トピックス ブラジルの地デジ市場に参入、ブラジル国産トップメーカーの株式を取得 ブラジルでは、2016年のアナログ停波に向けて、放送 事業の発展への取り組みを進め 機器市場が急拡大してゆく見通しです。 てまいります。 当社は、その市場に参入すべく、放送用送信機のブラジル 国産トップメーカーであるLinear Equipamentos Eletrônicos S/A(以下、リネアール社)の株式を取得し、新たにHitachi 製品ロゴマーク Kokusai Linear Electronic Equipment S/A( 以 下、 HKL)として、本年10月より事業をスタートさせました。 ブラジルでは、2014年にFIFAワールドカップ・ブラジル 大会、2016年にはリオ・デ・ジャネイロにて夏季オリン ピックなどの開催が予定されています。HKLでは、放送 工場全景 機器の更新需要に対して、製品やサービスがタイムリーに 供給できる体制を早期に整え、当社がこれまで日本国内市場で 培ったデジタル技術や設計・製造ノウハウ、信用性と、リネ アール社が有する製品力とブラジル国内市場での強みとを 結集し、同国内でのシェア拡大と世界各国に向けたグローバル (注)FIFA:国際サッカー連盟 工場内での作業風景 会社概要 名 称 Hitachi Kokusai Linear Electronic Equipment S/A 所 在 地 ブラジル連邦共和国 ミナス・ジェライス州 サンタ・リタ・ド・サブカイ市 代 表 者 会長 兼 CEO 木村 茂(当社執行役 南米ビジネス推進担当) 事業内容 電子機器(主に放送用送信機器)の製造・販売・保守 従業員数 320名 資 本 金 8.7百万レアル(393百万円) 直近の経営成績(リネアール社 2010年12月期) 5 純 資 産 33.7百万レアル(1,518百万円) 総 資 産 54.8百万レアル(2,466百万円) 売 上 高 42.4百万レアル(1,911百万円) (注)日本円は1レアルを45.0円として算出。百万円未満切捨て。 放送用送信機 東日本大震災の影響とその対応について 2011年3月11日、東日本大震災発生に際し、全社災害 これらの詳細につきまして 対策本部を立ち上げ、安否確認、被災状況の調査確認、復旧 は、ニュースリリースおよび 対策、お客様支援対策の推進に取り組みました。 「日立国際電気グループCSR 仙台分工場は5月中に復旧しましたが、それまでの間、小 報告書2011」でもお伝えして 金井工場等で代替生産、また部材確保にはお取引先様の協力 おりますので、ご参照ください。 を仰ぎ、納品の遅れを最小限に抑えました。 被災された自治体様や公共事業者様には、無線機とバッテ リー・充電器、戸別受信機、監視システムやテレビアンテナ などの当社グループの製品を貸し出し、または提供しました。 ホームページには、「東日本大震 災の対応について」のニュースリ リースをまとめて掲載しています。 半導体製造システムなど各事業部門は、被災されたお客様の 生産ライン等早期復旧に向けた支援をしました。また、全国 http://www.hitachi-kokusai.co.jp/information/ のお客様には、ご要望に応じ、防災無線や監視システムの または 日立国際電気 大震災の対応 検索 被災地での当社グループの ボランティア活動 現状を無償で診断し、改善の提案をしています。 一方、義援金を会社として支出するとともに、労働組合と 協調して社内の募金活動を実施し、また従業員のボランティア 活動を奨励し、NGOと連携して数次にわたるグループでの 被災地支援活動を企画、実施しました。 このほか、節電の要請に 対しては、日立グループの 休日および夏季休暇輪番制 CSR報告書のご紹介 本 年 の「 日 立 国 際 電 気 グ ル ー プ CSR報告書2011」では、社会の要 請に関するグローバルな動向につき、 お客様とともに考え、対応する事例 を特集しています。 に参加するとともに、LED 照明の採用、工場の夏時間 操業、緑のカーテン採用など 当社独自にも種々の施策を 実施し、対象期間のピーク 電力前年比15%減を達成 防災行政無線の屋外拡声装置につき 設置状況を診断 しています。 CSR報告書は、電子ブック版への リンクおよびPDF版により、ホーム ページの「CSR情報」として掲載し ています。 http://www.hitachi-kokusai.co.jp/csr/ または 日立国際電気 CSR情報 検索 6
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