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EX−6000シリーズ
CS
システム機能概要
CODE AND SPECIFICATIONS SHEET
標準仕様
EX‑6000シリーズは連続プラントからバッチプラントまでの中・小規模プラントの制御・管理を行う総合計装システムです。ループ制御・
シーケンス制御を高速に実行するマルチコントローラ,オペレータとのヒューマンインタフェースであるオペレータズコンソール,プ
リンタなどの周辺機器から構成されます。EX‑6000は,プラントの制御から,多品種管理,上位計算編と,連係したプラント管理までの
種々の機能を備えており,高度化するプロセスオートメーションに幅広く対応できます。
システム構成と規模
システム構成を図1にシステム規模を表1に示します。
EWS
データ管理PC
(EX-CIMシステム)
リモート
SOC
クライアント
Ethernet(情報系)
POC
(GWU内蔵)
POC
SOC
WAN
(ISDN)
Ethernet(クラスタバス)
DHW‑6000
(IEEE802.3:二重化標準)
MLC‑6000
MLC‑6100
MLC‑6200
P
C
I
リモートPIO
TVカメラ
画像サーバ
POC:オペレータズコンソール
SOC:サブオペレータズコンソール
GWU:ゲートウェイユニット
P
C
E
直結型PIO
プロセス
入出力ユニット
(デジタル)
(アナログ)
各社シーケンサ
リレー シグナル
ユニット コンバータ
図1.システム構成図
S‑31
表1.
オペレータズ
コンソール
ステーション数
監視・操作規模
システム構成上の注意事項
EX−6000シリーズシステム規模
項 目
サブオペコン
プリンタ
マンマシン(POC)
制御 (MLC)
*2
計器表示
ループ
ダグ数
シーケンス
バルブ/モータ
トレンド
リアル
表示
バッチ
タグ数
サイクリック
グラフィック画面数
品種
品種数
サポート
データ数/品種
バッチ報データ収集点数
ロギングデータ収集点数
オペガイド点数
ユーザ警報点数
最 大
1台/POC
4台/POC*1
8台
8
3,072
1,024
3,072
256
256
1,024
256
200
500
3,072*3
1,024
2,048
1,024
*1:プリンタはオペレータズコンソールあたり1台接続できます。これを超えるプリンタはクラスタバスにつ
なぎ,オペレータズコンソールとは通信接続になります。
*2:両面リフレッシュ周期は,オペレータズコンソールの台数によって変わります。
1〜4台時:1秒
5〜8台時:2秒
*3:定時報4プロセス,256 データ/プロセス
バッチ報4プロセス,256 データ/プロセス
1.DAT,CD−ROMについて
DAT,CD−ROMはシステムで1台ずつ手配してください。
DAT,CD−ROMは,着脱可能な構造となっていますので,
システム内のオペレーターズコンソール間で共用することができ
ます。
2.プリンタの選定
プリンタは,表2に従い,選定してください。
表2
形式
方式
PRT250
カラードット
インパクト
カラー,低速
連続紙
○
○
○
×
×
特長
アラーム印字
ロギング
ハードコピー
ドキュメント出力
クラスタパス接続
IJP600
カラーインク
ジェット
カラー,中速
連続紙,カット紙
○
○
○
○
○
LBP800
モノクロ
レーザー
モノクロ,高速
カット紙
×
○
×
○
○
CHC643
ハードコピー
ハードコピー,
高速,専用紙
−
−
○
−
×
標準仕様
制御機能
制御機能はマルチコントローラ(MLC)により行われます。
マルチコントローラは,演算ブロック方式のDDC制御と,タイム
チャート,ブール代数をベースにしたシーケンス制御を行う事がで
き,連続プラントから複雑なバッチプラントまで各種プラントに適
用できます。
3.クラスタバスの考え方
クラスタバスは,POC,SOC,およびプリンタを接続する
ための専用通信路です。
1つのクラスタバス上には,1台のPOCと1台のSOC,プリ
ンタが接続できます。また,各POC,SOCにはプリンタ1台
を接続できますが,これらは,POCおよびSOCから同等に使
用できます。
クラスタバスの接続形態,および仕様を以下に示します。
操作,監視機能
操作,監視機能はオペレータズコンソール(POC)により行われ
ます。オペレータズコンソールはPOC‑6000形オペレータズコンソー
ル,PRT250形カラープリンタなどから構成され,プラントのデー
タをCRTディスプレイに表示し,簡単な操作でプラント運転を行
う事ができます。
PRT
PRT
PRT
クラスタバス
エンジニアリング機能
EX‑6000シリーズのエンジニアリングはオペレータズコンソールに
より管理されており,制御,操作管理の為のプログラムの作成や,
プログラムのロード,セーブを行う事ができます。また,オペレー
タズコンソールのほかにエンジニアリングワークステーションやパ
POC
ソコンを用いた分散エンジニアリングも可能です。
SOC
演算機能
演算機能はマルチコントローラのDDC演算機能,簡易演算機能
により,実現されます。簡易演算機能では浮動小数点演算や対数演
算により,複雑な数式を容易に組込めます。
システム外通信機能
EX‑6000システムと他システムをスムーズに接続する為の機能が用
意されています。上位計算機等との接続の為にはオペレータズコン
ソール内蔵インターフェースを使用します。また,日立HIDIC‑Hシリー
ズをはじめとしてシーケンサとの専用インターフェースによる高速
項 目
通信もサポートしています。
通信インタフェース
クラスタバス
PRT
POC
SOC
クラスタバス上に
POC 1台
SOC 1台
プリンタを接続した例
合計3台のプリンタを
サポートします。
通信速度
接続距離
接続機器台数
プリンタサポート台数
データハイウェイ
クラスタバス上に
POC 1台
SOC 1台を接続した例
1台のプリンタをサポート
します。
図.2
表3
クラスタバス仕様
仕 様
IEEE802.3 (TCP/IP)
10Mbps
30m (10BaseT) ,500m (10Base5)
POC
1台
SOC
1台
プリンタ 4台
(機器台数合計 6台以下)
4台以下
備 考
10BaseT(標準),10Base5(オプション)
最大長
1クラスタバスあたり
POC,SOC,
クラスタバスの合計
S‑32