村長の日記 - 松本 昌親 公式ホームページ

村長の日記
1月4日(金)
2013年、仕事始めは晴れ。
今年は政権も変わったので、行政にとって非常に良い年となる。
今年で私の村長生活は9年目となる。私は合併破綻以来、給料カット、歳出カット、補助金カット、結果 積立金を少し積み増すことが出
来ました。これだけが私の村長として9年間の結果です、職員の皆さん、議員の皆さんのご協力に心からお礼を申し上げます。
昨年、わたくしは「山中8策」をお示しし当選させていただきました、内容を要約すると、
徹底した村の活性化
徹底した行政のスピード化
住民に優しい行政
です。
昨年、国の政権が変わりました。大阪は維新と公明、国は自民と公明です。むかし習った代数に置き換えると、A=B,B=C,従ってA
=C、これが連立方程式の解のようだ。
大阪都構想は速いスピードで進みます。安部政権の経済政策により円安に振れ、1ドル=100円? デフレは収まり、経済はインフレ傾
向に進みます。ほぼ20年にわたった不況が、少しずついい方へ進みます。
10兆円の補正予算、安全・安心 中心の積極的な公共投資、この2つを見逃してはダメだ、各課で国の方針を掴んでほしい。今はネット
で国が配信してくれる、つかみ損ないが無いようにお願いする。
行政には、いろいろな事業がある。ルーティンの事業は別として、村単独の事業は沢山ある。その中には賞味期限が切れた事業が多い。新
しい事業をやるには人材がいるし、不要な事業は邪魔になる。賞味期限の切れた事業はきっぱりやめる、新しい事業で代替すればよい。効
率の良い行政運営とはそんなものだ。不要なものを置いておくこと=コストが掛かる事 と肝に銘ずべきだ。
以上が新年挨拶です。
11:00
北川イッセイ新年互礼会(ホテルアウィーナ)
今年皮切りの互礼会。いつ参加しても北川先生の会は集まりがいい、自民の風は北川先生には吹いている。
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13:00
大阪互礼会(ホテルニューオオタニ)
経済3団体のみなさんのスピーチは、すべて景気が良いと言うよりは、今年こそいい景気の年にしたい、との願望があふれていると言うべ
きか? 松井知事、橋下市長は大阪都構想を全速で進める意欲満々だ。
大阪府庁
互礼会終了後、大阪府本部のあいさつ回り。皆さん挨拶対応に忙しそうだ。
1月5日~1 月6日は公務なし
忙しそうな25年、年初の休み。
1月7日(月)
朝いち
村内のあいさつ回り
各種団体のリーダー、議員各位の自宅を回る。千早赤阪村はやっと正月が終わった感じ、新しい年に向かって着実に動き始めた。今日は朝
から快晴、小春日和の中快適な1日だ。ぜひ皆さんの協力を得て元気な村を作りたい、年末には今日の空のような気持になるように頑張る。
14:00
挨拶回りが終わり、帰庁。
16:00
ティグレ新年互礼会(ホテルニューオオタニ)
本来なら公用車を利用するところだが、後の予定がありマイカーで。
4チャンネル朝ズバでおなじみの 毎日新聞社論説副委員長 与良さん講演の後、新春の集いが始まった。乾杯の後すぐ京都へ。
京都ネーゼ(京都)
スーパー給食として、イタリアンレストラン「京都ネーゼ」の森シェフが、1月15日に当村の学校給食の調理をしてくれる。豆乳を使う
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ので見本として届けるとともに、シェフの料理をいただくことにした。
第2京阪が開通したので50分で京都へ。
富田林記者クラブにいた 産経新聞 栗井記者と供にイタリアンディナー。京都ネーゼと千早赤阪村のコラボ記事を掲載してくれるようにお
願いした。
イタリアン料理は日本人向けにアレンジされており、美味いし発泡酒によく合う。うまいスーパー給食となるだろう。
1月8日(火)
今日は1日挨拶回り。
4日の挨拶まわりでは、時間切れで残った大阪府咲洲庁舎、38階の人権室副理事の三枝さんから。今日も昨日同様いい天気だったが、咲
洲へ着いたころからもやがかかってきた。
38 階は非常に良い眺めで、淡路島、明石大橋、金剛山が良く見えるらしいが、本日はダメ。海が見えるのは、山の中で暮らしている私と
しては最高。
現場で仕事している皆さんは「地震時の長期振動は船酔いによく似た症状になる、気持ちの悪いもんです。
」
咲洲庁舎、衆議院大阪15区選出代議士 2 人、府議会議員事務所、府民センター、保険所、医師会、富田林消防本部を回り、今年の年賀挨
拶はほぼ終わり。
1月9日(水)
朝いち
高速道路の料金制度、整備、補修に対するアンケートが国交省から来た。
各設問に、私の思うところを書いた。
・料金は政治の都合なぞで割引したりせず、きっちり収納してほしい。
・運営経費はミニマムに抑え、利用料金はすべて補修整備に使用する。
・高速道路整備は 大阪、名古屋、東京など人口密集地域は現状維持、郊外に道路新設整備することにより、人口、産業の分散を図る。
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・補修等にあたっては夜間工事を避け、必要な時間は完全閉鎖し、安く完全な補修を行うべし。
15:00
連合 新春の集い(マイドーム大阪)
川口会長の挨拶
「残念ながら、今回の選挙では民主党が完敗した。民主党は今一度政権政党として、十分通じる政党として再生してほしい。
」
いつものことながら、連合の集いには首長の出席が多い。登壇があったが、私は首長の最期、狭い壇上でいつも目立つ端の方に立つ。
あす早朝会議があるので、17 時前の新幹線で東京へ。ひと眠りで東京へ着いた。
東京でも桜宮高校生の自殺がTVで流れている。今ほど教育長、教育委員会、校長の資質が問われる時は無い、村は大丈夫か?
1月10日(木)
6:00
起床。防寒用のズボン、ジャケットを着用、皇居1周のウオーキングに出発。
千早は寒いと思っていたが、皇居前広場及び周辺はビル風が強いので、体感温度は異常に冷たい。スピードを上げたら少し汗は出るのだが、
信号待ちの間に体が冷えてくる。スピードを上げて歩いたので靖国神社まで65分。初詣を済まし、町村会館に帰ったのはちょうど8時、
10,800 歩。
10:00~
全国町村長会の予算及び事業予定の審議。
13:00~
国に対する要望事項のとりまとめ。
・311東日本大震災復興対策へ万全な措置とともに、全国的な防災、減災対策の強化。
・自動車関連諸税、(取得税、重量税)の軽減は、実施にあたっては地方財源に十分配慮して行うこと。
(千早赤阪村は取得税交付金、重量税譲与税合計で2千6百50万円、地方税の3,7%)
・安定的な財政運営に必要となる、地方交付税等の一般財源の総額を確保すること。
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・2年間、国家公務員の給料を 7.8%引き下げる。地方も同様にすべきとのことだが、地方は既に行革で引き下げを行っている。(千早赤阪
村は国家公務員より 10%安い)したがって、地方は引き下げの余地が少ない。
13:45~
1.
自民党 野田税制調査会長
2.
新藤総務大臣
3.
自民党
石破 幹事長
川村 選挙対策委員長
細田 幹事長代行
野田 総務会長
高市 政務調査会長
4.
公明党 漆原国会対策委員長
に陳情した。
前政権と違い、自民党は正に手慣れたというか、陳情受けが旨い。今年は7月に参議院選が控えている、自民党は政権固めを確実にして参
議院選を勝って、いい国つくりを目指している感じだ。
是非いい政治を、いい日本を。
1月11日(金)
朝
熱海は快晴、熱海の駅よりかなり高い所にある大観荘は見晴らし抜群。
おそらく20年ぶりの熱海の景色、朝日に輝く海の景色は良い。
7:30
朝食を済まし、テレビを見ながら着替えをしようと思っていたが、うとうとしたらしく、時間は8時30分を過ぎていた。すぐ着替えて駅
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へ。20分ほど時間があったので干物を買いに商店街へ。朝9時というのに、3分の1ぐらいしか店が開いてない。シャッター商店街にな
っている。あまり客が来てないのかと思いながら駅へ。次の三島駅で降りる長泉町長の遠藤さんに聞くと、新幹線が出来て熱海は東京から
30分の距離になった。近すぎてゆっくり温泉に入った気がしなくなったからだ、と教えてくれた。
観光地はアクセスのとり方を誤ると、とんでもないことになるらしい。
熱海から名古屋、名古屋で新幹線を乗り継いで、3時間30分で大阪に着いた。
役所に帰ったのは14時30分頃、留守の間の決済を済まし定刻の帰宅。たった3時間強の新幹線だったが意外と疲れた。
1月12日(土)
朝
役所へ出る前に直売所に立ち寄って、振る舞いのぜんざいをいただいた。餅を沢山入れていただいたので、旨かったが腹一杯になった。葉
物野菜があまりなく、気候が影響しているらしい。
12:00
自治労旗開き(シティプラザホテル)
自治労トップ、連合会長 他、労働関係の来賓あいさつの後、参会首長が壇上に上がった。いつもの通り最後に私が登壇したところ、乾杯
の指名を受けた。
「大阪互礼会以来、経済界の皆さん、政治関係者の皆さん、各種団体関係者の皆さんが、今年は景気がよくなると異口同
音におっしゃる。景気が良いという事は、お金が回ることだ。大阪の東南にあるただ1つ村にもお金が回るように、今日ご参会の皆さんに
も、自治労、連合の皆さんにも、お金が回ることを祈念して」乾杯した。
1月13日(日)
富田林市出初式(石川河川敷)
例年、富田林消防出初式は石川河川敷で行われるが、非常に寒い。寒さは千早で慣れているが、河川敷を吹く風はまた別で、一段と寒さを
感じる。去年は晴れの上風が無く暖かかった。今年も現場に着いたところ天気は良く、暖かい出初式のようであったが、徐々に曇ってきて
少々寒い出初式となった。
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村は2年に1回の出初式となっており、来年出初式を行う。寒い時期だが消防団の皆さんが一同に会し、安全安心を確認していただくいい
機会だ。しかし消防の式典は、仕事柄のせいか暑い夏、寒い冬に集中している。春、秋にでもいいと思うのは私だけではないだろう。
1月14日月(月) 成人の日
6:00
起床。外へ出ると雨が雪に変わったところ。庭にうっすら雪が積もっている、しかもまさに吹雪と言っていいくらいの降り、天気予報がば
っちり当たったようだ。いつも雪に慣れているつもりだが、こんな激しい降りは最近経験が無い。除雪を長男が始めたが、とても追いつけ
ない。雪をはねて後ろを向くと、また積もっている状況、手の打ちようがない。
雪の中、成人式が行われるくすのきホールへ。途中で清井議長を拾って会場へ。議長の車は雪の用意が無い。
降雪で悪天候の中にもかかわらず、成人諸君が集まっている。50人。若いうえに女性は殆どが派手やかな振袖、男性はスーツと羽織袴、
例年のことだが成人式で若い諸君に合うと、少しでもいい村を残したいと思う。今年の成人は平成4年か5年生まれ。少子高齢化が進行し
ている時代は20年間止まらない、何とか手を打ちたいのだが。
アトラクションは中学校のブラスバンド演奏。去年近畿大会で銀賞、審査員奨励賞を取った。今は3年生が引退、メンバーがかなり少なく
なったが、矢倉先生以下、元気の良い演奏を見せてくれた。元気な村造りの大切さを再確認した。
帰宅途中から雪がどんどん増えてくる。千早地区内の道路は 20cm 近い積雪、車の腹が雪についているので抵抗が多く走りつらい。水分の
多い重い雪、林業にとってビンボーな雪だ。竹藪がお辞儀をしている、千早へ帰ると杉、桧が折れ曲がっている。15時過ぎ、雪はやんだ
が山林の被害はかなりなものだ。雪が消えた時点で調査、対策が必要だ。
夕方から除雪を始めたが、雪が多く時間がかかる。約2時間、日没とともにギブアップ。たった 20cm で大変なのだから、雪国の苦労は分
かる。
1月15日
今日はスーパー給食デイ。京都三条のイタリアンレストラン 京都ネーゼ の森シェフが、豆乳を使ったイタリアンを給食に出してくれる。
朝7時半に給食センターに入るので、7時前に豆乳を用意するようにとオファーがあり、6時30分にできたと連絡が入った。
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昨日の大雪で千早の道が凍結状態なので給食センタ-に配達。
9時、森シェフに豆腐のカルバッチョを食べてくださいと豆腐を届けて役所へ。
朝の打ち合わせ後、公明党の新年会でホテルニューオオタニ大阪ヘ。
さすが公明党、昨年暮れの総選挙で完全勝利を勝ち得た勢いで参会者は非常に多く、駐車に苦労した。
来賓あいさつでは、自民党大阪府連代表の竹本代議士の後、松井知事「大阪府は維新、公明」維公で行くとのスピーチがあった。
その後、橋下市長が「大阪は自民、維新、公明」自維公で大阪を盛り立てるとスピーチがあった。
ぜひ、1人でも多くの人たちが力を合わせ、大阪を盛り立ててほしい。
公明党の集会はいつ来ても参加者が多い、特に今回は昨年末の完勝を受けて非常に元気がいい。
議員は衆参共に若いし元気がいい。参議院の 白浜一良 議員も、今年の7月若い議員に変わる。若くて元気がいいのは良いことだ。
いつ話を聞いても、山口代表の話は言語明瞭で解りやすい。話をするときは見習おう。
13:00
あすの町村長会の打ち合わせ。あと府庁内を数か所回ったが、どこでも安倍政権の 13 兆円補正予算が話題に上った。
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1月16日(水)
寒さがつづき、地区内の道路はまだ雪だらけ、轍のあとは雪が無い。道の真ん中の残雪はまだ車の腹をこする、今日は快晴なので雪はかな
り消えるだろう。
14 時
大阪府町村長会
昨年、
「生活保護の適正実施」につき、島本町 川口町長 以下環境厚生部会の皆さんの協力で、当時の厚生労働省社会援護局 山口局長 よ
り「大阪の実情や現場のご苦労を踏まえ取り組む」と回答をいただき、各町長さんの協力に感謝して開会。
1.
大阪府警察街頭犯罪抑止総合対策説明(大阪府警察本部務部警務課管理官、小林洋一氏)
大阪の該当犯罪は、
自動販売機件数
平成 13 年
32 万
7千
件
平成 24 年
14 万
7千
件 と半減した。
平成 13 年
2万
1千
件
平成 24 年
1千
400
件 これは激減。
街頭犯罪7手口
ひったくり、路上強盗、オートバイ盗、車上狙い、部品狙い、自動車盗、自転車盗
(このうち自動車盗、自転車盗以外は全国ワースト 1)
今年は街頭犯罪 7 手口と、強制わいせつを大阪府警の最重要課題と位置づけ、
・組織総合力の発揮。
・発生抑止につながる検挙対策の推進。
・発生実態に即した防犯対策の推進。
・自治体、地域住民、事業者と連携協力して安全な街づくりの推進。
を大阪府警察重点目標として犯罪防止を行う。自治体、住民、事業者の協力をお願いする。
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1.
防災減災事業の推進要望
行財政部会長、太子町 浅野町長 と相談し、近いうち確実に発生する南海トラフ地震の壊滅的被害を抑制する事業予算確保を要望した。
要望先:自民党、維新の会、公明、総務省、国交省 ほか
2.
東日本大震災に掛かる被災市町村への職員派遣要請。(矢富総務部長)
現在被災地では、1400 人の人材が支援に当たっている。今年はさらに 600 人が必要。各町村では余裕人材をぜひ東北へ派遣してほし
い。
3.
電気料金引上げに係る関西電力株式会社への申し入れ
関西電力では(本年 4 月から平均 12%の電気料金値上げ)申請を行っている。
特に中小企業を数多く抱えている大阪府域では大きな打撃となる。
11 月末、町村長会を代表して、関西電力幹部に対し「更なる経営の合理化と効率化を断行し、原子力発電の停止等に伴う火力燃料費
等の経費増の安易な負担転嫁とならないよう、より一層の企業努力を行うこと」を申し入れましたので、報告する。
以上で平成 24 年度第 5 回定例総会終わり。
1 月 17 日(木)
15:00~17:00
大阪社会福祉審議会(プリムローズ大阪)
この会は 9 年ぶりに開かれた。この会の下には各種の分科会があり、身体障害者、高齢者 他、福祉の必要な 17 部門別の分科会があり、
有機的に結合して大阪府の福祉を支えてきた。
このたび大阪府・市統合の問題が出てきたので審議会を開く必要が生じ、開催することとなった。
今までは、一般的な部長マニュフェストの形で分科会の決定が発表実施されていた、つまり部局運営方針で行われていた。
福祉の分野でももちろん、市町村の間で格差は大きい。本来府下同一サービスが本当だが、現実に格差はある。府は交付金を措置したり勉
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村長の日記
強会を開くことにより、レベルの標準化に努めている。
現在、施設入居、在宅介護が高齢化によりかなり増加しており、その増加スピードは非常に速い。
平成 21 年~23 年度は介護に従事する人員 7,500 人の必要人員は達成したが、24 年~35 年で 13,800 人の人員が必要とされている。目標
達成は大丈夫か(汗の流し方は今まで以上)。特にこれからは要介護者等、介護の必要な人は急激に増える。またデリケートな問題ゆえ、個
人情報の取り扱いに細心の注意が必要になる。
これからは、

各市町村の力量を計り、府下同一のサービスが行えるように指導する必要があり、相談支援が核となる。特に担当者のスキルが必要と
なる。したがって、府による人材育成、教育が大切だ。

相談支援で解決できる問題はほとんどない。相談に来た人を救う方法の設計図が必要。大阪中心となっている貧困ビジネスの状況を見
るにつけ、どうして彼らを救えるか?となると、相談支援の充実しかない。国の動きを見ながら生活困窮者、要介護者等にターゲット
を絞り、使用可能な生活支援ツールを使い、府・市協力して要支援者に対応しよう。
1 月 18 日(金)
9:30
村経営戦略会議(村造り経営ビジョン)
平成 22 年合併が不調に終わった時、村の再生をかけて村行政経営戦略プランを作り、きつい行革をやってきたおかげで、村は 10 億近い
預金を積むことが出来た。本年 3 月で行政経営戦略プランの期限が切れるので新しいプランを作り、村が将来も元気になるプランを作る必
要がある。ほぼ最終段階に入っている。近いうちに発表出来ると思うが、いいものを作ろう。
13:30
今後の土砂災害対策の進め方の検討状況報告及び意見交換会
平成 23 年、紀伊半島で起こった台風 12 号による大規模土砂災害が、大阪で起こることが考えられる。現在も土砂災害危険区域を指定し、
府が法枠工法外、ハードによる災害対策を施工してもらっている。千早赤阪村も、桐山、東阪、千早 等、現在も工事中のところが多い。
これからは受益者負担を取り入れながら、危険区域を安全化して行く。
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村長の日記
特に問題になったのは受益者負担のところ。村のように昔から住んでいるところが土砂災害危険区域となり、砂防工事・安全化工事を行う
場合、人口が少なく、工事費用がかかる割に負担能力が無い場合が多い。
開発により家がたくさん建った割に安全がないがしろにされた場合、比較的受益者負担の出来る住民が多い。いろいろな場合を勘案しなが
ら、受益者負担を導入する手法を確立する必要がある。これからも議論を重ねて手法を確立する必要がある。
1 月 19 日(土)
成人式の日(14 日)に降った雪が、まだ千早には多く残っている。
「大阪から雪の金剛山が見えると登山者が多い」のジンクス通り、車が多く上ってくる。千早の駐車場は完全に除雪できたところはほとん
どなく、平常時の 70%程度の駐車量しか提供できない。降雪時の運転に不慣れのドライバーがほとんどなので、駐車させるのも大変だ。
11:00
大阪府山岳連盟新春交歓会(ホテルグランビア大阪 20F鳳凰の間)
モンベル会長以下、山並会長、兵庫県山岳会、京都府山岳会 他、山関係の人人で一杯。
「今の金剛山は雪が多くいいですよ、ぜひおいでく
ださい」と挨拶して楽しい一時を過ごした。
1 月 20 日(日)
大阪から金剛山の雪が見える日曜日。
朝 9 時頃から、車、車、車の行列。昨日同様除雪が出来てないので駐車台数は少ない。
12 時より 金剛山千早赤阪クラブ の新年会、ぜひ参加するようにと西野会長に言われていたが、車の整理で手が回らない。参加をキャン
セルした。
駐在所が「駐車できない」と言ってもどんどん走っていく、整理できない。車のラッシュが終わったのは 13 時過ぎ、しかも下山してくる
のが遅い。
いつもは 2~3 時間ぐらいで 1 回転するのだが、今日は 5~6 時間くらいか、駐車場を確保しないと観光地とは言えない。
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1 月 21 日(月)
あさいち
山中八策の実行体制について事務方にお願いした。具体的には 4 月 21 日の村会議員選挙後、議員諸氏と相談の上、方針決定、実行計画実
施となるが、役所内の方針決定を見たいと思い、今日、私の思うところを披露した。
11 時過ぎ
村ではA香港型のインフルエンザが流行し始めたの噂があり、インフルエンザワクチンを受ける。これで今年は万全だと思ったが、鼻は詰
まるし咳が出る。
13 時 30 分
大阪府国土利用計画審議会(国民会館住友生命ビル 12F)
大阪府の土地地利用基本計画の変更。
私は初めての出席。出席メンバーを見ると、大学教授 7 名、大阪維新の会府議会議員 5 名、公明 2、民主1、自民1。質問、回答を聞きな
がら私は大きな違和感を覚えた。
大阪は人口密集地、大都市圏だと改めて感じるとともに、能勢町、豊能町、河南町、岬町、千早赤阪村は大阪ではないのかなと思うところ
がある。席上 大学の先生が「みどりは大切だ」の発言があった。千早赤阪村では緑、緑、緑、緑が多過ぎて困っている。
「山林面積は減ら
してはいけない」村では山々山、山を減らさないといけない。府の職員はもちろん、大学教授は自然の大きな力を知らない。国の官僚も同
じこと。
都市計画法、農林振興地域の整備の関する法律、森林法、自然公園法、自然環境保全法。すべて村が対策に困っている法律ばかり。
村には楠公道路がある。昭和 14 年、ヒトラーユウゲント(ドイツ ナチス政権下、ヒトラーの青少年教化組織)が日本に来て楠公遺跡を訪ね
たとき、千早城 - 観心寺間の道路の街路樹として楠を植えた。今 大きく成長しすぎて根は道路を隆起させるし、枝でバスの屋根をこする。
田畑は地主が高齢化で耕作不能となり、雑草をだらけになったところがすごく増えた。山林不況で山林の手入れが材木の成長に追いつかず、
山ではなく藪(収益に関係ない山)を作っている。
先に上げた法律をすべて廃棄しても自然の力に及ばない。
大阪の目指すべ将来像
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村長の日記
「賑わい活力ある大阪」
村ではコンビニもない、人口減少が止まらない。奈良県の隣町よりインフラが完全に劣っている。
「緑豊かで美しい大阪」
村では、緑が多すぎて自然の力に対抗出来ない。
「安全安心な大阪」
村では、自然に押しつぶされる村。
人口密集地に住む人は幸せだ。
1 月 22 日(火)
15:00
近畿懇談会(シェラトン都ホテル大阪 上六)
今日の講師は 近畿地方建設局 谷本光司 局長。
平成 23 年 9 月、台風 12 号により紀伊半島一帯は 3 日にわたり、雨量 2,000mm の豪雨に見舞われた。十津川村、五條市赤谷、新宮市、勝
浦町、田辺市 等、和歌山県の市町村、奈良県、三重県にわたり、100 年に 1 度と言われる雨による被害を受けた。その被害対策と復興を
担当した近畿地方建設局の話を聞いた。
国の本格的な被害対策、復興対策は、まさに市町村の枠を超えたスピードで金に糸目をつけない。私たち地方自治体を預かる者にとっては
考えられない世界に思える。
村で起こってはならない話だが、近畿地方建設局が無くなった場合、大阪府あるいは関西広域連合が素早い対策を打ってくれるだろうか?
田辺市の真砂市長の「大きな災害が発生したことで、国の力を知った」との話を思い出す。
その後、谷本局長に素朴な疑問を話した。国道 309 号線は水越峠のトンネルを出た途端、奈良側はすばらしい道路整備が出来ているのに、
なぜ大阪側はできてないのか?
能勢町、豊能町、河南町、岬町から隣の府、県に入ったところでも、道路の整備状況が良くなる。どうして兵庫、奈良、和歌山は良い道路
になっているのか。わたしたちの選挙区の衆議院の先生の力が弱いのか尋ねた。特に大阪と隣県の道路格差はかなりある、是非いい方向へ
の方策を考えたい。309 号線を奈良県並みに整備してほしい。
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村長の日記
1 月 23 日(水)
午後 2 時より行政調査委員会が全国町村会館(東京 永田町)である。10 時 17 分発の新幹線で上京、13 時着。
14 時より
行政調査委員会が始まる。

戸籍副本データ管理システムの説明
311 で明らかになった話だが、津波で三陸地方の市町村で、戸籍が流失あるいは紛失した市町村があったが、法務省に保管してあった
副本によりほぼ完全に再現できた。
データの紛失を防ぐ目的で、西日本分のデータは北海道で、東日本分は関西で保管することになった。データ送信は全国の市町村間に
張り巡らしている総合行政ネットワーク(LGWAN)を使い送信することで、時間的ロス無く副本が蓄積され、市町村でデータが消失
してもすぐ再生できることになる。
問題となったのは、費用負担を法務省か市町村どちらにするか。千早赤阪村では約 200 万円ほどかかる。戸籍は国の委任事務だから
国が負担するのは当然であると意見の一致を見た。

新型インフルエンザ対策の概要
新型インフルエンザや新しい感染症は、いつ発生してどのように伝染するかわからない。鳥インフルエンザが人に感染すると死亡率が
非常に高い。厚生労働省はいつでもすぐに対応できる体制を整えている。
現在、抗インフルエンザウイルス薬の在庫は
タミフル:5400 万人分
リレンザ:900 万人分
を備蓄している。
新型インフルエンザ、新しい感染症が全国的に蔓延し、短期間に数十万人規模の死者が発生するケースも想定できる。これは大規模災
害と同じ。災害急報を踏まえ、地方団体の財政力に応じ嵩上げを行い、財政援助を行う。また、国は予防接種の実施、その他の新型イ
ンフルエンザ等緊急事態への対応に伴い、地方が負担する費用に対し必要な財政措置を講じる。
17 時より
国民健康保険の改正レクチャーを受ける。
現在制度設計を行っているが、方向性としては現在より負担、給付の標準化を進め、不公平感を払拭したものにする。
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村長の日記
1 月 24 日(木)
全国町村会 正副会長会
忠岡町 和田町長、島本町 川口町長と 3 人で参加。
森 東京大学教授の道州制反対の講演を聞く。
終了後、場所設定の暫時休憩。
全国 180 人の正副会長で懇親パーティ。50 枚ほど用意していた名刺が終わるころには数枚となった。
九州弁から東北のズーズー弁まで方言の渦の中、かなりの皆さんと会話を交わしたが、財政運営の苦労話が多かった。
話の中で特徴的なのは、皆さん手を挙げて町村長になったせいもあり、グチ話はなく、少しでもいい方向へ持っていきたい、話の中でいい
話があれば即取り上げようとの姿勢が見えた。この皆さんの熱気で、必ず日本の田舎は再生すると思う。前向きの皆さんの集団の中にいる
のは非常に気持ちがいい。
1 月 25 日(金)
朝
忠岡町 和田町長とともに羽田へ。
阪南連合でいつも関空を使っている経験で、地下鉄、JR、京急を使って羽田へ行く方法を教えてもらう。東京の地下は、2 層、3 層になっ
ていて分かりづらい。多分地下 3 層目にある地下鉄で有楽町へ、山手線で品川へ、京急で羽田へ、ほぼ 1 時間で羽田に着いた。
11 時発の全日空で伊丹へ、12 時着。
14 時より
大阪府水道事業団の会議は、ほとんどの首長と各市町村の水道関係者が出席。関心の髙さが窺える。
大阪市水道と府水道事業団統合の話は、アンケートによると、事業団メンバーは個々に異論はあるが概ね統合に異議なしとなった。細部の
詰めは 2 月中に会議を開き全体の合意を取りたいとの事で、本日は終わり。
単純に数分で終わったわけではなく、ほぼ 2 時間にわたり侃侃諤々の意見交換があった。5 時前に役所帰着。
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村長の日記
1 月 26 日(土)
今年仕事始め以来、初めて公務なし。葬儀もない土曜日。
豆腐造りを終えて朝食を済ましたところ、嫁が観光協会の水仙近くの売場へ行く。今年はスイセンの開花が遅く、例年より半月は遅れてい
る。
いつもの事だが、スイセンの売店は非常に寒い、とくに今日は風が冷たい。ブルーシートで風よけをするが、まさに真冬。風が強いので体
感温度は厳しい。
1 時間手伝ったが、どうも風邪が抜けない。途中でずらかり、帰る。
約 2 時間寝たらしいが、寝ると体調がいい。15 時過ぎに店じまいを手伝い、すぐ家に帰り寝る。
風邪には睡眠が第一だ。
1 月 27 日(日)
雪の無い日曜日は楽だ。雪があると、朝 雪の始末から始める必要がある。
ホンダの雪除け機もあるが、それでもかなりつらい作業だ。ショベルや但馬で買ってきた雪はね機器も小さな面積なら良いが、約 200m の
村道を雪かきすると、思い切り汗をかく。腕や腰にも来る。
朝
長男と二人豆腐を作り、豆腐売りを 1 日中行った。思ったより豆腐が売れ、何も考えずに豆腐を売っていると、1 週間続いた風邪もどこか
へいった。
18 時過ぎ
河内長野から帰り、前をパトカーが走っていく。ついて行くと「まつまさ」へ。救急車、パトカー、救出工作車が店の前に止まっている。
事情を聴くと、下山途中に体調不良になり、救急車を呼んだらしい。消防団千早分団長の楠本君以下、田川君、山田君、長男も救出に山へ
入った。約 40 分、酒臭い登山者が自力で降りてきた。
「体調が回復したので帰る」と、多くの人たちにお礼も言わずに帰って行った。消防
署、消防団の皆さんは仕事かもしれないが、いくら仕事とはいえ、出動した皆さんにお礼の一つも言えないような大人というのはどうか、
と思うのは年寄りの私だけではないだろう。
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村長の日記
1 月 28 日(月)
もうすぐ 2 月になる。今年の 1 月は非常に忙しい 1 か月だった。
やっと公式行事、年始の挨拶も終わり、今週は木曜日まで出ることはない。
あさいち
月例監査
まず水道、問題なし。あるとすれば施設が古くなっており、突発的な故障が起こる事か。
後は一般会計。今日の監査はすぐに終わった。
笠松監事に変わった時はミスが目立ったが、鋭い指摘を頂くたびに会計のスキルが上がってミスが極端に少なくなった。
今日は24年12月分だったが、問題なく終わった。
残りの午前中は、30日の全員協議会のレク、行政経営戦略プランの継続計画の説明。
平成22年に作ったプランにより、村の財政は良くなった。22~24年にかけて黒字基調が続き、本年末で積立金は10億円を超える。
副知事からは「きつい行革を続けると新しい事業が出来なくなる、うまく手綱を緩めることが大事。」住民の皆さんと少しだけのびやかな
気分の村を作ろう。
1月29日(火)
18:30
竹山修身 互礼会(アゴーラリージェンシー堺)
アゴ-ラリージェンシーは聞きなれない名前だが、昨年10月末にリーガロイヤル堺からアゴーラリージェンシー堺に変わった。噂では香
港資本らしい。
堺の竹山市長は今年の9月に選挙がある。前の選挙で前市長を破って当選した。選挙の年の互礼会、18時30分から始まった。松村課長
と一緒に行ったが、彼は住所地ではかなりな有名人、町内会連合会長と仲がいい。説明によると、堺市の町内会連合会長は庁舎内に専用の
部屋があり秘書がついている、堺では超有名人らしい。
町内だんじりの新造委員会の幹部であり、1億円超のデザイン、資金集め、だんじりの運用に深くかかわってる。また私たちが考えられな
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村長の日記
いほどの金額を、だんじり新造の為に寄付したらしい。
互礼会は市長の人柄と業績によると思うが、非常にたくさんの人が集まった。リーガロイヤルの橋下維新の会にはかなわないが、ほとんど
立錐の余地が無い。来賓では堺市商工会議所会頭の前田氏 以下、経済界、町内会、各種団体、各分野の人たちが揃っていた。
皆さんの話を聞いても、政令指定都市らしく余裕が感じられる。大阪府と同じランクだから、大阪府を通さず国と直接交渉できるし、開発、
都市計画、その他すべて内部で解決できる。竹山市長が就任してからの街の開発は、目を見張るものがある。
参加している皆さんからはぜひ堺を良い街に、との熱気が感じられた。祝電の1番初めに読まれたのは、松井知事からの祝電だった。
1 月 30 日(水)
全員協議会
今日の議会全員協議会は、村造り計画の説明。
平成 21 年から村の直面している財政危機を回避する必要から、平成 22 年より 3 年間の緊急措置として、千早赤阪村行政経営戦略プラン
を作り、行政運営を経営する視点で、特別職、議員、職員の給料カット、住民サービスの適正化など、なりふり構わぬ行革の結果、単年度
黒字を定着させることが出来ました。
23 年度決算は 9,600 万円の黒字、積立金は 8 億 2 千万円積み増すことが出来ました。平成 24 年度末赤字解消が目的でしたが、経営戦略プ
ランは所期の目的を達成することが出来ました。
千早赤阪村は次の行政課題を解決する目的で経営計画を作ります。
・都市基盤の整備。
・公共施設の老朽化。
・安全安心への防災機能強化。
・高齢化に伴う社会保障費の増大。
・少子化に伴う子育て教育環境の整備。
・人口減少の歯止め。
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村長の日記
1 月 31 日(木)
13 時より
B&Gサミット(笹川記念会館 港区三田)
朝10時のフライトで羽田へ。
時間の余裕を見て 7 時に家を出発したが、近畿道へ入ったところで大渋滞、東大阪線に迂回して 9 時 伊丹到着。
羽田に 11時に着いた。東京駅までモノレール、山手線を乗り継ぐと飛行機と新幹線はほぼ時間は同じ所要時間。飛行機の方が料金はモノ
レイル山手線の 620 円がよけいかかる、霞が関へ行くのは浜松町が近いのでほぼ同じくらい。時間も、料金もほぼ同じ、どちらを利用し
ても変わりなし。
千早赤阪村のB&Gの評価 特A。特Aをもらうとプール、体育館改装に対し、補助額が最大 60%まで上がる。今年プールを改装するが、
おかげで最高額の補助金を頂いた。この評価は、首長がB&Gを訪問するとポイントが上がるらしい。出来るだけ機会があると訪問し、新
しいニュースをもらおう。
本日の笹川洋平氏の話は、非常に興味があった。
日本の政府には外交が無い。多分東京オリンピックは無理。なぜかと言えば、先のアルジェリアのガススプラント事件でもわかる通り、ア
フリカにもオリンピック招致の投票権を持っている国が一杯あるのに、日本の企業がプラント建設を行っている国との間でもあのざまだ。
したがってオリンピックで東京に指名を貰えるわけはない。日本のオリンピック委員会のメンバーがアフリカ諸国の委員の家でパーティに
招待されたとの話を聞いたことが無い。
日本は政権がすぐに変わるから、ブッシュの家に招待された小泉首相のような話は彼で終わり。中曽根さんのように別荘へ呼ぶとか、この
ような関係がやがて国と国の信頼関係に発展し、国際関係がうまく行く。外交も結局人と人の信頼関係から発展して行くものだ。総理はや
はり4年はやらなきゃ外交はできない。国民もそのあたりを認識しなければだめだ。
外交は、国と国の信頼関係。国と国の信頼関係は人と人の信頼関係から始まる。
アジアでは中国人が No1、韓国人が No2。日本が一流国になるには、外交、外交、でOK。
千早赤阪村B&G海洋センターの特A表彰を受けた後、すぐに懇親会。B&G梶田会長、専務理事、特A仲間の芦屋市 山中市長 皆さんと
挨拶を交わし羽田へ。20 時 30 分のANA関空行き行に乗り、帰宅は 23 時 20 分。飛行機は幾分疲れる。
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村長の日記
2月1日(金)
大阪府議会議員柏原市選挙区 補欠選挙
柏原市選出の府議会議員が、2月3日告示の柏原市長選挙に立候補するため、今日 2 月 1 日から選挙、市長選は 2 月 3 日の日曜日から。
前市長の岡本氏が引退するため、府議会議員が市長に、府議会議員は新人が維新から立候補する構図となった。
午前中
総務のレク
大阪府が買収したときから放置してあった、富田林高校分校跡地の諸問題の解決が主。村の所有地は、多門小学校の用地に限らず水路用地
が残っていたりして、村有地を売買するときに過疵なく引き渡すことが出来ない。まず用地を販売する以前に完全に村の物にする必要があ
る。過疵なく引き渡せるように、全ての不動産を村の物にするよう事務方にお願いした。
午後
予算のレク
積極的な予算を組みたいが、4月の村議選を視野に入れた予算を組むように指示した。
2月2日(土)
今日は公務なし
朝
豆腐造りを手伝って自宅に帰り、ひと眠り。起きたところ、(株)えじま の社長が村長の日記のファイルが入ったと届けてくれた。ファイ
ルの表紙に「村長の日記2013、平成25年」を張り付ける作業をして、出来ていた1月15日までをファイリングしようと思ったが、
1月、2月の予定表が無い。役所に行って予定表を出し、コピーと穴開けをして、1月15日までの村長の日記を仕上げる。約20冊ファ
イリングをするのに3時間ほどかかってっしまった。
夜
キノコ会の例会
久しぶりなので烏賊と田芋の煮物、焼きそばを作った、かなりの人気。インフルエンザでダウンのメンバーもいる。
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村長の日記
2月3日(日)
南大阪駅伝
8:00 家を出発、PL教団敷地内で行われる。途中役所へ立ち寄りPLへ。のんびり走ったせいか、9時少し前に現場着。
選手一同整列を始めている、参加者は中学生チームから社会人チームまで非常に多い。既に武田町長、浅野町長、多田市長の顔が見える。
例年通りのセレモニーが終わり、スタート前のウオーミングアップが始まる。
今年は、村立中学校のチームが強いとの前評判。9:30 にコース内の車の通行が禁止されるので、来賓以下コース外へ退出、中学生チーム
の健闘を祈る。うまく行けば近畿大会への出場か、ぜひ中学生の元気が村中へ広がってほしいと願う。
今日は恵方巻き巻き寿司の日、朝早くから まつまさ では寿司飯を炊いている。予約注文がかなり入っているらしい。
11時頃帰ると、娘から注文忘れを指摘される。金剛山頂の巻き寿司10本を完全に忘れていたらしい、貴方が忘れたのだから届けてと言
われ、巻き寿司10本を下げて頂上へ。約4Km 強、かなり重い、かなり汗をかいた。葛城神主に渡して下山、3合目あたりで多田市長が
上ってくるのに出会う。「久しぶりでしんどいわ」と言葉を交わして別れる。
私はあと9回で1000回登山となる。捺印所のメンバーに「早く1000回に」と励まされ、遅くても3月までには1000回登頂のパ
ーティを開きたい。
2月4日(月)
1月中ほとんど休みが無かったので、少し暇をもらって姉夫婦の招待を受けて箱根へ。
10時過ぎ
西名阪に乗ろうと思ったところ、集中工事で大混雑らしい。第2京阪を走って草津へ、草津から新名神で東名阪、伊勢湾岸道を走って、三
ケ日JCより新東名へ。出来立ての道は素晴らしい、幅は十分あるし意外と交通量が少ない。太平洋工業地帯を通らないのと東京直行の車
両が昼間は少ないからだろう。
いたる所に覆面パトカーで取締中の看板がある。スタッドレスタイヤで制限内のスピードにセットして走っているので疲れが少ない。富田
林を10時前に出発して、4時過ぎ頃に箱根に着いた。昔50年以上前、学生時代に何度か自動車部の遠征で大阪まで走ったことがあるが、
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村長の日記
15時間~18時間かかったのを覚えている。日本の道は良くなった。
2月5日(火)
11時
長泉町へ
長泉町は三島市、沼津市に隣接した町。人口3万5千の町。町へ入ったところに TORAY のマーク、東レのデカい工場がある。車で周囲を回
ったが3Km~4Km くらいはある。町には協和発酵 他、大きな工場が数か所、ゴルフコース2つ、あとは新幹線の定期で東京へ通勤する
高額所得者の住宅が数百戸。3万人強の人口で約 96 億円の税収、毎月50人以上の子供が生まれる、まさに夢のような街。日本にもこん
な町があるのだ。
町長は公用車を廃止。自分の白いクラウンのハイブリッドで先導し、三島市にある行列の出来る鰻屋でうな重をごちそうしてくれた。ぜひ
友達を連れて行きたい味だった。
2月6日(水)
滋賀県長浜市にて、長浜盆梅展を見学
何年か前から「長浜の盆梅店は素晴らしい、ぜひ1回は見に行きたい」と思っていた。長浜市は、年中長浜駅周辺でイベントを行っている。
盆梅展と書いた看板を目印に、慶雲館へ着いた。
入場料 500 円を払って館内へ。和室の座敷、畳に上に盆梅は置いてあった、盆栽とは私の常識では、大きいもので高さ1m 程度と思って
いたが、なかなか盆梅は常識を超えるものだった。樹齢 300 年、400 年を数える古い盆梅が多い。中には皮一枚でかろうじて生きていると
思える盆梅もある。下から支え、上から吊って木の体裁を保っているもの、梅の大木を大きな植木鉢に移植して何十年も手を掛けたのだろ
うと思える盆栽、梅が持つ生命力の強さとそれを引き出した人たちの執念が見る人を引き付ける。
パンフレットを見ると、ほぼ2か月の盆梅展の為に残りの10か月休む暇なく手入れをしている。世の中ライトを浴びるために苦労はつき
ものだ。
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村長の日記
2月7日(木)
朝
11月14日の雪害で、約60ヘクタールほどの山林が雪害を受けた。井関氏、道田氏 から復旧対策の申し入れがあった。千早地区の標
高 600m あたりだけではなしに、中津原地区、足谷地区、いたる所が被害を受けている。100ヘクタールを越えると激甚災害となるのだ
が、その手前、一番困るところ。山主の皆さんは府に陳情するので、村もバックアップをよろしく。
雪害対策で費用配分は、国が 1/3、府が 1/3、あとは山主の受益者負担となっている。昔は災害を受けた木を搬出したら、安くではあるが
売れた、したがってほぼ山主負担分は売り上げで賄えた。現在はまともな材でも山主の収入にならない。山を守るためにも全額公費で賄え
ないかとの申し入れ、村がいくらかでも負担を考えないと、山は藪になる。自然は成長力も強いが、破壊力もすごい。昔から治山、治水が
政治の原点だが、まさにちょっとしたベタ雪で 治山、治水能力を問われる。自然の力の凄さを、いつも念頭に入れるべきだ。
11:00
松岡氏と大阪府河川室へ
小水力発電施設を作りたいと河川室長にお願いに行った。結論は「ぜひ千早で発電施設を作ってください、場所の利用については全面的に
バックアップします、河川敷の使用については問題ありません。
」
現在、NPOを立ち上げ中。約1000万円ほどの施設整備費を調達する方法を考える時が来た。
午後
共済組合理事会
公務員共済の負担率を上げないと会計が持たない。白浜に持っている南紀荘を売却中だが、なかなか売れない。公務員給料減額の中、正に
公務員受難の時代が始まった。
2月8日(金)
14:00
都市計画審議会(シティプラザ大阪2F 燦) 市町村トップセミナー(シティプラザ大阪2F 旬)
同じ場所、同じ階で、2つの会が同時開会された。一部を除き全域が市街化調整区域の村の発展には、厳しい制限の付く調整区域の除外が
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村長の日記
必要だ。今の状態では村の人口減対策が出来ない。府に話をすると、地区計画の手法がある、他にもいろいろな開発手法があると言うが、
実際はいろいろと難癖をつけて何一つ指導をしてくれない。特にスキルの劣る村の職員は問題外といった扱いだ。
都市計画審議会に入った。
審議内容は人口密集地の話だけ。能勢、豊能、河南、岬、大阪府の末端・周囲は何一つ審議テーマはない。風穴を開ける方法はないものか。
2月9日(土)
朝
水仙の丘へ
かなり咲いてきた。今日は天気もいいし、かなりお客さんも来ると思う、開店を手伝って帰る。いつも通りの商品量だったので、少し追加
を持って行くが大したことはない。水仙はやはり1月の花だ。
2月10日(日)
柏原市長選 投票日
20:30
午後8時30分役所出発、9時少し前に柏原着。選挙事務所には駐車場が無い。旧170号線沿い、昔 免許を取ってすぐに、春夏冬の休
みに天満まで豆腐を運んだ懐かしい道だ。最近は全然通らないのでかなり変わっているかと思ったが、ほとんど変わりはない。
早く着きすぎたのでコーヒーショップでもと、旧170号線を走ったのだが何もない。最近、街道沿いにはコーヒーショップがほとんどな
くなった。コンビニでドリップコーヒーを買い、車の中で時間をつぶす。10時に第1回目の発表、9時50分ごろ事務所に入った。驚い
たことに、支援に来ていた岡本現市長が勝利の弁をすでに述べている。ほどんどの場合、完勝でも1回目の発表が済んでから祝勝会が始ま
るのだが。中野新市長の当選の弁の途中に完勝の文字が出た、このくらい早く当選が決まった選挙は初めてだ。
中野市長
次点 浜中佳子氏
17753票
4591票
だから、おそらく既に開票が始まったあたりで解っていたからだと思うが、開票は柏原のように早くやるべきだ。
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村長の日記
2月11日(月)祝日 建国記念日
例年、金剛山冬山登山は建国記念日が1番多い。しかし、今日は雪もなく春のような天気。かなりの登山者はあるが、1番多いとは言えな
い。水仙の丘もかなり花は咲いてきたが、最盛期とは言えない。しかし、暖かいと豆腐が良く売れる。多分売れが良くないと予想したのに
売れ過ぎて、昼過ぎに終わり。
豆腐は豆を水に1昼夜漬けてから作り始めるので、需要予測が大変だ。
2月12日(火)
連休明け。
14時より阪南大との連携協議会がある。今日は辰巳学長がタイ出張中、足立副学長に来村頂いた。
千早赤阪村の歴史、観光資源を集約して、千早赤阪村の発展に若いフィーリングを注入してもらうことで協議会は終了。
本日の連携協議会の基調講演として、阪南大学国際観光学部、小林教授の話の話を聞いた。
「我が国の国際観光を取り巻く環境変化と訪日観光旅行者の動向」
日本は2002年 小泉総理の時代、従来は莫大な貿易黒字対策として海外旅行が奨励されていたが、我が国の疲弊が進み、空洞化する地
方、莫大な財政赤字対策として、外国人訪日による観光政策にかじを切った。
国際観光を取り巻く情勢のうち特に顕著なのは、アジア諸国の海外旅行市場の拡大だ。
*観光客数の変化
世界全体 1995年(5億6千万人)
アジア
2020年(15億6千万人)
(8千万人)
(4億人)
*アジア地域の海外予行者数(人口に対する出国率)
シンガポール
134%(
870万人)
香港
84%(
580万人)
台湾
40%(
870万人)
韓国
27%(1,160万人)
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村長の日記
中国
日本
2.4%(3,200万人)
14%(
1,750万人)
2007年、前安倍政権によるアジアゲ-トウエイ構想とオープンスカイにより、関西空港は特に韓国と近くなり、韓国LCC(ローコ
スト航空会社)の日本市場への参入が増えた。
*韓国、関西の航空便数
フルサービスキャリア
大韓航空
仁川 週21便、金浦 週14便,釜山 週14便、済州 週7便
アシアナ航空
仁川 週21便、金浦 週14便、釜山 週14便
LCC
イースター航空
仁川 週14便
エアプサン
釜山 週14便
チェジュ航空
仁川 週7便、金浦 週7便、済州島 週3便
ピーチ
仁川 週21便
訪日韓国人は日本にとって1番のお客さん。
人的交流は2010年で550万人、訪日旅行者の28%。
韓国からとても近く、2泊3日で行ける魅力的なコンテンツ(食事、温泉、ショッピング、歴史的・伝統的な景観、ゴルフ、登山)を備え
た関西は、有望な地域。
1番の売りは、街が安全、清潔、きれい。
*韓国海外旅行市場の特徴
・2012年海外旅行者数、1360万人(09年実績+43%)。
・訪日リピーター率 約70%。団体比率が少なく、小グループ、個人、家族旅行が中心。
・大都会、周辺地域の観光。
・SEEからDOの体験型観光、ゴルフ、トレッキング、ウオーキング、オルレ等がブーム。
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村長の日記
オルレとは、済州島の新しい魅力を掘り起こすため、平成17年に始まったウオーキングのこと。済州島の方言で「家に帰る細い道」と
いう意味があります。
*訪日韓国人への誘客取組例
九州オルレ
九州運輸局と九州観光振興機構が中心となり、済州島で人気のオルレを九州オルレとして売り出すため、豊後、武雄、天草、指宿開聞岳、
の四コースをテーマロードとして選定した。
千早赤阪村周辺には数多くの歴史遺産、緑豊かな森、ダイヤモンドトレールなど、元気な人からお年寄りまで様々なコースが設定できる。
しかも金剛山がある、大都市が近い。今こそアクションを起こす時だ。
18:00
森林組合南河内協議会 新年会(門前屋)
今日の議題は、先月14日の雪害対策に尽きる。100ヘクタールの被害があれば激甚災害に指定され、国費で復旧事業が出来る。村と森
林組合が調査したところ、40ヘクタール。国と府が復旧費用の68%、残りの32%は受益者負担。あといくら自治体が持てるか、現在
河内長野市と協議中。かなりいい桧を市場に持って行ったが、1立米1万円しか売れなかったそうだ。可能な限り補助してあげたい。
2月13日(水)
大阪府町村長会 理事会
2月20日に開会される、24年度定期総会の案件の審議をする。
日程第1、東京事務所の廃止。
昨年2月、堺市竹山市長から、東京事務所のあり方について意見があり、市長会、町村長会、町村議長会の3団体で協議し、廃止が妥当
と意見集約した。町村長会での利用はかなり少なく、これからも増えることは考えられない。費用対効果を考え、廃止とした。本年3月
末で東京事務所は機能停止。
日程第2、第3。
*大阪府町村長会平成24年度一般会計補正予算
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村長の日記
総額2289万円
*全国自治協会大阪府災害共済支部会計平成24年度補正予算
総額1365万円
日程第4、第5、第6、第7。
平成25年度大阪府町村長会一般会計歳入歳出予算
総額2690万円(千早赤阪分担金282万円)
*特別会計歳入歳出予算
総額670万円
平成25年度 全国町村職員生活協同組合、大阪府支部、共済会計歳入歳出予算
総額340万円
平成25年度 全国町村会保険事業事務費交付金会計、歳入歳出予算
総額145万円
日程第8。
上記の案件を2月20日
大阪府町村長会上期総会に上程することで理事会は終わり。
2月14日(木)
最近読んだ新聞記事から。
いつも硬い話を書いているような感じだ。何とか審議会、何とか検討会の話を書いていると、元気がなくなる。最近気になった記事から。
アジアで今、ロッテ百貨店がものすごい勢いで店舗数を増やしている。現在140店、2018年には700店を目標、売上高を現在の
2.4 倍の200兆ウオン(17兆円)に増やし、物販業アジアトップ10入りを狙う。ロッテグループ会長の重光昭夫は「大事なのはスピー
ド」と言う。先の見えない時代、ゆっくり構えていれば時代のスピードにおいて行かれる。徹底した現状認識があれば、即断・即実行がこ
れからの時代を乗り切る唯一の方法だと思った。
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村長の日記
「予算だから必ずもらえると思ったら大間違いだ、貴方はこの事業に自分のお金で10億円つぎ込めるか、誰の金だと思っている。この苦
境の中で社員が地べたを這って得た利益だ、あなたにそれを使う資格が無い、帰りなさい。
」JAL再生は、稲盛会長のこの言葉から始ま
った。
この言葉で「消化する」という官僚的な思考が潜む「予算」という言葉が「計画」に置き換わった。
「あなたたちは一度、会社をつぶした、
本当なら今頃職業安定所へ通っているはずだ」「それは違う」「だめだ」
「わかってない」稲盛流の経営がJALの内部に浸透するのに約半
年かかった。
決めるのは経営企画、稼ぐのは営業、飛ばすのは運行、客室、空港、整備、破たん前のJALは各事業部が勝手な方向に向かって動いてい
た。そこに組合や政治が絡み、誰も収支の責任を負わないまま赤字の海に沈んだ。
稲盛流「全員参加の経営」が出来たのでJALは復活した。
千早赤阪村も、住民、職員、議会、特別職、すべてを含む全員参加とスピード重視の村政で、必ずいい村になる。
2月15日(金)
14:00
大阪府国民保険団体連合会 理事会
いつもながら議案報告盛り沢山の会議。
目次を記すと
報告1号、大阪府国民保険団体連合会報酬審査支払事業運営協議会の答申について。
以下報告4件
決議事項
決議事項第1、大阪府国民保険団体連合会職員給与規則の1部を改正する規則。
以下議決事項9件
議決事項第10、平成24年度大阪府国民保険団体連合会第2回通常総会に付議する案件について。
報告事項
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村長の日記
1、 平成24年度大阪府国民保険団体連合会審査支払特別会計(業務勘定)補正予算(第1号)の専決処分について。
以下2件
議決事項
1、 平成24年度大阪府国民健康保険団体連合会第3者行為損害賠償求償事務共同処理事業特別会計補正予算。
以下補正予算3件
4、平成25年度大阪府国民健康保険団体連合会事業計画。
5、平成25年度大阪府国民健康保険団体連合会負担金及び手数料について。
6、平成25年度大阪府国民健康保険団体連合会一般会計予算について。
以下予算10件
17、平成25年度大阪府国民健康保険団体連合会維持借入金の借り入れについて。
議案第11号 平成24年度大阪府国民健康保険団体連合会第2回通常総会の招集について。
開始よりほぼ2時間、議案書が243ページ、理事者側は寒いにもかかわらず汗をかきかき読み上げ説明をしていた。
年間1兆5千億円を超える資金を医療機関に払うのだから、議案が多いのは当たり前。しかし、これだけの予算を作り、間違いなく資金を
処理するのだから、すばらしい組織だ。
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村長の日記
2月16日(土)
今週は土日が休み。
のんびりできるかと思っていたが、なかなか暇が無い、しかも今日は天候が悪い。
朝
豆腐造りを手伝い、ひと眠りを決め込んだところが、30分で起こされた。嫁が水仙の丘に行ったのでカレーの味付けを、カレーが終わっ
たところで まつまさ の賄いを頼まれる。美味い卵焼きを作る。
15:00
水仙の丘の撤収を手伝う。暖を取る目的で炭を持って行ったが、炭では暖が取れない。明日の為にストーブ用の薪を持って行った。明日は
少し暖かいだろう。
2月17日(日)
今日は少し天候がいい。
水仙の丘の出店を手伝い、まきを燃やしつけて役所へ。途中でマイカーのモニターにオーバーヒートの文字が出る。ボンネットを開けてエ
ンジンを見るが、ものすごい音を立ててラジエーター横でファンが回っている。クーラントは一杯入っているのに、オーバーヒートのまま。
エンジンルームを開けてみると、ファンベルトが無い。ディーラーに電話すると、今のウォーターポンプはファンベルトではなく、電気で
回るらしい、ボーイング787並みだ。車を取りに来てもらう。千早にいると、車が無いと生活が出来ない。大阪市内にいれば、別に車が
無くても生活できるのに、年を取って運転が出来なくなったら大変だ。
2月18日(月)
14:00
森林審議会
今回の森林審議会からメンバーが3分の1変わった。始めに新しい会長を選出する。互選により、会長には古川光和先生となる。大阪府森
林組合会長でもあるし、順当な選出。国の方針が変わり、大阪府のように林業家の森林所有面積が小さい府県では、とても国の方針とは合
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村長の日記
わない。しかし、いろいろな工夫をして、少しでも人工林を良くするようにせざるを得ない。
千早赤阪村、河内長野、大阪の林業地でいい山作りが出来る時代が早く来てほしい。現在のように大径木のみが採算の取れる価格で、一般
材が林家にとって収入0の状態では、山の手入れを行えないし、50年~100年先の投資を行えない。趣味で山作りをする奇特な人は、
そんなにいない。公費投入で早く山作りをやらないと、自然の力に負けてしまう。村では中津原から小吹間の「楠公通り」の楠がいい例だ。
自然の力に府道の管理が追い付けない。街では、緑が大切・重要だそうだが、村では自然・緑の力に対抗できない。
18:00
水道事業統合検討委員会
1月25日の大阪府広域水道企業団会議を受けて、今日は橋下大阪市長も参加して、府・市水道事業統合検討委員会。
この会議で問題になったのは、府域用水供給事業は、18年間で4億円のコスト削減になる。市域水道事業は221億円のコスト削減にな
る。この収益部分の使い方をどうするか。
このコスト削減部分については、水道事業の統合に資する使い方に限定すべきとなった。
統合のスケジュール
2月下旬:43市町村の首長会議にて統合素案を協議。
3月以降:市町村議会へ検討状況を報告。
企業団議会の議員定数、配分について協議。
大筋で以上のことが決まった。
2月19(火)
13:00~
大阪府後期高齢者医療広域連合議会 2月定例会
大阪府の後期高齢者医療は、平成25年度予算案によると9,680億円の費用が掛かかる。
費用負担の内訳
市町村
1、711億円
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村長の日記
国
2,990億円
府
819億円
支払基金交付金 4,052億円
他…
このうち支払基金交付金は、後期高齢者医療の私たちの負担金と考えればいい。大阪府だけで5,520億円の公費が投入されている。私
も母も後期高齢者医療より給付を受けている。非常にありがたいが、年々増え続ける給付はどこまで増えるのか。
2月20日(水)
平成24年度大阪府町村長会
表彰
大阪府町村長会表彰
20年以上勤続の府下町村職員の表彰
77人の代表で、豊能町職員、平田旬さんに代表受領していただいた。
全国町村長会表彰
町村長の部(3期目)
千早赤阪村村長 松本昌親
忠岡町長
和田吉衛
九鬼事務局長より受領した。
*表彰式典終了後定期総会開始。
日程1、東京事務所廃止
全員異議なし。
日程2、平成24年度大阪府町村長会一般会計補正予算~日程3までは補正予算
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異議なしで可決。
村長の日記
日程第4、平成25年度大阪府町村長会一般会計歳入、歳出予算~日程第7、平成25年度全国町村会保険事業事務交付金会計歳入歳出予
算までは来年度予算
異議なしで可決。
今年の目玉予算は総額400万円、2町村で200万円づつ、府町村会と共同開催でイベントを打つことになった。どこがやるかはまだ
未定。
日程第8、持続可能な介護保険制度への提言
大阪府市町村環境厚生部会で練り上げた厚生労働省への提言を異議なしで了承。
日程第9、観光振興の府内展開
新しくできる都市魅力課が事務局となり、大阪府全域(都市部だけではなく大阪府の田舎も含めて)で観光振興に取り組む。
メインテーマ
1、地域が賑わう仕掛け作り。
2、地域に魅力、情報の効果的な発信。
3、地域資源を活用した街の魅力作り。
大阪府における自殺対策
大阪府の自殺者は平成10年に2千人を超え若干の変動はあるがほぼ横ばい、平成23年度は2千人を切り1,924人、24年度は1,
720人、早急に1,500人を切るのが目標。
村は23年度、2人の自殺者(男性)を出した、自殺0の村造りが大切。
2月21日(木)
朝
行政経営戦略会議
4年前、25年に村は再生団体になると言われ、緊急対策で行政経営戦略プランを作った。
住民、職員、府、国の協力により、ほぼ10億の預金を積み上げることが出来た。
また、国民健康保険も2億近い余裕金がある。国保に関しては27年に大きな制度改革が予定されており、厚生労働省の話では、村は必ず納
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村長の日記
付金が上がる、今から用意しておいた方がいい。
現在、国は公務員給与を7.8%下げることを要求している。市町村によって格差はあるが、村は今、国より9%安い。しかも平成16年度
に比べて職員数が3分の2になっている。少ない職員数で安い給料でやっていることをアピールすることにした。
今回は平成25年~28年の、
「千早赤阪村むらつくり経営計画」案を作った
*必要性:平成21年の危機的な財政状態乗り越えたが、都市基盤の整備、公共施設の老朽化、社会保障経費の増大に対応できる財政運営
が必要。
*これまでの取り組み:職員の削減、給料の削減、公共施設の廃止により財政収支が改善し、23年度実質収支は9千6百万円の黒字。積
立金が8億2千万円となり、超過課税(村税の増税)適用は必要なくなった。
*目標:持続可能な村政運営(財政基盤の強化、実質収支黒字)
*4つの戦略
1、持続可能な財政基盤の確立
職員数の適正化、民間委託の推進、収入確保対策、村税徴収率向上など、限られた財源を効率的効果的に活用、持続可能な財政運営を
目指す。
2、創造的人事行政への転換
住民の村政に対する期待は大きい。高い職務意識を持ち、知識や能力を兼ね備えた職員集団を作る。
3、村民との協働
住民、事業者や地域団体、行政、様々な団体が適切な役割分担で高品質な村民サービスを目指す。
4、より質の高いサービスへの転換
限られた行政資源の中で効率的・効果的な村民サービス提供が必要。ニーズを的確にとらえ今より高い住民サービスが必要。
2月22日(金)
10:00
国道309号線4車線化
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村長の日記
記念式典はないが、10時から開通する。森屋北交差点、森屋大森交差点(新しい交差点名、森屋区長命名)の信号点灯現場に着くと「覆い
がすべて取れたら信号に点灯して下さい」
10時20分頃、ブレーカーのスイッチを押す、信号が点灯。これで少し事故が減るといいことだ。
片側2車線になったところで、車は気持ちよく流れている。これで少しは村の元気が出るのではないだろうか。
夕方
帰宅途中、嫁よりTELが入る、「母の様態が悪い、すぐ病院へ」
嫁と長男と共に病院へ。こんな時に限って車のラッシュ、あわてないように広い道を選んで走る。
八時前に到着、すぐ病室へ。弟四人夫婦、娘もいる。母は呼吸のため酸素マスクをかぶっている。
11年前、家の上り框から土間に落ちて骨折、骨折は完治したが病を得、施設にお願いし、昨年11月 病院で看取りまでお願いしたこと
が頭の中を巡っている。
ドクターとナースが病室に入ってきて母の眼を覗き、脈を取り「午後8時、御臨終です」 母は95年の生涯を閉じた。
最後の11年は母にとって長かったかどうか「幸せだったか」は解らないが、私にとっては長い時間だった。
施設の若い職員さんの心のこもった介護により、本人は機嫌が良かったし、病院できっちり看取ってもらったことに感謝している。
皆さんのおかげで私たちは、力一杯仕事が出来た。
最後は病院で母の体をきれいにしてもらい、寝台自動車で自宅へ。
夜10時過ぎ、11年ぶりに母は家に帰った。
2月23日(土)
必ず近いうちに ある とわかっていたが、母の葬儀準備は慣れない事とて忙しい。
葬儀委員長のお願い、親戚への通知、葬儀場の交渉は、食事は、進行は、おやつは、全て瞬間、瞬間に結論を出さないといけない。
区長、老人会、組長会、役所、関係者にいろいろ迷惑を掛けながら、ほぼ全体の形が出来上がったのは夕方。完全とは言えないが、皆さん
の協力でどうにか母の葬儀が出せるだろうと思うところまで固まってきた。
多くの方に弔問をいただいた、ただ感謝するのみ。
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村長の日記
確か30年前、父の葬儀は3月19日の大雨の日だった。母は寒い残雪の中。人の最後は天候に左右されるのかと思う。
役所に来る死亡届も天候の悪い日、厳しい季節、季節の変わり目の多いような気がする。
今日の1日、弟夫婦、孫、曾孫が家に集まった。多分母も楽しい1日を過ごしたことだろう。
夕方
キノコ会の皆さんが弔問に来てくれた。
明日のお通夜、明後日の葬儀は全員で手伝ってくれる。これで葬儀は大丈夫。
2月23日(土)
14時に納棺。
手際よく衣装を着せてもらった後、私たちの兄弟で母を納棺、すぐに あんらく へ。何人来ていただけるか、何方が来ていただけるか、全
然分からない。出来るだけ弔問客に失礼の無いように、迷惑の掛からないように、葬儀社の皆さんと相談しながら時間が過ぎて行く。
土曜日だから 18 時開式で早く終わった方が良い、焼香台は多い方がいい、焼香場は一方通行がいい、弔問カードの記帳場は受付と離した
方がいい、その他すべてプロの助言通り。
17時30分過ぎ、式場へ。
小西副知事、小川副知事も弔問に駆け付けて頂いた。
堺市竹山市長、多くの近隣市長、町長にも弔問いただいた。開式15分前「駐車場が一杯につき、開式を早める」
時間より早く開式。すぐに親族焼香、立礼に立ったが、非常に沢山おいでいただいたので、皆さんに失礼が沢山あったと思うが、葬儀のこ
ととお許しいただきたい。
2月25日(月)
11時より葬儀開始
昨日のお通夜、あまり多くの人に参列いただいたので今日は予想がつかない、あとは葬儀社の皆さんにお願いした。
やはりたくさんの皆さんに参列いただき、ただ感謝、お礼のみ。ありがとうございました。
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村長の日記
出棺、焼き場、仕上げの膳、骨上げ、初7日と順調に終了。
夕方5時、母の遺骨は無事、我が家に納まった。
やはり慣れない行事、特に葬儀はこたえる。
2月26日(火)
昨日、無事母の葬儀は終わった。
まつまさ は予約があるので、朝早くから嫁は店へ。
私は弔問客があるかもしれない、留守には出来ない、家にいることにした。
最近忙しく休日も家にいることはほとんどない。1日で十数人おいでいただいた。
2月27日(水)
2月28日(木)
母の葬儀に弔問いただいた、大阪府関係者、市長、町長、皆様にお礼の為、大阪府中を走った。少し残ったが2日間で500Km、葬儀は
その後の方が、時間的にも経済的にも大変だ。
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村長の日記
3月1日(金)
今年は非常に寒い冬が続いた。
例年ならば、雪は夜降り、朝から除雪をし、役所へ出勤のケースがほとんどだった。今年は朝早くから降り始め、昼にかかって降り積もる。
除雪をしても積雪に追いつかないケースがほとんどで、積雪の日は来村者が少ない。しかも週末に積雪が集中し、土日の客が少なかった。
今年の冬山登山客は幾分少なめだった。
朝から役所は、5日から始まる議会の準備で大変だ。特に 私は25日の母の葬儀、その後始末に追われて皆さんにご迷惑をかけた1週間だ
った。週明けの4日からは村の仕事に打ち込める体制にしたい。
18:00
旭日中綬章 受章披露パーティ(帝国ホテル)
11期連続当選の前堺市議会議員、加藤均さん(通称かときんさん)の旭日中綬章、受章披露パーティ。先の堺市議会議員選挙で惜しくも落
選となったが、それまで連続11期連続当選で、まさに堺市議会の生き字引の先生。私は30年ほど前に産経新聞の記者、右山さんの紹介
でお付き合いすることになり、私の嫁も奥さんと仲が良い。
とくに先生は自衛隊フリークで、潜水艦救難艦「ちはや」の後援会会長、イージス艦「こんごう」の後援会など、千早赤阪村に関係のある
海自の艦船とのお付き合いが強い。
私より10年上だが、髪の毛はふさふさ白髪が無い、体力も抜群、とくに演説をさせたらピカ1だ。
今日もベトナム、インドネシアの領事から祝辞があった。国際的にも知人友人が多く、30年以前だったと思うがロサンゼルスのトム・ブ
ラッドレー市長とも友達関係だった。
祝賀会の来場者を見ると、衆参議会議員、堺市長 他、政界、財界、教育界、文化団体、あらゆるところに友人がいるらしい。年配の私か
ら40歳前の泉佐野市 千代松市長まで、まさに先生の人間の幅が感じられる。
3月2日(土)
今日は公務なし。
葬儀及びお礼、後始末に追われた1週間だった。豆腐造りを手伝った後、横になる。ウトウトしたところへお客さん、今日は寝るのをあき
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村長の日記
らめた。水仙の丘の出店では よく売れるらしく、追加運搬のリクエストが来る。3回の運搬の後ダウン、寝るには楽だ。
3月3日(日)
今日はひな祭り、嫁がひな祭り用の寿司をまいているので分かった。最近余裕が無いせいか、節目を忘れることが多い。3月の予定表を見
ると、完全に空いているのは今日の週末だけ。定例議会があり、幼稚園の卒園式、小・中学校の卒業式がある。3月10日には田辺市真砂
市長の事務所開きがある。暖かくなると忙しくなる。
水仙の丘は ほぼ満開の状況だ。例年より1か月は遅れている、しかし、他の花は例年より早く開花するようだ。TV、新聞では開花のニ
ュースがちらほら、多分水仙のお客さんも春の見どころ観光地へ行くだろう。最近来客数が少ない金剛山も、雪のシーズン(2月11日ま
で) は多くの人が金剛山に集まったが、3月に入ってからは日曜日でも人が集まらない。
春は日本中が観光地となる、それでも人が集まる村にしなければ。
3月4日(月)
10:00
2月22日に4車線供用開始となった森屋北交差点において、河南町水道と千早赤阪村水道の連結式。両町村の水道をつなぐことにで、有
事にバルブを開けることにより、上水道を融通しあうことが出来る。また交差点では、河南町側、村側に消火栓があり、近くの火事では別
系統の水利で消火に当たる事が出来る。
広域化の時代、府域一水道、大阪都構想の始まりの1つだ。武田町長とともに、可能な分野で協力を行って行くことを約束した。
午後
共済組合 会館運営委員会
なかなか利益が出ないシティプラザホテルだが、ミシュランガイドでのランクが昨年より1つ上がって2つ星になった。宿泊者数も去年よ
りかなり改善した。この業界はミシュランのランクを宣伝すれば宿泊者数も増えるのではないか? 全てPRの時代、1度は泊ってみたい
ホテル、何かの時には利用したいホテルになればいいのだが。
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村長の日記
3月5日(火)
3月議会初日
私の冒頭挨拶
始めに私事ですが、2月25日、母の葬儀にはいろいろとご配慮いただきありがとうございました。
寒い雪の多い冬もやっと終わろうとしていますが、国民の3分の1が罹っていると言われるスギ花粉症の真っ最中です。
今年は天候の加減で水仙の開花が遅く、ほぼ1か月遅れで今日あたりが満開です。
今年は行政経営戦略プランの最終年度ですが、予想よりいい結果となり、当分の間 村は財政的に安定しております。ただインフラは大阪
府と府県境界にある町と同じく隣接府県よりかなり見劣りする状況で、府のインフラ投資が人口密集地に振り向けられ、現在進行中の大阪
都構想でも大阪の中心部開発がメインで、千早赤阪村とか能勢町 岬町の計画が出てきません.私は隣町の河南、太子ほか府下10ヶ町村が
力を合わせ、田舎が元気になれば大阪は昔のように繁栄する。大阪は田舎を元気にするのが大事、しかも田舎に投資すれば、投資金額は市
内の数10分の1で事足りる。今10ヶ町村が力を合わせ大阪周辺開発が進めば、自然に大阪は良くなります。
来月に迫った議会選挙は、皆さんから提案頂き定数7人と議決いただきました。私たちは皆さんと同様に、新しい議会のメンバーとともに
良い村造りに力を入れたいと思います。
国は地方に対し、行政能力アップと人件費削減、厳しい行革を要求しております、すべて民間企業並みの要求水準です。これから千早赤阪
村のような小さい自治体は零細企業並みの行革を続ける必要があります。
老齢化率の高い村にとって、これから増大する福祉の負担をクリアするためにも、職員のスキルアップと合理化を進める努力が大切と信じ
ております。ぜひ皆さんのご協力をお願いします。
最後に、各政党に所属の議員先生には、田舎が元気になるよう国・府の先生方に働きかけていただきますようお願いし、挨拶といたします。
・会期を22日までに定め定例会議は始まった。
今会議は提出議案が非常に多く
議案第1号~議案第17号
国の法律改正に準じた条例改正である。
議案第18号~議案第21号
千早赤阪村郷土資料館、いきいきサロン、金剛山ロープウエイ、村営宿泊施設香南荘の指定管理者の指定。
議案第22号
平成24年度、一般会計の補正予算。1億9千8百万円追加して、総額を30億1千2百万円とする。
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村長の日記
議案第23号
平成14年度 国民健康保険特別会計補正予算 3千8百万円追加して総額、9億4千3百万円とする。
議案第24号
24年度介護保険特別会計補正 介護サービス諸費の増加に伴い、介護予防サービス諸費を介護サービス
諸費に組み換えする。
議案第25号
後期高齢者医療特別会計補正 200万円追加、予算総額を7千7百万円とする。
以下は25年度予算案、委員会付託にため概略説明をして終わる。
議案第26号
平成25年度一般会計予算
25億1千8百万円
議案第27号
25年度国民健康保険特別会計予算
議案第28号
25年度介護保険特別会計
議案第29号
25年度後期高齢者特別会計予算
7千8百万円
議案第30号
25年度下水道事業特別会計予算
2億2千4百万円
議案第31号
25年度金剛山観光事業特別会計予算
議案第32号
25年度水道事業会計予算
9億9百万円
5億7千4百万円
8千6百万円
収益的支出
1億4千5百万円
資本的支出
1億6百万円
全会計 合計
46億4千万円
3月6日(水)
総務民政常任委員会
今日の委員会で、平成25年度千早赤阪村国民健康保険特別会計予算に対する修正案が出た。
提出者は、関口ほずみ議員。
修正案の内容
国保加入者の国保料を平均1人当たり10,000円引き下げ、国保料収入2億3百62万6千円を、1億8千3百46万6千円に修正す
る。
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村長の日記
基金繰入金を1千6百75万8千円から3千6百91万8千円に修正する。
つまり、村の国保加入者は2、016人いる、一人1万円ずつ国保料を引き下げて、現在積み立てている国保基金からの繰り入れ金額を、
今年予定している1千6百75万8千円から2,016万円増やして3千6百91万8千円取り崩しなさいという修正案。
解説
平成24年度の国保会計は、平成23年度の繰越金6千百万円を繰り入れ、なおかつ基金から3千2百万円を取り崩さなければならない状
況となっております。総額で9千3百万円を、繰入金や基金でまかなうことになります。
仮に平成25年度も平成24年度と同じような財政状態がつづき、提案された修正案を実施しますと、さらに2千万円の財源が必要となり、
総額1億円を超える財源不足が生じます。これを基金で手当てすれば、たちまち基金は底をつき、国保料の値上げをお願いしなければなら
ない状況になります
したがって、現在の国保料「大阪府下で31位の安さ」にある国保料を据え置き、1年でも長く基金を温存しておく必要がある。
3月7日(木)
今日は文教・建設常任委員会、井上委員長で始まった。
審議は教育委員会の予算審議から、目玉は無し。千早小吹台小学校の体育館耐震補強は、平成24年度予算を25年度に繰り越して事業を
行うことになる。25年度の夏休みが本番で、上手く行けば2学期より使用可能となる。
特徴としては、小吹台地区住民の有事避難所としても機能できるよう、非常時の物資保管庫もできればいい。
最後に水道会計の審査。
河内長野市との合併協議の際指摘されたのは、水道施設の老朽化だった。村は10年間の施設改善計画を立て、認可待ちの状況である。
認可され次第着実に改善するとともに、委員諸氏から指摘された水道管埋設図面を確実なものにしたい。
府域1水道へ統合の最中である。1水道になった場合、すべての水道資産を広域水道に提供する必要がある。その用意は年度替わりから始
める必要がある。
村の水道は今一つ有収水量率が悪い。とくに千早の簡易水道は有収率が60%程度、考えられない数字だ。漏水がどこであるのか? 何処
に流れているのか? 少なくとも95%程度まで上げるのが水道会計正常化の課題だ。
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村長の日記
3月8日(金)
今日は委員会の予備日だったが、委員会は日程通り終ったので1日空き。
一般質問の答弁調整が始まる。4月16日村議選が始まるので、あまり本質に迫った質問はないが、選挙前でもあり丁寧に答えようと思う。
今年の予算は村議選の前でもあり、しかも定員が10人から7人に減る。例年通りに予算を組み、選挙に影響を与えないように考えた。
総額では、2億900万円(前年対比7,7%) ダウン。
主なマイナスは
歳入
村税
1,740万円
地方交付税
2,000万円
府支出金
4,810万円
諸収入
1,580万円
村債
1億1,650万円
ほか
少子高齢化と、新しい政権による地方への資金配分に不明な点が多く、控えめな予算となった。
歳出
人件費
補助費等
1億4,190万円
2,33お万円
建設事業費 1億2,530万円
歳出面で目立つ人件費の減は、定年退職及び中途退職者の人件費減と建設事業費。24年度の予算で千早小吹台小学校の体育館耐震工事
を行うため。
3月9日(土)~3月10日(日)
二日ともに非常に良い天気。水仙の丘は1か月遅く咲いた、水仙が花盛り。本来、観光協会の売店は2月一杯でクローズの予定だが、皆さ
んは3月末まで土、日の営業を続ける。お客さんは2分の1が水仙を見に来た観光客、住民が2分の1ほど、売り上げもほぼ半々だ。とく
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村長の日記
に最近ラインナップに入った コロッケ、メンチカツ、さかなフライ は地域の人たちの昼食、夕食のおかずにも重宝してもらっているらし
い。
コンビニもない村の悲しさが実感できる。
この村を少しでも浮上させたくて、1部上場企業の研修センターを誘致したが、大阪府が支援するどころかストップをかける、非常に悲し
い現実だ。
3月11日(月)
千早赤阪村地域防災計画改定会議
今日、村からお願いした皆さんは、地域防災監、富田林土木事務所長、保健所長、警察署長、NTT、関電、医師会、村消防団長、村自治
防災組織代表、私、および職員が一同に会した。
今回の改定は311東日本大震災の教訓が生かされており、ボリュームの大きな冊子となった。
行政は災害予想。防災手当ての役割の大きさは十分認識したうえで、「災害が発生したとき、自分の命はじぶんで守る」事が前提である。
行政は可及的速やかに 救護手段、適切な災害対策 を行政が取る。
村に予想される災害は、雨による土砂災害、鉄砲水がほとんどだ。特に集落全体が土砂災害危険区域にあり、もちろん避難所も災害危険地
域にある。孤立化の危険もある。皆さんの了解をいただいた防災計画を生きたものにするため、計画を下敷きにして各地区の特異性を取り
入れた防災計画を立て、安心安全な村を作ろう。
中学校のブラスバンドクラブ一行が、校長先生、指導の先生と来庁
今、村内で1番きらめいているグループ。今年のクラリネットソロの部で大阪NO1、全関西でも非常に良い成績だった。今年卒業するが、
既に高等学校でもブラスバンドで活躍するそうだ。
3月30日のきらめきコンサートへ招待を受けた。必ず参加すると約束した。
今年は、私が1番気になった大きな管楽器、まるでポンコツの軽四みたいだったが、早く新しいのを買ってやりたい。いい音を出して中学
生活をエンジョイしてほしい。
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村長の日記
3月12日(火)
全員協議会
今日の議題は大阪府下1水道の説明
現在大坂府では、府水道事業団と大阪市水道の統合が進んでいる。過日の全首長会では、1水道に統合することに異議なしとなった。
村としては統合に賛成か。
統合には水道の状況、設備、財政は大丈夫か。
いつ統合するか。
私としては、ぜひ早く大阪府下1水道に統合してほしい。あと各市町の動きを待っている。
村は、安全な水を確実に継続して住民に届ける事が仕事である。企業団の水を2系統にして、有事でも安心して受水出来るる体制が必要。
議会から国の緊急経済対策について意見が出た。私たちの要望が国に届くとは思われないが、陳情はしたい。
3月13日(水)
午前
3月議会の答弁調整
各部門の質問をいただく。議員定数が3割も減る議会選挙前なので、出来るだけ丁寧に答えたい。事務方も丁寧に答弁を作ってくれるが、
質問によっては正面から答えられない質問もある。可能な限り正面から答えるように努力する。
午後
中学校の卒業式
校長先生から「校歌の斉唱を聞いてください」。卒業生、在校生の合唱は元気! 声がでかい! リズムがいい! 音がいい! この元気をぜ
ひ村中に広げたい。
中学校の学力テスト成績は、府下でもトップクラス。卒業生は、この元気と自信を持って新しいステージへ進んでほしい。
例年 底冷えする寒い卒業式だったが、今年は暖かい卒業式だった。
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3月14日(木)
朝 6:15
家を出発 歩いてロープウエイ駐車場へ
久しぶりで全力で歩く。有酸素運動は、両手をランニング状態にあげれば運動量が上がる。腕を上げ、その振で足を運ぶのはしんどいが、
トレーニング始めてから1週間でやっと、全行程 腕を上げて歩けるようになった。
しかし、登山の方が運動量がけた外れに大きいらしく、火曜日の後遺症か足の筋肉がかなり張っている。
家→ロープウエイ駐車場→家のコースは歩く人がかなり多い、必ず2~3人と出合う。皆さんかなり速い。私は上り35分、下り30分の
目標タイム。今日はほぼ目標どうりだったが、かなりしんどかった。
夕方
富田林南ロータリークラブでスピーチ
数字を扱うのは不得手だと解った。千早赤阪村の観光開発にずれ込んでお茶を濁した。
3月15日(金)
10時
村立幼稚園の卒園式
今年の卒園性は21人。井上議員の孫も卒園、嬉しそうだ。
卒園生は年々少なくなる。私から見ると孫、曾孫の年齢。かわいいし元気がいい。
今年の卒園式で、吉井園長も定年卒園となる。
卒園賞授与式で、園児が元気よく卒園状を受け取るとともに、幼稚園で何をやったかを話す。忍者のトレーニングをやったとか、元気な声
で話して行く。去年は将来サッカー選手になる話が多かった。以前は野球選手だったが、年とともに話の内容が変わる。
卒園式のお礼の言葉はまさに元気、元気の連続だった。最後にノア先生に習った英語「GOOD BYE」で卒園式は終わった。
昼
議会の答弁調整も終わったので、天気もいいし、役所を中心に1万歩コースを探そうと軽装で役所を出た。いきいきサロンで ¥100 の
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村長の日記
コーヒーをいただき、二河流辺から農免道路、東阪から消防署、中学校、北野石油前、カタロ、役所のコースで約七〇分、9千歩。途中殆
ど人に合わなかった、楽しいウオーキングだった。
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村長の日記
3月16日(土)
天気晴朗、これが3月かと思うほど暖かい。
朝
水仙の里売店へ行く。まだ水仙は満開状態、桜の開花がちらほら聞こえてくるのに、今年の水仙はしぶとい。二河流辺集会所に人が居る、
今日は地区の春祭りかなと思いながら売店へ。
朝イチは、かなり人が集まる。一時間ほどして、小吹の中年集団がチェーンソウを持って現れた。向の丘に立っている榎を切る、幹はシメ
ジ栽培、枝は炭を焼くらしい。根本は直径 50~60cm ほどのかなり太い木だが、すぐ倒れた。大きくなる木は、果樹園・田畑の近くでは早
く切った方がいい。
15 時前
店じまいに行ったところ、今日は大阪府警のブラスバンドが来村、二河流辺のナカバヤシ物流センターで演奏会が13時30分よりあった。
西野区長から招待をいただいたのに残念だ、これからは忘れないようにしよう。
3月17日(日)
西野 修平 府議会議員の結婚式
16 時よりのつもりで行ったが 16 時 30 分開宴。私たちの席は、松原、狭山、富田林、河内長野各市長、河南、太子各町長、古川前府議会
議員。松井府知事の祝辞で始まった。入室前に席の配置を見たら、テーブルが80以上。何人来ているかを聞くと、700人以上。ものす
ごく広い宴会場。新郎新婦はステージで、スピーチは特設の舞台で、西野修平議員の新婦は、堺の名家、小林さん。
スピーチ、アトラクションが豊富。新婦がABC「おはよう朝日です。」の元レポーターで堺市議会議員、何しろ大変な結婚式だった。
3月18日(月)
昨夜は西野議員の結婚式だったが、所用のため車で行ったのでウーロン茶での結婚式。帰って酒を飲んだのが残ったらしく、起床7時30
分。運動はあきらめて役所へ。
11時前
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村長の日記
一般質問の答弁調整が終わった。
役所中心で一万歩の散歩コースを作ろうと軽装で役所を出発、いきいきサロンで100円コーヒーをいただき、歩き始める。
二河流辺→農免道路を東阪へ→消防署→中学校→北野石油前→カタロ→役所、9千歩、90分掛かった。
途中、何台かの自動車にはあったが、人には2人会っただけ。もともと人通りの少ないところが多かったが、もっと人に会ってもいいので
ないだろうか。
3月19日(火)
13時
大阪府市長会町村会東京事務所
泉南市向井市長が先着、今月一杯でクローズだが、閉める前はかなり利用が多くなってきたみたい。
14時前
厚生労働省
貝塚市藤原市長、島本町川口町長と合流。厚労省前の桜は3分咲き、大阪はまだまだだが、桜も景気の良い所から咲くのか。今日の東京の
気温は初夏を思わせる暑さ、最近の大阪の景気の悪さが気になる。
今日は介護保険の陳情。千早赤阪村は介護度の審査を河南・太子と一緒に行っているが、保険は村単独。村には施設介護等の施設は少ない。
特養などの施設を誘致すると介護保険料が高くなる。理由は人口の少なさ。少し事情が変わると保険料に跳ね返る。国民健保も22年まで
は黒字の健全運営を誇ってきた。23年度から医療費の支払いが増え赤字に転落、保険料に跳ね返ってくる。保険を受ける単位を出来るだ
け大きくしてほしい。広域連合まではいかなくても、国民健保、介護保険とも大阪府全体、つまり都道府県単位まで大きくできないかを陳
情した。
3月20日(水)春分の日
寒い日、暑い日がマダラに続き安定しない。しかし確実に朝が早くなってきた。金剛登山をすると、5時30分にはヘッドライトがいらな
くなる。ここ2~3回ライトが暗いと思っていたが、電池が古くなっていたらしい。入れ替えると格段に明るくなった。LEDでも電池は
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村長の日記
なくなる事がわかった。
金剛山1000回は意外としんどい。しか し3月末までに登っておかないと今年の表彰はない。あと1年待つのはつらいから、今年度中3
月31日までに登ろう。
3月21日(木)
議会
本日は議会最終日、一般質問で終わる。
各議員の質問要旨を掲載する、答弁は議会広報を参照にしてください。
*徳丸議員
・村の定住人口増加の具体策は。
・村住民の移動手段の確保充実を。
村内連絡バスを、検討するだけではなく試行運転でもいいから運行を。
*関口議員
・住宅リフォームの助成で村経済浮揚効果を。
耐震化工事への助成に加え、住宅リフォーム助成で村内業者の活性化を。
・犬の多頭飼育に厳しい対応を。
条例を制定し村の環境を守れ。
*浅野議員
・学童保育が千早小吹台小学校だけで行われている、子育て支援の一環として、赤阪小学校でもできないか。
・期日前投票の変更は?
期日前投票の際記入する宣誓書を、投票場入場券の裏に書けば、効率的でしかも心理的負担が軽くなる、村も導入してはどうか。
*貝長議員
上下水道の防災対策と有収率の改善を問う。
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村長の日記
・東日本大震災に教訓から、断水時の給水方法、給水拠点の確保はどうか。
災害に強い水道の改善方法と完成の時期を伺う。
・有収率の高低は水道事業の経営に直接影響する、有収率向上への具対策を作れ。
*豊田議員
村の地域特性を生かし、安全・安心で子育てしやすく、住んでよかったと思える、賑わい溢れる村造りが村長の目的である。
・みんなで集うとはどんな場所か。
・役所の建て替えはあるのか。
*山形議員
中学校の安全対策施設は
・中学校の敷地を囲む安全施設は
・中学校に正門を設置しては
・防犯灯をLEDにすべて変更すべきと思うが。
・出産1時金助成により、子供を作りやすい環境つくりを。
・村内への移住者に住宅購入補助を。
*田中議員
巨大地震の時(想定外の災害時)住民への対応と、給水対策は。
・水道システム全体の耐震は。
・災害時飲料水の確保は。
・災害時、他自治体との応援体制は。
中学校給食の実施に当たり
・2月18日、中学校給食の試行があった、状況と実施方法は。
・アレルギー対策は大丈夫か
・旨い給食と評判だが地産地消は。
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村長の日記
防災無線の進捗状況は
・戸別受信機の設置状況は。
・完成した防災無線の運用は。
・現行サイレント防災無線の関係は。
・Jアラートの運用方法は。
3月22日(金)
村議会議員選挙 説明会
今日は4月21に行う村議会議員選挙の説明会。
11人の候補予定者が集まった、健闘を祈る。
3月23日(土)
朝
豆腐造りを手伝う。暖かくなってきたせいか、きぬこしが良く売れる。湯豆腐より冷奴の季節が近づいてきたらしい。
水仙の丘へ行く途中、二河流辺のモクレンが咲き始めている。今年は水仙、白梅、紅梅、こぶし、桃、桜、千早の村は一斉に花が咲き始め
た。
15 時過ぎ
家に帰ると村議会議員選挙のパンフレットが来ていた。今回から七人になる。昨日の説明会には 11 人の候補者が集まったらしい、ぜひ皆
さん頑張ってほしい。
3月24日(日)
8:20
役所着。公用車でL大阪(大阪府立労働センター)へ
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村長の日記
10時より
平成24年度 大阪府消防表彰式
8時過ぎに役所を出発したが、日曜日。9時20分到着。ラッシュが無いと大阪は近い。
来賓では私が1番早いらしく、赤のバラをもらって控室へ。さすがに危機管理監は早い。話をしているうちに三々五々と来賓の皆さんが集
まってくる。
10時
開演。国歌斉唱、黙とうから始まった。
松井知事の式辞、挨拶の後、
*大阪府知事表彰
優良機関表彰2団、消防勤続功労賞150名、消防功労賞149名、一般消防功労表彰14名、6団体。
*消防庁長官表彰
優良機関表彰1団、厚労省3名、永年勤続功労賞92名、事務従事職員表彰1名。
*大阪消防協会会長表彰
優良消防団表彰2団。優良消防団員表彰・功績賞15名、永年勤続章130名、勤続章244名、勤功章243名、精勤賞316名。
*日本消防協会会長表彰
優良消防団表彰2団、優良消防団員表彰98名。
さすが消防関係の表彰式、全員敬礼、号令で動く気分の良い表彰式だった。
3月25日(月)
大阪府振興協会理事会
振興協会は、宝くじ、サマージャンボ、オータムジャンボの収益金を各自治体に配分するとともに、府下各自治体に資金を貸し付ける組織。
最近10年ほどは、年々宝くじの売り上げがダウン気味。したがって、各自治体に配分する資金が少なくなってきた。宝くじは賞金額を3
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村長の日記
億円から6億円に上げたりして拡販をはかっている。ぜひ、たくさんの人たちに夢を買っていただいて、配分金をたくさん頂きたいもんだ。
各自治体には資金が必要なとき、起債の許可が出たときは、低利で資金を調達してくれる、まさに月光仮面のような組織だ。今年の予算も
すべてOKで可決された。お金があるという事は良いことだ。
理事会終了後、交野市へ。
昨年、交野市長は秋の園遊会へ招待された。今年の春の園遊会へ、大阪狭山市吉田市長と私が招待された。先輩に様子を教えてもらうため
午後 4 時、吉田市長と交野市役所で待ち合わせ、交野 市長のスライドを見せていただいた。天皇陛下の歩くコース、時間を教えていただい
た。
服はモーニングコートが定番らしい。また、提供される模擬店のグルメも旨いものが沢山あり、あまり急いで食べると美味い物を食べられ
なくなるからよく吟味して食べるように、アドバイスをいただいた。
後、交野市中田市長に市内でうまい料理をごちそうになった。どこの行政もいろいろな問題を抱えており、苦労しているのは私たちだけで
ない事が解った。
3月26日(火)
今朝は少し寝過ごした。気が付いたのはAM7:00、金剛山に登っている時間が無い。あと3回で1000回になるのに、と思いながら
横になっているうちに8時。飛び起き着替えを済ませて役所へ。明日、母の35日となる。満中陰は3か月にわたるため35日の明日勤め
ることにした。
今日は明日の用意があるので午後休みをもらって町へ。明日の用意に買い物他で意外と時間がかかる。
嫁に買い物を頼んで15時、堺でただ1つ残っている料亭備徳へ。退職者を招待した。私の友達だったこの料亭の社長は先日亡くなった。
一緒にキリマンジャロへ登った仲間。10数年ほとんど休みなく金剛山へ登って3000回は登っている金剛山フリーク。金剛山フリーク
の例にもれず、ほとんど寝ることもなく亡くなった、昨年の12月には元気だったのに、今年も金剛山へ上るからと駐車場を年間契約して
もらったのに残念だ。
年齢は私より3つほど上、まだ少し早かった。帰り遠縁に当たるおばあさんが亡くなり、お通夜の知らせが入る、107歳。この年齢まで
30数年はある。丈夫で長生き、ぴんぴんころりを心がけよう。
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村長の日記
3月27日(水)
朝
4月1日の人事の報告を受けるため役所へ。人が少なくなり、しかも退職者が多かったので、かなり困難な人事異動だった。しかし維新の
動きが激しい大阪、しかもアベノミクスが動き出した我が国の中で、村のような小さな自治体は少し気を緩めると置いて行かれる。どんな
動きにもついて行ける体制が必要。ベストとは言えないが、少しは良い人事かなと思える出来だ。
11時より
葬儀
107歳。亡くなるまで非常に元気だったらしい。やはり若い人の葬儀と違って、天寿を全うした感がある。先日の母の葬儀といい、90
歳を過ぎると十分な人生と思える。
14時30分より
母の35日。45日の満中陰まで2か月を超えるといけないらしく、兄弟、甥、姪、父の兄弟で法事。滝谷の二葉で会食をした。歳には勝
てず、椅子席をセットしてもらって始まった。従弟と話をしていると、今日私が参列した葬式は彼の爺さんの妹、107歳で没。同じ日の
同じ時間に彼の嫁の婆さんの葬式があった、103歳。日本の長生きは世界一だ。
3月28日(木)
朝5時30分
まつまさ を出て金剛山へ。あと2回で1000回になる。やっと金剛山フリークの一員に成れそうだ。20分ほど登ると前をゆっくり杖
をついて登っている人が居る。少し早く上ったら追いついた。ほとんど毎日上っている文具屋の社長。お互いに年を取るとスピードが上が
らないらしい、降りてくる早朝組の皆さんが、
「あと2回だ、頑張れ」とエールをくれる。頂上の捺印所であと1回、
「あす来た方がいいよ、
あと4日しかない、何が起こるかわからない、必ず明日1000回にするように」アドバイスを受け下山。
14時
関西広域連合の会議(大阪国際会議場)
足掛け3年、311東日本大震災で関西広域連合がカウンターパートを決め、2年にわたって東北を援助してきた実績が目立つ。
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村長の日記
今 広域連合を取り巻く問題は多い。道州制と広域連合との位置関係、奈良県の加入問題、大阪都構想との関係。
大阪で1番小さな、財政力が弱い村にとっては対応に悩むところだ。
3月29日(金)
朝5時20分
登山開始。やっと1000回。春分の日が過ぎて日の出が早くなってくるのがわかる。今日は楠木正成の首塚でライトを消す。今朝は意外
と明るいし、シャツ1で十分暖かいというより暑い。20分も登ると息は上がるし汗も出てきた。これから徐々に熱い登山が始まる、1時
間15分、やっと頂上、1000回のスタンプを貰う。
登山回数を初めて15年ぐらいは掛かっただろう、何人に回数で追い越されたか数えきれない。これからもマイペースで体力維持のため、
登山を続けよう。
14時
消防賞恤(しょうじゅつ)金共済会 理事会
法人法改正により、一般財団法人大阪市町村消防財団の評議員選出ほか、定款の一部修正、各種規程の制定、事業計画、予算を決め終了。
退職辞令交付
定年退職、前川、清水、川口、長尾、山本恵一、吉井、
中途退職、山本、和泉、南浦、田中、
今年は10名が退職した。長い間ご苦労さん、これからの村の発展のサポートをお願いした。
3月30日(土)
きらめきコンサート
中学校吹奏楽部年度末定期演奏会。
くすのきホールはほぼ満員。中学校ブラスバンドの評判が村中に広がった結果だ。
一昨年「楽器が古いんです、何とかしてください。」中学生の要望を受け、教育委員会へ買い替えを頼んだところ、昨年楽器の2分の1を
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村長の日記
新しくしてくれた。
リーダーの矢倉先生を得たことも大きく、吹奏楽部のスキルアップに貢献した。村の吹奏楽部は生徒数が少なく、小編成、部員がすべて出
場する。大阪大会ではベスト3に残り、関西大会に出場、審査員奨励賞をもらった。
私の車に関西大会のCDが載せてあり、どなたでも乗せたときは必ず聞いてもらうことにしている(喜歌劇蝙蝠セレクション)。皆さんすば
らしいと感激してくれる。
今日の演奏は3部制、約2時間。始めは素晴らしい音のほとばしりから始まった。一緒に参加してくれた先生方の演奏もあるが、また聞き
たくなるすばらしい演奏だった。
私の年代ではディズニーメドレー、カーペンターズフォーエバー、Top of the world、懐かしい音が聞けた、青春よもう1度
3月31日(日)
千早中学校同窓会
長男に二葉へ予約を入れてもらって、お知らせの葉書は人任せながら、20人から参加の返信。
11時
ほぼ定刻に始まった。男性6人、女性14人、皆さん70歳をすでに越して、足の弱い人、腰の痛い人、3本足の人、何回かの手術を受け
た人、持病持ちの人、何らかの障害のある人ばかり。しかし口だけは達者、始めの乾杯から中締めの3時まで、しゃべってない時間は料理
を食べる時だけ。食物が口に入っていても喋りまくり。
話の内容はどこもはほぼ同じ。子供、孫の自慢、嫁の愚痴、隣近所の噂。しかし、さすが年の功、口も不平不満も一緒に楽しんでいる。
色気はなくなったが、食い気と世間話でほぼ3時間、来年の幹事を決めて解散。
残念なのは、集まるごとに何人かが欠けてくる。施設に入った人もいる。皆さんと一緒に話していると、来年も旨い酒を飲みたい。
幼馴染は何時になってもいいものだ。
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村長の日記
4月1日(月)
新しい年が始まった。今年も例年同様、辞令交付から始まる。
昨年末は定年退職7名、中途退職2名の9名が退職した。今年は大阪府より理事として長谷川氏に就任して頂き、村造り、土木、上下水道
を担当して頂く。住民、税、人事、総務、保健、健福は松村が受け持ち、理事2人制をとることになった。
理事2人制を取ることにより、事業のスピードアップを図る事が目的だ。
守りと節約の村政から、攻めの村政に方向転換をして、21日に当選してくる新しい議員の皆さんとともに、元気でスピーディーに物事を
解決したい。
辞令交付が終わるとき、窓の外を老人クラブの一団が中学校の方へ歩いて行った。今日は老人クラブのウォーキング大会、コースは くす
のきホール→役所→中学校→棚田公園→甲取阪→甲取橋→くすのきホール。服を歩行用に変えてスニーカーを履き、後を追った。棚田公園
で追いついた。毎日運動して、丈夫で長生き、死ぬまで元気に過ごしましょうと話をして、一緒に役所までお付き合いをした。年の割に皆
さん非常に元気。桜の花の下を歩く、まだまだ老人と言えない元気だ。
14:00
富田林駅前完成記念式典
長い間工事中だった富田林駅前の改装工事が終わった。総事業費9億5千万円。寺内町の入り口として、PL花火の玄関として、いい駅が
出来た。
富田林も動き出した。金剛山のゲートウエイとして、良い事業を行っていただいた。多田市長ありがとう!!
4月2日(火)
今 行政をはじめ、企業も含め、日本列島 人事異動の真っ最中。大阪府、大阪市は府市統合の最中、ダイナミックな人事異動、人事交流が
行われている。
12時前
大阪府市大都市局 山口信彦 局長 来庁
山口氏は、村で三枝助役在職中、太子町の助役だった。三枝、山口 両氏とともに、足谷から金剛山に上ったことがある。
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村長の日記
府に帰った後、村と河内長野合併初期の市町村課長。今は大阪府市大都市局長。事務所は大阪市役所の 5 階にある。昇進のスピードが速い。
局長には、道州制、関西広域連合、大阪都構想の関係と、村の立ち位置はどの辺がいいのかレクをお願いした。大阪市役所 5Fの大都市局
へ、近い内に訪問することにした。
富田林土木事務所長、南河内農と緑の総合事務所 原所長 来庁
千早赤阪村をよろしく頼んだ。
16:00
グロワールゴルフクラブへ
村民ゴルフ大会、参加者60人。若い人から私より年寄りまで、千早赤阪全域の世代間交流事業のようだ。挨拶をしたりカップを渡したり、
終わりにほぼ5万円也のチャリティを頂いた。
4月3日(水)
今日は母の42日
朝 8 時より、西恩寺さんの読経を頂く。35日に母の骨をお墓に納めたがまだ神棚に半紙が張ってある。年寄りに聞くと、49日に剥がす
らしい。
11:00
和泉市葬儀場へ
友人の兄が亡くなった。さすがドクターの葬儀、駐車場にはベンツをはじめ高級車がいっぱい。関西で初めてポルシェ パナメーラを見た。
辻市長も参列していた。
場所は助松ジャンクション近く。嫁と一緒だったが、立ちんぼで待つのは彼女にとって大変らしく、焼香後早々に車に乗って河内長野市へ。
死後30年も経つのに、成共信用金庫に預金が少し残っている。籍謄本など、いろいろな書類を揃えたが、ついに松本豊信、私の祖父の謄
本まで必要になり、明日 持参することにして帰る。
14:00
町村長会 九鬼局長、生田氏来庁
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村長の日記
町村長会組織改革のレクを受ける。
10人しかメンバーが居ない会。今の大阪は大都市中心、町村の存在価値はない。大阪府から忘れられた存在だが、積極的にPRすること
で存在感を高めよう。
4月4日(木)
3月29日 金剛登山1000回達成以来の山登り、1001回目。
「1000回登山 おめでとう」と、会う皆さんからから祝福を受ける。
皆さんとの立ち話が多く、頂上まで時間がかかった。
捺印所では¥300を払って101枚目のカードをもらう。次の目標は1500回。
金剛錬成会の規約で、1000回までは 100 回毎に表彰、1000 回を超えると 500 回刻みの表彰となる。週 1 登山として 10 年、週 2 回で
5 年、ほぼ毎日上って 1 年半かかる計算。1500 回登山まで生きているかどうか?
10 時より
幼稚園の入園式
おめでたい行事ながら、1 つだけ残念な事がある。入園者が 3 歳児 13 名、5 歳児 1 名の 14 名。先月訪問した長泉町のように、子供が増え
て幼稚園を作ることになるほど子供が生まれたらいいが、現実問題として少ない子供を大切に育ててほしい。今年は珍しく幼稚園に男性の
倉畑先生が来た、ぜひ いい結果を出してほしい。
14 時
国保連合会が来庁
今年は事務局長、事務次長が変わった。しかもプロパー、下からのたたき上げ。私は6年間ほど国保連合会の副理事長だったが、4~5 年
前事務局長は府のOBが局長を務めていた。組織の長はプロパーがいいのか、あるいは天下りがいいのか、そろそろ結果の出る時だ。
4 月 5 日(金)
9:30
赤阪小学校入学式
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村長の日記
赤阪小学校の新入生は 18 人(千早小吹台小学校は 20 人)。新入生が上級生にリードされて入場してきた。
村にとっては宝石のように大切な子どもたち、この子たちが大きくなって、ずーっと千早赤阪に住んでくれたらいいのにと思う。子供たち
は成長して中学→高校→大学へと進学し、就活を経験し、就職する。
最近は国際化の時代であり、外国へ出て行く人が多くなった。今年入学の 38 人はぜひ村に残ってほしい気持ちと、外へ出て大きく活躍し
てほしい気持ちとが半々だ。
ぜひノア君以下、村の英語教育スタッフにきっちり教えていただいて、府下でもトップクラスの英語力を断トツのレベルに引き上げてほし
い。
14:00
村立中学校入学式
今年の入学生は男子 22 名、女子 24 名、計 46 名。まさに少子高齢化の表れ。人口 6000 人、平均年齢(男女込)で 85 歳とすると、同一年齢
の人口が約 70 人となる。したがって本来平均的な年齢分布からかすると、65%しか中学生はいない事になる。若い人が増えないと村も大
変だ。
新入生入場にブラスバンドが元気に演奏してくれた。3年生が居なくなってもいい音が出ている。
今年の新入生も、各分野で一流の人に育ってほしい。少ない中学生だから、安尾校長 以下 先生方、よろしくお願いする。
入学式後
棚田公園から散歩で、甲取坂回りで役所に帰ってきた。ポカポカ陽気で気持ちのいい散歩道だ。
4 月 6 日(土)
14:00
すばるホール 竹本先生のパーティ
約 30 分前に到着、多田市長、沢井市長、柴田市長は代理の副市長。武田町長、浅野町長、と私。大阪は自民党が少し元気がないが、アベ
ノミクスの順調な滑り出しで多くの人が集まってきた。
今の東京は、為替、株、商品、ものすごく元気になってきた。大阪も早く元気になってほしい。政権政党として自民党と竹本先生の活躍を
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村長の日記
願う、特にキャパシティが一杯になってきた外環状線の外に、今 1 つ高速道路を竹本先生にお願いしているのだが。
4月7日(日)
朝
豆腐造りを手伝う。
久しぶりの豆腐造り、冬から春への変化点、苦汁(にがり)の効きが変わってきた。冬は外気温度が低いので苦汁の効きが少し遅い。春が
安定してくると効きが良くなる。夏はまた夏で、苦汁が効きすぎるきらいがある。長男と苦汁の効きを調整して豆腐を作る。いい豆腐が出
来た。手触りで旨い豆腐とわかる。
吉村よしみ 感謝のつどい
豆腐造りを終わって、約1時間休憩後、富田林すばるホールへ。吉村よしみ府会議員の府会議員10年 感謝のつどい へ。
昨日の竹本先生と、また違う支持者の集団がたくさん集まっている。吉村先生の会は何時も集まりが良い。スピーチで千早赤阪村は自然が、
緑が多すぎて困っている。町の人には実感できないが、自然の力は非常に強い。千早赤阪のように自然が多すぎる村では、行政単独では自
然の成長力について行けない。議員の協力をお願いし、自然をコントロールしながら村造りを進める。
都会の皆さんは「何ゆうてんねん?」という顔をしていた。
田辺へ
来週14日(日)、和歌山県田辺市 真砂市長の選挙が始まる。祈勝利を田辺の選挙事務所届けるので、早めに失礼し田辺へ。海南を過ぎた
あたりから海が大荒れ、私の車は車高が低いからあまり影響がないが、バスが横風に流され、ハンドル修正に苦労しているのがわかる。荒
れた海を見ながら田辺市へ。
真砂事務所で『祈 勝利』を奥さんに手渡して、4か月失礼している那智さんへ。
明日お参りすることにして、20数年お世話になっている宿に着いた。
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村長の日記
4月8日(月)
朝7時
朝食
今日13時に役所へ来客がある。那智さんへお参りの後、13時までに役所へ到着する必要から、飯も早々に那智さんに出発。
1番上の駐車場へ行くのには、¥800の有料道路を走る必要がある。朝早いので料金所の叔父さんがいない。那智さん、青岸渡寺にお参
りをして千早赤阪村へ。
本宮を過ぎて、本宮の道の駅手前からまた、すばらしい道路ができた。トンネル→長~い橋、これで10分は短縮できる。昨年は十津川村
役所からのトンネルで10分、毎年10分以上短縮できる道が出来ている!それに引き換え我が村は!!
13:00
自治労の皆さん来庁
7月から実施予定の公務員 7.8%給料ダウンの話。村は平成20年からラスパイレス指数90%(国家公務員より平均約10%給料が安い)。
平成16年より50人職員を減らしている。一律に給料ダウンはきつい。自治労の皆さんには、
「政府に再考を促したい」と答えた。ただ、
自主財源が必要財源の20%弱しかない村にとって、地方交付税とリンクされるとギブアップしかないのはつらい。
4 月 9 日(火)
9 時より
島本町 川口裕 町長 出陣式(JR島本駅駅前広場)
7:00
役所出発。近畿道より第 2 京阪、久御山ジャンクション経由、島本町。第 2 京阪が出来たおかげで非常に早く着いた。従来だと名神茨木イ
ンターより 171 号線経由でほぼ 2 時間かかった。
楠木正成、正行の別れの地、桜井の駅が島本駅前広場の横。JR島本駅は去年完成した。川口町政8年、成果の 1 つだ。
近隣市長、町長、が数多く出席。辻元清美衆議院議員、梅村参議院議員の顔も見える中、後援会長の挨拶に続いて町村長代表で挨拶の指名
を受けた。
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村長の日記
千早城址のある大阪でただ1つの村、千早赤阪村より来ました。今から六百数十年以前から関係のある島本町です。川口氏は福祉に熱心で
あり、住民には優しく接することをモットーとして、行政に取り組んでいる。JRの島本駅を実現するなど、町の発展にも全力で取り組ん
でいる。人口も増加に転じている大阪では珍しい元気な街だ。明日の島本を元気にするのも、つまらん街にするのも、すべてみなさんの投
票にかかっている。ぜひ川口裕町長実現を。
午後
松岡氏 来庁
千早の水を利用した発電事業をぜひやりたい。さしあたり2Kw でも3Kw でもいい。10Kw の水力発電でほぼ500万円かかる。資金
作りを考えよう。
4月10日(水)
3月中に金剛登山1000回を達成するために、登山回数を稼いだ。おかげで金剛登山があんまり苦にならなくなった。朝早く起きたので
登山へ、1,003 回目となる。寒波の影響で寒い、さむいと汗が出ないしスピードを上げても楽だ。
今日は母の49日となる。西恩寺さんに拝んでもらい満中陰となる。神棚封印の紙を外す。
葬儀式は当日も大変だが、後始末はまた大変だ。とくに何方の来ていただいたのか、全ての人までわからない、かなり失礼していると思う。
4月はかなり予定が詰まっているが、今日、明日は空いている。
午前中
4か所残っていた村長の日記を配布。
帰りにカタロでカレーライスを食べる。
午後
富田林警察署長 来庁
新任の挨拶。村には金剛山がある、ぜひ署長も登ってください。
夕方
ロープウエイ故障の報が入る
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村長の日記
スタートすぐ電圧が低下。大事をとってロープウエイを元に戻し、原因解明まで運休とする。明日、メーカーの 安全索道(株) が修理に来
るらしい。安全確保まで運休を指示。
4月11日(木)
久しぶりにロープウエイ駐車場まで歩く。
雪が降ってきて瞬く間に吹雪となる。朝、家を出る時かなり寒かったので、ズボン下、ヤッケを着用したのが正解だった。寒いのでかなり
スピードを上げたが、やはり寒い。4月なのに今年の天候は狂っている。
何年か前、ダイトレチャレンジ登山の日(4月の第2日曜)、金剛山の尾根一帯に積雪を見たことがある。4月に雪が降っても想定の範囲か?
役所へ出勤途中、クリーニングをカタロへ。途中、井上議員の選挙事務所が無い、昨日まであったのに。大きめのかなり費用の掛かった選
挙事務所だった。カタロで事情を聴くと、昨日の夕方撤去した。役所で聞くと、建築確認を申請しても建築許可が選挙に間に合わないから
撤去したらしいとの話。いつものことながら、どうして許可が遅いのか? それでなくても選挙には費用がかかるのに。
建設して1か月程度で撤去する選挙事務所などは、果たして建築確認が必要だろうか。建築確認をもらう費用でも、10万円や20万円は
かかる。どうして都会より比較的収入の少ない、田舎の住民に負担を求めるのだろうか。
4月12日(金)
今日は大安吉日。
来週16日から始まる村会議員選挙に向けて「祈 勝利」を候補者宅へ届ける。ぜひ皆さんに当選してほしいが、7人しか当選しない。
「今回ほど予測が難しい選挙は無い」とは、みなさんの話。
朝
東京事務所の渡辺さんより叙勲の内示が届いた。
瑞宝双光章
北浦 勝 さん(中津原)
瑞宝単光章
安達 良夫 さん(小吹台)
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村長の日記
10時
小吹台郵便局長、神山郵便局長 来庁
郵便配達の途中、郵便物が溜まった家、あるいは異常が感じられるような家 があった場合に行政に報告してもらい、特に独居老人の皆さ
んの安全安心を多角的に確保する取り組みの協定を両局と結んだ。
15時
大阪府みどり公社 来庁
府営駐車場の運営事業者が、アスウェル から みどり公社 に変わった。4月1日から みどり公社 が運営している。ぜひ金剛山の繁栄の
ためにも地元と協調して運営してほしい。
4月13日(土)
朝
目が覚めてNHKのラジオを聴いていたところ、大きな地震の速報があった。速報が終わって2~3秒後、がたがたと揺れた。大したこと
が無いと思い、嫁に「今、地震があったやろ」と話すと「わたしは感じません」。
まつまさ に行き、しばらくすると、楠本消防分団長と田川副分団長が上ってきた。役所からの指示で地震の被害が無いか地区内を巡回中
で「役所に職員が集まっている」との事。
すぐに役所に電話、かなりたくさん集合しているらしい。震度4を超えると課長代理級以上の職員は集まることになっている。
全員手分けして村内を視察に出動。8時頃、全村異常なしで解散。
今朝は8時30分出発で、高速増殖炉もんじゅ を見学に行く予定だったが、地震の影響で中止となった。
時間の経過とともに淡路島ではかなり被害が出ている様子、災害はすぐ近くにあるのかもしれない。安全安心は何時も最優先だ。
4月14日(日)
大阪府山岳連盟主催 第 39 回大阪府チャレンジ登山大会 (通称:ダイトレ)
朝6時
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村長の日記
二剛会メンバーが三々五々集まってくる。今日は金剛山頂のチェックポイントが二剛会の担当。20 名のメンバーが集合。2t ダンプ 1 台、
軽ダンプ 1 台で出発。十数人は まつまさ より徒歩で山頂へ出発。
私は、弁当、お茶を持ち、遅れて出発、山頂へ。久留野峠を過ぎたあたりでトップの選手が走ってきた。トップは二上山→葛城山→金剛山
を2時間5分で走ってきたらしい。現在の天狗か猿飛佐助だ。
二剛会のメンバーは約20人。整然と受付、給水、バナナ、おにぎりの差し入れを手分けして行っている。
差し入れは、バナナ15ケース、健康飲料200リットル、金剛山のうまい水300リットル、おにぎり300個。全て13時頃には完全
消化、無くなった。参加者2500人超。山を走る皆さんの胃袋はすごい。
金剛山のチェックポイントは14時クローズ。13時クローズの葛城山頂チェックポイントよりスイーパーが来たのは16時40分。最終
の参加者は葛城山頂→金剛山を3時間40分かかったことになる。参加者も大変だが、チェックポイントのメンバーも大変だ。
20時
島本町川口町長の事務所へ出発、9時すぎ着。
10時、結果出ない。いずれも1500票。
10時20分、当選確定。
万歳をマスコミに要請され、数回万歳を繰り返し、帰宅の途に。
12時、帰宅。
川口町長おめでとう、1人で乾杯、寝る。
結果:
川口 ひろし
7903票
下村 まこと
6164票
4月15日(月)
第5回 水道事業統合検討委員会
町村会の意向としては、北の端 能勢、豊能、東の端 太子、河南、千早赤阪、南の端 岬 は、大阪府の平野部と違い産業立地も少なく、財
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村長の日記
政的にも厳しい状況にある。しかもインフラの劣化が進んでいる。熊取、忠岡、田尻 は既に企業団水に依存しており、早く統合、一体と
して給水してほしい。
各市は色々事情はあるが、統合についてはほぼ異存なく、あとは大阪市議会の意向。各市の事情をクリアするための期間が必要。
10時30分閉会。
町村長会へ17日、18日の日程調整、5月に近畿町村長会のスケジュールをお願いし帰庁。
役所では明日から始まる村議選への準備が忙しい。
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村長の日記
4月16日(火)
千早赤阪村議会議員選挙告示
朝8時30分より選挙管理委員会に10人の立候補届があり、選挙戦が始まった。
議会定員が、10人から7人になった結果、激戦模様。立候補の内訳は、現職7人、元職が1人、新人が2人 となる。新人の中には35
歳維新塾第1期生がいる。彼が当選すると、前期高齢者議会と言われていた村議会の平均年齢を引き下げることになる。
今回の議会選挙は、小吹台5人、旧村5人 の立候補。この結果がどうなるか、住民の投票結果がどうなるか、21日に出る。
7人の議員定数、おそらく国内でも最も少ない議員定数の1つに入る選挙。マスコミももう少し注目してもいいと思うのだが。
10:00
役所を出発して、井上事務所、浅野事務所、安達事務所、田中事務所、山形事務所、清井事務所を訪問。どの事務所も、候補者が街宣活動
中は支持者が残って事務所を守る構図。どの候補も当選してほしい。
村にとって、30%も議員定数が減ることは過去無かった。21日以降、新しい議員の皆さんと供に、良い議会と行政の関係を作り、村造
りに励もう。
これから5日間、候補者の皆さんは厳しい選挙活動に入る。神経を使う。お金も、時間も、すべて選挙となる。その結果が当選になるかは
わからない。民主主義とは候補者にとって、つらい試練だ。
ぜひ、いい村を作りたいと思う人々が当選してほしい。
4月17日(水)
朝
嫁を美容院へ送る。明日、園遊会に招待されたので、少しいい顔、いい髪型にするためだ。
先日、全国町村会から園遊会の招待状が来ると知らせがあった。その後、金色の菊の紋章が入った招待状が届いた。
文面は
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村長の日記
天皇皇后両陛下には来る4月18日 赤坂御苑において御催しの園遊会にお招きになりますのでご案内申し上げます。
平成25年3月18日
宮内庁長官 風岡典之
大阪府千早赤阪村長
松本昌親殿
同
令夫人
私たちは、陛下から招待を受けるほど立派なことは何もしていない、が、このような嬉しい機会は2度とない。ありがたくお受けすること
にした。
2時間後、少しまともになった嫁とともに東京へ。3時前に東京着。
長い間ご無沙汰していた嫁の両親の墓地へ。
東京駅からディズニ―ランド方面へ向かう電車に乗り、ディズニ―ランドを超えて15分、市川大野の駅で降りる。何年振りだろうかお参
りを済ませて東京駅へ帰る。途中、新木場駅を通る。広い貯木場はあるが、木が1本もない。昔は何万本もの丸太が貯木場に浮いていた、
大阪の忠岡木材港と同じ景色。日本で材木を使う建築が無くなった事がわかる。
現在の木材不況は、国内で木材を使わなくなったことに尽きる。木造建築を奨励して、外材よりも、まず国産材を使って日本の森の成長量
だけでも消費するような政策が必要だ。
17時過ぎ
東京駅着。
今夜はホテルを予約してあるので、夕食をとってからチェックインの予定。東京駅は飯屋が多い。ふかひれの 頂上麺 を食うか、握り寿司
にするか迷ったが、お酒を飲みたくなったので寿司。静岡県出身の寿司屋さん、桜エビ、シラスの軍艦巻きが旨い。辛口の熱燗とサクラエ
ビ、シラス、ベストマッチング。駿河湾のグルメに満足した。
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村長の日記
4月18日(木)
園遊会
久しぶりによく寝た。昨夜ホテルで風呂へ入り、多分7時過ぎにベッドで横になったのは覚えている。目が覚めたのは朝7時過ぎ。トイレ
にも行かず12時間熟睡したらしい。ベストの体調。朝飯を取って眠気を払う。
全国町村会で総長と総務部長にお礼をし、11時まで時間が余っている。横になるとまた熟睡してしまった。
11時
全国町村会が用意してくれた弁当をいただく。先輩の話によると「皇室ご用達の屋台が出るので、あまり昼は食べないで行け」
美味そうな昼飯だが、園遊会に備えて残し、部屋で着替えをする。
12時30分
全国町村会さし回しのハイヤーが来た。
行き帰りは、この自動車が担当してくれる。私たちのハイヤーは緑のマークをつけている。迎賓館の前を通って赤坂御苑の西門から入る。
入ったところで送迎の車を降り、バスに乗り換える。バスで5分ほど走ったところで降りると、入場をコントロールしているテントがあり、
入場券と引き換えに緑色の名札をいただいた。
陛下がお回りになる順路まで200m ほど手前。50m ほど歩くと大きなテントがあり、ちまき、サンドイッチ、オードブル、チーズ、
御料牧場で肥育された焼き鳥、羊のジンギスカン焼き が用意され、三々五々皆さんがつまんでいる。飲み物は、ウイスキーの水割り、赤
ワイン、日本酒、オレンジジュース、ウーロン茶、次から次へ出てくる。かなり大量に用意されているようだ。5分ほど歩くとまたテント
があり、同じようにサービスされる。ひと回りする間に出来上がりそうだ。
入って15分ほどしたときに、大阪狭山市の吉田市長夫妻に会う。仲間である町長とも何人か会う。少しすると千早赤阪村東阪の住民
千福好伸、大阪市消防局長(大阪市消防のトップ)と会う。神奈川県川崎市消防局長を紹介される。制服組はお待ちする場所が指定されてい
るそうだ。制服を脱ぐまでアルコールは取れないらしい、気の毒だ。竹本先生、原口前総務大臣 他、TVでおなじみの議員の皆さんも多
い、赤の名札を付けている。多分 外国の駐在武官と思うが、この人たちは制服を着用の上、アルコールを飲んでいる人たちが多い。
ブラスバンドが君が代を演奏した。天皇陛下のお出まし時間は2時10分。
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村長の日記
遥か彼方に見える陛下のお姿に頭を下げて敬意を表した。
十分お料理を頂いて、嫁の体力の限界もあるので、3時過ぎ 赤坂御苑を退出することにして入り口にテントに行くと、陛下からのお土産
を嫁と私に1つずつ頂き、ハイヤーで退出した。
もう来ることもない園遊会を退出する頃になって、少しずつ感激のテンションが高まってきた。御招待いただきありがとうございました。
4月19日(金)
2日間千早赤阪を開けた間に、村議会選挙戦が厳しくなってきたようだ。
定員が10人から7人に減少するのだから、大変なのはわかる。どの陣営も、今日明日の追い込みに必死だ。ぜひ全員当選をと言いたいが、
7人しか当選しない。皆さんの健闘を祈る。
午後
大阪府町村長会の中尾女史 来庁
23日開会の近畿町村長会長会のレクに大阪府町村会の事務方が来庁。大阪、兵庫、奈良、和歌山、京都、滋賀の会長が集まる、年に1度
の総会。大阪が当番で、近畿町村会長会の会長は和歌山。近畿の国への要望をまとめる会。議長を務めるので間違いないようにがんばろう。
16 時
五島君来庁
今、彼は水戸ハウジング 山本さんのところにお世話になっているらしい。是非、新しい人生を切り開いてほしい。
夜
千早前区長と会食
6年間、千早をいい方向へ導いてもらった。彼ほど真面目に、すべてに全力で取り組んだ区長はいない。ご苦労さんでした。
次の区長は、またよい伝統を作ってほしい。
4月20日(土)
今日は選挙運動の最終日。朝早くから最後のお願いの車が、千早まで次から次へと回ってくる。私の経験からも、必死に努力しているのが
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村長の日記
わかる。あと10時間ほど、悔いのない運動をしてほしい。
朝、豆腐造りを手伝った後、久しぶりに何もない土曜日。草刈りを始めたが、なかなか落ち着かない。ただ、皆さんの健闘と、住民の皆さ
んの判断をお願いするのみ。
4月21日(日)
千早赤阪村村議会議員選挙 投票日
今日は、朝7時より投票開始。
即日開票で、今日の23時頃には結果が判明する。
21時登庁。選挙管理委員長、副村長、総務課長、投票場巡り、くすのきホール、旧千早小学校、千早公民館、千早小吹台小学校を回る。
寒い。千早で朝2℃。投票場はストーブを焚いているが、こたえるほど寒い。役所へ帰って聞いたところ、10時現在で23%程度、いつ
もよりかなり悪い。しかし、期日前投票が700人を超える新記録。締め切るときには、かなり投票率があがってほしい。
20:30
役所へ。
本日の投票率を見ると、68.75% かなり悪い。北野石油の社長が70%を超えないと予想していたが、当たった。あまり当たってほしくな
かったが仕方がない。
21:00
開票をしている くすのきホール へ。
1回目の発表が22時。教育長の部屋で待つことにしてTVをみる。30分を過ぎた頃、松山副村長が来る。10分ほどしたころ河南町武
田町長が来た、相変わらずまめな人だ。保守系の当選者の事務所を回るので早く来た。
22:00
第1回目の発表。
橋爪候補100、安達候補140、他の候補は200。
最終発表はまだ1時間はかかるだろうと思っていたところ22時30分過ぎに最終発表が出た。
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村長の日記
得票数は以下の通り。
村議会選挙投票総数
3,514 票(有権者数 5,111)、投票率 68.75%
得票数
議員名
党派
604
井上昭司
無所属
481
浅野利夫
公明
382
関口ほづみ
日本共産党
359
清井浩
無所属
349
田中博冶
無所属
303
山形研介
無所属
280
徳丸幸夫
日本共産党
さっそく副村長とお祝いに。
井上事務所は、たくさんのテーブルと椅子が用意してあったが、来客が多く人の鈴なり。
竹本先生挨拶の後
「トップ当選おめでとう、私も井上先生と同じ鶯姉さんにお願いしたところ、トップ当選で村長になれた。おねえさん方も運がついている。
井上先生といい村造りに励みます。
」
浅野、田中、山形、清井、各先生にお祝いを述べて、家に帰ったのが23時20分。夕ご飯の時にお酒を飲まなかったので、軽くビールを
飲み、寝る。
4月22日(月)
9:00~
大人の棚田塾
赤阪の棚田に、先日80人から選別した塾生10人を集め、今日が開校式。非常に寒い、千早を出る時2℃だった。この棚田は約600年
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村長の日記
前、楠木正成の下赤坂城跡に作られた。山の斜面を切り開き、約3キロ先の千早川からきれいな水を引いてきた。平野の少ない村にとって
は大切な田圃だった。
「この地で米つくりを学んでいただいて、農業の楽しさ、苦しさを学んでいただき、きれいな水で作ったコメのうまさを知ってください。
農業をやりたい人があれば、耕作放棄地もあるので、ぜひ村で農業を手掛けていただきたい。
」と挨拶をして役所へ。
4月23日(火)
11:00
近畿府県町村会(シティプラザホテル)
近畿府県町村会は、今年大阪府が当番。シティプラザホテルで開催。
ラッシュを考えて、朝8時30分役所を出発。渋滞もなく50分で到着。コーヒーショップでティータイム。
10 時前
九鬼局長到着。約20分、今日の説明を受ける。
10:20
滋賀県愛東町 村西町長到着。町の広報誌を頂く。カラープリントの立派なもの。ほどなく兵庫の戸田さん、奈良の古城さん,京都の汐見
さん、和歌山の中山さん、全員揃ったところで開会。
平成26年度政府予算編成への要望を審議。
1、 防災、災害対策の充実強化
イ、
南海トラフ巨大地震、及び集中豪雨に対する総合的な治水対策事業の推進。
ロ、
正確で解りやすい情報開示と、原子力発電に対する住民の信頼回復に努めること。
2、 住民自治の確立
イ、
地方が自由に使える税財源の充実、権限委譲の推進を図る。
ロ、
地域間格差が拡大しないよう税財政制度や、小規模自治体に対する支援策を充実させること。
3、 町村財政基盤の充実強化
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村長の日記
イ、
国税、地方税の配分見直しと、地方消費税の充実により税の偏在性の少ない、安定した税体系の構築。
ロ、
町村財政運営安定へ、地方税の必要総額確保と、財源保障機能を確保すること。
ハ、
自動車取得税、重量税は地方の重要な財源である、見直しにあたっては代替財源の確保等適正な措置を講じること。
4、 社会福祉の充実
イ、
地域医療体制の充実、医療従事者の確保と救急医療体制を地域差なく充実する。
ロ、
市町村 国保を 都道府県 単位に広域化し、制度運営は都道府県が担うこと。
5、 道路の整備推進
高速道路から生活道路まで、地域が真に必要とする道路整備を着実に推進する道路予算の全額確保。
6、 農林水産業の推進
イ、
活力ある農山村の再生と、強い農業を作る基盤整備を推進すること。
ロ、
林業、木材産業が雇用創出の受け皿となるよう、林業の経営対策と、時代に合った新たな木材産業構造を確立すること。
ハ、
野生鳥獣被害防止にあたって、捕獲、防護、駆除対策を推進すること。
7、 空き家対策
建築物の適正管理への、所有者責任の法制化と固定資産税の、住宅用地特例は居住中の場合に限定すること。
8、 地域交通対策の推進
地域のバス路線維持に対する適正な措置を講じるとともに、高齢者等の交通手段の確保するため適正な支援を講じること。
9、 環境エネルギー対策の推進
太陽光、風力、バイオマス等のエネルギー活用を推進し、環境負荷の小さい地域支援の拡充強化。
10、TPPへの対応
TPPは例外なき関税撤廃を原則とする、国民の合意と了解を得て推進すること。
以上10項目を決定した。
会議終了とともに東京へ、PM4 時到着、町村会館へチェックン。
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村長の日記
夕方
全国町村会の渡辺氏と打ち合わせ、食事を共にした。
4 月 24 日(水)
朝6時
町村会館発→二重橋→竹橋を通り九段下、靖国神社参拝。村長が参拝してもニュースバリューなし。
7 時 30 分
全国町村会館帰着。10,520 歩、少々汗が出た。
今日は全国町村会館にて、1 日会議、会議の連続。
11 時
行財政合同委員会
12 時 15 分
行政委員会
13 時
政務調査会
14 時 15 分
正副会長会
14 時 45 分
自治協会理事会
本日の課題は
イ、地方公務員給与をラスパイレス指数 100 以下に抑えること。
1 月 25 日、閣議決定により、各地方公共団体は速やかに国に準じた給与水準にすること。
1 月 28 日、総務大臣名で、市区町村長へ親書を配布、7 月 1 日をもって地方公務員の給与をすべて国家公務員と同じかそれ以下にする
こと。
地方公務員の給与水準
107.0
市
106.9
町村
103.3
ロ、道州制への対応。
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村長の日記
自民党が今国会に「道州制推進基本法案」の提出を示すが、国民的議論もないまま推し進められようとしている。
法案提出の状況を注視しつつ、今後の対応も含め調査研究を行う。
ハ、TPP交渉参加への意見書。
我が国、農山漁村の将来を憂慮する観点から、国益を損なうことのない毅然とした対応を求める。
1、
国益を確保できないと判断したときは、速やかに交渉から撤退を決断する必要がある。
2、
TPP交渉の最終合意まで交渉継続を決定する場合「国益」が十分確保できたことの説明責任を果たす必要がある。
3、
国土の 4 割に立地する 930 の町村は、財政難、過疎化で疲弊の度を強めている、TPP参加により輸出偏重を強めたとき都市へ
の人口集中が加速されることになり、国土の均衡ある発展への長期計画を策定する必要がある。
会議終了は 15 時 10 分、各自新潟へ移動。
16:17
東京駅から新潟へ
東京駅へ移動。
16 時 17 分発の「とき」で新潟へ、2 時間で新潟着。
上越新幹線はすべて 2 階建て、新潟は東京圏、東京の郊外だ。田中角栄の政治力の偉大さを実感した。
ホテルメッツ新潟へチェックイン。夕食は各自となっている。
4月25日(木)
朝
聖籠町(せいろうまち)差し回しのバスで役所へ。新潟市と、新潟の隣町新発田市との間の町。町の印象は平らな街、町の1番高い所が海抜
30m ほど。たいらな田圃、果樹園が続く町。
人口 14,000 人、4,300 世帯、面積 37.99km2 千早赤阪村とほぼおなじ。
財政力指数は 1.079、一般会計予算 77 億 5,800 万円、高齢化率 21.3%、非常に若い街だ。
町には新潟東港の東半分が属しており、発電所総出力 481 万キロワット、東北電力最大、国内でも最大級の火力発電所、東新潟火力発電
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村長の日記
所がある。3 号系列、4 号系列はコンバインドサイクル発電方式で高効率発電が行われている(4 号系列で 50%以上の熱効率)
。 特に発電
所の近所には大きな企業が立地しており、東港工業地帯 1,533ha(うち工業用地 905ha)、企業数200社超、雇用者1万人があり、税収が
多く地方交付税不交付団体だ。
始めに案内された複合施設には、大きな体育館、柔剣道場、200人規模の集会室、800人収容のイベントホール、各種トレーニング機
械をセットしたトレーニングルーム、1000平米はあるだろう。平成年代初めにほぼ50億円かけて作った施設。あまりのすごさに驚い
たのは私だけではなかった。村との差がありすぎて、これが同じ日本の小さな自治体かと思ったのは私だけではなかった。20億円かかっ
た中学校、こども園、まさに ゆりかごから中学卒業まで至れり尽くせりの子育て対策が行われている。
財政力指数 0.4 の村とあまりにもかけ離れた街を見学したが、少しでも近づく努力をしたい。農業にも力を入れており、1区画2~5ヘク
タールへの区画再整理が行われており、作業効率の良い農業を目指している。すべてが棚田の村では考えられないことだ。
サクランボは山形県より早く出荷できるとともに、ブドウも大きな産地に成長しつつある。
すばらしい街もたくさんあるが、財政力指数が村の半分、4分の1の自治体もある。良い村をつくる努力をしよう。
夜
熊本、大分、山口、徳島、岐阜、千葉、山形、奈良、新潟、鳥取、東京の会長と意見交換会を行った。
やはりほとんどの会長は苦労の連続らしい。皆さんの思いを政府にぶっつけることで、町村は少しずつ良くなる。
4 月 26 日(金)
月岡温泉(新潟県新発田市)での意見交換会を経て、朝から皆さんは東京へ
九州、山陰、東北、四国、皆さん一度東京羽田へ出て帰るのが早い。新潟からダイレクトに帰れるのは大阪くらい、日本のシステムは、経
済、交通、通信、政治、全てが東京中心に出来上がっている。新潟空港から帰るのは私だけ、関空からもっと各地へ空路が開けるように、
大阪、関西圏が力をつけることがマスト。
ホテルから皆さんは新潟駅へ。私は新潟県町村会事務局長に空港へ送ってもらった。途中時間があるので「新潟県立 環境と人間のふれあ
い館」へ案内していただいた。
昭和30年代後半、阿賀野川流域で発生した新潟水俣病の教訓を後世に伝える目的で作られた施設。新潟平野には信濃川、阿賀野川など大
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村長の日記
きな川が流れている影響で、潟(低湿地帯)が非常に多かった。海岸地帯は砂丘が発達していたので廃水悪く、雪解けの増水、雨による増水
で、すぐ洪水になる。食糧増産の掛け声により、排水路の新設と埋め立てにより、潟が水田に生まれ変わった。
施設の周辺は昔の潟が残っており、大阪ではすでに散ってしまった桜が咲いているし、周囲の田んぼでは菜種の花が満開、湿地帯の好きな
水鳥がたくさん集まっており、バードウオッチングの好きな人にはたまらない所だ。
約 1 時間の滞在だったが、所長さんに「無機水銀も注意が必要」とのコメントをいただいた。昔水銀鉱山のあった村、気を付けよう。
天候不順によりフライトは少し遅れたが、14 時大阪着。15 時過ぎ、荷物を置いて登庁。3 日間の決済を済ませた。
4 月 27 日(土)
今日から連休の始まり。27~29 日の前半が始まった。
初日は非常に良い天気で始まった、マイカーが続々増えてきてかなりの人出、これでは 5 月 3 日の人出が思いやられる。日常的には十分な
駐車場があるのだが、どの辺が適正規模なのだろうか。日曜祭日には公共交通機関(村には金剛バス、南海バスしかないが)の利用を徹底的
にPRするしかない。
4 月 28 日(日)
朝早くから車の列が続く。まつまさでは 9 時頃からすでに駐車場は満車。
府道から約 100Mの取り付け道路は幅が少し狭い。通常では 2 台離合できるのだが、サンデイドライバーでは離合出来無い人が多く、すぐ
に交通麻痺がおこる。したがって府道との分岐で交通制限を行っている。怒る人が沢山おいでだが、交通麻痺で混乱するよりはまだいい。
多分道路を拡幅しても結果は同じかもしれないが、当分の間お客さんに我慢をしていただく状態が続きそうだ。
4 月 29 日(月) 昭和の日
連休前半最終日。今日は比較的金剛山が空いていると思ったが、登山客が多い。多分理由は天気が良いことに尽きる。
9 時過ぎには駐車場が満杯。長男が道路整理に府道まで行った。11 時過ぎまで混雑が続いた。登山客が多いから豆腐も売れる、店も客が入
ることになる。やはり営業を続けることが大事だ。
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村長の日記
30 年ほど前には、金剛登山客がむちゃくちゃ多かった時代があった。アイゼンをはじめ何でも売れた。その時代は登山口をはじめ、至る
所で店を出す人がいたし、結構流行っていたし、ビジネスの形態を保っていた。今は高齢化で店も登山口では 1 つになった。しかも午前中
開店の日が多い。金剛山の玄関口、金剛登山口の繁栄を今 1 度と思うのは、私だけだろうか。
4 月 30 日(火)
冬の寒さに震えていたのに桜が散って早春も終わろうとしている。今日は 4 月の最終日。天気はよく、気温も安定している。
10 時
松原市沢井市長の事務所開き
事務所は三宅インターのそばにある。いつもなら 30~40 分で行けるところ、9 時少し前に役所を出発、連休中日の影響か車で事務所に着
いたのが 10 時 20 分前。来賓挨拶の最中、府議会副議長の挨拶で「何もやってないのに、あれもやった、これもやったと行政の成果を横
取りする文章をまく候補者には、絶対松原市政を任せられない。4年間の月日をかけて松原の信用を国、府に植え付けた沢井をよろしく。」
沢井候補は「私は人の悪口を言わない、ネガティブキャンペーンはしない。しかし嘘を言う人は許せない。ただ松原を良くする、松原が好
きだ。」松原に対する熱い気持ちを訴えて終わった。
彼の若さ、情熱話のうまさ、説得力はすごい。当選確実になった。
14 時
国保連合会臨時総会
国保連合会の人事案件がメイン
理事長
大阪狭山市長 吉田友義
副理事長
忠岡町長
和田吉衛
常務理事
大阪市OB
中島紀子
の3人が決定した。
現光本常務理事、45年務めた国保連合会で最後の挨拶で臨時総会を締めくくった。
帰宅したところ、例年通り長崎のあさりが送られてきた。さっそく酒蒸しにしていただく、美味い。何でもシーズン(旬)が1番だ。
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村長の日記
5月1日(水)
寒い5月になった。
例年だと、クールビズで5月からスーツを脱ぐ季節のはずだが、今年はまだバッチがいるくらい寒い。千早では、朝まだストーブが必要だ。
役所は連休の中日だが、職員は皆忙しそうに働いている。
村議会議員選挙が終わって、これから議員の皆さんとともに新しい村造りに入る時が来た。財政的にも少し元気が出てきた。住民の皆さん
の知恵を集めながら、少しずつ良くなって行けばいい。
昼前
村を散歩することにした、11時30分役所出発。
いきいきサロン でコーヒーを1杯頂く。コーヒーの元気で水分神社へ。小松製粉下から農免道路へ。東阪分岐から消防署へ。中学校、棚
田を経由して、北野石油前。カタロから役所。1万1千歩、懸命に歩いて1時間15分。今日は天気がいいが風は寒い。いつもなら汗が出
るのだが、ヤッケのまえを開けると涼しくてほとんど汗をかかなかった。
15:00
杉本重雄さん来庁
彼が書いた本をくれた。 ポントを解く 京都「先斗町」知名考 京都の花街、先斗町のいわれを書いた本だ。千早赤阪村 千早の出身、大阪
外国語大学卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)で海外勤務20年。退職後、千早でスペイン語の辞書を執筆中。村の図書館へと2冊いただい
た。
さっそく少し読んだところで、2年前、富田林記者クラブにいた元気の良い女性記者を思い出した。今、京都市役所記者クラブ詰めになっ
ている。彼女に電話したところ「ぜひ読みたい」。杉本さんに了解いただいて、彼女に送った。記事にしたら切り抜きを送ってほしい。
5月2日(木)
朝
春の叙勲受章者へお祝い
中津原の北浦さん、小吹台の安達さん。お二人に「ご苦労さんでした」と、お祝いを申し上げた。
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村長の日記
村では叙勲を受ける人が少ない。もちろん人口が少ないせいもあるが、1人でも多く受けてほしい。
老人会グランドゴルフ大会
村の老人会は、まさにグランドゴルフ好きの集まり、例年ながらよく集まる。今年から年3回、大会を開く。地区によっては予選会を開催
して選手を決定、大会に出てくる。千早地区でも、毎週何回か老人会の皆さんが集まって練習をしているし、世代間交流事業もグランドゴ
ルフ。寿命も延びた現在、運動をきっちりやることで、死ぬまで元気を実現してほしい。
5月3日(金)
金剛山への登山者が1年中で1番多い日
金剛山錬成会の総会、登山回数の表彰式がある。私も今日は1000回の表彰を受ける。
朝9時頃
もう まつまさ の駐車場は満杯。職員の車はすべて自宅の駐車場に入れ、空きスペースをすべて使った。
「今日は儲かるやろう」とお客さんが言葉をかけて行くが、駐車場にとってあまりいい日ではない。表彰式が終わるまでお客さんが帰って
こない、回転が利かないのだ。登山者の皆さんは通常3時間以内に帰ってくるのだが、今日はそうはいかない。
11時
車の整理が1段落したので頂上へ。
北川イッセイ参議院議員、西野修平府議会議員 を始め、多くの政界関係者、錬成会の会員多数が集まっている。気になったのはトイレが
少ないこと、とくに女性用のトイレには行列が出来ていて、行列の出来るトイレはシャレにならない。日本各地の山で登山者数とトイレの
数はどうなっているのだろう?山を楽しむには、トイレの心配をなくすのも条件の1つだ。
金剛山の最近の傾向として、女性登山者の比率が増えてきた。山好きな女性が多く登る山にしたい。
5月4日(土)
5月5日(日)
昨日、金剛山錬成会の総会・表彰式が終わったので、金剛山の来客は連休が進むごとに減るのかと思っていてが、甘かった。4日も朝9時
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村長の日記
を過ぎた頃から駐車場は満杯。5日も同じ頃から駐車場が満車。駐車できず、つまらない思い出とならないように、連休にはぜひ公共交通
を使って欲しい。
山が迫っているので駐車場を作れない。これからのキャンペーンは、マイカー登山を控えてバスを使って金剛登山をお願いする。
5月6日(月) 振替休日
春の連休最終日。例年だと登山客がガクンと減るのだが、今年は異常に多い。天候が良いことも理由の1つだと思うが、それだけでもない
ような気がする。目立った傾向は女性が増えたことだ。山少女、山ガール から、山おばさん まで、しかも男より元気がすこぶるいい。女
性に好かれる金剛山のPRが大切。
午後
千早神社の本殿裏手、雪折れの枝が堆積している。神社として、かっこが悪い。様子見方々、少しでも片付けようとチェーンソーを担いで
出かけた。雪の影響で太い枝が沢山折れている。本殿よりすこし離れていたので影響がなかったのが幸い、本殿に異常なし。太く重い枝が
多いのと、松の太い幹が10数年にわたって横たわっていた。短くカットしてほぼ片付けた。連休の最終日、少しだけ良いことをした。
5月7日(火)
今日は 憲法施行記念式並びに表彰式 がグランキューブ大阪である。今年は清井議長が受賞する。
朝、早めに登庁したのだが、既に議長は大阪へ行ったあと。私の仕事は100歳の女性のお祝いに行くことだ。
9時過ぎ
お祝い
役所を出発、小吹台のお宅へ。
役所の介護士がずーっと面倒を見ている。奥さんはご主人の介護と母親の介護、大変な状態だが、村の介護士がきっちり母親の面倒を見て
いることは、奥さんの言葉の端々から分かる。いい職員を持ったと安心した。
13:00
新人研修の金剛登山
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村長の日記
まつまさ より登山開始。例年のことだが、若い諸君は早い。のろし台で小休止の後、フリー登山を宣言したところ、ヤング4人はすぐに
見えなくなった。私も最近早朝登山を週2回程度行っているが、若さのスピードにはついて行けない。元気な諸君が入庁してくれたので将
来が楽しみだ。
下りはダイヤモンドトレイルの5キロ、水越峠へ降りる。かなり私としては早いスピードで歩いたが、全員元気についてきてくれた。
夜
全員で会食。新入職員の内、1人は酒を飲めない、まさにこれからの公務員としては最適の人物。あと1人はジョッキ1杯程度、酒はあま
り飲まないほうが良い。残りの二人は底なし、これはこれで有望だ。話を聞くと、みんな今の職業に真剣に取り組んでいる。彼達をいい人
材にするのも、だめにするのも私達次第だ。
5月8日(水)
10:30
大阪国道事務所長来庁
5月24日、大阪府ドーンセンターで、近畿地方建設局主催で道の駅のシンポジウムを行う、ぜひ参加をとの話。パネラーとして古座川町
の武田町長が来る、田辺市の真砂市長も来る、必ず参加をする。村も日本一小さい道の駅をやめて、世間並みの道の駅を近いうちに作りた
い。ぜひ手厚い援助をお願いした。
村はここ30年来、道路が出来た話は309号線以外ない。その309号線も河南町、村を合わせて2Km に満たない。309号線も、水
越トンネルを抜けて奈良県に入ると完全に完成している。世間の常識からすると大阪側が良いのが当たり前なのに、ぜひ潰れかけた村を、
道路、水道、インフラ面から助けてほしい。
14:00
社会福祉協議会の正副会長 事務局長と対談
村は今年から、少し元気な行政を心がける。社協ももっと前向きな動きをしてほしい。老人会、遺族会ほかのツアーの実行を社協にお願い
しているが、必ず参加して楽しいツアーに。次の機会にはぜひまた参加したいと思うツアーを、行ってほしいとお願いした。
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村長の日記
15:00
平成25年度 初めての区長会
挨拶
4月21日、村にとって画期的な村議会議員選挙が終わった。全国的にも珍しい、少ない議員定数の村になった。10日には議員懇談会、
14日には議長以下役員選出が行われ、新しい議会が機能します。2度の合併には失敗しましたが、これからはスピードをもって村造りを
行います。ぜひ皆さんの力を結集して、100年とは申しませんが20年~30年先、今日より明日、今年より来年が少し良くなったと実
感できる村を作ります。
新しく区長に就任された方(敬称略)
千早区長
豊田正巳
上東阪区長
清井登紀博
吉年区長
長西浦光輝
小吹台自治会長
服部憲明
以上
*住民協働の手始めとして原材料支給
地区内の里道、村道の改修ほかの原材料、生コン、ほかの支給。
*農道舗装、農用水路整備補助金申請
*耐震診断補助金請求
*民生児童委員、任期満了に伴う推薦依頼
*日本赤十字社員増強運動実施
*防災行政無線の説明
*その他
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村長の日記
村体育協会から「第 1 回千早赤阪村民スポーツフェスティバル」の説明があった。
日時 10 月 13 日(日)
場所 村民運動場
対象 村内在住・在勤者(午前地区対抗戦、午後一般)
種目 グランドゴルフ
5 月 9 日(木)
富田林 農と緑の室長及び岡田君 来庁
5 月 25 日、河内長野市 五條市 橋本市 担当で、金剛トンネル→行者杉→杉尾峠→行者の水 間で、ダイトレ関係首長のウォーキングを行
うことになった。
和泉市主催で行ったウォーキングからは、かなり時間が経過しているが、その間、311、一昨年の 12 号台風、想定外の災害が日本を襲
ったので今になったのだ。
昨年、河内長野市は 滝畑ダム→岩湧山のシーツーサミット(Set to Summit)を成功させてダイヤモンドトレイルのPR、奥河内のPRをし
ていただいた。この度のウォーキングでも、昨年のシーツーサミットの結果報告と、今年の予定を発表していただけるようだ。ぜひダイト
レの名を有名にしてほしい。
大阪府に作っていただいたダイトレマップは非常に出来がいいし、評判がいい。次のウォーキングの当番は御所市と当村だ。PR効果の上
がる会にしたい。
10:30
難波国道事務所来庁
所長、副所長においで頂いた。大阪は、特に隣の県との間では、大阪側の道路事情が悪い。ぜひ 309 号線を奈良県側と同じにしてほしい
と要望した。
村道の拡幅をぜひやらなければいけない場所がある。村の単費で改修するほど村に力が無い。どのような形でお力に成れるかわからないが、
ぜひ役に立てるように努力する。
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村長の日記
14:00
彩都促進協議会(千里中央)
彩都は、箕面市~茨木市にわたる約 800 ヘクタールの大開発。既に 1 万人を超す住民が定住している。中には医学関係の地域もできる。
大阪はやはり北が重点地域なのか?大和川以南は大阪ではないと思える開発だ。
我々ももっと努力して、南河内を大阪府に入れてもらおう。
5 月 10 日
10 時
議員懇談会
4 月 21 日、議員の皆さんが当選して初めての会議。定員が 10 人から 7 人になった。少ない定員の中、厳しい選挙戦を戦い当選なさった皆
さんの健闘をたたえるとともに、おめでとうを申し上げた。
従来、議会の一般質問は議員からの質問一方通行で、私たち理事者は議員に質問できなかった。しかし議員の定数が減少し、これからは双
方向に質問を行うことで議会と行政のパイプを太くし、議論することで良い村を作りたい。ぜひ反問権をほしいと申し上げた。
住民に対し、より開かれた行政を行うはじめとして、広報誌の隔月発行瓦版を取り止め、カラーではありませんが、4 月 1 日よりまともな
広報誌としました。
良い村造りに協力をお願いして退席、議員間の議論にお任せした。
午後
国民健康保険のレクを受けた
少子高齢化の影響を受け、医療給付費(医師、病院へ支払う費用)が徐々に上昇しつつある。老齢化率が35%をこえる中、国・府に対し支
出金のアップを要請し続けている。今年はかなり増額してくれた。保険料の値上げにならないように頑張ります。
夕方
消防車が森屋の方へ走って行った、すぐに 2 台目が来た。
「何や?」「森屋台で火事らしいサイレンをならします」
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村長の日記
すぐに自休村に車を置いて区長の車に乗せてもらい、現場へ。サイディングで周囲を囲った建物は消火が難しそうだ。消防署、消防団の皆
さんの献身的な消火活動に感謝する。
5月11日(土)
今日は朝から雨、久しぶりに公務なし。豆腐造りを手伝って、あとは仮眠するつもりで朝起きた。
6時頃、ものすごい雨。確か昨日の予報では雨がやむはずだったのに、雨の1日みたいだ。
連休はずれの土曜日雨、今日は暇そうだ。じっくり寝て英気を養おうと思ったが、次から次へ電話が入る。昨夜の火事も原因の1つ。ただ、
ケガ等が無かったのは何より。これからも安心、安全を第一に、行政を運営したい。
5 月 12 日(日)
朝8時
松原市 沢井市長候補の出陣式
ほとんどの候補者は 9 時頃から出発式をするのに、沢井君は 8 時から。街宣活動の時間を 1 時間でも多くとの思い。
7 時 50 分、事務所着。たくさんの支持者が集まっている。候補者が 42 歳、若いこともあり、支持者の平均年齢も若い、うらやましい次第。
8 時より出発式開始。後援会長、竹本代議士、浦野代議士、岩下府議、国下市長 他、来賓あいさつが終わる頃に 8 時 30 分。ポスター掲示
番号 2 番のコールがかかる。
8 時 40 分「私は対立候補のように耳障りの良いことばかり話さない。私の好きな松原をいい街にするため、力一杯頑張る」と宣言して、
松原の街へ走り出していった。
15 時
ニ剛会 総会
今年は 30 周年。よく 30 年も続いたものだ。会員数は減少したもののメンバーは非常に元気で、金剛山本道整備と本道トイレのメンテナ
ンス 、年 2 回のダイトレコース ニ上山~金剛山 の草刈り。スキルはまさにプロ以上、元気な皆さんがボランティアをやりやすいように環
境を作ろう。
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村長の日記
5 月 13 日(月)
藤さん 来庁
本日は 3 市 2 町 1 村 共同事務の推進についてのレクを頂く。
共同事務処理研究会の検討事務
A、平成 26 年以降の共同処理に向けた調査研究を行う 11 事務。
1、地域活性化イベントの共同開催
2、休日歯科診療の広域化
3、職員健康診断実施事業の広域化
4、給与支払い事務の共同所理
5、固定資産評価委員の共同設置
6、監査委員の共同設置
7、要約速記者の養成、派遣
8、個別がん検診の共同実施
9、発掘調査業務に係る調査員の相互派遣
10、文化会館の管理1元化
11、特定非営利法人の設置認証事務
B、広域処理事務
1、効率性、効果性の分析と体制つくりの研究。
2、職員の共同設置
C,広域連系の研究
1、公共施設の1元管理
2、コミュニティバスの活用
3、電算システムの共同処理
連携の枠組みは6団体の協議に基づき、6団体の連携はべストだが2団体以上も可能。
18:30
浪速中学高等学校の90周年記念式典
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村長の日記
浪速中学高等学校は、2280 人の生徒数を抱えて校舎を新築中である。私学の経営が非常に厳しい中、巨額の費用を投じて生徒の安全と安
心、学力向上、資質向上に向かって取り組んでいる。木村理事長、校長のパワー100%の式典。
村も木村パワーをいただいて、毎年、毎年向上するように努力をしよう。
多聞尚学館の宿泊特訓により、生徒の学力が飛躍的に向上している。村にとっては再利用していただいた施設が役立っていることは非常に
嬉しいことだ。
5月14日(火)
八重桜満開、椿満開。気温14℃、今朝の金剛山頂。
やはり 1,000m を超えると下界より1カ月は遅い。1,009 回目のスタンプを押して下山。
10:00
初議会
議長以下、議会の構成を決める日。
7人になった結果か、スムーズに議会が進行。従来は午後遅くまで掛かったのに、今日は午前で終了。
役員構成は
議長
井上昭司
副議長
田中博冶
監査委員
関口ほずみ
南環境派遣議員
浅野利夫
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村長の日記
◎委員長 〇副委員長
総務民政常任委員会
所管:政策推進室 総務課 人事財政課 住民課 健康福祉課
◎関口ほずみ 〇浅野利夫 田中博治 井上昭司 山形健介
文教建設委員会
所管:教育委員会 地域振興課 上下水道課
◎山形健介 〇清井浩 徳丸幸夫 井上昭司
関口ほずみ
農業委員会
議会運営委員会
◎清井浩 〇徳丸幸夫 浅野利夫 田中博冶
議会選出農業委員
徳丸幸夫
国民健康保険運営協議会委員
清井浩 山形健介
都市計画審議会委員
徳丸幸夫 浅野利夫
学校給食センター運営委員会
関口ほずみ 浅野利夫
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広域街創り課
広域福祉課
村長の日記
広報編集委員会
◎田中寛治 〇徳丸幸夫
山形健介 浅野利夫
会派構成
平成会:
清井浩
日本共産党: 徳丸幸夫
公明党:
井之上昭司
田中博冶
山形健介
関口ほずみ
浅野利夫
5月15日(水)
午前中
少し暇が出来たので、村長の日記4月までの分を配信。やっと例年通りとなった。始めは毎日のことを書くだけと思っていたが、意外と大
変だ、とくにパソコンを操るのに苦労する。ブラインドタッチが出来ないので雨だれ打ちとなる。長男のスピードと比較すると、10分の
1も行かない。打つスピードが上がると早く終わるのに、練習するが眠くなる。
13:00
信太山駐屯地の連隊長 来庁
4月の淡路島地震の時も、すぐ電話で村の安否を確かめていただいた。私たちの村のように村域の3分の1が土砂災害危険区域の村にとっ
て、自衛隊の皆さんは力強い味方。救助を要請したら必ず助けていただける。東日本大震災の救助を行っていた自衛隊の皆さんを見たとき、
有事に助けてもらうのは自衛隊しかないと思った。
有事にはぜひよろしくとお願いした。
15:00
町村長会来庁
辞令交付を行った。市長会長の出身市から必ず1人、市町村振興協会へ出向している。摂津の森山市長が市長会長になったので、摂津から
出向する理事に私から辞令を渡した。やっと仲良くなった泉南の職員さんは6月一杯で帰る。ご苦労さんでした。
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村長の日記
5月16日(木)
大阪府町村長会 平成25年第1回総会
始めに、4月14日に三期目当選を果たされた、島本町川口町長の挨拶。
4月から総務省より大阪府副知事に就任した、植田氏の挨拶。挨拶後、町村長と副知事の名刺交換に、少し時間を取った。
*大阪府の犯罪情勢と犯罪対策事業の説明
大阪府の犯罪情勢は全体的に減少傾向にある。
平成13年には33万件あった全刑法犯が、平成24年には14万7千件。
平成24年の街頭犯罪では、東京7万1千件、大阪6万6千件で国内 No.2。
特に強制わいせつ罪は、東京930件、大阪は1250件で、大阪が断トツ。
*大阪府大都市局取り組みのレク
・新たな大都市制度の実現に向けた制度設計
・広域行政の1元化、2重行政の解消
・将来の府市再編を見据えた戦略ビジョンつくり
*大阪府、風疹緊急事業
5月13日、緊急実施が決まった。急な話なので各自治体は今のところ内容はまちまち、府は2分の1補助決定、各市町村の制度設計は
これから。
議案第1号
任期満了に伴う役員の選出があり、会長:松本昌親/千早赤阪村長 副会長:和田吉衛/忠岡町長 副会長:川口浩/島本町長 となった。
夜
組合交渉
国より要請があった、7月からの公務員給与 7.8%ダウン実施は、行政経営戦略プランにより5年間の給与カット、平成16年から職員不
補充による35%の人員削減、厳しい行革の結果を考え、継続審議とした。
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村長の日記
5月17日(金)
私が村長になって9年目が終わろうとしている。富田林市、河内長野市との合併破綻 他、いろいろ問題はあったが、なりふり構わぬ行政
改革で、一時的に黒字体質の村に生まれ変わった。
4月21日に村議会議員選挙が行われ、議員定数10人から7人に減少する厳しい選挙を勝ち抜いて、現職7人の当選が決定した。
今日は6月の広報に掲載する新しい村の方針を、半日掛けて作った。まず村の中心、役所の集約から入りたい。締め切りまで読み直して、
良い文章にしよう。
15:00
富田林JC 安田理事長以下
来庁
9月に行われる創立45周年記念式典に、1市2町1村の首長、大阪15区の代議士、地域選出府議会議員のビデオを、すばるホール、プ
ラネタリウムで流すためのビデオ撮り。
「富田林JC45周年記念式典、おめでとうございます。私は富田林JCのチャーターメンバーとして、理事長経験者として、45年間連
綿として継続し、また45周年記念式典を行う現役の皆さん及び、沢山のOB、JCの成長を暖かく見守っていただいたJC関係者の皆さ
んに、心からのお礼を申し上げる。次の50周年に向かって、より良い富田林JCを作り上げてほしい。」
5月18日(土)
天気予報では雨だが、朝から晴天。本日は特に予定なし、豆腐造りを手伝う。
暖かくなってきたおかげで、豆腐が良く売れる。友人に送りたいが、お客さん優先でなかなか回ってこない。
昼過ぎ
今年の夏用に、トマト、きゅうり の苗を買いに行く。きゅうりとトマト4本ずつ、あと1カ月もすると毎日 もろキュウ、トマトのサラ
ダ1~2か月は買わないで済む。
自宅の隣上にある家が現在解体中。非常に古い家だが、富田林に家を建てたため長く空き家となっていた。千早に住むにはメンテの費用が
莫大、置いておくと周囲の人に迷惑がかかるので解体すると家主。自分の財産を管理してくれる、いい家主だ。
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村長の日記
5月19日(日)
楠公祭
例年だと5月25日が楠公祭の日となっている。住民の勤務の都合で25日直前の日曜日に行うことになっている。
9:30
千早神社の祭事は、西沢宮司により執り行われた。昔は村中総出で千早城址広場を使い運動会が行われ、山の上で食べた弁当が旨かった。
今は高齢化の影響により、多門尚学館の運動場で行う。12時より直来。午後、雨が降ってきたので体育館で運動会。最後は福引、一等は
サイクロン掃除機。あたった人は嬉しそうだった。
20:30
松原市長選挙
役所発、松原市沢井市長の選挙事務所へ。
前評判では沢井楽勝。9時頃 事務所へ着いたが、皆さん非常に元気がいい。10時頃 1回目の発表で決定と予想していたが、10時10
分前「勝ちました」の声。大きな拍手が沸く
10時頃
沢井
22、395
梅木
11、316
ダブルスコアで完勝、おめでとうございました。
5月20日(月)
第2回 ダイヤモンドトレイル現地調査
本来はもっと早く実行する予定でしたが、東日本大震災、12号台風などがあり、今日になりました。
その間、大阪府南河内 農と緑の総合事務所 の努力により、ダイヤモンドトレイルのマップ改訂版が出来ました。奈良県、和歌山県からの
アクセスを充実させた、使いやすい良いマップです。
昨年は、河内長野市 滝畑ダムを中心に、シーツ―サミットが行われましたし、今年はダイトレと交差します 竹ノ内街道・横大路 140
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村長の日記
0年活性化実行委員会が出来、ダイヤモンドトレイルを中心に横へ横へ広がってきています。今年は橋本市、五條市、河内長野市、三市が
担当。
行者湧水直販所集合、バスに乗り金剛トンネル下車、登山開始。参加者、大阪府小川副知事、橋本市長、五條市長、葛城市長、御所市長、
河内長野市長、河南町長、太子町長、千早赤阪村長、担当市の皆さん大阪府関係者、総勢約60人。途中、大沢寺路、行者杉、杉尾峠、で
担当者の説明を受け、ほぼ9000歩の現地調査を行った。
首長は普段体を動かしている人が少ないので、大変だった人もいた。
途中、行者杉で展望をよくできないか提案したところ、橋本、五條、河内長野、協働してビューポイントを作っていただくことになった。
昨年できた4か所の御手洗いに続き、ダイトレも少しずつ充実して行く。
現地調査後、千早口の 歩絵夢(ぽえむ) で行われたダイヤモンド活性化委員会で
*昨年のシーツーサミットの報告と今年の予定
*11月7日に行われる、1400年祭 竹内街道・横大路~難波から飛鳥へ日本最古の官道(大道) プロジェクトの説明があった。
いつも10市町村の調整に当たってもらっている、大阪府南河内農と緑の総合事務所の皆さん、ご苦労さま。
5月22日(水)
遺族会慰霊祭(三重県護国神社にて)
朝8時30分
くすのきホール集合。バス1台ほぼ満席、井上議長と相席。1番前の席は意外と狭い。
西名阪→伊勢道 松坂牛の里、松坂へ。
11時
三重県護国神社着
西楽寺へ普段預かっていただいている戦没者名簿を宮司にお渡しし、168柱の英霊をお祭りしていただいた。戦後68年、日本では戦没
者はいない。この平和は皆さんの犠牲の上に成り立ったものだ。良い国を作るのが我々の責任だ。
安全で安心な日本は世界的に有名。平均寿命は世界でトップクラス、医療(健康保険)、福祉はもちろん世界でもトップクラス。ただ、最近
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村長の日記
の日本人は、覇気と進取の気風が薄れ、朝鮮戦争以来、世界のトップに追いつき追い越せ、を実行してきた経済がスピードダウン。すべて
の面が充実してきたのでハングリー精神が薄れてきた。安全志向が高まり、冒険をしなくなった。色々言われているが、私たちが今一度原
点に返ってこの国の将来を考えよう。
日清、日露に始まった戦争の歴史は昭和20年の敗戦で終わった。平和で元気の良い日本を作るのが我々の責任だ。
5月23日(木)
昨夜の宿は渡鹿野島。人口ほぼ400人、リゾートホテルが数軒、料理はシーフード中心の旨い料理、海水浴やスペイン村の宿泊地として
家族連れや団体に利用されているそうだ。しかし中居さんの平均年齢が高い、多分75歳くらいか? 事情を聴くと、若い年代の人は街へ
出て行った。島を守るため、在島の女性は年齢に関係なく全員観光業で働いている。男性は観光業・漁業に従事している。「私たちの力で
島の経済は持っている。」
高齢化が日本中で進んでいることが肌で感じられた。私たちの村も他人事とは考えられない。少子高齢化をいかに乗り切るか、早く対策を
考える時だ、時間はあまりない。
伊勢神宮参拝、おかげ横丁で有名な手コネ寿司を頂く。すし飯の上にマグロのづけが大量に乗っている、づけ丼に近い。まぐろ大好きの孫
を思い出した。
20年に1度の式年遷宮で、伊勢は湧いている。添乗員の話では、土 日 祭日を中心に観光バスが集中し、駐車場所が無いほどのにぎわい。
おかげ横丁も人で一杯、しかし、人が集まっている店は1000円以下の商品、食品の店がほとんど。ファストフードは400円~600
円中心、土産は700円~1000円の赤福中心、アベノミックスがんばれ。もっと景気が庶民まで行き渡るように早くなってほしい。
5月24日(金)
朝いち
29日に行われる、金剛山ロープウエイ監査のレク
最近、安全安心が特に重要視され、厳しい監査が行われる。もちろん生命にかかわる事業だから、安全の上にも安全を心がけるのが常識。
陸運局に丁寧な監査をお願いする。
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村長の日記
午後
道の駅協議会 総会
「道の駅ちはやあかさか」は大阪で1番早く出来たが、1番小さい道の駅。今ではあまり自慢にならない。近くには去年表彰された 「道
の駅かなん」、野菜、花のスーパーマーケットもかくやと思える。「あすかてくるで」
、あすかてくるでを中心にサンプラザが出てくる、飲
食店も来る、道の駅がショッピングエリアのキーショップに成りあがった例だ。これから大阪で道の駅を作る行政は大変だ。
5月25日(土)
10時
田尻町政60周年記念式典
田尻町は明治22年(1889年)、日根野郡田尻町となり、明治29年、泉南郡の成立で泉南郡田尻村となる。昭和28年(1953年)町
制施行により、田尻町が誕生した。
人口は 8,085 名(H23年)、空港の影響もあり、少しずつ増加気味の状態が続いている。
町の財政は、歳入総額51億円の内、町税が39億円、地方交付税不交付団体、すばらしい財政状態だ、関空の固定資産税が多いのだろう。
公民館で60周年祝賀会が始まった。
私は町村会代表で、近隣市代表で泉南市向井市長、大阪府小西副知事、代議士、府議会議員が登壇。壇上からみると、ほぼ200人くらい
の人数。後で聞いた所によると、表彰状、感謝状を受ける人たちらしい。何回か各市町へ行った経験からすると、決して多くはない。
後で町長から聞いた話では、午後、町内の人を集めて祝賀会をおこなったそうだ。
非常にコンパクトないい祝賀式典だったと思う。さすが原町長、女性らしい簡潔ですばらしい式典だった。村も次は田尻町をまねたい。
5月26日(日)
和泉市市長選挙出発式
和泉市市長選挙は因縁の選挙。8年前、現職と前市長が戦い、前市長が当選。4年前は現市長が当選。今回は現職有利と言われているが、
第3回戦となる。
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村長の日記
辻事務所は沢山の応援者が集まっている。後援会長の挨拶から始まって、参加首長の登壇、泉南前市長会長の挨拶、本人の決意表明で終わ
った。
10時
和泉中央で集会。以後、和泉府中までランニング。アスリートの辻さんらしい、健闘を祈る。
午後
楠公さん(千早神社)で本殿周囲の杉檜の間伐を協議
約50年前、千早でカラマツの植林がはやった、千早城址にも数十本植林された。カラマツは千早の山に相性が良かったのかよく育った。
50年生で直径1メートルほど、樹高は30メートルほどになっている。これ以上大きくなったら始末が出来なくなる、切っておくべきと
の結論だ。
永年周囲の木を間伐してない。社務所横の枯れた松の大木をを処分するとともに間伐を行って、風通しの良い明るい神社を作ることでパワ
ースポットとしてPRしたい。
千早城は楠公さん唯一のポジティブな遺跡。100日間の籠城で建武の中興を成し遂げる時間を稼いだ。わずか1000人の手勢で10数
万の北条軍を千早城に張り付けた。この間に鎌倉幕府は倒れたのだ。
どんな状況になっても我慢をすれば運命は開ける。知恵を使い、がまんをする、それが運命を開くパワーを生む。
5月27日(月)
9:30
月例監査の日
今日から監査委員は徳丸委員に変わり、関口委員となる。
上下水道の監査が終わった時点で所用により退席、松山副村長にお願いした。新しい監査委員となった関口委員には、ぜひ新しい切り口で
監査を行ってほしいとお願いした。
15:00
役所出発、東京へ。明日の森林環境税理事会・総会へ出席。理事会の開始が早いので東京で前泊。新大阪で東京駐在の渡辺君と会い同行す
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村長の日記
る。乗車前にお酒とつまみを求め席へ、京都を過ぎるころには少し酔いが回り、寝る。2時間あまり、目が覚めたのは品川。会議が明日な
ので、飲めるのは良い。今日の会議だったら、飲むわけにいかず、長い新幹線になるところだ。
5月28日(火)
全国森林環境税創設促進連盟 設立20周年記念大会
冒頭で以下の決議が決定した。
市町村では、木材価格の暴落、低迷により、従事者の離散後継者不足により、林業は業ではなくなった。業として再生するため恒久的、安
定的な財源が必要である。
一、森林が持つ公益的機能の持続的な発揮、そのための森林、林業、山村対策の抜本的な強化を図るため、二酸化炭素排出源を対象とする
新たな税財源として「全国森林環境税」を創設して国民的支援の仕組みの構築を期する。
一、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ「石油石炭税の税率の特別措置」
による税収の一定割合を森林面積により譲与する仕組みの構築を期する。
以上決議する。
現在国においては、森林吸収源対策及び地方の地球温暖化対策に関する財源の確保について、早急に総合的な検討を行うことになっている。
次に林野庁林政部企画課より
「森林吸収源対策のための財源確保について」の説明をいただいた。
二〇周年記念大会ということは、創設以来二〇年、ほとんど実行が伴わないことを意味する。その原因を考えると、山林段階での木材価格
が一般に認知されていない事、現在は昭和60年~昭和末期のほぼ5分の1、伐採して搬出(市場だしのコスト)=原木の価格となっており、
山主の木材売却代金は0、したがって山林の撫育(間伐枝打ち)はできない。
原木の価格が下落して以来、既に20年以上経過しており、戦後造林の山(ほとんどの人工林)では間伐が遅れ藪化しており、早く間伐して
やらないと山としての回復が不可能となる。
*国会議員が都市部に集中しており、山、山林に対する認識が無い。
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村長の日記
*都道府県知事・議員、市町村長・議員、および公務員は山の実情を知らなさすぎる。
*日本のマスコミは住民の多い所(視聴率の稼げるところ)しか見ていない、マスコミは田舎や山の事情は関係ない。
したがって、まず国民全体に山林の末期的状況を周知するこがとから始めるべきだ。
湿度の高い日本では木造建築がベスト。国が先頭に立って国産材を使った建築物、(公共施設、居宅)の建設を推進すべきだ。
木材の最低価格制を取り入れ、林業家の造山意欲を刺激すること。
住民が山林に対する認識を新たにすれば、森林環境税も可能になると思う。特に都市型の政党、民主党、公明党、維新の会、みんなの党、
共産党、自民党でも都市出身の議員には、山林の教育が必要。
5月29日(水)
朝
国土交通省よりロープウエイ経営に対する村長見解のヒアリング
ロープウエイには何回ぐらい乗車しているか?
ロープウエイの安全対策は?
職員に対する安全教育は?
ロープウエイの安全対策投資は?
大規模改修が必要になったらどうするか?
いろいろな質問を受けた。
私のロープウエイ経営に対する考え方。
ロープウエイの事故は必ず人命に関係する、人身事故を起こせば責任はすべて村と私にかかってくる、したがって絶対に事故は起こせない
し起こしてはいけない。
可能な限り安全投資は行う、安全教育きっちり行う、安全投資が財政的に不可能な状態になったらロープウエイは廃業する、とお話しした。
国交省の皆さんに了解を得てから、ちょうど100日になる母の納骨に高野山、蓮華定院へ。
先祖代々納骨している蓮華定院のマークは6文銭、真田雪村に関係あるのか。
納骨をお願いし、法要を行ってもらった。
「3年間当院で預かり、3年後のしかるべき時期に奥の院の御大師様の元へ納めます。」よろしく
お願いし山を下りた。
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村長の日記
5月30日(木)
朝
村政運営への提言があり、十分検討に値すると思う。
村は流域下水道を導入し、現在計画に則って推進しているが、新しく延伸する地域は人口密度が低い地域に入ってきた。500m 延伸して家
が2軒、100m 延伸して家が 3 軒のようなケースが増え、コストがかかる。下水道を供用しても絶対にペイしない所ばかりだ。
今、村内全域で汲み取りの家庭が 240 軒、単独処理 320 軒、計 560 軒の下水供用が必要だ。環境浄化の必要な現在、合併浄化槽が必要だ。
現在、村が毎年補助している合併槽新設は年に 5~6 件、これでは全戸普及するまで 100 年はかかる。いい方法を考えて、出来る事なら一
気にやろう。
11 時
葬儀 1 件
5 月初旬に瑞宝双光章を受賞され、お祝いに行った消防のOB。親戚の話では 5 月の中旬、丁度元気がよい時に上京し、陛下のお言葉を頂
いたとのこと、良かった。
13:30
人権協会総会
最近の人権問題は、いじめ、インターネットによる人権侵害、育児放棄、虐待、DV、非常に深刻になり複雑になってきた。私たち行政も
人権擁護施策を責任もって推進するが、ぜひ皆さんの協力をお願いする。
15:00
府民文化部来庁
大阪府では「府民の声見える化」を平成 23 年 1 月より実施してきた。25 年 1 月より府議会議員を介した府民の声も登録対象としており、
今回この制度を幅広く充実したものにするため、市町村長、国会議員、市町村議会議員を介し寄せられる声も登録対象とする。
登録の要件
提言
府政に関する政策についての提言の申し出。
要望
府政に関する個別事項の要望の申し出。
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村長の日記
意見
個別政策への賛成・反対の意見表明。
苦情
大阪府の制度や、サービスに対する具体的な不満に起因する何らかの対応の申し出。
市町村長本人の要望や、意見は対象外。
5 月 31 日(金)
今日は 5 月の終わり。
今年は例年になく寒い 5 月だった。今朝も寒いのでストーブのスイッチを押してしまった。気象庁の予報では、今年の夏は暑いそうだが、
予報通りだろうか。このまま行くと電力使用量のピークもクリアできると思うのだが。
10 時
東証 1 部上場医療関係の大企業 部長来庁
「社長がぜひ千早赤阪村で研修センターを作りたい」非常に良い話、庁内で協議した上で答えを返すと返事した。
大阪府が許可をしてくれるかどうかの問題、村としてはぜひ1つでもいいから良い施設を受け入れたい。候補地の可能性を検証した上でク
ライアントの意向を聞き、誘致できるように努力したい。
11 時
葬儀
季節の変わり目か最近葬儀が多い。私も気を付けよう。
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村長の日記
6 月 1 日(土)
今年も、はや 6 月になった、3 期目当選以来 1 年となる。この 1 年何をやってきたのか? 確かに財政面では少し良くなった。住民生活に
どう反映してきたか、町村会の長になって千早赤阪村の位置が少しわかってきた。夢のような町・村があるとともに、大変な町・村もある。
しかし、トップの皆さんは少しでもよくしようと努力している。議会とともに良い村造りに取り組もう。
10 時 30 分
千早小吹台小学校運動会
例年は秋に行うのだが、最近は遅くまで暑い年が多く、練習中に熱中症で倒れる子供が出たりするので、5 月に運動会をする小学校が南河
内でも増えてきた。田中議員の誘導で駐車できた。
運動会を見ると昔の多門小学校を思い出す。生徒数が少なかったので、地域を挙げてヤングから、じーじ ばーば まで参加して運動会を盛
り上げたものだ。千早小吹台小学校では、まだ生徒数は 100 人以上だが、父兄、じーじ、ばーばも参加して盛んなものだ。自治会長以下、
役員の皆さんも運動会を盛り上げている。元気がいいし、楽しい運動会だ。
6 月 2 日(日)
21 時
和泉市 市長選挙
新聞の報道ではどちらが勝つか混沌としているとの報道あり。1 回目の発表の 22 時に間に合うように役所を出た。すぐに河南町武田町長
から電話「今 事務所近くにいる」役所を出たところと答えると、近くで待つと返事があった。
35 分で事務所近くまでやってきて時間調整にコーヒー館へ入ると、町長が居た。22 時前に事務所へ到着。
22:10 分頃に辻 15,000 井坂 8,000 の発表あり、5 分ほどで突然拍手の嵐となった。ステージの前に行くと、既に辻候補が勝利宣言をしよ
うとしているところ。勝利宣言、おめでとう、おめでとうの嵐。
ダイトレの仲間、ぜひこれからもダイヤモンドトレイルをよろしく。
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村長の日記
6 月 3 日(月)
昨夜は和泉市の最終結果を聞かずに帰った、
結果は
辻候補
39,792 票
当選
井坂候補 18,462 票
10 時
振興協会来庁
11 日 理事会のレク。
市長会会長が摂津市守山市長に変わったので、11 日に理事会を開いて理事長を選出する選考方法のレクを受けた。
振興協会は府下市町村へ融資をする機関。最近の傾向としては、市民会館とか○○センターとか大形の箱モノはなくなって、消防機材のデ
ジタル化とか、比較的小さな融資が多い。大阪府下にも完全に行革が行き渡ったみたい。
田辺市長から市長就任の挨拶状が届いた。12 号台風の復興が順調に進んでいるみたいだが、次は東南海地震。苦労の多い市政だが安全と
安心を目標に良い 4 年間を祈る。
夜
森林関係者との懇談会
千早の森は、今まさに最期を迎えつつある。木材の山価格は「0(ゼロ)
」
、もしかしたら「-(マイナス」
」かもわからない、しかし木材価
格が少し上がれば、まだ存在できるかもわからない、彼らは少ない可能性に賭けている。日本に木造建築が増え、
「いい柱ですね」
「この材
木は素晴らしい」と言われる建築が普通になる世の中が出来たら、また山は自立する。彼らは援助はいらない、自立する、建築に国産材を
使うようなシステムを作ってほしいと言っているだけだ。
6 月 4 日(火)
明日から議会、議員 7 人になって初めての本格議会。委員会付託で慎重審議を行う、結果を見た上で議会運営を考える。
初めてのことだらけだが、議員の皆さんはベテランばかり。村造りのすばらしい提案を頂けると思う。明日の冒頭挨拶を考えて退庁した。
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村長の日記
6 月 5 日(水)
6 月議会初日
議会定員が 7 人になって初めての議会。
開会前に矢倉教育長の挨拶
私は長い間自然を相手に仕事をしてきた、教育長とは人間相手、とくに村の将来を託する若い人たちを育てる仕事、良い村造りに励む。
開会となり私の挨拶
合併破綻以来なりふり構わない行革により、やっと黒字体質の村運営が出来るようになった、基金も積み増すことが出来た、アベノミック
スの影響はまだ千早赤阪村には届きませんが、各地で確実に景気が良くなる兆候が見えてきました。
沈滞した村をアベノミックスに乗り遅れない体制つくりを行いたいと思います。
その 1、職員、私たちが意思統一をすることから入るべきだ。
議会の皆さんと私たちも村を良くする想いを共有することから始めたい、皆さんのご協力を。
*報告 2 号、繰り越し明許費の報告
千早小吹台小学校屋内運動場耐震補強工事
教育費、平成 24 年度予算 1 億 7 千 5 百万円を平成 25 年へ全額繰り越す。
*36 号議案
教育委員会委員の任命
杉本重雄の同意を求めた。
略歴
S48 年大阪外国語大学卒、富士銀行勤務。
H5 年
マドリッド支店長
H9 年
大州部長
H12 年
パリ支店長
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村長の日記
高校時代、現在使用中の村章を作った人。
徳丸議員より意見
教育委員は教育分野から選出すべきでは?
国際化の時代、彼が必要。
*37 号議案
H25 年 3 月地方税法の 1 部改正に伴う村税条例の改正。以下は、24 年度終了による補正。
*38 号議案
24 年度一般会計に 2 千 8 百万円増額し、30 億 4 千 2 百万円とする。
*39 号議案
24 年度、国民健康保険特別会計補正予算。 歳入・出 2 千 7 百万円減額、9 億 1 千 5 百万円とする。
*40 号議案
24 年度介護保険特別会計補正。
歳入・出 4 千百万円減額、総額 5 億 3 千 3 百万円とする。
*41 号議案
24 年度後期高齢者医療特別会計補正
歳入・出百万円減額、総額 7 千 6 百万円とする。
*42 号議案
24 年度、下水道事業特別会計補正予算
歳入・出 1 千 4 百万円減額、総額 2 億 7 百万円とする。
24 年度補正予算は終わり。以下の議案は委員会付託
43 号議案
千早赤阪村暴力団排除条例の制定
44 号議案
千早赤阪村付属機関条例改正。
45 号議案
千早赤阪村村税条例改正。
46 号議案
千早赤阪村国民健康保険條例改正。
47 号議案
平成 25 年一般会計補正予算
48 号議案
平成 25 年度千早赤阪村国民健康保険特別会計補正予算。
49 号議案
平成 25 年度千早赤阪村水道事業会計補正予算。
50 号議案
工事請負契約締結
・契約の目的、千早小吹台小学校屋内運動場耐震補強工事
・契約の手法、事後審査型一般競争入札による契約。
・契約金額、1 億 4 千 8 百万円
・契約の相手、千福建設(株)
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村長の日記
議会初日 12 時過ぎに終る。
田中夏木 前四條畷市長(78 歳)死去
2002 年市長に初当選、千早赤阪村とは楠公さんを縁としたお付き合い。楠公祭を四條畷市と交互にやろうと約束していたのに残念だ、冥
福を祈る。
6 月 6 日(木)
明日、総務民政常任委員会がある。議案の内容を頭に入れようと議案を読み始めた、しかし 6 月議会新年度が始まったところだし、村もや
っと動き出したところ、議案も国の法改正に伴う条例改正がほとんど。めぼしい所では暴力団対処法、暴力の無い村を作ろう。
10 時
一般財団法人大阪府みどり公社新理事長 就任あいさつに来庁
新理事長にダイヤモンドトレイルの真ん中であり、緑公社の施設がある府民の森(府民広場)を、ただ開放するだけでなく、協力して経済効
果を出そうとお願いした。
今日の日経新聞に山本五十六の言葉が載っていた。
やって見せ、言って聞かせてやって見せ、
褒めてやらねば人は動かじ
6 月 7 日(金)
10時
総務民政常任委員会
5日の本会議で、総務民政常任委員会付託となった議案の審議。
委員長:関口ほずみ
副委員長:浅野利夫
委員:井上昭司、田中博冶、山形研介
議案第43号
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村長の日記
千早赤阪村暴力団排除条例制定
この条例は暴力団による不当な行為、ほか暴力団を利する行為を防止し、これらにより村の事務もしくは事業、村の区域における事業活
動または村民の生活に生ずる不当な影響を排除すること。
大阪府では府及び33市町村で制定。
議案第44号
千早赤阪村付属機関に関する条例
国の子育て改革による新しい機関の設立条例。
質問(要望)、村の子育て対策は現状がいいと思うので、子育て政策を変えないように(関口議員)
全員賛成で可決
議案第45号
千早赤阪村税条例の改正
国の地方税法改正に伴う村条例改正。
全員賛成で可決。
議案第46号
千早赤阪村国民保険条例の改正
国の健康保険法改正に伴う条例改正。
全員賛成で可決
議案第47号
平成25年度、千早赤阪村一般会計補正予算第一回
歳入・出4百万円追加、総額25億2千2百万円とする。
全員賛成で可決
議案第48号
平成25年度千早赤阪村健康保険特別会計補正予算第1回
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村長の日記
歳入・出1百万円追加、総額8億9千1百万円とする
全員賛成で可決
11時
散会
府より知らせ在り
6月12日、下赤阪棚田へ農林水産部長、次長が訪問予定。歓迎方法を考えよう。
6月8日(土)
久しぶりの何も予定の無い土曜日。
朝、豆腐造りを手伝った後、野菜つくりの菜園へ。トマト4本、胡瓜4本、昨年は選挙のため造らなかったが、1昨年は良くできた。7月
から9月頃まで胡瓜とトマトは買わずに済んだ。特に胡瓜は小指くらいの太さで取り入れ、もろみを付けて食べるとうまい。また取り残し
て7~8cm の太さ、長さ40cm ほどの胡瓜を煮物にしても旨い。冬瓜より歯ごたえがあってなかなか行ける。
今年は雨が降らない。2週間ほど前に植えたトマトの苗が2本枯れた。胡瓜の苗が1本枯れた。昨日、園芸店で苗が枯れたので買いに行っ
たが、気の毒だからと、トマト3本、胡瓜3本苗をもらった。今日は保水性を持たせるため、バークを買って土を作り、十分水をやって植
えなおした。完全に定着するまで水を十分与えたら、いいトマト、いい胡瓜が出来るだろう。暑い昼間、土を触るのは暑い。せっかくもら
った苗だから大事に育てよう。
たった数本の苗で汗をかいているのだから、胡瓜農家、トマト農家は大変だ。
6月9日(日)
今日は公務のない珍しい日曜日。
朝
千早地区の伊勢講ツアーで伊勢参拝に行く長男の代わりに豆腐を作る。私が行くつもりだったが、二剛会の理事会があり、どうしてもみな
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村長の日記
さんに話したい事があるので長男と変わった。長男の千早社交界デビュー、伊勢講も変わった方がいいと思う。
今日は日曜なので駐車場が一杯になるところだったが、雲が多かったせいか満杯寸前で終わった。
15 時より
二剛会理事会
最近二剛会はトラブル続きだったが、やっとまともな会になりそうだ。理事諸君ががんばっているし、金剛山やダイヤモンドトレイルが大
好きな皆さんだ。皆さんでトイレの管理、登山道のメンテナンス、ダイヤモンドトレイルの草刈り、すべてやってくれる。すばらしい人た
ちだ。
夕方
珍しい人が来た。10年前になるだろうか、連日運転手つき黒のクラウンで金剛登山している人が居た。中小企業金融公庫の関西のボス。
在任中金剛山へ400回登った。その後、公庫の本部の役員、ゼネコンの社長を経て、現在は悠々自適の生活をしている。「暇になって考
えたが、金剛山の登山回数が400回はあまりに少ない、せめて1000回は登らないと俺の人生の心残りになる。
」と大阪ヘ住所を移し、
約2年毎日登ると1000回になる。単身赴任で1000回登山に挑戦する。
こんな人がだんだん増えるような、いい山にしなければ。
6月10日(月)
文教建設常任委員会
第47号議案
25年度の一般会計補正予算、文教建設所管分の審議
体協の村民体育祭分20万円。給食センター冷凍冷蔵庫の修理費93万円
全員賛成で可決
第49号議案
水道会計補正予算、配置転換による予算補正。
全員賛成。
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村長の日記
15分で散会。
午後
映画「じんじん」の説明に、製作者 シネマとうほく の社長、配給会社の皆さん来庁
奈良県市長会会長は御所市東川市長。御所市と千早赤阪村は近くだから、一緒に来た。
映画「じんじん」は、日本人が無くしつつある日本人の良い所、絆、地域に対する熱い思いをえがいた作品。一極集中に対するアンチテー
ゼ、新藤総務大臣、藤原全国町村会会長の推奨映画であり、ぜひ多くの人達に見てほしい。明日は大阪府市長会会長にも面会し、府下全市
町村で上映会を行いたい。
可能ならば、府、研修センターで首長、担当者を集め試写会を行ったうえで、各市町村に判断してもらえばいい。
6月11日(火)
10時
全員協議会
B&G海洋センタ―監視業務の検討。
今年の夏、B&Gプールの一般公開時の監視業務入札を行ったところ、八社で入札のつもりが全社辞退となった。最近プール関連の事故が
多く、事故が生命にかかわる事態が多い。プール監視員は講習を受けるとともに資格が必要であり、人員を集めるのが難しい。各社に個別
に当たったところ、一社のみが引き受けてもいい、ただし予算は村の二倍以上。議会の皆さんに了解いただいた。
14時
韓国領事館訪問 副知事葛城市長とともに
韓国領事館は大阪の1等地、ミナミの御堂筋にに面している。「私は金剛山に上ったことがある、緑の多い良い山ですね。」から始まった。
村で作ったハングル表示のガイドマップ、及びダイヤモンドトレイルのマップをお渡ししてきた。韓国の人が山好きなのは、私の数少ない
登山経験からも良くわかる。私が登った海外の山では、かならず韓国の人に会った。金剛山をよろしくお願いし、領事館を後にした。
15時30分
大阪府振興協会理事会
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村長の日記
現在理事長不在なので、選出まで議事を進める。24年度事業報告、会計報告がシャンシャンと終って理事長選挙。森山一正摂津市長を理
事長に選出して議長交代。
振興協会はサマージャンボ、オータムジャンボの収益金を各自治体に配分するとともに、800億円の基金を各自治体へ貸付け、利息を運
営資金にしている。最近自治体が箱もの建築を取りやめたり、積極的な行政運営を止めることにより資金需要が少なくなった。今年も貸付
予算の三分の一が残っている。各自治体が元気になり、金利も安い資金を使って、いい行政運営を行ってほしい。
6月12日(火)
先日、大阪府民の声として次の文章が届いた。
田舎暮らしを考えている28歳の夫婦です、千早赤阪村水分にある中古住宅の購入を検討していましたが、ローンが組めず泣く泣く断念し
ました。
銀行によるとローンが組めない理由は、夫の収入や建物の価値ではなく、市街化調整区域だからという事でした、今回のことで若い人が田
舎に住みにくくなっていると感じました。
市街化調整区域の住宅購入にローンが組めないのならそこに住めるのは、退職金をたくさんもらった人か、既に土地を持っていてそれを売
った人かいずれにしろ普通の人には買えません、私たちのように若くして田舎暮らしを試みる人が増えていますが、その一方で過疎が進行
していることの理由に都市計画が少なからず関係しています。
この実態を知っていただき、政策に生かしていただくことをのぞみます。
千早赤阪村は平成7年、都市計画区域に編入され、約10%の市街化区域(森屋、水分の1部、小吹台)、残りの90%は市街化調整区域に
編入されました。
市街化調整区域は府が許認可権を持っており、ほとんどの場合許可が下りません。調整区域は不動産価値がありません。したがって、ロー
ンを組もうにも土地の値段は0、古い家も価値がありませんのでローンが組めないのです。
村では耕作放棄地が増えてきた。しかし、売ろうにも調整区域では家が建たない、資産価値が無い、あとは草を生やすだけ。住宅団地開発
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村長の日記
はできないし、ニーズもない。これから村の生きる道は金剛、葛城をバックにした500~1000平米のゆったりとした住宅開発しか村
の生き残る道はないと思う。
6月13日(木)
相変わらず雨が降らない。
毎日朝夕水かけしたおかげで、やっとトマト、きゅうりが成長を始め、小さい実をつけた。近い内に美味しいトマトや、もろキュウを食べ
られるだろう。
午前
18日の一般質問答弁調整を行った。
内容はもっと早く政策を進めるべきだ、山中八策を確実に実行しろ、との質問がほとんど。
答弁の内容は、はやくやるとの答弁以外にないが、時間をきっちり決めないとだめだ。次の議会から時間を入れた答えにしよう。
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村長の日記
6月16日(日)
朝5時
起床、豆腐造りを手伝う。終って外に出ると天気が悪い。ラジオニュースによると、天候が回復し暑くなる。やはり千早は涼しいと思って
いたところ、掃除の手伝いを頼まれた。
平成18年以来の帳簿、伝票の始末。紙製品は重い。軽のダンプを横付けして積み込むが、なかなか大量。1トン近い重さがある。こんな
のは、やはり毎年始末すべきだ。体を動かすと暑さが身に染みる。
18日は議会最終日。一般質問への体力をと、PM2時より昼寝。窓を開け外の空気を入れると、ちょうど昼寝にピタリの温度。これから
は千早の季節だ。
登山者と話をすると、頂上は20℃。非常に快適で、頂上より降りる気がしない。登山者がなかなか山より降りてこないので、駐車場の回
転が悪い。
6月17日(月)
明日は議会最終日 最終日前の答弁調整を行う
特に私の「山中8策」の内、役所機能の集約についての質問が多い。
役所の一元化は非常に重い問題なので、議会、区長会、住民と調整の上、決定すべき問題であり、可能な限り議論をした上で決定すべき問
題である。
早く慎重に結論を出し、後は全速で実現に突っ走るだけだ。
午後
森林組合関係者来庁
平成 13 年に大阪府下の森林組合が大同団結して出来た 大阪府森林組合 が大変な状況となった。
数年前まで初代専務理事が組合を強力に引っ張ってきたが、彼の死後うまく運営が出来なくなった。
森林組合のための組合ではなく、林業従事者の組合として再生してほしい。
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村長の日記
6月18日(火)
10時
6月議会最終日
4月1日より、村へ来ていただいた長谷川理事の挨拶。
府では主に開発関係の仕事をしてきました。村へ来て感じたことは、村民と役所の距離が非常に近いこと。これからは、私の府での経験を活
かして村の発展に尽くしたい。
開会
委員会付託の議案を全員一致で可決。
第51号議案
25年度一般会計補正
130万円補正で総額25億円とする。130万円はプール一般開放警備料金。
10時50分より
一般質問
*徳丸議員
・岩井谷受水量の減少で、水道水の安定供給が不安だ。安定供給への計画、方針は。
・オレンジヒルにちびっこ広場と集会所が無い。これまでの経過と設置されない理由、今後の方針は。
・特定検診の受診率は 33.1%。受診率を上げる方針は。
*浅野議員
・5月10日、オレンジヒルで火災があった。消火栓の水圧が低く消火に手間取った。住宅密集地での火災であれば大火になる可能性があ
る、住宅密集地での防火対策は。
・村長の 山中8策 に(役所の集約と地元木材を使った施設整備)とある。庁舎の建設場所と時期は。
・大阪府の 人口減少社会白書 では南河内の人口減少率が高い。都心回帰の動きで減少傾向が早くなる。村の人口減少対策は。
*清井議員
・府から市町村への権限移譲で3市2町1村による共同事務処理が始まり1年半経過した。
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村長の日記
1 村の事務実績と共同処理による事務軽減、経費削減の評価は。
2 今後実施予定の事務は。
3 平成25年度から3市2町1村施設相互利用、物品の共同調達が始まった。次の事業は何か。
*関口議員
・村の人口減少に歯止めがかからない。村内の空き家住宅を利用した人口増加の具体策を。
・国保の財政調整基金は1億6千6百万円ある。一部を利用して国保料の引き下げを。
*田中議員
・千早小吹台小学校体育館の耐震工事について伺う。
1 耐震工事の期間は。
2 耐震工事の概要は。
3 近隣施設の安全対策は。
4 工事完了後のIS値は。
・村長はマニュフェストで、村の中心作りで役所機能の集約をすると述べている。これからの考えを聞く。
・4月より本格運用に入った防災行政無線につき、以下4点を聞く。
1 運用に対する住民の反応は。
2 現行のサイレンと防災無線の関係は。
3 4月13日、マグニチュード4の地震があった、Jアラートが反応しなかった理由は。
4 運用開始以来、住民へのお知らせで使用したか。
*山形議員
・村長のマニュフェスト 山中8策 推進方法は。
・大阪広域水道事業団水の利用方法は。
・大阪府が進める教育委員会改革は。
・教育、歴史、文化、人が育む村造りとうたっているが、教育長として今後の考え、方向を伺う。
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村長の日記
6月19日(水)
10時
本年初の経営戦略会議
今日のメインは村民提案型共働事業の審査。
昨年は初年度で2~3件しか応募が無かった。今年は6件の応募があり、予算は100万円のところ必要額は117万円。考え所だ。
*文化財保存活用事業
地区に残る文化財を保存し、地域の歴史、文化を保存するとともに地域の歴史、文化、を住民にPRすることにより、絆つくりと活性化
を促す。
*大阪府民及び児童に、自然エネルギー体験学習施設を作る。
千早川で小水力発電を行い、自然エネルギーにより地球温暖化防止事業の一部としたい。
*景観用草花植栽事業
村農業公園地域内に花の植栽を行い、棚田に合う景観を作る。
*金剛登山道の整備
二河原辺水分道、標高差 1,000m を超える登山道の中ほどに二河原辺小屋を整備するととも、に立体的な登山資源の開発。
*交流の場事業
農産物直売所の一部にレストスペースを設け、ドリンク等の提供を行うことにより集客数アップを見込む。
*休耕田を活用しそばを栽培する。
そばの花で集客と、特産品作りを行う。
以上6点の応募があった。
補助金で民間、行政の協働体制が出来ることは良いことだが、今までの村の補助事業は、補助金の給付が終わったら事業はそれで終わりと
なる事業が多かった。
補助金が捨て金とならないよう、息の長い事業継続を望む。
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村長の日記
6月20日(木)
今日は陸上自衛隊のヘリコプターに搭乗できる予定だったが台風の影響で飛行停止となり、午前中少し暇となった。
ダイトレサポーター本部訪問
地域政策室にあるダイトレ本部で、二剛会の運営補助をお願いするとともに、6月30日に行う草刈り例会用の刈り払い機を1台借りてき
た。背負子が1台行方不明でメンバーが捜していたが、役所の地域振興課にあり、明日中に返すとの答えがあった。
久しぶりに雨がまとまって降り、田圃はやっと元気を取り戻しつつある。しかし、あまりにも雨が少なかったので、豪雨はいらないが適度
な雨が2~3日降り続けば非常にありがたい。
今年も既に台風が発生し、穏やかな雨降りよりも、ドカ雨が降りそうな気がする。
夕方
難波へ
副知事との会食。相変わらず元気がいい。府のトップクラスが元気いいと我々も元気が出る。アベノミックスで日本も少し元気が出たと、
東京のタクシー運転手が言い出した。大阪も元気を出して追いついてほしい。
6月21日(金)
村長の日記 配布
ノンストップでまわってジャスト1時間半、結構時間がかかる。しかし、これは順調にいっての話。
途中で話し込んだりしたら、プラス30分~1時間になる。
今日は最後カタロで終わる。
12:30
昼飯にメニュウー外のそうめんにする。夏場には時々用意しているらしい。いつもはカレー、定食、ドライカレー、オムライスが定番だが、
そうめんが出来ると目新しく、しかも美味い。いい昼飯だ。
14:00
交通安全協会25年度総会
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村長の日記
挨拶当番は武田町長。表彰式が終わり30分+で失礼しすぐ町村会へ。
7/4~7/5 日全国町村会段取りのレクを受ける
近畿地区選出の副会長は和歌山県に変わる。全て順番が設定してあり、段取りが決まっている。全国町村会も順番がかなりきっちり決まっ
ているらしく、トップを狙って順番を狂わせるのは大変パワーがいりそうだ。
18:30
堺市竹山市長決起大会(アゴーラリージェンシー堺)
約2000人+の人が集まっている。4Fの広間は1500人+で満杯のはずだが、大入り満員と言おうか、まさに人、人、人の集まりだ。
6月22日(土)
今日は公務なし。
朝、豆腐を作り、昼寝をしてと計算していたのだが、草刈りのプロがまつまさの敷地内の草刈りをしてくれる。
嫁が桜の木の伐採を頼んだ。30年生、直径30cm はある。大きくなる木は必要以上の大きさにはしない方がいい。手に追える範囲で伐
採しておくのが良い。
6月23日(日)
朝8時30分
柳本先生の選挙事務所へ
役所発。西成区、柳本先生の選挙事務所へ。
26号線沿いの事務所は、あまりの人、人、人で超混雑。着いたとき神事の最中。
事務所といい、歩道といい、人の波。「自転車を通してください」「通行人を通してください」と声がかかるが、人一杯で動けない。
10時
事務所開きのセレモニー開始。
自民党大阪府連前会長 谷川修善参議院議員、府連衆議院議員会長 竹本直一議員の話の後、
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村長の日記
麻生太郎副総理兼財務大臣。アベノミックス仕掛け人の話。
昨年12月阿部政権樹立以前
1ドル
81~82 円程度
日経平均
8000 円台後半~9000 円台前半
今
1 ドル
95~96 円程度
日経平均
12,800~13,500 円
昨年、年金基金は約 5 千億円赤字だったが、株式で運用しているのもあり、現在は 15 兆円以上+になっている。
日本の経済が良くなって、結果日本経済が世界一になることを祈る。
13 時 30 分
楠公史跡保存会総会
今年も聞くと会員が減少している。村から 3 千万円の出資をしている関係もあり、もう少しアグレッシブな活動をしてほしい。
桜井の駅がある島本町、正行をお守りする四条畷…等とコラボで 3 年に 1 回楠公祭をするとか。湊川神社を仲間にして 4 年に 1 回楠公祭
を行うような運営ができないか?
6 月 24 日(月)
すこしの暇を見つけて、5 人で日本 100 名城の巡礼ツアー。
池田市のトヨタレンタリースで車を借り、福井県 一条谷城(朝倉氏の居城)へ。名神、北陸道を走り 2 時間。
一条谷城はまさに山城。本丸まで 1~1.5 時間はかかる。今日はあと丸岡城、金沢城に 17 時前に着く必要がある、スタンプをいただき出
発。12 時頃
丸岡城到着。非常に小さな城だが天守閣があり、しかし階段は非常に急傾斜だ。頂上まで登り、坂井市内を眺めた後、小松市安宅関にある
長沖へ。長沖へは、私は消防団の研修で何回かと、山の友達と数回来たことがある。昔から旨い店との認識があり、初めて来た時、大きな
ブリの輪切りの照り焼きが出て、驚くと同時に美味かったのを覚えている。
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村長の日記
中居さんと話したところ、昔大阪の消防団の皆さんが沢山来て頂いたとの話。千早消防分団も数回は来た記憶がある。
富樫、弁慶、義経でおなじみの安宅関を覗き、金沢城へ。加賀 100 万石の中心地。戦国時代、江戸時代を通じて日本の経済の中心は米。金
沢は金沢平野の中心にあり、まさに経済の中心として栄えた。今でも北陸の京都として昔から伝わるお菓子、料理、の伝統が息づいている
町。近江市場の一画にある寿司屋で夕食。金沢流のうまい寿司。うまいコメの産地には美味い酒がある。非常に幸せなひと時だった。
6月25日(火)
今日の1番は能登半島の中心にある七尾城。
金沢から約一時間、能登半島の無料になった高速道路を走り、山越えで七尾市へ。この七尾城は(松風騒ぐ丘の上、古城よ一人なにしのぶ)
三橋美智也でおなじみの城。この城も山城本丸まで約一時間半、大変な城だ。次の高岡城へ平地を走る。
高岡城は高岡古城公園にある。
城は無いが堀天守閣跡、全体のレイアウトは残っている。堀もそのまま残っており、すばらしい城跡だ。
前田家 2 代目、前田利長の隠居城であったが、一国一城令により廃城となったらしい。
高岡には素晴らしい寺があると聞いたので、高岡山瑞龍寺へ。入場券を買おうと入場券売り場へ行ったところ、若い僧侶が「案内してあげ
る」多分この寺は高岡城の代理ではないか? 周囲は高い塀で囲まれている。非常に背の高い漆喰で作られた頑丈な塀。屋根は鉛の瓦で葺
かれている、これは戦争の時にすぐ鉄砲の弾にできる。または鉄砲の弾は瓦にしたので戦う意思が無いとゆう意思表示か?
一番気になったのは本堂の柱の一本で、直径 3 尺の丸柱、芯もちではない、つまり長さ13m、直径90cmの柱が 4 本取れるケヤキがあ
ったということ。説明によると能登半島にあったらしい。
越井林業の社長に頂いた本に、柱は芯もちではなく芯なしで使える木が必要とあった。村でそれをやるときは厳しい間伐と 100 年の時間
が必要。私はもちろん、ほとんどの人達が山に関心のない今、公費でもなんでもいいが、間伐を早くして芯なしで柱が取れる材木の山を作
りたい。
今日の最後の城は、春日山城。
上杉謙信の城。越後平野はコメの産地、旨いコメを食べる。特に米が旨いと酒が旨い。
春日山城は上越市の小高い山の上にある。城の縄張りはかなり広い。越後の城主上杉は十分なコメ(金を)を持っていたことが窺える。
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村長の日記
春日山城で友達の娘さんが待っていてくれた。彼女は結婚して上越市に住んでいる。現在大学教授の秘書。一緒に長岡で飲まないかとお誘
いしたところ、ついてきてくれた。新潟の名酒 〆張鶴 をおしえてもらう、癖のない良い酒だ。
6 月 26 日(水)
ホテルニューオータニ長岡の朝飯は種類が多い。いつもの通り、ハム、ベーコン、ソーセージをいただき、生野菜、ごはん、味噌汁。いつ
も思うのだが、ホテル朝食の味噌汁はどこも薄い。もう少し味噌を入れると美味いのに。
聖籠町渡辺町長を訪問。
渡辺町長は超有名。聖籠町は言うにおよばず、新潟市内でも、新発田市内でも有名。多分街のどこで聞いても彼のことを知らない人はいな
いと思う。
今回の巡礼最後の城は新発田城。NHKの大河ドラマ「天地人」直江兼続で有名だ。現在城域の大部分は自衛隊の駐屯地となっており、天
守閣のあるところは駐屯地で見学不可能。われわれが入場できるのは櫓部分だけ。
市民住民の城への思いは強いらしく、年々計画的に改修されているのがわかる。千早城も少しは見習いたいものだ。
先日、千早城へ来た新発田城保存会のメンバーと嫁が仲良しになり、彼の案内で新発田城を見学するとともに、美味い料理屋を紹介しても
らい、いい思い出になった。
城を回って押印するのだが、スタンプに対する認識が高い所と低い所があり、面白い。昔から有名な城はスタンプに対する関心が低い。北
海道の松前城は巡礼者に対し親切だったのを思い出す。
6 月 27 日(木)
9 時 30 分
定例監査
今月で 24 年度分の監査は終わり。後は決算監査を残すのみ。
数字を追っていくと、事業らしい事業をやってないおかげで、いい決算が出来るようだ。
全国的に見ても、ほとんどの自治体が新規投資を避けている。特に大阪は大阪市の中心部を除き、周辺は元気のなさが顕著に表れている。
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村長の日記
町村に至っては大阪府の行革の影響もあり、千早赤阪、河内長野、岬、能勢,端に対する投資が全くなく、都市でもないのに都市計画の網
をかぶせられ何もできない。
11 時
千早川の流れを使った水力発電第 1 弾。
非常に小さな発電機だが実現しそうだ、実証試験は出来るところから始めよう。
6 月 28 日(金)
朝いち
小寺氏来庁
ぜひ、千早で収益の上がる農業をやりたいとの熱意を再度伺う。私もぜひ彼の熱意にこたえたい。
70 歳を目前にして新しい事業を、しかも全然分野の違う仕事を起業したい、情熱、熱意。日本が元気を失ったのは彼のような前向きの人
材が少なくなったからだ。
午後
富田林警察署管内防犯協議会(富田林市民会館)
開会当初、中津原の橘操さんが、長年にわたる防犯活動に対し感謝状を受賞、おめでとうございます。
6 月 29 日(土)
村長選挙が終わってほぼ 1 年経過した。議会には定員 3 人削減していただいた。24 年の決算は少しよさそうだ。過日、住民の 1 人から呼
び出しを受け、村政に対し色々のアドバイスを受ける。「村は税収が増えるわけではない、職員一同が給料をへらし、努力してやっと黒字
が出るようになった。しかし、いつまでも今の状態がつずくわけではない。よけいな金の使い方をせず、ためることに努力をしろ。金があ
ればどんなことが起こっても対応できるのだから。
」
私の考え方も話した。
今、村で 1 番の無駄は、事務スペースが沢山ある事だ。1 つに集約すれば、住民はすべての手続きが 1 か所で終わる。庁内の連絡もうまく
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村長の日記
行く、能率は上がる。事務スペースの集約は限りない行革のメインだ。話して概ね同意を得た。
夜
いつものメンバーと意見交換会を開いた。
「村長、お前も年だ、早く動け」が皆さんの一致した意見。
6 月 30 日(日)
朝7時
二剛会のメンバー集合
千早府民の森から五條峠までのダイヤモンドトレイルコース草刈り。メンバー5 人とメンバーの奥さんが参加。
8時
まつまさを出発。皆さんは山頂で登山回数のスタンプをもらうので徒歩で出発。私は府民の森まで草刈り機、ガソリン、鎌、その他機材の
運搬を受け持つ。
9時
現場で皆さんに機材を手渡す。
金剛山を 40 分前後で登る人たち。元気に約 3 キロの草刈りに出発していった。14 時に馬場谷の延命水前に迎えに行くことにして帰る。
年 2 回の草刈り、6 月 1 回、9 月の終わりに 1 回、丁寧に刈ると、1 年中全コース、ランパンで走る事が出来る。
二剛会は 30 年アップの歴史があるが、例にもれず高齢化傾向にある。徐々にではあるが若い人たちも増えている。トイレ清掃、二上~金
剛のダイトレコース草刈り。メンバーのお陰でダイトレの維持管理が出来ている。
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村長の日記
7 月 1 日(月)
今年の半分が終わった。
時間が早く経過してゆく。今年は梅雨の入ったはずだが、1 回まとまった雨が降っただけ。穏やかな梅雨だ。
今日は、先日ユネスコで決定した富士山の世界遺産入りの話が、TV・ラジオで流れてきた。今日は富士山の山開き、今年は富士山の年だ。
世界遺産効果はすごい。今年は静岡、山梨のあたり年。富士山の登山道はラッシュの連続だ。私も数回富士に登ったが、いつも我々が登る
時間帯は人、人の連続。しんどい山が実感。
頂上まで登ったのは良いが、あまりの寒さで震え上がったことがある。まさに 3776m。110mに 1 度気温が下がるといわれているが、単純
に計算すると富士山頂では約 35℃気温が落ちることになる。その上、雨、風、雪。山の天気はすぐ変わる。さらに、富士山頂は酸素が少な
い。平地の 60%程度。登ろうと思う人は安全第一に、特に高山病には気をつけて。
7 月 2 日(火)
社会を明るくする運動
始めに、富田林地区保護司会 山本会長から、谷垣法務大臣のメッセージを頂く。今日は富田林地区保護司会、更生保護女性会の役員皆さ
んを本村へお迎えして始まった。また村内からは、保護司の皆さん、民生委員、主任児童委員、各種団体の皆さん及び、千早赤坂村駐在所
の皆さんが参加いただいた。
犯罪や非行を未然に防ぐ地域つくりと、過ちを犯した人たちの立ち直りを暖かく支える地域つくりをお願いした。
村つくりの基本は安全・安心。
7 月 3 日(水)
20 世紀初頭、フランスの首相になったクレマンソーは「公務員は図書館の本にちょっと似ている」と言った。なぜなら「1 番役に立たぬも
のが 1 番高い所に置いてあるから」
また「公務員こそが最良の夫である。夕方帰宅したとき疲れていないし、新聞はもう読み終えている」とも。
この文を呼んだ時、正にその通りだと思った。村長が 1 番役に立たないかどうかは住民諸氏の判断にお任せするとして、私は就任以来、何
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村長の日記
をやってきたかを考えさせられた。
合併破綻以来、退職者不補充で職員定数の削減、給料の削減、歳出の削減で、村は現在の制度のもとでは黒字体質になった。
財政力指数(国が計算した村の年間必要経費に対し、税その他自主財源の比率)は 0.4。60%は地方交付税補給していただく。
国、府のおかげでどうにか黒字。黒字状態を長く続けるよう頑張ろう。
朝
体協会長磯谷氏 来庁
10 月開催の村民体育大会の説明を受ける。グランドゴルフ、区長会でいろいろな話が出たが、ぜひ成功するように応援する。その成功を
基礎に、次の発展をお願いする。
午後
全国町村長会、あす早朝開会の為、上京。17:00 東京着。
最近運動不足気味につき、ウォーキング。皇居 1 周 + 靖国神社参拝。村出身の 168 柱にお参りした。町村会館よりほぼ 10Km、1 時間 30
分の運動。夕食お酒が旨かった。
7 月 4 日(木)
全国町村長会
正副会長会は 11 時前に終わった。
13 時
定刻、全国町村長会理事会開催。
全国町村長会会長選挙。藤原会長があと 1 期続投と決まった。
平成 26 年度政府予算編成及び、施策への要望 を決定(これは 11 月 20 日NHKホールで行われる全国町村会で議決される)で理事会終了。
14 時
近畿町村長会を開催
8 月 1 日からの近畿の役員を決定。
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村長の日記
近畿町村会会長
兵庫県
戸田会長
全国町村長会副会長
和歌山県
小出会長
全国町村長会監事
京都府
汐見会長
行政委員
滋賀県
村西会長
財政委員
奈良県
高取町上村町長
経済農林委員
大阪府
千早赤阪村松本
と決まった。
17 時
近畿町村会意見交換会
当番の和歌山小出町長の挨拶、兵庫の戸田町長の挨拶で始まった。会議が終わったところで、皆さんの本音が出る。
1 番皆さんの困っているところは、
林業の衰退。結論として家の 50%以上は木造住宅にすべきだ。
都市計画法、少子高齢化、放棄農地の増加、企業誘致。皆さんの悩みはほぼ同じ、定期的に話をしながらよい方向へ持ってゆきたい。
皆さんから「私たち府県の代議士は自民公明だが、大阪は維新公明だ、大変だろう」と言われたが、維新のおかげで行革が進んだ。村のき
つい行革も維新のおかげだ。
7 月 5 日(金)
昨夜早く寝たので、5 時過ぎに目が覚めた。外は小雨模様、運動不足解消に外へ出る。皇居の外周道路へ出ると、かなりのランナーが出て
いる。いつものことながら外人ランナーが多い。背の高さは変わらないのに腰の位置が高い、1 歩の幅が 2 倍くらいありそうだ。42 キロ
走るマラソンランナーの場合、歩数で日本人ランナーは不利。克服するのに大変な努力が必要だ。
1 時間 30 分で 11,000 歩、ほぼ 10 キロ、夏の温度ではかなり汗が出る。シャワーをかぶって汗を流し、肌着を変えるとまさにスッキリ。
朝飯を済まし、いざ仕事。東京地方は梅雨明け宣言、暑い夏本番入りだ。
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村長の日記
10 時
総務省へ
11 月 20 日、全国町村長会がNHKホールで行われる。その前日に大阪府町村長会のセミナーを開催するので、町村会の事務局長と一緒に
前大阪府副知事 三輪 公務員部長に講師をお願いに行った。
「国会が紛糾したり特別な事情が発生していないと思うので」と、快くお受け
いただいた。
今は議員会館へ陳情に行っても、先生方はほぼ全国で参議院選挙の応援活動中。昼飯を食べて 14 時の新幹線で帰る。
7 月 6 日(土)
朝
サンフランシスコ空港でアシアナ航空のボーイング777が着陸失敗のニュースを聞いた。20年近く前、シンガポール航空の777に乗
ったことがある。当時の記憶では、大きな飛行機の割にエンジンが2つしかない、しかもそのエンジンが非常に大きい、あまり大きな音が
しないのにすぐに地面を離れ上昇したのを覚えている。運航以来1000機を超えるベストセラーの飛行機。これまで運航開始以来、死亡
事故が1つもなく、安全神話が出来ている飛行機なのに事故を起こしたので驚きだ。
3 日間家を空けたので、朝、胡瓜を見に行ったら大きくなりすぎたのが 5 本ほどあった。収穫して冷蔵庫へ。今夜もろキュウリで 1 杯の予
定だったが、夕食の時間帯になるとまた胡瓜が大きくなっている。条件がいいと植物は育つ。
村のように村域の 80%が山林だと、早く手を入れないと育ち過ぎた胡瓜のように山が藪になる。
トマトが30個近く生育中で、色づきそうになっている。屋根をつけるといいトマト取れる。色が付くと鳥が来る。半日かかってトマトに
屋根と鳥よけをつけた。1時間も仕事をするとシャツまで汗だらけ、これから9月まで暑い暑いで過ごすのか?
7月7日(日)
金剛山 蓮華祭り
朝から山伏の登山が始まる。ほら貝の音が久しぶりにそこここに響き渡る。いささかうるさいくらいだ。
非常に暑いにもかかわらず、朝9時ころから車車の列。駐車場も一杯になったので、ひと眠りを決め込んだ。井戸の冷気を扇風機で引き込
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村長の日記
んで横になったが、1時間もしないうちに目を覚ました。汗をかいている、夏を感じた。千早で昼寝の最中に汗をかくとは真夏だ。
14 時
眼をさまし、まつまさへ。途中の駐車場は車で一杯。豆腐の売り上げをチェックすると、まだ半分は残っている。状況を聞くと、客が下山
してこない。16 時過ぎから下山が始まった。豆腐はすぐに売り切れ。皆さんは暑い所へは帰りたくないのだ。
7月8日(月)
先週末の2日間役所を空けたので、印つき(決済)の仕事が待っていた。箱に1杯ある。売り上げ25億の会社と思えばまだ少ないと思える
が、かなり多い。
今週は4月以来、予定の入っていない珍しい1週間。暑くなったし、少し休んでとは思うが、次から次へと来客がある。どうにか来客が終
わったらと思ったら、課長から話があると言う。水曜日に桜の伐採を予定していたが、NTTのケーブルが走っている、道路占有許可が必
要。ただ木を切るだけなのに大変な事業と考えているらしいが、やはり、ただ木を切るだけの仕事。伐採業の皆さんは簡単に切っているの
だが、これが役所の考え方かもわからない。民間と役所の考え方の違いを感じた。今一度、役所的思考方法を考えてみよう。
TV・新聞でエジプトのニュースが毎日取り上げられているが、BSで見ると世界的大ニュースになっている。選挙で決定した大統領をデ
モで解任しようと大衆が行動する。軍が大統領を退任させて新たな大統領を選任する。大統領派と軍隊が衝突し発砲する。日本では考えら
れないことだが、世界の物流の要(スエズ運河)を持つエジプト、日本にとっても他人事ではない。
7月9日(火)
村長室の入口は期日前投票所として使っている。
朝8時から~夜8時まで詰めていただいている選挙管理委員会の皆さんには、感謝以外ない。
最近は、期日前投票を選ぶ人たちがかなり増えてきた。本来の投票日は 1 日限りだが、生活様式、仕事の形態が多様化した現代社会の事、
期日前投票を有効に使ってほしい。
朝
原水禁平和大行進の一行が来庁
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村長の日記
本来は私が対応するのだが、公務の都合で対応できず副村長にお願いする。参議院選挙の影響か、早くお帰りになったらしい。
午後
コンサルが来庁
村の開発についてアドバイスをお願いした。村では行政直営で行ったロープウエイはうまく機能しなかった。現在グルメ杵屋にお願いして
運営している結果、収益は増えるわけではないが順調に黒字となっている。後は償却できるように収益を増やす必要がある。香楠荘も少し
だが利益を出している。杵屋とのコラボが大切だ。
3セクを使った開発は日本中で失敗だらけ。開発の中心をどうするかが大切だ。株式会社とするか? 新しい経営母体はあるのか? 収益計
画は? キーテナントは? 雇用は? 私の考え方として、参加していただく方は必ずリスクを取って参加していただきたい。必ず10年後、
15年後に「よかった」と思える開発を考え実行したい。今の時代30年~50年先は考えられない。
15 時 30 分
グロワールカントリークラブ本社訪問
川越社長と面談。村とのいい関係をお願いし、帰る。
7月10日(水)
今日も朝からいい天気がつづく。暑い1日だ。
期日前投票の立会人の皆さんは、朝8時から午後8時まで狭い所に座っていただくのだが、まだ10日以上つづく。ご苦労さんです。
朝
グリーンホスピタルサプライの部長来庁
村の発展に協力したい。研修センターをぜひ千早で、の思いをお持ちだ。
ぜひ協力したいと用地の候補をピックアップして見ていただいたが。村の場合は農用地指定解除に始まり、地区計画、建築確認、と手順が
いる。どうして私有地を有効利用するのに、手間、時間、金がかかるのか理解できない。なかなか建設まで行き着かない。しかし、手をこ
まねいていたのでは村は沈没してしまう。全力挙げて誘致したいのだが。
昨日の登山基地開発計画も含め、村の将来のため秩序ある開発を進めたい。いきいきした村へチェンジするには何が必要かを、今一度考え
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村長の日記
て推進したい。
午後
予定が空いたので前能勢町長 中さん 宅へ。
前大阪府町村会長。全国町村会での対応、付き合い方を教えてもらう。
「ややこしいことは無い。皆さん大人だから、いつもの調子でよい。」
私の得意「地」で行くことで一致。中さんは製材所のオーナー。数人の人がいて、製材機械がうなりを上げている。最近このように元気な
製材所を見たことが無い。暇を見ては杉、桧の端材で、すばらしい椅子、テーブルを作っている。いい製品だ。
アベノミックスの時代良い物は高く売ってほしい。
19:30
可搬式消防ポンプ 操法訓練見学
4月から、9月の大会をめざし訓練に励んでいる。あと2か月、暑い夏にもかかわらず手抜きの無い訓練には頭が下がる。今日もほぼ50
人、ご苦労さんです。
7月11日(木)
朝
消防団長 岡本氏 来庁
昨夜訪問した小型ポンプ訓練のお礼。本番まで2か月、暑い真夏の間訓練は続く。
月、水、金の夜7時30分開始。団長以下ほぼ50人、7時30分~10時、ご苦労様。長丁場につき、体のメンテナンスには気を付けて。
庁内で調整区域の利用を話すが、なかなか大変。本来、都市計画法はバブルの地価上昇を抑える目的で出来た法律。村のように地価が下落
した地域にそのまま残すのはおかしい。コンビニ、スーパー、工場、いろいろ誘致を試みたが、どこも腰を上げてくれなかった。それでは
と乗っていただいても、大阪府で No をくらえば何もできない。少なくとも地域の自治体がOKであれば立地可能でいいと思う。何のため
の千早赤阪村だ、地方分権はまず都市計画から。
手をこまねいているだけでは駄目だ、何か方法を見つけよう。
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村長の日記
7月12日(金)
明日から3連休。
連日暑い日がつづく。予報によると天気は下り坂。少し雨が降ってほしいが、予報の当たったためしはない。最近はずれが多い。
朝
府地域政策室岡田君 森林組合細見君 役所の田川、私 二剛会の水谷氏 金城氏 が集まりアドプトフォレストのヒアリング
アドプトフォレスト制度とは、大阪府が事業者と森林所有者の仲人となって、事業者が森作りに参画するための制度。
場所は千早城址の西側斜面約1ヘクタール、5年間かけて間伐をする話。今日は初ミーティングのため、説明を岡田君から受けた。道具は、
手ノコ,鉈(なた)、鎌、など安全第一の道具。仕事は安全第一で、けが、事故を絶対に防ぐための万全の備えをする事。参加者は山仕事に
ついての知識が無いので、安全に対し万全の注意をお願いする。
仕事の実施時期は、蜂、へび、など人に害を及ぼす動物がいない11月~4月までとする。山仕事としてはビギナーなので、楽しく参加で
きること。二剛会の役割は安全、安心に指導することで、8月中に事業者と会い方針を決定、調印式を行った後、実際仕事をすることにな
った。
11 時
行政委員来庁
3月の出張講座で小学生より出た要望事項の実現を早く。
午後
大阪府国民健康保険連合会来庁
富田林税務署、署長、副署長、人事異動で来庁
水分区長来庁
以外と来客の多い日だ。
7月13日(土)
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村長の日記
技業展
2か月以前からNHKラジオでPR頂いた「技業展」(わざわざてん)開幕。
区長以下、地区の皆さんが運営する第8回目。
朝3時
目覚ましが鳴る。技業展で売る、巻きずし、助六を作る。私も豆腐造りを手伝う。例年のことだがお客さんが多い。暑い時期なので食中毒
に気を使う。このイベントは村内で木工、手芸、陶芸、いろいろやっている人たちが自然発生的に集まり、多門尚学館の体育館を使い始ま
った。
区長が中心となり、地区を挙げてバックアップすることで、かなり有名になってきた。このイベントは村内のイベントでは珍しく、村外の
参加者が多い。このように地域の壁を取り除いた催しが多くなれば、村も少しは風通しが良くなる。
ここ数回の技業展で問題になってきたのは、参加者が多くなってきて体育館の中が非常に暑い。もちろん空調の無い体育館だから無理もな
い話だが、出展者、お客さんが多くなると熱気が館内にこもる。また運動場が駐車場になっているが、客の車を収容しきれない場合がある。
府道と運動場間の道が狭く、一方通行しかできない。新しい場所を選定して開催するか、このままの場所で開催するか、発展を考えるのな
らより広い場所が必要だ。主催者の考え所だ。
7月14日(日)
大阪府母子家庭母の集い(ドーンセンター)
11時30分役所発の予定で登庁したが、期日前投票の立会人、総務の職員が詰めている。選挙に日曜日が無いのは当たり前だが、ご苦労
さんです。
ドーンセンターに着くと若い女性が多い。母子家庭のお母さんが多いはずだが、皆さん明るくはつらつとしていて、元気に生活しておいで
の様子がわかる。私は副知事、府議会議長の次に挨拶させてもらったのだが、皆さんの元気が伝わってくる。最近中年の男性の方が人生に
疲れているように感じる。約1時間壇上に上げてもらったが、皆さんの元気をいただいてきた。明日からの村政はこの元気で。
7月15日(月) 海の日 振替休日
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村長の日記
海の日。潜水艦救難艦ちはや の後援会総会が南海グリルであったが、身内の葬儀で参加できなかった。
13 時からの葬儀。途中で友人に会い「黒い服で葬式か?」
「親戚の90歳のおばあさんの葬式や」
「大きな人の葬式やな」
「小柄な人の葬式
や」
「年を取った人のことを大きな人とゆうンや」と教えられた。
隣町では変わった表現をする。
夕方
友達との話の中で「最近私の周囲でがんを発症する人が多い。昔と違って診療技術が格段に進歩したことは事実だが、私より若い人が多い
し、しかもストレスのかかる立場の人が多い。
」
現代はまさにストレス社会。ストレスフリーの社会を作る事はとても無理としたら、私たちはストレスをストレスと感じないタフな精神力
を養うことが懸命だ。これからの時代、精神的に強くならなければ。
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村長の日記
7月16日(火)
産経新聞女性記者 来庁
産経新聞は富田林支局が閉鎖され、大阪本社の編集局から来た。産経新聞、お前もか と言いたくなる。南河内は人口の減少も進み、過疎
化が進み、地域が徐々に力を失いつつある結果だろうか? マスコミもやはり、人口が多い所に軸足を移す。
記者は参議院議員選挙に対する村の反応、村民の関心、村の思い、について聞いた。
村の人口は6千人。大阪府880万人の人口からすれば微々たるもの。参議院選挙になると選挙カーは回ってこない、しかも立候補をして
もポスター1枚貼ってない候補がいる。大阪市内など、人口密集地にはポスターを張っているが、村には掲示していない失礼な候補者がい
る。確かに選挙を行う候補者側にとって、人口の少ない村より、集票効率からすると、梅田、難波、アベノなど各ターミナルへ選挙運動に
行く方が効率がいい。たくさんの人前で挨拶、宣伝できるので、千早赤阪村へ来ないのは心情として理解できる。
私は大阪府町村会会長として、各都道府県町村会会長と月1回程度の会議を持つことがあり、皆さんと意見交換する機会が多い。各町村と
国の関係は非常に強く、殆どの町村長は選挙区出身の代議士との関係が深い。各地方には大物代議士がおり、各省庁と首長がスムーズに話
が出来るシステムが出来ているところが多い。地方分権の時代と言われていても、大物代議士のいるところ、いる地方の道路は格段に良い。
近い所では和歌山県がその例だ。
人口が格段に少ない和歌山県で、昔友好提携していた中辺路(今は田辺市)あたりでも、スピード制限が無ければ時速100Km 位で安心し
て走れるような道路がついている。
大阪と奈良の県境で、奈良県に入ると道路が良くなる国道309号線。河内長野市でも和歌山県に入ると途端に道路が良くなる。大阪の地
盤沈下の原因の1つが、田舎のインフラ整備を怠ったツケだ。
7月17日(水)
朝
出勤前、いさき(魚)の大、ガシラの大を処理、久しぶりに鮮魚の下ごしらえ。うろこを取り腹を裂いて、内臓、えらを取り、血を洗い、水
分を拭き取る。いさきは2枚おろし、カットして焼物用に、ガシラは内臓、エラを取り煮物用に調整して、あとは嫁に任せる。昔、魚屋さ
んと仲良しになり、調理を習ったのが運のつき。以来、魚の処理は私の仕事となった。
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村長の日記
現状では、フグは免許が無い。鱧の骨切は師匠によると仮免程度、後は普通。営業用として使えるレベルはまだ先の話、しかしなかなか面
白い。
14時
モンベル本社へ
アウトサイドスポーツショウを見学、辰野会長と会う。最近モンベルの勢いはすごい。アウトドアスポーツのウエアをファッションに変え
た功績は大きい。
日本の社会はスーツ、ネクタイの社会だったが、最近ラクで夏は涼しく、冬暖かいファショナブルなアウトサイドウエアが日本でも台頭し
てきた。私たちの社会は相変わらずスーツネクタイの社会だが、橋下市長の功績でノーネクタイが定着してきた。暑い夏はシャツ1でいい
と思うのだが。
会長に金剛山の開発を話したところ「是非私もお手伝いしたい、やりましょう」と背を押していただいた。
「私が山を始めたのは金剛山か
ら、アイガーの単独登頂もすべて金剛山から始まった、金剛山を世に出したい」
16時
淀屋橋・山上合同法律事務所へ
大阪でもトップクラスの弁護士58人を抱える法律事務所。行政専門の法律事務所と問題解決の考え方がかなり違う。これからの時代、行
政は民間の思考方法、手法を取り入れるべきだと、ひしひし感じた。
7月18日(木)
庁内でモンベル及び富田林高校分校跡地の話をした。今、村は中心作り、大森、ビッグプロジェクトが目白押しとなってきた。オファーが
あるのに何も前に進まないのは非常に切ない話、早くいい結果が出るように努力する。
10時より
社会福祉協議会との話、シルバー人材センター、ボランティア、その他いろいろの話が出た。アクティブに活動するための方法をいろいろ
考えてほしい。
社協の皆さんと話した中で、私は福祉と慈善との違いを考えた。
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村長の日記
辞書によると、
福祉とは、公的配慮によって社会の構成員が等しく受ける事が出来る安定した生活環境。
慈善とは、情けや憐れみを掛ける事、とくに恵まれない人々や被害にあった人々に経済的な援助をする事。
福祉とは、向上心あるいは自分の生活をどうにかしようと思っている人に、手を差し伸べて支援してあげる事ではないだろうか。支援する
ことにより、やがて独り立ちできる環境、状況を作る事が福祉だと私は思う。
話の中で、あらゆる方面に若い人たちの参加を頂けるようにしたい。村はリーダーの年齢が高い。年齢に関係はないが、今のように動きの
激しい時代。即、時代の流れに反応できる人材、組織が必要。大阪の状況は日本国内でも特徴的。国内は自公、府は維公だ。村も時代の流
れとともに反応すべきだ。
7月19日(金)
朝8時
治山治水協会理事会(三井アーバンホテル)
役所出発。弁天町にある巨大施設、OBC(ラジオ大阪)も入っている。5年ほど前、OBCのスタジオでインタビューを受けたのを覚えて
いる。大阪市の施設だが、なかなか人を集めるのが大変だと思う。
治山治水協会は、大阪府と他府県境界の市町村がほとんど。大阪府は淀川流域を除き、山が府県境になっている。金剛山は治山治水工事が
多く、本年度の支出金は本村が1番多い。治山治水工事を府下で1番多く実施してもらっているのは非常にありがたいが、それだけ山地崩
壊の危険があるということ。大阪府に感謝するとともに、安全、安心の大切さを感じた。
7月20日(土)
16日に取材があった参議院選挙の記事が産経新聞に出た。参議院のような府域1選挙区の大きな選挙になると、村は880万分の6千。
0.068%の人口しかいない。したがって、選挙カーが回ってこないのも仕方がないと思う反面、ポスターも張ってない候補者もいる。まず
選挙期間に候補者に会う機会もない。せめて「〇〇党の何々でござい」と1回でも村内を回ってくれたらいいのにと思う。
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村長の日記
記者は「ネット選挙が始まったら少しは選挙に関心が増えるし、選挙に参加している気分になるのでは」
村は既に老齢化率が35%を超え、住宅開発地域を除いてネットの普及率は非常に低い。ネット選挙の影響も限定的だ。
しかし、選挙は国の将来を任せる人を選ぶ。候補者には無視されてもかならず参加しよう。
7月21日(日)
9時
参議院選挙の日
朝9時役所集合、投票所を回る。くすのきホール、旧千早小学校、千早公民館、千早小吹台小学校と回った。人口の多寡はあるが、どこの
投票所も皆さんが投票に参加していただいているのがわかる。朝7時~夜8時の長丁場、1人でも多く参加してほしい。
投票は夜8時締切。当選者への おめでとうエールを 送ろうと、夜8時前役所を出た。走ること数分、石川を渡る頃には大阪選挙区で東さ
ん、柳本さん、杉さんの当選確実が出た。確か3年前の選挙では開票が始まる9時以降だったはずだがと思いながら柳本事務所へ。万歳が
終わってほとんど人が居ない。杉さんは「お礼に回っています」
。東さんは、そろそろ事務所を閉める準備中。NHKはなかなか殺生なこ
とをする。8時に投票を締め切り、通常は9時から開票作業となる。投票が終わった途端に当確を打たれたら、開票作業は既に決定済みの
結果を追認する作業でしかない。もちろん正確な数字はあとで出るのだが、当確はせめて開票が始まってからにできないものか。
7月22日(月)
朝
TVを見ると、昨夜19位で当落線上にあった太田房江元大阪府知事が滑り込み当選となった。おめでとうございます。千早赤阪村村政施
行50周年式典に参加していただいた。
9:30
戦略会議
住民協働の補助事業審査、本年は6事業がエントリー。1事業20万円の予算、予算が100万円でオーバー。今年は少し初めの構想と違
う事業も出てきたがすべて採用し、来年からは1事業の予算も増額し、再度募集しなおしたい。また審査方法も考えるべきだと思う。
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村長の日記
せっかく住民協働のスタートに立ったのだから、どなたが見てもいい企画、すばらしい事業に援助したい。
午後
保険所運営協議会
いつものことだが、保険所の資料には感心する。おそらくこの会議用資料作りは大変だっただろうと思う、すばらしい出来栄えだ。
最近、焼肉屋で生レバーの提供が無くなった。病原性大腸菌 O157 の影響だが、食べられなくなって残念に思う人も多い。
O157 の資料を私なりに要約しよう。
O157 の毒素は、ベロ毒素。大腸の粘膜内に取り込まれ、タンパク質の合成を阻害し、細胞を死滅させる。血液中に取り込まれると血球や
腎臓の尿細管細胞を破壊、溶血性尿毒症症状、急性脳症などを発症、生命に係わる。下痢止めの服用はしてはならない、ベロ毒素が排出さ
れず、重症化や死亡する可能性が高くなる。
O157 は口から侵入→潜伏期間(4~8日)→激しい腹痛を伴う水ようの下痢→血便→合併症・脳症・溶血性尿毒症症候群。
O157 は100個程度、非常に少ない菌でも発症する
O157 は、低温に強い、酸に強い(胃酸に負けず生き残る)、体の中では大腸で増殖する。熱に弱く 75℃以上1分間で死滅、焼けば問題ない。
平成24年に生食用牛レバーが禁止されたことにより、O157 の中毒が減少した。残念だが、レバーは焼いて食べよう。
7月23(火)
13:00
大阪府町村長会 行政部会
岬町田代町長の司会で、最初に副部会長を能勢町山口町長を指名して始まった。
地域手当の意見書について討議。地域手当は0~15%の間で支給されており、総務省の通達で決められている。
大阪府内の町村は能勢町が0%、他の町村が3%となっている。市の場合は7%~15%。
現在では 田舎・都市 共に生活状況は変わりなく、もしも手当を出すのなら全国統一でよいと思う。
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村長の日記
大阪市と村を比較すると
市内
村
食料品
安い
高い
交通費
安い
高いし不便
外食
安い~高いまで 食べる所がほとんど無い
村の場合はすべて車が必要。1家に2台以上が常識。
その他、都市ガスもない、携帯もつながらない所がある。手当てを出すなら、インフラの恩恵を受けない田舎を重点的に出すべきだ。
現代は田舎の方が生活費が高い。
14:30
大阪府町村長会
始めに、大阪府施策および予算の要望を審議。次に地域手当審議の後、国民健康保険改革について国への要望。大阪府町村長会会務報告、
および関連4団体の決算審議。
住宅街つくり部から、住宅の耐震補助および震災時に道路の邪魔をする恐れのある高層ビルの耐震および避難に用する道路の説明を受け
た。村は高層建築は無いし、道路も避難道路に指定されてなかった。
危機管理監より9月7日に行われる880万人訓練、及び原子力災害広域避難の説明を受ける。
最後に、高石市長のスマートウエルネスシティ説明会(8月26日)の説明。
総務大臣が推奨する映画「じんじん」特別試写(8月13日)の案内を受け、閉会。
7月24日(水)
14:00
区長会
非常に暑い日。
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村長の日記
村民体育大会、地区対抗グランドゴルフ大会、体協の皆さんの努力で 10 月
日開催と決まった。体協の皆さんが全員参加で開催してい
ただく。ご苦労さん。
案:各地区より、60 歳アップ 5 人、60 歳以下 5 人、の 2 チームに出場してもらいストロークで順位を決める方式。
各地区より、60 歳以下でグランドゴルフをやっている人はほとんどいない。年齢制限をやめてくれとクレームがあり、年齢制限を廃止。
5 名 2 チームと決定。
盆踊りの日程発表
水分
8 月 3 日(土)
森屋
8 月 10 日(土)
東阪
8 月 15 日(木)
千早
8 月 14 日(水)
小吹
8 月 13 日(火)
880 万人訓練の説明
今年設置した同報系警報装置、携帯電話、他、あらゆるシステムを使って警報を出し、避難訓練をする。
最後に楠木正成の登場するNHK連続テレビドラマを放送してもらい、村の発展を図ったら。との提案あり。NHKとのアクセスを考える。
区長会散会後、明日の会議開始時間が早いので 16 時の新幹線で上京。
7 月 25 日(木)
昨夜は 21 時、町村会館着。早く寝たので起床が早く、5 時 30 分。皇居 1 周 8 キロ、1 時間 30 分、11,000 歩。少しアキレス腱が痛かった
が早く歩けた。しかし歳には勝てず、シャワーをかぶったあたりからアキレス腱痛が始まった。やはり無理はダメ。
10 時
全国町村会正副会長会
全国町村会は 8 月 1 日より新年度となる。今日は最終の正副会長会、近畿は 8 月 1 日より和歌山県西富田町長、小出氏が副会長となる。
副会長は数人が変わる。会長は長野県、藤原会長できまり。
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村長の日記
11 時
理事会
13 時から始まる全国町村会への人事案件の審議。すべての地区がローテーションで決まっているので、「異議なし」で粛々と議事が進む。
選挙は会長のみ、藤原会長が決まっているのですぐ終了。
13 時
全国会長会
最南端の沖縄県会長、南風原町長城門俊安氏と挨拶を交わす。「絣の里花と南京の産地」がキャッチコピー、非常にまじめな町長の感じが
する。予定通りの人事案件で無事終わる。
14 時
農林経済部会開催
会長は福井県会長の池田町杉本町長と決定。この部会はTPPで大変、今青森で問題になっているリンゴの調査を10月25日の町村長会
前後に行うことで散会。
16 時の新幹線で帰阪。
7月26日(金)
左足のアキレス腱の周囲が痛い。用心してスポーツ医学の大家へ診察に。X線では異常なし、使い痛みだ。歳を考えて養生すればすぐ治る。
当分の間、左のかかとへ細工をした方がいいとのアドバイス。翌日の調整をお願いした。「土曜日だ午前中」と念を押された。注射の約束
をして半年あまり来なかったのを思い出した。
13 時
大阪府町村長会
国保のレクを受ける。近い内、大阪府が保険者にの話が進んでいるようだ。
大阪府防災無線リニューアルの話。新しいシステムは15年程度で陳腐化するらしい、何千万円か要るようだ。
15 時より
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村長の日記
関西国道連絡許議会(KKRホテル)
3時より総会、4時より意見交換会、5時より懇談会。
公務の関係で総会に出席、後は河南町武田町長へ依頼。
7月27日(土)
堺市竹山市長の事務所開き
9月29日投票、9月15日告示。
2か月以上前の事務所開き。まず堺に着いて感じたのは「暑い」の1言。きっちりスーツを着て議長が演説している。いくら慣れていても
汗をかくだろう、木立の陰に入ったが無駄なことだと感じた。暑いときは汗をかくのが自然だ。議長、市長会会長、会派の代表、他 まさ
に熱の入った演説がつづく。ほぼ1時間、沢山の支持者を集めて事務所開きは終わった。暑い所へ、熱い支持者、熱い演説、熱い思い、車
のエアコンが今日ほどありがたいとおもったことが無い。
今日は早く帰って明日からのスイスツアーの準備をする。
グリンデルワルド(アイガー北壁のふもとにある綺麗な街、モンベルのスイスショップがある)村長さんへの土産を何にするか、悩みの1つ
だ。
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村長の日記
7月28日(日)
私が結婚して丁度50年、金婚式となる。よく50年も続いたもんだ。
金婚式になったらスイスへ連れて行くという約束を履行することになった。役所に1週間の休暇をもらって関空へ。
約12時間のフライト。ルフトハンザのジャンボ、既に初期型の就航以来40年の航空機、最新の技術も取り入れており、長距離の安定は
随一だ。安心して機内食を頂き、ビール・ワインをたしなんだ後、「ジャックと豆の木」のビデオを見てぐっすり寝た。
フランクフルトで4時間待ち。フランクフルトソーセージを注文、私は1番長いソーセージ、嫁は1番小さいのを頼んだ。ビールの種類が
沢山ある。スモールのジョッキを頼み4種類、どれも旨い。チューリッヒでは到着が遅いので夕食が無いが、ソーセージ1皿とビールで腹
1杯。チューリッヒに着いてホテルに入ったのは、現地時間午後8時。家を出てから21時間、やはりしんどい。風呂に入り寝る。すぐに
朝まで寝ることが出来れば時差ぼけをを予防できる、早く寝よう。
7月29日(月)
朝
日本でもおなじみ、バイキング形式の朝飯。特徴的なのはソーセージ、ハム、ベーコン、ローストビーフ。暖い肉、冷たい肉が充実してい
るが、グリーン野菜が少ない。種を取るような大きさの胡瓜を二切れ取り、フルーツにネクタリンを2個食べた。
現地の人達は良く食べる。体が大きなせいもあるが、食欲も私の3倍はある、体力もあるだろう。
今日は、竹本先生が例年参加するダボス会議のダボスより50キロほど南にあるサンモリッツから山岳鉄道に乗る。テレビでもよく放送さ
れる、石で造られたグルっと一周まわる橋でおなじみのベル二ナ特急(世界遺産に登録済み)に乗るツアー。サンモリッツからイタリア領の
ティラノへ2時間30分の旅。
よくこんなところへ鉄道が引けるな、と思えるような鉄道だ。半径 50m 位のカーブを右に左に回りながら走って行く。しかも急傾斜の斜
面をつづら折れで登って行くと思ったら、今度は何 10 分も斜面を下って行く。1,700mのサンモリッツから 2,253m のラーゴビアンコまで
登り、420mのティラノまで下る急カーブの連続。日本ではスイッチバックを使うところを、すべてカーブでカバーしている。何年か前に
テレビでベル二ナ特急の事故を見たが、少しスピードを上げると脱線するのは当たり前だと思う。きつい斜面に昔から鉄道を引いて交通の
道具として、観光客の動員施設として、100 年以上運行しているのは立派としか言いようがない。
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村長の日記
雨が降っていたので少し景観は開けなかったが、素晴らしい景色の中を、時代を超越したゆっくりスピードで運行を続けているのには感心
するとともに、尊敬の念も起こった。
7月30日(火)
朝飯が遅くなった。レストランに降りると中国の皆さんが食事をとっている。後の祭りで、旨いハム、ベーコン、ソーセージが既にない。
中国人の団体が先になると飯が少なくなることがある。冷製のハムを少しと旨い水、スイスのパン、カフェオーレを頂いた。サンモリッツ
にあるホテルの一流どころは、団体客を取らないらしい。いいホテルの駐車場には、ロールスロイス、ベントレー、アストンマーティン、
3千万円クラスの車が駐車している。私たちのホテルには日本人3団体、中国人2団体が滞在していた。日本人の団体は前期高齢者、後期
高齢者が多い。中国は中年以下、非常に賑やか。日本と中国の将来が見えそうだ、日本の中年がんばれ。
2時間半、クールまでレーティシュ鉄道の旅がつづく。有名な石作りの橋 他、何でこんなところに鉄道を引いたのかと疑いたくなる所を
列車は走る。右に左にカメラをもって移動する人が多い。しかし、シャッターチャンスは 立ち木・トンネル などに邪魔されて非常に少な
い。
クールの駅でSBB(スイス連邦鉄道)の列車と会う。標準軌の鉄道の客車は大きい。レーティッシュ鉄道は狭軌なので車体が小さく、おも
ちゃのようだ。「これが鉄道や」とは、同行者の声。
着後、バスに乗り換えてハイジの家、ハイジの泉訪問。ハイジジイ、ハイババアが多いのでハイジは苦笑しているだろう。そのハイジをし
っかりお金にしているのはスイス人らしい。
午後
フルカ峠をドライブ。ツェルマットへと書いてあったが、すごい峠。フルサイズのバスはすごいスピードで峠を駆け上がって行く。窓から
下を見ると、数百メートル下までリボンの折れ曲がったようにつづら折れの道路が続いている。日本の峠道と違い、斜面の傾斜が上から見
ると垂直に立っているように感じる。
登り始めて約2時間、2つの峠を越えて谷へ下り、またツェルマットの谷を上り始めた。ハイジの泉を出てから4時間、スイスの山道を十
分に満喫し、ティーシュに着く。ティーシュの街はツェルマットの入り口。ツェルマットは電気自動車しか運行できないので、ティーシュ
にある大きな駐車場に自動車を置いて、後は町営の鉄道で街に入る。
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ツェルマットはまさに鎖国状態。客を囲い込んでのんびり客からお金を巻き上げようとしているように思うのは、私だけではないだろう。
スイス観光業の一部が見えた気がする。
・どこの街でも日本のように安売り合戦をしていない、きっちり定価販売に徹している。
・ホテル、物販業、ほかの業にも大手の進出が見られない。シャッターの降りた商店街が無い。(ヒルトン,シェラトン、ハイヤット、カル
フール なんかは無い)
7月31日(水)
ツェルマットの朝、抜けるような空の色、ホテルの朝飯は今までのホテルで最高に近い。
山の斜面の地下を走るケーブルカーに乗り4分間、非常に速い。降りてすぐロープウエイに乗り、山の中腹へ。目の前にマッターホルンが
見える。雲一つ無い空に、白い雪をかぶって圧倒的な迫力で迫ってくる。さっそく皆さん撮影に取り掛かる。正に私のマッターホルン、私
の腕ではこの山を見た通り撮影することはできないが、撮影する。
18年前、岩壁にしがみつき登山に挑戦したが、今はもう見るだけで十分。「久しぶりにようきたのう」綺麗な姿で歓迎してくれている。
逆さマッターホルンを見るために、1時間30分の散歩。風もなく、逆さマッターホルンを満喫。この水たまりにはニジマスが放流されて
おり、現地人がニジマス釣りを楽しんでいる。3,000mでの魚釣り、さぞかし高い魚になるだろう。
景色を満喫して町へ降り、今度は登山電車に乗り、ランチを取りにゴルナグラートへ。40分で着、3,100m。嫁は高山病にかかったらし
く、頭が痛いと言う。私も高い山ではアルコールの回りが早いので、小ビール1本にしてランチ。食い物よりも良い景色が御馳走。レスト
ランの窓から見えるマッターホルンは、額に入った名画だ。
今日のディナーは各自。ツェルマットには日本料理店「妙高」があり、てんぷらうどん以下、日本食はあるが、ここはやはり、ステーキハ
ウスでステーキを。サラダは新鮮野菜が山盛り、ほぼ3人前。スープは非常に旨いが、これも3人前。美味いスープも過ぎるともたれる。
ステーキ 300gが私、200gが嫁。ウエルダンで頼んだが、日本と少々違い、ミディアムでよかったらしい。付け合せのポテト、嫁はこぶ
し大のジャガイモを焼いたのが2ケ、私はフライドポテト3人前が皿に乗っていた。スイスに来てから嫁がやせて見える。この食事の量を
見ると納得できる。私の食べる量は現地の人の3分の1、食事の価格も量から考えると非常に理屈に合っている。
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8月1日(木)
朝
役所へ電話、何事もない。1週間平穏無事、村長留守の方がいいらしい。
ツェルマット発の電車でティーシュヘ。これでツェルマットから脱出。今日はグリメンツの町へ。
1時間ほど高速を走ったところで、バスは急に山へ登り始めた。切り返しの必要な坂道を上へ上へ。山の上から見ると、ローヌ川添いの幅
3キロほどの平地は、日本のブドウ産地とは違う1本仕立てのぶどう畑が一面にどこまでも続く。バスは細い道を上へ上へ上ってゆく。千
早へ行く道のがけを 500~600m高くして、向こう側の斜面まで 500mほどしかない深い谷。
田舎道をを約 50 分走り、グリメンツの村へ。この村の人口は400人弱、ログハウスのが山の斜面にたくさん立っている。真新しい家が
多い。村の中心の一群の古い家は住民の家。真新しい家は来村者にレンタルしているそうだ。オランダの車、イギリスの車、ノルウェイの
車が駐車していた。今はバカンスシーズン、1カ月単位で家をレンタルしている。ただスキーが出来ると言うだけで、山の斜面にへばりつ
いた村にこれだけの家が一杯になるほど人を集めているのはなぜか? この辺がスイス観光の秘密。真髄を知りたい。
山を下り、高速へ。レマン湖の東、ローザンヌをかすめて、一路インターラーケンへ。インターラーケンから南へ。
トリュンメルバッハの滝。滝は本来水が落ちるのを見るのだが、この滝は水が岩をくりぬいて落ちている。外からは何も見えないが、音だ
けは聞こえる。その横に縦穴を掘り、エレベーターを運転し、下りの階段を作って滝を見せる商魂がすごい。
滝見物の後、登山電車に乗ってウエンゲンヘ。アルプスの斜面の途中、台地にできた街。ホテルレギーナ、古いホテルをリニューアルして
使っている。部屋からユングフラウが正面に見える。ビールを飲み、10時頃まで山を見ながら寝る。今年のスイスは暑い。冷房のある日
本のホテルが恋しい。
8月2日(金)
朝6時
役所へ電話。千早赤阪は13時、1週間平穏無事。
朝8時24分発の電車でグリンデルワルドへ。まずクライネシャイデック(トップ オブ ヨーロッパ 3,454mへの乗換駅)へ上り、グリンデ
ルワルドへ下る電車がクライネシャイデックへ着いた頃、嫁が高山病でノビる。約1時間でグリンデルワルド着。モンベルヨーロッパの金
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村長の日記
岡さんに出迎えて頂く、モンベルのグリンデルワルド店へ。比較的小さい店と会長から聞いていたが、かなり大きな店。10時前に入った
のだが、ほとんどのグリンデルワルドに滞在している観光客は山へ上がった後にもかかわらず、次から次へと現地の客が入ってくる。なか
なか立派に運営していると感じた。
マネージャーは金岡さん、若い女性。アシスタントは、忠岡町出身のもっと若い女性。ぜひモンベルはスイスでもビッグネームになってほ
しい。
12時前
グリンデルワルドの副町長、クリスチャン・アンドレッグ登場。彼はカールアンドレッグAG(グリンデルワルドの駅前駐車場、数百台規
模の工事請け負いをしている企業)のオーナー。副村長が村の工事をやってよいのか、国の違いをひしひし感じる。
彼の招待で、ホテルでランチ。ここのステーキはスイス No.1! 彼の勧めでステーキを注文、高山病の嫁はスープのみ。
まずビールを、つぎにグリンデルワルド No.1 のワインとなる。この赤ワインは非常に旨い、しかも牛肉にぴったりだ。ランチの間に2本
のワインを空けた。
話は変わるが、スイス地方議会制度は日本とかなり違っている。グリンデルワルドで昨年11人立候補し、7人が当選した。1番票数の多
かったのが村長のエマニュエル、2番目がクリスチャンで副村長となっている。月に3~4回、夜7時30分から議会を開き村の方針を決
める。その下に村の行政を行う職員がいる。日本では考えられないシステムだ。
食事をはじめ、ステーキが出てきたころ、彼の携帯が鳴り「孫が出来た女の子で 3,100g ある!」コングラチュレーションでまた1本ワイ
ンを空け、孫娘の誕生を祝った。
約2時間、私たちは山を越えウェンゲンヘ。クライネシャイデックへ上ると嫁の高山病が頭を出してきた。
スイスの政治形態は直接民主主義に近い。日本は地方への金の流れの中心が東京(国)だが、スイスの場合は州。国は外交と防衛を司る。州
が競争で外国人を呼び込む観光に力を入れているのが理解できた。
近い内にクリスチャン・アンドレッグが日本へ来る。すしと熱燗で再会を約束した。
8月3日(土)
帰国の日。AM4:30 にモーニングコール。荷物整理を済ませ、5時30分、荷物を出す。6時10分の電車に間に合うようにホテルを出る。
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村長の日記
登山電車からバスに乗り換え、チューリッヒ空港へ2時間、150Km の距離。山道は 80Km/h 高速は 120Km/h でバスは順調に進む。道路
の周囲の木だが、きっちり切り取られ、道路の上には1本の枝も出ていない。自然との付き合いの長さがうかがわれる。かなり傾斜のきつ
い斜面も牧草地としてコントロールし、自然との付き合い方をマスターしているのが良くわかる。
村の中を走る府道では街路樹、植林木、桜、楠が道路の邪魔をしているが、自然との付き合い方を学んでいる国、自然のコントロールに長
けた国は違う。感心しているうちにチューリッヒ国際空港に着く。若い美人のスイス兵がマシンガンを持って、いたる所で警戒に立ってい
る。今朝のニュースで見たアルカイダの攻撃宣言のせいだ。出国審査を済ませ、フランクフルトへ。フランクフルトでは、すぐに関西空港
行きに乗り替え、ヨーロッパとバイバイ。
8月4日(日)
朝7時50分、関西着。約20分遅れで関空へ着いた。約11時間、いつも通り、かなり寝たつもりだが、やはりしんどい。今回はフラン
クフルトで買い物をする時間が無かったので酒も買えず、好物のチーズも買えなかった。ドイツのソーセージはうまいのだが、肉製品は輸
入がダメ。結果として関空の税関はフリーパス、すぐ出てこれた。
迎えには娘の主人と孫が来てくれたので、すぐに帰宅。関西国際空港(KIX)から100円道路で富田林へ抜ける道で感じたこと、日本の道
路は過剰品質ではないだろうか。幅は広いし、カーブは緩い、しかも構造は私のような素人目でもわかる、かっちり出来過ぎている。この
中には国債 1 千兆円のうち、いくらかが投入されているのだろう。
安全を万全にすることに異存はない。1000年に1回の耐震、1万年に1回に備えるのと、コストの関係を今一度考える時ではないだろ
うか、鉄筋コンクリートで1000年経過した建造物は無い。
日本では法隆寺が1600年木造で現存している、役所などは絶対木造建築にすべきだ。
8月5日(月)
1週間のブランクで出勤。お盆前で比較的暇だったみたいだった、決裁の書類が少なかったので分かる。各地でゲリラ豪雨があったのに村
はなにもなくてよかった。
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村長の日記
10時
後期高齢者医療広域連合議会事前打ち合わせ
7日にある後期高齢者医療広域連合会臨時会議、事前打ち合わせ。
連合議会の議員改選後、初の議会。今回は村から井上議長が選出された。当日は仮議長をやってもらうことになっている。
11時
松岡さん来庁
小水力発電を早くやっていただくように要請。
午後
河内長野市議会議員 増田先生 来庁
台湾、雲林県立東仁国民中学校文化交流訪問団、林正雄様。
虎尾鎮長、林文琳様
2名に感謝状を贈る約束をした。
秘書課で私のサインをして判をついて感謝状を作った。彼の指定の日に2人で持って行こうとの約束をした。
彼の来ているときにすごい豪雨、南洋のスコールが来たみたい、なかなかやまない。
夕方
床下浸水が3件村内であったが、たいしたことにならず。短時間で終わってよかった。
8月6日(火)
夕方6時
富田林警察署長を囲む意見交換会(簡保センター)
富田林多田市長主催。出席者は多田市長、浅野町長、武田町長、私。
今までは行政と警察の間で情報交換が行われているようではあるが、完全に行われているとは言えなかった。最近、住民同士のきずなが薄
れ、孤独化が進む中、もっと頻繁に情報交換が行われていたら予防できた事案が沢山あると思われる。子どもが行方不明になって7~8年
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村長の日記
もたっていれば警察でも対応は難しく、迷宮入りになってしまう事も。地域の情報を交換していれば、警察でも打つ手はあったと思う。
警察庁から防犯カメラ設置に対し補助等が増えてきたし、防犯カメラの映像による事件解決が多くなってきた。大阪の繁華街では大量に設
置してある。市町村長の皆さんも、いつも監視されていることを自覚して、気を付けて歩いてほしい。
これからは定期的に開催して、行政、警察が緊密に連絡を取り合って、安全で安心な地域を作っていこう。
8月7日(水)
千早赤阪村は近年、行革の結果により、世間並みの決算を行えるようになった。
現在の国の制度が続けば、村は税収の減、人口の減少、高齢化の中ではあるが、かろうじて黒字を続ける事が出来る。平成24年度の決算
結果は9月議会で審査していただいた後、公表できるが、あまり悪くはない。この決算結果を監査して頂いた後、これからの村政にフィー
ドバックしてより良い村政に向かいたい。
村のように右肩下がりの行政では、休むことのない行革が必要だ。従来のように全てをカットする行革は先が見えてきた。民間の手法、能
率、効率、時間、情報、スキル、すべてを1つにした行革が必要。1番のガンは行政の常識だ。議会も30%の行革を行ってもらった。若
い職員が最近多くなってきた。皆さんの力を借りていい村を造りたい。
13時
後期高齢者医療広域連合臨時議会
今日は議員選挙が行われた後、初めての議会。井上議員が仮議長となり、議会の役員選挙を行い、1時間ですべての役員を選出した。
19時30分
小型ポンプ操法訓練激励会
9月9日開催の大阪府消防操法訓練大会に出場する、本村の小型ポンプチーム、松原市の消防自動車チームの激励会。
大阪府消防協会南河内地区支部の皆さんが、村の出場選手の激励に来ていただいた。
村議会の皆さん、村職員幹部も参加して訓練を見た。
非常に素晴らしい出来だと思う。この状態で大阪大会まで続ければ、必ずいい成績だ。
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村長の日記
8月8日(金)
大阪府農と緑の総合事務所 勝俣課長 来庁
大阪府下の 16 森林組合が合併して、大阪府森林組合が出来たが、近年経営が大変になりつつある。その運営と大阪府の対応につきレクを
受けた。
私からは、当村の3千ヘクタールの人工林の内、手入れの行き届いてない山林、放置森林についての問題を提案した。
・村のように全国平均からすれば零細規模経営の山林業は、現在の木材単価では経営できない。
・除間伐を行わなければ木材は育たない。除間伐の手法を教えてほしい。
・林野庁の方針に従えば、毎年5ヘクタール以上の森林施業計画が必要。村で毎年5ヘクタール以上の施業計画を出せる林業者は4~5人
程度しかいない。
・木材単価が安いので山に対する関心がない。
ぜひ山の保全のため公費で50%以上の間伐事業を行ってほしい。
14 時
台湾 虎尾鎮の人形劇観劇(河内長野 花の文化園)
私と台湾の関係は23年前、玉山(新高山 ニイタカヤマ 3,952m)に上った時から始まる。嘉儀から阿里山へ登山電車で登り、タタカから1
泊2日で登った。それから3回玉山へ上った。
人形劇は八田與一の物語。台中から台南にかけての平野開発物語。台湾山脈から流れ出る川にダムを作り灌漑することで、肥沃な平野が出
現した。台湾の穀倉地帯が日本人技師によって開発されたことを、台湾の人から教えられた。日月潭などのダム群が台湾開発の原動力だっ
た事がわかった。何回か台湾へ行ってわかったことだが、日本のやったことをきっちり理解してくれている。
8月9日(金)
午前
パソコンのマウスが壊れたので上新電機へ。
マウス売場へ行って驚いた。マウスにはコードが付いているのが当たり前、しかし最近のマウスはコードが無い、すべて無線になっている。
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村長の日記
この業界は進歩が早すぎる。
14時より
南環境施設組合理事会
今日の理事会は8月21日の決算議会の為の理事会。今年も順調に推移している、問題なくすべてOK。
8月10日(土)
8月11日(日)
今年母が死んだので、お盆の棚参りの季節が来た。新仏を家にお迎えし、村内の皆さんのお参りいただく、昔からの地区の習わし。
従来は棚を7日の日に親戚縁者が集まって作るのだが、最近は作り方を知っている年寄りがいない。“あんらく“の中井さんに聞いた所、
出来たものが仏壇屋にあるとのこと、さっそく天照堂で買って仏さんの横へセットし用意をしているとこへ、お参りの皆さんがおいでにな
る。2日間、仏さんのお守をして過ごした。
8月12日(月)
土、日と秋田で大雨らしいが、千早赤阪では雨が降らない。連日熱中症になるほど暑い日がつづく。昨夜はあまりの暑さになかなか寝付け
なかった。千早に73年住んでいて、初めて暑さに閉口した1日だった。また、我が家自慢の横井戸も干上がってしまった。
朝8時30分
大東市市民会館へ
今日は中学校のブラスバンドが小編成の部で大阪大会に出る。千早赤阪は中学校の2番目、遅れないように早く出た。会場近くが少し混雑
していたが、9時30分に着いた。駐車場はほぼ満杯、ガードマンの指示で空いているブースへ、我々で満杯。
大東市も暑い町だが、会場内は涼しい。席はかなり空いていたので3列目に着席。涼しくて気持ちが良い、しばらくして開会。
まず小学校から始まる。中学校の部が始まり、2番目が千早赤阪。小編成の中でも部員が少ないので、まさに小編成。メリーウイドウセレ
クション。指揮の矢倉先生に手を挙げて挨拶、少ない人数でいい音を出している。あと2中学校の演奏を聴いたが、千早赤阪が No.1、楽
器をトラックへ収容している中学生を激励して帰る。
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村長の日記
関西大会出場が決まった。良い演奏をすれば入賞間違いなし。
12時30分
塩川先生の事務所訪問
3年前に病気していたが、現在すこぶる健康。先生の教え、シビルミニマムを実行していることをお伝えした。近い内に時間を取っていた
だくことをお願いし、帰る。
8月13日(火)
映画「じんじん」試写会(マッセホール)
新藤総務大臣推薦の映画。総務省・文科省推薦、全国市長会・全国町村会推薦の映画。
舞台は北海道、剣持町。旭川の北 50Km。私は最近、映画とは昼寝の友と思っていたが、じんじんは最後まできっちり見た。
映写方法が変わっていて、劇場公開はしない。スロービデオ方式といい、各地の体育館、市民会館、公会堂、暗くできる施設ならどこでも
映写できる。オーダーするとその地域に来て映写してくれる。今、全国的にオーダーが来ているらしい。ぜひ村でも各種団体に呼び掛けて、
映写する事にしたい。
8月14日(水)
今日は予定が無く、しかもお盆の中日。初盆で沢山の人がお参りに来てくれる。母の初盆なので1日休暇をもらって、棚のお守をすること
にした。
朝7時半には、もうお参りに来てくれる人があって、家の戸をあける暇がなかった。朝から地域の人、村の人、次から次へとお参りいただ
いた。やはりまだ田舎の証拠か?それとも昔のきずなが残っているのか。
結論から言うと、やはり絆が残っているのだ。おいでいただく皆さんは私と同じような年代の人が多い。今日のように1日家にいることは
ここ数年ほとんどなかった。皆さんにたくさんお参りいただいて、ゆっくりは過ごせなかったが、有意義な1日だった。
夜
中学2年の孫娘がお土産を持ってきた。8月3日から英語研修でオーストラリアへ行って、今朝帰ってきた。2つのファミリーにホームス
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村長の日記
テイしてきた。良かったよと目を輝かせていた。現地は真冬で0℃~5℃程度の毎日だったらしい。
「日本は暑い、爺さんの作ったじゃこめしはうまい」
「やっと、身振り、手振りを使って、意思の疎通が出来るようになったと思ったら帰国や」
多分、彼女の成長にいい影響を与えるだろう。
8月15日(木)
朝
中学校の校長先生と西田君が来庁
20日、名古屋の瑞穂競技場で全国中学校陸上競技大会がある。3,000mの予選に出る。村の中学校では初めての快挙。
先生の話では、4月以降、走るごとにタイムを縮めているらしい。是非、良い成績で予選を通過し、21日の決勝に残ってほしい。
本村の中学生が全日本の予選に出ることは初めて。3,000mの距離競走、考えただけでもしんどそうだ。成長盛りの中学生だから、きっと
いい成績を出してくれることを祈る。
連日の猛暑、ここ10日ほどはまさに猛暑の毎日。ただ、最近雨が降らない。私の家にある横井戸が枯れた。農家の皆さんも大変だろうし、
村では水道の岩井谷水源地の水が危機的状況となってきた。
東北では、至る所で記録的豪雨の報道がある。雨は欲しいが記録的豪雨はいらない。1日 100mm 程度の雨が4~5日に1回降ってほしい
と思う毎日だ。雨が降るたびに、少し実気温が下がると思うのだが。
夜
東阪の盆踊り
いつものことだが、にぎやかだ。とくに踊り子さんが多い。2重、3重になって踊っている。ビール、お酒のサービスには参る。私も比較
的好きなのだが、飲酒運転は出来ないので耐えがたきを耐え、忍びがたきをしのんで、お茶ジュースで我慢した。
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村長の日記
8月16日(金)
今日でお盆は終わる。
早朝扉を開けると、棚参りのお供えが置いてあった。お盆は今日までらしい、早く入口の戸をあけておいたらよかった。
昨日で村内の盆踊りは終わった。どこへ行っても「いつ、お前の公約を実施するのか」との話ばかり。早く実行すると答えたが、実行が伴
わないとだめだ。朝から村の中心作りを急ぐように指示するとともに、懸案事項の早期解決を指示した。
議長より呼び出しがあり、同じく「中心作りを急げ」
「俺もお前も歳だから、早くなんでも処理しないとあとの時間が無い。役所全体を動
員して早く確実にやれ。補助事業にできるところはすべて補助をとれ。千早の木を使え。
」1時間30分発破をかけられた。
議長の言う通り、動きが非常に遅い、もっと早くやるべきだと私も思う。法や条例を順守するコンプライアンスは大事だが、今の状況を見
るとコンプライアンスの化け物に追いかけられて手も足も出ない状態。もっとフリーに動かなければだめだ。
13:00
自治労の皆さん来庁
自治労の大会で5分間の挨拶を。今、自治労は民主が野党になり、大阪府・大阪市では松井知事、橋下市長により思いきり改革の俎上に上
げられた。そのおかげで、維新の東君大阪府でトップ当選、まだ橋下人気は落ちてない。
8月17日(土)
今朝は特別別暑い。暑いのは少々慣れてきた、しかし雨の降らないのは参った。
昼寝から覚めて、庭のアサガオを見るとしおれている。水かけを十分にすると1時間もしないうちに元気になる。3時間ほどすると、また
しおれ始める。やはり水が無いと元気がない。特にアサガオのように根に対して葉の面積が大きいと、水の蒸発量が半端でない。
トマトがなかなか赤くならないので専門家に聞いてみると、トマト本体(茎や葉っぱ)の元気が良すぎる、本体の元気を抑えればいい。トマ
トの葉っぱを半分ほど落としてみた、赤くなるか青いままかは見ものだ。
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村長の日記
8月18日(日)
大阪府消防協会南河内地区支部の大会(石川河川敷)
議長とともに石川河川敷へ。消防の大会といえば冬の出初式、特に富田林の出初式は非常に寒い。気温は寒くないのだが(千早赤阪の方が
3℃~4℃低い)河川敷を流れる風が寒い。正に暑いか寒いかのどちらか両極端。火事は良い気候の時に発生するわけではなく、いつ発生
するかわからないのだから仕方がないのかもしれない。
9月9日 第2日曜に、可搬式ポンプも消防車も、大阪府消防学校運動場で競技会が行われる。この日も、とっても暑い。
今日は消防団の皆さんも入るテントが設けられている、少しは消防団の皆さんのことを考えてきたのかと思う。しかし、最初の整列はもち
ろん炎天下。視閲でたった7~8分歩いただけでも汗が出るのだから、整列している諸君は暑くて当たり前。表彰から始まって来賓挨拶、
ほぼ20分、気の毒だった。
私も暑いので終わるとすぐ役所へ。車に飛び乗って千早へ。しかし今年は千早も全然涼しくない。例年だと私の家に入ると涼しかったのだ
が。朝と晩は少し涼しいが今年はダメ。早く秋が来てほしい。
8月19日(月)
大阪府消防協会理事会(キャッスルホテル7F)
昔、高野豆腐を車に積んでほぼ毎日通った天満市場の大川を挟んだ南側。北側には天満の乾物問屋街があったのに、今では全然変わってし
まった。
2時に開会、次の橿原市立文化会館へ4時過ぎには着きたいと思っていたところ、1~2時間かかるはずの理事会が40分で終了、すぐ橿
原へ。
中学校ブラスバンド関西大会(橿原市立文化会館)
予定より早く4時前に文化会館着。今日は中学校のブラスバンドが関西大会出場。早く着きすぎたが、暑い外にいるよりも涼しい館内へ。
2列目に席を取った。11番 京都代表 大谷中学校 の演奏から。どのチームもしっかり練習をしているらしく、音が良い、テンポが良い、
元気がいい、これが中学生かと思うほど素晴らしい演奏がつづく。
12番 奈良県代表 御所中学
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村長の日記
13番 兵庫県代表 加古川市立平岡南中学校、
14番 兵庫県代表 南あわじ市立美原中学校、
15番 大阪府代表 千早赤阪中学校、
メリーウイドウセレクション。村立中学校の出場した小編成の部はメンバーが30人まで。村は部員全員出場で22人、少人数だがいい音
が出てる。元気が良い、テンポも良い、メロディも、昨年の蝙蝠セレクションと同じように、わくわくしながら聞いた。あっとゆう間に終
った、これは良い。
最後は、東海大付属仰星中学校。あれ!高校生じゃないの? と思うほど体はでかいし、見た目も大人びているし、30人のフルメンバー。
村より、ちょっと良かったと思ったら金賞だった。村はメンバーがが少ないにも関わらず、いい音を出して銀賞を取った。これは練習の成
果だと思うし、いいリーダーについたからだろう。いつも元気でいい音を。
8月20日(火)
中学陸上全国大会(名古屋市 瑞穂陸上競技場)
西田君が3000mの予選に出る。今日予選を通過すると、明日本戦となる。
朝9時過ぎ
今日は外部評価委員会があるが、挨拶を副村長に任せ、名古屋に向かって出発。14 時より予選スタート。昼飯を食べて丁度の計算で役所
を出る。
途中混雑が少しあり、13 時名古屋着。昼飯は、名古屋に行けばいつも行く宝来軒に。
「2時30分から案内できます」1時間30分も待て
ない、ハンバーグ屋さんに入り、スタート30分前にみずほ競技場へ。
駐車場が無い。競技場の周囲を3回回ったが、競技場の施設はすべて予約制、フリーでは入れない。バックストレッチで車を降りてスタン
ドを1周、スタート10分前に村の皆さんとドッキング、西田君の奮闘を応援できた。
スタンドを1周するだけで汗だらけになるほど暑いみずほ競技場で、よく3000m走れたもんだ。汗だらけでスタンドに帰ってきた西田
君を見て熱くなった。若い諸君が全国大会で頑張っている姿を見て、ますます村長の責任の重さを感じた。
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村長の日記
8月21日(水)
環境事業組合 決算議会
連日の猛暑がつづく。役所へ行ってもあまり人が外へが出ていない、暑さでみんな参っているようだ。
今日は環境事業組合決算議会。市長、町長の皆さんも暑い暑いの話でもちきり。後ひと月もすると涼しくなるが、その間が大変。ただ組合
には問題が無く、淡々と全員協議会、本会議が終わった。
会議のシステム上、ほぼ同じ内容の会議を2回連続でやるのはどうか?とは思うが、制度だから仕方がない。
8月22日(木)
朝4時30分
目覚ましで起こされ金剛山へ。ほぼ1カ月登ってなかった。
5時20分
登山開始。足が重い、息が上がる、それより湿度が高いのか非常に暑い。上り始めて10分もしないうちに汗、しかも5人前ぐらい汗が出
る。首に巻いたタオルを絞ると、汗がしたたり落ちる。
真中の狼煙台で小休止、はちみつレモンでうがいをするのだが、今日は美味しく飲んでしまう、水分の消耗が多いのだ。
1時間10分+で頂上。シャツはもちろん、パンツまで汗でずぶぬれ。温度は22度、霧が出ているが全然暑い。本来汗だらけだと涼しく、
または寒く感じるのだが、暑い。水分はとってもとっても欲しくなる。
帰ってきてシャワーをかぶったが、汗が止まるまでかなり冷たい水をかぶった。
午後
友人の細川君が来庁
太陽光パネルのプロを連れてくる。耕作放棄地はどうですか? 農用地の用途変更が必要。山林では? 傾斜地では管理が大変。なかなか法
規制をパスするのは大変らしい。関電の電柱が近くにあって、平面で理想的には1ヘクタールは必要らしい。村の中を見てきたけれど理想
的なところはなさそう。来年の3月までに登録すればビジネスになる、いい場所があればぜひお手伝いしたい。
夜
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村長の日記
田尻町 原町長、阪辻副町長 と会食。久しぶりに美味しい、楽しいひと時を持った。
8月23日(金)
金剛山系対策協議会
例年通り、対策協議会の事業報告、決算報告、予算、予定事業の承認を受ける事が仕事だ。
私が村長になって以来、殆ど内容が変わらない。世の中が次から次へ替わっている時代、10年1日のごとく同じことをやっていていいの
か、こんなことをやっていて良いのか疑問に思った。
金剛山を世に出すには、金剛山に多くの人が来ていただくには、もっと方法があるだろうと思う。来年の金剛山系対策協議会は、かなり去
年より変わったと言われるものにしたい。
8月24日(土)
久しぶりに朝から雨が降った。山陰東北は大雨のニュースがあったのに、村では強く降ったのは金剛山登山組、第1陣の降りてくる時間帯
のみ(6:30~7:00 頃)。全員完全に濡れていた、あとはしびしびと落ちる雨。ただ3~4時間降ったので少しだけ涼しくなった。
しかし、雨のおかげで登山客は少ない。今年は非常に暑かった事もあり、例年ならクラゲが海に出るシーズンになると金剛登山客が増える
のに、今年は増えなかった。雨が降って涼しくなれば登山客が多かったのに、雨が降るのが少し遅かった。
8月25日(日)
朝
豆腐造りを手伝う。朝起きたとき少し寒かった。金曜日までの天気、朝も夜も暑い暑いの1日だった。千早でも冷房を入れっぱなしでない
と眠れなかった。今朝は夏掛けをきっちりかぶっていた。
シャッツを着て豆乳を煮る釜のそばに行っても汗が出ない。昨夜のうちに秋雨前線が南に下がっていったのだろう。
これで金曜までの暑い日がなくなればいいと思う。
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村長の日記
8月26日(月)
朝8時
役所出発。自治労の全国大会大阪城ホールで10時から始まる。
富田林から羽曳野までの外鐶がかなり混雑している。早く外鐶の外側に南阪奈の太子インターから、葛城→金剛→岩湧の山腹を通り、貝塚
インターまで高速道路を作る必要がある。奈良→大阪、和歌山→大阪の間にある道路格差を取り除き、高速へ乗れるようにすることでKI
X(関空)の利用は飛躍的に拡大する。
自治労全国大会(大阪城ホール)
大阪城ホールは1万人以上入る大きな施設。その前で挨拶、私にとって初めての経験。開会後約1時間経って、市長会会長の挨拶が始まっ
た。せっかく全国から大阪へ集まっていただいたのだから、大阪の味、大阪の夜を味わってほしい、心から歓迎いたします。
次は私の番となった。今の日本は東京一極集中、あまりにも東京圏と地方の格差が目立ってきた。地方の時代と言われるが、地方は少子高
齢化が進み元気がなくなってきている。地方と中央がバランスよく元気になる日本を。今元気のない大阪へ、ぜひ皆さんの元気を少し大阪
へ置いて行ってほしい。
8月27日(火)
午後
森林組合総会
先日、総会の議長を依頼された。森林組合は民主党時代、林野庁の政策変更、大阪府の政策についていけなくなり、23年赤字に転落して
以来、24年度の決算でも大きな赤字を出した。25年度の予算でも赤字の予算となっている。かなり大変な総会になると予想していたが、
まず決算審議から組合本体の姿勢、事態認識についての質問提案が相次いだ。議長席で皆さんの話を聞きながら、もっともだと思う反面、
ここ20年国の山林に対する無策を感じるとともに、森林組合の対応の遅さも問題だ。
尾花氏の話を思い出した。林業として成り立ったのは昭和時代。平成の初期から林業は、茶道,花道、と同じ林道となった。経費を使って
時間を掛けて施業してお金にならない。これは業ではない、道だ。
すでに10数年以前から、林業を取り巻く状況は最悪に近い状況になっていた。しかし山主の皆さんはかなりの資産家が多かったので、い
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村長の日記
つか木材の価格は以前の状態になるとの期待で今まで来たと思う。その期待も既に期待で終わってしまった。これから現実を踏まえて、山
の将来を考える時だ。
既に村でも放置森林が多くなってきた。山が山ではなく藪になりつつある。手入れのされない山はがけ崩れの原因になる。山が荒れると保
水力がなくなる。河内の水源の役割を果たせなくなる。
今こそ山主、組合、行政が力を合わせ、山の撫育、製材、流通、すべての領域で山を守るシステムを作る時が来たと思う。外国人による山
の買収が進んでいる話も聞く。昔から治山、治水は国の1番大切な仕事だ、早くダイナミックな変革が山林行政に必要だ。
9月1日(日)
村長の日記を打ち込んだパソコンが故障した。電気を入れてもファンの音はするが、画面が出てこない。長男を呼んで見てもらったが原因
不明。村長の日記開始以来、ずーと使っていたパソコンが完全にダウンらしい。8月16日以降の日記も出てこない恐れがある。残念だが
寿命につきお許し願いたい。(幸いに、修理が成功して村長の日記も無事でした。)
昨日は岬町長選挙の事務所開き。田代町長当選を祈るとともに、恵まれていない大阪の端を少しでもよくしようと、ともに働く仲間の健闘
を祈った。今日は去年以来仲良くなった静岡県長泉町の町長選挙、4人出馬の選挙、遠藤さんの楽勝といわれているが、こればかりは開け
てみないとわからない。遠藤町長の勝利を祈るのみ。
9月2日(月)
9時30分
トップ会議
今月より月初に副村長、教育長、理事2人、および村長が集まり、村の方針を確認する会を持つことにした。
私の公約、山中8策 村の中心つくりを急げ。9月議会で 千早赤阪村新庁舎建設検討委員会条例 を提案し、庁舎の場所選定から始めて、
12月議会に 新庁舎建設設計予算議案 を提出するように決めた。
18時
西野修平励ます会
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村長の日記
府の町村長会で副会長との話が長引き、6時ぎりぎりに天王寺都ホテルへ入る。
いつものことながら西野先生の支持者は多い。たくさんの支持者に支えられて、いい政治家になるだろう。
話は、先生の子供の誕生と結婚の時間が合わない話が多い。少子化対策を身をもって実践したことで、よくやった。
9月3日(火)
7月末より、教育委員会の近藤先生、中学校の副校長によるオーストラリア視察の報告を受け、できるだけ早くオーストラリアでの語学研
修を実現したい。
健康福祉の事業を絞り目玉になるような事業をやってほしい。
村の作業班は、シルバー人材センターができる仕事は軽くこなせるようにスキルアップをはかる。
ことを確認した。
午後
緑推進室来庁
5日に行われる森林審議会のレクを受ける。
きっちり説明を受けた後、2~3注文をお願いした。
・大阪府域ではほとんどの地域で緑が少なく、緑の充実が必要だが、わが村では自然の成長に住民、行政がついていけない。3千ヘクター
ルの人工林では材木の単価が安く、山林の間伐、撫育の費用を山主が調達できない。山は藪化し、早く植林した山はモヤシ化している。
街路樹は成長が早く、道路が樹木に邪魔され、路面は波打ち、大きな車は屋根がつかえて路幅を1杯使えない障害が出ている。自然の成
長に追いつく助勢をお願いした。
・大阪府の強い指導で、収益の出る森林組合の改組を強くお願いした。
・現在の府営間伐では 30%の間伐とされているが、30%では短期間で次の間伐が必要となる。少なくとも 50%以上の間伐が必要だ。
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村長の日記
9 月 4 日(水)
10 時
9 月決算議会開会。
会期を 9 月 4 日~9 月 20 日と決め、9 月議会が開会した。
最近まで続いた暑い夏は地球規模の温暖化の影響。大阪府では大阪規模の政治異変の影響。大阪都構想成就はどうか? 千早赤阪村のよう
な小さな自治体は、モロに影響を受け大変な状況が続いている。
村は全力で職員一同の力を合わせ、村の中心つくり(新庁舎建設)を行います。是非皆さんの協力をお願いします。
提出議案
諮問第 1 号
人権擁護委員候補選出、田中鈴代氏選出。(本会議)
議案第 53 号
千早赤阪村新庁舎建設検討委員会条例制定。総民、付託
議案第 54 号
千早赤阪村延滞金の割合等の見直しに伴う関係条例の整理等に関する条例について。(本会議)
議案第 55 号
平成 25 年度千早赤阪村一般会計補正予算(第3号)総民付託。
議案第56号 平成25年度千早赤阪国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。総民付託
議案第57号 平成25年度千早赤阪村介護保険特別会計補正予算(第1回)
議案第58号 動産の取得。(本会議)
報告第3号
平成24年度健全化判断比率。(本会議)
報告第4号
平成24年度資金不足比率。(本会議)
59号議案~65号議案は、決算特別委員会(田中委員長)で審議の上、議会最終日に可決。
議案第59号 平成24年度千早赤阪村一般会計歳入歳出決算認定。
議案第60号 平成24年度千早赤阪村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定。
議案第61号 平成24年度千早赤阪村介護保険特別会計歳入歳出決算。
議案第62号 平成24年度千早赤阪村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定。
議案第63号 平成24年度千早赤阪村下水道事業特別会計歳入歳出決算認定。
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村長の日記
議案第64号 平成24年度千早赤阪村金剛山観光事業特別会計歳入歳出決算認定。
議案第65号 平成24年度千早赤阪村水道事業会計決算認定
以上16議案のうち、5議案は本会議で本日成立。残りの11議案は日を改め、委員会で審議の上本会議で可決となる。
今日の本会議で成立する議案は3議案。報告2議案。後は明日から始まる委員会で審議の上、最終日に議決する。
*報告第3号健全化判断比率
村は赤字がないので、実質赤字比率
0
連結実質赤字比率
0
実質公債費比率
17.5(25.0)
将来負担比率
59.1(350)
( )内は早期健全化基準(この数字を超えると村の財政が危険状態になる)
9月5日(木)
7時50分の新幹線で上京。
今日は雨の影響らしく、所々で のぞみ が止まる。かなり新幹線に乗っているが、こんなのは初めて。約20分遅れで東京へ着いた。すぐ
に参議院議員会館へ。中学校の英語教育につき陳情、町村会館へタクシーと思ったが意外と近そうなので歩きにすると、約5~6分ほどで
ついた。涼しいときは歩いて議員会館へ通うことにしよう。
14 時
全国町村長会
本日のテーマ
・攻めの農林水産業(農水省)
・教育委員会制度改革(文科省)
説明の後
・11月20日 NHK ホールで行われる全国町村長会の承認と説明。
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村長の日記
・今後の農林漁業、農山漁村のあり方研究会設置の報告。
・1月11~12日に行われる町イチ、村イチ2014の説明があり閉会。
15時30分
全国町村町会 経済農業委員会開催
現在の農林漁業、農山漁村を取り巻く状況説明を、明治大学小田切教授より受けた。
17時
全国町村長による意見交換会が町村会館で行われたが、明日10時より総務民生常任委員会があるので30分で中座、新幹線で帰阪した。
9月6日(金)
本日の決算委員会は田中博治委員長の議長で行われた。
*議案第59号、平成24年度1版会計決算認定。
歳入合計
31億2,930万円
歳出合計
30億3,457万円
差し引き
9,474万円の黒字
主な指標
基準財政需要額
15億9,545万円
(国の基準による村の必要経費)
基準財政収入額
5億3,513万円
(国の基準による村の収入額)
・財政力指数(収入額÷必要額)
・積立金現在額
・経常収支比率(歳出÷歳入)
・借入金
0.355
9億8,594万円
92.7%
30億7,137万円
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村長の日記
・人口
5,951人
・高齢化率(65歳以上の人口割合)
35.20
・人口密度
159人
・村の面積
37.38平方キロ
賛成:井上,清井、浅野、山形 賛成多数で可決
反対:徳丸、関口
*議案第60号
24年度国民健康保険決算
歳入総額
9億2,030万円
歳出総額
8億8,990万円
(2,128万円の黒字)
歳入総額9億2,030万円のうち保険化入社の負担額は
・被保険者負担額は1人当たり
2億0,760万円、
10,122円となる。
・被保険者1人当たり給付額(支払額)
437,479円となる。
賛成:井上、清井、山形、浅野。
反対:徳丸、関口、
*第61号議案
介護保険決算
歳入
5億3,330万円
歳出
5億3,272万円
保険料収入
1億1,429万円
1人当たり保険料
54,554円
1人当たり給付額
254,283円
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(被保険者)2,095人
村長の日記
全員賛成
*第62号議案
後期高齢者医療保険
歳入
7,673万円
歳出
7,659万円
*第63号議案
下水道事業会計歳入歳出それぞれ
2億
652万円
賛成:井上、清井,浅野、山形、田中
反対:徳丸、関口、
*第64号議案
下水道会計、歳入歳出それぞれ
下水道料収入は
繰入金
村債
2億
652万円
4,791万円
1億
430万円
4,280万円
全員賛成
*第65号議案
水道事業会計
売り上げ
1億3,251万円
営業費用
1億3,366万円(-115万円)
9月8日(日)
今日は大阪府消防操法大会の日。
村の消防団は5月の連休明けより、毎週3回、50日にわたって練習してきた。7月の終わりからの異常に暑い夏も1日も、休まず訓練に
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村長の日記
励んできた。その結果が今日行われる大会で出る。
7時30分
消防学校へ向け出発
かなりの降りの中、消防学校へ着く。消防もラグビーと一緒、雨の日でも火事は起こる。警報が出ない限り大会は行われる。
消防学校には、本日出場する田尻町長、豊野町長、島本町長、豊中市長,交野市長、八尾市長、等等がいる。浦野代議士、鈴木府議、
、知
事、秋田消防協会会長、たくさんの人が集まっている。雨のため、今日は開会式の順序が大幅に短縮され、いつもより30分以上競技が早
く行われる。
1番スタートは村の消防団。
「可搬式ポンプ操法 千早赤阪村」のコールで競技は始まった。かなりの雨降りの中、ホースは伸びる、ポンプ
は回る、水が出る。百数十回練習の通り、淡々と競技は進み、終わった。3分44秒、いいタイム。観覧席から眺めているとベストに近い。
村の出番は終わった、いい成績は間違いない。
村の出場が終わったころから雨がやんだ。しかし、これも運だから仕方がない。
可搬式ポンプ7チーム、消防自動車7チームの競技は、11時過ぎに終わる。弁当を食べ終わったころ、表彰式典が始まった。
総合優勝:中河内
消防自動車優勝:東大阪市
可搬式優勝:八尾市 / 2位:千早赤阪村。時間は3秒近く離していたのに残念だ。
9月9日(月)
内外情勢調査会大阪支部講演会
講師:長谷川幸洋氏(1953年生まれ)
1990年 ジョンズホプキンス大学 高等国際問題研究大学院卒 国際公共政策修士
東京新聞論説副主幹 政府税制調査会委員
本日のテーマは「激動する政局の行方」
講演のはじめに長谷川氏は「テーマは激動する政局の行方、だが日本の政局は激動しない安定している」。
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村長の日記
国の役割は、安全と豊かさ(幸せ)を国民に提供することである。
今、日本を取り巻く安全でない要素は、尖閣諸島と北朝鮮である。安部総理は、外交により中国・北朝鮮を取り巻く周辺国に次々手を打っ
ている。ロシアとの関係がよくなってきた。中国と、領土・領海問題を抱えている諸国との関係はよくなっている。安部総理の訪問外交を
強めるべきだ。
尖閣問題は、1956年国連の調査により、島の周囲に 石油・天然ガス が大量に存在することがわかってからの問題であり、日本はアメ
リカとの関係をよく保ったままのガチンコ勝負で良い。北朝鮮は中国の金融封鎖で強い圧力がかかっており、近い将来6カ国協議に復帰せ
ざるを得ない。
国内政治ではアベノミックス、今まで例のない圧倒的な金融緩和措置により、デフレと不景気が20年以上続いた状態から少しずつよくな
ってきた。(今のところ東京圏のみだが)GDP が少しよくなってきた。7日の東京オリンピックの決定で、日本の景気向上は確実になる。
先の東京オリンピックで、日本は途上国から先進国へ一直線に上昇してきた。今回は先進国から新しい国の形を作り上げる段階へ来た。あ
と7年もある。経済を良くするのはもちろんだが、すべての面で開発力を上げ、競争力で世界をリードして行く強い国つくりが求められる。
今アベノミックスは全国に行き渡ってないが、必ず今の政権は強い国を作る。
消費税は、アベノミックスが全国に行き渡ったころに10%で実施されるだろう。
アベノミックスとオリンピックの効果で、日本は自分の力で、自分の豊かさを勝ち取って行く国に生まれ変わってほしい。
9月10日(火)
10時より
総務民生常任委員会
委員長:関口 委員:井上、浅野、清井、山形
*議案第53号
千早赤阪村庁舎建設検討委員会
メンバーは10人(うち議員2名)公開で行い、1回目は10月中旬より開始。
建設の是非、場所はどこにするか他、もろもろのことを審議していただき、できあがった叩き台を、住民、議会の皆さんの合意を得てス
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村長の日記
タートしたい。
全員賛成
*議案第55号
25年度一般会計補正予算
歳入歳出 8,862万円 を追加し、予算総額を 26億1,199万円とする。
全員賛成
*議案第56号
平成25年度千早赤阪村国民健康保険 補正予算
歳入歳出 1,684万円 を追加し、予算総額を
9億1,347万円とする。
全員賛成
*議案第57号千早赤阪村介護保険補正予算
歳入歳出
390万円 を追加し、予算総額を
5億7,783万円とする。
以上1時間で終了となった。
9月11日(水)
8月13日、マッセで府市長会、町村会合同の映画「じんじん」試写会を行った。
じんじん の製作者代表がお礼に来庁
映画じんじんは、少々じんとくる映画。北海道剣淵町が舞台の映画、日本の端。ちょうど大阪の端、千早赤阪と同じ状況。
村は山ばかり。剣淵は平野の農業地帯、しかし日本の田舎共通で、高齢化の進んだ町。東国原氏の言葉ではないが「どげんかせんといかん」
町だ。
スローライフの町(大都会の一極集中から取り残された町)でも、一生懸命生きる人たちがいることがわかる映画だ。ぜひ当村でも上映して
いただくようにお願いした。
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村長の日記
9月12日(木)
朝9時30分
町村会 九鬼局長 以下3名来庁
18日の町村長会定例会、議題・進行の説明。
危機管理室 芳本氏 来庁
芳本氏は3年前の東日本大震災時、私が大阪府町村会代表で岩手を訪問したとき、大阪府代表として盛岡に駐在しており、案内してくれた。
気象庁が行う緊急情報を、村の同報系システムに取り入れる説明。2分の1が村負担。
感染症課
新型インフルエンザ、パンデミック(大流行)対策の説明。
自殺対策の説明中に議会(文教建設委員会)開始。本日の案件は少ないので、感染症課、町村会の皆さんに待っていただいて委員会へ。
一般会計補正終了の後、継続説明を受ける。
16:30
役所出発
大阪維新の会懇親会(リーガロイヤルホテル中ノ島)
17時20分、肥後橋を出たところから車が動かない。会場まで時間内に着けるか?悪い予感がする。
信号1つで1台分ぐらいしか前に進まない。いつものことながら、維新の会は参集する人が多すぎる。悪い予感が当たり、時間に間に合い
そうにない。車を降りて歩く。議長、清井議員と歩いてやっと会場着。人、人、人、橋下人気はすごい。
受付を2階の別室で済ませ、3階の会場へ。セキュリティチェックを受け、入場した会場では橋下代表の演説中。非常に話はうまい。従軍
慰安婦の問題、石原代表との話、みんなの党、大阪都構想、最後に堺市長選挙の話。大阪都は竹山市長ではダメだ、で乾杯となった。
維新の会の集客力と、大阪での人気を確認できた集会だった。
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村長の日記
9月13日(金)
10時
全員協議会
*平成25年度から始まった、村つくり経営計画の進捗状況を説明した。
いまの状況は始まったばかりで、4か月分、少し動いたかなの感じ。もう少し具体化したところでリポートしよう。
*平成24年度決算以降の財政収支見通し
歳入
・村民税 年4~5%の減少。
・固定資産税(土地) 平成30年まで減少、後据え置き。
・固定資産税(家屋) 平成27・30年の評価替えで減少
・地方交付税基準財政需要額で推計、特別交付税は、H25年以降1億3千万円を見込む。
・H25 年は、H24 年繰越金 92,655千円 を加算
歳出
・人件費 H25年以降の退職者を5年間再任用、定数不足分は新規採用。
・物件費補助費等 H25 年度予算ベースで算出、H29年度物件費に IT 更新費3千万円を計上
・扶助費 H22~24の平均増加率7.6%で算出。
・普通建設事業費 千早小吹台小学校耐震工事、村道維持工事、村道橋梁長寿命化工事などを計上。
・その他 H25~30上水道施設整備出資金を計上。
平成25年度
+89,450千円
26年度
+61,894千円
27年度
▲11、643千円
28年度
▲11,831千円
29年度
+20,321千円
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村長の日記
30年度
+8,390千円
本年、3月末途中退職者が出たので、職員数正常化のため10月1日付けで5人の採用を決定した。そのうち2人は女性。
9月14日(土)
PM7:00
富田林 JC 創立45周年記念式典(すばるホールプラネタリウム)
富田林 JC は創立以来45年になる。私も創立メンバーだが、参加して、創立にかかわった友達がたくさん亡くなっているのに愕然とした。
改めて、私が元気なことに感謝した。
27歳で入会し、40歳まで若さに任せ活躍した。あまりたいしたことができなかったと思うが、当時はまじめにやったつもりだった。
人は、40歳は40歳なりの、60は60なりの働き方がある。今考えると楽しい短い時間だった。今年は長男が卒業らしい、2世代にわ
たってお世話になった JC、末永く継続してほしい。
45年の映像を見ていると、懐かしい顔、懐かしい場面が次々現れる。リクライニングする椅子に座っているので、じんと来てもこぼれず
に良かった。
9月15日(日)
朝9時
堺市長出陣式
事務所前に着くと、たくさんの支持者が集まっている。自民党の竹下先生、竹本大阪府連会長、参議院の北川先生、柳本先生、大田先生 他
たくさんの代議士、市、町議会議員の先生、一般の支持者、たくさんの皆さんが集まっている。東吉野村村長が「道路の上で出陣式をやっ
てもいいのか? 堺はうちの村のように広場がないからしょうがない」と、妙に納得していた。
争点は大阪都構想。大阪都を作るにあたり、大阪、堺だけではなく、大阪の端 千早赤阪村、北の端 能勢町、南の端 岬町 も、ぜひ大阪都
の中に入れてほしいものだ。50年以前、私は東京都で下宿していたが、隣の千葉県、茨城県、埼玉県、神奈川県に行くにも、自然に行け
た。近隣の府県に行くにも自然に行ける大阪都を作ってほしい。
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村長の日記
9月16日(月)
朝4時
目が覚めた、強い雨の音がする。昨夜、穏やかな空だったので早く寝た。TV をつけてみたところ、台風が紀伊半島にかかりつつある。役
所へ TEL したところ、総務課長が「警報が出たのでみんな詰めている」
。すぐに家を飛び出して消防団の詰め所へ。無茶苦茶な降り、ワイ
パーが動いているがほとんど見えない。分団長、区長 他、たくさん詰めて頂いている。
千早は千早の皆さんにお願いし、役所へ。ワイパーを1番速くしているが、バケツの水をフロントウインドーにぶちまけたような降り、ま
ともに前が見えない。路面は川のように水が流れている。沢の出口では石ころ砂が大量に流れ出している所が所々にある。石に乗り上げな
いように細心の注意をしながら走る。上東阪の南さんの前の道路は、車が流されそうになるほど水が出ている。
いつもの2倍ほど時間をかけて役所に着く。台風は紀伊半島をかわして尾鷲沖。数年前に台風が紀伊半島をかわしたので寝てしまったら、
雨が強くなったことがあったのを思い出す。台風が去りつつあるのに雨が残る、早くやんでほしい。
河南町長より電話、おくんだいのメモリアル付近で309号線が通行できない。青崩に行く予定の車が帰ってきた。
夜が明けるとともに雨がやんできた。道路の被害は、中学校の上の府道、309号線のおくんだい、上東阪の南宅横、馬場谷~伏見林道、
冷や農道、中津神社手前、木の本宅手前。
住宅の被害は、上東阪2軒、おくんだい2軒、二河流辺1軒、下東阪3軒。
千早赤阪の降水量は 260mm。職員皆さんの努力で、このくらいの被害で終わった。福知山 他 の映像を見ていると、このくらいの降雨量
で終わったことに感謝すべきかもしれない。
明日から復旧に全力を挙げるとともに、祭日にもかかわらず府道、国道の管理をしていただいた大阪府にお礼と感謝。
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村長の日記
9月17日(火)
台風一過とは今日のこと。金剛山頂は晴れ、気温は9℃。夏が終わり、秋が来た事が気温に現れている、しかも涼しいと登るスピードが違
う。1020回、4月1日より丁度6か月で20回。夏の間はものすごい汗をかいていたが、今日は汗をかく量が減った。
昨日からの台風18号の被害はかなり多い。本道、登山道の水飲み場にある暗渠が土砂でつまり、コンクリート舗装の林道を洗っている。
早く手を打たないと、舗装の両端が沢の水に洗われて道路がつぶれる。対策が急がれる。
本道七曲りも、数年前に二剛会グループが崩落を抑えた場所が崩れ、道をふさいでいる。これは二剛会に頼もう。
役所で、暗渠対策を林道管理者の大阪府森林組合河内長野支店長に要請。気持ちよく「わかりました」と答えをいただいた。
11時
浦野先生の秘書来庁
村の被害箇所改修を、出来るだけ国でやっていただくようお願いした。
午後
理事とともに府民センターへ
土木出張所
1.
千福さん3軒が巻き込まれた土砂崩れ現場の復旧要請。
2.
富田林五条線崩落復旧のお願い。
3.
富田林五条線、千早地区通行止め位置変更のお願い。
続いて、農と緑へ。所長不在だったが。
伏見林道復旧のお願い。
管理者は森林組合だが、復旧するだけの体力無し。したがって、府で復旧して頂くようにお願いした。
二剛会による七曲り復旧用資材提供を要請、土嚢袋二〇〇枚をお願いした。
今回の被害による学習で、次に府へ要請するときは道路強靭化対策として、沢の出口には砂防堰堤ではなしに、石、木材止めの設置を要請
しようと思う。今、山では木材価格が低迷、お金にならない間伐材は搬出されない。したがって水が出ると流れ出て暗渠をふさぐ。道路に
流れ出て通行の邪魔をする。沢の出口で流出を止めれば後は水だけ、被害は格段に小さくなる。
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村長の日記
9月18日(水)
昨日、私は理事とともに18号台風の被害を見に行った。伏見林道は村造りの課長が見に行ってくれたので、あとは全部見回りをした。
今日、千福さんの被害を見に行ったあと町村会へ行こうと思ったところ、名倉さんが役所に来ていた。昨日見せて頂いたところ、ひどい状
態だったので、職員が対処法を検討中。
名倉さんに役所へ来て実情を話してもらい、府と相談の上、水路の復旧をすぐ行う事にした。
11時過ぎ
平成25年度 大阪府 第3回町村会 総会
*大阪府防災無線再整備事業
古くなった大阪府の危機管理情報システムのリニューアルについて、各市町村の費用負担をお願いする。
*地方単独医療助成につき国への要望について、河南町武田町長の報告をいただく。
*インフルエンザ対策、自殺対策について高山医療部長より報告
新しいインフルエンザ流行には、府の指導により各町村がスピードをもって取り組み、パンデミック(大流行)をおさえよう。
自殺対策についても、是非積極的に対応してほしい。
*平成26年度「大阪府施策並びに予算に対する要望」
「人権並びに予算に対する要望」は8月2日総務省並びに9省庁へ要望した。府への
要望は8月28日実施。
*国の税制改革に対し

固定資産税の安定確保。

車体課税の見直しに伴う代替財源の確保。

ゴルフ場利用税の現行制度確保の要望。
この3点を国へ強く要望する。
閉会後すぐ岬町田代町長より、選挙に付し 支持・応援 要請のスピーチがあり、町村長会が終わった。
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村長の日記
9月20日(金)
議会最終日
議案はすべて委員会で決議いただいている通り認定、決議いただいた。あと議員皆さんの一般質問となる。
議員皆さんの質問要旨です。(なお答弁は議会広報の通り)

山形議員

小吹台地区のリニュ-アル
小吹台はS49年に造成され、40年を経過した。今団地全体の老朽化が進み、空き家が多くなっている。小吹台活性化を方策を
問う。

清井議員

遊休財産の有効利用、または処分を問う。
村は、多聞小を売却、自休村センターを貸し付け、遊休財産の整理をしてきた。
その他の遊休資産の有効利用または、処分方針を問う。

上水道の計画的整備を問う
老朽化が進んでいる施設の具体的な更新計画は?
自己水(岩井谷)の給水量が年々減少している。企業団水への切り替えの具体策を聞く。

浅野議員

災害時要援護者の避難対策。
「災害時要援護者」の名簿作成を義務付ける改正災害対策基本法が成立した。個人情報は厳格に保護する必要はあるが、村では弱
い立場の人達を守る名簿の作成と、災害発生時の個別支援、行動計画を作り訓練する必要がある村の方針は?

小吹台地区の異臭対策を問う?
小吹台地区より、異臭が酷いと連絡あり。
1、雨水による異臭は解決した。
2、発生源は特定出来無いが、夜、骨粉のような異臭がする。千早地区でも同じ苦情がある。早急に調査、対策を講じてほしい。
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村長の日記

田中議員

役所庁舎のあり方を問う。
現庁舎は築51年経過しておりあり方を考える時期に来た。耐震をするか?建て替えるか?何処に立てるか?決断する時が来た。
村長の考えは?

消防分署の南側3角地の利用方法は?
土地の管理者、使用目的、使用方法を明確にし、住民に納得できる使用方法を問う。

小吹台異臭の原因は?
異臭の原因究明と無臭化の方策を問う。

関口議員

村民の移動手段確保を
高齢化、人口減少の影響で住民の移動手段確保が喫緊の課題、具体策は?

原発0の政策を
原発に頼るエネルギー政策の転換が求められている.村からも世論を広げ,自然エネルギーへの政策変更の具体策を.


村長のエネルギー政策の考え。

太陽光パネル設置へ補助を

小水力発電の可能性と、実現性は?
徳丸議員

定住人口の増加策は
定住人口の増加策の進捗具合は?

金剛バスへの要望

東水分、ゴルフ場入口のバス亭を。

森屋西口バス停改善の申し入れ。

甘南備までのバスを吉年まで延長を。
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村長の日記

憲法を守る世論と運動を
憲法改善の動きがある。憲法改善に対する村長の思いを。
9月23日(月)
平成25年度交通安全大会(富田林消防本部)
今日は秘書課の北浦君が表彰を受けるので、一緒に消防本部へ。
富田林署管内交通安全協会会長の挨拶。所長の挨拶。支所長は挨拶のの中で「交通の安全はもちろんだが、かなりの時間をオレオレ詐欺、
利殖詐欺問題に費やされた。」私は、景気の悪い、元気のない南河内にもお金がある事が解って、少し安心した。
村の北浦君は特別表彰を受賞。ほかの受賞者は70歳平均なのに彼の若さだけが目立ったが、若くても丁寧な運転をすれば表彰が受けられ
る事を示してくれた、おめでとう。
今年は村の当番年、受賞者の皆さんに おめでとう の挨拶をして、いつか私も表彰を!!
9月25日(水)
朝7時
千早赤阪村連合老人会福祉大会(登山口集合)
今日と明日、1泊2日の旅。阪急交通のバスで登山口を出発。出発後、すぐに木の枝がバスの屋根に当たる。バスの高さは3m40cm、バ
スの1番前に座ったが、富田林五條線は街路樹の桜の枝が道路上に張り出し、バスを傷付ける状況だ。観光立村をうたっている村にとって、
恥ずかしい限り。道路はロープウエイの開通時のまま。周囲の土手の木は成長し、枝を道路上に張り出し放題。丁度4m位の高さで張り出
しており、フルサイズの大型バスには厳しい状態、ドライバーは枝の無い所を選んで走っている。千早~上東阪の間は、大至急枝を取り払
うことが必要だ。
府の職員は街の人が多く、緑が大事で木を切るとクレームの出る地域しか知らない人が多い。村のように緑が多すぎて、自然の成長に行政
の施策が追い付かない地域がある事すらわからない。
冬山シーズンまでに、バスが屋根を心配しなくていい状態に持って行きたい。
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村長の日記
バスは7時40分、河南道の駅を出発。宝塚を過ぎるまではかなりのラッシュだったが、以後順調に走って12時前に天橋立に到着。すぐ
に3.6Km の天橋立を歩く。老人会のツアーなので、あまり早く歩かない。1時間はかかると思っていたが、ほぼ45分で参加者全員完
歩、バスと合流した。歩き終わった後「天橋立ふれあいウオーク完歩証」をいただいた。
昼食後、湯村温泉へ。途中、豊岡で鞄センターへ立ち寄り、鞄を見る。かなりデパートより安そうだが、買わずに湯村温泉へ。今日の宿は
井筒屋。私が物心ついた頃、千早には湯村温泉近くの人達が、冬季 凍り豆腐作りの出稼ぎに来ていた。今では車で大阪まで3~4時間、
JRでも同じくらいの時間、しかもインフラは大阪の千早より非常に良い。今では地位が逆転し、温泉町ははるか上に行ってしまった。原
因は何か。凍り豆腐がダメになっとき、村の人達は向上心を捨てたのではないだろうか。村造りは温泉町に学ぶべき、夢千代日記の誘致も
温泉町グレードアップの1つだった。
夜
食事の前に、老人クラブ連合会健康福祉大会大会宣言
1、 健康に心がけ、活気あふれるクラブ活動を目指します。
2、 友愛の輪を広げ、心豊かな地域社会を目指します。
3、 奉仕活動に努め、共に支えあう地域を目指します。
以上
を決議したうえ食事に移り、井筒屋の料理に舌つづみを打ち、美味い酒をいただいて湯村の夜は更けた。
9月26日(木)
9時
井筒屋を出発。一路、国道9号線を鳥取へ。良い道路がつづく。約1時間で蒲鉾屋へ。山陰名物の山芋入り蒲鉾で有名な前田屋さん、私の
趣味からすると、あご竹輪の方が好きなのでちくわを買った。
次は玄忠寺。鍵屋の辻の仇討で有名な、荒木又右衛門の墓がある寺。墓石を見せてもらったが、縁起を担いで墓石を削り取る人が多く、金
網で完全にガードされていた。
次は仁風閣。明治の初め廃棄された鳥取城の後に、明治40年、当時の皇太子が山陰巡行されたときの宿として建築された木造建築。建築
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村長の日記
費は44,000円。当時鳥取市の予算が50,000円だったそうだ。
外から見ると木造建築とは見えない。まず天井が非常に高く4m 近くあり、高さは4階建てくらいか。すべて白にペイントされてあり、ペ
イントのされてない所はすべて欅を使っている。2階へのらせん階段は複雑なカーブを描いていて、大変な技術を必要としたようだ。
鳥取砂丘で昼食の後、海産物市場へ。「今日は烏賊がいい」売り子さんの言葉で中に入ったら、でかい赤烏賊がたくさん置いてあった。家
で食べるには大きすぎるので、横にあった栃餅を買った。
今、鳥取は20世紀梨の最盛期、どこでも梨を売っている。甘さを強く品種改良した新幹線梨など、梨の産地を守る取り組みが行われてい
る。絶え間ないイノベーションがあればこそ、地域の発展が担保されるのだ。
9月27日(金)
7時、千早出発。9時 20 分、奈良県新公会堂に着いた
9時30分
日韓地方交流サミット(奈良県新公会堂)
昨夜18時よりホテル日航奈良にて、奈良県主催の歓迎レセプションがあった。老人クラブ連合福祉大会があったので、理事と観光担当に
行ってもらった。
料理は良い。酒はウイスキーをビールで割った(爆弾)で乾杯、乾杯を重ね、かなり酒の強い理事もダウン寸前だったらしい。
始めに、
主催者の観光庁審議官 篠原康弘 氏の挨拶
奈良県知事 荒井正吾 氏
韓国代表 文化体育観光部 (Ministry of Culture, Sports and Tourism) 観光局長 慎庸彦氏
3氏挨拶のあと、篠原審議官の基調講演、日韓事例報告、ディスカッションとなる。
突然、篠原審議官より発言を求められた。
「大阪の東南に村は在り、村には金剛山がある。朝鮮半島のほぼ真ん中、38度線の北日本海側にも金剛山(クムガンサン)がある。韓国の
人にとってはぜひ1生に1度は上らなければならない山らしい。ぜひ千早赤阪村の金剛山へ上ってほしい。奈良盆地と大阪平野に囲まれた
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村長の日記
金剛、葛城、紀泉国立公園にはダイヤモンドトレイルが府と県によって制定されにぎわっている。ぜひ日本へおいでのときは村へ。おいで
になり、河内の山を歩いてほしい。
」
なかなか国際的な話はできない。ローカルな話になったが、私たちの村にある金剛山と朝鮮半島にある金剛山(クムガンサン)がいろいろ問
題のある日韓両国橋渡しの一助になればと思う。
昼食会の後、東大寺大仏殿の特別拝観で、大仏さんの台座にはたくさんの綺麗な彫刻が施されている事が解った。何十年ぶりかの大仏拝観
だったが、いいものを見せてもらった。
夕方
18 時より立食による晩餐会。
琴の演奏、連獅子の演技など、すばらしい会。料理はまた手の込んだ、食べ応えのある料理。味は最高、量は申し分なし、弁当箱を持って
行けば良かった。
9月29日(日)
朝
幼稚園児を対象とした交通安全講習会(富田林モータースクールへ)
はじめに、大阪府警のブラスバンド演奏と女性警察官による演技があり、有段者による空手の演技を思い出させる節度ある動きがすばらし
い。AKB48とはまた違う魅力がある。アニメメドレー、AKB48メドレーでは、幼稚園児が手拍子を打つ曲が少し私たちの演歌とは
少し違う。時代の流れを感じた。
ブラスバンドが終わったところで赤阪小学校へ。
赤阪小学校
丁度午前の演技が終わろうとしているところ、ぎりぎり間に合った。12時30分ごろから午後の演技が始まる。
19 時
消防団のプンプ操法大会 ご苦労さん会(まつまさ)
50人を超す消防団の皆さんが集まった。ご苦労さんの挨拶をした後、役所へ。今日は堺市長選の開票と、岬町長選の開票がある。
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村長の日記
20 時
NHKが投票終了と同時に、竹山候補に当確を打った。竹山事務所8時30分過ぎ着。おめでとうの後、岬町へ。
湾岸線の工事に巻き込まれたが、かろうじて午後10時に選挙事務所着。
既に祝勝会が始まっている。各首長も続々増える。10時開始予定が早く始まったらしい。
現職 田代氏 5,000
前職 石田氏 2,500 和田氏 800 の発表があった。
鏡割りの後乾杯。美味い酒をいただいた。
9月30日(月)
朝からTVで、堺市の竹山市長大勝のニュースばかり。
昨夜は堺市と岬町の選挙があり、家に帰って寝たのは1時頃。堺市の選挙で8時に当確が出るとは思っていなかったので少しあわてた。
先の参議院選挙といい、今回の堺市長選挙といい、投票が終わった途端に当確が出ると、我々選挙を管理する当事者として拍子抜けだ。せ
めて9時の開票が始まって1時間ぐらいは待てないか。
朝
戦略会議
今回は各事業をどうするか(やめるか、現状維持か、推進か)
出てくる話は、ほとんど資産の疲弊ばかり。上水道、給食センター、くすのきホール、しかもリニューアルには億単位の費用が掛かる。村
の運営を安定させるには早い決断が必要だ。
夕方
松岡氏と
発電のプロの話があり、立命館大の教授、水力発電の大家の教えを問うことになった。先生は9月の末以降だと時間が取れる。アポを取っ
たうえで教えを乞うことにした。
退職辞令交付
水道課長が9月末付けで退職。水道にはいろいろ問題がありそうだ。
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村長の日記
10月1日(火)
夏が過ぎても、暑くなったり寒くなったりの日が続いた。10月になったのでもう少し涼しくてもいいのに、大阪は30℃の日が続く。
9月末、水道課長が辞めたので、水道課長1人、課長代理から参事に昇格の3人に辞令を渡す。今年は中途退職があったので、10月1日
付で男女2人ずつの新規採用辞令を渡した。元気で力を出していただきたい。
村は資産の劣化が進んでいる。平成になってからできた くすのきホール、給食センター は建物が大丈夫だが、調理器の劣化が進んでいる。
給食用機器は高価だ。
朝
トップミーティング
12月議会に庁舎設計予算を上程する事。
26年度、中学生研修ツアーにオーストラリア派遣を提案した。
私は明日2日より11日まで、全国町村長会海外地方行政調査で、アメリカ・カナダへ出かける。後をよろしくとお願いした。
10月2日(水)
朝5時
起床
今日からアメリカへ。
午後3時
成田着。ANAターミナルで30人、全員集合。ブリーフィングの後、出国検査をうけて出発。今日のフライトはボーイング777、非常
に良い飛行機だ。定刻少し遅れて離陸、一路ロサンゼルスへ。ほぼ9時間のフライト、簡単に離陸した。ほどなく食事が出る、洋食とお酒
を頂く。国際線の食事は量が多い、この食事を毎日続けると間違いなく豚になる。最後はデザートと大量のチーズ、大好きだが量が多いの
で腹にもたれる。
明日からの動きを考えると、早く寝るに限る。すぐ睡眠モードに入り、途中1度トイレに目を覚ましたが、また寝た。時計を見ると出発よ
り7時間半、周りの皆さんは朝食をとっている。和食をチョイスしたが、まだ夕食から5時間ちょっと、残念だが半分残し、アイスクリー
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村長の日記
ムとお茶で朝飯は終わり。
ほぼ9時間のフライトでロス着の予定。現地時間で10月2日 午前11時着。日付変更線を越えたので今日の1日は長い。
降りてから、空港の入管に人がたくさん並んでいて、なかなか入国出来なかった。入国後現地ガイドに聞くと、オバマ大統領の予算が議会
通過できなかったので、入管の職員まで給料が回りにくい恐れがある。日々、入管の職員数が減小、通関がより厳しくなる。
入国後すぐにイタリア料理。飛行機での夕食、朝飯、そしてまた食事、これでは胃袋が持たない、しかもアメリカサイズで量が多い。
昼食後、マリリンモンローの手形 他 を見学の後ホテルヘ。
10月3日(木)
朝
ロサンゼルスを散歩するつもりだったが、突然電話が鳴りモーニングコール。時差ボケで眠れないと思っていたが、完全に寝てしまった。
今日から元気。
カラバサス市の視察
人口2万人、市議会議員は5人任期4年、2年ごとに選挙をする3人と2人の選挙、市長は議員の互選で決まる。
したがって、日本と違い市長は街の行政に直接タッチせず、町の事務方を束ねるのはシティマネージャーが担当する。シティマネジャーは
議員により選出される。現市長は本職弁護士で、行政の仕事のあるときは役所に来る。
役員フロアーには5人の議員個室、そのドアには市長、議長に名板が掛けてある。同じ場所にシティマネジャーの部屋があり、議員の部屋
の4~5倍の広さで応接セットが並んでいる。
この市のファミリー平均収入は 12 万ドル(1,170 万円)以上、住民がリッチ。家は3ベッドルーム、2バスルーム、宅地は300坪平均だ。
町の収入は固定資産税(住宅価格の 1.6%)、消費税(8.2%)の一部が入る。市内ホテルの宿泊者よりの収入、ガス、電気事業者よりの税収
が入る。
日本と同じく、ここ数年は経済が悪く税収が少なくなっているが、年間予算と同じ額の貯金を持っており、取り崩して財政需要に対処して
いる。
職員数は100人で、ほとんどの仕事は業者発注で行う。医療、福祉、教育は街の仕事ではない、したがって日本の行政と支出状況は違う。
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村長の日記
アメリカは医療保険が無く民間の医療保険に依存している。平均的な医療保険は、医療費5,000ドルは本人負担、残りを医療保険で負
担する。保険料は1人年間3,000ドル、3人家族だと年間90万円近くになる。
自己責任の国であり、救急車を呼ぶと救急車に収容する前に700ドル(6 万 8 千円強)払う誓約書を書かされる。
福祉部門が行政にない。行政の仕事は秩序ある都市開発、インフラの整備、補修、住宅・店舗などの許認可がメインである。
日米の政治形態の違いをしみじみ感じた。
10月4日(金)
時差ボケか、朝早く目がさめた。
5:00
外は真っ暗、寝付かれないので持参した本を読んだ。なかなか面白いので一気に数十ページ読んで外を見たが、まだ暗い。
6:20
少し明るくなったので外に出た。
ホテルのあるビバリーヒルズ地区は高級住宅地。おもて通りから1歩外れると、すばらしい家が立ち並んでいる。ガイドが「このあたりは
ロスで1番安全だ。」言葉通り。
幅20m 近い道路の両側に家が立ち並んでおり、日本と違って道路と家の間に塀が無い、ゆったりした感じ。両側に路上駐車していてもゆ
ったり走れる道路幅がある、車中心の町づくりだ。
この街は1900年初めより石油メジャーの方針で鉄道を作らず、車中心の町づくりが行われた結果、関東平野ほどの広さの中、車なしで
生活できなくなった街。現在少しずつ地下鉄を作っているが、ものになるのは10~20年先。
9:00
テメキュラの街へ
1950年ごろから始まったブドウ栽培とワイナリーの街。160Km、2時間の距離。
出発して驚いたのは車の数。まさに車車車、ほとんどが一人乗り。アメリカなのでフォード、シボレー、キャデラックが多いのは当然とし
ても、KIA、現代、中国の車が多い。
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村長の日記
トヨタ、ホンダ、日産、マツダは善戦しているが、三菱が弱い。少し内陸に入るとスバルの販売がものすごく伸びているとガイドが言う。
日経の記事通りだ。ロサンゼルスから1時間以上走っても片側4車線の高速道路がつづく。反対車線の車は、これでもかというほどのスピ
ードで車間距離も少なく、各車線一杯に走っている。何かあったら大事故が起こるのは当たり前、スピード制限は65マイル(約 105Km/h)。
訪問したワイナリーはキャラウェイ、ゴルフグッズのキャラウェイのルーツ、現在のエリザベス女王が、普段は絶対にしないおかわりをし
たワインとしても有名。
ワイナリーは700エーカーの広さ。非常に広いワイン工場に入ったがブドウをつぶす機械が大きい、大量に作るのだろう。河内ワインの
機械よりかなりデカい。試飲券をもらい4杯試飲をしたが、私はスパークリングワインが旨かった。次から次へと外人(私から見て)が4杯
分の試飲券で試飲して、美味いワインをケース単位で車に乗せている。
このワイナリーには20種類のワインがあるそうだ。テメキュラ市では一切飲酒検問はやらないらしい、アメリカ流地域おこし。これも自
己責任性が確立しているアメリカならではの話。
10月5日(土)
今日は移動日、アメリカ中部の都市セントルイスへ。ロサンゼルスより3時間半、時差が2時間ある。
早めに目が覚めたので NHK WORLD を見ていたら

APEC 日本の外務大臣がアップで写った

米国の予算が議会を通過しない

福島第1原発

エジプトの国を挙げての反対運動

ベルルスコーニ イタリア大統領

ホーチミン市
が出てきた。
CNN、ABC、などの放送と比較したいが、ヒアリングが弱いのでダメ。多分ほかのニュースラインと同じだろう。
荷物をバスに乗せ空港へ。アメリカ人はほとんど航空移動、でかい空港、でかい事が大好きな人たちだ。
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村長の日記
国内線でもアメリカはセキュリティチェックがむちゃくちゃ厳しい。まず靴を脱いで、ベルトを外し、上着を取り、ポケットの中身をすべ
てトレーに乗せ、ボディチェックのゲートをくぐる。このゲートが1回転する間両手を上げて何もなければよし、もし水物が見つかったら
その場で廃棄となる。無事ゲートを通って元通りになるまで、パスポートを提示してから10分は掛かる。
空港の待合スペースでおにぎり弁当をもらう、少し鰹節が入った大きなおにぎりが2つ、美味い。
12時
出発、私たちの乗った飛行機は既に日本では 2010 年に就航が終わった MD80。塗装が機首部分で剥げているが、アメリカン航空では現役。
古いものを丁寧に使う国だ。
3時間30分のフライト、2時間の時差があるので17時30分着、既に暗い。ガイドの伊藤さんに聞いたところ、明日は最高気温17℃、
防寒を十分に。夜はサーロインステーキを食べて寝た。
10月6日(日)
今日は日曜なので研修無し。
住民のほとんどが日曜礼拝に行くので、町に人影無し。昔、グレンミラー物語で流れていたセントルイスブルースマーチを思い出し、ホッ
トな街を想像していたが、高層建築が立ち並ぶクールな街。中心に高さが 192mもあるゲートウエイアーチがある。1965 年完成のモニュ
メント。昔西部開拓に行く幌馬車隊の出発地、ミシシッピー川を超えてミズーリからイリノイに入ったらそこは未開地と言われていたらし
い。
ゲートウエイアーチ(予算見通過で閉鎖中)、メジャーリーグ セントルイスカージナルスのホームスタジアム、アメリカンフットボールの
ブッシュスタジアム、ユニオンステーション を見学(この街は鉄道が至る所に通じている)。唯一午前中から開いている公共施設、セントル
イス美術館を見学。ひまわりで有名なコッホの絵が無造作に掛けてある開放的な展示に感心した。
あと、1852 年創業の世界最大規模ビールメーカー アンハイザー・ブッシュ・インベブ社 工場見学(バドワイザー ブランドビール最初の
工場)煉瓦作りの大きな工場だが、内部は超近代的になっている。古さを残しつつ近代化を怠らない、世界のトップを走る企業の力を見た。
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村長の日記
10月7日(月)
アーノルド市訪問
人口2万人のアーノルド市は、セントルイスの南20マイルにあり住宅地だけの街。
街の形状は、丘があり低地ありでアップダウンが10~20m、なだらかに上下する丘陵地帯。ミシシッピー川の支流メルアック川が市の
中心を流れている。
この街は
1982年、100年に1度の洪水、水位40フィート(約12m)
1993年、167年に1度の洪水、水位45フィート(約14m)
度重なる洪水を経験した。
この地域の洪水は、2~3日かけて水位が徐々に上がり、流れのスピードは毎時1~2キロ。建物は水につかるが水流は遅いので流れない。
やがて1週間~2ヶ月、ないし3ヶ月かけて水が引く。
洪水にはメルマック川増水による洪水と、ミシシッピー川の逆流による洪水の2種類がある。
洪水対策としては堤防を作るより BUY OUT (家を買い上げる洪水対策)による被害対策を連邦政府資金で行う。これは堤防を作った
り物理的な防災を行うより安くつく、この街では洪水災害時による人命の危険があまりない。
現在、水害の恐れがある地域はすべて BUY OUT 済み。後は境界にある地域の BUY OUT を継続中。
買い上げ価格は州の査定官による査定で、新しい家の建築可能な金額だ。
当地の水害は陸軍による水量調査であらかじめ予想がつくので、地域の人に文書で知らせるとともに、電話、携帯によるPRを行っている。
買い上げ跡地での建築は一切認められない。
アーノルド市は市内が3地域に分かれており、各地域より2人ずつ6人の議員が選ばれる。議長及び市長は議員の互選により選出される。
実際に行政を率いているのは上席行政管理官で、議会の合意で選出される。
カラバサス市、アーノルド市、ともに日本の国会と同じく議員から首長を選ぶ。日本の地方行政はアメリカの大統領制と同じだ。日本の首
長はアーノルドでの上席行政管理官、カラバサスのシティマネージャーの仕事をしているらしい。
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村長の日記
10月8日(火)
移動日 セントルイスよりシカゴ経由バンクーバーへ
6時
起床、7時にスーツケースを集めに来るので荷物の整理。途中、靴下、パンツ、シャツを少し始末したので軽くなったが、1番苦手な仕事
だ。
セントルイス空港のボーディングチェックは厳重を極める。監視機の中でのホールドアップまで、ロサンゼルスよりきつい。
シカゴ行きの飛行機は横 2席・通路・1席 の3席18列54人乗り。大きなアメリカ人にとっては非常に狭い席だが、皆さん小さくなっ
て乗っている。
アメリカに来て感心したのは、国内線 ロス → セントルイス → シカゴ → バンクーバー、どれに乗っても空席が1つもない、すべての
飛行機が満席だ。経営に対する真剣さの表れか?
セントルイス → シカゴ は客室乗務員1人。短時間だが1人で汗をかきながらコーヒー、ジュース、水 他、ドリンクサービスをこなして
いた。また シカゴ → バンクーバー 4時間30分の間では、2人の乗務員が200人の客を相手に6回のドリンクサービス、最終は着陸
20分前、しかも60歳前後の女性。まるで人件費カット経営の見本だ。
シカゴのオヘア空港は世界有数の広い空港と聞いたたので探検する。第1ターミナルから第5ターミナル(第4ターミナルは存在しない)、
各ターミナルごとにゲートがあり、至る所に店がある。私たちの乗るユナイテッドは第1ターミナル。第2ターミナルに行く途中に握り寿
司のカウンターがある、回ってない、食事の後なので横目で見て通過した。3時集合なので1時から探検開始、2時40分まで万歩計で8
000歩、これで3分の1は回っただろうか。あきれるほど大きな空港、人の移動が航空機の国を代表する空港だ。
シカゴ → バンクーバー は4時間半。時差が2時間あるので6時間半の時間移動、時差の無い国に住んでいると勝手が違う。
バンクーバーはカナダ領、オバマ予算ストップの影響がなく、入国審査はスムーズに終わった。
夜
キリンビールと同名のキリン(中華料理店)で食事。
日本よりかなり癖のある一番搾りをいただいてホテルへ。5時間30分の空の旅はしんどい。
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村長の日記
10月9日(水)
いつもどおり起床、バンクーバー市内観光へ。
バンクーバー市と太平洋の間には、長さ約460キロのバンクーバー島が南北にわたって存在し、バンクーバー市は完全に内海に面した綺
麗な街だ。
街の三方を湾と川に囲まれてており、特にフレイザー川の河口周辺は大量の木材の貯木場となっている。1周 8.8 キロのトレイル、シー
ウォール(Seawall)でスタンレー公園を1周の後、この街を訪れる日本人が1度は立ち寄る OKギフトショップ(大橋巨泉の店) で少し土産
を買った後、一路最終研修地、ラングレー市へ。
ラングレー市
人口10万人の林業を中心とした街。始めにラングレー イべントセンターへ。役所の近くにあり、大きな敷地に1万人の客席を持つ2軍
専用のアイスホッケースタジアム。今月中旬からのリーグ戦用で、既に鏡のような氷が出来ていた。
ゲームのあるときはいつも満席になるし、他に野球場、サッカー・ラグビー場、テニスコート、室内トレーニング場などが併設されており、
小学校も同じ敷地内にある。日本の感覚では、たかだか10万人の街 (大阪狭山市、富田林市、河内長野市) にこれだけの設備は中々難し
い。
市役所訪問
有り余る敷地の中心にある。エコに徹底的にこだわっており、敷地の80m 地下まで井戸を掘り、冷暖房を地熱で賄っている。本庁は木材
パネルを利用し断熱効果を利用、エネルギーの完全自立を目指している。
説明は市長代理のボブ。議員は9人、アメリカと同じく議員の互選で市長を選出。議会のある日は、ランチ、ディナーを取りながら市民監
視の前で議会を行う。
カナダの林業は、松、杉、桧、栂(つが/とが)
、樅(もみ)、ほか数種類の用材があり、州の許可により伐採する。ブリティシュ・コロンビ
ア州は規制がきつく、州(日本の1.2倍)の2分の1は伐採禁止、残りを200分の1に分割し、伐採は200分の1ずつ。伐採後は植林
が義務化されており、200年経つと元の山林になっている。
200年サイクルの伐採でブリティシュ・コロンビア州の山林業は永遠につづく。
スタンレーパークは200年~150年以前に英国人、スペイン人によって伐採された後だが、気候が木材成長にあっており既に直径が
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村長の日記
1m~1.5mに達しており、用材になる木が林立している。
説明を受けた後、シアトルへバスで移動。ラングレーには超巨大なショッピングセンター群および工場群がある。あまり大きいのでバスで
見学。
ラングレー出発40分後、バスで米国入管へ。
手荷物持参でバスを降り、パスポート、税関書類を提出。無事、予算停止の影響もなくアメリカへ入国、160キロ先のシアトルへ。
ロサンゼルスまでつづく高速道路は70マイル制限。片側3車線~4車線道路に何でこれほど車があるのか? しかもきれいな高級車が多
い。
シアトルは西海岸で経済的に発展している大都会、ビルゲイツのマイクロソフト、物販のアマゾン、もちろんボーイング、ほか大企業が沢
山ある町。シアトルを取り巻く経済の強さが車にも表れている。
着後
パイクプレイス(市場)でスターバックスの1号店を見学。
5階建ての小さなビルの1階にある小さな店、かなり客が入って居た。
イチローで有名になったマリナーズのセーヒコフィールドを見て、ホテルヘに着いた。
10月10日(木)
10時15分ホテル出発予定。重い荷物の整理が済んだので、シアトルの街へ見学に出る。
7時30分
ホテルを出るとかなりな坂道、海岸周辺のダウンタウンへ。朝食、ファストフードの店は開いているが、グッチ、ダンヒル、セリーヌ、ル
イビトンなどの名品店、ブランド物の店は10時開店らしい。
神戸よりまだ急な坂が多い。坂道なので下るのは楽だが、帰りの登りが非常につらい。
シアトルはボーイングをはじめとする企業群が多く、経済的に活気のある街。ロサンゼルスと比較するとスリムな人が多い。これはシアト
ルの方がロスより経済的に恵まれている証拠だ。アメリカ・ヨーロッパでは金持ちほどスリムと言われている。
バスでホテルを出発。バスは高速道路に乗り、セーフィコフィールドを後に空港へ。すぐにボーイングの工場群、すでに数千機の737を
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村長の日記
作った工場。次にアマゾンドットコムの倉庫群。世界相手の企業群、シアトルはますます発展するだろう。
11時
空港着
非常に大きな空港。私たちが載るANAのターミナルへは、出国手続きの後、地下鉄に乗って行く。ほぼ5分で着いた。日本語で話しでき
るのは良い。
13時、搭乗開始。いよいよ日本へ帰る。機内で10月10日付の日経、および10月17日付けの週刊新潮を読む。ANAの新鋭機ボー
イング787、機内設備は非常に良い。何日かぶりの和食と日本酒をいただき、寝る。
10月11日(金)
目が覚めたら日付け変更線を過ぎていたので、既に11日。日本を出てからそのままにしていた時計は午後2時を指している。あと2時間
で成田。朝飯代わりにラーメンとフルーツを頂いて目が覚めた。今日の午後9時頃帰宅予定。今夜は眠れるだろうか。あと少しの旅、成田
→ロサンゼルス → セントルイス → バンクーバー → シアトル → 成田。時差のある移動は体調管理が難しい。
10月12日(土)
昨夜は9時過ぎ帰宅。風呂に入り、酒を1杯頂いて、良い気持ちで寝た。
朝4時過ぎに目が覚めたので、豆腐造りを手伝った。10日ぶりの豆腐造りだが、うまくいった。10日ぐらいでは感が鈍ってない事が解
った。夜まで眠らずにと思っていたが、昼頃やはり寝てしまった。早く夜は寝て、昼は起きるサイクルに戻る努力をしよう。
夕方から友達を見舞いに行く、かなり元気になっている。火曜日に手術をする、早く全快を祈念して帰る。
10月13日(日)
朝9時
村体育協会 第1回スポーツフェスティバル
快晴、日照りが強く少し暖かいいがまさにスポーツ日和。
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村長の日記
午前中は、地区対抗グランドゴルフ大会。各地区2チームずつで9ホール3ラウンドのスコア―ゲーム。たくさんの地区代表選手が集まっ
ている。老人会の人たちが多いが、若い人も交じっている。これだけの人を集めるのは大変だったと思う。
ゲームが始まると、皆さんの熱気が伝わってくる。ホールインワンあり、溝入OBあり、一球入魂のゲーム、全員がゲームにはまっている。
トラブルもなく無事競技が終了した。
表彰式で、3位下東阪、2位川野辺、優勝水分のコールがあった。周囲の人に聞くと練習量の差らしい。今年は大成功だが、来年はもう少
し参加者の年齢の幅をひろげてもらえたらありがたい。
10月14日(月) 体育の日、祝日
今日は金剛山の秋祭り。非常に良い天気、台風前の晴天。10時過ぎから混雑しだした。昼頃になっても、ほとんど人が下りてこない。天
気がいいのと弁当が出たので、ゆっくりしているのだろう。まだ紅葉には早い金剛山だが、長い今年の残暑対策には涼しくていいのだろう。
最近登山客は女性が増え、土日祝日の若い家族、若い男女の団体が増えた。しかし、受け入れ態勢がだんだんプアになっており、せっかく
のお客さんを取り逃がしているようだ。観光開発は来客数を数えるのではなく、売上を数えるべきだ。
10月15日(火)
千早の水路を利用して、ミニ発電の実証発電を行う日。予定があるので清井氏、松岡氏にお願いした
朝8時役所発
大阪府広域水道事業団 第1回首長会議
本日の議案はすでに任期が切れている企業長の選出。企業長は堺の竹山市長だったが、選挙の関係もあり任期がきれていた。新しい企業長
選出の会議。
開会後すぐ、竹山企業長を選出して閉会。
町村長会
大阪府振興協会の運営につきレクを受け、帰る。
帰庁後、留守中の連絡事項、決裁が多い。社協の運営につき、西野会長と懇談、他、忙しい1日だった。
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村長の日記
10月16日
朝
川の水音がかなり大きい。昨夜からの台風情報を確認、大阪府には警報なし、ひと安心。
報道では、関東地方にかなりの災害。河内には何もなく、なによりだ。村の山林は手入れ不足で土砂が安定していない。
9 時頃には八丈島あたり、スピードアップして東日本に影響を与えて行った。
18 号台風の後なので 2 次災害があったらと思ったが、ひと安心だ。
今月は日程が詰まっているが、今日は日程無し。残りの仕事をこなして明日からに備えよう。
伊豆大島で 50 人以上の死者、行方不明が出た。火山灰地で莫大な土砂崩れが発生した。800mm 以上の降雨があった。
村で 800mm の降雨があったらと寒気がする。村で必要なことは、3 千ヘクタールの山林(植林地)の間伐を行って、山林崩壊の原因を少し
でも取り除くことだ。
10 月 19 日(土)
今日は予定なしだが、秋祭りの真っ最中。水分神社氏子の地車が へのまえ に集合する。村が元気になる土日だ。
この 2 日間にかける情熱を 365 日続けられたら、村は元気になる。
私の地区では、春・秋 の祭日には千早城址で運動会を行っていたが、高齢化の影響で城址まで登れない人が増えた。春祭りは多聞尚学館
で、秋祭りは、千早神社で地区の安全安泰を念じて神事のみ行う。地区の若手?(平均年齢 60 アップか?)が集まって、執り行ってくれる。
氏神さんだけは末永くお祭りする決意だ。
10 月 20 日(日)
赤阪地区のだんじり祭り。今日 1 日巡行している。普段は静かな村だが、この週末は賑やかな村になる。しかも祭りは村だけでなく、水越
川の水で田を灌漑している地域のだんじりが巡行する祭りだ。岸和田ほど有名ではないが、南河内の金剛、葛城地域の元気の元だ。
千早地区はやはり秋祭りだが、地域柄だんじりは無く、千早神社に氏子が集まって神事を行う。静かだが厳粛な祭り。
今日は塩川先生とのアポがあり、塩川事務所へ。
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村長の日記
塩川事務所
南河内は元気が無さすぎる、もっと元気にするのが君たちの責任。特に千早赤阪はブランド力がある地域だ、谷川岳山麓のように別荘地を
開発すればいい、約 30 軒の別荘が出来たおかげで地域の税収アップと来訪者が急増した。有名な天婦羅屋の社長が別荘とともに小さな店
を開いたおかげで地域の発展が進んだ、是非やれ。とプッシュされた。
私は長期にわたり自立できる村を作りたい。財政力指数が 0.38 程度では自立しているとは言えない。
大阪に近い、標高が高く夏涼しい、緑が大量、空気がいい、景色がいい、水が綺麗、を利用した開発をするべきだ。
最後に先生は「大阪のお金持ちを対象にしなさい、これを忘れると必ず失敗する。
」
東京では桧原村、奥多摩町は都市計画区域外となっている、しかも過疎地指定。千早赤阪村はどうして山の上まで市街化調整区域か? 理
解に苦しむ。
10 月 21 日(月)
大分市 佐野清掃センター
建設費 202 億円也。大分市は人口 48 万人、村の 80 倍。面積は 501 平方キロ、村の 13 倍の大都市。
清掃センターの特徴は、シャフト炉方式、ガス化溶融炉、製鉄に使う高炉とほぼ同じ方式。新日鉄製。ごみ溶融処理で排出される溶融物(ス
ラグ・メタル)は、すべてコンクリートの 2 次製品、製鉄原料に利用され、最終処分地が必要ない最新型の焼却炉。余熱はボイラーで回収、
蒸気タービンを回し、最大9500kw の発電をしている。施設内の必要電力を供給するとともに、余分な電力を九州電力に販売している。
平成 24 年度の発電量、3200 万 kw、売電量 800 万 kw、売電収入 7000 万円、売電単価 5 円~11 円 kwh
その他の余熱利用:隣地にある佐野熱帯植物公園の加温、植物公園内にある大きな足湯施設に熱交換により供給。
余りに施設の大きさにびっくりした。生活廃棄物処分にこれだけの施設が必要かと考えると、国債残 1000 兆円は無理ないと思った。
大分市ではごみ収集有料化を考えている。実施時期は未定だが、有料化により処理量を少なくすることが大切。大量にごみを出す家庭はご
み処理費を負担するのが合理的な話。米国、オーストラリア、ニュージーランドでは救急車は有料(アメリカでは 1 回 700 ドル = 約 7 万
円、支払誓約書にサインの後患者を収容)。
炉の運転は、日鉄住金環境プラントソリューションズが行っている。
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村長の日記
10月22日(火)
阿蘇広域行政事務組合 他
私たちが訪問した、阿蘇広域行政事務組合、大阿蘇環境センター、蘇水館 は、阿蘇山の外輪山内にある1市3町3村の消防、特別養護老
人ホーム、養護老人ホーム、一般廃棄物処理施設(ごみ、し尿)、火葬施設、検診業務、介護保険認定審査会、職員研修 の事務を行う複合事
務組合の施設。
処理能力は、し尿21トン/1日、浄化槽汚泥69トン/1日、2万9千トン/1年。
総事業費、27億7千万円。設計施工、住友重機械工業。運営事業者、住重環境エンジニアリング。平成26年より5年間包括業務委託。
阿蘇外輪山内部の人口6万8千人、面積1,100平方キロのし尿を処理する施設。外観は平地の真中にあり一見施設の内容はわからない。
しかも玄関に着いても、し尿処理施設特有のにおいが無い。施設自体負圧になっており、外ににおいが出ない構造だ。施設内の空気はかな
り匂うが、すべて活性炭の脱臭施設を通過して放出されるので匂いが外へは出ない。
千早の異臭騒ぎが最近多くなってきた。この施設と同じ脱臭装置を貴島産業の施設に設置してもらうと、異臭騒ぎは起きないだろう。良い
施設研修だった。今回ほど阿蘇の山の中に来てよかったと思たことは無い。
10 月 23 日(水)
久しぶりの役所、朝 9 時少し前役所着。
藤野興業会長及びセキスイの下水道関係者来庁
小吹台下水対策の提案を、赤阪上下水道課長とともに聞く。国交省の新しい施策により、老朽化した下水道をリニューアルする補助事業が
出来た。
村の下水道では、着工後 50 年以上経過した小吹台の下水道が非常に劣化している。最近たびたび障害が発生している。セキスイの協力を
得て、安く、早く、安心できる下水道にできたらいい。
午後
定例区長会
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村長の日記
10 月 24 日(木)
中部ブロック府県町村長会会長会が行われる予定だったが、明日開会予定の全国町村長会理事会・政務調査会が、台風 27 号・28 号来襲予
想で 11 月 6 日に延期となったので取り止め。
最近暇がなかったので、溜まっている仕事を消化する。
11 月 1 日から危機的な状況にある上水道を、府の水道企業団と協力して、安全で安心な水を住民に供給するシステム作りを手伝ってもら
うプロに来てもらう事になった。4 年前、河内長野市との合併協議の際、問題になった水道を安定した状況にすることが大切だ。
水は生活に直結するライフライン。きれいな水を安定して供給する。当たり前のことだが、その当たり前が非常に難しい。
10 月 25 日(金)
27 号・28 号のダブル台風のうち、28 号は既に太平洋上を北東に進み、日本への影響はなくなった。
27 号は昼過ぎ、足摺岬南方洋上。26 日 0 時頃に紀伊半島南方海上に来る予定。予報では村に影響がない見込みだが、雨がどうなるかは不
明。現在は小雨。天気予報のアニメーションでは、20 時頃雨雲が来る予定だが、ぜひ村だけは避けてほしい。
今朝、携帯を落し、ケースの一部が壊れた。ドコモショップに持参したところ、ケースのリニューアルでOK、¥5250。修理を頼んだが、
ドコモショップでは本人確認 他、いろいろ大変だ。多分、新しい分野なのでクレーマーが多いのだろう。私のように携帯電話だけの世代
では、クレームは発生しないのだが。
スマートフォンについていろいろ質問してみたが、機能が多すぎる。とてもスマホを利用する時間、スキルが無いのでやめた。
夜
韓日クロスオーバー交流コンサート
始めの チェ・ソンボン は不幸な育ち方をしたが、その環境の中で希望を失わず歌い続けた。韓国のスター発掘プログラムで準優勝を勝ち
取り、CNN/BBCにも取り上げられた実力派歌手。よく響く、声量豊かな歌手。
インチェロ。3 人のテノールと、1 人のバリトンのハーモニーがすばらしい。クロスオーバー界の代表で、レパートリーはクラシックから
ポップスまで非常に広い、イケメンのグループ。
歌声とハーモニーは素晴らしく、初めのサンタルチア、声の張り、ハーモニーは世界のベストシンガーの実力だ。
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村長の日記
アリランから歌い始めた 米良美一 は、もののけ姫のテーマ曲を歌って一世を風靡した歌手。体は小さいが歌唱力には定評がある。
当日は2時間、2人と1ユニットの歌声に感激したひと時だった。TVや車だけではなしに、文化でも韓国にやられそうだ。
日本に1番近い国、金剛山を通じて交流を進めよう。
10月27日(日)
ふれあいコンサート
12時から始まる。
昨日からふれあい展は始まっている。文化展が無くなって少しずつさびしくなると思っていたが、ふれあいコンサートの実行委員会が発足
し、今日となった。開会の挨拶は本来は1時からだが、出場希望者が目白押しとなり、時間の都合上1時間早めて12時からとなった。皆
さんは元気でやる気十分だ。
老齢化の進む村だが、まだまだ捨てたものではない。この元気を村の発展に使わなければ。
今日は奥河内のメンバー河内長野市高野街道祭りを行っている。秋はむちゃくちゃ行事が多い。
16時前
コンサートファイナルに中学校ブラスバンドが出演。相変わらず元気の良い演奏を聞かせてくれた。ラストのドリフターズメドレーは私た
ちの世代にとってうれしい選択、アンコールの「川の流れのように」は、美空ひばりの大ヒット曲。いい出来だった。
10月28日(月)
岡山県真庭市
H17年に5町4村が合併して発足した。
人口4万7千人、面積830平方キロ、南北約40キロ、東西30キロ、市域の80%が森林で660平方キロ、樹種は桧が70%、中国
地方最大の森林地帯だ。
老齢化率は33.6%、村と同様かなり進んでいる。
市にはバイオマス政策課があり、木質バイオマスに取り組み、林業から出る間伐材、製材他から出る材料をすべてバイオマス燃料としてチ
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村長の日記
ップ材、ペレットとして燃やすことで利用し尽くす政策をとっている。
*市の林家数は4千4百戸が1ヘクタール以上、森林組合員数は6千9百人。
*素材業者は30社、製材所30社、原木仕入れ量20万立米/年 出荷量:12万立米
*原木市場、3市場:10万立米/年
*製品市場、1市場
平成5年、真庭地域の企業家、各方面の若手リーダーの会(21世紀の維新塾)が活動を始めた。
国、自治体、シンクタンク、金融機関、などのネットワークを構築。地域にある財産(木質資源)に目を向け、各自・各社で対策を考え、実
践・実施した。これが真庭地域における資源循環型社会形成のスタートだった。
*真庭では木質系廃材12万トン、未利用材6万トン。
*市内のバイオマス集積基地 買入価格 杉:¥3000、桧:¥4000、広葉樹:¥5000(トン当たり)
*集積量、未利用木材18万4千トン、製材端材2千5百トン、樹皮3千8百トン。
*月田総合集積基地
桧のみ、トン3千円で買収。
集積量、1千8百トン。
現在、市内のバイオマスエネルギー利用導入設備
発電用ボイラー・1基、木材乾燥用ボイラー・11基、給湯、加温冷暖房、市の施設も含め12基、ほか燃料として4社。
年間バイオマス利用量、4万3千トン、石油代替量、1万5千6百トン(灯油90円1リッターとして)、14億円の効果。
CO2削減効果、年4万トンとなる。
*岡山県と共同で真庭バイオマスラボ(平成22年開設)
ファインケミカル分野への利用をはじめ、人材育成、事業者育成に取り組み、現在不況の林業を陽の当たる産業へ変換するために、市を上
げて努力中である。
*27年に稼働するバイオマス発電所は1万 kw/h、使用燃料は14万8千トン。
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村長の日記
*事業主体
真庭森林組合、真庭木材事業協同組合,銘建工業、真庭市 など9団体で構成。
資本金2億5千万円、事業費41億円(うち森林整備加速化林業再生資金・14億円)
売電価格(20年)、間伐材:33,6円 kw、一般木材:25.2円 kw。
10月29日(火)
岡山県久米南町議会訪問
久米南町は、
面積79平方キロ、村の2倍、人口5,300人。
岡山市より北へ40キロ、岡山県の中心にある町。現在町長は岡山県町村長会の会長、平成22年4月より議員定数8人、村より3年早く
定数減となった。
定数減の歴史は、H14・12人、H18・10人、H22・8人。
委員会構成:総務文教常任委員会・4人、厚生産業常任委員会・4人
8人になって3年、委員会構成には苦労したらしい。当村の5人・5人構成の方が合理的だとの話があった。
議員定数は削減するだけでなく、十分に議論が尽くせる議会にするのが大切、と両議会の意見の一致を見た。
議案の審議、委員会付託もほぼ同じ。
久米南町には、町つくり特別委員会があり
・構成は議員全員。
・明日の町つくりの調査研究。
・調査研究の具体的内容は、定住促進、中山間地域の活性化、町民福祉の向上、文化の薫る町つくり。
・H24年には5回の委員会開催と視察研修を行った。
街の核施設で議会のライブ放映、インターネットで本会議のライブ中継。
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村長の日記
10月30日(水)
2日間岡山へ議員研修に同行したので、今週初出勤。
9:30
富田林法務局局長来庁
現在村の人権委員は定員3人のところ1人、早く定員まで補充してほしい。住民課長に早く補充を指示した。
13:00
後期高齢者医療広域連合来庁
現在2年間となっている後期高齢者医療広域連合への職員派遣年数を、2年から3年に延長、来年度から。
現在各市が1人ずつ、町村全体で1人、残り8人が政令指定都市、大阪5人、堺3人で案分している。町村では30年に1度、3年間でほ
とんど問題はない。
14:00
グリーンホスピタルサプライの伊藤部長来庁
分校跡地にぜひ研修センターを、社長の熱い思いを聞く。早く調整区域を撤廃してもらわないと、村の発展はない。
東京の桧原村、奥多摩町は都市計画区域ではないのに、当村は都市計画区域。
16:00
水道企業団来庁
11月1日より一人派遣をお願いした。松本氏と企業団面々の来庁。世間並みに安全で、安心な水道、うまいみずの飲める水道に!!
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村長の日記
10月31日(木)
13:00
建築士事務所協会、町つくり委員会来庁
協会の行事として、毎年1回里山探索ツアーを行っている。今年は能勢町へ行った、来年は千早赤阪村を予定している。
ぜひ村へどうぞ。棚田がある、里山がある、杉ヒノキの山林がある、金剛山もある、その他いろいろアレンジできる。
16:00
近畿財務局総務部長来庁
・村は昭和時代、林業の村であった。昭和60年当時は木材の売り上げが20億程度あったが、現在はほぼ0。農業も少子高齢化の影響で
産業の中心にはほど遠い。年間120万人を数える登山者と村内に点在する大楠公の史跡、棚田の景観、大阪唯一のすばらしい森林資源を
利用した村造りが大事。
・地元企業はほとんど見るべきものは無い。ぜひ皆さんに起業マインドを。現在は皆さん守りに入って居る。別荘地開発、研修センターの
村、福祉の村、開発を考えると都計法が邪魔をする。フリーハンドにしてくれないと村の将来は無い。
・現在の国の方向性では、東京一極集中になると思う。村の現状を見ると、昭和30年以来インフラが充実されてない。道路、水道、近畿
でも1番遅れているのが南河内だ。人口が少ないから、投票数が少ないからと放置しないで、積極的に投資して発展をプッシュしてほしい。
・アベノミックスを利用できる村のファウンデーションを作りたい。
とお願いした。
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村長の日記
11月1日(金)
9:00
辞令交付
大阪府水道企業団より松本氏を派遣いただく。村の職員として辞令交付。
安全で安心の水道作り計画と、実施計画策定をお願いした。
13 時
中学校の文化発表会
開会式出席。次の予定が控えているので、途中で失礼した。
兵庫県多可町
いつも全国町村長会では隣に座る戸田さん、3期目の選挙。
首長として、いろいろ教えていただくことが多い。彼が当選すれば、町は安全、安心、安定して成長すると思う。実効性のある応援は出来
ないが、せめて檄文ぐらいはと思い、持参することにした。
日程の空きは今日午後のみ。カーナビで120キロ。中国道、滝野社から25キロ。2時間ちょっとの距離。庁舎にお邪魔して、健闘を祈
念した。
11月2日(土)
千早神社の裏参道、先の台風で壊れ、お年寄りの参拝が不可能な状態となった。
今日、神社役員が集まって修理方法を検討していただく。十数年前、1度修復をして当分大丈夫と思ったが、なかなか台風に勝てるような
道つくりは出来ない。今日は、年寄りの皆さんがどうにか参拝できる程度に修復することになった。
11月3日(日)
中島大輔君の結婚式
場所は深井にあるノートルダム結婚式場。キリスト教により、牧師さんが主導する結婚式。
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村長の日記
私の娘も、キリスト教の牧師による結婚式だった。我々は確か仏教徒だが、結婚式はキリスト式で違和感は無し。日本では宗教に対し非常
に柔軟だ。世界中がもう少し宗教に対し柔軟に対処すれば、宗教間の軋轢は減少すると思うのだが。
ダイスケ・ハルカ夫妻は初めから終わりまでハッピー、ハッピーの連続、笑顔だらけの結婚式。村の仕事も笑顔でやってほしい。
職場も笑顔で明るくなる。
11月4日(月)祭日
9:00
危険業務従事者で叙勲を受けた方にお祝いを持参。心からご苦労さんと申し上げた。
11月5日(火)
10:30
九鬼局長以下町村長会幹部来庁
11日午後、平成25年度第4回総会の説明を受ける。
消費税、および地方消費税の引き上げと、その対策を近畿財務局総務部長が説明に来る。
従来は、町村長会へ説明に来ることは無かった。今回は安部政権が、日本の政治に対し大きな危機感を抱いていている証拠だ。
私たち町村も、国に協力してデフレ脱出と、財政正常化に協力しよう。
次に府からの説明が3件、11月末に行われる全国町村長大会の説明で終わる。
午後
来年1月17日、私の誕生日が運転免許の更新日。高齢者になると運転免許の高齢者講習が必要となり、受講証明書が免許更新時に必要に
なる。
13 時
富田林モータースクール到着。車を駐車場に入れ免許を提出。
5千8百円を支払ってまず座学。高齢者は反応速度が遅いし、視力が衰えてくる。高齢者講習受講証明書をもらうために頑張ろう。
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村長の日記
13:30~14:20
座学。高齢者になると身体機能が衰えてくる。スピードを抑え、法令を守り、確実に運転することが必要だ。
14:30~15:20
免許取得以来、50年ぶりに教習所のコースを教官の指導で走る。
毎日運転しているのであまり難しくはないが、緊張する。車庫入れ、S字、障害物乗り越し、場内走行を行った。
15:30~16:30
視力検査、視野の測定、動態視力、明暗回復力の測定 では、やはり高齢化による視力の減衰を感じた。
最後はドライブシミュレーターの反応テスト。運転操作では敏捷さは劣るものの、確実さではほとんど衰えることは無かった。
総合的な結果として、スピードを落し、確実にすべてを確認して走れば安全運転だ。
11月6日(水)
10:00
臨時議会
・教育委員の選任1件。
・台風被害復旧工事費の専決承認。
・水道企業団よりの派遣職員給料の補正予算。
すべて異議なしで終わる。
11:00
葬儀1件、臨時議会が早く終わったので参列。
14:00
南河内環境施設組合理事者会
11月22日に開催の組合議会臨時会の議案審議。
1、 南河内環境事業組合公平委員の選任。
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村長の日記
2、 組合行政財産使用料条例制定。
3、 月例出納検査報告。
4、 組合議会 正・副 議長選出。
5、 任期満了による組合監査委員の選出。
以上を決定終了。
9日開催 棚田夢明かりの説明を受ける
当日 14:00 開会。村長の挨拶があるので 13 時に役所へ。
11月8日、モンベル本社で「グリンデルワルドの夜」が行われる。グリンデルワルドのシュラッペ村長が参加する。
お土産に外国で喜ばれる切り出しナイフをプレゼントしようと探した。大阪のデパートの3~4店に電話したが、現物が無い。
堺の金物屋にあるだろと行ってみたが、堺は包丁が本場、取り寄せとなる。作っているのは三木(兵庫県)、昔はその辺で売っていたのに、
肥後の守(日本式折り畳みナイフ)とともに消えた。明日もう1度探そう。
11月7日(木)
9:30
教育委員会と中学生海外語学研修を協議
平成26年度より中学2・3年生、20名をオーストラリアへ2週間派遣する。
教育委員会で原案が出来たので協議。派遣先、日程費用 他、決定。早く具体化して募集・選考を急ぐように指示。
11:00
鈴木先生来庁
大阪維新の会に対する要望のとりまとめ。
維新の会が推進する大阪都構想には、大和川以南の隣接県と大阪府のアクセス改良が第1。和歌山→大阪、奈良→大阪では極端に大阪側の
道路事情が悪い。大阪都構想を実現するには、東京と同じようにアクセスを良くすること。それが大阪を良くすること、関空の存在価値を
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村長の日記
飛躍的に高めることになる。
13:00
新人研修 in 金剛山
金剛登山開始。やはり新人は強い。私も若いときはもう少し馬力があったのだが。9月16日から登山していない。1か月半のブランクは
きつい。1時間30分ほどで頂上着、先に着いた連中は「寒い」と震えている。
頂上の中岸さんにお願いし、体調不具合の1人を まつまさ までおろしてもらう。残りの3人と水越峠まで下山開始。一の鳥居からの下山
道は、ボランティア皆さんのおかげで歩きやすくなっている。頂上の奥さん「早く下山しないと暗くなる」
、少し急いで下山。下るに従い、
霧が晴れてくる。1時間20分で水越峠、明るい間に下山完了。
18:30
焼き肉パーティ
美味い肉と美味しい酒で、新人研修終了。明日からは元気に働くように。
11月8日(金)
10 時
庁舎建設検討委員会
村は長い間、多くの場所に分散して事務スペースを置き、仕事をしてきた。教育委員会はくすのきホールに、健康福祉課は診療所と一緒、
村づくりグループはプレハブ、上下水道課は車庫の2階、そして本部、5か所に分かれている。したがって各課の連絡は悪い。住民の皆さ
んは役所への要件により、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、非常に不便だ。IT関係の機器、事務機は余計に必要、余分な人員がいる。
1か所に集めると、スリムな効率の良い役所が出来上がるし、住民の皆さんは1か所ですべての用事が済む。ぜひ皆さんの知恵をいただい
て、スリムで効率のいい役所を作りたい。
3月議会で、26年度当初予算に設計予算を上程できるように、急いで早く、まとめるようにお願いした。
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村長の日記
18:00
グリンデルワルドの夕べ
モンベル本社でグリンデルワルドの村長、村とは別組織の観光局長(日本では観光課となるのだろうが、スイスでは観光は国の第1の産業、
したがって観光局は完全に別組織)同席で、スイス観光局主催で行われた。
辰野会長の紹介で、シュラッペ村長、ペーター観光局長とは片言の英語でエールを交換し、再会を約すとともに、観光のノウハウ伝授をお
願いした。
最後に福引があり、グリンデルワルドの KREUZ&POSTホテル(http://kreuz-post.ch/en/) の宿泊券をいただいた。
無駄にしないようにまた行く必要がある。
11月9日(土)
第5回 棚田夢明かり&収穫祭
14 時
開会式が始まる1時間前、現場に着いたが、今年は出店の皆さん、職員、皆さん気合が入っている。模擬店ブースも完全に1杯だし、杵屋
さんはうどんカーを持参、やる気満々。各種団体も、メンバー全員がやる気満々、1年中この元気が続いたら。
棚田の会会長の開会宣言、中学校ブラスバンドのファンファーレ、山本さんの花火で始まった。
今年は開会前より多くの人が集まって、開会と同時に出店の販売が始まった。揚げポテト、たこやき、揚げ餃子、豚汁、うどん、の店、棚
田米、村の野菜、花、みかん、植木、材木、村会議員の皆さんの大槌町復興応援ショップ、年々出品者が増えてきたし、買い物客も早くか
ら来場し、賑わいが年々出てきた。
2時から夢明かりの始まる4時までの2時間も人出が切れることが無く、このように人出が続いたことは最近村にはなかった。
昨年の状況と少し違うのは、開会から2時間、運動場での売り上げが上がったことだ。
16:00
棚田広場で中学校ブラスバンドの演奏が始まった。関西大会で銀賞を問った演奏、やはりいい音を出している。
大阪府農林水産部長、夢明かりを見学に来ていただいた。棚田は農業で生活できない、観光資産であり、歴史遺産だ、ぜひ保存方法を。村
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村長の日記
内の農用地はすべて棚田だ、少しでも金になる農業への知恵をお願いした。4時過ぎから点灯開始、空が暗くなるにつけ、少しずつ灯りが
浮き上がってきた。しかし、5回目となると徐々に感激が薄れてきた。確かにきれいだが、もう1つ演出が必要だと感じた。
ブラスバンドの後、中津神社の氏子による獅子舞が披露された、例年人気がある。2回目の公演までの間30~40分の間、棚田を見て時
間をつぶせる仕掛けが必要だろう。
11月10日(日)
12:00
富田林高等学校10期生 卒業55周年記念同窓会
今年で卒業55年になるらしい。厚生労働省の資料によると、我々男性軍の余命は12年、女性軍は余命16年のスピーチから始まった。
2年に1回の開会として、あと5回程度で終わりと思うと少しさびしい。
始めに物故者への黙とう、男性が36人、女性が14人だったと思うが、明日は我が身、重い黙とうだ。
400人の同級生のうち、集まったのが80人。やはり年の経過で、なかなか誰かわからない同級生も多い。しかし、参加している皆さん
は元気がいい。私たちの同級生では、元 大阪大学総長の岸本君が有名。全員悠々自適かと思ったが、まだ現役が結構いる。河内育ちのは
ずが東京圏在住が結構いる。彼らが勝ち組に見えるのは僻みか?
残念ながら、次があるのでウーロン茶とジュースで料理をいただいたが、時間の経過が早い1日だった。
11月11日(月)
9:00
大阪府町村長会 第4回総会
9月末再選された、岬町田代町長の挨拶。2期目となる。ぜひ、いい街創りに励んでほしい。
*消費税率及び地方消費税率の引き上げとそれに伴う対応。
近畿財務局の説明。
今まで当会に対し財務局からの説明はなかったが、今回は税率引き上げの説明があった。
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村長の日記
政府はかなり消費税上げに慎重であるとともに、確実な実現を目指している。国の財政健全化と扶助費増への対応はやむおえないことだ
が、無駄の排除と地方消費税の配分には、一極集中ではなく、地方の過疎対策に厚い配分を望む。
*大阪府後期高齢者医療広域連合派遣職員 派遣期間1年延長
町村会から1名の派遣を行っている。原則2年、1年延長を。
各町村及び本人との交渉で判断することになった。
*大阪府国民健康保険団体連合会の中期経営計画、アクションプランの説明。
吉田狭山市長の提唱による行革がかなり進んできた。
*19日、20日に行われる町村長セミナーと全国町村長大会の説明
今年は前副知事 三輪さんの講演をお願いした。
あと熊取町中西町長の発言があり、全員了承となった。
18:00
浦野衆議院議員を励ます会(リーガロイヤルホテル)
着くと同時に挨拶を とリクエスト。挨拶を始めて驚いた、聴衆が若い、やはり維新。大阪都構想では都心だけではなしに、周辺、とくに
府県境のアクセス対策を実施の上、推進してほしい。千早赤阪村を励ましてほしい。
11月12日(火)
全国町村長会 経農委員会TPP研修(青森)
阪神高速空港線工事中に付、近畿道回りで伊丹へ。13 時 05 分発のJAL。降雪の為、仙台か大阪ヘ折り返しの条件付きで出発。
定刻、青森へ到着。
青森県農林水産部リンゴ果樹課 舟木氏
平成24年度、全国リンゴ生産量80万トン。青森は45万トン(約56%)。2位の長野16万6千トン、を大きく引き離している。
世界の生産量は6千9百50万トン。1位の中国は3千300万トンで断トツ、2位アメリカ420万トン、3位トルコ260万トンだ。
青森リンゴの出荷先は、関東10万5千トン、近畿5万5千トン。青森リンゴは実の締まった貯蔵性の高いリンゴが多く、県内に40万ト
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村長の日記
ンの貯蔵施設があり、9月から翌年の8月まで必要に応じて出荷されている。特に1月~3月が出荷最盛期となっている。
青森リンゴは、台湾をメインにアジア各国へ輸出されており、平成18~21まで全国の輸出量は2万トンを超え、90%以上が青森産で
ある。青森リンゴは晩成種のフジが50%を占めている。最近は生産者の高齢化が進んでいるが売上高が減少しないので、後継者もあり、
当分の間はどうにか維持できそうだ。
国産リンゴは品質面で圧倒的に高級品で、国際的に強く、生産量世界1の中国へも輸出されており、日本国内の3倍程度の価格で売られて
いる。高所得者の間では安全、安心、高品質で人気を博している。
国内の問題点としては、0~60歳の消費量が60歳以上の消費量を下回っている。若い世代へのPRが大切。また少なくとも国民1人当
たり6Kg/年 程度の果物消費がほしい。
青森県のリンゴ売り上げは、800億円/年だ。
板柳町長の話
板柳町には1200ヘクタールのリンゴ園があり、2万8千トンのリンゴを生産している。
S40年のリンゴ大暴落、冷害により衰退したが、庁内に町おこしプロジェクトチームを作り、リンゴを中心に置いた施策を考えた。
板柳ふるさとセンターを建設し、
リンゴによる1.5次産業おこしを実施。
リンゴによる体験農業を推進。
リンゴ生産の新農業技術の提供。
を行った。
その後、(財)板柳町産業振興公社、リンゴワーク研究所を設立。
ジュース、ジャム、ドレッシング 他、種々の製品を完熟リンゴで生産、国内ではデパート中心に販売、板柳の完熟リンゴジュースは1本
1000円だが、リンゴジュースの世界NO1商品になった。
日本国内で売られているリンゴジュースは、中国からの輸入品が多い。
板柳のジュースは安全で安心、しかも美味いと、国内だけでなく海外でもブランド商品になってきた。現在国内販売5~6億円、
海外1.1億円。
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村長の日記
街では日本 1 リンゴの里作りの施策として
リンゴ丸かじり条例の制定「軽くふいただけで丸かじり出来る安全、安心なりんごを作ろう」を制定。
!良いリンゴ!~日本1リンゴの里の、第1条件だ。
11月13日(水)
板柳町訪問
最初に訪問したのは同町にある青果市場。
青果市場と言っても、今はすべてリンゴ、リンゴ、リンゴ、リンゴ市場だ。その昔、私たちのところでは木の箱に入ったリンゴを買ってい
た。その箱を今も使っている。1箱20KG、約80個。今日の入荷は約7万箱、ほぼ1400トン。昨日雪が降ったので、今日は少ない。
いつもは15~16万箱は来るらしい。実際目の前に1400トンのリンゴを見るのは圧巻。
品種はメインの”ふじ”以下、”王林”、”国光” 他、20種類ほどらしい。後1か月、連日市場はこの調子。
この市場では、生産者が売り上げをすべて現金で受け取っている。
市場の話では、間にJAが関係していないので現金で渡す。この方が地元に金が回る。また、生産者もすぐに現金が手に入るので喜んでい
る。
次に板柳町のリンゴワーク研究所へ。
周囲にリンゴの木がいっぱい植わっている。中にリンゴミュージアム、ジュース工場。町民80人が、連日ジュースつくり、ボトリングに
従事。地元住民の現金収入を確保するために、昼はリンゴ取り、夜はジュース造りが出来るように、夜も工場は運転している。
売店でリンゴジュースを買い、気になっているリンゴを1個もいでリンゴ狩りをした。木からとったリンゴはきっちり蜜が入っており、酸
味の利いた最高のリンゴだった。
ランチに、リンゴつくしのお膳をいただいて帰路に着いた。今年は板柳町にお願いし、12月に入ったら最高に旨いリンゴを食べよう。
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村長の日記
11月15日(金)
公明党 予算要望
大阪府議会、公明党本部を訪問し、大阪府予算要望。
松原市選出、岩下学議員より
千早赤阪村の台風被害を、浅野村議会議員とともに、つぶさに見て回った。大変な被害だ、復旧には全面協力をする。是非、何でも要望し
ていただきたい。
政調会長八重樫先生、垣見府議、西尾府議同席のもと始まった。
*地方分権に伴う権限移譲で、村は50件を超える権限移譲を受けている。少ない人員で対処しているので、人的支援、財政支援 をおね
がいする。
*阿倍野近鉄デパートにある、パスポートセンターの廃止延長を。
*309号線
徐々には完成しつつある状態だが、奈良県側と大阪側はあまりに違いすぎる。奈良県側が圧倒的に良い。まず府県境界のアクセス改良を。
河内長野市と橋本市の間でもあまりに違いすぎる。 和歌山県側はとても良い。
*東阪三日市線のカーブ解消、および街路樹の除去をお願いする。
村では市街地と違って、自然の成長力に行政の力が追い付かない。3千ヘクタールの山林撫育と、余分な樹木除去に支援を。
18 時
職員組合 17回総会
アベノミクスの影響はなかなか千早赤阪村へは来ないが、日本の経済は少しずつ良くなっている。税収増で財政力指数が改善される所まで
は行かないが、少し生活にいい影響が出てきそうだ。
26年度からの給料カットはなくなった。しかし、村のように財政力の弱い所は、休みない行革が必要だ。ぜひ協力を。
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村長の日記
11月16日(土)
近畿大学救急災害センター 完成祝賀会
来る12月1日より運用開始される、センターの披露と内見会。
最近各地で発生する災害に伴う医療に対応した、最新式の施設。今までも大阪南部の医療を支えていただいている近畿大学医学部付属病院
内に出来た、救急医療の基幹施設。これで村の安全安心体制が、また1つ強まった。
11月18日(月)
309号線 期成会要望活動(府庁別館)
期成会の千早赤阪村委員、坂上会長、私、理事 以下5人。河南町、副会長、町長 以下5人。年2回の要望行動で大阪府道路室長へ。
一時凍結となった309号線であるが、河南町、村期成会の度重なる要望で解除されて3年目。ほぼ文化財調査が終わり、前に進み始めた。
沿線では河南町側ではあるが、スーパーも来年3月にはオープンする。店舗が次々無くなった村にとって、1つの朗報だ。
府は非常に厳しい財政状況だが、作るべきインフラは、スピードは遅いが着実に工事を進めることが大切だ。
今、大阪府は隣の府県境での間でインフラの格差がきつい。309号線も、水越トンネルを出た奈良県側はすでに出来上がっているのに、
大阪側はまだこれから何年かかかるのか? しかし、出来るだけ早くとお願いすることが、少しでも早く実現する方法の1つだ。
大阪府には文化財調査を早めるとともに、工事着手を早めることを約束していただいた。
午後
アドプトフォレストの会合
大阪府が中心となり、日生グリーン財団が、大阪府で初めてアドプトフォレスト事業を行う。アドプトフォレスト事業とは日本生命の社会
貢献事業の一貫で、木材不況により荒廃が進んでいる山林に、日生の社員による山作りの援助を行う事業。
日生グリーン財団と山主が、アドプトフォレスト事業に対し確認を行った。作業着手までに確認書を交わし、四月より着手する。
日生のケースがうまく機能し、次々と同じような事業が増えればいい。
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村長の日記
11月19日(月)
14:30
全国町村大会理事会(全国町村会館)
朝、所用により11時17分の新幹線。町村会館には開会10分前の到着、間に合った
全国町村長大会の運営を審議、全員一致で散会。
17:30
大阪府町村長会研修会
テーマ:時代の変化に対応する地方自治
講師は前大阪府副知事 三輪和夫 氏
政府の方針として

地方公務員は、再就職規制の強化、能力・実績主義による人事評価の導入、給与の民間準拠を徹底する。

地方分権の推進に当たっては、行政の担い手である地方公務員が住民全体の奉仕者である事を自覚し、政治的中立性を保持しているこ
とが不可欠。地方公務員にも国家公務委員と同様に罰則を設け、一定の政治活動を規制する地方公務員法の改正を行う。

再任用に当たっては、能力、実績に基く信賞必罰の人事管理を徹底。特に能力実績に基く評価制度が法律上位置づけられてない地方公
務員については、総務省から各地方公共団体に対し必要な 指導、助言を行い、趣旨を徹底する。
自民党の公務員改革はほぼ以上の通り、民間と同じ条件に持っていく方針だ。アベノミクスにより、民間はまた世界のトップを走り始めた。
私たち行政も、民間に負けないように更なる行政改革を進める必要がある。
11月20日(水)
全国町村長会(NHKホール)
紅白歌合戦の行われるNHKホールで、全国930人の町村長が集まって大会が行われた。
12時開会のはずが、11時55分 安部総理が壇上に現れた。国歌斉唱に引き続き、安部総理の挨拶「日本の経済を必ず立て直す。
」力強
い言葉に、全員万歳三唱で送り出した。
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村長の日記
大会決議
東日本災害の早期復興と全国的な防災減災を。
イ、復興対策の万全の措置。
ロ、原子力対策の徹底。
ハ、大規模災害への法整備と対策の徹底。
地方分権の推進。
イ、道州制導入反対。
ロ、国と地方の役割分担の明確化と、権限の委譲。
ハ、国と地方2重行政解消による行政の簡素化。
地方税制
イ、償却資産に係る固定資産税の堅持。
ロ、自動車取得税の見直しによる代替財源の確保。
ハ、ゴルフ場利用税の堅持。
ニ、温暖化対策への地方税財源の確保。
ホ、地方交付税総額の確保。
医療、保健
イ、国民皆保険の確保。
ロ、社会保障・税一体改革の推進。
ハ、都道府県を保険者とするに当たり市町村の役割分担の明確化。
農林水産業
イ、国益と現場の意見を踏まえたTPP交渉の展開。
ロ、攻めの農林水産業展開へ。
ハ、農林水産業への公共予算の確保。
領土・外交
イ、歯舞・色丹・国後・択捉の返還実現。
ロ、竹島の領土権早期確立。
ハ、尖閣は我が国固有の領土である、周辺海域の領土侵犯には毅然たる態度をとること。
以上を決議して大会を終わる。
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村長の日記
11月21日(木)
町村長会・府感染症課 来庁
夜
私が村長就任以来、お世話になった大阪府の職員の皆さんと会食。約10年間、おおくの皆さんにお世話になった、太田知事の時代からだ。
府の総務課長が副知事、経産省審議官を経て総務省の部長に。市町村課の課長が副知事に。皆さん偉くなっている割に、村はやっと黒字体
質になったところ。皆さんは必ず村の背中を押してくれる。1歩でも2歩でも前へ進もう。
11月22日(金)
朝
小吹区長の尾谷君、叙勲授章のお祝い
些少だがお祝いに訪問。長い間の苦労に報いるには少なすぎるが、ご苦労さんと申し上げた。嫁の体調が悪いらしいので、暇をもらい、ホ
ームドクターの足立君へ。大したことは無いが、点滴を受けて帰宅。すぐ役所へ。
南河内環境施設組合臨時会
メインは裁判費用の訴訟問題、2年間監査委員をお願いした笠松氏の後任選出、公平委員選出で終わる。
11月23日(土)
朝9時
千早赤阪消防団、富田林消防署千早赤阪支所 合同訓練
挨拶のあと、赤阪小学校体育館で訓練開始。
災害時のクッキングから開始。ビニール袋を利用した料理法の講習、ご飯の炊き方、および、芋、野菜の料理法。
今は熱湯さえあれば、ラーメン・そば・うどん・ピラフ 他、かなりバラエティに富んだ料理は出来るが、やはりおれたちは日本人、飯の
炊き立てを食いたい。ビニール袋に米と水を入れて、野菜と調味料を入れて、沸騰寸前のお湯に入れておくと、約1時間程度で旨い炊き立
てのご飯と煮物が出来る。
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村長の日記
同時進行でAEDを使った緊急介護の講習が行われた。万が一の時には、ぜひ皆さんが利用出来ればと、各施設に設置してある。人工呼吸
も練習しておくと、救急車が到着までの間時間を稼ぐことが出来る。もちろん訓練を受けた消防団の皆さんもいるが、普段のトレーニング
が役に立つ。
河内長野市のキックス(kiccs)では、あす24日、滝畑ダム・岩湧山で行われる 第2回 SEA TO SUMMIT 開会式が行われた。村も奥河内
の一員として参加。市長に、ダイトレはもちろんだが、友が島から始まる紀泉山脈 尾根道を利用した、役の行者の修業道も、近畿の皆さ
んに利用してもらといい。
11月24日(日)
日本100名城スタンプラリー、2年前台風で途中ツアーストップとなった、犬山城と長篠城へ。
10時
千早をスタート犬山城へ。第二京阪・名神を使って小牧で高速を降り、犬山城へ。日曜日と犬山城祭りが重なってすごい人出。
犬山城は非常に小さな城だ、大阪城と比べればぐんと小さな天守閣がある。天守閣の前には、50~60mの行列が出来ている。天守閣へ
登る人たちの行列、20分ほど待ったところ順番が来た。入り口で靴を入れる袋が渡された。天守閣から降りてきた人たちが使っていた袋
が渡された。係の話では「今、袋を使っている人たちが天守閣へ登る定員1杯なんです。
」
天守閣は、今まで登ったことが無いほど傾斜のきつい階段を登って上にあがる。窓の少ない天守だが、北側に木曽川が見える。天守からの
眺めは4方何もなく、非常に良い。後ろに木曽川を控え、小高い丘の上に立っているので、攻めるには苦労する城だったと思う。
天守の入場料は500円。今日1日の人出は1万3千人ほど、いい売上だ。
11月26日(火)
11:00
維新の会 に対する来年度予算要望(維新の会 会議室)

地方分権の推進
大阪発地方分権改革ビジョンにより、府から事務移譲を受ける。しかし村のように人材もいない、財政的にもきつい自治体にとっては、
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村長の日記
人的にも、財政的にも援助が必要。ぜひ人的にも財政的にも援助をお願いしたい。

309号線の早期完成をお願いする
第2期区間が平成20年代に完成予定であるが、まだ天文学的時間を要して、村内、および河南町内区間の完成となる。既に奈良県側
309号線は完成している。ぜひ早くお願いしたい。

東阪三日市線、富田林五條線の改良工事をお願いしたが、府より当分無理の答えをいただいた。
村は、改良工事は無理としても、富田林五條線、東阪三日市線の路上を覆う樹木対策だけでも早くして頂くようにお願いした。府の役
人は木を切ることに慣れていない。千早赤阪村のように木と自然の中で暮らしている村にとっては、木の成長力に追いつく財政力がほ
しい。村内の府道では、フルサイズのバスが頭上を気にせず走れる状況を作ってほしい。
村は少子高齢化、人口減、税収減 で財政力指数が下がり、10数年にわたりキツい行革を行ってきた。結果、やっと黒字基調の行政
となった。しかし府道まで手が回らない。大阪府の、より一層の援助をお願いする。
11月27日(水)
昨日 房先生 他界のニュースが入った。
私の1番下の叔父と同級生。長い間の教員生活の後、ライフワークであった地域の歴史を纏めた「ふるさと千早」を編纂していただいた。
巻頭に書かせていただいたが、まさに千早のでータベース。これ1冊で地域の歴史がすべてわかる、すばらしい著作だ。
やはり惜しい人は早く亡くなるらしい。
御子息はドクターとして、加古川の医療機関で働いている。いつかは村へと思うが難しいだろう、いい業績を上げてほしい。
昨夜より風邪をひいたらしい。毎年寒くなると1回は風邪を引く。今年は風邪を寄せ付けないように努力していたが捕まった。診察を受け、
薬をもらったのですぐ治る。皮肉なもので、明日 阪南大学と連携協議会がある。挨拶文を読んでいると「風邪をひかないように」と書い
てある。私が風邪をひいていては締まらない。
朝
藤野興業の会長 来庁
「もう千早赤阪のような過疎地では流域下水の時代は終わった。これからは性能が格段によくなった合併槽にすべき」の話を聞いた。
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村長の日記
多分、彼の言う通りだろう。
11月28日(木)
阪南大学と千早赤阪村との連携協議会
阪南大学と千早赤村が連携協定を結んで3年目になる。その間、大学は国際観光学科の生徒有志による活動で、金剛山に集客する方法をい
ろいろ考えていただいた。近い内に纏めていただけるようだ。
また大学の留学生が幼稚園、小学校、中学校に来て語学教育の手助けをいただいている。今まで留学生は韓国、中国人が多かったが、最近
は英語圏、フランス語圏が増えてきて英語学習には良い生徒配分になりつつあると辰巳学長の話。
今年も、留学生による小学生国際交流事業、中学生国際交流事業を行う。
楠木正成 関連の史跡が集中している法権塔周辺。多くの登山客が訪れる金剛山周辺に交流人口を増加させる有効な方法を、村と大学が協
議しながら基本計画を策定し、多くの人を村に誘致する。
最後に、学生たちによる金剛山登山客のアンケート調査の結果の途中経過を発表いただいた。傾向として女性客が増えてている。ヤングと
言うより中年以降が多い、平均年齢が高い、リピーターが多い。ただ日帰りと言うより非常に滞在期間が短い人が多い。
結果として、人を集めるとともに、いかにして地域の富裕化につなげるか。ここから先は村、住民、大学が話し合い、知恵の使いどころだ。
11月29日(金)
自衛隊 来庁
平成25年度の防衛白書の説明を受ける。
日本にとって、今一番脅威となっているのは北朝鮮と中国である。
北朝鮮のミサイル テポドンは射程が約6千キロ。発射基地の東倉里(トンチャンリ)からアンカレッジ、ハワイ、オーストラリアのダーウィ
ンが射程に入る。
また、テポドンの射程を延ばした改良型は射程1万キロ。アメリカ本土のデンバー、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニュージーランド
のオークランドが圏内に入る。
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村長の日記
国としては強い関心を持って注視する必要がある。
北朝鮮の弾道ミサイル問題は、核開発と連携している。その能力向上、技術の移転、拡散の問題は、国際社会にとって現実的で差し迫った
問題だ。
尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設けた中国も、今最も注意すべき問題だ。
中国は平成24年に空母遼寧を就役させ、その後、国産 J-15艦載機の開発などにより、必要な技術の研究開発を続けている。また次世
代戦闘機 J-20を開発中であり、別の次世代戦闘機も開発中だ。
我が国を含む周辺諸国との利害が対立する問題を巡って、既存の国際法秩序と相容れない独自の主張により、力による現状変更の試みを含
む高圧的とも指摘される対応を示しており、その中には不測の事態を招きかねない危険な行動がみられる。今後の行動に不安を抱かせる。
十分注意しながら周囲の国と不測の事態を招くことなく国の安全を守る。自衛隊は十分にこの任務に耐える組織だ。
11月30日(土)
先日から風邪気味だったが、抗生剤のおかげでやっと快方へ向かった。
元気が出たので、土方仕事をやってみた。軽ダンプを使って葉刈りの枝葉、土を積み込み、台風の影響で道路の端の流れた土砂の埋戻しを
行った。
たかが軽四とナメていたが、いざ一台 土砂をスコップで積み込むことは、きつい重労働だと実感できた。
積み込みに2時間。ダンプで落とした後の始末に30分。少し体力が落ちたと思うが、ときにはきつい仕事をする必要がある。土を動かす
のにユンボを使うのは十分理解できる。
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村長の日記
12月1日(日)
今年も師走に入った。私にとっては、非常に忙しい1年だったと思う。大阪府町村長会会長をさせてもらったおかげで、全国町村の置かれ
ている状況がかなりわかった。
大阪は中心部の開発優先で、奈良、和歌山、京都、兵庫、と接する周辺部、特に南河内、泉南の府県境の整備がほとんどできていない。特
に309号線の水越峠、170号線の紀見峠 を見たらよくわかる。
本来は、いつ奈良県に入ったか、いつ和歌山県に入ったか、わからない状態が普通なのだが。経済力から言うと大阪側が良くて当たり前の
はずだ。しかし実際には逆で、大阪側の道が悪く、府県境を越えて向こう側は道が良い。
千早小吹台小学校体育館耐震工事完成祝賀会
小吹台両自治会主催で行われた。体育館に着くと、憩いの家のそばで出店が出ている。コーヒーをいただいて、カレーパンを買った。
完成した体育館には、多くの皆さんが集まってきた。10時開会ステージ上には、中学校ブラスバンドの諸君がすでに準備万端並んでいる。
挨拶の後、こけら落としにふさわしい元気な演奏を披露してもらった。関西大会の銀賞にふさわしい、貫録さえ感じられる演奏。村の元気
は中学校から、会場にいた人たちからは、演奏に入る前から拍手が起こるほど。皆さんの期待度がわかる。
ただ、落語の時、マイクが調子悪かった。声が大きくなったり切れたりで、落語家さんに気の毒だった。
この体育館が出来上がったときは、セメント製の屋根で当時最新式の体育館だったが、現在では屋根が非常に重く、耐震性に欠ける体育館
になっていた。今回の工事で屋根の重量は約5分の1となり、南海トラフの地震でも十分な耐震性を持つことになった。有事の際には避難
所として利用できる。
自発的に地域で落成記念パーティを開いていただき、感謝している。
13:00
人権協会と村主催の人権の集い(くすのきホール)
ほぼ150人の皆さんに集まっていただいた。今回は式典の後、映画「手紙」を上映する。地味な映画だが評判は良い。早く、人権の話を
しないでいい時代が来ないものかと思うが、ニュースを見ると、宗教、人種問題など、種々の人権問題が世界中に氾濫している。
せめて村だけでも、人権問題が無い村になってほしい。
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村長の日記
12月2日(月)
13:00
歳末警戒発隊式
警察署の裏庭で始まった。村消防団の規律もなかなかよくできているが、やはり最前線の警察の規律はしっかりしている。婦警さんの規律
は、見ていると男性より気合が入っているようだ。
「おはよう」で帰ってくる挨拶も素晴らしい。例年、年末には犯罪が増えると言われているが、皆さんに警戒してもらえれば安心だ。
村でも、無事新年を迎えるように、各種団体の年末行事でお願いしよう。
14:00
民生委員、児童委員、主任児童委員 認証書交付式
今年は3年に1度の民生委員、児童委員、主任児童委員 改選の年。福留会長は、この3年間総務をやっていただき、定年で退任。5期1
5年、ありがとうございました。次の総務は、千早の酒見さんとなった。
民生委員は村の選考委員会で選考した後、府を経由して厚生労働省 田村大臣から信任状をいただく。私から代理交付させていただいた。
今年は11人退任、いろいろとありがとうございました。新任委員の皆さんどうぞよろしく。
12月3日(火)
今日は、12月議会前の珍しい何事もない1日。
今年、スイスのグリンデルワルドでお世話になった、クリスチャンアンドレッグ夫妻に、「どてら」と、会食中に生まれた彼のお孫さんに
「ちゃんちゃんこ」を送った。日本のスイーツが好きを思い出して、一緒に羊羹を送ったが、なかなか送るのが大変。富田林の本局で東浦
君(千早在住)に聞きながら、書類を作った。すべて向こうの人が読めるように英語で書く。羊羹で困った。 YOKANN(SWEETS) と書いて
おいたが、いいのだろうか。悪戦苦闘の1時間だった。
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村長の日記
12月4日(水)
12月議会初日
議会の定員が7人になって、3回目の定例議会。10月には議員8人の岡山県久米南町へ、研修に行ってきた。新しい議会も板についてき
た。
12月議会初日の議案は

69号議案 固定資産評価審査委員会委員選任
平成26年1月17日で任期満了になる、南本斎氏を再任。任期は平成29年1月17日まで。
全員賛成

70号議案 千早赤阪村暴力団排除条例施行に伴う千早赤阪村の公の施設から暴力団を排除するための関係条例の整備に関する条例
全員賛成

71号~73号 26年4月1日から消費税が5%から8%へ上がる関連の条例
71号議案:下水道条例、72号議案:水道事業給水条例、73号議案:金剛山ロープウエイ条例
文教委員会付託

74号議案~78号議案 平成25年度各会計の補正予算
74号議案:一般会計補正予算
総額 26 億 5,185 万円
75号議案:国民健康保険特別会計補正予算 3,452 万円追加
総額 9 億 4,800 万円
3,552 万円追加
総額 6 億 1,035 万円
76号議案:介護保険特別会計補正予算

3,347 万円を増額して
77号議案:後期高齢者医療特別会計予算
394 万円追加
総額
78号議案:下水道事業特別会計補正
322 万円追加
総額 2 億 2,711 万円
79号議案、700 万円を超える動産取得は議会の承認が必要
住民基本台帳、税、国保、基幹系電算システム更新
取得する動産
電子計算機器
契約
随意契約(プロポーザル方式)
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8,212 万円
村長の日記
金額
2,400 万円
相手方
日本電子計算大阪支店
全員賛成
14:00
金剛山系対策協議会
例年通りの会議、盛り上がりのない会議だ。金剛バス、南海バスはもちろん、近鉄、南海、府の土木、緑室 他、金剛山に関係のある各種
団体。昨年は、本格的な遭難は無かったが、心筋梗塞での死亡事故が1件あった。あとは怪我がほとんどと、体力不足で動けなくなるケー
スが何件かある。
町に近い山ではあるが、冬季は冬山だ。アイゼン、防寒具と、冬は日暮れが早いので電池が必要。今年の冬も、安全に終わってくれればい
い。
15:00
English Communication 河南中学の英語授業を見学(プクプクドーム)
文法を無視すればついて行けそうだ。
私が中学生の時はほとんど読み書きがメインで、ヒアリング、スピーキングは無かった。こんな授業だったら楽しかったと思いながら、見
学した。
12月5日(木)
本会議初日が終わって今日は予定なし。一般質問の締め切り。どんな質問が出てくるか楽しく、不安のある一日。
午後
JA大阪南 仲谷会長来庁
棚田夢明かりの高額補助、お礼を言う。
アベノミックスと、オリンピックで東京は景気が良くなってきた。南河内は相変わらずの状態が続いている。ぜひ、南河内のリーディング
金融機関として、地域に金を回すようにお願いした。
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村長の日記
Ⅰ1月 6 日(金)
総務民政常任委員会
12 月議会初日委員会に付託された議案の審議。

議案第 74 号 一般会計補正 3 千 347 万円補正、総額 26 億 5 千 185 万円
総務民政部門の主なもの
電算機器関連
330 万円
リースから買い取りに変更
社会福祉総務費
1,170 万円
児童福祉総務費
582 万円
子供教育支援システム 他
林業振興事業費
149 万円
森林整備事業費
下水道費
322 万円
下水道会計繰り入れ金
介護訓練給付事業 他
全員賛成

議案第 75 号 国民健康保険特別会計補正予算
3,452 万円補正、総額 9 億 4,800 万円
一般被保険者療養給付費 3,093 万円 他
全員賛成

議案第 76 号 介護保険特別会計補正予算
394 万円補正、総額 8,213 万円
全員賛成

議案第 77 号 後期高齢者医療特別会計補正予算
394 万円補正、予算総額 8,213 万円
後期高齢者医療広域連合納付金 394 万円
全員賛成
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村長の日記
16:30
定例区長会
案件:歳末夜警、水道料支払いのお願い、文化財を生かした地域活性化事業

水道料については近年、督促を行っての徴収を厳密にやってこなかった。公平性の原則からも、厳密に徴収することになった。水道停
止も含めて行います。
区長会で新年互礼会を行うようにとの提案があった。日程を調整し、行う事になった。
18:00
区長会懇親会
狭山市で開催、楽しく歓談した。
12 月 7 日(土)
夕方 6 時より
千早龍成君のディナーパーティ(ホテル第一 堺 にて)
ホテルにほぼ 5 分前に着いたが、駐車場が無く、もたついている間に 5 分遅れで会場へ。席に着くと、既に料理が配られているところ。
まず、鴨のスモーク他の前菜。次に、少しあたたかいスープ。メインディッシュのビーフステーキ。デザート、コーヒーのコース。今回の
ディナーパーティはバンドが入っている。ドラムスのおじさんは非常に上手い。何曲かジャズを演奏してもらった、デキシーランドよりは
少し新しい。
ディナーが終わり、いよいよ開始。前座の皆さんはカラオケ、その間バンドはお休み。いよいよ千早龍成君の出番、バンドが付いた。やは
り少し年季の入ったプロ、バンドが入ると一段と上手さが光る役所のOB。ぜひ大成してほしい。
12 月 8 日(日)
千早地区老人会忘年会
乾杯の前に、千早龍成君のステージ。昨夜のディナーパティの疲れも見せず、5 曲披露してくれた。やはりプロ根性が出てきたらしい。
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村長の日記
今、彼の弟子は多い。昨夜も村の住人でお弟子さんが、多数ディナーパティに参加していた。優しい人柄と親切な性格が、人を引き付ける
らしい。教え方も旨く、お弟子さんの歌唱力は格段に上がっている。
老人会の皆さんは非常に元気。70 歳を超えた私は、まだここでは駆け出し。運動をして、健康をを死ぬまで保ってほしい。
今日の忘年会はウーロン茶で我慢。次に 2 つの仕事が待っている。
14:00
竹本先生 国政報告会
やはり自民党、たくさんの皆さんがお集まりだ。
挨拶で、大阪と接する府県間で、あまりにも大阪側の道路整備が遅れていることを長々喋った。309 号線でも、奈良側は既に出来上がって
いるのに、大阪側はあと 20 年は掛かるのではないだろうか。ちょっと、いつも思っていることを話し過ぎた。俺もひねくれてきた。
二剛会 納山会、忘年会
毎年 4 月総会で年間行事予定が決まっている。なんとか時間に間に合った。今年は、金剛山登山道途中のトイレ掃除、階段つくり、台風の
後始末、仕事の多い 1 年だった。これから 2 か月ほどは、凍結により土木仕事はできない。しかし、雪解け前に階段つくりの準備が必要。
来年の活躍を祈念して終わり。
12 月 9 日(月)
午後
庁舎建設委員会開催、終了後 懇親会
庁舎は築後 50 年。検査の結果、1 階部分は耐震補強は不可能。庁舎建設の場所 他 を審議してもらう。今日は 2 回目だが、あと 3 回ほど
で結論を頂きたい。約 2 時間ほど、本音でお話して終わった。
12 月 10 日(火)
文教建設常任委員会
山形委員長 委員:徳丸、関口、清井、井上
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村長の日記
12 月 4 日に委員会付託された議案の審議。4 月 1 日より実行される消費税改正に対応する條例整備

議案第 71 号 下水道条例改正
消費税改正により下水道料金の消費税は 5%から8%へ
採決 反対:徳丸、関口 賛成:井上、清井 可否同数により委員長決済で可決。

議案第 72 号 水道事業給水条例
水道料金を 5%から 8%へ
採決 反対:徳丸、関口 賛成:井上、清井 可否同数により委員長決済で可決。

議案第 73 号 金剛山ロープウエイ条例
料金を 8%へ
採決 反対:徳丸、関口 賛成:井上、清井 可否同数により委員長決済で可決。

議案第 74 号 一般会計予算補正、文教建設所管分
50 万円
農道舗装、他地区補助金
林業振興事業費
149 万円
農林環境保全整備事業費
下水道費
322 万円
下水道事業特別会計繰り出し金
農地費

78 号議案 下水道事業特別会計補正
受益者負担金システム構築、導入委託料 294 万円 他
採決:全員賛成
どうして共産党の先生は消費税値上げ条例に反対するのか? 私たちも好きで上げているのではない。国で決まったことは従わざるを得な
い。
村の議会で反対しても、どうにもならない。国に向かっての反対は自由だが、村で条例反対の議案が可決されても、4 月 1 日より消費税は
上がる。私に反対を表明されても打つ手がない。
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村長の日記
12 月 11 日(水)
今日は予備日で議会無し。
10:30
中学校で表彰式
夏休みの宿題(税金に対する作文)で、藤野さんと、龍さんが入選となった。最近、中学校は非常に元気。中学校の入り口には、ブラスバンド
銀賞、駅伝ですばらしい成績を上げた、どデカいポスターが貼ってある。また西田君が 3,000mで大阪府 2 位に入った。これから合宿に入る
が、1 月に広島で行われる駅伝大会に出場しそうだ。我々も中学生に負けてはいられない、元気を出そう。
わたしと教育長で麻生財務大臣の代理を行い、表彰状を手渡した。
午後、
町村長会来庁
大阪府振興協会、議事進行の説明。不景気のせいか行革のやりすぎか、振興協会の資金需要が無い。金利も非常に安いのに、もっと使っても
らいたい。今、年末ジャンボのシーズンだが、なかなか宝くじが売れないらしい。多くの人に買ってもらって、村へ還元してもらおう。
危機管理室来庁
町村長会と話の間、少し待っていただいた。
昨年 9 月の 880 万人訓練は、行ったまま報告が無い。例年のことなので明日報告を行うとともに、来年の 880 万人訓練の会議をするとの話。
夜
千早神社代表役員会
千早城址が日本 100 名城に指定されてから、かなりお参りの方が増えた。楠公さんは、この地でわずか 700 人の手勢で、12 万人の幕府軍と
戦った。後ろが金剛山の地形と葛城氏の防御陣に支えられて、石を攻め手の上に落したり、材木を落とす、煮沸した糞尿を敵にかける、地形
を利用して襲撃を繰り返す、まさにゲリラ戦を仕掛けて 100 日間の消耗戦を耐え抜いた。結果、幕府崩壊となり、建武の忠孝を成し遂げた。
この史実から絶対に落ちないパワースポット、千早神社。受験生の、就活の、頼りになるパワースポットだ。
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村長の日記
12 月 12 日(木)
朝、起きたら雪が降っていた。寒さが身に染みる。
6 時すぎ
嫁より、雪が積もっている雪掃を、の電話があり、すぐに寒さ対策の身支度をして まつまさへ。タイヤがすり減っているので、少し滑る。
雪掃きをやろうとしたところ、やっと降り止んだ。
まだ車のタイヤを冬用に変えてないので、急がなければ。やはり千早に住むと地域手当がいる。夜出かけると帰りはタクシーしかない。あ
るいは、嫁に電車の駅まで迎えを頼まざるを得ない。頭が上がらないことおびただしい。冬は冬で、タクシーは途中で降りてくださいと言
う。町は便利でいい。
10:00
全員協議会
1.
2.
工事請負契約の報告
小吹地内、下水道入孔蓋取り換え工事
1,308 万円
菊水園。
村道小吹台北線 他 5 路線舗装工事
2,048 万円
北野工業。
村診療所指定管理者指定
安定的に受診者が推移している、従来とうり。
3.
新型インフルエンザ対策行動計画策定
新型インフルエンザは、ほとんどの人が免疫を持ってない。パンデミックとなった時は大変だ。
インフルエンザなど、新感染症が発症したときは、国家の危機管理として対応する。
村は新型インフルエンザ対策行動計画を策定する。
目的
感染拡大を可能な限り抑制する。
住民生活への影響を最小限に抑える。
午後
一般質問の答弁調整
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平成 26 年 4 月公表。
村長の日記
12 月 13 日(金)
昨夜、千早へ帰るとき、東阪農免道路入り口では 1℃だった。千早トンネルの入り口では-1℃、温度計を見たとき、急に寒さを感じた。
暑い夏が早く終わればいいと思っていたが、これから約二か月半、寒い寒い冬が続く。今朝は外をのぞくと、車が砂糖をまいたように白い。
もちろん、水がうすく凍っている。頂上は 5cm の積雪、これが根雪になりそうだ。これからは二月の末あたりまで、金剛山へは車で登れ
ない。特別の装備をすればいいのだが、危険なことはやめて、歩きかロープウエイ。特にロープウエイをお勧めする。
今日は、昼一に森林審議会の説明に府から来る。後は答弁調整。
12月14日(土)
今日は公務なし、12月に入って初めてか?
朝9時頃から仕事を始めようと思ったが、寒くてなかなか始める決心が出来ない。ストーブの前で30分ほど、うとうとしている間に、
シャキ としてきた。日曜大工仕事だが、久しぶりなのでスピードに乗るタイミングがとりつらい。1時間ほどで走り出した。やっとノっ
てきたと思ったら昼飯。車検に出していた車が今日、出来上がるので、引き取に堺まで。車があったまると眠くなる。10分ほど車の中で
横になったら、シャキとしてきた。しかし、乗りなれた車は走りやすい。家に帰る。
次の日曜日にはスタッドレスに入れ替えよう、雪に遅れないように。
12月15日(日)
きのこ会ツアー
このツアーを初めて、既に20数年になる。バスは数年前より、倉畑君にお願いしている、30人乗りのバス。
9:30
千早発。高速道路に乗る前に、ビール、ワイン、焼酎、氷、ミネラル、日本酒、おつまみ各種を買い込む。羽曳野から高速に入った途端に、
酒盛りが始まる。名塩でトイレ休憩、西紀で昼飯、恒例のことで、各自腹の調整をしながら少し食べる。
途中、和田山では北近畿高速が伸びている。そのまま走ってコーナンへ。大阪のコーナンでは販売していない、冬の雪掃き用品を仕入れて
走る。倉畑君が「時間が早いので但馬空港を見ませんか」小高い丘の上にある、例年エアレースが行われる空港。1日2便、伊丹便が出て
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村長の日記
いる。ここは JAL の子会社(JAC)の便、小さい飛行機で運用している。
16 時過ぎ
佐津着
海華、20年来のカニ料理旅館。年に1度の蟹づくしを腹1杯食べた。1年分食べたかな?
12月16日(月)
今日は帰り。
朝
昔、香住の魚港にあるマーケット内で蟹を販売していた業者が、新しい店を開いた所へ買に行った。
新しい店でまだ商売を始めたところ、努力している姿がよくわかる、いい蟹を売っていそうだ。全員でかなりの数の蟹と赤烏賊を買って、
マーケットへ。ここのマーケットは、年々小さくなりつつある。ロケーションがいいのに、やはり同業者が1か所に集まると、色々な軋轢
があるのだろう。特に売り上げが上昇中はうまくいくが、横ばいから下降線に向かって行くと大変だ。
和田山では高速が繋がって、車がインターで降りなくなって客数が急激にダウンし、沿道の業者が大変だそうだ。
インフラの整備と人の流れで、ビジネス環境が急変する。時々は、人の流れの変化を学習する必要がある。
12月17日(火)
今日は1日中、一般質問の答弁調整。
ユニークな質問、何回も繰り返しの質問、本質に迫った質問、色々な質問がある。担当課で苦労しながら答弁を作ってもらう。大変な仕事
だ。私たちも、答弁の内容に神経を使う。すぐ出来ることは問題は無いが、実現の可能性が無いこと、将来への課題、夢の状態だがぜひ実
現したい事、非常にデリケートな課題を抱えている。
検討する、前向きに考える、すぐに実行する、可能性を考える、出来ない、可能性が無い、どれを使うかで悩みの種だ。
夜
人事財政課の忘年会
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村長の日記
河内長野でコース料理、飲み放題付。街では安い価格でいい気分になれる。
安くついた上、旨かった。デフレの名残で単価は安いまま。飲み放題も割引券を使って 1,000 円也。これでは店もあまり利益は出ないだろ
う。
12 月 18 日(水)
9:30
教育委員会との懇談会
例年、私、副村長、理事、教育委員、教育長、教育課 の皆さんで話をする。
始めに、千早小吹台小学校の耐震補強を 26 年度に実行する。
千早小吹台小学校と赤阪小学校を統一して、一小学校に集約する話はあるが、現在の生徒の状況から見て、1 小学校が 60 人切れの状況に
なれば対策を考える必要もあるが、まだ現状ではその状況が見えてこない。その間、子供を危険な状況のおいて置くことはできない。また
村では、学校は教育の場であるとともに、災害時には避難所として機能する。
最近の教育について議論した中で
・グローバル化の現在、英語教育が必要なのはもっともだが、その前に、国語一般教養を教えることが重要だ。
・自己責任、行政、他人を頼る以前に、可能な限り自分の責任で行動する教育が必要。
・給食に頼るのではなく、弁当も親と子供のきずなには大切。
・塾と学校の関係、塾の位置付けをどうするか?
・いい大学の卒業は良い就職の早道となる、これでいいのか。
等々の話が出た。
最後に村の中学校はブラスバンドの活躍が目立つ。陸上の長距離も元気がいい。村の元気は中学校から。
17:00
文化遺産を未来へつなぐ森づくりの為の有識者会議(京都国際ホテル)
文化遺産を守る社寺の皆さんと、社寺を守るために使う材木の生産者との会議。文化材(樹齢 200 年以上の杉桧)を作る会。
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村長の日記
千早赤阪村は紀文の時代、樽廻船の良質樽船材産出の村。戦後伐採で平均樹齢は低下したが、現在材木を販売しても金にならない。ぜひ千
早村内の森を 50 年~100 年、間伐だけをして平均樹齢を 200 年程度に持っていきたい。これから10代先~20代先の村長が山を守って
くれればと思う。
10月19日(木)
大阪府都市計画審議会
1年に1回の都市計画審議会。議案書には○○(東部、南部,等)大阪都市計画道路の変更について(付議)、が並んでいる。
議事が進むにしたがって、すべて廃止、一部区間を残して事業廃止の話ばかり。多分、都市計画道路を期待していた地域に人たちの落胆は
大きなものだろう。千早赤阪村のように、都市計画道路が無い所では関係のない話だが、次から次へと「異議なし」と発言するのは心苦し
い。
平成17年の交通量と比較して減少しているとのエビデンスを出されていたが、これは大阪府が力をなくしつつあるエビデンスと私は取
る。30年以前、40年以前に都市計画道路として指定され、10年~15年以内に完成していれば、大阪は今よりずっと良くなっていた
はずだと思うのは、私だけではないだろう。
地域を発展させるのは、人、物、金が動くことが大事。人、物が動く道路をないがしろにした結果、大阪は地盤沈下を起こした。大阪の復
興、復権、今一度日本の商業の中心を取り戻すには、まず隣の府県境との道路を、隣の府県並みに整備する事。名古屋と同時にリニア新幹
線を完成させること。東京に負けないインフラを整備すること で達成できる。
12 月 20 日(金)
10:00
12月議会 最終日
始めに委員会で出た議案の全員採決。
議案第71号 下水道条例改正
議案第72号 水道事業給水条例改正
議案第73号 金剛山ロープウエイ条例改正
上記3議案は、国の消費税8%への変更に伴う条例改正。したがって、村ではどうにもならない改正。
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村長の日記
議決の結果、反対:徳丸、関口 議員
賛成:井上、田中、清井、浅野、山形 議員
議案 74号 一般会計、75号、76号、77号、78号の特別会計補正予算は、全員賛成。
報告第5号 千早小吹台小学校屋内運動場契約変更
台風18号による雨水の侵入による被害復旧 他 で619万円追加、契約額を1億 5,882 円とし専決処分した。
一般質問
田中議員

村内府道の樹木伐採推進を。
富田林五條線、東阪三日市線、両府道では沿道の樹木が成長し、路線バス、観光バス、大型トラックの通行に支障をきたしている。対
策を問う。
富田林五条線の桜は手入れ不足で花が咲かない、対応策は。村内の道は観光道路だ、視界良好な道路に。
東阪三日市線は、数年前に楠の根をカットして一時的に通行しやすくなった、しかし、楠は成長が早く、現在通行不良となっている。
楠の処分、あるいは対策は。伐採費用はどのくらいか。千早大橋から小深間も同様の対策を。
来村する観光バス、金剛バス、南海バス、から要望があると聞く、対策は。

千早小吹台小学校校舎の耐震化は。
児童生徒の学習、生活の場であり、災害時には応援急避難所の役割を担う役割もある。体育館の耐震工事が終わり 12 月 1 日、体育館
耐震化記念祭りが行われた。引き続き本校舎耐震化工事の方向性を問う。

再任用職員の有効活用を。
村は厳しい行革で職員を減らし、財政面では成果が上がる一方、職員数減による住民サービス低下を招いているように感じる。
保完要員として再任用職員を活用しているが、効果はどうか。将来の活用方法は。
イ) 再任用職員の雇用状況及び人件費は。
ロ) 業務内容及びその効果は
ハ) 議会提言の検討状況は
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村長の日記
山形議員
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小吹台地区は昭和 45 年の開発以来、50 年には入居が始まり、60 年には村の人口の 40%を占めることになった。
以来、住所地番表示は小吹 68 番地の枝番で表示されている。開発から 30 年経過した現在、分筆が繰り返され、地番の配列が雑然と
なり、住居表示がわかりずらい状況となった。同地区は整然と区画された地区であり、整然とした住居表示を導入できないか。

学童保育は今、千早小吹台小学校のみだ。赤阪地区より通っている児童もいる。送迎を要望している保護者がいる。
赤阪小学校で学童保育が開設されれば、同地区の父兄は助かる。教育委員会の見解を伺う。
関口議員

中学生、生数徒減の対応は。
来年度新入生の減でクラス減が予想される。講師の加配などで 2 クラスを維持し、教育環境を守ってほしい。

国保料の引き下げを
国保料を引き下げを求める声が多く、引き下げる条件はある。村民の声に応え、実施を求める。

村民の移動手段確保を。
27 年実証実験に向け、具体的方針は検討されているか伺う。
浅野議員

過疎地域指定の検討は
村は 80%が山林で、豊かな自然や歴史、文化を有する故郷だ。都市への酸素、水、食料なぞの供給、森による地球温暖化防止など、大
きな貢献をしている。しかし村は人口減少に歯止めがかからず、老齢化率は 35.2%となり、子どもは少なく、自主財源は少なく、地域
住民の協力、給与カットで少し状況は良くなったとはいえ、一時しのぎの状態だ
過疎地の視察では人口も少なく、財政力も低いが、住民サービスが充実している実態がある。村は「過疎地域自立促進特別措置法」の
条件に該当すると思うので検討してはどうか。

レセプト・健康情報等を活用したデータヘルスの推進は
国では、予防・健康管理の推進に関する新たな仕組み作りとして、
「データヘルス計画」に取り組んでいる。積極的にデータヘルスを
導入することにより医療費の適正化に効果が発揮でき、国保財政にメリットがある。
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村長の日記
本村では(特定検診)を実施しているが受診率が低く、この計画を利用してはどうか。
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くすのきホールに洋式トイレを
くすのきホールを利用する住民から「洋式トイレの増設を」の要望が多い。生活環境も変わり高齢者は洋式トイレを希望され、和式で
は利用しにくい。住民サービスの向上と高齢者に優しい村造りのため、洋式トイレの増設を。
徳丸議員
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教育環境の充実を
イ) 各小学校のプールを改修して、自校で授業が出来るようにすべきではないか。
ロ) 教員の超過勤務の実態と報告、及び具体的対応を問う。
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小水力発電の推進を
小水力発電は全国各地で取り組まれている。村内には沢山の農業用水路や渓流があり、これらを利用した小水力発電を推進する。
村を小水力発電の村として売り出し、活性化を図ったらどうか。
清井議員
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上水道の計画的整備を問う。
9月定例会の一般質問の回答では「基本計画の見直しを行う」とのことであった。11月より、大阪府広域企業団から職員1名の人的
支援を受け、水道事業はより高度な整備が進められると期待する。
今後どのように「基本計画の見直し」を行って行くのか、具体的内容を伺う。
(注)一般質問の答弁は議会広報を参照にしてください。
議会最終挨拶として
26 年度は、千早小吹台小学校の耐震完成と庁舎の入札まで行きたい。今までは大阪で 1 番小さな村だったが、これからは小さくてもキラ
リと光る一流の村にしたいと、皆さんの協力をお願いした。
2013 年の村長の日記はこれで終わる。とりとめのない日記ですが、私の思いのままに書いてきた。来年はまた 6 日頃から始めようと思う。
皆さん、ぜひ、いい年をお迎えください。
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