株 主 各 位

(証券コード9507)
平成28年6月7日
株 主 各 位
香川県高松市丸の内2番5号
四国電力株式会社
取締役会長
千
葉
昭
第92回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
さて,第92回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので,ご出席くださいますよう
ご案内申しあげます。
なお,当日ご出席願えない場合には,お手数ながら,後記の「株主総会参考書類」をご検討
くださいまして,以下のいずれかの方法により,平成28年6月27日(月)午後5時20分までに,
議決権を行使していただきますようお願い申しあげます。
[書面による議決権行使の場合]
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき,上記の行使期限までに到着
するよう折り返しご送付ください。
[電磁的方法(インターネット等)による議決権行使の場合]
同封の議決権行使書用紙に記載された〈議決権行使コード〉,〈パスワード〉をご利用に
なり,パソコンまたは携帯電話から議決権行使サイト〈http://www.web54.net〉にアクセス
していただき,画面の案内に従って,議案に対する賛否をご入力ください。なお,お手続きの
際には,後記の「電磁的方法(インターネット等)による議決権行使のご案内」(18ページ)
を必ずご確認くださいますようお願い申しあげます。
敬 具
記
1.日
2.場
時
所
平成28年6月28日(火) 午前10時
香川県高松市丸の内2番5号
ヨンデンビル新館 2階
(1)
3.目的事項
報告事項
(平成27年4月1日から)
第1項 第92期 平成28年3月31日まで 事業報告,連結計算書類および計算書類報告の件
第2項 会計監査人および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
決議事項
<会社提案(第1号議案から第3号議案まで)>
第1号議案 剰余金の配当の件
第2号議案 取締役全員任期満了につき14名選任の件
第3号議案 監査役2名任期満了につき2名選任の件
<株主提案(第4号議案から第7号議案まで)>
第4号議案 定款一部変更の件⑴
第5号議案 定款一部変更の件⑵
第6号議案 定款一部変更の件⑶
第7号議案 定款一部変更の件⑷
4.株主総会招集にあたっての取締役会のその他決定事項
⑴ 電磁的方法により,複数回,議決権を行使された場合は,最後に行われたものを有効
な議決権行使とさせていただきます。
⑵ 書面と電磁的方法により,二重に議決権を行使された場合は,電磁的方法によるもの
を有効な議決権行使とさせていただきます。
以 上
◎ 当日ご出席の際は,お手数ながら,同封の議決権行使書用紙を会場受付へご提出くださいますようお願い申
しあげます。なお,代理人により議決権を行使される場合は,議決権を有する他の株主さま1名に委任する
ことにより可能となります。この場合,委任状を会場受付へご提出くださいますようお願い申しあげます。
◎ 当社は,法令および定款第15条の規定に基づき,提供書類のうち,次に掲げる事項を,インターネット上の
当社ウェブサイト(http://www.yonden.co.jp)に掲載しておりますので,株主総会招集ご通知添付書類に
は記載しておりません。
①連結計算書類の「連結注記表」
②計算書類の「個別注記表」
なお,当該連結注記表,個別注記表につきましては,監査役が監査報告書を,会計監査人が会計監査報告書
をそれぞれ作成するに際して監査した連結計算書類および計算書類の一部であります。
◎ 株主総会参考書類ならびに事業報告,連結計算書類および計算書類に修正が生じた場合は,インターネット
上の当社ウェブサイト(http://www.yonden.co.jp)に掲載させていただきます。
(2)
株 主 総 会 参 考 書 類
議案および参考事項
<会社提案(第1号議案から第3号議案まで)>
第1号議案から第3号議案までは,会社提案によるものであります。
第1号議案 剰余金の配当の件
当社は,株主還元の基本方針として,安定的な配当の実施を基本とし,業績水準や財務状
況,中長期的な事業環境などを総合的に勘案して判断していくこととしております。
当期の期末配当につきましては,伊方発電所3号機の再稼働が実現できていないものの,
ほぼ前年度並みの利益を確保できたことなどから,株主還元の基本方針を踏まえ,次のとお
りといたしたいと存じます。
⑴ 配当財産の種類
金銭
⑵ 株主に対する配当財産の割当に関する事項およびその総額
当社普通株式1株につき金20円
総額4,151,467,900円
⑶ 剰余金の配当が効力を生じる日
平成28年6月29日
(3)
第2号議案 取締役全員任期満了につき14名選任の件
本総会終結の時をもって,取締役全員の任期が満了しますので,取締役14名の選任をお願
いするものであります。
取締役候補者は,次のとおりであります。
(五十音順,※印は新任候補者)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
昭和51年4月 当社に入社
平成22年6月 当社上席支配人経理部担任
新 井 裕 史 平成23年6月 当社常務取締役経理部・資材部担当
(昭和29年3月1日) 平成27年6月 当社取締役副社長経理部・資材部担当
現在に至る。
11,587株
氏
名
(生年月日)
あら
1
い
ひろ
し
【取締役候補者とした理由】
・新井裕史氏は,経理部門を中心とする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,
平成23年6月に常務取締役に,平成27年6月に取締役副社長に就任し,経営手腕を発揮して
きたことから,引き続き,取締役候補者としたものであります。
(4)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和60年11月 香川大学経済学部教授
平成14年4月 同 経済学部長
平成16年4月 同 大学院地域マネジメント研究科教授・
研究科長
平成19年12月 日本放送協会経営委員
平成20年4月 同 経営委員兼監査委員
平成21年4月 同 経営委員兼監査委員(常勤)
(平成25年12月退任)
い
はら
みち
よ
井 原 理 代 平成21年4月 香川大学名誉教授
現在に至る。
(昭和20年8月8日)
平成26年4月 高松大学経営学部教授
<社外取締役候補者>
現在に至る。
平成26年6月 当社取締役
現在に至る。
平成27年6月 株式会社百十四銀行取締役
2
現在に至る。
所有する
当 社 の
株 式 数
676株
[重要な兼職の状況]
・高松大学経営学部教授
・株式会社百十四銀行取締役
【社外取締役候補者とした理由等】
・井原理代氏は,大学教授としての専門的な知識と幅広い経験に加え,日本放送協会の経営に
携わった経験を有していますので,当社の経営に関して有益な意見が得られるものと考える
ことから,引き続き,社外取締役候補者としたものであります。
・同氏は,直接会社の経営に関与したことはありませんが,上記の理由により,社外取締役と
しての職務を適切に遂行できるものと判断いたしております。
・同氏は,当社執行役員の三親等の親族であります。
・同氏は,現在,当社の社外取締役であり,社外取締役に就任してからの年数は,本総会終結
の時をもって2年となります。
(5)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和52年4月 当社に入社
平成22年6月 当社支配人総合企画室事業企画部長
平成23年6月 当社常務執行役員総合企画室経営企画部長
平成25年6月 当社常務取締役広報部・総務部・立地部・
さ
えき
はや
と
東京支社担当
佐 伯 勇 人 平成27年6月 四国生産性本部会長
現在に至る。
(昭和29年7月25日)
平成27年6月 当社取締役社長
3
現在に至る。
所有する
当 社 の
株 式 数
11,097株
[重要な兼職の状況]
・四国生産性本部会長
【取締役候補者とした理由】
・佐伯勇人氏は,豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,平成25年6月に常務取
締役に,平成27年6月に取締役社長に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引き続き,
取締役候補者としたものであります。
昭和52年4月 当社に入社
平成21年6月 当社支配人電力輸送本部水力部長
末 澤 等 平成23年6月 当社執行役員土木建築部長
(昭和28年12月13日) 平成24年6月 当社常務執行役員土木建築部長
平成25年6月 当社常務取締役情報通信部・土木建築部担当
現在に至る。
4
すえ
ざわ
ひとし
11,913株
【取締役候補者とした理由】
・末澤等氏は,水力部長や土木建築部長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に
精通しており,平成25年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引
き続き,取締役候補者としたものであります。
(6)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
平成16年6月 株式会社百十四銀行取締役頭取
平成21年6月 同社取締役会長
平成22年11月 高松商工会議所会頭
現在に至る。
平成23年6月 当社取締役
たけ
さき
かつ
ひこ
現在に至る。
竹 﨑 克 彦
平成27年6月 四国旅客鉄道株式会社監査役
(昭和15年8月7日)
現在に至る。
平成28年4月 株式会社百十四銀行取締役相談役
<社外取締役候補者>
現在に至る。
5
所有する
当 社 の
株 式 数
6,734株
[重要な兼職の状況]
・株式会社百十四銀行取締役相談役
・四国旅客鉄道株式会社監査役
・高松商工会議所会頭
【社外取締役候補者とした理由等】
・竹﨑克彦氏は,経営に関する幅広い知識・経験を有していますので,経営の専門家として,
当社の経営に関して有益な意見が得られるものと考えることから,引き続き,社外取締役候
補者としたものであります。
・同氏は,現在,当社の社外取締役であり,社外取締役に就任してからの年数は,本総会終結
の時をもって5年となります。
昭和51年4月 当社に入社
平成22年6月 当社支配人原子力本部原子力部長
平成23年6月 当社常務執行役員原子力本部副本部長
伊方発電所長
平成26年6月 当社常務取締役原子力本部副本部長
たま
がわ
こう
いち
現在に至る。
玉 川 宏 一 平成26年6月 四国計測工業株式会社取締役
現在に至る。
(昭和28年5月20日)
平成26年6月 四電エンジニアリング株式会社取締役
6
現在に至る。
7,665株
[重要な兼職の状況]
・四国計測工業株式会社取締役
・四電エンジニアリング株式会社取締役
【取締役候補者とした理由】
・玉川宏一氏は,原子力部門を中心とする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,
平成26年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引き続き,取締役
候補者としたものであります。
(7)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和44年4月 当社に入社
平成12年6月 当社取締役企画部長,電源立地推進本部本部員
平成15年6月 当社常務取締役情報通信本部長
平成16年6月 当社常務取締役情報通信本部長,総務部担当
平成17年6月 当社取締役副社長総合企画室長,広報部担当
ち
ば
あきら
千 葉 昭 平成21年6月 当社取締役社長
平成27年6月 四国経済連合会会長
(昭和21年6月30日)
現在に至る。
平成27年6月 当社取締役会長
7
現在に至る。
所有する
当 社 の
株 式 数
40,226株
[重要な兼職の状況]
・四国経済連合会会長
【取締役候補者とした理由】
・千葉昭氏は,豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,平成21年6月に取締役社
長に,平成27年6月に取締役会長に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引き続き,
取締役候補者としたものであります。
昭和56年4月 当社に入社
平成22年6月 当社総合企画室経営企画部部長(設備・需給
担当)
平成23年6月 当社執行役員電力輸送本部系統運用部長
平成25年6月 当社常務執行役員総合企画室経営企画部長
平成27年6月 当社常務取締役総合企画室長
なが
い
けい
すけ
長 井 啓 介 現在に至る。
平成27年6月 株式会社STNet取締役
(昭和32年2月11日) 現在に至る。
平成27年6月 坂出LNG株式会社監査役
8
現在に至る。
5,502株
[重要な兼職の状況]
・株式会社STNet取締役
・坂出LNG株式会社監査役
【取締役候補者とした理由】
・長井啓介氏は,系統運用部長や経営企画部長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務
全般に精通しており,平成27年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことか
ら,引き続き,取締役候補者としたものであります。
(8)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和56年4月 当社に入社
平成21年6月 当社新居浜支店長
平成23年6月 当社広報部長
平成24年6月 当社執行役員広報部長
平成25年6月 当社常務執行役員松山支店長
平成27年6月 当社常務取締役広報部・総務部・立地部担当
はら
だ
まさ
ひと
原 田 雅 仁 現在に至る。
平成27年6月 四電ビジネス株式会社取締役
(昭和30年8月5日) 現在に至る。
平成27年6月 四電エンジニアリング株式会社監査役
9
現在に至る。
所有する
当 社 の
株 式 数
5,222株
[重要な兼職の状況]
・四電エンジニアリング株式会社監査役
・四電ビジネス株式会社取締役
【取締役候補者とした理由】
・原田雅仁氏は,広報部長や松山支店長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に
精通しており,平成27年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引
き続き,取締役候補者としたものであります。
昭和50年4月 当社に入社
平成20年6月 当社支配人火力本部火力部長
平成23年6月 当社常務執行役員火力本部副本部長
平成24年6月 当社常務取締役火力本部長
現在に至る。
みぞ
ぶち
とし
ひろ
平成24年6月 株式会社STNet監査役
溝 渕 俊 寛
現在に至る。
(昭和28年1月10日) 平成24年6月 坂出LNG株式会社取締役
現在に至る。
10
[重要な兼職の状況]
・株式会社STNet監査役
・坂出LNG株式会社取締役
9,832株
【取締役候補者とした理由】
・溝渕俊寛氏は,火力部門を中心とする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,
平成24年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,引き続き,取締役
候補者としたものであります。
(9)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和51年4月 当社に入社
平成21年6月 当社支配人総務部長
平成23年6月 当社常務執行役員松山支店長
みや
うち
よし
のり
平成25年6月 当社常務取締役秘書部・人事労務部・
宮 内 義 憲
総合研修所・総合健康開発センター担当
(昭和28年2月15日) 平成27年6月 当社取締役副社長秘書部・人事労務部・
総合研修所・総合健康開発センター・
11
東京支社担当
現在に至る。
所有する
当 社 の
株 式 数
7,468株
【取締役候補者とした理由】
・宮内義憲氏は,総務部長や松山支店長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に
精通しており,平成25年6月に常務取締役に,平成27年6月に取締役副社長に就任し,経営
手腕を発揮してきたことから,引き続き,取締役候補者としたものであります。
昭和57年4月 当社に入社
平成21年6月 当社総合企画室経営企画部長
もり
や
しょう
じ
平成23年6月 当社執行役員営業推進本部営業部長
守 家 祥 司 平成24年10月 当社執行役員お客さま本部営業部長
(昭和33年5月11日) 平成25年6月 当社常務執行役員徳島支店長
12
現在に至る。
※
4,937株
【取締役候補者とした理由】
・守家祥司氏は,営業部長や徳島支店長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に
精通しており,経営手腕の発揮が期待できることから,取締役候補者としたものであります。
昭和55年4月 当社に入社
平成21年3月 当社原子力本部原子力部運営グループリーダー
※
平成23年6月 当社原子力本部原子力部長
やま
だ
けん
じ
山 田 研 二 平成24年6月 当社執行役員原子力本部原子力部長
平成25年6月 当社常務執行役員原子力本部原子力部長
(昭和31年2月24日)
平成27年6月 当社常務執行役員原子力本部原子力部担任
13
現在に至る。
3,291株
【取締役候補者とした理由】
・山田研二氏は,原子力部門を中心とする豊富で幅広い経験を通じて業務全般に精通しており,
経営手腕の発揮が期待できることから,取締役候補者としたものであります。
(10)
氏
名
(生年月日)
略歴,地位,担当および重要な兼職の状況
昭和57年4月 当社に入社
平成22年6月 当社電力輸送本部送変電部部長(送電担当)
平成23年6月 当社電力輸送本部送変電部長
平成25年6月 当社執行役員東京支社長
よこ
い
いく
お
横 井 郁 夫 平成27年6月 当社常務取締役電力輸送本部長
現在に至る。
(昭和33年3月24日) 平成27年6月 株式会社四電工取締役
現在に至る。
14
[重要な兼職の状況]
・株式会社四電工取締役
所有する
当 社 の
株 式 数
6,525株
【取締役候補者とした理由】
・横井郁夫氏は,送変電部長や東京支社長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業務全般
に精通しており,平成27年6月に常務取締役に就任し,経営手腕を発揮してきたことから,
引き続き,取締役候補者としたものであります。
(注)1.竹﨑克彦氏は,株式会社百十四銀行の取締役相談役であり,当社は同社との間に資金の借入
等の取引があります。その他の候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.当社は,井原理代氏および竹﨑克彦氏との間で,会社法第423条第1項の責任を法令の定め
る限度額に限定する契約を締結しております。本議案において各氏の選任をご承認いただ
いた場合,当社は各氏との契約を継続する予定であります。
3.井原理代氏および竹﨑克彦氏は,株式会社東京証券取引所が定める独立役員の候補者であり
ます。
(11)
第3号議案 監査役2名任期満了につき2名選任の件
本総会終結の時をもって,監査役地紙俊彦氏および小川英治氏の任期が満了しますので,
監査役2名の選任をお願いするものであります。
なお,本議案につきましては,監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は,次のとおりであります。
(五十音順,※印は新任候補者)
略歴,地位および重要な兼職の状況
所有する
当 社 の
株 式 数
平成元年3月 日亜化学工業株式会社取締役社長
平成24年6月 当社監査役
小 川 英 治 現在に至る。
(昭和12年11月21日) 平成27年3月 日亜化学工業株式会社取締役会長
現在に至る。
<社外監査役候補者>
[重要な兼職の状況]
・日亜化学工業株式会社取締役会長
1
9,013株
氏
名
(生年月日)
お
がわ
えい
じ
【社外監査役候補者とした理由等】
・小川英治氏は,経営に関する幅広い知識・経験を有していますので,経営の専門家として,
客観的な立場から取締役の職務執行状況等を適切に監査できるものと考えることから,引き
続き,社外監査役候補者としたものであります。
・同氏は,現在,当社の社外監査役であり,社外監査役に就任してからの年数は,本総会終結
の時をもって4年となります。
昭和54年4月 当社に入社
平成22年6月 当社電力輸送本部系統運用部部長兼
調査グループリーダー
※
平成23年6月 当社総合企画室経営企画部部長(設備・需給
まつ
もと
しん
じ
松 本 真 治 担当)
平成25年6月 当社執行役員電力輸送本部系統運用部長
(昭和32年1月24日)
平成27年6月 当社常務執行役員電力輸送本部副本部長
2
系統運用部担任
現在に至る。
890株
【監査役候補者とした理由】
・松本真治氏は,経営企画部部長や系統運用部長をはじめとする豊富で幅広い経験を通じて業
務全般に精通しており,取締役の職務執行状況等の適切な監査が期待できることから,監査
役候補者としたものであります。
(注)1.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.当社は,小川英治氏との間で,会社法第423条第1項の責任を法令の定める限度額に限定する
契約を締結しております。本議案において同氏の選任をご承認いただいた場合,当社は同氏
との契約を継続する予定であります。
3.小川英治氏は,株式会社東京証券取引所が定める独立役員の候補者であります。
(12)
<株主提案(第4号議案から第7号議案まで)>
第4号議案から第7号議案までは,株主提案によるものであります。なお,提案株主(132
名)の議決権の数は,1,100個であります。
第4号議案 定款一部変更の件⑴
◆議案内容
第1章の総則(目的)第2条⑴の一部変更
変更内容は以下の通りである。
現 行 定 款
⑴ 電気事業
変 更 案
⑴ 生命や暮らしと共存できない原子力事業を除く電
気事業
◆提案理由
本年3月9日,大津地裁仮処分決定は,史上初めて,現に運転中の原発の運転を禁止し
ました。
福島原発事故が示す通り,原発は何よりも大切な生命や暮らしと共存できません。人々
は日常,夢,ふるさと,生業など様々な事柄が合わさり,その人らしく生きていますが,
原発事故はその全てを壊します。また,原発は事故が無くても行き場のない核のゴミを出
し続け,原発労働には被ばくが伴います。
当社経営陣もすでに認識しているはずです。原発が安い電力ではなく,経営的にもハイ
リスク事業であることを。新規制基準を満たしても安全とは言えないことを。伊方の避難
計画は,実効性のない計画だということを。各種世論調査では60%以上の人が原発再稼働
に不安や反対と回答しています。顧客の意見を無視する企業に先はありません。未来を見
据えた事業経営をしていくべきです。
○取締役会の意見
取締役会としては,本議案に反対いたします。
エネルギー資源に乏しいわが国において,エネルギー政策の基本的な視点である「安定
供給」,「経済効率性」,「環境適合」を実現していくためには,「安全の確保」を大前
提に,今後とも原子力を一定の割合で活用していくことが不可欠であります。
当社にとりましても,原子力発電は,低廉で良質な電気を安定的にお届けするという基
本的使命の達成はもとより,事業経営の安定化と将来を見据えた事業戦略の展開に欠かす
ことのできない基幹電源であります。
このため,当社は,伊方発電所につきまして,さらなる安全性の追求と信頼性の向上に
向けた不断の努力を積み重ね,地域の皆さまのご理解をいただきながら,一日も早い再稼
働の実現を目指しているところであります。
したがいまして,本提案のような内容を定款に規定することに反対いたします。
(13)
第5号議案 定款一部変更の件⑵
◆議案内容
第1章の総則(目的)第2条と第3条の間に第2条の2を追加
追加内容は以下の通りである。
(電力自由化に対応する事業計画の策定)
(1) 本会社は,電力自由化に迅速かつ柔軟に対応できる事業計画(以下,電力自由化
対応計画)を策定する。
(2) 電力自由化対応計画は第2条1項の電気事業において実施する。
(3) 電力自由化対応計画は早急に策定し可能なものから順次実施する。
(4) 電力自由化対応計画策定にあたっては,本会社独自の経営判断を基礎として外部
の意見を参考にする。
(5) 電力自由化対応計画策定および実施に際しては,不採算設備を早急に廃棄除却す
る。
(6) 電力自由化対応計画策定および実施に際しては,本会社の心象を著しく貶める事
業を早期に廃止する。
(7) 電力自由化対応計画は良質かつ高付加価値の電力商品を開発することで,本会社
の経営を安定させ長期的な利益確保をめざすものである。
◆提案理由
本年4月より一般家庭向け電力自由化が実施に移されました。当社が国の原発政策に縛
られて採算性の悪い電力構成を維持するのに対し,新電力事業者は採算性のよい発電方法
を選択し,近い将来には新電力各社の電力コストが当社のそれを大幅に下回ることが予測
されます。当社が有効な事業計画を策定しなければ,電力生産における主導権を維持でき
なくなるばかりか,利益の柱である送配電部門にも危機的な状況を招きます。
本年1月16日の毎日新聞によると,「電力自由化を知っている」と答えた消費者は87%
に上り,これが実施された場合の電力会社変更希望は約7割となっています。消費者の原
発電力を忌避する傾向は強く,原発を持つ電力会社はマイナスイメージを持たれますが,
新電力各社は再生可能エネルギーを巧みに利用することで新電力の評価を高めています。
当社は原発廃止を含む効率的な事業計画を策定し経営体質の強化をすべきです。
(14)
○取締役会の意見
取締役会としては,本議案に反対いたします。
当社は,本年4月からの電力小売全面自由化を契機とした市場競争の進展を見据え,基
幹電源である伊方発電所3号機の確実な再稼働の実現や火力発電所の高効率化・高出力化,
再生可能エネルギーの有効活用等により,競争優位の源泉となる供給基盤の整備を着実に
進めるとともに,競争力のある料金水準の実現,市場動向やお客さまのニーズに沿った販
売施策の展開等に努めているところであります。
また,会社法は,業務執行に関する事項については取締役会の決定に委ねることを基本
としておりますので,本提案のような内容を定款に規定することは,会社法の趣旨に照ら
して不適切であるとともに,当社における機動的な業務執行を妨げることにもなると考え
ます。
したがいまして,本提案に反対いたします。
(15)
第6号議案 定款一部変更の件(3)
◆議案内容
以下の章を新設し,以下の条文を追加する。
第7章 放射性廃棄物処理計画の策定と情報公開
第43条 本会社は,将来に必ず必要となる放射性廃棄物の処理について,短期,中期,
長期における処理計画を策定し,公表する。
◆提案理由
原発を稼働させれば必ず放射性廃棄物が発生し,今後稼働しないとしてもすでに大量の
廃棄物が蓄積しています。政府が推進している核燃料サイクル計画の最終地点といえる,
高レベル放射性廃棄物の地層処分計画は,科学技術的にも政策的にも破綻していると言わ
ざるを得ません。当初より原発はトイレのないマンションを建設するようなものだと言わ
れていましたが,問題はますます深刻化しています。国をあてにしていては,今後どれほ
どの負担を当社が負わされるのか不安です。電力自由化で競争が熾烈になる中,廃棄物の
明確な計画もないまま原発再稼働に固執すれば,電力購入先として消費者の選択肢に当社
が入らなくなり,経営が立ちゆかなくなります。
当社はすでに発生させてしまった放射性廃棄物に関して,独自の処理計画を立て消費者
に情報公開する義務があります。
○取締役会の意見
取締役会としては,本議案に反対いたします。
原子力発電所の運転に伴い発生する高レベル放射性廃棄物の処分につきましては,平成
27年5月,「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」に基づく国の基本方針が改定さ
れ,将来世代に負担を先送りせず,現世代で取り組むべき問題として,国民や地域の理解
を得ながら,国が前面に立って取り組んでいくこととされております。
当社は,原子力発電事業者として,使用済燃料を適切に貯蔵・管理するとともに,放射
性廃棄物の処分事業に係る国や実施主体の活動への支援および国等と連携した情報発信・
理解活動に取り組んでいるところであります。
また,会社法は,業務執行に関する事項については取締役会の決定に委ねることを基本
としておりますので,本提案のような内容を定款に規定することは,会社法の趣旨に照ら
して不適切であるとともに,当社における機動的な業務執行を妨げることにもなると考え
ます。
したがいまして,本提案に反対いたします。
(16)
第7号議案 定款一部変更の件(4)
◆議案内容
以下の章を新設し,以下の条文を追加する。
第8章 原子力安全協定の締結
第44条 本会社は,伊方発電所より半径30km圏内の全自治体及び希望する全周辺自治
体と同一内容の原子力安全協定を結び,原子力発電所の運転には,同協定を締結
している全自治体の承認を得るものとする。
◆提案理由
当社は,伊方原子力発電所の運転に際し,立地自治体である愛媛県知事及び伊方町長の
承認で「地元同意」は得られたとの解釈をしています。だが,いったん事故が起これば,
その被害は立地自治体のみに留まらないことは明らかです。原子力規制委員会の田中俊一
委員長も伊方3号機が「ゼロリスクや絶対安全がないことは理解してほしい」(四国新聞
2015年7月16日付)と述べています。加えて,愛媛県民対象の世論調査によれば,74%の
人びとが伊方原発で大きな事故が起きる不安を感じています(朝日新聞2015年12月1日
付)。とすれば,立地自治体とだけではなく,概ね30km圏内の「緊急防護措置を準備す
る区域」,さらに,当社と「原子力安全協定」の締結を希望するすべての周辺自治体と同
一内容の協定を結ぶことは,公益企業としての当社の最低限の義務であり,責任ではない
でしょうか。
○取締役会の意見
取締役会としては,本議案に反対いたします。
当社は,伊方発電所の立地自治体である愛媛県および伊方町との間で,発電所周辺の安
全確保および環境保全に関する安全協定を締結しております。また,伊方発電所において
重大と認められる事象が発生した場合には,安全協定の有無にかかわらず,愛媛県下の全
市町,香川県,徳島県および高知県にも速やかに通報連絡する体制などを整えております。
当社といたしましては,伊方発電所の運営にあたり,今後とも,さらなる安全性・信頼
性の向上に向けた不断の努力を重ねるとともに,地域の皆さまとの信頼関係の源である情
報公開の徹底と丁寧な理解活動に全力を尽くしてまいります。
また,会社法は,業務執行に関する事項については取締役会の決定に委ねることを基本
としておりますので,本提案のような内容を定款に規定することは,会社法の趣旨に照ら
して不適切であるとともに,当社における機動的な業務執行を妨げることにもなると考え
ます。
したがいまして,本提案に反対いたします。
以 上
(17)
電磁的方法(インターネット等)による議決権行使のご案内
電磁的方法(インターネット等)により議決権を行使される場合は,以下の事項をご了承の
うえ,行使していただきますようお願い申しあげます。
<インターネットによる議決権行使について>
1.インターネットによる議決権行使は,パソコンまたは携帯電話を用いて,会社の指定する
議決権行使サイトをご利用いただくことによってのみ可能です。
インターネットにより議決権を行使される場合は,議決権行使書用紙に記載の議決権
行使コードおよびパスワードが必要となります。
2.インターネットによる議決権行使は,平成28年6月27日(月)午後5時20分まで受付いた
しますが,議決権行使結果の集計の都合上,お早めに行使していただきますようお願いいた
します。
3.インターネットにより,複数回,議決権を行使された場合は,最後に行われたものを有効
な議決権行使として取り扱わせていただきます。
4.書面とインターネットにより,二重に議決権を行使された場合は,インターネットによる
ものを有効な議決権行使として取り扱わせていただきます。
5.議決権行使サイトをご利用いただく際のプロバイダへの接続料金および通信事業者への通
信料金(電話料金等)は,株主さまのご負担となります。
6.議決権行使サイトをご利用いただくためには,次のシステム環境が必要です。
① パソコンを用いて議決権を行使される場合は,インターネット閲覧(ブラウザ)ソフト
ウェアとして,インターネット・エクスプローラー(Internet Explorer 6.0以上)を使用
できること。
② 携帯電話を用いて議決権を行使される場合は,使用する機種において,128bitSSL通信
(暗号化通信)が可能であること。
スマートフォンを含む携帯電話のフルブラウザ機能を用いた議決権行使も可能です
が,機種によってはご利用いただけない場合がありますので,ご了承ください。
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(Internet ExplorerはMicrosoft Corporationの登録商標です。)
【インターネットによる議決権行使に関するお問い合わせ】
インターネットによる議決権行使に関してご不明な点につきましては,以下にお問い合わせください。
三井住友信託銀行株式会社 証券代行ウェブサポート
【専用ダイヤル】 0120-652-031(午前9時~午後9時,通話料無料)
<議決権電子行使プラットフォームによる議決権行使について>
管理信託銀行等の名義株主(常任代理人を含みます。)の皆さまにつきましては,株式会社
東京証券取引所等により設立された株式会社ICJが運営する議決権電子行使プラットフォーム
の利用を事前に申し込まれた場合には,当社株主総会における電磁的方法による議決権行使の
方法として,上記インターネットによる行使以外に,当該プラットフォームをご利用いただく
ことができます。
(18)
MEMO
株 主 総 会 会 場 ご 案 内
会 場 香川県高松市丸の内2番5号
ヨンデンビル新館 2階
会 場 付 近 略 図
N
高松港
高松
シンボルタワー
JR高松駅
ことでん
高松築港駅
玉藻公園
法務局
ヨンデンビル
本館
高松北
警察署
ヨンデンビル
新館
裁判所
兵庫町商
高松中央
郵便局
片原町
ことでん
片原町駅
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フェリー
通り
ライオン
通り
丸亀町商
店街
中央通り
県庁前通
り
店街
高松
市役所
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