資料5 「地方創生に資するIT利活用促進プラン(仮称)」の検討の方向性(構成案) ※ まち・ひと・しごと創生総合戦略を踏まえ、地方自治体は、平成 27 年度中に、『地方版 総合戦略』を作成し、取組を開始予定。 ※ このような中、地方が抱える課題の解決につながる IT 利活用の観点から、上記『地方版 総合戦略』の策定・実施を支援することを念頭に、以下のような項目で、今後プラン(仮 称)を整理してはどうか。 項目1.プランの位置付けと目的について ・ ITは地方が抱える課題解決に有効な手段。 ・ プランでは、地方自治体、地方の企業に焦点をあて、ITの実際の導入の取組 を促進し、その効果を高めることを目的。 ・ その際、地方が抱える次の課題を解決することを目標とすること。 [課題] 地方における①『雇用拡大・生産性向上』 、②『住みやすさの向上』、③ 『地方自治体業務の効率化』 ・ これらの3つの課題を解決することにより、地方での好循環を確立すること。 項目2.プランで示す基本的な方針について ・ 3つの課題解決を達成するために、地方自治体等がITを導入するにあたって の基本的な方針と、それに基づく国の支援方針を示すこと。 ・ 基本的な方針の例(以下、今後わかりやすいキャッチフレーズを検討): 基本方針①:地方の魅力、コンセプトづくりの必要性 基本方針②:地元の資源の活用の必要性 基本方針③:国・地方、地方・地方間の連携の必要性 ・ 国としての支援方針(リーダーシップを発揮し、やる気のある地方の取組を支 援、地方における持続可能な取組に対する支援など。具体的取組として、項目3 で記述。) 項目3.基本方針を実施するための施策について ・ 基本方針に基づき実施する地方自治体等の取組に対する、国の支援施策を記載。 1 ・ 記載項目の例: ① 地方の人的支援体制等の構築 地方自治体等に対する技術的相談・人材支援等の仕組みの検討(多様な人材 によって創発される仕組みを検討)。 ② 地方のIT利活用の障壁解消等 地方が抱える課題解決につながるIT利活用を妨げる障壁の解消のための 課題を検討(国家戦略特区等との連携等を含む) 。 ③ 地方自治体等の取組の共有とIT利活用導入の方策 地方自治体等による分野別の取組の「見える化」 (異分野の経験やプロセス の共有を含む)、課題解決に向けたIT利活用方策の提案等の検討。 ④ その他(分野別に取り組むべき課題等) 項目4.推進体制について ・ 今後のPDCAサイクルの回し方、地方との連携体制を念頭に、関係省庁等 の体制についての検討。 2 検討のスケジュール(案) ※現時点での想定スケジュール 第1回政策企画WG (2月26日(木)) ・「プランの検討の方向性(事務局案)」を提示 ・本WGでは次の3点について議論 ①プランの位置付けと目的について、②プランで示す基本的な方針について、③ 地方の人的支援体制等の構築について 第2回政策企画WG (3月下旬) ・「プランの検討の方向性(事務局修正案)」を提示予定 ・本WGでは次の2点について議論予定 ①地方の人的支援体制等の構築について、②地方のIT利活用の障壁解消等につ いて 等 第2回地方創生IT利活用推進会議(3月末、4月上旬) ・「中間とりまとめ(事務局案)」を提示予定 等 中間とりまとめ(公表)(3月末、4月上旬) 第3回政策企画WG(4月下旬) ・「プラン骨子案(事務局案)」を提示、議論 第4回政策企画WG(5月中旬) ・「プラン案(事務局修正案)」を提示、議論 第3回地方創生IT利活用推進会議(5月下旬) ・「プラン案(事務局案)」を提示し議論 第68回IT総合戦略本部(6月上旬)で決定し、公表 3
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