2015(平成 27)年 10 月 9 日 ミス・パリ エステティック専門学校名古屋校 学校関係者評価報告書 学校関係者評価委員会 ミス・パリ エステティック専門学校名古屋校 校長 杉尾 哲 学校法人ミスパリ学園 ミス・パリ エステティック専門学校名古屋校 学校関係者評価委員会は 平成26年度自己評価報告書に基づいて学校関係者評価を実施致しましたので、以下のとおり報告致し ます。 1.開催日時:2015(平成27)年10月9日 10時~12時 2.場 所 :ミス・パリ エステティック専門学校名古屋校 3.参加者 学校関係者評価委員 田邊 秀子(NPO法人ソワンエステティック協会 教育委員長) (学校法人ミスパリ学園評議員) 平山 浩篤(株式会社シェイプアップハウス 取締役) (学校法人ミスパリ学園評議員) 杉原 昭二(株式会社ミス・パリ 総務部部長) (学校法人ミスパリ学園評議員) 事務局 杉尾 哲(ミス・パリ・ビューティ専門学校 校長) 森島 和美(ミス・パリ・ビューティ専門学校 教育課課長) 杉山 枝里(ミス・パリ・ビューティ専門学校 教育課主任) 4.項目ごとの学校関係者評価・意見 (1)教育理念・目標 現 状 ・学園の「教育理念」「教育目標」を受けて作成した「教育計画」に準じて、各自が「私の目標」 を作成、提出している。4月:目標設定、10月:進捗状況、3月:結果と課題とし、4月と年度末 に管理職(校長)との面談を行い、年度間の振り返りと次年度の課題を点検している。 ・ISO9001マネジメントシステムに示された教育品質目標の随時点検を行っている。 意 見 ・ISO導入により、学校全体で品質向上に取り組んでいることは評価できる。 ・ミスパリ学園としての理念や目標がハッキリしていることから、名古屋校の教職員と学生が目 標に準じてベクトルを合わせて進んでもらいたい。また、取り組みを継続することで、更なる 品質改善に取り組んでいただきたい。 ・進級率と卒業率の改善を図ること。 ・「3」の改善に向けてホームページ等、SNSの活用を図ること。 (2)学校運営 現 状 ・ペーパーレスや業務効率の向上に向けての取り組みを、本社のIT部と連携を取りながら改善し ている。 ・昨年度に導入した電子教科書(iPad)は学生に好評である。今後も時代・学生のニーズに合わ せた改革を取り入れる。 ・本社IT部の協力を得て、「ミスパリ学園同窓会名簿」を作成中。完成目標は年度末。 ・授業アンケートを実施している。学校や教職員への結果のフィードバックを通じて、個々の課 題を点検し、改善を行う材料としている。 意 見 ・経費削減の観点で、ぺーパーレスや業務効率にしっかりと取り組むこと。 ・iPadを効果的に活用するために何ができるか検討を。 ・同窓会名簿は是非完成させてもらいたい。学生の学校に対する所属意識にも繋がる。 ・学校としての学習成果を高めるため、授業アンケートは有効だと思われる。活用し、改善に繋 がることを期待する。 (3)教育活動 現 状 ・企業の教育部による合同技術研修(1回/月)、さらに外部講師よる教職員研修、等を通じて教 職員の資質の改善を図ってきたが、とりわけ教職員の教育に対する意識の変化が顕著に表れて きた。 ・サロン実習などを通じて早期に就職意識を持たせることに努めている。 ・次年度から実施の選択制度に向けて、最終準備に入る。 意 見 ・卒業生や比較的年齢層の近い会社員による講習、研修を実施していくことも、実社会を身近に 感じさせる機会として取り入れてみても良いのではないか。 ・専門学校へ入学した意味を理解させるとともに、学期の切り替わり時期などを利用して企業説 明会に参加するなど就職に関する意識付けを行うことは良いことだが、さらに言えば入学時よ り就職意識を持たせることを意識してほしい。 ・教職員の努力や成果が認められるような評価制度の構築や、自己評価の項目内容の定期的な見 直し、及び意見の反映が重要である。 ・学生募集の観点からも選択制の考え方は評価できる。とりわけ、エステだけに拘らず、ネイル やメイクに興味を持つ学生が選択して学習できるのは素晴らしい。 (4)学修成果 現 状 ・入学者の90%進級を目指して、中途退学者の更なる減少への取り組みを学校をあげて取り組ん でいる。楽しさ、重要性、オリエンテーション、イベント、行事等がポイントと考える。 意 見 ・エステティックの面白さや楽しさを教え、将来の夢や目標を持たせることが、退学者の減少に 繋がる。昨年度からの取り組みの成果が顕著に表れており、今後も継続してもらい、名古屋校 の“文化”として確立してもらいたい。 ・今年も資格取得率が高くすばらしい、継続させること。 (5)学生支援 現 状 ・サークル活動及びボランティア活動の活動をさらに広げることで、学生たちの学校生活をより 豊かにさせたい。今後呼びかけと工夫を続ける。 ・新入生の奨学金制度、進級時の奨学金(学費免除)を実施しており、応募者も増加した。 意 見 ・奨学金制度等は評価される。 ・日々の学生への身体面や精神面での変化に対応し、早期での対応を心掛けてもらいたい。 学生に変化に早く気付くことが大切だろう。 また、朝に顔を見ない学生に対してすぐに電話を入れているとのことだが、必ず成果は出る。 ・以前に提案した学生の交流、音楽祭などの新たなイベントを検討してもらいたい。 (6)教育環境 ・(特に意見なし) (7)学生の受入募集 現 状 ・2015(H27)年度入学生は増加するも定員に達しなかった。次年度は達成を。 ・推薦制度の活用、高校生や保護者に対する説明内容とその時期、情報発信等々について名古屋 校にとってBestな方法による広報活動を行う。 意 見 ・次年度は募集定員の達成を。 (8)財務 現 状 ・経費の使用については、ミスパリ学園としてシステム(パターン)化を今年度より図っている。 説明責任が果たせるように、予算申請から報告までを管理職決済を受けている。 ・広告費、広報費については、学園全体で次年度予算について話し合う予定である。 意 見 ・教育研修費用の使い方が少ないので、教職員に対し外部研修等積極的に取り入れてもらいたい。 (9)法令等の遵守 意 見 (特になし) 5.全体総括 関係者のご意見を真摯に受け止めながら、ISOのマネジメントシステムを参考にして、名古屋校 はより優れた教育活動を行う学校を目指す意識を再確認する。 また、ミスパリ学園5校での情報を共有しながら、学園全体の教育力が向上できる取り組みを進 めたい。 以上
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