LPガス自動車のLPガス容器(EFI 型燃料容器)脱着時の取扱いについて LPガス自動車の燃料容器は「高圧ガス保安法容器保安規則」により、6 年経過すると 再検査が義務付けられておりますが、平成 20 年 8 月以降に製造され新車登録された、ト ヨタ・コンフォート(車両型式 DBA-TSS11、エンジン型式 1TR-FPE 容器内ポンプ設置タ イプ)が、1 回目の容器再検査の時期を迎えます。同車両は従来の車両と比べ構造等大き く違っており、従来の手法で容器の脱着作業を実施すれば、配管内のLPガスが漏洩して 爆発の可能性もあり、事故につながりかねません。容器の再検査到来年にあたり、佐賀県 LPガス自動車安全協議会より事故防止と法令遵守について協力要請がありましたので、 お知らせ致します。 記 1. EFI型LPガス容器の取扱い並びに留意点 このガス容器は、従来の気体噴射方式のような方法では、配管内部の燃料を使い切る事 が出来ず、取り出しバルブを閉めてエンジンが停止した状態でもかなりの圧力が残ってお り、そのままの状態で配管等接続部を緩めると、液体燃料が一気に噴出して火災事故等重 大な事故につながる恐れがあります。 このようなガス容器を取り外す場合は、窒素ガス注入設備を用いて配管内のLPガ スを容器に回収する必要があります。 〔次頁からの資料(整備マニュアル)を参照して ください。〕 また、容器の脱着作業を行う整備工場は「高圧ガス製造事業届書」を佐賀県に提出 しなければなりません。 現在、この設備や資格を有しているのは、車両を販売したデイーラー(佐賀トヨペット 株式会社、西九州トヨタ自動車株式会社)のみですので、対象車両が車検で入庫した際は 上記販売店へご相談下さい。 なお、これらの取扱いに関するお問い合わせは下記のLPガス協議会までお願いいたし ます。 佐賀県LPガス自動車安全協議会 TEL 0952-22-5516
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