2016年度小野加東青年会議所基本資料 - 2016年度一般社団法人小野

2016 年
度
一般社団法人小野加東青年会議所
基 本 資 料
OTTY JC
No.259
The Creed of
Junior Chamber International
We Believe:
That faith in God gives meaning
and purpose to human life;
That the brotherhood of man
transcends the sovereignty of nations;
That economic justice can best be won
by free men through free enterprise;
That government should be of laws
rather than of men;
That earth’s great treasure lies in
human personality;and
That service to humanity is the best
work of life.
JCI Mission:
"To provide development opportunities that empower
young people to create positive change."
JCI Vision:
"To be the leading global network of young active citizens. "
『JC宣言』
日本の青年会議所は
混沌という未知の可能性を切り拓き
個人の自立性と社会の公共性が
生き生きと協和する確かな時代を築くために
率先して行動することを宣言する。
綱
領
われわれJAYCEEは
社会的・国家的・国際的な責任を自覚し
志を同じうする者 相集い 力を合わせ
青年としての英知と勇気と情熱をもって
明るい豊かな社会を築き上げよう。
目
次
2016年度スローガン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
理事長所信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
副理事長・専務理事所感・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
2016年度事業計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
L O M 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
組織図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
理事・役員・委員会構成表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
入会・生年度別マップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
月別事業計画書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
2016年度収支予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
< 2015年度事業報告>
2015年度事業報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
2015年度収支決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
< 一般資料① >
定款・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
諸規定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
個人番号及び特定個人情報取扱規程・・・・・・・・・・・・・・・・ 78
< 一般資料② >
公益社団法人日本青年会議所基本計画及び会頭所信・・・・・・・・・ 91
近畿地区協議会基本計画及び会長所信・・・・・・・・・・・・・・・ 104
兵庫ブロック協議会基本計画及び会長所信・・・・・・・・・・・・・ 106
青年会議所とは(2000字解説文)・・・・・・・・・・・・・・・ 109
J C I 綱領とその解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111
日本青年会議所の生い立ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 114
J C I 小史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115
J C 用語の解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 116
〈公益社団法人日本青年会議所 2016年度スローガン〉
独立自尊の精神と良心が織りなす
「心」ある国
〈近畿地区協議会
日本の創造
2016年度スローガン〉
アジアのパイオニア 近畿の実現
〈兵庫ブロック協議会
2016年度スローガン〉
青年の志と絆が創る清き心溢れる兵庫の実現
〈一般社団法人小野加東青年会議所 2016年度スローガン〉
未来に向かって、今を生きよう
~日々新たなる挑戦~
1
2016年度
一般社団法人小野加東青年会議所
LOMスローガン・基本理念・基本方針・所信
(案)
理事長
松井 大典
LOMスローガン
未来に向かって、今を生きよう
~日々新たなる挑戦~
基本理念
「私たちの故郷OTTYの未来のため、郷土に誇れる青年として、自らに厳しさをもち率先
し行動する」
基本方針
一、情熱を持っての会員拡大
一、自己変革
一、強固な組織づくり
はじめに
1964年3月10日に全国で259番目の青年会議所として先輩諸兄のお力により小野青年
会議所が設立されました。それから幾余年、名称の変更や法人格の取得を経て、一般社団法人小
野加東青年会議所は、今年で53年目を迎えます。時代背景が変わったとはいえ、今日まで先輩
諸兄から受け継がれてきたJC運動の意義や目的を絶やす事なく、次の世代に引き継ぐ事が「明
るい豊かな社会」の創造を進める歩みであると考えます。そのためにも小野加東青年会議所の歩
みを止める事なく、変えるべきもの、変えてはならないものを明確に指し示し、積極的な議論を
し、前を向いて行動していきます。
私たちを取り巻く社会情勢は、企業の収益増加の期待による株価の上昇、全国各地での世界遺
産登録などにより、未来への先行きが明るい様に感じられます。しかし、社会環境がもたらして
いる変化は、核家族化や尐子高齢化の進展により、地縁的な繋がりや地域での世代間の交流が尐
なくなり、自己中心的な考え方が助長され、他者への思いやりの心や感謝の心が薄れているのが
現状です。それらの現状を尐しでも変化させ、私たちが、良心を持って、次の世代の手本となる
べく、意識をして行動し、次の世代に良心を伝える事が、私たち世代の責務であると考えます。
まず、私たちが、この地域の未来を真剣に考え、未来に先送りする事なく、自ら進んで物事に取
り組み、どんな困難にも立ち向かう強い意志が必要です。個々の力では困難である事も、同じ志
2
を持つメンバーと共に想いを一つにし、行動をすれば、必ず未来は切り拓けると信じます。私た
ちが地域のリーダーとして背を向ける事なく、今、私たちに何が出来るのかを考え、生まれ育っ
た地域を更に良くしようと行動し、この地域に必要とされる青年会議所でなければなりません。
この地域を明るい未来へと導くためにも、メンバー一人ひとりが、リーダーとしての自覚を持
ち、地域とのネットワークづくりを進め、地域を良くしたいという想いをメンバー間で共有しな
がら活動してまいります。
***情熱を持っての会員拡大***
これからも青年会議所活動を進化させ、更に地域に発信を続けるためには、会員拡大は最優先
課題であります。会員の減尐は、青年会議所活動や組織運営に様々な影響を与えるばかりか、数
年先には小野加東青年会議所自体が存続の危機に陥ってしまいます。
しかし、私たちにはこの小野加東青年会議所を存続させ、「明るい豊かな社会」を実現させる責
務があります。この脈々と受け継がれた伝統ある小野加東青年会議所の歩みを揺るがす事のない
よう、新たなる仲間を導き、組織を発展させる事は必要不可欠です。私たちがJC活動で得た経
験や学びをメンバー全員が誇りに想い、情熱を持って私たちの活動を伝播する事で、多くの新た
なる仲間を導く事は可能であると考えます。会員拡大は、LOMに新たな風を吹き込み、仲間の
輪が広がるばかりでなく、更なる友情を深め、人生の中で一生の友となる仲間に出会えます。そ
のためにも、メンバー一人ひとりが、普段の会話の中からJC活動で得た経験や学びを語り、自
身の言葉でJCの魅力を伝える事で一緒に未来を描く仲間を増やしていきましょう。
***自己変革***
私たちは、40歳までの限られた期間の中で、単年度制ならではの様々な委員会や役職を経験
し、より広域への出向を通じて、かけがえのない出会いがあり、多くの刺激を受け、失敗や成功
を繰り返す事で、今後の人生においての基礎となる土台を形成していきます。そのように、青年
会議所には自分自身を成長させるための多くの機会があります。しかし、そのような素晴らしい
機会を自分自身で求めなければ、何も得る事は出来ません。青年会議所が与えてくれるという事
ではなく、自分自身が積極的につかみ取ろうと思わなければなりません。メンバー全員が、どん
な困難にも負けず、目の前の壁を乗り越え、常に昨日よりも今日、今日よりも明日と自分自身に
磨きをかけ、尐しでも自分自身を成長させる事で、この地域、企業、家庭にも還元させる事が出
来るはずです。そのためにも、何事にも目的意識を明確にし、参加意欲を向上させる事から自己
変革を行いましょう。
***強固な組織づくり***
小野加東青年会議所では、先輩諸兄が時代背景に合った多くの素晴らしい例会や事業を展開さ
れてきました。その根底には、しっかりとした組織運営が行えていたからであると考えます。私
たちは、その素晴らしい組織運営を継続し、個々の成長が実感出来る魅力ある組織でなければな
りません。そのためにもメンバー一人ひとりが高い志をもって、しっかりと議論し、お互いを尊
重する事で、メンバー間での信頼関係が生まれ、方向を確かなものへと導く事で結束力のある力
3
強い組織作りに繋がると考えます。そして、信頼できる仲間と共にメンバーが何事にも自信を持
って、意欲的に取り組める強固な組織づくりを目指します。
事業展開
2016年度は2委員会、1会議体を設置致しました。各委員会は、お互いに協力し、助け合
いながらも、それぞれの職務を委員会、会議体が一丸となって、実行し、喜びや成果が実感でき
る事業を展開してまいります。
【総務研修委員会】
青年会議所運営の要となる委員会として、一般庶務の円滑な遂行をお願いします。また、現在の組織
に則した諸規則の調査・研究をお願いします。広報においては、JCの魅力発信やメンバー間でのコミュニ
ケーションが図れる情報発信をお願いします。
経営力事業では、私たちの基盤である企業をより盤石なものとするために、青年経済人としての心構え
や企業に還元が出来るような企画の立案をお願いします。
【地域交流委員会】
子どもたちを主体に地域の方々や各種団体との連携を図りながら、子どもたちの心に感動を与えられ
る交流事業をお願いします。また、交流事業を通じて大人と子どもが共に成長し合える事業展開をお願
いします。
【拡大育成会議】
会員拡大でこれまでに効果のあった手法に加えて、新たな手法にも挑戦し、全メンバーを巻き込こんだ
形で推進をお願いします。そして、新会員やメンバーの資質向上に繋がる育成にも努めて下さい。
また、積極的に例会の出席奨励を行い、100%出席例会の達成をお願いします。
むすびに
私は一般社団法人小野加東青年会議所に入会し、地域の方々、各種諸団体の方々、諸先輩方、
メンバーに出会い、多くの経験や学びを頂きました。JCに入会せず、ありふれた日常生活では、
自己の成長はなかったと思います。また、同じ志を持つメンバーと切磋琢磨する事で、今までと
は違った視野で物事を広く見るようになり、JC活動をしていないと出会えない多くの方々との
繋がりを持つ事が出来ました。このように多くの機会を頂き、JC活動が行えるのも、現在も陰
で支えて頂いている会社の従業員や家族など多くの方々のお蔭であり、常に感謝の心を忘れずに、
活動に邁進をしていきます。現役メンバーをはじめ、これから入会してくれる仲間には、成長の
機会をチャンスとして頂き、メンバーと共に私自身も更なる成長に繋げていきます。
「日は新たに、日々に新たなり」
4
この言葉は、今日の行いは、昨日よりも新しくなり、明日の行いは今日よりも新しくなるよう
に修養に心掛けねばならないという意味です。私は、この言葉を自分の胸に刻み込み、志を同じ
うする仲間たちと共に、日々、自己を高め、私たち世代がリーダーシップを発揮して、私たちの
背中を次の世代に見せる事で、私たちが次の世代の手本となり、私たちの想いを繋げる活動をし
てまいります。
「未来に向かって、今を生きよう」をスローガンのもと、努力、精進をし、活動を
展開していく所存でございます。今後とも更なるご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申
し上げます。
5
2016年度
副理事長
専務理事所感
副理事長
河島
三奈
昨年度は事務局運営の大きな改革をなした一年でございました。新設された事務局次長とい
う役職を頂き、事務局長を支えながら、運営の仕方を覚えて参りました。引き続き組織の財務を
預かる者として効率的かつ的確な事務局の運営を目指して邁進いたします。また副理事長とし
て理事長を支え、この長き歴史を持った小野加東青年会議所の更なる力を発揮するべく地域へ
の発信にも取り組んで参りたいと思います。
私たちの運動・活動は決して一人で行えるものではありません。また、小野加東青年会議所の
メンバー達だけでも出来うる事ではありません。地元地域の皆様方に加え全国に存在する同じ
志を持つ同士達、ご縁があってお出会いできた方々のご協力とご支援あってのものでございま
す。半世紀にわたり先輩諸兄から受け継いできた、「奉仕・修練・友情」の精神を違えることな
く、それでも時代に必要とされる組織であり続ける事を目指して常に進化することを誓い、柳の
ようにしなやかに、そして強く地域に根付く事ができる様にメンバー一同日々精進して参りま
す。皆様におかれましては、これからも小野加東青年会議所へのご理解とご協力を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。
副理事長
澤野
俊一
2016年度地域交流委員会・拡大育成会議の担当副理事長を仰せつかりました澤野俊一で
す。松井理事長の掲げられる『未来に向かって、今を生きよう~日々新たなる挑戦~』のスロー
ガンを旨に本年度の大役に取り組んで参ります。私を含め若いメンバーが多くなりましたが、
日々の活動に真摯に取り組み挑戦を続けることで、全メンバーがより成長できる様に精一杯頑
張りたいと思います。皆様におかれましては本年も変わらぬご支援・ご協力を頂けますようにお
願い申し上げます。
6
専務理事
吉田
圭孝
2016年度は、松井理事長が掲げる「未来に向かって、今を生きよう~日々新たなる挑戦
~」というスローガンのもと、メンバー一丸となり、一般社団法人小野加東青年会議所の未来の
ために、日々挑戦し続ける一年としたいと思います。微力ではありますが、専務理事という大役
を私に任せて下さった松井理事長の期待を裏切らぬよう、理事長をしっかりと支えると共に、L
OMの運営のために会務全体に気を配り、全力でこの一年に取り組んでいく所存です。皆様には
色々とご無理をお願いすることがあるかと思いますが、今後とも一般社団法人小野加東会議所
への変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
7
2016年度 一般社団法人小野加東青年会議所
総務研修委員会
委員長 鳴美 洋一
《基本理念》
仲間と共に成長、変化しよう!
私達、青年経済人は激動する社会情勢に対応する為に成長、変化し続
けなければなりません。委員会では、メンバーが共に学び、認め合い、刺
激を与え合う事で常に変化する時代に対応する事の出来る人間になれる
様に取り組みます。さらにLOMの活動が円滑に行われる為、庶務を正確
迅速に行います。
また、メンバー間のコミュニケーションを効果的に取れる情報発信をす
ると共にLOMの魅力を外部に伝え、私達の活動を知ってもらう為にも活発
なコミュニケーションの取れる体制を構築します。
《基本方針》
一、
活発で魅力的な広報活動。
一、
綿密な準備による一般庶務の遂行。
一、
仲間とともに成長、変化できる土台作り。
《事業計画》
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
10)
11)
12)
13)
14)
一般庶務に関する事項
総会の管理運営
広報に係わる事業の調査、研究並びに実施
定款諸規定の調査、研究
基本資料の作成
会員名簿の作成
誕生者プレゼントの実施
新会員受付業務
①受付業務
②新会員オリエンテーション
経営力開発に係わる事業の調査、研究並びに実施
3分間スピーチの実施
褒賞の実施
会員拡大の実施
理事長諮問に対する答申事項
その他総務研修に関する事項
8
2016年度 一般社団法人小野加東青年会議所
地域交流委員会
委員長 藤田 拓久
《基本理念》
「故郷OTTYの明るい豊かな未来は私たち小野加東青年会議所から!」
私たちは自然や人の優しさが溢れるこの故郷で活動ができることに感
謝します。
その感謝の気持ちを常に抱き、故郷に貢献できることを真剣に考え、地
域を巻き込んだ活動を積極的に展開していきます。
私たち青年が率先して行動を起こすことにより、次世代のOTTYを担う子
どもたちにもこの故郷の魅力を伝え、故郷への誇りと感謝の気持ちを育み
たいと考えます。
《基本方針》
一、
感謝 ~故郷へのカンシャ感激!~
一、
率先 ~まずはソッセン垂範!~
一、
創意 ~地域を巻き込むソウイ工夫!~
《事業計画》
1) 青少年を対象とした地域住民との交流に係わる事業の調査、研究並びに実施
2) 小野加東中学校親善野球大会への協力
3) 献血運動の推進
4) 4クラブ合同交歓会への協力
5) 4クラブ親善ゴルフ大会への協力
6) 会員拡大の実施
7) 理事長諮問に対する答申事項
8) その他地域交流に関する事項
9
2016年度 一般社団法人小野加東青年会議所
拡大育成会議
議長 藤本 一隆
《基本理念》
『数は力、質は組織力』
ある政治家の言葉に、「政治は数であり、数は力、力は金だ」という言葉
があります。この言葉に対する賛否はあると思いますが、中でも「数の力」
は今の社会を動かす大きな力である事は事実であります。しかし「烏合の
衆」という諺にもある様に、力を発揮できない唯の集団になってしまうと本
末転倒である事は言うまでもありません。
そこで本年度は、「数の力」を増強し、これから出会う新会員とも同じ志
を共有し、「数の力」が組織力へとなる様に情熱を持って活動していきま
す。
《基本方針》
一、
情熱を持った会員拡大
一、
志の共有
一、
温故知新
《事業計画》
1)
2)
3)
4)
会員拡大に関する事項
例会の出席奨励に関する事項
新会員セミナーの実施
JCI、公益社団法人日本青年会議所、同近畿地区協議会、同
兵庫ブロック協議会の主催する事業への協力
5) 理事長諮問に対する答申事項
6) その他拡大育成に関する事項
10
L
1.認証番号
O
M
概
要
0259
2.LOM概要
(1)社団法人格取得の有無
有
1976年取得
(2)スポンサーJC
(一般社団法人加古川青年会議所 一般社団法人三木青年会議所)
(3)スポンサーJC歴
(スポンサーとなっていたLOM
社団法人加西青年会議所)
2 回
(4)ブロック会員大会主管歴
(5)地区会員大会主管歴
0 回
無
(6)姉妹JCの有無
(7)1994年1月1日名称変更
『社団法人小野加東青年会議所』
2012年12月21日名称変更 『一般社団法人小野加東青年会議所』
3.事務局
(1)事務局は単独か併用か又は委託か
(2)併用又は委託の場合 併用・委託先名
(3)専任事務局員総数
4.会員(2016年1月現在)動向
(1)正会員数
(2)特別会員数
(3)賛助会員数
(4)名誉会員数
(5)会員拡大数(2015年度実績)
(6)退会会員数(2015年度実績)
(7)卒業会員数(2015年度実績)
(8)正会員歴(2016年1月現在)
①2年以下
4 名
③5年~7年
2 名
1 名
⑤11年以上
(9)正会員平均歴
(10) 正会員平均年齢
5.例 会
(1)例会の回数(2016年度予定)
(2)定例会日
(3)例会出席率(2015年度平均)
(4)アテンダンス制の有無
6.財 源
(1)入会金 : 正会員
特別会員
(2)会 費 : 正会員
単独
0人
16
262
0
0
新入会員
0
2015年退会
0
2015年卒業
4
②3年~4年
④8年~10年
約
約
名
名
名
名
名
名
名
5 名
4 名
5.1年
34.4才
12 回
毎月 6 日
94%
有
50,000円
30,000円
(一人あたり年会費)140,000円
(預り金
30,000円)
特別会員
0円
賛助会費
0円
名誉会費
0円
(3)徴収方法
振込(兵庫県信用組合)
(4)財源調達方法
無
(5)基金及び積立金
有
(6)JC会計の採用(公益法人会計基準)
採用している
11
2016年度 組織図
総 会
★は四役 4名
☆は理事 3名
理 事 会
監 事
大西 雅文
松野 順二
直前理事長
大西 雅文
理事長
★松井 大典
副理事長
★河島 三奈
副理事長
★澤野 俊一
専務理事
★吉田 圭孝
事務局長
河島 三奈
総務研修委員会
☆鳴美 洋一
地域交流委員会
☆藤田 拓久
拡大育成会議
☆藤本 一隆
事務局
事務局管理
出向者支援
第20条この法人に、次の役員を置く
(1)理事3名以上15名以内
(2)監事1名以上3名以内
2.理事のうち、1名を理事長、1名以上3名以内を副理事長、1名を専務理事とする。
12
2016年度一般社団法人小野加東青年会議所理事・役員・委員会構成表
理 事 長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松井 大典
副 理 事 長・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 河島 三奈
副 理 事 長・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 澤野 俊一
専 務 理 事・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田 圭孝
事 務 局 長・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 河島 三奈
理 事(総務研修委員長)
・・・・・・・・・・・・・
鳴美 洋一
・・・・・・・・・・・・・
理 事(地域交流委員長)
藤田 拓久
理 事(拡大育成会議議長)
・・・・・・・・・・・・
藤本 一隆
監 事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松野 順二
・・・・・・・・・・・・・・・
監 事(直前理事長)
大西 雅文
公益社団法人日本青年会議所 近畿地区協議会 兵庫ブロック協議会 出向者
日本JC連携推進会議・・・・・・・・・・・・・・・ 河島 三奈
兵庫創造委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 藤田 拓久
日本の姿確立委員会・・・・・・・・・・・・・・・・ 澤野 俊一
ブロック大会運営委員会・・・・・・・・・・・・・・ 藤本 一隆
財務規則審査会議・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鳴美 洋一
書記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小林 伸行
13
理 事
長 松井 大典
理事 鳴美
洋一
副 理 事 長 河島 三奈
理事 藤田
拓久
副 理 事 長 澤野 俊一
理事 藤本
一隆
専 務 理 事 吉田 圭孝
監事 松野
順二
事 務 局 長 河島 三奈
監事(直前理事長)大西 雅文
委員会
河
島
三
奈
澤
野
俊
一
澤
野
俊
一
委員長
副委員長
委員
総
務
研
修
鳴美 洋一
小林 伸行
蔵前 太郎
上月 克己
地
域
交
流
藤田 拓久
松井 隆訓
神田 達史
山本 智章
拡
大
育
成
藤本 一隆
大久保 方喜
小林 伸行
松井 隆訓
14
後藤 直樹
現役会員 入会年度・生年別マップ
生年別入会年度
S51年生
S52年生
2004年度
S54年生
S55年生
S56年生
S57年生
S58年生
S59年生
S62年生
S63年生
後藤 直樹
上月 克己
1
1
大久保 方喜
1名
2006年度
松井 大典
山本 智章
2名
2008年度
松野 順二
藤本 一隆
2名
2011年度
河島 三奈
澤野 俊一
2名
2012年度
神田 達史
松井 隆訓
2名
2013年度
蔵前 太郎
藤田 拓久
吉田 圭孝
3名
2014年度
小林 伸行
鳴美 洋一
2名
2016年度
2名
合計16名
3
名
2
名
2
名
1
15
名
2
名
1
名
1
名
2
名
名
名
2016年度一般社団法人小野加東青年会議所 月別事業計画
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
例会担当
拡大育成
地域交流
総務研修
拡大育成
地域交流
拡大育成
地域交流
総務研修
拡大育成
総務研修
地域交流
総務研修
例会予定日
6日
6日
7日
6日
6日
6日
6日
6日
6日
6日
7日
3日
総務研修
通常総会
3分間
スピーチ
3月例会
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
8月例会
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
10月例会
3分間
スピーチ
3分間
スピーチ
12月例会
通常総会
7月例会
献血
2月例会
献血
地域交流
拡大育成
5月例会
1月新春例会
6月例会
4月例会
京都会議
(京都)
21~24日
各地青年会議所
周年・記念式典
世界会議
(カナダ/ケ
ベック)
30~11/4
全国大会
(広島)
6~9日
サマコン
(横浜)
16~17日
近畿地区大会
(茨木大会)
9日
近畿地区協議会
兵庫ブロック協議会
9月例会
ASPAC
(台湾/高
雄)
2~5日
JCI
日本青年会議所
11月例会
会員会議所
7日,神戸
会員会議所
19日,伊丹
会員会議所
24日,西脇
豊岡55周年
未定
会員会議所
26日,高砂
丹波45周年
7日
姫路60週年
28日
その他
会員会議所
8日,龍野
ブロック大会
豊岡
27日
西脇55周年
19日
美方35周年
未定
親善野球大会
16
会員会議所
30日,丹波
会員会議所
23日,神戸
第3号議案
2016年度 一般社団法人 小野加東青年会
議所修正収支予算書総括表(案)
(2016年1月1日から2016年12月31日まで)
(単位:円)
科目
(仮称)55周年積立
特別会計
一般会計
合計
Ⅰ 事業活動収支の部
1.事業活動収入
①特定資産運用収入
②入会金収入
200
0
200
620,000
0
620,000
③会費収入
3,010,000
0
3,010,000
④事業収入
315,000
0
315,000
0
0
0
⑥受取寄付金収入
⑤受取補助金等収入
450,000
0
450,000
⑦雑収入
141,000
50
141,050
0
550,000
550,000
4,536,200
550,050
5,086,250
⑧他会計からの繰入金収入
事業活動収入計
2.事業活動支出
①事業費支出
1,560,400
0
1,560,400
②管理費支出
6,298,733
0
6,298,733
③負担金支出
467,000
0
467,000
④他会計への繰入金支出
550,000
0
550,000
事業活動支出計
事業活動収支差額
Ⅱ 投資活動収支の部
8,876,133
0
8,876,133
△ 4,339,933
550,050
△ 3,789,883
0
0
0
30,000
0
30,000
1.投資活動収入
①特定資産取崩収入
②固定資産売却収入
③固定資産取崩収入
④敷金・保証金戻り収入
投資活動収入計
2.投資活動支出
①特定資産取得支出
②固定資産取得支出
③敷金・保証金支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
30,000
0
30,000
△ 30,000
0
△ 30,000
0
0
0
Ⅲ 財務活動収支の部
1.財務活動収入
①借入金収入
財務活動収入計
2.財務活動支出
①借入金返済支出
財務活動支出計
0
0
0
財務活動収支差額
0
0
0
Ⅳ 予備費支出
0
0
0
△ 4,369,933
550,050
△ 3,819,883
前期繰越収支差額
4,369,933
291,355
4,661,288
次期繰越収支差額
0
841,405
841,405
当期収支差額
17
第3号議案
2016年度 一般社団法人小野加東青年会議所 一般会計収支予算書(案)
(2016年1月1日から2016年12月31日まで)
(単位:円)
科目
修正予算額
予算額
前年度決算額
備
増 減
考
Ⅰ.事業活動収支の部
1.事業活動収入
① 特定資産運用収入
(
200 ) (
200
200
200
(
620,000 ) (
620,000 ) (
180,000 ) (
500,000
500,000
0
500,000
120,000
120,000
180,000
△60,000
特定資産利息収入
② 入会金収入
入会金収入
特別会員入会金収入
200 ) (
0 )
0
440,000 )
@50,000*(5+5)
@30,000*4
3,010,000 ) (
3,010,000 ) (
2,520,000 ) (
490,000 )
年会費収入(前期)
2,660,000
2,660,000
2,520,000
140,000
@140,000*19
年会費収入(後期)
350,000
350,000
0
350,000
@70,000*5
315,000 ) (
300,000 ) (
③ 会費収入
④ 事業収入
(
200 ) (
(
登録料収入
家賃.会議室料収入
⑤ 補助金等収入
(
民間助成金収入
⑥ 寄付金収入
(
寄付金収入
△549,845 )
0
547,500
△547,500
315,000
300,000
317,345
△2,345
0 )(
0 )(
0 )
0
0
0
0
0
450,000 ) (
450,000 ) (
470,146 ) (
△20,146 )
450,000
450,000
470,146
△20,146
141,000 ) (
143,000 ) (
141,071 ) (
受取利息収入
1,000
3,000
1,071
△71
その他雑収入
140,000
140,000
140,000
0
⑦ 雑収入
(
864,845 ) (
0
(
0 )(
0 )(
0 )(
0 )
0
0
0
事業活動収入計
4,536,200
4,523,200
4,176,262
359,938
前期繰越収支差額
4,369,933
3,455,218
3,455,218
914,715
収入合計
8,906,133
7,978,418
7,631,480
1,274,653
1,560,400 ) (
1,580,400 ) (
1,548,237 ) (
400,400
400,400
0
400,400
0
0
325,834
△325,834
0
0
5,180
△5,180
250,000
250,000
0
250,000
0
0
253,292
△253,292
0
20,000
0
0
0
0
12,960
△12,960
910,000
910,000
950,971
△40,971
2.事業活動支出
① 事業費支出
総務研修委員会
総務広報委員会
共育委員会
地域交流委員会
地域共創委員会
拡大育成会議
会員拡大実践会議
例会事業費
(
18
ニコニコ箱及びOB会寄付金
△71 )
0
⑧繰入金収入
コピー使用料 RC LC
12,163 )
ニコニコ箱の定期預金及び
普通預金利息
直前理事長年会費
科目
修正予算額
前年度決算額
備
考
4,991,746 ) (
10,000
10,000
0
10,000
給料手当支出
0
0
56,000
△56,000
福利厚生支出
0
0
0
0
旅費交通費支出
0
0
0
0
230,000
250,000
229,972
28
消耗品費支出
50,000
50,000
32,877
17,123
会員支給品支出
87,000
97,000
0
87,000
27,604
268,380
161,794
△134,190
印刷製本費支出
200,000
200,000
178,813
21,187
光熱水料費支出
20,000
20,000
15,953
4,047
461,604
461,604
461,604
0
小野商工会館公益費
46,706
32,400
46,706
0
役員登録登記料及び変更登録登記料
0
0
0
0
0
会議費支出
通信・発送費支出
リース料支出
賃借料支出
業務委託支出
インフォメーション関係費支出
保険料支出
租税公課支出
渉外費支出
雑支出
管理・運営予備費
③ 負担金支出
(
JCⅠ負担金支出
日本JC負担金支出
1,285,377 ) (
増 減
6,298,733 ) (
② 管理費支出
(
予算額
5,013,356 )
0
0
0
22,000
22,000
22,000
0
100,000
100,000
76,200
23,800
5,043,819
3,480,362
3,458
5,040,361
0
0
0
0
467,000 ) (
467,000 ) (
393,930 ) (
労災保険4,5/1000
電話・ファックス。切手代等
光ファイバー代
JCバッチ購入費(@1,500×10)JC統一名
札購入費(@1,300×10)写真代(1,500×
10)送料(900×10)名刺(3,500×10)
コピー再リース料 @27,604
事務局光熱水費
県民税
慶弔費@50,000 渉外費@50,000
73,070 )
33,000
33,000
22,680
10,320
@1,375*(19+5
137,500
137,500
120,000
17,500
30,000+@5,000*19
40,700
40,700
34,400
6,300
+@2,500*5
地区協議会負担金支出
2,000+@1,800*19
+'@900*5
147,500
147,500
130,000
ブロック協議会基本金支出
40,000
40,000
40,000
0
ブロック協議会付加金支出
107,500
107,500
90,000
17,500
@5,000*19+2500*5
43,800
43,800
32,850
10,950
@1825*(19+5
ブロック協議会負担金支出
国際協力資金支出
日本JC出向者負担金支出
WeBelieve購読料支出
④ 他会計への繰入金支出
(仮称)55周年事業積立資産所得支出
事業活動支出計
(
17,500
0
0
0
0
64,500
64,500
54,000
10,500
550,000 )(
550,000
8,876,133
650,000 )(
650,000
7,689,146
19
34,003 )
34,003
3,261,547
40,000
@3,000*(19+0)+'@1,500*5
515,997
515,997
5,614,586
入会金+ニコニコ箱
科目
修正予算額
予算額
前年度決算額
増 減
備
Ⅱ 投資活動収支の部
1.投資活動収入
①特定資産取崩収入
②固定資産売却収入
③固定資産取崩収入
④敷金・保証金戻り収入
0
投資活動収入計
0
0
0
2.投資活動支出計
①特定資産取得支出
②固定資産取得支出
(
什器備品取得支出
30,000 ) (
30,000 ) (
0 )(
30,000 )
30,000
30,000
0
30,000
③敷金・保証金支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
(
30,000 ) (
30,000 ) (
0 )(
30,000 )
△30,000
△30,000
0
△30,000
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
△5,284,648
Ⅲ 財務活動収支の部
1.財務活動収入
①借入金収入
財務活動収入計
2.財務活動支出
①借入金返済支出
財務活動支出計
財務活動収支差額
Ⅳ 予備費支出
△4,369,933
△3,195,946
914,715
前期繰越収支差額
4,369,933
3,455,218
3,455,218
914,715
次期繰越収支差額
0
259,272
4,369,933
△4,369,933
当期収支差額
20
考
2016年度 一般社団法人小野加東青年会議所 (仮称)55周年特別会計収支予算書(案)
(2016年1月1日から12月31日まで)
(単位:円)
科
目
修正予算額
予算額
前年度決算額
増 減
備
Ⅰ.事業活動収入の部
1.事業活動収入
50
800
38
12
50
800
38
12
② 他会計からの繰入金収入
550,000
1,200,000
34,003
515,997
一般会計からの繰入金収入
550,000
1,200,000
34,003
515,997
550,050
1,200,800
34,041
516,009
0
0
0
0
0
0
0
0
当期支出合計
0
0
0
0
当期収支差額
550,050
1,200,800
34,041
516,009
前期繰越収支差額
291,355
257,314
257,314
34,041
次期繰越収支差額
841,405
1,458,114
291,355
550,050
① 雑収入
受取利息収入
事業活動収入計
2.事業活動支出
① 他会計への繰入金支出
一般会計繰入金支出
21
考
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 事業報告
一般社団法人小野加東青年会議所
第52代 理事長 大西 雅文
はじめに
2015年度は、日本各地で様々な災害が起こった年でもあり、2月には未だ続く東北
三陸沖での地震余震、各地活火山での噴火、6月には箱根山での噴火もあり観光地として
観光客の大幅な減少を招くこととなりました。9月には台風18号の被害により鬼怒川で
の堤防決壊など、日本各地で甚大な自然災害が起こった年でもありました。世界では、I
SISイスラム国の紛争による今なお続く中東不安、世界各地で繰り返される紛争、テロ
による被害、フランスや米国では、一般市民の多くの尊い命が奪われる悲惨な事件も起こ
りました。そんな暗いニュースもあった一年でしたが、明るいニュースも多くありました。
ノーベル生理学・医学賞に大村智 教授、ノーベル物理学賞に梶田隆章 教授の2名がノ
ーベル賞を受賞される日本中が歓喜する出来事。スポーツ界ではトリプルスリーを達成し
た2名のプロ野球選手。ラグビー日本代表のワールドカップでの大躍進。3月には北陸新
幹線の開通、2016年には北海道新幹線の開通も予定され、日本を新幹線で縦断できる
時代がすぐそこまできています。2020年の東京オリンピックの会場案も具体的に決ま
り、未来に向かって明るい兆しがあり、日本国民が勇気と希望を与えられた出来事も多く
ありました。政治においては、6月に18歳の選挙権、改正公選法が成立し、これまで選
挙権を有しない18歳以上の次世代の青年も選挙権を有することになり、新たに240万
人以上の若い世代の民意が反映されることになります。今後JC運動の次世代育成にも大
きな転機になることでしょう。我々が明るい豊かな社会の目指す団体として、地域リーダ
ーとして、その使命と責任の果たし方も今後考えていかなければなりません。
本年はJCI、JC運動が1915年に誕生し100周年という節目の年であり、各大
会でも周年事業が多く開催されました。
「明るい豊かな社会づくり」とは何か。我々の三信
条、修練、奉仕、友情の重要性を改めて気づかせて頂く機会も多くありました。また本年
は戦後70年の節目でもあり、先人の復興への熱い思い、平和への思いを受け継ぎ現在社
会に感謝をし、今後、我々JCメンバーの使命、明るい豊かな社会づくりの意識を更に高
め事業構築を考えていかなければならないと確信します。物質的には豊かになり、不自由
なく暮らせ様になってきた様に思いますが、国内でも貧富格差、都市部と地方格差、何よ
り人同志のコミュニケーションの希薄さは、日を追う毎に大きくなってきている様に思え
てなりません。青年会議所活動を通じ地域の方々と信頼関係を築き、更なるコミュニケー
ション図り、地域全体を思い、真に明るい豊かな社会づくりを考え実施できる団体として、
また50数年続く誇りと伝統ある団体として今後の活動の在り方について大いに考える一
年となりました。一般社団法人小野加東青年会議所がこの地域に明るい豊かな社会を実現
するとの思い、灯を伝燈し続けることこそが、今後も必要不可欠であると考えます。
22
2015年度 (一般社団法人)小野加東青年会議所
第52代 理事長 大西 雅文
LOMスローガン
共に学び!共に成長し!共に喜びを分ち合おう!
~
今こそOTTYのリーダーとなれ! ~
基本理念(2015年 ~
)
私たちの故郷OTTYの未来のため、郷土に誇れる青年として、自らに厳しさをもち率
先し行動する
基本方針
一、(一般社団法人)小野加東青年会議所の伝統と進化を今ここに
(一般社団法人)小野加東青年会議所はこれまでの伝燈と歴史を踏襲しつつ、これか
らの地域発展に寄与することにある。今この時を起点にこの思いを次代に繋ぐ。
一、全員全力の会員拡大
青年会議所活動は、共鳴する仲間と共にある。学び舎として、これまでの地域リーダ
ーを多く輩出してきました。共感して頂ける仲間づくりを、メンバー一丸となって積
極的に実施していこう。
一、JAYCEEの成長
個々の資質は無限の可能性を秘めている。個々の資質を今一度覚醒させ、更なる学び
を得ながら、自己の成長と飛躍に繋げよう。今こそ真の地域リーダーとなる時。我々
は変革の能動者です。まずは自己を知り、そして学びを得て成長し地域のリーダーと
なれ。輝ける未来に向かって我々は学び続ける、若き力に不可能はない。
事業展開
2015年度は共に学び!共に成長し!共に喜びを分ち合おう!~今こそOTTYのリ
ーダーとなれ!~のスローガンの基、メンバー個々の学び、成長、達成に対する喜びを体
感できる事業展開を致しました。またこれまでの小野加東JCの伝統を繋いでいく為、ま
た更なる組織力の向上を図るべく会員拡大を至上命題として取り組んでまいりました。会
員個々の成長は、組織力の向上だけでなく、地域リーダーとして、明るい豊かな社会づく
23
りの先導者にならなければなりません。
地域団体が数多く誕生する中にあって、アメリカで発祥した青年会議所が誕生してから
本年100年を迎え、小野加東JC が50年以上の歴史を刻んでこられたのも、活動理念
に賛同して頂ける地 域の皆様と英知、勇気、情熱を持って活動されてきた先輩諸兄の築か
れてきた信頼そのものであると考えます。JCマークの地球儀円、国連のマークでもあり
ますが、現在 正式に使用できるのは、「ユニ セフ」と「JC」のみです、これからも世界
的にも認知され、活動内容に信頼をおかれている一つと言えるでしょう。しかし、最近の
人口減少は著しく、特に出生率低下に伴って、JCの入会対象で ある 20~40歳の入
会が少なくなっているのが現状です。いくら素晴らしい理念、いくら素晴らしい活動を目
指しても会員数がなければ実現することはありません。伝統、伝燈、この地域にJCの灯
を灯し続けなければならないと考えております。40歳で卒業を迎える JCは常に若いメ
ンバーが新しい油、英知、勇気、情熱を注ぎ続けなければなりません。いずれその灯はこ
の地域をこの日本を「明るい豊かな社会」へと導いてくれると確信を致します。次世代の
成長こそが、企業の成長となり、地域の活性に繋がります。世代交代が上手くいかなけれ
ば企業の衰退どころか、地域の衰退も招いてしまいます。そんな情勢を冷静に把握し、我々
が当事者意識を持って、全員全力の会員拡大にも積極的に取り組んでまいりました。
1)社会開発事業
6月に県立やしろの森公園にて参加選手80名を迎え、兵庫県民局ビジョン委員会、兵
庫教育大学、青年会議所の共催でどろん子サッカーを開催致しました。8月の19、21
日の2日間に渡り、第31回小野加東中学校親善野球大会を本年は小野加東青年会議所の
主催事業として、小野加東ロータリークラブ様、小野ライオンズクラブ様、加東ライオン
ズクラブ様にもご支援、ご協力をいただき開催をさせて頂きました。青少年の健全育成は
今後の地域活性の一助になると共に、我々にとっても次世代との交流を図る貴重な機会で
あると確信を致します。本年は、OTTY故郷プロジェクトを企画し、~OTTYつなが
りキャンプ2015~を10月3、4日どんぐりっこの森で開催を致しました。今年は阪
神淡路大震災から20年目でもあり、防災から学び、人とつながり故郷発展を内容に盛り
込んだ為、県内外から多数のご参加を頂きました。小野加東地域での開催事業であっても、
故郷を思う心は同じであり、熱い思いと事業内容を明確にすれば県内外からも参加いただ
ける事業になるということが、メンバー個々の自信になったと確信を致します。
2)総務事業
定款・諸規定の調査研究を一年間行って頂きました。これまでの調査研究されてきた定
款・諸規定を更に精査し、節に分けるなど誰もが分かり易く理解し易い定款・諸規定にし
24
て頂きました。また今後を見据え代表者選考の在り方、選考委員の選定人数の変更を行っ
て頂きました。事務局の運営補助、一般庶務の遂行、名簿の作成、新会員候補者の受付、
オリエンテーションの開催、総会理事会の管理など、まさにLOMの要委員会として、小
野加東JCの運営に大きく貢献して頂きました。身近な社会貢献として、2月に加東ライ
オンズクラブ様と、7月に加東ライオンズクラブ様との献血運動にもご協力頂きました。
3)広報事業
広報事業は、年間を通してホームページの更新をして頂き、情報の受け手にも分かり易
いページの更新をその都度行って頂きました。新会員候補者の参加の一助になったと確信
を致します。例年業者様にお手伝いを頂いていた、基本資料を作成せず、一般社団法人と
して基本資料をホームページに載せ公にする試みを致しました。総会後、迅速にホームペ
ージにも掲載して頂きました。総務広報委員会で作成することで委員会メンバーが基本資
料の重要性に気付き、理解を深めて頂けたと考えます。また、自らコピーし、持ち運びし
たことで、基本資料の内容にも理解して頂けたのではないでしょうか。対外紙(Otty R
oad)は年1回の発刊となりましたが、新聞社との連携により例会内容を新聞にも載せ
て頂くこととなりました。地域事業の内容も新聞で発信して頂くこととなりました。10
回の発刊を数えた対内誌も毎回工夫をし、メンバーの声、思いがLOMに伝わる内容にし
て頂きました。
4)例会事業
例会は1月新春例会から12月の卒業式・忘年例会までの12回を行いました。積極的
な出席奨励、メンバー個々の例会参加への意識の高さから、1月新春例会では100%出
席例会を達成することができました。例会の出席はメンバーの義務であり、学び、成長の
機会でもあります。例会での小野加東のスタイル、セレモニーの重要性、事前準備の重要
性、開催時の明確な役割分担など、委員会構成からも例年以上に、委員会一丸となって進
めて頂きました。個々の役割の中で学び、成長もあったと確信を致します。本年は個々の
修練の場とすると同時に、毎例会新会員候補者にも呼び掛けをして頂くことにより、多く
の新会員候補者にもご参加して頂きました。例会内容の企画しだいで、各市との連携、次
世代の方、市民の方々と共に学び、共に成長、共に喜びを分ち合う機会を作り出すことが
できます。無限の可能性を定例会の中で生み出すことができます。
5)会員開発事業
会員開発事業は、JAYCEEの資質は向上。個々の資質を今一度覚醒させ、更なる学
25
びを得ながら、自己の成長と飛躍に繋げよう、話し手は話す能力を向上する、聞き手は話
し手のスピーチを理解し、的確なアドバイスをする能力を向上することを目的に、3分間
スピーチ事業を開催致しました。テーマ「故郷」
(ふるさと)は、メンバーの故郷への愛着、
地域への感謝がひしひしと感じられるスピーチをされていました。今後、地域リーダーと
して力を発揮されることに大いに期待をしたいと思います。人間力開発事業では神戸スカ
イアドベンチャーにおいて、スカイウォーク体験、チーム課題を通じて、更なる人間の挑
戦、可能性、そしてチームワークと絆を体得することができました。
6)親睦・親善事業
親睦・親善事業ではJCI、日本青年会議所、近畿地区、兵庫ブロック、各主催大会に
会員メンバーで参加致しました。会員相互の親睦のみならず、JCI、日本青年会議所、
近畿地区、兵庫ブロックのメンバーと交流を図り、多くの学びを得ることができました。
1月の京都会議、7月は近畿地区大会草津大会、横浜サマーコンファレンス、8月にはブ
ロック大会加古川大会、9月は全国大会八戸大会、11月には世界会議が金沢の地で開催
されました。
7)会員の拡大事業
全員全力の会員拡大を年当初から、LOM一丸となって取り組み、各副委員長から委員
会名簿の精査、会員拡大会議、各委員会での月幾度となく会員拡大の実践をして頂きまし
た。本年度入会は叶いませんでしたが、11月には2名の候補者をお迎えし、オリエンテ
ーションを開催することができました。これまでとは違い、加東市職員に入会して頂く、
小野加東JC始まって以来の画期的な入会でした。藤原議長をはじめ、各委員長にご尽力
頂いた結果であると感謝を致します。従来の名簿精査、拡大実践もさることながら、更な
る可能性を信じ、新しいルートでの拡大も模索していくべきだと改めて気付かされました。
また、皆さんの勇気ある一歩が、一年を通して例会見学者の多さにも繋がったのだと確信
を致します。活動エリア、小野市、加東市は高齢化が比較的緩やかであり、人口の増加傾
向にある恵まれた環境にあります。戦略的に実践すれば更なる会員増加に繋がると確信を
致します。
9)その他の活動
本年は播淡8JC理事長会主催で、異業種交流会を5月に開催致しました。播淡8JC
内での会員交流、新会員候補者同士の交流、意見交換と新たな気付きを得る機会となりま
した。他LOMでは異業種交流会を機に入会された方も多くおられました。
26
役員報告
副理事長 藤原 勝利 君
(会員拡大実践会議 議長)
副理事長 藤本 一隆 君
専務理事 松野 順二 君
理事
松井 大典 君
(事務局長)
理事
吉田 圭孝 君
(総務広報委員会 委員長)
理事
澤野 俊一 君
(共育委員会
理事
神田 達史 君
(地域共創委員会 委員長)
理事
河島 三奈 君
(事務局次長)
監事
時本 吉成 君
(直前理事長)
監事
石井 享
委員長)
君
理事予定者会議を8回、理事役員会議を18回、通常総会を2回、臨時総会を3回開催
し、2015年度一般社団法人小野加東青年会議所を運営致しました。各担当には委員会
の思いをしっかりと調整して頂き、所信に沿って引っ張って頂いたと思います。藤原副理
事長には共育委員会担当として、自身は会員拡大を担って頂きました。共育委員会の研修
への参加、各大会への参加呼び掛けを委員会と共に行って頂きました、会員拡大では常に
メンバーの先頭に立ち率先垂範を一年間通して実施して頂きました。藤本副理事長には本
年から実施したOTTY故郷プロジェクトの主旨を理解し、委員長と共に考え企画し、他
団体との対外調整にも積極的に取り組んで頂きました。専務には全体調整と遠方大会へも
全て同行して頂きました。事務局長には事務局の管理運営、発信とLOMの円滑な運営に
尽力して頂きました。本年新設しました、事務局次長には事務局長との連携により事務局
の管理運営、幾度となく事務局での庶務を遂行して頂きました。これまで小野加東JCに
はない苦境、メンバー数の中、各役職の使命と責任の上で役割を果たして頂いた結果、滞
りなくLOM運営を遂行することができました。この様な大役、貴重な機会を頂きました
ことに深く感謝申し上げますと共に、お世話になった皆様の今後益々のご活躍を心からご
祈念申し上げます。
本当に一年間お世話になりました、有難うございました。
27
第1号議案
2015年度事業報告
1.総会
月日
場所
議案
出席人数
1/29
小野商工会館
種別:通常総会
正会員数18名
4階大会議室
議案
出席者数18名
1.2014年度 事業報告 承認の件
内委任状 2名
2.2014年度 決算報告 承認の件
3.2015年度 修正収支予算(案)承認の件
6/9
小野商工会館
種別:臨時総会
正会員数18名
4階大会議室
議案
出席者数18名
1.2016年度
一般社団法人小野加東青年会議所
役員
内委任状 3名
選考委員選任に関する件
9/4
コミュニティセ
種別:臨時総会
正会員数18名
ンターおの30
議案
出席者数18名
2号室
1.2015年度 補正収支予算(案)承認の件
内委任状 2名
2.2016年度 理事監事選任(案)承認の件
3.2016年度 諸規定一部改廃(案)承認の件
11/16
小野商工会館
種別:臨時総会
正会員数18名
3階中会議室
議案
出席者数18名
1.2016年度
一般社団法人小野加東青年会議所
出向
内委任状 2名
者構成表(案)承認の件
12/5
神戸三宮東急R
種別:通常総会
正会員数18名
EIホテル3階
議案
出席者数18名
メイプルの間
1.2016年度
一般社団法人小野加東青年会議所
事業
内委任状 1名
計画(案)承認の件
2.2016年度
一般社団法人小野加東青年会議所
収支
予算(案)承認の件
3.2015年度
一般社団法人小野加東青年会議所
諸規
定一部改廃(案)承認の件
2.例会
月日
テーマ
ゲスト/開催内容
1/6
1月新春例会
小野市 蓬莱務市長
加東市 安田正義市長
兵庫県北播磨県民局副局長
尾田博明氏
衆議院議員 藤井比早之氏
(特別会員258名中 30名)
2015年度の所信表明を行い、正会員の活動
方針や抱負を特別会員、各首長様、来賓各位に
28
担当委員会
場所
会員拡大
小野商工会館
実践会議
4階大会議室
発表し、また、新年を共に祝い親睦を深めた。
2/6
3/6
「JCの魅力を
アイドマを手法として、JCの魅力をメンバー
共育委員会
小野商工会館
再発見しよう」
で再確認した。
「僕らの地域活
この地域を活性化させるための取り組みをメ
地域共創
小野商工会館
性化大作戦」
ンバーやあ高校生がプレゼンを行い、意見交換
委員会
4階大会議室
4階大会議室
を実施した。
4/6
北播磨地区合同
講師 原田憲太郎先輩
会員拡大
小野商工会館
4月例会
「JC運動の真髄!本物の魅力!」をテーマに
実践会議
4階大会議室
北播磨地区青年会議所の正会員及び新会員候
補者の拡大意識の向上に繋がった。
5/7
「魅力を伝える
講師 吉岡猛逸氏
総務広報
小野商工会館
文章の書き方」
新聞の見出しを考える事でメンバーの情報発
委員会
4階大会議室
地域共創
滝野図書館
信能力を高めた。
6/6
「これからの若
加東市職員や兵庫教育大学職員を交えて、地域
者達に魅力ある
ブランドについてのグループワークを行った。 委員会
3階会議室
「体幹トレーニ
講師 薫先生
小野商工会館
ングを学ぼう」
バランスボールを使って健康な体作りの方法
地域づくり」
7/6
共育委員会
4階大会議室
を学んだ。
8/5
「日本の伝統文
メンバーで盆踊りを体験し、東条湖の湖畔で納
総務広報
グランド赤坂
化を体験しよ
涼並びに親睦を深めた。
委員会
「若者と政治・
小野市職員や若者との意見交換を通じて政
総務広報
コミュニティセ
選挙」
治・選挙へ関心を高めて貰うためのグループワ
委員会
ンターおの
う」
9/7
ークを行った。
10/6
「学生が動けば
講師 内平隆之氏
地域共創
小野商工会館
地域も変わる」
この地域で私たちが働く魅力を再認識し、これ
委員会
4階大会議室
からの地域活性への取り組みについて学んだ。
11/6
「魅力を伝える
講師 小野雅嗣君
会員拡大
小野商工会館
拡大活動」
講師自身の経験から拡大に対する意識変革を
実践会議
4階大会議室
共育委員会
神戸三宮東急R
語り、これからの拡大活動のあり方を学んだ。
12/5
卒業式・忘年例
卒業式・忘年例会を開催し卒業生と会員が共に
会
一年を振り返り、お互いの成長を称えあった。
EIホテル
3.定款第4条に基づく事業報告
定款第4条(事業)
この法人は、前条の目的(第3条 この法人は地域社会及び国家の発展をはかり、会員の連携と指導力の
啓発に努めるとともに、国際的理解を深め、世界の繁栄と平和に寄与することを目的とする)達成のため
次の事業を行う。
29
(1) 政治、経済、社会並びに文化等に関する調査、研究及びその改善に資する計画の立案と実現を推進する諸行事
献血運動の推進
(総務広報委員会)
(2) 青少年の健全育成および地域社会の健全な発展に寄与する事業
小野加東中学校親善野球大会の開催
(地域共創委員会)
青少年を対象とした地域住民との交流に係る事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(地域共創委員会)
各種団体との連携、交流に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項 (地域共創委員会)
(3) 指導力啓発の知識並びに教養の修得と向上及び能力の開発に利する事業
人間力開発に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(共育委員会)
3分間スピーチの実施
(共育委員会)
新会員セミナーの実施
(共育委員会)
(4) 国際青年会議所、公益社団法人日本青年会議所並びに国内、国外の青年会議所及びその他の諸団体と連携し、相互の理解と親善を推進する事業
JCI、公益社団法人日本青年会議所、同近畿地区協議会、同兵庫ブロック協議会の主催する事業への協力に関する事項
(共育委員会)
(5) その他この法人の目的達成に必要な事業
広報に係わる事業の調査、研究並びに実施
(総務広報委員会)
総会・理事会の管理運営
(総務広報委員会)
褒賞の実施
(総務広報委員会)
誕生者プレゼントの実施
(総務広報委員会)
基本資料の作成
(総務広報委員会)
会員家族調査並びに会員名簿作成
(総務広報委員会)
新会員受付業務
(総務広報委員会)
定款諸規定の調査、研究
(総務広報委員会)
会員相互の親睦に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(共育委員会)
例会の出席奨励
(会員拡大実践会議)
会員拡大の調査、研究並びに実施に関する事項
(会員拡大実践会議)
会員拡大の実施に関する事項
(総務広報委員会)
〃
(共育委員会)
〃
(地域共創委員会)
4クラブ合同交歓会の協力
(総務広報委員会)
4クラブ親善ゴルフ大会の開催
(総務広報委員会)
4.各委員会他 事業報告
A.事務局長
日
事業内容
会場
1)例会の管理・運営
例会場
30
出席人数
ゲスト
B.総務広報委員会
日
事業内容
会場
出席人数
ゲスト
1)一般庶務に関する事項
2)総会・理事会の管理運営
総会
理事会 第1回~第18回
3)広報に係わる事業の調査、研究並びに実施
4)定款諸規定の調査、研究
5)基本資料の作成
6)会員家族調査並びに会員名簿作成
7)新会員受付業務
①受付業務
11/25
②新会員オリエンテーション11月度
8)誕生者プレゼントの実施
小野商工会館
14名
例会場
9)献血運動の推進
2/3
第1回
加東市民病院
7/24
第2回
小野市伝統産業会館 13名
13名
10)会員拡大の実施に関する事項
10/23
11)4クラブ合同交歓会の協力
魚司
4/16
12)4クラブ親善ゴルフ大会の開催
小野ゴルフ倶楽部
12/5
13)褒賞の実施
優秀委員会賞
地域共創委員会
優秀会員賞
小林 伸行 君
出席優秀賞
松井 隆訓 君
新会員優秀賞
鳴美 洋一 君
2名
10名
例会皆勤者は別途参照
14)理事長諮問に対する答申事項
15)その他総務広報に関する事項
例会皆勤者(敬称略)( )内は連続皆勤年数です。
石井
享(16)
大西 雅文(15)
松井 大典(9)
松野 順二(8)
藤本 一隆(7)
松井 隆訓(3)
河島 三奈(3)
藤原 勝利(3)
藤田 拓久(2)
神田 達史(1)
小林 貴樹(1)
澤野 俊一(1)
吉田 圭孝(1)
小林 伸行(1)
鳴美 洋一(1)
C.共育委員会
日
事業内容
会場
出席人数
4/12
1)人間力開発に係わる事業の調査、研究並
神戸スカイアドベンチャー
びに実施
11/15
13名
2)会員相互の親睦に係わる事業の調査、研
究並びに実施
播磨中央公園、滝寺荘
12名
31
ゲスト
3)3分間スピーチの実施
例会場
最優秀スピーカー賞 小林 貴樹 君
理事長賞
吉田 圭孝 君
4)新会員セミナーの実施
実施されず
5)JCI、公益社団法人日本青年会議所、
5.その他事業並びに参加会議
同近畿地区協議会、同兵庫ブロック協議
会の主催する事業への協力に関する事項
6)会員拡大の実施に関する事項
7)理事長諮問に対する答申事項
8)その他共育に関する事項
D.地域共創委員会
日
事業内容
会場
出席人数
1)青少年を対象とした地域住民との交流に
①小野市防災センター
係わる事業の調査、研究並びに実施に関
する事項
15名
究並びに実施に関する事項
5名
8/2
①防災勉強会
9/6
②事前会議
10/3,4
③本事業
13名
一般
5名
③兵庫県広域防災センター
OTTY故郷プロジェクト2015
どんぐりっこの森
3)小野加東中学校親善野球大会の開催
優勝
一般
②コミセンおの201号室
2)各種団体との連携による事業の調査、研
8/19,21
ゲスト
17名
一般 10名
加東市グリーンヒルスタジアム
一般160名
滝野中学校
14名
準優勝 小野中学校
(大会主管 小野加東青年会議所)
4)会員拡大の実施に関する事項
5)理事長諮問に対する答申事項
6)その他地域共創に関する事項
E.会員拡大実践会議
日
事業内容
会場
1)会員拡大実践に関する事項
[参照2.例会]
2)例会の出席奨励に関する事項
3)理事長諮問に対する答申事項
4)その他会員拡大に関する事項
5.その他事業並びに参加会議
A.対外会議
32
出席人数
ゲスト
日本JC 理事長会
大西雅文
1/1
100%
日本JC 専務理事会
松野順二
1/1
100%
日本JC 総会
大西雅文
3/3
100%
地区(協)総会
大西雅文
3/3
100%
兵ブ(協)会員会議所会議
大西雅文
10/10
100%
兵ブ(協)日本JC連携推進会議
藤原勝利
5/8
63%
兵ブ(協)兵庫未来創造委員会
神田達史
5/9
56%
兵ブ(協)JC運動発信委員会
藤本一隆
11/12
92%
兵ブ(協)ブロック大会運営委員会
澤野俊一
4/10
40%
兵ブ(協)財務規則審査会議
吉田圭孝
3/4
75%
兵ブ(協)兵庫アカデミー委員会
小林伸行
5/8
63%
兵ブ(協)兵庫アカデミー委員会
鳴美洋一
5/8
63%
B.対外行事(一般会員参加)
1)京都会議
1/22~1/25
於 京都
13名
2)JCI ASPAC
6/11~6/14
於 コタキナバル
0名
3)近畿地区大会草津大会
7/11~7/12
於 草津
8名
4)横浜サマーコンファレンス
7/18~7/19
於 横浜
8名
5)兵庫ブロック大会 加古川大会
8/30
於 加古川
6)全国大会 八戸大会
9/24~9/27
於 八戸
5名
7)JCI世界会議 金沢大会
11/3~11/8
於 金沢
3名
12名
C.例会並びに対内会議
1)例会
1月
100 %
2月
94.4%
3月
88.9%
4月
94.4%
(18名/18名)
(17名/18名)
(16名/18名)
(17名/18名)
5月
6月
7月
8月
94.4%
94.4%
94.4%
94.4%
(17名/18名)
(17名/18名)
(17名/18名)
(17名/18名)
9月
94.4%
10月 94.4%
11月 100 %
12月 94.4%
(17名/18名)
(17名/18名)
(18名/18名)
(17名/18名)
2)理事会及び委員会
理事会
‘15
26回
98.3%
四役会
‘15
32回
100 %
総務広報委員会
‘15
27回
88.0%
共育委員会
‘15
26回
74.0%
33
地域共創委員会
‘15
34回
84.6%
会員拡大実践会議
‘15
13回
83.0%
6.対外諸行事参加
※小野市新春交歓会
参加者
3名
※青野原駐屯地新春互礼会
日時:
1月 6日(火)11:00~
場所: 小野市 うるおい交流館エクラ
日時:
1月 8日(木)11:00~
3名
場所:
陸上自衛隊青野原駐屯地
※加東市新春交歓会
日時:
1月10日(土)10:30~
参加者
参加者
2名
※加東市各種団体代表者連絡会
参加者
1名
※「北方領土の日」県民大会
参加者
5名
※兵庫ブロック事業説明会
参加者
5名
※日本JC会頭訪問
参加者
2名
※北播磨地域夢会議
参加者
1名
場所: 加東市 やしろ国際学習塾
日時:
2月 6日(金)10:30~
場所: 加東市庁舎201会議室
日時:
2月 8日(土)9:00~
場所: 神戸市 クオリティーホール
日時:
2月 8日(日)17:30~
場所: 神戸市 クオリティーホール
日時:
2月12日(木)17:30~
場所: 神戸市 東天閣
日時:
2月22日(日)13:30~
場所: 兵庫県立嬉野台生涯教育センター 講堂
※兵庫県議会JC議員連盟と兵庫ブロック内JCとの交流大会
日時: 2月23日(木)16:45~
参加者
2名
※(公)兵庫県人権啓発協会
参加者
1名
場所: 神戸市 東天閣
日時:
2月27日(金)15:00~
場所: 兵庫県立のじぎく会館
※こころ豊な人づくり500人委員会北播磨ブロック 交流のつどい
参加者
1名
日時: 3月15日(日)13:00~
場所: 小野市コミュニティセンターおの
※小野市環境審議会
参加者
1名
※兵庫県議会JC議員との懇談会
参加者
2名
※LOM公式訪問、役員懇談会
参加者LOM13名、ブロック22名
※兵庫ブロック拡大フォーラム
参加者
4名
日時:
3月20日(金)13:30~
場所: 小野市市役所第2庁舎第 1 会議室
日時:
3月23日(月)16:30~
場所: 神戸市メリケンパークホテル
日時:
4月22日(月)17:00~
場所: 小野商工会館4階大会議室
日時:
5月17日(日)13:00~
場所: 神戸市立御影公会堂
※国際ソロプチミスト北播磨 第16回チャリティーゴルフコンペ
参加者
5名
日時:
5月18日(月)10:30~
場所: 加東市 東条パインバレーゴルフクラブ
※北播磨青少年本部 総会
日時:
34
5月22日(日)14:00~
参加者LOM13名、ブロック22名
※青野原駐屯地創設三十九周年記念行事
参加者
1名
※小野市観光協会通常総会
参加者
1名
場所: 加東市総合庁舎
日時:
場所: 陸上自衛隊青野原駐屯地
日時:
1名
※播淡8JC異業種交流会
参加者
4名
※兵庫ブロック青少年事業事例発表会
参加者
2名
※エクラ運営会議
参加者
1名
5月27日(水)13:30~
場所: 小野市伝統産業会館
※小野市ハーフマラソン第1回実行委員会 日時:
参加者
5月24日(日)10:00~
5月28日(木)15:00~
場所:
小野市コミュニティセンターおの
日時:
5月30日(土)18:00~
場所:
明石市大蔵海岸
日時:
6月 8日(月)17:00~
場所:
西脇市立西脇小学校
日時:
6月11日(土)19:00~
場所:
小野市うるおい交流館エクラ
※特定非営利活動法人北播磨市民活動支援センター通常総会
参加者
1名
日時:
6月20日(土)10:00~
場所: 小野市うるおい交流館エクラ
※兵庫県知事との懇談会
参加者
2名
※北播磨県民局 地域ビジョン会議
参加者
1名
日時:
6月29日(月)14:30~
場所: 兵庫県公館 大会議室
日時:
6月30日(火)14:00~
場所: 兵庫県社総合庁舎4階会議室
※第1回JCカップU-11少年少女サッカー全国大会
日時: 7月 5日(日)
参加者
4名
※北播磨県民局 異業種交流会
参加者
1名
※小野加東中学校親善野球大会 主催
8:45~
場所:
赤穂海浜スポーツセンター
日時:
8月18日(火)14:00~
場所:
兵庫県社総合庁舎4階会議室
日時:
8月19日(水) 8:30~
日時: 8月21日(金)10:00~
参加者
14名
場所: 加東市グリーンヒルスタジアム
※小野市ハーフマラソン第1回実行委員会 日時:
参加者
1名
※“アマゾネスの会”第3回例会
参加者
2名
※近畿地区協議会 凱旋式
参加者
1名
12月6日(日) 8:00~
場所:
小野市うるおい交流館エクラ
日時:
12月20日(日)12:00~
場所: ラヴィマーラ神戸 ヴィラ・デ・バース
日時:
12月23日(木)19:30~
場所: スイスホテル南海大阪 8階「浪華」
7.各LOM周年
※高砂JC 五十五周年記念式典・祝賀会 日時:
参加者
3名
場所:
※西宮JC 六十五周年記念式典・祝賀会 日時:
参加者
3名
場所:
35
5月10日(日)11:00~
ウェディングパレス鹿島殿
6月21日(日)11:00~
ノボテル甲子園
※宝塚JC 五十周年記念式典・祝賀会
参加者
3名
日時:
9月13日(日)11:00~
場所:
宝塚市 宝塚ホテル
8.慶弔
(弔) 特別会員
藤原雅喜 氏
特別会員
永木昌弘 氏
特別会員
西村勝彦 氏
特別会員
正会員
御尊父様
1月
御逝去
4月
御逝去
御母堂様
5月
御逝去
藤本和敬 氏
御尊父様
7月
御逝去
吉田圭孝 君
御祖母様 12月
御逝去
9.会員の動き
特別会員(予定)
2015年12月31日
石井
享 君
大西 雅文 君
小林 貴樹 君
藤原 勝利 君
正 会 員 (直前理事長除く)
特別会員
(直前理事長含む)
36
18名
258名
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所
収支計算書総括表
2015年1月1日から2015年12月31日まで
(単位:円)
科目
Ⅰ 事業活動収支の部
1.事業活動収入
①特定資産運用収入
②入会金収入
③会費収入
④事業収入
⑤補助金等収入
⑥寄付金等収入
⑦雑収入
⑧他会計からの繰入金収入
事業活動収入計
2.事業活動支出
①事業費支出
②管理費支出
③負担金支出
④他会計への繰入金支出
事業活動支出計
事業活動収支差額
Ⅱ 投資活動収支の部
1.投資活動収入
①特定資産取崩収入
②固定資産売却収入
③固定資産取崩収入
④敷金・保証金戻り収入
投資活動収入計
2.投資活動支出
①特定資産取得支出
②固定資産取得支出
③敷金・保証金支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
Ⅲ 財務活動収支の部
1.財務活動収入
①借入金収入
財務活動収入計
2.財務活動支出
①借入金返済支出
財務活動支出計
財務活動収支差額
Ⅳ 予備費支出
当期収支差額
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
55周年積立
特別会計(仮称)
一般会計
合計
200
180,000
2,520,000
864,845
0
470,146
141,071
0
4,176,262
0
0
0
0
0
0
38
34,003
34,041
200
180,000
2,520,000
864,845
0
470,146
141,109
34,003
4,210,303
1,548,237
1,285,377
393,930
34,003
3,261,547
914,715
0
0
0
0
0
34,041
1,548,237
1,285,377
393,930
34,003
3,261,547
948,756
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
914,715
3,455,218
4,369,933
0
0
0
0
34,041
257,314
291,355
0
0
0
0
948,756
3,712,532
4,661,288
37
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 正味財産増減計算書総括表
(2015年12月31日現在)
(単位:円)
科 目
小野加東55周年積立
特別会計(仮称)
一般会計
合計
Ⅰ.一般正味財産の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
200
0
200
180,000
0
180,000
受取会費
2,520,000
0
2,520,000
事業収益
864,845
0
864,845
0
0
0
受取寄付金
470,146
0
470,146
雑収益
141,071
38
141,109
0
34,003
34,003
4,176,262
34,041
4,210,303
事業費
1,548,237
0
1,548,237
管理費
1,285,377
0
1,285,377
負担金
393,930
0
393,930
34,003
0
34,003
3,261,547
0
3,261,547
914,715
34,041
948,756
0
0
0
経常外費用計
0
0
0
当期経常外増減額
0
0
0
914,715
34,041
948,756
一般正味財産期首残高
3,455,218
257,314
3,712,532
一般正味財産期末残高
4,369,933
291,355
4,661,288
指定正味財産期首残高
0
0
0
指定正味財産期末残高
0
0
0
4,369,933
291,355
4,661,288
特定資産運用収入
受取入会金
受取補助金等
他会計からの繰入金
経常収益計
(2)経常費用
他会計への繰入金
経常費用計
当期経常増減額
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
経常外収益計
(2)経常外費用
当期一般正味財産増減額
Ⅱ.指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
Ⅲ.正味財産期末残高
38
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 貸借対照表総括表
(2015年12月31日現在)
(単位:円)
小野加東55周年積
立特別会計(仮称)
一般会計
科 目
合計
Ⅰ.資産の部
1 流動資産
現金預金
(
4,369,933 ) (
現 金
291,355 ) (
4,661,288 )
0
0
当座預金0006322
83,003
83,003
普通預金0818006
4,286,930
4,286,930
普通預金0831636
0
定期預金2130317
291,355
291,355
定期預金4781564
0
立替金
0
流動資産合計
4,369,933
0
291,355
4,661,288
2 固定資産
基本財産
(
1,000,000 )
基本金たる定期預金
1,000,000
基本財産合計
1,000,000
0
(
1,000,000 )
1,000,000
0
1,000,000
その他の固定資産
什器備品
1,187,390
1,187,390
電話加入権
161,600
161,600
敷金
533,600
533,600
その他固定資産合計
1,882,590
0
1,882,590
資産合計
7,252,523
291,355
7,543,878
0
0
0
固定負債合計
0
0
0
負債合計
0
0
0
地方公共団体補助金
0
0
0
民間補助金
0
0
0
寄付金
0
0
0
指定正味財産計
0
0
0
0)
0
0
291,355
7,543,878
Ⅱ.負債の部
1 流動負債
流動負債合計
2 固定負債
Ⅲ.正味財産の部
1 正味財産
(うち基本金への充当額)
(
2 一般正味財産
(うち基本金への充当額)
7,252,523
(
1,000,000 )
(
1,000,000 )
正味財産合計
7,252,523
291,355
7,543,878
負債および正味財産合計
7,252,523
291,355
7,543,878
39
什器備品明細書
品名
1 書庫
2 演卓
数量
1
購入単価 合計金額
15,510
15,510
評価率
5%
平成26年12月31日
現在
評価額
評価合計
簿外
776
776
1
50,000
50,000
15%
7,500
7,500
3 ワイヤレスマイク付アンプ
4 放送設備
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
1
88,700
88,700
5%
4,435
4,435
5 広角レンズ
6 野外テント
1
21,800
21,800
5%
1,090
1,090
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
7 物置
1
100,000
100,000
15%
15,000
15,000
8
机上名札(理事会用)
17
2,000
34,000
5%
1,700
1,700
9
机上名札(理事会用)
5
2,860
14,300
5%
715
715
10 カメラ及び付属品
11 書庫
1
160,000
160,000
5%
8,000
8,000
1
31,800
31,800
15%
4,770
4,770
12 キャビネット
13 事務局用デスク
1
25,956
25,956
15%
3,893
3,893
1
98,818
98,818
15%
14,823
14,823
14 例会用お湯飲み
15 印鑑
1
55,000
55,000
5%
2,750
2,750
1
107,000
107,000
5%
5,350
5,350
16 ゴム印
1
13,150
13,150
5%
658
658
17 理事用キャビネット
18 移動式倉庫
1
48,204
48,204
5%
2,410
2,410
1
160,000
160,000
5%
8,000
8,000
19 非常口物置
20 サイドデスク
1
6,159
6,159
15%
924
924
1
25,750
25,750
15%
3,863
3,863
21 カラープリンタ
22 FAX
1
64,720
64,720
25%
16,180
16,180
1
210,000
210,000
0%
0
23 カメラ及び付属品
24 フラッシュ
1
54,390
54,390
15%
8,159
8,159
1
25,200
25,200
15%
3,780
3,780
40
0 故障(修理不可)
25
スタンド式JC旗・日章旗
1
5,700
5,700
15%
855
855
26
スイッチングHUB・ケーブル
1
26,754
26,754
15%
4,013
4,013
27 プロジェクター
28 OTTY幟
1
305,250
305,250
10%
30,525
30,525
2
10,500
21,000
15%
3,150
3,150
29 例会用やかん
30 シュレッダ
10
2,100
21,000
45%
9,450
9,450
1
7,000
7,000
35%
2,450
2,450
31 法被
32 理事長バッジ
80
7,000
560,000
40%
224,000
224,000
1
15,000
15,000
100%
15,000
15,000
33 直前理事長バッチ
1
15,000
15,000
100%
15,000
15,000
副・専務・監事バッチ
6
5,000
30,000
100%
30,000
30,000
35 JCI旗
36 JCIゴング
1
20,000
20,000
75%
15,000
15,000
1
70,000
70,000
75%
52,500
52,500
37 JCI+国旗看板
38 金庫
1
27,300
27,300
75%
20,475
20,475
1
37,275
37,275
75%
27,956
27,956
39 会計ソフト
40 1眼レフデジタル
1
68,000
68,000
60%
40,800
40,800
1
124,000
124,000
0%
0
0
41 ビデオカメラ
42 スクリーン用三脚
1
113,200
113,200
0%
0
0
1
7,800
7,800
75%
5,850
5,850
43 フロアスクリーン
44 ラジカセ
1
65,000
65,000
75%
48,750
48,750
1
10,000
10,000
60%
6,000
6,000
45 ホームページビルダー
46 パソコンモニター
1
13,800
13,800
40%
5,520
5,520
1
31,500
31,500
70%
22,050
22,050
47 電話機
48 簡単テント
1
5,880
5,880
85%
4,998
4,998
2
7,980
15,960
85%
13,566
13,566
21,381
21,381
85%
18,174
18,174
145,950
145,950
90%
131,355
118,220
34
1
49 ショットガンマイク
1
50 FAX
合 計
3,294,207
854,076
記念品
51 冷蔵庫
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
52 デジタルカメラ
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
テープレコーダー(理事会用)
1
37,800
37,800
15%
5,670
5,670
54 パソコンプリンタ
55 ノートパソコン
1
60,000
60,000
45%
27,000
27,000
1
85,000
85,000
75%
63,750
63,750
56 外付けHD
57 弔旗一式
1
15,000
15,000
75%
11,250
11,250
1
80,000
80,000
85%
68,000
68,000
1
56,640
56,640
85%
48,144
48,144
1
70,000
70,000
95%
66,500
66,500
1
40,000
40,000
95%
38,000
38,000
53
58
デジタルビデオカメラ
59 パソコン(本体)
60 デジタルカメラ
333,314
合 計
総合計
41
H25年12月購入
1,187,390
H26年1月購入
什器備品明細書
品名
1 書庫
2 演卓
数量
1
購入単価 合計金額
15,510
15,510
評価率
5%
平成27年12月31日
現在
評価額
評価合計
簿外
776
776
1
50,000
50,000
10%
5,000
5,000
3 ワイヤレスマイク付アンプ
4 放送設備
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
1
88,700
88,700
5%
4,435
4,435
5 広角レンズ
6 野外テント
1
21,800
21,800
5%
1,090
1,090
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
7 物置
1
100,000
100,000
10%
10,000
10,000
8
机上名札(理事会用)
17
2,000
34,000
5%
1,700
1,700
9
机上名札(理事会用)
5
2,860
14,300
5%
715
715
10 カメラ及び付属品
11 書庫
1
160,000
160,000
5%
8,000
8,000
1
31,800
31,800
10%
3,180
3,180
12 キャビネット
13 事務局用デスク
1
25,956
25,956
10%
2,596
2,596
1
98,818
98,818
10%
9,882
9,882
14 例会用お湯飲み
15 印鑑
1
55,000
55,000
5%
2,750
2,750
1
107,000
107,000
5%
5,350
5,350
16 ゴム印
1
13,150
13,150
5%
658
658
17 理事用キャビネット
18 移動式倉庫
1
48,204
48,204
5%
2,410
2,410
1
160,000
160,000
5%
8,000
8,000
19 非常口物置
20 サイドデスク
1
6,159
6,159
10%
616
616
1
25,750
25,750
10%
2,575
2,575
21 カラープリンタ
22 FAX
1
64,720
64,720
20%
12,944
12,944
1
210,000
210,000
0%
0
0
23 カメラ及び付属品
24 フラッシュ
1
54,390
54,390
10%
5,439
5,439
1
25,200
25,200
10%
2,520
2,520
42
故障(修理不可)
25
スタンド式JC旗・日章旗
1
5,700
5,700
10%
570
570
26
スイッチングHUB・ケーブル
1
26,754
26,754
10%
2,675
2,675
1
305,250
305,250
5%
15,263
15,263
2
10,500
21,000
10%
2,100
2,100
29 例会用やかん
30 シュレッダ
10
2,100
21,000
40%
8,400
8,400
1
7,000
7,000
30%
2,100
2,100
31 法被
32 理事長バッジ
80
7,000
560,000
35%
196,000
196,000
1
15,000
15,000
100%
15,000
15,000
33 直前理事長バッチ
1
15,000
15,000
100%
15,000
15,000
副・専務・監事バッチ
6
5,000
30,000
100%
30,000
30,000
35 JCI旗
36 JCIゴング
1
20,000
20,000
70%
14,000
14,000
1
70,000
70,000
70%
49,000
49,000
37 JCI+国旗看板
38 金庫
1
27,300
27,300
70%
19,110
19,110
1
37,275
37,275
70%
26,093
26,093
39 会計ソフト
40 1眼レフデジタル
1
68,000
68,000
55%
37,400
37,400
1
124,000
124,000
0%
0
0
41 ビデオカメラ
42 スクリーン用三脚
1
113,200
113,200
0%
0
0
1
7,800
7,800
70%
5,460
5,460
43 フロアスクリーン
44 ラジカセ
1
65,000
65,000
70%
45,500
45,500
1
10,000
10,000
55%
5,500
5,500
45 ホームページビルダー
46 パソコンモニター
1
13,800
13,800
35%
4,830
4,830
1
31,500
31,500
65%
20,475
20,475
47 電話機
48 簡単テント
1
5,880
5,880
80%
4,704
4,704
2
7,980
15,960
80%
12,768
12,768
21,381
21,381
80%
17,105
17,105
145950
145950
85%
124,058
124,058
27 プロジェクター
28 OTTY幟
34
1
49 ショットガンマイク
1
50 FAX
合 計
3,294,207
768,744
記念品
50 冷蔵庫
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
51 デジタルカメラ
1
50,000
50,000
5%
2,500
2,500
テープレコーダー(理事会用)
1
37,800
37,800
10%
3,780
3,780
53 パソコンプリンタ
54 ノートパソコン
1
60,000
60,000
0%
0
0
1
85,000
85,000
70%
59,500
59,500
55 外付けHD
56 弔旗一式
1
15,000
15,000
70%
10,500
10,500
1
80,000
80,000
80%
64,000
64,000
1
56,640
56,640
80%
45,312
45,312
58 パソコン(本体)
59 デジタルカメラ
1
70,000
70,000
90%
63,000
63,000
1
40,000
40,000
90%
36,000
36,000
60 プロジェクター
61 プリンター
1
48,000
48,000
95%
45,600
45,600
H27年1月
1
69,120
69,120
100%
69,120
69,120
H27年12月
52
57
デジタルビデオカメラ
401,812
合 計
総合計
43
1,170,556
故障(修理不可)
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 一般会計 収支計算書
(2015年1月1日から12月31日まで)
(単位:円)
予算額
補正予算額
決算額
差 異
備 考
Ⅰ.事業活動収支の部
1.事業活動収入
① 特定資産運用収入
(
特定資産利息収入
② 入会金収入
(
200 ) (
200 ) (
200 ) (
0)
200
200
200
0
680,000 ) (
180,000 ) (
180,000 ) (
0)
入会金収入
500,000
0
0
0
@50,000*0
特別会員入会金収入
180,000
180,000
180,000
0
@30,000*6
3,220,000 ) (
2,520,000 ) (
2,520,000 ) (
0)
年会費収入(前期)
2,520,000
2,520,000
2,520,000
0
@140,000*18
年会費収入(後期)
700,000
0
0
0
@70,000*0
③ 会費収入
④ 事業収入
(
(
登録料収入
家賃・会議室料収入
⑤ 補助金等収入
(
民間助成金収入
⑥ 寄付金収入
(
寄付金収入
⑦ 雑収入
(
受取利息収入
その他雑収入
300,000 ) (
864,845 ) (
564,845 )
0
0
547,500
547,500
350,000
300,000
317,345
17,345
0 )(
0 )(
0)
0
0
0
0
0
450,000 ) (
450,000 ) (
470,146 ) (
20,146 )
450,000
450,000
470,146
20,146
143,000 ) (
143,000 ) (
141,071 ) (
3,000
3,000
1,071
△ 1,929
140,000
140,000
140,000
0
0 )(
0 )(
0)
0
0
0
0
事業活動収入計
4,843,200
3,593,200
4,176,262
583,062
前期繰越収支差額
3,455,218
3,455,218
3,455,218
0
収入合計
8,298,418
7,048,418
7,631,480
583,062
1,785,700 ) (
2.事業活動支出
① 事業費支出
総務広報委員会費
共育委員会費
地域共創委員会費
会員拡大実践会議
例会事業費
(
1,793,600 ) (
1,548,237 ) (
446,200
439,100
325,834
△ 113,266
26,500
26,500
5,180
△ 21,320
300,000
315,000
253,292
△ 61,708
△ 245,363 )
13,000
13,000
12,960
△ 40
1,000,000
1,000,000
950,971
△ 49,029
44
1月例会(291,000),8月例会(66,500)
12月例会(190,000)
RC LC 各事業 コピー使用料
OB会(400,000)ニコニコ箱収入(34,003)
共済会カード返金(6,143)新春例会
(30,000)
△ 1,929 )
0 )(
⑧ 繰入金収入
(
350,000 ) (
普通預金利息
予算額
(
補正予算額
決算額
差 異
備 考
5,065,938 ) (
4,680,888 ) (
会議費支出
10,000
10,000
0
給料手当支出
50,000
56,000
56,000
0
福利厚生支出
225
252
0
△252
② 管理費支出
1,285,377 ) ( △3,395,511 )
△10,000
労災保険
0
0
0
0
250,000
250,000
229,972
△20,028
消耗品費支出
50,000
50,000
32,877
△17,123
会員支給品支出
87,000
0
0
0
JC統一名札購入費@1,500*0 JCバッジ購
入費@1600*0 名刺代@3500*0
リース料支出
268,380
268,380
161,794
△106,586
コピーリース料 @22,365*6 再リース 27,604
印刷製本費支出
200,000
200,000
178,813
△21,187
光熱水料費支出
20,000
20,000
15,953
△4,047
448,800
461,604
461,604
0
小野商工会館公益費
46,120
46,706
46,706
0
役員登録登記料及び変更登録登記料
インフォメーション関係費支出
0
0
0
0
保険料支出
0
0
0
0
旅費交通費支出
通信・発送費支出
賃借料支出
業務委託支出
租税公課支出
渉外費支出
雑支出
管理・運営予備費
③ 負担金支出
(
JCⅠ負担金支出
日本JC負担金支出
22,000
22,000
22,000
0
200,000
100,000
76,200
△23,800
3,413,413
3,195,946
3,458
△3,192,488
0
0
0
0
516,780 ) (
393,930 ) (
事務局光熱水費
県民税
0)
35,280
22,680
22,680
0
@1,260*18
145,000
120,000
120,000
0
30,000+@5,000*18
0
+@2,500*0
0
2,000+@1,800*18
43,400
地区協議会負担金支出
393,930 ) (
電話・ファックス 切手代等 光ファイバー
代
34,400
34,400
0
ブロック協議会負担金支出
155,000
130,000
130,000
0
ブロック協議会基本金支出
40,000
115,000
40,000
90,000
40,000
90,000
0
0
51,100
32,850
32,850
0
0
0
0
0
54,000
54,000
ブロック協議会付加金支出
国際協力資金支出
日本JC出向者負担金支出
87,000
WeBelieve購読料支出
④ 他会計への繰入金支出 (
一般会計からの繰入金支出
(仮称)55周年事業積立資産所得支出
事業活動支出計
900,000 )(
150,000 ) (
0
0
34,003 )
0
@1,825*(18+0)
0
△115,997
0
900,000
150,000
34,003
△115,997
8,268,418
7,018,418
3,261,547
△3,756,871
45
40,000
@5,000*18+@2,500*0
入会金+ニコニコ箱収入
予算額
補正予算額
決算額
差 異
備 考
Ⅱ 投資活動収支の部
1.投資活動収入
投資活動収入計
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2.投資活動支出
0
①特定資産取得支出
②固定資産取得支出
(
什器備品取得支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
(
0
30,000 ) (
30,000 ) (
0 )(
30,000 )
30,000
30,000
0
30,000
30,000 ) (
0 )(
30,000 ) (
30,000 )
△30,000
△30,000
0
△30,000
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
Ⅲ 財務活動収支の部
1.財務活動収入
財務活動収入計
2.財務活動支出
財務活動支出計
財務活動収支差額
0
0
0
0
当期支出合計
8,298,418
7,048,418
3,261,547
△3,786,871
当期収支差額
△3,455,218
△3,455,218
914,715
4,369,933
0
0
4,369,933
4,369,933
Ⅳ 予備費支出
次期繰越収支差額
46
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 一般会計 正味財産増減計算書
(2015年1月1日から12月31日まで)
(単位:円)
科 目
決 算 額
前年度決算額
差 異
Ⅰ.一般正味財産の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
200
200
0
180,000
430,000
△ 250,000
受取会費
2,520,000
3,360,000
△ 840,000
事業収益
864,845
2,452,167
△ 1,587,322
0
0
0
受取寄付金
470,146
491,015
△ 20,869
雑収益
141,071
883
140,188
0
5,068,334
△ 5,068,334
4,176,262
11,802,599
△ 7,626,337
事業費
1,548,237
6,864,781
△ 5,316,544
管理費
1,285,377
2,035,024
△ 749,647
負担金
393,930
549,625
△ 155,695
34,003
176,005
△ 142,002
3,261,547
9,625,435
△ 6,363,888
914,715
2,177,164
△ 1,262,449
基本財産受取利息収益
受取入会金
受取補助金等
繰入金収入
経常収益計
(2)経常費用
他会計への繰入金
経常費用計
当期経常増減額
0
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
0
0
0
経常外収益計
0
0
0
0
914,715
3,455,218
4,369,933
0
0
2,177,164
1,278,054
3,455,218
0
0
4,369,933
0
0
3,455,218
0
0
0
0
△ 1,262,449
2,177,164
914,715
0
0
0
0
914,715
(2)経常外費用
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
Ⅱ.指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
Ⅲ.正味財産期末残高
47
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 一般会計貸借対照表
(2015年12月31日現在)
(単位:円)
決 算 額
科 目
前年度決算額
差 異
Ⅰ.資産の部
1 流動資産
現金預金
(
4,369,933 ) (
3,455,218 )
914,715
当座預金0006322
83,003
82,803
200
普通預金0818006
4,286,930
3,372,415
914,515
0
0
0
4,369,933
3,455,218
914,715
1,000,000 ) (
1,000,000 )
0
基本金たる定期預金2130359
1,000,000
1,000,000
0
基本財産合計
1,000,000
1,000,000
0
1,882,590 ) (
1,865,756 )
16,834
1,187,390
1,170,556
16,834
電話加入権
161,600
161,600
0
敷金
533,600
533,600
0
固定資産合計
2,882,590
2,865,756
16,834
資産合計
7,252,523
6,320,974
931,549
0
0
0
固定負債合計
0
0
0
負債合計
0
0
0
立替金
流動資産合計
2 固定資産
基本財産
その他の固定資産
(
(
什器備品
Ⅱ.負債の部
1 流動負債
流動負債合計
2 固定負債
Ⅲ.正味財産の部
0
1 正味財産
0
0
0
地方公共団体補助金
0
0
0
民間補助金
0
0
0
寄附金
0
0
0
指定正味財産計
0
0
0
(うち基本金への充当額)
2 一般正味財産
(うち基本金への充当額)
正味財産合計
負債および正味財産合計
(
(
0)(
7,252,523
1,000,000 ) (
7,252,523
7,252,523
48
0)
6,320,974
1,000,000 )
6,320,974
6,320,974
931,549
931,549
931,549
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 一般会計 計算書類に対する注記
(2015年1月1日から12月31日まで)
1.基本財産の増減及びその残高は次のとおりである
(単位:円)
科 目
前期末残高
当期増加額
当期減少額
当期末残高
基本金たる定期預金
1,000,000
0
0
1,000,000
基本財産合計
1,000,000
0
0
1,000,000
2.次期繰越収支差額の内容は次のとおりである
(単位:円)
科 目
前期末残高
当期末残高
現 金 預 金
3,455,218
4,369,933
次期繰越収支差額
3,455,218
4,369,933
49
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 財産目録
(2015年12月31日現在)
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ.資産の部
1 流動資産
現 金
現金手許有高
0
当座預金
兵庫県信用組合小野支店 6322
83,003
普通預金
兵庫県信用組合小野支店 818006
4,286,930
定期預金
兵庫県信用組合小野支店 2130317
291,355
兵庫県信用組合小野支店 4781564
0
立替金
0
流動資産合計
55周年積立
災害基金会計
4,661,288
2 固定資産
基本財産
基本金たる定期預金 2130359
1,000,000
基本財産合計
1,000,000
その他の固定資産
什器備品
1,168,052
電話加入権
161,600
敷金
533,600
その他の固定資産合計
1,863,252
固定資産合計
2,863,252
資産合計
7,524,540
Ⅱ.負債の部
1 流動負債
0
流動負債合計
0
2 固定負債
0
固定負債合計
0
負債合計
0
正味財産
7,524,540
50
収支計算内訳明細書
(附)
1.事業活動収入
① 特定資産運用収入
特定資産利息収入
② 入会金収入
正会員入会金収入
特別会員入会金収入
200 )
(
180,000 )
0
180,000
③ 会費収入
年会費収入
( 2,520,000 )
2,520,000
0
④ 事業収入
登録料収入
家賃・会議室料
雑収入
(
864,845 )
(
0)
(
470,146 )
(
141,071 )
(
0)
547,500
317,345
0
⑤ 補助金収入
民間助成金収入
⑥ 寄付金収入
寄付金収入
(
200
0
ニコニコ箱等
470,146
⑦ 雑収入
受取利息収入
その他雑収入
1,071
140,000
⑧ 繰入金収入
0
他会計からの繰入金収入
事業活動収入計
4,176,262
51
2.事業活動支出
① 事業費支出
総務広報委員会費
一般庶務に関する事項
広報に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
定款諸規定の調査、研究
基本資料の作成
総会・理事会の管理運営
褒賞の実施
誕生者プレゼントの実施
会員家族調査並びに会員名簿作成
新会員受付業務
①受付業務
②新会員オリエンテーション
4クラブ合同交歓会への協力
4クラブ親善ゴルフ大会の開催
献血運動の推進
会員拡大の実施に関する事項
理事長諮問に対する答申事項
その他総務広報に係る事項
会員相互の親睦に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
3分間スピーチの実施
新会員セミナーの実施
JCI、公益社団法人日本青年会議所、同近畿地区協議会、
同兵庫ブロック協議会の主催する事業への協力に関する事項
会員拡大の実施に関する事項
理事長諮問に対する答申事項
その他共育に係る事項
各種団体との連携による事業の調査、研究並びに実施に関する事項
小野加東中学校親善野球大会の開催
会員拡大の実施に関する事項
理事長諮問に対する答申事項
その他地域共創に係る事項
(
253,292 )
(
12,960 )
(
950,971 )
92,636
130,656
30,000
0
0
0
12,960
0
0
0
例会事業
例会の管理運営
5,180 )
0
0
0
0
会員拡大実践会議
会員拡大の調査、研究並びに実施に関する事項
例会の出席奨励
理事長諮問に対する答申事項
その他会員拡大実践に事項
(
0
0
5,180
0
地域活性委員会
青少年を対象とした地域住民との交流に係わる事業の調査、研究並びに実施
325,834 )
0
0
0
0
0
0
2,592
0
共育委員会
人間力開発に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(
0
62,584
0
0
68,500
61,364
18,000
112,794
950,971
事業費支出合計
1,548,237
52
② 管理費支出
会議費支出
給料手当支出
福利厚生支出
旅費交通費支出
通信・発送費支出
消耗品費支出
会員支給品支出
リース料支出
印刷製本費支出
光熱水料費支出
賃借料支出
業務委託支出
0
56,000
0
0
229,972
32,877
0
161,794
178,813
15,953
461,604
46,706
0
0
22,000
76,200
3,458
0
インフォメーション関係費支出
保険料支出
租税公課支出
渉外費支出
雑支出
管理・運営予備費
管理費支出合計
0
56,000
0
0
229,972
32,877
0
161,794
178,813
15,953
461,604
46,706
0
0
22,000
76,200
3,458
0
1,285,377 ( 1,285,377 )
③ 負担金支出
JCⅠ負担金支出
日本JC負担金支出
22,680
120,000
22,680
120,000
地区協議会負担金支出
34,400
34,400
ブロック協議会負担金支出
ブロック協議会基本金支出
ブロック協議会付加金支出
国際協力資金支出
日本JC出向者負担金支出
WeBelieve購読料支出
40,000
90,000
32,850
0
54,000
40,000
90,000
32,850
0
54,000
393,930 (
393,930 )
一般会計からの繰入金支出
34,003
0
34,003
0
他会計への繰入金支出計
34,003 (
34,003 )
負担金支出計
④ 他会計への繰入金支出 55周年事業積立資産所得支出
事業活動支出計
3,261,547
3.投資活動支出
②固定資産取得支出
什器備品取得支出
0
0
0
0
投資活動支出計
0(
0)
4.予備費支出
0
0
支出の部合計
3,261,547
53
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所
55周年積立特別会計(仮称)収支計算書
2015年1月1日から2015年12月31日まで
(単位:円)
科目
補正予算額
決 算 額
差 異
Ⅰ 事業活動収支の部
1.事業活動収入
雑収入
(
受取利息収入
他会計からの繰入金収入
一般会計からの繰入金収入
事業活動収入計
(
300 ) (
38 )
262
300
38
262
150,000 ) (
34,003 )
115,997
150,000
34,003
115,997
150,300
34,041
116,259
2.事業活動支出
0
事業活動支出計
事業活動収支差額
Ⅱ 投資活動収支の部
0
0
0
150,300
34,041
116,259
1.投資活動収入
0
投資活動収入計
0
0
2.投資活動支出
0
0
投資活動支出計
0
0
0
投資活動収支差額
0
0
0
0
0
0
財務活動支出計
0
0
0
財務活動収支差額
0
0
0
Ⅲ 財務活動収支の部
1.財務活動収入
財務活動収入計
2.財務活動支出
Ⅳ 予備費支出
0
0
0
当期収支差額
150,300
34,041
116,259
前期繰越収支差額
257,314
257,314
0
次期繰越収支差額
407,614
291,355
116,259
54
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所
55周年積立特別会計(仮称)正味財産増減計算書
(2015年1月1日から12月31日まで)
(単位:円)
科 目
決 算 額
前年度決算額
差 異
Ⅰ.一般正味財産の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
38
21
17
他会計からの繰入金
34,003
257,293
△ 223,290
経常収益計
34,041
257,314
△ 223,273
雑収益
0
(2)経常費用
経常費用計
当期経常増減額
0
0
0
34,041
257,314
△ 223,273
2 経常外増減の部
0
(1)経常外収益
0
0
経常外収益計
0
0
0
(2)経常外費用
経常外費用計
0
当期経常外増減額
0
0
0
0
34,041
257,314
△ 223,273
一般正味財産期首残高
257,314
0
257,314
一般正味財産期末残高
291,355
257,314
34,041
当期一般正味財産増減額
Ⅱ.指定正味財産増減の部
0
当期指定正味財産増減額
0
指定正味財産期首残高
0
0
0
指定正味財産期末残高
0
291,355
0
257,314
0
34,041
Ⅲ.正味財産期末残高
55
2015年度 一般社団法人小野加東青年会議所 55周年積立特別会計(仮称)貸借対照表
(2015年12月31日現在)
(単位:円)
決 算 額
科 目
前年度決算額
差 異
Ⅰ.資産の部
1 流動資産
定期預金
(
信用組合小野支店2130317
普通預金
291,355 ) (
176,005 )
115,350
291,355
176,005
115,350
(
0 )(
信用組合小野支店0831636
流動資産合計
291,355
81,309 )
(81,309)
81,309
(81,309)
257,314
34,041
2 固定資産
0
その他の固定資産
0
0
0
固定資産合計
0
0
0
291,355
257,314
34,041
資産合計
0
Ⅱ.負債の部
0
1 流動負債
0
流動負債合計
0
0
2 固定負債
0
0
固定負債合計
0
0
0
負債合計
0
0
0
Ⅲ.正味財産の部
0
1 正味財産
0
指定正味財産計
(内特定資産への充当額)
2 一般正味財産
(内特定資産への充当額)
正味財産合計
負債および正味財産合計
0
0
0
0
291,355
0
291,355
291,355
0
257,314
0
257,314
257,314
0
34,041
0
34,041
34,041
56
平成28年1月13日
監 査 報 告 書
一般社団法人小野加東青年会議所
代表理事 大西 雅文 殿
一般社団法人小野加東青年会議所
監事
蒔本吉虹乍
私たちは2015年1月1日から2015年12月31日までの事業年度における会計及
び業務の監査を行い、次のとおり報告する。
1.監査の方法の概要
(1)会計監査について、帳簿並びに関係書類の閲覧など必要と思われる監査手続を
用いて計算書類の正確性を検討した。
(2)業務監査について、理事会及びその他の会議に出席し、理事からの業務の報告
を聴取し、関係書類の閲覧など必要と思われる監査手続を用いて業務の妥当性
を検討した。
2.監査意見
(1)収支計算書、貸借対照表、財産目録は、会計帳簿の記載金額と一致し、この法
人の収支状況及び財産状態を正しく示していると認める。
(2)事業報告書の内容は真実であると認める。
(3)理事の職務執行に関する不正の行為は、法令もしくは定款に違反する重大な事
実はないと認める。
57
一般社団法人小野加東青年会議所 定款
第1章
総
則
(名 称)
第 1条 こ の法 人は 、一 般社 団法 人小 野加 東青 年会 議所 (英 文名 Junior Chamber
International ONOKATO)と称する。
(事務所)
第2条 この法人の主たる事務所は、兵庫県小野市に置く。
2.この法人は、理事会の決議によって従たる事務所を必要の地に置くことができる。
(目的)
第3条 この法人は、地域社会及び国家の発展をはかり、会員の連携と指導力の啓発に努
めるとともに、国際的理解を深め、世界の繁栄と平和に寄与することを目的とする。
(事 業)
第4条 この法人は、前条の目的達成のため、次の事業を行う。
(1)政治、経済、社会並びに文化等に関する調査、研究及びその改善に資する計画の立
案と実現を推進する諸事業
(2)青少年の健全育成および地域社会の健全な発展に寄与する事業
(3)指導力啓発の知識並びに教養の修得と向上及び能力の開発に利する事業
(4)国際青年会議所、公益社団法人日本青年会議所並びに国内、国外の青年会議所及び
その他の諸団体と提携し、相互の理解と親善を推進する事業
(5)その他この法人の目的達成に必要な事業
第2章
会
員
(法人の構成員)
第5条 この法人に、次の会員を置く。
(1)正会員:小野市、加東市及びその周辺の地域に住所又は勤務先を有する20歳以上
40歳未満の品格ある青年で、理事会において入会を承認されたものを正会員とする。
ただし、年度中に40歳に達した場合、その年度内は、正会員としての資格を有する。
(2)特別会員:制限年齢に達した正会員の中で、理事会で承認された者は特別会員とす
る。
(3)名誉会員:この法人に功労のあった者で、理事会の決議を経て推薦された者を名誉
会員とする。
(4)賛助会員:この法人の事業を賛助するため入会した個人又は団体で、理事会におい
て入会を承認された者は、賛助会員となることができる。
2.すでに他の青年会議所の正会員であるものは、本会議所の正会員となることができ
ない。
3.前項の会員のうち、正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平
成18年法律第48号。以下「一般法人法」という。)上の社員とする。
58
(会員の資格の取得)
第6条
この法人の正会員又は賛助会員として入会しようとする者は、理事会において別
に定める入会申込書を理事長(第20条に規定する理事長をいう。以下同じ。)に提出し、
理事会の承認を得なければならない。
(経費の負担)
第7条
会員は、この法人の事業活動に経常的に生じる費用に充てるため、会員になった
時及び毎年、総会(第12条に規定する総会をいう。以下同じ。
)において別に定める額を
納入しなければならない。
(任意退会)
第8条
この法人を退会しようとする会員は、その年度の会費を納入して、理事会の定め
るところにより退会届を提出しなければならない。
(除名)
第9条
会員が次の各号のいずれかに該当する場合は、総会において総正会員の半分以上
であって、総正会員の議決権の3分の2以上に当たる多数による決議に基づき、その会員
を除名することができる。
(1)この法人の定款その他の規則に違反したとき。
(2)この法人の名誉を毀損し、又は目的に反する行為をしたとき。
(3)その他、除名すべき正当な事由があるとき。
2.会員を除名しようとするときは、当該会員に対し、当該総会の日から1週間前まで
にその旨を通知し、かつ、当該総会において弁明の機会を与えなければならない。
3.第1項により除名が決議されたときは、当該会員に対し、その旨を通知するものと
する。
(会員資格の喪失)
第10条
前2条の場合のほか、会員は、次の各号のいずれかに該当する場合は、その資
格を喪失する。
(1)第7条の納入義務を履行しなかったとき
(2)総正会員が同意したとき
(3)当該会員が死亡したとき、又は団体が解散したとき
(会員資格喪失に伴う権利及び義務)
第11条
会員が第8条、第9条及び第10条の規定によりその資格を喪失したときは、
この法人に対する会員としての権利を失い、義務を免れる。ただし、未履行の義務は、
これを免れることができない。
2.この法人は、会員がその資格を喪失しても、既納の会費及びその他の拠出金品は、
これを返還しない。
59
第3章
総
会
(構成及び権限)
第12条 総会は全ての正会員をもって構成する。
2.前項の総会をもって一般法人法上の社員総会とする。
3.総会は、次の事項について決議する。
(1)会員の除名
(2)理事及び監事の選任及び解任
(3)理事及び監事の報酬等に関する規程並びにその総額
(4)各事業年度の事業計画及び予算の承認
(5)事業報告、貸借対照表及び正味財産増減計算書並びにこれらの附属明細書の承認
(6)定款の変更
(7)解散及び残余財産の処分
(8)その他総会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項
(開催)
第13条
総会は、定時総会として毎事業年度終了後3箇月以内に1回開催するほか、必
要がある場合に開催する。
(招集)
第14条
総会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が
招集する。
2.総正会員の議決権の10分の1以上の議決権を有する正会員は、理事長に対し、総
会の目的である事項及び招集の理由を示して、総会の招集を請求することができる。
3.総会を招集するには、会議の目的たる事項並びに日時及び場所を記載した書面をも
って、総会の10日(書面による議決権の行使ができるとされた総会については2週間)
前までに通知を発しなければならない。
(議長)
第15条 総会の議長は、当該総会において、出席した正会員の中から選任する。
(議決権)
第16条 総会における議決権は、正会員1名につき1個とする。
(決議)
第17条
総会の決議は、総正会員の議決権の過半数を有する正会員が出席し、出席した
当該正会員の議決権の過半数をもって行う。
2.前項の規定にかかわらず、次の決議は、総正会員の半数以上であって、総正会員の
議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う。
(1)会員の除名
(2)監事の解任
(3)定款の変更
60
(4)解散
(5)その他法令で定められた事項
3.理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第1項の決議
を行わなければならない。理事又は監事の候補者の合計数が第20条に定める定数を上
回る場合には、過半数の賛成を得た候補者の中から得票数の多い順に定数の枠に達する
までの者を選任することとする。
(書面議決等)
第18条
やむを得ない理由のため総会に出席できない正会員は、法令の定めるところに
より、あらかじめ通知された事項について、書面をもって議決権を行使し、又は他の正
会員を代理人として議決権を行使することができる。
2.前項の場合において、前条の規定の適用については、出席したものとみなす。
(議事録)
第19条 総会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。
2.議長並びに出席した理事及び監事は、前項の議事録に記名押印する。
第4章
役
員
等
(役員の設置)
第20条 この法人に、次の役員を置く。
(1)理事 3名以上15名以内
(2)監事 1名以上3名以内
2.理事のうち、1名を理事長、1名以上3名以内を副理事長、1名を専務理事と
する。
3.前項の理事長をもって一般法人法上の代表理事とし、副理事長及び専務理事を
もって、一般法人法第91条第 1 項第2号の業務執行理事とする。
(選任等)
第21条 理事及び監事は、総会の決議によって選任する。
2.理事長、副理事長及び専務理事は、理事会の決議によって、理事の中から選定する。
3.監事は、この法人の理事又は使用人を兼ねることができない。
(理事の職務及び権限)
第22条
理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執
行する。
2.理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務
を執行する。
3.副理事長及び専務理事は、理事会において別に定めるところにより、この法人の業
務を分担執行する。
4.理事長、副理事長及び専務理事は、3箇月に1回以上、自己の職務の執行状況を理
事会に報告しなければならない。
(監事の職務及び権限)
61
第23条
監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を
作成する。
2.監事は、いつでも、理事及び職員に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び
財産の状況の調査をすることができる。
(任期)
第24条
理事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関す
る定時総会の終結の時までとし、再任を妨げない。
2.監事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定
時総会の終結の時までとし、再任を妨げない。
3.補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとす
る。
4.理事又は監事は、第20条第1項で定める定数に足りなくなるときは、辞任又は任
期満了により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事と
しての権利義務を有する。
(解任)
第25条
役員が次の各号のいずれかに該当するときは、総会の決議によって解任するこ
とができる。
(1)心身の故障のため、職務の執行に堪えないと認められるとき。
(2)職務上の義務違反その他役員たるにふさわしくない行為があると認められるとき。
2.前項の場合においては、総会の決議の前にその役員に弁明の機会を与えなければな
らない。
(報酬等)
第26条
役員は無報酬とする。ただし、常勤の役員及び特別な職務を執行した役員には
その対価として報酬を支給することができる。
2.役員には、その職務を行うために要する費用の支払いをすることができる。
3.前2項に関し必要な事項は、総会の決議により別に定める理事及び監事の報酬等に
関する規程において定める。
(会長及び顧問)
第27条
この法人に、任意の機関として、会長1名及び顧問2名以内を置くことができ
る。
2.会長及び顧問は、理事会の決議により選任及び解任する。
3.会長及び顧問の任期は1年とする。ただし、再任を妨げない。
4.会長及び顧問は、無報酬とする。ただし、その職務を行うために要する費用の支払
をすることができる。
(会長及び顧問の職務)
第28条
会長及び顧問は、理事長の諮問にこたえて理事長に対し意見を述べることがで
62
きる。
第5章
理事会
第29条 この法人に理事会を設置する。
2.理事会は、すべての理事をもって構成する。
(権限)
第30条 理事会は、この定款に別に定めるもののほか、次の職務を行う。
(1)総会の日時及び場所並びに目的である事項等の決定
(2)規則の制定、変更及び廃止に関する事項
(3)前各号に定めるもののほか、この法人の業務執行の決定
(4)理事の職務の執行の監督
(5)理事長、副理事長及び専務理事の選定及び解職
(開催)
第31条
理事会は、通常理事会として毎月1回開催するほか、必要がある場合に開催す
る。
(招集)
第32条 理事会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事長が招集する。
2.理事長は、理事会の開催日の5日前までに、理事及び監事の全員に対して、会議の
日時、場所、目的である事項を記載した書面をもって通知しなければならない。
3.前項の規定にかかわらず、理事及び監事の全員の同意があるときは、招集の手続を
経ることなく理事会を開催することができる。
(議長)
第33条 理事会の議長は、理事長又は理事長が指名した者がこれに当たる。
(決議)
第34条
理事会の決議は、この定款に別段の定めがあるもののほか、議決に加わること
ができる理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。
(決議の省略)
第35条
理事が、理事会の決議の目的である事項について提案をした場合において、そ
の提案について、議決に加わることができる理事の全員が書面又は電磁的記録により同
意の意思表示をしたときは、その提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみな
す。ただし、監事が異議を述べたときは、その限りではない。
(報告の省略)
第36条
理事又は監事が理事及び監事の全員に対し、理事会に報告すべき事項を通知し
た場合においては、その事項を理事会に報告することを要しない。
2.前項の規定は、第22条第4項の規定による報告については、適用しない。
63
(議事録)
第37条
理事会の議事については、法令で定めるところにより議事録を作成し、出席し
た理事長及び監事は、これに記名押印しなければならない。
第6章
例 会
(例会)
第38条 この法人は毎月1回例会を開く。
2.例会の運営については、理事会の決議により定める。
第7章
財産及び会計
(財産の管理・運用)
第39条 この法人の財産は、理事長が管理・運用し、その方法は、理事会において別に定
める資金運用規程によるものとする。
(事業年度)
第40条
この法人の事業年度は、毎年1月1日に始まり、その年の12月31日に終わ
る。
(事業計画及び収支予算)
第41条
この法人の事業計画書及び収支予算書は、毎事業年度開始の日の前日までに、
理事長が作成し、理事会の決議を経て、総会において承認を得るものとする。これを変
更する場合も、同様とする。
2.前項の書類については、主たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間備え置
くものとする。
(事業報告及び決算)
第42条
この法人の事業報告及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が事業報
告書、貸借対照表及び正味財産増減計算書並びにこれらの附属明細書を作成し、監事の
監査を受けた上で、理事会の承認を経て、定時総会において承認を受けなければならな
い。
2.前項の書類のほか、監査報告を主たる事務所に5年間備え置くとともに、定款及び
正会員名簿を主たる事務所に備え置くものとする。
第8章
委員会
(委員会)
第43条
この法人の事業を推進するために必要あるときは、理事会の決議により、委員
64
会を設置することができる。
2.委員会の委員は、理事会の決議により選任する。
3.委員会には、一般法人法第90条第4項各号に掲げる事項の執行の決定を委ねるこ
とはできない。
4.委員会の任務、構成及び運営に関し必要な事項は、理事会の決議により別に定める。
第9章
事務局
(設置等)
第44条 この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。
2.事務局には、事務局長及び所要の職員を置く。
3.事務局長及び重要な職員は、理事長が理事会の承認を得て任免する。
4.事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事長が理事会の決議により、別に定
める。
第10章
定款の変更、解散等
(定款の変更)
第45条 この定款は、総会の決議によって変更することができる。
(解散)
第46条 この法人は、総会の決議その他法令で定められた事由により解散する。
(残余財産の帰属等)
第47条
この法人が、清算するときに有する残余財産は、総会の決議を経て、国若しく
は地方公共団体又は公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成18年
法律第49号)第5条第17号に掲げる法人に贈与するものとする。
2.この法人は、剰余金の分配を行う事ができない。
第11章
公 告
(公告)
第48条 この法人の公告は、官報に掲載する方法により行う。
第12章
補 則
(委任)
第49条
この定款に定めるもののほか、この法人の運営に必要な事項は、理事会の決議
65
により別に定める。
附則
1.この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公
益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成1
8年法律第50号。以下「整備法」という。)第121条第1項において読み替えて準
用する整備法第106条第1項に定める一般社団法人又は一般財団法人の設立の登記の
日から施行する。
2.この法人の最初の代表理事は吉田大介とする。
3.整備法第121条第1項において読み替えて準用する整備法第106条第1項に定
める特例民法法人の解散の登記と、一般社団法人又は一般財団法人の設立の登記を行った
ときは、第40条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設
立の登記の日を事業年度の開始日とする。
66
一般社団法人小野加東青年会議所諸規定
第1章
運 営 規 定
第1節
例 会
(例会日)
第1条 定款第38条の例会は、特別の場合を除き、毎月6日18時30分に開会する。
ただし、理事会の決議により変更することができる。
(例会出席義務)
第2条 正会員は、例会に出席する義務を有する。
2.例会の出席は例会開始時より終了までの3分の2以上の在席をもって出席とする。
(届出の義務)
第3条 例会に欠席、遅刻する場合は、当日正午までに事務局まで届け出なければならな
い。
(出席の補填並びに休会)
第4条 出席補填する場合、事務局へ届け出なければならない。
(1)例会当日の理事長が認めた公務出張の場合は、出席とみなす。
(2)海外渡航の場合は、月1回以上海外JCを訪問する事をもってその月の例会に出
席したものとみなす。
(3)国内JC例会に出席した場合は、その月の例会に出席したものとみなす。
(4)冠婚葬祭の際は、事前に事務局あて届出があった場合に限り、出席したものとみ
なす。ただし、3親等以内の冠婚葬祭に限る。
(5)JCI、国際会議、全国大会、地区大会、ブロック大会、京都会議、サマーコン
ファレンスに出席した場合は、その月の例会に出席したものとみなす。
やむを得ぬ事由により、長期間出席できない正会員は、理事会の承認を得て休会
することができる。
ただし、休会中の会費はこれを免除しない。
(ニコニコ箱・余剰金)
第5条 ニコニコ箱は、会員に喜びがあったとき、又は規則に違反したとき等、
微罪を投じる箱であって、毎年年度末に特別会計に繰り入れるものとする。ただ
し、毎年年度始めに8,000円を徴収し、規則に違反した場合は、理事長の確
認を得て専務理事若しくは事務局長がニコニコ箱に投じる。
(イ)欠席・遅刻・早退の場合
・欠席2,000円
67
・遅刻1,000円
・早退1,000円
ただし、第4条の出席補填の場合は、このかぎりでない。
(ロ)その他の規則に違反した場合は、このかぎりでない。
第2節
委 員 会
(委員会の区分と機能)
第6条 定款第43条に規定する委員会は次のとおりとする。
1.総務研修委員会
(イ)一般庶務に関する事項
(ロ)広報に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(ハ)定款諸規定の調査、研究
(ニ)基本資料の作成に関する事項
(ホ)経営力開発に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する事項
(へ)会員拡大の実施に関する事項
(ト)理事長諮問に対する答申事項
(チ)その他総務研修に関する事項
2.地域交流委員会
イ)青少年を対象とした地域住民との交流に係わる事業の調査、研究並びに実施に関する
事項
(ロ)会員拡大の実施に関する事項
(ハ)理事長諮問に対する答申事項
(ニ)その他地域交流に関する事項
3.拡大育成会議
(イ)拡大育成に関する事項
(ロ)例会の出席奨励に関する事項
(ハ)JCI、公益社団法人日本青年会議所、同近畿地区協議会、同兵庫ブロック協議会
の主催する事業への協力に関する事項
(ニ)理事長諮問に対する答申事項
(ホ)その他拡大育成に関する事項
68
4. その他の委員会
別に必要のあるときは、総会の承認を得てその他の委員会を設置することができる。
次年度理事長に選任された者、若しくは当該年度理事長は、公益社団法人日本青年会
議所、同近畿地区協議会、同兵庫ブロック協議会の定める委員会等に出向する委員長
を毎年11月までの総会において指名し、総会の承認を得て決定する。
(委員会の任務)
第7条 委員会は、その関係する事項に関し、意見を結集し、この法人の機能を通じ、そ
の達成に努め、この法人の健全なる発展を図る。
(委員長の職務)
第8条 委員長は、委員会の議長となり会務を処理する。
(委員会の招集)
第9条 委員会は、毎月1回以上委員長が召集する。ただし、理事長又は委員の過半数の
請求があったときは、委員長は、遅滞なく委員会を招集しなければならない。
(委員会における理事長等の立場)
第10条 理事長、副理事長、専務理事及び監事は、各委員会に属さない。
ただし、各委員会に出席して意見を述べることができる。
(報告義務)
第11条 委員長は、委員会開催の都度、その委員会の協議内容を遅滞なく書面をもって
理事長に報告しなければならない。
第3節
理 事 会
(理事会と監事)
第12条 監事は、理事会に出席し、意見を述べることができる。ただし、議決権を有し
ない。
(理事会の決議事項)
第13条 理事会は、次の事項を決議する。
(1)総会に提出すべき議案の決定
(2)総会において議決された事業計画に基づき、事業の立案及びその運営に関する
事項
(3)総会において議決された予算の執行に伴う事項
(4)会員の入会及び退会に関する事項
(5)委員会において協議された事項
(6)その他重要な事項
(理事会の議案)
第14条 理事会に提出する議案は、理事長が定める。ただし、他の理事が緊急
69
の議案を提出することを妨げない。
第4節
褒 賞
(目的)
第15条 この法人はJC運動の昴揚をはかり、かつ運動に貢献した名誉をたたえるため
の褒賞を行う。
(推薦)
第16条 推薦は、毎年11月までに理事長が優秀委員会賞を選考し、各委員会が優秀会
員賞、出席優秀賞を、それぞれ推薦資料を添えて理事長に提出する。
(審査及び決定)
第17条 褒賞の実施は毎年11月の理事会で決定する。
(対象及び期間)
第18条 褒賞対象者は正会員及び特別会員(死亡会員を含む)とする。
2.褒賞は、12月中に理事長がこれを行う。
3.褒賞は、当該年度間を対象とする。ただし、その前後を考慮することができる。
(褒賞の種類)
第19条 褒賞の種類
(1)優秀委員会賞・ ・この法人の各委員会で最も顕著な功績を示した委員会に与える。
(2)優秀会員賞・ ・・ この法人の正会員及び特別会員で、JC運動に最も顕著な功績
を示した会員に与える。
(3)出席優秀賞・ ・・ この法人の正会員及び特別会員で、JC行事への出席率が特に
優秀である会員に与える。
(4)その他必要に応じて褒賞種類を設けることができる。
第2章
役 員 選 任
規 定
(役員選任の時期)
第20条 毎年10月までの総会において、この法人の次年度役員を選任する。
(役員選考委員)
第21条 毎年9月までの総会にて4名の役員選考委員を選任する。
2.委員4名のうち2名は現在籍理事より、他の2名は在籍1年以上の一般
正会員より選出する者とする。ただし副理事長、専務理事及び事務局長経験者を
除く。
70
(役員選考委員会)
第22条 役員選考委員会は、選任された4名の委員と理事長を加えた5名より構
成し、理事長が選考委員長となる。
(選考委員の資格)
第23条 選考委員会は、会員の総意を尊重し、自動的に役員被指名者となることができ
る。
(正副理事長、専務理事、理事、監事の指名)
第24条 選考委員会は、次年度理事長、副理事長、専務理事、理事及び監事の候
補者を10月までの総会で指名し、理事会の承認を経た後、総会の承認を得て決
定する。
(役員の欠員補助)
第25条 任期中に役員の欠員を生じたときは、理事長の場合は副理事長から、副
理事長及び専務理事の場合は理事から、それぞれ理事会において選出する。理事、
監事の場合は、総会において選出する。
(役員就任の義務)
第26条 総会で承認された役員は、原則として辞退することができない。
第3章
会 員 資 格
規 定
第1節
新 会 員 の
加 入
(新会員加入の申し込み)
第27条 入会希望者は正会員3名以上の責任ある推薦により入会申込書に必要な
書類を添えて、推薦者を通じ総務研修委員会に入会の申し込みをする。
(推薦資格)
第28条 前条の推薦資格のある正会員は、在籍1年以上過去1年間の例会出席率
が3分の2以上でなければならない。ただし、同一会員による新会員の推薦は、
1年間に3名以内とする。
(新会員の選考)
第29条 理事会は、入会の申し込みがあったときは、申込書の資格につき厳密な
調査を行い選考する。
(新会員の資格取得)
第30条 理事会で3分の2以上の賛成を得て入会金及び会費を納入したときより正会員
の資格を得る。
(推薦会員の義務)
71
第31条 推薦者は、新会員について入会後1年間はその全責任を負うものとする。
第2節
会 費 納 入
(入会金及び会費)
第32条 入会金は、入会に際し、会費は、毎年所定の時期に次のとおり納めなければな
らない。
入会金
(1)正会員
金50,000円
(2)特別会員 金30,000円
(3)賛助会員 金10,000円
会費
(1)正会員 金140,000円
賛助会員の会費は、理事会が必要と認めたときに徴収する。
会費は、原則として、その年の3月末日までに納入しなければならない。
(臨時会費)
第33条 理事会が必要と認めたときは、総会の議決を得て臨時会費を徴収することがで
きる。
(新会員の会費)
第34条 新会員の会費は、月割りとして納入する。
第3節
会 員 へ の
退 会 勧 告
(会員への勧告通知)
第35条 会員が次の各号に該当した場合、理事会は当該会員に対し退会勧告を通知する
ことができる。
(1)例会を連続3回欠席した場合
(2)例会出席率が年間を通じて50%未満の場合
第4節
会 員 の 退
会 届 出
(会員の退会届出義務)
第36条 前条に基づきアテンダンス等出席手続きをとらない被通知会員は即退
会届けを提出する義務がある。
第5節
会 員 の 退
72
会
(会員の退会審査)
第37条 会員が退会届けを提出したとき、理事会はこれを審査する。
第6節
特 別 会 員
(特別会員の出席と議決権)
第38条 特別会員は、総会又はその他の会合に出席することができる。
第4章
庶 務 規 定
事 務 局
第1節
(事務局の文書保存)
第39条 事務局は、事業年度ごとに次の項目に従い、文書を整理保存しなければならな
い。
(1)小野加東青年会議所内部に関する書類
(2)日本青年会議所及び各青年会議所に関する書類
(3)小野加東青年会議所が発行する書類
(4)受信及び発信簿
(5)その他重要と認められる書類
(帳簿の廃棄)
第40条 事務局は、帳簿その他の書類を廃棄するときは、理事会の決議を得なければな
らない。
第2節
会 計
(会計処理と記帳)
第41条 会計処理は、証憑書類によって会計伝票を起票し、会計伝票に基づいて、会計
帳簿に記帳する。
(会計書類)
第42条 家計帳簿は次のものを使用する。
(1)金銭管理会計
A.主要簿
①総勘定元帳
73
②会計伝票(当分の間、入出金伝票を使用せず振替伝票のみを使用する)
B.補助簿
①現金出納帳
②銀行勘定帳
③債権・債務記入帳
④会費明細帳
⑤会員預託金明細帳
(2)物品管理会計
主要簿
備品台帳
(銀行勘定帳)
第43条 銀行勘定帳は、預金種別及び銀行別に記帳する。
(債権・債務記入帳)
第44条 債権・債務記入帳は、未収入金、立替金、未払金、仮受金等につき必要に応じ
記帳する。
(会員預託金明細帳)
第45条 会員預託金明細帳は、本会議所諸規定第1節運営規定第5条に基づき預託者ご
とに記帳する。
(備品台帳)
第46条 備品台帳は、備品費として支出されたもののうち、1万円以上のものに
備品番号を付し、取得額とともに記帳する。他より記念品として受け取ったもの
のうちより1万円以上に相当するものも備品番号を付し、取得額は、記念品とし
て記帳する。すでに記帳済みのもので規定金額以下になった場合も備品として取
り扱う。備品台帳より抹消するには理事会の承認を必要とする。
(照合)
第47条 専務理事若しくは事務局長は、補助簿の金額について、少なくとも毎月
末毎に総勘定元帳の当該口座の金額と照合し、その合致を確かめなければならな
い。
(会計伝票の検印)
第48条 会計伝票は毎月末通し番号を付し、整理の上、専務理事若しくは事務
局長の検印を受けなければならない。
(帳簿の更新)
第49条 金銭管理会計の会計帳簿は、毎会計年度毎にこれを更新する。
(会費等の領収証)
第50条 会費及び預託金に関する領収証は、会費等の振り込みの際銀行から交
74
付する受領書をもってこれに変えることができる。
(証憑書類の保管)
第51条 支出に関する請求書、領収証等の証憑書類は、1件毎に支出調書に貼
付して整理し、通し番号を付して保管しなければならない。
(財務諸表及び付属明細書)
第52条 財務諸表及び付属明細書は次のものを作成する。
(1)貸借対照表
(2)内訳明細書
(3)収支計算書
(4)款項別収支計算明細書
(5)財産目録(金銭管理会計及び物品管理会計)
(6)繰越・剰余金計算書
(7)未収入金処理明細書
(8)特別会計明細書
(9)当座預金銀行残高調整表
(貸借対照表等の提出)
第53条 貸借対照表及び収支計算書は、毎月末総勘定元帳を締め計算(現金主
義)作成し、専務理事若しくは事務局長が翌々月の理事会までに理事長に提出
する。ただし、年度末における計算は、発生主義に基づいて計算作成し、翌年
1月に開かれる通常総会の会日の2週間前までに他の財務諸表及び付属明細書
とともに専務理事若しくは事務局長が理事長に提出する。
(財務諸表等の保存)
第54条 決算書類として提出された財務諸表及び付属明細書は、永久保存とす
る。その他の会計書類は、締切後5カ年保存とする。
(日々の記帳)
第55条 金銭の全ての出納振替は、会計伝票によりその日のうちに記帳しなければなら
ない。
(金銭の納入)
第56条 会費その他の金銭の納入は、全て定められた銀行に振り込まれるのを原則とし、
たとえ事務局へ現金持参があっても直ちにそのまま銀行に預け入れる。
(手許現金)
第57条 事務局の手許現金の限度は、金20,000円とする。
(支払いの原則)
75
第58条 支払いは全て現金で行う。小切手の振り出しは理事長及び理事長が予
め指名した者のみがこれを行う。
(支払方法)
第59条 即時支払いを必要とする支出の他は、毎月末の請求を毎月末、休日の
場合はその前日に締切り、証憑書類に基づく所定の請求書に専務理事若しくは
事務局長の承認を得て例会当日までに請求者に支払う。
(専務理事若しくは事務局長の確認)
第60条 即時支払いを要する場合も専務理事若しくは事務局長の承認を要する。
(会員預託金の引落し)
第61条 会員預託金の引落しは、預託者の承認及び各担当委員長の責任ある引
落し指示書に基づいて該当する勘定へ引落し振替るものとする。ただし、ニコ
ニコ箱基金への振替は所定の計算に基づいて引落とすことができる。
第3節
慶 弔
(慶弔の届出義務)
第62条 会員は、本章に定める慶弔に該当する場合は、遅滞なく事務局に届け出なけれ
ばならない。
(慶弔金)
第63条 正会員の慶弔に関しては、次の基準により慶弔金を送る。
(1)会員の結婚金10,000円
(2)会員の死亡金30,000円
(3)会員の配偶者の死亡金10,000円
(4)会員の両親又は子供の死亡金5,000円
(5)同居の祖父母の死亡金3,000円
(6)正会員の病気、障害、災害及び特別会員、事務局員の慶弔は理事長が決定し理
事会に報告する。
その他特に必要と認めた慶弔は、理事会において協議の上決定する。
(7)制限年齢に達した会員には理事会において協議の上、記念品を贈呈することが
できる。
第4節
旅 費
76
(会員の旅費支給)
第64条 正会員の公務上の旅費は、原則として会員の負担とする。ただし、理事長が必
要と認めた場合は、旅費を支給することができる。
附 則
この諸規定は、この法人の設立許可のあった日から施行する。
昭和51年 8月 6日 一部変更
平成 5年12月 4日 一部変更
昭和51年12月 4日 一部変更
平成 6年
9月 6日 一部変更
昭和53年 8月 5日 一部変更
平成 7年
9月 6日 一部変更
昭和53年10月 6日 一部変更
平成 8年
9月 6日 一部変更
昭和54年12月 8日 一部変更
平成 9年
9月18日 一部変更
昭和57年10月 6日 一部変更
平成10年10月 6日 一部変更
昭和58年 8月 6日 一部変更
平成11年10月 6日 一部変更
昭和59年12月10日 一部変更
平成12年
9月 6日 一部変更
昭和60年 9月 6日 一部変更
平成13年
9月 6日 一部変更
昭和60年11月 6日 一部変更
平成13年11月 6日 一部変更
昭和61年 9月 3日 一部変更
平成14年
9月10日 一部変更
昭和62年 9月 4日 一部変更
平成15年
9月 6日 一部変更
昭和63年 8月 6日 一部変更
平成16年
9月17日 一部変更
平成 元年10月 6日 一部変更
平成17年
7月 6日 一部変更
平成 元年12月 2日 一部変更
平成17年
9月 6日 一部変更
平成 2年 9月 5日 一部変更
平成18年
9月 6日 一部変更
平成 2年12月 7日 一部変更
平成18年11月 6日 一部変更
平成 3年 9月 6日 一部変更
平成19年
9月 8日 一部変更
平成 3年12月 7日 一部変更
平成20年
9月 6日 一部変更
平成 4年 7月 6日 一部変更
平成21年
9月 7日 一部変更
平成 4年 9月 7日 一部変更
平成22年
9月 6日 一部変更
平成 5年 8月 6日 一部変更
平成23年
9月 6日 一部変更
平成24年12月26日 一般社団法人への移行により変更
平成25年 9月 6日 一部変更
平成26年 9月 12日
一部変更
平成27年 9月 14日
一部変更
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第4号議案
個人番号及び特定個人情報取扱規程(案)
目次
第1章
総則(第1条-第3条)
第2章
特定個人情報等の取得(第4条-第9条)
第3章
特定個人情報等の利用(第10条-第12条)
第4章
特定個人情報等の保存(第13条-第15条)
第5章
特定個人情報等の提供(第16条-第17条)
第6章
特定個人情報等の削除・廃棄(第18条-第19条)
第7章
安全管理措置(第20条-第31条)
第8章
特定個人情報等の開示、訂正等、利用停止等(第32条-第34条)
第9章
組織及び体制(第35条-第38条)
附則
第1章
総則
(目的)
第1条
本規程は、個人番号及び特定個人情報(以下「特定個人情報等」とい
う。)の適正な取扱いの確保に関し必要な事項を定めることにより、当法人
の事業の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを
目的とする。
(定義)
第2条
本規程における用語の定義は、次の各号に定めるところによる。
(1)個人情報
生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年
月日その他の記述又は個人別に付された番号、記号その他の符号により
当該個人を識別できるもの(当該情報のみでは識別されないが、他の情
報と容易に照合することができ、それにより当該個人を識別できること
となるものを含む。)をいう。
(2)個人番号
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する
法律(以下「番号法」という。)第2条5項が定める住民票コードを交
換して得られる番号であって、当該住民票コードが記載された住民票に
78
係る者を識別するために指定されるものをいう。
(3)特定個人情報
個人番号(個人番号に対応し、当該個人番号に代わって用いられる番
号、記号その他の符号であって、住民票コード以外のものを含む。)を
その内容に含む個人情報をいう。
(4)個人情報ファイル
個人情報を含む情報の集合物であって、特定の個人情報について電子
計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したものの
ほか、特定の個人情報を容易に検索することができるように体系的に構
成したものとして「個人情報の保護に関する法律施行令」で定めるもの
をいう。
(5)特定個人情報ファイル
個人番号をその内容に含む個人情報ファイルをいう。
(6)個人番号関係事務
番号法第9条第3項の規定により個人番号利用事務(行政機関、地方
公共団体、独立行政法人等その他の行政事務を処理する者が同条第1項
又は第2項の規定によりその保有する特定個人情報ファイルにおいて
個人情報を効率的に検索し、及び管理するために必要な限度で個人情報
を利用して処理する事務)に関して行われる他人の個人番号を必要な限
度で利用して行う事務をいう。
(7)本人
個人番号によって識別され、又は識別され得る特定の個人をいう。
(8)従業者
当法人の組織内にあって直接間接に当法人の指揮監督を受けて当法人
の業務に従事している者をいう。具体的には、従業員のほか、理事、監
事等を含む。
(当法人の責務)
第3条
当法人は、番号法その他の個人情報保護に関する法例等を遵守すると
ともに、実施するあらゆる事業を通じて特定個人情報等の保護に努めるもの
とする。
第2章
特定個人情報等の取得
(利用目的の特定、変更)
第4条
当法人は、特定個人情報等を取り扱うにあたっては、その利用の目的
79
(以下「利用目的」という。)をできる限り特定するものとする。
2
当法人は、利用目的を変更する場合には、変更前の利用目的と相当の関連
性を有すると合理的に認められる範囲で行うものとする。
3
当法人は、利用目的を変更した場合は、変更した利用目的について、本人
に通知し、又は公表するものとする。
(取得に際しての利用目的の通知等)
第5条
当法人は、特定個人情報等を取得した場合は、あらかじめその利用目
的を通知又は公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を本人に通
知し、又は公表するものとする。
2
当法人は、前項の規定にかかわらず、本人との間で契約を締結することに
伴って契約書その他の書面(電子的方式等で作られる記録を含む。)に記載
された当該本人の特定個人情報等を取得する場合その他本人から直接書面に
記載された当該本人の特定個人情報等を取得する場合は、あらかじめ、本人
に対し、その利用目的を明示するものとする。ただし、人の生命、身体又は
財産の保護のために緊急に必要がある場合は、この限りでない。
3
前2項の規定は、次に掲げる場合については、適用しない。
(1)利用目的を本人に通知し、又は公表することにより本人又は第三者の
生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
(2)利用目的を本人に通知し、又は公表することにより当法人の権利又は
正当な利益を害するおそれがある場合
(3)国の機関又は地方公共団体が法令の定める事務を遂行することに対し
て協力する必要がある場合であって、利用目的を本人に通知し、又は公
表することにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
(4)取得の状況からみて利用目的が明らかであると認められる場合
(取得の制限等)
第6条
当法人は、特定個人情報等を取得するときは、「講師等出演依頼に伴
うマイナンバーの提出について」と題する定型書式を用いる等して、適法か
つ適正な方法で行うものとする。
2
当法人は、番号法第19条各号のいずれかに該当する場合を除き、他人の
特定個人情報等を収集しないものとする。
(個人番号の提供の求めの制限)
第7条
当法人は、番号法第19条各号に該当して特定個人情報の提供を受け
ることができる場合を除くほか、他人に対し、個人番号の提供を求めないも
80
のとする。
(本人確認)
第8条
当法人は、本人又はその代理人から個人番号の提供を受けるときは、
番号法第16条の規定に従い、本人確認を行うものとする。
(安全管理措置)
第9条
当法人は、特定個人情報等の取得に際し、第21条(特定個人情報等
の取扱状況の記録)、第22条(本規程に基づく運用状況の記録)、第25
条(従業者の監督・教育)、第26条(委託先の監督)、及び第31条(技
術的安全管理措置)に定める安全管理措置を講じるものとする。
第3章
特定個人情報等の利用
(利用目的外の利用の制限)
第10条
当法人は、第4条の規定により特定された利用目的の達成に必要な
範囲を超えて特定個人情報等を取り扱わないものとする。
2
当法人は、合併その他の事由により他の法人等から事業を継承することに
伴って特定個人情報等を取得した場合は、継承前における当該特定個人情報
等の利用目的の達成に必要な範囲を超えて、当該特定個人情報等を取り扱わ
ないものとする。
3
前2項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合には、第
4条の規定により特定された利用目的の範囲を超えて特定個人情報等を取り
扱うことができるものとする。
(1)番号法第9条第4項の規定に基づく場合
(2)人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本
人の同意があり、又は本人の同意を得ることが困難であるとき
(特定個人情報ファイルの作成の制限)
第11条
当法人は、番号法第19条11号から14号までのいずれかに該当
して特定個人情報を提供し、又はその提供を受けることができる場合を除き、
個人番号関係事務を処理するために必要な範囲を超えて特定個人情報ファイ
ルを作成しないものとする。
(安全管理措置)
第12条
当法人は、特定個人情報等の利用に関し、第21条(特定個人情報
等の取扱状況の記録)、第22条(本規程に基づく運用状況の記録)、第2
81
5条(従業者の監督・教育)、第26条(委託先の監督)、第27条(特定
個人情報等を取り扱う区域の管理)、第28条(機器及び電子媒体等の盗難
等の防
止)、第29条(電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止)、
及び第31条(技術的安全管理措置)に定める安全管理措置を講じるものと
する。
第4章
特定個人情報等の保存
(特定個人情報等の保存)
第13条
当法人は、番号法第19条各号に該当する場合を除くほか、特定個
人情報等を保管しないものとする。
(データ内容の正確性の確保)
第14条
当法人は、第4条の規定により特定された利用目的の達成に必要な
範囲内において、特定個人情報等を正確かつ最新の内容に保つよう努めるも
のとする。
(安全管理措置)
第15条
当法人は、特定個人情報等の保存に関し、第21条(特定個人情報
等の取扱状況の記録)、第22条(本規程に基づく運用状況の記録)、第2
5条(従業者の監督・教育)、第26条(委託先の監督)、第27条(特定
個人情報等を取り扱う区域の管理)、第28条(機器及び電子媒体等の盗難
等の防止)、第29条(電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止)、及
び第31条(技術的安全管理措置)に定める安全管理措置を講じるものとす
る。
第5章
特定個人情報等の提供
(特定個人情報等の提供)
第16条
当法人は、番号法第19条各号に該当する場合を除くほか、特定個
人情報等を提供しないものとする。
(安全管理措置)
第17条
当法人は、特定個人情報等の提供に関し、第21条(特定個人情報
等の取扱状況の記録)、第22条(本規程に基づく運用状況の記録)、第2
5条(従業者の監督・教育)、第26条(委託先の監督)、第27条(特定
個人情報等を取り扱う区域の管理)、第28条(機器及び電子媒体等の盗難
82
等の防止)、第29条(電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止)、及
び第31条(技術的安全管理措置)に定める安全管理措置を講じるものとす
る。
第6章
特定個人情報等の削除・廃棄
(特定個人情報等の削除・廃棄)
第18条
当法人は、個人番号関係事務を処理する必要がなくなった場合で、
かつ、所管法令において定められている保存期間を経過した場合には、個人
番号をできるだけ速やかに削除又は廃棄するものとする。ただし、その個人
番号部分を復元できない程度にマスキング又は削除した場合には、保管を継
続することができるものとする。
(安全管理措置)
第19条
当法人は、特定個人情報等の削除・廃棄に関し、第21条(特定個
人情報等の取扱状況の記録)、第22条(本規程に基づく運用状況の記録)、
第25条(従業者の監督・教育)、第26条(委託先の監督)、第27条(特
定個人情報等を取り扱う区域の管理)、第28条(機器及び電子媒体等の盗
難等の防止)、第29条(電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止)、
及び第31条(技術的安全管理措置)に定める安全管理措置を講じるものと
する。
第7章
安全管理措置
第1節
総則
(特定個人情報等の安全管理)
第20条
当法人は、特定個人情報等の漏えい、滅失又は毀損の防止その他の
特定個人情報等の安全管理のために、第2節ないし第5節に定める措置を講
ずるものとする。
2
当法人は、特定個人情報等を取り扱う事務の範囲を明確化し、明確化した
事務において取り扱う特定個人情報等の範囲を明確にした上で、委員長、事
務局、及び代表理事の指定する者を当該事務に従事する従業者(以下「事務
取扱担当者」という。)と定めるものとする。
第2節
組織的安全管理措置
83
(特定個人情報等の取扱状況の記録)
第21条
当法人は、別途定める様式「特定個人情報等取扱台帳」を用いて、
以下を記録する。
・特定個人情報ファイルの種類、名称
・責任者、取扱部署
・利用目的
・削除・廃棄状況
・アクセス権を有する者
なお、「特定個人情報等取扱台帳」には特定個人情報等は記載しない。
(本規程に基づく運用状況の記録)
第22条
当法人は、本規程に基づく運用状況を確認するため、別途定めると
ころに従い、以下の項目をシステムログ又は利用実績として記録する。
・特定個人情報ファイルの利用・出力状況の記録
・書類・媒体等の持出しの記録
・特定個人情報ファイルの削除・廃棄記録
・柵状・廃棄を委託した場合、これを証明する記録等
・特定個人情報ファイルを情報システムで取り扱う場合、事務取扱担当者の
情報システムの利用状況(ログイン実績、アクセスログ等)の記録
(情報漏えい等事案への対応)
第23条
当法人は、情報漏えい等の事案の発生又は兆候を把握した場合に、
必要に応じて、適切かつ迅速に以下の対応を行う。
・事実関係の調査及び原因の究明
・影響を受ける可能性のある本人への連絡
・特定個人情報保護委員会及び主務大臣等への報告
・再発防止策の検討及び決定
・事実関係及び再発防止策等の公表
(取扱状況の把握及び安全管理措置の見直し)
第24条
当法人は、特定個人情報等の取扱状況を把握し、安全管理措置の評
価、見直し及び改善に取り組むため、少なくとも毎年1回、取扱状況を点検
し、安全管理措置を見直す。
第3節
人的安全管理措置
(従業者の監督・教育)
84
第25条
当法人は、特定個人情報等の安全管理のために、従業者に対する必
要かつ適切な監督・教育を行うものとする。
(委託先の監督)
第26条
当法人は、特定個人情報等の取扱いの全部又は一部を当法人以外の
者に委託するときは、委託先において番号法に基づき当法人が果たすべき安
全管理措置と同等の措置が講じられているか否かについてあらかじめ確認し
た上で、原則として委託契約において、特定個人情報等の安全管理について
受託者が講ずべき措置を明らかにし、受託者に対する必要かつ適切な監督を
行うものとする。
2
当法人は、特定個人情報等の取扱状況を確認するため、別途定めるところ
に従い利用実績及び取扱状況を記録するものとする。
3
当法人は、委託先が特定個人情報等の取扱いの全部又は一部を再委託した
場合には、委託先が再委託先に対して必要かつ適切な監督を行っているかに
ついて監督するものとする。
第4節
物理的安全管理措置
(特定個人情報等を取り扱う区域の管理)
第27条
当法人は、特定個人情報ファイルを取り扱う情報システムを管理す
る区域(以下「管理区域」という。)及び特定個人情報等を取り扱う事務を
実施する区域(以下「取扱区域」という。)を明確にし、それぞれ以下のと
おりの安全管理措置を講ずる。
1.管理区域
・管理区域へ持ち込む機器等の制限
2.取扱区域
・壁又は間仕切り等の設置、及び事務取扱担当者以外の者の往来が少な
い場所への座席配置や、後ろから覗き見される可能性が低い場所への
座席配置等に努める。
(機器及び電子媒体等の盗難等の防止)
第28条
当法人は、管理区域及び取扱区域における特定個人情報等を取り扱
う機器、電子媒体及び書類等の盗難又は紛失等を防止するために、以下の安
全管理措置を講ずる。
・特定個人情報等を取り扱う電子媒体又は書類等は、施錠できるキャビネッ
ト・書庫等に保管する。
・特定個人情報ファイルを取り扱う機器は、セキュリティワイヤー等により
85
固定する。
(電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止)
第29条
当法人は、特定個人情報等が記録された電子媒体又は書類等を管理
区域又は取扱区域の外に持ち出す場合は、以下の措置を講じる。
・持出しデータの暗号化、パスワードによる保護、又は施錠できる搬送容器
を使用する。ただし、行政機関等に法定調書等をデータで提出するにあた
っては、行政機関等が指定する提出方法に従う。
・特定個人情報等が記載された書類等は、封緘して持ち出す。
(個人番号の削除、機器及び電子媒体等の廃棄)
第30条
当法人は、個人番号を削除又は廃棄する際には、以下に従って、復
元できない手段で削除又は廃棄する。
・特定個人情報等が記載された書類を廃棄する場合、焼却、溶解、復元不可
能な程度に細断可能なシュレッダーの利用又は個人番号部分を復元できな
い程度のマスキングを行う。
・特定個人情報等が記録された機器又は電子媒体等を廃棄する場合、専用の
データ削除ソフトウェアを利用するか、又は物理的な破壊を行う。
・特定個人情報ファイル中の個人番号又は一部の特定個人情報等を削除する
場合、データ復元用の専用ソフトウェア、プログラム、装置等を用いなけ
れば復元できない手段で削除する。
2
当法人は、個人番号若しくは特定個人情報ファイルを削除した場合、又は
電子媒体等を廃棄した場合には、削除又は廃棄した記録を保存する。また、
これらの作業を委託する場合には、委託先が確実に削除又は廃棄したことに
ついて、証明書等により確認する。
第5節
技術的安全管理措置
(技術的安全管理措置)
第31条
当法人は、事務取扱担当者及び当該事務で取り扱う特定個人情報フ
ァイルの範囲を限定するために、適切なアクセス制御を行う。
2
当法人の特定個人情報等を取り扱う情報システムは、事務取扱担当者が正
当なアクセス権を有する者であることを、識別した結果に基づき認証するも
のとする。
3
当法人は、情報システムを外部からの不正アクセス又は不正ソフトウェア
から保護するため、以下の措置を講じる。
・当法人の情報システムと外部のネットワークとの接続箇所に、ファイアウ
86
ォール等を設置し、不正アクセスを遮断する。
・情報システム及び機器にセキュリティ対策ソフトウェア等(ウイルス対策
ソフトウェア等)を導入する。
・機器やソフトウェア等に標準装備されている自動更新機能等の活用によ
り、ソフトウェア等を最新状態とする。
・ログ等の分析を定期的に行い、不正アクセス等を検知する。
4
当法人は、特定個人情報等をインターネット等により外部に送信する場合、
通信経路の暗号化を行うよう努める。
第8章
特定個人情報等の開示、訂正等、利用停止等
(特定個人情報等の開示等)
第32条
当法人は、本人から、当該本人が識別される特定個人情報等に係る
保有個人データについて、書面又は口頭により、その開示(当該本人が識別
される特定個人情報等に係る保有個人データを保有していないときにその旨
を知らせることを含む。以下同じ。)の申出があったときは、身分証明書等
により本人であることを確認の上、開示するものとする。ただし、開示する
ことにより次の各号のいずれかに該当する場合は、その全部又は一部を開示
しないことができる。
(1)
本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれ
がある場合
当法人の事業の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
(3)
他の法令に違反することとなる場合
2
(2)
開示は、書面により行うものとする。ただし、開示の申出をした者の同意
があるときは、書面以外の方法により開示をすることができる。
3
特定個人情報等に係る保有個人データの開示又は不開示の決定の通知は、
本人に対し、書面により遅滞なく行うものとする。
(特定個人情報等の訂正等)
第33条
当法人は、本人から、当該本人が識別される特定個人情報等に係る
保有個人データの内容が事実でないという理由によって当該特定個人情報等
に係る保有個人データの内容の訂正、追加又は削除(以下「訂正等」という。)
を求められた場合には、その内容の訂正等に関して他の法令の規定により特
別の手続が定められている場合を除き、利用目的の達成に必要な範囲内にお
いて、遅滞なく必要な調査を行い、その結果に基づき、当該特定個人情報等
に係る保有個人データの内容の訂正等を行うものとする。
87
2
当法人は、前項の規定に基づき求められた特定個人情報等に係る保有個人
データの内容の訂正等を行ったとき、又は訂正等を行わない旨の決定をした
ときは、本人に対し、遅滞なく、その旨(訂正等を行ったときは、その内容
を含む。)を通知するものとする。
3
当法人は、前項の通知を受けた者から、再度申出があったときは、前項と
同様の処理を行うものとする。
4
当法人は、前第2項の規定により、本人から求められた措置の全部又は一
部について、その措置をとらない旨を通知する場合又はその措置と異なる措
置をとる旨を通知する場合は、本人に対し、その理由を説明するよう努める
ものとする。
(特定個人情報等の利用停止等)
第34条
当法人は、本人から、当該本人が識別される特定個人情報等に係る
保有個人データが第10条の規定に違反して取り扱われているという理由又
は第6条の規定に違反して取得されたものであるという理由によって、当該
特定個人情報等に係る保有個人データの利用の停止又は消去(以下「利用停
止等」という。)を求められた場合、又は第16条の規定に違反して第三者
に提供されているという理由によって、当該特定個人情報等に係る保有個人
データの第三者への提供の停止(以下「第三者提供の停止」という。)を求
められた場合で、その求めに理由があることが判明したときは、遅滞なく、
当該特定個人情報等に係る保有個人データの利用停止等又は第三者提供の停
止を行うものとする。ただし、当該特定個人情報等に係る保有個人データの
利用停止等又は第三者提供の停止に多額の費用を要する場合その他の利用停
止等又は第三者提供の停止を行うことが困難な場合であって、本人の権利利
益を保護するため必要なこれに代わるべき措置をとるときは、この限りでな
い。
2
当法人は、前項の規定に基づき求められた特定個人情報等に係る保有個人
データについて、利用停止等を行ったとき若しくは利用停止等を行わない旨
の決定をしたとき、又は第三者提供の停止を行ったとき若しくは第三者提供
の停止を行わない旨の決定をしたときは、本人に対し、遅滞なく、その旨を
通知するものとする。
3
前条第3項及び第4項は本条に準用する。
第9章
組織及び体制
(事務取扱責任者)
88
第35条
当法人は、第20条第2項により定められた各事務について、事務
局長を事務取扱責任者とする。
2
事務取扱責任者は、次に掲げる業務を所管する。
(1)
特定個人情報の利用申請の承認及び記録等の管理
(2)
特定個人情報等を取り扱う保管媒体の設置場所の指定及び変更の管理
(3)
特定個人情報等の管理区分及び権限についての設定及び変更の管理
(4)
特定個人情報等の取扱状況の把握
(5)
委託先における特定個人情報等の取扱状況等の監督
(6)
特定個人情報等の安全管理に関する教育・研修の実施
(7)
特定個人情報等管理責任者に対する報告
(8)
その他所管部署における特定個人情報等の安全管理に関する事項
(特定個人情報等管理責任者)
第36条
当法人は、特定個人情報等の安全管理のため特定個人情報等管理責
任者を定め、専務理事を特定個人情報等管理責任者とする。
2
特定個人情報等管理責任者は、次に掲げる業務を所管する。
(1)
特定個人情報等の安全管理の関する規定の承認及び周知
(2)
事務取扱責任者からの報告徴収及び助言・指導
(3)
特定個人情報等の適正な取扱いに関する事務取扱担当者に対する教育
・研修の企画
(4)
その他特定個人情報等の取扱いに関する事項
(苦情対応)
第37条
当法人は、特定個人情報等の取扱いに関する苦情(以下「苦情」と
いう。)について必要な体制整備を行い、苦情があったときは、適切かつ迅
速な対応に努めるものとする。
2
苦情対応の責任者は、専務理事とするものとする。
(従業者の義務)
第38条
当法人の従業者又は従業者であった者は、業務上知り得た特定個人
情報等の内容をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはならな
い。
2
特定個人情報等の漏えい、滅失若しくは毀損の発生又は兆候を把握した従
業者は、その旨を特定個人情報等管理責任者に報告するものとする。
3
本規程に違反している事実又は兆候を把握した従業者は、その旨を特定個
人情報等管理責任者に報告するものとする。
89
4
特定個人情報等管理責任者は、前項による報告の内容を調査し、違反の事
実が判明した場合には遅滞なく代表理事に報告するとともに、関係事業部門
に適切な措置をとるよう指示するものとする。
附
則
本規程は、平成28年1月30日から施行する。
90
公益社団法人日本青年会議所2016年度会頭所信
山本樹育
世界とつながったとき、はじめてこの日本という祖国を知った。日本人としての自分を
知ることが始まった。自分を知るには、鏡に映る自身の姿を認識することから始めなけれ
ばならない。鏡は自分自身の心にあり、外の「世界」に触れることで磨かれる。
「世界」を
変えるには鏡に映る自分を変えなければならない。地域から国家、世界へとつながる空間
軸、過去からまだ見ぬ未来へとつながる時間軸の交点に存在する自身の姿を思い描くこと
からすべてが始まる。そして世界は動き出す。そして未来は動き出す。
独立自尊という強い縦糸と、良心という優しい横糸で織りなされる織物はしなやかさを
纏い、民族の将来と世界に美しい物語を生み出す。物語を織りなしていくのは形なき心で
あり、日本人が持つ目に見えざる資産である。
はじめに
人の「心」が国を創る。
歴史を振り返れば、日本という国は大きな国難のたびに進化を繰り返してきた。
私たち日本人は、多様性を受け止めながらも、基軸となるものは決して変わることなく
共有し、受け継いできた「心」を守り磨きながら価値観を進化させてきた。
しかし、戦争という国難を経て、占領期以降いわば「与えられた平和と民主主義」とい
うべき価値観にあぐらをかき、いつのまにか私たちが守るべき「大切なもの」は薄れてい
ってしまった。世界に誇る高度経済成長を遂げつつもバブル経済や「失われた20年」を
経て、短絡的で物質的な豊かさをいたずらに追い求めてしまった代償として見失いつつあ
るもの。それこそが国家を創る基軸となる日本人の「心」。自らを恃む独立自尊の精神と、
他者を思う良心とが織りなすものである。
独立自尊とは「己の魂の尊厳を自覚し、志を掲げ、自ら生き抜く力を持つこと」といえ
る。個の独立がなければ、国の「真の独立」はない。
良心とは「他者のために、自己の心に照らして善悪を判断し、社会的に正しく行動する」
真摯な思いである。現在という瞬間にあって、祖先から脈々と受け継いできた過去そして
子孫へと綿々と連なっていく未来とのつながりを感じたときに発露される日本人の特性で
ある。独立自尊の精神と良心は、それぞれが重要な価値を持つが、互いに高い次元で共存
することで「個」を超え「公」として、はるかに尊い価値をもたらす。
この時代において私たちが基軸とすべき「心」は、先の大戦の廃墟から立ち上がり諸先
輩方が創り上げた経済的成長と発展とも矛盾することなく、守るべきもののために強く、
91
優しく、そして、しなやかでなければならない。守るべきものとは家族、郷土、祖国であ
る。家族や公との強い紐帯から生まれるこの献身、
「守る」という大義を尽くすことが日本
人の強さの根底にあるのだ。
いつの時代においても世界を変えてきたのは、突き詰めればこうした一人ひとりの力な
のである。あらゆる価値の根源は「個」にあるのだ。独立自尊を貫きながらも公とのつな
がりの中で個性を響かせあい、いろいろな時と場所で幅広く協調していく。そうした協働
する仲間を増やすことができれば、私たちも世界を変えることができる。
個は「世界」を知ることで磨き続けられる。それは私たち自身が、神代以来幾千年にわ
たって絶えることのない皇室を奉じる日本という国を成す一人であることを知る、すなわ
ち「国を創る」一人であることの自覚から始まる。この自覚を基に祖国を知ることは祖国
愛へとつながり、祖国愛は、受け継いできた歴史や伝統文化に対する、より正確な知識と
それらを実感する原体験とを求める。こうして形成される確固たる思想や価値観、美意識
は、国を超えて「世界」とつながるときにも臆することなく祖国を捉え、自らの個を磨き
ながら時代を変革する基礎体力となる。
目に見えぬ 神にむかひて
はぢざるは 人の心のまことなりけり(明治天皇御製)
私たち日本人は、惻隠の情をもって目に見えないものの重要性を認識し、あらゆる有形
無形の物ごとに神々しいまでの価値を感じ、その空間的、時間的な背景やつながりにも目
を向けることができる。自らの在り方と、想いや行動が、自身を含むすべてのものや未来
に影響を及ぼすことを認識したとき、それらに対して正しい行動を起こそうとする気持ち
が深まる。私たちは、目に見えないものへの共感を、個を超えて人びとのより大きく、深
い、持続的な新たな関係へと発展させ、公に良心を循環させる「心」ある国、日本を創造
するのだ。
「平成の建国」
現在の資本主義は、行き過ぎたグローバリズムと投機マネーの暴走という濁流が渦巻い
ている。
行き過ぎたグローバリズムは能率・効率の大義を振りかざし分業体制を世界的に広げ、
国と地域の個性を失わせ、経済のみならず文化や社会をも画一化してしまいかねない。各
地域、各国、各民族の美しく花開いた伝統に根ざした芸術や情緒といった多様性は、今、
軒並み「絶滅危惧種」に追い詰められる危機にさらされている。本来資本主義においては、
資本は繁栄のために投下される、いわば手段である。それが今や、低金利競争で生まれた
膨大な投機マネーの出現、株式市場でのプログラムによる超高速売買など人の顔の見えな
いカネがカネを生むマネーゲームの様相を呈し、世界的に富めるものはますます富み、貧
困が固定化する中で、資本主義ひいては民主主義の秩序にさえも懐疑の目が向けられつつ
あり、一部の過激派は世界各地で公然とテロを起こしている。
92
そして国内に目を向けると、戦後70年を迎え、少子化、高齢化、人口減少、財政問題、
火山帯・活断層の活発化、エネルギー問題など、私たちは時を同じくして降りかかってき
た国家的課題に取り組む「平成の建国」ともいうべき新時代への岐路に立っている。
このような時代において、日本はどのような進化を遂げなければならないのか。
それはあたかも大海が清流も濁流も分け隔てなく併せのみ、さらに大海原となり、見渡
せば青く澄み、新たな生命を生み出す、世界に対して何物にも代えがたい役割を果たし得
る国である。日本人の基軸となる「心」が新しい価値の清流を生み出し、濁流をのみ込む
べく進化を遂げなければならないのである。
わが国は決して閉塞しているわけではない。
「日本はだめだ」と論拠もなくいたずらに自
らを卑下し悲観する声を聞く。それは、現場から遠く離れ実体と向き合おうとしない者た
ちの虚言にすぎない。自ら行動することもなく、夢想あるいは絶望する。現場で戦う人間
から見れば、どちらも無責任な妄想である。現場は楽観も悲観もしない。愚直に、だが確
実に、ひたすら前に進んでいる。私たちの未来は、現場に腰を据えて現場と向き合ってい
る人の中にのみある。
様々な困難を乗り越えながらも経済的豊かさを達成し、新たなステージを迎えようとし
ている日本が、次なる時代に向かって、国民一人ひとりが自らの価値基準に基づく真の豊
かさを実感できるよう、また、対外的により大きな責任を果たせる国となるよう、根本的
に発想を転換したうえで、新しい価値観とシステムを打ち出さなければならない。日本と
いう国が21世紀における新しく鮮やかな「国家、社会のありかた」を率先して示すこと
が、世界への貢献につながる。
見えるものから目に見えないものに価値を見出すパラダイムシフト。
「個」と「公」の調
和という新たな価値観。成熟した文化による資本主義の進化。次世代の社会にその思想と
システムを、美しい普遍的な価値を持つ目に見えない資産として遺さなければならない。
民間防衛力を高める
国家とは、物理的な領土・領海・領空と、目には見えない国柄からなる。日本の国柄と
は、一人ひとりの個性と自由が尊重され、なおかつ国全体として統率がとれている「和」
の状態である。
「和」の中に公のために自主独立した私が存在し、日本人の「心」を基軸と
して行動している。
こうした「和」の国柄の巧まざる魅力は外国からも感じられ、戦後の日本のイメージ改
善につながったといえる。国家の一員としての一人ひとりの国民が自律と自立の精神をも
って公に貢献しているということを発信し、それらを継続的に形にもしていかなければな
らないのである。
そのためには、まずは国家とその歴史とのつながりを意識せずには始まらない。しかし
ながら、国民は国家という共同体の中で生きているのに、多くは戦後の一国平和主義にあ
93
ぐらをかき国際情勢の激動に目を向けず、あえて国家を意識しなくなり、国家観を喪失し
ている。あらゆる問題の原因はここに行きつくのである。
そもそも国家同士は時として倫理も道徳も通用しない利害関係の中で激突する冷徹な現
実がある。すなわち、国家が世界という舞台に出たとき、そこは国益の角逐の場となる。
国益とは英語でナショナル・インタレスト(national interest)という。個々の国民(national)
につながる関心(interest)として私たちは国益を常に意識しておく必要がある。日本の安
全保障をめぐる環境が激変している今、私たちはわが国の確固たる国家としての意志を示
さなければならない。その意志の根源は国民一人ひとりにある。国民の意思が確かでなけ
れば、国民の意思が民意として形をなす政府も政策も確かなものとならない。自衛隊も国
民の意思がなければ動けない。
だからこそ、私たちが築くべき国家は、有事のときに備えた自助の力と「防衛力」を備
えていなければならない。安全保障につながる国内産業や技術を守るための消費行動や自
然エネルギーの自給の意識、それらのすべては、一人ひとりの国民の無知から有知、無関
心から関心という変化によってもたらされるものである。私たちは、その意識をさらに具
体的な行動へとつなげ、国家に対する自信と誇りへと深め「民間防衛力」を高めていかな
ければならないのだ。
真の主権回復と民度の向上
わが国の近代民主主義において大きな分岐点となる歴史的な出来ごとが起こった。20
15年5月17日の大阪市での住民投票である。いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う投
票であり、66.83%という3人に2人を上回る数の大阪市民が自らの手でまちの在り方
を決めたのだ。結果は僅差で反対が賛成を上回ったが、結果に関わらずこれにより、この
まちの民主主義のレベルは上がった。なぜなら多くの市民が自らの生活と直結する問題と
して、すなわち「自分ごと」として、当事者として決断を下したのだ。これによって、ま
ちの在り方に対する議論が終わったのではなく、むしろこれを端緒として一段階上のレベ
ルでさらなる議論が始まるのだ。
「この人民にしてこの国家あるなり」という福沢諭吉の言葉があるが、国民のレベルが
上がれば政治家のレベルも上がり国政のレベルも上がるのである。社会変革への参画は、
意思決定への参加から始まる。そこは民意とともに民度も反映されているといってもいい。
そして、国民意識の成熟を促す鍵となるのが憲法である。
憲法とは、権力者への牽制に加え、その国の価値観を明文化したものに他ならないから
である。私たちは、憲法解釈の変更、改憲・護憲の議論が進む中、自身の現在の生活や未
来に大きく関わるものとして、まずは憲法を深く知ることから始め、国民一人ひとりが責
任を持って結論を出していかなければならない。理想の国を創るための手段として憲法を
捉え、憲法改正に対して単純に賛成反対を唱えるだけでなく、立場の違いを乗り越えて日
94
本を、国柄を考えることから始めなければならない。日本の真の主権回復は、国民が憲法
について自ら決断を下す日から始まる。
さらに、2015年には公職選挙法改正がなされ、国政選挙などで投票できる年齢が1
8歳に引き下げられた。これにより、高校生を含む240万人が新たに有権者に加わるこ
ととなる。これは、政治に関心を持つと同時に、若いころから知識を得たうえで自分で判
断をするという意味でも大きな意義を持つ。
投票率の低さは主権の放棄であり、自由民主主義の破壊である。投票に行かないことは、
世界であまた見られる自由を抑圧する国とは違い、何にも制限されず民意を示せる、世界
に誇るべき立憲君主国である日本国の根本を揺るがしかねないという意識を広めるべきだ。
2016年は参議院議員選挙が予定されている。これまでにない斬新な手法で、投票率向
上につなげるとともに、新たな有権者が政策本位の政治選択ができるようにしたい。
国民として必要な知識と意識を持つ
わが国は、英霊や先達が将来を案じ、身をささげて創り上げてこられたものであること
を、今を生きる私たちは絶対に忘れてはならない。自国の歴史をことさらに卑下しおとし
め、先祖を否定して生きていくことは結局自らを否定することであり、わが国の文化遺産
を破壊する行為に他ならない。
国家に対する意識の低さの根底にあるものは教育である。義務教育で社会人としての必
要な知識を十分習得させることに、もっと意を用いるべきである。
歴史教育においては、近現代史軽視をまず変えなければならない。歴史家E・H・カー
はかつて、
「歴史とは現在と過去との対話」であると述べたが、現代史について十分理解が
なければ過去を学んでも大きな実りを得ることはできない。
そして、日本人のルーツともいうべき建国の歴史についても深く学ぶべきである。日本
の悠久の歴史は、何物にも代えがたい私たちの貴重な財産である。歴史を学ぶことは現代
の私たちに大きな示唆を与えるだけでなく、先人の苦労を知ることによって、謙虚な気持
ちになり、誇りを感じることにも通じるのだ。自国の成り立ちと日本国民としてのルーツ、
近現代における他国との関係を知っておくことは、国際人として最低限必要とされること
である。幼少期から自然に、そして自らの意志で国史を学べるような仕組みを創らなけれ
ばならない。
北方領土、竹島の問題や、尖閣諸島に対し繰り返される主権侵害は明確な事実とともに
国内外に示し続けなくてはならない。北方領土や竹島は理不尽な経緯で不法占拠され、今
なおその状態が続いている。国民はその不法の経緯と背景について知っておくべきである
し、わが国の一部が他国に占拠されている異常な事態について、正確な知識と明確な根拠
とともに、冷静でありながらも毅然とした態度を示さなければならない。
2014年、私たちはウクライナで、シリアやイラクを中心とした中東で、またアジア
95
で、領土・領海・領空は当たり前に守られているものでないことを知ることになった。外
交は時に限られた利益を取り合う力のぶつかり合いであり、集団的自衛権など、この国の
あるべき姿についても世界情勢を踏まえたうえで、憲法を通じて考え、世界に示していか
なければならないのである。
自国のことを語れない国民は世界では通用しないし、自国の歴史を語れない人間が他国
の歴史や文化を理解することも敬意を表することもできるはずもなく、よって逆に敬意を
払われることもない。自らとわが国の置かれている状況を認識し、一国民として何をなす
べきかを考え、行動する国民が必要とされている。
世界に貢献する日本
すべての人びとが、自分たちが守らなければならないものを守りながら、空間を超えて
顔の見える関係を構築し、互いの価値観の違いを受け止め、良心をもって、共に生きる世
界を創ることができれば、この世界はより良く進化を遂げていく。
戦後、奇跡の復興と驚異的な経済発展を遂げた国として、日本はこれまでも海外援助を
はじめ様々な国際貢献をしてきた。しかし、まだまだ民間の力を生かして、途上国の貧困
や飢餓などの問題に対してできることが多くある。
国連でもグローバルコンパクトというスキームなどが打ち出され、民間の力を取り入れ
ていこうという機運が高まっている。日本人の「心」を基軸とした持続発展的経済活動と
社会貢献活動が両立するモデルを創造し広めていくことで、世界に貢献したい。私たちが
行うのは、単に日本人の意識を変えるための事業ではなく、すべての事業は世界を変える
ことにつながる運動であるべきだ。
また、私たちの生活は、世界との関係の中で成り立っている。情報伝達手段や移動手段
が進化し、時間的にも空間的にも距離が縮まり、一つの事柄が瞬く間に他者に影響を及ぼ
すこの時代だからこそ、人びとの確実なつながりの中での関心や共感の範囲を地球規模に
拡大させ、やるべきことを共有し、行動へと移していかなければならない。
世界がより良い場所になるためには、それぞれの個人と世界とのつながりにおいて、良
心に基づいた支え合いによる課題解決が必要だ。その重要な要因となるのが手段としての
経済である。世界が瞬時につながる現代においては、地域や国を越えたすべての関係者が
当事者となり、自身のため他者のための社会開発を、成長に持続性を与える経済的要素を
加えて行っていかなければならない。
民間外交と対外発信力
国家間に緊張が走った際も、民間のパイプがあれば外交が完全に閉ざされることはない。
日本は平和国家として武力によらず、もっぱら政府間の交渉、民間の交流で国益を守って
96
きた。安全保障上も民間外交は重要な役割を担っている。今後も外交は官民が連携してこ
そ、さらに進めていくことができる。
民間外交の最大の担い手となるのは企業である。さらに、日本の未来を考えるのであれ
ば、企業が規模の大小にかかわらず世界を見据えて経済活動を行うことは必須であろう。
私たちは、世界中に広がるJCIのネットワークも利用して、世界中の国々と日本企業の
つながりを深める役割を果たしていかなければならない。
さらに、日本の対外発信力も高めていかなければならない。領土や領海、歴史問題など
日本に対する様々な事実無根の情報が海外に流れている。特にインターネットに流れる情
報は瞬く間に拡散し、一度目にされるとそのイメージを修正するには膨大な労力を伴い、
すべてを払拭するのはほぼ不可能である。日本にとっては、それが外国語となればなおさ
らだ。その中で、日本に住む外国人や日本を良く知る外国人が彼らの言語にて日本の正し
い情報をきっちりと流し、私たちを強力に弁護し、応援してくれている。
私たちが国際社会に共感で広がるネットワークを築いておくことが、これから日本が世
界であらゆる活動をしていくうえで重要な資産となってくるのである。特に、成長著しい
国々とのネットワークを築いておくことは将来の国益につながるとともに、安全保障上も
大きな意味を持つこととなるであろう。
共感を世界に
共感とは、受け手の心に築かれるものである。
だからこそそれは一朝一夕でできるものではなく、道を究めた作り手の思想、その手か
ら生み出される形あるモノ、それらを育んできた場所、その背景にある長い年月をかけて
編まれてきた物語に共感が生まれる。
日本にはまさに成熟した文化により生み出された、共感を得られる物語がある。それら
を世界中に広めることは日本に対する共感が広がることになり、いずれは大きな国益をも
たらすことになるだろう。また、それらに触れた日本人も国に対する誇りを取り戻すこと
にもなるであろう。
外国人が日本のファンになり、日本人が日本の良さを再認識して誇りを取り戻し、さら
に共感を生み出す良循環のストーリーを、世界中に広めていきたい。
次世代社会の創造
「平成の建国」を行ううえで、私たちが忘れてはならないことがある。
2011年3月11日、突如わが国を襲った東日本大震災。この大震災によって、被災
地の方だけではなく、私たち日本人の人生が、価値観が、大きく変わった。混迷する政治、
低迷する経済、無関心がはびこる社会、倫理を忘れた企業経営、閉塞した状況に追い討ち
97
をかけたような戦後最大の危機に直面した私たちは、被災地のために何かできないか、自
分に何ができるだろうか、自問し、多くの人びとが自分の無力さを感じながらも、行動に
移した。
その中で、変わらなかったものがある。
忘れかけていた私たち日本人としての「心」である。あの日、自らの危険を顧みず、他
者を思い、命を救おうとしたあまたの方々の献身こそ、私たちは忘れてはならない。世界
が感嘆した献身を生んだ「心」を動かしたのは、つながりと共感であり、私たちは、空間
を超えて痛みを感じ、自分自身のこととして刻みつけたのである。「永く続いた混迷の時代
を超え、この日本という国は、新しい国へと再生することができた」と、いつの日か私た
ちは、次の世代に、そして、あまりにも無念に奪われてしまった数多くの方々の御霊に必
ず語らなければならない。
日本列島は千年に一度の地震の活動期に入ったと言われ、いつどこで次の大震災、ある
いは火山の噴火が起こるか分からない状況となった。原発事故の収束もいまだ見えず、
「常
在戦場」と呼ぶにふさわしい状況の中に私たちはいる。そのことを絶えず認識し、災害に
対する備えや事後の初動体制を今一度整えておく必要があり、今後も被災地を継続的に支
援していかなければならない。
また、日本は、先進国の中でも少子高齢、低成長という経済発展の行き詰まりの「最先
端」に位置する。今後アジアの各国が発展を遂げるにつれて、次々に今の日本と同じ課題
に直面する。日本は、トップランナーとして問題の解決モデルを見つけ、世界の手本とな
らなければならない。特に人口減少に対しては、女性が社会進出する中で、男性や地域社
会と一体となった仕事と出産・育児の両立などの具体的な施策を実行していかなければな
らない。エネルギーに関しても、オフグリッドや地域での地産地消などの社会実験を繰り
返して解決していく必要がある。
新しい資本主義の確立
私たちは、変革を迫られる前に変革しなければならない。
資本主義に不可欠な要素の一つは経済成長であり、新しい価値を生まない経済は、もは
や資本主義とはいえない。しかし、これから問われるべきは、成長の中身がどうあるかで
あり、何のための成長であるのかを再確認しなければならない。成長の目的は元来国民の
幸福であるべきだが、その幸福の質を問われているのである。
これからは質的成長に重点をおいたパラダイムシフトが必要である。資本主義の本質を
守りつつ、進むべき未来を変える。目に見えない資本を使って、目に見えない価値を生み
出す、社会全体が潤う「共感経済社会」というべき新しい資本主義を確立しなければなら
ない。その新しい資本主義には、従来の資本主義が持っている弊害を抑制する仕組みを組
み込むことが求められる。つまり、利益を追求して止まない自利と利他の精神とが調和し
98
たものに進化しなければならない。そのヒントとなるのが、日本人が古くから持つ「心」
の価値観であり、日本が持つ見えざる資本が新しい考え方の方向性の柱となる。
これまでの資本主義における市場政策は、「規制強化」か「自由競争」かの二項対立に陥
りがちであった。この二つをアウフヘーベン(止揚)した「企業倫理による自己規制」と
いう第三の軸を中心に、
「共感経済社会」にふさわしい市場政策を考えていく。
すでに世界にはCSR(企業の社会的責任)やCSV(共通価値の創造)という思想が
広まっているが、これからは、企業やNPO、消費者、行政など、社会を構成するすべて
の主体者に社会と向き合った経済活動が必要とされてくる。社会起業家という自利と利他
の融合が起きてきているように、第三の軸を中心とした資本主義を築き上げていかなけれ
ばならない。
共感経済社会には新しい価値観が欠かせない。世界を変えていくためにも国民一人ひと
りに、この新しい資本主義の考え方を広げていきたい。共感を表す一つの大きな手段とし
て、個人が行うお金の使い方で、この国と世界に影響を与えていく。さらに、「志」に対す
る共感を一つに集め、一人ひとりの力を結集させることで世界を変えていきたい。
経済の「サブシステム」の構築
都市への人口集中は、農村部での一時的な人口減少だけにとどまらず、地方での持続可
能な社会のサイクルを狂わせ、結果的に国全体の人口減少を引き起こしている。国民の幸
福を目的としたはずの資本主義が、結果として望まない結末を招いているところに、まさ
に新しい資本主義を模索する必然性が生まれている。
私たちは、経済の仕組みを変革するにあたって、価値観と意識をも変革しなければなら
ない。
GDPには人間の数が入らない。未来につながる子供の数も分からない。数字上のGD
P成長率だけを求めている限り、簿外資産であるマンパワー、人材が細っているという日
本最大の問題に対して、目を背け続けていることになる。GDPは国力の一断面しか現れ
ず、将来にわたる国の強さや課題が反映されているとはいえない。
旧来の資本主義が世界全体の市場を駆け巡る巨大なシステムを築いている一方で、私た
ちは、そうしたシステムに依存しない第二の、すなわち「サブシステム」を考える必要が
ある。新たな資本主義のかたちとして、質的成長の象徴となってほしい。特に、食糧やエ
ネルギー、モノやサービスの地産地消は、地域内での経済の循環を生み出すだけではなく、
わが国の安全保障を担う役割をも果たす。インフラに頼らない小さな自然エネルギーや食
糧の自給自足など、地域での経済循環を完結させる可能性を追求することが、「サブシステ
ム」を構築するうえでも重要となってくる。特に地域において生活を豊かにし、有事に備
えるという意味でも、国民の意識にもう一つの選択肢として示していきたい。
集団内での自分の相対的な位置づけを確認してから、果たすべき役割を考えるのが日本
99
人の「心」である。こうした価値観を持った日本人は「サブシステム」に自らの存在を置
いたとき、そこに公の価値と自らの存在意義を確立していくことであろう。
地域の再興
私たちは「平成の建国」に向け新しい資本主義やシステムを目指す。
それはわが国をより良き国へと変えていくためである。その根本にあるのは地域の再興
に他ならない。様々な課題は地域から生まれる。課題を解決するためには、地域内、地域
と都市、地域と世界、それぞれで循環する経済の流れを太くし、多様性を生かして持続可
能性を生み出していかなければならない。
特に、農林水産業は地域の食糧の自給自足と、地域と都市、地域と世界を結ぶ可能性を
秘めており、さらには日本全体で食糧自給率を高めることができれば、国民の食の安全・
安心を高めることができるだけではなく、食糧の安全保障機能を果たすことにもつながる。
日本創成会議・人口減少問題検討分科会が発表した、消滅可能性都市の報告は衝撃的な
ものであった。それは単に「限界集落」の問題ではない。地域の集まりが日本国家である
とすれば、
「限界集落」それはすなわち日本が「限界国家」に近づいているといえる。多様
性と個性を持つ地域が活性化しなければこの国は生き残れない。集落、まち、中核都市な
ど、それぞれが独立した活性化策を遂行することも大切だが、それぞれの関係の中で個性
を発揮しつつ、あらゆる手段を講じ、地域としての活性化を図らなければならない。
国が掲げるまち・ひと・しごと創生「長期ビジョン」「総合戦略」とも合致させ、様々な
政策の実現に向けた社会実験を行うとともに、地域再興の成功事例を抽出し模範例として
全国に共有を図っていきたい。
未来志向のまちと「起業家精神」
魅力ある地域とは何だろう。
それぞれの地域が個別の実情に応じて将来を切り拓いていく時代となり、国頼みではな
く、地域自体がそのあり方を追求しなければならない。
進化の本質は多様化である。それは生命の理をみれば自明である。日本が向かうべきは
多様な価値観が共存する国であり、その地域の文化、思想や精神を反映した様々なものが
共存する世界である。地域は、その魅力により都市を巻き込み、さらには世界を巻き込ん
だ「共感経済社会」を創りあげていかなければならない。
その鍵となるのが、地域の資源である。それは人、企業、行政、NPOなど様々なつな
がりが生み出したモノやサービスだ。モノやサービスが産み出された背景にはそれぞれの
豊かな物語があり、その魅力に触れた人びとに共感をもたらす。それは、地域そのものが
持つ特徴や良さを見直すことにもなり、関わった人びとに地域愛を育み、それが地域に経
100
済的な恩恵をもたらす良循環につながる。
「まち」は記憶の集積である。自分の住んでいるまち、地域というものこそは、自分の
生を超えて続いていくものであるという考え方を共有していかなければならない。若者の
都市への流出が進み、地域でもかつての大家族から核家族、単身世帯への縮小が続く。し
かし、今も昔も人間にはよりどころが必要である。それが故郷ではないだろうか。顔の見
える範囲で何かを築いていこうとする人は増えるのではないか。単に「自分が生まれ育っ
た地域」というだけでなく、魅力となる原石が埋まっている故郷を良くしようと行動する
ことがもっと自然なこととなるよう、多様な価値観が共感を広げる環境を広めていかなけ
ればならない。
再度問う。魅力ある地域とは。私は、アントレプレナーシップ(冒険心や起業家精神)
が発揮できる空間と定義づけたい。現在議論の進む経済特区の制度も活用して、長期的な
目でアントレプレナーシップを育める土壌を創っていかなければならない。
「志」が地域の
主体者を巻き込み、アントレプレナーシップが生み出されていくケースを積極的に創り出
していきたい。
「志」の下に集まる共感という見えない資本が地域を再興させていくストー
リーを創り出していきたい。そして、青年会議所のネットワークを使ってその輪を広め、
この国をさらに元気づけたい。
青年会議所の力を高めるソーシャルブランディング
これまで掲げた理想を実現するためにも、青年会議所は対外発信力を強化し社会におけ
る存在価値を高め、社会的認知度を向上させる必要がある。
どれだけ素晴らしい事業を始めたとしても、世の中を変革できなければ運動とはいえな
い。まずは社会と組織のドメイン(事業領域)に対する社会的合意が必要であろう。青年
会議所が何を行う団体なのか、どういった団体なのか。それに対する社会的合意がなけれ
ば、社会は変えられない。主観的に定義するドメインは、外部の人びとによって広く支持
されたときにはじめて運動が機能するようになる。したがって、ドメインの機能を見る際
には、社会的・相互作用的なプロセスが重要だ。
情報量が個人の処理能力を超えて情報が氾濫する現在において、まずは私たちが発信す
る情報を受け手に「自分ごと」として認知してもらうための仕掛けが青年会議所にも必要
である。また、さらに運動へと広げるためには認知から体験のデザインが必要である。そ
れが一人を動かし、続いて誰かを動かし、組織を動かし、社会を動かす可能性を秘めてい
るのだ。その可能性を具体的な国民の営みへと変換していくのが、青年会議所である。
私たちの知識・関係・信頼・評判・文化は、世界に大きな共感を生み出す可能性を秘め
ている。リアルとバーチャルを融合させ、これまで目に見えなかったものを見えるように
し、意識の琴線に触れて行動につながるコミュニケ―ション戦略を展開し、青年会議所の
社会における存在価値を高めていきたい。
101
政策連携による社会実験
世の中を変えることができるのは、志とそれに基づいて生まれる持続性ある仕組みであ
る。そして、私たちのすべての運動は、わが国の未来につながっている。
2014年から2018年のJCI中長期戦略として、
「JCIは持続可能なインパクト
を創り出すために、社会の全てのプレイヤーを結束させる、中心的な役割を担う団体とな
る」と、組織としての方針が示された。
これからの日本は、NPOもNGOも企業も境目なく社会を支えなければならない。そ
のためには、青年会議所単体にこだわるのではなく、目的を果たすためであれば、すべて
の主体者と力を合わせて政策的に連携を深めていくべきである。より良い目的達成のため
に私たちは手段を選ばない。
本来、福祉と経済は決して相反するものではない。これからの時代は両者が融合しなが
らシステムとして進化させなければならない。人々が相互に協力しつつ社会効用の極大化
を図らねばならない。その理想形が、主体者が目に見える範囲から共に助け合い、皆が自
分たちの属する公であるまちや、遠くの人、未来を想い支え合い行動する、共助型、公助
型社会である。
日本人としての根幹を成す「心」を育成することに加え、日本に存在する様々な課題を
解決するためには、果敢に社会実験を繰り返していかなければならない。我々は現場で実
際に行動することによって、現場を変える。大げさな政策を立案して提言するよりも、小
さな実践と試行錯誤を繰り返すほうが、はるかに現状を変えることができる。
共感者を集めて、人びとを巻き込んだ運動を絶えず創りだしていこう。そこに経済的な
循環が伴えば、持続可能性が手法に組み込まれたその運動は新たな価値観を伴い、ロール
モデルとして日本中、世界中に広まる可能性を秘めている。また、青年会議所がその一連
の仕組みを循環させてみせることが次につながる可能性を高める。青年会議所が行うのは
助言だけの単なるコンサルティングではない。自らは独立して生計を立てながら公に貢献
しようとするプロボノ集団である。そのプロとしての価値を発揮するときは、今だ。
高い情報収集能力、情報分析能力、日本中・世界中に広がるネットワーク、メッセージ
発信能力を駆使しながら、先進的な課題に対していち早く社会実験の繰り返しを行い、解
決策にチャレンジしていくことが、青年会議所が社会に対して果たすべき役割である。
国家を「私たち自身の生活の場」として取り戻そうではないか。国民一人ひとりの意識
変革と一つひとつの課題に向けた具体的な政策とチャレンジへの共感からくるあらゆる個
人や団体の協働、すなわち政策に対する連携による具体的行動がこの国のかたちを創り上
げるのだ。
102
私たちの心の結晶を遺そう
祖国の国際社会への復帰と経済復興を大義として掲げ、現在の我々と同年代だった当時
の青年経済人によって日本の青年会議所運動は興された。そこから今に至るまで積み重ね
た実績こそが、
「青年」の大義が見事に果たされたことを雄弁に物語っている。
「青年」― それはあらゆる価値の根源である。
我々は青年経済人として先人たちと同じく祖国を想い、大義を掲げ「平成の建国」にお
ける価値の根源とならなければならない。先人たちが責任を果たしてきたように、私たち
も責任世代として未来にこの国をより良い形で遺していかなければならない。
私たちは、何も持たずにこの世に生まれ、何も持たずにこの世を去る。しかし、人びと
の心や国に生きた証を刻むことはできる。人生の中で最も輝きを放つ青年期。我々は、青
年期にこの時代を生きた証を心の結晶として遺し、今しかできない、今だからこそできる
ことを全うしようではないか。守るべきものは何なのかを腹に据え、そのためにこの国を
護り、創っていこうではないか。
失敗は受け入れることができる
しかし挑戦しないことは受け入れることができない
未来は今を生きる私たちにかかっている 永遠に続く今の先に未来があるのだから
変化は必ずしも進化を伴わないかもしれない しかし進化は変化なしにはありえない
自らが変化の原動力となり
進化の起点となり 美しい物語を織りなそう
強く 優しく しなやかな
「心」ある国 日本を実現するために
103
【近畿地区】事業計画
ver.41 12345678901234567890123456789012345678
90
近畿地区協議会基本方針(案)
アジアのパイオニア
近畿の実現
近畿地区担当常任理事
張本
昌義
1
近畿は活力漲る地域が偏在していますが、地域の独自性を生かした歴史的文化を発信す
2
るアイデア溢れる若者と阪神淡路大震災からの復興経験をもとに、日本のみならずアジア
3
にロールモデルを示すことができます。志高き我々は、主権者意識と三方よしの価値観を
4
備えた市民とともに、独創的な発想で持続的に地域経済が発展し、自立と共助の調和した
5
防災力を保持した先進国の課題解決法をアジアに示す、魅力溢れる近畿の実現が必要です。
6
まずは、地域から日本の未来を切り拓くために、本会の事業運動を推進します。そして、
7
自然災害に強い地域を確立するために、自助、共助、公助体制の強化から防災ネットワー
8
クを拡充し、愛郷心を育むとともに相互扶助という良心を循環させます。さらに、日本の
9
みならずアジアのパイオニアとして平和と繁栄の礎を築くために、成長著しい国において
10
社会貢献と経済循環が両立する持続的発展可能なシステムを実践し、成熟した文化による
11
進化した資本主義を伝播させます。また、創意に富む持続可能な社会を構築するために、
12
地域における存在意義を若者が自覚し、公共の担い手としての確かな価値を高めることで、
13
地域資源を有機的に連携させるアイデア溢れる人材を育成します。そして、自らが地域を
14
創るという当事者意識を確立するために、地域に愛着を持ち社会貢献活動をする人材への
15
市民の共感を生み出し、自分ごととして地域の問題を解決する市民意識を確立します。さ
16
らに、魅力溢れる近畿を実現するために、多様な個性が有機的に結びつく理想の近畿像に
17
対する市民の共感を集め、成すべき事を自覚するとともに実行する意欲を喚起します。
18
自身の能力を公に発揮する我々が、自助、共助の精神を備えた市民とともに、互いに支
19
え高め合う共生社会と持続的発展可能な経済社会が両立し、地域の魅力が人を育み、育ま
20
れた人が地域を磨く、アジアのパイオニアたる近畿から「心」ある国、日本を創造します。
21
22
23
<事業計画>
24
1.本会の事業・運動推進
25
2.自然災害に強い地域の確立
26
3.アジアの平和と繁栄への貢献
27
4.創意に富む持続可能な社会の構築
28
5.市民の愛郷心とまちづくり意識の喚起
29
6.「志」が共感を生む魅力溢れる近畿の実現
30
7.【地区連】「未来へつなぐプロジェクト~音楽のちから~」の推進
104
31
【近畿地区】事業計画
ver.41 12345678901234567890123456789012345678
90
8.【地区連】JCカップ U-11少年少女サッカー全国大会の予選大会の実施
105
【兵庫ブロック】事業計画
ver.43 12345678901234567890123456789012345678
90
兵庫ブロック協議会事業計画(案)
青年の志と絆が創る清き心溢れる兵庫の実現
兵庫ブロック協議会
会長
千住
啓介
1
兵庫は都市部への人口流出から地域特有の文化が希薄になりつつありますが、祖国繁栄
2
を主目的とした異なる風土をもつ五つの国を統合した歴史や、民間が行う自助と共助から
3
なる六甲山の治水植林など、国生みの時代より公共心や共生心が各地に根付いて います。
4
いつの時代も志高い青年が、先達が培った自利と利他が調和した和の精神と挑戦する覚悟
5
のもと、清き心溢れる県民とともに、次代へ精神的に豊かな故郷をつなぐ必要が あります。
6
まずは、地域から日本の未来を切り拓くために、本会の事業運動を推進します。そして、
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多くの県民が日本のあるべき姿を思い描くために、国民意識の高揚を促す憲法議論を活発
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化させ、民度を成熟させます。さらに、国民として持つべき知識と意識を確立するために、
9
兵庫発祥の国生み神話や国史から日本の精神 を学ぶことで、故郷と国への帰属意識と清き
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心といった和の精神を高めます。また、公に尽くすプロボノ集団へと進化するために、体
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験による感動をもって感性を磨き、独立自尊と良心が織りなす志を醸成します。そして、
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未来を切り拓く青年会議所運動を効率的に躍進させるために、実践的な会員拡大支援を行
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い、地域に共感される持続発展的な会員会議所の組織強化につなげます。さらに、今後起
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こりうる災害への初動体制を整えるために、多くの人が実働できる防災ネットワークの強
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化に取り組み、自助と共助が調和した防災意識を醸成します。また、人や地域の強い絆の
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構築から次代を昇華させる気概を更に高めるために、志を有する能動者を結束させ、各地
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の潜在的な課題から未来ビジョンへと変貌させることで、魅力ある故郷を創造します。
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未来を創るリーダーとしての覚悟を持つ我々が、帰属心からなる祖国愛と、清き心から
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なる和の精神を纏い、美しい価値観に共感した県民とともに、独立自尊と良心が織りなす
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志ある運動のもと、清き人びとが溢れる兵庫の実現から「心」ある国、日本を創造します。
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<事業計画>
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1.本会の事業・運動推進
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2.日本のあるべき姿を導き出す運動の実施
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3.国民として持つべき知識と意識の構築
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4.独立自尊と良心が織りなす「志」の構築
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5.未来の兵庫をつくりだす会員拡大支援と各地域にあった体制確立支援
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6.多くの人が実働できる防災ネットワークの拡充・強化
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7.地域思考が導く魅力ある溢れる兵庫の創造
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8.志の共感から地域創生への起点構築と運動発信
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9.【ブロ連】国民の憲法に対する意思を確立する事業の実施
106
32
33
【兵庫ブロック】事業計画
ver.43 1234567890123456789012345678901234567
890
10.【ブロ連】共感経済社会の実現に向けた運動推進
11.【ブロ連】「未来へつなぐプロジェクト~音楽のちから~」の推進
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青年会議所(JC)とは…?
日本全国697の地域に約42,000人の『修練』『奉仕』『友情』という三信条のもと、率先
して行動する仲間がいます。
半世紀以上も前から時代は変われど『明るい豊かな社会』の実現を目指す指導者たらんとする青年
団体、それが青年会議所(JC)です。
メンバーは…
国籍・人種・性別・職業・宗教の区別無く、20 歳から 40 歳までの志の高い青年経済人によって構成
されております。
青年会議所の始まりは…
1949 年『日本はこの先どうなるのだ!?』という今以上に混沌とした戦後の時代背景の中、全国各地
で志ある若者たちが立ち上がり、青年会議所運動は始まりました。そして 1951 年、全国各地で活動
していた青年会議所が集まり日本青年会議所(日本 JC)を創設。以来、日本の青年会議所運動の枢
軸として各地の青年会議所と連携し活動を展開しております。
世界中に広がる青年会議所
日本青年会議所は国際青年会議所(JCI:Junior chamber International)の一員です。国際青
年会議所は世界 119 カ国・16 万人以上、OB は 250 万人以上という組織です。
アメリカ 42 代大統領ビル・クリントン、第 7 代国連事務総長コフィー・アナン、フランス第 5 代首
相ジャック・シラクも青年会議所の OB です。
その他多くのメンバー・OB が世界中にいます。くわしくは
http://www.jci.cc/members/enews.php?lang_id=1&info_id=6062&sidebar_id=3000
をごらんください。
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青年会議所とは(2000字解説文)
理念と目的
青年は理想に燃え、末来への期待を強くもっています。希望に満ちた明るい豊かな社会、
正義が行われる理想の社会の実現を心から熱望するために、青年は次代の担い手として大
きな責任を自覚し、新しい世界のための推進力にならなければならないと考えます。
青年のこの夢を実現するため、同じ理想と使命感を持つ若い世代の人々を広く共通の広
場に集め、友情を深めつつ、強く影響し合い、刺激しあって、“若さ”がもつ未来への無
限の可能性を自分たちの手で効果的に描き出し、“明るい社会”を目指して、青年の情熱
から生まれる果敢な行動を結集すべく、組織された団体が青年会議所(JC=Junio
r Chamber)です。
「われわれJAYCEE(青年会議所会員)は、社会的、国家的、国際的な責任を自覚
し、志を同じうする者、相集い、力を合わせ、青年としての英知と勇気と情熱をもって明
るい豊かな社会を築き上げよう」との日本青年会議所綱領は青年会議所の決意、行動理念
と目標を明確に表現しています。
特質
青年会議所を他のすべての団体から区別する最大の特質は、会員の“年齢制限制”にあ
ります。会員はいかなる人種、国籍、性別、職業、宗教であってもかまいませんが、年齢
満20歳から40歳までであることを要し、“品格ある青年”でなければなりません。し
たがっていかに長時間にわたり、有能で活動的な会員であっても、満40歳に達したら退
会しなければなりません。この素晴らしい年齢制限のゆえに、青年会議所は絶対に若さを
失わず、常に希望に溢れ、未来に向かった前進を続ける団体として活動することができる
のです。
青年会議所は世襲経営者のサロンクラブではありませんし、単に社会奉仕を行う団体で
もありません。青年会議所は未来を目指し、よりよき明日をめざしてわれわれの住む地域
社会・国家・全世界のために、われわれが今日の犠牲を払うことを厭わず、常に進歩への
挑戦を行う、理想と具体的総合的な施策をもった青年指導者の運動です。
組織
会員は自分が住んでいる都市にある青年会議所に属しています。われわれが会員である
ことは市民としての自発的な自由な意志によるのです。それゆえこの運動の単位は、あく
まで各地青年会議所の日常の活動にあります。
1949 年 2 月、東京に始まった日本の青年会議所運動は、60 余年の歳月を経て、戦後日本
の民問運動の白眉といわれるほどの拡大発展をとげました。現在、日本の隔々にわたり、
109
690 余都市で活勤を続け、会員約 42,000 人を擁する、青年運動最大の団体となりました。
全国 690 余青年会議所はそれぞれ集まって、50 ブロック協議会を構成し、さらにそれが日
本 10 地区に分ける地区協議会に集められ、それらを総合調整する機関として日本青年会議
所があります。日本青年会議所は国際青年会議所(JCI=JUNI0R
CHAMBE
R INTERNATI0NAL)に加盟して、国際的なJC運動の一翼をになって活動し
ていますが、世界中では約 27 余万人の会員が同じ理念のもとに国際的な同志感をもって運
動を続けています。
事業目標“社会と人間の開発”
創立以釆の“個人の修練、社会への奉仕、世界との友情”の青年会議所の三信条は、わ
れわれの運動 60 余年の展開の中で、年を追って具体化され、青年会議所運動とは要するに
“指導力開発と社会開発”であるとの事業スローガンに固まってきました。われわれ会員
は市民社会の一員として市民と共通の生活基盤に立ったものの考え方見方を出発点とし、
市民の共感を求め、住みよい明るい豊かなまちづくりに向かって努力するとともに、青年
会議所の日常活動の場を通じ、われわれ個人個人をよりよく開発することが青年会議所運
動にほかならないと考えます。
青年会議所の“指導力開発”とは民主的な集団指導力あるいは集団運営能力の研究と実
践であるといわれます。まず会員個人がすぐれた市民、職業人であるために自ら厳しく訓
練し、さらに市民社会の中にあって、市民の目標に向かって一致協力するように働きかけ
ながら市民とともに進む、その全過程が青年会議所のいう指導力開発です。
指導力開発を推進するもっとも有効な手段として、青年会議所は“社会開発計画”事業
を中心とする運動をもっています。会員一市民が住むまちの明るい豊かな明日のために、
それぞれまちの問題を市民の中から掘りおこし、市民とともにその解決をはかるという方
法です。
青年会議所運動は自由な自発的な意志より加入した会員の起こす運動であるからには、
われわれのまちの運動、市民運動の中心でなければなりませんし、市民にその意志を認め
られなければなりません。
青年会議所の目的は明るい豊かな社会の創造であり、その新しい社会をリードするにふ
さわしい人を数多くつくることです。
青年会議所とその運動は決して完成されたものではなく、社会の進歩とともに、さらに
発展していくと思われます。
青年会議所は時代とともに新しい呼吸を続け、次々と新しい青年がこの団体を背負って
いくでしょう。
青年会議所は常に英知と勇気と情熱を持った青年を求めて、その門戸を大きく開いてい
ます。
110
JCI綱領とその解説
世界的なJC運動の原則
これらの原則は世界的なJC運動の基盤であるにもかかわらず、世界の会員の中には時
にこれを誤解しているものもある。ここに草案者ブラウンフィールド氏による綱領の解釈
の抜枠がある。
「綱領に示されている思想はおそらく表現方法を除けばオリジナルのものはない。私は
これらの思想は民主的な生活形態の中で生きるJCの信念を代表するものであると信じて
いる。」
「各JCは自分の良心に照らして綱領を解釈する自由がある。だから
私も綱領が私にとって何を意味するかを説明する時、自分自身のために話
すわけである。」
「綱領は“We belie ve”という最初の2つの言葉によって力強く断言している。」
「自由世界の弱点は基本的原則に対する信念をしばしば表現し忘れてしまうことである。
マグナ・カルタを起草し、ヨーロッパ封建制度の束縛を破り、植民地的地位から立ち上が
って独立した人々の子孫はしばしば自由に対する闘いを永遠に勝ち取ったかのように行動
する。民主主義を信じるということはその信念に従って生き、働くことによってすべての
人が自由の意味するものを知るようにすることである。」
「もし我々が自由を求める人々の傍に恐れずに立ち上がり、より良い世界の建設のために
勇敢にも先に立って歩くならば、自由人の声は国境を越えてこだまし、人々はそれに耳を
傾けるであろう!」
「しかしまず、我々は信じなければならない 」
FAITH
IN
GOD
GIVES
MEANING
AND PURPOSE TO HUMAN LIFE
「いつの時代にも人間は宇宙における創造主の存在を感じ取ってきた。多く宗教体系や、
自然現象に対するさまざまな解釈が発展して、人間の創造主に対する関係を説明するよう
になった。」
「時間と空間は人間の思考の限界を越えて無限である。しかも精神はこれらの次元に拘束
されない。誰が人問の情の深さと幅広さを限定することができようか?
あるいはどこに
人間の思考に匹敵する驚異を発見できるだろうか?」
「JC会員はさまざまな宗教的背景をもつが、信仰という共通の紐帯で結ばれている人問
は神の意志によって生きるのであり、人間に対する神の意志は善であり、価値ある生活と
は神の永遠の計画に調和して生きる時生まれるものである。これが共通の信仰である。」
111
T H E BROTHERHOOD OF MAN TRANSCEND
S THE SOVEREIGNTY OF NATIONS
「人間が自分自身を昨日と明日をつなぐ生命の鎖の一環としてみることはむずかしい。人
間が自分の時、場所そして活動を重要なるものの中心とみなすことはごく自然である。」
「しかし何世紀にもわたって歴史の流れが示すように、文明は栄え、やがて衰え、帝国は
その後全盛を迎えたが、ふたたび灰嫌に帰した」
「人問の作った境界線は何度も書き替えられ、人類をいくつもの国家に分けた。しかしこ
れらの不自由な境界を越えて、文化、科学、商業、宗教の交流があった。これは人問の宇
宙的兄弟愛の証拠―人間のおかれている領土上の区別はなく、人間自身に基本的価値があ
るという証拠である」
「歴史的にみて、戦争や革命は権力
支配するための統治権
をめぐる争いであった。全
体主義国家では統治権は一人の人間或は少数のグループの人間によって握られる。民主主
義国家では権力を様々な段階の統治機関に割り当てる、権力は人民に属する」
ECONOMIC JUSTICE CAN BEST BE WON
B Y FREE MEN THROUGH FREE ENTERPR
ISE
「過去を振り返ってみる時、よい生活という頂点をめざして登っていく人間の前進過程に
ある種のマイルストーンを発見する。経済的進歩が最も大きく見られた時には、人間は今
までやったこともないようなことをすることによって、あるいはよりうまく行うことによ
って、個人の財産を作るという夢を自由においかけていった。このような体制のもとでは
よりすぐれた能力と大きな勇気を必要とされた。多くの人々が冒険をし、財産を失った。
しかし、これこそ最大限の進歩を可能にするあの創造的天才のひらめきをもたらすことの
できる唯一の過程であったと思われる。この個人のイニシアチブという基盤が現在の高度
な生活水準の基盤となり、将来の発展への希望となっている」
「しかも私企業を通しての自己開発という体制は世界各地の地域的条件に合うようにさ
まざまな採用の仕方がありうる。人問は政府の料理した一椀のあつもののために生まれな
がらにして持っている自由の権利を売ることなく欠乏と苦痛を免れた新しい世界を建設す
ることができる」
GOVERNMENT
HER
THAN
SHOULD
OF MEN
BE
OF
LAWS
RAT
「自由社会においては基本的な法律は人民に由来するものである。最終的権限を持つもの
は人民である。人民の法律が政治の基盤として憲法の中に制定される。そして人民のみそ
れを変更することができる。我々はこれを法の支配とよぶ」
「多くの国ではみせかけの憲法の下で政治が維持されている。しかし、現実にはそれは人
間による支配になっている。民法や刑法が人民の同意なく改正され、人々には白由な選挙
も抑圧から逃れる機会もない。生命と白由がしかるべき法的過程をふまずに危険にさらさ
112
れる。人々は同意なく課税され、命令されるままに生き働き、そして何が真実であり何が
誤っているかを教えこまれる」
「仕事、研究及び社会奉仕によって法の支配を完全にし、権力に飢えた者のきらびやかな
約束事に抵抗するならば、我々の制度は生き残るであろう」
E A R TH’S GREAT TREASURE
UMAN PERSONARITY
LIES
IN
H
「勿論、世界の物資的富にそれ程価値をおかなかった多くの賢い人々、文学、芸術、音楽、
科学、宗教及び知識の全般的増加という分野―永続的な価値という宝―においてはかりし
れない程大きく貢献してくる」
「人間性というこのような無形の産物の蓄積が時代時代を経て極めて貴重な遺産となっ
た。そして毎年少しずつその遺産に迫加がある。それはさびたり、腐食したり、すり切れ
たり、消費されたりすることはない。それは人種とか、信条、或は肌の色を知らない、階
級とか地位というものを知らない」
「ほんとうの宝は人間の心の中にある。我々のまわりには人間性を養う機会が多くある。
人生に妙味を添えるものは人生の量でも長さでもなく、人生の質、つまり人種の進歩のた
めに我々が成しとげる物である」
SERVICE
WORK OF
TO HUMANITY
LIFE
IS
THE
BEST
「ライフワークの選択は我々の最も重大な決定の一つである。適職についた優秀な働き手
は真に共同体及び自由社会中堅の誉れである」
「利己的でなく生きる人生はより豊かに、より深いものに、そしてより満ち足りたものに
なる。喜びはより永続的なものとなり、心の平安により確かなものとなる。世界はそのよ
うな人生が与えた貢献を見つめており、人類に恩恵を施すために生をしった人に注目して
いる、しかし彼は本当は自分こそもっと大きな恩恵を施されているということを知ってい
る」
「我々はあまりにもしばしば“よい隣人”となる機会を逃がしています。人の役に立つこ
とを習慣とし、やりがいのある活動に参加することを慎重なる人生設計の中に入れるのが
よろしい。それについては何の疑いもない。人間性への奉仕は人生最良の仕事なのである
から」
「以上JCI綱領の意味することを私が個人的に解釈したものである。しかし行為におい
てのみ言葉は肉となり得る。世界中の若者が活発にJCの活動に参加する時、彼らによっ
て世界はより良く、より美しいものになるだろうという事を我々は確信することができる」
113
日本青年会議所の生い立ち
第二次世界大戦後、いったい、日本はどうなるのか
精神的にも物質的にも図りしれない大きなダメージを受け、混沌とした状勢のなか、東京
の青年経済人の間で、ひとつのグループを作ろうという機運が高まった。そのグループの
目的は、『お互いに団結し、修養に努め、苦難を乗り越え、国内経済の充実、さらには国
際経済との連携を図ろう』というものだった
このような趣旨のもとに集まった青年経済人の手によって、1949年9月3日、東京
青年商工会議所(後、青年会議所と改名)が設立された。
設立当初より年齢制限を35歳(後に40歳)とし、役員の任期も一年とするなど当時
他の団体にはみられないユニークなものだった。この運動は、日本各地に拡大され、翌年
には大阪、前橋、函館、西宮、名古屋、広島、旭川等々つぎつぎにJCの灯がともされて
いった。JC運動が各地に広がるにつれて、各JC相互の連絡を密にする必要性が生じ、
そのため1950年5月1日第一回JC懇談会(8JC,21名参加)が東京で開催され、
この会でJC三信条(修練、奉仕、友情)が決められた。
さらに、翌51年2月9日、110JC,506名を持って社団法人日本青年会議所が
設立され、全国的統合体として認可された。その設立趣意書は,『全人類の光明は、われ
われ青年会議所の純粋な正義感と、目的完遂の確固たる実行力にうらづけられて初めてそ
の輝きを見出し得る。日本経済の建設にたずさわるわれわれ青年が、同志相寄り、相互の
啓発と社会への奉仕とを通じ、広く全世界の青年と提携し、経済社会の現状を研究して、
その将釆進むべき方向を明確にし、経済界の強力な椎進力となり、日本経済の発展に寄与
せんとして設立した・・・・・・』とある。
設立初年度の日本JCの活動は、大きく次の三点、組織の充実、勢力拡大、JCIとの
提携にしぼられた。中でもJCIとの提携は、特に大事業であったが、第6回JCI世界
会議において正式加盟のはこびとなった。
この時のJCI会頭の演説に『・・・JCには国境も民族もない。それは、全世界の青
年のものである。その誇りにおいて、われわれは今ここに、かつての敵国日本のJC代表
団を、心からなる歓迎を持って迎えようとする・・・』とある。まさにJCの本質、FR
IENDSHlPを象徴する祝辞であった。
更には、創立一年二か月にして東京においてJCIアジア地区会議を主催し、大成功し
ている。すばらしい反面、冒険といえば冒険である。
1970年には前田博君、1981年には長尾源一君、1995年には王子英君、20
11年には原田憲太郎君が会頭として活躍された。そして、現在日本青年会議所は、全国
697の地域に約42,000名の会員を擁している。
114
JCI小史
JCの発足は国によって、その原型を異にしているが、JCIの誕生に至るまでは、ア
メリカJCの活動によるところが大きかった。
ミズリー州、セントルイスでJCの祖父と呼ばれるヘンリー・ギッセンバイヤー(He
nry
Geissenbier,Jr)が、「青年の事業上、または市民生活上の諸問
題に積極的に取り組み、青年の力を結集して社会に奉仕しよう」いう趣旨のもと、You
ng
Men’s
Progressive
Civic
Association
J
unior(進歩的青年市民協会)という組織を創立した。これがJCの歴史の始まりで
ある。時は1915年10月13日、彼は23才、同志32名での出発であった。
その後、同協会は仲間だけの青年グループという段階から「若い市民:Junior C
itizen」という社会的な活動を目指すグループに発展した。しだいにセントルイス
商工会議所と友好関係を持つようになり、「青年商工会議所:Junior
er
of
Chamb
Commerce」という団体になった。アメリカ国内各地に似たような団
体があることがわかってから、それらと連絡を取るようになり、1920年、24の都市
のJCが集まってアメリカ青年商工会議所が結成された。そして、この広がりはアメリカ
からフィリピン、パナマと飛火し、かなり遅れてニュージーランド、オーストラリア、カ
ナダに広まった。
名称については、1965年に「Junior Chamber」に代わって、「Jay
cees」をもって青年会議所の意味にあて「The
United
States
J
aycees」が正式名称になり、1972年の台北世界会議において、JCIも「Ja
ycees International」と改名された。
第二次対戦後、世界的青年組織をつくろうという声があがり、またその必要性が生じて
いた。そこでアメリカとカナダJCの会員が1942年に中南米を歴訪してその理念を説
き、各国で友好的に受け入れられ大きな成果を得た。
こうしたステップを経て、1944年12月11日、メキシコ・シティーにおいで「J
CI」の設立が決定を見、1946年3月パナマにおいて第一回JCI世界会議が、開催
された。翌年の第二回世界会議で定款が正式に採択されて以来、毎年会員国の中からJC
I世界会議が開かれている。1980年には大阪で第35回世界会議、1986年には名
古屋で第41回世界会議が開催され、1994年には神戸の地で第49回世界会議が盛大
に開催された。
現在、119ケ所の国及び地域に119N0M(国際青年会議所)があり、約16万人
の会員が国際的な連携をもって活動している。
115
JC用語の解説
組織用語編
●JC
JUNIOR CHAMBER の頭文字をとったもので青年会議所の意。
●JAYCEE
青年会議所会員個々人のこと。
●JCI
JUNIOR CHAMBER INTERNATIONAL の頭文字をとったもので、国際青年会議所の意。各国家
青年会議所の連絡、統合、調整機関で、本部はアメリカ・フロリダ州のコーラルゲイブ
ルズにある。
●N0M
NATIONAL ORGANIZATION MEMBER の頭文字をとったもので、国家青年会議所の意。例えば、
日本青年会議所は国際青年会議所(JCI)の1NOMである。
●L0M
LOCAL ORGANIZATION MEMBER の頭文字をとったもので、国家青年会議所の中に属する各地
青年会議所の意。日本青年会議所の中には、697LOM(各地青年会議所)がある。兵
庫ブロックには、24LOMある。(2015年3月現在)
●地区協議会(DOM)
日本青年会議所としての事業計画、方針等を各ブロック及び各地青青年会議所に伝達浸
透させ、また、一方ブロック及び各地青年会議所の事業活動、意見などを日本青年会議
所に報告するための機関。現在、日本青年会議所は10に区別されて、10の地区協議
会がある。なお主な事業としては、各地区会員大会の主催がある。
●ブロック協議会(BOM)
日本青年会議所及び地区協議会としての事業計画方針などを各地青年会議所に伝達、浸
透させ、また、一方各地青年会議所の事業活動意見などを日本青年会議所及び地区協議
会に報告連絡するための機関。現在、日本青年会議所には50ブロック協議会がある。
なお主な事業としては、各ブロック会員大会の主催がある。
●JCデー
日本において最初に青年会議所連動が開始された 1949 年 9 月 3 日を記念して、毎年 9 月
3 日をJCデーと称している。
●スポンサーJC
青年会議所未設立の地域の青年有志に働きかけ、設立を指導援護する青年会議所のこと。
なお、スポンサーJCは、設立から3年を経なければその資格はない。
●JCIワールドコングレス
国際青年会議所が主催し、年 1 回開催される世界会議のことで、国際青年会議所の事業
計画・予算の決定・役員選出・褒賞の授与・翌年度の開催地の決定などが行われる JCI
の最高の意志決定機関(総会)である。
●コンファレンス
主として特定地域(例えば、アジア、ヨーロッパ等)の国際青年会議所に属する複数の
116
国家青年会議所が、参加する国際会議。
●シスターJC
国際青年会議所に加盟している国家青年会議所及び市単位、県単位又は各地青年会議所
の相互間の親善と友好の為に、相互の交流を行う締結関係を結んだ青年会議所のことで、
姉妹JCともいう。
●京都会議
日本JCが毎年1月に、京都国際会館で行う会議のこと。全国理事長と日本JC役員、
出向者が一同に会し年度の基本理念・基本方針の確認、事業計画・予算の決定・事務引
継ぎ等が行われる。
●直前会頭・直前理事長
単年度制をとっている JC では、日本青年会議所前年度会頭を直前会頭、LOMの前年度
理事長を直前理事長と称している。地区・ブロックでは、直前会長と呼ぶ。
●シニアクラブ
日本JCシニアクラブは、JC卒業生同窓会として相互の親睦を図るとともに、現役活
動を陰ながら援助しようという目的で 1960 年に設立された。JC卒業生なら誰でも入会
出来る。
●セネター制度
JC 終身制度のことで、JC 運動に多大なる貢献をしたメンバーを LOM が承認・推薦し、
NOM及び JCI の承認を得てその資格-終身番号が与えられる。与えられた終身番号は、
会員の死後も永久に残るという名誉ある資格である。
●業種別部会
同業種別に従事する会員の集いで、JC 運動を縦軸とした場合、横軸として意義づけられ
ている。
●出向者
各地青年会議所より国際青年会議所・日本青年会議所・地区協議会・ブロック協議会へ
役員や委員として出ていくメンバーのこと。
●WE BELIEVE・JC PRESS
「WE BELIEVE」は、日本 JC の機関誌で 1964 年 4 月本誌創刊当時は、「3 0 億」とい
う誌名であった。やがて「50億」に誌名変更。1999 年に現在の誌名に変更された。
「JC PRESS」 は、まさに JC の情報誌である。両方とも全会員に配布される。
会議用語編
●例会
月 1 回開催し全員参加が義務づけられている。
●セミナー
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大学の教育方法の一つ。講師の指導のもとに参加者が集って、討議して進める共同研究
のことで、ゼミナールともいう。
●シンポジウム
語源はギリシャ語といわれ、親しい者同志がなごやかに食事をする意である。ある大き
なテーマを中心に多くの報告者によって各々の立場から関連したことが講演形式によっ
て述べられるこの特長は、討論のないことと、あらゆる立場からテーマについて浮き雛
りにきれるということである。討論は行われないが、各報告に対する貸間は許される。
●パネルディスカッション
パネリストによる密度の高い座談会議である。多くの者が全員討議するかわりに数名の
メンバーを選んでそのメンバー間で自由に討論してもらう形式である。
●コロッキー
パネルディスカッションと同様の形式による会議法で、途中専門家が追加出席して意見
を述べ、討論が一方的な方向へ行かない様にコントロール出来る。
●バズセッション
討論力法である。まず皆が発言出来るような小グループに分け、ここで個人個人の意見
を自由に表現させ、その意見を調整し、持ちより、全員参加の総会を開く。即ち全員に
発言を許し、会議の結論に貢献させる方便として考えられた。この小グループによる話
し合いの過程をバズセッションという。
●ブレーンストーミング
皆が集まって、あらかじめ議題を定めず、何人にも拘束されずに自由に自己の創造的ア
イディアを思いつくままに出していき、集団の集中的ディスカッションによって良い考
えを発見・発展させようとする方法。(集団的創造力開発の方法)
●フィリップ 66 方法
バズ方式に似たもので、多人数の場合小グループ(6 人)に分け、6 分間という時間を定め
て短時間に集中的に各グループが会議を行う方式のこと。66 式討議ともいう。
●KJ法
川喜田二郎氏によって開発された創造力開発の手法。紙切れ法とも呼ばれ、本調査に関
連があるか否かの判断をしないで、ひたすら情報をカード化し、その後に、ある一定の
方法でこれを組み立てて判断するという方法。例えば、グループごとに話し合い、全体
会議で発表しまとめていく。
●ロバート議事法
ロバート・ルールズ・オブ・オーダー。多数者の権利・少数者の権利・個人の権利・不
在者の権利。4 つの権利を基本的な原則として行う会議運営の方法。これは国連をはじめ、
世界各国で採用され、国際青年会議所・日本青年会議所でも正式に採用されている。
●コーディネーター
会議の際に、それまで出された意見を集約、調整し、会議を進行させる担当者
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●アドバイザー
パネルディスカッションなどの討論会の時に、会議を進行させる為に助言を行う講師の
こと。
●パネリスト
パネルディスカッションを行う時に、各分野から出席する数名の意見発表者のこと。
事業・運営用語編
●CD
コミュニティ・ディベロップメントの略で社会開発のこと。
●LD
リーダーシップ・ディベロップメントの略で指導力開発のこと。
●MD
マネージメント・ディベロップメントの略で経営開発のこと。
●LIA
リーダーシップ・イン・アクションの略で、LDが発展拡大したものである。 個人と集
団の指導力を開発するプログラムで、実践指導力開発と邦訳されている。 1968 年のマ
ルデルプラタ世界会議でカテゴリー(主要事業)No.1 プログラムに採択された。
●AOY
アクセント・オン・ユースの略で、青少年開発のこと。 その地域社会に住む青年を参加
させて、地域社会の開発の為により良き道を見出すよう青年達を助ける方法を提供する
プログラムである。1970 年にダブリン世界会議でカテゴリー(主要事業)No.1 プログラム
に採択された。
●MIA
マネージメシト・イン・アクションの略で、より高き経営者像を求めてという経営開発
マニュアルの主流プログラム。
●CRA
コミュニティ・リレーション・アプローチの略で、企業と地域社会の信頼関係をうちた
てる方法である。
●3分間スピーチ
LD 手法の一つで、電話一通話の時間内即ち3分間で自己紹介から始まり、テーマにそっ
たスピーチを完了させる方法。
●サマーコンフアレンス
JCの主要テーマである「まちづくり」「国際貢献」「環境」を中心に、検討・研究す
る大規模なセミナーのこと。また、その検討・研究の成果を提言として発表している。
93 年まで続いていた青年経済人会議を発展させた会議でもある。
●FC 構想
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フューチャークラブ構想の略で、青少年が手をつなぐ運動のこと。地域社会にある既成
の青少年グループ。会員自身の子弟、会員の経営する企業内の勤労青少などを始動団体
として、明日の日本の為の広場づくりを進める働きかけのことである。
●カテゴリー
本来の意味は、同一性質のものが属する部類を指すが、国際青少年会議所では、重点事
業の項目のことをいう。
●居酒屋の青春
酒を飲み交わしながら今日の JC、明日の JC、未来の日本や世界を語り合う場。
●チャーターメンバー
各地青少年会議所が設立された時に入会した初代会員の呼称。
●スリーピングメンバー
資格を持ち、活動が義務づけられているにもかかわらず、その活動及び例会・総会など
にも積極的に参加しない会員のこと。
●アクティブメンバー
スリーピングメンバーの反対の意。全体の中の個人・個人があっての集団であることの
自覚を持ち、そして責任を果たし、社会開発と自己開発に挑戦し、活発に行動する会員
のこと。
●ガイダンスメンバー
オリエンテーション、委員会等でガイダンス勉強期間中の新入会員の呼称。
●アテンダンス
総会・例会・各会合に出席することをいう。そして出席の証をアテンダンスカードと呼
ぶ。
●エントリー
各LOMが褒賞獲得の為に、又は大会誘致等々の為に立候補申請すること。
●アジェンダ
理事会や委員会等を運営する時の式次第のこと。
●マニュアル
手引き書のことで、日本 J C には組織に関するもの、運営に関するもの、事業に関する
もの等多くのマニュアルを持っている。
●JC三信条
TRAINING
(修練)
地上最大の宝は個々の人格にあり
SERVICE
(奉仕)
社会への奉仕は人生最大の仕事である
FRENDSHIP (友情)
友情は国家主権に優先する
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2016年度 基 本 資
発
行
料
者
一般社団法人 小野加東青年会議所
2016年度 理事長 松
井 大 典
事務局 兵庫県小野市王子町800-1
(小野商工会館内)
TEL:
0794-63-3563
FAX: 0794-63-7080
ホームページ URL: http://www.otty-jc.jp
e-mail: onokato@otty-jc.jp
2016年度 総務研修委員会作成