博 学 - 国立科学博物館

活動時間
10
時間
グループ
40
人まで
■ 事前相談
■ 教材の貸出
□ 講師(要相談)
学習指導要領(理科)との関連
小学校
6年
人の体のつくりと働き
中学校
2年
動物の生活と生物の変遷
■
3
博物館職員の支援体制
プログラムのねらい
おすすめポイント
動物園(こども動物園)にいるウサギ・モルモッ
○哺乳類を中心に呼吸や血液の循環に関係するし
くみに焦点を当て,呼吸のときに交換される酸
トなど比較的どの園でも飼育されている哺乳類を
素や二酸化炭素,心臓の働き(脈拍など)につい
中心としたプログラムです。呼吸と血液の循環につ
て生きた動物の観察や実験を行い,直接体験を
いて,実験機器を使って体感したり,子どもたちが
通して「気づき」を得ることができる。
自ら考えながら,学ぶことができます。
■
プログラムの内容
ワークシートなどを使って学校で事前学習を
行った後,観察・実験のポイントを示したワーク
シートを用いながら,動物園での体験学習を行う。
■
博物館(動物園)の活用
○動物園の飼育動物(ウサギ,モルモットなど)
○気体検知管・測定器
○聴診器
貸出可(国立科学博物館)
貸出可(国立科学博物館)
○実験用心音計
気体検知管や心音計を使い,呼吸・血液の循環の働
貸出可(国立科学博物館)
○電子ばかり
貸出可(国立科学博物館)
きや人と他の哺乳類の違いと共通する体の機能に
○放射温度計
貸出可(国立科学博物館)
ついて実感する。
○動物の心音データ
■
ダウンロード可
指導計画一例
中学校 2 年理科「動物の体のつくりと働き(生命を維持する働き)」
配当授業時間:計 11 時間
(※着色部がプログラム活用箇所)
次
時配
項目名
学
野外
■
活動人数
博
プログラム 生きるためのしくみ
(呼吸と心臓の働き)
概要
生徒の活動内容
生命を維持する働き
2時間
第2次
「養分は細胞でどの
ように使われるのか」
・吸収された養分が細胞でどのように利用されるか肺と血液の循環の関連
を考える。
・ヒトの肺のつくりや血液の循環によって酸素と二酸化炭素がどのように
交換されるか考える。
・動物の種類によってどのように呼吸をしているか特徴を考える。
2時間
第3次
生命を維持する働き
「血液の働きを調べ
よう」
・全身に血管が張り巡らされ,動脈と静脈の 2 種類の血管があることを知
る。
・メダカの毛細血管の観察結果をもとに,動物の体のつくりと働きの学習
から生命を維持する働きとそのしくみについて考察する。
1時間
第 4次
動物園へ行く前の事前
・呼吸によって酸素と二酸化炭素が交換されていることについて調べる。
学習
・ヒトの心臓の心拍数を聴診器などで調べる。
・他の動物との違いや共通した働きについて考える。
1時間
第5次
動物園での観察学習
・ウサギ,モルモット,ニワトリの体重や体温を測定しよう。
・ウサギなどの呼吸のようすを気体検知管で調べよう。
・ウサギなどの心臓の一定時間の拍動数などについて調べてみよう。
・観察して気づいたことや質問したいことを出し合う。
1時間
第 6次
学校における事後学習
・観察した結果と動物の体のしくみ(呼吸・心拍など)や動物の生活との
関連を考察する。
・動物の体重と心臓の心拍数から動物の生活の様子をまとめる。