pico-EV・エコチャレンジ 2015 の趣旨および競技内容

pico-EV・エコチャレンジ 2015 の趣旨および競技内容
1.大会の名称
pico-EV・エコチャレンジ 2015
2.主催
主 催: 一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門エコメカトロニクス研究会
3.目的および趣旨
日常的な勉強や研究の成果を超小型電気自動車(pico-EV)の設計に適用し、pico-EV・エコチャレンジ
を通して工学を実践する。
自らの力によって、最小容量のエネルギ源を用いて長距離走行を可能にする pico-EV の設計・開発・
製作・評価を行ってその技術を競う。さらにその過程における安全・日程・経費の管理、かつこれらを
具体化するために必要なチーム体制とその運営方法等を経験することによって人材の育成を図り、併せ
て技術者に必要な基礎知識を身に付ける。
pico-EV・エコチャレンジは学生および生徒の設計活動であり、設計と技術の総合的な評価を行う競
技大会である。
4.pico-EV・エコチャレンジ 2015 の概要
①pico-EV を用いて、レギュレーションに記載する周回コースを 30 分間走行して、その距離を競う。
②動力源は単三充電式ニッケル水素電池 6 本のみとし、これを使用する pico-EV を最大 4 台までの混
走で行う。
③走行距離の計測および記録は、競技大会本部の指示に従ってチームで行う。
5.参加許容予定登録台数
車両の参加許容予定登録台数は、12 台である。
(ただし参加許容予定登録台数 12 台のうち、会場校の国立東京工業高等専門学校は1台の登録枠が予
め与えられている。
)
pico-EV・エコチャレンジ 2015 レギュレーション
主
催: 一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門エコメカトロニクス研究会
1.pico-EV の定義
最小容量のエネルギ源を用いた 3 輪以上の一人乗り超小型電気自動車を、pico-EV と定義する。
最少容量のエネルギ源とは
①指定電池
Panasonic 充電式 EVOLTA スタンダードモデル 品番 BK-3MLE
②電池容量
Min.1950mAh
③電
1.2V
圧
④電池サイズ
単三サイズ
⑤使用本数
6本
であり、他のエネルギ源を用いることは一切認められない(計測機器や通信機器等を車両へ搭載したり、
ドライバが保持する場合も、上記エネルギ源以外の使用は一切認められない)。
2.大会参加者に求められる義務
2.1 責任
大会参加者は、事故・損失により損害が生じた場合、自己の責任において一切の処理を行わなければ
ならない。また主催者及び大会役員、大会競技役員、並びにコース施設管理者が一切の損害補償の責任
を免除されていることを承知していなければならない。
大会参加者は大会期間および前後における事故の対処に関して、関係する保険への加入を必ず行うこ
と。大会事務局は事故等に関し一切の責任を負わない。
2.2 安全の厳守
大会は安全を最優先して実施する。そのため大会参加者は次の事項を厳守しなければならない。また
ここに記述されていない事項でも、一般的な良識の範囲で、安全に大会が進行できるよう積極的に協力
しなければならない。
① マーシャルが危険と判断した場合には、競技中であっても走行を中止させる場合がある。
② 安全に関しては、大会安全委員長に全権委任されている。本戦走行、試走、ピット作業中であって
も、危険が察知あるいは予知される如何なる場合でも、大会開催中は安全確保のために、安全委員
長によるクルマの走行停止或いは作業停止の指示に従わなければならない。指導教員(FA)も安全
委員長を全面的に支持しなければならない。
③ 大会参加者は、車両はもとよりピット内の安全管理を徹底しなければならない。また大会参加者の
迅速な行動を徹底すること。
3.参加資格
3.1 チーム構成
高校生、高専生、大学生(短期大学生、専門学校・各種学校生含む)、大学院生およびこれらに準ず
る者 2 名以上と、指導教員 1 名以上で構成されるチームとする。
3.2 チームメンバーの役割
チーム内には次の担当者を置かねばならない。なお安全担当者は競技期間中、他の者と交代すること
は原則としてできない。
①ドライバ
1 名 (必須)
②安全担当
1 名 (必須)
③記録係り
1 名 (チーム構成上、記録係りを指名できない場合は申し出ること)
3.3 指導教員(FA:Faculty Adviser 以下 FA と略)の役割
①pico-EV・エコチャレンジは学生主体の活動である。FA による積極的な対応は控え、FA は要所のみ
を把握することに努めること。
②FA は大会の競技期間中はもとより大会前後の移動にも安全最優先で対処し、緊急時には FA の責
任が問われる。したがって FA はチームと帯同することを原則とする。
③FA は大会運営全体について、積極的に協力すること。
3.4 ポスターセッション
各チームは開発した車両の技術を参加者全員と共有するように努めなければならない。本大会では、
各チームが技術交流の一環として、車両の技術的ポイントや成果、課題等をまとめてポスターセッショ
ンを行うものとする。ポスターを期限までに「pico-EV・エコチャレンジ 2015 事務局」へ送付しないチ
ームは、参加登録を取り消される場合がある。
4.大会会場および開催日
(1)会場
国立東京工業高等専門学校 第一体育館
〒193-0997 東京都八王子市椚田町 1220-2
(2)開催日
2015 年 3 月 1 日(日)
:pico-EV 競技会
但し、 2 月 28 日(土)は 13:00 に集合して、準備・ピット設営・車検を実施する。
5.大会参加費
無料。
ただし、会場までの交通費は参加者負担とすること。
6.pico-EV・エコチャレンジ 2015
コースレイアウト
(1) コースレイアウト
安全マージンを考慮したコースレイアウトは、次ページの通りである。
注 1: コ はコンセント差し込み口を指す。
(1) オーバルコース(太いライン)
:1周約70m
(2) スタート地点:A, B, C,
D
(3) コースは時計回り(右回り)に走行
(4)最大4台の混走
(5)走行速度が遅い車両は、安全確保のためなるべく内側を走行する。
従って、走行速度が速い車両は遅い車両の外側を走行して追い越す。
(6)追い越し時には、ベルを鳴らす。
①車両の搬入箇所は、
「第一体育館の入り口」一箇所のみである。
②車両の搬入にあたり、重機などは一切使用できない。
③走行コースでは 4 台の pico-EV が混走となること。
(2)チームピット
各チームは大会事務局が事前に指定するエリアをチームピットとして利用できる。
①チームピットの占有面積
約 2.3m×3.5m 以内
②床面を傷つけないよう、1.5 間×2 間(色不問)程度のシートを準備すること。
③電源を確保するため、AC 電源延長ケーブル(長さ 20m 以上)を準備すること。
④上履き(かかとのある運動靴を準備すること。スリッパ等かかとのない履物は一切不可である。
)
⑤工具類、防寒具など参加にあたって必要と思われるものはチームで全て準備すること。
7.pico-EV の構造・機構・材料・設計
7.1 車両の大きさ
車両の大きさは図 1 に示す範囲内とする。車両設計においては低重心でかつ小型軽量であること。車
両下部には図1に示すように床面保護用の緩衝材を取り付けること。また車両下部にはボルトや配線な
ど、一切の突起物がないこと。
ドライバ乗車時においては、図 2 に示すようにドライバの脚部が pico-EV の外形包絡線内に収まって
いること。
①長さ
L 1500mm 以下
②幅
W
③床面からの高さ
H 1000mm 以下(ドライバを除く)
④最低地上高
H'
700mm 以下
30mm 以上(床面と緩衝材との間隔)
⑤ドライバ乗車時は W>W'となること。
H
L
H’
緩衝材
床面
図 1 車両の大きさ
W’
W
図 2 ドライバ乗車時
7.2 機構・材料
①単純な作りであり、メンテナンスが容易な構造および機構が望ましい。これによって、車両の軽量
化が図れ、かつ経費や規模の点で適度に収まる設計活動が可能である。
②自然への再生と加工・修復が容易な材料を選定することが望ましい。
③大会会場の床面が木質であるため,床が傷つきにくい材料とすること。
④車両下部には床面保護用の緩衝材を取り付けること。
⑤走行時は常に 3 つ以上の車輪が床面に接していること。
7.3 設計基準
①その年度で全てに亘って新たに設計・開発・製作した車両、あるいは、前年度の車両に技術的な改
善を加えた車両を、新規車両と定義する。大会へは新規車両のみが参加できる。
②車両の開発期間は、前年度の大会終了日の翌日を起算日としてこれより 1 年未満とする。
③チーム車検票(資料 1)の全ての項目が満足できるよう設計・製作すること。
8.車検
8.1 チーム車検
①各チームは事前にチーム車検票(資料 1)にしたがってチーム車検を完了させておくこと。
②FA はチーム車検に間違いがないか、事前にチェックすること。
③チーム車検票は大会当日、大会安全委員長に提出すること。
8.2 車検実施方法
①静的車検では 4 台がコース内の4箇所に離れて待機/車検を実施する。
②動的車検では1台がコース内に設置されたスタートラインに待機/車検を実施する。
③車検は、
「静的車検」および「動的車検」の順に 2 段階で行う。
④それぞれの車検に合格した場合は、合格シールを発行し、チームがそのシールを車体の外部から見
えやすい位置に貼り付ける。
⑤2 枚の車検シールが貼られている車両のみ、試走および本戦での走行が可能である。
⑥車検終了後は、車両の一切の改造、変更は認められない。
8.3 静的車検
静的車検合格両には、車検シールの1枚目を発行する。
(1)車両単体での車検
ドライバは乗車しないで実施する。
電源 OFF の状態でかつ,最低 2 輪に輪留めを設置する.主な車検項目は次の通りである.
①単三乾電池 6 本以内であること。
②結合部の破損/各部の大きな変形なきこと。
③ボルト・ナット締結の場合は、ナットの頭部よりねじ山 3 つ程度突出していること。
④車体に亀裂がないこと。
⑤整然とした配線を心がけ、乗降等でドライバの体に引っ掛かることがないこと。
⑥機械式ブレーキを設置され、ドライバが容易に操作可能なこと。
⑦ベルを設置(追い越し合図)していること。
(2)ブレーキテスト
ドライバが乗車して行う。主な車検項目は次の通りである。
①ドライバの足が、車体フレームの外形包絡線内にあるか。
②緩衝材から床面までの距離が 30mm 以上あること。
③車体を車検担当者が手で押して制動するか。
④ドライバの乗車姿勢が緊急脱出に対して備えているか。
⑤緊急脱出 5 秒以内(カウントダウン:3、2、1、そして 0 で脱出開始)
8.4 動的車検
動的車検合格車両には、車検シールの2枚目を発行する。
車両を駆動させ 20m の直線コースを走行し、マーシャルの合図と同時にブレーキをかける。制動距離
が 1m 以内であること。
8.5 最終車検
本戦終了後、マーシャルは車両の最終確認を行う。
9.競技ルール
9.1 走行上のルール
①コース上のスタート地点は A・B・C・D の記号で分類する。A,B,C,D のすべてのスタート地点から4
台で混走する場合があるため、前後の車両に注意しながら走行する。
②コース上は矢印の方向(時計回り)のみの周回とする。
③コース内はチームの車両等にトラブルがあっても、マーシャル(白い帽子の人)の指示が無い限り
立ち入りは禁止する。
④走行中に車両トラブルなどによりコース上で停止し降車する場合、ドライバはマーシャルの指示に
従い降車する。また停止後即座に発進できない場合は、マーシャルの指示によりコース内側へ車両
を移動させる。その後、コース外やピットへ車両を移動させる等の指示を受ける。
⑤走行中に車両の追い越しが発生する場合は、追い越す車両が左へ走行ラインを変更し追い越しをか
ける。また、追い越し前にベルを鳴らす。追い越される車両は走行ラインを守り妨害しない。
⑥競技終了等の合図があったら、ブレーキを使用しすみやかに停止する。前後に車両がいて即座に停
車すると危険がありそうな場合を除き、惰性で走行し続けた場合はペナルティを科す場合がある。
⑦その他、ルールの範囲内であってもマーシャルの指示がある場合はそれに従う。
9.2 コースオープン
①コース上は自由に走行できるが、前後の車両に注意しながら走行すること。特に全ての車両が周回
しているわけではないので、いつでも停止できる速度で走行すること。
②マーシャルの指示が無い限りコース内側への車両の進入を禁止する。
9.3 試走
①1 グループの時間は、車両コースイン 5 分、試走 5 分、走行距離計測と車両の退出 5 分の計 15 分と
する。
②周回数のカウントと距離計測の方法について、本戦で計測に間違いが無いように計測員を担当する
人は試走の間に確認・練習すること。
③マーシャルは走行中、車両に異常がないか確認する。異常が見つかれば、車両を停止させることが
できる。
9.4 本戦
①1グループの時間は、車両コースイン 5 分,本戦 30 分,走行距離計測と車両退出 5 分の計 40 分と
する。
②定刻で本戦をスタートするために第1グループは 5 分前に車両をコースインさせる。
10.安全担当
①各チームには 1 名の安全担当者をおくこと。
②安全担当者は他の担当を兼務することができない。
③コースオープン、試走、本戦の全てにおいて安全担当者の交代は認められない。なお安全担当者が
急病等で職務を遂行できないときは、大会安全委員長の指示に従うこと。
④コースオープン、試走、本戦の全てにおいて安全担当者は、各チームのスタート地点のコース内側
に立ち、安全走行に関し最善の注意をはらうこと。
⑤大会時は安全担当者ミーティングを実施するので、必ず参加すること。安全ミーティングに参加し
なかったチームは、車両の走行が認められない。
11.遵守事項
①大会の競技期間中および大会前後の pico-EV・資材および人の移動、さらに、それらに関する一切
の事項は、全てチームの管理および責任において行う。
②競技に際しては、必ずマーシャルの指示に従う。
③競技走行中のコースへの立ち入りは、マーシャルのみ可能である。
④当該「pico-EV・エコチャレンジ 2015 の趣旨および競技内容」を熟読して、その内容を FA および
チーム員全員が理解して合意を得た後に、参加登録を行うこと。
⑤大会安全管理担当マーシャルが安全パトロールを実施する。指摘事項に速やかに対処すること。
12.ポスターセッションの方法
12.1 方法
(1)ポスター原稿の事前送付
各チームは、ポスターを A4 サイズの PDF ファイルに変換し(セキュリティーの設定をしないこと)、
期日までに「pico-EV・エコチャレンジ 2015 事務局宛」にメールで送付すること。なお提出されたポス
ターは競技会終了後に「pico-EV・エコチャレンジ 2015 大会ホームページ」へ掲載される。
ポスター送付先
「pico-EV・エコチャレンジ 2015 事務局」 メールアドレス:[email protected]
送付期日 : 2015 年 2 月 20 日(金)
(2)ポスターの掲示
各チームは1日目のピット設営後速やかにポスターをスタート地点 D の壁面に掲示すること。
ポスター発表の時間にはチーム車両を各ポスター前に停車しておく。ここでは、あえてコアタイムは
設けない。積極的に他のチームと議論することが望まれる。
12.2 フォーマット
フォーマットは自由であるが、ポスターには登録番号、車体名、チーム名、製作者氏名、指導教員名
を記入すること。なお、1 チームの展示領域は横 841mm×縦 1189mm(A0 の紙 1 枚相当)である。
13.表彰
走行距離の成績に応じて、表彰する。
成績とは別に、技術的に優れている点あるいは、ユニークな点があれば、それらについても表彰する。
また優秀なプレゼンテーションに対して表彰する。
14.大会スケジュール
(1)1日目(2 月 28 日(土)
)
13:00-13:30
受付、チーム車検表の提出
13:30- 13:40
安全担当者ミーティング (FA 同席)
13:40-14:00
全体説明(スケジュール、会場設営、ピット設営、ポスター掲示等)
14:00-16:00
会場設営、ピット設営(会場設営後、車両搬入)
16:00-16:30
車検方法説明
16:30-17:30
静的車検
17:30-18:30
動的車検
18:30-19:00
車両搬出
19:00
解散および会場の施錠
(2)2日目(3 月 1 日(日))
08:00-08:30
車両搬入、pico-EV 調整
08:30- 08: 40
安全担当者ミーティング (FA 同席)
08:40-08:50
ブリーフィング(全体説明,走行距離計測法,コースウォーク)
08:50-09:00
コースオープン
09:00-09:10
開会挨拶
09:10-10:10
試走
10:10-10:20
本戦走行順番の発表
10:20-12:20
本戦
12:20-13:30
昼食
13:30-15:00
ポスター発表
15:00-15:30
表彰式,講評,安全講和,記念撮影
15:30-16:30
片づけ、清掃
16:30
解散
※競技の進行に応じて変更する可能性がある。
15.写真撮影
大会運営委員会側で撮影を行う場合がある。撮影した写真は、本大会のホームページなどで掲載する
予定である。撮影を希望しない場合は、その旨を大会役員まで大会開催日までに届けること。
16.持参品
持参品は軽量かつ少数にすることが肝要である。持参品を軽量かつコンパクトに仕上げる事が、チー
ム及びチーム員の実力の一つである。
①工具
②上履き(かかとのある運動靴を準備すること。スリッパ等かかとのない履物は一切不可である。
)
③防寒具(体育館には暖房設備なし)
④シート1枚(サイズ:1.5 間×2 間 シートの色は問わない。)
⑤AC 電源延長ケーブル(長さ 20m以上)
⑥輪止め 2 個(必須 車検用)
17.pico-EV・エコチャレンジ 2015 への参加登録方法および留意事項
(1)登録期間
2015 年 1 月 9 日(金)19:00 ~ 1 月 10 日(土)19:00 迄とする。
許容予定登録台数(12 台)となり次第、登録期間中であっても参加登録の受け付けは終了する。
ただし会場校である国立東京工業高等専門学校に対しては事前に許容予定登録台数(12 台)の内、
1 台の登録枠が与えられている。
(2)登録方法
pico-EV・エコチャレンジ 2015 大会ホームページより、オンラインによって登録をする。
大会ホームページ URL
http://www.nbu.ac.jp/~picoev/_picoev2015/2015_Main.html
(3)留意点
①大会事務局で登録内容を精査の上、登録受領のメール返信があった時点で登録完了とする。
②規定の登録手順および登録項目を満たしていない場合は、参加登録を受理しない。
③FA 一人あたり 1 台のみの登録とする。複数の FA で指導する場合も 1 台とする。
(4)登録に関する問い合わせ先
pico-EV・エコチャレンジ事務局 大会登録委員長 宛て
18.その他
①レギュレーションの内容は修正・訂正する場合がある。最新のレギュレーションは大会ホームペー
ジに掲載するので、必ず最新のレギュレーションを参照すること。
②ゴミの一切は、チームが持ち帰ること。
③国立東京工業高等専門学校内の駐車場には限りがあるため、人・pico-EV・資材他の移動用車両の
駐車台数は 1 チーム原則 1 台、最大 2 台迄とする。
④上記の移動用車両は、乗用車あるいは、トラックは最大でも 2 トン車ロング迄とする。
⑤車両の事前送付は認めない。車両の持ち込みは当日のみとする。
⑥原則として一日目終了後、車両は各チームの責任で会場外へ搬出すること。
⑦会場内では工具類の管理を徹底すること。特に電動工具類を使用しない場合は、コンセントから抜
いた電源プラグを工具の上に載せることで、電動工具を使用していないことを明示すること。
⑧国立東京工業高等専門学校周辺には、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、飲食店がある。
⑨国立東京工業高等専門学校は、敷地内禁煙となっている。
⑩著しい天候不良や自然災害等が発生した場合は大会を中止する場合がある。中止の際は当日 6:30
までに大会事務局から責任者へ連絡をする。
また大会開始前においても著しい天候不良や自然災害により会場への車両乗り入れが困難になる
場合がある。交通手段、運搬方法等について参加チーム自身でリスク管理を十分に行っておくこと。
⑪大会開催中においても、著しい天候不良や自然災害等が発生した場合は大会を中止する場合がある。
19.大会実行委員会組織
大会委員長
神奈川工科大学
高橋 良彦
大会名誉実行委員長
神奈川工科大学
宇田 和史
大会実行委員長
国立東京工業高等専門学校
林
丈 晴
大会副実行委員長
職業能力開発総合大学校
原
圭 吾
大会副実行委員長
日本文理大学
武村 泰範
大会運営委員長
国立東京工業高等専門学校
林
丈 晴
大会規則委員長
職業能力開発総合大学校
原
圭 吾
大会ホームページ委員長
日本文理大学
武村 泰範
大会登録委員長
日本文理大学
武村 泰範
大会安全委員長
職業能力開発総合大学校
原
圭 吾
大会車検委員長
職業能力開発総合大学校
原
圭 吾
大会記録委員長
日本文理大学
武村 泰範
大会会場委員長
国立東京工業高等専門学校
林
丈 晴
20.pico-EV・エコチャレンジ 2015 事務局
問い合わせ先
大会実行委員長
林
丈 晴
メールアドレス:[email protected]
資料1
チーム車検票
登録番号
安全委員長
指導教員
チーム責任者
チーム車検票
記入日
年
月
フリガナ
チーム名
フリガナ
車 両 名
フリガナ
責任者名
フリガナ
安全担当名
所属・学年
責任者携帯電話番号
フリガナ
指導教員名
連絡先電話番号
車両本体の仕様概要
外形寸法
進行方向の横幅
W
×
L
×
総質量(ドライバを除く)
H
kg
走行速度(参考値)
km/h
車両の制動手段
製作期間
ヶ月
使用モータ
型名
電圧
V
車輪個数
動輪
個
従輪
出力
その他特記事項
仕様概要については第三者に公表することをご了解の上、ご記入ください。
W
個
日
●参加チームの責任において、下記項目についてチーム責任者およびFA相互が事前チェックを行う
こと(レ印をつけること)
。
●FAは内容に相違がないことを確認後、署名・押印すること。
●本用紙は車検開始前に大会安全委員長へ提出すること。
記入日
チェック項目
1
指導教員
月
日
責任者
FA を含めチーム全員が pico-EV の趣旨を理解し、遵守事項について理解し
ていること。また安全が最優先であることを理解していること。
2
ブルーシートおよび上履き(かかとのある運動靴)を準備していること。
3
走行時に床面を傷つけることがないこと。
4
車両下部には床面保護用の緩衝材を取り付けていること。
5
床面から緩衝材までの最低地上高が 30mm 以上あること。
6
ドライバが乗車し、静的な状態で車両に損傷がないこと。
7
最高速度で走行時に制動を行い、制動時から1m以内で停止すること。
8
項目(2)の条件において、制動に伴う損傷が車両にないこと。
9
旋回時に、車両が横転しないこと。
10
車両からの緊急脱出が5秒以内に行えること。
11
車両結合部に破損、変形がないこと。
12
整然とした配線であり、断線や心線のむき出し箇所がないこと。
13
配線がドライバや車輪等の駆動箇所に引っかからないこと。
14
乗車時に、ドライバの足が車体フレーム内の外形包絡線内にあること。
15
年
全てのボルト・ナットの締結部は頭部よりねじ山3つ以上が突出している
こと。
16
走行時は常に3つ以上の車輪が床面に接していること。
17
車両全体に突起や鋭利な角部が存在しないこと。
18
機械式の制動装置(ブレーキ)を設置しており、ドライバが容易に操作で
きること。
19
20
追い越し用のベルを設置しており、ドライバが容易に操作できること。
ドライバは車両の操作に十分慣れていること。また緊急脱出について理解
していること。
上記項目の全てをチーム全員でチェックし、相違がないことを確認した。
FA署名
印