事 業 報 告 書 - 和歌山県国際交流協会

センター
平成26年度
事 業 報 告 書
(和歌山県国際交流センター管理運営事業)
公益財団法人和歌山県国際交流協会
a. センターの維持管理に関する業務
○センター保守管理事業
和歌山県国際交流センターの利用者に様々なサービスを提供するとともに、スタッフ・来館者同士のスム
ーズなコミュニケーションが図れるような環境づくりに努めた。
(1) 平成26年度センター利用者数
月別表
月 別
来館者総数
※うちサークル室利用者数
※サークル室利用者数は
4月
1,622
272
5月
1,169
269
6月
1,848
348
7月
1,421
271
8月
2,729
254
9月
1,534
284
10 月
1,713
233
11 月
1,342
292
12 月
3,169
182
1月
1,451
244
2月
2,415
312
3月
1,878
277
22,291
3,238
合 計
来館者総数に含む
(2) 資料閲覧室
資料閲覧室には外国語図書をはじめ、語学学習や外国事情、留学に関する図書を整備するとともに、
県民および外国人の方々に貸し出しを行った。
また、県内の外国語による観光パンフレットを充実させた。資料閲覧室の図書・情報などを海外に留
学や個人が行う国際交流活動への資料として利用してもらった。さらに、外国語図書、特に子どもや青
少年にも気軽に手にとってもらえるよう、J-POP に関する書籍、外国語表記のマンガ、ポップアップ・
ブックなど、気軽に読める図書の充実を図った。
●蔵書数 7,228冊 (雑誌 23種類・県内の観光パンフレット 8カ国語25種類)
●貸出業務
利用者
120名(月平均利用人数 約10名)
総貸出冊数 292冊
(3) 交流ラウンジ
交流ラウンジを定期的に利用してもらえるように国際交流・理解のためのイベントを開催した。2月
からは、リラックスした雰囲気の中、国際交流や理解を深めてもらうため、毎週金曜日に「ほっとカフ
ェ」と称し、無料コーヒーの提供を始めた。スタッフとの交流、在住外国人との交流促進を図るため等
に利用してもらった。
(4) ボランティア・団体用サロン
和歌山県内の国際交流団体が定期的なミーティングに利用できるスペースを整備した(各団体が利用
1
できるようにロッカーを設置し、現在6団体が利用している)
。また、サロン内の作業用パソコン、事
務用品、備品類、コピー機・印刷機などを整備し、当センターボランティアや団体への活動をサポート
した。
(5) 情報ボード
個人や団体が自己責任のもと、自らの情報を自由に提供できる場所として情報ボードを設置し、
「国際
交流イベント」
、
「語学学習のお知らせ」などの情報交換に活用してもらった。また、和歌山県外の外国
人支援団体からの情報等も掲示し、在住外国人向けの生活に関する情報を適宜提供した。
(6) 清掃
国際交流センターを快適に利用してもらうために、スタッフ全員で毎週月曜日、木曜日及び土曜日に
清掃活動を行った。年に2回、センター交流ラウンジ・サークル室・器材庫・倉庫・事務所の全室の床
洗浄を行い、センター内の清潔な環境を整えた。
ほっとカフェ
情報ボード
交流ラウンジの様子
2
b. 国際交流等に関する活動を実施・支援する業務
○国際交流センターボランティア登録事業
和歌山県の国際交流活動への関心が高く、ボランティア活動を行う意志のある方を募集し、登録後は積極
的な活動へと促すための研修会の実施や自主企画事業を運営するための支援を行った。
【ボランティア登録者数】 のべ118名と73家族(ホームステイ家族)
内訳: 通訳・翻訳 41名
日本語 25名
ホームステイ及びホームビジット 73家族
文化紹介(日本文化・外国文化)39名
情報収集提供 13名
○ボランティア研修会
講演とそのテーマにそったワークショップを通し、ボランティア活動に対する考えを各々が深め、日頃の
振り返りと今後の活動に役立てるための研修会を行った。
(1) 実施日
平成27年3月8日(日) 13:30~15:30
(2) 場 所
和歌山ビッグ愛8階 801・802 会議室
(3) 講 師
北出 賀江子
(4) テーマ
「ボランティアって何だろう?」
(5) 対象者
新規登録希望者、その他ボランティアに興味のある方
(6) 参加者
30名
○通訳ボランティア技術向上講座
ビジネス通訳及び通訳養成機関での経験豊富な講師を招き、通訳養成機関で導入されているトレーニング
を実際に行うことで、ボランティア活動の質的向上を目指した。
(1) 実施日
平成27年3月14日(土) 14:00~17:00
(2) 場 所
国際交流センター サークル室
(3) 対象者
通訳ボランティア登録者
(4) 講 師
神前 佳世子(通訳者、通訳講師)
(5) 内 容
通訳としての心得・マナー、コンセプトリスニング、リテンション、ノートテーク
リプロダクション、英日・日英通訳演習
(6) 参加者
14名
○国際交流まつり
地域において活動しているNPOや民間国際交流団体、また自国の文化理解を深めるために活動してい
る地域の在住外国人の協力のもと企画及び運営をおこなった。来場者と運営者双方がともに参加し、とも
に楽しみ、理解を深めることで『多様な方々が共に暮らし、支え合う地域社会づくり』を目指し、地域の
国際交流活動への関心を高めてもらうことを目的に実施した。
(1) 実施日
平成26年12月21日(日) 12:00~16:00
(2) 場 所
和歌山ビッグ愛1階展示ホールほか
(3) テーマ
人とつながる 夢につながる ~心おどる世界との出会いと体験~
(4) 主 催
和歌山県国際交流センター、公益財団法人和歌山県国際交流協会
3
(5) 参加対象者 在住外国人を含む県民
(6) 運営活動者 89名 (うち1DAY ボランティア 39名)
(7) 来場者数
1,500名
(8) 内
世界には多様な文化が存在するが、そのひとつである舞踊や演武を見て、感じることに
容
より国際理解の推進を図ることを目的にステージパフォーマンスを実施した。今回、国
際交流まつりでは初めてとなるブラジル・サンバやアフリカン・マリンバ、少林寺拳法、
そして「外国語 de カラオケ大会」なども開催した。また、和歌山県に在住する外国人
との交流を図る機会として参加型のゲームなどを楽しむ国際交流コーナーや、外国の料
理などを飲食できるフードコート、プロのカメラマンによる撮影会もある民族衣装体験
コーナーも設置した。そのほか、高校生以下のこども対象のスタンプラリー、お楽しみ
抽選会など多彩なプログラムを用意し、参加者の方々に楽しんでいただいた。
・フードコート(12:00~16:00)
食文化を通じて多文化理解を促進することを目的に、全7ブースが出店をした。
ブース内容
出店者
3時のかんぶつ屋さん
株式会社 野田商店
かんぶつ(ひじき、わかめ、ごまなど)を使ったスイーツ
831食堂
吉村隆さん
かぼちゃオーレ
ボナペチィ ヤナギヤ
有限会社 ヤナギヤ
菓子パン、惣菜パン
紫香庵
有限会社 紫香庵
和菓子
キムチ工房 李音
キムチ工房 李音
チヂミ、キンパッ、チャプチェ
ペルードリンク
シライシ フェルナンドさん
チチャモラーダ、インカ・コーラ、ペルーコーヒー
フェン カン ゴックさん
ベトナムスイーツ
ハス茶、チェー、ソイ
・ステージパフォーマンス(12:00~16:00)
世界には多様な文化が存在するが、そのひとつである舞踊や演武を見て、感じることにより国際理解の推
進を図ることを目的にステージパフォーマンスを実施した。
演目
出演者
ベリーダンス
チーム Haflat
少林寺拳法
和歌山少林寺拳法有志
中国フルス
劉偉(リュウイ)
ブラジルカポエイラ
カポエイラ和歌山
アフリカン・マリンバ
ンコシ・アフリカ
4
ブラジル・サンバ
ソウ・ナッセンチ
外国語 de カラオケ大会
日本人4名・外国人4名 計8名
※予選40名(日本人24名・外国人16名)
・民族衣装コーナー
民族衣装を約100着程度用意し、来場者に試着を楽しんでいただくとともに、様々な国の衣装に触れて
いただき、世界の国々について知っていただく機会となった。また今回新企画として先着30組を対象にプ
ロのカメラマンによる写真撮影会を実施した。民族衣装コーナー来場者数400名(交流ラウンジ)
・交流コーナー
交流コーナーでは、五大陸にある地域の中から9カ国(モンゴル・中国・ラオス・キルギス・オーストラ
リア・アメリカ・ポーランド・セネガル・ブラジル)について紹介し、国際交流、理解を深めていただいた。
また、各国について紹介した後、その内容をテーマにカルタ取りを実施した。
○国際交流まつり 2014 民族衣装写真展
(1)実施期間:
平成27年1月9日~1月23日(祝日・水曜日を除く)
(2)場
所:
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)内
容:
カメラマン撮影を行った先着30組の写真をA4サイズに現像し写真展を行った。
写真データは写真展に来館していただいた時にお渡しした。
(4)来 場 者:
18名
○第66回わかやま商工まつりへ参加
国際交流まつりの分散化とセンター外でのイベントを開催し、当センターの認知度の強化と、多くの新
規来館者の獲得に向けた取り組みのひとつとして、第66回わかやま商工まつりのメインステージへ参加
した。大阪龍獅舞団による獅子舞パフォーマンスを披露した。
(1)日 時
:平成26年10月12日(日)
(2)場 所
:和歌山ビッグホエール
(3)参加者数 :500名(準備した当センター紹介チラシ等の配布数を元にカウント)
(4)協力団体 :リュウリュウプランニング
○国際交流に関する作文と絵のコンテスト
県内の小・中学生等を対象に、
「わたしと国際交流」をテーマに作文と絵を募集した。優秀賞入賞者に
は、12月21日に実施した国際交流まつり内で表彰式を行った。
(1)募集期間
平成26年7月1日~9月26日
(2)作品数
221作品 (絵 125作品
(3)審査委員会
平成26年11月10日(月)
(4)審査委員
審査委員長:東 悦子(和歌山大学 観光学部 准教授)
作文 96作品)
審査委員:林 多恵子、中尾 静、木村 経多
(5)入 賞
絵
優秀賞: 2名
佳作:5名
作文
優秀賞:7名
佳作:3名
*表彰式には、優秀賞入賞者9名全員が出席した。
5
○ドキュメンタリー映画上映会&お話会、写真展
ドキュメンタリー映画鑑賞を通じて、国際交流・理解・協力への関心を高め、参加者一人ひとりが自分
の生き方について考えてもらう機会とした。今回は映画にちなんだ写真展を開催し、また映画上映後は写
真展のフォトジャーナリストとのお話会も開催した。
第1回
(1)日 時:平成27年2月1日(日)13:00~
(2)場 所: 映画上映会 和歌山ビッグ愛9階 会議室A
お話会 国際交流センター ラウンジ
(3)作 品:
「ザ・デイ・アフター・ピース」
(4)お話会講師:久保田弘信(フォトジャーナリスト)
(5)参加者: 35名
第2回
(1)日 時:平成27年2月13日(金)
(2)場 所:和歌山県立伊都高等学校 視聴覚教室
(3)作 品:
「世界の果ての通学路」
(4)参加者:約150名
写真展
『Afghan Blue~未来への祈り~』
(1)日 時:平成27年1月24日(土)~2月8日(日)
(2)場 所:国際交流センター ラウンジ
(3)来場者:約200名
○写真展とお話し会
異国での文化体験や人々との交流の素晴らしさを紹介し、参加者一人ひとりが身近に国際交流・相互
理解について積極的に考えていく機会とした。
○写真展 「ニジェールのおんなのこ」
(1)展示期間:
平成26年9月1日(月)~9月13日(土)
(2)実施場所:
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)内
主に関西を中心に活動する写真家玉井誠子氏の写真を展示し、県民の方々に
容:
海外の文化や生活への関心を高めてもらう機会とした。写真は主にニジェー
ルの女の子や女性の日常にスポットを当てたもの。写真展を通して、彼女た
ちの強さ・逞しさ・美しさを広く県民に感じて頂いた。展示作品:22作品
(4)来場者数:
107名
○談話会
(1)日
時:
平成26年 9月12日(金)19:00~20:30
(2)場
所:
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)スピーカー:
玉井 誠子(写真家)
(4)内
写真展にちなんだお話し会を実施し、撮影者である玉井さんご本人がニジェ
容:
ールの国や文化、人々についてスライドトークを行った。また、展示中の作
品を玉井さんの説明とともに見て回るミニ観賞会を行った。
(5)参 加 者:
17名
6
○インターナショナル・カフェ
県内在住の日本人と外国人がふれ合い、相互に国際理解を推進することを目的に、くつろいだ雰囲気で
様々な国、地域の方々との出会いや多様な言語で直接コミュニケーションする場を提供するとともに、在住
外国人の方々には母語で自由に話せる場を提供した。総参加数は690名。
※8月は子ども夏まつりのため開催なし。12月国際交流まつりのため開催なし。
(1) 実施日時
(2)開催名・協力団体
13:30 ~ 15:30
(3)アトラクションほか
(4)参加
者数
フィリピンに関するクイズとゲーム
100名
平成26年
フィリピン・フェスタ
4月20日(日)
(フィリピン人会)
6月15日(日)
オージーカフェ
オーストラリアに関するクイズと伝 120名
(在住外国人)
統的なゲーム体験
インターナショナル・カフェ
南加子弟の自己紹介プレゼンテーシ 70名
7月20日(日)
ョン
9月21日(日)
海外留学・ワーキングホリデー 海外留学・ワーキングホリデー体験談 30名
体験会
10月12日(日) 商工祭り
大阪龍獅舞団によるパフォーマンス
70名
(リュウリュウプランニング)
11月16日(日) アジアンカフェ
アジア各国の婚礼行事にまつわるク 70名
イズ
平成27年
ラテンアメリカフェア
中南米子弟の紹介
1月18日(日)
(中南米交流協会)
ダンス体験
2月15日(日)
ポーランド・カフェ
仮装マスク作り
60名
100名
ボールを使ってダンス体験
3月15日(日)
インターナショナル・カフェ
中国の民族舞踊体験
70名
中国茶・菓子の試飲試食
○インターナショナルこども夏まつり
県内の子どもたちに、くつろいだ雰囲気の中で、在住外国人の方々とともにゲームや遊びを通して、さま
ざまな国の方々との交流を深め、国際理解や異文化に興味を持っていただくことを目的に実施した。
(1)実施日時
平成26年8月17日(日) 13:00~16:00
(2)場
所
和歌山ビッグ愛 1階 展示ホール
(3)司
会
新居 由美
(4)内
容
小学生までの児童とその保護者を対象に、在住外国人の方々とともに外国の遊びや踊り、
民族衣装の試着など、スタンプラリーを用いた体験型の夏まつりを実施した。また、交流
スペースでは8カ国の方々に順番に国の紹介や子どもたちとの交流を行った。
ステージ:ポーランド合唱団によるオープニングでの歌の披露後、フィリピンのバンブー
ダンス、日本の空手、エジプトのベリーダンス、「きいちゃん」と国体のテーマソングに
合わせてのダンス、ブラジルのカポエイラ、中国のチェンズ、ポーランドの遊び、「アナ
7
と雪の女王」のテーマソングを全員で合唱。
体験コーナー:民族衣装の試着、ボディアート体験、JICAによる海外の楽器紹介と国
旗作り
(5)参加者数
600名
○多言語サロン
県民の方に様々な国の方々との出会い、交流を通じて世界には多様な言葉や文化があることを知ってもら
い、地域における国際理解の推進を目的に実施した。
実施日
テーマ
ゲストスピーカー
5月18日(日)
モロッコの文化と生活
アリ・アムシュトゥク
50名
6月 8日(日)
トルコ~魅惑の国~
ナズル・ジェレン・ウルソイ
58名
9月14日(日)
ベトナムの今
フェン・カン・ゴック
40名
ベラルーシ~白い翼の下に~
カリタ・ミキタ
37名
パナマ~2つの海をつなぐ楽園~
ヘイゼル・カスティージョ
37名
11月 9日(日)
2月 8日(日)
参加者数
○日本文化理解講座
県内に在住又は勤務する外国の方を対象に、日本の伝統文化の一端を理解してもらうために、当センター
ボランティアの自主企画運営により実施した。
・きもの着付体験コース(ゆかた)
(1) 実施日
平成26年7月6日(日)
、7月13日(日)
(2) 場 所
国際交流センター サークル室
(3) 内 容
1回目は、ゆかたの着付け、半巾帯で蝶結び、きもののたたみ方を学んだ。
2回目は、ゆかたの着付けを復習し、変わり結びを学んだ。浴衣姿で交流会に参加。
(4) 受講者数
15名(7月6日)
、17名(7月13日)
ボランティア のべ14名
・茶道体験講座(裏千家)
(1)実施日
平成27年2月22日(日)
、3月8日(日)
(2)場 所
国際交流センター サークル室及び和歌山城茶室「紅松庵」
(3)内 容
1回目は、裏千家茶道のルーツやお菓子と抹茶のいただき方の説明。
2回目は、外国人20名(6ヵ国、男性7名、女性13名)が着物を着て、和歌山
城を散策し、茶室「紅松庵」で茶道を体験した。
(4)受講者数
17名(2月22日)
、20名 (3月8日) ボランティア のべ22名
○中国文化理解講座
県内に在住又は勤務する方を対象に、中国の言葉や文化を理解してもらうために、国際交流センターボラ
ンティアの自主企画運営により実施した。
~中国文化を通して中国語を学ぶ~
(1) 実施日
第1回 平成26年 4月8日(火)~ 6月24日(火)
第2回 平成26年 7月1日(火)~ 9月30日(火)
第3回 平成26年10月7日(火)~12月16日(火)
第4回 平成27年1月13日(火)~ 3月31日(火)
8
(2) 場 所
サークル室
(3) 内 容
中国語の日常会話を学びながら、中国琵琶を中心に中国の行事や文化も学んだ。
(4) 受講者数
のべ77名
国際交流まつり ステージの様子
インターナショナル子ども夏まつり 交流スペースの様子
写真展 お話し会の様子
多言語サロン 「パナマ」の様子
ボランティアによる日本文化理解講座
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c. 国際交流等に関する情報の収集・発信に関する業務
○情報収集提供事業
語学学習・国際交流・国際理解など、センター事業に即した図書を配架し、貸し出し業務を行った。自
主学習の機会を促進するとともに、生涯学習の場として多様な世代の方々に幅広く利用してもらった。ま
た、開かれた図書室を目指すために図書ボランティアの協力のもと、図書の選定や整備等を行った。
また、国際交流センターの活動を広く県民の方々に理解していただくため、センター利用者へのインタ
ビュー等を掲載した無料情報紙「真・SHIYORA」を発行。情報収集提供ボランティアが中心になり編集に
あたった。
さらに、センターホームページに適時イベント情報を掲載し、協会のフェイスブックを活用しイベント
等のお知らせや実施後の写真等を掲載した。
◆ 蔵書数
7,228冊
①
蔵書構成 日本語・外国語図書(和歌山県紹介・外国文化等紹介・海外観光地・外国語辞書ほか)
②
整備及び管理方法
日本十進法により分類
◆ 図書貸出サービス登録者数 862名(うち日本人 489名/在住外国人 373名)
① 貸出条件対象者
県内在住の方、または県内に通勤、通学している方
② 貸出期間
2週間
③ 貸出冊数
3冊まで
④ 貸出利用者
120名
⑤ 総貸出冊数
292冊
⑥ 月平均利用者数
10名
◆ 県民及び在住外国人からの協力
県民や在住外国人からペーパーバックなどを寄贈してもらい、リサイクル図書として利用した。
寄贈図書数: 130冊
◆ 刊行物
① 広報誌名
和歌山県国際交流センターだより(Vol.27~Vol.29)
② 発行時期及び部数
6月・10月・2月の計3回
③ 内 容
センターイベント紹介、活動紹介
④ 配布先
公共施設・教育機関・ビッグ愛館内ほか
各2,000部
◆フリーペーパー
① フリーペーパー名
「真・SHIYORA」
(Vol.3~Vol.4)
② 規 格
A4サイズ 2ページ
③ 発行時期及び部数
6月及び9月
④ 内 容
センター利用者へのインタビュー等
⑤ 配布先
公共施設・教育機関・ビッグ愛館内ほか
各2,000部
◆県域テレビを活用した広報
県域テレビを活用して、
月1回程度国際交流事業のイベントや在住外国人支援事業の案内等を行った。
第1回
4月18日
リソースセンター事業新企画の広報とセンターの紹介
内 容:4月から毎月1度開催するポーランドを紹介する「わかやまポルカ」
、
中国の紹介をする「中国ってえぇんよう!」の広報とともに、交流ラ
10
ウンジの紹介をした。
出演者:リソースパーソン:生駒アンナ、苑蓉
(公財)和歌山県国際交流協会 津山奈緒子
第2回
5月30日
在住外国人紹介と多言語サロンの案内
内 容:和歌山大学の留学生の紹介とその留学生による多言語サロンの
ご案内。
出演者:和歌山大学留学生 ナズル・ジェレン・ウルソイ
第3回
6月27日
青少年海外交流事業の実施報告
内 容: 近畿大学の学生が当事業を通じて南米ブラジルとペルーにて交流研
修にいき、体験し学んだ事を報告し、協会スタッフが事業の目的や
趣旨説明を行った。
出演者:近畿大学学生 冨上美貴
(公財)和歌山県国際交流協会 松尾 千夏
第4回
8月15日
インターナショナルこども夏まつりの告知
内 容:こども夏まつりのプログラムのうち、ステージ出演者と交流コーナ
ー担当が内容を話し、夏まつり担当者が趣旨や全体の説明を行った。
出演者:市内高等学校ALT:ウォーレン・マクガウ
NPOニコ 総武道総武会 メンバー3名
(公財)和歌山県国際交流協会:山下 泰美
第5回
9月19日
海友会の活動紹介
内 容:海友会の概要についての説明と障害福祉分野の研修で派遣されたニ
ュージーランドでの研修内容について紹介した。
出演者:海友会 栗山 京子
派遣生 峰政 裕一郎
第6回 10月31日
在住外国人の紹介と多言語サロンの案内
内 容: ベラルーシ出身の留学生の紹介と学生による多言語サロンへの案内
を行った。
出演者:和歌山大学留学生 カリタ・ミキタ
(公財)和歌山県国際交流協会 山下泰美
第7回 11月13日
在住外国人の紹介
内 容:セネガル出身の在住外国人がと現地にてJICA隊員として活動をし
ていた女性が現地の様子を語り、現地の伝統楽器の演奏を披露しセネ
ガルの国紹介を行った。
出演者:パーメイサ・ボーイ
JICA 帰国隊員 新江涼加
第8回 12月19日
国際交流まつりの広報
内 容: 国際交流まつりのフードコートで紹介する中南米の飲み物の紹介と
国際交流まつり全体の案内を行った。
出演者:シライシ・フェルナンド
(公財)和歌山県国際交流協会 津山奈緒子
第9回
1月30日
中南米海外移住者子弟受入事業の紹介
内 容:ブラジルとメキシコから来和中の子弟が出身国での生活と和歌山で
のホームステイ体験について話した。
11
出演者:ブラジル子弟 高橋健蔵
メキシコ子弟 寺本利男
第10回
2月20日
JICA の防災対策講座について
内 容:JICA 研修員が海南市で受けた防災の研修について JICA スタッフが
内容について説明した。
出演者:JICA 足立朋美
第11回
3月20日
国際交流センターボランティアの自主企画による茶道・着物体験会について
内 容: 3月8日にセンターボランティア日本文化紹介の自主企画(茶道・
着物体験)に参加した3名の外国人が当日の様子や感想を話した。
出演者:桂 峰美(中国)
アニサ・ノビタ サリ(インドネシア)
ルチチャイクン・カモンワン(タイ王国)
◆ホームページ等
センターホームページについて、専門業者と業務委託契約書を締結し、定期的なミーティングを行った。
HP閲覧者の分析等を行うとともに、より来館者増加につながるHPの運営等について協議した。また、国
際交流団体の情報を更新した。さらに、センターの国際交流活動を広く紹介し、来館者増加につなげるため、
「お知らせ&イベント案内」でイベントや在住外国人支援の研修会等の情報を随時掲載した。
・協会ホームページ閲覧者数
4,766件 (平成26年4月~平成27年3月末)
・センターホームページ閲覧者数
6,271件 (平成26年4月~平成27年3月末)
12
d. 在住外国人等に対する支援業務
○相談窓口の運営
外国人のための相談窓口を設置し、在住外国人が生活する上で抱える様々な相談に、外国人生活相談
員が英語、中国語、フィリピノ語、日本語で対応した。
(1) 相談件数 706件
(2) 内
容
情報224件、出入国関係70件、労働・就職52件、医療・社会福祉46件、翻訳4
4件、婚姻・国籍44件、教育29件、住まい23件、留学15件、税金11件、その
他148件
当事者国籍・地域別件数
内容別相談件数
フィリピン
370
情報
中国
116
出入国関係
70
日本
113
労働・就職
52
タイ
10
医療・社会福祉
46
アメリカ
10
翻訳
44
スロバキア
10
婚姻・国籍
44
韓国
10
教育
29
台湾
6
住まい
23
イタリア
5
留学
15
ペルー
4
税金
11
マレーシア
4
その他
インドネシア
3
トルコ
3
インド
3
ベトナム
3
情報提供
353
モンゴル
3
相談対応
250
ブラジル
2
翻訳
61
カナダ
2
専門窓口の紹介
25
ミャンマー
2
専門窓口への通訳
イギリス
2
その他
ロシア
2
オーストラリア
2
フランス
2
ウクライナ、カンボ
ジア、スペイン、セ
ネガル、ソロモン諸
島、バングラデシュ、
メキシコ、レバノン、
ハンガリー
1
不明
224
148
対応内容別件数
10
13
7
10
○外国人のための「専門家による一日相談会」
在住外国人支援の一環として、通常の生活相談の枠を超えた専門的な相談に多言語で対応するため、
橋本市及び田辺市において、専門家及び通訳の協力のもと、専門家相談会を実施した。
・橋本市
(1) 実施日時
(2) 場 所
橋本市、橋本市教育委員会
相談内容
法律、在留資格・帰化、保険・年金、教育、子育て、行政、
その他生活一般情報
対応言語
英語、中国語、フィリピノ語、日本語
相談件数
7件
相談者数
5名
内容別相談件数
法律
1件
在留資格・帰化
3件
保険・年金
1件
子育て
1件
行政
1件
相談者国籍・地域別相談件数
中国3件、フィリピン3件、日本1件
(3) 共
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
平成26年12月6日(土)13:00~17:00
橋本市教育文化会館3階第3研修室
催
・田辺市
(1) 実施日時
(2) 場 所
(3) 共
平成27年3月1日(日) 13:00~17:00
田辺市民総合センター4階交流ホール
催
田辺市、田辺市教育委員会、田辺市国際交流センター
(4) 相談内容
法律、在留資格・帰化、保険・年金、教育、女性、行政、その他生活一般情報
(5) 対応言語
英語、中国語、フィリピノ語、日本語
(6) 相談件数
20件
(7) 相談者数
11名
(8) 内容別相談件数
法律
4件
在留資格・帰化
7件
保険・年金
2件
教育
3件
女性
1件
その他
3件
(9) 相談者国籍・地域別相談件数
フィリピン7件、日本7件、中国3件、台湾3件
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○日本語学習支援
・日本語クラス
県内の在住外国人の方々が地域で孤立することなく社会とのつながりを持ち、より快適に過ごせるよ
う、生活に必要な日本語を学習する機会を提供した。
前期 日本語クラス
(1) 実施期間
平成26年4月13日(日)~9月7日(日)
(2) 実施場所
センターサークル室
(3) 内
〔受講者数 18名(6カ国)
〕
容
日本語クラス
曜日と時間
レベル1
日曜日 13:00-14:30
レベル2
日曜日 15:00-16:30
(各クラス全20回)
クラスの内容
あいうえお(ひらがな・カタカナ)からスタート
挨拶や簡単な会話を学ぶ
あいうえお(ひらがな・カタカナ)が全て分かる方
対象。簡単な会話や説明のしかたを学ぶ
後期 日本語クラス
(1) 実施期間
平成26年9月14日(日)~平成27年2月22日(日) (各クラス全20回)
(2) 実施場所
センターサークル室
(3) 内
〔受講者数 29名(10カ国)
〕
容
日本語クラス
曜日と時間
クラスの内容
レベル1
日曜日 13:00-14:30
レベル2
日曜日 15:00-16:30
あいうえお(ひらがな・カタカナ)からスタート
挨拶や簡単な会話を学ぶ
あいうえお(ひらがな・カタカナ)が全て分かる方
対象。簡単な会話や説明のしかたを学ぶ
・日曜日にほんごサロン
日本語の会話能力を向上させるため実践的な日本語会話の場を提供した。日常会話においてより自然
で流暢な日本語を習得し、様々なテーマについて日本語で考え、会話する機会を提供した。
前期 にほんごサロン
(1) 実施期間
平成25年4月13日(日)~9月7日(日)
(2) 実施場所
センターサークル室
(3) 内
〔受講者数8名(4カ国)
〕
容
曜日と時間
日曜日にほんごサロン
(全20回)
クラスの内容
日曜日 17:00-18:30
いろいろなテーマに沿ってフリートークを繰
り広げる
後期 にほんごサロン
(1) 実施期間
平成26年9月14日(日)~平成27年2月22日(日) (全20回)
15
(2) 実施場所
センターサークル室
(3) 内
〔受講者数5名(3カ国)
〕
容
曜日と時間
日曜日にほんごサロン
クラスの内容
日曜日 17:00-18:30
いろいろなテーマに沿ってフリートークを繰
り広げる
・日本語クラス交流会
各クラスの授業後半を利用し、職員・講師・学習者で意見交換を行った。学習者から日本語クラスに
対する要望等を聞き、今後のクラス運営の参考とするとともに、次回の参加を促す機会とした。
前期
(1) 実 施 日
平成26年8月31日(日)
(2) 参加者
レベル1(4名)
、レベル2(9名)
、サロン(1名)
(3) 実施場所
センターサークル室
後期
(1) 実 施 日
平成27年2月8日(日)
(2) 参加者
レベル1(7名)
、レベル2(6名)
、サロン(3名)
(3) 実施場所
センターサークル室
・日本語ボランティア研修会
日本語ボランティアがボランティア活動を行う上で感じる、興味・関心事、疑問点や問題点などに
ついて意見交換し、
疑問や問題点に関してファシリテーターが回答すると共に全体で解決策を探った。
ボランティア同士が連携を深め、活動が今よりも発展的になり、学習者へのよりよい支援活動へとつ
なげるきっかけとするとともに、センターとの更なる協働について考える機会とした。
(1) 実施日
平成26年12月13(土)
(2) 場 所
国際交流センター サークル室
(3) 講 師
和歌山大学国際教育研究センター 長友 文子教授
近畿大学生物理工学部 言語文化学博士
服部 圭子准教授
(4) テーマ
日本語ボランティア活動に関する意見交換会
(5) 参加者数
6名
○ 外国につながるこどもへの日本語学習支援に関する研修会
(1) 実施日
(2) 場 所
(3) 参加者数
(4) 内 容
平成27年2月7日、14日(土)2回講座 13:30~15:30
国際交流センター サークル室
和歌山県国際交流センター日本語ボランティア等33名
外国につながるこどもへの日本語学習支援について、指導方法(日本語初期指
導)や留意点などについて学び、対処方法について全体で共有した。
講師:大阪教育大学教育学部 臼井 智美准教授
後援:和歌山市教育委員会
○多文化共生社会づくり推進事業
・和歌山県在住外国人支援ネットワーク連絡会
和歌山県内に在住している外国人に対し支援するための連絡会を行い、それぞれの立場から意見交
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換会を行った。
(1) 実施日
平成26年8月28日(木)
(2) 場所
和歌山大学
(3) 参加団体
国際交流市民の会、和歌山大学国際教育研究センター、WIN コンコード、近畿大学生
物理工学部、和歌山市内外交流課、和歌山県文化国際課
(4) 参加者数
10名
外国につながるこどもへの日本語学習支援に関する研修会の様子
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e.在住外国人等に対する防災対策及び危機管理支援業務
○在住外国人等支援防災対策事業
◆「災害時における外国人支援ネットワーク近畿ブロック研究会」
近畿圏内において発生する大規模災害に対し、相互に協力し、外国人に対する災害応急対策及び災
害予防対策の支援を円滑に推し進める体制づくりを行うことを目的に会長協会として研究会を開催
し、また他協会が実施する研修会に参加した。
・
「災害時における外国人支援ネットワーク近畿ブロック研究会」による協議
(1) 実施日
平成26年5月29日(木)~平成27年3月5日(木) 全4回
(2) 場
所
(公財)和歌山県国際交流協会 (ビッグ愛8階)
(3) 内
容
多言語支援センター設置の手引きの更新、規約改正、災害時通訳翻訳ボランティ
アの体制等について意見・情報交換等を行った。また、以下の研究会・研修会に
参加した。
(4) 参加団体
近畿地域国際化協会連絡協議会会員(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、京都市、
大阪市、神戸市、和歌山県)
、奈良県(オブザーバー参加)
、自治体国際化協会
・研究会 「遠隔通訳の必要性~実践研究の成果と課題」
(1) 実施日
平成27年1月22日(木)
(2) 場
所
(公財)和歌山県国際交流協会 (ビッグ愛8階)
(3) 内
容
大規模災害発生時の多言語情報提供について、遠隔通訳の可能性、必要性、課題等
について理解を深めた。
講師:東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター
杉澤 経子プロジェクトコーディネーター
(4) 主 催
近畿地域国際化協会連絡協議会
・研修会「外国人の防災訓練」における災害時通訳・翻訳ボランティア研修会
(1) 実施日
平成27年2月15日(日)
(2) 場
所
大阪市立佃小学校
(3) 内
容
(1)多言語支援センターの役割についての講演会
(2)避難所の実地体験
(3) 防災訓練に参加する外国人への通訳サポート
(4) グループワーク
コーディネーター 多文化共生マネージャー全国協議会 理事 柴垣 禎
(4) 主 催
(公財)大阪府国際交流センター
◆ 研修会「外国人のための防災講座・救急救命講習」実施
県内在住の外国人を対象に、大規模災害発生時や、緊急時に取るべき適切な行動について学ぶと
ともに、人命救助においてAEDの使い方と人工呼吸について学んだ。
(1) 実施日
平成26年10月5日(日)
(2) 場 所
和歌山ビッグ愛9階 会議室A/C
18
(3) 講 師
和歌山大学防災研究教育センター 客員教授 今西 武
和歌山市消防出前出張講座
(4) 参加者数
30名(外国人19名、家族(日本人)4名、日本人サポーター7名)
(5) 主 催
(公財)和歌山県国際交流協会、和歌山県国際交流センター
研修会「外国人のための防災講座・救急救命講習」のようす
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f. 海外移住者及び海外県人会に対する支援及び交流事業の実施業務
○海外移住者子弟受入事業
海外に移住した県人の子弟を県内の一般家庭に受け入れ、ホームステイを通じてお互いの国の文化や風
俗を理解し、移住先国と日本との相互理解を深めた。
・南加和歌山県人会子弟受入事業
(1) 受入期間
平成26年7月15日(火)~7月27日(日)
(2) 受入人数
2名
(3) 内
容
米国日系人男性 大学生
ジャスティン・クシ
米国日系人男性 大学生
カイル・コタニ
ホームステイ、出身地訪問、地域住民との交流会、和歌山県の歴史・文化を知る等の活
動
和歌山県知事、県議会議長表敬訪問[7月25日(金)]、紀南研修旅行[7月22日
~23日]、インターナショナルカフェ参加[7月20日(日)]、和歌山大学学生交
流会[7月16日(水)]
(協力団体)和歌山日米協会、和歌山大学国際教育研究センター等
・中南米和歌山県人会子弟受入事業
(1) 受入期間
平成27年1月17日(土)~平成27年2月7日(土)
(2) 受入人数
2名
(3) 内
容
在伯和歌山県人会連合会
高橋納谷 建蔵マルセロ
在メキシコ和歌山県人会
寺本イイダ 利生アルトゥーロ
ホームステイ、出身地訪問、学校訪問、大学生交流会、地域住民と交流会、和歌山県の
歴史・文化を知る等の活動
インターナショナル・カフェ参加[1月18日(日)]、和歌山県知事表敬訪問・和菓
子作り体験[1月20日(火)]、和歌山大学生との交流[1月21日(水)]、和歌
山県立那賀高等学校生との交流[1月22日(木)]、メキシコ料理DE交流会参加[1
月29日(木)]、県議会表敬訪問・県域テレビ出演[1月30日(金)]、まぐろ養
殖体験ツアー[2月4日(水)]、田辺市長表敬訪問・和歌山県立熊野高等学校生との
交流・上富田町交流会参加[2月6日(金)]
(協力団体)和歌山県中南米交流協会、和歌山大学国際教育研究センター等
南加子弟による和歌山大学でのプレゼンテーション
和菓子体験に挑戦する中南米子弟
20
g.その他センターの設置目的の達成に必要な業務
○地域国際化推進事業
学校の「総合的な学習の時間」における国際理解教育に関連した様々な相談に対応するため、関係書
籍、教材の収集・閲覧などを行い、さらに多言語・多文化に関する講演などを開催し、国際理解の推進
に努めた。
(1)国際理解教育のための情報提供
国際関係、日本語及び外国語活動に関する書籍や歴史・言語学習関連のDVDを各種取り揃え、大
型テレビで上映した。また時期ごとにそれらをテーマ別・国別に展示し来館者に紹介した。
(2)国際理解教育の推進事業
和歌山市外国語活動研究会の開催
(1)日時:平成26年8月26日(火) 13:00-16:00
(2)場所:和歌山県国際交流センター 交流ラウンジ
(3)対象:市内の小中学校教員ほか
(4)内容:小学校等において外国語活動を積極的に推進している講師を招聘し、ワークショップなど研修
を行った。
(5)講師:尾上 利美(和歌山大学教育学部英語教育准教授)
(6)参加者数:30名
(3)その他
毎月専門スタッフを配置し、センター資料閲覧室の資料を活用しながら国際理解を深めるイベント
を実施し、交流ラウンジの活性化を図った。
(1)業務日
平成26年 4月1日~平成27年3月31日 毎月第4土曜日
(2)活動場所
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)コーディネーター
苑 蓉
(4)内 容
「中国ってえぇんよう!」
毎月違うテーマにそってプレゼン形式で中国の習慣・文化を紹介した。
(1)業務日
平成26年 4月1日~平成27年3月31日 毎月第4日曜日
(2)活動場所
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)コーディネーター
生駒アンナエヴァ
(4)内 容
「わかやまポルカ」
毎月違うテーマに沿って工作等を通してポーランド文化を紹介した。
(1)業務日
平成27年1月29日
21
(2)活動場所
国際交流センター サークル室
(3)コーディネーター
松田シルビア
(4)内 容
「メキシコ料理 DE 交流会」
生活文化のひとつである「料理」を通して、メキシコおよび中南米の
国について理解と興味を深めてもらった。料理は、コーディネーター
が事前に手作りした。
○人権セミナー 「外国人DV被害者支援~最近の事例から~」の実施
外国人のDV被害者は、ことばの問題に加えて、離婚後の在留資格の問題等があり、日本人よりも
さらに弱い立場に置かれている。
こうした外国人DV被害者の置かれている立場に対する理解を深め
るとともに、外国人DV被害者支援の最近の事例から、どのような課題があるのかについて考える機
会とした。
(1)実施日
平成27年3月7日(土)
(2)場 所
国際交流センター 交流ラウンジ
(3)講 師
雪田 樹里 (大阪弁護士会所属弁護士)
(4)内 容
外国人DV被害者支援
(5)参加者数
12名
(6)主 催
和歌山県国際交流センター
○国際理解セミナー 「ケータイから平和構築を考える」実施
グローバル人材の育成がますます重要になってくる現代社会において、教育に携わる方々に国際
理解ワークショップの体験を通して、国際社会で活躍できる人材を育てる意識を高めるとともに、
教育現場で活用できることを目的に実施した。山中伸幸氏には、クイズやディスカッション等をし
ながら身近な「携帯電話」を通して国際理解を深め、学びのきっかけになるようなワークショップ
を実際に体験しながら、手法を学んだ。また、日高高等学校100周年記念事業「アジア高校生フ
ォーラム」を通じての国際理解実践についてお話いただいた。
(1)実施日
平成27年1月27日(火)
(2)場 所
和歌山ビッグ愛 9F 会議室C
(3)講 師
山中 信幸 (大阪教育大学非常勤講師、柳学園中学・高等学校社会科教諭)
田中 一也氏(日高高等学校英語科教諭)
(4)内 容
国際理解セミナー 「ケータイから平和構築を考える」
(5)参加者数
27名 (教員及び教育関係者他)
(6)主 催
(公財)和歌山県国際交流協会、和歌山県国際交流センター
(7)共 催
独立行政法人国際協力機構関西国際センター(JICA関西)
○NPO 協働事業
県内外で活躍する国際交流・国際協力団体(NPO)との共催により、各 NPO 及び関係諸機関等の人的
ネットワークによる協力体制の確立や、NPO の主体的な地域活動に繋がる協働事業の実現を図った。
○「やさしいドイツ語文化講座」の開催
(1) 実施日
平成26年4月12日(土)~平成27年2月14日(土) 全32回
22
(2) 場 所
(3) 協力団体
(4) 参加者数
(5) 内 容
16:50~18:30
国際交流センター サークル室
ドイツ語文化交流会
のべ160名
ドイツ語・ドイツ語圏文化を学ぶ講座を実施した。
[文中:敬称略]
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