・床下の小人たちノートン：作岩波書店・少女ポリアンナポーター：作岩波書店・お話を運んだ馬シンガー：作岩波書店・クラバートプロイスラー：作偕成社 ★１人１０冊まで２週間借りられます。 ★開館時間土・日・月曜日・・・９時～１７時水・木・金曜日・・・９時～１９時 ★休館日毎週火曜日毎月最後の金曜日年末年始特別整理期間祝日（開館する日もあります）・愛をみつけたうさぎディカミロ：作ポプラ社・魔法のカクテルエンデ：作岩波書店・８００番への旅カニグズバーグ：作岩波書店・楽園のつくりかた笹生陽子：作講談社・毬子吉屋信子：作ゆまに書房・天と地を測った男岡崎ひでたか：文高田勲：絵くもん出版 ★市内の公民館でも、図書館と同じように本が借りられます。 ★図書館カードは図書館と共通です。 ★公民館で借りた本は、必ずその公民館で返してください。『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル作脇明子訳岩波書店アリスがお姉さんといっしょに草のしげった土手にすわっていると、目の前を白ウサギが走っていきました。アリスはウサギのあとを追いかけてウサギ穴にとびこみました。やがてたどり着いた広間のテーブルの上には「ワタシヲノンデ」と書いてある小さなびんや「ワタシヲタベテ」と書いてある小さなケーキが置いてありました。アリスは次から次へと起こる奇妙で不思議な冒険に巻き込まれていきます。『愛の一家』ザッパー作山口四郎訳国土社ペフリング一家は、音楽教師の父と母、高校生の男の子三人と女学校に通う双子の女の子、小学生の男の子とまだ小さな女の子の９人家族です。おとうさんは学校で教える以外に家でお弟子さんをとっていましたが生活は決して豊かではありませんでした。子どもたちは必要なものを買うお金を譲り合ったり耳の不自由な家政婦さんの手助けをします。時には両親のいいつけにそむいたり、ばかなことをして両親を困らせたりもしますが、自分たちが悪かったと気づけばすぐ改めようとする素直ないい子たちでした。暖かな愛情に満ちた大家族の日常を描きます。『小公子セドリック』バーネット作西田佳子訳西村書店セドリックは、アメリカに生まれ幼い頃に父親をなくしてずっと母親とふたりで暮らしてきました。ある日、一度も会ったことのない祖父から突然呼ばれ、母親とともにイギリスへ旅立ちます。祖父は怒りっぽくていじわるな老伯爵でしたが、人を疑うことを知らないセドリックと触れ合ううちにしだいに人間らしい優しさを取りもどしていきます。『ルパン対ホームズ』ルブラン作榊原晃三訳岩波書店フランスでは、青いダイヤをめぐる奇妙な事件がおこっていました。そこで、事件の解決を依頼されたシャーロック・ホームズは、着いて間もなく事件に大きく関わっていると思われる一人、アルセーヌ・ルパンと遭遇します。事件を十日で解決するとルパンに言い放ったホームズでしたが、そこには数々の難題が待ち受けていました。ルパンの勝ちかと思われた対決は意外な結末をむかえます。『ハヤ号セイ川をいく』フィリパ・ピアス作足沢良子訳講談社家のすぐそばを流れるセイ川で、漂流してきたカヌーを見つけたデビッドは、カヌーの持ち主アダムと友達になります。アダムは両親をなくし叔母さんに引き取られていましたが、家に伝わるなぞの詩が昔かくされた宝物のありかを教えていることを知り、デビッドといっしょに宝探しをすることにしました。二人の少年はこわれたカヌーを修理し、「ハヤ号」と名前をつけてセイ川にこぎ出し宝探しを始めますが、宝はすでに誰かが見つけ出したあとでした。『ともしびをかかげて』斉藤洋作偕成社きつねは母親と別れてただ一人、人里近くで暮らしているうちに少しずつ人間のことばがわかるようになっていきました。ある日、白駒山に住むという仙人の話を聞いたきつねは、弟子になって人間に化ける修行をするため仙人のもとへ向かいます。その途中、源氏と平氏の戦いにまきこまれたきつねは源氏の大将源義経と運命的な出会いをします。日本の歴史にそって進む壮大なきつねの物語の第１巻目です。『生物の消えた島』松岡達英絵田川日出夫文福音館書店今からおよそ１００年前に、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にあるクラカタウ諸島で大噴火が起こりました。その時起きた津波は鹿児島県まで届いたほどでした。この噴火でクラカタウ島は北半分が吹き飛び、島中が火山灰で埋まり、木は黒こげになり、生物はすっかり死に絶えてしまいました。こんな死の島にどのようにして植物や動物がよみがえって行ったのでしょうか？この本は、噴火のあと１ヶ月あまりで島に上陸した一人の科学者が、長い時間をかけておこる生物の世界の変化を調査したものです。『温室デイズ』ローズマリ・サトクリフ作猪熊葉子訳岩波書店イギリスの先史時代ブリテンには４０００年もの歴史があります。ローマ帝国が衰退し、サクソン人によって侵略されたある村にアクイラという若者がいました。アクイラは地方軍団の指揮官をしていましたが軍が引き上げる時脱走して故郷の村を守ることを決意します。この時からアクイラとサクソン人との長く苦しい戦いが始まったのでした。『源平の風（白狐魔記）』瀬尾まい子『ツバメ号とアマゾン号』アーサー・ランサム作岩波書店ウォーカー家の４人の兄妹は、ある夏休み、湖の無人島で子どもだけでキャンプをすることになりました。４人は小さな帆船ツバメ号に乗って勇んで出かけていきます。気ままな無人島生活を楽しんだのもつかの間、そこへ海賊船アマゾン号でやって来たブラケット家の女の子たちが戦いを挑んできました。作角川書店みちると優子は中学３年生。二人が通う宮前中学校は崩壊が進んでおり、毎日のように校舎の窓ガラスが割られ、授業中の立ち歩きやタバコ、けんか、落書き、教室やトイレのドア外しが行われていました。それらがすべて終わってしまうと次はいじめへと移っていくのでした。そして卒業まであと半年に迫ったころ、あることがきっかけでみちると優子はいじめのターゲットになります。学校という“ 温室 ”の中で、それぞれのやり方で戦う二人の少女の物語です。