自動発行機能 設定マニュアル

自動発行機能
設定マニュアル
概要:Multi LABELIST V4 インストールディレクトリにあります、
『 Lprint.exe (レイアウト発行プログラム) 』 及び 『 Fprint.exe(振
分け発行プログラム) 』 に対して外部のアプリケーションなどから任意
のパラメータを与えることでそのパラメータに応じた動作を実装すること
が可能です。
各パラメータの概要は以下の通りです。
指定パラ
メータ
動作内容
外部ファイル指定
/G
指定の外部ファイルを読み込んだ後、自動で発行
処理を行います。
内部データ指定
/I
指定の内部データを読み込んだ後、自動で発行処
理を行います。
印刷プレビュー
/P
発行処理は行わず、外部ファイル及び内部データ
を読込んで印刷プレビュー画面を表示します。
ファイル・データ読込みのみ
/C
発行処理は行わず、外部ファイル及び内部データ
を読込んで画面に表示します。
出力先 ドライバ指定
/V
出力するプリンタドライバの名称を指定し、指定
したドライバより自動で発行処理を行います。
出力先 ファイル指定
/D
各レイアウト毎の出力先が格納された専用書式
のファイルを指定し、該当するプリンタドライバ
より自動で発行処理を行います。Fprint.exe(振
分け発行)専用のパラメータです。
以下に各パラメータの機能詳細を記載しております。
アルファベットの大文字で記載されていますが、小文字でも同様の指定が可能
です。
①/G パラメータ(外部ファイル指定)
・指定の外部ファイルを読み込んだ後、自動で発行します。
・レイアウトまたは振分ファイルの指定がない場合は無効です。
・/I パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・指定の外部ファイルが存在しない場合、本パラメータは無視されます。
②/I パラメータ(内部データ指定)
・指定の内部データを読み込んだ後、自動で発行します。
・レイアウトまたは振分ファイルの指定がない場合は無効です。
・/G パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・指定の内部データが存在しない場合、本パラメータは無視されます。
③/P パラメータ(印刷プレビュー)
・印刷プレビュー画面を表示します。
・/G、/I パラメータと併用します。
・/C パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
④/C パラメータ(読み込みのみ)
・外部からのファイルやデータを読み込みますが、発行は行いません。
・/G、/I パラメータと併用します。
・/C パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
⑤/V パラメータ(汎用ドライバ指定)
・出力する汎用ドライバの名称を指定します。
・/G、/I パラメータと併用します。
・/C、/P パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・/E、/D パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・指定した出力先が存在しない場合、本パラメータは無視されます。
・汎用ドライバのパラメータ指定例は下記の通りです。
<振分発行で 振分ファイル“C:¥Test.mlden”
、
外部ファイル“C:¥Text.txt”
、
ドライバの出力先“SATO MR400e”を指定する例>
[FPrint.exe “C:¥Test.mlden” /v [SATO MR400e] /g ”C:¥Text.txt”]
⑥/D パラメータ(出力先ファイル指定 – 振分発行専用パラメータ)
・出力するレイアウト毎の出力先が格納されている専用フォーマットの
ファイルを指定します。
(後述)
・/G、/I パラメータと併用します。
・/C、/P パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・/V、/E パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。
・指定のファイルが存在しない場合、本パラメータは無視されます。
・出力先ファイルのパラメータ指定例は以下の通りです。
<振分発行で 振分ファイル“C:¥Test.mlden”
、
外部ファイル“C:¥Text.txt”
、
出力先ファイル“C:¥Output.txt”を指定する例>
[FPrint.exe “C:¥Test.mlden” /d [C:¥Output.txt] /g ”C:¥Text.txt”]
/D パラメータ – 出力先指定ファイルフォーマット
・振分発行のみ、/D パラメータ(出力先指定ファイル)を使用すること
が可能です。
・レイアウト毎に出力するドライバを設定します。
・該当するレイアウトファイルまたはドライバ名称が存在しない場合、
レイアウトファイルのデフォルト出力先から出力します。
・出力先指定ファイルは以下の CSV(テキストファイル)フォーマットと
します。
・先頭からレイアウトファイル名、ドライバ種類(0(ゼロ))
、ドライバ
名称の 3 つを指定します。
・各項目はタブ(&H9)で分割し、レコード末尾は CR/LF(&HD/&HA)とな
ります。
レイアウトファイル名(フルパス)
C:¥Test.mlden
タ
ブ
ドライバ種類(0)
0
タ
ブ
ドライバ名称
SATO MR400e
CR
/
LF