北杜 市文書管 理システム 更 新業 務 仕 様 書 平成28年1月 1更 新 目 的 1.1 更 新 の 目 的 北 杜 市( 以 下「 本 市 」と い う 。)内 で 発 生 す る 文 書 を 適 正 か つ 効 率 的 に 処 理 ・ 管 理 で き る よ う 、『 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム 』 の 更 新 ( 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ムを利用するために必要なサーバ等機器の更新を含む)を行う。 更 新 に あ た り 、最 新 の 情 報 処 理 技 術 を 活 用 し た 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム 構 築 における提案を募るものである。 1.2 本 更 新 仕 様 書 の 構 成 本 更 新 に お い て は 、運 用・保 守 に 関 す る 障 害 発 生 リ ス ク を 軽 減 さ せ 、よ り 安 定 的 な 業 務 遂 行 を 実 現 す る た め 、必 要 な 機 能 及 び 機 器 の 更 新 に 加 え 、保 守 業 務 までを一貫した業務とする。 本 更 新 仕 様 書 の「 1 び一般事項を、 「4 要件」及び「6 更 新 目 的 」か ら「 3 前 提 条 件 」に お い て 更 新 の 概 要 及 更 新 作 業 」に お い て 更 新 に 係 る 具 体 的 な 作 業 を 、 「5 機能 サーバ等機器要件」において北杜市文書管理システムに係る 機能等要件を、 「7 保 守 業 務 要 件 」に お い て 保 守 業 務 の た め の 要 件 を 、 「8 育 支 援 」に お い て 本 シ ス テ ム 更 新 に 伴 う 職 員 へ の 研 修 を 、 「9 て 本 業 務 に お け る 成 果 物 を 、「 10 教 成 果 物 」に お い その他」において著作権の取り扱い及び次 期更新時の費用をそれぞれ記載している。 1.3 更 新 方 針 (1)基 本 方 針 「 1.1 更新の目的」で述べたように、本更新は、本市で使用する北杜市 文 書 管 理 シ ス テ ム を 更 新 す る こ と を 目 的 と す る も の で あ る 。更 新 に 際 し て は 、 機 能 要 件 を 満 た す パ ッ ケ ー ジ ソ フ ト ウ ェ ア を 使 用 す る こ と も 可 と す る 。な お 、 将 来 、「 電 子 決 裁 」 の 機 能 拡 張 が 容 易 に 行 え る こ と 。 (2)シ ス テ ム 構 成 シ ス テ ム 構 成 は 、本 更 新 に よ る 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム に 係 る サ ー バ 等 機 器 及 び ク ラ イ ア ン ト は 現 行 本 市 内 LAN に 接 続 さ れ て い る パ ソ コ ン か ら な り 、 ク ラ イ ア ン ト パ ソ コ ン 500 台 に お い て 利 用 可 能 な シ ス テ ム と す る 。 (3)紙 文 書 と 電 子 文 書 の 共 存 紙 文 書 と 電 子 文 書 が 共 存 す る こ と を 前 提 に 、こ れ ら を 一 元 的 に か つ 容 易 に 管理することが可能なこと。 2更 新 の 概 要 2.1 更 新 内 容 本仕様書による更新内容は、本仕様書に記述する仕様要件を満たす物品、 本 仕 様 書 に 記 載 す る シ ス テ ム の 更 新 及 び 保 守 業 務 で あ り 、更 新 内 容 の 概 要 を 以下に示す。 - 1 - ① 本システム ② 本システムに係るソフトウェア更新 ③ 機器設定、システム構築作業 ④ 動作確認 ⑤ システム、ソフトウェア、更新機器等の保守業務(60ヶ月分) ⑥ 更新計画書、マニュアル等ドキュメントの作成 ⑦ 職員研修 2.2 ド キ ュ メ ン ト (1)ド キ ュ メ ン ト 本 仕 様 書 に お い て 想 定 し て い る ド キ ュ メ ン ト を 下 記 に 示 す が 、提 示 し た ド キュメント以外に必要あるいは有益と考えるドキュメントがあれば積極的 に提案すること。 ① 更新計画ドキュメント(更新計画書、スケジュール表等) ② 設計書(詳細設計書、システムの構成、機能、処理フロー、データの構 造が確認できるドキュメント) ③ マ ニ ュ ア ル( 操 作 マ ニ ュ ア ル ( 一 般 職 員 版 ・ シ ス テ ム 管 理 者 版 )、製 品 マ ニュアル) ④ 保守手順書、保守報告書(保守作業結果報告) ⑤ ソフトウェア開発した場合は、ソースコードドキュメント等、第三者が 改修・拡張可能な資料 ⑥ その他必要資料 な お 、本 シ ス テ ム の ド キ ュ メ ン ト の 詳 細 な 種 類 、内 容 等 は 協 議 の 上 、確 定 すること。 (2)納 入 方 法 及 び 期 限 ① 受 託 者 は 、指 定 の ド キ ュ メ ン ト を 紙 及 び 磁 気 媒 体( CD-R、 CD-RW 等 )に よ り提出すること。 ② 紙 の サ イ ズ は 、 A4 版 の バ イ ン ダ ー 方 式 を 原 則 と す る 。 図 表 に つ い て は 、 必 要 に 応 じ て A3 を 使 用 す る こ と が で き る 。 ③ 磁 気 媒 体 に 保 存 す る 形 式 は 、 PDF 又 は Microsoft-Office2007 以 降 で 扱 え る形式とする。 ④ 紙及び磁気媒体については、1 部ずつ用意すること。ただし、本市が別 に部数を指定した場合は、この限りではない。 ⑤ ド キ ュ メ ン ト は 平 成 28 年 8 月 末 ま で に 、 本 市 ま で 納 入 す る こ と 。 (3)修 正 等 受 託 者 は 、納 入 し た ド キ ュ メ ン ト に 修 正 が 生 じ た 場 合 、紙 に つ い て は 更 新 履 歴 と 修 正 ペ ー ジ 、磁 気 媒 体 等 に つ い て は 修 正 後 の 全 編 を 速 や か に 提 出 す る - 2 - こと。 2.3 物 品 の 納 入 場 所 及 び 納 入 期 限 受 託 者 は 、本 仕 様 に 基 づ く サ ー バ 等 機 器 及 び 製 品 マ ニ ュ ア ル そ の 他 製 品 に 同 梱 さ れ る ド キ ュ メ ン ト を 、 平 成 28 年 8 月 末 ま で に 本 市 に 納 入 す る こ と 。 な お 、「 4 更 新 作 業 」 示 す 作 業 は 、 検 査 も 含 め 平 成 28 年 8 月 末 ま で に 完 了 させることから、その期間も考慮した上で納入すること。 2.4 保 守 業 務 の 履 行 期 間 平 成 28 年 10 月 1 日 か ら 平 成 33 年 9 月 30 日 ( 60 箇 月 ) ま で の 間 と す る 。 2.5 検 査 受 託 者 は 、各 物 品 の 納 入 と 同 時 に 、本 市 の 指 示 に 従 い 納 品 検 査 を 受 け る も の と す る 。検 査 の 結 果 、本 更 新 機 器 の 全 部 又 は 一 部 に 不 合 格 品 が 生 じ た 場 合 に は 、本 市 の 指 示 に 従 い 、指 定 し た 日 時 ま で に 代 替 品 の 納 入 若 し く は 必 要 な 修復を行うこと。 2.6 責 任 の 所 在 検査後、1 年以内に北杜市文書管理システムを正常に使用した状態で不具 合 が 発 見 さ れ た 場 合 に は 、受 託 者 の 責 任 、負 担 に お い て 迅 速 に 修 理 、修 復又 は交換を行うこと。 2.7 秘 密 の 保 持 受 託 者 は 、本 更 新 に 当 た っ て 知 り 得 た 事 項 に つ い て は 、契 約 期 間 に か か わ ら ず 第 三 者 に 漏 ら し て は な ら な い 。秘 密 保 全 に 関 す る こ と は 、本 市 の 指 示 に 従うこと。 2.8 遵 守 事 項 (1 ) 一 般 規 程 民法、刑法 、著作 権 法、不 正アク セス禁 止法、個人情 報の保 護に関す る法 律等の関連法規を遵守すること。 (2 ) 作 業 場 所 事前に本市と協議し、許可を受けた場所のみで作業を実施すること。 3前 提 条 件 3.1 再 委 託 本 業 務 の 一 部 に つ い て 再 委 託 を 希 望 す る 場 合 、受 託 者 は 事 前 に 本 市 と 協 議 し、事前に書面による承認を得ること。その際、受託者は再委託先業者名、 再 委 託 の 内 容 、提 供 す る 情 報 の 内 容 、再 委 託 先 の 管 理 方 法 等 を 記 載 し た 文 書 を 提 出 す る こ と 。ま た 、受 託 者 の 責 任 に お い て 再 委 託 先 に つ い て も 受 託 者 と 同様の守秘義務を遵守させるよう管理・監督を行うこと。 3.2 物 品 等 (1 ) 物 品 は 、新 品 を 用 意 し 、原 則 と し て 最 新 版 の も の を 基 本 と す る 。た だ し 、 - 3 - 最 新 の 製 品 を 更 新 し た 場 合 に 、 本 仕 様 書 に 示 す 機 能 を 損 な う 場 合 、本 市 と 協 議の上で適切な製品を更新すること。 (2 ) 更 新 す る ソ フ ト ウ ェ ア に つ い て は 、 特 に 指 定 し た も の 以 外 、 本 更 新 に 係 る 提 案 時 点 に お い て 最 新 か つ 豊 富 な 稼 働 実 績 を 有 し 、更 に 受 託 者 が 動 作 保 証 で き る も の を 提 供 す る こ と 。ま た 、本 市 が ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス 違 反 を 犯 さ な い よ う 、受 託 者 の 責 任 に お い て ラ イ セ ン ス を 購 入 す る こ と 。購 入 に 際 し ては、必要数を事前に本市に報告、承認を得ること。 3.3 価 格 明 細 提 出 義 務 受 託 者 は 、提 案 時 に 更 新 物 品 や 役 務 の 価 格 の 内 訳 に つ い て 、そ の 明 細 を 提 出すること。 3.4 連 絡 先 本更新仕様書に関する連絡先は、下記のとおりである。 担当 北杜市役所 TEL 0551-42-1311 FAX 0551-42-1122 総務部 総務課 法制訟務担当 4更 新 作 業 更 新 作 業 は 、 検 査 を 含 め 平 成 28 年 8 月 末 ま で に 完 了 す る こ と 。 受 託 者 は 具 体 的 な 構 築 ス ケ ジ ュ ー ル に つ い て 提 案 し 、本 市 の 承 認 を 得 る こ と 。な お 、本 仕 様 書 に 明 示 さ れ て い な い 事 項 で 、新 た な 対 応 が 必 要 と な っ た 作 業 に つ い て は 、本 市 と 協議の上、実施すること。 更新作業に必要と考えられる事項を下記に示す。 4.1 機 器 更 新 (1)更 新 費 用 、 信 頼 性 等 の 観 点 で 合 理 的 な シ ス テ ム の 構 成 を 提 案 す る こ と 。 (2)北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム の 機 能 に つ い て は「 5 機 能 要 件 」を 参 照 し 、 そ の他、本仕様書に記載された要件を満たすことができるサーバ等機器を更 新 す る 。 な お 、 サ ー バ 等 機 器 に つ い て は 、「 6 サーバ等機器要件」を満た すこと。 (3)更 新 作 業 に か か る 必 要 な 経 費 は 、 全 て を 受 託 者 の 負 担 と し 、 全 て の 機 器 ・ 機材等についても受託者が用意すること。 (4)既 存 サ ー バ 、 UPS 等 の 既 存 シ ス テ ム に 使 用 さ れ て い た 機 器 等 の 廃 棄 を 行 う こと。なお、既存データを本システムに移行後に、機器等の物理的破壊又 はデータ消去装置等を用いて、当該機器等に記録されているすべての 情報 を復元できないようにすること。 4.2 更 新 計 画 書 等 の 作 成 更 新 計 画 書 、ス ケ ジ ュ ー ル 表 等 を 策 定 す る と と も に 、作 業 体 制 に つ い て も 明 確 に す る こ と 。ま た 、基 本 設 計 書 、詳 細 設 計 書 等 更 新 作 業 に 必 要 な ド キ ュ - 4 - メントを作成すること。 4.3 機 器 設 定 、 シ ス テ ム 構 築 作 業 (1)設 置 し た サ ー バ 等 機 器 に 対 し 、 本 仕 様 を 満 た す ソ フ ト ウ ェ ア の イ ン ス ト ー ル、初期設定作業を行うこと。 (2)「 5 機 能 要 件 」を 満 た す 機 能 を 実 装 す る こ と 。な お 、実 装 に 際 し て は パ ッケージソフトウェアで構築することも可とする。 (3)「 5.2 文 書 管 理 機 能 」の 実 装 に 当 た っ て は 、パ ッ ケ ー ジ ソ フ ト ウ ェ ア を 利 用する場合は、既に行政機関等に更新している実績のあるものを更新する こと。 (4)シ ス テ ム の 構 築 に あ た り 、 提 案 す る 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム が 稼 働 す る た めに不可欠なマスタデータ及び現行システムにて保有しているデータ移行 作業を行うこと。データの移行スケジュール、移行データの項目について は本市及び現行ベンダーと協議し、決定すること。 現行システムには、 RDBMS( リ レ ー シ ョ ナ ル デ ー タ ベ ー ス 管 理 シ ス テ ム )に て 管 理 さ れ て い る デ ー タ 以 外 に XML( エ ク ス テ ン シ ブ ル マ ー ク ア ッ プ ラ ン ゲ ー ジ )に て 管 理 さ れているデータが存在するため、これらのデータをすべて移行すること。 [移行データ項目] 各種マスタ 文書分類 文書書誌情報 添付ファイル 決裁履歴 (5) 職員情報、 所属マスタ、職名マスタ、権限マスタ、決裁 ルートマスタ等 年度、所属 、文書 分 類(簿冊)名称、文 書分類コ ード、保 存年限、常用区分、備考等 年度、所属 、件名、収受情報、起案情 報 、情報公開 、個人 情報、アクセス権限、備考等 ファイル本体、ファイル名称、変更履歴情報 申請者、承認決裁者、決裁日、決裁状況 その他詳細については、別途打ち合わせすること。 5機 能 要 件 5.1 シ ス テ ム 要 件 (1)基 本 要 件 ① ク ラ イ ア ン ト パ ソ コ ン 側 の ソ フ ト ウ ェ ア は 、 最 新 の Web ブ ラ ウ ザ で 運 用 可 能 ( Web ブ ラ ウ ザ の 画 面 内 で 文 書 管 理 の 基 本 機 能 が 利 用 可 能 ) で あ る こ と。 ② 各機能が統一されたユーザインターフェースであること。 (2)使 用 の 容 易 さ 文 書 管 理 機 能 は 、 全 職 員 が 利 用 す る た め 、下 記 の よ う な 使 用 の 容 易 さ を 考 慮したシステムであることとし、具体的な方法を提示すること。 - 5 - ① 一般職員が利用することを配慮し、直接的な操作が可能であること。 ② 操作に戸惑うことなく、必要な機能を簡単に使用できること。 (3)シ ス テ ム の 運 用 性 文 書 は 年 度 ご と に 管 理 さ れ る た め 、年 度 の 切 替 え 時 等 に 発 生 す る さ ま ざ ま な業務に係る下記の要件について具体的な方法を提示すること。 ① 年度の切替え時等における組織の変更・人事異動への対応が容易に行え ること。 ② 文書の管理業務を容易に行うことができること。 5.2 文 書 管 理 機 能 文 書 管 理 機 能 は 、文 書 の ラ イ フ サ イ ク ル( 収 受 、起 案 、決 裁 、施 行 、完 結 、 保 存 、廃 棄 )を 通 じ た 管 理 、将 来 的 に 紙 文 書 と と も に 電 子 文 書 を 含 む 管 理 が で き る こ と 。( 起 案 ・ 収 受 件 数 : 約 45,000 件 / 年 )( 平 成 26 年 度 実 績 ) 5.3 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 ウィルス対策を含めセキュリティ対策全般に渡り提案すること。 6サ ー バ 等 機 器 要 件 6.1 サ ー バ 等 機 器 サ ー バ 機 器 は ラ ッ ク マ ウ ン ト タ イ プ と し 、北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム の 稼 動 に最適な機器かつ瞬時停電時に対応した機器構成を提案すること。 6.2 バ ッ ク ア ッ プ 要 件 サ ー バ 等 機 器 に お け る バ ッ ク ア ッ プ は 、下 記 の 要 件 を 最 低 限 必 要 な 要 件 と し、提案すること。 (1)シ ス テ ム バ ッ ク ア ッ プ は 、 稼 働 前 及 び 保 守 業 務 時 に 取 得 す る こ と 。 (2)デ ー タ バ ッ ク ア ッ プ は 、 月 曜 日 か ら 金 曜 日 ま で 毎 日 と し 、 5 日 ( 開 庁 日 数 )ま で の デ ー タ を 保 持 す る こ と と し 、開 庁 時 間 ま で に バ ッ ク ア ッ プ デ ー タ取得を完了していること。 7保 守 業 務 要 件 7.1 保 守 設 計 要 件 (1)保 守 計 画 以下の要件を満たした保守計画書を作成すること。 ① 本更新機器、ソフトウェア及び北杜市文書管理システム上の保有データ に係る保守作業を実施するため、年間及び月間の作業計画を定義するこ と。 ② 想定される障害、災害等に備えて、各々のレベルに応じた復旧のための 基本方針、手順を具体的に定義すること。 ③ 保守作業におけるセキュリティ確保のための対応手順を定義すること。 (2)保 守 手 順 書 の 作 成 - 6 - ① 上記保守計画書に従い、本システムの定常運用において実施が必要とな る保守作業を網羅した保守手順書を作成し、本市に提出し承認を得るこ と。 ② セキュリティ事故・障害、災害等に備えて、北杜市文書管理システムの 迅速な復旧のための作業手順を示した障害対応手順を作成し、保守手順 書としてとりまとめ、本市に提出し承認を得ること。 7.2 現 行 本 市 内 LAN と の 責 任 分 界 点 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム と 現 行 本 市 内 LAN と の 責 任 分 界 点 を 別 途 協 議 す る 。 な お 、現 行 本 市 内 LAN の 障 害 が 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム に 影 響 を 及 ぼ す 場 合 、 若 し く は 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム 側 の 障 害 が 現 行 本 市 内 LAN に 影 響 を 及 ぼ す 場 合 は 、 現 行 本 市 内 LAN 側 の 業 者 と 適 切 に 連 携 す る こ と 。 7.3 保 守 対 応 時 間 本 更 新 機 器 、ソ フ ト ウ ェ ア 及 び 北 杜 市 文 書 管 理 シ ス テ ム 上 の 保 有 デ ー タ の 障 害 の 発 生 及 び 本 市 の 求 め に 対 し 、迅 速 な 障 害 対 応 が で き る 体 制 を 取 り 、 開 庁 日( 月 曜 日 か ら 金 曜 日 )8 時 30 分 か ら 17 時 15 分 に 連 絡 し た 場 合 、保 守 要 員 を お お む ね 2 時 間 以 内 に 派 遣 で き る 体 制 を 確 保 す る こ と 。 17 時 15 分 以 降 の体制については、提案すること。 7.4 業 務 内 容 (1)保 守 ① 本市の指示のもと、本更新機器、ソフトウェア及び北杜市文書管理シス テム上の保有データについて障害が発生した場合は、障害の復旧作業を 行うこと。 ② サーバ等機器の保守は、障害の切り分け実施後、システム保全のための 故障箇所の切り離し等、機器操作マニュアル、保守手順書等に従い、オ ンサイトで復旧作業を実施すること。 ③ ソフトウェア又は北杜市文書管理システム上の保有データの修正が必要 な場合は、テストを十分実施し、修正作業を実施すること。 ④ 障害対応の実施後は、本市において完了確認を行うため、保守報告書を 提出するとともに、必要な支援を行うこと。 ⑤ 人 事 異 動( 毎 年 度 4 月 1 日 )に よ る 担 当 者 の 異 動 情 報 の 更 新 を 行 う こ と 。 (2)臨 時 対 応 ( 製 品 保 証 ) ① 部品等の摩耗等により機器の正常な稼働が保てないと思慮される場合又 は開発・製造元等のリコールが行われる場合には、部品の交換、整備及 びリコールの実施等について、本市と協議し必要な対応を行うこと。 ② 臨時保守を行う場合には、必要な準備期間を見込んだ期日に予め本市へ 連絡し、事前に了解を得ること。 - 7 - (3)サ ポ ー ト デ ス ク ①業務主管課からシステムに関する問い合わせ受け付けるためのサポート デスクを用意すること。 ②サポートデスクは、障害等の一次受付窓口を兼ねること。 ③ サ ポ ー ト デ ス ク は 、本 市 の 基 本 業 務 時 間 に 電 話 に よ る 受 付 を 行 い 、そ れ 以 外の時間帯においてもメールによる受付を行うこと。 (4)バ ッ ク ア ッ プ 体 制 ( 災 害 時 対 応 等 ) に つ い て ①データのバックアップに関する具体的な対応方針を記載すること。また、 災害時や障害時におけるシステムの運用に関する考え方を具体的に提案 すること。 ② 障 害 発 生 時 は 、受 託 事 業 者 が 窓 口 と な り 、障 害 の 原 因 を 特 定 し 復 旧 作 業 を 実施すること。 (5)サ ー ビ ス レ ベ ル シ ス テ ム 本 稼 働 ま で に 受 託 事 業 者 は SLA( Service Level Agreement) の 項 目 や 設 定 値 の 最 終 的 な 調 整 を 行 い 、 SLA を 締 結 す る こ と 。 SLA の 構 成 要素は以下の通りとする。 構成要素 構成要素の概要 対象サービスとサービ SLA の 対 象 と な る サ ー ビ ス と そ の サ ー ビ ス 内 容 スメニュー、要件 と要件 サービスの利用要件 SLA 評 価 項 目 SLA 評 価 項 目 ( 設 定 値 ) SLA 評 価 項 目 の 測 定 方 法 サービス提供を受けたときの利用料金の計算 方法 対象サービスのサービスレベルを評価する項 目 サービス品質を維持するため最低限守るべき 品 質 値( 保 証 値 )と 目 標 と す る 品 質 値( 目 標 値 ) SLA 評 価 項 目 ( 設 定 値 ) を 測 定 す る た め の 方 法 利用料金の減額(ペナ SLA 評 価 項 目 ( 設 定 値 ) を 守 れ な か っ た 場 合 の ルティ) 減額金等の計算方法など 利用者側の義務 免責事項 運営ルール SLA 評 価 項 目 ( 設 定 値 ) を 保 証 す る た め に 利 用 者側で実施すべき義務 SLA 評 価 項 目 ( 設 定 値 ) の 実 績 を 算 出 す る 場 合 に免責される事項 本 市 と 受 託 事 業 者 間 の 報 告・連 絡 等 の ル ー ル 及 び体制 - 8 - (4 ) そ の 他 ① 「( 1) 保 守 対 応 」 及 び 「( 4) バ ッ ク ア ッ プ 体 制 ( 災 害 時 対 応 等 ) に つ い て」に示す範囲の保守対応等の実施のために必要となる部品・消耗品等 に要する費用は、すべて受託者の負担とする。 ② 障害機器等を廃棄する場合においては、受託者の負担により、装置の物 理的な破壊又はデータ消去装置等を用いて、当該機器等に記録されてい る全ての情報を復元できないようにすること。 ③ 機器に障害が発生した場合において、その復旧が困難な場合は、速やか に代替機器による対応を図るか、当該機器又はそれを構成する部品等の 更新・交換・修理等を迅速に行う等、受託者の負担にて常時正常な稼働 を保証すること。なお、ハードディスクの交換等により、ソフトウェア の再インストールやシステムの環境設定、動作確認等が必要な場合、正 常稼働するまでの作業を迅速に行うこと。 8教 育 支 援 8.1 資 料 の 配 付 文書管理機能に係る基本的な操作方法をまとめた資料を用意すること。 8.2 研 修 システム切替えに際して、職員が戸惑うことなくシステム運用を 行うため、 職 員 向 け 操 作 研 修 を 実 施 す る こ と と す る 。ま た 、操 作 研 修 前 に 、研 修 計 画 書 を 提 出 し 、本 市 の 了 承 を 得 る こ と 。さ ら に 、人 事 異 動 に よ り 新 た に 担 当 と な っ た 職 員 へ の 研 修 を 、本 市 か ら の 要 請 に よ り シ ス テ ム 運 用 期 間 中 、継 続 し て 実 施 す る こ と 。な お 、シ ス テ ム 稼 働 前 の 操 作 研 修 会 場 は 本 市 で 用 意 し 、デ モ 機 を 利 用 してシステムの基本操作の研修及び操作練習のできる環境は受託事業者が準 備 す る こ と 。( 職 員 が 使 用 す る パ ソ コ ン の 準 備 に つ い て 、 別 途 協 議 す る こ と 。) シ ス テ ム 稼 動 前 の 研 修 期 間 に つ い て は 、 平 成 28 年 7 月 1 日 か ら 平 成 28 年 9 月 30 日 ま で の う ち 協 議 の 上 決 定 す る こ と 。( 全 職 員 を 対 象 と す る 。) 9成 果 物 本 業 務 に お け る 成 果 物 は 、受 託 事 業 者 が 作 成 し 、本 市 に 提 出 す る こ と 。な お 、 成果物の内容については、以下のとおりとする。 成果物 成果物の内容 パッケージシステムの適合設計から開 プロジェク プロジェクト計 ト計画書 画書 発、テスト、データ移行、研修及びマニ ュ ア ル 整 備 、運 用 保 守 ま で を 対 象 と し た プロジェクト計画書。プロジェクト体 制・スケジュール関連等 - 9 - その他 全体進捗 管理会議 、システム 打ち合わ せ 議 事 録・課 題 整 理 等の 表 議事録 10 そ の 他 10.1 プ ロ グ ラ ム の 著 作 権 パ ッ ケ ー ジ や カ ス タ マ イ ズ 、新 規 作 成 プ ロ グ ラ ム 及 び デ ー タ の 著 作 権 に つ い て、その考え方を明確にすること。 10.2 契 約 満 了 後 に お け る デ ー タ 移 行 の 対 応 一定期間の運用後、本市が他社の新システムに更改する場合を想定し、上 記 4.3.( 4)の シ ス テ ム の デ ー タ 抽 出 に 係 る 費 用 に つ い て 明 記 す る と と も に 、 中間標準レイアウト仕様を用いた方法や、同レイアウトに含まれない項目に ついても、具体的な対応を明記すること。 10.3 北 杜 市 例 規 と の 整 合 性 に つ い て 北 杜 市 文 書 管 理 規 程 、北 杜 市 事 務 決 裁 規 程 そ の 他 本 市 例 規 と 整 合 性 を 図 り シ ステム構築、レイアウト等を作成すること。 - 10 -
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