(PDF 22.1KB)遠距離通学児童生徒通学費補助金を

川西市遠距離通学費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、川西市立黒川小学校の休校に伴い遠距離通学となる者に対し、
通学に要する費用を補助し、もって当該遠距離通学に伴う経済的負担の一部を軽
減し、義務教育の円滑な実施に資することを目的として、川西市遠距離通学費補
助金(以下「補助金」という。)を交付するにつき、必要な事項を定めるものと
する。
(補助対象者)
第2条
この要綱により補助金の交付を受けることができる者は、川西市立黒川小
学校区に居住し、かつ、川西市立東谷小学校又は東谷中学校に在学している者の
保護者とする。
(補助金の額)
第3条
補助金の額は、通学する児童又は生徒が自宅から学校までの通学に利用す
る交通機関の往復旅客運賃とし、次に掲げる金額の合算額とする。
(1)
学期に係る通学に要する費用として、学期定期乗車券の相当額(学期定期乗
車券の発売がない場合は、これに相当する定期乗車券とする。)
(2)
春季、夏季又は冬季休業期間にクラブ活動等のため通学した場合で、学期定
期乗車券の対象外となるときは、実費相当額。ただし、1箇月定期乗車券の相
当額を限度とする。
2
前項の規定にかかわらず、通学する者が小学校1年生及び2年生の場合にあっ
ては、タクシー送迎による通学とし、その実費相当額を補助金の額とする。
3
前2項の規定による運賃等は、経済的かつ合理的と認められる通常の通学の経
路及び方法によるものを算出の基礎とする。
(補助金の交付申請)
第4条
補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、川西市
遠距離通学費補助金交付申請書(様式第1号)を在学する学校の学校長を経由し
て、川西市教育委員会(以下「委員会」という。)に申請しなければならない。
2
前項の規定にかかわらず、前条第1項第2号に該当する補助金の交付申請につ
いては、当該事実が発生した場合に川西市遠距離通学費補助金変更交付申請書(様
式第2号)を在学する学校の学校長を経由して、委員会に申請するものとする。
3
第1項の規定にかかわらず、前条第2項に規定する補助金については、タクシ
ー通学に係る実費相当額が確定した後、月単位で申請しなければならないものと
する。この場合においては、第6条の規定による補助金の請求をもって申請に替
えるものとする。
(補助金の交付決定)
第5条
委員会は、前条に規定する申請があった場合において、当該申請が適当で
あると認めるときは、補助金の交付決定を行い、その旨を川西市遠距離通学費補
助金交付決定通知書(様式第3号)又は川西市遠距離通学費補助金変更交付決定
通知書(様式第4号)により、学校長を経由して、申請者に通知するものとする。
2
前項の規定にかかわらず、第3条第2項に規定する補助金に係る申請に対する
交付決定については、これを省略するものとする。
(補助金の請求及び交付)
第6条
前条の規定により交付決定を受けた者は、学期を単位(第3条第1項第2
号又は同条第2項の場合にあっては、月を単位とする。)として、委員会の指定
する期日までに川西市遠距離通学費補助金請求書(様式第5号)を、学校長を経
由して、委員会に提出しなければならない。
2
委員会は、前項の規定により請求を受けたときは、補助金を申請者が指定する
口座に振込の方法により、速やかに支払うものとする。
3
前項の規定にかかわらず、補助金の受領について委任がなされたときは、当該
受任者に補助金を支払うものとする。
(出席状況の確認)
第7条
委員会は、補助に係る通学児童・生徒の通学の事実の確認を行うため、学
校長に対し、出席状況報告書(様式第6号)により出席状況について報告を求め
るものとする。
(補助金の精算)
第8条
委員会は、補助に係る通学児童・生徒が、学期途中において転退学したと
き、又は不登校により通学しなかった期間が生じたときは、当該期間に基づき、
補助金の精算を行うものとする。この場合においては、学期間の全日数に対する
精算を要することとなった日数の割合により精算額を計算するものとする。
(補助金の返還等)
第9条
委員会は、補助対象者が偽りその他不正の手段により補助金の交付を受け
ようとしたときは、補助金の交付決定を取り消すことができる。この場合におい
て、既に交付した補助金があるときは、その全部又は一部を返還させることがき
る。
(補助金に関する調査等)
第10条
委員会は、必要があると認めるときは、補助金の交付を受けた者又は学
校長に対し、受給資格等補助金の交付について必要な事項を調査し、又は報告を
求めることができる。
(補助期間)
第11条
補助金は、5年毎に見直しするものとする。ただし、当該補助期間であ
っても、事業の目的及び効果を検証した結果、委員会が必要と認めるときは、補
助を打ちきることができる。
(補則)
第12条
この要綱に定めるもののほか必要な事項は、委員会が市長と協議し別に
定める。
付
則
この要綱は、平成18年4月1日から施行する。