Animal Science Journal のための論文投稿の手引き Animal Science Journal のための論文投稿の手引き(ASJ 投稿の手引き)は,原稿執筆の際の指針と してAnimal Science Journal のための投稿規程(ASJ 投稿規程)を補うためのものである. 【論文の作成方法】 1.投稿要領 すべての論文は,Manuscript Central(MC)のオンライン投稿査読システムにより投稿する.MC サイトの記入欄には英語のみを入力する.日本語を入力すると文字化けすることがある.日本語を 用いる場合は,投稿論文とは別にMC サイトにファイルを添付する.本文,引用文献,図の説明,な らびにカバーレターは,コンピュータソフト(マイクロソフト社のWord 97∼2003 )を用いて作成 する.MC サイトはWord 2007 との互換性が不完全であるため,Word 2007 を使用した場合は必ず ファイル形式を.doc として保存する.英文はアメリカ英語(使用辞書:Merriam-Webster s Collegiate Dictionary 最新版)で作成する.迅速に公表される内容を含む論文は速報として発表 できる.その場合は,カバーレターを作成し速報とする理由(書式自由)を記載し,初回投稿時に 論文原稿とは別に添付する. 2.論文の体裁 一般論文は,表題,著者名,所属機関名とその所在地,連絡者,略表題,英文要約およびキー ワード,本文(緒言,材料および方法,結果,考察,謝辞),引用文献,図の説明文,図,表,和 文抄録の順とする.本文においては結果および考察など,適宜一緒にすることが出来る.一般論文 は抄録に表題,著者名,所属機関名とその所在地を加える.キーワードは,英文要約の最後に付け る.速報の体裁も一般論文に準ずる. 研究の性格の特殊性により,投稿の手引に従うことが困難な場合には,異なった体裁でも編集委 員会で許可することができる. 3.用紙と字数 A4 サイズの用紙を縦方向に使用し,上下左右とも3.0 cm 以上の余白を設ける.(なお,英文で は約800 語が,刷り上がり1 ページとなる.) 12 ポイントの字体で,ダブルスペースで印字することとする.タイトルページ(表題,著者名, 所属機関名とその所在地,略表題を含む)を第1 ページとし,要約およびキーワードを第2 ページ とする.第3 ページより緒言以下の本文を作成する.連続したページ番号を右上に記入する.ペー ジ番号にハイフンはつけない.行番号はページごとに付け,左側の余白に記入する.フットノート は使用せず,必要事項はすべて本文中に記載する. 4.表題 表題は,論文内容を的確かつ簡潔に表現する.文頭と固有名詞の1 文字目は大文字とし,他は小 文字で記載する.文末にピリオドを付けない. 5.著者名 著者全員の氏名をファーストネーム,ファミリーネームの順に,略さずに記載する.ミドルネー ムはイニシャルにピリオドを付けて記載する. 6.著者の所属機関とその所在地 著者全員の氏名,所属機関および部局,その所在地を記入する.所在地は,郵便物が正しく配達 される範囲とするが郵便番号は記入しない.最後に国名を記入する.イタリックで表記する.数字 を付して,著者とその所属との対応を明確する. 7.略表題 略表題は製版の際にランニングタイトルとして使用される.英語で40 文字以内(単語間のスペー スを含む)とする. 8.連絡者 氏名,所属機関とその所在地,郵便番号,ファックス番号,E-mail アドレスを記載する. 9.要約および抄録 要約(Abstract)は200語以内とする.それとは別に600字以内の和文抄録をつける. 1)要約は,目的,方法,結果,結論の要点を簡潔明りょうに表現する.要約は個々の論文内で本文 の前におかれる. 1 2)和文抄録の記載は表題,著者名,所属機関名とその所在地,抄文の順とする.和文抄録の字体は 11 ポイント,MS ゴシックとする.和文抄録は日本畜産学会報に別掲され,ASJ には掲載しない. ただし,著者全員が日本語を解さないなど,著者による和文抄録の作成が不可能な場合は,機関誌 編集員に作成を依頼することができる.別掲される和文抄録ペ−ジの掲載費用は日本畜産学会の負 担とする. 10.キーワード 5 個以内の英単語(あるいは4 単語以下からなる語句)とする.キーワードは,論文の内容や研 究分野を示す言葉を吟味して選択し,余りにも一般的なものの使用は避け,アルファベット順に並 べる. (例)Ca はCalcium metabolism, Calcium intake など,Protein はProtein synthesis, Milk protein などとする. 11.本文 投稿する前に十分に文章を推こうし,論旨の明りょうな論文にする.英文では,事前に外国人ま たは専門家による英文校閲を受けるなどし,正しい英文にする. 1)略語は,要約と本文中で最初に使う所で正式名称を記し,( )内に略語を示す. 2)化学名,物理・化学量は,IUPAC の勧告に従う.単位は原則としてSI あるいはSI 組立単位を用 いる.SI あるいはSI 組立単位に含まれないもの,および常用されていない単位については慣用 的に用いられている単位を使用してもよい. (例)h(時間), min(分), s(秒), ℃(摂氏), mmHg, rpm, Hz, mL,mol/L,g(重力), 00.00 hour (時刻) 数値と単位との間は,%と℃を除き,スペースをとる. (例)7 min, 3000 rpm, 10 mmol/L, 25%, 37℃ 3)ラテン語系副詞および慣用語,学名(動物,植物,微生物の種名に限る),ならびにP 値は,in vivo,in vitro,Bos taurus ,P < 0.05 のようにイタリックで表記する. 4)用いた動物の飼育および動物を使用した実験については,それぞれの機関のガイドラインにした がって行ったことを示す.それが不可能な場合には,動物倫理に充分な配慮が払われたことを明 記する. 5)材料と方法の項で製造者を示す場合は,会社名,都市名,国名(日本も含む)を表示する.2 回 目の引用の際には,会社名のみを示す. 12.謝辞 産業界との連携,提携,研究助成金の授受,研究者ならびに研究機関の援助を受けた場合は謝辞 に記載する. 13.引用文献 1)引用できる文献は,単行本および原則として審査員制度を採用している学術雑誌に掲載された英 文論文とする.ただし,編集委員会が認める場合には,Web を介して閲覧が可能であり,かつ本 文が日本語でも抄録および図表が英文の論文,英文による電子資料および特許を含めることがで きる. 2)本文中の引用箇所には著者名と年号を,または著者名の後に年号を括弧付きで示す. 3)本文中に文献を引用する場合,2 人の連名のときは必ず両者の姓を and をはさんで併記する. ただし,括弧内に記載する場合は & を用いる.また,3 人以上の連名のときは筆頭著者以外を et al. と略記する.この表記法によって区別できない(著者名と年号が同じ)文献は,本文 への記載順に年号の後ろにアルファベットを付ける. (例)…(Nalbandov 1963).…(Smith et al. 1950; Drori & Loosli 1958a).Nalbandov (1963)…, Drori and Loosli (1958b), Smith et al.(1983)… 4)同じ括弧の中で複数の引用著者がある場合は,年号の古い順,また同一年の場合は著者名のアル ファベット順に書く. 5)未発表データを引用する場合は,本文中では著者名,年号,unpublished data を記載し,文献 リストには掲載しない. (例)…(Smith A et al., 2000 unpublished data). 6)雑誌名は略さない. 7)印刷中の論文を引用する場合はその電子ファイルを原稿に添付する. 8)引用した文献のリストは,次の手順により作成する. 2 ①雑誌に掲載された文献の記載は,著者名(全員),発行年,表題,雑誌名,巻,開始−最終 ページの順とする. (例)Drori D, Loosli JK. 1959. Influence of fistulation on the digestibility of feeds by steers. Journal of Animal Science 18, 206-210. ②単行本の記載は,著者名,発行年,書名,版,引用ページ,発行所,発行地の順序とする.分 担執筆の場合は編集または監修者名を加える. 成書の場合 ( 例 ) Nalbandov AV. 1963. Advances in Neuroendocrinology 2nd edn. University of Illinois Press, Urbana, IL. 成書中の章の場合 (例)Folley SJ, Malpress FH. 1948. Hormonal control of mammary growth. In: Pincuss G, Thimann KV (eds), The Hormones, Vol.1, pp. 695-743. Academic Press, New York. ③電子資料の記載は,発信機関名,ホ−ムペ−ジの名前,機関名,所在地,引用年月日,URLの 名前. ( 例 ) National Center for Biotechnology Information (NCBI). 1999. Nucleotidenucleotide BLAST (blastn) [homepage on the Internet]. National Center for Biotechnology Information, Bethesda, MD; [cited 13 December 2002]. Available from URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/blast/ ④特許を引用するときには,発明者名,発明出願年,発明の名称,特許番号(得られていない場 合は,公開番号,または出願番号でも可)の順に書く. (例)Tomogane H. 2002. Improved method for meat quality. Japanese Patent No.3433212, granted 19 January 2002. ⑤文献リストの記載順序 a)筆頭著者の姓をアルファベット順に並べる. b)同一筆頭著者による複数の文献がある場合は,単著論文をはじめにおき,つぎに複数著者文 献を第2 著者,第3 著者のアルファベット順に並べる.さらに同一複数著者の場合は発表年順 にする. c)同一筆頭著者による単著,2 名あるいは3 名以上の共著にそれぞれ同一発表年の文献がある 場合には,本文中に引用した順にアルファベットを付ける. 14.図表(図の説明を含む) 1)図の説明(legend)は,独立したファイルに番号順に記述する. 2)図表はA4 サイズであれば,縦あるいは横方向のどちらに使用してもよい. 3)図は,1つのイメージについて1つのファイルを用意し,TIF, JPEG, EPS あるいは PowerPoint 97∼2003 (拡張子は.ppt のみ)のフォーマットで保存したものを準備する.写真 は TIF ファイルが望ましいが,JPEG の画像であれば TIF に変換せずにそのまま提出する.PDF の使用は避ける.最後に MC サイトによって作られる PDF ファイルで図の鮮明度を確認する. 4)印刷原稿に必要な図(写真)の解像度は,掲載時のサイズ(カラム幅 80.5 mm / 中間幅 112 mm / フルテキスト幅 168 mm )で,解像度は 300 dpi 以上とする.縮小される原図では,投 稿前に縮小コピーなどにより適,不適を確認する.粗い写真を使って解像度の数字だけを上げたも のや解像度が高くてもサイズの小さいものでは,図の鮮明度を上げることができないため注意を 要する.カラー図版は,審査用 PDF ファイルでは RGB モードで表示される.原図を RGB で作成 した場合には,そのまま使用できる.なお,印刷時にはカラー図版が CMYK (Cyan-MagentaYellow-Black) モードに変換され,この際に原図の色彩が正確に再現されない場合がある.この 場合には,論文受理後に著者に CMYK フォーマットの図版の再提出を求める.原図が製版に不適 当であるときは,編集委員会がトレースを業者に依頼することがある.その場合には費用を著者 負担とする. 5)表は1表ずつ,コンピュ−タソフト(マイクロソフト社の Excel97∼2003, 拡張子は.xls の み)により独立したファイルの1シート目に作成する.表の説明は,同一のシートに本文中の記 述と重複しないように記述する.Excel で作成した表をWord に読み込む場合は,図として貼り付 けるのではなく,Excel ファイルを挿入する. 6)図表にはそれぞれアラビア文字で通し番号を付ける.図表のタイトル,説明は本文を参照しな くても理解できるように記述する.その際,記号は †, ‡, §, ¶ を使用し, *, **, *** は P 値を示す時のみに使用する. 3 7)図や表を挿入する位置を本文中の右側の余白にテキストボックスなどで記入する.ただし,編集 の都合で希望に添えない場合がある. 15.使用権許諾書 出版に際し提出が必要になる.MC サイトからダウンロードした使用権許諾書の所定の箇所にサイ ンをしてPDF 形式にしたものを採択された論文の最終原稿提出時に他の原稿とともにMC サイトから 送信するか,日本畜産学会事務局にファックスあるいは郵送で提出する. 16.ファイルの名称とサイズ 1)ファイルには以下のように名前を付ける.以下 Author は,第一著者の姓とする. ①本文 Author.doc (図の説明を含む) ②図 Author Fig1.tiff (拡張子は例) ③表 Author Table1.xls ④和文抄録 Author Abst J.pdf ⑤使用権許諾書 Author elf.pdf カバーレター Author Cov.doc (カバーレターには論文内容のアピール,速報とする場合の理由などを記載し,論文とは別の ステップでアップロードする) 2)アップロードするファイルのサイズはすべてのファイルの合計で 100 MB 以下とする. 17.投稿の手順 1)日本畜産学会もしくは Wiley-Blackwell (WB) 社のホームページから Animal Science Journal の MC サイトにアクセスする. Animal Science Journal の MC サイト: http://mc.manuscriptcentral.com/asj 初めて投稿する際にはユーザーアカウントを登録する.登録したアカウントは,次回以降の投稿 時にも利用できる. 2)ログイン画面の「Create Account」をクリックして「登録画面」に進む.登録パスワードは, 半角英数字 8 文字以上,ただし必ず数字を 2 文字以上含むように設定する.パスワードは,いつ でも変更できる. 3)ログイン後,「Author Center」をクリックし,投稿者専用の画面を表示させる.新規投稿の場 合には,「Click here to submit a new manuscript」をクリックして「投稿画面」を開く.画 面の指示に従って必要事項を記入し,先に作成した①本文,②図,③表,④和文要旨および⑤使 用権許諾書をアップロード(送信)する.アップロードしたそれぞれのファイルはMC サイトに よって自動的に統一され,確認用の1つのPDF ファイルが作成される.投稿論文の審査にはこの PDF ファイルを使用するので,必ずPDF ファイル内の文字化け,画像の鮮明度,プリント範囲の 設定(特に表)などを確認する. 4)PDF ファイルの確認後,「Submit」をクリックし論文を投稿する.投稿が完了すると投稿受付 の E-mail が届くので確認する.この E-mail が届かない場合には何らかの問題のために投稿受付 が完了していないので,投稿画面を確認のうえ,日本畜産学会内機関誌編集委員会に問い合わせ る. 日本畜産学会内機関誌編集委員会の連絡先 E-mail : [email protected] / 電話: 03-3828-8410 【投稿論文の審査と掲載方法】 1.審査手順 1)一般論文 掲載の可否は,編集委員または編集委員会が依頼した審査員の審査を受けた後,編集委員会が決 定する.審査は,「Animal Science Journal 投稿規程」,「Animal Science Journal のための 投稿の手引」および「日本畜産学会 投稿論文に関するガイドライン」に基づき行う.審査員は, 審査の過程で論文に対し訂正を求めることがある.審査の回数は原則として2 回までとし,最大 でも3回を超えないものとする. 2)速報 速報の審査は一般論文に準ずる.ただし,原則として再審査は行わない. 2.再審査の要領 再審査の原稿は,新しく作成する.変更した箇所は訂正・対応表に記入する.図表に変更があっ た場合も同様とする.審査員からの意見には訂正・対応表に回答を記入する.訂正原稿および訂 4 正・対応表は,指定した期日までにMC サイトにより返信する.断りなく訂正原稿の提出が遅延した 場合は論文投稿を取り消すことがある. 3.論文審査結果の通知 論文の審査結果は, ・Accept 訂正することなく採択する. ・Minor Revision 論文の不備を訂正の上,再審査せずに採択する. ・Major Revision 論文の不備を訂正の上,再審査の後,採択する. ・Revise & Resubmit 論文の不備を訂正の上,採択について改めて審査する. ・Reject & Resubmit 採択を否とするが,新たな論文としての投稿を勧める. ・Reject 採択を否とする. の6段階で,E-mailにてSubmitting Author (論文投稿者)へ通知される.このE-mailには審査コ メントが添付されるため,論文の修正を求められている場合にはそのコメントを参考に修正する. 4.審査終了後の扱い 審査が終了し,受理が決定した論文に対する加筆,訂正は認めない.ただし,掲載時の体裁など について編集委員会から訂正を求めることがある. 5.掲載順序 掲載の順序は,審査終了順とする.速報は審査終了後,最も早く掲載出来る号に掲載する. 6.著者校正 著者による校正は基本的に1回(PDF)とし,校正原稿はWB 社からE-mailにより送付される.WB 社が必要と判断した場合は,PDF校正原稿に先立ち,Word 形式の校正原稿が送付される場合もある. 7.別刷り 別刷りは,校正終了後に必要部数を申し込む. 8.掲載料および別刷り料金 掲載料および別刷り料金等は著者負担としその金額は別に定める通りとする. 1995. 1. 1 1998. 7.25 1999.10.10 2001.11.23 2002. 7.13 2006. 3.28 2007. 2.10 2007. 2.10 2009. 1.12 2009. 1. 1 5 制定 改正 改正 改正 改正 改正 改正 施行 改正 施行
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