薬物検査

薬物検査
サリチル酸
アセトアミノフェン
(FPIA )
アミオダロン
アミカシン(AMK)
ゲンタマイシン(GM)
トブラマイシン(TOB)
バンコマイシン
テイコプラニン
アルベカシン
タクロリムス
(FK506)
シクロスポリン
ワ−ファリン
【薬理作用】鎮痛解熱作用,抗炎症作用,尿酸排泄作用
【中毒症状】発疹,浮腫,鼻炎様症状,結膜炎,貧血,胃腸症状,難聴,耳
鳴り,難聴,呼吸不全肝・腎障害など
【定常濃度到達時間】2 日
【薬理作用】解熱鎮痛消炎作用
【中毒症状】肝障害,胃腸障害,血液障害,嘔吐,チアノ−ゼ,呼吸困難,頻脈
【定常濃度到達時間】 2 日
【薬理作用】解熱鎮痛消炎作用
【中毒症状】肝障害,胃腸障害,血液障害
【定常濃度到達時間】 1∼2 日
【薬理作用】 緑膿菌,変形菌,セラチア,大腸菌, クレブシェラ,エンテロ
バクター,ブドウ球菌,サルモネラ,赤痢などの化学療法
【中毒症状】聴覚障害,神経筋ブロック,肝障害,近位尿細管障害,皮膚発
疹,血液障害,頭痛,しびれ,頻脈,嘔吐,全身倦怠など
【定常濃度到達時間】
成人 30 才以下 2.5∼15 時間
30 才以上
7.5∼75 時間
【薬理作用】抗生物質作用
【中毒症状】腎障害,第 8 脳神経障害
【定常濃度到達時間】 3∼4 日
【薬理作用】抗生物質作用
【中毒症状】腎障害,めまい,耳鳴,聴力低下
【定常濃度到達時間】 2∼3 日
治療濃度範囲は,trough 時の血中濃度が関係する. 腎機能障害患者では血
中半減期が延長する. テイコプラニンは,血液透析によって除去されない
場合が多いので血中濃度に注意する必要がある. 重大な副作用としてショ
ック,第 8 脳神経障害などがある.
【薬理作用】精神神経剤
【中毒症状】腎障害,聴覚障害(第 8 脳神経障害)
【定常濃度到達時間】11∼14 時間
【薬理作用】免疫抑制作用
【中毒症状】嘔吐,振戦,痙攣,高血糖,腎障害
【定常濃度到達時間】 3∼5 日
〔備考〕移植後の免疫抑制剤として使用.
治療濃度範囲は,trough 時の血中濃度が関係する。移植後は 10∼20ng/ml
で維持される.
【薬理作用】免疫抑制作用
【中毒症状】腎肝障害,振戦,痙攣
【定常濃度到達時間】 3∼5 日
〔備考〕免疫抑制剤として使用.
治療濃度範囲は,trough 時の血中濃度が関係する. 腎機能障害患者では血
中半減期が延長する. 肝・腎移植後は 150∼250ng/ml で維持され,最終的には
100ng/ml まで減量.
【薬理作用】血液凝固阻止作用
【中毒症状】
【定常濃度到達時間】
治療濃度 2.0∼5.0μg/ml
中毒濃度 ≧10.0 μg/ml
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