5月22日 - 那覇港管理組合

【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
仲井眞弘多管理者。
午後1時30分開会
○議長(赤嶺昇)
ただいまから平成26年第3回
〔管理者提出議案巻末に掲載〕
那覇港管理組合議会臨時会を開催いたします。
○議長(赤嶺昇)
これより本日の会議を開きま
す。
○管理者(仲井眞弘多)
休憩いたします。
それでは、今回提出いたしました議案につきま
午後1時30分休憩
してご説明申し上げます。
午後1時31分再開
○議長(赤嶺昇)
こんにちは。
今回提出いたしました議案は、議案第1号「那
再開いたします。
覇港管理組合特別職の職員の給与に関する条例の
日程に入ります前に、ご報告いたします。
一部を改正する条例」及び議案第2号「常勤副管
具志孝助議員から、本日の会議に出席できない
理者の選任について」の2件となっております。
旨、届け出がありました。
まず、議案第1号についてご説明いたします。
次に、本日、管理者からお手元に配付いたしま
那覇港管理組合特別職の職員の給与について、
した議案2件の提出がありました。また、議案説
実情に応じたその他手当を明確にすることにより
明会の際に要求のあった資料は、議長において配
給料を見直すなど、その体系を整理するため、条
付を許可し、それぞれお手元に配付いたしました。
例の一部を改正するものであります。
その他の諸報告は、お手元に配付の文書により
次に、議案第2号についてご説明いたします。
ご了承願います。
那覇港管理組合の常勤副管理者につきましては、
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
○議長(赤嶺昇)
日程第1
平成22年5月18日の臨時会で議会の同意を得、藤
会議録署名議員の
田佳久氏に就任していただいたところであります。
指名を行います。
同氏は、平成26年5月29日付けで任期満了とな
本臨時会の会議録署名議員は会議規則第123条
ります。その後任につきましては、那覇港管理組
の規定により、1番、宮里弘和議員、2番、又吉
合規約第12条第2項の規定により、組織団体の長
健太郎議員を指名いたします。
が共同して推薦した者に対して議会の同意を得て
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
○議長(赤嶺昇)
日程第2
選任することになっており、組織団体の長に後任
会期の決定を議題
の推薦依頼を行いましたところ、平成26年4月15
といたします。
日付けで金城勉氏を推薦するとの回答を得ており
お諮りいたします。
ます。
本臨時会の会期は、本日・5月22日の1日間と
このたび那覇港管理組合規約第12条第2項の規
いたしたいと思います。
定により、議会の同意を得るため、この案を提出
これにご異議ありませんか。
するものであります。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤嶺昇)
以上で、ご説明を終わらせていただきます。ご
ご異議なしと認めます。
審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
よって、会期は本日・5月22日の1日間と決定
○議長(赤嶺昇)
いたしました。
わりました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
○議長(赤嶺昇)
管理者の提案理由の説明は終
日程第3
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
議案第1号「那覇港
○議長(赤嶺昇)
日程第4
議案第1号「那覇港
管理組合特別職の職員の給与に関する条例の一部
管理組合特別職の職員の給与に関する条例の一部
を改正する条例」から、議案第2号「常勤副管理
を改正する条例」を議題といたします。
者の選任について」までの2件を一括して議題と
これより質疑に入ります。
いたします。
質疑はありませんか。
管理者から提案理由の説明を求めます。
又吉健太郎議員。
1
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
○又吉健太郎議員
それから、引き続き2点目でございますが、副
こんにちは。
知事級のポストで各種手当が設けられている事例
それでは、今の議案について質疑を行いたいと
が県内においてあるのかということでございます
思います。
資料のほうもありますが、改めて議事録にしっ
が、私どもが確認したところでは、今回提案して
かり残るような形にしていきたいと思いますので、
おります地域手当等の手当が設けられているのは
あえてお聞きします。
ございませんでした。
まず、那覇港管理組合の常勤副管理者は副知事
それから、3点目の今の給与水準から実質減額
級だと位置づけられております。沖縄県の副知事
する理由についてでございますけれども、提案理
の給与は月額幾らなのでしょうか。また、今回の
由にもございますように、今回の給与条例改正案
提案の額と差があるとしたら、その理由は何なの
につきましては、現に支給すべき給料と実情に応
か、お答えください。
じたその他手当を明確にするということで、今回
その体系の見直しをしております。
次に、副知事級のポストで各種手当が設けられ
したがいまして、給料は変わりますけれども、
ている事例が県内にあるのか、お聞かせください。
手当等を含めると手当が必要なものであると、限
次に、今回の改正で給与水準を実質減額する論
度に達した場合には同程度になるというふうに考
理的な理由は何なのか、お聞かせください。
えております。
そして最後に、今回の給与減額は実質的にこれ
まで副知事級だった常勤副管理者の格下げにつな
それから、最後4点目ですけれども、今回の給
がり、ひいては那覇港管理組合の地位の低下につ
与減額が実質的にこれまでの副知事級付けだった
ながるのではないかと危機感を持っております。
ものが常勤副管理者の格下げにつながらないかと
以上、4点についてお答えいただきたいと思い
いうことでございますけれども、那覇港管理組合
ます。よろしくお願いします。
の常勤副管理者の格付けにつきましては、各構成
○議長(赤嶺昇)
団体の長の確認によりまして、格付けを副知事級
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
とういうことが確認をされております。
ただいまの質疑につ
今回その確認についての見直しはございません
いてお答えいたします。
まず、1点目の沖縄県の副知事の給与の月額に
ので、今後ともその確認のとおり格付けというの
ついてでございますが、給与について97万円とな
がそのまま継続をされるというふうに考えており
っております。
ます。
○議長(赤嶺昇)
それから、今回の提案の額と差があるのは、そ
又吉健太郎議員。
の理由についてでございますけれども、今回、私
○又吉健太郎議員
たくさんあった質問を丁寧
どもの改正におきましては、給料を97万円から79
にすべて答えていただきまして、ありがとうござ
万8,400円に改正しておりますけれども、それは私
います。
ども給与の中に給料とその他手当という考え方が
まず1点目ですけれども、お手元に各県内の自
ございますけれども、給与の中には現在その他手
治体の特別職の給与の一覧を出していただいてま
当の中には期末手当と退職金手当のみでありまし
すが、100円単位で出している給与というのは存在
たものを、今回、現に支給すべき給料と実情に応
しないんですよね。
じたその他手当を明確にして、その体系の見直し
今回、手当を幾らかという算出したものに合わ
を行うために、今回給料と別にその他手当として
せて、結果的に後付けで給与を計算するからこの
設けたものでございます。
ような端数になっているんじゃないかなと思って
したがいまして、提案しております各手当が限
いて、給与そのものを見直すというよりはとって
度額に達した場合、支給される給料との合計額の
つけたような、後付けの議論をやったような形跡
月平均は97万円になるというふうに考えておりま
を垣間見ているので、この点について確認が1つ
す。
と、あと、手当を含めると給与の実質減額はない
2
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
かりやすい内容であるはずなんです。
とおっしゃいましたけれども、手当と給与は全く
今回こういう形で手当と分けてやっていくと、
別もんだと思うんですよね。そうするのであれば、
副知事級であるべき那覇港管理組合の常勤のポス
今後、母体である沖縄県が副知事の給与体系を仮
トは、実質的に給与が十数万円変わってくるわけ
にやったとしたときにどのように帳尻を合わせて
であります。
いくのかというところが、今後皆様にとって大き
な課題になってくると思うんですよ
そうなってくると、位置づけ的に副知事級であ
るという地位の低下に、私は外部から、そして私
ですから、やはりどうしてもとってつけたよう
たち議会からも受けとめてしまいかねないような
な印象を今回の改正は持たざるを得ませんし、改
事態を、今大変危機感を持っているところであり
めて那覇港管理組合の地位の低下につながるよう
ます。
なこのような安易な改正については、私は慎重な
姿勢であります。
もう一度改めてこの点について、皆様方の考え
繰り返しですけど、長の確認による副知事級と
方をお聞かせください。
○議長(赤嶺昇)
位置づけされているところは明文化されているの
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
か、そのことについてお答えください。
まず1点目の給与の
額ですが、100円単位ということで、先ほどの提案
○議長(赤嶺昇)
上江洲喜紀総務部長。
にもありますように、給与につきまして今回改め
○総務部長(上江洲喜紀)
て実情に応じて諸手当、地域手当、住居手当、単
答えします。
ただいまの質疑にお
長の確認のものについては、那覇港管理組合常
身赴任手当を新たにつけ加えておりますけれども、
その部分が実際に生じる場合がございますので、
勤副管理者の格付けについてということで、平成
その部分を今回新たに明確にすることによって、
14年5月21日のもので明文化をされておりまして、
今回その部分を給料から差し引いて計算をしてお
その中で県の副知事クラスとするということが明
ります。それは議員がおっしゃったとおり、100
示されております。
〔「以上です」と呼ぶ者あり〕
円単位でございます。基本的には、給料と諸手当
○議長(赤嶺昇)
を含めて、現在の給与であります97万円相当にな
ほかに質疑ありませんか。
西銘純恵議員。
るということでございます。
○西銘純恵議員
それから、実質的に給料が下がること自体が格
明文化された副知事級という
付けに影響するのではないかという、2点目だっ
ことなんですけれども、これが今回の改定で副知
たと思いますけれども、それにつきましては、先
事級から減額になるというのは明らかになってい
ほども申しましたけれども、格付けにつきまして
るんですけれども、次の人事とももちろん絡むん
は給与とは別に3構成団体の長による確認がござ
ですけれども、例えば副知事級ということでした
いますので、格付けについてはあくまでも副知事
ら、出された資料の沖縄県の副知事は97万円。
これは地域手当、住居手当、単身赴任手当がつ
クラスということには変わりはないというふうに
いておりません。ですから、今度新たに選任をさ
考えております。
○議長(赤嶺昇)
○又吉健太郎議員
れる予定の議案に提案されている副管理者はゼロ
又吉健太郎議員。
であるということなんですけれども、このゼロと
わかりました。議論の中身に
いうことは確実に副知事級にはならない。
ついては平行線なので、最後に確認ですけど、各
構成組織の長の確認により副知事級と位置づけら
さっきも言いましたけれども、そういう意味で
れているということでありましたけれども、これ
はこの見直し、合意をされた明文規定が変更とい
は明文化されているものでしょうか。
うことになると、私は考えるんですけれども、こ
れについてどうなのか。1点ですね。
されているとするならば、一番わかりやすいの
は、副知事の給与体系とそれと連動させて同等額
もう1つは、現行条例では2条が給料、3条が
にしていくというのが、極めて対外的に見てもわ
期末手当、4条に退職手当があるということで、
3
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
今度は諸手当というのを3条の2の中に入れたと
最大で2万7,000円ということで、今考えておりま
いうことですけれども、この諸手当の支給に関す
す。
る事項は管理者が別に定めるということになって
この手当の根拠法としましては、地方自治法第
いるんですけれども、この別に定める手当につい
240条第2項の規定に明示されているものでござ
ても説明をお願いします。
います。
手当の額の根拠ですね。出された額の根拠につ
次、3点目でございますけれども、ほかの港湾
いても何に基づいてやったのかも、説明をお願い
管理者はどうなっているかということで、資料に
します。
もありますけれども、名古屋港管理組合の専任副
もう1つは、ほかの港湾組合との比較で副管理
管については給料が92万1,000円で、期末手当が
者の金額と手当はどうなっているのか、お尋ねを
358万6,374円、地域手当が9万2,100円ということ
します。退職手当についてもどうなっているのか、
で、四日市につきましては給料が91万4,000円、期
お尋ねをします。
末手当が427万7,520円と、地域手当等の手当はご
○議長(赤嶺昇)
ざいません。
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
それから、最後、退職金についてということで
質疑にお答えいたし
すけど、それについてはどういう。
ます。
〔「退職金額」と呼ぶ者あり〕
まず1点目の格付けについて変更があるかとい
今回。
うことですが、この格付けにつきましては必ずし
〔「今回と比較の話で」と呼ぶ者あり〕
も給料ということではなくて、副管理者の格付け
については今後業務をしていく中での格付けとい
ほかの組合。失礼しました。
うことで、必ずしも文書の中には給料と同一にす
退職金につきましては、今回、那覇港管理組合
るということではございませんので、給料につい
が改正した場合の常勤副管理者の退職手当が
てはそれぞれの組織の中で条例で定めていく内容
1,609万5,744円、それから名古屋港管理組合につ
だというふうに考えております。
きましては1,989万3,600円、四日市港管理組合に
つきましては1,754万8,800円となります。
ですから、格付けについてはこの3構成団体の
長の間で、それは調整をされて定められるべきも
○議長(赤嶺昇)
西銘純恵議員。
のだというふうに別途考えております。
○西銘純恵議員
1つは、地域手当について法に
基づいてとおっしゃったんですけれども、距離が
それから、2点目の地域手当等の根拠、別途定
300㎞以上である者、管理者が認める者という方が
められる内容でございますよね。
沖縄県内から選任をされる可能性と言いますか、
現在、この別途施行規則を予定しておりますけ
ありますか。
れども、基本的に地域手当につきましては、支給
300㎞以上である者というのは、県内の在住者、
要件としましては就任のため住居を移転しかつ前
勤務地と那覇港管理組合との距離が300㎞以上あ
県出身者といいますか、出るところはどこが該当
る者で、管理者が認める者で、換算支給月額とし
しますか。1点ですね。
結局、聞きたいのは、地域手当がつくことがあ
ては最大額として7万6,600円。
それから単身赴任手当としましては、支給要件
るのか、ほとんどつかないんじゃないかというこ
としましては、就任のため住居を移転しかつやむ
とで、私、手当ということで出したけれども、実
を得ない事情により単身赴任することとなった者
際は、沖縄県内の方が就任するときには、この手
で、管理者が認める者で、支給月額は最大で6万
当もつかないだろうということを思って今やった
8,000円。
んですね。
住居手当につきましては、自ら居住するため月
それともう1点は、副知事の身分的な同等待遇
額1万2,000円を超える家賃を支払っている住宅
という表現はされたんですけど、それでは、沖縄
を受ける者で、管理者が認める者で、支給月額は
県の副知事が97万円の給料だと。条例に書かれた
4
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
きましては諸手当がないものですから、格付けに
給料が97万円同額、ぴったりなんですよね。
ということは、先ほど言った答弁は、額は違う
合わせて県副知事クラスということでありますの
と、額の評価はしなかったということは、私はこ
で、それを参考にこれまで定めてきております。
れは今度の条例の提案をするにあたって、額につ
今回、先ほどの提案にもありますように、その
いては定めなかったというのは、実際は当時の議
考え方を少し内容を見直しをしたいということで
事録等を拾ってほしいとも思うんですけれども、
提案をさせていただいています。これにつきまし
やっぱり同等な額ということはやったんじゃない
ては提案理由にもありますように、実情に応じた
かと思うんですね。それを確認したいと思います。
その他手当を明確にすることにより給料を見直す
ということでございます。
それともう1つ。退職手当なんですけれども、
現在の藤田さんはどういう身分でこちらに来られ
これまでの給与の中での額の算定につきまして
ているんでしょうか、退職手当というのは支給を
は、先ほど議員がおっしゃってましたように、こ
されるんでしょうか。
の副知事クラスという格付けのことから副知事と
同等の給与を参考にして算定といいますか、定め
今度、退職手当というのが、2号議案に絡むん
ておりました。
ですけれども、定年退職された方が赴任をすると。
副管理者になって4年間すれば退職金をもらうと
それから、3点目の常勤副管理者の退職金につ
いうことは、退職金を一度もらって、また4年後
きましては、那覇港管理組合特別職の職員の給与
にもらうということになるので、私は退職制度に
に関する条例に規定されておりまして、特別職と
ついては、今後ぜひ沖縄県内でこの那覇港管理組
しての在職機関に応じて本組合が退職時に支給す
合の事業を地元でできるようにするという考えを
るものでございます。
持つんであれば、やっぱり同じような県やこの那
したがいまして、それぞれの組織において退職
覇港管理組合の中で業務をやってきて、能力をし
手当支給となっておりますので、例えばその前に
っかりと身につけた方が常勤副管理者になるとい
どこかの職場で働いていて、そこで退職金をもら
うことであれば、同じように退職した後について
われた方がこちらに来たから現在の退職金の対象
4年ごとに退職金支給という問題が出てくるであ
にはならないということでは、今回考えてはおり
ろうと危惧するわけですね。
ません。
それから、現常勤副管理者の退職金についても、
ですから、そういうことを将来にわたって考え
るのであれば、退職制度は見直しをする。廃止を
現常勤副管理者については国のほうから来られて
してもいいのではないかという考えを持っている
いますので、今回退任にあたっての退職金という
んですけれども、これについてご検討の考えがあ
のは、那覇港管理組合から拠出はいたしません。
それから、今後退職金についてはいろいろご検
るのかどうか、お尋ねします。
○議長(赤嶺昇)
討されるかということがありますので、今議会、
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
議員からもご提案ありますし、それにつきまして
ただいまの質疑につ
は構成団体と意見を交換してまいりたいと思って
いてお答えします。
おります。
まず1点目の地域手当の件について、県内で距
離が300㎞以上についてどういうところが想定さ
○議長(赤嶺昇)
西銘純恵議員。
れるかというと、300㎞以上を想定するのは石垣と
○西銘純恵議員
今回、退職金は支給なしという
か、そういった方々が来れば300㎞以上離れている
ことですけれども、やっぱり県の公務員を定年ま
のではないかということでございます。
で勤めた方が、ある意味では県が構成する今のよ
それから、2点目の格付けについて。すみまん、
うな那覇港管理組合に来て、4年後には退職金を
私の説明がちょっと言葉が足りなかったところも
もらう。ほかの外郭団体等でもそういうのが天下
ありますけれども、今、議員がおっしゃっていま
りではないかということで、やっぱり県民の側か
したように、これまで給与(給料の中の給与)につ
らはいろいろ意見が出ているわけですよ。
5
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
○議長(赤嶺昇)
退職金を一度取ってまた4年後にもらう。さら
これより討論を行います。
討論ありませんか。
に、次の場所に移って4年後にまたもらうという
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
ことが現在行われている中で、やっぱり見直しと
○議長(赤嶺昇)
いうのは検討していただきたいと思います。
討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
もう1点は、実情に応じた見直しをするという
ことで退職を入れたと、手当に分けたという説明
○議長(赤嶺昇)
それでは、ただいま議題となっ
ではあったんですけれども、実際これまでこの特
ております議案第1号「那覇港管理組合特別職の
別職、資料をいただいても地域手当、住居手当、
職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」
単身赴任手当というのはほかの構成団体、うるま
を採決いたします。
市、沖縄市、宜野湾市、ほかの市を見ても特別職、
この採決は起立により行います。
その手当がない額なんですよね。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員
だから、実情に合わせて見直しをするというこ
とが、実際は何の実情なのかというところが、逆
の起立を求めます。
に比較検討したら手当がつかないで給与というだ
〔起立多数〕
○議長(赤嶺昇)
けのものがある中で、あえて見直しをする。実情
したがって、議案第1号「那覇港管理組合特別
というのが何なのかという説明をお願いしたいと
職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条
思います。
○議長(赤嶺昇)
賛成議員多数です。
例」は、可決・決定いたしました。
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
○議長(赤嶺昇)
ただいまの質疑にお
日程第5
管理者の選任について」を議題といたします。
答えをいたします。
これより質疑に入ります。
実情と申しますのは、国の職員等が常勤副管理
者に選任された場合に、住居費用、赴任費用等の
質疑はありませんか。
諸費用が生じる状況のことを指しております。
下地敏男議員。
○議長(赤嶺昇)
西銘純恵議員。
○西銘純恵議員
今の説明だったら、私は逆に現
議案第2号「常勤副
○下地敏男議員
質疑をいたします。
今回、議会にも上程もされなかった内容が、な
常勤副管理者が国から出向されているのであれば、
ぜ事前にマスコミに報道されたのか、当局はなぜ
97万円の給料プラス地域手当、住居、単身赴任が
マスコミにそのような資料を提供したのか。
部長、答弁をお願いします。
つくのが実情に合ったということで検討されるべ
○議長(赤嶺昇)
きではないかと、逆に思うわけですね。
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
だから、そこらへんが今話されたことが検討の
まず、私どもからマス
内容について不十分。ただ、私は現在、今度の給
コミのほうに資料の提供をしてはございません。
料月額79万8,400円という端数つきの額ではある
今回、議会上程前にマスコミ報道されたことに
けれども、ほかの名古屋とか四日市、規模が全然
つきましては遺憾に思っております。報道された
違いますよね。港湾規模が全く違うところとほぼ
原因につきましては確認できておりませんが、今
同じような額になっていたというのは、下げて当
後は情報管理についてより一層留意していきたい
然だという気がするものですから、ただ、今のと
というふうに考えております。
ってつけたような数字的なものがきちんと検討さ
○議長(赤嶺昇)
下地敏男議員。
れたのかということを指摘をして、終わります。
○下地敏男議員
マスコミにも提供もしてない、
○議長(赤嶺昇)
その中で報道されているということですけれども、
ほかに質疑ありませんか。
このことは那覇市の個人情報保護条例にも抵触を
〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤嶺昇)
するのではないかと、私は考えております。
質疑なしと認めます。
そうした中で、今、
「遺憾に思っております」と
これをもって質疑を終結いたします。
6
【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
いうようなこともありますけれども、今後しっか
副管理者であります藤田佳久常勤副管理者の任期
りとここは管理をしていただきたいと思っており
が平成26年5月29日に満了するに伴いまして、次
ます。ぜひよろしくお願いします。
期常勤副管理者を選任する必要があることから、
平成25年1月に組織団体と調整を開始しています。
次です。
また、当管理組合から文書による依頼としまし
このマスコミ報道で天下りという記事がありま
した。このことについてどのように考えているか、
て、那覇港管理組合規約第12条第2項の規定によ
お願いします。
り、平成26年2月26日付けで沖縄県・那覇市・浦
○議長(赤嶺昇)
添市の各組織団体の長へ、次期常勤副管理者の推
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
薦依頼を行っております。
ただいまの質疑につ
その後、平成26年4月15日付け三者の連盟で元
いてお答えいたします。
那覇港管理組合参事監兼企画建設部長
一般的に天下りとは、退職した公務員を出身官
金城勉氏
庁が所管する外郭団体や関連する企業・団体等に
の推薦があり、今回議会へ上程をしております。
就職、あっせんすることを指しますが、本組織、
うちの常勤副管理者につきましては、那覇港管
本組合は、地方自治法に基づく一部事務組合であ
理組合規約がございまして、その12条の2項で副
ることから、それには該当しないものと考えてお
管理者のうち1人は常勤とし、組織団体の長が共
ります。
同して推薦した者について管理者が組合の議会の
○議長(赤嶺昇)
○下地敏男議員
同意を得て選任をするということでございますの
下地敏男議員。
で、その規定に沿って今回提案をさせていただい
該当しないということであり
ますけれども、その職に就く、そして退職金をも
たということでございます。
らう、そしてまたその職に就く、退職金をもらう。
○議長(赤嶺昇)
西銘純恵議員。
それを繰り返していくということで、これこそが
○西銘純恵議員
私がお尋ねしたいのは、この港
天下りということであって、そういうことには該
湾組合というのが、平成14年度時点で県内では初
当しないということでありますけれども、ここも
めての組合ということになるので、業務や運営等
しっかりと今後研究をしていただきたいと思って
に関しても、やっぱりそれなりの専門家をという
おります。よろしくお願いします。以上です。
ことで、エキスパートだということで一番最初の
○議長(赤嶺昇)
常勤副管理者が選任をされたということは、浦添
ほかに質疑ありませんか。
市議会でのやりとりではずっとその答弁だったん
西銘純恵議員。
○西銘純恵議員
ですね。
本港湾組合ができて、今のよう
な県内からの人事ということで提案をされていま
ですから、今回藤田さんも国交省から来ていま
すけれども、この間の常勤副管理者は国交省から
すけれども、ほかに国交省関係の方がまだこちら
ということで、最初の堤さんは定年になった後で
に業務として残る方はいるのかどうかも含めて、
したか。
やっぱり考え方としたら沖縄の那覇港管理組合は、
その至る経緯といいますか、この港湾組合の事
地元の県民が知恵を出し合ってどういう港にする
業にとって、今回、常勤副管理者を県内からとい
のかというのをやるのが当然だと。地元のほうか
うところでやった、提案するに至った議論の評価
ら人材をきちんと充てていくのが当然だと。私は
といいますか、この間の評価も含めてどのような
そういう考えを持っているんですけれども、今回
考えに基づいて今回金城さんを提案されているの
やったという明確な理由について、今述べてもら
か、お尋ねをいたします。
えてないんですよ。
○議長(赤嶺昇)
何ていいますか、金城さんがこの職歴見たら、
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
組合のほうでも過去に仕事をされたと。だから、
ただいまの質疑につ
推薦をするときにどういう、そういうのがあった
いてお答えいたします。
ので適任だというところの回答がないわけですよ。
今回の提案でございますけれども、現在の常勤
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【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
そこらへんは皆さん、不安だけれども提案します
合のほうもぜひ継続できるような形でやっていた
なんですか、どうなんですか。
だきたい。要望して終わります。
○議長(赤嶺昇)
○議長(赤嶺昇)
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
ほかに質疑ありませんか。
又吉健太郎議員。
ただいまの質疑につ
○又吉健太郎議員
いてお答えをいたします。
ただいまの議案について質
疑を行います。
次期常勤副管理者の選定についてでございます
けれども、選定は各組織団体で共同して提出する
まず、今回の人事案について審議していくにあ
ことになっておりますので、組織団体からの推薦
たり、改めて4年前の経緯を踏まえながらお聞き
の際には次のような見解が示されております。
「那
をしたいと思います。
覇港は、中国と東アジアに近い地理的条件を最大
まず1点目は、現在の藤田常勤副管理者が提案
限活用し、沖縄経済の自立発展に寄与する新たな
された際には、4つの資質を満たす人材が沖縄県
産業空間の創出等の機能拡充により、国際物流産
内にはいないので藤田氏を提案したという説明が、
業の展開、国際観光リゾート産業の振興を支える
当時の那覇港管理組合執行部からありました。
今回のご提案は、当時、皆様ご自身がご提示さ
国際流通港湾を目指しており、その管理・運営は
れた4つの条件すべてを満たした人事なのでしょ
極めて重要であります。
うか。
そのため、那覇港管理組合の常勤副管理者につ
いては、日本の港湾行政、世界の海運港湾などの
ちなみに、この4つの資質については、昨年11
海事の動向、港湾経営、港湾振興等に関する幅広
月の定例会についても私から質問を投げかけたと
い知見と経験が必要であると考えております。」
ころ、執行部は把握すらしておりませんでしたの
この条件を満たす候補者として、元那覇港管理
で、改めて当時皆様が掲げられた常勤副管理者に
組合参事監兼企画建設部長の金城勉氏が適任であ
求められる4つの資質について、これを私から申
るとのことであります。
し伝えたいと思います。
同氏は、平成23年4月から平成26年3月までの
1つ目、海外の港湾に精通していること。2つ
在任中、参事監兼企画建設部長として現常勤副管
目、港湾行政全般に幅広い知見と経験を有するこ
理者を補佐し、当管理組合が抱える諸問題の解決
と。3番目、自ら国際的な交渉ができる語学力(英
に尽力してきたところであり、管理組合の諸事情
語)を有すること。4つ目、港湾を中心として沖縄
にも精通しております。
県地域の実情に詳しいこととされていました。
今後、那覇港が国際交流物流拠点の形成をめざ
これらの資質をすべて満たす人が県内にはいな
し、さらなる沖縄県の発展に寄与していくために
いから藤田氏を提案したということが、4年前の
新たな視点に立ち、当那覇港管理組合を導いてい
皆様の提案理由でありましたが、今回の人事はこ
く強力なリーダーシップが必要であり、その資質
れら4つの資質をすべてクリアしているのか、ご
を兼ね備えている金城勉氏が適任であるというこ
見解をお答えいただきたいと思います。
次に、4年前の人事を巡る経過の中で、県内か
との見解が示されています。
○議長(赤嶺昇)
西銘純恵議員。
らの登用を目指すために新たなポストとして「参
○西銘純恵議員
推薦理由の中で、日本や世界の
事監」というポストを新設し、初代参事監には今
港湾、そういうものに対して幅広い知見を持って
回常勤副管理者として提案されている金城氏が就
いるということは、管理組合の中で業務をなして、
任いたしました。
過去にもやっていらっしゃるようですけれども、
しかし、当時の議会の議論の中では、あくまで
やっぱり自前でそういう方を育成することができ
も参事監ポストは次期常勤副管理者候補の1人で
るというのが、今回の1つの証ではないかなと。
あり、次回の常勤副管理者選定に当たっては民間
だから、今後を含めてそのような観点で、自前
からの登用を含め幅広く検討していきたいと、管
理者ご自身から発言がありました。
でやれるような力をつけていくということを、組
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【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
今回提案されている金城氏を最終的に選任され
りきで選任されたのかということですけれども、
るまでには、民間からの登用を含め幅広い人材か
民間を含め候補者を検討したことにつきまして組
ら検討された結果なのか、あるいは金城氏ありき
織団体に確認しましたところ、次期常勤副管理者
で選任が進められたのか、その経過についてご説
候補につきましては、先ほど議員からご指摘があ
明をお願いいたします。
りましたように、参事監のポストを設置し、実践
○議長(赤嶺昇)
及び経験を積むことにより、次期常勤副管理者候
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
補の1人として育成してきたところでございます。
ただいまの質疑につ
そのほかの候補者つきましては、民間で活躍さ
いてお答えいたします。
まず、1点目の4つの資質についてすべてクリ
れている県の部長経験者も検討しましたが、今回
アしているのかということでございますけれども、
においては業績及び経験の面を考慮し、参事監と
今回、組織団体からの推薦の際には、4つの件に
して3年間育成してきた方を選任したとのことで
ついて次のような見解が示されております。
あります。
○議長(赤嶺昇)
まず1つ目の海外の港湾に精通していることに
休憩いたします。
つきましては、金城勉氏は平成23年度に台湾、上
午後2時18分休憩
海、厦門、温州、それから平成25年度にはハンブ
午後2時18分再開
○議長(赤嶺昇)
ルグ、台湾、マレーシア、シンガポールにおいて
再開いたします。
上江洲喜紀総務部長。
ポートセールスを行っており、港湾管理者、船会
○総務部長(上江洲喜紀)
社等の面談も積極的にこなしております。
次期提案している方
2つ目に、港湾行政全般に幅広い知見と経験を
が高度な語学力を有しているかということにつき
有することにつきましては、同氏は沖縄県港湾課
ましては、現在は有していない状況であるという
を初めとして沖縄総合事務局港湾計画課、沖縄市
ふうに考えております。
建設部長、那覇港管理組合参事監兼企画建設部長
○議長(赤嶺昇)
など、国・県・市の港湾行政の経験は11年であり、
○又吉健太郎議員
その際に培われた経験をもとに広い視野に立って
にも藤田氏を迎え入れるにあたって、議会でも大
将来を展望し、その実現に向けて取り組む実行力
変な議論になったんですよ。その結果いろいろな
を備えているということでございます。
経緯があった中で、私も消極的ではありますけれ
又吉健太郎議員。
まず1点目は、皆様が4年前
3つ目の、自らの国際的な交渉ができる語学力
ども、当時いた那覇・浦添・県の仲間と一緒に退
(英語)を有することにつきましては、近年ポート
場して藤田氏を可決させた経緯がありました。消
セールスは中国、台湾、東南アジアが中心であり、
極的ではありましたけれども、何とかしっかり頑
県の海外事務所とは連携により円滑な交渉が行わ
張っていただきたいという思いが当時はあったわ
れております。
けです。
また、那覇港管理組合では、常勤副管理者の秘
ただし、そのときには皆様と議会の中で議論を
書として人材派遣会社より英語が堪能な人材を受
して、今後はしっかりやっていくという言質があ
け入れており、サポートする態勢が整っておりま
ったからこそ4年前の対応があったわけでありま
す。
す。
4つ目に、港湾を中心として沖縄県地域の実情
4年前にはこの4つの条件が絶対必要なんだと
に詳しいことにつきましては、同氏は今までの職
おっしゃっていながら、今回については通訳がい
歴から県内の港湾行政に長い経験と実績に裏づけ
たら大丈夫ですよというように、4つの資質をそ
られた十分な見識を有しており、諸問題の解決に
の場しのぎで変えていくようなやり方というのは、
熱心に取り組む姿勢が顕著であります。そのよう
議会に誠実に向き合っている態度とは思えません。
これについて、今後も自らの語学力で交渉する
な見解が示されております。
能力は必須ではないというふうに前提条件を変え
続きまして2点目についてですが、金城さんあ
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【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
てしまうのかどうか、ここは改めて確認させてい
間も含めて幅広い人材を求めて、次の常勤副管理
ただきたいと思います。
者の選任にあたっていきたいという答弁をされて
いました。
次に、もう1点。民間から幅広い人材をという
ことについて、民間で活用する県の部長経験者も
そして、新たに参事監ポストが創設されたとき
経験者とありましたね。こうなってくると、県庁
にも、当時、那覇港管理組合議会に所属した議員
の部長経験者もしくはそれクラスの人たちでしか
が、この方が次の常勤副管理者ですかとただした
検討がされなかったんじゃないかというような、
ところ、いや、あくまで候補者の1人ですと。そ
私たちとしては疑念を持ってくるわけです。
れについてはまたほかにも探していきますという
答弁を、皆様ご自身がされているんですよ。
沖縄県内でも海外と貿易をしている事業者さん
とかもいます。あるいは県外で活躍をしている沖
結果的に、参事監ポストにいた人が常勤副管理
縄県出身のすばらしい方々もいます。そういった
者ですということで、特に幅広く人選を行わずに
いろいろな人たちを幅広く集めた中で、那覇港が
こういう登用をされてしまったら。
これから発展していくにあたり一番ふさわしい人
個人攻撃ではないですよ。だけど、今回また就
はだれなのかということで主眼では考えるべきな
任されている参事監は、次の常勤副管理者なんで
のに、県庁の部長職級クラスからだれがいいかと
すかと、今度もそういうふうになっていくんです
いうことでしか、もし検討がされなかったのであ
かということになってくるとなし崩しになってい
れば、これは誠に遺憾であると思いますけれども、
くんですよ。
あくまでも那覇港管理組合は独立した地方公共
この辺についての事実確認をよろしくお願いいた
団体なんです。確かに県が6、那覇が3、浦添市
します。
○議長(赤嶺昇)
が1と出資比率は県が一番大きいですよ。だけど、
上江洲喜紀総務部長。
○総務部長(上江洲喜紀)
県の出先機関ではありません。部長の天下りポス
ただいまの質疑につ
トにしてほしくないんです。
いてお答えします。
今後、沖縄県が観光客1,000万人を目指していく、
まず前提条件につきましては、組織団体、推薦
する側のものでございますけれども、確認したと
滑走路も第2滑走路ができてくる。人口もどんど
ころ、今回の人選にあたっては議会で議論された
ん増やしていこうという沖縄県が計画を立ててい
内容を踏まえ県内企業、行政実務の観点から総合
る中で、沖縄県民に必要な生活物資、あるいは観
的に判断して推薦したということでございます。
光客が必要なもの、求めているものはすべてこの
その4つの条件を無視をするということではない
那覇港に到着するんですよ。
ロジスティックセンターもできる、第2滑走路
というふうに、私のほうは受けとめております。
もできる、ガントリークレーンもあと2つできる。
それから、2点目の件についてでございますけ
れども、県のOBといいますか、行政経験者以外
もういいわけなしのぐらい、これだけ那覇港管理
の民間からの候補者を検討したかどうかについて、
組合の整備をやっている中で、これからどんどん
これにつきましても組織団体に確認しましたとこ
発展させていこうというときに、そんな縄張り争
ろ、行政経験者以外の民間からの候補者につきま
いをしていいんですか。県の天下りポストにして
しては、特に行政実務に関し特筆できる候補者を
はいけませんよ。
個人ではないですよ。皆様が民間から幅広い人
特定するまでに至らなかったため、選定をしてい
ないということでございました。
選をした結果、この方が一番いいんだということ
○議長(赤嶺昇)
であれば、私もそれは受け入れますよ。でも、努
又吉健太郎議員。
これは、4年前に皆様と議会
力してないじゃないですか。4年前の議会で約束
とでお約束した明確な違反なんですよ。4つの条
したことを全くやらずに、4年前に皆様が必要だ
件は無視はしていないけど、満たしていない。議
と言った資質も全く満たさずに今回の提案をして
事録にも残っていますけれども、管理者自らも民
いる。
○又吉健太郎議員
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【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
ですから、何もお話しした条件を無視したり、
議会軽視じゃないですか。ご答弁をお願いしま
天下りの巣にしようなどとはゆめ思っておりませ
す。
○議長(赤嶺昇)
んので、ひとつご理解のほどよろしくお願いしま
仲井眞弘多管理者。
○管理者(仲井眞弘多)
す。
今の又吉議員のご質問、
おっしゃる点を全面的に否定するつもりは毛頭あ
○議長(赤嶺昇)
又吉健太郎議員。
りません。我々がこれまで私のほうで答弁してき
○又吉健太郎議員
たところで、まだ足りない分というのをきちっと
とうございました。
管理者自らのご答弁ありが
もちろん天下りのポストに指定しますという答
突いておられると思います。
弁が出るわけありませんし、また、そういうこと
ただし、これが県が天下りポストにしようとか、
今議員のおっしゃったようなことは一切考えてお
も出てくるわけはないわけですけれども、ひとつ
りません。これは。
ご発言がありましたので、重く受けとめさせてい
ただきたいと思います。
そして第2に英語力の話が、これが全く欠陥、
欠落、何ていいますか。欠陥要因になるかという
英語力については、私はこれ1点にこだわって
と、これは確かにフルに語学力もあって、この4
いるつもりはないんです。ただ、最初にその英語
条件を100点満点それぞれ満たせる人がいればい
力が必要だと言ったのは皆様なんですよね。こっ
いにこしたことはありません。ただし、人々の能
ちから求めたわけではなくて、皆様が条件でそろ
力というのはなかなかこれは。
えたわけですから、自ら課した資質については自
らでクリアするのが当然でしょうというところで、
我々は、ある意味では目的とか理想を持って探
していくわけですけれども、それぞれ得意なとこ
私はルール違反ではないかという指摘をさせてい
ろと欠失しているところと、まずまずというとこ
ただいているところです。
ろがあるのは当然だと僕は思っているんですよ。
あと、もう1点は、今回の人選にあたり管理者
ですから、ぜひ今回は、我々は天下りポストで
である知事は、副知事を高良副知事に、そして川
あるなどとゆめ思っておりませんし、そしてむし
上副知事2人をお持ちですけれども、知事が私の
ろ国交省から来ていただいた藤田さんも含めて、
右腕にこの人が必要なんだということで主体的に
我々国交省とも日本国の官庁として有能な人たち
判断されて、高良副知事、川上副知事というのは
もいますから、何もこれから未来永劫、純粋に沖
選ばれているはずなんです。
縄出身者、沖縄の人だけでやっていかなければい
今回、那覇港管理組合の常勤副管理者というの
けないということがないと、逆に思っているんで
は、いわば第3の副知事だと私は思っているんで
す。
す。なかなか普段はここにおられない知事が、知
ですから、そのときそのときの現実が要求する
事にかわって自分の意をくんで常勤副管理者とし
のに足る人材を広く集めたいという意思を強く持
て副知事級のポストを置くというのが、本来の趣
っております。
旨であるはずだと思っているんですけれども、今
ですから、今回もし議員が落第点ではなく、ぎ
回人選の経緯を見てみますと、どうも知事が率先
りぎりこういうものかと思っていただければ、む
して選ばれたというよりは、県の土建部がだれか
ろんこれから先はますますこの人選については幅
いい人を探しなさいというところで動いていた形
広くしっかりやってまいりたいと、改めて感じて
跡を見てとることができているので、その部分に
いるところでもありますし、ただ、なるべく沖縄
ついても那覇港管理組合の地位の低下につながる
出身の人たちも機会を我々用意して、オン・ザ・
んじゃないかなと私は思っているんです。
ジョブ・トレーニングも受けながら、この那覇港
やはりここの場所は副知事級だということであ
管理組合をしっかりと長期の目的を持って人材養
れば、知事の右腕は知事ご自身のご意思で、やっ
成にもできればと、一石二鳥的な要素も考えなが
ぱりこの人に任せたいんだということで選ばれて
ら対応しているつもりです。
こそ、本来のあるべき姿であると私は思っていま
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【平成 26 年第3回那覇港管理組合議会(5月臨時会)議事録】(H26.5.22)
〔「進行」と呼ぶ者あり〕
すけれども、改めてこの分についてご答弁お願い
○議長(赤嶺昇)
できればと思います。
○議長(赤嶺昇)
これをもって質疑を終結いたします。
仲井眞弘多管理者。
○管理者(仲井眞弘多)
質疑なしと認めます。
○議長(赤嶺昇)
今、又吉議員のおっしゃ
これより討論を行います。
討論はありませんか。
っていることはまさにそのとおりだと、私もほぼ
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
賛成、賛同いたします。
○議長(赤嶺昇)
それで、じゃ今回の金城さんの選択にあたって、
討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
県の副知事選択のときほどしっかりと取り組んで
ないじゃないかという、もしご指摘だとすれば、
○議長(赤嶺昇)
それでは、ただいま議題となっ
それはそうでもありません。
ております議案第2号「常勤副管理者の選任につ
いて」を採決いたします。
ただ、こういう港湾管理という面というのは、
何ていいますか、専門性もかなり要求される分野
この採決は、起立により行います。
でもありますし、むろんそれは土木が、県庁内の
お諮りいたします。
港湾を担当している部門を通じ、やっぱりしっか
本案は、同意することに、賛成の議員の起立を
求めます。
りした人材を推薦してもらいたいというのは、そ
〔全員起立〕
の1つの部に対する要求としては、私も当然これ
はやります。さらに人事を担当している総務を通
○議長(赤嶺昇)
起立全員でございますので、議
じて、さらに広くこういう分野で藤田さんの後を
案第2号「常勤副管理者の選任について」は、全
継いでやられる人がいるかというようなことも、
会一致をもって同意することに決定いたしました。
むろんこれは宿題としてやっております。
○議長(赤嶺昇)
次に、議決事件の字句等の整理
について、お諮りいたします。
ですから、何もこの副知事を選ぶときに比べて
どうも知事の腰の入れ方が頼りないということの
本臨時会において議案が議決されましたが、そ
印象を受けたとすれば、私の不徳の致すところで
の字句等その他整理を要するものについては、そ
ございまして、そんなことはありません。しっか
の整理を議長に委任されたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
りやっているつもりですし、これから先も、逆に
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
きょうのお話を受けて、さらにしっかりやってま
○議長(赤嶺昇)
いりたいと考えております。
○議長(赤嶺昇)
○又吉健太郎議員
ご異議なしと認めます。
よって、字句等その他の整理は、議長に委任す
又吉健太郎議員。
ることに決定いたしました。
ありがとうございました。今
休憩いたします。
回の質疑の意図は、しっかりとこの那覇港の存在
を全体で共有していきたいという趣旨で質疑をさ
午後2時36分休憩
せていただきました。
午後2時45分再開
○議長(赤嶺昇)
しっかりとこれから那覇港が発展し、沖縄の成
再開いたします。
以上をもって、本日の日程は全部終了いたしま
長のエンジンとなれるように執行部の皆様、そし
した。
て議会が一丸となって取り組んでいくことを祈念
なお、本臨時会の議会活動状況については、後
いたしまして、私の質疑を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ほど文書をもってご報告いたします。
○議長(赤嶺昇)
○議長(赤嶺昇)
休憩いたします。
以上をもって、本日の会議を閉
午後2時32分休憩
じます。これをもって、平成 26 年第3回那覇港管
午後2時35分再開
理組合議会臨時会を閉会いたします。皆さん、大
○議長(赤嶺昇)
変お疲れさまでした。
再開いたします。
午後2時45分閉会
ほかに質疑ありませんか。
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