資料5 平成22年度 利用者アンケート調査結果 利用者アンケート調査の概要は、以下のとおり 配布方法:バス車内に調査員が乗車し、第2便から第5便までの利用者に調 査票を配布。 回収方法:バス車内または、市役所に設置の応募箱へ投函してもらった。 実 施 日:平成22年12月9日(木) 配布枚数 回収枚数 西ルート(右回り) 69枚 38枚 西ルート(左回り) 52枚 31枚 東ルート(右回り) 52枚 34枚 東ルート(左回り) 67枚 合 計 240人 31枚 134枚 平成23年2月 1 尾張旭市 回収率 55.8% 1 集計結果 年齢 20歳代 3% 40歳代 5% 30歳代 4% 50歳代 11% 60歳代 17% 性別 20歳未 満 3% 男性 21% 80歳以 上 24% 女性 79% 70歳代 33% ・年齢について、60歳代以上のかたが7割以上であったが、30歳代以下の若年 層の利用もみられる。 ・性別について、女性の利用者が8割近くとなっている。 ・ルート別の年齢では、東ルート右回りにおいて70歳代以上の利用者が8割に近 く高齢者の利用が最も多いが、西ルートでは右回り、左回りともに20歳未満の利 用がみられる。 2 職業 その他 2% 自営業 会社員 2% 1% 無職 48% パート・ アルバ イト 10% 自ら運転して使える交通手段 バイク 7% 自動車 2% 自転車 31% 主婦 (夫) 36% ない 60% 学生 1% ・職業について、主婦(夫)または無職と答えた人の割合が合わせて84%となっ ている。 ・自ら運転して使える交通手段について、ない、または自転車のみと答えた人の割 合が合わせて91%となっている。 利用頻度 自宅から停留所までの時間 初めて の利用 2% 月1~ 3回程 度 24% 週1~ 2回程 度 26% 歩いて7分 ~10分 13% ほとん ど毎日 18% 歩いて3分 以内 40% 歩いて5分 から7分 11% 週3~ 4回程 度 30% 歩いて10 分以上 5% 歩いて3分 ~5分 31% ・利用頻度について、初めての利用と答えたかたはわずか2%となっている。 ・自宅から停留所までの時間について、歩いて3分以内と答えたかたが40%と最 も多く、歩いて5分以内を合わせると71%となっている。 3 ルート別 自宅から停留所までの時間 東ルート左回り 3分以内 東ルート右回り 3~5分 3分以内 西ルート左回り 5~7分 3~5分 3分以内 西ルート右回り 20% 3~5分 40% 7~10分 5~7分 歩いて10分以上 7~10分 5~7分 60% 歩いて10分以上 5~7分 3~5分 3分以内 0% 7~10分 7~10分 80% ・ルート別の自宅から停留所までの時間について、西ルートと東ルートでは目立っ た違いはみられない。 利用目的 仕事上で その他 の移動 試乗 7% 2% 2% 買い物・飲 食 32% 通勤・通学 4% 市役所へ の用事(会 議を含む) 12% 通院 33% レジャー・ 娯楽 8% ・利用目的について、通院と答えたかたと買い物・飲食と答えたかたを合わせると 65%となっている。 ・一方で、仕事上での移動や通勤・通学と答えたかたも存在している。 4 100% ルート別 利用目的 レジャー・娯楽 東ルート左回り 仕事上での移動 買い物・飲食 通院 通勤・通学 東ルート右回り 買い物・飲食 その他 市役所への用事 仕事上での移動 通院 買い物・飲食 通勤・通学 その他 試乗 市役所への用事 レジャー・娯楽 西ルート右回り 試乗 通院 レジャー・娯楽 西ルート左回り 試乗 市役所への用事 レジャー・娯楽 その他 仕事上での移動 買い物・飲食 通院 通勤・通学 試乗 その他 市役所への用事 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% ・ルート別の利用目的では、高齢者の利用が最も多かった東ルート右回りにおいて、 買い物・飲食、通院の割合が最も高く、通勤・通学、仕事上での移動などのための 利用はみられない。 ・西ルートでは、買い物・飲食のための利用が東ルートと比較して少なく、市役所 への用事のための利用が多い。 ・ ・両ルートとも、通院への利用者が多くを占めている。 利用理由 自動車で 外出するよ その他 市営バス りも便利だ 飲酒の機 1% 「あさぴー から 会があった 号」に興味 2% から があったか 0% ら 4% 出発地・目 的地が停 留所の近く だから 27% 利用時間 がよかった から 6% 他に交通 手段がな いから 36% 運賃が安く 経済的だ から 24% ・他に交通手段がないから、と答えたかたの割合が36%と最も多く、続いて、出 発地・目的地が停留所の近くだから、運賃が安く経済的だから、の順番に続いてい る。 5 100% 参考 平成21年度実施利用者アンケート集計結果との比較(抜粋) 性別 H21(N=165) 男性 H22(N=129) 女性 女性 男性 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 年齢 30歳代 50歳代 H21(N=168) 80歳以上 70歳代 40歳代 20歳未満 20歳代 60歳代 30歳代 H22(N=133) 70歳代 80歳以上 0% 10% 20% 30% 60歳代 40% 50% 60% 50歳代 40歳代 70% 80% 20歳未満 20歳代 90% 100% 利用頻度 H21(N=164) ほとんど毎日 H22(N=132) 週3~4回程度 ほとんど毎日 0% 週1~2回程度 週3~4回程度 10% 20% 30% 月1~3回程度 週1~2回程度 40% 50% 60% 初めての利用 月1~3回程度 70% 80% 初めての利用 90% 100% 利用目的 試乗 H21(N=221) 買い物・飲食 市役所への用事(会議を含む) 通勤・通学 その他 通院 レジャー・娯楽 仕事上での移動 仕事上での移動 H22(N=129) レジャー・娯楽 買い物・飲食 0% 10% 市役所への用事(会議を含む) 20% 30% 通院 40% 50% 試乗 その他 通勤・通学 60% 70% 80% 90% 100% 利用理由 H21(N=303) 他に交通手段がないから 運賃が安く経済的だから 他に交通手段がないから 出発地・目的地が停留所の近くだから 利用時間がよかったから 運賃が安く経済的だから 利用時間がよかったから 出発地・目的地が停留所の近くだから 市営バス「あさぴー号」に興味があったから H22(N=129) 出発地・目的地が停留所の近くだから 運賃が安く経済的だから 他に交通手段がないから 自動車で外出するよりも便利だから 飲酒の機会があったから 利用時間がよかったから その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 6 70% 80% 90% 100% 外出機会 ・あさぴー号の運行によって、利用者の 69%は外出機会が増えたと答えてい る。 ・昨年度までの調査でみられた外出機会 が減ったと答えた人はみられない。 あまり変 わらない 31% 増えた 69% あさぴー号の別のルートへの乗継 他の電車・バスへの乗継 無回答 25% する 25% する 23% 無回答 40% しない 35% しない 52% ・あさぴー号の別のルートへの乗継については23%の人がする、と答えている。 ・他の電車・バスへの乗継については、25%の人がする、と答えており、あさぴ ー号の別のルートへの乗継よりもすると答えた人の割合が高い。 7 税金投入理解 もっと使う税 税金を使うべ 金を減らすべ きでない き 2% 1% どちらかとい えば使う税金 を減らすべき 5% もっと税金を 使うべき 10% どちらかとい えば税金を使 うべき 24% 今ぐらいが良 い 58% ・もっと税金を使うべき、どちらかといえば税金を使うべき、と答えた人を合わせ ると34%となっている。 ・税金を使うべきでないと答えた人も存在する。 サービス水準向上に対する支払い意思額 (人) 35 31 29 30 男性 25 (人) 20 女性 15 10 10 5 4 1 2 11 性別無回答 5 4 1 1 1 1 400 100~200 0 100 120 150 200 250 ・200円と答えた人が最も多い。 ・100円未満の金額を答えた人はいない。 8 300 (円) (円) 9 最終目的地との往復手段(行き) 東 集計 総計 東ルート 西 集計 西ルート あさぴー号 自動車 タクシー 自転車 徒歩 あさぴー号以外のバス その他 あさぴー号 タクシー あさぴー号 電車 あさぴー号 徒歩 あさぴー号 あさぴー号以外のバス あさぴー号 自動車 電車 徒歩 あさぴー号以外のバス あさぴー号 タクシー あさぴー号 電車 あさぴー号 徒歩 あさぴー号 あさぴー号以外のバス 行き 帰り 1 3 2 1 1 1 徒歩 3 8 5 3 1 4 3 3 1 2 1 1 1 1 2 2 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 1 1 3 2 1 1 1 2 1 1 2 2 2 1 1 64 41 1 1 3 4 1 47 2 1 4 1 総計 40 77 1 3 2 4 1 4 1 1 1 53 117 2 1 1 1 2 4 2 2 2 電車 1 1 3 2 1 1 1 タクシー 4 自動車 あさぴー号 電車 あさぴー号 あさぴー号 タクシー タクシー 徒歩 あさぴー号 徒歩 電車 徒歩 あさぴー号以 以外のバス 外のバス 4 1 37 34 1 2 32 2 あさぴー号 あさぴー号 あさぴー号 あさぴー号 あさぴー号 その他 以外のバス タクシー 自転車 電車 最終目的地との往復手段(帰り) ・行き、帰りともにあさぴー号のみを利用すると答えた人が最も多い。 ・回答のうちの半数以上は、あさぴー号と他の交通手段を組み合わせて利用してい るとなっているが、目立って利用数の多いの交通手段の組み合わせはない。 ・行きにあさぴー号、帰りに徒歩、または行きに徒歩で、帰りにあさぴー号を利用 すると答えた人が比較的多く、買い物などに歩いて行き、荷物のある帰りはあさぴ ー号を利用するなど、徒歩とバスを使い分けている人もいる。 2 まとめ ○ 利用者の特徴 各ルート全般に、60歳以上の高齢の女性の利用が多い。60歳以上の女性は、 自ら運転できる交通手段がある可能性が低いため、あさぴー号を利用されるかたの 割合が高くなっていると考えられる。また、交通手段を持っていないことのほかに、 運賃の安さや出発地・目的地が停留所に近いことを利用理由として多くのかたが答 えており、その利用目的は通院、買い物・飲食が多いことから、高齢者の日常生活 における「足」としての利用がされているといえる。 一方で、割合としては少ないものの、30歳代以下の若年層の利用者もみられ、 通勤・通学や仕事上での移動のために利用していることから、今後はこうした世代 の需要についても調査する必要があるものと考えられる。 10
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