学校関係者評価結果報告書

2015.7.28
平成 27 年度自己評価の結果報告書
学校法人天王寺学館
関西外語専門学校
学校法人天王寺学館関西外語専門学校では、本校の教育理念、目標、計画に沿った取組の
達成状況、学校運営等への取組が適切に行われたかについて自己評価を行い、学校運営等
の課題について、継続的に改善を図ることを目的に学校の自己評価を実施するとともに、
その評価結果を公表いたします。
1)教育理念
「ことばは未来を拓く」という教育理念のもと、学校=「血の通った教育の場」で
あることを校是とした学校経営がなされてきた。語学習得においては少人数でかつ
個々のレベルに応じた指導が必要であるという基本姿勢が現在でも継続されてい
る。また近年では社会のグローバル化に対応し到達目標を TOEIC のスコアで示す
など客観的で明確な手法も取り入れている。
2)学校運営
年度末に翌年度の事業計画・予算が策定され理事会で審議・決定されており、学校
の目標に沿った運営方針が定められている。
校長のもと各部門に責任者が置かれ教育活動、予算執行などの部門運営がなされて
いるとともに部門業務の進捗状況は月例の会議にて確認されている。
業務効率化を目指し一部の部門では出席管理システムの OA 化が進められており、
今後は他部門での OA 化に期待したい
3)教育活動
各科目につき指導内容・到達目標を示したシラバスが作成されている。学生の授業
に対する評価がアンケート形式で集約されており、かつアンケートで提起された課
題については担当教員にもフィードバックされ授業の改善に役立てられている。ま
たフィードバックは学生側に対してもなされている。
ボランティア通訳という実践の場が提供され、本校の特色になると共に学生のモチ
ベーションアップにもつながっている。
今後の課題としては関連分野の幅をひろげ、より多くの連携企業とともにより実践
的な職業教育のできる体制を構築していきたい。
4)学修成果
通訳案内士をはじめ通関士や国内旅行業務取扱管理者といった国家資格の取得、全
国専門学校英語スピーチコンテストでの上位入賞など、年を追うごとに充実した成
果があげられている。特にここ 1~2 年で留学生の就職率は向上している。
今後は就業に向けてのよりきめ細やかな指導とともに、就業後にもフォローの期間
を延ばし早期退職の抑止体制の構築を目指したい。
5)学生支援
学生のメンタルヘルスケアについては臨床心理の専門教員がおり、随時カウンセリ
ング対応のできる体制を構築することができた。
就職・進路支援ではキャリアセンターが十分に機能しており、さらに近年では日本
人学生だけでなく留学生にもインターンシップの場が提供されるようになってき
ている。今後は早期退職の防止を視野に入れ、事前の職業理解、インターンシップ
などの就業体験、就職後のカウンセリングなどの指導・サポート体制を構築してい
きたい。
6)教育環境
新館の空調設備の入れ替えおよびメンテナンス工事が終わり、新館建物のメンテナ
ンスについては一定の成果を出すことができた。
今後は学生数の増加に対応した十分な広さの教室数の確保が課題となる。また本館
については経年劣化が想定されるのでメンテナンスにも注力し、よりよい環境づく
りを目指したい。
7)学生の受入れ募集
高等学校や日本語学校への訪問、さらには留学生向けに海外での学校説明会など募
集活動時に随時情報提供を行っている。またホームページで詳細な情報を得ること
ができるだけでなく、電話やメールで問い合わせることも容易にできる。
日本人学生向けの募集活動は大阪府専門学校各種学校連合会のガイドラインに沿
い AO 入試を含め適正に行われている。
8)財務
学校のホームページで財務情報等を公開しており資金収支計算書や貸借対照表な
ど容易に閲覧が可能である。
9)法令等の遵守
ホームページで個人情報保護方針を公開しており、その内容も適切である。
2015.08.27
平成27年度学校関係者評結果報告書
学校法人天王寺学館
関西外語専門学校
自己評価委員会
学校関係者評価委員会
学校法人天王寺学館関西外語専門学校はすでに実施、公開いたしております平成 27 年度自
己評価に基づき学校関係者評価を実施いたしました。これにつきまして以下の通り報告いた
します。なお評価組織としては学校関係者評価委員会を設置しており、同委員会は校長が委
員長を務め、専門課程学生課・教務課、卒業者会、在校生保護者会および企業部会で構成さ
れています。
学校関係者評価員会では 7 月に実施された自己評価結果をもとに、項目ごとに議論がなされ
ました。結果概要は以下の通り。
1)教育理念
「ことばは未来を拓く」という教育理念のもと、学校=「血の通った教育の場」である
ことを校是とした学校経営がなされてきた。具体的には語学指導は少人数でかつ個々の
レベルに応じていなければならないという姿勢が今も継承されており、これが本校の特
色ともなっている。また近年では社会のグローバル化に対応し到達目標を TOEIC のス
コアで示すなど分かりやすい表現も取り入れられている。
2)学校運営
年度末に翌年度の事業計画・予算が策定され理事会で審議・決定されており、学校の目
標に沿った運営方針が定められている。また学則ならびに諸規定は明文化され部内の閲
覧可能な場所に保管されている。校長のもと各部門に責任者が置かれ教育活動、予算執行
などの部門運営がなされている。業務の進捗状況は月例の会議にて確認されている。 業
務効率化を目指し一部の部門では出席管理システムの OA 化が進められている。今後 は
この部門での実績を踏まえさらなる OA 化に期待したい。
3)教育活動
各科目につき指導内容・到達目標を示したシラバスが作成されている。学生の授業に対す
る評価がアンケート形式で実施しており、かつアンケートで提起された課題については担
当教員にもフィードバックされ授業の改善に役立てられている。フィードバックは学生側
に対してもなされている点は評価できる。 ボランティア通訳という実践の場が提供され
ている。この点は本校の特色になっており同時に学生のモチベーションアップにも資する
という面は評価に値する。
今後の課題としては関連分野の幅をひろげ、協力企業とともにより実践的な職業教育の
できる体制を構築していくことであろう。
4)学修成果
通訳案内士をはじめ通関士や国内旅行業務取扱管理者といった国家資格の取得、全国専
門学校英語スピーチコンテストでの上位入賞など、年を追うごとに充実した成果があげ
られている。またここ 1~2 年で留学生の日本での就職率は向上している。 今後は就業に
向けてのよりきめ細やかな指導とともに、就業後にもフォローの期間を延ばし早期退職の
抑止体制の構築を期待したい。
5)学生支援
学生のメンタルヘルスケアについては臨床心理の専門教員がおり、随時カウンセリング
対応のできる体制である。
就職・進路支援の体制は充実しておりまた十分に機能していると言える。さらに近年で
は日本人学生だけでなく留学生にもインターンシップの場が提供されるようになってき
ている。今後は早期退職の防止を視野に入れ、事前の職業理解、インターンシップなど
の就業体験、就職後のカウンセリングなどの指導・サポート体制を構築していくことを
期待したい。
6)教育環境
新館の空調設備の入れ替えおよびメンテナンス工事が 8 月に終わり、建物のメンテナン
スについては一定の評価ができる。今後は学生数の増加に対応した十分な広さの教室数
の確保が課題となる。また本館の経年劣化が想定されるので本館のメンテナンスにも注
力し、よりよい環境づくりに期待し たい。
7)学生の受け入れ募集 高等学校や日本語学校への訪問、さらには留学生向けに海外での募
集活動時に随時情報 提供を行っている。またホームページで詳細な情報を得ることがで
きるだけでなく、問い合わせることも容易にできる。 募集活動は大阪府専門学校各種学
校連合会のガイドラインに沿い AO 入試を含め適正に 行われているといえる。
8)財務
ホームページで財務情報等を公開しており資金収支計算書や貸借対照表など容易に閲覧
が可能である。
9)法令等の遵守
ホームページで個人情報保護方針を公開しており、その内容も適切である。
10)社会貢献・地域貢献
地元の「阿倍野区まちづくり協議会」に参画している。また学生のボランティア通訳活
動を通じ社会貢献にも力を入れており、多方面から高い評価を得ている。
11)国際交流
留学生を積極的に受け入れ、就職支援と就業後のケアまでを実施している。学校行事は
日本人学生と留学生を対象として実施され、学生間の国際交流が自然に行われる環境に
ある。
以上
10)社会貢献・地域貢献
地元の「阿倍野区まちづくり協議会」に参画している。また学生のボランティア通
訳活動を通じ社会貢献にも力を入れており、多方面から高い評価を得ている。
11)国際交流
留学生を積極的に受け入れ、就職支援と就業後のケアまでを実施している。学校行
事は日本人学生と留学生の双方を対象として実施され、学生間の国際交流が自然に
行われる環境にある。
以上