株式会社 日立国際電気

株式会社
住所
〒101-8980
ホームページ URL
日立国際電気
東京都千代田区外神田 4-14-1
(秋葉原 UDX ビル 11F)
http://www.hitachi-kokusai.com/
1. 会社概要
創立
1949 年 11 月 17 日
資本金
100 億 5,800 万円
業績
売上高:1,220 億円(連結)、経常利益:△31 億円(連結)※2010 年 3 月期
従業員数
個別 2,692 名、連結 5,144 名(2010 年 3 月末)
事業内容
無線通信機器(携帯電話基地局装置・官公庁向各種通信システム等)、
情報機器(株価通報表示装置等)、放送用機器(テレビ放送機・中継放送機)、画
像処理・監視機器(広域監視システム・画像認識システム等) 半導体製造装置
の開発及び設計、製造、販売
2. 会社の特色
「日立国際電気」は日立グループの上場会社が 2000 年 10 月に合併して誕生した企業で
す。移動体端末の基地局や無線端末、通信制御システムの開発に国内でいち早く着手し、
技術力・シェア共に国内トップクラスの実力を誇る「通信・情報システム」事業、デジタ
ルカメラメーカーの草分けとして今日の放送・映像系システムの礎を築いてきた「放送・
映像システム」事業、そしてICチップ等の半導体の製造装置を全世界に提供する「半導
体製造システム」事業。世界トップレベルの技術力を誇る3つの事業分野から、ユビキタ
ス情報社会を支える社会インフラを構築するお手伝いをしております。
3. 先端研究・技術開発・製品開発例等々の紹介
3.1 半導体製造システム部門
コンピューターやモバイルマルチメディア端末の細胞ともいえる集積回路は、時代ととも
にますます小型化・高速化、高品質化が求められています。日立国際電気は、長年蓄積し
たノウハウをベースに、半導体製造の成膜の分野で、半導体デバイスの微細化に対応した
世界トップレベルの先端技術の研究開発と製品化を継続的に行っています。
<バッチサーマルプロセス装置(QUIXACE)>
QUIXACE(クイックエース)は、当社のコア技術である温度制御技術、自動搬送技術、真空・
ガス置換技術、冷却技術、成膜技術を結集することで、飛躍的にサイクル時間を短縮し、
高スループットを実現したバッチ処理装置です。
<枚葉プラズマ窒化・酸化装置(MARORA)>
MARORA(マローラ)は、次世代 DRAM、ロジックのゲート絶縁膜形成、フラッシュメモリの
絶縁膜形成に最適な装置です。MARORA は、独自のプラズマ生成方式(MMT 方式)を用いる
ことにより、効率良く約 1eV の低電子温度のプラズマ形成が可能で、プラズマダメージフ
リーなプラズマ処理を実現しております。
3.2 放送映像システム部門
<放送システム>
地上デジタル放送への移行により、多チャンネル、高品位、双方向へと進化するテレビ放
送。特定のエリアで独自コンテンツの配信を可能にしたエリアワンセグ放送など、映像文
化は新たな次元を迎えようとしています。日立国際電気は、放送用カメラ、映像伝送、ノ
ンリニア送出、放送機、送信アンテナ、受信設備までの放送システムをトータルに提供す
ることにより、次世代の放送システムを支えています。
<監視システム>
人々が安心して暮らせる社会を構築するために、人の目の代わりとなって 24 時間、
365 日、
地域社会を見守る監視カメラシステムに対するニーズは高まっています。
日立国際電気は、
道路や橋、鉄道やトンネル、各種施設など幅広いセキュリティーニーズにお応えする監視
カメラシステムを提供しています。また、次世代ネットワーク型カメラシステムとして、
インターネットを代表とするワールドワイドなネットワーク環境、オフィス・工場などの
LAN 環境などを利用することにより多地点の監視や遠方監視などさまざまな環境に柔軟に
対応できる高度な監視システムを開発しております。
3.3 通信情報システム部門
大容量のデータが高速にやり取りされる情報社会の中で、ビル間通信や港湾・鉄道監視、
災害現場の臨時回線など、ワイヤレスブロードバンドが必要とされる場面は増えています。
長年培ってきたワイヤレスコミュニケーション技術を生かし、免許不要で使用できる安価
な 25GHz 帯の小電力データ通信システム SINELINK 25G や SINELINK FX、60GHz 帯の無線伝
送装置を提供し、大容量データを高速かつ高品質に伝送する装置を開発し、製品化してい
ます。 また、無線通信技術と映像技術を融合させ、災害から暮らしを守る防災行政無線シ
ステム、安全で正確な運行管理のための交通・運輸向け無線システムをはじめ、各種公共・
業務用無線通信システムで社会に貢献しています。
問い合わせ先:
(株)日立国際電気
担当者
(e-mail:[email protected]
末岡
・
山本
tel: 050-3383-3333)
・ 進藤