとなるよう、ホームページの全面的なリニュ ーアルを実施するとともに、円滑で安定的な運用・保守等を行うものである。 ○ホームページが抱える主な課題 ・ 災害・緊急時における迅速な情報発信への対応が不十分である。 ・ 一昔前のデザイン・レイアウト、コンテンツ不足で魅力発信力に欠ける。 ・ JIS X8341-3:2010 の等級 AA に準拠していない箇所が散見されるなど、アクセシビリティ 面の対応が不十分である。 ・ 情報分類(カテゴリー)やサイト構成が不明確、誘導や見出し等が不十分で、目的の情報 にたどり着きづらい(欲しい情報を見つけにくい。) ・ スマートフォン対応の画面がないなど、情報伝達手段の進展への対応が遅れている。 ・ 公開権限が限定的(多様なワークフロー設定が困難)であり、災害・緊急時の迅速な情報 発信に支障がある。 ・ システム独自の専門用語・概念や操作方法が多く、テンプレート追加・各種チェック等の 機能が不十分、入力・複写・表作成などの操作が難しいなど、職員の情報掲載・管理作業 に負担感が大きい。 ・ 各所属等が開設・運営する CMS を利用しない様々な独立系のホームページが多数存在して いる。 -1- 3 業務の対象範囲 3.1 業務の内容 本業務の内容は以下のとおりとする。 (1) 総合的なコンサルティング (2) CMS の導入・構築 (3) サイト設計・ページデザイン、テンプレート作成及びデータ移行 (4) アクセシビリティの確保(試験の実施等) (5) 運用に係る各種マニュアル等の整備 (6) 運用に係る各種研修の実施(作成者、承認者、管理者) (7) 運用・保守 ※ この仕様書の中で使う「リニューアル」とは(2)と(3)の一連の作業のことを指す。 ※ 本業務で導入・構築する CMS、ソフトウェア、ミドルウェア、その他関係ソフトウェア 及び機器(管理用端末)等を宮崎県ホームページ情報掲載システムと呼ぶ。 ※ 本業務で使用するサーバは宮崎県情報政策課の提供する「宮崎県サーバ統合基盤」を利用 するものとし、CMS サーバ及び Web サーバのハードウェアの調達は含まない。その他、利 用可能な OS や、基盤側で提供可能なデータベースに関しては、7.1.3 項を参考にすること。 なお、サーバ統合基盤側で提供しないソフトウェア等を利用する場合は、今回の提案におい て準備すること。 CMS サーバの設定作業、ミドルウェア・CMS パッケージ・その他有償ソフトウェアのラ ※ イセンス調達及び設定作業は本業務の範囲とする。 3.2 対象サイト 本業務が対象とするサイトは下記のとおりとする。 http://www.pref.miyazaki.lg.jp(宮崎県ホームページ)配下のうち、現在の CMS で管理 しているページ(トップページと同じデザイン※のページ) ※同じデザインとは、以下のグローバルナビゲーションのヘッダーにもつページを指す。 ただし、以下の 8.1.2 に示す新規サイト等のほか、トップページと異なるデザインの以下の ページについても、CMS で管理できるようにすること。 -2- ◯チャレンジサイトみやざき http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/danjo/challenge/ ◯県土整備部のページ http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/doboku/portal/ 3.3 業務の履行期間 本業務を履行する期間は、契約締結日から平成 31 年 12 月 31 日までとする。 なお、ホームページの公開日は、平成 27 年 1 月 5 日(予定)とする。時間は受託者と協議の 上決定する。 本県が考える本業務のスケジュールの目安は以下のとおりであるが、具体的には受託者と 協議の上決定する。 (スケジュール) 平成 26 年 6 月下旬 契約締結 平成 26 年 7 月~12 月下旬 CMS の導入・構築 サイト設計・ページデザイン・コンテンツ作成 テンプレートの作成、一部主要データの移行 各種マニュアル等の整備、各種研修の実施 平成 27 年 1 月 5 日(予定) 新ホームページの公開 平成 27 年 1 月~3 月 検証、テンプレートの調整・修正、全データの移行 各種研修の実施 アクセシビリティ試験の実施、試験結果の公開 平成 27 年 3 月 成果物の納入 平成 27 年 1 月~平成 31 年 12 月 運用・保守 各種研修の実施 -3- 4 基本的考え方 本業務を実施するに当たっては、以下の基本的考え方を十分に理解すること。 (1) 利用者視点の見やすさ、使いやすさの追求 利用者の視点に立ち、誰にでも見やすく求める情報に容易にたどり着け、アクセシビリテ ィやユーザビリティに配慮し使いやすく分かりやすいものとするため、サイト構成や情報分 類、ナビゲーション、デザインなど様々な観点から利便性の向上を図る。 (2) 災害・緊急時の迅速・的確な情報提供 災害・緊急時に、安全・安心に関する情報を迅速かつ的確に情報提供できるよう、機能・ デザイン等の改善を図る。 (3) 本県の特徴や魅力の効果的アピール 本県の特徴や魅力を県内外に向け効果的に発信することで、興味や親しみ、イメージアッ プや認知度を高めるため、サイト全体に本県の特徴をとらえた統一感あるデザイン、魅力を 的確にアピールできるコンテンツ作成などの改善・充実を図る。 (4) ページ作成・管理等の操作性の強化 ページ作成・更新や管理に対する理解・操作が簡単であるなど、職員の作業負担の軽減を 十分に考慮した操作性の高い CMS の導入・構築や、マニュアルや研修等の支援の仕組みの 充実・強化を図る。 (5) 拡張性の確保及び円滑・安定的な運用・保守 運用開始後も機能向上やサイト構成・デザインの追加・変更等を柔軟に行えるなど、将来 的な拡張性を確保したものとするとともに、セキュリティ対策や緊急・障害時の対応など円 滑で安定的なホームページの運用・保守を図る。 5 総合的なコンサルティング 本業務の実施に当たっては、受託者は現在のホームページが抱える課題や、ICT の急速な進 展、利用者ニーズの多様化、さらには本県の基本的考え方等を踏まえ、サイト設計やページデ ザイン・コンテンツ作成、データ移行、運用・保守等のそれぞれの側面において、総合的なコ ンサルティング(または情報提供やアドバイス)を積極的に行うこと。 -4- 6 リニューアル作業体制 6.1 業務実施体制 ① 受託者は、本仕様書に定める業務委託内容及びスケジュール等を踏まえ、リニューア ル業務を円滑に進めるため、必要な業務実施体制を構築すること。 ② 「業務全体の開発責任者、工程ごとの責任者・担当者」を明示した「作業体制表」を県 に提出し、承認を得ること。共同企業体として、複数の事業者が参加する場合は、事業者 ごとに「責任者・担当者」を明示すること。 6.2 業務要員に要求する知識・能力 ① この業務に当たる要員は、本仕様書に定める業務内容を十分理解し、実施するために必 要な経験・実績、知識・能力を有する者であること。 ② 開発責任者は、以下の要件を満たす者であること。 ・ 都道府県におけるホームページ業務について十分な知識を有し、理解していること。 ・ 業務遂行のための各工程管理、工程ごとの責任者・担当者の指揮・管理を行うなど リニューアル業務全般について安定的、効率的に業務を遂行し、かつ統括する能力を有 していること。 ・ CMS 導入を前提としたホームページの構築・リニューアルの経験を有していること。 ・ 十分な業務遂行の能力があること。 ③ 開発責任者及び各工程の責任者は、リニューアル作業の終了までは、原則として変更が ないこととするが、事情により変更となる場合、事前に県と協議を行い承認を得ることと する。 6.3 履行場所 ① 本業務履行の場所は、原則として受託者が確保する。 ② ただし、県と受託者が県庁舎で協議等を行う場合、県が所有する資料等を業務上の必要 により閲覧する場合、機器・ソフトウェア等の導入・設定調整を行う場合、その他県が必 要と判断する場合は、県が調整、確保する。 ③ 県が調整・確保する場所の使用は、県が事前に了承した場合を除き、開庁日の午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分までの間に行うこととする。 -5- 6.4 会議・報告・確認 6.4.1 会議 ① 業務履行の進捗状況の報告や協議・相談を行うため、定例・臨時の会議を行うこととす るが、頻度・内容・方法等については、県と協議の上決定する。 ② 会議の場所は、原則として県庁舎内とし、その都度、県が調整・確保する。 ③ 各会議の進行、資料の作成、議事録の作成、スケジュールの管理は原則として受託者が 行うこととし、議事録は、会議終了後 7 日以内に作成し、県に提出することとする。 6.4.2 報告 各業務工程における進捗状況や、品質管理の状況、課題・リスクに対する管理・対応状況 等について、県の求めに応じ、各種報告書を提出すること。 6.4.3 作業進捗状況の確認・検証 ① 受託者は、作業の進捗状況が県側からも確認できるように、オンライン上に仮サイト等 を構築すること。 ② 6.5 作業環境へのアクセスは、本県及び受託者以外からのアクセスを禁じること。 円滑稼働に向けた調整 6.5.1 職員向けヘルプデスクの設置 職員が CMS の操作をできるようになって以降、初期の管理者の運用及び作成者の操作 ① の早期習得を支援するため、電話等での対応を行うためのヘルプデスクを設置すること。 ヘルプデスクは県庁内に常駐し実施すること。実施期間は県庁開庁日の午前 8 時 30 分 ② から午後 5 時 15 分の間で、2 ヶ月を限度に、県と協議の上決定する。(常駐スタッフは問 い合わせがない場合、リニューアル作業を実施しても構わない。) ③ 問い合わせ及び回答の内容は記録し県に報告することとし、必要に応じてマニュアルの 追加・修正を行うほか、県が別途設置する 10.2④のホームページヘルプデスク担当者に必 要に応じて引き継ぎを行うこと。 6.5.2 公開前の運用テストの実施 ① 安定した動作確認のため、公開前に運用テストを実施すること。 ② テスト環境は受託者の責任・負担のもと整備すること。 ③ テスト時に不具合等が生じた場合は、県と連絡・調整しながら、原因究明や改善措置を 行うこと。 -6- 6.5.3 公開直後の利用者意見の聴取 新ホームページ公開直後から平成 27 年 3 月末までの間、ホームページ上で新ホームペ ① ージ開設をお知らせするとともに、利用者の意見を聴取すること。 ② 利用者からの意見で県が有効と判断した内容については、可能な限り改善に向けた対応 を行うこととする。 -7- 7 CMS 及び Web サーバの導入・構築 7.1 サーバ導入・構築の前提要件 CMS 及び Web サーバは、宮崎県サーバ統合基盤から提供されるサーバ(仮想マシンや OS)や機能(負荷分散装置、リバースプロキシ等)を利用すること。ただし、Web サーバ に関しては、原則(※)、県が指定するデータセンター(以下「データセンター」という。)で構 築および管理を行うため、提案者は、主として CMS サーバの導入・運用保守を行うものと する。 ※Web サーバに何らかのプログラムやソフトウェア等を提案者が導入する場合は、その運 用・保守等は提案者が行うこと。 宮崎県サーバ統合基盤から提供されるサーバ等のシステム機器・ネットワーク等の要件は 以下のとおりであることに十分留意すること。 7.1.1 システム機器・ネットワーク等の全体イメージ 以下イメージ図のうち、対象範囲において構築する。 -8- 7.1.2 サーバ機器 提供予定の仮想マシンのスペックは以下のとおりとする。ただし、以下のスペックで不足 する場合は、協議の上追加することは可能とする。( 設置場所:データセンター) CMS サーバ 公開用 Web サーバ#1 公開用 Web サーバ#2 CPU(vCPU *1) 1 vCPU 1 vCPU 1 vCPU メモリ 4GB 1GB 1GB HD 容量 240GB 87GB 87GB *1・・・1vCPU=Intel® Xeon® Processor E5-2630 1 コア相当) 7.1.3 責任分界点 サーバ統合基盤を利用するにあたっての責任範囲については以下の通りである。 注: 下記表の○印が付いた項目が提案者の責任で実施する項目 フェーズ 調達 構築 障害対応 運用対応 宮崎県コンテンツ ○ ○ ○ ○ CMS、その他 ○ ○ ○ ○ SQL Server, Oracle - ○ ○ ○ ※県が保有するライセンス(⇒別表参照)を利用可能である。 ※インストール、設定作業以降は事業者側の作業範疇となる。 その他 ○ ○ ○ ○ ※フリーのDBを使用することも可能である。 4 OS Windows系, Linux系 - - ○ ○ ※対応OS表(⇒別表参照)から選択することが可能である。 ※CALはWindows2003,2008のみ県から提供可能である。 ※サーバ統合基盤より、初期構築(OSインストール、設定、最新 セキュリティパッチの適用)まで実施した状態で提供される。 5 ウィルス対策 Deep Security - - - - ※サーバ統合基盤のウィルス対策機能が各仮想サーバに導入 された状態で提供される。 CMSサーバ用(1台) - - - - ※サーバ統合基盤より提供される。 公開用Webサーバ用 (2台) - - - - ※サーバ統合基盤より提供される。 VMware vSphere - - - - サーバ、ストレージ、 ネットワーク(L2,L3) - - - - 内部FireWall - - - - ※公開用WebサーバとCMSサーバ間で利用する想定である。 リバースプロキシ - - - - ※サーバ統合基盤で保有するリバースプロキシを利用可能であ る。 負荷分散装置 - - - - ※サーバ統合基盤で保有する負荷分散装置を利用可能であ る。 管理用ノートパソコン ○ ○ ○ ○ 電源,ラック,設備等 - - - - 1 コンテンツ 2 アプリケーション ソフトウェア 補足説明 3 データベース 6 仮想マシン 7 ハイパーバイザ― 8 ハードウェア 9 ファシリティ -9- ※二重化された電源や堅牢性の高いデータセンターへの設置等 がサーバ統合基盤で考慮されている。 データセンターのサービスを利用するにあたっての責任範囲については以下の通りである。 フェーズ 1 サービス 2 ネットワーク 調達 構築 障害対応 運用対応 補足説明 外部FireWall - - - - ※利用時には申請を行うこと。 IPS - - - - ※利用時には申請を行うこと。 DNS - - - - ※利用時には申請を行うこと。 Internet回線 - - - - サーバ統合基盤で提供可能な主な OS は以下の通りである。 OS 名 エディション 備考 Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 Standard Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise メーカーサポート期限:2018/07/10 Windows Server 2008 Standard/Enterprise メーカーサポート期限:2018/07/10 Windows Server 2008 x64 Standard/Enterprise メーカーサポート期限:2018/07/10 Red Hat Linux Enterprise 提供バージョンは別途協議 CentOS ― 提供バージョンは別途協議 SuSE Linux ― 提供バージョンは別途協議 Debian ― 提供バージョンは別途協議 サーバ統合基盤から提供可能なデータベースのライセンスは以下の通りである。 ミドルウェア名 エディション 備考 Oracle Database 12c Standard プロセッサライセンス Microsoft SQL Server 2012 Standard Computing power(コアベース)ライセンス (注)これ以外のデータベースを使う場合は、提案者が別途準備すること。 7.1.4 通信環境 通信網の環境は以下のとおり。この環境のもとで問題なく利用できること。 ◯基本の通信プロトコル 7.1.5 ① TCP/IP ソフトウェア CMS 及び Web サーバとの連携に必要なソフトウェア、ミドルウェア(例:データ ベース等)、その他関係ソフトウェアを上記サーバ等の機器にインストールし、稼働 可能な状態に調整すること。 - 10 - ② 各種ソフトのライセンスは、原則として、使用期間や利用職員数、利用量等の増減、 バージョンアップ等により料金の増額が発生しないこと。 7.1.6 管理用端末 CMS に接続し監視するため職員(広報戦略室)が利用する管理用の端末(ノートパソコ ン)を 1 台導入し、必要なソフトウェア等の設定を行うこと。 導入するパソコンの仕様は 7.1.7 に示す標準的なクライアント PC 環境と同等レベルのも のとすること。 7.1.7 クライアント環境 CMS は、知事部局、教育委員会、企業局、議会事務局、会計管理局、病院局、各種 ① 委員会、警察本部、公安委員会に所属するすべての職員が利用することを前提とするこ と。 ユーザ ID は、各課・室に 1 ユーザを基本とし、必要に応じて新規ユーザを追加登録 ② するものとするが、登録できるユーザ数は無制限とする。 更新業務が集中する繁忙期には、CMS を同時に 100 ユーザが利用することを想定す ③ ること。 庁内イントラネットのクライアント PC (平成 26 年 4 月現在利用可能 PC 台数:約 5,800 ④ 台)を活用することから、クライアント PC の Web ブラウザで利用できる Web ベース の CMS であること。 利用に当たっては各クライアント PC に専用ソフトのインストールやモジュールの追 加の必要がないこと。なお、クライアント PC の OS、Web ブラウザ等の環境による機 能制限がないこと。 なお、庁内イントラネットに接続されている標準的なクライアント PC の環境は以下 のとおりである。 (標準的なクライアント PC 環境) OS:Windows7 Professional ブラウザ:Internet Explorer 8 7.2 CMS 導入・構築の要件 7.2.1 基本的要件 ① 約 5,000 人の職員及び同時に 100 人の職員が利用でき、5 万ページ程度以上のコン テンツ管理ができること。 ② 平成 26 年 4 月 1 日現在で、官公庁、大学、企業等のホームページにおける稼働実績 があること。 - 11 - ③ HTML など専門的な知識・技術がない職員でも作成、運用が可能なものであること。 ④ 操作手順・用語・視覚表現に一貫性を持たせる、早期のエラー検出で致命的エラー を回避できる、極力マニュアル等に依存しなくとも利用できるなど、職員の負担軽減 が図られるものであること。 CMS により作成するページは、 「宮崎県ホームページウェブアクセシビリティ方針」、 ⑤ 「宮崎県ホームページ作成のためのガイドライン」及び JIS8341-3:2010「高齢者・障 害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェアおよびサービス-第3部 :WWW コンテンツ」の達成等級 AA に準拠できるものであること。 <宮崎県ホームページウェブアクセシビリティ方針> http://www.pref.miyazaki.lg.jp/howto/webaccessibility.html <宮崎県ホームページ作成のためのガイドライン> http://www.pref.miyazaki.lg.jp/howto/accessibility.html Web サーバは2台構成となるため、CMS で Web サーバのコンテンツ更新を行う際 ⑥ は、2台に対して同じ処理を行うこと。 ⑦ 単純な操作ミス等により故障・障害等が発生しないような信頼性の高いものであり、 障害があった場合においても速やかに障害箇所・原因の特定ができ、復旧が容易なも のであること。 職員 100 人が CMS に同時にアクセスし作業した場合においても、レスポンス(実行 ⑧ から応答までの時間)は 3 秒以内を実現すること。(CMS で全ページを対象としたバ ッチ処理等を行う場合を除く。) なお、5 万ページ以上管理しても安定したレスポンスを得られること。 24 時間 365 日稼働できるものであること。バッチ処理やバックアップ処理中であっ ⑨ ても利用可能であること。 ⑩ 技術の進展に柔軟かつ低コストで対応できるよう、特定の技術に依存しない汎用性 のある国際的標準または事実上の標準に基づく技術を採用すること。また、サイト設 計の見直し、機器・端末の増設、あるいはバージョンアップ等による機能追加など、 将来的に拡張性が確保できるものであること。 導入から 5 年以上は安定して稼働できるものであること。また、本契約終了後も使 ⑪ 用することも想定されるため、ライフサイクルコストを極力抑制したものとすること。 将来、他 CMS へ移行する場合も想定し、データの抽出方法及びデータの汎用性等に ⑫ 留意すること。 7.2.2 CMS の基本機能に関する要件 ① 導入する CMS において、本県が最低限要求する機能については、別紙「CMS 機能 (仕様)要件表」に示すとおりであり、CMS パッケージに標準装備していない場合、 オプションやカスタマイズ等による実現も可能とする。(一部において、上記 7.2.1 の記述内容と重複する。) ② ①の機能以外にも、新たに追加した方が良いと考えられる機能があれば積極的に提 案することとし、その提案等に基づき、受託者と協議の上決定する。 - 12 - ③ ①②の機能については、原則として、すべての機能が、将来にわたりサイト設計、 ページデザイン、テンプレート作成の過程で反映できるものであること。 7.2.3 機能装備に関する要件 現在のホームページが抱える課題を踏まえ、特に以下の機能は今回のサイト設計、ページ デザイン、テンプレート作成の過程で、積極的に装備したいと考えることから、この点も 十分考慮すること。 ① 独自の専門用語、概念、操作が少なく、初心者にも直感的な理解・操作が可能な負担 感の少ないものであること。 ② ページ作成者が一般的なワープロソフトに近い操作性によりページ作成ができ、実際 の公開ページの最終形をイメージしながら作成・編集ができるものであること。 ③ Word、Excel 等で作成した文章・表を「コピー&ペースト」で転用でき、アプリケー ション固有のタグは容易に削除できること。 ④ 別途作成した HTML を、「コピー&ペースト」で転用でき、容易に編集できること。 ⑤ 緊急・災害時などにおいて、特定のページを指定して即時公開(関連ページも含め 5 分以内を目途)できるものであること。 ⑥ 緊急時などを想定し、所属等を特定してページ公開権限を付与できるなど、柔軟な公 開権限設定が可能であること。 ⑦ アクセシビリティのチェック・修正等の機能があること。 ⑧ テンプレートデザインは、ある程度の HTML 等の知識があれば、容易に新規作成・ 変更・追加等ができるものであること。 7.3 セキュリティ対策 CMS を導入・構築する上で、本県が所有する情報資産の機密性(権限のない者への情報資 産の提供を防止する措置)、完全性(情報資産の改ざん、破壊等による被害を防止する措置)、 可用性(権限のある者にいつでも情報資産の利用を可能にする措置)を確保した運用を可能とす ることを前提とすること。 本業務の対象範囲のセキュリティ対策を適切に講じること。また、データセンター及びサーバ 統合基盤で提供されるセキュリティ機能を利用すること。利用に当たっては、受託後に、サーバ 統合基盤運営事業者等と協議を行うこと。 7.3.1 資格管理 ユーザ ID、パスワードによる利用者の制限、処理区分の選択の制限等により、職員が編 集・管理する上で、十分なセキュリティ対策を講じること。 - 13 - 7.3.2 システムの適切な管理 提案者の導入する CMS およびその他ソフトウェア等について、適切な管理を行うこと。 ① 適正なアクセス制御を施すこと。 ② アプリケーション、システム及びセキュリティに関するアクセスログを収集し、常に活 用できるように保存すること。 ③ システムにセキュリティホール等の脆弱性が発見された場合、必要に応じてセキュリテ ィパッチ等を適用するなど、脆弱性を最小にすること。パッチ作業を行う際は、業務に影 響がないことを事前に確認すること。 ④ 不要なサービスはインストールしないこと。また、コンポーネントとして一括でインス トールされる場合は、不要なサービスが起動しないように、停止または無効の措置を施す こと。 ※なお、データセンターで提供される対策(ファイアウォール、IPS)を利用すること。 利用に当たっては、受託後にサーバ統合基盤運営事業者等と協議を行うこと。 7.3.3 ウイルス対策 ウイルス対策については、サーバ統合基盤で提供されるウイルス対策を利用すること。利 用に当たっては、受託後にサーバ統合基盤運営事業者等と協議を行うこと。 7.4 CMS の導入・設定 CMS 等のインストール・設定に当たっては、本県が指定するネットワーク設定に関する 情報に基づき行うこと。 あわせて、CMS でアクセシビリティチェック機能等を導入する場合、他県の事例等を参 考にして辞書登録等を実施し、本県が利用しやすい設定とすること。 - 14 - 8 サイト設計・ページデザイン、テンプレート作成及びデータ移行 8.1 サイト設計 8.1.1 基本的要件 上述の現在のホームページの抱える課題、目的や基本的考え方等を踏まえ、これまでの構 築実績や保有する知識・ノウハウ等から本県に最適と考えるサイト設計を行うこと。 ① 利用者視点からの見やすさ、使いやすさ、情報の探しやすさ等を最優先に、サイト構 成、情報分類(カテゴリー)、ナビゲーションの見直しを行うこと。 サイト構成(カテゴリーページ)は 3 階層以上とし、目的とする末端ページに、原則 3 ② クリック以内、最大 5 クリック程度で到達できる階層・構造とすること。 ③ タイトルからコンテンツの内容が容易に想像できるカテゴリ分類となるよう設計を行 うこと。 ④ トップページやメニューページ、末端ページから、複数の導線で関連するページにア クセスできるように配慮した設計とすること。 ⑤ パソコン版の階層・構造等に基づき、スマートフォン・携帯版のサイト設計を行うこ と。 8.1.2 新規サイト等の作成 サイト設計に当たり、新たなコンテンツとして以下の新規サイトの作成を想定している。 この新規サイト以外にも、新たに追加が必要と考えられるコンテンツがあれば積極的に提案 することとし、その提案等に基づき、受託者と協議の上決定する。 ① みやざき魅力発信サイト(仮) 本県の持つ観光・神話・農林水産物・特産品・移住・企業立地などの特長や魅力を、 特に県外に向け効果的にアピールできるよう、その情報を発信するサブサイトの新設を 想定している。 このサイトは、各所属等が開設する各種関連サイトにリンクするポータルとしての役割 を担うイメージとして位置づけている。 ② 大規模災害時の切り替え用トップページ 大規模災害時、ホームページへのアクセスが集中することに備え、通常のトップペー ジから、一時的に切り替えることが可能となるような、簡素なデザインの容量を低減し たページを作成する。 - 15 - 8.2 各種支援機能(システム)の追加 サイト設計に当たり、以下の各種支援機能(システム)を実装させること。ただし、CMS に求める基準の機能が既に装備されている場合は、それに代えることができる。外部の ASP サービス等による機能・システムの活用も検討できることとするが、当該システム等の不具 合等により支障が生じた場合は、受託者の責任において対応すること。 導入するに当たっては、操作マニュアル等を提供するとともに、必要なソフトウェアを設 定するなど、円滑な稼働のための設定を行うこと。 なお、期間中、各種機能・システムのライセンスは、原則として、利用者数、利用量、ペ ージ数等の増減、バージョンアップ等により料金の増額が発生しないこと。 8.2.1 サイト内検索機能 利用者がフリーワードでサイト内検索ができる必要な機能の開発・設定を行うこと。 ① サイト内検索ボックスを全ページに配置し全文検索ができるものであること。 ② 県が管理する別ドメインのページも検索対象にできるものであること。 ③ 広告表示等が出るもの、テンプレート内に表示できないものは不可とする。 8.2.2 アクセス解析機能 職員がアクセス解析できる必要な機能の開発・設定を行うこと。アクセス解析の項目は、 Google Analytics と同等あるいはそれ以上であること。 ① 全てのページについて、ページごとのアクセス件数を把握できること。 ② 閲覧者の使用するブラウザ・OS 等の把握ができること。 ③ 閲覧者の接続ポイントが解析できること。 ④ 閲覧者の参照元の URL(リファラー)を把握できること。 ⑤ 時間帯別、日・月別のアクセス集計ができること。 ⑥ 解析結果は、CSV ファイル等で保存・出力できること。 ※サーバ統合基盤のサービス(リバースプロキシ、負荷分散装置)を利用する場合、アク セスログの提供は可能。 8.2.3 アクセシビリティ閲覧支援機能 高齢者や障がい者が使いやすく見やすいホームページとするため、アクセシビリティに配 慮した閲覧支援機能の開発・設定を行うこと。 ① 閲覧者の利用環境にソフトウェアをインストールしなくても利用できること。 ② 音声読み上げができること。 ③ 文字サイズの変更が行えること。 ④ 文字色と背景色の変更が行えること。 ⑤ ふりがなが付けられること。 - 16 - 8.2.4 自動翻訳機能 外国語への自動翻訳機能の開発・設定を行うこと。 ① 翻訳対象は県ホームページのすべてのページとすること。 ② 最低限以下の言語の自動翻訳が可能であること。 英語 中国語(簡体字) 中国語(繁体字) 韓国語 フランス語 イタリア語 ドイツ語 スペイン語 ポルトガル語 タガログ語 ロシア語 インドネシア語 タイ語 ベトナム語 ヒンディー語 マレー語 オランダ語 スウェーデン語 ③ 英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語については、ホームページに掲載された PDF ファイルも自動翻訳可能であること。 8.3 ④ スマートフォン・携帯版のサイトにおいても英語、中国語の翻訳に対応していること。 ⑤ 辞書登録機能を有することとし、本県が指定する単語を登録すること。 ⑥ より高精度な翻訳性能を持つこと。 ページデザイン 8.3.1 基本的要件 上述の現在のホームページの抱えている課題、目的や基本的考え方等を踏まえ、これまで の構築実績や保有する知識・ノウハウ等から最適と考えるページデザインを行うこと。 ① サイト全体の構成やレイアウト、情報分類(カテゴリ)の整理・配置、ナビゲーショ ンなど、利用者視点に立ったアクセシビリティ・ユーザビリティの配慮がなされたもの とすること。 ② サイト全体に標準化・統一化されたページデザインとすること。 ③ サイト全体に、本県の特徴やイメージを表現する魅力的なページデザインとすること。 ④ 管理者が、アクセシビリティ・ユーザビリティに配慮しながら、デザインの容易な変 更ができるものであること。 ⑤ サイズは 1024×768 ピクセルを基本に、横スクロールが発生しない可変デザインとす ること。 ⑥ ページデザインに当たり必要となる画像、イラスト等は、原則として受託者で準備す ることとするが、県ホームページに掲載している画像、イラスト等は使用可能とする。 8.3.2 トップページ 8.3.1 の基本的要件を踏まえるとともに、特に以下の点を考慮し、デザイン案を1案作成す るとともに、特徴的な機能・アイデアについて記述すること。 - 17 - ① 本県の持つ特徴や魅力を効果的に表現することができるよう、メインビジュアルによ る様々な画像の表示をはじめ、利用者の興味を引きアクセス数の増加に導くような特徴 的な機能・アイデアをデザインの中に積極的に盛り込むこと。他県にない本県ならでは の機能やアイデアに関する提案を期待する。なお、その際は、アクセシビリティにも十 分配慮した代替措置も講じること。 ② 縦スクロールを多く要することがないようなデザインとすること。 ③ 「注目情報」「新着情報」「緊急情報」等の重要な情報が掲載できること。 ④ バナー広告を 10 枠程度表示できること。(ページ下部に表示することを想定している がそれ以外の提案を妨げるものではない。) 8.3.3 中間カテゴリ、末端ページ等 中間の各階層カテゴリページ及び末端ページのデザイン案を各 1 案作成すること。 8.3.4 既存サイトのページ 以下の既存サイトについて、現在のページを新たなページに移行することとしている。特 に、①~③のサイトについては、ページのデザイン変更、内容充実を図ることとしているこ とから、工夫・改善点を記述すること。(④~⑦については、現在のホームページと同等の デザイン・内容とすることをイメージするが、より魅力的な提案をさえぎるものではない。) ① 知事室へようこそ http://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiji/ ② キッズサイト http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/kidssite/index.html ③ 外国語ページ (英)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/foreign/page00403.html (中)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/foreign/page00400.html (韓)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/foreign/page.miyazaki.korean.html ④ こんな時にはどうぞ http://www.pref.miyazaki.lg.jp/konnatoki/index.html ⑤ 申請書ダウンロード http://www.pref.miyazaki.lg.jp/download/ ⑥ チャレンジサイトみやざき http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/danjo/challenge/ ⑦ 県土整備部のページ http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/doboku/portal/index.html 8.3.5 新規サイトのページ 新たに作成する以下の新規サイトについて、デザイン案をそれぞれ 1 案作成するとともに、 特徴的な機能・アイデアについて記述すること。 ① みやざき魅力発信サイト(仮) ② 大規模災害時の切り替え用トップページ - 18 - 8.3.6 スマートフォン及び携帯版サイト スマートフォン及び携帯版サイトについて、デザイン案を 1 案作成するとともに、工夫・ 改善点を記述すること。 8.3.7 その他 ① 上記のページデザイン以外にも、必要と考えられるコンテンツのデザインがあれば積 極的に提案すること。 ② 現ホームページでは、記者発表資料については、PDF で一週間分掲載しているだけで あるため、より利用者が探しやすく・見やすい、職員にとっても掲載の負担とならない アイディアがあれば提案すること。 8.4 テンプレート作成 上述の CMS 導入・構築、サイト設計、ページデザイン等に関し、受託者と協議・決定し た内容に基づき、テンプレートを作成し、次期 CMS への導入・設定を行うこと。作成に当 たっては、受託者と協議の上決定する。 ① 複数のテンプレートが管理できること。管理できるテンプレート数に上限がないこと。 ② テンプレートは管理者権限で新規登録・修正・削除が可能であること。 ③ テンプレートは、ある程度の HTML 等の知識があれば、容易に新規作成・変更・追加 等ができるものであること。 ④ ページには、自治体のホームページで一般的な、タイトルやパンくずリスト、各課の 連絡先等の項目が盛り込まれたものであること。 ⑤ ページ作成者が、一般的なワープロソフトに近い操作性によりページ作成ができ、実 際の公開ページの最終形をイメージしながら作成・編集ができるものであること。 ⑥ 8.5 大規模災害時に使用する、災害時用ページ作成用のテンプレートを作成すること。 データ移行 8.5.1 現在の CMS のデータ 現在運用中の CMS サーバ内にあるデータは、以下のとおりである。 項目 数量 ページ(公開) 約 15,000 ページ ページ(非公開) 約 10,000 ページ ファイル数(テキストを除く。非公開分含む) 約 120,000 件 登録ユーザ数(過去バックアップ含む) 160 - 19 - 8.5.2 移行対象データ 県との協議により決定したテンプレートに、現在の CMS で管理しているページや画像・ 添付ファイル等のデータを移行する。 ① 3.2 に示す対象サイト中、公開されている約 15,000 ページのうち、以下の約 7,000 ペー ジ及び関連の画像・添付ファイルを移行の対象とする。 ただし、具体的な移行対象については、各課等に調査した上で決定するため、変更の可 能性がある。 ② このうち、約 4,000 ページの一部主要なページ等のデータを平成 26 年 12 月下旬までに 移行完了することとし、残りの約 3,000 ページのデータは平成 27 年 3 月末までに移行完 了することとする。 ③ 移行対象データの決定時点から、公開までの間に現在のホームページで追加・更新され たデータについても適切に移行すること。 ④ 今回のリニューアルに当たっては、上述のとおり約 15,000 ページのうち 7,000 ページ のデータを移行することとしているが、7,000 ページ以上のデータ移行の提案を妨げるも のではない。移行しない最大 8,000 ページ程度は、一定期間、現在の形でインターネット 上に掲載し続けることを想定しているため、リンク切れが生じないようにする、デザイン を統一するなどのアイデアがあれば積極的に提案すること。 (移行予定ページ) 項 8.5.3 ① 目 ページ数 一般情報ページ(1 年以内に作成されたページを想定) 4,250 申請書ダウンロード 1,140 こんな時にはどうぞ 600 知事室へようこそ 400 チャレンジサイトみやざき 100 県土整備部のページ 100 外部取り込みページ 150 県民の声 260 移行の進め方 受託者は、期間内に確実に移行作業を完了させるため、「宮崎県ホームページウェブアク セシビリティ方針」、 「宮崎県ホームページ作成のためのガイドライン」や JIS8341-3:2010、 総務省「みんなの公共サイト運用モデル 改定版」等を参考に、既存ページを達成等級 AA に準拠しつつ移行する際必要となる作業を洗い出し、移行ルールや作業手順書等の必要な書 類を作成し、県に了解を得ながら移行作業を進めること。 ② 移行作業の進捗状況を把握するため、移行計画書・管理表を作成するなどの体制をとるこ ととし、移行作業中は県による定期的な検査を受けること。 - 20 - ③ データ移行プログラム等を利用し、可能な限り短期間での移行を実現すること。 ④ 既存ページを移行する際、 元となるページを分割あるいは統合した方が良いと判断できる ものについては、適宜、県に協議・相談し、了解を得て進めること。 ⑤ 既存ページのタイトルや文中の表記について、統一性を持たせるため変更した方が良いと 判断できるものについては、適宜、県に協議・相談し、了解を得て進めること。 ⑥ 移行作業に当たり、職員が行う作業がある場合は、作業手順書等を作成するとともに、職 員向けに必要な対応を行うこと。 8.5.4 移行データの検証 ① 移行作業終了後、移行したデータについて、次に示すツール等を利用し、動作検証等を効 率的・効果的に実施すること。受託者独自の品質向上に関するチェック項目があれば、盛り 込むこと。 ・総務省「みんなのアクセシビリティ評価ツール(miChecker)」 ・XHTML ・CSS ② http://validator.w3.org/ http://jigsaw.w3.org/css-validator ①の検証の結果、「問題あり」と評価された項目がある場合は、その理由を提示し、県と 対応策を協議すること。 - 21 - 9 アクセシビリティの確保 JIS8341-3:2010 及びウェブアクセシビリティ基盤委員会の示す「JIS8341-3:2010 試験実 施ガイドライン」に基づく試験を実施し、宮崎県ホームページウェブアクセシビリティ方針を 満たすことを確認すること。 ① 試験は、試験実施ガイドラインの「2.3 選択方法の選び方の目安」にある「b)ランダムに 選択する場合」と「c)ランダムでない方法で選択する場合」を合わせて、40 ページ以上とす ること。 ② 達成等級は AA とし、試験結果の公開ページを作成すること。 - 22 - 10 運用に係る各種マニュアル等の整備 職員が適正・円滑、安定的に運用するための以下に示すガイドラインと各種マニュアルを整 備すること。 10.1 ガイドラインの改訂 現在の「宮崎県ホームページ作成のためのガイドライン(平成 26 年 3 月改訂)」を、リ ニューアル後の県ホームページの内容・デザインや運用にあわせて、県と協議をしながら改 訂案を示し、電子データを提出すること。 10.2 各種マニュアルの整備 ① ページ作成者用マニュアル(ページ作成、承認依頼等) ② 承認・公開者用マニュアル(承認・公開処理等) ③ 管理者用マニュアル(CMS 管理、テンプレート修正・作成、サーバ管理、障害・緊急 時対応等) ・ ①~③の各権限者ごとの操作方法等について、業務フローに関連付けて、初めて利用 する職員でも容易に理解・操作できるように、専門用語の使用は極力避け、分かりや すい表現で図やイラスト等を活用しながら作成すること。 ・ 原則として、すべての手順について網羅したものとし、エラーメッセージの解説、想 定される原因、対処法等も記載すること。 ・ 原則として A4 判とし、作成後も職員でも改訂できるよう、電子データを提出するこ と。 ・ また、①②については、庁内イントラネット又は CMS 上で、オンライン操作マニュ アルとして使用できるようにすること。 ・ 内容は受託者と協議の上決定する。 ④ ヘルプデスク用マニュアル ・ 県では、別途、専門技術者によるヘルプデスクを設け、職員向けの問い合わせ対応や 公開前の最終チェック(アクセシビリティ等)の作成支援を行う予定である。 ・ ヘルプデスク用に、職員からの問い合わせが多いと考えられる事項への対応やチェッ クリスト等を記載したマニュアルにすることとするが、内容については、受託者・ヘ ルプデスクと協議の上決定する。 - 23 - 11 運用に係る各種研修の実施 導入に当たり、職員が適正・円滑、安定的に運用できるよう、各種研修を実施すること。以 下3区分の研修を公開前、公開直後に行うこととするが、以下に示す実施内容、時期や方法等 については県が想定するものであり、具体的には、受託者と協議の上決定する。 11.1 研修内容等 内 容 平成 26 年度 平成 27 年度 ① ページ作成者研修(3 時間程度) 150 名 (30 名×5 回) 150 名(30 名×5 回) ② 承認・公開者研修(3 時間程度) 10 名 (10 名×1 回) 10 名(10 名×1 回) ③ 管理者研修(3 時間程度) 3名 ( 3 名×1 回) 3 名( 3 名×1 回) ※ 研修では操作方法等以外に、アクセシビリティやユーザビリティに関する留意事項等の内 容も含むものとする。 11.2 研修方法 ① 研修計画を作成し、実際の操作性を体感できる研修環境を整備し研修を行うこと。 ② 研修用のテキスト及び研修に使用する素材等を用意すること。ただし、各種マニュアルを 利用できる場合は別途作成する必要はない。 ③ 研修の会場や研修の際必要となる機材(受講者用端末、ネットワーク環境、プロジェクタ ー、スクリーン)は本県で用意するが、その他必要な機材は受託者が準備すること。 ④ 研修終了後、研修報告書を提出すること。また、研修中に職員からあった質問等について は報告書に記載すること。 - 24 - 12 運用・保守 12.1 業務実施体制 ① 導入する CMS の機能やサイト設計、テンプレート作成等の上記リニューアルの業務内 容を十分理解した上で、運用・保守業務に当たり必要な知識・能力を有し、緊急的な障害 ・災害や県との協議・相談に当たり、県からの通報等から 1 時間以内に県庁に到着できる 体制がとれるものであること。 ② 本システムはサーバ統合基盤を利用するため、サーバ統合基盤運営事業者等との連携を 取り、円滑な運用・保守対応がとれるようにすること。 通常時の運用・保守業務は、原則として県庁開庁日の午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分 ③ の間に対応すること。ただし、緊急性や県庁内の業務への影響等を考慮した上で、県及び 受託者の両者において必要と認めた場合には、上記時間以外においても対応することがで きることとする。 なお、サーバ統合基盤で提供されるリモートアクセス機能(SSL-VPN)を利用した作 業も可能とする。 ④ 障害発生時等の緊急時や災害時の対応については、24 時間可能であること。 ⑤ 運用・保守の対象範囲は、CMS をはじめ、本業務で導入するシステム・機器一式とす る。 ⑥ 運用・保守業務を行うに当たり、運用・保守計画書、運用・保守体制(責任者・担当者 を含む。)等を作成し、あらかじめ県の承認を得ること。 12.2 業務内容 12.2.1 運用業務 ① バックアップ サーバ統合基盤のバックアップ機能(スナップショット)を利用すること。詳細につい ては、受託後に、サーバ統合基盤運営事業者等との協議を行うこと。 ② バージョンアップ ・ 稼働後に、CMS 及び提案者の導入したソフトウェア等に機能追加や設計改善、セキュ リティ対策を目的としたリビジョンアップ、バージョンアップ等(後継 CMS のリリ ースも含む。)が行われた場合は、システムの更新を行うこと。 ・ ソフトウェアのバージョンアップに関しては、その適用可否の判断に必要な調査・評 価を行い、県の許可を得たうえで、バージョンアップ版の提供及びインストールを行 うこと。 ・ 職員の利用する端末の更新状況にあわせて、職員が使用するブラウザからの利用がで きるよう改修を行うこと。 - 25 - ※ 職員が利用する端末は 6 年間の使用を予定しており、毎年約 1,000 台順次更新してい る。 ③ システムの更新履歴管理 ・ システムの構成を変更した場合、構成の変更に関する記録、文書、資料等の作成及び 管理を行うこと。 ・ なお、OS のアップデート、ファームウェアの更新、パッチ適用の履歴を記録し管理 すること。 ④ ネットワーク情報変更 ・ 県の庁内イントラネット等が変更された場合など、県と十分に協議を行い、必要に応 じてサーバやアプリケーションなどの設定変更及び動作試験を行うこと。 ⑤ 各種支援業務 ・ 県と協議の上、年度切り替え時、組織改正に伴うコンテンツの所有者情報、電話番号、 メールアドレス等の設定作業を行うこと。また、組織改編に伴う ID・パスワード、承 認ワークフローの変更、ページの移動等の作業を行うこと。 ・ 管理者(職員)がテンプレートの作成・変更やデザインの修正等を行う場合の必要な 助言、支援を行うこと。 ・ 他の地方自治体や企業等のサイト動向も参考に、県ホームページを向上させるための アドバイスや改善提案を行うこと。 ・ 将来的なシステム拡張、他システムとの連携、他 CMS への移行等において、県や関 係業者等から協力を求められた時は、県と協議の上、システムに関する情報開示やコ ンテンツのエクスポートを含め必要な対応を行うこと。 ・ 将来、現在各所属等が開設・運営する CMS を利用しない様々な独立系のホームペー ジについても、本 CMS で作成・管理したい所属がでてきた場合は相談に応じること。 12.2.2 保守業務 ① 定期報告 ・ 利用実績や各種ログから判断される危険予兆等に関して、毎月 1 回の報告を行うこと。 (確認・整理する内容) 各種ログ(アクセスログ、データベースログ、システムログ、エラーログなど) ② 等 サーバ監視 ・ サーバ統合基盤で提供する監視サービス(稼働監視、性能監視、状態監視、イベント 監視)を利用すること。それ以外に運用上必要と考えられる監視については、必要に 応じて実装すること。 ・ 詳細については、受託後にサーバ統合基盤運営事業者等との協議を行うこと。 - 26 - ③ セキュリティ対応 ・ 導入したすべてのソフトウェアおよび CMS の OS、データベースに対し、原則として 最新のセキュリティパッチを適用すること。また、コンテンツに脆弱性が発見された 場合に適切なセキュリティ対策を実施すること。 ・ セキュリティパッチの適用については、システムに影響がないことを事前に検証し、 県の承認をもって実施すること。また、何らかの都合によりセキュリティパッチの適 用を見送る場合は、県と協議の上、承認を得ること。 ・ 県が行う情報セキュリティ監査に対しては積極的に協力する体制を整えること。 ④ 障害対応 障害が発生した場合は、以下の一次・二次の対応をとるとともに、「障害対応報告書」 を作成し、速やかに県に報告すること。 ・ システムに障害が発生した場合は、一次対応として、直ちに障害箇所の特定、影響範 囲の調査など、障害発生の状況把握を行うこと。また、システムの障害の程度に応じ て、あらかじめ作成した連絡網により県に通知するとともに、速やかに障害復旧体制 を構築すること。 ・ 二次対応として、収集した障害情報をもとに原因を分析し、障害発生以前の状態まで 復旧するとともに、同様の障害が再発しないように予防措置を講じること。 ⑤ 災害・緊急対応 ・ 災害・緊急時には、直ちに復旧可能な体制をとり、1 日(24 時間)以内にデータの復 旧ができること。 12.2.3 報告(会議)・問い合わせ対応等 ① 報告 ・ 月 1 回、運用・保守業務の内容等について、月例報告書を提出すること。その具体的 内容、方法等については、県と協議の上決定する。 ・ 必要に応じ、運用・保守に関する会議を開催する。また、障害が発生した場合は、以 下のような内容等を整理した中間・最終の「障害対応報告書」を作成し、速やかに県 に報告すること。 (内容) システム障害、データ等の漏えい・滅失・毀損、その他事故の内容、障害特定の内容、 再発防止の措置の内容、その他必要な事項 ② など 問い合わせ対応 管理者・ホームページヘルプデスクからの操作・設定変更や運用・保守に関する問い合 わせに対し、県庁開庁日の午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分の間、電話、メール、来庁等 による指導・アドバイス等により適切に対応すること。 - 27 - ③ 運用・保守手順書 管理者及び受託者が共有する通常時や災害・緊急時の運用・保守手順書を作成すること。 具体的内容については、県と協議の上決定する。 13 成果物の納入 業務完了の後、以下に示すような成果物を納品し、県からの承認を得ること。 なお、納品後 5 年間は納品物の再作成・修正を保証できるように、受託者の責任において 納品物の複製物を保管すること。 ①システム一式 ②管理用端末(ノートパソコン)1 台(ソフトウェア導入含む) ③システム設計書 概要設計書、基本設計書、詳細設計書、テスト計画書(テスト結果を含む)、テストデー タ、データ移行計画書 ※ 等 ただし、パッケージを利用して実装する場合は、使用パッケージの機能説明書、マニ ュアル及び本県向けに新規開発した部分の内容を記すことでも可。 ④インフラ設計書 システム構成図、ネットワーク図、ミドルウェア設計書・設定指示書、パラメータ設定書 等 ⑤開発・運用計画書 リニューアルに係るスケジュール、作業体制表、運用・保守に係る体制表 等 ⑥進捗管理・実績報告書、課題管理表、障害対応報告書 ⑦マニュアル等 宮崎県ホームページ作成のためのガイドライン、ページ作成者用マニュアル、承認・公開 者用マニュアル、管理者用マニュアル、運用・保守手順書 ⑧研修資料 研修テキスト(必要に応じて作成) 等 ⑨各種会議資料(議事録含む) ⑩管理資料 ID/パスワード一覧 等 ⑪コンテンツデータ トップページ、各ページのテンプレート等のデータ 等 ⑫アクセシビリティ達成基準を満たすことを示す試験結果資料 ⑬その他、県から指示があったもの - 28 - 等 14 その他 ① 本業務を実施する上で、知り得た情報を、県の承認もなく第三者に開示または漏洩して はならない。また、県に損害を与えた場合は、損害賠償を請求する場合がある。 ② 本仕様書により作成された成果物のすべての著作権は、受託者が既に著作権を保有する 著作物は除き、検査完了をもって本県に移転すること。 また、受託者は、県が認めた場合を除き、成果物にかかる著作者人格権を行使できない ものとする。 なお、第三者の知的財産権を侵害していないことを保証すること。第三者が有する知的 財産権の侵害の申立を受けたときは、受託者の責任において解決すること。 ③ 本仕様書に定めのない事項に関しては、受託者と県の双方が協議の上、決定する。 ④ 本仕様書は、業務を実施する上で、現在本県が最低限必要と考えているものである。受 託者の専門的な立場から、他県の事例や今後の技術革新の動向を見据え、本業務の費用の 範囲内で効果的な提案がある場合は、積極的に提案すること。 - 29 -
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