データを強力にサポート HPEソリューションで顧客の獲得と維持を実現スタート目次今日のビジネススピードについていくには、ITのモダナイゼーションが必要ビジネスインテリジェンスと、それが重視される理由ビジネスインテリジェンスを強力にサポートするHPE製品ビジネスインテリジェンスの導入にHPEが選ばれる理由今日のビジネススピードについていくには、 ITのモダナイゼーションが必要テクノロジーによってビジネスの遂行方法が大きく変化し、これまでにない機会や課題が生じています。ハイパーコネクトの時代を迎えた今、かつてないスピードと規模で業界全体に大変革を起こす新しい方法で、テクノロジーが活用されています。モビリティ、ビッグデータ、クラウドコンピューティングによって生じたチャンスを活かすことで、市場の変化に対応し、新しい製品や機能さらには業界へと、今までになく容易にアイデアを形にできるようになっています。現代社会での存在意義を維持するには、ビジネスに適応力が必要になります。最初に取り組むこととして非常に効果があるのは、顧客重視をさらに強化することです。既存顧客について、そして新規顧客を引き付ける要素について理解を深めることで、この新しいビジネス環境に企業自体を適応させることが可能となります。現在のビジネスに影響を与えているトレンド新しいタイプのアプリケーションビジネスの成長に対応 IT運用への新しいアプローチ新しい購入様式新しいニーズ、有用な情報の活用新しい利用モデル新しい脅威とリスク社内のトレンド社外のトレンド顧客を獲得および維持して、ビジネスを拡大規模を問わず、企業は常に新規顧客を獲得し、既存顧客を維持するための活動を行っています。新規顧客を引き付けることで、ビジネスを成長させ、市場シェアを拡大したいと考えています。しかしながら、新規顧客の獲得には、既存顧客を積極的に維持する場合よりも4∼10倍のコストがかかります。既存顧客から得られるビジネス量を増大すれば、低コストで収益を高めることができるということになります。企業が現在直面している現実では、今日の企業が顧客を獲得および維持するのに必要なこととは何でしょうか。データアナリティクスを使用すれば、ビジネスインテリジェンスを獲得して、顧客サービスを向上させ、製品品質を高めることができます。また、新しい市場機会を特定し、顧客の嗜好に基づいてターゲットを絞ったセールスキャンペーンを開始することも可能になります。ところが残念なことに、多くの企業は次のような現実に直面します。顧客の開拓と維持が重要であることは明らかなように思えますが、実際にはそうすることが次第に困難になっています。ここ数年間で市場が急速に発展し、顧客のニーズや購入パターンが変化しています。つまり、今の顧客はこれまでとは違います。 • 主要な顧客データを迅速に表示できない • ブログやソーシャルメディアといった新しい情報源から製品知識を得ています。 • オンラインで店舗の価格比較を行います。 • 時間、場所、デバイスを問わず、ビジネスにかかわります。 • 顧客の購入時の動作について、データが限られており、十分な理解を得られない • モバイルデバイスやモバイル取引などの新しい購入方法を求める顧客ニーズに対応する必要がある • 既存顧客のデータや、ソーシャルメディアなどの従来とは異なる外部ソースから収集した情報を分析して知見を得ることができないデータを強力にサポートしてビジネスインテリジェンスを向上顧客データの分析に焦点を絞ってビジネスインテリジェンスを向上させる ITテクノロジーは、これらの課題を克服するのに役立ちます。どのデータアナリティクスソリューションでも実装を成功させるには、主に3つの要素が重要となります。時間 ̶ 今日のビジネスのスピードについていくには、迅速に意思決定を下し、変化しやすい市場のニーズに対応する必要があります。ITインフラストラクチャには、ほぼリアルタイムでデータを分析できるパフォーマンスと容量が求められます。データ ̶ 有益なビジネス上の知見を得られるかどうかは、リアルタイムでデータを収集して保存し、分析できるかどうかにかかっています。そのような成果を上げるには、ストレージ容量とパフォーマンスの両方を最適化する必要があります。蓄積されるデータ量は大幅に増えていくため、ストレージにはこの増大したデータを収容しながら、必要とされるパフォーマンスを提供できるだけの拡張性が必要となります。テクノロジー ̶ この新しいスタイルの意思決定を可能にするには、拡張性、柔軟性、信頼性に優れた強力なITテクノロジーが必要となります。このビジネスインテリジェンスによって生成される情報への依存度が高くなるにつれて、一元的な統合ソリューションとしてテクノロジーが機能することが重要となります。コンピュートパフォーマンス、ストレージ容量、ネットワーク帯域幅の面で、ビジネスの成長に合わせて拡張可能な統合ソリューションが必要です。また、高可用性とデータ保護は、どの実装プランにも含める必要があります。 HPEが提供する価値 Hewlett Packard Enterprise (HPE) は、手頃な価格で実装しやすいサーバー、ストレージ、ネットワークのソリューションを提供します。HPEのテクノロジーは、リスクを緩和し、ビジネス上の価値を迅速に実現する統合ソリューションとして機能するように設計されています。HPE製品には、大量のデータを即座に分析し、実践的な分析結果をほぼリアルタイムで返す機能が備わっています。HPE製品は、ビジネスの成長に合わせて拡張することも、高可用性オプションを追加してアップタイムを確保することも可能です。本eBookの操作方法顧客の獲得と維持を担っている意思決定者をサポートするために作成された本eBookでは、HPEの製品、ソリューション、サービスから、データアナリティクスやビジネスインテリジェンスにもたらされる価値について記載しています。本eBookのコンテンツを表示させるには、ページをめくるか、左下隅の箱型アイコンと目次に表示されるナビゲーションボタンのいずれかをクリックします。ビジネスインテリジェンスと、それが重視される理由今日ではテクノロジーのおかげで、これまでよりも極めて詳細に既存顧客や見込み客について把握できるようになりました。顧客については、発生した各トランザクションとともに大量のデータがすでに取得されています。このデータから実践的なビジネスインテリジェンスを引き出すことで、顧客が好む製品や、顧客の購入方法、顧客とのかかわり方などを把握できます。他の製品についても、顧客のニーズを満たすものを提示できるようになります。また、ソーシャルメディア全体に存在するタイプの情報を分析する場合にも、このような個別のアプローチを使用して、自社の製品を必要とする新規顧客に接触できます。アナリティクスの機能を活用して、顧客の獲得と維持に役立つ実践的な情報を形成できます。アナリティクスの機能を活用顧客の獲得と維持 HPE Just Right IT ビジネスインテリジェンスソリューションコンテキスト対応アナリティクス情報の収益化収集したデータを活用して、顧客とのつながりを向上パターンベースの戦略情報共有のエコシステムビジネスインテリジェンスを強力にサポートするHPE製品 HPEの製品は、データの拡張性、柔軟性、信頼性を備えながら、迅速に成果をもたらすことで、ビジネスインテリジェンスを強力にサポートします。ビジネスインテリジェンスのアプリケーションに必要とされるリアルタイムアナリティクスをサポートできるインフラストラクチャを設計するには、受信データのボリューム、多様性、速度に対処できるよう最適化および保護された方法で、ストレージ、ネットワーク、コンピュートプラットフォームを実装することが重要となります。HPEの製品は、このような要件を満たし、ビジネスインテリジェンスソリューションを支えることができます。 HPE Just Right IT製品は、エンタープライズクラスの機能を必要としながらも、大型データセンターほどの規模を必要としていないお客様向けに設計されています。サーバー、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェア、サービスを含むこのポートフォリオにより、ワークロードの最適化、市場拡大のサポート、カスタマーエクスペリエンスの向上、パーソナライズをもたらすソリューションをサポートする堅牢な基盤が構築されます。HPE Just Right ITファミリには、次のような製品とバンドルソリューションがあります。 HPEはビジネスインテリジェンスアプリケーションで求められる強力なテクノロジーインフラストラクチャを提供サーバーストレージネットワーク包括的なサポートサービス ̶ パワーとパフォーマンスを提供 ̶ ストレージの拡張性を確保 ̶ メモリとレイテンシを向上 ̶ 組み込みの高可用性とディザスタリカバリ機能を搭載 ̶ 仮想化を実装して拡張 ̶ 一元的なビューを使用して、データにアクセスするユーザー、アクセス方法、アクセス日時を管理 ̶ クローン化およびスナップショットでデータを保護 ̶ ワイヤレスアクセスを追加してモビリティに対応 ̶ データ送信のための帯域幅を向上 ̶ すべてのアクセスポイントを保護 ̶ コンバージド・インフラストラクチャを管理 ̶ 低レイテンシを実現するテクノロジーを採用主要な推進要因/トレンドビッグデータソーシャルメディアセキュリティクラウドモビリティアナリティクスに最適化されたコンピュートリソースインテル®Xeon®プロセッサー搭載のHPE ProLiant Gen 9は、ビジネスインテリジェンスで必要とされるパフォーマンスを提供して、迅速にビジネス成果をもたらします。アナリティクスに関しては、低レイテンシを可能にするテクノロジーを搭載したサーバーから多大なメリットを得られます。また、Microsoft SQLでは、リアルタイムのビジネスインテリジェンスをサポートするのに必要なインメモリプロセッシングを活用します。ラック、タワー、ブレードのフォームファクターで提供される ProLiantサーバーで実現できることは次のとおりです。 HPE ProLiant Gen9サーバーでビジネスインテリジェンスのワークロードを展開す • ワークロードパフォーマンスのスピードが4倍向上1 ビジネスユースケース: リアルタイムのビッグデータアナリティクスを実現クラウドサービスプロバイダーは、製品とサービスを差別化するためにビジネスインテリジェンスを活用しているさまざまな利用客向けに、 Infrastructure as a Service (IaaS) を提供しています。たとえば、利用客を理解するために行動分析を使用する小売業者、通信パターンを分析する必要があるセキュリティ企業、キャンペーンを追跡して成功を高めたいと考えているデジタルエージェンシーなど、さまざまな顧客がいます。そのような顧客はすべて、リアルタイムで分析処理を行えるように、ハイパフォーマンスの拡張性に優れたサーバーを必要としています。 2 • コンピューティング容量が3倍増大 • ワークロードパフォーマンスが70倍向上3 • エネルギー効率が36%向上3 ると、迅速かつ効率的に作業を完了できるため、ビジネス成果が大幅に向上します。 HPE ProLiant Gen9サーバーは、複数のユーザーが同時に分析を実行できるようワークロードのマルチ処理に最適化されています。HPEは、極めて広範なサーバーポートフォリオを用意して、お客様の現在のビジネスニーズに対応しています。お客様が起業段階 (ProLiant 10シリーズサーバー)、成長段階 (ProLiant 100シリーズサーバー)、拡大段階 (ProLiant 300シリーズサーバー) のいずれであっても、HPEは適切なサーバーを提供できます。課題となったのは、IaaSプロバイダーがそのようなパフォーマンスや拡張性のニーズに対応できない旧式のサーバーインフラストラクチャを抱えていたことでした。さらに、 IaaSプロバイダーは競争力を維持するために、あらゆるレベルでコストを削減する必要もありました。そのIaaSプロバイダーは、HPE ProLiantサーバーGen9を導入することで、価格性能比の面で競争力を大幅に高めることができました。そして正味エネルギー効率を35%向上させ、より競争力の高い価格で顧客にサービスを提供できるようになりました。ビジネスインテリジェンスを利用するには、高いパフォーマンスと拡張性も必要です。HPE ProLiant Gen9サーバーを導入すると、パフォーマンスが70%向上し、比類のない拡張性と信頼性が備わり、ビジネスの成長が高まります。 1 HPE社内でのSmartキャッシュのテスト (制御された環境で同等のコントローラーを使用した場合のパフォーマンス)。HPE Smartストレージのエンジニア (米国テキサス州ヒューストン、2014年5月18日)。 2 HPE社内での分析 (DL380 Gen9とSandy Bridgeプロセッサー搭載のDL380p Gen8サーバーを比較)。システムワット数の出典: IDC Qualified Performance Indicator。計算、ワットあたりのパフォーマンス、(2014年8月) 3 インテルによるパフォーマンステスト (intel.com/performance)。2基のE5-2697v2 (12C、2.7GHz)、8x8GB DDR3-1866、 RHEL6.3プラットフォームと、2基のE5-2697v3 (14C,2.6GHz、145W)、8x8GB DDR4-2133、RHEL6.3.(2014年4月) アナリティクスに適したストレージ顧客についてのデータポイントを蓄積するにつれて、ストレージ要件が変化します。かつてないほど増え続けるデータの管理と保護に関して、エンタープライズレベルのデータベースと同様の課題が生じてきます。 HPE ストレージソリューションは、高パフォーマンスでシンプルな管理、拡張性に優れた高可用性ストレージにより、増加したデータを低コストで容易に処理します。 • 簡素化: 仮想化環境の管理を簡素化し、スケーラブルなパフォーマンスと高可用性を提供する仮想ストレージアレイにより、HPEストレージは最適なバランスのコストパフォーマンスを実現します。小規模なシステムに適した価格でありながら、フル機能が搭載されたエンタープライズクラスのストレージと言えます。事前構成済みのアレイに実装することも、お客様のサーバー内部に常駐可能なソフトウェアとして購入することも可能です。 • パフォーマンス : さらに大量のデータに対してデータアナリティクスを実行する SAN レベルのパフォーマンスが必要な場合は、 HPE MSA1040/MSA2040ストレージが適しています。実績ある第4世代の MSAテクノロジーを搭載しながら、最大50%高いパフォーマンスを4、 25%低いエントリー価格ポイントで5実現します。お客様は容易かつ経済的な方法で大量のユーザーをサポートし、文書、画像、音声、動画などの増え続ける一方のファイルを保存できるようになります。 4 HPE社内での公開データ比較分析に基づく (2015年5月)。P2000 G3と比較すると、 MSA 1040のパフォーマンスは最大で50%高い。 5 Evaluator Group、2010年9月 • 保護: この新しいタイプのビジネスインテリジェンスへの依存度が高まるにつれて、データ保護の重要性も高まっています。高可用性テクノロジーを導入することで、ダウンタイムを排除し、クエリの失敗を回避できるようになります。ストレージアレイでスナップショットとレプリケーションを使用した保護機能は、アップタイムの向上に役立ちます。また、高速バックアップ/リストア機能により、データの可用性を確保できます。HPEのStoreOnce Backupは、同程度のシステムよりも低いコストで高いパフォーマンスをもたらすディスクベースのバックアッププラットフォームです。競合製品と比較して、最大 2 倍のリストアパフォーマンス、 4.5 倍迅速なバックアップ、5倍迅速なリカバリが可能です6。ビジネスユースケース: DWFT (Data Warehouse Fast Track) リファレンスアーキテクチャービジネスインテリジェンスのワークロードは、書き込み動作よりも読み取り動作の方がはるかに多くなります。クエリ実行時は読み取りがほとんどとなり、ロード時は書き込みが非常に多くなります。バランスの取れたBIソリューションを設計する場合はクエリとロードの両方が重要となりますが、データロード時よりもクエリ分析時の方が一般にパフォーマンスの影響を受けやすくなります。BI環境の主要な設計基準は、パフォーマンス (特にストレージサブシステムで達成可能なスループット) ですが、最終的にはコンピュートとストレージのリソースのバランスを取ることが目標となります。HPE MSA 2040は、このようなシーケンシャルデータアクセスを必要とするBIワークロードに適したレベルのスケーラブルなパフォーマンスを実現して維持します。 6 Catalystを搭載したHPE StoreOnce 6500によるデータバックアップは、Boostを搭載したEMC DD990よりも4.5倍速いそのような機能を発揮している例として、 HPE がパートナーシップを結んでいる Microsoftのテストおよび検証済みのDWFT (Data Warehouse Fast Track) リファレンスアーキテクチャー構成が挙げられます。 SQL Server 2014 の DWFT (Data Warehouse Fast Track) リファレンスアーキテクチャーは、SMP (対称型マルチプロセッサーベースのアーキテクチャー ) を実装するバランスの取れたアプローチに基づく枠組みを提供します。 DWFTリファレンスアーキテクチャーの目標は、実績あるパフォーマンスと拡張性に優れたデータウェアハウスのワークロードを使用して、SQL Server 2014のデータベース処理機能と、ハードウェアのスループットの間で効率的にリソースのバランスを取ることです。ソリューションでは、HPE ProLiant DL380 Gen9サーバーと、HPE MSA 2040ストレージアレイが組み合わされます。構成は BI ワークロードに最適化され、最大 22TB の圧縮データが可能と評価されており、Microsoft認定のSQL Server 2014 DWFTソリューションとして提供されます。つまり、HPEはMicrosoft SQL Server 2014向けの DWFTリファレンスアーキテクチャーを提供できるということです。 Microsoft SQL Server 2014と他のBIプラットフォームについては、HPE MSA 2040 により、非常に手頃な価格でありながら、管理しやすく、信頼性に優れ、拡張性も高い実績あるストレージ基盤を提供できます。外出中のユーザーのセキュリティが考慮された広帯域幅ネットワークビジネスインテリジェンスで重要なのは、新しい実践的な情報を生み出すことだけではなく、それを必要とするユーザーから、時間とデバイスを問わずにアクセスできるようにすることです。HPEネットワーク製品により、パフォーマンス、信頼性、拡張性の向上を実現できます。 HPE では、有線/無線ネットワーク製品に関し、柔軟性および適応性に優れたポートフォリオを提供しています。HPEの製品は、追加コストや複雑化を伴わずにビジネスの成長に合わせた拡張が可能です。 HPEの標準ベースのスイッチ、ルーター、およびワイヤレスアクセスポイントはプラグアンドプレイ方式で既存のネットワークに接続でき、システムを総入れ替えすることなく、ビジネスの成長とネットワークの需要増加に対応します。 • 接続: Aruba 2920/5400ネットワークスイッチは、高パフォーマンス、低レイテンシ、適応型消費電力を可能にするため、それを使用したネットワークは、ビジネスで必要とされる大量の帯域幅を使用するメディアリッチアプリケーションをサポートできます。HPEは、高度機能を追加できるSDN対応スイッチにより、お客様の投資が保護されるようにします。将来のニーズへの対応、および継続的なサポートコストの削減を実現するために、ネットワークを拡張することも可能です。 • セキュリティで保護されたワイヤレス環境 : 提供するサポートを拡大し、場所を問わずにアクセスを迅速化するには、 Aruba Instant アクセスポイントを使用してワイヤレスネットワーク機能を追加します。 Aruba Instantアクセスポイントには、ネットワークを可視化する無償の管理インターフェイスが含まれています。それにより、競合製品よりも10倍迅速なパフォーマンスを高密度で発揮しながら、ロールベースのアクセスとWebコンテンツのフィルタリングで従業員とゲストのデバイスアクセスを制御します7。 7 Aruba Solution Overview「Aruba Instant Wi-Fi, Powerful, Simple, Affordable (Aruba Instant WiFi: 強力かつシンプルで、手頃な価格のソリューション)」ビジネスユースケース: カスタマーエクスペリエンスの向上プロスポーツチームでは、モバイルデバイスのインターネットアクセスについて、一貫性のある信頼性の高いものにすることで、試合観戦者すべての満足度を高めたいと考えていました。昨今の観戦者は、ソーシャルメディアへのアクセス、友人へのメッセージ送信、ファンタジーリーグなどのファンサイトへのアクセスを望んでいます。そのようなファンには、高速ネットワークパフォーマンスと接続しやすさが重要となります。課題となったのは、対応可能なネットワークが設置されてない築年数の古い施設で、どのようにしてそのようなアクセスを実現するかということでした。そしてそのソリューションとして、築年数の古い施設に設置されていたAruba Networks製品によるWi-Fiおよびビーコンテクノロジーが活用されることになりました。スタジアムに設置されたビーコンから Bluetooth信号が送信され、iOSまたはAndroidを実行しているユーザーのBluetooth対応デバイスでそれを受信します (その際ユーザーは、特別なスタジアムアプリを経由して通信するよう選択する必要があります)。これによりファンは、すぐにプレーのリプレイを見たり、モバイルデバイスから直接食べ物を注文したりすることができます。このような接続サービスが可能になる一方で、チームではファンの行動や嗜好の把握が可能になります。試合に関する特別なキャンペーンや座席のアップグレードを提案することもできます。ホームインターネットアクセスの利便性とスタジアムの臨場感の両方を提供することで、チームは観客動員数を増やし、売店や物品販売の売上をアップさせることができます。ビジネスインテリジェンス対応のHPE Flex Solutions HPEでは、他にも、ビジネスインテリジェンス対応システムの導入オプションを用意しています。それがFlex Solutionsと呼ばれる事前構成型の統合ソリューションです。お客様の企業が起業段階、成長段階、拡大段階のいずれであっても、 HPE Flex Solution with Microsoft SQL BIがニーズに応えます。サーバー、ストレージ、ネットワークの構成は、ビジネスインテリジェンスの構成と実装のプロセスを簡素化するよう設計されています。容量の利用率が向上して運用効率が高まり、ハードウェアのコストを最大限に削減できる構成になっています。HPE Flex Solutionsでは、シームレスかつコスト効果の高い方法で拡張できるため、必要な容量とパフォーマンスがいつでも提供されます。この統合ソリューションは、オンボードストレージ、容易なノード拡張、フォールトトレランス、高可用性をもたらします。最初はSQL BI Editionを導入して、小規模サーバーのアナリティクス対応アプリケーション向けの特定のBIコンポーネントを活用します。そして、Enterprise Editionに拡張してビジネスインテリジェンスの総合ソリューションを導入します。これには、高度なレポート作成、詳細にわたる強力な分析、豊富なデータモデリング、マスターデータ管理機能、Microsoft Officeとの完全統合などが含まれます。 HPE Flex Solutions with Microsoft SQL BIは、堅牢な意思決定とほぼリアルタイムのパフォーマンスを実現します。 • 情報源が複数にわたるビジネスデータ (Oracle、DB2、テキストファイルなど) を使用して分析やレポート作成を行い、より的確な意思決定を可能にします。 • エンタープライズレベルのBIソリューションによってセルフサービスのレポートを作成して、意思決定者を強力にサポートします。 8 Microsoft「SQL Server 2014およびデータプラットフォーム」 • Microsoft SharePointを使用してスタッフ間のファイル共有を可能にすることで、迅速にレポートをやり取りできるようになります。 • トレーニングなしでユーザーによる迅速な実装が可能です。インメモリ OLTP と Microsoft Business Intelligenceによるシームレスな統合が可能なため、他のデータベースを使用することも、新しいクエリ言語を学習することも必要ありません。 • インメモリ (BI) アナリティクス: 数十億行を数秒で処理します8。 • MS SQL BI Flex Solutionは、ハードウェア障害を生じさせることなく、複数のMS SQLインスタンスをホスティングし、400名を超える同時ユーザーをサポートできます。 HPEサービス予定外のダウンタイムを回避できるようサポートプランを作成します。オプションとして、オンサイト修理、プロアクティブな保守サービス、保証修理時間、リモートサポートツールなどが用意されています。デリバリ、実装、そしてお客様独自の要件を満たすようカスタマイズされたサポートプランについて、HPE認定ビジネスパートナーと HPEサービスが協力して対応します。 HPEファイナンシャルサービス HPEファイナンシャルサービスは、旧式テクノロジー製品の買い戻し、成長に応じた支払い、柔軟な支払いスケジュールを支援するさまざまなファイナンシャルプランを提示します。お客様の予算とビジネスインテリジェンス導入計画に合わせたファイナンシャルプランを策定できます。ビジネスインテリジェンスの導入にHPEが選ばれる理由 HPEの実績ある統合製品とソリューションを使用して、ビジネス上の価値を実現するまでの時間を短縮することで、売上を増やし、収益力を高め、市場シェアを拡大できます。これらのHPEの製品とソリューションには、ビジネスインテリジェンスシステムの導入を成功させるために必要となる主な3つの要素が含まれています。それは、時間、データ、テクノロジーです。時間 ̶ HPEのサーバー、ストレージ、ネットワークは、組み合わせて使用してパフォーマンスが向上するよう設計されています。比較的低コストでありながら、迅速な意思決定を可能にします。 • HPE の ProLiant Gen9 サーバーは、データアナリティクスに必要とされる迅速なコンピュート、メモリ、 I/O パフォーマンスが備わるように設計されています。 • サーバーに適切なHPEストレージとネットワークを組み合わせることで、容量と帯域幅が提供されます。データ ̶ 本ソリューションで実現されるビジネスインテリジェンスへの依存が高くなるにつれて、テクノロジーの可用性を重視するようになります。データ保護とバックアップ/リストア機能は、環境に不可欠なコンポーネントになります。 • HPEアレイベースのスナップショットやレプリケーションなどの高可用性テクノロジーは、ダウンタイムを排除し、クエリの失敗を回避するのに役立ちます。 • HPEバックアップ/リストア製品を組み込むことで、アップタイムを向上させ、顧客サービスのレベルを高めることができます。テクノロジー ̶ ビジネスが成長するにつれて、顧客データが蓄積されます。どのソリューションも、この予測された成長を支える拡張性と柔軟性が備わるよう設計される必要があります。 • HPE Just Right IT製品は、エンタープライズクラスの機能を必要としながらも、大型データセンターほどの規模を必要としていないお客様向けに設計されています。サーバー、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェア、サービスを含むHPEのポートフォリオにより、ワークロードの最適化、市場拡大のサポート、カスタマーエクスペリエンスの向上、パーソナライズを可能にするソリューションをサポートする堅牢な基盤が構築されます。次のステップ • HPE正規販売代理店にお問い合わせください。findapartner.hpe.com • それを可能にするのはHPEとインテル®。 hpe.com/info/justrightit-grow メールニュース配信登録 © Copyright 2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP. 本書の内容は、将来予告なく変更されることがあります。Hewlett Packard Enterprise製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対しては責任を負いかねますのでご了承ください。 Intel、インテル、インテルXeon、およびIntel Insideロゴは、Intel Corporationの米国における商標です。MicrosoftはMicrosoftグループの商標です。Oracleは、Oracleおよびその関連会社の登録商標です。 4AA6-4825JPN、2016年4月