わいわいキャンバス

課題部門
わいわいキャンバス
登録番号:10015
誰でも遊べるゲーム機「Wii」!
昨年の12月、任天堂からゲーム機「Wii」が発売され
子供・お年寄り、ゲーム経験がほとんど無い方でも
直感的に操作することが出来るとして話題になりました。
しかし、せっかく誰でも遊べるゲームなのに
最大プレイ人数が4人と決まっています。
これをもっと大人数で遊べるように
すれば、使い道が格段に広がり
Wiiの可能性が広がるのでは・・・?
何人でも遊べるゲームを作る
Wiiのコントローラーである「Wiiリモコン」は、Wii本体が
無くても、単なるデバイスとして使用する事ができます。
今回はこれとパソコンを用いて、Wiiでは不可能だった
多人数用お絵かきゲームを作る事にしました
なぜお絵かきゲームなのか?
「絵を描いて遊ぶ」というのは、一番子供心が戻ってくる
ような遊びだと思います。どんなにキチッとした大人でも
絵を描いてる時はついつい素の自分が出てしまうものです。
しかも遊んでいるだけで感性を高める事にもなります!
「わいわいキャンバス」の概要
みんなでわいわい大スクリーンを使って、壁画を描くような
イメージで絵を描いていく多人数向けお絵かきゲーム
<対象者>
直感的操作で老若男女、誰でも
楽しめます!学校や保育園、
会社や老人ホームなどで
使ってもらってみんなでわいわい
これであなたも
コミュニケーション能力を磨きつつ
感性豊かな人間に!
システム構成
PC
Wiiリモコン
無線
投影
パイプ入出力
リモコンが指している座標
3軸加速度センサの値
接続
独創的な部分
• 多人数での同時プレイ可能(最大8人)
• 絵のお題の出題機能と、制限時間設定機能で
グループに分かれて対戦する事が出来る
• 各自が書いた部分を個別に表示できる
• 絵を描くのに合わせて音が鳴る
(絵を描きながらみんなで大合奏!)
みんなで遊べる様々なモード
例.お題再現モード
始めに数秒だけお題になる画像を表示して、
その記憶を頼りに絵で再現していく
画面イメージ
お題画像により、画面を
縦or横に2分して同時対戦!
リモコンリレーモードや
お題使用モードなど
多彩なモードで遊べます
勝敗は観客の人達が判定!
各自が描いた部分を個別に表示
Aさんが描いた部分
みんなで描いた絵
Bさんが描いた部分
各自が担当した部分がはっきりと分かり
それをネタにコミュニケーションがとれる!
いろんな音で大合奏?
JNIドライバのwavファイル再生機能を利用して、
線を引いている時のリモコンの加速度に合わせて
縦に振ったらテンポ、横に振ったら音程を変化させ
る、というように音声をWiiリモコン側で再生する。
これで線の書き方や書く速さによって
様々な音がでるので、予想外の
音の変化を楽しみながら絵を
描いて遊ぶことができる。
実現方法
Wiiリモコンには3軸加速度センサが内臓されているので
左右、上下、奥行きの動きがわかり、コントローラの傾きや
左右の振り、突くような動きも感知する事ができる。
JavaはBluetoothを直接制御できないので、unixパイプに
中継するWiiリモコン JNIドライバ を使う。そして、
リモコンが指している座標・3軸加速度センサの値を
取得し、そこからリモコンをどのように動かして
いるか推測し、その動きに対応する処理を行えばよい。
類似品との相違点
既にWiiには写真チャンネルという
画像を読み込み、お絵かきなどが出来る機能が付いています
写真チャンネルとの違い
•
写真チャンネルは、写真・動画の加工しかできない
•
Wiiは4人までしかできないが、わいわいキャンバスは
最大8人まで可能!(予定)
•
ゲーム性があり、何度でも楽しめる
•
音楽要素も含まれている
システム環境
開発環境
使用OS : Microsoft Windows XP Home Edition
使用言語
: Java
Java開発環境
: JDK1.5.0_11
使用ユーティリティ : Wiiリモコン JNIドライバ
実行環境
使用OS
: Microsoft Windows XP Home Edition
Java実行環境
: JRE 1.5.0_11
使用デバイス
: Wiiリモコン
Bluetoothアダプタ