○刑事専務員適任者選考要綱の制定について(例規) 平成23年1月5日 捜一発第9号 改正 平成24年3月23日捜一発第167号 平成27年3月24日刑企発第131号 (捜二、組対、鑑識、科研) 部長及び参事官 所属長 刑事専務員の選考等については、「刑事選考任用要綱の制定について(例規)」 (昭和56年11月20日高捜一発第641号。以下「旧例規」という。)に基づき運用して きたところであるが、真に優秀な刑事専務員を育成し刑事警察全体の資質の向上 に資するため、このたび、旧例規を全面的に見直すこととし、新たに別添のとお り「刑事専務員適任者選考要綱」を制定し、平成23年1月5日から施行すること としたので、効果的な運用に配意されたい。 なお、旧例規については、本例規の施行をもって廃止するが、旧例規に基づき 刑事任用候補者名簿に登載された者は、本例規の規定に基づき刑事専務員任用候 補者名簿に登載された者とみなす。 別添 刑事専務員適任者選考要綱 第1 趣旨 この要綱は、刑事警察に専従する警察官(以下「刑事専務員」という。)に 必要な基本的知識、技能等を有している者(以下「刑事専務員適任者」という。) の選考及び刑事専務員任用候補者の決定に関し、必要な事項を定めるものと する。 第2 1 刑事専務員適任者選考委員会の設置等 刑事専務員適任者選考委員会の設置 刑事専務員適任者の選考を公正かつ円滑に行うため、県本部に刑事専務員 適任者選考委員会(以下「委員会」という。)を設置する。 2 委員会の任務 委員会は、刑事専務員適任者の選考を実施する。 3 委員会の組織 委員会は、委員長、副委員長及び委員をもって構成し、それぞれ次に掲げ る者をもって充てる。 委員長 副委員長 刑事部長 組織犯罪対策参事官 委員 警務部参事官兼警務課長 刑事部参事官兼刑事企画課長 監察官兼人材育成センター長 留置管理官 捜査第一課長 捜査第二課長 組織犯罪対策課長 鑑識課長 科学捜査研究所長 4 委員会の運営 (1) 委員長は、必要に応じて委員会を招集し、その議事を主宰する。 (2) 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときはその事務を代行 する。 (3) 委員長は、必要があると認めるときは、副委員長及び委員以外の者に対 し、委員会への出席を求めることができる。 5 刑事専務員適任者の選考方法 (1) 刑事専務員適任者の推薦 所属長は、別表の刑事専務員適任者基準を満たす警察官であって、かつ、 刑事専務員に任用することが適当であると認められる者を委員会が指定す る日までに別記第1号様式の刑事専務員適任者推薦書により委員長に推薦 するものとする。 (2) 刑事専務員適任者の選考 委員会は、所属長から推薦された者について、別記の刑事専務員適任者 選考方法により真に刑事専務員適任者にふさわしい者を選考するものとす る。 (3) 選考結果の報告及び通知 委員長は、委員会における選考結果を本部長に報告するとともに、所属 長に通知するものとする。 第3 刑事任用時教養の実施 刑事専務員適任者に選考された者に対しては、「刑事任用時教養実施要綱 の制定について(例規)」(平成21年2月26日捜一発第103号)に基づき、犯罪捜 査に関する基本的知識及び技能を修得させるための刑事任用時教養(以下「任 用時教養」という。)を行うものとする。 第4 1 刑事専務員任用候補者名簿への登載等 刑事専務員任用候補者名簿への登載 本部長は、任用時教養の課程を修了した者の中から、任用時教養の期間中 における成績、素行等を勘案して刑事専務員任用候補者を決定し、別記第2 号様式の刑事専務員任用候補者名簿(以下「名簿」という。)に登載するとと もに、所属長に名簿を送付するものとする。 2 名簿からの削除 (1) 本部長は、名簿に登載されている者が刑事専務員としての適格性に欠け ていると認めるときは、当該者を名簿から削除するとともに、所属長に削 除後の名簿を送付するものとする。 (2) 名簿に登載されている者が、登載の日から起算して5年を経過するまで の間に刑事専務員に任用されなかったときは、名簿から削除したものとみ なす。 第5 名簿未登載の刑事専務員既任用者に対する措置 所属長は、自己の所属において名簿未登載の者を刑事専務員に任用した場 合は、速やかに任用時教養を受講させるものとする。 第6 庶務 この要綱に定める庶務は、県本部刑事企画課において行う。 (別表・別記様式省略)
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