第694号 - 山形県医師会

平成21年6月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第694号
表 紙 写 真
庭に来る「オナガ」
寒河江市 秋 葉 知
庭には色々な多くの野鳥が飛んで来るが、それを望遠レンズで狙
うのが楽しみでもある。
中でもオナガはその鳴き声に比し容姿端麗で好まれる。ある日、
カラスが飛来した時に、オナガ数羽がその周りを鋭く威嚇的に飛び
回って、追っ払ったのを目撃した。これを外敵に対する「モビング」
と云うのだが、こうした僥倖に恵まれ、目は常に庭に釘付けである。
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
主な演題及び講師
7月2日(木)
19:00〜20:30
山形市
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
「山形大学病院と診療所間でのCOPD患者病診連携の試み」
山形大学医学部内科学第一講座講師 柴田陽光
7月4日(土)
12:30〜16:30
山形市
大手門パルズ
【参加費 500円】
「呼吸リハビリテーション実技講習会」
7月8日(水)
19:00〜20:10
山形市
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
取得単位
日医生涯教育
会の名称及び主催者又は連絡先
山形県臨床内科医会学術講演会
3単位
山形県臨床内科医会
☎0236665200 鈴木
Res
pi
r
at
or
yAdvi
s
ementYs
'代表 佐野裕子
日医生涯教育
3単位
「COPDの包括的治療」
(仮題)
東北大学保健管理センター/ 東北大学内部障害リハビリテーション科 准教授 黒澤 一
「腱板断裂及びスポーツ障害肩の診断と治療」
福岡大学医学部整形外科学教室 柴田陽三
第18回山形在宅呼吸療法研究会
帝人在宅医療叙仙台支店
山形営業所
☎0236249872 森谷
日医生涯教育
山形整形外科セミナー
3単位
アステラス製薬叙
☎0236152522 藤原
7月8日(水)
「内科・
外科系疾患症例検討会」
19:00〜20:30
山形市
山形市立病院済生館
日医生涯教育
7月10日(金)
「循環器疾患とCOPD診療」
18:45〜
国立循環器病センター心臓血管内科・呼吸器内科 山形市
医長 佐田 誠
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
「心不全の病態と治療:マルチバイオマーカー・ストラトジー」
福島県立医科大学循環器・血液内科学講座教授 竹石恭知
【参加費 1000円】
日医生涯教育
5単位
日本内科学会
総合内科専門医
更新 2単位
第130回済生館症例検討会
3単位
山形市立病院済生館
第一診療部内科
☎0236255555 野村
第30回樹氷循環器カンファレンス
アストラゼネカ叙
☎0227222171 工藤
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
主な演題及び講師
7月12日(日)
14:00〜16:00
川西町
公立置賜総合病院
「わかりやすい神経難病の基礎知識」
米沢市立病院神経内科科長 栗村正之
「在宅医療の実際」
国立病院機構米沢病院院長 飛田宗重
「在宅移行支援の現状」
国立病院機構山形病院山形県難病医療専門員 小笠原眞佐子
取得単位
日医生涯教育
在宅医療のための神経難病講習会
5単位
公立置賜総合病院 総務課総務係
☎0238465000 田中
7月13日(月)
「労災診療費算定実務研修会」
14:00〜16:00
米沢市
米沢すこやかセンター
日医生涯教育
7月15日(水)
18:45〜21:00
山形市
ホテルキャッスル
日医生涯教育
「脳塞栓症と心臓超音波」
山形県立新庄病院第二診療部長 廣野 摂
会の名称及び主催者又は連絡先
5単位
3単位
労災診療費算定実務研修会
労災保険情報センター山形事務所
☎0236332152 川田
第184回山形循環器懇話会
夏季特別講演会
ノバルティスファーマ叙
山形第一営業所
☎0236312014 田代
7月22日(水)
「腰部脊柱管狭窄症 〜最近の話題〜」
19:00〜21:00
山形大学医学部整形外科学講座助教 橋本淳一
山形市
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
【参加費 1000円】
日医生涯教育
第15回山形臨床整形外科懇話会
3単位
エーザイ叙
☎0236320116 毛呂
7月22日(水)
18:30〜
天童市
天童ホテル
「置賜地区の循環器医療の進歩と動向 〜血圧と脂質に関して〜」
(仮) 日医生涯教育
財団法人三友堂病院循環器科科長 阿部秀樹 5単位
第153回三郡市医師会合同学術講演会
7月25日(土)
18:30〜20:40
山形市
山形国際ホテル
「末梢血管治療のUPTO DATE」
仙台厚生病院循環器科主任部長 井上直人
「Cl
」
i
ni
calBenef
i
tofCl
opi
dogr
eli
nPCI
帝京大学医学部附属病院循環器内科教授 一色高明
第2回山形県血栓の病態と治療
研究会学術講演会
日医生涯教育
3単位
北村山地区医師会
☎0237552810 大貫
サノフィ・
アベンティス叙
☎08066298569 近藤
がんネットTVカンファレンス
開催日時及びテーマ(担当)
会 場
取得単位
会の名称及び申込先
7月2日(木) 16:30〜18:00
「早期胃がん治療における内視鏡治療(ESDと腹腔鏡)」
(呉)
7月9日(木) 16:30〜18:00
「外来化学療法センターのデザインとマネージメント」
(茨城)
7月16日(木) 16:30〜18:00
「がんの集学的治療のための院内体制と課題ならびに対
策について」(岩手)
多地点合同
山形県立中央病院
日医生涯教育
第4会議室
(3階)
3単位
7月23日(木) 16:30〜18:00
「肺がん診断における迅速細胞診の利点と問題点」
(群馬)
メディカルカンファレンス
県立がん・生活習慣病センター
☎0236852752 國分
7月30日(木) 16:30〜18:00
「5大がんの地域連携クリティカルパスをどう構築するか」
(四国)
産
開催日時及び場所
業
医
研
研修会名及び内容
7月16日(木)
「作業環境測定結果の見方と評価」
(作業環境測定法など)
18:00〜
山形産業保健推進センター産業保健相談員(労働衛生工学) 鶴岡市
労働衛生コンサルタント 斎藤 誠
鶴岡地区医師会館 「産業ストレスとヒューマンエラー」
山形産業保健推進センター 産業保健相談員(産業医学)
藤井 聡
修
会
単位取得
実施主体者及び申込先
基礎研修 後期 2単位
又は
生涯研修 更新 1単位
専門 1単位
山形産業保健推進センター
鶴岡地区医師会
☎0235220136
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
1
目 次
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
産業医研修会
お知らせ
新型インフルエンザに関連する診療報酬の取扱いについて………………………………………… 2
新規麻薬製品の販売開始について……………………………………………………………………… 3
第36回山形県医師会親睦ゴルフコンペのご案内……………………………………………………… 4
YBCラジオ番組「朝だ!元気だ!6時半錘」放送中………………………………………………… 4
除労災保険情報センター山形事務所からのお知らせ………………………………………………… 5
平成21年度山形県「ダメ。ゼッタイ。」普及運動について………………………………………… 5
山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて…………………………… 6
勤務医のページ
「パンデミック戦争」
………………………………………………公立高畠病院院長 八巻 通安… 7
郡市地区医師会コーナー
北京オリンピック……… 南陽市東置賜郡医師会副会長 公立置賜南陽病院院長 田 正夫… 9
寄 稿
庭仕事をしながら………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 11
山形県の偉人瓜 「新関良三」…………………………………………………山形市 武田 昌孝… 12
庄内の医人たち 第14回 杏林の名家たち柑−三川編−……………… 鶴岡市 黒羽根洋司… 13
科学ファンタジー 22世紀の夢 ……………………………………………… 南陽市 須藤 直文… 16
筆 硯
春山の楽しみ……………………………………………………山形県医師会副議長 島津 博達… 20
県医師会だより
山形県医師会第120回定例代議員会並びに同第98回定例総会について …………………………… 22
第2回常任理事会………………………………………………………………………………………… 45
第2回全理事会…………………………………………………………………………………………… 54
健康スポーツ医学委員会………………………………………………………………………………… 61
地域保健研究委員会……………………………………………………………………………………… 62
郡市地区医師会新型インフルエンザ対策担当者会議………………………………………………… 63
救急・大規模災害等対策委員会………………………………………………………………………… 64
公益法人対策特別委員会………………………………………………………………………………… 65
学術委員会………………………………………………………………………………………………… 65
県医日誌…………………………………………………………………………………………………… 67
会員異動…………………………………………………………………………………………………… 70
医師国保だより…………………………………………………………………………………………………… 72
医師会協同組合だより…………………………………………………………………………………………… 74
医療機関厚生年金基金だより…………………………………………………………………………………… 79
編集後記…………………………………………………………………………………………………………… 80
〔ホームページ〕ht
〔Eメール〕ke
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
2
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
新
新型インフルエンザに関連する診療報酬の取扱いについ
る診
診療
新型
型イン
て
関連する
療報酬
扱いに
ンフ
フルエン
ンザに
に関
酬の
の取
取扱
につ
つい
いて
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
「ファクシミリ等による抗インフルエンザウイルス薬等の処方せんの取扱いについて」
(平成21
年5月22日付 新型インフルエンザ対策推進本部事務局事務連絡)
に関連する診療報酬の取扱い
等について、下記のとおり取りまとめられた旨、日本医師会より連絡がありましたのでお知らせ
いたします。
記
※ 以下、「ファクシミリ等による抗インフルエンザウイルス薬等の処方せんの取扱いについて」
を単に「事務連絡」という。
(問1) 事務連絡の「1.ファクシミリ等で処方せんが送付されるケース」にあるように、かか
りつけ医等が、電話による診療の結果、ファクシミリ等により抗インフルエンザウイルス
薬等の処方せんを発行する場合、保険医療機関は、電話再診料、処方せん料を算定できる
のか。
(答) 算定できる。
(問2) ファクシミリ等により抗インフルエンザウイルス薬等の処方せんを受け付けた保険薬局
において当該医薬品に係る調剤を行った場合、調剤技術料及び薬剤料は算定できるのか。
また、事務連絡の「3.薬局における対応」にあるように、医薬品の調剤時において、
新型インフルエンザ患者との接触を避けるため、電話にて服薬指導を行った場合、薬剤服
薬歴管理指導料等の薬剤師からの説明が要件となっている点数は算定できるのか。
(答) 調剤技術料及び薬剤料は算定できる。
薬剤服薬歴管理指導料等は、電話にて適切な指導を行っており、その他の要件を満たし
ていれば算定できる。
(問3) 新型インフルエンザの流行によりタミフルドライシロップ3%(成分名:リン酸オセル
タミビル)の入手が困難な場合において、当該製剤の投与対象となる患者に対して、タミ
フルカプセル75mgを脱カプセルし、賦形剤を加えて調剤した上で交付した場合、薬剤料
の算定は可能か。
(答) 新型インフルエンザの流行によりタミフルドライシロップ3%が入手困難な場合であっ
て、当該薬剤の投与が必要な患者に対して、タミフルカプセル75mgを脱カプセルし調剤
したものをタミフルドライシロップ3%の用法・用量に従い投与した場合に限り、薬剤料
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
3
の算定は可能である。
この場合、脱カプセルしたタミフルカプセル75mgに係る薬剤料については、オセルタ
ミビルの実際の投与量に相当する分(例えば、5日間でオセルタミビルとして合計
262.
5mg投与する場合は、タミフルカプセル75mgの3.
5カプセル分)を請求するものとし、
院内処方の場合には医科レセプトの摘要欄に、院外処方の場合には調剤レセプトの摘要欄に、
それぞれ「タミフルドライシロップ不足のため」等のやむを得ない事情を記載すること。
なお、タミフルドライシロップ3%の使用を優先することは当然であるが、その入手が
困難であり、かつ、医療上その投与が必要と判断される状況においては、タミフルカプセ
ル75mgを脱カプセルしてタミフルドライシロップ3%の用法・用量に従い投与すること
について、本剤の服用方法や米国においても同様の方法が推奨されていることに鑑み、有
効性・安全性上、ドライシロップ3%と異なるような特段の問題は生じないと考えている
旨を医薬食品局審査管理課に確認済みであることを申し添える。
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
新規麻薬製品の販売開始につい
新
規
につ
薬製
製品の
売開始に
つい
いて
規麻薬
て
の販売
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
今般、新規麻薬製品として下記の製品が販売される旨、山形県健康福祉部保健薬務課より連絡
がありましたので、取扱いにご留意下さるようお知らせいたします。
記
1 新規麻薬製品(クエン酸フェンタニル製剤)
ヤンセンファーマ株式会社
陰 フェンタニル注射液 0.
10アンプル
1mg 2ml
隠 フェンタニル注射液 0.
5アンプル
25mg 5ml
韻 フェンタニル注射液 0.
5アンプル
5mg 10ml
2 既存麻薬製品(クエン酸フェンタニル製剤)
第一三共プロファーマ株式会社
陰 フェンタニル注射液 0.
10アンプル
1mg 2ml
隠 フェンタニル注射液 0.
5アンプル
25mg 5ml
4
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
第
第36回山形県医師会親睦ゴルフコンペのご案
第3
36回
内
親睦ゴ
コンペ
案内
医師会
会親
ゴル
ルフ
フコ
ペの
のご
ご案
回山形県医
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
標記ゴルフコンペを下記のとおり開催致し
ますので、会員多数ご参加下さるようご案内
申し上げます。
参 加 費 3,
000円
(当日受付にて申し受けます。)
(グリーンフィー、キャディフィー
は各自負担です。)
記
申込方法 ハガキ
電話 0236665200
Eメール
ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
等にて山形県医師会事務局へ。
(但し、定員になり次第、締め切
らせていただきます。)
日 時 平成21年7月12日(日)
午前8時30分スタート
会 場 山形ゴルフ倶楽部
TEL 0236662221
競技方法 18ホール・ストロークプレー
(ダブルペリア方式)
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
「朝
!
」
YBC
YBCラジオ番
朝だ
だ!元
半!
!
!」放送中
」放
放送
気だ
だ!6
元気
送中
6時半
オ番
番組
Cラジオ
組「朝だ!元気だ!6時
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、月曜日から金曜日まで
健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さ
毎日朝6時30分から15分間、県民向けにYBC
んに聴取をお勧め下さい。
ラジオで健康情報番組「朝だ!元気だ!6時
7月の放送予定は下記のとおりです。
半錘」を放送中です。
【放送時間:月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
放送日
テーマ
出演者
所属医療機関名
7月6日〜10日
開業医からみた緩和ケア
中村 秀幸
中村内科胃腸科医院
7月13日〜17日
婦人のがんについて
早坂 直
す こ や か レディースクリニック
7月20日〜24日
小児外科領域の腹腔鏡下手術
の現状
大滝 雅博
鶴 岡 市 立 荘 内 病 院
7月27日〜31日
王袋の中の病気あれこれ
鈴木 泰宏
鈴 木 ク リ ニ ッ ク
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
5
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
㈶労災保険情報センター山形事務所からのお知ら
㈶
ー山
山形
所から
知らせ
険情報セ
センタ
ター
形事
事務
務所
らの
のお
お知
㈶労
労災保険
せ
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
労災診療援護貸付金貸付契約及び労災診療共済契約のお願い
財団法人労災保険情報センター(RI
C)は、昭和63年に労働大臣(当時)から設立許可を受け、
労災保険制度を労働者、事業主、医療機関の皆様方に深くご理解いただくために、労災保険制度
に関する相談業務や情報提供を行うとともに、国からの受託事業として労災診療費レセプトの受
付、点検業務(労災診療費点検等業務受託事業)
、国からの補助事業として労災診療費が国から
支払われるまでの間の立替払いの業務(労災診療費援護貸付金貸付事業)及びRI
C独自事業とし
て労災診療費の不支給への補償、長期運転資金の貸付業務等(労災診療共済事業)の各種業務を
行っております。
この中で、労災診療費援護貸付金貸付事業及び労災診療共済事業につきましては、労災指定医
療機関相互の互助による事業であり、労災患者の取扱い件数が少ない等の理由にかかわらず、労
災指定医療機関がRI
Cと契約を締結していただくことが好ましいと存じますので、契約の締結に
ついて特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
なお、契約内容などに関する問い合わせ先は、
除労災保険情報センター山形事務所 TEL 0236332152 までご照会ください。
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
平成21年度山形県「ダメ。ゼッタイ。
」普及運動につい
」普
平
1年度山形
形県「
「ダ
。ゼッ
ッタ
。
普及
動に
につ
つい
平成21
て
ダメ。
タイ。
及運動
いて
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
今日薬物乱用問題は世界規模の深刻な問題となっており、国では薬物乱用防止に関するキャン
ペーン等を全国一斉に展開することとしております。
山形県においても普及運動要綱を制定し、6月20日(土)から7月19日(日)までを実施期間と定め、
陰6.
26ヤング街頭キャンペーン、隠地域団体キャンペーン、韻職域募金活動を実施する旨連絡が
ありましたのでお知らせいたします。
6
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
山
山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及
員専用
用ホ
ムペー
ージ
山形
形県医
び
ホーム
ジのア
ント及
医師
師会会員
アカ
カウ
ウン
及び
救
去
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ
救 メ
ーリ
リン
ング
メー
ールに
て 去
る周知
の自動配信
・メ
メー
グリス
ついて
による
知文書
書の
信・
スト
トに
につ
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、会員専用ホームページ
を開設しております。このホームページでは
会員および医療機関の情報、県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております。
会員の先生方の専用ページとなっており、ア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます。
会員専用ホームページのアカウント
◆ユーザ名:
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
◆パスワード:
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例):1950年1月2日の方:500102
※準会員の方は、本会までお申し込みくだ
さい。
周知文書の自動配信
周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております。希望さ
れた会員には、県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
します。ご希望の会員は、是非お申し込みく
ださい。
花笠メーリングリスト
会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)を立ち
上げております。
花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意
見交換を行う場を提供します。また、この趣
旨を通じて地域医療の発展、更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです。
未加入の会員は、これを機会に是非ご参加
ください。
申し込み先
周知文書の自動配信、メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は、本会宛
メール(ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)にて
お申し込みください。
山形県医師会ホームページ:
ht
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
会員専用ホームページ:
ht
t
ps
:
/
/
member
.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
メールアドレス:
ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
花笠MLアドレス:
hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇
斬新型インフルエンザ 斬県内インフルエンザ 斬新型インフルエンザ診療機関の登録
斬新型インフル:現場は混乱 斬インフルエンザ流行地の定義は? 斬【新型インフル】タ
ミフル予防投与のQ&A(転載許可済み)
斬新型インフルエンザ簡易検査、感染でも3割陰
性? 斬迅速診断キット 斬迅速陽性者にPCRはやらない? 斬抗インフルエンザ薬の院外
処方 斬手挙げ方式(外来診療機関の登録) 斬まん延期における外来診療を行う医療機関の
登録に関るQ&A(改訂版)、新型インフルエンザに係る山形県の医療体制(案) 斬兵庫県か
らの報告 斬タミフルドライシロップ 斬レセプトのオンライン請求にかかる規制改革会議
の見解 斬庄内地域感染症情報ネットワークから 斬禁煙デー 斬裁判員制度
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
7
「パンデミック戦争」
公立高畠病院院長 八 巻 通 安
この原稿を書いている時点で、いわゆる新型イ
ンフルエンザはWHO警戒レベル6になり、私たち
の日常生活に影響を与えはじめている。パンデ
ミックなる言葉が連日新聞をにぎわせている。
ところで文献に残る最大のパンデミック事例は
1492年のコロンブスの大陸発見以後の新世界と
旧世界の接触によっておこった感染爆発であると
いわれている。征服者ピサロがインカ帝国を征服
した戦争はある意味で、新世界と旧世界のいわば
「パンデミック戦争」
であったらしい。これに敗北
した、すなわち旧世界からの感染症にり患した南
北アメリカ大陸の先住民族の人口は激減し、それ
と引き換えに旧大陸から大量の移民が流入し、そ
の移民がアメリカ合衆国などの国々を作り、現在
に至っている。接触のない2つの人類集団が接触
したとき、感染症の集団発生がおこることは数多
くの類例があり普遍的なことであるらしいが、新
世界と旧世界の接触において旧世界が勝利したの
はなぜなのだろうか? それぞれの手持ちの武器、
ピサロによるインカ皇帝At
ahual
paの捕獲
(h
t
t
p:
/
/
en.
wi
ki
pedi
a.
or
g/
wi
ki
/
Fi
l
e:
At
ahual
pa_s
ei
z
ur
e.
j
pgより転載。)
すなわち感染症の違いが、
たまたまそれぞれの運・
彼は新世界と旧世界の根本的な相違のひとつと
不運を分けたのだろうか? 場合によっては新世
して、大型動物との関わりを指摘した。この相違
界の住民が勝利し、新世界と旧世界の歴史が逆転
は社会の人口規模と複雑さを決め、結果として征
していたのだろうか? 歴史にもしはなく、あれ
服活動の帰趨を左右したという。旧世界では、多
これ詮索してもと思われるかたもいると思うが、
くの大型動物(約13種)が飼育され家畜化し、食
これについてジャレット・ダイアモンドはピュ
料、衣料、動力、軍事のそれぞれに関与していた
リッツァー賞を受賞した著書「鉄・病原菌・銃」
が、南北アメリカ大陸では唯一アルパカ/ラマの
において述べているので、ちょっとご紹介したい。
1種が衣食の材料を提供し、少量の荷物を運搬し
たものの、荷車や鍬をひくこともできず、軍用と
8
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
して戦いに参加できなかった。もともと南北アメ
かったということになる。天然痘ほかVSトレポネ
リカ大陸では家畜の候補となる大型動物が少な
マでは勝敗は明確で、1492年以降まず西インド諸
かったことにもよるが、地理的な要因も関与して
島で、ついで1519年アステカ帝国で、1533年イン
いると述べている。地球的規模で考えた場合、農
カ帝国で、さらに北アメリカ、ミシシッピ文化圏
業や畜産といった技術の伝搬速度は東西方向に速
で、感染症による社会破壊のあと物理的に征服さ
く、南北方向に遅いらしい。山脈の走行や南北で
れるに至った。この間の北アメリカ大陸での先住
の気候の相違が原因だが、南北アメリカ大陸の南
民族の人口消耗率は95%と推計されている。
北の技術伝搬速度は、ユーラシア大陸の東西の伝
そして今、現代文明が急速に進歩するなかで、
搬速度より明らかに遅く、その結果、動物の家畜
動物と人間のかかわりは大きく変わりつつあるこ
化とそれに伴う社会変革が遅れたという説である。
とに気づかされる。大多数の現代人は動物に接す
このような動物との関わりの違いが感染症につ
る機会が極端に少なくなっており、清潔を求め微
いて決定的な違いを引き起こし、それぞれの運命
生物すら寄せつけない環境に慣らされている。こ
を決めた。旧世界では動物とのつきあいのなかで
のような現代社会において危惧すべきことは、人
人畜共通感染症から派生したさまざまな疾患すな
類が歴史をかけて獲得してきた感染症に対する耐
わち、天然痘、麻疹、インフルエンザ、ペスト、
性を失ってしまわないかとういことである。穿っ
結核、コレラ、マラリアなどの感染症を繰り返し、
たみかたをすれば、そうした社会の変化が今日の
集団として耐性を獲得していたのに対して、新世
新型インフルエンザ騒動を引き起こした原因なの
界由来の伝染性感染症はトレポネマだけといわれ
かもしれないし、500年雌伏した新世界からの逆
(諸説あり)、新世界に感染症についての耐性がな
襲と捉えられなくもない。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
9
北京オリンピック
南陽市東置賜郡医師会副会長 公立置賜南陽病院院長 田 正 夫
アテネ大会に続き北京オリンピックのフェンシ
限にもかかわらず、街全体がどんよりしてきて遠
ング競技個人エペに出場した次女めぐみの奮闘記、
くのビルも太陽も空も見えなくなった。ひと昔前
そして私が北京で体験した事について少し綴りた
の東京と同じ空になった。この状態が本来の北京
いと思います。めぐみのアテネオリンピック大会
の街であろうと思われた。
の時は、ケガとの闘いでもあり右膝の手術を受け、
さて、フェンシング会場は、通称“鳥の巣”と
これを克服しての出場であった。今回も左膝前十
よばれるオリンピックの開会式の会場となった国
字靭帯断裂で手術を受け、数ヶ月に及ぶリハビリ
家スタジアムや、水泳競技の会場と同じ施設内に
を余儀なくされた。したがって、オリンピック出
あった。ここに入場するには、テロ警戒のため厳
場のためのワールドカップ大会に後半から参戦と
し い 規 制 が し か れ、金 属 探 知 器 に よ る ボ デ ィ
出遅れ、また調子が元に戻らず思うようにポイン
チェックを受け、食べ物やペットボトルの持込は
トを獲得することが出来ず、アテネ大会のように
一切禁止された。しかしながら、これらの競技場
FIEランキングでの出場はかなわなかった。そ
は国の威信を懸けただけあって、アテネ大会に比
こで、タイのバンコクで開催されるアジア・オセ
較して超豪華施設であった。しかしその一方で施
ニア地区最終予選に出場し2位以内でオリンピッ
設内の売店では食べ物はパンやホットドック、飲
ク出場の夢をかける事となった。試合前かなり緊
み物はお茶、コカ・コーラ、スプライト等しかな
張していた様子であったが、姉あゆみの現地での
く貧弱であった。またちょっと競技施設の外に目
サポートがあり、ふだんの実力を発揮することが
をむけると、貧富の差がありすぎる光景が随所に
でき、優勝してオリンピックの切符を手に入れる
見られた。
ことができた。たゆまぬ努力と不屈の精神で逆境
8月13日、いよいよ試合開始である。アテネ・
を乗り越える事が出来た。そのため、今回はアテ
オリンピックの時と同様大ケガを克服しての出場
ネ出場の時とは比べようも無い感激であり、オリ
であった。アテネの時は、出場するだけで精一杯
ンピック出場決定の速報が入ったとき、嬉しさの
の感があったが、今回ははっきりした目標をもち、
あまり思わず涙ぐんでしまった。
世界のトップクラスと対等に戦えるまでに力をつ
フェンシング競技に出場する次女めぐみの応援
けてきたし、落ち着いて試合に臨めたようだ。試
のため、夜の北京空港に到着したとき、雷を伴う
合はトーナメント方式で、15ポイント先取した者
どしゃ降りの雨であった。そのため翌日の空気は
が勝ちのルールで行われた。1回戦はオーストラ
澄んでいて遠くまで見渡せた。しかしその後まも
リアのパーキンソン選手と対戦。序盤から中盤に
なく、オリンピック期間中の排煙、車の排ガス制
かけてポイントを奪い、15−9と快勝した。まず
10
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
はベスト16入りすることができ、ホッと胸をなで
ピックを経験し、アテネでは28位、今回はそれを
おろした。めぐみも気分的にも少し楽になったよ
上まわる15位の成績を残せたことは称賛に値す
うだ。2回戦は、世界ランク2位のルーマニアの
ると思われる。しかしこれらの結果におごれるこ
アナ・ブランザ選手と対戦。めぐみは初顔の対戦
となく、さらなる飛躍を期待したい。というのは、
相手に弱い傾向があった。案の定先に2ポイント
めぐみのフェンシングは技術的に完成の域に達し
を取られ、追いつけ追い越せと手に汗にぎる一進
ておらず、まだまだ進化する可能性が残っている
一退の息づまる攻防が続いたが、及ばず15−11で
と考えられるからである。めぐみはこれらを経験
敗れてしまった。アテネ大会の時よりも実力はつ
して多くのことを学び、技術の向上がみられ、さ
いてきたが、それでも世界トップの壁は越えられ
らに精神的に強くなったばかりでなく、人間とし
なかった。しかしながら、めぐみは2度のオリン
ても大きく成長したようだ。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
11
庭仕事をしながら 山形市 武 田 和 夫
花見も終わった、モノクロの冬景色から桜色の
産工場で、生き物といいながら鶏は生産工場の道
春になり、水仙、チューリップ、牡丹、石楠花と
具である。しかし売りもののリンゴや柿、サクラ
5月の新緑を背景にカラフルな世界に移動した。
ンボもおいしく大きくするために積極的に摘果を
雑草の名にまとめては申し訳ないが、イヌフグ
する、ぱらぱらと種をまいた畑の野菜も、少し大
リや勿忘草の花も芝生の中に咲いている。雑草の
きくなったところで間引きをする。鶏の総入替え
花もこれくらい小さいと可憐という感じで、その
にちょっぴり心が痛むが、菜っ葉の間引きには当
上に芝刈り機を走らすのを一瞬ためらったりする。
然と思う。
もう少し草丈が高くなるヒメ踊り子草やタンポポ、
藤の花が咲いたが、例年うるさいように飛び回
ペンペン草は、放置すれば大量に種子を飛ばし、
るマルハナバチが今年は1・2匹きり見ない。今、
来年は大群落になるのではないかと、せっせと根
果樹農家では花の受粉を助ける蜜蜂が不足して大
ごと引き抜いている。
変だそうな、アメリカやオーストラリアでも突然
どんな草木も酸素を作り二酸化炭素を減らして
蜜蜂がいなくなり大騒ぎらしい。昔はレンゲ草や
いるのだから、グリーンエコから見ればヤエムグ
アカシヤの花の蜜を集めて青空の下を飛び回って
ラも石楠花も皆同じである。タンポポやペンペン
いた蜜蜂も、今は受粉作業の道具に過ぎず、蜜蜂
草の大発生が心配なら、花の終りに葉を残して頭
には過酷な高温多湿のビニールハウスで使い捨て
だけ摘み取れば良さそうなものだが、ロゼットの
に使われ、蜂も健康が損なわれダニなどの感染や
葉が残るとタンポポなどは1本の茎がたちまち3
農薬にやられたなどの説もある。
本にもなって花を付ける。ゴルフ場の芝のように
突然いなくなってもたかが虫けらの蜜蜂である、
始終刈り込めば良いのだろうが、こちらにはそん
昔スペイン人は南米のインカの皇帝を欺いて殺し
な暇はない。
た後、現地人を鉄砲と鞭で鉱山での銀採取に奴隷
庭の手入れをしながら考えた、人間とはなんて
労働をさせ大量死させた歴史がある。今でこそ表
勝手なのだろう。いつまでも花を付けておくと弱
面は同じ人間と扱われるが、昔は肌の色が白くな
るからと、チューリップも大きく開くと花を摘み、
ければ一段下の生物と見て、バスでも同席させな
牡丹も風に花弁が飛ばされるとすぐ切ってしまう。
かった。伝染病での大量死も自然淘汰のうちと見
鶏卵を効率よく取るために、鶏は数千羽を1単位
られ、強い者、賢い者が生き残るのが当然、弱者
にし、採卵数が一定以下になれば、数千羽の鶏を
は生きられなかった。それにしても今回の北米発
一括処分し、若い鶏に入れ替える。この総入替え
の流感はいつまで続くのだろう。夏を越し強毒化
で鶏の年齢を一定にして、卵の大きさも品質も一
したウィルスが、冬にはアフリカの難民キャンプ
定に保たれるようにするのだそうだ。まさに卵生
などで猛威を振るうのではないだろうか。
12
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
の業り全た委敗理西
著績、七。員戦大村
書は三巻昭会後な山
がシ十は和の、ど郡
あラ三、十審埼の谷
るー年優八議玉教地
参 。 研 学 れ 年 員 大 授 村
考 初 究 士 た か 、 学 を 北
資 の か 院 西 ら 演 長 歴 横
料 河 ら 恩 欧 十 劇 そ 任 町
北遡賜古五学の。生
・・ 町 っ 賞 代 年 会 後 昭 れ
日県 名 て 、 劇 の 、 共 和 。
本人 誉 ド 芸 の 歳 演 立 十 大
人文 町 イ 術 研 月 劇 女 三 正
名庫 民 ツ 院 究 を 協 子 年 四
事常 。 文 賞 で か 会 大 『 年
典 設
学をあけ、文シ東
展
、受るて西芸ラ京
三示
西賞と書洋学ー帝
省二
洋し同き古部と国
堂十
古た時進典長ギ大
二
典。にめ文。リ学
人 劇三日ら学こシ独
、十本れ会のャ文
県
演八人たな間悲科
立
劇年の『ど大劇卒
図
理に外ギ多学』業
書
論学国リ方設の。
館
等士文シ面置論四
多院学ャに審文高
方会研・わ議で、
面員究ロた会文学
に。のーり・学習
わそ最マ重文博院
たの高演き化士、
り巨峰劇を財と東
多大で史な保な京
くなあ』し護る文
。
新に
い
関ぜ
き
り
良ょ
う
三ぞ
う
(
一
八
八
九
〜
一
九
七
九
)
ド
イ
ツ
文
学
者
・
演
劇
学
者
(
覃
韻
仄
起
・
起
句
踏
み
落
と
し
)
併 史 西 東 得
洋 壁
新
生 七 古 二
涯 巻 典 星 関
演 永 擁 乘 良
レ
レ
劇 年 爐 月 三
山
形
県
の
偉
人
瓜
擔 業 談 耀
併あ
わ
せ
得え
た
りし
生ょ
う
涯 が
い
演え
ん
劇げ
き
担に
な
う
史し
で
ん
伝
七し
ち
か
巻
ん
え
い
ね
ん
永
年
のぎ
業ょ
う
西せ
い
洋よ
う
古こ
て
典
ん
東と
う
壁へ
き
二に
せ
星 い
炉ろ
を
擁い
だ
い
て
談だ
ん
ず
月つ
き
にじ
乗ょ
う
じ
てか
耀が
や
き
山
形
市
武
田
昌
孝
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
庄内の
医人たち
第14回
13
杏林の名家たち柑
− 三 川 編 −
鶴岡市 黒
羽 根 洋 司
鶴岡市と酒田市の間に位置する三川町は、いわ
城としたのが丸岡の楯主押切備前守であった。飯
ゆる平成の大合併の大きなうねりを経て、今も独
野家と横山の地が丸岡でつながる出自の奇縁は、
立した自治体としてその生き残りを模索している。
私にある種の想像を駆り立てる。が、これ以上は
中世から近世にかけて、戦略上の要地として常に
ロマンに満ちた世界であり、小説家の仕事である。
時の権力者たちに翻弄させられてきたこの地の呪
飯野玄同には子が無かったため、弟玄清を後嗣
縛は、現代になっても解かれていないように思え
にして同家の二代目の医師とする。その子が玄龍
る。
である。明治22年(1889)頃、横山興屋口の大井
よこ
その三川町の南西部、鶴岡市の境界付近に「横
治兵衛の東側に居を構えたが、その後間もなく現
やま
山」地区がある。
“横”とは主に川べりや山際に開
在地に移転して3代目の医師となる。
かれた横長の土地の意、秋田の横手をはじめこの
玄龍もはじめは漢方により施療したが、のちに
名をつける地名は全国に点在する。このあたり一
洋書を学んで大いにさとるところがあり西洋医学
帯は、赤川中流右岸の蛇行部に位置し、かつては
に改める。ここに至って名声いよいよ高まり、医
水害の常襲地帯であった。古くから堆積した土砂
業盛んとなる。仁義にあつく、患者のいるところ
が川の流れに沿って“横”へ広がり“山”のよう
貧富を差別せず、礼物を尋ねない診療態度で、玄
な自然堤防の地形を成したことから、
文字通り
「横
龍は仁医として人々の尊敬を集める。いつも「医
山」の地名が誕生したとされる。
は仁術」という決意で日々の治療にあたったとい
交通手段にも要害にもなり得る赤川を擁する横
う。
山もまた、三川そのものがそうであったように戦
玄龍の名はますます広まり、東田川郡医に挙げ
略上の重要な拠点として浮沈に満ちた歴史をもつ。
られ、ついには群医師会副会長に推される。村会
だが、私がいま紡ごうとしているのは、この地を
議員に選ばれては、党派を嫌い、衆人のために雄
舞台にして代々続いた医家の物語である。
弁、公平の理を貫いた。宴会、談合の際は、やわ
らかに教え導き、わけても教育勧業に意を注いだ
− 飯野家と仁医・玄龍 −
と伝わる。専ら村内の福利をはかり、ためになる
飯野家初代は玄同といい、当初、東田川郡丸岡
ことは率先して実行し、わけても上組50余戸の生
村(旧櫛引町丸岡、現鶴岡市)で医師を開業して
計不如意をみては、倹約法をたて貯蓄を奨励した
いた。天保7年(1837)頃に荒屋村(現横山地内)
という。
の飯野甚太郎氏を頼りにして同村に移転し、ここ
玄龍の後、玄格、玄養とつづくが、玄格の代に
でも医業を営む。横山城という名が初めて歴史に
庄内ではじめてレントゲン装置を導入し、胸部疾
登場したのが永正9年(1512)で、城を命名し居
患の治療に光明を与えた。大正13年、東北で3台
14
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
目の快挙であった。ひところは、鶴岡の基幹病院
表彰を受ける。82歳で病死、東京多摩墓地に葬ら
から診断のため紹介を受ける患者も多く、大変な
れている。
賑わいであったと伝えられる。
東馬、玄養の兄、つまり大澤宗家の玄宅は6人
の子福者であったが、4女に鶴岡市五日町の医師
えいこう
− 飯野家につながる人々 −
阿部養太の子英弘を迎い入れる。手元の資料によ
これまでは、飯野家のいわば縦軸に連なる人々
れば、大澤英弘は昭和7年に東北帝国大学医学部
について述べた。次は横へと延びながら人材を輩
卒、後年(昭和20年)母校から医学博士の学位を
出していった飯野家の血脈の偉大さについて触れ
授けられたとある。昭和21年没し、行年43歳と記
てみたい。
されている
飯野家4代目の玄龍の弟、玄斎も医術を習得し
私にとっては、英弘より父阿部養太の方が親し
た。後に羽黒の旧家大澤に婿として入る。大澤玄
み深い。現在は元横綱柏戸の弟が経営する寿司屋
斎こそ大澤家中興の祖である。
となっているが、同じ場所に黒塀に囲まれた白壁
玄斎の後、医業を継いだのは末子の大澤東馬で
の医院があった。阿部の末子が私と同期であった
あったが、羽黒の手向に診療所開設するにあたり、
が、外に駐輪する人力車、消毒薬の匂いする薄暗
苗字と名から一字ずつとって大東医院とする。だ
い家の中、背の丸い老医師が、私の記憶に刻まれ
が、地元の人々はこの名に馴染ます、もっぱら
たセピア色の風景である。
その同級生が72歳の子、
「トウマさんさぁいぐ」と言っていたという。ため
しかも兄弟が多数いたということからわかるよう
に、村の子どもたちはトウマさんが即ち医者であ
に、大変な艶福家であった。
ると思い込み、鶴岡の医院を受診しても、
「トウマ
阿部は大正13年(1924)の鶴岡市市制施行にと
さんさぁいってきた」と吹聴したと聞く。古来、
もなう第一回市議会選挙で当選を果たし、長らく
患者は医者に会いに行くのであって、建物を訪ね
副議長として活躍した。県医師会の議長にも推さ
るものではないようである。
れ3年間在する。明治、大正、昭和を生きた地方
大東医院はその名を変えず、現在は青山文永氏
政界と医師会の傑物といえよう。
が引き継いでいる。
玄斎の長女・君江も婿を得て、大澤の分家とな
玄斎には4人の男の子がいたが、次男で東馬の
る。ここにも多数の人材を輩出するのだが、抽出
兄が玄養である。
しながら少し話の歩度をはやめたい。
大澤玄養は明治33年荘内中学校を卒業し翌年
羽黒の黒瀬で大澤医院を開業したのが君江の長
海軍兵学校に入学する。なお、私の祖父秀雄も同
男不二男である。逸話の多い豪胆な人物であった
じ手向の出身で、玄養の同級生として江田島で海
と聞く。大澤不二男氏の娘さんのご主人が佐藤剛
軍士官をめざす。ともに海兵32期卒、後年、同期
氏で、現在、同地で佐藤医院を開業している。ま
生の中から4名の大将を生んだ優秀な学年であっ
た、不二男の長女は酒田で医院を開業する村上進
た。とりわけ元帥となり国葬に奉ぜられた山本五
氏に嫁いでいる。
十六は出色である。玄養はもっぱら軍の技術畑を
不二男の弟徹は鶴岡の豪商三井家に入婿し三井
歩み海軍大佐に任ぜられ、やがて予備役編入と
産婦人科医院を興す。三井徹氏の長男が盾夫氏、
なった後も無線通信などの研究を専らとする。昭
現在は美咲町に移転した三井病院の院長として活
和5年(1930)通信兵器発明の功により海軍大臣
躍中である。
てつ
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
− きみの家へ −
今年の1月、私は飯野家の7代目飯野養一郎氏
15
飯野家の人々が夢み、生き、演じてきた舞台、
“きみの家”は往時の面影を随所に残しながら、
めん ご
との面晧がかなう。氏は酒田市立病院で長らく外
ひっそりとたたずんでいた。広い敷地にそびえる
科医として活躍された後、県立日本海病院のそば
古木が歴史を語り、退色したかつての病室跡は盛
で開業されていた。数年前に諸般の事情から医院
時の雰囲気を伝えていた。車庫に併設された馬舎
をたたまれたとのことである。
には何代目かにあたる馬が、穏やかに飼料を食ん
「そして、今は?」と私が尋ねると、
「シェ・モ
でいた。
アという老健施設に勤めています」
。
この家で玄龍は乗馬で診療の疲れをとり、得意
私はその名を聞くと、あまりにも懐かしい響き
の琴を奏でて没我の時を持ったに相違ない。想像
にしばし次の問いを忘れていた。ストライキに明
の翼を広げれば、北杜夫の代表作「楡家の人々」
け暮れていた医学生の時代、講義室よりも多くの
のような壮大なロマンを創造することができるだ
時間を過ごしたのが、同じ名前の喫茶店であった。
ろう。だが、これも小説家の仕事、足下に清風が
“シェ・モア”とはフランス語で「わたくしの家
立つのを感じながら私は飯野家をあとにした。
は
へ」
、あたかも飯野家の人々からの招きの言葉のよ
うに思えた私は、心の中で“シェ・トア”
(きみの
家へ)と答えていた。
かつての飯野医院
16
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
科学ファンタジー 22世紀の夢
南陽市 須 藤 直 文
2008年のノーベル賞は、なにかと暗い話題が多
長い間、
クオークは3種類とされていた時代、2
い日本にとって、久々の明るいビッグニュースで
人の博士は理論の整合性から、どうしてもさらに
した。
3種類、合計6種類あるはずだと予言し、その予
物理学賞3名と化学賞1名、計の4人の日本人
言が的中した事が受賞対象となりました。
が受賞したからです。
「ボトム クオーク」
が発見されてから、
1977年、
医学界では、長い間、第1発見者をめぐって、
約20年後、1995年に最後に残った、6種類目の
論争になっていた、エイズウイルス発見論争が仏
「トップ クオーク」
が発見されました。これで素
側に軍配があがりました。
粒子は全部そろいました。見事な予言でした。
更 に ウ イ ル ス の 一 種(Human Papi
r
oma
)が子宮頸癌の原因と判明し、長い
Vi
r
us
u(
HPV)
間の研究が、受賞の対象になりました。
(化学賞)
化学賞を受賞された、下村脩 博士は、米国在
住の日本人で、長崎大学卒業後、同大学に在籍し、
(物理学賞)
「海ほたるのルシフェリンの精製と結晶化」
を研究
南部陽一郎、小林誠、益川敏英の三氏の、物理
テーマとして与えられ、これを成功させました。
、
学賞受賞は、湯川秀樹博士(1949年物理学賞受賞)
海ほたるの発光物質 ルシフェリンの問題は極
朝永振一郎博士(1965年物理学賞受賞)以来、常
めて難問で、プリンストン大学研究チームが20年
に世界をリードしてきた、日本の伝統的得意分野
取り組んで、解決、発見出来ない、問題でした。
である、素粒子物理学レベルの高さがもたらした、
この難問を27歳の学位も持たない研究者が心
当然の帰結です。
血を注いで、10か月で完成させました。プリンス
同じレベルの研究者は、他にも複数存在し、今
トン大学フランク ジョンソン教授は、この論文
回は受賞をしませんでしたが、次回の候補は、も
に感銘し、下村氏をプリンストン大学に集聘、下
う俎上に上がっているとの事です。
村研究員は、これを受けて渡米、同教授の下で
南部陽一郎博士の「自発的対称性の破れ」は、
「おわんンくらげ」発光の研究を行い、
「緑色蛍光
何か哲学的にも思える発想ですが、宇宙の起源に、
蛋白質」
(GFP)を発見、抽出、精製に成功、これ
深く関わる、重要な発想と言われ受賞に繋がりま
が受賞対となりました。
した。
現在はボストン大学名誉教授。自分で研究室を
小林誠、益川敏英両博士の、
「6種のクオーク」
存
作り、今なお研究を、おこなっておられるとの事
在の予言は、その後実際に6種のクオークが発見
です。
された事により、理論の正当性が裏付けられ、素
GFPはその後、広く、生命科学、分子生物学、で
粒子物理学の「標準モデル」の、1翼を担うもの
応用され、いまや、この分野では、必須の物質とな
となっています。
り、応用範囲はますます広がっているそうです。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
(生理学 医学賞)
17
2)青年性扁平疣贅 3型、10型
「生理学 医学賞」は仏、独の3名の科学者が受
3)陰部などの乳頭腫である尖圭コンジロームの
賞しました。
原因が6型、11型です。
仏の2人の研究者が、エイズウイルス(HI
V)
そして主題の子宮頸癌の原因が、33型、16型、18
の発見により受賞しました。
型、31型、です。
一人は、世界エイズ予防財団の、リュック モ
さらに近年、口腔癌から粘膜悪性型である16型
、もう一人はパスツール
ンタニエ名誉教授(76)
が発見され、口腔癌(歯肉癌、口底癌、咽頭癌、
研究所の女性研究者フランソワーズ バレシヌシ
)にもウイルス
舌癌(口腔癌の50%強をしめる)
教授(61)です。
の関与が示唆されています。
1984年からワクチンの、特許争いにまで発展し
た、米国ギャロ博士とのHI
V発見の先陣論争にも、
癌ワクチン
一応の決着がつきました。
」
(ガーダ
米国メルク社から「商品名 Gar
das
i
l
HI
Vに関しては既に多くの情報がありますので
シル)という名称で、HPV6型、11型、16型、18
割愛します。
型に対するワクチンが開発され、子宮頸癌と尖圭
コンジローマの予防に有効として、2006年6月ア
ヒューマンパピローマウイルス(HPV)
メリカ食品医薬品局に承認されました。
もう一人のノーベル生理学 医学賞は、ドイツ
次いで英国グラクソ スミスクライン社から
癌センター名誉教授、ハラルド ツア ハウゼン
HPV16型、18型「商品名〔Cer
var
i
x〕(サーバリ
博士(72)が受賞しました。
クス)が開発されオーストラリア医薬品審査局に、
ツア ハウゼン博士は1970年代からHPVの研
承認されました。
究を開始、1983年、子宮頸癌から原因のHPVを発
日本では2007年グラクソ スミスクライン社
見、1984年、HPVの培養に成功。これら一連の業
が、Ce
r
var
i
xの承認申請をおこない、次いで2007
績が受賞の対象となりました。
年12月万有製薬よりGar
の承認申請が提出さ
das
i
l
ヒューマンパピローマウイルス(HPV)は、パ
れました。
ピローマウイルスの一種です。人をはじめ多くの
このワクチンは、子宮頸癌と、尖圭コンジロー
脊椎動物に広く分布し、腫瘍を形成する一群の極
マの99%を予防する効果があると言われ、2009年
めて多様性に富む、小型DNAウイルスです。1933
末の承認を目指しているとの事です。
年野生の動物からカナダで発見されました。
現在、HPVの型が判明する検査キットが市販さ
その後、電子顕微鏡の開発により急速に研究が
れており検体を自宅で採取郵送すると、結果が、
進展、1980年から1990年中期までの短期間に、新
郵送されてきます。
型発見のラッシュが続き現在DNAの違いにより、
100種をこえる型が報告されています。
(ウイルスが関与する悪性腫瘍)
ヒトでみられる病気も、はDNAの違いにより多
最初の腫瘍ウイルスは、1911年 ペイトン ラ
彩です。
ウスにより、鶏の肉腫から発見され後に、Rous
1)尋常性疣贅:普通、「いぼ」と言われ、最もポ
(RSV)と名づけられました。
s
ar
koma vi
r
us
ピュラーな、良性の腫瘍の原因となるもので 2
この辺までは学生時代に、医学部で習いました。
型、27型、57型などが原因です。
ラウスはこの業績により1966年ノーベル医学 18
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
生理学賞を受賞しています。その後腫瘍関連ウイ
以下は私の単なるスペキュレーションに過ぎま
ルスとして、
せんが、発ガンに関与する因子は、2大別される
)−バーキットリ
EBウイルウ(Eps
t
i
enBar
rvi
r
us
のではないでしょうか。
ンパ腫
第一群は、従来発ガン因子とされてきた、種々
B型肝炎ウイルス(HBV)−肝癌
の発ガン物質による癌です。
C型肝炎ウイルス(HCV)−肝癌
肺がん、食道癌 などに対する煙草のタール成
ヒユーウマンパピローマウイルス(HPV)
分など数百種の発癌物質が関与していると、思わ
16型、18型−子宮頸癌
れます。
ヒューマンTリンパ好性ウイルス1型(HTLV−)
もう一群は発癌性ウイルスによる癌です。例え
−成人T細胞白血病ウイルス(ATL)などがあり
ば肺がんには、従来言われてきた、タバコなど、
ます。
発がん性物質による肺癌と、肺癌ウイルスが発見
ATLは1981年日沼頼夫 熊本大学名誉教授ら
されれば、ウイルス性肺癌が記載されるかもしれ
により発見。西日本に偏在するスルウイルスで、
ません。
日本人により発見されたRNA型のレトロウイル
このように考えると極めて雑駁ではありますが、
スで、同じ頃発見されたエイズウイルスもRNA型
食道癌、喉頭癌。上顎癌、すい臓癌。膀胱癌、直
のレトロウイルス両者共Tリンパ球を侵します。
腸癌等々の癌も、それぞれのウイルス関与性のも
偶然の一致とはいえ、神秘的な感じがします。
のが有る、と考えてみても良いのではないので
しょうか。
(HHVウイルス)
膀胱癌について既にはHPVの関与が取り沙汰
ヘルペスウイルスはヘルペスウイルス科に属す
されています。私は膵臓癌なども怪しいと睨んで
るDNA型ウイルスの総称で、その種類は約100種
います。
類に及び、α、β、γの3亜科に分類されます。
癌の何%かにウイルス性のものが混在している、
ヒトを宿主とするヘルペスウイルス(HHV)8
などと考ますと癌の何%かは、将来ワクチンで、
種類あり、悪性腫瘍を起こすのはカポジ肉腫をお
予防可能になるのではないでしょうか。
こすのはHHV8型のみです。
例えば、私たちが学生時代、肝癌にウイルスが
1型2型−単純ヘルペスウイルス
関与していると、考えた学者は居ませんでした。
3型−水痘、帯状疱疹(Var
)ウ
i
cel
l
aZos
t
er
Vi
r
us
どの医学書にも肝癌のウイルス説の記載は有りま
イルス
せんでした。
4型−エプスタイン バールウイルス(EBウイル
1963年昭和38年オーストラリア抗原が、B型肝
ス)初感染伝染性単核症
炎ウイルスと判明、肝炎はウイルスが原因で、肝
そもそも腫瘍ウイルスは、オーストラリア抗原
硬変を経て肝癌になると判明しました。
と し て1963年 昭 和38年 発 見、こ の ウ イ ル ス が
このように考えると、例えば、2020年膵臓癌ウ
1968年昭和(43年)B型肝炎ウイルス、さらに肝
イルス発見、などという事が無いとは言えなく成
癌ウイルスと決定。
ります。ワクチンの開発も可能になる事とおもわ
さらにしばらくして1989年C型肝炎ウイルス
れます。多くの癌ワクチンできる可能性は大いに
発見 肝硬変から −肝癌が発見 そして、子宮
あります。
頸癌のHPV発見となったわけです。
1950年代に医学界で活躍した先輩医師たちは、
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
19
子宮頸癌の原因に、ウイルスが関与するとは全く
は2ヶ月毎に診察を受けています。振り返ってみ
考えなかったと思います。
ると、私の場合白板症(ロイコプラキー)は16型、
それが現在はウイルスが見つかり、ワクチンが、
18型、その他の悪性型HPVに起因するか、又は経
実用段階になっているのです。まさに「ファンタ
過中に感染、癌になったものと推定されます。
スティック」です。
現在であれば型を調べる、キットまでが市販さ
れていますが、2年前は、口腔癌の中にウイルス
(私の体験)
に起因するものがあることを、知りませんでした。
私事で恐縮ですが、私は平成14年頃、舌右縁に
ここで私の体験から言えることは、口腔内に限
半小指爪大の白色苔様のものが発生、白板症(ロ
らずの慢性病変に経過観察は、不要。変化を発見
イコプラキー)と自己診断、自覚症ないまま多忙
したら、所定の検査を実施、直ちに、根治手術治
にまぎれて(?)放置していました。
、腫瘍マーカーの検査
療、経過観察中もCT、MRI
煙草は全く嗜まず、アルコールは5年前から、
も頻回に実施、再発を早期に発見することが肝要
別な病気の為断酒していました。虫歯による持続
だと確信しました。
性外傷も、ありませんでした。
この原稿を書いている最中、左眼眼瞼に半米粒
それにも関わらず、白板がだんだん大きくなり、
大の「ほくろ」が発生、だんだん大きくなったの
中心に「ビラン」が生じ疼痛も感じてきたので、
で、息子に「ダーモスコーピー」で診察してもらっ
平成16年10月、某総合病院で生検。結果は残念な
たところ、基底細胞癌を、疑わせる所見があると
がら悪性腫瘍と判明しました。
言い、早速米沢市立病院形成外科で切除、組織検
平成16年11月、上記病院で舌癌切除術施行。そ
査の結果はやはりBCC(基底細胞癌)でした。図
の後約2年経過観察ということで、2年間毎月通
らずも、舌癌の体験が役にたちました。これが逆
院しました。いま考えると時間がもったいなくお
だとよかったのですが。
もはれます。
さて「22世紀の夢」、それはあらゆる悪性腫瘍の
18年11月、東京医科歯科大学病院 口腔外科で、
ウイルスが見つかり、それに対応する癌ワクチン
、CT、PET等の所見より、再発性舌癌
生検 MRI
が開発されることです。100%は実現しなくても、
確認、12月に再発性舌癌手術。左、右顎下リンパ
なるべく夢に近づくことを念じて筆をおきます。
節と、右上内頚静脈リンパ節に転移を確認しまし
平成21年6月14日
た。平成19年4月左右リンパ節郭清術施行。
平成21年5月19日
19年5月から抗がん剤TS−1を1年服用。現在
20
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
春山の楽しみ
山形県医師会副議長 島 津 博 達
新緑はまぶしく、木漏れ日が降り注ぐ山道をゆっくり歩くのは心休まるすがすがしいひと時
です。視覚的には山野草の花・木々のブロッコリーのように湧き立つ淡い緑の若葉・木々の花、臭
覚的には木の香り・草の香り、聴覚的には風による葉ずれの音・川のせせらぎ・野鳥のさえず
り(種々野鳥の声が聞こえますがわかるのは鶯だけ)、触覚的には心地よい風・樹木や葉の感触
などがあり心身をリラックスしてくれます。特に好きな季節は春です。
自分は40歳まで趣味といえるものがありませんでした。学生時代の息抜きはどんなことをし
ていたのだろうか、部活・酒飲みだったのでしょうか。病院勤務してからは仕事に追われ趣味
どころではありませんでした。厄年を過ぎた頃より自分の息抜き場はなんだろうと考えはじめ
ました。時々暇を見て近くの森林を散歩していました。たまたま渓流釣りに誘われ川の魅力に
取り付かれてしまいました。仕事前の午前4時より川に入って釣り始めます。常に自分の思う
ようには釣れません。釣れなくても川に中に入り水面の高さでまわりを見ていくと違った景色
が見られ、せせらぎを聞くだけでとても気持ちが落ち着つくのを実感できました。次第に川岸
にある山菜に目が行くようになったのです。いつしか釣りが山菜採りに変わっていました。日
本には持ち主のない土地はないそうです。山もしかり必ず持ち主がいます。テープをはって守っ
ている山・入山禁止の立て看板のある山となかなか入りにくいです。そのような山ではなく何
も規制のないところを探し、どのような山菜があるか暇を見つけて山道沿いの沢を登りながら
十数年かけて探しました。どの山菜が食べられるのかまた名前かもわかりませんでしたので山
菜図鑑を購入し採取してきたものと比べることから始まりました。わからない山菜は同級生に
山菜採りの名人がいますので現物を見てもらって覚えていきました。現在ではどの時期、どこ
にどのような山菜があるかがわかり時間を見つけて採取場所にいっています。しかし、山菜取
りにいけるのは休みの日に限られます。できるだけ4月5月6月の日曜日・祭日は予定を入れ
ないようにしますが思うようにはいきません。山菜は収穫時期が限られています。現地に行っ
てみて早すぎて何も出ていなかったり、時期が過ぎて伸びきっていたりとその年の雪の量や気
温に左右されます。そのため雨が降っても出かけます。山菜採りの楽しみは棘のないものは素
手で収穫し触感を楽しみ(アイコは素手で触ると電気が走るような痛みを感じます)、採取した
ものを食べること、また他の人に配ることです。現在採取している山菜は、岩ダラ・コゴミ・
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
21
アカコゴミ・葉ワサビ・ゼンマイ・ウド・アイコ・モミジガサ・タラノメ・コシアブラ・ワラ
ビ・山蕗・ミズナ・根曲がりタケです。乱獲はしないで必ず来年のために残しておきます。ウ
ド採取には2年かかりました。ウドを探して山の斜面を登り、かすかにウド独特の香りがし見
つけることができます。そこに目的の山菜が生えていても気づかない事が時々あります。見え
ても見えずの状態です。一つ見つけるとよく見えてきます。次に探したのが葉ワサビです。い
ろいろな沢を探しても見つけることができませんでした。葉ワサビを探して5年目、車を降り
て1時間半山道を登った沢に入ったところ真っ白花が一面に咲いていました。やっと見つけた
葉ワサビはその2年後土砂崩れで埋まってしまい消滅してしまいました。しかし数本根っこご
と採取し自宅の裏庭に植えた葉ワサビは、春先雪が消えると白い花を咲かせます。春を眼で実
感できる一つです。
食べる楽しみは、おひたし・てんぷら・味噌汁・煮物・漬物にと旬の山菜が食卓に並びます。
自分が大好きな山菜はアイコの酒粕汁です。アイコ独特の香りと歯ざわりは何者にも負けませ
ん。20年山菜取りをしているといろいろなことがあります。危険なことも常にあります。今ま
での失敗したことは、目的地に着いたところ長靴・帽子・軍手を忘れたこと。虫刺されで皮膚
ただれカユミが長期間続いたこと。今では出かける前に確認して出発、暑い日でも藪に入ると
きは肌が出ないような工夫として帽子に大き目の布を取り付けほっかむり状態にしていきます。
また山菜採りが終わり帰る準備しているとき車のトランクに鍵を入れたまま閉めたことがあり
ます。車は鍵がかかっており入れませんでした。トランクも開きません。この時は米沢市のそ
ばにある「なでら山」の山頂のことでしたので、必死に山道を走って下り麓の神社で電話を借
りてタクシーを呼び、自宅からスペアーキーを持って車のところまで行きました。このときも
ひどくあせりました。なぜなら仕事前の午前7時の出来事だったからです。無事仕事に間に合
いました。それからは車の鍵は首から提げて肌身離さず持つようになったのです。
米沢は雪国で大変ですが、このような楽しみができる自然が身近にあるのは恵です。自然よ
り沢山のエネルギーをもらい心身をリフレッシュしております。
還暦もすぎましたので怪我のないように春山中心に自然を満喫しています。
22
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
県医師会だより
山形県医師会第 120回定例代議員会
並びに同第 98回定例総会について
本会第120回定例代議員会並びに同第98回定例総会は、去る5月23日(土)山形国際ホテルにおいて開催さ
れました。
報告事項では、第120回日本医師会定例代議員会、平成20年度山形県医師会会務報告をそれぞれ了承。
議事に入り、第1号議案平成20年度山形県医師会会計決算の件が原案どおり可決承認されました。
また、代議員会終了後引続き開催された第98回定例総会においても、それぞれ原案のとおり可決承認
されました。
以下、当日の審議の概略について報告します。
山形県医師会第 120回定例代議員会
日時 平成21年5月23日(土) 午後4時〜
会場 山形国際ホテル
出 席 者
代 議 員
1 大滝 晋介 2 本田 和義 3 佐藤 顕 4 本間 清和 5 本間健太郎
6 水戸部勝幸 7 真田 淳 8 中目 千之 9 土田 兼史 10 竹田 浩洋
11 黒羽根洋司 12 伊藤 末志 13 上野 欣一 14 福原 晶子 15 佐藤 正年
16 田 正夫 17 柄澤 勉 18 池田 英之 19 桑島 一郎 20 窓橋 秀昭
21 仁科 盛之 22 島津 博達 23 島田 耕司 24 笹井 祐之 25 冨樫 整
28 久保田 功 29 岡部 健二 30 横山 新吉 31 神村 裕子 32 門馬 孝
33 金谷 透 34 大道寺七兵衛 35 中島 久雄 36 多田 悦巳 37 濱井 保名
38 早坂真喜雄 39 鶴宮 康 40 橘 英郎 41 伊藤 義彦 42 藤井 俊司
43 金杉 浩 44 片桐 茂 45 坂野 信 46 鞍掛 彰秀 47 神村 匡
48 高橋 繁夫 49 窓橋 介 50 和田 潤一 51 白田 寧 52 片桐 忠
53 佐藤 紀嗣 54 原田 一博 55 小室 淳 56 工藤 邦夫 57 木内 博之
58 山科 昭雄 59 後藤 重雄 60 三條 典男
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮、松下斑三郎、栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫、中條 明夫、大内 清則
理 事 齋藤 忠明、清治 邦夫、沓沢 茂夫、折居 和夫、吉岡 信弥
監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
23
資格確認
報 告
定刻午後4時、氏名点呼の結果、代議員定数60
名中58名の出席代議員を確認、代議員会は適法に
成立。
敢 第120回日本医師会定例代議員会報告
須藤副会長より、平成21年3月29日(日)、日本
医師会館で開催された第120回日本医師会定例
代議員会の内容について報告。
(詳細については、
)
日本医師会雑誌第138巻第2号別冊参照。
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は、会員の皆様にはご多忙の
ところご出席くださいまし
てありがとうございます。お
蔭様をもちまして平成20年
度事業は順調に終了し、引き
続き新年度事業に着手した
ところであります。
昨年度は後期高齢者医療
制度、特定健診・特定保健指
導制度が開始され、混乱の下にどうにか定着しま
した。これらの政策が国民の健康増進にどれほど
の効果があるかについては、検証によって次第に
明らかになるものと思われます。
医師不足・偏在は喫緊の課題であり、特に女性
医師の勤務のあり方については十分な配慮が求め
られており、昨年のシンポジウムでも取りあげた
ところです。そのほか幾多の問題がありますが、
これらは長年続けられた低医療費政策に起因する
ものと思われます。それにもかかわらず社会保障
費を毎年2,
200億円を機械的に削減するという愚
策を進めようとしています。小泉内閣が残した市
場原理主義、規制緩和政策の矛盾が露呈し、国民
は不安の中にいます。
私達は、いかなる状況にあっても県民の健康を
守り抜く責務があります。会員の皆様には大きな
信頼と期待が寄せられています。開業医・勤務医
の区別なく、協調・団結していきたいと思います。
本日は、日本医師会定例代議員会並びに平成20
年度本会会務報告を申し上げ、平成20年度本会会
計決算についてご審議いただくことになっていま
す。何とぞご精査のうえご承認賜りますようお願
い申し上げます。
議事録署名人選任
9番 土田 兼史 代議員
33番 金谷 透 代議員
柑 平成20年度山形県医師会会務報告
栗谷副会長より、平成20年度山形県医師会会
務報告について、概略別記のとおり報告。
議 事
第1号議案 平成20年度 山形県医師会会計決算
の件
松下副会長より別記のとおり説明が行われ、次
いで尾形監事より監査の結果、適正妥当であった
旨報告があり、採決の結果、原案どおり可決承認
されました。
協 議
会費未納に関する件
松下副会長より、会費未納に関する取扱いにつ
いて提案説明があり、次の代議員会に定款変更の
条文案を提案することが承認されました。
閉会
24
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
山形県医師会第98回定例総会
日 時 平成21年5月23日(土) 午後4時15分~
会 場 山形国際ホテル
1.開会の挨拶
5.議 事
第1号議案 平成20年度山形県医師会会計決
算の件
6.協 議
2.会長の挨拶
3.議事録署名人選任
高橋 繁夫 先生
佐藤 正年 先生
4.報 告
敢 平成20年度山形県医師会会務報告
柑 山形県医師会第120回定例代議員会議決事項
7.閉会の挨拶
平成20年度会務報告(抜粋)
〔1〕庶務に関する事項
(43.
0%)、B 会 員874名(51.
5%)、C 会 員0名、
Ⅰ.会員数に関する件
準会員93名(5.
5%)となっている。
これを前年度と比較すると、全体で9名増、A
平成21年3月31日現在における本会会員数は
1,
696名 で あ り、そ の 内 訳 は、A 会 員729名
会員3名減、B会員8名増、準会員4名増となっ
ており、郡市地区医師会別に示すと表1の通りで
ある。
表1
山形県医師会会員数
郡 市 別
山
形
山
大
形
A会員
学
市
天 童 市・東村山郡
寒河江市・西村山郡
上
山
市
北 村 山 地 区
新庄市・最上郡
酒
田
地
区
鶴
岡
地
区
南陽市・東置賜郡
長井市・西置賜郡
米
沢
合 計
市
0
206
56
49
23
53
36
105
88
35
30
48
729
B会員
92
280
35
56
27
25
35
75
99
48
19
83
874
(平成21年3月31日現在)
C会員
準会員
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
合 計
5
55
0
27
0
2
0
0
0
0
0
4
93
97
541
91
132
50
80
71
180
187
83
49
135
1,
696
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
25
日本医師会
代 議 員
Ⅱ.代議員数に関する件
平成20年4月1日~平成22年3月31日までの任
期を有する本会代議員の定数は60名であり、これ
有海 躬行 須藤 俊亮 松下斑三郎
栗谷 義樹
日本医師会
佐藤 泰司 三原 一郎 武田 憲夫
予備代議員
中條 明夫
を郡市地区医師会別に示すと表2のとおりである。
表2 郡市地区医師会別代議員数
山
形
大
学
山
形
市
天 童 市・東村山郡
寒河江市・西村山郡
上
山
市
北 村 山 地 区
新 庄 市 ・ 最 上 郡
酒
田
地
区
鶴
岡
地
区
南 陽 市・東置賜郡
長 井 市・西置賜郡
米
沢
市
合 計
4
17
3
4
2
3
3
7
7
3
2
5
60
Ⅲ.役員及びその他の異動に関する件
敢 平成20年3月31日をもって任期満了となる会
長、副会長、理事、監事、裁定委員、日本医師
会代議員、同予備代議員については、平成20年
2月24日開催の第117回定例代議員会において
柑 本年度に逝去された会員は15名で次の会員
である。
ここに謹んで、深甚なる哀悼の意を表する次
第である。
郡市地区医師会
山
形
市
〃
〃
〃
〃
〃
北 村 山 地 区
〃
酒
田
地
区
〃
〃
鶴
岡
地
区
〃
長井市・西置賜郡
〃
氏 名
一 柳 邦 男
荒 井 恵 一
吉 田 信
石 沢 清
徳 永 栄 一
矢 吹 二 郎
間 山 忠
阿 部 恒 男
浅 岡 出
佐 藤 榮 夫
大 川 元 廣
荻 原 満
桜 井 晋
齋 藤 道 男
多 田 久 男
(敬称略)
年 齢
79
71
82
73
85
85
83
88
53
86
72
86
77
71
87
下記の通り選出された。又、代議員会議長、副
議長については平成20年5月24日開催の第118
Ⅳ.会議に関する件
回定例代議員会において下記の通り選出された。
1.山形県医師会第118回定例代議員会
平成20年5月24日(土)午後4時より山形市・山形
国際ホテルにおいて開催し、任期満了に伴う山形
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮 松下斑三郎 栗谷 義樹
理 事 佐藤 泰司 三原 一郎 武田 憲夫
中條 明夫 大内 清則 深尾 彰
齋藤 忠明 原田 順二 清治 邦夫
沓沢 茂夫 折居 和夫 吉岡 信弥
監 事 小林 正義 大泉 晴史 尾形 浩
裁定委員 早坂 清 鈴木 清夫 中橋 章
秋葉 知 高野 良介 阿部 貞義
廣野 典男 野崎 昭 中村 純
大塚 孝元 新野 晃敏 篠原 守信
代議員会
議 長 福原 晶子
代議員会
副 議 長 島津 博達
県医師会代議員会議長及び副議長の改選を行い、
第118回日本医師会定例代議員会報告及び平成19
年度山形県医師会会務報告を承認し、議案につい
ては第1号議案を原案通り可決決定した。
2.山形県医師会第119回定例代議員会
平成21年3月22日(日)午前9時30分より山形市・
山形国際ホテルにおいて開催し、第119回日本医
師会臨時代議員会の報告、議案については第1号
議案~第2号議案を原案通り可決決定した。
3.山形県医師会第96回定例総会
平成20年5月24日(土)午後4時15分より山形市・
26
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
山形国際ホテルにおいて開催し、平成19年度山形
県医師会会務報告及び山形県医師会第118回定例
代議員会議決事項を承認し、議案については第1
号議案を原案通り可決決定した。
4.山形県医師会第97回定例総会
平成21年3月22日(日)午前10時より山形市・山形
国際ホテルにおいて開催し、山形県医師会第119
回定例代議員会議決事項を承認した。
5.常任理事会及び全理事会
平成20年4月以降、平成21年3月末までに常任
理事会を11回、全理事会を13回開催した。
本年度は、事業計画の重点目標に、1.医療の
質の向上 2.開業医と勤務医の団結と協調を掲
げ、いかに国民に良質な医療を提供するかという
医師の本来の使命の達成に努力を続けるとともに、
勤務医の就労環境の改善と支援強化に努めた。
理事会は月2回のペースで開催しており、日本
医師会、東北医師会連合会及び郡市地区医師会と
連携を図りながら、また、国、県等との折衝を行
い、会員との情報交換を密接にして、あらゆる諸
問題に適切に対応してきた。
Ⅰ〕医療の質的向上の事業では、各種の研修会・
講習会による生涯教育の推進、医療情報シス
テムの拡充、地域医療・保健・福祉活動の推
進、学校保健・産業保健・高齢者保健、救急
医療、感染症対策、広報活動の推進、予防接
種の広域化や禁煙推進活動、糖尿病対策事業
を継続して取組んだ。また、情報化を進め、
理事会資料のペーパーレス化を図っている。
会員の組織強化に努め、特に勤務医の過重
労働を理解し支援するために、地域医療連携
体制検討委員会や「女性医師をサポートする
ためのシンポジウム」を開催した他、
ドクター
バンク事業及び「女性医師の勤務環境の整備
に関する病院長、病院開設者・管理者等への
講習会」を開催した。
Ⅱ〕医業の健全化事業では、医療制度改革や診
療報酬改定等に際しては迅速な情報提供に努
め、行政当局と協議しながら社会保険集団的
個別指導などを実施した。
Ⅲ〕会員の福祉に関する事業、医事問題対策、
相談窓口等の充実、事務処理体制の改善に努
めた。
尚、理事会終了後直ちに審議内容をまとめ
会員専用ホームページに公開すると共に本会
会報に掲載する等、会員への周知を図った。
6.郡市地区医師会長会議
平成21年3月21日(土)、山形市・山形国際ホテル
において郡市地区医師会長会議を開催し、1.平
成21年度本会事業計画 2.平成21年度本会会計
予算 3.医療連携の推進 4.郡市地区医師会
提出議題等について協議した。
7.医師連盟執行委員会及び医師連盟常任執行
委員会
斬平成20年5月21日(水)山形市・ホテルメトロポ
リタン山形において医師連盟執行委員会を開
催し、敢山形県医師連盟役員改選 柑平成19
年度山形県医師連盟収支決算案 桓平成20
年度山形県医師連盟収支予算案 棺山形県医
師連盟規約の一部改正について協議した。
斬平成20年10月10日(金)山形県医師会館において
医師連盟常任執行委員会を開催し、敢衆議院選
挙 柑参議院選挙 桓山形県知事選挙につい
て協議した。
斬平成20年11月11日(火)山形県医師会館において
医師連盟常任執行委員会を開催し、敢衆議院選
挙 柑参議院選挙 桓山形県知事選挙につい
て協議した。
9.各種委員会
① 委員会名及び委員名
本年度設置された委員会並びに委員は次の通
[略]
りで、任期は平成22年3月末日までである。
② 委員会開催状況
本年度中に開催した各種委員会は下記の通り
で、
審議内容については、
その都度会員専用ホー
ムページに公開すると共に、本会会報に掲載し、
会員への周知を図った。
6.
斬有床診療所委員会(H20.
12)
斬検診機関連絡調整委員会
6.
3、11.
(H20.
18、9.
18)
斬学校医委員会(H20.
6.
27)
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
斬学術委員会(H20.
7.
4)
斬産業医委員会(H20.
7.
16)
27
〔3〕事業に関する事項
7.
斬循環器検診中央委員会(H20.
28)
斬乳がん検診中央委員会(H20.
7.
29)
平成20年度本会事業計画は、平成20年2月24日
開催の第117回定例代議員会において承認された
もので、この実績については、その都度山形県医
師会会報誌上等に報告してきたところであるが、
以下各項に従って主な事項を報告する。
斬消化器検診中央委員会(H20.
7.
30)
7.
斬呼吸器検診中央委員会(H20.
31)
斬情報広報委員会(H20.
8.
7)
8.
斬高齢者保健委員会(H20.
22)
斬地域保健研究委員会(H20.
9.
4)
Ⅰ.医学医術の振興に関する件
斬禁煙推進委員会(H20.
2)
10.
1.
斬地域医療連携体制検討委員会(H21.
29)
斬医事紛争処理委員会・医療安全対策委員会・
医学医術の研修とその社会的還元は医師本来の
使命であり、その推進を図ることは学術専門団体
である本会の大きな責務である。本会定款第3条
には「本会は医道の昂揚、医学医術の発達普及と
自浄作用活性化委員会 合同委員会
3.
(H21.
11)
公衆衛生の向上とを図り社会福祉を増進すること
を目的」とすることが示され、その基本的な使命
〔2〕経理に関する事項
を規程している。医学医術の進歩発達は著しく、
その習得研鑽を生涯に亘って続け、社会的適用と
しての近代医学医術を地域社会に還元し、医療・
保健・福祉の向上に努め、医師としての社会的責
務の実践に努めた。
Ⅰ.平成20年度山形県医師会会計に関する件
平成20年度山形県医師会会計予算は、平成20年
2月24日開催された第117回定例代議員会におい
て承認され、また、平成21年3月22日開催の第119
回定例代議員会において補正予算が承認された。
この決算については、本会顧問村山公認会計士
の指導を受け、平成21年4月22日開催された第1
回全理事会に付議された後、平成21年4月23日小
林、大泉、尾形各監事からの監査を受け、夫々そ
特に日本医師会では、会員が医師であるという
職業意識に基づいて、社会の要請に応えるべく生
涯に亘って学習に励み、新しい知識および技術を
身につけなければならないとして、学術推進会議
の答申をうけて生涯教育制度化が提唱され、昭和
61年度の試行期間を経て昭和62年度から本制度
化された。本会としても日医の生涯教育の制度化
に呼応し、会員が自己教育、研修を容易に幅広く
の適正妥当なることが認められ会長に報告された。
実施できるような体制整備を図り実施している。
従って、本年度も事業計画の冒頭にこの事業の
推進を掲げ、昨年度に引き続き会員の学習体系を
Ⅱ.会費減免関係
平成20年度における会費減免申請は、高齢によ
るもの163名、病気等によるもの6名であり、こ
れらは夫々理事会に付議され、代議員会に上程し
承認された。
整備し、医学医術の振興と地域医療福祉の向上に
努めた。
特別事情
修 了 証
日医会員外
日
医 日医会員
講演会等 体験学習 各種業績 は が き インターネット 取得単位
のある不
申 告 率
修 了 証
会 員 数 申告者数
合
計 合
計 合
計 合
計 講座合計 合
計 取得者数 取 得 率
申告者数
参加者数
取得者数
人
人
%
単位
単位
単位
単位
単位
単位
人
%
人
人
人
13
3
10
26
1
54
5
60
1
30
0
31
山形県医師会
診療所
病 院
その他
全 体
850
747
0
1,
597
707
463
118
1,
288
83.
2
77.
8
0
80.
7
40
24
23
33
1
1
0
1
1
1
2
1
0
0
0
0
0
0
0
0
42
26
25
35
557
333
74
964
80.
3
72.
4
68.
5
76.
4
28
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
1.生涯教育の実施推進
本会の学術関係事業については、会長の諮問
に応じ、学術委員会で医学講習会・研修会・学
術講演会等の開催について協議検討を行った。
焔日医生涯教育制度に関する件
敢 概 要
日本医師会生涯教育制度は、昭和62年
度に医師の生涯教育・研修が幅広く効率
的に行われるための支援体制を整備する
ことを目的に発足し、平成4年度と6年
度に制度の改定が行われた。
平成8年度からは、申告の簡略化の一
環として、医師会が会員に代わって申告
する一括申告制度が施行され、本会では、
平成9年度よりこの一括申告制度を採用
した。
現在は、専門医の広告規制緩和、卒後
臨床研修必修化等も視野に入れ、種々の
メディアを活用した生涯教育の推進など、
日医生涯教育制度の内容面での充実が着
実に図られている。
柑 「日本医師会生涯教育講座」について
昭和62年度からの生涯教育の制度化
に伴い、従来の「日本医師会医学講座」
を「日本医師会生涯教育講座」と改称し
本会の生涯教育活動の重要な一環として
推進している。
企画・立案・実施にあたっては、
「日本
医師会生涯教育カリキュラム」を参考に
している。
日本医師会では、日医雑誌の臨時増刊
などの「生涯教育シリーズ」及び日医雑
誌の特集を同講座のテーマとして推奨し
ているが、医学的課題のみでなく、医療
的課題も取り上げての講座開催も考慮し
ている。
桓 平成19年度生涯教育制度申告書集計
結果について
① 申告書及び申告率
平成19年度の申告者総数は1,
348人、
申 告 率 は80.
7% で、18年 度 に 比 べ て
2.
7%増加した。平成19年度山形県の集
計結果は前ページの表の通りである。
棺 その他
本事業年度において、本会が後援また
は日医生涯教育制度として指定した学術
講演会等は610件である。
回東北医師会連合会総会並びに学術大会
2.第62
平成20年9月20日(土)・21日(日)、秋田県医師会
担当のもと、秋田市・秋田ビューホテルにおいて
開催された。日医より唐澤会長ほか役員が臨席。
尚、平成21年度は福島県医師会の担当で開催
される。
3.第20回東北学校保健・学校医大会
平成20年8月2日(土)、3日(日)仙台市・仙台エ
クセルホテル東急、仙台国際センターにおいて、
宮城県医師会担当にて開催。
4.東北ブロック認定産業医制度基礎(前期)
研修会
平成21年2月8日(日)仙台市・ホテル仙台プラ
ザおいて、宮城県医師会担当にて開催。
5.ITフェア
平成20年4月13日(日)山形市・山形国際ホテル
おいて開催。
6.労災診療費算定実務研修会
平成20年7月11日(金)米沢市・米沢すこやかセ
ンター、9月11日(木) 山形市・山形テルサ、10
月10日(金) 鶴岡市・鶴岡地域職業訓練センターに
おいて開催。
7.第20回産業保健セミナー
平成20年9月2日(火) 山形市・山形ビッグウイ
ングにおいて開催。
8.日本医師会生涯教育講座
平成20年9月29日(月)山形市・ホテルメトロポ
リタン山形、10月20日(月) 鶴岡市・鶴岡地区医
師会館において開催。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
9.産業医リフレッシャー研修会
平成20年10月15日(水)山形市・ホテルメトロポ
リタン山形、10月29日(水) 南陽市・南陽市東置
賜郡医師会館において開催。
29
18.緩和ケア研修会
平成21年3月14日(土)山形市・山形県立中央病
院において開催。
19.主治医研修会
10.消化器検診研修会
平成20年10月25日(土)山形市・大手門パルズに
山形県よりの委託事業として、各郡市地区医
師会へ委託して、県内10地区で開催。
おいて開催。
20.山形県乳腺疾患研究会と共催による乳癌検
11.産業医基本研修会
平成20年11月5日(水) 天童市・滝の湯ホテル、
11月19日(水)酒田市・酒田地区医師会館において
診講習会
平成20年6月21日(土) 山形市・大手門パルズ、
9月6日(土)山形市・大手門パルズにおいて開催。
開催。
21.各種学会に対する助成
12.異状死体検案講習会
平成 20年 11月6日(木) 酒田市・酒田地区医師
医学医術の振興と生涯教育の一環として、本
会会員の参加している8学会に対し、補助金等
会館において開催。
をそれぞれ交付。
13.日本医師会初級パソコンセミナー
本年度は鶴岡地区医師会協力の下、平成20年
11月8日(土)、9日(日) 鶴岡市・鶴岡地区医師会館
において開催。
14.循環器検診研修会
平成20年11月14日(金)鶴岡市・鶴岡地区医師会
館、11月17日(㈪) 山形市・ホテルメトロポリタ
ン山形において開催。
15.女性医師をサポートするためのシンポジウム
平成20年11月15日(土)山形市・山形グランドホ
テルにおいて開催。
16.労災指定医療機関等のための研修会
平成20年12月18日(木)米沢市・ホテルサンルー
ト米沢、平成21年3月25日(木) 鶴岡市・グラン
ドエル・サンにおいて開催。
17.呼吸器検診研修会並びに肺がん患者の症例
検討会
平成21年2月7日(土) 山形市・ホテルメトロポ
リタン山形において開催。
Ⅱ.社会保険医療改善への推進事業
1.社会保険医療等の指導・懇談
平成20年度における社会保険医療担当者に
対する指導・懇談については、新指導大綱・監
査要綱に基づいて実施された。
平成20年5月26日、山形社会保険事務局・県
長寿社会課・県健康福祉企画課と例年どおり打合
せを行い、それを受けて同日、各郡市地区医師会
保険担当理事の参集を得て、指導懇談、内容方法
並びに対象医療機関数等について協議した。
平成20年度の集団的個別指導は6病院、53診
療所、個別指導は5病院、26診療所、新規指定
個別指導23診療所が選定され、本会役員立会い
の下に実施された。
生活保護法指定医については11病院を対象
に指導懇談が実施された。
個別指導における指摘事項、審査委員連絡懇
談会の協議結果については、
「保険部だより」
(本
会会報号外)として発刊し、会員に周知するな
ど、誤りなき保険診療を期すため不断の指導懇
談を今後とも実施していく。
また、社会保険医療担当者の指導に関する諸
問題について、東北厚生局山形事務所長宛要望
書を提出し、改善に向け折衝している。
30
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
2.第52回社会保険指導者講習会
第52回社会保険指導者講習会は、平成20年8
「心血管疾患診療のエ
月21日~22日の2日間、
クセレンス」をテーマに日本医師会館において
日医・厚生労働省主催で開催され、本会より中
條常任理事、松井幹之山形県立中央病院第一診
療部副部長が出席受講した。
なお、伝達講習会を平成21年3月16日(月)山形
市・山形国際ホテル、3月17日(火) 鶴岡市・鶴岡
地区医師会館において開催。
3.レセプトオンライン請求義務化に関するア
ンケート調査
平成23年4月より全ての保険医療機関にお
いてレセプトのオンライン請求が原則義務化さ
れることになっているが、日本医師会では、国
民医療を守る医療提供者の立場から、このよう
な施策の前にクリアされるべき課題を提示する
とともに、オンライン請求は義務化ではなく、
できるところから手挙げ方式で移行し、I
T化に
対応できない医療機関にも十分配慮する必要が
あると主張してきた。
そこで日本医師会では、全国の会員を対象に
レセプトオンライン請求義務化により予測され
る影響を、より大きな医療現場の生の声として
国に対し訴えていくため、アンケートを実施す
ることとなり、本会においても、平成20年4月
にアンケート調査を行った。
今回のアンケート結果で注目すべきは、手書
き で レ セ プ ト を 請 求 し て い る 医 療 機 関 が46
(8.
7%)あることと、診療を止める、閉院する
(7.
と回答した医療機関が40
5%)あったという
ことである。前者については、代行入力なども
検討されているようであるが、その費用負担を
どうするのかが問題であるし、後者については、
国の施策によって地域医療を担う診療所の閉院
を促すようなことは本末転倒である。
日本医師会と国とが交渉中であり、県医師会
としては経過を見守りたいと考えている。
(結果
については、平成20年6月号会報に掲載済み)
Ⅲ.地域社会活動の強化事業
1.感染症発生動向調査事業
平成11年4月から「感染症の予防及び感染症の
患者に対する医療に関する法律
(以下、
「感染症法」
という。
)
」が施行されたが、その大きな柱として、
感染症発生動向調査が挙げられる。感染症の発生
情報の正確な把握と分析、その結果の県民や医療
関係者への的確な提供・公開は、感染症対策の基
本であり、全ての対策の前提となるものである。
このことから、患者の発生状況等の迅速な情報
把握のもと、地理的、経時的、特異的発生状況等
詳細な解析評価を行い、その情報を各関係機関に
提供するとともに、積極的疫学調査の実施により、
有効かつ的確な感染症対策の確立に資することか
ら本会としても全面的に協力している。
(平成20
年5月12日、二 類 感 染 症 に 鳥 イ ン フ ル エ ン ザ
(H5N1)が追加された。
)
2.医政活動の推進
医政活動については、山形県医師連盟が中心と
なり、関係方面への要望等に関し、本会と表裏一
体となり医政活動を展開してきた。
特にレセプトオンライン請求が一部開始されて
いるが、一律に義務化されることに反対、完全義
務化撤廃を要望した。
3.学校保健対策の推進
学校保健活動については、学校医委員会を中心
として学校医、学校保健に関する諸問題の検討及
び事業推進にあたった。児童生徒の心電図検査に
ついては、前年度に引続き各郡市地区医師会毎に
循環器検診委員(12地区160名)を委嘱配置し、
全県的に検診読影体制を確立実施している。学校
保健活動は、健康管理、健康教育、組織活動等広
汎多岐に及び、多忙な日常診療活動の合い間を
ぬって行われ、しかも酬われる事の少ない仕事で
ありながら極めて重要且つ困難な面がある。
しかし、学校保健は、単に学校内における児童
生徒の健康の問題にとどまらず、その背後にある
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
地域社会との深いかかわり合いがある地域包括医
療の中で考えて行くべきものとの認識に立って引
続き活動の強化に努めている。
① 第30回山形県医師会学校医大会
平成21年2月28日(土)山形市・山形県産業創
造支援センターにおいて、学校医、養護教諭
等が参加し開催。また永年にわたり学校保健
活動に貢献した学校医10名が表彰された。
4.予防接種事業
斬予防接種法に基づく高齢者のインフルエンザ予
防接種の広域化について
各市町村が地元郡市地区医師会又は個々の
医療機関と委託契約を結んで実施されている
が、他市町村の介護老人保健施設に入所して
いる、あるいは他市町村の医療機関に通って
いるなどにより、委託契約を結んでいない他
市町村の医療機関で接種を受ける場合は、予
防接種法に基づき市町村が実施する予防接種
ではなく、全額本人負担の自由診療となる。
本会では、本会会長と県内各市町村長が委
託契約を結ぶことにより、全ての高齢者が予
防接種法に基づくインフルエンザ予防接種を
どこででも受けられるよう、郡市地区医師会
予防接種担当理事会及び県関係部局と協議を
続けた。
平成14年度からは、他市町村の介護老人保
健施設に入所している高齢者についてのみ実
施、平成15年度からはこれを更に拡大し、山
辺町、寒河江市、白鷹町の3市町と契約を結
び実施した。平成16年度は山形市ほか28市町
村、平成17年度は38市町村、平成18年度は33
市町村、平成19年度から全市町村と契約を結
び、平成20年度は658医療機関の協力を得て
実施している。
斬子どもに対する定期予防接種の広域化について
子どもの居住地市町村以外でも定期の予防
接種が受けられるように、郡市地区医師会予
防接種担当理事会及び県関係部局と、
「いつで
も」「何処でも」「安全に」を広域化の基本目
標に掲げ協議を続けてきた。
31
平成18年度は25市町村、平成19年度からは
30市町村と契約を結び、平成20年度は268医
療機関の協力を得て、三種混合、二種混合、
麻しん・風しん混合、麻しん、風しん、日本
脳炎を対象に実施している。
5.新型インフルエンザ対策事業
我が国においても、今後大流行が予測される新
型インフルエンザ対策について、平成20年11月14
日(金)山形県医師会館において、
「郡市地区医師会感
染症担当理事連絡協議会」を開催し、各郡市地区
医師会の現況等について協議を行った。今後も関
係当局・各郡市地区医師会との連携、対策協議が
必要とされるところである。
6.地域保健研究事業
地域保健研究事業については、各地域において
夫々の独自の事業活動に対し助成金を交付してお
願いしているところである。本事業には歴史があり、
過去に実施した減塩運動などが現在に受け継がれ
ていて、米沢市医師会が実施していた中学・高校生
の脂質等検査事業(3年継続事業)は19年度で終
了し事業のまとめとして本会会報(第686号)に
掲載している。
本年度より、新たな事業として地域における災
害時の医療救護班活動事業(山形市医師会)
、検診
事業におけるヘリコバクターピロリ菌、ペプシノ
ゲン測定の意義に関する事業(鶴岡地区医師会)
が夫々3年継続事業として実施されることとなっ
た。本事業は地域に相応しい事業が立案、計画さ
れ地域の方々に還元されることが望まれる。
7.禁煙推進事業
平成14年12月13日、禁煙対策を具体的に実行す
るための方策などを協議検討するため、本会禁煙
推進委員会を設置。15年1月16日、第1回委員会
を開催し、県医師会・各郡市地区医師会敷地内禁
煙を提案することとなり、1月22日開催の第11回
全理事会において、夫々了承された。
各郡市地区・大学医師会長へ医師会館及び関連
32
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
斬メディカルコントロール体制
山形県では平成14年7月、救急救命士に対
検診施設等の敷地内禁煙の依頼文書を送付すると
ともに、本会館は敷地内完全禁煙となった。
平成15年3月23日開催の山形県医師会第106回
定例代議員会において、禁煙推進に関する山形県医
師会宣言を決議し、日本医師会・各都道府県・各郡
市地区・大学医師会長及びマスコミ各位に送付した。
また、平成15年7月25日、山形県医師会・山形
県歯科医師会・山形県薬剤師会・山形県看護協会
の4つの医療関係団体が、禁煙推進に関する四師
する指示体制及び救急隊員に対する指導・助
言体制の充実、救急活動の医学的観点からの
事後検証体制の充実、救急救命士の研修の充
会打合せ会を開催し、タバコの害から県民の健康
と生命を守るため「山形県四師会禁煙推進委員会」
を組織し活動している。
実などのいわゆるメディカルコントロール体
制を構築し、もって救急隊員の資質の向上並
びに地域における救命効果の更なる向上を図
ることを目的として、山形県救急業務高度化
推進協議会を設置した。この協議会には本会
からも参画し地域におけるメディカルコント
ロール体制の構築を推進、現在各郡市地区医
8.救急医療対策
師会の協力を得て、山形、最上、酒田、鶴岡、
置賜の各地にメディカルコントロール協議会
本会は従来から地域社会活動の一環として積極
的に救急医療体制の整備推進に努めてきた。
が設置され、医療機関及び消防機関等による
メディカルコントロール体制構築の実質的な
協議が進められている。
県内の救急医療体制は、各郡市地区医師会の主
導の下で夫々の地域特性に応じ、休日当番医制或
9.生活習慣病対策事業
いは休日診療所、夜間診療所などが設置されてお
り、ほぼ県下全域に亘ってカバーされている。
しかしながら、救急医療は組織体制として、第
1次的に患者を受け入れる施設とこれを第2次、
第3次的に支援する背後病院群の広域的な体系整
生活習慣病対策事業については、本年度も昨年
同様、山形県並びに山形県結核成人病予防協会等
と密接な連携のもとに、引続き生活習慣病検診体
制の確立に努めた。
現在、本会に設けた消化器検診委員会胃がん部
会委員は12地区230名、消化器検診委員会大腸が
ん部会委員は12地区194名、循環器検診委員会委
員は12地区160名、呼吸器検診委員会委員は12地
区116名、乳がん検診委員会委員は12地区239名、
備が必要であり、勤務医の過重労働改善策の一環
としても今後共検討を続けて行きたい。
斬山形県小児救急電話相談事業
小児の発熱等があった場合に、専門的な知
識と経験を踏まえながら看護師又は小児科医
から適切なアドバイスを行うことで、軽症が
多いと言われる小児初期救急の現場において、
必要に応じて小児の保護者等に安心感を与え
るとともに、小児救急患者の医療機関への適
切な受診を促すことを目的として、山形県の
委託を受けて平成19年3月より開始し、平成
20年度の電話相談は1,
700件で、月別の件数
は下記の通りである。
子宮がん検診委員会委員は12地区12名(平成21年
3月31日現在)で、これらの検診、治療体制に特
段の措置を講じている
胃部・胸部等X線フィルムの読影、心電図読影
等に関する研修会及び呼吸器・乳がんに関する研
修会等の開催については別掲報告の通り実施し、
検診委員の読影技術のレベルアップに努めた。
また、本年度における実績は、胃部X線フィル
ムの読影は96,
217件、胸部X線フィルムの読影は
169,
697件である。
平成20年度電話相談事業月別件数
20年
4月
件 数
141
5月
138
6月
148
7月
147
8月
96
9月
108
10月
140
11月
155
12月
169
21年
1月
155
2月
135
3月
158
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
10.産業医関係
33
12.特定健康診査・特定保健指導
① 産業医集団研修会
産業医学振興財団では、昭和62年度より地
域における産業医活動の充実を図るため、
「産
業医活動促進対策実施要綱」を定め、産業医
活動促進のための研鑽活動及び事業所におけ
平成20年4月1日より、各保険者が健診機関等
と委託契約を締結し、特定健康診査・特定保健指
導が実施された。
本会では、検診機関連絡調整委員会及び郡市地
区医師会特定健診・特定保健指導担当理事会を開
る実習活動を各都道府県医師会に委託して実
施している。本会においても昭和62年度より
財団の委託を受け、各郡市地区医師会より産
業医の推薦をお願いし、産業医集団研修会を
平成21年3月16日県医師会館で開催し、平成
21年度産業医研修事業について協議し、後に
「VDTと眼」とした題で講演研修会を行った。
② 山形県産業保健協議会
本会では、産業保健活動についても地域医
催し、被用者保険被扶養者等の個別健診に係る本
会と代表保険者との集合契約等について協議した。
本会が集合契約を締結するにあたり、県内の個
別健診料金が一律であることが望ましいとして、
県知事宛要望書を提出している。
各郡市地区医師会の協力の下、平成21年度から
本会と代表保険者が集合契約し実施することに
なった。
療活動の重要な一環であるとの認識で、昭和
50年11月、本会と労働局及び労働基準協会連
合会の三者で山形県産業保健協議会を結成し、
その後歯科医師会、産業保健推進センターを
加え、五者で産業保健の充実及び産業医体制
の確立を目指し、産業医契約書や産業医報酬
規程の設定を始め、産業医名簿の作成、各地
区産業保健連絡協議会の設置促進等鋭意努力
してきた。現在各地区にも産業保健連絡協議
会や地域産業保健センターが設置され、木目
細かな産業保健活動が展開されている。
13.在宅緩和ケア対策推進事業
在宅での緩和ケアの提供、或いは看取りなどの
サービスを希望する患者等に対し、総合的な相談
をはじめ地域における医療関連施設や人材の確保
などを図るとともに、在宅療養上の適切な支援を
行うことにより、在宅療養患者及びその家族の
QOLの向上に資することを目的として、山形県医
師会、山形県歯科医師会、山形県薬剤師会、山形
県看護協会、山形県介護支援専門員協会の5団体
で在宅緩和ケア推進連絡協議会を設置し、役員会
並びに研修会を開催。
11.糖尿病対策事業
14.急性心筋梗塞発症登録評価研究事業
日本医師会では、糖尿病対策をより一層推進し、
国民の健康増進と福祉向上を図ることを目的とし
て、平成17年2月に日本糖尿病学会、日本糖尿病
協会の三者により「日本糖尿病対策推進会議」を
設立し、糖尿病対策に取り組んでいる。
本会としてもこれに呼応して、平成18年12月に
「山形県医師会糖尿病対策推進会議」
を設立し活動
している。
また、糖尿病をテーマにした研修会を平成20年
11月5日(水)天童市、11月19日(木)酒田市において
開催し、ラジオ番組(朝だ!元気だ!6時半!
)
!
による一般住民への広報活動を行った。
山形県急性心筋梗塞発症登録ならびに評価研究
事業は平成5年に発足し、本会が山形県より登録
業務の委託をうけて実施していたが、平成18年度
より山形県医師会の事業として従来どおり、山形
大学医学部器官病態統御学講座 循環・呼吸・腎
臓内科学分野の全面的な協力支援を得て実施して
いる。現在第16年次を継続中であり、平成5年4
月から平成19年12月までの15年間で登録総数は
7,
044名に達した。各年次のまとめは山形県医師会
会報において毎年公表している。
平成19年(第15年次)の山形県における急性心
筋梗塞発症率は46.
2/10万人.年、急性期死亡率
34
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
は13.
0%であった。女性の平均発症年齢は男性に
比し有意に高齢であった。冠危険因子として、男
性の喫煙歴が全男性登録症例の66%を占めてお
り、引き続き一般住民に対する啓蒙活動が極めて
重要と考えられた。急性期冠動脈形成術施行率は
69%であった。冠動脈形成術施行者の急性期死亡
率は、再灌流療法未施行者に比し有意に低値で
あった(7% vs
.
27%)。確実な冠動脈形成術の施
行は、急性心筋梗塞の急性期死亡率を低下させる
上で重要な因子と考えられた。
過去15年間で、山形県における経皮的冠動脈形
成術の施行率は飛躍的に増加し、急性期死亡率は
一方、
初期の20%台から10%台前半へと低下した。
心筋梗塞発症者数や女性の高齢者は近年有意に増
加しており、今後は冠動脈形成術の困難な症例が
増加する可能性が示唆され、継続した注意深い観
察が必要と考えられる。
目的として、昭和49年に開始した。以後34年間に
わたり各医療機関の協力を得て実施している。
各医療機関からの自主的な届け出を中心とした
年間届出件数は約5,
500件、平成21年3月末の累
積では約183,
200件となった。
尚、一層の登録率向上に会員各位のご支援、ご
協力をお願いしたい。
17.民間保健団体との協力提携
民間保健団体との協力提携による地域医療活動
は、前年度に引続き生活習慣病関係については山
形市医師会健診センター、山形県成人病検査セン
ター、鶴岡地区医師会荘内地区健康管理センター、
山形県結核成人病予防協会等と密接な事業の連携
及び協力推進を図る他、民間保健衛生団体を結集
した山形県衛生団体連合会を中心として、地域医
療と公衆衛生の普及啓発に努力した。
15.山形県生活習慣病検診等従事者指導講習会
Ⅳ.診療情報提供の推進
「山形県生活習慣病検診等従事者指導講習会実
施要領」に基づき陰胃がん検診読影従事者講習、
隠胃がん検診エックス線撮影従事者講習、韻子宮
がん検診細胞診従事者講習、吋乳がん検診従事者
講習、右肺がん検診読影従事者講習、宇肺がん検
診細胞診従事者講習、烏大腸がん検診従事者講習
について県より一括委託をうけて実施している。
この講習会の実施にあたっては、胃がん検診読
影従事者講習・乳がん検診従事者講習・肺がん検
診読影従事者講習・大腸がん検診従事者講習につ
いては郡市地区医師会の協力を得て実施し、また
胃がん検診エックス線撮影従事者講習は山形県放
射線技師会に、細胞診従事者講習は日本臨床細胞
学会山形県支部の協力を得て実施した。
本事業は今後も健康診査従事者の資質の向上と
地域医療、生活習慣病対策推進の上で講習会の内
容充実を図りながら実施していく。
日本医師会は、医師が診療情報を積極的に提供
することにより、患者が疾病と診療の内容を十分
理解し、医療の担い手である医師と医療を受ける
患者とが、相互に信頼関係を保ちながら、共同し
て疾病を克服することを目的として、平成11年4
月1日開催の第100回日医定例代議員会の承認を
得て、会員の倫理模範の一つとして「診療情報の
提供に関する指針」を制定、平成12年1月1日よ
り施行した。
これを受けて本会としても平成11年11月8日
と12月21日の2回、郡市地区医師会診療情報担当
理事連絡協議会を開催、会員への趣旨の周知徹底
を要請すると共に患者向け告知用ポスターの作成、
診療に関する相談窓口の設置、診療情報提供推進
委員会の設置など指針の円滑かつ効果的な実施を
期するための体制を整えた。この「診療情報提供
に関する指針」は、平成14年10月22日開催の第
16.山形県がん登録事業
107回日医臨時代議員会において一部改定され、
第二版として平成15年1月1日より施行されて
山形県がん登録は、本県の全てのがん患者の疫
学および診療面での実態を調査することにより、
いる。
また本会では、平成17年度に診療情報提供に関す
がんに対する医療と行政の指針を樹立することを
るポスターを新たに作成、各医療機関に配布した。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
尚、平成20年度中の診療に関する相談申込み件
数は32件であった。
Ⅴ.会員組織の強化
1.入会促進事業
日本医師会では医師会組織率向上の方策の一つ
として、勤務医のための医賠責保険の問題を検討
し、昭和62年1月16日、日医B会員の日医医賠責
保険加入への途が答申され、同年4月から加入出
来るようにした。また、平成16年度からの卒後臨
床研修必修化に伴い、研修医のための医賠責保険
加入についても検討が行われ、平成16年8月29日
開催の第111回日本医師会臨時代議員会に「研修
医のための新たな会員区分A隠会員(C)の創設」
を上程し承認され、平成17年4月1日より研修医
も2年間の研修期間に限って低廉な会費で医師会
に入会し医賠責保険に加入出来るようにした。更
に平成18年10月17日、医師確保対策として、陰ド
クターバンクのネットワーク化、隠女性医師バン
クの創設・
実施、韻地域医療のデータベース化の三
点からなる対策を公表した。
本会としても、これらの日本医師会の施策に合
わせて対応を協議し、C会員の会費を年額6,000
円と定め、平成17年3月20日開催の山形県医師会
第110回定例代議員会に提案。同時に予てから要
望のあった準会員制度創設についても提案し、併
せて承認された。これらの施策により、検診・読
影のためのマンパワーの確保にも繋がっている。
平成18年度には勤務医会費の引き下げについ
て、会費検討委員会を設置して検討を行い、B3
及びB4敢の会費を年額50,
000円から45,
000円
に減額し、平成19年度から実施した。
このほか、本会独自の学術大会、学術講習会、
医師会活動を考えるシンポジウム、各種研修会の
開催、病院協議会との懇談会、病診連携の推進及
び福祉事業の一層の充実を図るなど、会員組織率
の向上に努めた。
2.山形県ドクターバンク事業
山形県ドクターバンク事業は、勤務時間に制約
35
のある女性医師、病院等を離退職した医師、本県
出身でUターンを希望する医師が勤務条件にあっ
た本県の医療機関に円滑に就業できる体制を構築
することにより、本県における医師確保対策に資
することを目的として、本会が厚生労働省から事
業認可を受け、平成18年11月より実施している。
この事業の実施にあたっては、山形県より委託
をうけ、インターネットを利用して県内の病院、
診療所で勤務を希望する医師の登録を受け付け、
事前に医師の求人登録を行っている医療機関に紹
介・斡旋を行うものである。平成20年度は常勤医
1名、非常勤医師1名の就職斡旋を行った。現在、
求職医師数が少ないことが課題となっている。
3.臨床研修医に対するオリエンテーション
初期研修医に対して医師会をよく理解していた
だくために、平成17年度から県内の臨床研修病院
に本会担当理事が直接出かけてオリエンテーショ
ンを行っており、平成20年度は、4月2日から10
日にかけて8病院において実施し、研修医61名が
参加した。
4.女性医師の勤務環境の整備に関する病院長、
病院開設者・管理者等への講習会
日本医師会では男女共同参画委員会を設置し、
女性医師に関わる諸問題や勤務医の労働環境の悪
化が指摘されているなかで、女性医師が働きやす
い勤務環境を整備することは、勤務医全体の勤務
環境の改善にも繋がるものと考え、女子医学生や
若い女性医師に対して、多様な女性医師像のモデ
ルを提示し、キャリアを中断せずに就業を継続で
きる体制等をつくることが急務であるとの思いを
さらに強くし事業を展開している。
本会としても、医師の労働環境の悪化が指摘さ
れる中、女性医師が働きやすい勤務環境を整える
ことは全ての医師の勤務環境の改善に必須であり、
さらに女性医師の勤務環境の整備を推進していく
ことが医師不足問題に対応するためにも必要であ
ると考え、平成20年11月7日(金)山形国際ホテルに
おいて講演会を開催した。
36
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
Ⅵ.医業経営の合理化
1.医業税制
現在の医業経営の健全化のため、さらに進んで
医業経営の長期安定、再生産可能とするための新
しい医業の構築を図り、医師をはじめ医療従事者
の自発的努力が一層発揮できるよう、また、国民
の健康管理・予防などのため、税制面において思
い切った改革が平成21年度に行われるよう24項
目について強く要望した。
末現在)の加入を得て実施しており、会員の医療
設備資金、子弟教育資金、住宅資金等会員福祉の
向上に資している。
3.医師賠償責任保険
医事紛争に対処するために、昭和40年2月1日
より安田火災海上保険会社(現、損保ジャパン)
と医師賠償責任保険(昭和55年2月1日より医師
会協同組合扱い)の契約を締結、毎年2月契約更
改し目下765件(病医院及び勤務医、3月末日現
在)の加入を得て継続実施している。
2.会員の医業資金に関する対策
4.日医医賠責特約保険
医業経営に関し会員の必要とする設備資金又は
運転資金の融資については、昭和35年以来、県内
の主要銀行と契約を行い(貸付の手続、貸付金利、
平成13年9月、A会員の管理者責任に十分対応
でき高額賠償事例にも対処できるようにとの要請
最高限度額の取決め)会員の需要に応えている。
また、協力貯蓄制度についても、昭和40年以来別
途報告の通り実施してきており、会員各位の一層
の利用を望む次第である。
のもとに、A会員が任意に加入できる日医医賠責
特約保険が創設された。
なお、本県の加入者は293名(平成21年3月末
日現在)である。
Ⅶ.会員福祉事業
5.山形県医師国民健康保険組合
1.団体生命保険等の事業
昭和33年4月1日、山形県医師会を母体団体と
して設立発足した医師国保組合は、同種同業の連
帯意識に支えられ、本会会員である第1種組合員
会員福祉事業として団体生命保険取扱事業は、
本年度も引続き運営し、会員の福祉向上に資して
いる。その取扱手数料は、本会財政上収入の重要
な部門である。本会としては今後もこの事業を引
続き拡充していく考えである。
2.山形県医師会協力貯蓄制度
昭和40年9月殖産銀行との契約により発足以
来、会員各位の協力により実施してきた協力貯蓄
は、昭和45年8月第1回を終了、続いて第2回目
を発足、昭和50年8月終了。
そして、昭和50年9月からは、殖産銀行(現、
きらやか銀行)のほか山形県医師信用組合と提携
し、第3回拡大協力貯蓄を実施、以来第8回まで
終了し、現在、第9回協力貯蓄を平成17年9月
に 発 足、加 入 者 は170人、933口(平成21年3月
とその家族及び第1種組合員の従業員である第2
種組合員とその家族の健康保持と医療の確保に大
きな役割を果たしている。
さて、後期高齢者医療制度の創設により、昨年
4月から75歳以上の被保険者は、全員この制度に
移行することとなったが、国民健康保険法の改正
により国保組合員は、従来加入していた国保組合
に組合員資格を残すことができるようになった。
このため、医師国保組合では75歳以上の組合員を
「第3種組合員」として、組合員資格を継続できる
ように規約改正を行い、保険事業や医師国保共済
会からの諸給付を受けられるように改正した。こ
れにより、第3種組合員として資格を継続した場
合、75歳未満の家族及び従業員である第2種組合
員についても医師国保組合に残ることができるよ
うになっている。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
また、国が糖尿病対策の一環として開始した特
定健診・特定保健指導は、各医療保険者に義務化
されたが、医師国保では従来からの健康診断と併
せて実施している。
医師国保の財政状況については、毎年増加する
老人保健拠出金の支払に積立金を取り崩して対応
してきたため積立金も減少し、平成19年度に保険
料を一律500円の値上げを行った。平成19年度の
老人保険拠出金は200,
798千円となり前年度に比
べ5,
6546千円の増加、保険給付費は288,
876千円
で前年度に比べ30,
337千円が増加し、最終的には
70,
548千円の赤字決算となった。国庫補助金につ
いては、旧政管健保の支援のため医師・歯科医師
国保組合などを所得水準が高いとして、国庫補助
定率32%から28%に引き下げる法案が国会に提
出されたが、景気・雇用対策優先の方針から審議
未了により廃案となったものの、健康保険適用除
37
出資総額6,
422万円となり、医師会員の財産形成や
医療、住宅、子弟教育資金の充足に貢献しており、
医師会員福祉の面に積極的な役割を果たしている。
平成20年度のわが国経済は、サブプライムロー
ン問題の影響で金融システムの脆弱さが露呈し、
さらに20年9月には米国大手証券会社の破綻に
より信用収縮が全世界に拡大、株安、円高による
景気低迷があらゆる業種に及んでおり、その回復
には長い時間が必要とされている。
当組合においては、この景気低迷期こそ地道に
預金量の拡大と貸出量の拡販を計り、法令遵守、
顧客保護を第一に内部管理態勢の整備充実により、
一層の健全経営の維持確保に努め、組合員皆様の
信頼に十分応えられるよう努めたい。
7.山形県医師会協同組合
外 被 保 険 者 で あ る 特 定 被 保 険 者(国 庫 補 助 率
13%)が毎年増加していることから、実質的な国
庫補助金は年々減少している。こうしたことから、
平成20年度に再度保険料の見直しを行い平成21
年度から第2組合員割額(従業員)を2,
000円、世
帯員均等割額(家族)を1,
500円の値上げを行い財
山形県医師会協同組合は会員の経済的地位及び
福祉の向上を図ると共に、医業経営の合理化を目
指し、昭和49年5月18日第47回定時代議員会にお
いて設立承認され、昭和49年12月に発足した。発
足以来健全な営業を続け、業務内容も購買(物資)
と福祉(各種保険)の両輪からなっており、会員
政基盤の安定を図ることとした。
各位の御理解もあり利用件数も毎年順調に伸びて
いる。しかし、医療経済は先行き不透明感により
本年も引続き、厳しい経済情勢であるが会員各位
の支援と協力により平成20年度の決算は商品売上
高100,
691千円、各種保険料の手数料収入19,
053千
円となりその他の取扱い手数料収入も1,
789千円
一方、第1種組合員の互助組織として昭和50年に
事業開始した「医師国保共済会」は、平成20年4月
から、会員の範囲を第3種組合員にも拡大し、各種
の附加給付事業により医師国保の補完的役割を担っ
ている。また、会員から委託を受け、労働保険事務
手続きの代行処理を行ってきた労働保険事務組合は、
諸般の事情から平成21年3月末で廃止している。
をあげており前年度に引続き黒字を計上した。
8.山形県医療機関厚生年金基金
6.山形県医師信用組合
会員医療融資の円滑化および県、郡市地区医師
会とその職員の福祉向上を目指すと共に医療の合
理化を図るため、昭和48年5月10日組合員429名、
出資金4,
528万円を基盤として、「医師による医師
の為の信用組合」として設立、営業を開始した。
以来36年間、堅実な経営努力と会員各位の力強
い支援により、業績も順調に推移し、20年度末
(平成21年3月31日現在)には総預金量6,
445百万
円、総貸出量1,
281百万円、自己資本比率28.
82%、
厚生年金基金は、
「厚生年金保険法」に基づき、
厚生労働大臣の認可を得て設立する特別法人で、
厚生年金の一部(老齢厚生年金)を代行して給付
するとともに独自の給付を加算することで、厚生
年金よりも有利な年金を給付し、加入員の老後の
生活の安定と福祉の向上を図るものである。
本基金は、社団法人山形県医師会を母体に、厚
生年金保険適用の任意の病院・医院・関係団体を
設立事業所とし、その事業主と職員(厚生年金保
険被保険者)を加入員として、平成4年10月1日
38
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
に設立された。平成21年2月28日現在の業況は、
設立事業所数136、加入員6,
354人、年金受給権者
944人、年金資産額は約99億円となっている。
9.その他親交福祉事業
その他の親交福祉事業として、それぞれ次の通
り開催、会員親睦の実をあげた。
形 第35回県医師会親睦ゴルフ大会
日 時 平成20年7月13日(日)
場 所 ニューブラッサムガーデンクラブ
穴 第24回山形県医家美術展
日 時 平成20年10月29日(水) ~
11月4日(火)7日間
場 所 山形市「大沼デパート」
警 麻雀大会
① 庄内地区
日 時 平成21年2月8日(日)
場 所 酒田市「三元荘」
② 置賜地区
日 時 平成20年11月15日(土)
場 所 長井市西置賜郡医師会館
Ⅷ.医事紛争対策の強化
昭和36年11月、医師会員の医事紛争の処理及び
それに伴う係争、弁護に要する費用の補償などを目
的として山形県医師会医事紛争処理会を設置した
が、発足して間もなく、多発した医事係争に要する
費用がその後の世相を反映して次第に大きなもの
となり、この医事紛争処理会の財政規模では到底ま
かない切れず、以来、この医事係争に係る費用の補
償については医師賠償保険制度(損保ジャパン)に
委ね、次いで昭和48年以降は日本医師会の医師賠償
責任保険制度が確立されたことに伴い、この会の補
償としては全く行ってはいない状況であった。
そこで、昭和56年度をもってこの会を発展的に
解消し、昭和57年より山形県医師会定款第31条に
基づく委員会規程に拠る医事紛争処理委員会とし
て明確に位置付けて医事紛争に対処しており、会
員からの連絡に対し地区医師会、日本医師会、損
保ジャパン等と連携をとりながら、医事紛争の解
決に努力している。
Ⅸ.広報活動
我が国経済社会の発達に伴う社会構造の変化によ
る疾病構造の多様化や介護保険の導入など、少子高
齢社会到来に向っての医療の高福祉社会が強く指向
されている現在、社会保障の中核的な意味を持つ医
療についての国民の強い関心と社会的要請は強い。
医療は医学の社会的適用であり、地域医療の推進
は、その具体的実践活動である。そこで地域住民の
理解協力と合意が絶対に必要であることから広報
活動に力を入れている。特に本事業年度においても、
新聞による広報活動に加えて、月曜日から金曜日ま
での毎日朝6時30分から15分間、YBCラジオで「朝
だ!元気だ!6時半錘」を放送し、地域住民に理解
を求めた。広報活動については、ホームページの活
用など今後とも強化したい考えである。
1.山形県医師会会報の発行充実
山形県医師会会報については昭和26年の創刊以
来毎月発行、本年3月号で第691号である。特に生
涯教育のお知らせを表紙の次頁に入れたり、お知ら
せのぺージの活字を大きくするなど、目立つように
したほか、
「勤務医のぺージ」や、
「山大医学部のぺー
ジ」を設け、病院紹介や勤務医の医師会に対する意
見を承るなどの趣向を凝らしている。また、号外と
して保険部だよりを2回、別冊として学術雑誌を2
回発行した。本会唯一の機関紙として本会及び諸機
関の通知、広報のほか趣味、意見、学術の発表等と
多角的な機能を果たしている。
今後共会員各位のご協力、ご支援により、一層
充実した会報とすべく引続き努力して行きたい。
2.
「なるべく診察を受けるようにしましょう」
キャンペーン
「簡単に薬だけ処方してもらえるという経験と、
軽症にもかかわらず夜間救急を受診する患者心理
とは共通したものがあり、医療のコンビニ化に拍
車をかけている。県医師会に無診察処方をやめる
キャンペーンをお願いしたい。
」
という花笠メーリ
ングリストにおける会員からの要望を受け、情報
広報委員会で検討した。同委員会においても、無
診察診療は一部やむを得ない部分もあるものの、
医療の基本は医師と患者の対話であり、安易な薬
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
だけという行為を自粛してもらうキャンペーンに
は賛成という意見が大勢を占めた。
このキャンペーンの一環として、患者に受診を
呼びかけるポスターを作成し、医療機関に配布、
啓発活動を実施した。
3.山形県医師会ホームページ
本会では、平成9年度に医療情報システム検討委員
会を設置し、医療情報ネットワーク作りに着手した。
日本医師会、県医師会、郡市地区医師会相互間の
情報ネットワーク構築に向けての第一段階として、
平成9年7月にインターネット用パソコンを購入。
続いて同年10月には、日本医師会のホームページを
利用し、インターネット上に本会のホームページを
公開した。ホームページの公開により、新聞・テレ
ビなどに限られていた一般住民に対する本会の広
報活動がインターネットを通じてスピーディにし
かも幅広く広報出来るようになった。同時に電子
メールを利用し、双方向の通信が可能となった。
平成10年4月20日よりは、キャプテン山形(株)
のwwwサーバーをレンタルし、本会独自のホー
ムページを開設したが、平成14年度より効果的な
会員情報システムを構築するため、独自インター
ネットサーバーを設置し、会員向けWe
b情報シス
テムサイトを開設した。
平成19年9月よりは、災害、盗難、不正操作などの
防止や、サーバハードウエアの障害時の復旧作業にす
ぐ対処するため、レンタルサーバを利用している。
会員情報データベース始め、県医師会会報、保
険部だより、学術雑誌、県医師会理事会議事録
(要旨)
、各種委員会議事録(要旨)などを会員専
用ホームページに掲載している。
一般用URL
ht
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
会員用URL
ht
t
ps
:
/
/
member
.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
メールアドレス
ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
Ⅹ.事務機構の合理化
焔日本医師会から、情報収集の迅速性と正確性
39
を図ることを目的に、全国ファクシミリ機構
の設置について要請があり、本会としても慎
重に協議検討の結果、昭和54年2月17日に叙
医療情報電送センターと契約を締結し、ファ
クシミリ機器を設置した。
その後、平成2年12月20日及び平成6年5
月31日には、正副会長、常任理事、理事にファ
クシミリ機器を設置し、情報交換手段の一環
として有効に活用している。
焔平成13年度地域医療情報化推進事業として、
フェニックス通信網を使用した本会と各郡市地
区医師会を結ぶTV会議システムの導入、本会
サーバによる情報のデータベース化、各医療機
関における情報ネットワークの整備に取組んだ。
焔平成14年8月、
ディスクトップパソコン3台、
ノートパソコン5台、計8台購入し、職員1
人に1台ずつ配布し、事務局内にLANシステ
ムを構築してI
T化に取組んだ。
会員管理始め、会員の生涯教育、認定産業
医、認定健康スポーツ医の管理、会計管理、
ホームページの更新、収受公文書のデジタル
化、県医師会から発送する文書のデジタル化、
電子メールを利用して、希望する会員に数多
くの情報を迅速に送信し、併せて日本医師会
始め各郡市地区医師会、関係官庁と必要なデ
ジタル情報の交換をしている。
焔平成16年度より、県医師会役員のメーリング
リストなどを開設、頻繁に情報交換している。
焔平成17年10月26日開催の第7回全理事会に
おいて、理事会資料のペーパーレス化につい
て協議決定し、平成18年度から全理事会、常
任理事会はノートパソコンを使用して、ペー
パーレスで開催している。
焔平成18年6月より、会報編集会議は、Me
et
ng
Pl
aza電網会議室を利用して開催、現在は日本
医師会TV会議システムを利用して開催して
いる。
〔4〕その他の事項
40
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
第1号議案 平成20年度山形県医師会会計決算の件
平成20年度山形県医師会会計収支計算書
幻験験験験験験験験験験験験験験験験験験験験験験験弦
平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位:円)
1.事業活動収入
科 目
大 科 目
中 科 目
1.会 費 収 入
敢 会
費
収
柑 会 館 建 設 積 立 金 収
桓 会 館 購 入 負 担 金 収
2.補 助 金 等 収 入
敢 国 庫 補 助 金 収
柑 地方公共団体補助金収
桓 民 間 補 助 金 収
3.負 担 金 収 入
敢 負
担
金
収
4.寄 付 金 収 入
敢 寄
付
金
収
5.事 業 収 入
敢 受
託
収
柑 団 体 保 険 取 扱 事 務 収
桓 講 習 会 ・ 研 修 会 等 収
6.会 館 維 持 管 理 収 入
敢 賃
貸
料
収
柑 会 館 維 持 協 力 収
7.雑
収
入
敢 諸
手
数
料
収
柑 使
用
料
収
桓 受
取
利
息
収
棺 雑
収
事業活動収入計
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
入
予 算 額
決 算 額
差 額 (△)
143,
026,
000
134,
986,
000
0
8,
040,
000
10,
710,
000
1,
000
3,
014,
000
7,
695,
000
2,
605,
000
2,
605,
000
1,
000
1,
000
41,
411,
000
19,
498,
000
19,
560,
000
2,
353,
000
3,
427,
000
2,
016,
000
1,
411,
000
3,
522,
000
1,
265,
000
137,
000
1,
100,
000
1,
020,
000
143,
153,
150
134,
966,
150
0
8,
187,
000
12,
252,
500
0
3,
014,
000
9,
238,
500
2,
613,
660
2,
613,
660
0
0
38,
256,
376
17,
355,
442
18,
731,
934
2,
169,
000
4,
216,
800
2,
856,
000
1,
360,
800
3,
860,
198
1,
259,
197
138,
600
1,
073,
166
1,
389,
235
△
204,
702,
000
204,
352,
684
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
127,
150
19,
850
0
147,
000
1,
542,
500
1,
000
0
1,
543,
500
8,
660
8,
660
1,
000
1,
000
3,
154,
624
2,
142,
558
828,
066
184,
000
789,
800
840,
000
50,
200
338,
198
5,
803
1,
600
26,
834
369,
235
349,
316
2.事業活動支出
科 目
大 科 目
中 科 目
1.事 業 費 支 出
敢 医 学 向 上 費 支 出
柑 社 会 保 険 対 策 費 支 出
桓 医 療 経 済 対 策 費 支 出
棺 産 業 保 健 対 策 費 支 出
款 学 校 保 健 対 策 費 支 出
歓 地 域 医 療 活 動 費 支 出
汗 介護・在宅医療対策費支出
漢 緩和ケア従事者研修費支出
澗 診療情報提供推進費支出
潅 救急医療体制整備費支出
環 健康スポーツ医学対策費支出
甘 病診連携強化推進費支出
予 算 額
決 算 額
差 額 (△)
171,
391,
000
2,
668,
000
2,
459,
000
200,
000
3,
441,
000
2,
800,
000
2,
847,
000
2,
688,
000
300,
000
300,
000
6,
819,
000
300,
000
2,
776,
000
162,
864,
206
8,
526,
794
3,
354,
481 △
686,
481
2,
074,
782
384,
218
0
200,
000
3,
229,
918
211,
082
2,
580,
891
219,
109
2,
302,
941
544,
059
2,
646,
705
41,
295
361,
529 △
61,
529
0
300,
000
6,
786,
674
32,
326
0
300,
000
2,
668,
267
107,
733
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
監
看
竿
管
簡
緩
缶
翰
肝
艦
莞
観
諌
貫
還
鑑
間
閑
関
陥
韓
館
舘
丸
労災・自賠責保険対策費支出
医 療 政 策 対 策 費 支 出
医 療 安 全 対 策 費 支 出
有 床 診 療 所 対 策 費 支 出
医 療 情 報 推 進 費 支 出
生 活 習 慣 病 対 策 費 支 出
福 祉 親 交 費 支 出
諸 委 員 会 費 支 出
広 報 活 動 費 支 出
会 報 等 刊 行 費 支 出
調
査
費
支
出
図 書 購 入 費 支 出
渉
外
費
支
出
東 北 医 連 学 会 費 支 出
会 史 編 纂 刊 行 費 支 出
郡市地区医師会連絡費支出
助
成
金
支
出
ブロック医師会連絡費支出
委
託
費
支
出
旅 費 交 通 費 支 出
給
料
手
当
支
出
福 利 厚 生 費 支 出
職 員 退 職 金 支 出
雑
支
出
2.管 理 費 支 出
敢 役
員
報
柑 役 員 退
桓 会
議
棺 通
信
款 消
耗
品
歓 印
刷
汗 消 耗 什 器
漢 施 設 管
澗 修
繕
潅 車
輌
環 光
熱
水
甘 賃
借
監 保
険
看 租
税
公
竿 負
担
管 救
護
簡 表 彰 弔
緩 支
払
利
缶 雑
事業活動支出計
事業活動収支差額
職
費
費
費
備
理
費
費
料
料
金
費
慰
支
酬
支
金 支
支
支
費
支
支
品 費 支
費 支
支
支
費
支
支
支
課
支
支
支
費 支
息
支
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
出
600,
000
600,
000
500,
000
200,
000
1,
810,
000
8,
165,
000
1,
200,
000
2,
200,
000
2,
300,
000
12,
957,
000
1,
786,
000
602,
000
2,
000,
000
1,
000
1,
000
2,
530,
000
3,
858,
000
1,
422,
000
1,
600,
000
5,
006,
000
52,
672,
000
8,
103,
000
33,
380,
000
300,
000
68,
535,
000
12,
099,
000
2,
000,
000
15,
659,
000
4,
120,
000
2,
070,
000
1,
000,
000
1,
000,
000
1,
964,
000
1,
000,
000
300,
000
2,
800,
000
420,
000
1,
560,
000
9,
463,
000
3,
988,
000
200,
000
1,
500,
000
1,
673,
000
5,
719,
000
635,
555
546,
720
248,
880
413,
000
1,
332,
155
6,
459,
532
1,
192,
240
2,
006,
280
2,
072,
440
12,
505,
579
1,
492,
955
578,
645
1,
528,
815
0
0
1,
359,
021
2,
974,
485
1,
468,
090
1,
505,
304
4,
628,
710
52,
542,
357
7,
905,
793
33,
379,
672
81,
790
67,
823,
838
12,
099,
000
2,
000,
000
16,
335,
820
3,
872,
922
1,
543,
394
1,
005,
230
1,
340,
619
1,
602,
250
1,
563,
964
320,
121
2,
034,
662
395,
010
1,
307,
774
9,
462,
681
3,
932,
400
0
1,
655,
300
1,
672,
924
5,
679,
767
239,
926,
000
230,
688,
044
△
△
△
△
△
△
△
△
△
41
35,
555
53,
280
251,
120
213,
000
477,
845
1,
705,
468
7,
760
193,
720
227,
560
451,
421
293,
045
23,
355
471,
185
1,
000
1,
000
1,
170,
979
883,
515
46,
090
94,
696
377,
290
129,
643
197,
207
328
218,
210
711,
162
0
0
676,
820
247,
078
526,
606
5,
230
340,
619
361,
750
563,
964
20,
121
765,
338
24,
990
252,
226
319
55,
600
200,
000
155,
300
76
39,
233
9,
237,
956
△35,
224,
000 △26,
335,
360 △ 8,
888,
640
42
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
実 投資活動収支の部
1.投資活動収入
科 目
大 科 目
中 科 目
1.特 定 資 産 取 崩 収 入
敢 役員退職慰労積立金取崩収入
柑 職員転退職死亡積立金取崩収入
桓 車輌購入準備積立金取崩収入
棺 東北医連学会準備積立金取崩収入
款 事務合理化資金積立金取崩収入
歓 会館補修工事積立金取崩収入
汗 会史編纂積立金取崩収入
漢 災害対策積立金取崩収入
澗 会館建設積立金取崩収入
潅 会館購入負担金取崩収入
環 財政維持積立金取崩収入
2.固 定 資 産 売 却 収 入
敢 土
地
売
却
収
入
柑 建
物
売
却
収
入
桓 什 器 備 品 売 却 収 入
棺 車 輌 運 搬 具 売 却 収 入
投資活動収入計
予 算 額
決 算 額
差 額 (△)
95,
346,
000
2,
000,
000
33,
380,
000
1,
000
1,
000
1,
350,
000
1,
000
1,
000
1,
000
11,
495,
000
21,
716,
000
25,
400,
000
93,
003,
000
93,
000,
000
1,
000
1,
000
1,
000
95,
408,
648 △
2,
000,
000
33,
379,
672
0
0
1,
417,
500 △
0
0
0
11,
494,
985
21,
716,
000
25,
400,
491 △
93,
000,
000
93,
000,
000
0
0
0
62,
648
0
328
1,
000
1,
000
67,
500
1,
000
1,
000
1,
000
15
0
491
3,
000
0
1,
000
1,
000
1,
000
188,
349,
000
188,
408,
648 △
59,
648
2.投資活動支出
科 目
大 科 目
中 科 目
1.特 定 資 産 支 出
敢 役員退職慰労積立金支出
柑 職員転退職死亡積立金支出
桓 車輌購入準備積立金支出
棺 東北医連学会準備積立金支出
款 事務合理化資金積立金支出
歓 会館補修工事積立金支出
汗 会 史 編 纂 積 立 金 支 出
漢 災 害 対 策 積 立 金 支 出
澗 会 館 建 設 積 立 金 支 出
潅 会 館 購 入 負 担 金 支 出
環 財 政 維 持 積 立 金 支 出
2.固 定 資 産 取 得 支 出
敢 土
地
購
入
支
出
柑 建
物
購
入
支
出
桓 構 築 物 購 入 支 出
棺 什 器 備 品 購 入 支 出
款 車
輌
購
入
支
出
投資活動支出計
投資活動収支差額
予 算 額
決 算 額
差 額 (△)
118,
542,
000
1,
000,
000
6,
000,
000
500,
000
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
000
1,
000,
000
1,
000
15,
040,
000
93,
000,
000
25,
608,
000
1,
000
22,
400,
000
1,
856,
000
1,
350,
000
1,
000
118,
687,
000
1,
000,
000
6,
000,
000
500,
000
500,
000
1,
000,
000
500,
000
0
1,
000,
000
0
15,
187,
000
93,
000,
000
26,
512,
500
0
22,
399,
388
1,
855,
612
2,
257,
500
0
△
144,
150,
000
44,
199,
000
145,
199,
500 △ 1,
049,
500
43,
209,
148
989,
852
△
△
△
145,
000
0
0
0
0
0
0
1,
000
0
1,
000
147,
000
0
904,
500
1,
000
612
388
907,
500
1,
000
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
43
蔀 財務活動収支の部
1.財務活動収入
科 目
大 科 目
中 科 目
1.借 入 金 収 入
敢 短 期 借 入 金
柑 長 期 借 入 金
財務活動収入計
予 算 額
収
収
入
入
決 算 額
差 額 (△)
2,
000
1,
000
1,
000
0
0
0
2,
000
1,
000
1,
000
2,
000
0
2,
000
2.財務活動支出
科 目
大 科 目
中 科 目
1.借 入 金 支 出
敢 短 期 借 入 金 返 済 支 出
柑 長 期 借 入 金 返 済 支 出
財務活動支出計
財務活動収支差額
予 算 額
決 算 額
差 額 (△)
12,
001,
000
1,
000
12,
000,
000
12,
000,
000
0
12,
000,
000
1,
000
1,
000
0
12,
001,
000
12,
000,
000
1,
000
1,
000
△ 11,
999,
000 △ 12,
000,
000
篠 予備費支出
科 目
大 科 目
中 科 目
1.予
備
費
1.予
備
当期収支差額
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
予 算 額
決 算 額
18,
092,
000
18,
092,
000
費
△ 21,
116,
000
21,
116,
000
0
差 額 (△)
0
0
18,
092,
000
18,
092,
000
4,
873,
788 △ 25,
989,
788
21,
116,
029 △
29
25,
989,
817 △ 25,
989,
817
貸 借 対 照 表
平成21年3月31日現在
科 目
Ⅰ 資産の部
1 流動資産
現 金
預 金
未 収 入 金
仮 払 金
立 替 金
流
動
資
産
合
2 固定資産
敢 有形固定資産
土 地
建 物
構 築 物
車 輌 運 搬 具
什 器 備 品
書 画 骨 董
有 形 固 定 資 産
当 年 度
前 年 度
(単位:円)
増 減
計
8,
191
60,
678,
561
9,
027,
613
1,
464,
600
423,
900
71,
602,
865
15,
880
54,
841,
394
9,
335,
497
1,
457,
100
328,
520
65,
978,
391
△ 7,
689
5,
837,
167
△ 307,
884
7,
500
95,
380
5,
624,
474
253,
670,
879
112,
442,
593
645,
508
1,
965,
044
4,
947,
098
4,
085,
000
377,
756,
122
△ 151,
700,
000
△ 40,
945,
944
計
101,
970,
879
71,
496,
649
1,
753,
773
1,
347,
901
3,
990,
296
4,
085,
000
184,
644,
498
1,
108,
265
△ 617,
143
△ 956,
802
0
△ 193,
111,
624
44
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
柑 無形固定資産
電 話 加 入 権
ソ フ ト ウ ェ ア
無 形 固 定 資 産
桓 投資その他の固定資産
役 員 退 職 慰 労 引 当 資 金
職員転退職死亡引当資金
財 政 維 持 積 立 預 金
会 館 改 修 工 事 積 立 預 金
事務合理化導入積立預金
車 輌 購 入 積 立 預 金
東 北 医 連 学 会 積 立 預 金
会 史 編 纂 積 立 預 金
災 害 対 策 積 立 預 金
会 館 建 設 積 立 預 金
会 館 購 入 資 金 預 金
リ サ イ ク ル 預 託 金
投資その他の固定資産
固
定
資
産
合
資
産
合
Ⅱ 負債の部
1 流動負債
未 払 金
預 り 金
日医会費預り金
流
動
負
債
合
2 固定負債
長 期 借 入 金
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
職員転退職死亡引当金
固
定
負
債
合
負
債
合
Ⅲ 正味財産の部
1 一般正味財産
正 味 財 産 合 計
負 債 及 び 正 味 財 産 合
計
881,
600
1,
764,
000
2,
645,
600
881,
600
464,
625
1,
346,
225
0
1,
299,
375
1,
299,
375
6,
485,
713
103,
165,
256
237,
614,
570
6,
489,
107
3,
627,
574
5,
878,
776
25,
209,
986
12,
891,
301
9,
011,
625
11,
494,
985
9,
716,
000
24,
670
431,
609,
563
810,
711,
910
876,
690,
301
△ 1,
000,
000
△ 27,
379,
672
計
計
計
5,
485,
713
75,
785,
584
305,
218,
079
6,
989,
107
3,
210,
074
6,
378,
776
25,
709,
986
12,
891,
301
10,
011,
625
0
3,
187,
000
24,
670
454,
891,
915
642,
182,
013
713,
784,
878
67,
603,
509
500,
000
△ 417,
500
500,
000
500,
000
0
1,
000,
000
△ 11,
494,
985
△ 6,
529,
000
0
23,
282,
352
△ 168,
529,
897
△ 162,
905,
423
計
4,
124,
848
61,
700
41,
426,
500
45,
613,
048
3,
693,
862
0
41,
168,
500
44,
862,
362
430,
986
61,
700
258,
000
750,
686
計
計
106,
000,
000
5,
485,
713
75,
785,
584
187,
271,
297
232,
884,
345
118,
000,
000
6,
485,
713
103,
165,
256
227,
650,
969
272,
513,
331
△ 12,
000,
000
△ 1,
000,
000
△ 27,
379,
672
△ 40,
379,
672
△ 39,
628,
986
計
480,
900,
533
480,
900,
533
713,
784,
878
604,
176,
970
604,
176,
970
876,
690,
301
△ 123,
276,
437
△ 123,
276,
437
△ 162,
905,
423
監査報告書
平成20年度山形県医師会会計収支決算並びに
山形県医師会会費等の銀行窓口操作取扱い状況等
について、慎重に監査したところ適正妥当なもの
と認める。
平成21年4月23日
監 事 小林 正義 魁
〃 大泉 晴史 魁
〃 尾形 浩 魁
山形県医師会長 有海躬行 殿
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
第
2
回
常
任
理
事
45
会
日 時、平成21年5月13日(水) 午後3時30分〜
会 場、県医師会館役員室
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮、松下鈆三郎、栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、中條 明夫
大内 清則、深尾 彰
4.禁煙推進委員会
4月27日(月) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
前月号に掲載済)
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1. 会員訃報について
会員氏名 海野 清 先生(87歳)
【山形市医師会】
死亡月日 4月24日(金)
告 別 式 4月27日(月) 午後2時
場 所 セレモニーホール山形
喪 主 海野 尚子 様
5.健康スポーツ医学委員会
5月11日(月) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
別掲)
6.地域保健研究委員会
5月12日(火) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
有海会長より、海野先生が亡くなられ、山形市
医師会にお願いして弔意を表した旨報告。
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
別掲)
2.本会会計監査について
4月23日(木) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
7.郡市地区医師会総会への出席について
天童市東村山郡医師会総会
4月22日(水) 天童ホテル
有海会長出席
松下副会長より、すべて適正に処理されている
と認められたが、会費未納会員の取扱いについて
指導があった旨報告があり、5月23日開催の定例
代議員会で協議することとなった。
3.東北・北海道医師会共同利用施設連絡協議会
担当理事打合せ会
4月25日(土) 山形国際ホテル
有海会長ほか役員出席
栗谷副会長より、準備日程、メインテーマ及び
演題発表等について協議が行われた旨報告。
北村山地区医師会総会
4月24日(金) よし田川別館
有海会長出席
有海会長より、天童市東村山郡医師会、北村山
地区医師会の総会に出席し、祝辞を述べて来た旨
報告。
46
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
8.社保及び生保指導打合せ会及び郡市地区医師
会保険担当理事連絡協議会
4月30日(木) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
10.医師連盟関係について
敢 第55回自民党県連大会
5月10日(日) パレスグランデール
有海委員長、須藤副委員長出席報告。
中條常任理事より、社保及び生保指導打合せ会
〔Ⅱ〕通知事項
では、平成21年度の指導等について打合せが行わ
れ、郡市地区医師会保険担当理事連絡協議会では、 1.医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査
について
社保・生保指導打合せ会の内容を伝達した旨報告。
9.会議・行事等について
敢 東北地方社会保険医療協議会山形部会
4月24日(金) 東北厚生局山形事務所
有海会長出席報告。
柑 新型インフルエンザに関する県健康福祉部
との打ち合わせ
4月30日(木) 県医師会館
有海会長、佐藤常任理事出席報告。
桓 小児救急電話相談事業に関する県健康福祉
企画課との打ち合わせ
4月30日(木) 県医師会館
大内常任理事出席報告。
棺 新型インフルエンザに関する医療対策連絡
会議
5月1日(金) 県庁
有海会長出席報告。
款 山形県医師協同組合理事会
5月8日(金) 県医師会館
有海会長ほか役員出席報告。
歓 山形県接骨師会総会
5月9日(土) 滝の湯
有海会長出席報告。
汗 子育て応援団すこやか2009第2回実行委
員会
5月11日(月) 山形メディアタワー
佐藤常任理事出席報告。
漢 女カスミ山形通常総会
5月13日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席報告。
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
2.ハンセン病問題の解決の促進に関する法律等
の施行について
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
3.第53回社会保険指導者講習会の開催日程につ
いて
8月20日(木)・21日(金) 日本医師会館
中條常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
4.特定共同指導等の実施について
中條常任理事より、日本医師会長から、平成21
年度における特定共同指導及び共同指導の実施に
ついて通知があるが、本年度、山形県は該当して
いない旨説明。
5.国民年金事業等の運営の改善のための国民年
金法等の一部を改正する法律等の施行について
中條常任理事より、東北厚生局山形事務所長か
らの標記通知について説明があり、各郡市地区医
師会長あて通知することと決定。
6.平成20年度後発医薬品使用に係る調査結果に
ついて
中條常任理事より、県健康福祉部長からの標記
通知について説明。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
47
7.山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委
員の推薦について
14.要介護認定の方法の見直しに伴う経過措置に
中條常任理事より、県国民健康保険団体連合会
理事長から、標記推薦依頼がある旨説明があり、
審査委員の選任に係る検討委員会で検討すること
と決定。
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
ついて
15.日本医師会「新型インフルエンザ対策本部」
8.治験審査委員会に関する情報の登録に関する
留意事項について
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
の設置について
佐藤常任理事より、日本医師会新型インフルエ
ンザ対策本部長からの標記通知について説明があ
り、各郡市地区医師会長あて通知することと決定。
16.新型インフルエンザ対策の一層の推進について
9.レセプトオンライン請求に関する省令改正
(案)による薬局・病院に係る期限猶予措置につ
いて
佐藤常任理事より、日本医師会新型インフルエ
ンザ対策本部長からの標記通知について説明があ
り、各郡市地区医師会長あて通知することと決定。
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明。
17.新型インフルエンザの発熱外来の設置及び新
10.「保健師助産師看護師養成所国家試験出題基
型インフルエンザの診療を原則行わない医療機
関の指定に伴う医療体制整備について
準」の改定について
松下副会長より、日本医師会長から、平成15年
度版が改定され、「平成22年度版保健師助産師看
護師国家試験出題基準」としてまとめられたとの
通知がある旨説明。
.
11.平成21年4月介護報酬改定関係Q&A(Vol
2)の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
18.母性健康管理指導医制度の改正について
佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
19.臓器移植及び造血幹細胞移植における新型イ
12.周産期医療対策事業等の実施について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
佐藤常任理事より、県子ども政策監からの標記
通知について説明。
ンフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)へ
の対応について
20.新型インフルエンザの国内発生に伴う発熱外
13.肝炎治療特別促進事業における運用変更につ
いて
佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
来の設置のために診療所を開設する場合の保険
医療機関の指定に関する取扱いについて
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
48
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
21.新型インフルエンザの海外発生に伴う医薬品、
医療機器等の安定供給について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
22.新型インフルエンザに関する情報提供について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
23.新型インフルエンザまん延国への渡航歴や患
27.平成21年度山形県子どもの健康を守る地域専
門家総合連携事業実施に係る「連絡協議会」の
委員及び第1回連絡協議会の開催について
5月21日(木) あこや会館
佐藤常任理事より、県教育庁スポーツ保健課長
からの標記通知について説明があり、佐藤常任理
事出席と決定。
28.健康増進事業実施要領の一部改正について
深尾常任理事より、県健康福祉部長からの標記
通知について説明があり、各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定。
者との接触がない発熱患者への対応について
29.特別用途食品の表示許可等について(訂正)
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
深尾常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
24.緊急肝炎ウイルス検査事業の実施について
30.自動体外式除細動器(AED)の適切な管理
佐藤常任理事より、日本医師会長から、緊急肝
炎ウイルス検査事業の適用期間は平成21年3月
31日までとされていたが、4月1日以降も引き続
き実施されるとの通知がある旨説明があり、各郡
市地区医師会長あて通知することと決定。
大内常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明があり、各郡市地区医師会長あて
通知することと決定。
25.国内未発生期における発熱外来を置かない医
31.救急搬送における医療機関の受入状況等実態
療機関への発熱患者の受診について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
等の実施について(注意喚起)
調査の追跡調査について
大内常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記追跡調査について説明。
32.第3回山形県四師会禁煙推進委員会の開催に
26.プーチン・ロシア連邦首相の来日に伴う特定
病原体等の適正管理の徹底について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明。
ついて
5月21日(木) 県歯科医師会館
大内常任理事より、県歯科医師会長から、標記
委員会への出席案内がある旨説明があり、大内常
任理事、他委員出席と決定。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
33.病院におけるIT導入に関する評価系について
三原常任理事より、日本医師会常任理事から、
病院がITを導入する際に目的とされる項目、目
的に応じた評価指標及びその測定方法や留意点を
示した通知がある旨説明があり、各郡市地区医師
会長あて通知することと決定。
〔Ⅲ〕協議事項
1.山形県医療ADR学術研究会設立世話人会委
員の委嘱について
須藤副会長より、山形大学医学部長から、有海
会長に対し標記委員の委嘱依頼がある旨説明があ
り、受諾することと決定。
2.平成21年度山形県あすをきずく青少年県民会
議総会の開催について
5月27日(水) 山形県庁
須藤副会長より、県あすをきずく青少年県民会
議会長から、総会への出席案内がある旨説明があ
り、欠席と決定。
3.平成20年度における食育推進の取組状況及び
平成21年度における取組予定について
須藤副会長より、県農林水産部新農業推進課長
からの標記通知について説明があり、学校保健・
学校医大会等行政や養護教諭との連携などについ
て報告することと決定。
4.公益法人対策特別委員会の設置について
49
6.平成21年度通常総会の開催について
5月26日(火) 山形国際ホテル
須藤副会長より、県高齢・障害者雇用支援協会
長から、通常総会への出席案内がある旨説明があ
り、欠席と決定。
7.平成21年度東北医師会連合会事務局長会議の
開催について
5月29日(金) 岩手県医師会館
須藤副会長より、東北医師会連合会長から、事
務局長会議への出席案内がある旨説明があり、海
和事務局長、伊藤前局長出席と決定。
8.山形県歯科保健医療推進協議会委員の委嘱に
ついて
須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記委
員の推薦依頼がある旨説明があり、有海会長を推
薦することと決定。
9.
「顧問就任」のお願いについて
須藤副会長より、骨髄バンクを支援するやまが
たの会会長から、有海会長に対し顧問の就任依頼
がある旨説明があり、受諾することと決定。
10.新公益法人制度説明会開催について
須藤副会長より、日本医師会長から、新公益法
人制度説明会を企画したのでご活用いただきたい
との通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
須藤副会長より、公益法人対策特別委員会の設
置について説明があり、委員会の設置並びに研修
会等を企画することと決定。
11.平成21年度社団法人山形県薬剤師会通常総会
5.平成21年度「日本対がん協会賞」及び「朝日
がん大賞」の候補者推薦依頼について
須藤副会長より、県薬剤師会長から、通常総会への
出席案内がある旨説明があり、有海会長出席と決定。
須藤副会長より、日本医師会長から、標記候補
者の推薦依頼があるが、各郡市地区医師会に通知
している旨説明。
12.山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
開催について
5月31日(日) ホテルキャッスル
願いについて
6月18日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長より、県臨床内科医会会長から、学術講
演会への後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
50
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
13.山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委
19.専門医師の推薦に関するお願い
員の推薦について
中條常任理事より、県健康福祉部長から、標記
委員の推薦依頼がある旨説明があり、審査委員の
選任に係る検討委員会で検討することと決定。
14.山形市医師会との親善野球大会のお知らせ
6月14日(日) 米沢市市営西部野球場
佐藤常任理事より、県警察本部生活環境課長か
ら、先の依頼の時点では、認知症関係、統合失調
症等関係ということだったが、警察庁からの新た
な通知により、各学会等の専門医の中から夫々指
定されるとの通知がある旨説明があり、各郡市地
区医師会長あてに通知することと決定。
20.「介護認定審査会における参考指標の取扱い
松下副会長より、米沢市医師会長から、野球大
会への出席案内がある旨説明があり、松下副会長
出席と決定。
15.平成21年度社団法人山形県看護協会通常総会
並びに研修会の開催について
6月5日(金) 県看護協会会館
について」の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会介護保険課から
の標記通知について説明があり、各郡市地区医師
会長あて通知することと決定。
21.山形県医師会乳がん検診委員の辞退について
辞任 長谷川 繁生(日本海総合病院)
松下副会長より、県看護協会会長から、通常総
会並びに研修会への出席案内がある旨説明があり、
有海会長出席と決定。
16.平成21年度婦人科検診の契約締結について
佐藤常任理事より、県市町村職員共済組合理事
長から、標記に関する契約締結依頼がある旨説明
があり、契約することと決定。
17.在宅居住系の施設などにおける介護職員によ
る医療行為(医療的ケア)及び介護保険におけ
るリハビリの重要性について
佐藤常任理事より、福島県医師会長から、標記
に関する照会がある旨説明があり、回答は佐藤常
任理事に一任と決定。
深尾常任理事より、酒田地区医師会長から、乳が
ん検診委員の解職依頼がある旨説明があり、了承。
22.日本医師会がん対策推進協議会の開催について
7月12日(日) 日本医師会館
深尾常任理事より、日本医師会長から、標記協
議会への出席案内がある旨説明があり、深尾常任
理事出席並びに各郡市地区医師会長あて通知する
ことと決定。
23.食事療法用宅配食品等栄養指針について
深尾常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
24.がん検診に関するアンケート調査の実施につ
18.「子育て応援団 すこやか2009」開会式出席
いて
依頼
5月30日(土) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より、山形放送叙代表取締役社長
から、開会式への出席案内がある旨説明があり、
欠席と決定。
深尾常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知については、すでに各郡市地区医師会長
あてに依頼済みである旨説明。
25.各種検診委員会委員の推薦について
委嘱 村田 光太郎
消化器検診委員会胃がん・大腸がん部会
深尾常任理事より、山形市医師会長から、標記
委員の委嘱依頼がある旨説明があり、了承。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
26.救急病院の認定に関する意見の聴取について
天童温泉篠田病院、小白川至誠堂病院
51
32.救急病院の認定に関する意見の聴取について
鶴岡市立荘内病院
大内常任理事より、県健康福祉部長から、救急
病院の認定に関する意見の聴取依頼があるが、天
童市東村山郡医師会、山形市医師会では「適当と
認める」との意見である旨説明があり、本会とし
てもそのように意見を申し述べることと決定。
大内常任理事より、県健康福祉部長から、救急
病院の認定に関する意見の聴取依頼があるが、鶴
岡地区医師会では「適当と認める」との意見であ
る旨説明があり、本会としてもそのように意見を
申し述べることとした。
27.平成21年度救急教育連絡会議の開催について
33.平成21年度第1回全国メディカルコントロー
6月2日(火) 山形県庁
大内常任理事より、県消防学校長から、救急教
育連絡会議への出席案内がある旨説明があり、大
内常任理事出席と決定。
ル協議会連絡会の開催について
6月10日(水) 大阪国際会議場
大内常任理事より、日本医師会常任理事から、
標記協議会連絡会への出席案内がある旨説明があ
り、欠席と決定。
28.日本医師会認定健康スポーツ医再研修会承認
申請について
7月25日(土) 伝国の杜
追 加 要 項
〔 I〕報告事項
大内常任理事より、米沢市医師会長からの標記
承認申請について説明があり、日本医師会へ申請
することと決定。
1.新型インフルエンザ対策に関する県保健薬務
課との打ち合わせ
5月12日(火) 県庁
29.第一回通常総会並びに特定非営利活動法人設
立記念講演会開催について
5月31日(日) 山形市中央公民館
大内常任理事より、県喫煙問題研究会会長から、
通常総会並びに講演会への出席案内がある旨説明
があり、大内常任理事が出席と決定。
30.平成21年度「世界禁煙デー」及び「禁煙週間」
について
5月31日(日) 〜6月6日(土)
大内常任理事より、県健康福祉部長からの標記
通知について説明。
31.平成21年度山形県小児救急電話相談事業運営
業務の委託について
大内常任理事より、県健康福祉部長から、標記
に関する委託契約の締結依頼がある旨説明があり、
契約締結と決定。
佐藤常任理事より、まん延期の発熱外来につい
ては設置主体を明白にし、医師会に協力要請する
必要があると考えていること、医療機関向けの診
療マニュアルを作成中であること等について打合
せが行われた旨報告があり、内容について各郡市
地区医師会長あて通知することと決定。
I〕通知事項
〔I
1.地球温暖化防止対策(クールビズ)の実施に
ついて
須藤副会長より、日本医師会長から、平成21年
6月1日より9月30日までの間、常識的な判断に
よる夏の軽装(クールビズ)を実施するとの通知
がある旨説明。
2.
「協会けんぽ」被保険者証一括更新スケジュー
ルについて
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
52
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
3.労災保険に係る義肢等補装具の支給方法等の
変更について
10.山形県医師会後援のご依頼
6月26日(金) パレスグランデール
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
有海会長より、県脳ドック研究会代表世話人か
ら、標記研究会への後援依頼がある旨説明があり、
後援了承。
4.女性の健康支援対策事業の実施について
11.新型インフルエンザに関連する診療報酬の取
扱いについて
佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
5.発熱外来受診者数等の調査の実施について
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明。
12.「社会医療法人の認定について」の一部改正
6.アメリカからの帰国便における新型インフル
エンザ患者の発生について
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明。
7.新型インフルエンザに係る症例定義及び届出
様式の改定等について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
8.会員訃報について
会員氏名 大塚 孝元 先生(83歳)
【南陽市東置賜郡医師会】
死亡月日 5月11日
告 別 式 5月14日(木) 午後1時
場 所 ナウエルホール南陽
喪 主 大塚 聡 様
有海会長より、大塚先生が亡くなられた旨説明
があり、齋藤理事参列と決定。
9.医薬品・医療機器等安全性情報報告制度の周
知について
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
について
13.医療安全全国フォーラム及び医療安全全国共
同行動支援セミナーの開催について
5月30日(土) 日本教育会館
須藤副会長より、日本医師会常任理事からの標
記セミナーの開催について説明。
14.医薬品の仕入れ価格情報データベース整備について
須藤副会長より、日本医療提供施設経営支援セ
ンター理事長からの標記通知について説明。
I
I〕協議事項
〔I
1.鋤山形県鍼灸マッサージ師会第85回通常総会
開催について
5月31日(日) 月岡ホテル
須藤副会長より、県鍼灸マッサージ師会会長か
ら、通常総会への出席案内がある旨説明があり、
欠席と決定。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
2.NPO法人山形県腎友会第7回定期大会開催
の御案内について
6月28日(日) 山形ビッグウイング
須藤副会長より、県腎友会会長から、第7回定期
大会への出席案内がある旨説明があり、欠席と決定。
3.長期運転資金の貸付けに係る意見について
中條常任理事より、労災保険情報センター山形
事務所長から、標記通知について説明。
4.山形県医師会協同組合及び有限会社カスミ山
形との出向者協定の締結について
須藤副会長より、県医師会協同組合及び有限会
社カスミ山形との出向者協定の締結依頼がある旨
説明があり、契約を締結することと決定。
5.山形県有床診療所協議会会則の制定について
佐藤常任理事より、県有床診療所協議会会則案
について説明があり、原案どおり決定し、会員を
募集することと決定。
6.山形県農作物有害動植物防除協議会の開催に
ついて
6月8日(月) 県庁
53
6月16日(火) 山形テルサ
大内常任理事
6月18日(木) 置賜総合文化センター
松下副会長
7月14日(火) 酒田市民会館
栗谷副会長
7月16日(木) 山形テルサ
大内常任理事
7月23日(木) 置賜総合文化センター
中條常任理事
7月28日(火) 山形テルサ
武田常任理事
9.新型インフルエンザ対策について
佐藤常任理事より、鶴岡地区医師会長から、新
型インフルエンザ対策に関する要望がある旨説明
があり、5月23日の代議員会及び総会終了後、郡
市地区医師会新型インフルエンザ担当者会議を開
催することと決定。
10.本会消化器検診読影研修会の開催について
6月13日(土) 山形大学医学部 第5講義室
深尾常任理事より、本会消化器検診読影研修会
を第35回山形県胃と腸勉強会との共催にて開催
したい旨説明があり、了承。
11.平成21年度山形県がん実態調査業務に係る委
須藤副会長より、県農作物有害動植物防除協議
会会長から、協議会への出席案内がある旨説明が
あり、欠席と決定。
7.平成21年度定例総会及び事務研修会のご案内
6月9日(火) パレスグランデール
託契約について
深尾常任理事より、県立がん・生活習慣病セン
ター所長から、標記に係る委託契約締結依頼があ
る旨説明があり、契約締結することと決定。
12.「小児救急電話相談事業」の相談日の拡大に
中條常任理事より、山形地区社会保険委員会山
形支部長から、定例総会及び事務研修会への出席
案内がある旨説明があり、事務局対応と決定。
8.東北厚生局山形事務所並びに山形県による保
険医療機関等の個別指導について
中條常任理事より、東北厚生局山形事務所から、
保険医療機関等の個別指導の実施について連絡が
ある旨説明があり、立会い役員について協議の結
果、次のとおり決定。
ついて
大内常任理事より、
「小児救急電話相談事業」の
相談日の拡大について、小児科の先生方に協力依
頼したい旨説明があり、了承。
54
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
第
2
回
全
理
事
会
日 時、平成21年5月27日(水) 午後3時30分〜
会 場、県医師会館役員室
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮、松下斑三郎、栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司、武田 憲夫、中條 明夫
大内 清則
理 事 齋藤 忠明、原田 順二、清治 邦夫
沓沢 茂夫、折居 和夫、吉岡 信弥
監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩
議 長 福原 晶子
副 議 長 島津 博達
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1.会員訃報について
会員氏名 大塚 孝元 先生(83歳)
【南陽市東置賜郡医師会】
死亡年月日 5月11日(月)
告 別 式 5月14日(木) 午後1時
場 所 「ナウエルホール南陽」
(南陽市)
喪 主 大塚 聡 様
齋藤理事より、大塚孝元先生の告別式が執り行
われ多くの参列者があった旨報告。
2.第2回常任理事会について
5月13日(水) 県医師会館
須藤副会長より、第2回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり、報告事項11件、通
知事項49件、協議事項45件であった旨説明があり、
それぞれ了承。
4.審査委員の選任に係る検討委員会について
5月15日(金) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
有海会長より、審査委員を選任した旨報告。
5.マンモグラフィ読影講習会について
5月16日(土) 〜同17日(日) 県立中央病院
有海会長出席
有海会長より、46名の参加者があり受講証をお
渡しして来た旨報告。
6.本会第120回定例代議員会、同第98回定例総
会について
5月23日(土) 山形国際ホテル
有海会長ほか役員出席
須藤副会長より報告。
(詳細については、本誌別掲)
7.救急・大規模災害等対策委員会について
陰 県関係課との打合せ会について
5月20日(水) 県庁
大内常任理事出席
大内常任理事より、救急・大規模災害等対策
について県と打合せをした旨報告。
② 委員会
5月25日(月) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本
誌別掲)
3.診療に関する相談申込み状況(4月分)
須藤副会長より、4月分の診療に関する相談は、
県医師会での受付1件の診療に対する苦情・相談
であった旨報告。
8.会議・行事等について
敢 新型インフルエンザ対策にかかる県健康福
祉部との打ち合わせ
5月18日(月) 県庁
佐藤常任理事出席報告。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
55
柑 日医医療政策会議
5月20日(水) 日本医師会館
有海会長出席報告。
4.平成21年度全国安全週間の実施に伴う協力依
頼について
7月1日(水) 〜7日(火)
桓 子どもの健康を守る地域専門家総合連携事
業第1回連絡協議会
5月21日(木) あこや会館
佐藤常任理事出席報告。
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
棺 県四師会禁煙推進委員会
5月21日(木) 県歯科医師会館
大内常任理事出席報告。
款 山形県医師会協同組合第35期総代会
5月23日(土) 山形国際ホテル
有海会長出席報告。
歓 上山市医師会総会
5月26日(火) あづま屋
有海会長出席報告。
汗 山形県医師信用組合理事会
5月27日(水) 県医師会館
有海会長出席報告。
〔Ⅱ〕通知事項
1.
「環境に関する日本医師会宣言」等の送付につ
いて
須藤副会長より、日本医師会長からの標記宣言
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
2.
「医師法第16条の2第1項に規定する臨床研
修に関する省令の一部を改正する省令」等の送
付について
武田常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明。
3.当面のメンタルヘルス対策の具体的推進について
須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
5.療養の給付及び公費負担医療に関する費用の
請求に関する省令の一部を改正する省令の施行
について
中條常任理事より、日本医師会長から、平成21
年4月以降、400床未満病院でレセプト電子請求を
行っているもの及びレセプトコンピューターを使
用している薬局のうち、義務化期限に対応できな
い施設の取扱い等に関する通知がある旨説明があ
り、各郡市地区医師会長あて通知することと決定。
6.
「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の
請求に関する省令の一部を改正する省令の施
行」に伴い期限猶予措置の対象となった保険医
療機関等が提出する状況届について
中條常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明があり、各郡市地区医師会長あて
通知することと決定。
7.特定疾患治療研究事業等に係る高額療養費制
度の見直しに伴う「診療報酬請求書等の記載要
領等について」等の改正について
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
8.健康保険組合における調剤報酬の直接審査支
払について
中條常任理事より、日本医師会常任理事から、
新たに日本ユニシス健康保険組合、東芝健康保険
組合において、調剤報酬の直接審査支払が実施さ
れるとの通知がある旨説明。
56
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
9.新型インフルエンザに係る発熱外来の受診時
における国民健康保険被保険者資格証明書の取
扱いについて
中條常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
(本会会員用ホーム
ページ「医師会ニュース」に掲載)
16.「新型インフルエンザに対する社会福祉施設
等の対応について」の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会介護保険課から
の標記通知について説明があり、各郡市地区医師
会長あて通知することと決定。
17.「新型インフルエンザに対する社会福祉施設
等の対応について(追加)
」の送付について
10.オンライン請求化の準備状況等の調査等につ
いて
中條常任理事より、県社会保険診療報酬支払基
金幹事長からの標記通知について説明。
佐藤常任理事より、日本医師会介護保険課から
の標記通知について説明があり、各郡市地区医師
会長あて通知することと決定。
18.学校における新型インフルエンザ対応に関す
11.「認知症疾患医療センター運営事業実施要綱
る情報提供について
について」の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、
地域包括支援センターとの連携体制を整備するこ
と等に伴い、実施主体を都道府県から医療機関等
の団体等に一部を委託できるように改正されたと
の通知がある旨説明。
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
19.新型インフルエンザに係る症例定義及び届出
様式の再改定及び新型インフルエンザ対策に関
する要望について
12.地域支援事業実施要綱等に関する一部改正通
知等の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
20.新型インフルエンザに関する院内感染対策の
13.新型インフルエンザの国内発生にかかる対応
徹底について
について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明。
21.受診命令制度及び公務所等への照会制度の円
滑な運用のための協力について
14.「新型インフルエンザ対策に関する行動計画」
第二段階への対応について
佐藤常任理事より、日本医師会新型インフルエ
ンザ対策本部長からの標記通知について説明。
佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明があり、各郡市地区医師会長あて
通知することと決定。
22.新型インフルエンザ感染事例の発生に伴う特
15.新型インフルエンザ感染拡大防止のための養
定健診・特定保健指導等における対応について
成施設における対応について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、該
当郡市地区医師会長あて通知することと決定。
栗谷副会長より、県健康福祉部長からの標記通
知について説明。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
23.平成21年度山形県救急業務高度化推進協議会
「教育指導ワーキンググループ」
の設置及び委員
の就任について
大内常任理事より、県救急業務高度化推進協議
会長からの標記通知について説明。
〔Ⅲ〕協議事項
57
7.当協会の役員候補者の推薦について
須藤副会長より、県結核成人病予防協会長から、
監事候補者の推薦依頼がある旨説明があり、海和
事務局長を推薦することと決定。
8.
「山形在宅呼吸療法研究会」ご後援のお願い
7月7日(土) 大手門パルズ
1.
“明るいやまがた”夏の安全県民運動推進会議
の開催について
6月12日(金) 県庁
武田常任理事より、山形在宅呼吸療法研究会代
表幹事から、研究会への後援依頼がある旨説明が
あり、後援了承。
須藤副会長より、県子ども政策監から、標記会
議への出席案内がある旨説明があり、欠席と決定。
9.平成21年度山形県北方領土返還促進協議会会
費の納入について
2.後援申請願
6月30日(木) 〜8月14日(金) 山形市他
松下副会長より、県北方領土返還促進協議会会
長から、平成21年度会費の納入依頼がある旨説明
があり、納入することと決定。
須藤副会長より、第52回東日本医科学生総合体
育大会運営委員会から、標記大会への後援依頼が
ある旨説明があり、後援了承。
3.鋤山形県産業廃棄物協会の理事就任について
10.長寿医療制度の広報について
中條常任理事より、県後期高齢者医療広域連合
長から、長寿医療制度ポスターの配布依頼がある
旨説明があり、本会会報と一緒に送付することと
決定。
須藤副会長より、県産業廃棄物協会会長から、
海和事務局長に対し理事の就任依頼がある旨説明
があり、受諾することと決定。
11.母体保護法指定医師申請書
4.夢未来やまがた食育県民運動推進本部会議の
開催について
6月12日(金) 山形グランドホテル
佐藤常任理事より、太田信彦会員から、標記指
定医師の申請がある旨説明があり、母体保護法指
定医師と認めることと決定。
須藤副会長より、夢未来やまがた食育県民運動
推進本部長から、本部会議への出席案内がある旨
説明があり、欠席と決定。
12.平成21年度山形県性に関する健康教育研究会
5.山形県社会福祉審議会臨時委員の推薦について
佐藤常任理事より、県性に関する健康教育研究
会会長から、理事会への出席案内がある旨説明が
あり、欠席と決定。
須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記委
員の推薦依頼がある旨説明があり、政金生人先生
を推薦することと決定。
6.当協会の評議員候補者の推薦について
須藤副会長より、県結核成人病予防協会長から、
評議員候補者の推薦依頼がある旨説明があり、本
間清和先生、山科昭雄先生、窓橋秀昭先生、佐藤
正年先生、河田純男先生を再推薦することと決定。
理事会の開催について
6月18日(木) ホテルキャッスル
13.平成21年度山形県学校保健連合会理事会の開
催について
6月9日(火) あこや会館
佐藤常任理事より、県学校保健連合会長から、
理事会への出席案内がある旨説明があり、有海会
長出席と決定。
58
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
14.慢性腎臓病(CKD)特別対策事業について
栗谷副会長より、日本医師会長からの標記通知
について説明があり、各郡市地区医師会長あて通
知することと決定。
15.山形県救急医療・救急業務関係者知事表彰の
推薦について
大内常任理事より、県健康福祉部長から、標記
表彰の推薦依頼がある旨説明があり、各郡市地区
医師会長あて通知し、候補者の推薦を求めること
と決定。
追 加 要 項
〔 I〕報告事項
1.郡市地区医師会新型インフルエンザ対策担当
者会議
5月23日(土) 山形国際ホテル
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より報告。
(詳細については、本誌
別掲)
2.新型インフルエンザ対策に関する県医師会と
県健康福祉部との意見交換会
5月25日(月) 県庁
佐藤・大内常任理事出席
佐藤常任理事より、発熱外来方式、現在〜感染
拡大(初期)の対応、まん延期の対応、休日・夜
間診療の拡大、補償制度・従事者の感染防護、契
約等について、県と話し合いを行った旨報告。
3.
「認知症専門ケア加算に係る研修要件の取り扱
いについて(事務連絡)
」の送付について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明。
4.新型インフルエンザに対する「基本的対処方
針」等について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
5.新型インフルエンザに係る症例定義及び届出
様式の再改定について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
6.新型インフルエンザに係る症例定義及び届出
様式の再改定に係る事務連絡の送信について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
7.
「基本的対処方針」に伴う関連事務連絡の送信
について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
8.インフルエンザ施設別発生状況に係る調査に
ついて
I〕通知事項
〔I
1.新規麻薬製品の販売開始について
中條常任理事より説明。
(詳細については、本誌
別掲)
2.臓器移植及び造血幹細胞移植における新型イ
ンフルエンザへの対応について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの
標記通知について説明。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明があり、各
郡市地区医師会長あて通知することと決定。
9.「
「新型インフルエンザに対する社会福祉施設
等の対応について」の一部改定について」の送
付について
佐藤常任理事より、日本医師会介護保険課から
の標記通知について説明があり、各郡市地区医師
会長あて通知することと決定。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
10.平成21年度第1回全国メディカルコントロー
ル協議会連絡会について
大内常任理事より、日本医師会常任理事から、
全国連絡会が中止されたとの通知がある旨説明。
59
5.全国健康保険協会山形支部柔道整復施術療養
費審査委員の推薦について
中條常任理事より、全国健康保険協会山形支部
長から、標記委員の推薦依頼がある旨説明があり、
人選については保険部に一任と決定。
11.平成21年度がん検診受診促進企業連携事業の
実施について
佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通
知について説明があり、各郡市地区医師会長あて
通知することと決定。
12.日本脳炎定期予防接種における「乾燥細胞培
養日本脳炎ワクチン」の使用に係る省令改正等
について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長からの標記通知について説明。
I
I〕協議事項
〔I
6.山形県医師会新型インフルエンザ等感染症対
策委員会の設置について
佐藤常任理事より、標記委員会の設置について
説明があり、設置することと決定。
7.第36回東北・北海道医師会共同利用施設連絡
協議会予算(案)について
鈴木業務課長より、標記協議会予算(案)につ
いて説明があり、原案どおり決定。
8.2009年世界禁煙デー記念講演会のご案内につ
いて
6月13日(土) 日本医師会館
1.本会ロゴマーク案について
須藤副会長より、4つの案がある旨説明があり、
2案について再度検討することと決定。
2.県医移動理事会及び懇談会について
6月24日(水) 熊野大社證誠殿
須藤副会長より、南陽市東置賜郡医師会からの出
席者及び懇談会における議題の報告がある旨説明。
3.山形県警察協力医会第21回定期総会の開催に
ついて
7月4日(土) 山形国際ホテル
須藤副会長より、県警察協力医会会長から、総
会への出席案内がある旨説明があり、有海会長出
席と決定。
4.
「置賜糖尿病フォーラム」学術講演会に関わる
後援名義借用の件
6月12日(金) 東京第一ホテル米沢
武田常任理事より、松橋昭夫会員から、標記へ
の後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
大内常任理事より、日本医師会長から、講演会
への出席案内がある旨説明があり、欠席と決定。
9.子育て応援団すこやか2009
「禁煙紙芝居」公
演の出席について
5月31日(日) 山形ビッグウイング
大内常任理事より、県四師会禁煙推進委員会か
ら、標記への出席依頼がある旨説明があり、大内
常任理事ほか委員出席と決定。
10.「医療安全調査委員会設置法案(仮称)」に関
するアンケート調査に対する回答について
栗谷副会長より、日本医師会長から、標記アン
ケート調査への協力依頼があり、各郡市地区医師
会長へアンケート調査し、回答案をまとめた旨説
明があり、原案どおり日本医師会へ回答すること
と決定。
11.第22回全国有床診療所連絡協議会総会開催の
ご案内
8月1日(土) 〜2日(日) ホテル日航熊本
須藤副会長より、熊本県医師会長から、標記総
会への出席案内がある旨説明があり、佐藤・大内
常任理事出席と決定。
60
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
12.除山形県腎等臓器移植推進機構理事会の開催
について
6月15日(月) あこや会館
柑 川崎二郎元厚生労働大臣と厚生・労働関係
団体との懇談会について
6月1日(月) パレスグランデール
須藤副会長より、県腎等臓器移植推進機構理事
長から、理事会への出席案内がある旨説明があり、
有海会長出席と決定。
須藤副委員長より、自民党山形県第一選挙区支
部長から、標記への出席案内がある旨説明があり、
有海委員長出席と決定。
13.「在宅医療研修会」の案内について
6月25日(木) 県歯科医師会館
15.その他
栗谷副会長より、県歯科医師会長から、在宅医
療研修会への出席案内がある旨説明があり、各郡
市地区医師会長あて通知するとともに、有海会長、
佐藤常任理事、折居理事出席と決定。
敢 県病院協議会との懇談会(7月29日)及び
県知事との懇談会(8月21日)に提出する協
議議題の検討について
海和事務局長より、標記懇談会における提出
議題について検討願いたい旨説明があり、次回
理事会にて検討することとした。
14.医師連盟関係
敢 えんどう利明拡大役員会について
6月1日(月) パレスグランデール
須藤副委員長より、えんどう利明後援会連合
会から、標記への出席案内がある旨説明があり、
欠席と決定。
柑 山形大学医学部との懇談会について
有海会長より、標記懇談会を開催したい旨説
明があり、了承。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
61
健康スポーツ医学委員会
本会健康スポーツ医学委員会は、去る5月11日
(月)午後3時30分より、県医師会館において開催さ
れた。
初めに有海会長より、
「健康管理としてのスポー
ツをはじめ、職場や学校、また広く県民のための
スポーツ医の活躍する場を具体化していく努力が
必要と思われるが、それには実際どうすればいい
か等について、本日は忌憚のないご意見を賜りた
い。
」との挨拶があり、大内常任理事の司会で協議
が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
○出席者
会 長 有海 躬行
担当理事 大内 清則、中條 明夫、原田 順二
委 員 井田 英雄
○議 題
1.山形県医師会健康スポーツ医学委員会での意
見と現状について
大内常任理事より、過去に開催した委員会での
意見等を参考に、今後の活動内容を検討したい旨
説明。
2.山形県医師会スポーツ医等名簿について
大内常任理事より、山形県医師会スポーツ医等
名簿として、日本体育協会公認スポーツドクター、
日本整形外科学会認定スポーツ医、健康スポーツ
医と産業医の両方を持っている人を加えた名簿を
作成した旨説明。
3.日本医師会健康スポーツ医学委員会答申につ
いて
中條常任理事より、平成20年3月の日本医師会
健康スポーツ医学委員会答申の中に、山形県医師
会の今後の課題として、健康スポーツ医の地区医
師会ごとの組織化、再研修会の定期的開催、特定
健診・保健指導制度への積極的な参画について取
り組むこと等が記載されている旨説明。
4.日本医師会認定健康スポーツ医再研修会承認
申請について
大内常任理事より、日本医師会認定健康スポー
ツ医再研修会として、米沢市医師会より承認申請
がある旨説明があり、了承。
平成21年7月25日(土) 米沢市「伝国の杜」
5.健康スポーツ医再研修会と産業医研修会の同
時開催について
大内常任理事より、他県での健康スポーツ医再研
修会と産業医研修会の同時開催について説明があ
り、本県においても今後検討していくこととした。
協議の結果、次のことを中心に今年度から活動
していくこととし、21年度は県民を対象にした健
康スポーツ医学に関する「公開講座」の開催を計
画することとした。
1.住民を対象に健康スポーツ医学の公開講座
を開催。
2.産業医研修会と健康スポーツ医再研修会の
同時開催。
3.特定健診・保健指導の担当者に対する健康
スポーツ医による講習会の開催。
4.「
学童期におけるスポーツの注意点等」につ
いて、教育委員会と関わる活動を企画。
5.
「ドーピング」関係の健康スポーツ医再研修
会を開催。
6.各地区医師会に、健康スポーツ医活動に関
する要望等を聞く。
62
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
地域保健研究委員会
本会地域保健研究委員会は、去る5月12日(火)午
後3時30分より県医師会館において開催された。
初めに有海会長より、
「本委員会は、地域の問題
を見つけて、それを研究課題として如何に工夫し
て、解決するかを研究するものである。過去には
色々な事業が実施されたが、今後も地域の状況を
認識して、最も相応しいものを課題として問題を
見つけて解決するものであり、我々に対しても大
切な分野である。また、地域の方々の協力をいた
だいたり、或いは啓発活動などを行ったり、医師
会だけでなく地域と結びついた事業である。今後
の取組みについて、忌憚のないご意見をいただき
たい。」との挨拶があり、鈴木委員長の司会で協議
が進められた。
主な協議内容は次の通りである。
性をA群、ペプシンノゲン法は陰性でヘリコバク
ター・ピロリ抗体価の陽性をB群、ペプシノゲン
法が陽性の人はヘリコバクター・ピロリ抗体価に
関わらずC群と分けて、A群は「胃の病気になる危
険性は低い胃」
、B群は「胃がん発生の可能性もあ
る胃」
、C群は「胃がんなどの病気になりやすい胃」
とした。
平成21年の事業実績は4月分だけで、受診者総
数1,
が検査をうけた。当
283人中、190人(
19.
8% )
初の予定人数は年間1,
400人の予定で、2年間で
2,
800人、1ヶ月に120人と予定していたが、当初
の予定人数より多くなると思われる。
○出席者
会 長 有海 躬行
副会長 栗谷 義樹
担当理事 大内 清則、中條 明夫、清治 邦夫
委員長 鈴木 伸男
副委員長 鈴木 明朗
委 員 廠金谷 透、佐藤 正年
金谷委員廠より次のとおり説明。
山形市医師会の地域保健研究事業のテーマは、
地域における災害時の医療救護活動事業で、これ
まで実施された過去の事業とは異なっている。
平成20年度に救護班の見直しの会議を行い、山
形市医師会内に特別委員会を設置し、正・副会長、
理事を中心に結成した。
従来の医療救護班体制、規約などを大幅に改正
し、山形市を北と南に分けて2班として、各班に
班長、副班長を決め、2班の活動基点を山形市医
師会館、山形市医師会健診センターとして、災害
が発生した場合に夫々の基点に集合することとし
ている。
平 成20年12月7日 に 山 形 市 医 師 会 健 診 セ ン
ターで、山形市消防本部の協力を得て県立中央病
院のDMAT隊長の森野先生、済生病院、東北中央
病院、山形市健康課に参加していただき、医療救
護訓練を実施した。
平成21年度の計画では、研修会として、実際に
ヘルメット、ベストなどを着用して実技訓練を予
定している。また、山形市内で8月下旬に開催さ
れる山形メディカルラリー
(病院前救護の研修会)
を医療救護班の先生、看護師から実際に見学して
もらい、災害が起きた場合に救急隊とどの様に対
応するか経験してもらう予定にしている。
研究成果の提出となると実際に災害が起きないか
〇報 告
1.検診事業におけるヘリコバクター・ピロリ菌、
ペプシノゲン測定の意義
(鶴岡地区医師会)
鈴木委員長より次のとおり説明。
平成20年から22年度にわたる3年間の継続事
業であり、研究委員は4人の先生方である。
平成20年度の事業は、会員への周知、会議、講
演会、説明会、健診システムの機能改修、書類の
作成を行った。
事業の具体的な開始は平成21年4月からで、対
象者は荘内地区健康管理センターにおける人間
ドック・生活習慣予防健診受診者の中でこの検査
を希望する者に対して、尿中ヘリコバクター・ピ
ロリ菌抗体測定を導入して、ピロリ菌陽性率を検
討するものである。検査の判定は、ペプシノゲン
法とヘリコバクター・ピロリ抗体価の両者とも陰
2.地域における災害時の医療救護活動事業
山形市医師会)
(
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
ぎり、その成果をなかなか判定することが出来な
いと思うが、医師会救護班の活動について取組ん
でいくこととしている。
○協 議
1.新たな地域医療活動事業の取組みについて
大内常任理事より、新たな事業の取組みについ
て各郡市地区医師会に照会したが、予定がなかっ
63
た旨説明があり、今後の取組みについて、次のよ
うな意見が出された。
○米沢市医師会の生活習慣病関連検査事業につ
いて、継続の要望があり、米沢市医師会の意
向を踏まえ、検討することとした。
○事業期間、助成金について、柔軟な対応の要
望があり、その様に対応することとした。
郡市地区医師会新型インフルエンザ対策担当者会議
郡市地区医師会新型インフルエンザ対策担当者
会議は、去る5月23日(土)、本会定例総会終了後、
山形国際ホテルにて開催された。
初めに有海会長より「ご承知のとおり新型イン
フルエンザがまん延しており、行政の方も一所懸
命やっているが、我々医師会もどのように対応し
ていくのか喫緊の課題になっている。皆様の意見
をいただきながら、この危機をのりこえなければ
と考えている。よろしくお願いしたい」との挨拶
があり、有海会長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
出席者
○郡市地区医師会
冨樫 整(山 大)、門馬 孝(山 形)
神村 匡(天・東)、窓橋 介(寒・西)
佐藤 紀嗣(上 山)、原田 一博(上 山)
小室 淳(北村山)、山科 昭雄(新・最)
本間 清和(酒 田)、中目 千之(鶴 岡)
佐藤 正年(南・東)、池田 英之(長・西)
窓橋 秀昭(米 沢)
○県医師会
会 長 有海 躬行
副会長 須藤 俊亮、松下斑三郎、栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫
中條 明夫、大内 清則
理 事 齋藤 忠明、清治 邦夫、沓沢 茂夫
折居 和夫、吉岡 信弥
監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩
議 長 福原 晶子
副議長 島津 博達
1.議 題
1)新型インフルエンザについて
佐藤常任理事より、現在の行政や県医師会の
対策状況について説明が行われ、各地区医師会
から次のような要望、意見等が出され、早急に
県と話し合いの場をもつこととなった。また、
今後、新型インフルエンザ対策委員会の設置に
ついて検討することとなった。
○行政が設立し、医師会に委託・運営を行う発
熱外来方式は今後どのように考えるのか
○現在〜感染拡大(初期)の対応について
・現在の発熱相談センターではどのように振
り分けているのか。重症・軽症を勘案して
いるか、新型か否かだけか。
・迅速キットがすでに入手できない。購入で
きるよう早急に斡旋してほしい。
○まん延期の対応について
・タミフルの院外処方は可能と明言してほしい。
・山形県における「まん延期宣言」は、速や
かに明白な形で出してほしい。
・登録医療機関と非登録医療機関の関係が不
明確。
・登録医療機関の名簿の公表等については当
面見合わすこと。
○休日・夜間診療の拡大
○補償制度・従事者の感染防護など
・今後の強毒性インフルエンザの感染にも備える。
○契約について
・医師会と県との契約の形にする必要がある。
64
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
救急・大規模災害等対策委員会
本会救急・大規模災害等対策委員会は、去る5
月25日(月) 午後3時30分より県医師会館会議室に
おいて開催された。
初めに有海会長より、
「本日は行政の方々と一体
となり対応を考えられるので、忌憚のないご意見
を頂戴したい。救急医療に対し、柔軟かつ適切に
対応することが我々に課せられている責務であり、
先生方のご経験を共有し、皆で協力していくこと
が務めである。」との挨拶があり、続いて委員長に
金谷委員、副委員長に森野委員を選出し、金谷委
員長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次の通りである。
○出席者
会 長 有海 躬行
副会長 栗谷 義樹
担当理事 中條 明夫、大内 清則
委員長 金谷 透
副委員長 森野 一真
委 員 太田雄一郎、細矢 貴亮、高橋 繁夫
白田 寧、関根 智久、神林 隆明
佐藤 光弥、大森 典夫、仁科 盛之
オブザーバー
山形県総合防災課、山形県健康福祉企
画課の各係員
○委員長、副委員長選出
それぞれ次の通り選出された。
委 員 長 金谷 透 委員
副委員長 森野 一真 委員
○報 告
1.平成20年度全国メディカルコントロール協議
会について
第1回 平成20年6月6日(金)東京・三田共用会議所
第2回 平成21年1月30日(金)グランメッセ熊本
大内常任理事より、第1回は、
「救急救命士の再
教育について」、「メディカルコントロール協議会
を活用した救急医療体制の構築」についての事例
報告、第2回は「メディカルコントロール体制充
実のための取り組みについて」
、
「円滑な搬送を確
保するための消防と医療の連携」について事例報
告が行われた旨報告。
森野副委員長より、予定されていた第3回目は、
インフルエンザの影響等で中止になったが、救命
処置の拡大を進めるための対応方策が進められて
おり、消防庁でルール作りのたたき台を作成して
いる最中である旨報告。
2.山形県救急業務高度化推進協議会
平成21年2月5日(木) 於、自治会館
森野副委員長より、救急救命士の養成状況、全
国メディカルコントロール協議会報告等6つの報
告事項、救急救命士に対する再教育の実施につい
て等5つの協議事項があった旨報告。
3.平成21年度県医師会、各郡市地区医師会の救
護体制について
大内常任理事より、県医師会の救護体制につい
て説明があり、続いて各委員から夫々の地区医師
会の救護体制について報告。
4.災害発生時における情報伝達について
大内常任理事より、災害発生時の県医師会役員
間における情報伝達について、県庁から一報が届
いた時点で、電話・ファックス・メールで一気に
情報提供を行う旨報告。
5.AEDの普及率調査について
事務局より、前回調査時の平成19年5月は、233
の医療機関で設置しており、普及率は29.
5%で
あったが、この度の調査では、105件増加の338の
医療機関で設置しており、普及率は42.
7%であっ
た旨報告。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
○協 議
1.本県の初期救急医療体制の構築について
敢 小児救急電話相談事業の拡充について
県健康福祉企画課より、日曜・祝祭日の事業拡
大について説明があり、協力小児科医29名体制で、
本年9月より事業拡大予定を了承。
65
柑 初期救急に係る相談システムの構築について
県総合防災課より、本県の初期救急医療に関す
る取組として、夜間初期救急医療体制整備推進事
業、救急協力医証交付事業等について報告があり、
今後、県独自のシステムで救急安心センターの検
討を行う旨説明。
公益法人対策特別委員会
本会公益法人対策特別委員会は、去る5月27日
(水)午後5時30分より、県医師会館において開催さ
れた。
初めに有海会長より、
「4月27日に準備会を開
催、5月13日開催の第2回常任理事会において委
員を決定していただいたところである。本日の委
員会では研修会、アンケート調査などについてご
協議いただきたい」との挨拶があり、有海会長の
司会で協議が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
○出席者
委 員 有海 躬行、須藤 俊亮、松下斑三郎
栗谷 義樹、佐藤 泰司、中條 明夫
大内 清則、折居 和夫
「新公益法人制度研修会」開催要項
日 時 平成21年7月11日(土)午後3時〜5時
会 場 山形県医師会館 2階会議室
対 象 本会役員並びに各郡市地区医師会担
当役員、各事務局
講 師 日本医師会常任理事 今村 聡先生
「新公益法人制度への対応について」
2.アンケート調査について
有海会長より、研修会に先立ち、各郡市地区医
師会あて新公益法人制度に関するアンケート調査
を行い、Q&Aのような形でまとめたい旨説明が
あり、了承。
○議 題
1.研修会について
有海会長より、今村日医常任理事を講師に迎え、
下記のとおり研修会を予定している旨説明があり、
開催了承。
学 術 委 員 会
本会学術委員会は、去る年5月29日(金)午後3時
30分より県医師会館2階会議室において開催さ
れた。
初めに有海会長より、
「われわれ医師会は学術団
体と称している故、生涯教育に努めることが重要
である。これまでいろいろなテーマでシンポジウ
ム等を開催してきているところである。最近は各
研究会等の団体や製薬メーカー等によって、学術
講演会が絶え開催され、講演や発表が行われてい
る状況である。このような発表は、これらの講演
66
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
会に任せても良いのではないかという考えもあり、
今年度予定している本会の学術大会は、担当理事
を中心にいろいろ工夫をし開催して行きたいので、
本日は忌憚のないご意見を頂きたい」との挨拶が
あり、続いて片桐委員の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次の通りである。
○出席者
会 長 有海 躬行
副会長 栗谷 義樹
担当理事 武田 憲夫、深尾 彰
委 員 神村 匡、片桐 忠、原田 一博
内村 文昭、川合 厚子、外田 淳
笹井 祐之
◯報 告
1.平成19年度生涯教育申告集計結果について
武田常任理事より、平成19年度全国の生涯教育
申告率は74.
7%、全国
2%、山形県の申告率は80.
では18番目、山形県内では寒河江市西村山郡医師
会が91.
9%で県内最高率であった旨説明。
◯協 議
1.平成21年度生涯教育制度について
武田常任理事より、平成21年度は改訂された
「生涯教育カリキュラム<2009>を用いて、実施
される旨説明があり、16年度より始められたイン
ターネット生涯教育講座セルフアセスメント解答、
臨床研修・臨床実習指導医のための教育ワーク
ショップ、医師国家試験公開問題作成など、引き
続き継続し、各会員へ協力依頼することと決定。
2.平成21年度日医生涯教育講座の開催について
武田常任理事より、平成21年度生涯教育講座の開
催について説明があり、協議の結果、次の通り決定。
日程 10月末から11月上旬頃を予定
場所 山形市及び酒田市
テーマ及び講師
「脳卒中、特に急性期虚血性脳疾患の対応
(t
PAなどを含め)」をテーマに、講師の選
任については、山形大学医学部長に依頼。
3.緩和ケア研修会の開催について
武田常任理事より、平成21年度緩和ケア研修会
の開催について説明があり、協議の結果、例年通
り開催することとし、日程・講師・テーマについ
ては、山形の緩和ケアを考える会と相談の上開催
することと決定。
4.日医生涯教育協力講座セミナーの開催について
武田常任理事より、日医生涯教育協力講座セミ
ナー「ウイルス感染症における予防と治療」につ
いては昨年度の委員会で開催することが決定され、
既にご案内の通り6月20日に開催すること、
また、
「生活習慣病診療のUpt
oDat
e」の開催依頼がある
旨説明があり、協議の結果、今年度中に慢性腎臓
病を中心に、病診連携等を含めたテーマで開催す
ることと決定。
5.第12回山形県医師会学術大会について
武田常任理事より、山形県医師会学術大会はこ
れまで一般演題が主体であったが、昨今の医療は
多くの問題を抱えており、最近の医療の中で重要
な問題をテーマに選び、それに向かって皆で議論
するシンポジウム形式で行う方が意義深いと考え
ている旨説明があり、協議の結果、第12回学術大
会はシンポジウム形式で、
「介護保険の現状と対
策」をテーマに、11月21日(土) に開催することと
決定。
6.第64回東北医師会連合会総会並びに学術大会
(平成22年度 山形県担当)の開催について
武田常任理事より、第64回東北医師会連合会総
会並びに学術大会は平成22年度に山形県医師会
担当で開催されることになっており、次年度の学
術委員会では間に合わないので、メインテーマに
ついて検討願いたい旨説明があり、協議の結果、
執行部に一任することと決定。
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
斬5月 1日
で開催。
新型インフルエンザに関する医療
対策連絡会議が県庁で開催され、有海会長出席。
斬〃
斬〃
日本医師会認定産業医制度実施要
新型インフルエンザ対策について、
れ、佐藤常任理事出席。
斬〃
各郡市地区医師会長宛通知。
がん検診に関するアンケート調査
斬〃
天童市発行の
「子育て支援医療証」
館で開催され、有海会長ほか役員出席。
「朝日がん大賞」の候補者推薦方依頼について、
師会長宛送付。
斬〃
7日
会報編集会議を県医師会館ほかで
長宛通知。
8日
の取扱について、各郡市地区医師会長宛通知。
経過措置について、各郡市地区医師会長宛通知。
山形県医師会協同組合理事会が県
斬〃
平成21年度本会会員名簿の刊行
9日
提供について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
10日
宛通知。
第55回自民党県連大会がパレス
副委員長出席。
11日
適切な管理等の実施について、各郡市地区医
師会長宛通知。
実行委員会が山形メディアタワーで開催され、
佐藤常任理事出席。
斬〃
価系について、各郡市地区医師会長宛通知。
12日
地域保健研究委員会を県医師会館
新公益法人制度説明会について、
斬〃
子育て応援団すこやか2009第2回
斬〃
病院におけるI
T導入に関する評
斬〃
健康スポーツ医学委員会を県医師
会館で開催。
自動体外式除細動器(AED)の
斬〃
グランデールで開催され、有海委員長、須藤
斬〃
医薬品・医療機器等安全性情報報
告制度の周知について、各郡市地区医師会長
山形県接骨師会総会が滝の湯で開
催され、有海会長出席。
新型インフルエンザに関する情報
斬〃
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
要介護認定の方法の見直しに伴う
斬〃
医師会館で開催され、有海会長ほか役員出席。
斬〃
介護認定審査会における参考指標
斬〃
開催。
斬〃
平成21年4月介護報酬改定関係Q
&A(Vo1.2)について、各郡市地区医師会
て、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
審査委員の選任に係る検討委員会
を県医師会館で開催。
医療安全調査委員会設置法案(仮
称)に関するアンケート調査のお願いについ
15日
斬〃
各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
代議員会議案書等を各郡市地区医
斬〃
平成21年度「日本対がん協会賞」
斬〃
第2回常任理事会を県医師会館で
女カスミ山形通常総会が県医師会
斬〃
の取り扱いに対するご協力と周知について、
各郡市地区医師会長宛通知。
13日
開催。
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
新型インフルエンザ対策に関する
県保健薬務課との打ち合わせが県庁で開催さ
領の改定について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
67
各郡市地区医師会長宛通知。
「協会けんぽ」
被保険者証一括更新
斬〃
スケジュールについて、各郡市地区医師会長
宛通知。
68
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
斬〃
開催され、佐藤常任理事出席。
国民年金事業等の運営の改善のた
めの国民年金法等の一部を改正する法律等の
斬〃
施行について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
「社会医療法人の認定について」の
歯科医師会館で開催され、大内常任理事出席。
斬〃
一部改正について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
録に関する留意事項について、各郡市地区医
ほか役員出席。
斬〃
師会長宛通知。
労災保険に係る義肢等補装具の支
れ、佐藤・大内常任理事出席。
斬〃
新型インフルエンザ対策にかかる
れ、佐藤常任理事出席。
斬〃
斬〃
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
第2回全理事会を県医師会館で開催。
山形県医師信用組合理事会が県医
師会館で開催され、有海会長ほか役員出席。
斬〃
28日
都道府県医師会「公益法人制度改
ハンセン病問題の解決の促進に関
革」担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され、須藤副会長、三原常任理事出席、またテ
会長宛通知。
レビ会議システムを利用して有海会長出席。
特別用途食品の表示許可等につい
斬〃
て、各郡市地区医師会長宛通知。
19日
新型インフルエンザの大流行期に
斬〃
備えた外来診療機関の登録について、各郡市
斬〃
20日
救急・大規模災害等対策委員会の
斬〃
斬〃
合連携事業第1回連絡協議会があこや会館で
東北医師会連合会事務局長会議が
「山形県医療給付事業の手引き」
を
山形県救急医療・救急業務関係者
知事表彰の推薦依頼について、各郡市地区医
日医医療政策会議が日本医師会館
子どもの健康を守る地域専門家総
学術委員会を県医師会館で開催。
各郡市地区医師会宛送付。
斬〃
師会長宛通知。
で開催され、有海会長出席。
21日
29日
岩手県医師会館で開催され、海和事務局長出席。
県関係課との打合せ会が県庁で開催され、大
内常任理事出席。
日医医療IT委員会が日本医師会
館で開催され、三原常任理事出席。
地区医師会長宛通知。
斬〃
27日
する法律等の施行について、各郡市地区医師
斬〃
斬〃
新型インフルエンザ対策について、
斬〃
健康増進事業実施要領の一部改正
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
上山市医師会総会があづま屋で開
各郡市地区医師会長宛通知。
緊急肝炎ウイルス検査事業の実施
斬〃
26日
催され、有海会長出席。
通知。
斬〃
山形県有床診療所協議会への入会
のお願いについて、各郡市地区医師会長宛通知。
医療法第25条第1項の規定に基づ
く立入検査について、各郡市地区医師会長宛
認知症・統合失調症にかかる医師
について、各郡市地区医師会長宛通知。
県健康福祉部との打ち合わせが県庁で開催さ
斬〃
新型インフルエンザ対策に関する
県健康福祉部との意見交換会が県庁で開催さ
中央病院で開催。
斬〃
救急・大規模災害等対策委員会を
県医師会館で開催。
長宛通知。
斬〃 16・17日 マンモグラフィ読影講習会を県立
18日
25日
斬〃
給方法等の変更について、各郡市地区医師会
斬〃
山形県医師会協同組合第35期総
代会が山形国際ホテルで開催され、有海会長
治験審査委員会に関する情報の登
斬〃
本会第120回定例代議員会、同第98
ンザ対策担当者会議を山形国際ホテルで開催。
斬〃
長宛通知。
斬〃
23日
回定例総会、郡市地区医師会新型インフルエ
新型インフルエンザに関連する診
療報酬の取扱いについて、各郡市地区医師会
山形県四師会禁煙推進委員会が県
斬〃
特定疾患治療研究事業等に係る高
額療養費制度の見直しに伴う「診療報酬請求
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
業について、各郡市地区医師会長宛通知。
書等の記載要領等について」等の改正につい
て、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
同第98回定例総会の議決事項について、各郡
療養の給付及び公費負担医療に関
市地区医師会長宛通知。
健指導委託契約書の訂正について、各郡市地
区医師会宛通知。
「療養の給付及び公費負担医療に
関する費用の請求に関する省令の一部を改正
斬〃
保険者届の提出について、各郡市地区医師会
となった保険医療機関等が提出する状況届に
宛通知。
ついて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
格証明書の取扱いについて、各郡市地区医師
通知。
斬〃
会長宛通知。
エンザ対策に関する要望について、各郡市地
区医師会長宛通知。
会福祉施設等の対応について」を各郡市地区
斬〃
斬〃
平成21年度全国安全週間の実施
事務連絡を各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
本的対処方針」並びに「基本的対処方針」に伴
長宛通知。
う関連事務連絡を各郡市地区医師会長宛送付。
受診命令制度及び公務所等への照
各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
子育て応援団すこやか2009が山
斬〃
対応に関する情報提供について、各郡市地区
形ビッグウイングで開催され、大内常任理事
医師会長宛通知。
出席。
平成21年度がん検診受診促進企
会長宛通知。
「環境に関する日本医師会宣言」
等
を各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
日本医師会女性医師支援セン
れ、佐藤・武田常任理事出席。
斬〃
業連携事業の実施について、各郡市地区医師
斬〃
30日
ター・シンポジウムが日本医師会館で開催さ
「第2回やまがた健康塾」のポス
学校における新型インフルエンザ
インフルエンザ施設別発生状況に
係る調査について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
ターを各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
新型インフルエンザに対する「基
に伴う協力依頼について、各郡市地区医師会
会制度の円滑な運用のための協力について、
斬〃
新型インフルエンザに係る症例定
義及び届出様式の再改定並びに再改定に係る
当面のメンタルヘルス対策の具体
的推進について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
新型インフルエンザに係る症例定
義及び届出様式の再改定および新型インフル
「新型インフルエンザに対する社
医師会長宛送付。
新型インフルエンザの国内発生に
かかる対応について、各郡市地区医師会長宛
新型インフルエンザに係る発熱外
来の受診時における国民健康保険被保険者資
斬〃
特定健診・特定保健指導に関する
する省令の施行」に伴い期限猶予措置の対象
斬〃
斬〃
平成21年度特定健康診査・特定保
斬〃
宛通知。
斬〃
本会第120回定例代議員会並びに
斬〃
する費用の請求に関する省令の一部を改正す
る省令の施行について、各郡市地区医師会長
69
慢性腎臓病(CKD)特別対策事
31日
山形県薬剤師会通常総会がホテル
キャッスルで開催され、有海会長出席。
斬〃
山形県喫煙問題研究会通常総会、
特定非営利活動法人設立記念講演会が山形市
中央公民館で開催され、大内常任理事出席。
70
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
会 員 異 動
5月31日現在会員数 1,
689名 A会員 726名 B会員 860名 C会員 2名 準会員 101名
○ 会 員 訃 報
死亡年月日
平成21年5月11日
○ 入 月 日
4.1
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
5.1
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
5.
11
5.
12
月 日
4.1
〃
5.1
〃
〃
〃
5.
11
5.
15
氏 名
大 塚 孝 元
享 年
83歳
会
郡市地区医師会
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
酒 田 地 区
山 形 大 学
山 形 大 学
山 形 大 学
山
形
市
寒河江市西村山郡
上
山
市
酒 田 地 区
長井市西置賜郡
鶴 岡 地 区
山 形 大 学
○ 異 郡市地区医師会
南陽市東置賜郡
会員区分
B
準
準
準
準
準
準
準
準
準
B
B
C
C
準
準
B
B
B
準
B
氏 名
小 林 真 司
齋 藤 秀 樹
五十嵐 美 晴
武 藤 大 成
浅 沼 拓
山 口 修
安 達 裕 一
大 沼 郁 子
白 川 玉 美
深 瀬 洋 子
遠 藤 日登美
小 山 美希子
猪 狩 龍 佑
田 中 英 智
佐 藤 浩 章
三 浦 章
金 内 ゆみ子
内 田 徹 郎
武 田 真 一
渡 部 愛 子
横 山 浩 之
備 考
会員区分
準
準
B
B
B
B
B
B
氏 名
斎 藤 博 文
佐 藤 知恵子
佐 藤 信一郎
田 宮 和 朗
齋 藤 郁 子
井 出 佳 宏
新 井 昌 彦
浅 野 善 助
備 考
医師会異動
〃
勤務先変更
〃
〃
〃
〃
〃
動
郡市地区医師会
寒河江市西村山郡
寒河江市西村山郡
山
形
市
酒 田 地 区
酒 田 地 区
酒 田 地 区
鶴 岡 地 区
山
形
市
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
71
○ 退 会
月 日
3.
31
〃
〃
〃
5.
31
郡市地区医師会
山
形
市
山
形
市
山
形
市
新庄市最上郡
米
沢
市
会員区分
B
B
B
B
B
氏 名
尾 上 沙 璃
大 竹 修 一
金 子 尚 仁
松 本 秀 一
山 田 文 彦
備 考
解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊
壊
壊
山形県医師会会報への投稿についてお願い
壊
壊
壊
壊
壊 1.投稿者は、本会の会員または会員との共著者であることを原則とします。
壊
壊 2.内容は、学術論文、随想、短歌、趣味に関するものなど、なんでも結構です。 壊
壊 3.原稿は横書きとし(短歌、俳句等は除く)、当用漢字、現代かなづかいを使って 壊
壊
壊
下さい。
壊
壊
壊 明らかな誤字・脱字等は、情報広報部にて訂正いたします。(外国語はパソコン 壊
壊
壊
か活字体でとくに明瞭に。)
壊
壊
壊 4.原稿用紙は、原則として県医師会所定のもの(一行22字×21行)をご使用下さ 壊
壊
壊
い。ご希望の方にはお送り致します。(4枚で1頁)
壊
壊
壊 5.パソコン使用の場合は、Eメール添付、FD・CDを送付して頂いても結構です。 壊
壊 6.学術関係のものは、臨床医家向きにお書き下さい。
壊
壊 7.原稿の締切は毎月月末です。
壊
壊
壊
壊 8.原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます。
壊
壊 9.別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい。(30部以上の場合は、実費をいただ 壊
壊
壊
きます。)
壊
壊
壊 10.その他については、事務局(023-666-5200)にご照会下さい。
壊
廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
72
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
医師国保だより
山形県医師国民健康保険組合公告第500号
山形県医師国民健康保険組合公告第501号
(組合会議員補欠選挙の当選者)
本組合会議員中、下記地区において組合脱退に
より、組合会議員に欠員が生じたため補欠選挙を
行った結果、下記のとおり当選し就任しましたの
で公告します。
平成21年5月25日
山形県医師国民健康保険組合 理事長 徳永 正靱 (保険給付規程、
専決及び代決規程の一部改正)
平成21年5月21日開催の本組合第246回理事会
において「保険給付規程」
、「専決及び代決規程」
の一部を改正したので公告します。
記
1.
「保険給付規程」
第4条第3項第1号中、
「第1種組合員」を「第
1種組合員及び第3種組合員」に改める。
2.
「専決及び代決規程」
第4条 第2項 第4項 中「老 人 保 健 拠 出 金」を
「老人保健拠出金、後期高齢者支援金、前期高齢者
納付金、介護納付金、共同事業拠出金」に改める。
平成21年5月21日
山形県医師国民健康保険組合 理事長 徳永 正靱 記
1.鶴 岡 地 区 当選者 小野 俊孝
任期 平成21年4月27日〜平成22年4月20日
(上野寿樹前組合会議員の残任期間)
2.北村山地区 当選者 高橋 則好
任期 平成21年5月18日〜平成22年4月20日
(阿部貞義前組合会議員の残任期間)
平成21年2月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる2月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。
1.療養諸費
2月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院7,
698千円、入院外6,
601千円、歯科1,
956千円、診療費
合計で16,
255千円となりました。2月までの組合負担額の前年度同期比では入院17.
40%減、入院外
2.
39%減、歯科2.
01%減、診療費計で9.
2%減と低めで推移しています。
また、昨年度高めで推移した調剤は0.
02%減とほぼ同額となりました。
療養諸費
区 分
件数
日数
費 用 額
一 部 負 担 金
他
薬剤一部負担金 負
組合負担額
円
円
第1種 入 院
医
組合員
入院外
第 2 種 入 院
組 合 員
8
54
2,
161,
190
1,
512,
830
195
295
3,
313,
440
18
198
8,
250,
290
科
667
922
888 1,
469
及
び
世 帯 員
入院外
計
歯
科
円
-
2,
322,
785
984,
084
0
6,
184,
909
1,
203,
589
-
6,
021,
100
4,
278,
506
1,
537,
869
0
19,
746,
020
14,
299,
030
4,
373,
902
法 1件当り 1人当り
額 費 用 額 費 用 額
円
0
円
円
270,
149
3,
345
6,
571
16,
992
5,
129
861,
792
458,
349
4,
331
204,
725
9,
027
3,
161
0 1,
073,
088
22,
237
7,
741
第1種組合員
86
131
817,
540
572,
278
245,
262
0
0
9,
506
1,
266
第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
212
351
1,
959,
000
1,
383,
758
556,
855
0
18,
387
9,
241
1,
028
計
298
482
2,
776,
540
1,
956,
036
802,
117
0
18,
387
9,
317
1,
088
403
476
3,
862,
300
2,
731,
457
1,
009,
038
0
121,
805
9,
584
1,
514
(
23) (
577)
374,
406
224,
386
150,
020
-
0
16,
279
147
調
剤
入院時食事療養費
訪
円
648,
360
担
問
看
護
0
0
0
0
0
-
0
0
0
16
-
75,
739
53,
873
19,
382
-
2,
484
4,
734
30
-
療
養
費
移
送
費
0
-
0
0
0
0
0
0
療 養 諸 費 合 計
1,
605
-
26,
835,
005
19,
264,
782
6,
354,
459
0 1,
215,
764
16,
720
10,
519
本 年 度 累 計
19,
152
- 302,
789,
053
214,
076,
268
82,
419,
923
0 6,
292,
862
15,
810
117,
497
前 年 度 同 期 比
100.
9
91.
7
93.
2
91.
2
93.
9
-
92.
0
-
88.
0
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
73
2.その他組合の諸給付
2月分のその他の諸給付は、高額療養費15件1,
085,
533円、出産育児一時金1件380,
000円、傷病手当
金2件95,
000円を給付しました。
その他組合の諸給付
種 別
件 数
金 額
備 考
円
高 額 療 養 費
15
出産育児一時金
1
葬
費
0
傷 病 手 当 金
2
祭
合
18
計
1,
085,
533
380,
000 家族1人
0
95,
000 第1種組合員2人
1,
560,
533
3.保険給付費支払額の状況
2月分の保険給付費は20,
825千円で、前年に比
べ685千円の増加となっています。
4.共済会の諸給付金の状況
2月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金10件
1,
015,
000円、死亡弔慰金1件300,
000円、出産給
付金1件100,
000円を給付しました。
平成20年度 保険給付費支払額の状況
平成19年度
平成20年度
19年度実績月平均
20年度当初予算月平均
共済会の諸給付金の状況
種 別
件数
金額
備 考
円
傷 病 見 舞 金
28,965
27.199
27,260
23,610
21.871
21,871
18,945
18,393
22,670 23,123 20,825
22.670
19,344
17,471
23,946
傷 病 給 付 金
死 亡 弔 慰 金
出 産 給 付 金
介 護 手 当 金
高齢者褒賞給付金
生存退会給付金
合 計
10
0
1
1
0
0
0
12
1,
015,
000 会員5人
0
300,
000 会員1人
100,
000 配偶者1人
0
0
0
1,
415,
000
74
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
医師会協同組合だより
第 35期 通 常 総 代 会
標記総代会は去る5月23日山形国際ホテルに
おいて開催され、提案された全議案についてそれ
ぞれ原案通り可決承認されましたので次の通りお
知らせします。
と き 平成21年5月23日(土) 午後3時
ところ 山形国際ホテル
1.開会
鈴木主事より開会宣言
1.理事長の挨拶
有海躬行理事長より挨拶
1.議長選出
窓橋秀昭総代を議長に選出
1.議 事
自 平成2
0年4月 1 日
第1号議案 第35期 至 平成
21年3月31日
事業報告、
財産目録、貸借対照表、損益計算書
及び剰余金処分案の承認を求むる件
第2号議案 平成21年度事業計画、収支予算案の
承認を求むる件
第3号議案 借入金残高の最高限度額の承認を求
むる件
第4号議案 規約の一部変更の承認を求むる件
第5号議案 理事の選任を求むる件
第6号議案 退職役員の慰労金贈呈の承認を求む
る件
(
)
貸 借 対 照 表
平成21年3月31日
(単位:円)
(一 資 産 の 部)
(二 負 債 の 部)
質 流 動 資 産
質.流 動 負 債
103,
860
12,
769,
513
現
金
買
掛
金
62,
271,
109
167,
715
預
金
未
払
金
8,
083,
724
31,
177
売
掛
金
前
受
金
642,
986
9,
015,
506
商
品
預
り
金
508,
193
733,
200
仮
払
金
未 払 消 費 税 等
539
000
貸 倒 引 当 金
△ 93,
未 払 法 人 税 等
72,
71,
516,
333
22,
789,
111
流 動 資 産 計
流 動 負 債 計
実 固 定 資 産
射 有形固定資産
車輛運搬具
器具備品
有形固定資産計
捨 無形固定資産
電話加入権
無形固定資産計
赦 外部出資その他の資産
外部出資金
有 価 証 券
保 証 金
外部出資その他の資産計
固 定 資 産 計
資
産
合
計
実.固 定 負 債
退職給与引当金
固 定 負 債
51,
129 負
債
合
計
310
562,
613,
439
606,
960
13,
計
13,
606,
960
36,
396,
071
(三 純 資 産 の 部)
質.組合員資本
200 射 出 資 金
4,
060,
000
291,
291,
200 捨 利益剰余金
4,
710,
000
1 法定準備金
5,
650,
000 2 その他利益剰余金
1,
600,
000
996,
124
敢教育情報費用繰越金
8,
640
柑組合積立金
258,
640
15,
657,
646
7,
陰特別積立金
8,
163,
279
3,
000,
000
隠車両等購入準備金
000
韻役員退職給与積立金
933,
19,
590,
646
組 合 積 立 金 計
桓当期未処分剰余金
12,
643,
935
当期純利益金額
282,
836
前期繰越剰余金
1,
39,
223,
541
利 益 剰 余 金 計
43,
283,
541
純 資 産 合 計
79,
679,
612 負 債 及 び 純 資 産 合 計
79,
679,
612
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
剰余金処分案
75
え、必要な実査、立会、照合及び報告の聴取そ
の他通常とるべき必要な方法を用いて調査した。
質 当期未処分剰余金
643,
935
1 当期純利益金額 12,
282,
836 13,
926,
771
2 前期繰越剰余金 1,
実 剰余金処分額
2.監査結果の意見
敢 財産目録、貸借対照表、損益計算書は、組
合の財産及び損益の全ての重要な点において
500,
000
1 特 別 積 立 金 5,
500,
000
000,
000
3 教育情報事業費用繰越金 1,
527 7,
404,
527
4 出 資 金 配 当 金 404,
6,
522,
244
蔀 次期繰越剰余金 験験験験験験験験験
験
2 役員退職給与積立金 適正に表示している。
柑 剰余金処分案は、法令及び定款に適合して
いる。
平成21年4月23日
監 事 小 林 正 義
以上の通りであります。
〃 大 泉 晴 史
平成21年5月23日
〃 尾 形 浩
山形県医師会協同組合
理 事 長 有 海 躬 行
平成21年度事業計画
専 務 理 事 松 下 斑三郎
自 平成21年4月1日 常 務 理 事 伊 藤 正 明
至 平成22年3月31日 理 事 須 藤 俊 亮
1.事業方針
同 栗 谷 義 樹
本年度は組合経営の多角化として、新規事業
同 佐 藤 泰 司
企画の為の先発組合よりの情報収集、購買事業
同 三 原 一 郎
としてのカタログ通信販売及び書籍のWEB販売
同 中 條 明 夫
利用の普及拡大、日医ORCAプロジェクトの普及
同 齋 藤 忠 明
推進、福祉保険事業として全医協連と提携して
同 清 治 邦 夫
の新商品の開発、加入促進、関係保険募集代理
同 折 居 和 夫
店事業の拡充、又、職員の資質の向上をはかる
同 吉 岡 信 弥
など、組合の創立の主旨である会員の経済的地
位及び福祉の向上を目的として事業を推進する。
監査報告書
中小企業等協同組合法第40条第5項により、理
事長から受領した平成20年度財産目録、貸借対照
2.事業計画
敢 組合組織の強化拡充
斬理事会・運営委員会を定期的に開催し、会
務の円滑な進行をはかる。
表、損益計算書及び剰余金処分案を監査した。
斬未加入会員の組合の加入促進をはかる。
なお、当組合の監事は定款第30条(監事の職務)
斬賛助会員の加入促進をはかり、勤務医会員
に定めるところにより、監査の範囲が会計に関す
るものに限定されているため、事業報告書を監査
する権限を有していない。
の組合事業利用の拡大をはかる。
斬県医師会・地区医師会との連絡を密にし、
組合活動の発展をはかる。
柑 購買事業
1.監査の方法の概要
斬カタログ通信販売利用の普及拡大に努める。
決算関係書類の監査のため、会計に関する帳
斬書籍のWEB販売利用の普及拡大に努める。
簿、書類を閲覧し、計算書類について検討を加
斬日医ORCAプロジェクトの普及に努める。
76
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
斬組合員の利益になる優良商品の開発に努める。
斬医療産業廃棄物回収斡旋事業の推進をはかる。
斬全医協連のCOOP商品の普及をはかる。
斬県医師会よりの委託事務を行う。
斬各種キャンペーンを行い利用の拡大をはかる。
款 教育・情報事業
桓 福祉保険事業
斬先発組合及び医療関連業界の情報を収集し、
斬全医協連と提携し会員の多様化するニーズ
組合員への広報に努力する。
に対応して新商品の開発をはかると共に、
斬医療経営改善の研究、会議の開催に努力する。
斬組合ホームページ運用の充実に努力する。
加入促進に努める。
斬生命・損害保険募集代理店事業の拡大、推
歓 福利厚生事業
斬県医師会事業ならびに医療関係団体事業へ
進をはかる。
の協賛を行う。
斬生命・損害保険販売促進キャンペーンを行
斬物故組合員への弔慰を行う。
い加入の普及に努める。
汗 全各号に付帯する事業
棺 集金事務代行業務
斬医療関連優良図書の斡旋を行う。
斬灯油、重油、ガソリン等燃料斡旋事業利用
の拡大普及をはかる。
平成21年度収支予算案
自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日
事 業 収 益 の 部
質.共同購買事業収益
商 品 売 上 高
小 計
実.その他の事業収益
受 取 リ ー ス 料
小 計
蔀.福利厚生事業収益
1.受 取 保 険 手 数 料
2.受 取 斡 旋 手 数 料
3.受取集金事務手数料
4.受取事務代行手数料
小 計
篠.事業外収益
1.広 告 協 賛 金 収 入
2.雑 収 入
小 計
偲.特別収益
1.貸 倒 引 当 金 戻 入
2.教育情報費用繰越金戻入
3.役員退職給与積立金戻入
小 計
合 計
前年度決算額
100,
691,
774
100,
691,
774
予 算 額
90,
000,
000 共同購買売上
90,
000,
000
5,
364,
289
1,
230,
000
364,
289
5,
230,
000
1,
19,
053,
963
213,
788
834,
647
740,
953
20,
843,
351
19,
100,
000
250,
000
850,
000
350,
000
20,
550,
000
450,
947
9,
313,
454
764,
401
9,
(単位:円)
摘 要
生・損保保険等取扱手数料
図書斡旋手数料等
集金代行6社取扱手数料
県医師会より委託事務手数料
500,
000 営業案内文書広報協賛金
9,
400,
000 女カスミ山形より給料等分担金等
900,
000
9,
293,
961
93,
000
117,
620
500,
000
360,
000
210,
000
771,
581 803,
000
137,
435,
396 122,
483,
000
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
事 業 費 用 の 部
質.共同購買事業費
1.商 品 売 上 原 価
2.購 買 事 業 費
小 計
実.その他の事業費
1.教 育 情 報 事 業 費
2.福 利 厚 生 事 業 費
3.支 払 リ ー ス 料
小 計
蔀.一般管理費
職 員 給 料 手 当
賞 与
給料手当負担金
法 定 福 利 費
福 利 厚 生 費
退職給与引当金繰入額
教 育 研 究 費
広 告 宣 伝 費
旅 費 交 通 費
交
際
費
会
議
費
総 代 会 費
理 事 会 費
諸 会 議 費
関係団体負担金
通
信
費
水 道 光 熱 費
賃
借
料
支 払 保 険 料
消
耗
品
費
印
刷
費
修
繕
費
事 務 用 品 費
租
税
公
課
新 聞 図 書 費
支 払 手 数 料
車
輛
費
リ
ー
ス
料
減 価 償 却 費
雑 費
小 計
篠.事業外費用
1.貸 倒 引 当 金 繰 入
2.雑 損 失
小 計
前年度決算額
88,
979,
567
995,
996
89,
975,
563
117,
620
49,
048
5,
320,
462
5,
487,
130
予 算 額
摘 要
80,
500,
000 共同購買売上の仕入原価
800,
000 購入物資運送費
81,
300,
000
500,
000 21年度教育情報事業執行予定
120,
000 21年度福利厚生事業見込
1,
210,
000
1,
830,
000
9,
581,
439
2,
957,
575
0
1,
992,
302
177,
862
2,
553,
540
25,
284
730,
282
980,
576
133,
843
10,
300,
000
3,
300,
000
1,
020,
000
1,
800,
000
220,
000
1,
680,
000
200,
000
560,
000
1,
500,
000
300,
000
職員3人分給与、諸手当
職員3人分
県医師会給与負担金
社会保険料等事業主負担分
職員傷害保険料等
21年度見込繰入額
職員研修費
県医師会会報広告料等
役・職員諸会議出席旅費
得意先お祝い等
981,
643
685,
571
230,
679
268,
800
1,
830,
760
440,
000
992,
000
31,
200
434,
477
938,
745
111,
600
17,
650
260,
563
40,
788
571,
046
395,
216
158,
762
215,
259
891,
643
28,
629,
105
1,
050,
000
1,
000,
000
350,
000
270,
000
1,
900,
000
360,
000
984,
000
50,
000
450,
000
650,
000
100,
000
30,
000
270,
000
42,
000
570,
000
500,
000
510,
000
300,
000
400,
000
30,
666,
000
1回分旅費諸費
4回分旅費諸費
委員会等旅費諸費
全医協連等関係団体負担分
電話料・文書郵送料等
県医師会館費用分担分等
県医師会家賃他
自動車保険料
コピー用紙等
議案書等
93,
539
138,
785
232,
324
事務用備品
印紙税等
コンピューター保守料等
営業車輛燃料代等
コンピューターリース料
21年度見込繰入額
諸雑費
150,
000 21年度見込繰入額
100,
000
250,
000
77
78
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
偲.特別損失
固定資産売却損
役員退職給与金
固定資産除去損
小 計
柴.税 等
法 人 税 等
小 計
芝.予備費
予
備
費
小 計
合 計
19,
486
360,
000
15,
853
395,
339
0
210,
000
0
210,
000
72,
000
72,
000
72,
000
72,
000
12,
643,
935
12,
643,
935
137,
435,
396
8,
155,
000 21年度剰余見込
8,
155,
000
122,
483,
000
借入金残高の最高限度額の承認を求むる件
原 案
最 高 限 度 額 1 千 万 円 退職役員の慰労金贈呈の承認を求むる件
退任される伊藤正明常務理事に対する慰労金を
贈呈する事について、その時期方法について理事
会一任と了承された。
規約の一部変更の承認を求むる件
定款改正に伴う選挙規約の一部変更を行います。
理事の選任を求むる件
伊藤正明常務理事の辞任に伴い海和邦博氏が補
充選任され、選出後開催した理事会に於いて常務
理事に選任されました。
常務理事 海和 邦博
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
79
厚生年金基金だより(No.176)
算定基礎届・賞与支払届の提出にご協力をお願いいたします
算定基礎届については例年多大なるご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年度もよろしくお願い申
し上げます。提出期限は7月10日(金)ですが、早めにいただけますと幸甚です。
賞与支払届についても毎回お手数ですがよろしくお願い申し上げます。提出期限は支払日から5日以
内とされております。
事業概況(平成20年度第4四半期分:平成21年3月31日現在)
1.役員及び事務組織
理
代
事
員
議
8名
18名
3.加入員及び標準給与
2.掛金率(報酬標準給与月額に対して)
職
員
数
男子
女子
1名
3名
普 通 掛 金 加 算 掛 金 事務費掛金
事 業 所 数
136
事業所あたり
人
加入員数平均
46.
7
4.給 付
敢 年 金
年金受給権者
新規年金裁定者
失権者
4.
6
掛金率(%)
加 入 員 数
人
定
科
構
0.
25
成
比
%
合 計
5.
85
標準給与月額平均
円
1,
519
23.
9
4,
830
76.
1
6,
349
100.
0
※加入員数の20年度増加数釈1
70名(+2.
8%)
錫錫錫錫錫錫錫錫錫若
321.
500
248.
770
266.
170
男
子
女
子
計(平均)
柑 一 時 金
人 数
人
年 金 額
円
一人当り平均額
円
957
114
10
226,
231,
926
31,
841,
932
1,
277,
200
236,
397
279,
315
127,
720
脱退一時金
選択一時金
遺族一時金
通算企業年金選択
5.年金資産
残高・利回り(平成20年度通期)
勘
1.
0
目 運 用 委 託 先 委託割合 時価残高
%
百万円
信
年 金 信 託
66.
0
6,
560
託
みずほ信託銀行
給付専用ファンド
-
82
資
年 金 信 託 三菱UFJ信託銀行
15.
0
1,
491
産
小 計
81.
0
8,
133
第一生命保険
5.
0
416
第 1 特 約 明治安田生命保険
3.
0
250
保 小 計
8.
0
666
険 第一生命保険
3.
0
399
日本生命保険
6.
5
851
資 一 般 勘 定 明治安田生命保険
1.
5
193
産
大同生命保険
-
-
小 計
11.
0
1,
443
計
100.
0 10,
242
人 数
人
一 時 金 額
円
一人当り平均額
円
108
61
5
51
14,
864,
200
35,
855,
100
2,
041,
000
7,
865,
530
137,
631
587,
789
408,
200
154,
226
構成割合と20年度通期市場収益率
修正総合利回り
%
△ 23.
71
0.
33
△ 22.
73
△ 23.
28
△ 22.
63
△ 23.
24
△ 22.
86
0.
86
1.
25
0.
86
-
1.
24
△ 20.
47
資産の種類
国
国
外
外
一
そ
合
内 債
内 株
国 債
国 株
般 勘
の
券
式
券
式
定
他
計
市場収益率
構 成 割 合 (ベンチマーク)
%
%
29.
3
27.
3
9.
9
14.
7
14.
1
4.
7
100.
0
1.
34
△ 34.
78
△ 7.
18
△ 43.
32
-
0.
32
-
大同生命保険(委託割合6%)は3月1日
付で解約し、資産は生命保険3社に配分し
ました。(第一生命3.
0、日本生命1.
5、明
治安田生命1.
5)
80
山形県医師会会報 平成21年6月 第694号
編 集 後 記
新型インフルエンザ、ひとまずは終息の方向に
単にできることなのであろうか。例えば、午前中
あるようだが、改めて感染症対策の難しさを知ら
を発熱患者のみ、午後を一般患者とした場合、午
しめてくれたようだ。例えば水際対策、その効果
前に来院した一般患者を断れるのだろうか。午後
は限定的なことを知りながら、それを偏重し過ぎ、
に来院した発熱患者を門前払いし、その紹介先を
国内発生を早期に検出するための外来サーベイラ
どうするのだろうか。地域全体として対策を考え
ンスやスクールサーベイランスなどコミュニティ
ないと住民が混乱するのは目に見えている。そも
の中での感染チェックを怠ったため、国内発生の
そも、発熱外来の設置は個々の診療所で即断でき
発見が遅れたとの指摘がある。「マスクやガウン
るような問題ではなく、行政のやり方は拙速に過
を着け検疫官が飛び回る姿はパフォーマンス的な
ぎるし、あせっているとしか思えない。
共感を呼ぶので、利用されたのではないかと疑っ
発熱外来設置医療機関については再度意向調査
ている」との現役検疫官の国会での発言は、国の
を行うことになると思われるが、地域の医療を担
水際対策に対する不信感をあらわにしたもので
う医師会としては、会員への十分な説明とともに、
あった。
可能な限り多くの医療機関の参加を求め、それぞ
地域での対策も、決してスマートなものではな
れの負担を軽減しながら、ハイリスク患者への感
かった。当初、蔓延期においては、医師会が保健
染を予防しつつ、新型インフルエンザ患者が十分
所や休日診療所を利用して発熱外来を運営すると
な治療を受けられるよう指導的役割が求められる。
いう方針だったが、神戸、大阪などでの患者の急
冬季に来る可能性が高い「第2波」に備えて、新
増にあわてたのか、「手挙げ式」の発熱外来設置
型インフルエンザにどう対応するか、国・県の対
に急遽方向転換した。しかも、その手挙げ募集期
策もさることながら、医師会としての指導力が試
間はわずか3−4日。診療所が発熱外来を設置す
されているように思う。
(三原一郎)
るには、一般の患者と発熱患者とを時間的・空間
的に区別する必要がある。一般の診療所単独で簡
発
94号
山 形 県 医 師 会 会 報 第6
〃 ¥ 525
本会会誌の誌代525円は、山形県医師
行
者 有 海 躬 行
平成21年6月5日 印刷
平成21年6月10日 発行
編 集 委 員 栗 谷 義 樹
〃 〃 佐 藤 泰 司
三 原 一 郎
中 條 明 夫
発 行 所 社団法人
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる。
山形県医師会
2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 印 刷 所
㈱
誠
文
堂
山形市本町一丁目7番50号 印
刷