2010(平成22) - 京都市ユースサービス協会

2010(平成22)年度ユースサービス協会事業報告
組織運営に関する事項
(1)理事会・評議員会の開催
○第1回
○第3回
5/31 ウイングス京都
12/14 ウイングス京都
○第2回
○第4回
10/29 ウイングス京都
3/29 ウイングス京都
(2)新・公益法人化への準備
新公益法人移行に伴い「評議員役員等候補選出委員会」を設置し,移行後の評議員を選任した。
理事会,評議員会にて役員の選任を行い,「公益財団法人京都市ユースサービス協会定款」を作成,承
認を得た。2011年度中に申請,2012年度の移行をめざし,準備を進めている。
Ⅰ.自主事業
協会自主財源と市補助金で実施。主な取り組み内容は,若者の市民参加促進の事業, “若者に届く”情報発
信,戦略的な広報,それらの課題を追求するための調査研究及び組織マネージメントの仕事である。
(1)リーダーバンク事業
リーダーバンク事業は,青少年が地域活動に参加していくための機会作りを目的として下記の取組を実施した。
①社会参加情報の提供のため「ボランティアニュース」(旧リーダーバンク通信)を発行
○主に10代を対象に,ボランティア参加の機会提供をすることに重点を置いて季刊発行した。
*年4回発行(131号~134号)。各4000部作成。年間情報件数121件。情報提供団体30団体。
○WEB版(ブログ形式)も作成,公開した。
②高校生がメディアを使って意見表明する機会の提供「the keys」
○高校生スタッフがミーティングの運営,企画,公開発表,取材,編集まで全てを行い,冊子を発行した。
*年2回発行(16号/7月,17号/12月)。3000部作成。編集スタッフは10人。
*16号「マリオの生みの親って?!」「恋愛エピソード」他/17号「ロザンに聞く!」「クリスマスエピソード」他
③青少年団体,青少年の支援に関わる団体との交流・情報交換会の開催
○活動報告と情報交換を行うための場として実施した。① 2/25 (10団体15人),② 2/28 (10団体22人)
④青少年活動センター利用グループのデータベース充実
○センター登録グループ,青少年育成団体の情報をデーターベース化しているが,今後ウェブサイトでの公開
を進めていく必要がある。
(2)市民参加促進事業
青少年が「市民社会」の主体となる“市民”としての経験・学習の機会提供を目指す。WACCORD提案を受
けた取り組みの総括に基づいて,新たに市政への参画を進めるプロジェクトを立ち上げた。
①市政参加のためのプロジェクトの再構築「私たちがつくる京都」
○市政について身近なところから調べ,発信するプロジェクトを立ち上げた。
*登録スタッフは10人。月2回の定例ミーティングを実施。関心のある分野を出し合い共有する中で,アクションを
起こす段階まで進めた。今後,アクションの具体化に向けて取り組んでいく必要がある。
②ボランティアスタッフによる自主運営での「ラウンドアイズ京都」の継続
○当初の目的(子どもの時からの地域参加経験の場づくり)をふまえつつ,若者自身が企画,実施するスタイル
をとり,西陣地域で継続実施した。
*「西陣カルタ」を子どもたちが作成し,地域の人たち(約40人)の前で発表した。
*登録スタッフは16人。参加登録した子どもは9人。
③高校生のまちづくり活動体験「ユースACTプログラム」実行委への参画
○高校生の市民参加プログラムとしてシチズンシップ共育企画,同志社大学,ユースビジョン,きょうとNPOセン
ターなどにより実行委員会を構成して取り組んだ。高校生の企画で以下のプログラムを実施した。
*短期プログラムとして,留学生なども交えた同世代が合宿する「ともいきキャンプ」を実施(1/29-30)。
*長期実践コースとして,繁華街(四条河原町周辺)の違法駐輪を軽減するため「マップ」を作り高校生が配布した。
-1-
(3)青少年関係団体のネットワーク形成事業
①青少年グループ・育成団体・NPO事業への共催・後援
○ミニ京都実行委員会への参画
子どもが主役となる「こどものまち」をオール京都で行うことを目指す「ミニ京都」実行委員会に参画した。事業の実施
は2011年8月の予定。
○チャイルドラインの共催( NPO 法人京都子どもセンターが運営する子ども電話に協力する)。
○「協働事業企画」(20周年記念事業)採択事業の継続実施。
劇企画パララン翠光団 との協働事業を持ち越し実施した(8/25)。
○京都市の「輝く学生応援プロジェクト」事業で設置された「学生PLACE+」運営に協力した。
*きょうとNPOセンター,ユースビジョンと三者による共同運営を行った。
○NPO法人ユースビジョンが主催する「NPO就職キャリアフェア2011」に出展(1/29)。
<共催事業>
レクリエーション・インストラクター養成講習会
視覚障害者ボランティア入門講座
第9回 やましなふれあい手話初心者講座
2011 京都新旬ロック!!
HIV・性感染症及び予防啓発事業
第6回子ども文化フォーラム
京都市児童館・学童保育所職員研修会
山科ユースアクション 2010
アフターヌーン亭
梅小路公園プレイパーク
京都府レクリエーション協会
社会福祉法人京都身体障害者福祉センター他
京都市山科区社会福祉協議会
(財)京都文化財団
北保健センター
京都市東部文化会館
公益社団法人 京都市児童館学童連盟
山科区社会福祉協議会・山科区ボランティアセンター
京都市地域若者サポーター北・上京・左京ブロック主催
(財)京都市都市緑化協会
<後援事業>
「キャリア教育のあり方を問う
京都市昼間里親制度60周年記念事業
京都やんちゃフェスタ 2010
チャイルドライン京都「こどもを大切にする国,しない国」
なぜ雇用就職のミスマッチが生じるのか
子どもの遊ぶ権利のためのIPAフォーラム
合気道京都国際大会
NPO法人あったかサポート
京都市昼間里親制度60周年記念事業実行員会
京都市/京都市児童館学童連盟他
京都こどもセンター チャイルドライン京都運営委員会
NPO 法人あったかサポート
IPA日本支部
合気道京都
○小規模だが「志」を持って活動している青少年グループ,稀少ニーズにかかわるグループや育成団体への共
催,協力を行った(以下一覧)。
めくるめく紙芝居 2010
NA (ナルコティック・アノニマス)京都グループ
こどもフェスタ 2010
かなりあショップ
NPO 法人 CHARM
京都市私立幼稚園PTA連合OB会 はのんの会
「伏見青年の家」柔道部
めくるめく紙芝居実行委員会
NA 京都グループ
NPO法人山科醍醐子どものひろば
かなりあ京都
健康フィエスタ
乳幼児を育てているママのための講座
ノーバディズ・パーフェクト
少年少女柔道教室
②関係行政機関・関係団体への協力(協力事業)
○外部機関・施設などへの委員等として参画・協力した。
*市社会福祉協議会(評議員)
*京都市青少年活動推進協議会(委員/専門委員)
*人づくり21世紀委員会(幹事)
*市民活動総合センター(運営委員)
*福祉ボランティアセンター(企画運営委員)
*市教委教員採用試験面接者
○「日本女性会議2010 in きょうと」実行委員会への参画
実行委員/部会運営委員(青少年育成及びワークライフバランス部会)を派遣した。
「青少年の生きづらさ」をテーマとした第7分科会を企画運営した。
○「京都アートフリーマーケット」への協力・共催
-2-
若手造形家・活動者の作品展示販売に協力し特別会場を設置した(9/18-20)。
○全国若者支援ネットワーク協議会への加盟・協力
若者支援に関わる団体の全国ネットワークに協力した。また,近畿地区勤労青少年ホーム協議会事務局を務めた。
○外部機関・施設などからの依頼に応じて,企画提供や講師派遣などの協力を行った(主なもの)。
*「子どもを共に育む未来づくりフォーラム」(7/28:パネラー)*「不登校フォーラム」(1/23:分科会担当)
*「若者を元気にする全国フォーラム」(1/8-9:パネラー)*文科省「新しい公共フォーラム」(2/6:パネラー)
○大学コンソーシアム京都連携科目「ユースサービス概論」を開講(立命館大学と共同)した。
③広報誌『ユースサービス』の編集・発行
○第3号から第6号を各3000部発行。関係団体や個人,学校・大学公共施設及び,厚生労働省,内閣府他の
全国の関係機関に配布した。
*第3号/4月 特集「ユースシンポジウム2010~豊かな社会の生きにくい若者」
*第4号/7月 特集「動き始めた 子ども・若者育成支援推進法」
*第5号/10月 特集「不安・希望,ともにえがこう 京都ARUの支援ぶりを追う」
*第6号/1月 特集「子どもたちを未来に育む環境づくりを!~少年非行の現状と課題~」
④インターンシップ/各種実習の受け入れ
○大学コンソーシアム京都のインターンシップ生の受け入れ。(5人:中京・下京・山科センター)
○京都女子大学社会教育実習の受け入れ。(2人:山科・南)
○京都芸術デザイン専門学校インターンシップ生の受け入れ。(10人:5センター)
○立命館大学地域活性化ボランティアプログラム実習の受け入れ。(下京センターにおいて)
○立命館大学応用人間科学研究科 ユースワーク実習受け入れ。(9人)
⑤中京区内の関係団体・機関との連携
事務局のある中京において,一過性でない継続的な地域活動としての取り組みを進めた。
○人づくり21世紀委員会(中京ネットワーク実行委員会),こころの健康増進センター,市女性協会ほか
○中京区民ふれあいまつりへブース協力
○思春期の子どもたちを支える実務者ネットワーク:区社会福祉協議会,子ども支援センター,保健所等と中京
における「思春期」の子ども・若者に関わる機関・団体の情報交換及びセミナーを協働開催した。
*初の試みとして,「イマドキのレンアイ事情」「コミュニケーション」をテーマに,保護者向けセミナーを開催した。
⑥ユーススクエア高辻の運営
○元格致小学校校舎を借用して,主催事業やボランティアグループの活動の場として運営した。
(4)事業企画・運営体制の充実
①企画委員会の運営
○今期は,「若者を巡る現代的ニーズの再確認と,協会事業の検証」をテーマとして検討を進めるとともに,各事
業所の「事業仕分け」をタスクチームに分かれて実施した。
○委員会の開催日程・活動日程
月 日
2010. 4. 8
2010. 5.13
2010. 7. 6
2010. 8.26
2010. 9. 2
2010. 9.28
2010.10
2010.10.26
2010.12.16
① 2011.1.16
② 2011.1.22
2011.3.15
内 容
71 回委員会
72 回委員会
73 回委員会
74 回委員会
75 回委員会
76 回委員会
ニーズ調査
77 回委員会
78 回委員会
検討事項・作業詳細
前年度の仕分け内容の事業プランへの反映について
前年度仕分けの総括(中京,サポステ,山科,東山)共通する課題の検証
仕分け・評価そのものの吟味
東山センターを例にとり,委員の評価と現場職員の受け止め方の相違を検証
評価の方法とプロセスを検討
ニーズ調査の方法。評価の方法とプロセスを検討
7か所の事業所で潜在的なニーズを探るヒヤリング調査を実施
評価ガイド及び評価シートの確認と修正。全体事業評価の方法について。
ニーズ調査の実施報告。事業所全体評価シートの検証及び仕分け(山科青
少年活動センターを例にして)
仕分けヒヤリング 全事業所を2つに分け,企画委員,理事者だけでなく,出席した職員の相互
評価を加味して各事業所の事業を仕分け。
79 回委員会
事業評価・仕分けのプロセスのふりかえり(課題と展望)。報告書のまとめ方。
-3-
<企画委員一覧>
鈴木 暁子 ダイバーシティ研究所研究主幹
川中 大輔 シチズンシップ共育企画代表
斎藤 真緒 立命館大学産業社会学部准教授
谷口 肇
京都医療少年院法務教官
知名 純子
古田 義久
幸重 忠孝
まるいクリニック医務部長/PSW
京都市教委生涯学習部首席社会教育主事
NPO法人山科醍醐こどものひろば理事長
※敬称略
②スーパーバイザーの委嘱
○現場スタッフを支え,業務の質的な向上を支えるためにスーパーバイザー(山本智也氏:京都ノートルダム女
子大)を委嘱し,年間を通してコンサルテーションが受けられる体制を作った。 12回実施
③協会・青少年活動センター事業の検証
○企画委員会における事業評価の議論に引き続いて,2011年度以降に検討してもらう予定。
※事業の検証の方向性については,企画委員会報告を参照のこと。
(5)調査・研究・研修事業
①ユースワーカー養成に関する立命館大学との共同研究
○学部レベルでの養成に向けた検討,資格制度についての研究を継続した。メンバーは以下。
(立命側)野田正人氏・斎藤真緒氏・中村 正氏 (協会側)遠藤理事長・水野・大場・松山
②ユースワーカー養成プログラムの実施
○大学院(応用人間科学研究科)でワーカー養成コースを共同運営した。
「概論」受講 14人/後期にその内9人が5ヶ所のセンターで3~5ヶ月の実習を行った。
○ユースワーカー資格取得プログラムの実施(別掲=受託事業で実施)
③外部機関との共同研究
○他都市での実践や専門職養成についての調査・協議を行った。
佐賀県,北九州市,横浜市,渋谷区などの取り組みについてヒヤリングを実施した。
○内閣府「青年社会活動コアリーダー育成事業(海外派遣)」への参加
*10月に2週間,イギリスへワーカーを派遣し,イギリスのユースサービスについて視察を行った。
○スウェーデン・ネットワークハウススタッフを招いての公開セミナー(11/5)の実施。
④職員研修の実施
○研修プロジェクトを運営し,今後の組織基盤強化に向けて計画的な人材養成に向けた取り組みを進めた。
*新人・若手・ポスト若手・中堅という各経験年数別の研修を実施。
*所長・管理職を対象としてマネージメント研修を実施。
*外部派遣研修を実施(キャリアカウンセラー/思春期保健相談士等の資格取得研修も実施)。
*ユースワーカー資格取得プログラムを実施(資格講習,大学授業への職員の参加)。
○事例研究会を定例開催した(年間10回)。
○子ども・若者育成支援推進法(支援法)関連業務に対応した職員研修を実施した。
*内閣府モデル事業の研修に参加。
*総合相談員,支援コーディネーター研修を実施。
○全職員が参加する「全体研修会」を実施(5/12)。
(6)青少年活動センター担当の自主事業(詳細は別掲)
○ダンス教室/食に関するワークショップ(北担当)
○スポーツ事業(中京担当)
○陶芸教室/ものづくり教室(東山担当)
○ヒップホップダンス教室/トレーニング教室(下京担当)
-4-
他
Ⅱ.協会受託事業(事務局/中京青少年活動センター担当)
協会事務局と中京青少年活動センターを一体的に運営し,7ヶ所の青少年活動センターの中核的な機能を果た
す事業を行った。青少年交流事業,指導者の養成事業,「ユースinfo.スクエア」事業,相談事業,職業的な自立
支援の事業を通して課題を持つ青少年への包括的な支援を目指した。
(1)指導者養成事業
活動センターで活動するボランティアスタッフや,利用グループのリーダーなどを対象とした研修,青少年
自身が支援する側に立つ=ピアサポートを拡げるためのサポーター養成を継続実施した。
①若者自身が支援する側に立つ「ピアサポーター」養成
○若者が抱えがちな問題や課題,特にセクシャルヘルスについて学ぶセミナー「大切なあなた 大切なわたし」
を実施した(全6回)。講師:あかたちかこ氏( AIDS 予防啓発活動家/思春期保健相談士)
・ゲスト:佐藤友久氏(京都文教大学人間学部文化人類学科准教授),徳永祥子氏(大阪市立阿武山学園児童自
立支援専門員,伊藤八栄子氏(大阪市立阿武山学園看護師)
②ユースワーカー養成・資格認定事業
○養成講習(8月及び3月),資格取得コースの第3期・第4期を実施した。(第3期・4人/第4期・6人が履修)
③ボランティアステートメントの改訂と活用
○2005年に作成されたボランティアステートメントを改訂し,ボランティア及びボランティア希望者に対してわかり
やすく伝えるための冊子を作成した。
④各青少年活動センターにおけるボランティアスタッフ養成
○各青少年活動センターにおけるボランティアスタッフ養成研修の実施した(別掲)。
(2)青少年の交流促進事業
青少年と青少年に関わる多世代が交流できる場づくりの事業として実施した。
①「ユースシンポジウム2011~縁なき社会の若者の生き方~」の開催
○青少年の支援や活動に関わる人たちとともに,若者の課題やつながりについて考える場を設けた。
*「仕事と『わかもの』のつながり~今の仕事を選んだ想いと働く理由~」「中学卒業後の多様な学びの選択肢~通
信制高校の学びの可能性~」「人が集まる場のプロデュース」「デジタルメディア世代のつながりかた」の各分科
会を実施。
*全体会「100人で話す若者のこれから」“ワールドカフェ”の手法で,分科会で出た内容をもとに議論を深めた。
*交流会(自由参加),参加者約30人。
②音楽とダンスの祭典 「ライブキッズ21回大会」の開催 (共催) (財)京都市音楽芸術文化振興財団
大会当日は,ダンス・ミュージックの2部門を交互に実施し,1日で開催した。本大会への選考をかねて新
風館でプレイベントを実施した(ダンス部門)。
*応募 ダンス部門(ビデオ選考)62チーム/音楽部門(テープ選考)65バンド
*協賛・協力 (財)京都文化財団/(株) JEUGIA /(株)リュウ/(有)ティ-アンドハイ/(株)京都舞台美術製作所/(株)
教映社/(株)j2mail /新風館/(株)ヤマハミュージックパブリッシング/タウン情報ぱーぷる(株)エヌ・アイ・プランニン
グ/プロミス(株)京都お客様サービスプラザ/ダイドードリンコ(株)/他広告協賛14社
(3)ユース info.スクエア(総合相談窓口)事業
「子ども・若者育成支援推進法」に規定されるワンストップ窓口として,「子ども・若者総合相談窓口」を青少年活
動センター内に開設した。また,ロビー等を活用して気軽にさまざまな話題を語り合うことのできるカフェ形式の
事業や課題別セミナーの機能を充実させた。
①「子ども・若者総合相談窓口」の開設
○「子ども・若者総合相談窓口」を開設し,子ども・若者相談員を配置した。
<相談件数及び相談内容>
就労
39 就労以外の進路
13 その他
25
ひきこもり
59 家族内の問題
10
不登校
6 人間関係
7 合計
159
*3月までの相談件数159件の内,対象の65%は男性,58%は保護者を通しての相談だった。
-5-
②若者が抱える課題に対応したセミナーの開催
○進路について見直し,多様な働き方や生き方について考える場「 “あたりまえ”じゃない生き方実践講座」
を実施した。(協力:ユニオンぼちぼち)
*「働き方について考える~正規と非正規のちがいってなに?」「お金をかけずに人が集まれる居場所を作る」「「せ
んせい」として「がっこう」で何ができるか?」「みんなに読んでほしい本を,自分で世に出す」「枠を壊しつづける
即興的身体表現」「自給自足で自己満足に生きる(農業ガールズ)」 他
○恋愛を切り口に自分の悩みをオープンに話したり考えあう「恋愛塾」を開催した(全4回)
。
*インターンシップの学生とともに企画を行った。同時に,ピアサポーター養成講座を受講したメンバーの活動拠点
のひとつとしても位置づけた。
○社会人経験3年目未満の若手社会人同士が集い,“仕事”や“働くこと”について考える「社会
人若手委員会」を実施した(全5回)
。
*「こういう場がほしい」という青少年からのニーズに応えて実施した。
③相談事業の全体調整・体制の強化
○総合相談窓口の開設に当たり,子ども・若者相談員への研修を実施した。
*子ども・若者相談員は,「ユースアドバイザー養成講習会」(平成22年度内閣府実施事業)を受講・修了した。ま
た,インテーク面接のスキルアップのための研修を実施した。
*多様な相談のケースに対応するために,他の相談機関・団体との連携を強化した。
④ロビープログラムの実施
○気軽に話せる場「よるっチャ」を開催した。
・5月 若者会議U-35との協働企画。京都市基本計画へのパブリックコメントを募集した。参加者15人。
・3月 昨年の参加者から「ぜひ,やりたい」というリクエストを受け,彼らが運営する形で実施した。参加者6人。
○「何でも質問BOX」の設置(年間172件)
日頃疑問に思っていることや悩んでいることを対面ではなく質問用紙に記入し,匿名により相談を実施した。
<質問例>「性ホルモンが出れば成長ホルモンは出なくなるのですか?」「どうしたら人の気持ちが分かりますか」
「年金制度が破綻寸前で将来が不安です」など(一部抜粋)
(4)☆中京青少年活動センター50周年記念事業の取組み
1960年に若者の憩いの場としての「青年の家」が開所してから,満50年を迎えたことを記念した取組を行った。
○「思い出の写真展~中京青年の家から青少年活動センターへ」の開催
○「記念感謝会」と「市民ダンスパーティー」の開催
*記念感謝祭:市長を始め市会議員,育成委員,市関係機関,青年の家時代の講師など54人の参加があった。
*市民ダンスパーティー:センターを拠点に活動を続けている青年社交ダンスサークルの協力を得て実施した。
○「記念リーフレット」と「記念映像(DVD)」の作成
(5)青少年活動センター外での若者へのアプローチ
特に情報や資源に乏しい若者が,求めるときに支援や活動機会を得られるための取り組み。
*大学でのボランティア活動説明会,NPO就職キャリアフェアなどでブース出展し,相談や情報提供を行った。
(6)「居心地の良い」施設提供のための取り組み
①利用しやすい“入り口”となるスポーツ事業(ヨガなど=自主事業)の実施
○「エナジーヨガ」,「ベーシックヨガ」,「ボクサネス」,「ヒップホップ」,「初めてのファンク」など5教室(年間4クー
ル,各10~11回程度)実施した。
②ジムの運営及び事務ガイダンス
*トレーニングジム利用者を対象に,ジムの安全利用を目的としたガイダンスを行った。(月2回)
*8月からは「エアロガイダンス」(有酸素運動に限定)を実施した。(毎週)
*ガイダンスの実技指導はボランティアコーチ(登録6人)の協力を得た。
(6)広報事業
①インターネット(ウェブサイト)の活用
○事業情報を毎月掲示するとともに,ユースサービス・青少年活動センターの広報媒体として積極活用した。
②広報プロジェクトの拡充
-6-
○WEB上で効果的な広報を行うため,ホームページの再構築,運用の見直し等について,ウェブの活用に特化
したチームを編成し,検討,協議を進めた。
①HP(インターネットホームページ)の運用
○現在のホームページの問題,課題を整理し,ホームページの再構築に向けて具体的な作業を開始した。
夏をめどに,協会,センターのホームページのリニューアルに向けて準備を進めている。
○一部試行しているセンターの部屋の空き状況を,本格的な運用に向けて,インターネット上で予約できるシステ
ムと併せて検討を始めた。
②広報プロジェクトの運営
○ウェブ担当者,広報誌担当者の定例会議を,それぞれ月1回程度開催。
○協会機関誌「ユースサービス」を,年 4 回発行した。
○施設パンフレットの増刷にあわせ,子ども若者支援室,総合相談窓口,サポートステーション等,相談に関わる
内容を充実させたものを作成。
行事一覧(自主事業及び中京センター事業)
事業分野
事業名
リーダーバンク
ボランティアニュース
the keys
広報誌「ユースサービス」
育成団体交流会
市民参加促進
ユースACTプログラム
WACCORD/REK
WACCORD/私たちがつくる京都
ネットワーク形成 思春期ネット/保護者向けセミナー
グループ共催/かなりあショップ
指導者養成
ピアサポーター養成講座
YW養成講習会①
YW養成講習会②
青少年交流
ユースシンポジウム
ライブキッズ(新風館)
ライブキッズ(京都会館)
Info
“あたりまえ”じゃない生き方実
日程
年4回発行
年2回発行
年4回発行
2/19,2/24
通年
通年
10/8,10/14
毎月
10/25~11/29
8/28-29
3/5・3/6
2/27
1/16
3/13
毎月
回
数
参加
数
備考
4,500部発行
3,000部発行
3,000部発行
25 16団体
2
10
2
12
6
延べ
人数
20
15
15
444
73
45
71
73
111
700
2,200
18
162
※運営ボランティア含む
新風館
京都会館
※打合せ含む
践講座
恋愛塾
社会人若手委員会
何でも質問Box
よるっチャ
50周年記念
思い出写真展
記念感謝祭
ダンスパーティー
スポーツ
エナジーヨガ①~④
ヒップホップ①~④
ベーシックヨガ①~④
ファンク①~④
ボクサネス①~④
ジムガイダンス
エアロガイダンス
職業ふれあい
面接対策講座
その他
フリータイム
自習室
サポーター養成 地域若者サポーター養成講習会
現場訪問(実習)
11/12~12/21
10/9~12/11
通年
10月~3月
11/9~11/30
11/13
11/14
年間4クール
年間4クール
年間4クール
年間4クール
年間4クール
通年
毎週金曜
11/25・12/2・12/9
通年
9/25~11/6
11~12月
-7-
4
5
37
14
4
51
36
172
16
カウントせず
40
40
44
44
32
22
10
3
112
86
118
52
44
6
10
52
7
54
27
790
482
754
465
255
175
17
15
588
911
325
72
12月は工事で中止
希望のあった日に実施
※修了式含む
8団体・1機関(2回)
Ⅲ.その他受託事業
1.京都市都市緑化協会受託事業(プレイパーク事業)
2010年度から都市緑化協会の運営に移行し,5月までの移行期間について運営協力した。
2.京都若者サポートステーション受託事業(京都市及び厚生労働省委託事業)
来所時仕事へのイメージをつかめず何に取り組めばよいかわからない若者に対し,相談事業を主とした事業展
開に心がけ,職業ふれあい事業への誘導を行った。年度内に65人が正社員はじめアルバイト,職業訓練など進路
決定している。また,2010年度は新規事業として高校訪問及び,研究事業として家庭訪問を行った。利用者数は
4,663人であった。
(1)相談事業
○窓口相談=ユースワーカーによるインテーク面談を行い,専門相談・サポステ各事業及び適切な専門窓口へ
つなげる。
○こころの相談=月・水・木曜日に臨床心理士を配置。水曜日は京都府ジョブパークにて実施。
○キャリアの相談=金・土・日曜日にキャリアコンサルタントを配置して専門相談を実施した。
○保護者相談=第1・2木曜日,毎金曜日に南センターで実施。また,予約状況に応じて月末の土曜日にキャリ
アコンサルタントを配置して実施した。
(2)就労体験事業
①百井合宿体験事業(宇多野ユースホステル就労体験合宿に変更)
日頃コミュニケーションによる人間関係に困難さを感じたり,就労に何らかの心理的に不安感を持つ若者に対し,日
帰り体験や合宿を通して克服の第一歩が踏み出せることを目的に開催した。主に林業体験を行った。
②アジプロ(あたまと体を使って働くことを実感するプログラム)
働こうと思っているがすぐに就職はちょっと不安と迷いがある若者に週1回の働く体験の場を提供した。自分の課題
に向きあうこと,強みを発見することを目的。カフェ体験と事務作業体験を行った。カフェ体験に関しては実際にカフ
ェを経験している人を講師に呼んだ。会場:南青少年活動センター,下京青少年活動センターと連携事業。
③アジプロセカンド
アジプロ修了者を対象に週3~4日,1ヶ月程度地域での体験を通して,実社会で働くことを実感し,実際の就労へ
つなげていった。受け入れ先:宇多野ユースホステル
(3)就労支援セミナー
①自分を見失わない就活のために!!~「自分軸」を明確にすることで,一歩前へ踏み出そう~
3日間のプログラムでペアワークやグループワークを通じて,自分軸を持つことにより,自分にあった就労を見つける
ことを目的とする。3回目の最終日には今までの参加者を呼び交流会を行った。
②「緊張って何!?」リラクゼーションを知ろう
自律訓練法を主に就職活動等でのストレス及び身体の変化への対処法を身につける。
(4)保護者向け事業
①親こころ塾
就労に困難さを抱える若者の保護者を対象に子どもとの接し方や保護者自身の精神的自立を支えるミニ講座やワ
ークを実施した。また引きこもり経験のある若者との交流会を開催日4日の最終日に実施した。
②親が語る,若者が語る自分史からのメッセージ
ゲストの若者,親にそれぞれの自分史を語ってもらい参加者とともに若ものについて考える機会を持った。
(5)職業ふれあい事業(青少年活動センター連携事業)
青少年の大きな課題である,就労課題に対してセンターと協同で事業を行った。
(6)連携事業
独立行政法人雇用・能力開発機構京都センターと活動センター連携によるキャリア形成事業を実施した。
(7)家庭訪問事業(京都市調査研究委託事業)
家庭訪問の効果を測定するために,サポステの保護者相談に来ている家庭に訪問を行った。また毎月一回,研究
者・保護者相談担当相談員・臨床心理士・訪問ワーカーでカンファレンスを行い,訪問家庭の選定やアセスメントを
-8-
行った。カンファレンスを行ったケースは7ケース,実際に訪問したケースは4ケースであった。
(8)中退者支援アウトリーチ事業(厚生労働省委託事業)
2010年度より,市立高校5校(洛陽工業全定,伏見工業全定,西京定)にキャリアコンサルタントを派遣した。キャリ
アの相談,キャリアデザインや就労についてのミニ授業を行った。
(9)地域若者サポーター養成事業
○地域若者サポーター養成講座を実施した。(9月~11月)
*座学(6回)では,若者を取り巻く状況について理解を深めた。
*現場訪問(8団体・1機関)では,支援の現場の取り組み状況や,若者の様子などを肌で感じてもらった。
○登録サポーターの学びと交流の場(研修交流会)を実施した。
*京都ARUの活動(パン作り)を紹介し,自分たちにできることをグループに分かれて検討した。
○自主的な支援活動を拡げるため,登録サポーターの組織化を図り,地域ブロック制度を立ち上げた。
*京都市内を5つのブロックに分け(北・上京・左京/山科・東山/南・下京/中京・右京・西京/伏見),居住地を
ベースに所属し,所属するブロックのセンターの取り組みについて理解を深めた。
*サポーター自主企画として,居場所事業を実施した。(北・上京・左京ブロック「落語の会」)
行事一覧
行事名
(1)相談事業
窓口相談
こころの相談
キャリアの相談
保護者の相談
(2)就労体験事業
百井合宿体験
百井日帰り体験
アジプロみなみ
①
②
③
アジプロしもぎょう
①
アジプロしもぎょう
②
アジプロセカンド
(3)就労支援セミナー
自分軸
①
②
③
「緊張」って何?!
(4)保護者向け事業
親こころ塾
①
②
③
(5)青少年活動センター連携
インプロビゼーション・ワーク
西陣織の伝統工芸士から学ぶ
「農」という職を知ろう! 農業体験Ⅰ
農業体験Ⅱ
再チャレ就活講座
「しごと」探求
(6)中退者支援(学校訪問)事業
セミナー
(7)家庭訪問
実施期間
通年
〃
〃
〃
〃
回数
参加者(延)
-
-
-
-
848
477
617
289
3/24~26
8/20
5/10~
9/6~
1/31~
5/18~
1/20~
通年
1
1
7
7
8
7
7
26
1
2
4(28)
5(35)
5(35)
3(21)
3(21)
2(26)
7/13~
11/4~
2/8~
3
3
3
3
15(35)
12(35)
9(46)
11(33)
5/4~
10/11~
2/6~
4
4
4
中京センター
〃
・ジョブパーク
〃
南センター
百井青少年村/下京連携
百井青少年村
南センター
〃
〃
下京センター
〃
宇多野YH
中京センター
〃
〃(最終日に全体会を行った。)
中京センター
20(57) 中京センター
20(93) 〃
26(103) 〃
9/27~
7
7(46)
2/24
1
11
9/11~18
3
9(12)
10/16~23
3
9(13)
11/25~
3
5(15)
2/19
1
5
通年
243
洛陽定時(64)全日(14)
伏見定時(39)全日(17)・西京(23)
38
1058
23
23
-9-
備考(実施場所等)
東山センター
北センター
北センター
中京センター
山科センター
本人の相談のみ掲載
市調査研究事業
3.青少年非行防止活動事業の受託
京都市少年補導委員会との協力で,非行防止活動を実施した。
4.「子ども・若者育成支援推進法」にかかわる指定支援機関の受託
京都市子ども・若者支援地域協議会において行われる支援の全般を主導的に行う機関として,教育・福祉・青少
年・精神保健等の分野より,5人の支援コーディネーターを配置。各スタッフの知識や技術,ネットワークを提供しあ
い,チームとしてケースの支援に当たった。
○個別ケース検討会議
複数の支援機関により,支援の方向性を検討する必要があるケースについて実施。本人,家族の状況についての
情報共有や各支援機関の役割分担等を検討した。
○対象者に対する支援
総合相談窓口や他機関からのリファーを受けて課題の再整理を行い,必要に応じて他の支援機関との連絡調整,
協力依頼や役割分担,進捗状況の把握に努めながら継続的な支援を行った。また,支援機関への同行や家庭訪問
による面談,メールや手紙でのアプローチなど,本人や家族の状況に適切な方法で支援をすすめた。
○指定支援機関としての機能充実
他府県の総合相談窓口や支援コーディネート機能,また青少年支援に当たる NPO 等を視察し,スタッフ体制や仕
組み,困難事例についての意見交換等を行った。また,青少年支援にかかわる研修に積極的に参加し,必要な技
術や知識の習得に努めた。
○子ども・若者総合支援広報物作成
京都市子ども・若者総合相談窓口の周知のためリーフレットを作成。
現在担当中の対象者の年齢・性別相談内容
相談内容
就労
ひきこもり
不登校
その他
合計
対象者の年齢
件数 10代 20代 30代 40歳以上 不明
6
1
3
2
18
12
6
0
6
3
2
1
30
4
17
9
0
0
対象者の性別
男
女
不明
5
1
14
4
4
23
2
7
0
対象者のレベル評価(支援開始時と現時点の変化)
支援開始時
合計
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
レベル5
レベル6
レベル1
17
レベル2
1
8
現時点
レベル3 レベル4
合計
レベル5
2
レベル6
1
1
17
9
2
1
0
1
18
11
0
1
0
0
30
レベル1:家族などの相談のみで,対象者の自発的な行動が見られない。
レベル2:対象者が現状を変えるための認識を持つようになった。
レベル3:対象者が現状を変えるために,支援者に促されて行動を起こすようになった。
レベル4:対象者が現状を変えるために,自発的に行動を起こすようになった。
レベル5:対象者が社会参加について自覚を持ち,継続した社会参加のための行動を実践できるようになった。
レベル6:対象者が自立した社会生活を営めるようになった。
- 10 -
5.中学3年生学習支援事業の受託(京都市保健福祉局/福祉事務所)
市保健福祉局・福祉事務所,京都BBS連盟,各BBS会と連携して,生活保護家庭の高校進学を希望する中学
生(や卒業生)を対象とした学習支援のための「勉強会」を開いた。
①北青少年活動センターでの学習会
○前年度までは「自主的な活動」として実施されていたが,新たな枠組みで5月からスタート。参加者は中学生及
び,前年度まで参加していて進学した後も参加している高校生も含めて,8人程度が入れ替わりで参加。
*毎週木曜日 17:00~18:30
*中学生3人/卒業した高校生5人が参加。のべ39人参加。
②伏見青少年活動センターでの学習会
11月から伏見青少年活動センターを会場として実施。文教大学生を中心とするBBSメンバーの協力で実施。
*毎週金曜日 17:00~18:30
*中学生6人,のべ21人が参加。
- 11 -
Ⅳ.北青少年活動センター
1.全体の動向
青少年が「地域」や「環境」について関心を持ち理解を深めるため,地域の資源を生かした事業を展開し,青少
年の地域参加を促した。定期的に活動を行うことにより,地域との関わりや繋(つな)がりが増えている。また,「ごぶ
SAT」を定期的に実施した結果,20代の青少年が継続して参加できる居場所づくりをすることもできた。
2.具体的な事業
(1)自主活動支援事業
自主的な企画を実現したいというグループ(4グループ)に活動スペース(グループ活動室)を提供し,情報提供
やアドバイス,広報協力,企画の共催を行い,青少年の活動の幅を広げた。
①MAP(地域の子どもたちを対象に,季節ごとのイベントや行事を行った。年間11回)
②CSA (環境保全を目的に,北区内や賀茂川の清掃や啓発活動を行った。年間1回)
③フナッツ(船岡山に関わる地域イベントを通じて,地域の再発見や活性化を目指す活動を実施した。)
④京都BBS連盟 中3学習会(地域の中学3年生を対象に毎週木曜日に学習会を行った。年間33回)
(2)環境ふれあい事業
青少年が,身近な環境から環境問題について理解を深め,環境負荷を減らすような実践を促す機会とした。
①環境ふれあい事業
大文字山ハイキングを年に2回行い,大文字山の自然を体感した。また,ナビゲーターから自然の大切さや環境保
護について学ぶ機会となった。
②こしたかクラブ(子ども自然体験活動クラブ)
自然体験活動に関心を持つ青少年ボランティアが,子ども(小学生)を対象に,環境教育の手法をつかった自然体
験のプログラムの企画・運営を主体的に行った。(年8回実施)
③農作業体験
岩倉の農家へ出向き,青少年が自然や人と触れ合ったり,稲や野菜を育て収穫する喜びを分かち合った。日々の
悩みやストレスが解消される等の心理的な効果も得られた。また,コミュニケーションが苦手な青少年が仲間意識を
育む機会にもなった。京都若者サポートステーションと連携して,就農体験の機会も設けた。
(3)地域活動推進事業
青少年が主体的に地域に関わっていくためのきっかけを提供し,活動への参加によって得られた経験が次第に
深まり,地域に必要とされる人材となるようなボランティアの育成を行った。
①地域イベントボランティア
○清掃活動…地域の環境団体と合同で毎月第1土曜日の午前中に清掃活動を実施した。清掃後に振り返りを
行い,ゴミのポイ捨てや環境について考える時間を設けた。また,参加した地域のイベントでも清掃活動を積極
的に取り入れた。*紫明通り清掃活動(年間10回実施)
○地域のイベントへの参加・・・依頼のあった地域のイベントに青少年がボランティアとして参加した。
*「北区民春まつり」(6月),「北区新大宮夏祭り」(7月),「FUNAOKA STANDARD2010」(11月6日),「紫
野まつり」(11月14日)
②伝記作成プロジェクト
青少年が2~3人1組になって,月に2~3回高齢者を訪問し,高齢者が体験した昔の出来事や趣味などのお話を聞
き,伝記を作成した。作成した伝記は青少年自身が「敬老の日」( 9 月 20 日)に高齢者に贈呈した。
③サンタクロースプロジェクト
青少年がサンタクロースに扮し,地域の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けるボランティアを体験。初めてボラン
ティアを体験した青少年が多く,子どもたちが喜ぶ姿を目の当たりにして自分への自信を深めた。今年度は,施設の
クリスマス会にも協力し,青少年が地域に出向く機会を増やした。*訪問施設3ヶ所(5回),訪問家庭11件
④西陣ひと・まち・ものがたり
西陣地域を中心に,後世に伝えたい場所や町並み,歴史,仕事,人々の生活・習慣などを取材し,インタビューを数
珠つなぎ形式で行った。今後,取材成果を「西陣50選」として冊子にして,青少年や地域に発信していく。
*「町家倶楽部 小針剛さん」「和裁士 服部美幸さん」「紫野社会福祉協議会 林正則さん」「フナッツ代表 石
川智規さん」「おはりばこ 北井秀昌さん」「京都市考古資料館 辻純一さん」にインタビューを行った。
- 12 -
(4)利用促進事業
事業外で広く青少年に北青少年活動センターの存在を知ってもらい,利用してもらうきっかけ作りをした。また,
同世代の若者と活動する機会の少ない青少年のニーズにも対応した。
①ダンス教室(自主事業)
ヒップホップダンスの講座(10回コース)を年4回実施。3月には「ライブキッズ」で日頃の練習の成果を発表した。
② eat * mo 倶楽部(いーともくらぶ)
旬の食材や身体に良い食材を使いながら,地産地消や旬産旬消について学び,参加者が「食」から「環境」につい
て考える機会とした。その中で,参加者同士の交流も生まれ,他事業への参加へとつながった。(年5回実施)
③ごぶ SAT (ごぶさた)
居場所づくり事業として,毎月第2,4土曜日の午後に気軽に参加できる料理や運動などのプチプログラムを実施し
た。定期実施によって参加者数が増えた。若者ボランティアが運営することで,同年代の参加者がより参加しやすい
プログラムになった。(年22回実施)
(5)相談事業
年間を通じて「活動内容・余暇の過ごし方」「グループ内の人間関係」の分野の相談が,次に「進路・就労等」相
談が多く,進路や就労に対する不安や就職,生き方についての相談が多かった。
<行事一覧>
事業名
自主活動支援事業
(MAP,BBS,CSA,フナッツ)
環境ふれあい事業
こしたかクラブ(ミーティング)
こしたかクラブ(子どもとのプログラム)
4月~3月
96
参加者数
(延べ)
595
5月,10月
4月~3月
年間(8回)
2
25
8
15
123
136
農作業体験
地域イベントボランティア(清掃活動)
地域イベントボランティア(ミーティング)
地域イベントボランティア
(地域へのイベント参加)
伝記作成プロジェクト(全体会)
伝記作成プロジェクト(聞き取り)
サンタクロースプロジェクト(ミーティング)
サンタクロースプロジェクト(施設訪問)
5月~3月
毎月第1土曜日
毎月第1土曜日
6月,7月,11月,
11月
6月~9月
6月~9月
6月~3月
12月
13
10
14
4
25(101)
54
22(96)
1659
5
34
10
5
35
146
14(163)
254
サンタクロースプロジェクト(家庭訪問)
西陣ひと・まち・もの語り(ミーティング)
西陣ひと・まち・もの語り(聞き取り)
ダンス教室(ヒップホップ)①
ダンス教室(ヒップホップ)②
ダンス教室(ヒップホップ)③
ダンス教室(ヒップホップ)④
ライブキッズ発表
eatmo倶楽部
12月24日
6月~3月
7月~3月
4月~6月
7月~9月
10月~12月
1月~3月
3月13日
5月,8月,10月,
11月,2月
4月~3月
1
9
6
10
10
10
10
1
5
59
10(38)
10(19)
33(240)
24(169)
24(182)
16(116)
16
34
22
21(171)
ごぶSAT
実施時期
- 13 -
回数
実施場所
グループ活動室 他
大文字山
グループ活動室
京都市動物園
琵琶湖博物館他
岩倉長谷八幡宮
紫明通り
船岡山公園
大宮商店街他
館外
紫竹児童館
楽只保育園他
センター周辺
西陣地域周辺
レッスンスタジオA
レッスンスタジオA
レッスンスタジオA
レッスンスタジオA
京都会館
料理室
Ⅳ.東山青少年活動センター
1.全体の動向,傾向
2010年度は,ステージサポートプランの参加者と, YU'Z 利用の増加で,利用者数は前年に比べ 1,743 人増加
した。事業面では,表現活動やものづくりの体験の機会を提供するとともに,2009年度より継続している「ステージ
サポートプラン“ YU'Z ”」や「“ヒガシヤマ DE ものづくり”」などで,青少年の自主的な活動の支援を行った。また,学
校との連携事業は,アーティストが学校へ出向き,生徒や教師に対して表現・創作活動での指導を行うというスタイ
ルで実施し,新たな学校からの相談への対応も行った。さらにPR事業では,東山フェスタにより,青少年が地域と
出会う機会を提供するとともに,ホームページや情報誌,ブログを使った情報発信の充実を図った。
2.具体的な事業
(1)はたらく関連事業(京都若者サポートステーションと連携)
①職業体験事業と演劇・ダンス表現を取り入れたインプロヴィゼーション・ワーク
無業の状態の続く青少年への支援プログラムとして,役者のトレーニング方法を応用した,自己表現・コミュニケーシ
ョン訓練を行った。今後は職業訓練事業へのつながりを検討する。
(2)余暇活動支援事業
①東山アートスペース
知的な障がいのある青少年の余暇活動(アトリエ活動)としてボランティアの協力を得て実施。2010年度は3月に地
域の郵便局や区役所の交流スペースをお借りして,開催した作品展「アトリエ・コキュー」など,前年度より継続的に
行なっている外部での作品発表を通して,活動の周知を図った。
②表現活動へのお誘い~からだではなそう~
知的な障がいのある青少年の余暇活動の充実を目的とした体を動かすプログラムで,ダンサーやボランティアの協
力のもと実施。年度当初の 4 月に写真及び映像で前年度の活動報告を行い,PRに努めた。
(3)学校との連携授業
市中学校教育研究会演劇部会(中劇研)の合同公演と,ドラマスクールへのサポート。京都橘大学(現代ビジネ
ス学部都市環境デザイン学科)のスタッフワーク研修,京都府高等学校演劇連盟(高劇連)中部支部の冬の合同公
演と事前研修のサポートなど,ボランティアやアーティストの協力を得て行った。2010年度は,洛東中学校・七条中
学校の文化祭舞台発表指導など,依頼に応じてアーティストと学校をつなげる取り組みができた。
(4) PR 事業
①東山フェスタ
青少年や地域の方々の協力のもと,7月末から9月末の夏休みを含めた期間に,市民や子ども向けのものづくりや表
現活動のイベントを実施。全20プログラムを実施した。事業終了後は,事業の概要や写真の掲載した報告書を作成
し,市民へ配布した。
②ホームページの管理運営・情報発信(施設,表現活動,ものづくり)
ホームページの充実を図るとともに,情報誌「ヒガシガシ」による,定期的な情報発信を青少年ボランティアの参画に
より行った。また,ブログを使った日々の活動報告(年間閲覧総数: 232,402 ページ)を行うとともに,ロビー空間を有
効に使った情報発信を行った。
(5)創造体験事業
①演劇ビギナーズユニット
初心者対象の演劇体験プログラムで,最後に修了公演を実施。2010年度は芸術文化振興基金より助成金を得るこ
とができた。演劇的表現の機会提供と様々な困難を乗り越えて得られる達成感や充実感,様々な価値観と出会う中
で,集団創作の楽しさや難しさ,他者と協力することでのコミュニケーションスキルの向上や自分への課題に対してチ
ャレンジする機会提供ができた。
②ココロからだンス WS
グループワークを中心に,参加者個々から出てくる身体を使った動きをもとに創作活動を進め,最後に修了公演を
行った。また,中間発表会&交流ワークショップとして,近隣の清水児童館の小学生20人とともに,身体を通した自
由な表現に出会う機会を提供した。
(6)文化拠点づくり事業
①ステージサポートプラン(年間 14 グループをサポート/ YU'Z 利用は 31 グループ)
- 14 -
日々の活動成果を発表する場の提供として実施。参加グループの半数が旗揚げ公演ということで,それぞれのグル
ープが課題を意識しながら取り組めるよう支援した。昨年度より取り組んでいる「 YU'Z 」(発表・公演前のグループへ
の練習場所提供)は,口コミで利用件数も増えた。また,ボランティア養成講座を開催し,それぞれの興味・関心や方
向性の確認など,ワークを通してていねいに掘り下げ,その後の継続的な活動につなげることができた。
(7)交流・相談事業
①陶芸教室,その他のものづくりの楽しさを実感する短期教室の開催(自主事業)
グループで創作するプログラムも含め短期教室として3事業を実施。また,継続的な取り組みとして,創造工作室の
利用促進と利用者相互の交流をねらいとした「ヒガシヤマ DE ものづくり」を実施した。
②自習室(創造工作室・創造活動室などの空間を含む)を開放
昼間時間帯の創造工作室の一部を,自習室として開放した。
③表現活動やものづくりを中心とした情報提供,はたらく関連事業と関連づけた相談事業の実施
表現活動やものづくりに関連した情報提供,グループ内での人間関係について,特に今年は職業選択や将来につ
いてなど青少年の多様な相談に応じた。
<行事一覧>
行事名
ステージサポートプラン
創活番ボランティア養成講座(特別編)
YU’Z
東山アートスペース(3コース)
お試しプログラム
夏イベント
外部イベント(作品展示)
表現活動へのお誘い~からだではなそう~
演劇ビギナーズユニット
修了公演
学校との連携プログラム
①高劇連中部支部演劇ワークショップ
②中劇研照明・音響講座
③京都橘大学スタッフワーク研修
④中劇研春の合同公演
⑤ドラマスクール
⑥高劇連照明・音響講座
⑦高劇連中部支部冬の合同公演
⑧洛東中学校文化祭舞台発表指導
⑨七条中学校文化祭舞台発表指導
東山フェスタ2010
仕事関連事業インプロビゼーション・ワーク
ココロからだンスWS 2010
修了公演
中間発表・交流WS
造形ワークショップ
自主事業 陶芸教室Ⅰ・Ⅱ
自主事業 ヒガシヤマDEものづくり
ロビーギャラリー
実施期間
6/28~2/14
2/27
4/1~3/31
6/6~3/20
5/9
8/29
3/7~3/20
5/22~3/19
6/7~11/26
9/18~9/20
回数 参加者数(延べ)
備考(実施場所等)
138
(4,174人) ボランティア含
1
4人
278
(2,140人)
27 101人(689人) ボランティア含
1
13人 ボランティア含
1
69人 ボランティア・保護者含
12
(650人) 区交流スペース,東山郵便局
31
30人(387人) ボランティア含
127
(1,877人) 自主練習,ボランティア含
3
(419人) 出演者含
5/9
5/15
5/15・16
6/4~6/13
7/26・27
1/10
1/11~1/16
9/14~10/4
9/17・10/1
7/24~9/30
9/27~12/6
11/15~3/24
3/19・22
3/5
2/19~3/28
10/5~12/21
4/1~3/31
4/25~3/31
1
1
2
9
2
1
5
9
2
22
8
87
2
1
9
22
94
280
- 15 -
55人
100人
13人(26人)
(605人)
(90人)
42人
(204人)
全校生徒
15人
(1,125人)
7人(54人)
15人(858人)
217人
32人
6人(42人)
15人(114人)
(405人)
(7,706人)
ボランティア含
ボランティア含
アーティスト派遣
アーティスト派遣
ものづくり・表現活動など
自主練習,ボランティア含
出演者含
アートスペース,共催事業,W
S等の作品展示
Ⅳ.山科青少年活動センター
基本的な事業の方向性
2010年度も変わらず多くの若者が来訪してくれたが,ゴミを散らかしたり粗暴な行為をする中学生グループか
ら,自主的な企画を提案したり,ボランティア活動に加わる若者まで,多様な関わりを紡いだ。地域のNPOや若者
に関心を持つ大人,学生など幅広い人たちとの協働の端緒が見えた年でもあった。
具体的な事業
(1)多様なユースがセンターに集まる事業(青少年がセンターを知る・参加する)
①やませいへico(イコ)!
○「中学生のスポーツタイム」「自習室の開放」「(20代)手ぶらDE卓球。」「土曜日の単発プログラム」,「ユース提
案事業」を実施。
センター利用の入口として実施。利用の促しと定着を図った。また,ワーカーと青少年がかかわれる機会や,若者同
士が交流する場としても活用した。地域で居場所活動をしている団体と協働してプログラムを企画・運営し,特に対
人関係の苦手な参加者のニーズにこたえた。“協働”について新たな展開を生み出す第一歩となった。
②やませいギャラリー
青少年が自分の作品を展示するだけでなく,展示期間中にロビーの利用者と交流する機会が生まれた。また,戦争
と平和についてのトーク,切り絵・写真の加工,民族音楽の演奏会などのワークショップを開催した。さらに,今年度も
レンアイリョク向上委員会(南センター)出張展示と個別相談会を実施した。
③情報提供,情報発信事業
○センターの紹介,利用方法などを載せたセンターパンフレット「やまスタ」を作成した。
○季節ごとのイベント情報等を掲載した「やませい通信」を地域の学校等に配布し掲示を依頼した。
○登録者に対して最新のイベントなどを「やませいメール」として電子メールで配信した。
○クリアフォルダにチラシや冊子を入れて,山科地域の新中学1年生に配布した。
○ホームページ・ブログを随時更新し,センターを身近に感じてもらうきっかけにした。
(2)青少年が自分たちの力を発揮して地域とかかわる場と機会を提供する事業
①やましな DE サンタ☆
昨年度までの経験者はいなく,中学生も含めて,今までにボランティア経験が無い,あるいは経験の浅い青少年が
多かったが,サンタの振り付けやショーを企画し,トレーニングを重ね,クリスマスイブの晩にサンタクロースやトナカイ
に扮して,保護者から預かったプレゼントをパフォーマンスとともに子ども達に届けた。
②若者が発信する21世紀の山科まちづくり
山科区内の中学・高校・大学生など青少年が,自分たちの活動を通して山科の現状や未来に対しての展望や課題
について発表を行った。発表後,「山科まちづくりのマニフェストづくり~私が山科区長だったら,5年後のこんな山科
にしたい」というテーマでグループ討議を行った。
③地域DE活動しよう
○「街の探検隊」…2か月に1回,小学生を対象に地域を知るプログラムを青少年ボランティアが企画した。
○「地域清掃&交流会」…山科区や自治連合会の地域清掃に参加し,青少年と地域との交流を図った。
○「やませいまつり」…「ぐるっとふれ愛まちフェスタin山科」の一環として実施し,青少年ボランティアによる実行
委員会を組織し運営した。当日は9グループがステージパフォーマンスを披露し,12グループが模擬店を出
店した。まつり終了後,ボランティアや関係者で交流会を実施した。
○「ふれあい“やましな”2010区民まつり」…センターのブースを出展。
(3)青少年が課題を抱えた時に支援できる関係づくり
①共催事業の実施
○青少年のボランティアグループである「たちばな倶楽部」「ちかボ。あそび隊」「ちかボ。おはやし隊」「めくるめく
紙芝居」「京都中央地区BBS会」などの事業の共催を行い,青少年の成長を支えた。
「山科ほたるネットワーク」「山科区中高生の福祉体験(ユースアクション)」「手話教室」「点訳教室」「少年野球教室」
「子どもの文化フォーラム」「こどもフェスタ2010」などの事業の共催を行った。青少年に関わる団体や地域施設との
連携強化をはかった。
- 16 -
②☆ユースサポート学習会
地域の団体,個人と青少年を巡る課題や情報の共有を目指して学習会を実施した。現状は比較的関係のできてい
る団体,個人に学習会を呼びかけたが,参加した団体と企画段階から事業を進める合意が生まれた。
③相談事業
これまで何年か継続していた個別ケースの相談が減り,新たな相談者が増えている。青少年本人だけでなく保護者
から関わりを求められるケースが増えているため,関係機関との調整などを試みている。
(4)センターのパートナーとして活動する青少年(チーム)を育成する事業
①☆ユース・パートナーの養成
文教大BBS所属の学生(合計6人)が年間を通して,ロビーで主に中高生と関わる活動を行った。研修として「ユース
ワーカー養成講座」を受講した。
<行事一覧>
行事名
やませいへico(イコ)!
・自習室
・中学生のスポーツタイム
・手ぶらDE卓球。
・ユース提案事業
・カフェ「ピース」
・T-4カップ
・ふわふわテニス教室
やませいギャラリー
やましなDEサンタ☆
若者が発信する21世紀の山科まちづくり
地域DE活動しよう
・街の探検隊
・地域清掃交流会
・やませいまつり
・ふれあい“やましな”2010区民まつり
共催事業の実施
・ちかボ。あそび隊
・ちかボ。おはやし隊
・京都中央地区BBS会
・たちばな倶楽部
・NA
・遊び隊安兵衛
・山科ほたるネットワーク/飛遊調査
・子どもフェスタ
・「山科ユースアクション」
・やましなふれあい手話講座
・視覚障害者ボランティア入門講座
・運営協力会主催「少年野球教室」
・子ども文化フォーラム
・めくるめく紙芝居
・山階児童館との協力共催事業
ユースサポート学習会
職業ふれあい事業 「しごと」探究
ユース・パートナーの養成
実施時期
通年
通年
通年
通年
通年
6月28日
8月27日
4月~3月
11月~2月
2月5日
回数 参加者数(延べ)
29回 (655人)
(3,264人)
30回 (186人)
25回 (116人)
(109人)
17回 (40人)
1回
8人(34人)
1回
8人(34人)
18回 (1,556人)
42回 (583人)
1回
(103人)
通年
6/6,10/31
7/3~11/20
11/23
32回
2回
22回
1回
(334人)
(24人)
(2,556人)
5人(369人)
全館
山科中央公園
通年
通年
通年
通年
4月~3月
8/20,3/29
4/22,10/22,3
/14/5~7月
5/30
7~8月
6/24~7/29
6/12~6/26
1月16日
6月20日
4~3月
5~3月
3月12日
2月19日
8月~3月
81回
12回
2回
43回
49回
2回
3回
(1,076人)
(48人)
87人(351人)
(268人)
(502人)
(11人)
28人
センター,山科中央公園
センター 他
センター料理室,会議室
会議室
会議室
センター料理室
飛行調査38人
1回
6回
3回
692人
61人
昼81人/夜83人
(21人)
1回
17回
6回
1回
1回
62回
(500人)
(412人)
(344人)
14人
5人
7人(126人)
センター,東御坊境内
主催:山科区社協
主催:山科区社協
合同福祉センター主催
天候不良のため中止
東部文化会館
センター他
センター料理室他
センター大会議室
センター大会議室
ロビーなど
- 17 -
備考(実施場所等)
スポーツ室,料理室等
小会議室
スポーツ室
大会議室
和室
テニスコート
テニスコート
ロビー
センター,山科地域
センター スポーツ室
Ⅳ.下京青少年活動センター
1.全体的な状況
昨年度に比べ,全体として約2%減。施設利用は増加しているものの,事業の減少が大きかった。それぞれの事
業に今まで以上に地域性を強めることを試みた。スタッフ派遣事業では,依頼先をできる限り下京区に絞ったり,こ
どもがつくるまち「チャキッズタウン」では,地域の大人のスペシャリストに関わっていただいたりと今後を見据えて地
域との繋がりを広げた。また,施設利用に関しては,HIPHOPダンスなどの事業でセンターを知った近隣に住む青
少年に口コミで広げてもらい,近隣中学生の施設利用に繋げることができた。
2.具体的な事業
(1)青少年自身がスポーツ・レクリエーションを通した交流や成長を楽しむ場(居場所)の提供
①スポーツ・レクリエーション事業
○トレーニングガイダンス・開放事業
初めてトレーニングルームを利用する人を対象に,ガイダンスを実施。開放事業は,中学生・高校生を対象に無料で
利用できる時間帯(毎週月・木:体力増強コース,毎週火・金:筋力upコース)を設けた。
○HIPHOPダンス(自主事業)
中・高校生を中心に初級・中級の2部制で実施した。年間2期開催。各期末頃に「やんちゃフェスタ」「LIVE KIDS」
他に出演し,発表の機会を持った。
○スポーツイベント「しもせいカップ」
青少年交流を目的に「卓球大会」「バスケットボール大会」「バドミントン大会」等,年間8回開催した。
☆○ほっとすぽっと
他者との緩やかな交流を目的に,「居場所」としての位置づけで「ゲーム大会」「さいころトーク」等,毎月1回開催し
た。
(2)青少年が地域参加・参画する機会を提供する。
①地域交流・地域参画事業
○地域活動プログラム(こどもがつくるまち「チャキッズタウン」)
青少年ボランティアのサポートの下,小学生~高校生が主役の仮設都市をつくり,遊びを通して社会の仕組みを学
んだ。会場は京都市立元植柳小学校で,人づくり委員会,地域女性会,各種団体からの協力を得て実施した。立命
館大学「地域活性化ボランティア」講座から21名を受け入れた。
○しもせいスポーツクラブ研究会 スタッフ派遣事業「スクランブル」
「子ども新年会」(北区・大将軍少年補導委員会)や,「小学校対抗ドッジボール大会」(下京区少年補導委員会)等
からの依頼を受け,青少年ボランティアを派遣した。
○プラン・ドゥ(青少年プラン実現サポート)
MIHOダンスファクトリーからの申請があり,「KID‘S HIPHOP」を1月から実施。RSG実行委員会(立命館大学
生が中心のグループ)からの申請があり「嵐電すごろくの旅」を3月に実施した。
②ボランティア支援(育成)事業
○ほっちきsスポーツクラブ
青少年ボランティアによる自主的な企画・運営による,小学生対象の各種スポーツ体験事業。年間6回実施。アーチ
ェリー,フリークライム等,あまり馴染みのない種目を取り入れ実施した。
○ぷれいじむ
青少年ボランティアによる自主的な企画・運営による,小学生対象の体育館開放事業。月2~3回で土曜日に午後
に開催した。
○のあそびクラブ(自主事業)
青少年ボランティアによる自主的な企画・運営による,小学生への自然体験・環境教育事業。自然の中で遊びを通
して環境について学ぶ機会を提供した。
○チャレンジキッズ
小学生対象事業の全員参加の登録(DM会員・メール会員の2種類)制度。事業の募集や報告などの情報提供を行
い,YSの活動を理解してもらう機会とした。登録者195名
○しもせいスポーツクラブ研究会
- 18 -
主催・共催事業に関わる青少年ボランティアの登録制度。情報提供(他機関のイベント・ボランティア・講習会の情報
など)や研修会(ホスピタリティ・トレーニング)を実施した。登録者72名。
(3)地域・情報ネットワークを構築する
①地域・団体等ネットワーク事業
○地域共催事業
下京区「人づくり」ネットワーク実行委員会,下京区民まつり等への協力をした。また,共催事業として,市民(しもせ
いリーグ運営委員会)が運営する,地域に根ざしたバレーボールのリーグ戦に協力した。
○地域協力事業
自主事業として「下京こども邦楽教室」を実施,文化庁「伝統文化こども教室」の助成を受け,地域グループ及び池
坊短期大学との協働で実施した。
○若者サポートステーション協力事業
「アジプロⅡ」(下京青少年活動センター事務所での職業体験)を2期,3月には百井青少年村近隣の山林で林業体
験合宿事業を協力実施した。
②情報提供・情報ネットワーク
○しもせい通信「ニュースレター」の発行や情報発信機能を高める
しもせいの事業に関する情報を掲載したニュースレターを発行することで,しもせい事業をより多くの青少年に周知
することを目的に5,000部発行した。
○情報提供・地域情報ネットワーク
各種団体と関係づくりを進め,青少年の情報交換の機会を拡げた。下京人づくりネットワーク実行委員会,下京子ど
も家庭支援ネットワーク協議会,要保護児童対策地域協議会,下京区役所,下京区社会福祉協議会,(財)京都市
都市緑化協会,七条警察署生活安全課,五条警察署少年課,京都市少年補導委員会下京管轄3支部,京都市立
七条・下京中学校,龍谷大学付属平安高等学校 等
<行事一覧>
行事名
実施時期 回数 参加者数
(延べ)
トレーニングガイダンス
4月~3月 56
110
トレーニングジム開放事業
4月~3月 186
806
HIPHOPダンス(自主)
5月~3月 52
549
スポーツイベント「しもせいカップ」
4月~3月 14
77
ほっとすぽっと
5月~2月 13
62
地域活動プログラム(こどもがつくる 4月~1月 142
2981
まち「チャキッズタウン」)
しもせいスポーツクラブ研究会スタ 4月~1月 34
585
ッフ派遣事業
プラン・ドゥ
10月~3月 58
353
ほっちきsスポーツクラブ
4月~3月 39
288
ぷれいじむ
4月~3月 48
630
のあそびクラブ
5月~2月 42
385
しもせいスポーツクラブ研究会ボラ 5月~7月
3
80
ンティア説明会
下京こども邦楽教室(自主)
6月~3月 38
642
バレーボール/Sリーグ(共催)
4月~3月 206
7,361
- 19 -
備考(実施場所等)
毎週木曜日開催
毎月・木:体力増強コース,火・金:筋力増強コース
金曜日開催
第4月曜日開催
元植柳小学校 9月20日~23日
大将軍小学校,下京区少年補導ドッヂボール大会
他
KID'S HIPHOP,嵐電すごろくの旅
年6回 第2土曜日開催
月2~3回土曜日 開催
百井青少年村,花脊山の家 他
佛教大学,京都産業大学,立命館大学 他
月2回土曜日 開催
Ⅳ.南青少年活動センター
1.全体の動向
センターの利用者は前年度から約6,300人増。増加の要因は,近隣の中学生に加え,高校生の利用が増えた
こと,大学生や社会人のグループの利用が増加したことなどがあげられる。また部屋利用者が喫茶を中心としたロビ
ー事業や相談活動に結びつくなど部屋利用と事業が一体化した運営ができた。一方で当初想定していた近隣の1
0代の青少年たちに向けた居場所づくりへの反応以上に,20代の青少年の居場所や余暇活動への支援ニーズが
高く対応に追われた。20代の青少年への関わりを深めるような,思いきった事業展開について検討が必要である。
2.具体的な事業
( 1 )ロビーワーク・ロビー事業
①ロビー事業
○大学生年代のボランティアによる月曜日・木曜日週2回の喫茶運営。近隣の中高生を対象にしていたが他者と
関わることに苦手意識を持つ20代男性の利用が目立った。
○ほっとハウス,京都 ARU による喫茶の運営(各月2回)
○ロビー・部屋利用者が気軽に参加できるプログラムとして,クリスマスサロン・ダンス教室・やんちゃライブ,ケー
キ作り教室などを実施。
○ 20 代の若者を対象にしたテニスを楽しむ会を実施
② 20 代話せるプログラム
○20代を対象にした飲食をしながら他者との交流を図るプログラムを通年で実施。秋以降の「鍋の会」は参加者
が準備に関わるなど安定的に運営ができた。
○昨年度実施した女性限定の会を定例的に実施し,男性のみを対象にした会も試行した。
③フリースペース
○月2回の登録制のグループ活動。料理作りやスポーツ,ハイキングなどを楽しんだ。
④レンアイリョク向上委員会
○月2回のセクシャルヘルスの専門コーディネーターによる相談活動の実施。日常は,ユースワーカーがロビー
ワークの一部として相談を受けた。
○山科青少年活動センターと合同で出張レンアイリョクat山科を実施
(2)ボランティア育成事業
①ボランティア育成事業
○毎月数回ボランティア説明会を実施し,フリースペース・喫茶スタッフの募集活動を行った。
○ボランティア研修を伏見青少年活動センターと合同で実施した。
②実習生・インターンシップ受け入れ事業
○ 4 名のインターンシップ生。実習生の受け入れを行った。喫茶運営やロビープログラムの補助,事業記録の作
成,個別支援のサポートなどに関わってもらった。
③地域若者サポーターの参画
○アジプロの運営に地域若者サポーターの協力を得ることができた。
(3)地域交流事業
①フリーマーケット
○地域住民を対象にしたフリーマーケットを3回実施。
○事前準備・当日の運営に喫茶スタッフ,アジプロ参加者がボランティアとして参加
②地域支援事業
○南区内の中学校で実施されるふれあいトークにボランティアとともに参加
○南区ふれあいまつり,塔南の園福祉後援会にボランティアとともにコーナーの運営を行う
○人づくり21世紀委員会,南区こころの健康を考える会,南区要保護児童地域協議会,南区こころのマップ作り
の取り組みに協力参加した。
- 20 -
③地域連携事業
○保健センター,子ども支援センター,障害者地域支援センター,福祉事務所などの地域の施設と協力して課
題を抱える青少年の支援に取り組んだ。
○近隣高校のセクシャルヘルスに関する取り組みに講師を派遣した。
(4)職業的自立支援事業
①頭と身体をつかって,働くことを実感するプログラム「アジプロ」
○喫茶コーナーを活用して就労体験を 3 クール実施。参加者を毎回 5 名確保し,グルワークの視点から参加者
が参加者同士学びあえる環境を目指して実施した。グループワークの視点を盛りこんで実施した。
○修了生の個別対応を実施。センターの開館準備の手伝いやインターン生の個別サポートを受けるなどして, 2
名が他機関の就業体験プログラムにつながった。
<行事一覧>
行事名
ロビー(喫茶)
実施期間
通年(毎週月・木曜日)
ロビー(他団体ほっとハウス喫茶)
ロビー(他団体京都ARU喫茶)
20代話せるプログラム
通年(第2・第4金曜日)
7月~通年(第2・第4火曜日)
お茶の会:通年全11回
ごはん・鍋の会:全10回
20代話せるプログラム女性限定
女子鍋1/25
女子お茶.2/22,3/22
20代話せるプログラム男性限定
鍋の会:3/11
ロビープログラム(ロビー掲示板)
通年
ロビープログラム(卓球大会)
通年(毎月第1火曜日)
ロビープログラム(クリスマスサロン)
12/21
ロビープログラム(サマープロジェクト) 宿題追い込み7/20~8/24,マ
イタンブラー作り7/23,パフェ
作り7/30,卓球大会SP8/3
ロビープログラム(ケーキング)
2/10
ロビープログラム(ダンス体験)
3/28
ロビープログラム(やんちゃライブ)
3/26
フリータイム
通年
自習室
通年
フリースペース
通年(毎月第1・3土曜日)
通年(毎月第1・3木曜日)
エイズデー企画展示・(11/18~
12/16)啓発(12/2~12/16)
出張レンアイリョクat山科
2/3~2/15(山科)
フリーマーケット
7/4,10/24,3/13
ボランティア説明会
通年(不定期)
スキルアップセミナー(ボランティア研修) 11/2
アジプロ(就労体験)
5~6月,8~10月,1~3月
回数 参加数
備考(実施場所等)
(延べ)
112 (1097) 利用者(872),ボランティ
ア(225)
25
(554)
17
(298)
21
3
(103)
1
12
8
1
-
(661)
(48)
(52)
(246)
1
1
1
24
3
3
(48) 出演者数28
(3,082)
(2,269) ※宿題追い込みプロジェ
クト(7月~8月)を含む
(174) 参加者7人(101),ボラン
ティア(73)
(29)
(121)
レンアイリョク向上委員会
レンアイリョク向上委員会
23
-
居場所事業
-
- 個別相談12名
3 (1054)
24
63
1
17 伏見Cと合同で実施
24
(384) 参加者14名(93),来場者
(271),ボランティア(20)
- (1405) ※回数は開館日数
通年(毎日)
- 21 -
Ⅳ.伏見青少年活動センター
1.全体の動向
2010年度は従来の「国際・多文化共生・居場所」のほか,新たに「地域パートナーシップ」を事業テーマに加え
た。これは青少年の地域参画を目指したものだが,大学やNPO,地域団体等との多彩なコラボレーション事業を実
施することができた。また,新施設への移転後,ロビーの中高生利用や育成団体の利用が増え,総利用数は前年
度と比べ約2万人の増加,青少年の利用は対前年比で150%となった。
2.具体的な事業
(1)多文化共生社会を目指した地域課題の解決とその人材育成
①にほんご教室の開催
日本語を母語としない人たちへの日本語学習支援活動(月・土曜)を通じ,青少年ボランティアが多文化共生の視点
を獲得し,在住外国人問題という地域課題の解決に貢献できるよう支援した。
②京都市立小中学校派遣日本語ボランティアの育成
京都市教育委員会に協力し,市立小中学校に派遣する日本語指導ボランティアの募集と研修を行った。
③外国にルーツを持つ(在住外国人)青少年交流事業
小中学校派遣日本語ボランティアの企画・運営により,在住外国人青少年の学校外の相談や交流の場を創出。
④異文化交流サラダボウルProject(若者による異文化理解を深めるための事業の企画,運営)
浴衣・お茶席体験などの日本文化体験,異文化交流カフェ(TOMO Cafe,Smile Cafe),異文化理解を目的とし
た宿泊プログラム,地域住民を対象とした多文化まつり(サラダボウルフェスタ)など。
(2)多様な青少年のニーズに応える場と機会の提供
①居場所事業「ちょこっとプログラム」
精神的なしんどさや対人関係に課題を抱えた青少年の居場所づくり。料理や散歩,軽スポーツなどの手軽なプログ
ラムを提供し,交流の機会を創出した。毎月第1,第3土曜 全24回開催。また居場所づくりボランティアの研修を南
青少年活動センターと合同で実施。
②STEP(中3学習会)の開催
福祉事務所,BBSと共同で行う生活保護世帯の中学生の学習支援のための学習会を開催した。
③フリータイム,自習室の運営
誰もが事前予約なしで,気軽に利用できる場と機会を提供した。
(3)青少年と地域社会を結ぶ事業
①つながりCafe
ロビーと料理室を活用し,多様なグループがCafeを出店し,多世代交流の場を提供した。伏美eco市やサラダボウ
ルフェスタでは,複数のグループが共同出店した。
②ふしみん縁庭プロジェクト
ひきこもりやニートの若者を支援するNPOと,園芸療法士グループとの共催で,人と人との縁を大切にした花壇づく
りをテラスで行った。庭づくりに関わった人との交流会も年3回実施した。
③ふしみんメディアパブ事業
青少年が自由に情報を受発信できるための技能習得の機会と場を提供し,市民メディアの振興を図る事業。
映画上映とトーク,動画づくりワークショップの開催,動画中継スタジオの設置など。
④地域パートナーシップ事業
○ユースアクション2010:伏見区社会福祉協議会主催の福祉体験事業の学生サポーターを養成
○龍谷大学地域発展研究ゼミとのコラボ事業:大学生と中学生が協力して夏祭りを実施
○健康フィエスタ:NPO法人CHARM,伏見保健センター,京都府国際センター,京都市国際交流協会との共
催事業。在住外国籍住民を対象とした健康診断などの健康啓発イベント
○ノーバディーズパーフェクト:NPOと共催。子育て支援ワークショップ開催と学生の託児体験
○少年少女柔道教室:市教委「まち道場」事業に参画した小学生対象の柔道教室。柔道部との共催
○伏美eco市:伏見区役所の事業へのカフェ出店及びインターン(13人)実習をサポート
- 22 -
⑤関係機関との連携事業の実施
○「渡日・帰国青少年のための京都連絡会」と連携し「多言語進路ガイダンス」などを実施
○京都にほんごRings(日本語教室を実施している団体・個人のネットワーク)への参画
○インターンシップ:立命館大学ユースワーク実習2名,京都芸術デザイン専門学校1名を受入れ
○地域若者サポーター(伏見)への協力
○生き方探求「チャレンジ体験」事業:伏見中学校生徒2名を受入れ
(4)社会的認知の拡大や利用増のための取り組み
①十代十色
中高生対象に,ロビーに交流ボード「ティーンズ限定掲示板」の設置(月間150人以上の利用),ダンス教室と発表
のための「ダンスカフェ」,冬休みにロビープログラム「こたつ」を実施した。
②ふしみん3on3トーナメント(バスケットボール大会)の実施
③センターニュースの発行:7月,11月,3月の3回発行。各2500部
<行事一覧>
事業名
実施時期
にほんご教室/月曜クラス
通年
にほんご教室/土曜クラス
通年
にほんご教室ボランティア説明会,研 ※ 通年
修,交流会
サラダボウルProject
※ 通年
京都市小中学校日本語ボランティア
通年
説明会・研修
京都市小中学校日本語ボランティア
通年
派遣
ちょこっとプログラム
通年
十代十色
7~8月
12~1月
ふしみん3on3トーナメント
6,9,12,3月
在住外国人青少年交流会
※ 7,12,3月
多言語進路ガイダンス
8月
居場所ボランティアのためのスキルア
11/2
ップセミナー
つながりCafe
通年
ふしみん縁庭プロジェクト
通年
ふしみんメディアパブ
※ 通年
地域パートナーシップ事業
回数 参加者 数
実施場所/備考
(のべ)
40
(988) 内,ボランティア518名
41
(1,186) 内,ボランティア667名
26
(395)
73
7
‐
24
24
4
9
1
1
21
15
23
(1,850) 説明会,宿泊,ハイキング,フェスタ
(80) (登録者数32名)
(722) (登録者数32名)
(243) 居場所事業/内ボランティア39名
(705) 掲示板利用人数含まず/中高生向
け事業
(113) バスケットボール大会
(113) 内,ボランティア44名
82 会場:教育大附属桃山中学校
16 南センターと共催
1,535
(165)
(134) 映画&トーク,動画セミナー,
ワークショップ他
※ 通年
38
(1,551) ユースアクション,龍大ゼミ,
健康フィエスタ,eco市他
※印・・・回数・人数にボランティアミーティングを含む
参加者数欄の( )は,延べ人数
- 23 -