各種診断用・分析用ソフトシステム GEOLIS『特殊人孔常時・耐震検討ソフト』 株式会社ジオネットエンジニアリング 技術部 システム企画室 〒 540-0037 大阪府大阪市中央区内平野町 2-3-14 TEL. 06-6920-5545 URL: http://www.geonet-e.co.jp 特殊人孔常時〔板・ラーメン等〕・耐震検討〔L1・L2〕関連基本プログラ ムを 15 種以上統合し、各種技術基準に基づき、一連自動計算する完全版 ソフト。 概 要 本ソフトでは、特殊人孔設計に関する常時・耐震基本 プログラムを 15 種類以上搭載し、設計対象構造の形状・ 境界条件、あるいは開口条件に適合する様、プログラム の任意の選択組み合せが可能となる。 さらに、計算フローの内に耐震計算も組み込まれてい るため、常時、地震時算定結果に矛盾が生じた際には自 動的に整合を図る機能の他、いずれの結果も計算根拠を 明確に示せる様、図表の添付やチェックリスト表等も出 力出来る。 項目 プログラム種別 ● 4 辺固定 ● 3 辺固定 1 辺自由 長方形板 板計算 常時 円板 ラーメン 箱型 ● 4 辺単純支持 ● 2 辺固定 2 辺自由 ● 1 方向板 ●周辺固定支持 ●周辺単純支持 ●単箱ラーメン 耐震 応力度照査 ● 2 箱ラーメン ●片持ち梁 その他 ●リング (社)日本下水道協会 ●現場打ちマンホール(矩形) 『下水道施設耐震計算例』 ●現場打ちマンホール(円形) 常時計算 耐震計算 ●許容応力度法 ●許容応力度法 ●終局限界状態設計法 ■耐震検討 (社)日本下水道協会『下水道施設耐震計算例』にお いては、現場打ちマンホールについての耐震計算要領 も示され、常時計算とこの耐震検討結果との整合が不 可欠となっている。そこで本ソフトでは常時算定結果 が耐震検討で OUT と判定された場合、入力条件に戻り その見直しを行なえば、常時計算より再度入れ替えが 出来る様配慮している。 この他、『下水道施設耐震計算例』では扱っていない 人孔躯体が見かけ上の基盤面下に入るケースについて も検討出来る等、数々の工夫を行なっている。 ● 耐震検討応力照査 特殊人孔の地震時応力照査はレベル 1 で許容応力度 法、又レベル 2 で終局限界状態設計法にて行なう事に なっており、本ソフトでも常時計算結果をそのまま自動 でレベル 1、レベル 2 照査に移行する。 このうち、終局限界状態照査では、部材毎に『2002 年制定コンクリート標準示方書【構造性能照査編】 』 (土 木学会)に準じて判定。曲げ耐力 Mu と軸方向耐力 N′ u の関係を Mu ∼ N′ u 曲線(断面性能曲線)にて出力 させられる上、側壁等、同一断面部材において縦断方向 に多数の節点が生じる場合でも、同一の性能曲線内に各 節点設計断面力 Md、Nd が表示される様配慮している ため、解かり易く結果を示せる。 ■終局限界状態設計性能曲線出力例 ■常時計算 常時に関する基本型は以下の 3 タイプを用意し、入力 作業の省力化を図っている。 ① [ 板計算 ] 頂版:側壁:底版の各面に対して入力した 形状、境界条件に応じ、搭載プログラムより自動選択 計算。さらに側壁流入管等の開口部検討についても別 途項目を設け、検討出来る。 ② [ 横方向フレーム ] 人孔側壁縦方向(一連及び二連フ レーム)を 10cm 間隔で繰り返しフレーム計算し、 (偏 圧考慮も可)壁厚や配筋変更位置を初期設定条件(中 段スラブ上面位置や 4 ∼ 5m ピッチ等で指定可)に て自動区間割付可能。頂版・底版・中段スラブ、及び 開口部検討もタイプ 1 と同様に別途計算出来る。 ③ [ 縦方向フレーム ] 頂版・側壁・底版は箱形(一連・二連) ラーメンとして算定。妻壁は別途板計算可能。 http://www.sunchoh.co.jp/~con/adpdf/088003017.pdf
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