製造仕様 安全上のご注意 (下記以外の特種品は販売担当者にご相談ください。) ■銅はくの純度および厚さ許容量値 公称厚さ 重量厚さ 厚さ許容差 (mm) (g/m2) (g/m2) 0.012 106 ±10 0.018 153 ±15 0.035 285 ±30 0.070 610 ±61 純 ■着火源・発火温度にご注意ください 自己消化性を有する難燃グレードの製品でも、着火源があったり、 発火温度以上になると、燃焼致しますので注意してください。 ■定尺寸法および許容差(mm) 度 +5 1020 −0 +5 ×1020 −0 +5 +5 1220 −0 ×1020 −0 ■静電気にご注意ください 製品の取り扱い時に静電気が発生することがあります。その 際には、取り扱い時にゴム手袋を着用していただくとともに、 周囲には可燃性のものを置かない様にご注意ください。 99.5% 以上 ■樹脂やガラスの粉塵にご注意ください ドリル加工、打ち抜き加工などの機械加工時には、樹脂やガ ラスの粉塵が発生致します。粉塵を吸い込んだり、直接皮膚 に触れないようにするために、保護めがね、保護手袋、防塵 マスク等の保護具を着用してください。また、粉塵の飛散防 止に集塵装置等の設置をお勧めします。 万が一粉塵が目に入ったり、皮膚に付着した場合には水でよく 洗い流してください。必要に応じて医師の診断を受けてください。 ■厚さ (mm) 構 成 品 公称板厚 (mm) 番 銅はく (mm) CEL-475SD 0.06, 0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.6, 0.8, 1.0, 1.2, 1.6 CEL-614G 0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.6, 0.8, 1.0, 1.2, 1.6 ガラスエポキシ コンポジット E-668T E-568T 0.8, 1.0, 1.2, 1.6 0.018, 0.035 ■加熱時の臭気にご注意ください 製品を加熱すると臭気が発生することがあります。臭気によ り頭痛や気分が悪くなることがありますので、換気は充分に 行ってください。 0.018, 0.035 ※70μm以上は要相談 ■素手で直接ふれないでください 使用上のご注意 長手方向を たて方向に たて方向 たて方向 3.板パターン設計と板取りの方法 ■方向性について 積層板には、たて、よこの方向性があり、 その特性に差があります。パターン設計、 板取りの際にご留意ください。 1.たて方向は、よこ方向に比べ強度が大で、 加工後の寸法変化、そりも僅かです。 ミシン方向を よこ方向に よこ方向 2.たて、よこの見分け方 CEM-3、CELには、たて方向を示す記 号として、断面にインクで表示したもの があります。 ①断面にインクで表示したもの インクをつけてある方がたて方向です。 たて方向 たて方向 たて方向 回路方向を たて方向に コネクタ部方向を たて方向に たて方向 ■薬品処理について 1.エッチング エッチング終了後は、すぐにきれいな流 水で十分洗浄してください。水洗いが 足りないと変色や特性変化の原因とな ります。 2.エッチングレジストの除去 基板の変色や特性変化を防ぐため、処 理時間はなるべく短く、処理後は十分 に水洗いしたうえ乾燥してください。 3.メッキ メッキ液の組成、温度、時間を十分管理 し、取り出したらすぐに流水でよく洗っ て乾燥してください。 ■加熱について 1.加熱処理の際、基板に無理な力が加わ ると、そり、ねじれ、ミーズリングの原因 になりますのでご注意ください。 2.ヒューシング処理などの高温熱処理の際、 急激に加熱・冷却すると層間クラックや 基板のふくれなどの原因になります。な るべく段階的に行ってください。 また、信頼性向上のため、熱処理前の脱 湿乾燥は、ぜひ行ってください。 3.はんだの温度が高すぎると、耐熱時間が 低下し、回路や基板のふくれの原因とな ります。適正な温度を保つよう、十分管 理してください。 4.はんだゴテを使用する際、コテ先温度は 300℃以内に保ち、なるべく短時間に 行ってください。また、はんだ付けの作 業中および直後は、部品と回路の接合 部を動かさない用にしてください。 ■保管について 1.その他保管方法に関しましては下記「取 り扱い上の注意」をご参照ください。 107
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