車いす利用者等介助補助業務派遣(概算契約)仕様書 大阪市交通局鉄道事業本部 運輸部駅務課 本業務は、大阪市交通局(以下「発注者」)各駅において、車いすご利用のお客さまや視覚障が いをお持ちのお客さまの介助補助業務を行うため、派遣労働者を就業させるに当たり「労働者派 遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」に基づき、発注者 へ受注者が労働者派遣を行うものとする。 1 契約期間 平成27年4月1日~平成28年3月31日 (長居駅、谷町線天王寺駅、大国町駅、喜連瓜破駅、南森町駅、新大阪駅) 平成27年7月2日~平成28年3月31日 (難波駅、谷町四丁目駅、御堂筋線天王寺駅) 平成27年4月1日~平成27年6月30日及び平成27年10月2日~平成28年3月31日 (谷町九丁目駅) 2 業務内容 (1) 概要 長居駅(住吉区長居東4丁目6番5号) 、谷町九丁目駅(天王寺区生玉前町1番24号) 、御堂 筋線天王寺駅( 阿倍野区阿倍野筋1丁目1番48号) 、谷町線天王寺駅(天王寺区茶臼山5番52 号)、難波駅(中央区難波1丁目9番7号)、谷町四丁目駅(中央区谷町4丁目4番21号)、大 国町駅(浪速区敷津東3丁目11番10号)、喜連瓜破駅(平野区喜連2丁目5番地先)、南森 町駅(北区南森町2丁目1番4号)、新大阪駅(淀川区西中島5丁目15番5号)において、車い すご利用のお客さまや視覚障がいをお持ちのお客さまの介助補助業務を行う。 (2) 内容 派遣先事業所の駅長またはそれに準じる職員(以下、 「指揮命令者」という。)から車いすご 利用のお客さまが列車に乗降する際の介助指示を受け、到着列車の乗降口とホームの間に介助 用スロープ板を渡し乗降の介助を行う。 また必要に応じてエレベーター乗降の際の介助補助やエレベーターの点検・故障時は、駅職 員等と協力してエスカレーターによる介助補助等を行う。 駅構内において、視覚障がいをお持ちのお客さまの案内を行う。 各駅イベント繁忙対応等。 (3) 就業日、時間等の指定 ※ただし、日時、人員、就業時間等を協議のうえ変更することがある。 駅名 就業日、時間 休憩 時間 長居 水曜日、第3木曜日(祝日除く)及び12月29日~1月3日 までを除いた日の13:00~19:00まで。2名 なし 谷町九丁目 日曜日、祝日及び12月29日~1月3日までを除いた日の 12:00~19:00まで。2名 ただし、7/1~10/1までの期間を除く 60分間 御堂筋線 天王寺 谷町線 天王寺 難波 谷町四丁目 大国町 通年の11:00~20:00まで。2名 ただし、4/1~7/1までの期間を除く 60分間 通年の11:00~20:00まで。1名 10:00~19:00まで。1名 60分間 1月1日を除いた日の11:00~20:00まで。2名 ただし、4/1~7/1までの期間を除く 60分間 土曜日、日曜日、祝日及び12月29日~1月3日までを除 いた日の12:30~19:30まで。2名 ただし、4/1~7/1までの期間を除く 60分間 通年の10:00~19:00まで。2名 60分間 喜連瓜破 土曜日、日曜日、祝日及び12月29日~1月3日までを除 いた日の8:30~14:30、14:30~20:30。各1名 なし 南森町 土曜日、日曜日、祝日及び12月29日~1月3日までを除 いた日の8:30~14:30、14:30~20:30。各1名 なし 新大阪 通年の10:00~19:00まで。1名 60分間 各駅 1日、8時間、2名 60分間 イベント (4) 派遣労働者の資格 業務の遂行にあたり以下のような資格を有していること。 ホームヘルパー1級・2級、介護福祉士、サービス介助士、その他の準ずる資格。資格を有し ない従事者を配置する場合には、受注者の責任において、研修を実施し、有資格者と同程度の 知識及び技術を有した者を配置すること。 3 数量(概算であり、当局の都合により増減することがある。) (1) 長居駅 約296日 × 6時間(休憩なし) × 2名 =約3,552時間 (2) 谷町九丁目駅 約218日 × 6時間(休憩のぞく) × 2名 =約2,616時間 (3) 御堂筋線 天王寺駅 約274日 × 8時間(休憩のぞく) × 2名 =約4,384時間 (4) 谷町線 天王寺駅 約366日 × 8時間(休憩のぞく) × 2名 =約5,856時間 (5) 難波駅(御堂筋線、四つ橋線) 約273日 × 8時間(休憩のぞく) × 2名 =約4,368時間 (6)谷町四丁目駅 約181日 × 6時間(休憩のぞく) × 2名 =約2,172時間 (7) 大国町駅 約366日 × 8時間(休憩のぞく) × 2名 =約5,856時間 (8) 喜連瓜破駅 約243日 × 6時間 (休憩なし) × 2名 =約2,916時間 (9) 南森町駅 約243日 × 6時間 (休憩なし) × 2名 =約2,916時間 (10)新大阪駅 約366日 × 8時間(休憩のぞく) × 1名 =約2,928時間 (11)各駅 (10駅程度、イベント繁忙等対応) 1日 × 8時間(休憩のぞく) × 2名 =約 合計 160時間 約 37,724時間 4 業務の指示及び派遣労働者の交替 (1)派遣労働者は、業務の履行にあたっては、開始前に指揮命令者から業務についての指示を受 け、終了後は書面等により就業時間の承認を受けることとする。 (2)業務は誠実かつ丁寧に実施し、怠慢等の行為があってはならない。 (3)指揮命令等に従わない場合や業務処理の能率が著しく低く本契約の目的を達し得ない場合、 発注者は受注者にその理由を示し派遣労働者の交替を要請することがある。 5 派遣料金の請求方法 (1)受注者は当業務の履行完了前に部分払いを月1回に限り請求することができる。 (2)受注者は、派遣労働者1名1時間当たりの契約単価に基づいた料金請求明細書等を発注者に 提出し、発注者所定の手続きにより業務履行月の翌月に受託料金を請求することができる。 6 契約の確定 契約当初においては、概算で契約するが、後日、契約を確定するものとする。 7 派遣労働者の通知 受注者は、派遣労働者の氏名、年齢、資格等を記載した通知書等を業務履行日の前日までに 指揮命令者に提出しなければならない。変更が生じた場合も同様とする。当日を含め欠員が生 じた場合は、速やかに代替者の派遣をおこなうこと。 8 腕章の着用等 受注者は、発注者に駅構内立ち入り腕章の交付申請を行い、業務中に限り派遣労働者へ腕章 を着用させること。なお、腕章の使用にあたっては、目的以外の用に使用してはならない。 9 服装の整正等 受注者は、派遣労働者が介助を行っていることを発注者関係職員が一目で視認可能なよう、 統一した帽子及び上着等(夏服・冬服)を着用させる。(購入費用は受注者負担)その仕様に関 しては事前に発注者担当者と協議の上、承認を得ること。また、一般のお客さまから不快な印 象を持たれる事のないような服装、髪型であること。 10 使用材料等の貸与 派遣労働者がこの業務に使用する介助用スロープ板は発注者が貸与する。 11 職場環境 派遣労働者待機場所については、駅構内の一部とする。 ※勤務時間内及び休憩中においても駅構内(待機場所含む)での喫煙、携帯電話等の私物の使用 は禁止する。 12 遺失物の処理 派遣労働者は業務履行にあたり、遺失物等を拾得、または第三者から拾得の届け出があっ た場合は指揮命令者等に遅滞なく申告し指示を受けなければならない。 13 損害賠償 受注者は、派遣労働者が故意または重大な過失により、施設または第三者に損害を与えた 場合は、その損害を賠償すること。 14 派遣労働者に対する保障 派遣労働者が業務履行にあたり、事故等により負傷または疾病に罹り、若しくは死亡する ことがあっても、発注者はこれに対し補償等、一切の責任を負わないものとする。 15 二重派遣の禁止 受注者は、自らが雇用する労働者を当局に派遣するものとし、第三者が雇用する労働者を 派遣してはならない。 16 守秘義務 当該業務の履行にあたり、知り得た情報等については、他者に漏らしてはならない。派遣 期間終了後においても同様とする。 17 法令上の責任 受注者は労働者派遣事業に関わる関係法令に定めのある事項を遵守すること。 18 その他 (1) この仕様書に疑義あるときは、入札前に発注者に十分質し、その内容を熟知しておくこと。 (2) 緊急時等の対応について発注者から申し入れがあった場合は、遅滞なく受注者が対応可能 であること。 (3) 本仕様書に記載なき事項については、発注者及び受注者において協議のうえ定めるものと する。 以上 「職員等の公正な職務の執行の確保に関する条例」第21条に基づく特記仕様書 (条例の遵守) 第1条 本契約を締結したもの(以下「受注者」という。)及び受注者の役職員は、本契 約に基づく業務(以下「当該業務」という。)の履行に際しては、「職員等の公正な職 務の執行の確保に関する条例」(平成18年大阪市条例第16号)(以下「条例」という。) 第5条に規定する責務を果たさなければならない。 (公益通報等の報告) 第2条 受注者は、当該業務について、条例第2条第1項に規定する公益通報を受けたと きは、速やかに、公益通報の内容を大阪市交通局(以下「発注者」という。)(監査室 連絡先: 06-6585-6284)へ報告しなければならない。 2 受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協力した者 から、条例第12条第1項に規定する申出を受けたときは、直ちに、当該申出の内容を発 注者(監査室 連絡先: 06-6585-6284)へ報告しなければならない。 (調査の協力) 第3条 受注者及び受注者の役職員は、発注者又は大阪市公正職務審査委員会が条例に基 づき行う調査に協力しなければならない。 (公益通報に係る情報の取扱い) 第4条 受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報に係 る事務の処理に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。 (発注者の解除権) 第5条 発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないとき 又は条例の規定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約を解除すること ができる。 暴力団等の排除に関する特記仕様書 1 暴力団等の排除について (1) 受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下同じ。)は、 大阪市暴力団排除条例(平成 23 年大阪市条例第 10 号。以下「条例」という。)第 2 条第 2 号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又は同条第 3 号に規定する暴力団密接 関係者(以下「暴力団密接関係者」という。 )に該当すると認められる者と下請契約、資材・ 原材料の購入契約又はその他の契約をしてはならない。 (2) 受注者は、条例第 7 条各号に規定する下請負人等(以下「下請負人等」という。)に、暴 力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入 契約又はその他の契約をさせてはならない。 また、受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる 者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をした場合は当該契約を解除さ せなければならない。 (3) 受注者は、この契約の履行にあたり暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認めら れる者から条例第 9 条に規定する不当介入(以下「不当介入」という。)を受けたときは、 速やかに、この契約に係る本市監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業を所管する担 当課長(以下「監督職員等」という。)へ報告するとともに、警察への届出を行わなければ ならない。 また受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者 から不当介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報告すると ともに警察への届出を行うよう、指導しなければならない。 (4) 受注者及び下請負人等が、正当な理由なく本市に対し前号に規定する報告をしなかった と認めるときは、条例第 12 条に基づく公表及び大阪市競争入札参加停止措置要綱による停 止措置を行うことがある。 (5) 受注者は第 3 号に定める報告及び届出により、本市が行う調査並びに警察が行う捜査に 協力しなければならない。 (6) 発注者及び受注者は、暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者からの 不当介入により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の上、履行 日程の調整、履行期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置を講じること とする。 2 誓約書の提出について 受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが表明 した誓約書を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した場合はこ の限りでない。
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