No.10 - 北海道大学公共政策大学院

HOPSTEP
北海道大学公共政策大学院院生協議会広報 Vol.2 No.10
目次
・教育現場に携わるものの一人として
・HOPS OB 会について
・イギリス体験談
・四国ってこんなとこ
・講義雑感−財政学
・吉川事務所インターンシップを終えて
佐藤 祐由
竹内 帆高
阿部 拓哉
相根 康成
橋本 悠輝
石山陽大、久家隆広、助川洋介、柳史生
教育現場に携わるものの一人として
HOPS 三期生 佐藤 祐由
現在の勤務校は、全校で6クラスしかない小さな学校です。こんな小規模校でも頑張っている
子はたくさんいます。その反面、不本意入学者が多いためか退学や転学する子も結構いるのです。
子供に明確な目標を持たせ、充実した高校生活にさせたいと先生たちは真剣です。その思いが子
供たちにはなかなか伝わらない現実、10代で人生をあきらめてどうすると何度言いかけたかわ
かりません。しかし、そういう子供たちも心の中では、今のままで良いとは決して思っていませ
ん。
教育は「行政」と「学校現場」に分かれています。行政サイドは、道立学校のキャンパス校化
や統廃合を実行しつつあります。行政の人間にとって小さな学校を合理化することは、道予算が
財政難のため、ある程度はやむを得ないと考えているのかもしれません。赤字再建団体に北海道
が陥らないように頑張っていることも理解できます。しかし、地域事情等を考慮していないなど、
不備な点が目立つのも事実です。私はこんな小さい学校だからこそ地域との関係が深いので、存
続させる必要があるのではないかと考えています。基本的な考え方ですが、公教育に大小の差は
ありません。あるのは「学校の特色を生かして、地域とともに子供たちの成長を促し、将来いか
に社会貢献できる人間にさせるか」その一言に尽きます。
私にとって公共政策は、教育現場が抱えている多種多様な問題点を打破する手段であり、解決
に導くための道標と考えています。この1年間、教育は働く場所であり、学ぶ場所でもありまし
た。週に1回ですが、往復2時間程度のドライブを楽しみながら北海道大学に通っています。後
期は、亘理教授の行政法秩序論と岡田教授の立法過程論を受講していますが、霞ヶ関時代に経験
したことが理解できる公務員(希望者)向きの講義だと感じました。将来国家公務員として、立
法業務に携わりたい人がいれば、立法過程論の受講をお勧めします。中央官庁に入省した時、き
っと役立つと思います。
私のように働きながら公共政策を学ぶ者にとって、長期履修制度という環境を整えてくれた北
海道大学には感謝しています。公共政策という実務的学問を磨き上げて、社会が抱えている問題
を少しでもなくしていきたいと考えています。
自己紹介:秋田県仙北市出身です。地元は田沢湖、乳頭温泉(秘湯で有名な鶴の湯温泉があります)、
玉川温泉、角館の武家屋敷や桜、わらび座などがある観光地です。年齢は40代半ばです。こん
なおじさんが公共政策大学院にいることを覚えてもらえれば幸いです。
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HOPS OB 会について
HOPS 一期生
竹内 帆高
お久しぶりです、そして初めまして、HOPS 一期生の竹内です。去年 HOPS を卒業し、現在は国土
交通省の職員として、和歌山河川国道事務所に勤務しています。自分は生粋の道産子だったので、
なぜ自分がいま和歌山にいるのかふと不思議に思う事もありますが、新しい環境で仕事も遊びも
充実した、なかなか楽しい生活を送っています(学生時代の公約通りサーフィンも始めました。
まだ立てないんですけどね…)。
さて、このように広報に寄稿させていただく機会をもらい、今回は HOPS、OB 会についての紹介
をさせていただきたいと思います(仕事についてはまた次の機会に!)。
HOPS、OB 会は、一期生が卒業する際に HOPS の卒業生及び在学生の親睦を深める事を目的とし
て立ち上げられたものです。OB 会は学年ごとに2名の幹事(一期生は竹内と山下)を置き、幹事
を中心に、定期的な懇親会の開催や、卒業生名簿の管理を行なう事を、主な活動内容としていま
す。名簿は毎年更新をしてもらう事で、卒業生や在学生がお互いの消息を分かるようにしていき
たいと考えています。また、HOPS 在学生が就職活動で卒業生を OB 訪問する際にも、この名簿を
役立てて欲しいと考えています。今後 HOPS は様々な分野で活躍する多くの人材を輩出していくこ
とと思いますが、それら先輩方は HOPS 生の大きな力になってくれる事でしょう。現在一期生の名
簿は、院生協議会に管理をしてもらっているので、これから就活などで連絡を取りたい方がいま
したら、院協にお問い合わせ下さい。
さて、みなさんご存知かと思いますが、去年の年末には OB 会主催の懇親会が札幌で行われまし
た。卒業生の札幌就職組や札幌帰省組、HOPS 在学生、北公会関係の学部生、HOPS 教員を含めおよ
そ 20 名が集まり、久しぶりに学友達と酒を飲み交わす事ができました。社会人になると一同が会
する機会は急激に少なくなってしまいますが、年末などの機会を利用して、出来るだけこのよう
な会を設けていきたいと思っています。また、4年か5年後には東京にて HOPS の大同窓会を開こ
うと目論んでいるところであります。10 年、20 年後には HOPS 生の大きなネットワークが形成さ
れるよう、OB 会が「巨大なアンテナ」として機能していく事を願ってやみません。
自己紹介:北海道大学工学部土木学科卒業、公共政策大学院技術政策コース卒業。現在は国土交
通省 和歌山河川国道事務所にて主に河川管理の仕事をしています。現場では関係市町村や地域住
民と接する機会が多く、どの様な法制度・制度設計が国や地域にとって望ましいのかを考えさせ
られています。また、課外活動として、和歌山の環境 NPO や中小企業の実業家の方々と、食の安
全や環境についての情報誌を立ち上げようと活動をしています。
イギリス体験談
HOPS 二期生
阿部 拓哉
先月、念願のイギリスに二週間ほど行ってきました。さすが、イギリスだけあって、建物はすご
く伝統的で格式高い。ロンドンもイングランドの首都と思えないくらい、伝統的な建物がひしめ
いました。日本で言うなら、京都・河原町の舞妓さんがたくさんいる辺り。 あれが、ずっと続く
ような感じです。
初日:ヒースロー空港に到着。空港で買ったスーツケース用盗難防止品がいきなり壊されていた。
空港職員に文句言おうとしましたが、めんどくさいのでやめました。次は、空港を出ようとした
ら、麻薬犬に吠えられる。その後、職員に何点か尋問され、荷物チェック。無罪放免を証明でき
無事空港を出る。初の海外でこれかよ‥と思いました。その後、ロンドンの店でパスタを食べる
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も、2000 円もした。なんだよこの物価高は‥
二日目:テムズ川沿いにロンドン塔、セントポール大聖堂、ナショナルミュージアム、国会議事
堂などを観光。セントポール大聖堂では、儀式に参加。司祭様のありがたいお言葉、パン、ワイ
ンを頂きました。これで、僕もクリスチャン♪その後ホテルに帰ろうとするも裏路地で1∼2時
間さ迷う。やべ∼と思いつつも、無事到着。自分の方向感覚に感謝☆
三日目:大英博物館に行く。そこで、様々なものを見るも、一番の衝撃は日本のブースで漫画が
あったこと。しかも「ギャラリーフェイク」。なんでこんなマニアックなものを?しかも、甲冑、
屏風と一緒に展示だよ?そしてここでの一番の後悔は始皇帝展を見れなかったこと。いまだに悔
いる。その後、オックスフォードのホームスティ先へ。小さな子供二人の四人家族。奥さんが夜
遅くまで働いているため、旦那さんが育児、食事、洗濯などを行っていた。さすが、イギリス。
食事は噂に寸分違わないものでした。朝はパンのみ、夜は大皿に、肉、ポテト、ニンジンが盛ら
れただけ。野菜は日によって種類が違ったけど。でも晩飯で3品すか?ただ、味はご主人お手製
のソースが絶品。毎晩デザートが出たのもさすが。 ただ、晩飯の量が少なかった‥。
四日目∼:語学学校に登校。
日本人がいなかった‥(本当は1人いるらしいんだけどクラスが違い会わず)クラスは中の下。 内
容として、文法では中学レベル、後は、手紙の書き方やリスニングなどなど。
クラスメイトはアジア系とアラブ系がほとんどを占め、後はヨーロッパ、アフリカが少々。国が
違えば価値観も違って、色々と考えさせられました。
はじめの一週間は、ほとんど聞き取れなかった。その後、ようやくなんとか話の概略が掴める様
になり、ラスト2日で、すぐに意味が分かる時が時々出てきました。
ただ、話せないってのが痛かった。会話が成立できない‥単語もろくに出なかった。これが一番
悔しかった! しかも、他の人たちは、中学レベルの文法も理解してないのに聞き取れ、話せる。
さらにさらに、そんな人たちに 英語もっと勉強したら とか言われたし。 き∼、くやしい!絶
対絶対喋れるようになってやる!
全体を通して、色々と考えさせられました。例えば、インフラ整備。日本と違い、中心市街地
がすごく活気があって、バスなどのインフラがとても整っていた。他にも、英語教育、日本の社
会についてなどなど、自分にとって実りのある旅だったと思います。
四国ってこんなとこ
HOPS 三期生
相根 泰成
日本を北海道、東北、北陸…と見ていくと、最もなじみのない方が多いのが「四国」ではない
でしょうか。そこで、私の出身地である四国の一地域をご紹介しようと思います。
私の出身地は愛媛県新居浜市というところで、愛媛県の東寄り、地図で言うと四国の北側(瀬
戸内側)中央のくぼんでいるところに位置する人口 12 万人強の地方都市です。以下市役所発表の
新居浜市の歴史です。
「新居浜市は、天災の少ない恵まれた自然条件下にあります(巨大活断層<中央構造線>が真
下を走っているので将来はわかりませんが)市内の最も古い横山遺跡から出土した、縄文時代早
期の土器や、全国的にも有名な弥生時代の檜端遺跡から出土した土器などから、古来私たちの祖
先が営々と文化を築き上げてきたことをうかがい知ることができます。特に、元禄4年(1691 年)
の別子銅山の開坑がまちの近代化を推し進め、後の住友関連企業群を中心とした工業都市への生
成発展の礎となりました。」
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ここからは、新居浜市が住友グループの企業城下町として発展してきたことが伺えますが、住
んでいた者の実感としては寂れた田舎町という印象が強い町です。商店街は社会の教科書に出て
きそうなシャッター通り、デパートは撤退、人口減少には歯止めがかからない。若者向けの最大
の娯楽施設はジャスコ。かなり退屈です。ちなみに市内でみかんの木はほとんど見かけません。
蛇口からポンジュースも出ません。給食には出ましたが。
経済の停滞や人口流出に悩む地方都市の典型的な例だと思います。四国は県庁所在地を除けば、
人口の大小はありますが、全般的に似たような状況ではないでしょうか。新居浜市の場合は地方
の衰退という趨勢に加え、都市計画の不十分さゆえに市街地が分散していることも街から活気を
感じない要因のひとつとなっています。公共政策の与える影響の大きさを感じます。
こんなところなので、特に若い方にお勧めはできません。ろくな観光地もありません。私自身、
学部時代を過ごした千葉や札幌のほうが数倍面白い地域だと思います。しかし最近、温暖な気候
の中で、田舎特有の、都会には無い、のんびりとした時間を過ごすことができるという利点を発
見しました。たまに帰省する分にはいい所なのかもしれません。
自己紹介:愛媛県新居浜市出身、千葉大学卒。北海道の寒さにやられてつらい 23 歳。内定をくだ
さい。
講義雑感−財政学
HOPS 三期生
橋本 悠輝
財政学は小山教授ご自身の論文をテキストにして講義が行われる。これまでのテーマは、国や
地方の財政赤字の制度面からの分析や、道州制、日本と欧米の社会保障制度の比較検討などであ
った。
財政学を受講してすぐに分かることは、これまでの財政システムの危うさと小山教授の一方な
らぬ丁寧さである。 財政システムの危うさ とは、国の財政システムの欠陥や、国頼りの地方の
財政構造、国民の受益に対する負担意識の低さ、少子高齢化時代の社会保障制度などの問題点の
ことで、講義中これらの問題点が数多く指摘されている。併せて制度も詳しく説明されるため理
解しやすい。次に 小山教授の一方ならぬ丁寧さ とは、受講生に対する教授の態度のことであ
り、小山教授の人柄がよく顕れている。講義中絶えることのないにこやかな笑顔。マイケル・ジ
ャクソンを髣髴とさせるロボットダンスのような身振り手振り。受講生の質問に余りに真摯に答
えようとするために、講義の進行が遅れたこともしばしば。何よりも特徴的なことは「要するに
ね」「つまりね」「何が言いたいかっていうとね」の言葉に続く 要点整理の多さ である。教授
の「要するにね」という前置きの後、受講生の多くは講義中何度となくデジャヴを経験すること
になる。
失礼を承知で書くならば、私はこの講義を受講する前、とある友人から、小山教授の講義につ
いて「半分まじめに聴けば半分寝ても大丈夫」とのアドバイスを受けた。これは教授の最大の特
徴である要点整理の多さのことを指してのことであったが、このアドバイスを字義通りに受け取
った私は、当初、半分とはいかないまでも5分ほど・・・。しかし、今となってはこのアドバイ
スに続きの文句があることを理解している。その文句とは「しかし、たとえ寝ていても聞き逃す
な」である。
言葉を繰り返すということは、その言葉が重要で、最も伝えようとしているキーワードである
ことの最たる証拠である。即ち、教授の「要するにね」が多いということは、
「一字一句聞き逃し
てはならない」ということとイコールなのである。このことに気付いてからは、半分まじめに聴
いて、残りの半分は聞き逃さないようにしている。
以上のように、財政学の講義では、これからの日本を財政面から考える際に重要なトピックス
がわかりやすく丁寧に説明されており、いずれのトピックスも聞き逃すことはできない。進路に
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関係のある方もそうでない方も、受講することを強くお勧めする。
吉川事務所インターンシップを終えて
昨年末、HOPS 一期生でもある衆議院議員の吉川隆盛さんのもとへ HOPS 三期生4名がインター
ンシップに行ってきましたので、感想をいただきました。
HOPS 三期生
石山 陽大
∼成長のきっかけとして∼
自民党の部会を見学できたこと、また微力ですが、事務所のお手伝いをさせてもらえたことは、
とてもよい経験になりました。関係者の方々、大変ありがとうございました。私はこの経験で、
大きく気がついたことが 2 つあります。
1 つ目は「自分の力をより向上しなければならない」ということです。議論する力、考える力、
行動力、知識、そしてスピード。全ての分野において、議員の方々、役人の方々ともに、すごい
ものを持っていました。予算の関係で特に、忙しい時期だったのかもしれませんが、10 分単位で
人と会い、業務をこなすなど、それを当たり前のようにこなす姿が、とても印象的です。また飛
び込みで、陳情する方も来られるなど、実際にそのような光景を目の当たりにすると、政策とい
うのは、やはり日本全体に大きく関わるもので大切なものだと考えさせられ、もし自分が関わる
時には、今以上の能力は必要だと思い、これから意識し向上させたいと思っています。
2 つ目は、一つの政策についてどれだけ深く考えられる「時間を持てるのか」ということです。
代議士、役人の方々、仕事の量は想像もつかないほど、多いように感じられました。いろいろな
利害関係や影響など、政策の幅を考えるのは彼らの方が強いとは思いますが、「時間」に限れば、
私たちのような学生の方が、持てている唯一の利点だと思います。この時間をどう使うべきか、
考えるきっかけになりました。今回の経験は、私が将来社会人として業務につくときに、必ず生
きると思います。
最後に、吉川代議士、そして社会人としてのマナー等を教えてくれた、秘書の方々に厚くお礼
申し上げます。ありがとうございました。
HOPS 三期生
久家 隆広
この度、吉川貴盛代議士のご厚意により、1 週間議員インターンシップに参加させていただき
ました。そこで、いちばん強く感じたことを書かせていただきたいと思います。
それは、人との縁は非常に重要だということです。これは、人と頻繁に接し、そして縁を大切
にする代議士の仕事を見させていただいてとても感じました。もちろん、これは他の職業でも学
生においても当然当てはまります。そして、人との縁というのは、それを深めていき、またそこ
から新たな縁をつくっていかなくてはいけないということも学びました。今回のインターンシッ
プでは、代議士に様々な人を紹介していただき、出会う機会を与えていただきました。なので、
今後はこの縁というのを大切に、そして最大限に活かしていかなくてはいけないと思います。
最後になりますが、今回のインターンシップでは吉川貴盛代議士はじめ、吉川隆雅さん、宮地
さん、中村さんには大変お世話になりました、ありがとうございました。
HOPS 三期生
助川 洋平
∼日本の将来をいかに描くか∼
12 月 18 日から 22 日にかけて、本大学院の OB である吉川貴盛代議士のご厚意により、インタ
ーンシップに行ってきました。主な研修の内容は、事務所での電話対応や来客へのお茶出し、自
民党本部で開催される部会の傍聴などでした。私は、それらを通じて様々な成果を得ることがで
きました。自分が参加した部会がその夜のニュースとして放送されたり、次の日の朝刊に掲載さ
れたりと大変刺激的な 5 日間でした。今回はその中でも特に印象に残った点を、二つ述べたいと
思います。
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一つ目は、政策立案者として、常に「日本の将来」を考えて行動していかなければならないと
いうことを、改めて実感できたことです。私が参加した部会でのことです。そこでは平成 20 年度
予算の一次内示が終了し、予算がつかなかった事業について、大臣折衝によって復活させる必要
性が説明されていました。その中の一つに、いわゆる圧力団体と言われる、業界の関係者が参加
しているものがありました。政策に何らかの問題があるからこそ、圧力は存在するわけで、その
すべてを否定することはできないでしょう。しかし、私はある官僚の方が話されていた、「『日本
の将来』を考えた場合、圧力に屈してはいけない部分も必ずある。」という言葉が大変参考になり
ました。このように二律背反する中で、いかに「日本の将来」を描いていくのか考えさせられま
した。
二つ目は、実際の官僚の仕事を見ることができたことです。自民党部会でのメモ取りや資料の
配布、予算の説明などでしたが、普段の業務説明では経験できない実際に働いている場を見るこ
とができたのは大きな財産となりました。
これらの成果を胸に、今年の官庁訪問に望みたいと思います。
ご多忙の中、私たちを受け入れてくださった吉川貴盛議員、吉川隆雅秘書、宮地以津子秘書、
中村嘉告也秘書にはこの場を借りて感謝を申し上げます。誠に有難う御座いました。
HOPS 三期生
柳 史生
北海道で普通に暮らしていると、政治、とくに国政というのは縁遠いもので、なんとなく決ま
っているのだろうなと思ってしまう。しかし、今回のインターンシップでは、そうではなくて自
らに身近な問題を熱く議論しているのだというのが実感として持つことができた。とくに、農業
の生産調整、米価維持や介護の担い手の問題は熱く語られていた。
そして、その中で働かれている省庁の方々の様子を見て大変だなと思いつつ、実際に何人もの
方にお会いして官庁訪問とはまた違ったお話をすることができたことにより、私もこうなりたい
ということを強く感じるようになった。
最後に、吉川先生及び秘書の方々にお礼を述べたいと思う。ありがとうございました。
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○編集後記
皆様には忙しい時期にもかかわらず依頼に応えて寄稿していただき、大変感謝しております。
また、寄稿したい等ございましたらお近くの広報委員までお知らせ下さい。
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HOPSTEP 北海道大学公共政策大学院院生協議会広報 Vol.2 No.10(2008 年 1 月 30 日
発行)
編集・発行:北海道大学公共政策大学院院生協議会
広報委員会 委員長 久家隆広
(編集担当 島谷尚憲)
〒060-0809 北海道札幌市北区北9条西7丁目 E-mail: [email protected]
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