村長の日記 - 松本 昌親 公式ホームページ

村長の日記
1 月 4 日(火)
8 時 45 分
千早赤阪村 始動
村 職員への挨拶
「府・国は今、すごい勢いで新しい国・都道府県・市町村の運営の仕組みを模索しつつある。 この動きに追いつき、理解し、実行して、
村を運営するのが私たちの仕事です。 昨年より少し良い村を作ろう、少し良いサービスを心がけよう、住民の皆さんに少し優しくしよう。」
と話しました。
自立 1 年目で少し預金もできました。 十分ではありませんが少し元気の出る状態です。 これから大阪で唯一の村を光らせたいと思います。
皆さんの協力と、助力をお願いします。
9時
辞令交付 1 名
まず、村議会の正副議長に挨拶、いい村造りを約す。
11時
北川イッセイ参議院議員新年互礼会(ホテルアウィーナ)
昨年の選挙での当選は当然、支持者が多い。 これからの活躍を祈念して万歳。
1 時 30 分
大阪府・大阪市・在阪経済 3 団体 共催の新年互礼会(ホテルニューオータニ大阪)
橋下知事、平松市長、大阪商工会議所会頭 佐藤茂雄氏、関経連会長 下妻博氏、関西経済同友会代表幹事 山中諄氏 大竹伸一氏
大阪の顔が一同に会した。
ニューオータニの鳳凰の間は、まさに立錐の余地がないほど人で埋まっていた。 この顔ぶれと、この熱気があれば大阪は大丈夫。
3 時より
大阪府あいさつ回り
村造りのリーダー市町村課、道路・開発の都市整備部、府水道管理・治山・農業の農林部、財政一般の総務課、教育委員会、最後の私の守
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をしていただく市町村会を訪問して、17 時終わり。
あと 2 日はあいさつ回りが続く。
1月5日(水)
あいさつ回り
昨日、大阪府の挨拶が終わり、今日は府民センター中心のあいさつ回り。
衆議院大阪 15 区の代議士 2 人、富田林市及び南河内郡の府議会議員 2 人、医師会、府民センター、富田林市、消防本部
3時過ぎに終わる。
16:30
ティグレフォーラム大阪新年互礼会(ホテルニューオータニ)
いつもながら、非常に集まりが良い。
お好み焼屋、千房の社長中井さんの講演はいつもながら歯切れのいいスピーディーな話、今年はきっといい歳になると思う。
フォーラムの代表は変わったがアグレッシブな動きはより強まった感じ、フォーラムの発展を。
1 月 6 日(木)、
9 時 30 分
藤野興業 会長来庁
森屋北西部開発の件で、ほぼ 90 分、お話を聞く。
11 時
国保連合会 新年の挨拶に来庁
午後
村内挨拶回り
30軒挨拶を、とりあえず年始の挨拶は終わり。
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今年は元日に下水道のマンホール故障。
昨年末からの寒波により、元日は千早への道が凍結。 風が強くロープウエイは運休。
2日より天候は回復、2日・3日・4日は、金剛山も人出が多かった。
1月7日(金)
15時
連合大阪新春の集い(マイドーム大阪)
連合大阪の会で、平松大阪市長の挨拶を聞いた。
今に始まった事ではないが、知事と市長がもう少し話し合いを持って、大阪発展のために協力体制を取ってほしい。
この集いに参加して驚いたことは、連合大阪には副会長が20人程いるという事。 川口会長も大変だと思ったのは私だけではなかったの
ではないだろうか。
1月8日(土)
自治労大阪の旗びらき(シティプラザホテル)の予定だったが、昨日、退庁前に葬式の予定が2つ入った為、急遽、旗びらきをキャンセル。
10時から
あんらく
12時から
中津原老人いこいの家
18時
大谷 啓 代議士の新春互例会
集まっている支持者はかなり若い、人数もかなりいる。 スピーチでは、村の 9 割を占める山林の保全をお願いした。
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1 月 9 日(日)
朝 10 時
富田林 消防出初式 (富田林 石川河川敷)(千早分署をお願いしている関係で招待あり。)
いつも非常に寒い河川敷だが、開式と同時に太陽が顔を出し、温かい出初式で始まった。 しかし、10 分ほどで天候が変わり、非常に寒く
なった。 カイロを 2 つ貼り付けてきたが関係なし、特に最後の一勢放水は寒かった。
終了と同時に車に潜り込み、寒さは一段落したが、駐車場から車が出ない。 309号線の出たのは、終了後50分は超えていた。
14時
竹本直一 新年互礼会(すばるホール)
来賓として、隣の選挙区、奈良4区(橿原市・桜井市・五條市・宇陀市・宇陀郡・高市郡・吉野郡)選出の自民党代議士、田野瀬 良太郎 代
議士が参加。 国道 168 号線「五条→新宮」の改良工事はすべて田野瀬先生の力、今度は五条→千早赤阪間のトンネルを掘る話が出てきた。
昨年、吉野町長、五条市長から聞いた話で、すでに奈良側では期成同盟ができている。
河南町長と協力し、大阪側も早く期成同盟を結成することになった。
1月10日(火)
10時
千早赤阪村 成人式(くすのきホール)
今年は57人の成人式。 成人式の中で考えた、あと10年後、20年後にこのうち何人が村に残ってくれるか?
30%か? あるいは15%か? を考えると少し憂鬱になった。 しかし若いという事はうらやましい。
3回以上成人式を迎えた勘定の私と違って、元気がある、夢がある、行動力がある。 あと少しの経験を積むと大きな可能性が開けてくる。
シープスジュニアの千早の四季を聞きながら、この子たちに出来るだけ負の遺産を残さないようにしたいと思った。
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1月11日(火)
午前
千福 東阪区長 来庁
1月16日(日)AM7:00より、夏の盆踊りと同じ場所で大とんどを行う、ぜひにと招待を受けた。
昨年度より始めた東阪地区の事業、参加を約した。
午後
藤野興業来庁
森屋西部地区開発の件、早く解決すればいいのにと思うが。
1月12日(水)
9:30
行政経営戦略会議
1.
組織、機構見直し
4次総合計画の重点施策具体化を遂行できる組織。
重点目標「人口の維持、地域の活性化」
(子育て対策)(住環境対策)(活性化対策)
この3点を具体化する組織をを次の戦略会議までに考えよう。
2.
平成23年度予算編成
策定中の23年度予算に、4次総計に沿った予算を組み込む。
12月の会議で提出を要望したが何も出なかった、村活性化につき少しはアグレッシブになってほしい、今一度要望する。
3.
昨年初め各課長にお願いした目標の達成度を、文書で提出してほしい。
午後
大阪法務局 来庁
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平成18年5月に会社法施工により、会社設立に高度な知識が必要となった。
したがって村での会社設立登記は、富田林法務局ではなく、堺法務局で設立登記を行うことになる(平成23年11月21日から)
なお登記簿謄本などは従来通り富田林法務局で。
15時
アスウエル専務 来庁(金剛山府営駐車場 指定管理会社)
昨年、指定管理を受けて以来、思ったほど利用者が伸びない。 登山者を増やす方法を模索していた。
登山者を増やす方法で提案を受けた。
「観光で来日する観光客の多い韓国の人を呼び込むにあたって、当社には留学生として来日し、東京大学を卒業したチョン君がいる、ぜひ
使ってほしい。」との事。
健康登山、リハビリ登山、観光登山、小川副知事提唱のダイヤモンドトレイル再開発、どんな分野でも100%協力する。
これからはアスウエルさんとコラボレーションで金剛山開発をやろう。
1月13日(木)
11時
公明党新春年賀会(ホテルニューオオタニ大阪)
新年会も7、8回目になるといつも同じように思えるものだが、今年の公明党新春年賀会は引き締まった会だ。
大阪代表の佐藤茂樹議員の司会で、4月統一地方選候補者の紹介から始まった、
大阪府議会議員候補者、大阪市議会議員候補者、堺市議会議員候補者、および統一市議会議員候補者が登壇、一昨年の衆議院選敗北の経験
から、次は1人も落とさない、公明党の思いがひしひしと感じられた。
4年前、村が非常にお世話になった、当時総務副大臣だった谷口隆義先生にはぜひカムバックしてほしい。
非常に手際よく、てきぱきとセレモニーがおわって、乾杯となった。
午後
休暇
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正月から休みなしだったので、午後より休暇をもらって、山口県湯田温泉のホテル松政へ。(http://www.matsumasa.jp/)
湯田温泉まで新幹線にするか、ドライブか迷ったが、天気が良いのでドライブにする。
さすがフグの本場、フグフグで腹一杯になる。
1月14日(金)
朝6時起き、温泉に入って朝飯。
雪舟の庭があるお寺として有名な常栄寺を訪問。 国の史跡だが、雪舟の築造と確認できる資料はなく、あくまで伝説だそうだ。
(雪舟の庭
は、島根県等にもあり、国内にいくつか存在する)
雪舟は室町時代の15世紀後半に活躍した水墨画家。 日本独自の水墨画を確立した事で格別に評価が高く、現存する作品の内6点が国宝。
しかし、有名なだけに贋作も多いとされる。
近くに、明治維新時代、吉田松陰、高杉晋作たちが通った街道、萩往還があると聞き、話のタネに車で萩まで走る。
山口を出るとすぐ峠道、雪がすぐ深くなる。 山口県に雪があると思ってなかったので驚く。 昔は懸命に歩いて1日行程、今は約40分で
萩につく。
萩名物をガソリンスタンドの姉ちゃんに聞くと、かまぼこ工場を教えてくれた。 少しかまぼこを買ってカーナビで自宅を入れると、58
0キロ、8時間と出た。 長崎ちゃんぽんと半チャンセット680円也を食べて帰路につく。
山口から中国道を走る、車ほとんどなし、対向車も10分に1台ぐらい、適度にアップダウンがあり、カーブもあり快適にドライブを楽し
み、19時30分、自宅に着く。
1月15日(土)
本日公務なし、しかし夕刻よりお通夜あり。
今年は非常の寒く、昼頃より雪が降り始める、しかもかなりな降雪。 千早地区では今日“とんど”。 雪がきついのに正月グッズを燃やす
“とんど”は大変。 しめ縄以下、正月をすべて燃やす。
午後
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村長の日記
除雪する必要がある程雪が降る、今年導入したホンダの除雪機で除雪開始。除雪作業の途中、雪上運転に慣れない人が多く、3台の車を安
全地帯まで運ぶ。
夜
お通夜
非常に寒い、帰りに見た千早トンネル前の温度計で-4℃、寒いはずだ。
1月16日(日)
朝7時
下東阪地区 大とんど
招待をいただき朝7時に東阪、千早は寒いが朝の東阪も寒い。 大谷啓先生も来る、本日祭事をやってくれる西沢宮司は薄い生地の神主衣装、
非常に寒そう、慣れているから大丈夫らしい。
7時20分
儀式開始
7時30分
点火、すぐ燃え上がる。 冬はやはり、たき火が何より。
このとんどは昨年始まったところ、東阪は人気がそろい恒例行事とするらしい。 村の活性化には地域の人々が一緒になって1つの行事をや
るのがいい。
夜
お通夜
今年4件目、昨年1年間で65件あった、今年は少ないといいが。
この土・日は非常に寒く、登山客が少ない。 雪が多く雪上運転に慣れてないドライバーには少し危ない、こんな時には、バスで登山が安全。
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1月17日(月)
今日は私の誕生日、71歳になった。 私の父親は67歳で死んだ、既に4年も余計に生きていることになる。 あと何年生きることができ
るのか? なるべく転ばないように、機会を見つけては金剛登山をすることが健康の秘訣。 ある日ぽっくり死ねるコツと信じて登ろう。
朝
森屋西部地区のレクを受ける
地区計画が早く進めばいいのに。
10時40分
清井議長とともに美山ホールへ。 残念ながら、美山ホールは駐車場が一杯で駐車場に入れなかった。
午後
くすのきホール下でイノシシが出る。 今朝、富田林市でイノシシに襲われて、けが人が出たと報告あり。 赤阪小学校では、下校時に職員
同伴の集団下校とする。
18時
堺市 出口氏、狭山 吉田市長、府プロジェクトチームリーダー、他の会合(天王寺 割烹 岬)
大阪都構想の話あり。 平成維新の会が過半数を取った場合は、首長の舵とりが難しそうだとの結論。
今、進行中の名古屋市や、鹿児島県 阿久根市の混乱が、どのように収まるか? 明確な予想がつかない。 国・都道府県・市町村の形がき
っちり収まるには、10年ほどはかかるだろう。
1月18日(火)
朝
委託状 渡す
南本 斉 さんに、固定資産評価委員委嘱状を渡す。
現在、千早銘木(株)社長として河内材の普及に尽力し、村の林業発展をサポートしていただいている。
夜
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村長の日記
孫の中学入試合格祝い、孫の高校入試が次に控えている。
子供の入試に一喜一憂したのは、ほんこの間のことだし、自分の入試で胸がドキドキしたのまで覚えている。
入試は心理的には、あまりいいものではない。
1月19日(水)
午後
大阪府町村長会 正副会長会 理事会 総会
今年は大阪府振興協会と、市・町・村長会が四月一日付で合併する。 国の認可がいる必要から、今年は一月に総会を開いて予算を決めた。
今年の予算の特徴は、町村が負担する町村長会の分担金が少なくなったこと。
昨年(平成 22 年度)は村の分担金が 48 万 8 千円、平成 23 年度は 21 万 8 千円、約 55%少なくなった。 これも振興協会と、市町村会が
合併した効果だ。
昨年設立でなかなか足並みのそろわなかった水道事業団は、12月に各市町村の足並みがそろい、4月1日より発足することになった。
外国人の住基ネット適用対象追加が国で決まったが、河南町では7千万円ほど必要で、村でもほぼ同額となる予定。 国に費用負担要請の
必要あり。
スクールランチ(中学校給食)は橋下知事が強力に推進している。 府の支援体制を見て考える。
会に残っている財政調整基金返還、補正予算、決算は2月の町村長会で決定。
熊取町、町制施行60周年記念式典は11月3日、記念事業の NHK のど自慢 は7月24日に行う。
2月町村長会において勤続表彰を行う。
村の該当者は、30年勤続、北浦秀明、建設課産業振興グループ参事。
1月20日(木)
午後
大谷 啓 代議士の秘書 五島氏、太子町の NPO 法人 咲楽(SAKURA)代表の藤井氏、 来庁
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村長の日記
「太子町の浅野町長とも話したが、なかなか NPO 法人に金を回してもらえない、行政として NPO 法人に金を回す方法はないか教えてほ
しい」との事。
私も NPO 法人〈二剛会〉に関係している。
二剛会は、ずいぶん昔から金剛山登山道本道の土砂流出防止対策と、登山道改修を手掛けてきた。 ふもとから頂上まで、標高差 600m、
距離3Km の登山道を約5年かけて改修する。 材料は私の友達の山主に頼み、間伐の印をつけてもらい、二剛会のメンバーが5月~9月
の樹皮がむける間に伐採し、山から登山道まで運び、防腐剤を塗って整備の材料として使う。 その作業を35年にわたって続けてきてい
る。
しかし、府に登山道周辺の府営事業でやる間伐をお願いしたが、我々の NPO にはお呼びがなく、11月~12月の樹皮が剥けないシーズ
ンに森林組合が間伐した。
府は、あまり NPO を認知していないらしい。
土建業者に 二剛会 の仕事を評価してもらったところ、首塚から頂上までの階段は材料手間込みで、ざっと3千万円。 毎年のメンテナン
ス費用は5~6百万円くらいとの評価だった。 35年の間には、作業中の事故も発生したし、様々な経費も嵩んだものだが、なんとかボ
ランティア精神で乗り越えてきた。 山を愛する人のお陰で、金剛山の登山道は今日もきれいだ。
1月21(金)
午前
近畿財務局 小原総務部長 来庁
1.
地域の経済状況
2.
地域が抱える問題点
3.
地域活性化策
4.
新成長戦略についての意見
5.
財務省、金融庁の施策についての意見要望。
「以上5点についての村長の思いを聞きたい」との事。
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村長の日記
村の現状は、人口が減り、老齢化は進み、商店が店を閉める、コンビニはない、まさに今の日本の田舎の象徴だ。
村の産業であった林業は、木材価格の低下で、業ではなくなった。
農業は、若者の農業離れと農業就労者の高齢化で放棄農地が増え、これも業ではなくなった。
65歳以上の割合を示す高齢化率が30%を超えた。
自主財源が乏しく、依存型の財政構造。
村の状況を克明に話し、要望を伝えた。
 環境、村域の80%が山地。 大阪市、堺市で発生する CO2 を、3,300 ヘクタールのすばらしい人工林で吸収している。CO2 排出地域に
排出権を買ってほしい。
 村には楠正成の史跡が多い、棚田100選の下赤阪の棚田、日本100名城の一つ千早城、金剛山がある。 きれいな水、いい空気があ
る。観光開発と、金剛山の国際化を推進する。
 高齢者を対象に、いきいきサロン を中心とした、生きがい作りを実施している。
 放棄農地を利用した、貸農園、企業営農の試行。
 近い将来に起こる、海外の材木禁輸で山林が再生する時の対応として、徹底した山林の撫育。
 小学校からの英語教育による次世代教育の強化、まだまだ村は元気が出る。
 河内長野市の「奥河内構想」と手を握り、大阪の端を、住んでよし、散策もよし、365日花が咲いている村、観光にもよい村、として
売り出したい。
とりあえず話を聞いてもらい、お帰りいただいた。
1月22日(土)
午後1時
大阪府山岳連盟新年互礼会(リーガロイヤルホテル 中之島)
我々の 二剛会 は、最近まで副理事長の石水君、会計の東野君を岳連に役員として出していたが、石水君は風邪、東野は治療中で本日欠席、
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村長の日記
私一人で出席となった。
山並 会長には世界森林年の今年、ダイヤモンドトレイルのサミットをやるので協力をお願いした所、気持ちよくOKを貰う。
大阪トレッキング連盟会長はダイトレの宣伝はまかせとけ!との事。
藤木 前理事長は、韓国のインチョン山岳会との橋渡しをお願いした。
山口 専務理事は「韓国山岳会は会長以下すべて仲間です」との事。
金剛山の国際化には力強い仲間ができた。
新年会のアトラクションに、AKB48 の向こうを張ってできた OJS48 のボーカルを聴いた。
メインボーカルの 中谷満男 氏は、顔に似合わずいい声で聞きほれた。
「メンバー全員が元刑事や警察官OBという異色チームは、眼光鋭くも人間味あふれた男たちばかり。その歌声は、聞く人すべてをほろり
とさせます」がOJS48のキャッチコピー。 メンバーは異色だが歌はうまい、必ずブームが起こるだろう。
山屋の集まり、私は車で行ったのでウーロン茶を飲んでいたが、平均年齢60歳以上の割に酒がよく空く、山歩きをしている連中は元気だ。
1月23日(日)
千早赤阪村についての研究発表並びに提言
今日は大阪経済大学経済学部、柏原 誠 ゼミの皆さんが千早赤阪村についての研究発表並びに提言を、現地報告会の形で行う。 若い諸君
の考えを聞きたいと参加した。
まず感心したのは、非常にまじめに取り組んでいただいた事。
○金剛山を日本一登山客の多い山にすべき!
私も同感、ぜひ諸君の知恵を借りながら、近い将来実現したい命題の一つだ。
○パワースポットを使い人を集めたら。
この提言は金剛山ではなく、森屋、水分、桐山、二河流辺、川野辺を使っての観光モデルコース。 私と幾分違う発想だが、可能性のある
提案、私のように頭が固いとなかなか出ない発想、大急ぎパワースポットを利用する必要がある。
○直売所から村の活性化。
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村長の日記
この提言では、「世の中動いているんだよ、十年一日のごとく考えていたのでは取り残されるよ」との注意喚起と受け取った。
○大阪唯一の村 千早赤阪村を追求
最後に3年生の「焦点を棚田に絞った結果、古いもの、歴史は大事にするもんだ」との提言は良い。 しかし、これから村をどの様にリー
ドしていけばいいか、少し方向性に踏み込んでいけば、もっと説得力のある話になったと思う。
私は 柏原 教授 のもと真剣に、まじめに、新しい感覚で村の活性化に取り組んでいただいた大阪経済大学の生徒諸君に、ありがとう、と
ともに感謝します。
引き続き村を取り上げていただけるのであれば、できる限りのバックアップをしたい。
1月24日(月)
朝
中学校のテレビ受像機入札
家電製品の入札としては金額が大きい。 村内業者も入札に参加しているので、うまく村内業者に落ちればいいのにと思う。
府民センター 土屋氏 来庁
2月2日の槇尾山から滝畑まで歩くダイヤモンドトレイル準備会を控えて、打ち合わせに来庁。
「5月下旬ごろに葛城山でキックオフイべント“ダイヤモンドトレイルサミット in 大和葛城山”をやりたい。
」との事。 内容について、
ぜひ色々考えて提案してほしい。
会食
2月の初旬にオペをする、50年来の友人と一緒に食事。 難病らしいが一見非常に元気。 私も既に老人となり、病気予備軍。 すぐによ
くなると信じ平癒を祈る。
午後
南河内環境施設組合 理事会
場所を間違い、15分遅れる。 組合も村と同じく行革で、河内長野の第2清掃工場では灰溶融炉を停止する。 燃焼技術の向上でダイオキ
シンの発生がほぼ0になったことが停止の理由。
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村長の日記
1月25日(火)
9:30
行政経営戦略会議組織改革とグループ制について討議
欠席が多い。 今回は臨時だから仕方がないが、次からは全員出席するように。
まず組織機構の改革。 いろいろな意見があったらしいが、一番の問題は各個人の意識改革、アグレッシブに考えてほしい。 4次総計に沿
った新規事業をたくさん出してほしいが、中々出てこない。
市町村トップセミナー(ホテルアウィーナ大阪)
今日の講師は、関西テレビでおなじみの政治評論家、森田 実 氏。
スピーチの初めに、菅直人総理は多分5月の連休明けに総理をやめる。 次に岡田か、前原が総理になる。 年末の12月に解散、1月選挙?
のキャッチコピーで始まった、さすがテレビタレント。
森田先生の話で、頭に残ったところは、アメリカと日本の金融、財政施策の違い。
アメリカ・FRBの重視するのは、物価の安定と雇用の確保。
物価が徐々に上昇するのは経済の発展にとって良いこと。 物価が下がるとデフレとなり、価格競争力のない企業は淘汰される。 つまり強
い企業しか残れなくなり、雇用を担う中小企業が消えてゆく。 雇用が少なくなると消費が減る。 需要が減るとますますデフレが進む悪循
環のサイクルに入る、経済がますます蝕まれる。
物価が安定すると企業に収益が出る、雇用・収入が安定する。 したがって購買力が増し、経済が安定成長状態になる。 経済が成長すれば
税収が増える、国の財政も安定する。
今の日本を救うのは物価の安定と、雇用の確保だ。
我が国の財務省・日銀は、物価デフレ容認主義。 方針を変えて、デフレ克服こそが、日本を救うただ1つの道。
マニュフェストとは、票を取るための文書。 政権を取って実際の国政を行うと、周囲の状況・条件が違うから、変化するのは当たり前。
いま日本で景気が良いのは東京だけ。 日本中から若い人、特に地方のお金持ちの子弟が東京へ集まり、子育てに励む。 ますます東京の一
極集中が進む。 地方の自治体は過疎・老人対策で、地域力、財政力が落ちる。 これは日本の大問題
一極集中を止めること、これが日本を富ませるただ1つの道だ。
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村長の日記
1月26日(水)
9:30
月例監査
12月分の監査だが、ほとんど問題なく終わる。 水道も年末来トラブルつづきだが、監査に現れることはなかった。
13時
親戚の葬儀
13時30分より南河内民生委員大会があるので、開式前に拝んで民生委員大会に参加。
太子町、河南町、千早赤阪村の民生委員が集まる。 民生委員の任期は3年なので、3年ごとに開かれる。
長年民生委員に従事していただいた方々に、表彰状と感謝状をお渡しし、労をねぎらう。
15:30
大阪国学院 浪速中学高等学校 木村理事長 訪問
大阪府下の私立学校は授業料が無料になった、したがって私立高校を受験する生徒が多くなった。
しかし、少子化で生徒の絶対数が減少したため、各学校は生徒集めが大変。 これから私立学校の実力がわかるとき、多門尚学館の効果で
私のところは大丈夫。
野球場はできたが、サッカー、ラグビー場がほしいとの話、残念ながら村には候補地がない。
1月27日(木)
全国町村長会(東京)
北川イッセイ先生訪問
能勢町と当村で必要な環境税の創設を陳情。
まずは政情が落ち着いてからでないと、どうしようもない。 思ったより民主党は頼りない、自民党はしっかり政治をやれるか?
第1議員会館と第2議員会館の、あわせて3か所を訪問。
都市センターホテル
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村長の日記
中 能勢町長、和田 忠岡長町と、本日の陳情を評価しながら夕食。 民主党への陳情も、自民党への陳情も、あまり効果を感じられない。
どこへ陳情すればいいのか?
1月28日
6:30
起床
起床してすぐに、皇居外周へ。 目標を 3/4 周地点の靖国神社に定めて、早速スタート。
全国町村会定期総会が10時開会、あまり時間がないので大急ぎで歩く。 いつも1時間10分掛かっているコースだが、靖国神社まで5
0分だった。 スピードを上げたせいか、寒い朝なのに汗をかいた。
10:00
全国町村会定期総会(全国町村会館2F)
会長挨拶 来賓挨拶 が終わり、優良町村表彰 自治功労者表彰があった。
自治功労者の中に、千早赤阪村の 北浦 産業経済課 参与 の名前を見たとき非常に元気が出た。
議事は、
○全国町村会規約の一部改正があり、可決。
○平成21年度全国町村会一般会計歳入歳出決算、可決。
○平成23年度全国町村会一般会計歳入歳出予算、可決。
定期総会終了。
続いて「日本政治の行方」をテーマに、毎日新聞社論説副委員長 与良正雄 氏 の講演が始まった。
日本の政界は、安部、福田、麻生、鳩山、菅、1年交代で総理が変わる異常事態が続いており、この国はどうなるのか? 20数年来最大
の危機だ。
何も変わらない、何も動かない、何も決まらない、何も決められない国会、衆議院選挙の結果がこうなるとは国民は思ってなかった。
現状では、与野党はある程度譲り合うべきだ。
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村長の日記
妥協する勇気が必要、強いリーダーでないと妥協はできない。 民主、自民、共に弱い者同士のチキンレースと見る。
この状態が続くと、日本は 韓国 中国 に負ける。
これを防ぐには、決めることは決め、超党派で国の将来を見直す時だ。
1月29日(土)
午前10時
洋画家 下浦氏 が、日本の山林が外国人に買収されている状況を聞きたいと来村
千早赤阪村では、今のところ外国の人が山を買ったとの話はない。 河内は昔から開けたところで、山林にしろ、土地にしろ、一筆の面積
が小さく、しかも一筆ごとの所有者が違う。 一定面積を所有しようとすると、地権者が数十人に上ることが多い。 しかも、今問題の北海
道と地価を比較するとかなり高い。 水が目的との話だが、村では地権と別に水利権があり、土地を買ったから水が確保できることはない。
18時30分
富田林青年会議所 OB会
今年は、5月頃にOB例会を開くことになった。
19時
富田林青年会議所上期通常総会(グランドホテル二葉)
今年は来賓として、多田 富田林市長、武田 河南町長、吉村 府議会議員、竹本直一 代議士、大谷啓 代議士が参加。
4月に統一選挙があるが、国政も波乱含みか?
河内の将来を、若い諸君に託して帰宅。
1月30日(日)
13時
葬儀
今年は例年になく寒いせいか、葬儀が多い気がする。
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村長の日記
1月31日(月)
早くも1月最終日
朝
森屋西部開発のレク
森屋ちびっこ広場のレク
11時、
NPO子供若者支援ネットワーク大阪 来庁
11:30
富田林土木 来庁
千早砂防工事の件。 北辻組受注、村内の工事は出来るだけ村内業者に受注して貰いたいものだ。
午後
勤務評価制度のレク
17時
山路 たこ昌会長以下 千早赤阪村を愛する会 のメンバー来庁
3月27日(日)に、大阪で唯一の村「千早赤阪」で、武将 楠木正成 の足跡めぐりと、当時の戦陣食 及び 楠公鍋を復元、食べる集いを開
催するとの事。 村の後援、観光協会の後援を約した。
なおボランティアとして、村おこしをバックアップしていただけるとのこと。 効率的な村との共同作業の仕組みを作り上げよう。
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村長の日記
2月1日(火)
はや2月になった、1月は互礼会、新年会、飲み会の多い月だった。 また、今年の1月は非常に寒い月、ここ十年来、例がないほど寒か
った。
役所からの帰路、グリーンロード入り口の温度計が-2℃、千早のトンネル入り口で-5℃ぐらいの日が続いた。 私の家にある水洗便所
が1か所、1月初旬に凍結したまま20日ほど溶けない。 もう1つあったから良いようなものの、本当に寒い1月でした。
村の水道課も、皆さんの居宅で水道が凍結して水が出ない、水道管が凍結して漏水した 等の補修でてんてこ舞いの1か月でした。
「村長の日記」は非常に忙しくなかなか整理できなかったが、1月中旬まで出来たので、平成23年度版を配布した。
平成22年度版は20セットあるので、セットしなおしてどこかにおけないだろうか。
2月2日(水)
朝
森屋西部地区の進捗状況を聞く
9:30
行政経営戦略会議
今日のテーマは組織改革、昨年グループ制を採用したが不具合が幾分あった。
4次総計が完成するので、総計を実行するのに必要な組織体制を作り上げる必要がある。 侃侃諤諤の議論があったが、どうにか納まりそ
うだ。 国は当分どうなるかわからない、府は大阪都構想ができるかどうか不透明、しかし水面下では着々と新しい行政の形ができつつあ
る感じがする、村も遅れないようにチェンジする必要がある。
13時30分
ダイヤモンドトレイル ウォーク
浅野 太子町長、武田 河南町長、私、柴田 河内長野市長、辻 和泉市長、首長による体験ウオークパート1、槇尾山→滝畑始まる。
約4Km、2時間30分。 普段歩く機会の少ない皆さんにはきつい経験だ。 元気の良いのは一番若い辻市長、大阪マラソンにも出るそう
だ。
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村長の日記
17時30分
区長会との親睦会
皆さん非常に村のことを心配してくれている。 「出来ることは何でもするから遠慮なく言え」と、心強い言葉をいただいた。
2月3日(木)
葬儀
本来、今日は近畿懇談会の日。 内閣官房 望月晴文氏(前 経済産業省事務次官)の話を聞く予定だったが、葬儀が2つ入った。
近畿懇談会をキャンセルして、参列する。 今年は非常に葬儀が多い、昨年と比較すると2割ぐらい上回りそうだ。
午後
「村長の日記」を配布
年末年始は何かと忙しく、日記の配布が遅れ気味となる。 しかし書き始めて1年、よく続いたものだ。
今年も一年、途中でやめないように続けたい。
2月4日(金)
朝
半日ドック
ホームドクターの足立先生に「1年に1回ぐらいは、検診したらどうか」とアドヴァイスを受け、半日休んで午前診察を受ける。 MRI
にも入るがとりあえず異常なし、年の割には状態が良いそうだ、個人的には歳を感じる今日この頃だが。
午後
組織改革の報告
副村長 松山君より、組織・機構の報告を受ける。 4次総計を遅滞なく実行するには、必要な組織改革だ。 村造りがうまく機能するよう、
背水の陣で臨む。
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村長の日記
3時
藤野興業来庁
森屋西部開発が止まっている。 打開に向け村も藤野興業同様、努力している状況を話す。
来年度予算のレク
少しは住民の皆さんに元気の出る予算を組めるよう、事務方と協議。 4次総計に盛り込んだ内容の実現に努力する。
税務課のレク
廃業により税収確保が難しい事態が発生した。 対応策を協議、府税の協力を得て税収確保を図る。
最近倒産・廃業 等の話が多い。 今までは村に関係のない話と思っていたが、残念ながら千早赤阪村も日本だと感じる。
国会はねじれている場合ではない。 早く正常化して、国の景気を零細企業まで「よくなった」と感じぐらいに回復させてほしい。
2月5日(土)
今日は久しぶりに公務なし
観光協会の出店に行く
水仙見物の客が多い。 まつまさの巻き寿司が結構売れている。
昨日 寿司の師匠が店に来て、すしの原点を再確認したところ。 師匠の指導のたまもので、自信のある味だ。
赤城館、杵屋、加工部、まつまさ、観光協会の誰かが2月いっぱいまで店を開ける。 今日は温かかったので楽だ。
2月6日(日)
今日はかなり忙しい1日
朝9時
南河内駅伝の開会式
参加チームが非常に多い。 今年の当番市は松原市、沢井市長の横に並ぶと頭1つ低くなったように感じる。 沢井市長は身長189センチ、
私より20センチ高い。
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村長の日記
例年は寒さが身に染みる開会式だが、今日はスーツ姿でも震えがこない。 暖かいことは良いことだ。
千早赤阪中学校 陸上部Aチーム が、中学校の部で優勝、Bチームは8位入賞した。 村に1つすばらしい歴史ができた。
12時
北野磯冶 氏の葬儀
北野石油社長 北野吉久君の父親。 昔、千早と富田林を結ぶ金剛バスの運転手として、子供心にあこがれたおじさんだった。
夕方の6時頃、最終バスが千早に来て運転手さんが車庫で泊まり、朝6時ころ始発で富田林へ下る。 磯冶さんは泊まり勤務が多かったこ
とを記憶している。 私の少年時代の記憶がまた1つ消えた。
15時
千早赤阪福祉会 げんき保育園設立 30周年記念式典(くすのきホール)
向井 先代理事長、現理事長2代にわたり村の幼児保育を担当していただき、子供の成長を見守っていただいた。
今、幼稚園・保育園一元化、こども園構想 等、幼児教育に対する制度の見直しが行われている。
村の将来は子供の教育にかかっている、次の30年も 向井 理事長の手腕に期待する。
2月7日(月)
朝の新聞に載っていたのだが、
『人を鍛えなければ組織は鍛えられない』というのが目についた。
5日付日経夕刊のコラムの中で、脚本家の内舘牧子さんが、トヨタ自動車 豊田昭雄社長 の言葉を引用しつつ相撲界の現状に絡めて、
「『人
を鍛えなければ組織は鍛えられない』と考えれば、すべての企業や団体にあてはまる」と述べているのだそうだ。
村ももっと人を鍛えなければ。
夕刻
組合の向井委員長と対談
現業3人の一般職員への移行がスムーズにいかなかったとの話、制度の運用は弾力的にできないのか少々疑問に思う。
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村長の日記
2月8日(火)
11時
知事室へ
元刑事の皆さんが作った「OJS48」のCDを知事に届ける。 残念ながら知事はインドへ視察中、知事に届けるように依頼する。
市町村課を訪問
手向課長、清水総括に副村長手配のお礼、23年度予算編成の概要を話す。
能勢町は基金を30億円持っていると聞いた、うらやましいが、ほかのことは考えずに村のことだけを考えよう。
2時
南河内環境施設組合総会
村から出向の井上議員は1時から議員運営委員会に参加している。 われわれ理事者は2時から全員協議会、2時50分から総会となった
が、ほぼ同じ内容の会議が3連続、なんとかならないものか?
今年から河内長野にある第2施設の灰溶融を停止、経費節減とともにダイオキシンなどの排出防止に対する運転技術が確立できた。
少しであるが村の負担金は少なくなった。
4時30分
村立中学校の陸上部がランニングで来庁
2月6日の南河内駅伝の優勝を報告してくれた。 女子が1人、連日朝7時よりランニングしているそうだ。 この子たちの若い力で村はす
ぐ元気になる。
2月9日(水)
10時
大阪府市町村振興協会理事会のレク
振興協会は サマージャンボ・年末ジャンボ の収益金を私たち市町村へ分配してくれる公益財団法人。
4月1日付で、大阪府市長会・町村長会・町村議長会が合併する、したがって議案が多い。新しい公益財団法人の理事幹事を選任する必要
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村長の日記
がある。
最後の理事会なので、出席の要請と議案の説明。 これでまた府の機関が1つ消える。
府の行革スピードは速い。
14時
千早赤阪村第4次総合計画審議会 最終回
昨年7月に始まった審議会は、本日第7回をもって終わる。
矢倉会長より、第4次千早赤阪村総合計画基本構想(案)として答申をいただいた。 本来はもう少し時間を掛けて審議していただくのだが、
合併破綻の後遺症で短い時間となった。
しかし、しっかりした基本構想を作成していただいた。 あとは我々が確実に実施計画を作成、村の発展をリードしていくのが仕事だ。
答申をいただいた後、審議会のメンバーとのフリー討論会となり、審議会皆さんにいろいろなご意見を頂いた。
10年間で耕作放棄地を利用して、30世帯に新規就農希望受け入れる案、観光開発案、協働による高齢者対策 等、いろいろな提案をい
ただいた。 その中で、オーランチオキトリウムの話が気になった。
オーランチオキトリウムは炭化水素(スクアレン)を作る藻の一種、有機物を栄養源として炭化水素を作るらしい。 今の状態では栄養源が
少々高い、ただ石油の国際相場が相当にアップすると十分採算に乗るかもしれない、深さ1m のプールで培養すれば、1ヘクタール当た
り年間約1万トンの炭化水素を作り出せるそうだ。
ただ、技術的な課題も多いので、すぐに実用化とは行かないようだ。
オーランチオキトリウムを商業的に大量生産することが可能なのか、油の回収が容易に行えるのか、回収した油の性質が燃料として適切な
ものなのかなど、さまざまな評価が必要となり、ひとつでもコケると使い物にならないかもしれないとの事。
推移を見守りたい。
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村長の日記
2月10日(木)
10:30
共済組合来庁
2月23日のシティプラザ運営委員会、共済組合会の事前レク。 共済組合と健康保険組合が合併して初めての組合会。
介護保険の料率変更により保険料が少し上がるとの話、組合選出の委員から異議が出るかもしれない。
13時
国保連合会来庁
2月17日理事会のレク。 ところが先日、17日の振興協会理事会の出席を約束したので、遅れて行くことになった。
国保連合会もご多分に漏れず、行革の真っ最中。 人員削減、給与ダウン、いろいろ努力しているらしい。
4時
「村長の日記」 2010年版を各地の集会所に置いてもらうよう、各区長さんにお願いに回る
皆さん気持ちよく了解していただく。
死亡通知
明日お通夜、土曜日葬儀とのこと、今年は非常に死亡通知が多い。
2011年に入ってから17件目、寒さが続いたせいだろうか?
2月11日(金) 建国記念日
例年、金剛登山客の多い日
あいにくの朝から雪。 夜中から降り出した雪はやむ気配がなく、どんどん積もる。 雪掃除をするが次から次へと積もって正午には20cm。
富田林五条線は積雪で、ノーマルタイヤでは千早まで来れない。 奉賢塔の水仙は雪に埋もれて全面白一色。
夕方
やっと雪がやむ、しかし府道の除雪が出来ないので明日も登山客は少なそう。 天気予報によると、明日も雪が降りそう。
雪が休み前に降り止んで、しかも休みの前日に道路の雪が溶けたら、金剛山はにぎわう。
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村長の日記
2月12日(土)
例年 金剛山登山客が多い連休のはずだが、昨日の降雪で富田林五条線の除雪も進まず、水分の水仙にも雪が残ったまま。
例年の状況なら、この三連休でロープウエイは常に満員、約300万円の売り上げが上がるはずだが.
.. 1/3 程度だろうか?
今日も上東阪より上に、雪道装備のない車は上がれない、小深より上も同じ、至る所で車が止まっている。 せっかくの水仙は雪で倒れて
いるのが多い。
午後
葬儀 1 件
公務のないときは葬儀がある、なかなかオープンな休日はない。
2月Ⅰ3日(日)
事務所開き
今日は かまなか優次 君の事務所開き。 堺西区から自民党公認で府議会議員に立候補する。
お父さんの 釜中府議会議員は、イージス艦「こんごう」後援会長。 私は金剛山のある千早赤阪村村長なので、副会長をしている関係。
かまなか君は若くて元気。 父議員の秘書を27年やっており、若さ、経験、政治家としての資質に優れている。きっといい政治家になる
と思う。定員2人の選挙区に、自民1、民主1、維新の会1、共産1、厳しい選挙となる、ぜひ当選してほしい、出来る限り応援する。
予想通り登山客は多くなかった。 大阪の人は積雪時の走行に馴れていないし、スノータイヤを履いている事もまれだ。 積雪時に登山客を
受け入れるには、大きな駐車場を確保したうえで パーク アンド バス ライド(駐車場に車を置いてバスで登山口までお客様を運ぶ)が必要
だろう。 昨年は棚田ライトアップでバスの活用に成功したので、冬山にも援用出来ないか検討する必要がある。
全てにおいて言えることだが、特に観光は天候に影響される。 30年来の経験から、2月10日 前後の積雪時に冬山登山客が多い。 2
0日あたりになると、いくら雪があっても登山客は増えない。 積雪に関係なく登山する人を呼べる山にするには?
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村長の日記
2月14日(月)
朝から降り出した雪は降りやまず、出勤前には千早で約 10cm は積もっていただろう。 雪がほとんど積もらないはずの役所の前の道も積
もりだした。 私が就任して7年目だが、初めてのことだ。 千早では昼で 20cm は積もり、除雪が間に合わないとの連絡が長男より入った。
今年はすでに塩カル(塩化カルシウム:融雪剤)が底をついた。 用意をするように建設課に指示をした、早く降りやめばいいが。
16:30
富田林消防
富田林、河内長野、大阪狭山、太子、河南、千早赤阪、3市2町1村による消防広域化協議会を設置するための、首長による初顔合わせ。
消防広域化により、消防力の充実強化と住民サービスが向上する。
具体的な利点は
1.
災害に対する初期対応、増隊対応が充実し、災害への対応力が強化される。
2.
市町村を超えた管轄区域の見直し等により、効率的な消防力の投入が可能となる。
3.
救急車の稼働台数が増えることにより、救急対応力が強化される。
4.
査察要員の充実により、査察業務が円滑となり、市民の安全が確保される。
2月下旬に首長が集まり、南河内消防広域化協議会(任意設置)を立ち上げ、広域消防設置に向け協議を開始することを決めた。
積雪の影響で旧170号線は大渋滞、河内は雪に弱い。
役所から自宅まで、道路でも20cm は積もっている。 止まっている車が多く、帰宅まで1時間ほどかかった。
2月15日(火)
朝9時前に家を出る。 相変わらず、地区内は雪と氷の路面。 千早大橋からの路面は、昨日溶けたところが昨夜の寒さで凍結し、つるつる
になっている。 日陰のところはまさに氷、ノーマルタイヤで登ってきた車が何台か団体で止まっている。 役所まで、いつもより3倍ほど
かかった。
このような日は1年に2~3日だと思うが、高速道路と同じく、チェーンか冬用のタイヤ装着車以外は通行止めにできないか府に聞いた。
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村長の日記
府の土木からは、
「道路情報を頂いたら、現場確認の上で警察と相談、適切な方法を取る」との答えをいただいた。
今年は統一選挙の年、4月10日には、府議会議員、府下多くの市長、市議会議員の選挙がある。 友達が増えたので、選挙用の『祈 必勝』
檄文が、かなり必要となる。 約50枚用意した、ぜひ全員に当選してほしい。
4時より
消防広域化の記者会見(富田林庁議室)
「2月25日頃から広域化の任意協議会を立ち上げる」と説明。
いろいろと質問があるが、具体的なことは協議会で決めることで、とりあえず協議会立ち上げの説明だけ。
月曜の降雪は雪国並み、帰り道はまだ凍結場所が多く、車はよろける場所が多い。
2月16日(水)
今日は予定が入ってない珍しい1日、しかし議員全員協議会(18日)の準備があり結構忙しい。
第4次総合計画、4次総合計画実施計画の説明、かなり時間がかかりそう。
午前中
富田林五条線でチェーン規制、安全が確保された。
夕方
家内と友人が、息子の運転で月 1 回のペースで行っている日本100名城めぐり 篠山城・竹田城・鳥取城 から帰ってきた。
雪がたくさん降る山陰、さぞ苦労をしただろうと思ったが、道路の状態を聞くと、
「道路端に雪はたくさんあるが道路は普通に走れる」と
の事。 やはり千早は雪国ではない、塩化カルシウムで事足りると喜ぶべきだ。
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村長の日記
2月17日(木)
12時
財団法人 大阪府市町村振興協会 最終理事会 昼食会
今日は振興協会として最終理事会、多分最後だからと思うが弁当が出た。 なかなかうまい松花堂弁当。
昼食の席で倉田池田市長より、「明日衆議院予算委員会へ参考人として出席する、子ども手当の予算が3月末までに国会で可決できない場
合は、子ども手当、児童手当、共に6月支給はとても事務処理上できないと市長会で話し合った(倉田氏は大阪府市長会会長)、町村長会で
はではできますか?」と質問された。
いつ国会で成立するかわからない法案に対して、成立してすぐ事務処理できるほど、町村に事務処理能力は無い。
国の事業は市町村に押し付けないで、国単独で処理してほしい。
「新しい政策事業を増やす場合は、市町村の事業処理能力を十二分に勘案した上で実行して欲しい旨、意見陳述してください」と、要請し
た。
13時
理事会開始
全員一致で公益財団法人への移行と、大阪府市長会、大阪府町村長会、大阪府町村議長会と、公益財団法人大阪府市町村振興協会との事務
局統合を承認した。
その効果は、
・3団体の業務を行う職員の人件費はすべて協会が負担。
・協会からの市町村に対する交付金、貸付金なぞ財政支援は現状を継続。
・3団体の経費削減により、市町村の分担金軽減と、財政調整基金の返還が可能になる。
倉田池田市長の早い議事進行により、30分で理事会集終了。
すぐに移動。
13時50分~
国保連合会理事会
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村長の日記
13時30分より始まっている、国保連合会理事会に20分遅れで参加、
報告事項4件 議決事項7件
及び 大阪府国民健康保険団体連合会通常総会に付議する案件として、
報告1件
議決事項27件
職員の朗読が2時間10分に及んだ。
予算総額が2.7兆円に上る金額だから長いのは当たり前だが、聞いているだけで疲れた。
2月18日(金)
9:30
全員協議会
第4次総合計画基本構想(案)の説明。
第1期実行計画案の説明。
組織機構改革案の説明。
70分にわたる説明
10時55分より質疑
・人口6000人維持をうたっているが、消極的ではないか?
・本当に計画通り出来るのか?
・職員の教育は大丈夫か?
・水道事業者の位置付けがおかしい?
・もっと早く説明すべきだ、議会軽視ではないか?
・今一つパンチの足りない計画だ
・村の財政は持つのか?
など、いろいろな指摘をいただいた。
総合計画は、本来2年程度かけて作るのだが、合併破綻の後遺症で1年弱でまとめたもの。 飛躍はないが、現実を見据えた計画である。
議会に諮り(案)が取れた時点でダイジェスト版を作り、全戸配布する予定。
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村長の日記
2月19日(土)
非常にいい天気、雪はもう充分だ、少し雨がほしい。
11:00
堺市議会議員 加藤 均 議員(自由民主党公認) 事務所開き
12期目の選挙、44年議員を続けたことになる。 35~36 年前、産経新聞の今は亡き右山記者に紹介されてからのお付き合い。
会った時から、
「堺市は政令指定都市になるべきだ」と、熱く語っていたのを思い出す。 私はまだ政令指定都市が何かわからない時代だっ
た。
加藤先生の勧めで私は議員に出る決心をした。 私の政治学の先生であり、本人も政治学博士の学位を持っている。
政治の世界は若年化しているが、加藤氏のような元気で、ヤングアットハートな超ベテランが何人かいて、議会の伝統、本来の姿を若手に
伝える事も必要だと思う。
次の選挙で12期目となる、八尾市議会小枝議員も30年来の付き合いだ。 小枝先生は選挙の度に、必ず3位以内で当選する、八尾市の
名物議員だ。
加藤先生は堺市では珍しく自民党公認、自民党の竹本先生及び北川イッセイ先生、公明党の北側一雄先生、自公共闘の構え。 代議士の応
援が多いのは先週の かまなか議員 の事務所開きと同じパターン、国会の解散は近いか?
加藤先生の健闘を祈念して、ガンバロウ。
2月21日(月)
朝
健康福祉課の予算レク
3年前、やすらぎ会へ指定管理をお願いした国保診療所だが、最近患者数も増え、採算に乗りつつあるとの報告にホッとする。
最近不動産業者の来庁が多い、村の地価が少しでも上がるとともに、土地利用が進めばいいと思う。
夕刻
組合の向井委員長と話す
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村長の日記
理事者側と組合が一致協力して行政経営を約す。
過日、肝臓を手術した友達を見舞う
非常に元気。 先日も食道を手術した別の友達がいた。 私の年代になると体に障害の出るのが普通らしい、健康に注意しよう。
2月22日(火)
今朝、日本経済新聞を読んでいたら面白い記事があった。
ジョージア州の州都、アトランタに隣接する、サンディスプリングス市(人口10万人弱の町)が世界の注目を浴びている。
理由は行政の「究極の効率性」だ。
市役所に勤務する公務員はたった6人、仕事のほとんどは民間委託だ。 新しい街を作り上げるために住民自らが考え、作り出した町の形
だ。
歳出はアメリカの同じ人口の自治体の半分、市の税金なども安い。
「役所の仕事は公務員でないとできない理由はない」これが改革の理由だ。
もちろん、アメリカと日本では制度が違う、しかし学ぶべきところは多い。
ちなみに
富田林市
人口 約12.0 万人
職員883人
河内長野市
人口 約11.2 万人
職員664人
大阪狭山市
人口 約 5.8 万人
職員419人
千早赤阪村
人口 約 0.6 万人
職員 78人
2月23日(水)
午前
補正予算の説明
今年は「きめ細やかな臨時交付金」
、「きらりと光る交付金」
、優しい名前の付いた交付金が多い。
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村長の日記
おかげで村のお金を使わずに、いろいろな事業ができた。
15:00
大阪府市町村共済組合総会 および シティイプラザホテル運営委員会
22年度の売り上げは20億円、昨年より2千万円売り上げがアップした。 売り上げが伸びない分、合理化を徹底的に行い、かろうじて
2500万円の利益を上げる事が出来た。
ミシュランの宿泊部門で1つ星をもらっているホテルとしては、売り上げが少ない。 ロケーションは良いとは言えないが、売り上げは3
0億円、利益は5億円くらいにはならないか?
16:00~
大阪府市町村職員共済組合総会
昨年12月1日より、大阪府市町村健康保険組合を吸収合併した。 短期的には職員増で合併効果は上がらないが、数年後にはスリムで効
率的な共済組合が出来上がるだろう。
18:00~
秘書課長と課長代理が職員組合と組合交渉
待機する
3回休憩を挟んで、あまりうまく行かなかった。
22:00
副村長を富田林駅まで送り、帰る。
2月24日(木)
午前10時
金剛バス 来庁
森屋バス方転地を、役所の近くにしたいとの要望。 富田林からの乗客のうち、昼間は役所に来る人が非常に多らしい。
出来る事なら、富田林発森屋行きをリクエストの多い役所まで伸ばし、乗客の要望を取り入れたいとの申し入れが、昨年よりある。
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村長の日記
村としても望むところ、庁内で調整の上、ぜひ役所まで伸ばしてほしい。
午後
今日は千早赤阪村高齢者福祉計画、および介護保険事業計画推進委員会があり、委員会冒頭に挨拶することになっていた。
しかし14時より 大阪府国保連合会総会があり、松山副村長に挨拶を頼み、総会に出る。
現在国では、
国民保健医療費支払い 34.8兆円
国保料の収納率
88.1%
保険者のうち無職の人 40.0%
この数字を見ても、国民保険はまさに破綻に瀕しているといっても過言でない。
大阪府640万人で
国民保健医療費支払い
9,672億円
後期高齢者保健支払
9,393億円
高額医療費支払い
1,100億円
介護保険支払
5,288億円
障害者自立支援事業
1,597億円
合計
約 27,000億円
2 兆 7 千億円にものぼる、まさに天文学的数字となった。
他に町村共済組合、企業の健康保険組合もあり、莫大な医療費がかかっている。
国民健康保険を維持するには、保険者の負担が要求されるのか?
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村長の日記
2月25日(金)
監査
今日は監査の日。 新田監査委員、徳丸監査委員に監査をお願いする。
1月の監査なので資金の移動が少なく、問題なく終わる。 あと、大阪府OBの松本淳一朗氏に現況報告、氏を富田林駅まで送る。
2時30分
南河内広域消防協議会 第1回協議会
国の補助期限が24年3月末、したがってほぼ2年の猶予しかない。 富田林、河内長野、大阪狭山、河南、太子、千早赤阪 の6市町村が、
消防事業を1つにするのはかなり難事業とは思うが、行政改革のうねりの中、6首長が知恵を出して共同事業を作り上げることが必要。
2月26日(土)
河内長野市消防団団長 場工(バク)さんの葬儀
千早赤阪消防団 可搬式競技会 の練習に何回か視察に来て、激励していただいた。
非常に人望のあった人で、現職の消防団長だから消防関係の参列者が多いのは当たり前だが、一般の人の参列者も非常に多かった。
2月27日(日)
朝10時から、堺市美原区 高岡議員の事務所開き出席の予定だったが、急用のため行けず失礼する。
14 時
河内長野市選出 西野修平 府議会議員の決起大会(ラブリーホール)
ひな壇へあげてもらう。 いつもながら修平君の集客力はすごい。 ラブリーホール(約 1300 席)は満席、非常に熱い、熱気が感じられる。
開演から お開きまで2時間20分、誰も立たない。 選挙はあるらしいが河内長野市は、平成維新の会が議席を確定したと思う。
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村長の日記
2月28日(月)
今日で2月は終わる、月日の経つのは早い。これも私が歳を取ったからか?
朝
下水道随意契約の金入れ
出来るなら高額な入札を行って一気に延伸を進めたい。
ダイヤモンドトレイルサミットの進め方を産業経済課と協議
三月に、金剛山登山道脇の矢倉氏所有山林の間伐を、森林組合が行う。 登山道改修用資材として二剛会が必要ならば、山主の了解を得て
欲しいと森林組合から要望だが、間伐材を用材として使用するには樹皮を剥いて使用する必要がある。 これは山の常識で、樹皮が剥ける
ようになるのは5月から10月までの木材の成長期。 3月に切った木を使えとは、森林組合とは思えない見識の無さ。
13時
府 町村長会
今までは「大阪府下」と表現するのが一般的だった。 しかし現在では、
「府内」と使うのが正しいそうだ。 これからは府内と使おう。
◆府内職員勤続20年表彰
村では 谷口 君
◆30年表彰
村では 北浦 君
◆優良町村表彰
田尻町
◆補正予算審議
町村長会が振興協会と合併したことにより資金的な余裕ができ、財政調整基金を持つ必要がなくなった。
互助会が破産したことにより返還金が生じた。
全町村で8千8百万円、村の取り分は650万円となる。
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村長の日記
◆中学校給食導入促進の説明
府は28年度までの5年間、1校に付き 2 億 1 千万円の援助を予定。
◆3月場所のお詫び
北の湖、3月場所担当部長が出席説明する予定だったが、東京へ帰り文書のお詫びだけ。
大阪は馬鹿にされている。
◆宝くじの改革
宝くじの収益は市町村に配分される。 昨年の民主党による仕分けで、中間搾取(および無駄使い)が多いと指摘された。
出来るだけ配分金を多くするとの事、ただ期待するのみ。
3月1日(火)
森屋西部地区開発、なかなか前に進まない、少々長期戦でやるより方法がない。 現在、村でただ1つ前向きに進んでいる開発事業、これ
だけでも成功させたいと思う。
12月議会が終わったと思っていたがもう3月議会、私も歳を取るはず。
平成32年までの第4次総合計画もできた、今までの計画よりかなり現実的な計画。
しかし計画は作っても、計画だけでは意味がない。 絵に描いた餅では意味がない。 計画作成に携わっていただいた皆さんの努力に報いる
ように事業を進めます。
平成23年から平成32年までの計画ではあるが、今 村を取り巻く状況では、国・府も3年先すら読めない。
国、府の姿が少なくとも3年先、できれば10年先ぐらいまでは予想出来ないと、何が起こるかわからない。
私自身はもちろん、役所も、いつでも変化に対応できる、チェンジができる対応力が必要。
3月2日(水)
行政経営戦略会議
月例になっているはずが、意外と欠席が多い。 少なくとも1か月前から分かっているはずなので、全員出席、少なくとも代理出席を立て
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村長の日記
るべきだ。 冒頭で、幹部諸君にお願いした。
大阪府では、昨年 町村長会で就任した当て職の内、健保組合は共済組合に吸収された。 互助会は破産した。 振興協会は4月1日に市長
会、町村長会、町村議長会 と一つになる。 たった1年で3つの組織が消える。 それも10人の町村長のうち私が受け持った1人分の当
て職で3つが消える。
愛知県、名古屋市、鹿児島県阿久根市、あちこちの地方自治体で住民が地方政治に強い関心を示すようになった。 村でも住民が特別職、
議員の給料に関心を示し、大幅なダウンを行った。
今回の地方統一選挙では、公務員給与ダウンをマニュフェストにしている首長候補が多い。 正に公務員受難の時代となった。
この時代を乗り切る方法は
・徹底した人員削減
・アウトソーシングの徹底
・完全な意識改革
住民からの視点に立って、よくやっていると及第点を取るのは大変だが、それをやることで村は必ず元気になる。
3月3日(木)
今日はひな祭り、すばらしいプレゼントがあった。 国道309号線 石川大橋の4車線供与が始まった。
おかげでいつも混雑していたところが解決されたが、以前から混雑気味の船戸交差点のラッシュがよりひどくならないか?
一つ、良いニュース。 22年サマージャンボ 配分金 1600万円 を、村に頂けることとなった。
3月4日(金)
3月議会開会前で、事務方は非常に忙しそう、私なりに初日の用意をする。
18時
自民党政経パーティ(ホテルニューオータニ)
5時頃、松原を過ぎたあたりで 河南町 武田町長より電話があり、早く行くと返事をする。
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村長の日記
6時開演、谷川秀善先生の挨拶。 いつもの調子で橋下知事、大阪維新の会の攻撃。 自民党と維新の会は手をつなげないものか?
3月5日(土)
大阪府議会 鈴木 憲 議員の事務所開き
非常に良い天気、堺市長も応援に駆け付けた。
南河内は大阪維新の会の強いところ。 松原市、大阪狭山市、河内長野市 の一人区はすべて維新の会。 富田林・河南・太子・千早赤阪 選
挙区は二人区だが、2人のうち1人、鈴木 憲 議員が維新の会。
多田、浅野、武田、松本、全首長が揃い、滞りなく事務所開きが行われた。 残り約1か月、検討を祈る。
3月6日(日)
14時から北川イッセイ先生の、「日本を変える私の提案」がテーマのセミナーがあったが、葬儀のためキャンセル。
スイセンの丘、今年は開花が遅かったせいで今頃ほぼ満開、開花している期間も長く、観光客も多い。 年々増えていく様子、来年はもっ
と増えると思う。 受け入れ態勢を考える必要がある。
16 時
千早神社氏子代表会 各垣内代表集まる
千早神社では、例年の行事を運営する経費について、氏子納金、お賽銭、行事ごとの祝儀により運営できるレベルになった。
本殿の屋根葺き、柱の補強、社務所の補修、水道の確保、すべて役員の皆さんのボランティアと、氏子の皆さんの寄付金で賄ってきた。
しかし氏神さんの場所が山の上であり、氏子の皆さんの高齢化により、参拝が困難な人も増えてきた。
地域経済の力も、木材不況の影響もあり落ち目、氏子をやめたい人が増加気味。 神社のメンテナンス費用、将来発生する改修費用は氏子
に負担してもらうのは難しい。
千早神社本体で収入を得ることはできないか? 「皆さんの知恵を出してほしい」とお願いした。
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村長の日記
3月7日(月)
3月議会初日
○田中議員が在職20年超の表彰を受けた。
長期にわたる議員としてのご苦労、おめでとうとともに感謝。
○冒頭の挨拶
3月議会が始まります。 4月から第4次総計が始まります、平成32年に向かっての新しい村の始まりです。
昨夜、前原外務大臣が辞任しました。 民主政権の行方が、ますます不透明になりました。
村は今までの水面ギリギリの水平飛行から、少し上向きに舵を切ったところです。
大阪維新の大阪府、よたよたの国、地方自治末端の村はどのような影響があるのか不透明な日が続きます。
私は国、府、共に良い方向に収斂すると信じます。
大きな飛躍はないが、今日より明日、今月より来月、今年より来年、少しだけよくなったと感じられる村造りが私の仕事です。
議員の皆さん、住民の皆さんの、ご協力をお願いします。
「これより議会を開会します」議長の発声で3月議会開会
○諮問第1号
人権擁護委員に 西浦 玲子 氏を選任
○第1号議案
監査委員に 笠松 正武 氏を選任
前監査委員 新田 久治 氏から「3月末で辞任したい」との申し出があり、笠松氏を選任した。 新田氏は3期11年にわたり監査委員とし
てご指導いただいた、感謝いたします。
・千早赤阪村第4次総合計画基本構想の承認。
・千早赤阪村表彰を2年に1回とする表彰規定の改正。
・千早赤阪村機構改革の承認。
・職員の休息時間を15分短縮。
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村長の日記
(休息時間は12時より、12時45分)
○第14号議案から第20号議案
平成23年度、一般会計予算及び特別会計予算は、委員会付託して初日は終わり。
3月8日(火)
◆総務常任委員会
委員長:橋爪議員
委員:豊田議員、清井議員、浅野議員、関口議員。
総務委員会所管の 秘書政策課 総務課 から始まり、住民課 税務課 保険課 健康福祉課 教育委員会 の一般会計部門の
審査が終わったのは2時30分。
採決となり、一般会計は
反対:関口議員
賛成:豊田議員、清井議員、浅野議員
賛成多数で可決。
○第15号議案
平成23年度千早赤阪村国民健康保険特別会計予算案。
反対:関口議員
可決。
○第16号議案
平成23年度千早赤阪村介護保険特別会計。
全員賛成、可決。
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村長の日記
○第17号議案
平成23年度千早赤阪村後期高齢者医療特別会計予算。
反対:関口議員
可決。
5時少し前、総務関係審議は終わった。
3月9日(水)
朝、6時30分頃 消防車らしいサイレンの音で目が覚めた。
消防団員の長男より「豆腐造りを替わってくれ、火消しに行く」との電話で飛び起きるとともに、着替えもそこそこに豆腐造りを替わる。
造り終えて8時ころ現場に行くが、既に火の気なし。
正副消防団長、富田林消防千早赤阪分署、駐在所、千早区長 に挨拶とお礼を言う。 大事に至らずよかった。
昨日総務民政常任委員会が早く終わったので1日空きになった。 溜っていた雑用を済ませるが、意外と時間がかかる。
午後
産経新聞の 栗野 記者(若い颯爽とした女性記者)より電話あり。ラジオ大阪でダイヤモンドトレイル関連の放送をするとの事。
金剛山(金剛石・ダイヤモンド)からダイヤモンドトレイルになった話ほか、気鋭の記者だけあって、上手にダイトレの宣伝をしてくれた。
本日付の産経新聞夕刊で、大きくダイヤモンドトレイルのPRを記事にしてもらった。 大いに感謝。
3月10日(木)
◆産業経済常任委員会
委員長:浅野議員
委員:貝長議員、井上議員、徳丸議員、清井議員
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村長の日記
今日は産業経済常任委員会の建設課、産業経済課の一般会計分の審査と、
第18号議案
平成23年度千早赤阪村下水道事業特別会計予算
第19号議案
平成23年度千早赤阪村金剛山観光事業特別会計予算
第20号議案
平成23年度千早赤阪村水道事業会計予算
の審査をお願いする。
一般会計審査の際中
・農業関係の予算がない。
・商工業振興策の予算がない。
・林業関係の予算がない。
・そのうえ私は土木関係予算がないと思っていた。
私は農業、商工業、林業、すべて村の発展にかかわる重要な事業と考えている。
しかし、行政が企画して指導した事業で今残っているのは、自然休養村事業だけだと思っている。
事業者が少なくとも総事業費の50%以上のリスクを取って、責任ある事業を推進するような元気のある人が出てくれば、可能な限りの予
算をつけるつもりだ。
住民の税を使うのだから、リスクを取ってでも責任を持って事業を成功させる決意がある、という人が出てくるなら、個人事業でもいい、
躊躇なく予算をつけてバックアップするつもり。
審議を経たのち
○14号議案平成23年度千早赤阪村一般会計予算採決。
反対:徳丸議員
賛成多数で可決。
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村長の日記
○第18号議案
下水道特別会計
全員賛成可決。
○19号議案
金剛山観光事業特別会計。
全員賛成可決。
○20号議案
水道事業会計
全員賛成可決。
午前中ぎりぎりで終わった。
3月11日(金)
9:30
村立中学校卒業式
卒業生が38人、だんだん少なくなる。
昨年耐震工事とリニューアルが出来て、少しいい環境になったのだから、学生が増える対応策を村全員で考える時が来た。
13時30分
和泉市民生協のメンバー来庁
長崎市・広島市を中心としてできた核廃絶市町村連合に加盟を。
いいことだから庁内で検討後、回答する。
これから村内で発生するであろう「買い物難民」対策に協力をお願いする。
14時40分頃
ラジオで国会中継を聞いていたところ、地震の速報が流れた。 三陸沿岸に地震があった、大きな地震のニュースにすぐテレビをつける。
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村長の日記
3時頃に津波が来るとの報道。 画面は平和な港町の画面。
3時前
アポのあった産経新聞の 栗野 記者以下3人が来庁
産経新聞は、千早赤阪村の村おこしを紙面でバックアップしたいとの事、ぜひお願いしたい。
東北関東大震災による 津波
テレビを見ると ものすごい津波 の画面が現れた。
インドネシア地震の時、タイに押し寄せた津波の映像は何回も画面で見たが、まさか日本のこんなに物凄い津波をライブで見るとは。
産経の記者はすぐに本社に帰った。
船も家も車もまるで風船が流れるように軽々と流れている。 何千人かの人たちが逃げ遅れたのではないか、地震が起こって20分程は、
まるで平和な画面だった。 津波が来たとたん地獄に変わった。 1人でも多くの人達が助かることを祈るのみ。
夜
吉村府議会議員の府政報告会がすばるホールであった。出席の予定だったが、体調悪く、松山副村長に代理を頼んだ。
3月12日(土)
12時より
大阪府森林組合の山野常務、突然死による葬儀
私より16歳ほど若い、気を付けよう。
何人かの府議会議員、堺市議会議員と話をしたが、自民、大阪維新、いろいろな確執があるらしい。
震災支援
東北地震支援策について、河南町では消防本部がある関係で、今朝4人の消防職員を、府の消防と一緒に派遣したそうだ。
消防本部のある自治体は支援に派遣する事となっている。村には消防本部が無いので、消防関係の派遣は無い。
技術支援を考えるが、村で技術支援できる人材は? 災害時には自立的に行動できる人材・装備・機材を準備して送り出さねばならず、な
かなか難しい。 派遣先自治体の負担になるようでは、送らない方がマシだったという事になりかねない。
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村長の日記
とりあえず保管している毛布、アルファ米 を全量支援に回すことにした。
TVを見ていると時間経過と比例して被災量が増えている。 被災者の皆さんの頑張りと無事をただ祈るのみ。
TVで1番気になったのは、東京電力の 福島第1原子力発電所、福島第2原子力発電所 の事故だ。
安全、安心の要であるはずの原子力発電所の、意外な弱点を露呈したのではないか。
部外者の私にはコメントできないが、出てくるのは東京大学の先生たち。
対策の遅さと、原子力委員会のあいまいなコメント、東京電力の甘い対策、果たしてどうなるのか?
関西電力は?と考えた。 正直な意見だが、日本では2流の電力会社、私は間違いなく大丈夫だったと思う。
どこの世界でも2流、3流はしたたかなもんだ、1流の脇の甘さや詰めの甘さをよく知っている。 また、関電は、過去に痛い原発事故も
経験している。
ただ、世の中に絶対という事は無い。 福井の原発で事故が起これば大阪は恐ろしい事になる、しかし、原発無し、電気無しでの生活も考
えにくい。 襟を正して、真摯に考えていかねばならない問題だ。
痔
月曜日あたりから始まった、痔と思われる臀部の痛みがたまがらない。 ドクターに処方していただいた化膿止めと痛み止めの効化で我慢
できる範囲で収まっているがこたえる。
3月13日(日)
朝10時
葬儀(やまなみホール)
村だけに限った事なのかどうかわからないが、今年は非常に亡くなる人が多い。
11時より
叔父、叔母、の法事
今日ほど 葬儀、法事 とも椅子に座るのが苦行に感じたことは無かった。
意外と肛門の近くは神経が密集しているらしく、耐えがたい。 痛み止めを飲むと数時間は収まる、尾花君の親戚に専門医がいる事を思い
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村長の日記
出し、月曜日の朝1番に行くことを頼み、月曜まで痛み止めで我慢することにする。
痛いところがあると、なかなかそこから頭が離れない。
震災
東日本大震災は、救出、捜索、復旧、あらゆるところで動きがでてきた。
亡くなった方は 2 万人くらいか? テレビの報道では判断できない。
外国からの応援も続々入っている、救援物資も徐々に届いているようだ。
ただ、報道が進むにつれてあまりにも原発の対策が遅いと感じる。 東大の弊害が出てきたのか?
こんなことでは原発の輸出どころではなくなるし、世界に冠たるジャパンテクノロジーが地に落ちる、早く対策してほしい。
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村長の日記
3月14日(月)
3月7日前後から始まった体の変調がピークに達した。
弟に言わせると「兄貴は大痔主」、とりあえず尾花君に頼んでいたドクターにお願いしてオペをして頂いた。
14時より区長会がある、それに出たい。 椅子に腰掛けるのは20分以内ならOKとの答え。
区長会の冒頭に「東日本大震災に募金をお願いしたい」と挨拶し、退席させていただいた。
家に帰り横になってTVを見るにつけ、えげつない地震、桁外れの津波としか言いようがない。
特に心配なのは東電の福島原発、手遅れにならなければいいが。
3月15日(火)
朝9時
ドクターにお願いし手当を施してもらう。
車を運転できるようになったのは先生のおかげ、ただやはりオペの翌日、あたり所が悪いと非常に痛い。 12日、13日の夜はほとんど
寝られなかったことを思うと、14日の夜はとても熟睡できた。
TVを見ると、原発の状況が徐々に悪くなってきた。 放射能の影響が出てるらしい。 広島、長崎の次は福島にならないように、現場の皆
さんの働きに感謝。 CNNによると、現場で対処している人たちはまさに英雄、ヒーローと称えている。
明日開会の全員協議会のレクを受ける。
村の東日本大震災への援助と、援助方法の説明、水道の維持計画、保育料の値上げ、南河内消防広域化協議会の説明、健康千早赤阪21の
説明、盛り沢山の説明を受ける。
夜
長男が録画していた BBT の画面で 大前研一 氏 の原発に対する解説を聞いた。大前氏はマサチュ-セッツ工科大学で原子力工学を学び、
日立製作所で原発の設計に携わり、その後 経営コンサルタントに転身、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長になった人。 テレ
ビで報道されている原発の状況とは少し違う、非常に分かりやすい解説だった。 菅総理はこの解説を聞いただろうか?
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村長の日記
3月16日(水)
9:30
全員協議会
清井議長の黙とうで始まった。
3月11日に発生した、東日本大震災への村の対応は、
○大阪府の要請により防災倉庫の備蓄していた 毛布、アルファ米等 防災グッズをすべて提供する。
○村より50万円の支援をする。
○各種団体の義援金受付は、総務課秘書政策グループ。
○一般受付は役所会計及び小吹台連絡所。
なお、募金箱の設置は3月14日より開始。 役所、小吹台連絡所、くすのきホール、郷土資料館、保健センター、B&G海洋センターの
6か所に設置。
水道基本計画でいろいろな意見が出た。
村の水道は合併話の時、水道設備を河内長野のレベルに整備するには47億円掛かるとされた。 しかし、村の財政力の範囲内で住民に安
全な水を届けるには、どのくらい掛かるかを昨年から作成していた。 やっと算出はできたが、まだ財政との関連、経営戦略プランとの整
合まで時間が無かった関係で、未完成のまま提案した為、辻つまの合わない所がままあった。 これからもっと念を入れよう。
出来るだけわかりやすい説明と、実行可能性を説明できるように再編する必要がある。
4月1日から発足する水道企業団の行方が、水道基本計画と村の水道行政に大きな影響を落とす。(水道企業団は、42市町村で経営する
ことになっている)早く結論を出したい。
3月17日(木)
幼稚園の卒園式
24人の園児が非常に元気に、
「将来はサッカー選手になりたい」「警察官になりたい」
「お菓子屋さんになりたい」自分の思いを語る。
この子たちの将来に、あまり私たちの影を落とさないように、いい村を作りたい。
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村長の日記
大地震、大津波が起こった。 原発が危ない。 悪い話ばかりの日本だが、子供たちを見ていると元気が湧いてくる。
13時より
正副市長会長、正副町村長会長のミーティング
知事に対し、遠慮なく府下の市町村の力を使い、OneOsaka で支援に当たろう。 知事の号令一下行動を起こそうと合意した。
知事より、
支援物資は現場からのニーズを府で掌握し、市町村へ要請する。
集積場所は万博公園、八尾飛行場、りんくうタウン、の3か所。
集積場所からは大阪府が輸送を引き受ける。
特に私からお願いしたいのは、被災した方々が非常に多く、住宅が大量に必要と思われる。 能勢とか、千早赤阪村は住環境が東北とよく
似ていると思われる、ぜひ提供してほしい。
役所に帰り、事務方と具体化に向けて話し合った。
3月18日(金)
9時30分
赤阪小学校卒業証書交付式
最近はややこしい、昔は卒業式、蛍の光と、仰げば尊し が定番だった。
今は、別れの言葉、贈る言葉、私たちの時代にはなかった歌が数曲うたわれる、時代とともに変わっていく、ものすごく変わるのは行政だ
けかと思ったが、すべて変わっていくのだ。
1時30分
楠公史跡保存会来庁
水仙の丘の水仙が咲いている部分のほとんどが個人の持ち物だが、保存会は地主と何の契約もなく使用している。
地主より、今後使用するについては買い取るか、何らかの方法を取ってほしい、との要望があった。
保存会としては、買い取りはできない、遊歩道を作る気もない、地主との話は役所でしてほしい。
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村長の日記
すべて役所任せ、当事者能力なし、この状態が村中蔓延して無気力な村を作ったのかな?
村に元気を植え付けるには村民の意識改革から。
同じことは国にも言える、福島原発の報道を聞くにつけ当事者は誰なのか、今一つわからない。
3月19日(土)
今日は福島原発に東京都消防局が参加した、ぜひ成果を上げてほしい。
1時
東阪で葬儀
今年は葬儀が非常に多い。 今年に入って23人目だと思う、子どもの出生数が伸びないのに、まさに少子高齢化を絵に描いたようだ。
夜
東京消防庁の皆さんが、原子炉冷却用の海水を、連続で1500トンほど注水したとの話。
淡々と説明する消防局の話を聞いて、福島原発報道で初めて、得心と納得の出来る話を聞いた。
3月20日(日)
今日でまつまさの、水仙の丘 出店は終わるそうだ。去年は2月一杯で終わったが、今年は寒さが続き3月20日の今日でも花がきれいだ。
1時30分
楠公史跡保存会総会
そろそろイノベーションを始めていただきたいと思うのだが、この状態で時代を乗り切っていけるだろうか?
3時
OJS48のメンバーがまつまさへ来店
AKB48の向こうを張って、大阪府警の刑事さんのOBが集まって作ったおじさんコーラス。
「深呼吸」がデビュー曲、意外にいい曲だ。 我々おじんには歌いやすく、いいテンポだが、なかなか大ヒットまでは行かない。
一緒にビールを飲んだが、非常に良い人たち。 深呼吸のヒットと、次のレーベルを早く出してほしい。
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村長の日記
夜の報道は、厳しさをます被災地域の様子を伝えている。 週明けには大阪府とともに手を差し伸べようう。
福島原発の対策は、東京消防庁をはじめ皆さんの努力により少しずつ良い方向に向かっているようだ。
3月21日(月) 春分の日
久しぶりに何もない1日。 あいにく朝から雨、皮肉なもので何もない日は雨。
TVは相変わらず大津波の報道をやっている、いかに大きな津波だったかわかる。
消防の皆さん、自衛隊の皆さん、東電の職員、東芝・日立の職員さんは、福島原発の対策に正に命がけ。
目に見えない放射能との戦い、時間との闘い、ただ感謝のみ。 皆さんの努力がなければ日本はダメになる。
遠く離れて報道で知るだけの我々は皆さんの無事を祈念するだけ。
午後
河南町 武田町長と話す
今回の大震災から学ばなければいけない大事なことは、東京一極集中をやめる時が来たことだ。
今回の地震で東京圏の電力が足りなくなった。 当分の間(20~30 年)は原発を作れない。 火力発電所を作るにも2~3年はかかるだろう。
無秩序に一極集中を続けた結果が今の停電だ。
地方へ 人・モノ・金 を ダイナミックに配分出来るのは、自民か?民主か?公明か?みんなの党か?
少し古いが、今は亡き 田中角栄 なら、日本列島を改造するかもしれない。
今、名古屋、大阪、阿久根、至る所で地方自治が大変革しつつある。 大震災で加速されるのは間違いない。
役所全体でイノベーションに取り組むときだ。
3月22日(火)
昼食会
富田林市市長室で、富田林市 多田市長、太子町 浅野町長、私、で昼食会。 現在進行中の消防広域化を話し合った。
村のような小さな自治体で、自衛消防を持つのは不可能。 広域消防に加盟して安全、安心を得る以外方法がない。 広域消防の一員になる
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村長の日記
か、消防を委託するかは別にして、現在と同じ負担でより高い安全を手に入れることが可能ならば、村としては大歓迎。
13時
ダイヤモンドトレイルサミット幹事会
今回は 太子・河南・河内長野・和泉・千早赤阪の大阪側に加えて、橋本・五条・御所・香芝・葛城 の和歌山、奈良県側も参加いただいた。
東日本大震災の後ではあるが、5月14日に首長によるトレイルウオークパート2 の開催を行いたい。
ダイトレを利用して人を集めるだけでは能がない。
人数よりも、山麓にお金をたくさん落としてもらうシステムを、作り上げる知恵を出していただきたい。
3月23日(水)
明日は議会最終日、やっと答弁調整も終わった、
13時
大阪観光コンベンション協会評議員会(中之島公会堂)
東日本大震災の影響が、大阪に大きく影を落としている。
中国観光協会の委員の話では、福島原発の状況が安定するまで、中国発日本行きの団体旅行団はすべて中止。
「大阪と福島は非常に遠いが?」の問いに対して、「昨年、中国の四川省で地震があったが、当時、日本から北京・上海へのツアーが極端
に減少した。 四川省と北京・上海は 4000Km あるんですよ、福島と大阪は 500Km ぐらいでしょ? その7~8倍の距離があっても影響
があるんですから。」 福島原発が落ち着かないと、外国からの来日客減はまだまだ続く。
3月24日(木)
議会最終日
開会前に、村の、東日本大震災の支援状況報告。
避難場所提供
・くすのきホール、B&G 海洋センター、保健センター、自然休養村管理センターを 避難センターとして提供。 約400人受け入れ可能。
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村長の日記
・その他避難所については、地区の老人憩いの家 等を地区と協議の上、提供。
・孤児の養子縁組なども考慮する。
救援物資:
アルファ化米、軍手、毛布、救難倉庫にあるものすべて。
義援金:
村議会
10万円(ポケットマネー)
千早赤阪村
50万円
職員親睦会
10万円
一般団体(8団体)
35万4千円
個人
19万4百円
募金箱:
合計
132万7888円
(3月23日現在の金額)
21号議案
義援金50万円予算補正 可決。
22号議案
消防団用、可搬式ポンプ及び積載車3台 の契約 可決。
23号議案
関東東北大震災に対し、心からのお見舞いと、可能な限りの支援を決議する。
一般質問
一般質問は質問要旨を掲載します、答弁については議会広報で。
浅野議員
・平成23年度を初年度とした千早赤阪村第4次総合計画(以下4次総計と略)ができた、4次総計を推進する村長の決意は。
・村の国民保険財政は今健全だ。国民保険財政の安定、負担の公平化、事務の効率化、制度の持続性を高める目的で、国民保険の府一元化
が行われる、村の対応は?。
貝長議員
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村長の日記
・公立中学校給食補助への、府下市町村の反応が掲載された。 村は「情報収集はするが具体的な反応なし」具体的に内容を。
・府は4月~5月に補助制度の具体策を示し、市町村の意向を確認する。 村の反応は?。
・府下中学生の実施希望は5%~20%程度である。 村内のPTA生徒の意向調査は?
・府は,1校あたり 2.1 億円の2分の1補助する計画、新たな設備、施設更新等補助対象は明らかになっているのか? 試算するつもりは
ないのか?
・府下市町では、耐震改修空調を優先順位としている。 村では千早小吹台小学校の耐震改修が予定されている。 村の方針は?
田中議員
・大阪府は、公立中学校給食に246億円の助成金を計上した
1. 教育委員会の考えを聞きたい
2. 有識者による(中学校給食を考える会)を作り検討しては?
・川西大橋は3月3日、4車線供用された。
1. 河南千早赤阪バイパス進捗は?
2. 信号など、地元住民への対策は?
・金剛山系ではイノシシによる被害が多い。 柏原市ではイノシシの解体処理施設が計画されている。
1. 解体処理への考えは?
2. 村は「被害対策チーム」をつくるのか?
3. 金剛山系に数千頭いる、イノシシへの対応は?
豊田議員
・職員定数は決まっているのか、将来の削減目標は?
・年々出る退職者の行く末は?
・65歳までの再任用の話はあるが、昨年まで退職した職員の処遇は?
・村の職員数に対し、臨時職員のパーセンテージは?
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村長の日記
井上議員
・4次総計で学校教育は「幼少中一貫教育推進と英語力の充実」となっている、具体策は?。
・特色ある教育は活力ある村造りにつながる、実現に際しては教職員の強い組織力が学校力を高める、教育委員会の見解を?
・309号線の通行量は増加傾向です、川野辺地区のバス停から河南赤阪バイパス間の府道は狭く、安全には側溝改修が課題です。
早く改修を
橋爪議員
・村には農、林、魚、観光、商、工業があるが、いずれも十分育ってない。
1.産業を育ててゆく方法、時期は。
2.産業育成は民力が必要、対応策は?
3.教育は産業と思うか?
徳丸議員
・府は250億円の中学校給食補助を導入する、村も検討して導入すべきでは?
・村の国民保険財政調整基金は1億4千万円ある、国保料金引き下げを。
・住宅リフォーム助成制度を作り助成しては。
関口議員
・村の花(山百合)の再生に努力を。
・国が進めている幼保一元化に対する見解を。
・村の人口増加策として共産党が提案してきた、空き家対策、大学生への奨学金制度の創設を。
一般質問は以上、答弁は議会だよりをお読みください。
3 月 25 日(金)~3 月 28 日(月)
三年前、孫の良介が富田林市立藤沢台中学に入学したとき、三年後には自分は高校入学、妹は中学入学となるので、2人の入学祝にハワイ
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村長の日記
に連れて行って欲しいと言うので約束した。2人とも、無事 高校、中学に入学した。
三月議会の日程が決まった時にハワイ行きのツアーを探したが、既にハワイは満杯。 探して探して、やっと空きのあったグアムに 3 泊4
日で行く事になり、約束を果たした。
3 月 29 日(火)
朝
大阪府市町村振興協会来庁
理事会の説明 財団法人大阪府市町村振興協会が、公益財団法人大阪府市町村振興協会になる。
法人法改正にかかる規則変更だけでも莫大な量の印刷物。 このおかげで市長会、町村長会、町村議長会が一つになる。
組織が減ると将来職員数が減少する。 明日の大阪にとっていいことだ。
10時
越井木材 越井社長来庁
村にもでかい山林を持つ、富田林出身の財閥。 会長は昨年まで大阪府森林審議会メンバー。
府の森林政策に的確なコメントを発信していただいた。
杉材を 240℃で処理した板でビルを覆うことで、夏にビルの表面温度を下げることができる。 つまり夏の冷房を節約できることで CO2 排
出をダウンできる。
処理した杉材は半分炭化しており、昔より家の外装材として使われてきた杉の焼板と同じで、そのまま放置しても60年は持つらしい。
とりあえず1立米5000円は高く杉材を売ることができる。
木育、千早赤阪のように材木の産地では、材木を利用した教育を提案された。 教育委員会に提案する意義がある。
11時30分
秘書課の井ノ本君、岩手県へサポート隊の1員として出発。 汗を流して無事に帰るように。
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村長の日記
3月30日(水)
平成23年度も、あと2日で終わる。
色々なことがあったこの1年の年度末、あわただしく感じる。
4月1日より、大阪維新の会の台頭著しい大阪府議会議員の選挙が始まる。 村の選挙区では、鈴木 憲、吉村 善美 の2現職が当選の無風
選挙、若い2人の当選を望む。
午後
4月1日の出陣式を前にして、選挙準備に忙しい府議会議員候補者の事務所へ「勝利」の為書きを持って回る。
南河内の府議はほとんど維新の会。 ぜひ仲良しの府議会議員が当選して、よい大阪、よい千早赤阪を実現してほしい。
3月31日(木)
本年度最終日
既に内示も済んでいるので、新年度に向けて異動の準備に皆さんあわただしい。 よく言えば保守的、または固い、皆さんの頭を少し前向
きにやわらかく出来ないか?
役人にとってまさに受難の時代と私は捉えているが、少しは引き締まった役所ができると思う。
3:30
退職辞令交付
西浦、前川の課長2人、越野、清永 女性2人に対し退職辞令を交付。
長い間の勤務、ごくろうさまでした。
ただ、4人は明日の新年度から再任用制度で週3日の勤務となる。
再任用制度が定着するよう、きっちり勤務してくれればいいと思う。
この4人の仕事次第で、この制度の命運が決まる。
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村長の日記
4月1日(金)
新年度
役所の新年度が始まった。 今年は8年振りに新人が入ってきた、うまく磨けばダイヤモンド、大事に育てたい。
人事異動
久しぶりに大幅な人事異動。 就任以来いろいろな事情があり、異動は最小限に抑えていた。 したがって同じ職に8年、10年と従事して
きた職員が多かった。 すべてを変えると仕事が前へ進まない恐れがあるので、同じ仕事を長くやっている人から異動した。
不十分な移動に関しては、来年行いたい。 今年は政策推進室を作り、ダイナミックな行政を行いたいと思っている。
行政経営戦略プランのおかげで、村は危機を乗り越えたと言える。 しかし、まだまだ村の財政を盤石なものにする必要があり、今度は民
間手法を取り入れた行革を行いたい。
特に皆さんにお願いしたいこと。
皆さんは、役所に入り何十年も、役所のシステム・流儀・考え方・方法 に馴れてきた。 今日からは、コスト・スピード・住民に良い方向
に変えていただきたい。
条令、規則は変える為にあると考えて欲しい。 現在の条例、規則は昔出来たもの、作ったものである。 現在のようにチェンジする時代に
合うように変えたらいい。
思いつくまま、私の考えをランダムに申し上げる、
・徹底したアウトソーシングを行って頂きたい。 例として学校給食、おそらくコストは格段に下がると思われる。
・役所を1か所に集約する。 現在は役所の本部、教育委員会,健康福祉課、建設、4つの場所に分散している。 1つにする事でスピード
アップにもなるし、一体感が生まれる。 私の感覚では職員を10人単位で減らせるのではないかと考える。 つまり数年で元が取れる。
・仕事はきっちり仕上げてほしい。 今までできっちり仕事ができたのは、水分の改良区ぐらい。 川端君のおかげで完全に終わった。 現
在は、やり掛けの仕事がたくさん残っている。 早く仕上げてほしい。
・役所内部の 給与・給料・歳費 の適正化を図れ。
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村長の日記
以上のように訓示して辞令交付を終わる。
府会議員選挙告示
今日は府議会議員選挙告示の日。 私たちの選挙区は 大阪維新の会 鈴木憲 議員、吉村よしみ 議員、2人の選挙区。
事務所を訪問激励する。
4月2日(土)
歳のせいか、なかなか風邪が治らない。 早く治れとのんびり過ごす。
夜
きのこ会 例会
例によって10数人集まる。 咳は止まらないが、熱燗を飲むと治ったような気がする。
4月3日(日)
千早地区老人会 総会
今年は会長選挙のない年。 千早で一番メンバーの多い圧力団体。 今日は公務もないのでビール、熱燗をいただき、旨い料理をつつく。
今までの総会は、ほとんど公務に重なり酒を飲めなかった。 これで風邪も抜けるだろう。
少し声がかすれているが、カラオケを1曲歌って気持ち良く帰る。
4月4日(月)
15:30
南河内環境事業組合理事会(第1清掃工場)
環境事業組合管内で、猛毒性を持つ鳥インフルエンザが発生した場合の、鳥の処理方法の検討会。
区域内で発生したときは、すべて清掃工場で焼却処分することになった。 鳥の数は、富田林市が3万匹、河南町2000匹。
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村長の日記
4月5日(火)
新年度初めての行政経営戦略会議
最初に課長・参事の皆さんに、何をやるにも、「コスト、スピード住民のために」を行動規範としてほしい、と申し上げた。
なかなか幹部職員の皆さんは、前例・古い慣行 から離れられない雰囲気だが、少しずつ慣れてもらわなければ。
復興地域 職員派遣要請
全国町村長会から、被災地域へ復興に必要な職員派遣の要請があった。 短期(3~6か月)、長期(1年~数年)。
村としては、最近6年で職員の3分の1にあたる50人削減したところ。
しかし、短期派遣の要請には答える必要がある、課長・参与には、用意するように要請した。
14:00
御所市長 東川氏 訪問
ダイヤモンドトレイルサミット5月14日開催することと、ダイヤモンドトレイルサミットを開く意義の説明をした。
大阪、奈良、和歌山を分ける分水嶺を通るダイヤモンドトレイルを、大阪府側・奈良県側・和歌山県側、府県の垣根を外し、揃ってPRす
る取り組みは、我が国初のこと。
この山域の大阪側は傾斜が緩く、トレイルに行き着くまでは比較的楽。 奈良、和歌山側は傾斜がきつく、トレイルにとりつくのがきつい。
初歩のハイキングから本格的な山登りまで、フルラインの登山ゲレンデを提供することができる。
年間120万人が登山する金剛山、50万人の葛城山、西国33か所の霊場 槇尾山、並びに 岩湧山、二上山。 すべての山を有機的に連
結し、近畿圏 2000 万人の人達にPRすれば、年間 1000 万人の集客は夢でない。東川氏にも賛同頂いた。
4月6日(水)
千早小吹台小学校 入学式
入学生、19人。
卒業式は赤阪小学校へ行ったので、副村長と入れ変わり入学式に来た。 校庭の桜は満開にほど遠く、例年に比べるとかなり遅い。
赤阪小学校の入学生も19人、合計38人。 少し少ないが、中学校の卒業生も38人だったから、こんなもんか?
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村長の日記
もう少し多くてもいいと思う。
14時
千早赤阪村立中学校 入学式
こちらは A組18人、B組18人、合計36人。 3学年で120人では、耐震工事をやり、エアコンまで入れたのに少しさびしい。
しかし、入学生の「ハイ」の声の大きさに頼もしさを感じたのは、私だけではないだろう。
この調子で勉強して、いい高校、いい大学に入学してほしい。
「良い村造り」に手を貸してもらえるのはいつか? 彼らを見ているうちに、元気をたくさんもらった。
15時30分
中学校PTA母親部会の2人が中学校給食実施要望に来庁
中学生の母親のような、若い女性に給食を要望されると、ついOKと言いたくなる。
知事が用意してくれた250億円の、何十分の1かを有効に使って給食をすることは、大阪府で既定の事実となっている。
いつ、どのようにするかが問題。 早くやりたい。
4時
村民ゴルフ大会
花見をやめたり、各種会合をやめたり、外食を控えたりしないで、東北産の酒を飲んで、被災地へお金が還流するようにしたい。
サービス業を盛んにし、上がった利益を東北へ流すことにより、被災地をサポートしようとスピーチして次へ。
16:30
今年は村へ、新任の先生が8人来てくれた。 中学校へ若い先生が来てくれた。 中学校卒業時に、ツーリストレベルの英会話ができるよう
にならないか? とお願いした。
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村長の日記
4月7日(木)
幼稚園入園式
18人入園。 本来は楠公史跡保存会の研修で吉野に行くつもりだったが、15時から岩手県支援の 市長会 町村長会 正副会長会 が入っ
たので、幼稚園入園式に参加した。
ほとんどの入園児が「ハイ」と大きな声で返事する。 この子たちにいい村を、との思いが強くなる。
14時
小川副知事室
ダイヤモンドトレイルサミットを、5月14に金剛山で行うことを要請。 「できるだけ知事も参加できるように手配する」との答えを頂
く。
大阪府は皆さんのサミットを全力でサポートするとのちから強いバックアップを確約いただいた。
15時
市長会 町村長会 正副会長会
池田市 倉田市長、スピードのある議事進行。 「大阪府は市長会、町村長会、力を合わせ 陸前高田市、大槌町(津波で町長が亡くなった)
をバックアップする。 ついては、私(倉田)は24日に市長選挙がある。 従って、泉南市長が市長会代表、松本村長が町村長会代表で、
両市町を訪問、大阪府の市町村は両市町だけを支援する と、はっきり表明してきて欲しい。
」と決まった。
日程は、大阪府の危機管理監が現地と相談の上、決定することとなった。
4月8日(金)
大阪府議会議員選挙・大阪市議会議員選挙・堺市議会議員選挙の真っ最中。 従来からお世話になっている先生の選挙事務所へ、ごあいさ
つにまわる。
朝イチから、運転してくれる岡本氏とともに出発。 富田林・南河内、河内長野,美原の先生は既に回っているので、それ以外の7議員の
所へ。 千早を朝9時出発で、14時までかかった。
千早赤阪での選挙は何度も経験があるので、街の選挙でも千早赤阪と同じと思っていたが、意外とこじんまりしていて、鈴木 憲 氏の選挙
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村長の日記
事務所とは、規模も小さいし、集まっている人数も少ない、これからの選挙は、政策で戦うものだと感じた。
どこの選挙事務所へ行っても、奥さんがしっかり事務所を守っているのに感心した。
私の回ったところは、自民党の先生、大阪維新の会の先生が、ほぼ半々。 維新の風が吹くか、保守の巻き返しが強いか、友達の先生方な
のでどちらも当選してほしい。
夜
大阪維新の会 鈴木 憲 議員の千早赤阪決起第会。 くすのきホールへ行くと、たくさんの人が続々集まってくる、250人を超えた。
村と知事の距離を近づけてくれたのは、彼の力が大きい。
4月9日(土)
朝から雨、昨夜少し飲みすぎたのか体が重い。 もっと軽く動けると思うのだが。
歳を取ると、睡眠不足、深酒がこたえる。 きっちり睡眠を取るとともに、酒も体に良い程度に抑える必要がある。 わかっているけどやめ
られないのが残念だ。
長生きするには規則正しい生活が大切と思うが、昨日回った選挙事務所でも、酒こそ飲んでいないが、睡眠時間を削り、体を酷使して選挙
活動をしているので、体にわるいことをしていると思う。 街頭宣伝活動で候補者がよく話している言葉「国のため、大阪のため、村のた
め、身を粉にして働きます」 まさに言葉の通りか?
4月10日(日)
投票所回り
今日は大阪府議会議員選挙の日、4月1日から始まった選挙戦が今日の投票で決まる。
朝9時30より投票所回りをする。 この時点では投票率が 10%を少し越えている程度だった。
せめて 50%以上になればと思いながら、一周して帰る。
結果は投票率 49%、前回に比べて 3%アップ。 天気が良かったのがプラスになったか、マイナスになったか?
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村長の日記
夜
当選議員へお祝いに行く
20:30
役所で用意をしていると、投票が締め切りになった8時丁度に、石原慎太郎氏の東京都知事当選確実がNHKで出た。
「開票が始まっていないのに当選確実が出るのは選挙民に失礼だ」と石原知事がコメントしていたが、うらやましい限り。
21:00
くすのきホールで開票が始まったので、副村長と二人で鈴木事務所へ行く。
10時前
鈴木 憲 候補に当確が出る、すぐ 吉村 よしみ 候補も当確。 村を含む選挙区は議員が確定した。
開票が進むに従い、大阪維新の会の強さが際立ってきた。 自民、民主、共産、既成政党の候補が次々消えて行く、正に橋下効果か?
住民が既成政党に賞味期限切れを感じたのか?
23年前に私が村議会議員になってから、お付き合いが続いていた先生方が次々落選して行くのは、さすがに良い気がしない。しかし、時
代が今までに無いスピードで動いているのは、確実に感じる。
村は橋下知事が来村し、「下赤阪の棚田を村おこしに」と提案を受けてから2年、棚田ライトアップも村の年中行事として定着した。
5月14日には、金剛山でダイヤモンドトレイルサミットが行われる。 このサミットが成功すれば、大阪の東の端の村が奈良県、和歌山
県の街のおかげで、少し行政の中心に近くなる。 大阪とともに村も変わらなければ。
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村長の日記
4月11日(月)
河内長野市(市長室)
5月14日開催予定の「ダイヤモンドトレイルサミット」の説明に、河内長野市へ。 市長室へ入るのは何年振りか、柴田市長は貫禄がつ
いてきた。
4月18日に河内長野市の岩湧山系で、サミット参加首長のウォーキングを開催する予定だったが、東日本大震災で延期となった。
府との取り決めでは、その時点で 会長、副会長 を決定し、組織をつくる予定だった。 しかし、日程上5月14日まで首長を集めるのは
無理となった。
柴田市長からは「会長、副会長以下、きっちり組織を作った方がよい。 5月14日のサミット開催前に、少し時間を取って決めた方が良
い。
」とのアドバイスを受けた。 会の進行はスムーズな方がよい、アドバイスに感謝して帰る。
16時
葛城市
ダイトレサミットの説明に葛城市役所訪問。
山下市長は、実際体も大きいが、それ以上に大きく見える迫力のある市長。 年齢は41歳、大阪の橋下知事と同じ。 橋下知事の後援会長
奥下女史の息子さんと同級生で、元奈良県出身の大物代議士 奥野誠亮 氏の元秘書、国の制度にくわしい。
「ダイトレサミットには全面協力する。 葛城市だけでなく、この山系の市町村は、すべてイノシシ等の鳥獣害に困っている。 葛城市は2
0km 以上のフェンスを作った、初年度は完ぺきだったが、次年度より隣の街から回ってきたイノシシ、道路を通過してきたイノシシが柵
の中から出られず、かえって被害が大きくなった。ダイヤモンドトレイルとともに鳥獣害も市町村で協力するべきものだ。」
皆さん常に問題意識を持っている、ぜひサミットで協議すべき問題と思った。
4月12日(火)
朝
大阪府水道事業団 吉田事務局長以下 来庁
4月1日に、各市町村の協力により大阪府水道事業団が発足した。 「府民に良い水を提供するのでよろしく」との挨拶を受けた。
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村長の日記
「村は今回作った水道事業計画により、約11億円の費用をかけて安全安心な水を住民に提供する、ご協力をよろしく」とお願いした。
吉田局長は「府下全体のバランスを考慮した上で、可能な限りの協力をする」
。
午後
国保連合会 来庁
大阪府下の国民保険診療所は、能勢町、豊能町、柏原市、千早赤阪村4か所だけ。 毎年1回総会がある、今年は村が会長をしているので、
私が議事進行をする。
例年運営費を40万円とっていたが、今年からは10万円、いずこも同じ行革の嵐。 今までの蓄積が70万円程あるので、数年は大丈夫。
4月17日の日曜日から統一選挙第2陣が始まる。 いつも色々配慮をいただいている市長、議員がたくさんいる。 今年は「勝利」の為書
を200枚作った、第1陣が15枚、第2陣が28枚ほぼ4分の1を配った。
全員の当選を願ったが、第1陣では自民党の一部の先生がよくなかった、維新の会の先生は全員当選、政治の世界は速いスピードで動いて
いる。 今日も“ぜひ当選”の思いを込めて為書をお持ちした。
4月13日(水)
明日の14時まで時間が空いたので、今年初めて那智さんへお参りに行く。
今年はどうしたわけか、非常に忙しい。 先ず立里荒神へ立ち寄る、ここも最近10か月は来ていない、階段を上るのも久しぶり、よろし
くとお願いして那智さんへ。 護摩壇山を越えて龍神温泉へ、護摩壇山の近くになると道路脇に雪が残っている。
龍神から中辺路へ出て、本宮~新宮~勝浦と通り抜け、那智山 青岸渡寺にお参りして1日は終わった。
4月14日(木)
朝8時
勝浦を出て、本宮、十津川、五条、を経て千早へ。 三〇年前、初めて五条から新宮へ抜けたときは五時間程かかった。 しかし、今は三時
間もあれば余裕をもって走れる。 今回も、道路の狭いところで大規模なトンネル工事が行われている、これができるとまた10分は近く
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村長の日記
なる。 村を走る309号線の工事スピードと比較すると、夢みたいだ。
15時より
17日に告示される高石市の阪口市長 池田市の倉田市長へ、檄文を届けた。
4月15日(金)
朝~
月曜日から訪問する岩手県の大槌町、陸前高田市の資料を調べる。
・大槌町
人口 15,239 人、面積 約 200 平方キロ(村の約 5 倍)
予算規模 55 億 7 千万円 / 職員数 140 人 / ラスパイレス指数 92.8
・陸前高田市
人口 23,164 人、面積 約 232 平方キロ(村の約 6 倍)
予算規模 113 億 4 千万円 / 職員数 290 人 / ラスパイレス指数 94.1
ざっと数字を調べると、東日本大震災以前は、村よりはどちらもかなりいい。
4月16日(土)
今日は本来なら、大阪府町村長会のゴルフコンペの予定だったが、東日本大震災でキャンセルになった。最近私は「キャンセルをやめるべ
きだ」とどこでも言っているが、残念。
私は18日(月曜日)から岩手県の大槌町と陸前高田市へ、大阪府市長会副会長の 向井 泉南市長と、町村長会副会長の私が、府内43市
町村代表として「大阪府の市町村は、人的支援他あらゆる支援を2市町へ集中する」と伝えに行く。 あとのことは帰ってからにしよう。
4月17日(日)
今日は、統一地方選挙第2陣 市長、市議会議員選挙の告示日。 近くでは富田林の多田市長、大阪狭山の吉田市長、藤井寺の國下市長、高
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村長の日記
石の阪口市長、池田の倉田市長。
9時
大阪狭山駅前、吉田市長の出陣式。 今のところ対立候補がない、うまくいけば本日当選が決まる。 「この2期8年の間、市長は非常にい
い狭山市を作った、現状では吉田市長以上の人物はいない。
」と、激励。
9時50分
10時の多田市長出陣式に向かって走る、10分前に到着。 富田林の北、小寺製作所が選挙事務所。
さすが多田市長、応援者が多い。 広い事務所前だが人で一杯、よくも集めたものだ。
出陣式が終わってすぐ 國下 藤井寺市長の事務所へ。
私が到着すると、ほとんど同時に武田町長が来る。そこへ出陣式を終わって市内を一回りした國下市長が返ってきた、当選を祈念して帰る。
17時10分
5時が迫ってきたので狭山の吉田事務所へ。 道路が混雑して予定通り到着しない、10分遅れで事務所着。
駐車に困ったが、
「村長、車の番をしますから」との言葉に、駐車もそこそこに「おめでとう」とお祝いして帰る。
4月18日(月)
東北出張
12時50分発、JALで花巻へ、小さい76人乗りのエンブラエルは満席、JALも経営改善効果が出るはず。
花巻空港から路線バスで岩手の県庁所在地 盛岡 へ。 盛岡には3時過ぎに到着、ホテルヘチェックインの後、すぐ岩手県市長会へ。
市長会会長は会議中とのことで、挨拶もそこそこにホテルヘ帰る。
岩手県町村会会長 一戸町長 稲葉 暉 氏 並びに向井田事務局長、安田市長会事務局次長 の3人が 挨拶にホテルヘ来られた。
現在の岩手県の状況は意外と冷静、どちらかといえば県外の人間の方が気合が入っている。
関西広域連合岩手県現地事務所(大阪府・和歌山県現地支援本部)、大阪府所長芳本君を始め、大阪府の諸君の方が、現地の職員より気合
が入っている。
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村長の日記
支援方法について稲葉町長の話
現地はまだ外部の人が住める状況になってない。 まず岩手県内陸の役所の職員を被災地へ派遣、足りなくなった内陸の役所へ外部の人を
派遣してもらう、玉突き方式が合理的と言える。 現地では、県職員だと3日に1回や週に1回程度の帰宅ができるが、外部の人だと帰宅
が非常に難しい、被災地から花巻まで3時間程度はかかる。
県の町村長会段階ではかなり前向きになっているが、県庁段階ではまだ具体的な話は出ていない。
被災現場では、まだ再開発の段階ではなく、津波の後処理に手一杯。
職員もかなり減少している、大槌町では町長以下三十数名がいなくなった、後処理に手一杯で役所機能が壊滅している。
まず役所機能を回復したうえ、現場の後処理を行い、復興へ、となると時間がかなり掛かる。
三陸地方は北上山地がすぐに海に落ち込む地形、低地はほとんどない。 低い狭い河口の沖積平野に、港・水産加工場・民家・商店街・駅・
繁華街が密集していた、それが一瞬に流された。
ライフライン「水道、電気、ガス、下水」すべて低地向け。 仮設住宅も、高い土地では大規模設置できる場所がない。
18時30分
支援物資集積所
車で約30分程の滝沢村にある支援物資集積所へ見学に行く。
岩手県総合センターにある、でかい体育館が集積所。 パンパース、パンツ、女性用品、日清の即席めん、大量。 大型トラックがアリーナ
に直接入っていて、1日に50トン程度整理したうえ配送している。 9時から21時まで、かなりきつい仕事をこなしている。
20時
ホテルヘ帰り、寝る。
4月19日(火)
朝7時30分発
盛岡~遠野~釜石
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村長の日記
約80キロ先の遠野市へ。
先発している大阪府の藤岡危機管理監、市町村課の清水総括補佐、以下5人と合流。 全般的な説明を受け大槌町へ。
盛岡を出発してから釜石近くまで、高速道路か?と疑うほどのすばらしい道路が続いている、これがほんとに被災地か?
釜石
釜石市へ入り、すぐ目に入るのが新日本製鉄の工場群。 大きな工場がたくさんある、さすが新日鉄、工場に被害は無いように見える。
新日鉄の工場群が終わり、車が混雑し始めたあたりから町の様子が一変する。
左を流れる川の中に瓦礫(木材が多い)が溜まりだし、すぐに1階がいかれた家が目立つ。 新日鉄のお膝元だけあってか、1階部分の鉄骨
だけが残った家が多かった。 少し進むと飴のようにぐにゃぐにゃの鉄骨と、コンクリートの塊を残して、瓦礫の山また山。
軽自動車、普通車、トラック、ローリー、あらゆる車がベコベコになって、そこここに転がっている。
大槌
釜石市内で左に折れ大槌町へ、トンネルを抜け浜に降りると、高さ10m はある防波堤が転がっている。 基礎の部分は幅十数mはあるだ
ろうか?津波のパワーを感じた。
釜石から10分も走ると大槌町、高台にある公民館のような施設へ上っていく。
駐車スペースがかなりあるのは、大きな施設の証。 この中に役所の施設、避難所すべてがあるらしい。
小さな事務スペースに入ると、東梅 政昭 副町長が待っていてくれた。
大阪府町村長会からのメッセージを伝える。
・東日本大震災でお亡くなりになられた方々に、謹んでお悔やみ申し上げます。
・被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
・関西広域連合で大阪府は岩手県を支援することが決まっており、府・市・町村が一体となり、誠意をもって支援する。
・今回の訪問は岩手県と大阪府の調整により、大阪府市長会・町村長会は、当初から支援している陸前高田市と大槌町に対し、カウンター
パートとしての支援を申し出に来た。
・府内の43市町村は同じ基礎自治体として、長期になると予想される被災市町村の行政業務の立て直しに協力する。
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村長の日記
・職員派遣については、全国市長会、全国町村長会と総務省ルートに乗せるとともに、岩手県から大阪府、岩手県市長会・岩手県町村長会
から大阪府市長会・大阪府町村長会へ連絡いただきたい。
かなり憔悴気味ではあったが、東梅 副町長から、大阪府市長会・大阪府町村長会の申し入れに、心から感謝するとの発言があった。
あまりに忙しそうなので、15分ほどで臨時役所を辞する。
大槌町を車で少し回ってはみたが、津波の力の強さを再認識するのみ。
家のつぶれた後には大きな梁が散乱しているのが普通だが、ほとんどが1m程度に折れている。
町長以下、幹部職員30数人が死んだ役所の建物はコンクリート造の3階建だが、残っているのはサッシもドアも何もない、穴の開いた大
きなコンクリートの塊があるだけ。
大槌~陸前高田
次の陸前高田市まで約50キロ、途中昼食を取る予定ですぐ出発。
釜石市内でファミリーレストランに入るが30人待ち、アポの時間に遅れると大変なので、次の大船渡あたりの食堂を期待して出発。
道路は非常に良いが、町のあったあたりに入ると非常に混雑している。
リアス式海岸特有の道路が続く。 浜辺を走りすぐ岬を山越えで横断する、また浜辺におりる、すこし走ると岬越え。
浜辺はすべて津波に流され、まさに地獄。2~3分程走って岬に上ると、地震も津波も無かったかのような、田舎特有の平和な景色が続く。
10分~15分おきに、天国と地獄を行ったり来たり、自然の厳しさを絵に描いたようだ。
大船渡の手前、岬の上で昼食、平和にランチをいただいた。
陸前高田
少し時間に余裕があったので、陸前高田市の救援物資集積所へ寄る。
堺市の腕章をまいた諸君が仕分けをしている中から「村長」と呼ばれた。府に勤務の二河流辺の中谷さん、正に奇遇。
陸前高田市の市長は、臨時市役所の給食センターに居る。 海抜五〇M程か、やっと探して時間前に到着。
給食センターの片隅で、陸前高田市 戸羽 太 市長と面談した。
泉南市の向井市長も、私と同じ趣旨の申し入れを戸羽市長に話し、了解をいただいて帰途に就く。
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戸羽市長は、3階建ての役所の屋根に上って一命を取り留めた、しかし奥さんが行方不明。 ただ私たちが面談した横に布団が置いてあっ
たのが印象に残った。
4月20日(水)
10時
盛岡
向井 泉南市長、私、徳重 池田市部長、藤岡危機管理監、清水総括、藤田部長、他でミーティング。
21日に、池田市で倉田市長会会長、中町村長会会長を交えて、25日の知事への報告の為の事前打ち合わせ会を開くことを決定。
ミーティング後、花巻空港から大阪へ。
途中、盛岡駅前を通った、街を歩くが人がいない、とても大きな駅だがもったいない。花巻空港で聞いたところ、東北本線も東北新幹線も
運休。 これでは人がいるわけがない。 昨夜の盛岡駅前の繁華街は、街の中心らしくネオンも輝くし、人出が多かったのは安心材料だ。
4月21日(木)
岩手県訪問の報告で池田市へ行く用意をしていると、嫁から電話。 仕事中の電話は、あまりいい話はない。
「杉多さんが死んだ」との事。 富田林JC時代以来、40数年来の親友。 何をするときも私をかばってくれた、非常に几帳面、私とまる
で逆な性格、力が抜けた。
12時30分
報告打ち合わせ
池田市へ着く。 既に府の藤田君、日比君が着いていて、3Fの市長会議室へ、いい部屋だ。
2人の副市長、総務省から来た徳重部長(30歳)の歓迎を受ける。
その後、倉田市長の選挙事務所へ。 池田市の目抜き通りの一角にある。
選挙中で時間がない中、倉田市長会会長と中町村長会会長に概要を報告、25日の橋下知事に報告する内容の打ち合わせ。 実務は我々が
行うが、国からもバックアップをするように、政府に要請していただきたい という内容。
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村長の日記
倉田氏選挙中につき、早々に帰る。 一緒に東北に出向き、この打ち合わせにも参加していた泉南市長の向井氏は富田林の多田市長のとこ
ろへ、私は高石の阪口市長の激励に。
16時
和泉市へ
5月14日のダイヤモンドトレイルサミットの説明、気持ちよく賛同を頂き、帰る。
4月22日(金)
14時
4月定例区長会
今年は中津原、小吹、小吹台の3地区で区長が変わった。
今年は第4次総計ができ、新しい村造りに邁進するとき。 先日、岩手県を訪問したとき大変な被害を受けた低地と、難を逃れた少し高い
地域との、余りの差の激しさ、まさに天国と地獄が隣り合わせの現実から、危機管理の必要性を痛感した。
村には津波はないが、土砂災害、集中降雨は予想できる。 千早地区は道路が土砂災害を受けた時、孤立の危険がある。 岩手からの帰り、
藤岡危機管理監にヘリポート設置の協力をお願いした経緯を話した。
夜
いつもの仲間と しっとう屋 で飲む。 久しぶりに食べる しっとう屋 の料理はうまい。
皆さん良く飲む、何も心配なく、気の置けない仲間と飲むのは楽しい。
早いピッチで飲んだので、8時過ぎにお開きとなる。
私を迎えに来た車に、孫が一緒に乗って来た。 孫と一緒に少し寿司をつまみ、富田林へ送ってから帰る。
4月23日(土)
1時
葬儀
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村長の日記
杉多君の葬儀。 3年前の胃がんのオペ以来、良いときがなかったのだと思う。 私の年代になると同級生、友達、同じ年代の諸君が消えて
ゆく、さびしいもんだ。 奥さんのしっかりした会葬お礼のあいさつを聞き、少し安心する。
集まっているのは昔のJC仲間、RC仲間、みんな同年代、やはりわびしい。早く逝った彼の為にも、1日でも長く元気で生きよう。
統一地方選第2陣、明日で終わり。 岩手出張があったりして、多田俊樹君の事務所へなかなか行けなかったので、激励に事務所へ。
事務所は小寺製作所、場所は大きいが人も多い。 河内の選挙らしい。
座っているメンバーを見ると、富田林JC歴代理事長があちこちに、40数年来の付き合い。 JCのOBが富田林のリーダーになってい
ることがわかる。
4月24日(日)
今日は統一選投票日。 千早赤阪村は村長選が来年、議員選挙は再来年。 首長の死亡、合併等で選挙の日程がまちまちになっているが、出
来るだけ全国で一緒にやれば、費用も少なくできるし、国の方向もつかみ易いのではないか?
20時30分
多田市長の選挙事務所へ、少し時間が早いのでコンビニへ。 武田町長より電話が入り「時間に余裕があるのでお茶しませんか?」サイゼ
リアヘ。
ひとしきり、岩手の話で時間をつぶす。 武田町長は頭の回転が早い。
10時過ぎ
選挙事務所へ
10時発表 開票数0。
池田市、高石市、藤井寺、次々と当選確実のニュースが入る。
11時発表で万歳となった。
藤井寺の國下事務所を回って帰宅。
コンビニで見つけた酒を飲んで寝る。
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4月25日(月)
楠公祭
例年通り、楠公誕生地ではじまった。
今年は少し寒い。 楠公祭が始まる少し前から雨が降り出した。 祭礼の進行に従って、雨が強くなってきた。 お神楽の女性、詩吟の先生
が気の毒だ。
今年も、田辺市の庄堂副市長と中辺路行政局の塩見局長に、わざわざ参列頂いた。
例年のこととは言え、ありがたいことだ。 真砂市長の配慮に、ただ感謝のみ。
田辺産の梅で作った梅酒の梅を食べさせた梅ビーフと、千早の豆腐をお持ち帰りいただいた。
13:30~
知事へ東北の報告(府庁)
11時に楠公祭を中座して府庁へ。
13時に市町村長会事務所で報告の打ち合わせ後、知事応接室へ。
橋下知事に対して、「私たちは大阪府の市長会・町村長会を代表して、4月20日に大槌町の東梅副町長、陸前高田市の戸羽市長に面談し
て『大阪府の市長会・町村長会は関西広域連合の申し合わせにより、和歌山県とともに岩手県を支援します。 大槌町と陸前高田市は、府
下43市町村が ONE OSAKA で復興終了まで、人的支援 他、あらゆる支援をする』と表明してきた。」
橋下知事からは、
「ご苦労様でした、大阪府もあらゆる援助・支援を惜しみません。
」
○訪問後の現状
陸前高田市と大槌町からの支援ニーズに加え、他の甚大な被害を被った岩手沿岸の市町村からも、支援要請が追加される動きがある。
宮古市、田野畑村への派遣を、岩手県より大阪府へ非公式にオファー有り。 両会は柔軟に対応する旨確認した。
○橋下知事への要望
府内の市町村が混乱しているのは、岩手県の県内支援(いわゆる、玉突き方式。詳細は 4 月 18 日の村長日記に記載)を補充するため、全
国市長会・全国町村長会と、総務省が設けた支援スキームがあるにも関わらず、それ以外にも、厚労省から保健師、国交省から技術職 等、
それぞれ個別に派遣要請がある。
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村長の日記
府内の市町村は、トータルでどれだけ支援しなければいけないのかが見えない。
府が仲介しているが混乱しており、省庁から来た派遣要請をそのまま府内市町村の関係部局へ要請している。
国からの要請のときは、総務省からに一本化できないか?
3時
国保連合会へ
5月13日に、国保連合会の吉沢事務局長が職を降りる。 今後は生え抜きの光本氏が事務局長につくのはOKか?との話。
人員削減特に給料の高い人が少なくなると、行革効果が上がる。 了承して帰る。
4月26日(火)
午後
上下水道課 ヒアリング
村の岩井谷水源。 取水量が徐々に減少している、現状では水量アップを望めない。 4月1日に発足した大阪府水道企業団よりの取水を増
やす必要がある。
現在、富田林水道より小吹台へ応援給水を受けているルートを使って、小吹台の貯水タンクに投入すれば、水源の危機がなくなる。
水道企業団に要請しよう。
住民生活グループ ヒアリング
千早、東阪の郵便局で、住民票 他 の交付をお願いすることはできないかと参事に聞いた。
現在、田舎の不便なところで郵便局を利用している自治体がたくさんある。 合併以来52年、住民票は役所でと、千早、東阪地区の住民
は、当然のごとく考えていた。 郵便局へお願いできれば、お年寄りは助かる。
尾谷参事の話、連休明けに大阪郵政局と話をして可能性を探りたい。
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村長の日記
4月27日(水)
月例監査
今日は笠松監査委員の初監査の日。
初めての監査だったが、さすが元銀行の支店長、目の付け所は良いし、鋭い。 事務方もたじたじ、これからも鋭い監査をお願いしたい。
11時より
春の家
新しい木造ケアハウスの内見会。
大阪府森林整備加速化事業 林業再生事業 の補助金を利用して、純河内材を使用して整備した施設。 香りもすがすがしい。 杉の大径木を
いたるところに使った優しい施設。
招待者40人の内、福祉関係者は数人、ほとんど河内の林業関係者、建築関係者。
来賓あいさつで「昔、村は林業中心の村だった。 昭和60年頃、村の林業最盛期、林業関係者、山主、林業従事者はすべて景気が良かっ
た。
この時代、山を持っている人は金持ちだった。 しかし今は違う。 木材価格の下落により、山主の収入がなくなり、持ち山の間伐、枝打ち
をする人はほとんどなくなった。 今、山の手入れをする事は、林業ではなく、茶道、華道、剣道、柔道、と同じく、林道といった方が現
実的だ。村も投資出来るようになれば、村の施設はすべて木造でやりたいもんだ。
」と挨拶をした。 福祉施設の挨拶としてはピントが外れ
ていたかな。
12時30分
村連合老人会のグランドゴルフ大会
岩手県町村会会長 一戸町 稲葉町長 の話
「東日本大震災に遠慮して、イベントの取りやめ、花見の取りやめなぞはしないで、普通どうりの生活をしてください。 酒も飲んでくだ
さい。 その上で、少しだけ岩手の酒を飲んで、お金を岩手に回してください。 少なくとも10年、15年オーダーでお願いします。 岩
手は必ず元気になる。
」
2001年9月11日、ニューヨークのワールドトレードセンタービルが、テロで破壊されたとき。 「いつもどうりで」
「普段に戻ろう」
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村長の日記
とジュリアーニ市長が市民に呼びかけたのと同じだ。
4月28日(木)
朝
明日より連休に入る。 薬が切れたのでドクターに頼み、本来9時開診のところ、8時20分に開院していただき、連休中の補充を済ませ
る。
15分遅れて役所入り。
人事財政課、人事財政グループのヒアリング
今年は5人の新人が入った。 私が村長になって初めてのニューフェイス。 公務員として、きっちり役に立つ職員に育つ教育をするように
指示をした。
14時30分
橋本市役所
木下市長に会う。5月14日のダイヤモンドトレイルサミットの説明。 香芝、葛城、御所、五条、橋本、和泉、河内長野、河南、太子、
千早赤阪、ダイヤモンドトレイルに隣接した首長が一堂に集うことはまれ、なかなか時間が取れない。 しかも、今売出し中の橋下知事が
出てくれれば言うことなし。
ダイトレに、お金を持ったハイカーがたくさん集まる山にしたい。
リュクサックを持った人たちは、トイレは使うがお金は使わないのが定説だ。 お金をお持ちの人たちに、地元で使って頂く仕掛けを作る
のが大事。
地元にお金が落ちることにより、地域が元気になる。 地域が元気になると、地方が栄える。 10人の首長が集まるのだから、トータルで
元気のある地域を作りあげよう。
18:30
南河内地区メーデー
南河内は元気だ。
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村長の日記
4月29日(金) 昭和の日 大安
連休が始まった。
今年は金剛山登山者が多いか? 心配だったが、平年並みの人出。 朝イチは多かったが、昼前より少し減り気味。
11時
千早老人会総会
例年だと会長選挙があるのだが、今年はない。 早々に乾杯会食が始まった。 例年通り、ほとんどの人が揃っている。 また来年も同じ顔
が見たいものだ。
今日は予定がないので、お酒をいただく。 昼に酒を飲むことが最近ほとんどなかった。 うまいし、回る。
役員の皆さん、あと1年ご苦労だがよろしく。
4月30日(土)
今日は17時より、千早神社役員総会(まつまさにて)。
年間収入 約100万円。 これではなかなか自立できない。 千早神社が一人前に自立するには、300万円程度の収入が必要。 将来のリ
ニューアルを考えると、あと200~300万円は収入が必要と思う。 皆さんから、コレと思うアイデアが出ない。
あと1~2年の間に考えないと、次の世代には少しでも基金をつけて渡したい。
我々がダメなときは、少なくともマイナスにならないように。
5月1日(日)
珍しく予定の無い日。
昨年、トマトとキュウリを作ったら、かなりうまいものができた。 トマトの苗とキュウリの苗を買って植えつけた。 去年は最後カラスに
やられたが、今年はカラスのエサにはしない。 千早の野菜は意外とうまい。
4月1日に新年度に入って、もう1か月すぎた。 最近、特に時間のたつのが早い。
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村長の日記
5月2日(月)
今日は連休の中日、各課課題のヒアリング。
人事財政グループのヒアリング
今年は5人の新人が入庁した。 私の見たところ、なかなかしっかりしている。
せっかくの有能な人材をダメにしないよう、しっかり人材育成をしなければならない。 人を指導するには、指導する本人が他人を指導で
きるまで向上しなければならない。 人材育成で、役所全体がレベルアップできたらいいのだが。
午後
総務グループ ヒアリング
311、東日本大震災は他人事ではない。 村も防災計画を作る必要がある。 特に千早地区は大雨が降り、がけ崩れが発生すると、孤立す
る恐れがある。 八尾空港にある府の防災基地から、ヘリコプターでほぼ10分。 防災用のヘリパッドを作ってほしいと大阪府 藤岡危機
管理監に頼んだ。
消防は現在、3市2町1村で、広域消防を平成25年から出来るように交渉中。 公用車の削減、物品の一括購入、庁舎の検討など、問題
山積だ。
都市計画税の導入、超過課税の検討、軽自動車税の検討、など課題はあるが、財政の黒字基調維持の為、現在は徴収率の向上が一番の課題
だ。
5月3日(火)
金剛山桜祭り 金剛錬成会登拝回数表彰式
表彰式では、登山回数 100 回から始まり、1000 回までは 100 回刻み、1000 回以上は 500 回ごとに、メダルと表彰状がもらえる。
今日は非常に車が多く、整理がつかない。 例年の事だが、今日だけは皆さんバスで来てほしい。
12時30分
車の整理がほぼついたので、招待頂いた桜祭りに行く。 今年は北川イッセイ先生が欠席。 前衆議院議員の中馬弘毅先生、同じく前堺市議
員の加藤均先生、今年の統一選で勝利を収めた、橋下知事が代表の大阪維新の会 府議会議員 西野修平先生、大阪市港区選出の三田先生、
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村長の日記
竹本直一先生の秘書も参列していた。
「いつものことだが、今日参列しておいでの錬成会の皆さんは元気すぎるほど元気だ。 これからも毎日とは言いませんが、暇を見つけて
は金剛山に登ってください。 平均寿命が延びて定年後が長くなりました。これからは、元気な老後を過ごすのが楽しい人生の柱となりま
した。最後まで元気、これが本人にも周囲にも一番幸せなことです。 金剛山に登って、皆元気を大阪府だけではなしに、近畿圏の運動に
する目的で、来る5月14日、橋本知事をトップに、奈良県は香芝市、葛城市、御所市、五條市、和歌山県は橋本市、大阪府は和泉市、河
内長野市、河南町、太子町、千早赤阪村 の各首長が集まります。 大阪府、奈良県、和歌山県が、30数年以前に制定した府県境の分水嶺
上にある、ダイヤモンドトレイル・サミットを開催し、今まで各市町村でPRしていた二上山、葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山を、府県
を超え、関係市町村トータルでPRすることにより、近畿の人たちがみんな元気で長生きをしていただきます。 山登りで楽しく元気な人
生を送ってください。
」と挨拶した。
大阪維新の会 西野先生が挨拶で「これから大阪はものすごい勢いで変わる」
。 今、私が大阪府へ行くたびに感じている通りだ。
5月4日(水)
311 東日本大震災以来、人出が減っていた金剛山にも、やっと人出が戻る気配が見えてきた。
5月5日(木)
今日は朝から車が多い。 豆腐がよく売れる。
天気がいい連休だ。 昼御飯を3時ごろ食べることができた。 政治資金を稼ぐのはしんどい、いつも支えてくれる嫁と息子に孝行した。
5月6日(金)
午前
教育委員会のヒアリング
千早小吹台小学校の耐震調査はじめ、中学校給食、村立幼稚園、いろいろ問題を抱えている。 しかし、子供教育のグレードを上げる事が
村おこしの看板になる。
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村長の日記
今、大阪府の教育はかなりダイナミックに変わりつつある、ついて行くのは大変だ。
13時
五條市
24日に市長選で勝利を収めた、西吉野出身の太田新市長と会談。
非常に若い。 体格もいい、話もしっかりしている。 五條市もこれから発展するだろう。
「おめでとう」と祝福を申し上げ、5月14日ダイヤモンドトレイルサミットへの参加をお願いする。
就任早々で非常に忙しいらしい。 今回はダブルブッキングで行けないが、次からは参加する。 代理として部長を参加させるとの話。
金剛山を隔てて府県は違うが、ぜひよろしくとお願いして、帰る。
帰庁後
建設街創りのヒアリング
問題点はたくさんあるが、先日行った岩手県の道路事情からみると、まるで路地としか思えない程に遅れている村の道路事情を改善するに
は、まず担当に岩手の道路を見せることから始めるべきか?
金剛山観光
橋下知事の参加を得てサミットを成功させる。 府営駐車場、府民の森、水越駐車場、金剛山ミュージアム、すべて村への移転。
朝鮮半島の金剛山登山客の取り込み、大阪版 足谷登山道開設、やることは山ほどある。
富田林JC 10代目理事長の石橋君、死亡通知が入った。
先日2代目理事長の杉多君の葬儀であったばかり、10日も経ってない。
私は4代目理事長、気を付けよう。
5月7日(土)
連休の残り2日が始まる。 例年は5日が過ぎると人出が少ないはずなのに、今年はほとんど衰えない。 特に「山ガール」が増えたような
気がする。
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村長の日記
産経新聞は国際森林年記念の「ダイトレを歩こう」の記事を掲載してくれた。
とてもありがたい。
5月8日(日)
11時30分
JC仲間 石橋君の葬儀
私と同じ昭和15年生まれ。 元気に長生き、彼の分も生きよう。
3時より
二剛会 28回総会
今年は寄付をいただき、回数表示板も新しくなる。
会員は、設立当初の役員は殆どいなくなってしまった。
平野環境委員長は、38年間 金剛山登山道整備一筋。 本道は階段が多く不満を言う人もいるが、土が流れないでいい状態を保っているの
は、平野氏を中心とする二剛会メンバーのおかげ。
今年も金城さんが千回踏破で純金バーをゲットした。 今年はダイトレサミットも開催される。 三〇周年を目指して二剛会もリニューアル
だ。
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村長の日記
5月9日(月)
13時
南河内環境事業組合理事者会(富田林消防本部大講堂)
富田林市長を、次の任期中4年間、6市町村長合意により組合管理者として選任。
昨年 南河内環境施設組合は不正談合が発覚した為、業者より損害金を受け取り、関係市町村にすべて配分した。
しかし、環境庁から損害金に含まれている国庫補助金の返還と、起債(当該施設に対する借入金)の繰り上げ償還を求められた。
補助金の返済金額・借入金の繰り上げ返済額は、国と協議の上、後日決定されることになる。
13:30
南河内消防広域化協議会
富田林市 多田市長が議長となり、協議第1号、
「広域化の方式」から、協議第24号「南河内消防広域化協議会予算」までの協議を行った。
広域化がスタートするのは平成25年4月1日よりと決まっているので、ハードな協議だ。
全ての協議について全員一致が原則なので、一部の協議については、5月27日の次の協議まで調整することになった。
16時
権限移譲事務 3市2町1村 共同処理構成市町村長会
この会は、府の要請により開催された。
・権限移譲事務経過報告。
・基本事項の確認。
・共同処理体制における、経費の分担割合と負担額の確認。
・議会提出時期の調整。
以上を協議した。
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村長の日記
5月10日(火)
9:30
臨時議会
24号議案 出産育児一時金の改正と国民保険料の賦課限度額の改正
出産一時金
35万円→39万円
賦課限度額
47万円→49万円
次に、正副議長及び各役員の選出。
議長
清井浩
副議長
浅野利夫
監査委員
徳丸幸夫
南河内環境事業組合議員
井上昭司
総務民政常任委員会委員長
貝長徹
産業建設常任委員会委員長
井上昭司
と決まった。
その後、私の岩手県出張報告と挨拶。
5月14日、金剛山に橋下知事が来て、ダイヤモンドトレイルサミットを行うこと、
5月11日から、村はクールビズに入ることを宣言した。
4月30日現在、村の義捐金総額は525万円となりました、皆さんのご協力に感謝します。
5月11日(水)
村は今日からクールビズ。 例年は6月1日からだが、今年は東日本大震災による節電要請もあり、国・府より、
「早く始めて、出来るだけ
遅くまでやるように」との要請もあり、それに従った。 村のクールビズを、いつ終了するかは、現在の所は未定。
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村長の日記
9:30
行政経営戦略会議
少々会議に時間がかかりすぎる。 会議はできるだけ短く、時間を有効に使うべきだ。
今頃になって、オレンジヒルの開発で業者との協定不履行問題が出てきた。 おそらく担当者が抑えていたのだと思うが、もっと早く表に
出してメリハリのある行政運営をやってほしい。
協定が履行されない場合は、その業者が行う開発は一切受付をしないことを申し合わせる。
公有地売却問題は、条件整備を急ぎ早く売却する。
役所庁舎のあり方も早く結論を出してほしい。
水道事業計画は出来るだけ早く成案を策定し、議会および住民の皆さんに報告する。
14時
国民保険臨時総会
大阪府OBの吉沢常務理事に変わり、プロパーの光本氏が常務理事に選出された。
5月13日に交代する。
なお 理事長、副理事長は変化なし。
5月12日(木)
9:30
政策推進室のヒアリング
政策推進室は私の考えを各課へ伝え、全庁一丸となってすばらしい村造りに進む為の司令塔と位置付ければいい。
・広域連携の推進
介護保険は、3町村で連携している。
南河内環境施設組合・府の委任事務処理・消防広域化 では、6市町村で連携している。
上下水道では、大阪市を除く43市町村で連携している。
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村長の日記
ダイヤモンドトレイル開発では、府県を超えて10市町村で連携、各自治体の枠を超えた事業がますます増えてきた。
これからは各自治体間の外交?が、行政にとって一番大切になってきた。
各自治体は今までの事業処理によって、たくさんのノウハウを蓄積しているはずだ。
私の感覚では、村はまだまだ周辺の市町村よりノウハウの蓄積は少ない。 それについては、河内長野市との合併交渉で職員は実感したは
ずだ。 周辺市町と仲良くすることにより、そのノウハウを学べば、村が良くなっていく。
5月13日(金)
13時30分より町村長会がある、少し早く村を出た。
日谷君が天満に行くので一緒に行く。 大阪に行くときには、出来るだけ1台の車に乗って行くのがよい。
12時45分頃に府庁に着く。
明日、金剛山でダイトレサミットがある。 府の農林を動員して頂いた小川副知事に、お礼と明日の参加をお願いする。
「知事がいるから挨拶しときや」との事なので、知事室に行ってダイトレサミットをお願いする。
知事は「金剛山に行ったことがない、楽しみにしている」との事、お願いして町村長会へ。
13:30
大阪府町村長会(府庁)
本日のメインイベントは、任期満了に伴う役員の選出。
開会5分で、異動なく役員選出は終わり。
・大阪の犯罪情勢と総合治安対策(府警本部森口犯罪対策官)
昭和51年から続いた ひったくり全国ワースト1は、平成22年は35年ぶりに返上した。
しかし、平成22年の犯罪件数は。
全刑法犯 街頭犯罪 ひったくり 自転車盗 自販機狙い は、大阪がすべて全国第2位。
路上強盗 オートバイ盗 車上狙い 部品狙い は、相変わらず全国ワースト1。
自動車盗 は、全国第4位となっている。
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村長の日記
全犯罪件数は減少傾向にあるが、第1位が4つ、第2位が5つ、第4位が1つ。
まだまだ、住みよい大阪には程遠い。
今年も犯罪撲滅を目指して、約5億1千万円の予算で1700台の防犯カメラを設置する。
・岩手県訪問の報告。
岩手県 大槌町・陸前高田市へ訪問の内容を報告、(4月18日~20日の 村長の日記 参照)
藤岡危機管理監の話では、大槌町のリクエストは大阪府の市町村会で解決済み。 行革を厳しく進めている町村にはつらいことだが、可能
な限り支援することを申し合わせた。
役員選出が早く済んだので早く終わった。
5月14日(土)
ダイヤモンドトレイルサミット
9時前に自宅を出発、金剛山ロープウエイ手前の府営駐車場第2駐車場へ。
既に河南町長が登ったらしい。
金剛山ロープウエイ山麓駅に着くと、御所市 東川市長がいた。 葛城市 山下市長も見えたので、一緒にロープウエイで山頂へ。
10:15
10時30分開会の予定が、30分早く10市町村長が集まった。
繰り上げて10時15分開会、小川副知事の挨拶で始まった。
「昔 奈良県で課長をしていた経験があり、奈良と大阪は一対の感覚がある。 ダイトレサミットを行うことにより、大阪の端に位置してい
た村が中央に、奈良県の東の端が真ん中になる。 府県を超えてダイトレの進行を図ろう。」
会長に千早赤阪村、副会長に河内長野市、御所市を選出。
会の名前は「ダイヤモンドトレイル振興実行委員会」と決めた。
ダイトレの共同宣言
「『ダイトレを歩こう!』 2011年、国際森林年を契機に、本日ここ 金剛山の ちはや園地 に集まった、河内長野市、和泉市、太子町、
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村長の日記
河南町、千早赤阪村、五條市、御所市、香芝市、葛城市、および橋本市の10市町村及び大阪府は、互いに連携して、長距離自然歩道ダ
イヤモンドトレイルとその周辺エリアの魅力を再発掘し、金剛生駒紀泉山系の 自然 や 歴史、周辺施設や名産品の情報を発信するとと
もに、ハイキングなどの健康作りの場としての快適な環境を提供することを宣言します。
」
11時頃には橋下知事も会議に入り、和やか かつ 前向きな会議となった。
11:30
ピクニック広場でサミットの式典開催、天候に恵まれて約800人の参加を得た。
橋下知事の挨拶
「私は初めて金剛山に来た。 大阪にこんないいところがある事を初めて知った。この素晴らしい自然を、体力づくり、健康づくり、家族
のピクニックの場として、ダイヤモンドトレイルを使ってください。
」
最後に橋下知事から府の職員にコメント
「すばらしい式典でした。 奈良、和歌山、大阪の10市町村が連携するのは、僕が知事になって初めてです。 そして、この天気と気候。
皆さん日ごろの行いの結果です。
都会の大阪にも、すばらしい自然の恵みがある事を知事でありながら知りませんでした。
しっかりと今日僕が、ダイトレのすばらしさを感じましたから、ぜひ何が必要か、何をやらなければいけないか、部長を中心に考えてく
ださい。 大阪府としてやるべきことはちゃんとやります。
このダイトレを、和歌山、奈良、大阪の、すばらしい宝とした育てて下さい。 お疲れ様でした。
」
5月15日(日)
昨日のサミットが成功裏に終わったので、気楽に起床。
知事、副知事二人が金剛山に来てくれることは滅多にある事ではない。
ただ、これからが大変。フルスロットルで突っ走ろう。
産経新聞に、昨日のことが大きく記事となっていた。
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村長の日記
5月16日(月)
北川イッセイ先生 政経パーティ(シェラトン都ホテル大阪)
北川イッセイ先生の政経パーティが午後6時から、シェラトン都ホテル大阪 が会場。
少し早く出て 府庁 知事室へ。 小川副知事は来客中につき、渡辺秘書にお礼を言ってシェラトンへ。
1時間近くあるのでティーラウンジへ、すぐに河南町 武田町長が現れる。
今日は 森 元総理 が来賓、町村信孝 町村派会長が講師、さすが北川先生,錚々たるメンバーだ。
町村先生の話
・菅総理の震災処理スピードがあまりにも遅い、阪神大震災では2週間目から義捐金の配分が始まった。
・3月12日 福島原発 視察には、原子力のプロを同行せずカメラマンだけを連れて行った。
・中部電力 浜岡原発 停止は菅総理の思い付きで、事務方が右往左往している。
・震災処理が進まない、原発処理もままならない、完全に外交が止まっている。 中国、ロシア、韓国による領土侵犯が加速している。
・総理の椅子を絶対に離さない、国民より総理の椅子が大切。
・震災処理、内政、外交、すべてバランスのとれた政治をしてほしい。
・不信任が今国会中に可決されるか?
以上
5月17日(火)
久しぶりに休暇を取って那智山へ。
二階先生のおかげで出来たトンネルを見たいので、和歌山県の飛び地北山村へ。 池原ダムを降りたところで通行止め、山越えで北山村へ
入る。 北山村村長 奥田氏に会いたかったが、森林税審議会で上京中だった。 奈良県・和歌山県の山の中は道路が非常にいい、田野瀬先
生の選挙区は特にいい、奥野先生の力もすごかった。
北山村から熊野川へ、車にほとんど合わない。 10トンダンプが数分おきに行き違う、トンネルは2車線で立派。 あとは瀞八丁のあたり
数キロを整備するだけ、だんだん良くなって行く。
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村長の日記
5月18日(水)
帰りは中辺路から美山村吉備へ、途中 中辺路行政局へ寄って塩見局長に先日の楠公祭参列のお礼に行った。
合併効果でかなり財政的には改善した。 ただ、東日本大震災により、田辺市街の津波対策が重大課題となってきた。
防波堤でガードすれば数千億円の費用が掛かる、まず有事の避難システム構築を急いでいる。
どこの街でも次から次へと難題が降りかかるものらしい。 田辺市 真砂市長の奮闘を祈るのみ。
5月19日(木)
夕方
農とみどりの総合事務所
田川君と、府民センター内 農とみどりの総合事務所 へ行く。
5月14日に、地域政策室を使ってダイトレサミットを支えてくれた、土屋所長 はじめ地域政策室のメンバーにお礼に行った。
席上、府は可能な限り金剛山に予算を回してくれるのではないか、との話。 金剛生駒紀泉山系の開発は今年がチャンスか?
村からも新しい事業の話はどんどん出すが、ぜひ地域政策室でも、新しい画期的な知恵を出していただくようにお願いした。
5月20日(金)
AKBとXX!
9時30分役所出発、大阪府の咲洲庁舎へ(元WTC)
車中、AKB48、SKE48、NMB48 のギャルが話題に。 AKB と XX!(ちょめちょめ)という番組で、千早の武田区長夫妻、小吹の岡本義嗣氏、
私の妻 が出演した話になる。 かなり長い間映っていたので皆さん機嫌がいい。
結論、TVは見るより出る方が楽しい。
11:30
咲洲庁舎22階
農林水産部長 柳楽氏 に14日のお礼に行った。 金剛山から帰った後、知事はダイヤモンドトレイルの整備事業で、予算化できるものは
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村長の日記
早く予算化しようとのことらしい。 トイレや登山道の整備 等のハード部分、トレッキングツアーなどのソフト部分、すばらしいアイディ
アをすぐ府に上げるよう、課長以下に要請した。
5月21日(土)
今日は葬儀1件。
夕方
大学時代の後輩 来る
村の将来に興味があるとの事。 地図を持ってくるが、いい地図ではないので、いいのを近いうち進呈する約束をした。
同じころアマチュアゴルファーもやってきた。 相変わらず元気がいい。
5月22日(日)
楠公祭(千早地区)
本来は5月の25日に行う楠公祭だが、地区の取り決めで近い日曜日に行う、今年は5月22日。
9:30
千早神社で神事。 先日の金剛登山のせいで足が痛く、登るのがつらい。 神社の周りの木が大きくなりすぎて、石垣を持ち上げるわ、屋根
にかぶさるわで、本殿・社務所の維持管理には伐採の必要あり。
西沢先生が手際よく執り行っていただいて、すぐ神事は終わる。
あいにくの雨で、楠公祭のメイン行事“運動会”は多門尚学館の体育館で行う。 老人会から幼児まで、皆さん楽しく遊んで3時に終わる。
恒例の福引があり、3等賞が当たった。 今年は良いことがありそうだ。
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村長の日記
5月23日(月)
午前
関西電力 羽曳野営業所所長 来庁
東京電力 福島第一原子力発電所が、東日本大震災により様々な悪条件が重なり、メルトダウンを起こし、予断を許さない現状。
所長は、
「関西電力の原子力発電所は安全である」との説明に来庁された。

関西電力の原発は福井県の日本海側に立地している。 したがって、東南海地震が予想されている太平洋側に比べて、津波被害が少な
いと予想される。

関西電力の原子炉は、東電の沸騰水型原子炉とは異なり、加圧水型原子炉である。
沸騰水型は原子炉内で水を沸騰させ、発生した蒸気で直接タービンを回し、発電する。
加圧水型では、原子炉内に圧力を掛ける事で、300℃以上に温度を上げても水は沸騰しない。
その300℃の水(1 次冷却水)を原子炉から取り出し、熱交換器でタービン用の回路を回る水(2 次冷却水)を加熱して蒸気を作り、
発電用タービンを回して発電する。
したがって発電用の蒸気は放射能を帯びていない。 圧力を下げるために蒸気を放出しても放射能汚染はない。

制御棒は上から炉に入れるので、動力がなくなっても自然に原子炉内に挿入され、核分裂反応は停止する。

冷却用の水は外部電源で注水できる。 外部電源が切れても発電所内の残りの原発で賄う。 すべての原発が停止しても高い所に設置し
た補助発電機で賄う。 補助発電機がダメになったら原子炉で発生する蒸気でポンプを回し注水できる。

核燃料棒プールは福島と違って原子炉より低い所にあり、外部からの注水がやりやすい。

結論として、メルトダウンになることはない。
いつも我々が使っている電気は、普段は空気と同じで意識なしに使っている。 今回のようなアクシデントが起こると存在感が増してくる。
想定外のアクシデントが発生することがあっても、安全に原子炉が停止できるようにとお願いした。
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村長の日記
5月24日(火)
NTT 大和氏 来庁
村にように人口が少ない自治体では、ITシステムのコストが住民1人当たりに換算すると非常に高くつく。
今、村では 財務会計、国保、老人保健、介護保険、後期高齢者保健、住基ネット、税務会計、教育、ありとあらゆる場面・場所でITシ
ステムが使われている。
人口約6千人の村で使っても、人口約12万人の富田林で使っても、ハード・ソフトの価格はほぼ同じ。 端末の数が違うだけ。
住民1人当たりに換算すると、村は富田林の20倍コストがかかることになる。
地域にサーバーを1つ入れて、周辺の市、町、村を光回線でつなぎ、そのサーバーを共同で使えば、おそらく私の感覚では、IT関係経費
が劇的に減少する。 奈良県では、御所市、葛城市なぞ6~7の市町村が集まって、ITの共同化をはじめているらしい。
東京では、桧原村、奥多摩町の地域で8市町村で始まったらしい。 そんなニュースが次々入ってくる。
大阪では、国民保険が府営化されるときに府下で一元化されそうだ。 大阪府の委任事務処理グループにも呼びかけて、早く近隣市町村で
一元化できないか可能性を聞いた。
東日本大震災の影響で、依存財源に頼っている村は少し歳入が減少しそうだ。早くITの一元化を実現したい。
5月25日(水)
新人研修 金剛登山
新人研修の手始めとして、今年入庁した5人を連れて金剛登山をした。
区長会庁の西野氏が朝8時頃、
「俺も行く」と まつまさ まで来た。
9時30分
出発。 さすが若い諸君は体力がある。 後ろからあおるつもりで始めた登山が、新人にあおられて息も絶え絶えに頂上へ着く。
頂上ではソフトクリームの差し入れを頂き、金剛山と国見城址の解説を受け、セトから下山。 まつまさ で名物の、巻きずし、いなり、
うまい豆腐を食べる。
午前で金剛山研修は終わり。
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村長の日記
17時
富田林商工会総代会 (すばるホール)
総代会終了後 第2部に出席。 会長の挨拶「東日本大震災後の後遺症による、消費減少の対応が大事。消費を増やす方策、対策を考えよ
う。我々の経済活動を活発にすることが日本を活性化する道だ。
」
総代会の後、多田市長、浅野町長、武田町長、私の4人で消防広域化につき話し合う。 時間が掛かろうとも、出来るだけエゴを抑えて広
域化に向かって協議をする。
5月26日(木)
朝
役所に行くと、産経新聞に昨日の金剛山研修の記事が掲載されている。かなり大きくしかも写真入り。
新入職員の東君が「生まれて初めて新聞に載りました」と喜んでいた。
良いこと・前向きなことで新聞に掲載されるのは、いいことだ。村の印象がよくなる。
夜
当選祝い
堺市の出口氏、大阪狭山市 吉田市長、大阪府の出資法人部長 矢富氏、警察OBの宮里氏 他で、吉田市長の当選祝いパーティ(リーガロイ
ヤル堺)。
吉田市長は、4月17日(日)に対立候補なく当選。2期目の吉田大阪狭山市制は、ほぼ完ぺきな運営で対抗馬の出る余地なし。
3期目のマニフェストは全日本コンテストで全国4位。 今 国内で住みよい街の評判が高く、全国から研修の絶え間なし。
村も研修を受け入れる村にしよう。
5月27日(金)
今日は 東郷提督、秋山参謀、が指揮する日本の連合艦隊が、日本海海戦でロジェストヴェンスキーが率いるロシアのバルチック艦隊を打
ち破り、初めて日本の実力を世界に示した日本海海戦の日。
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村長の日記
9:30
月例監査
5月14日の議会で、徳丸議員が議会選出の監査委員に選ばれた。 監査開始前に、監査委員の辞令交付。 今月は3月分、4月分の監査が
ダブっており、少々時間がかかる。 しかし、ほとんど問題なく終了。
水道の改良計画をお願いしているコンサルティング会社 新日本 について質問があった。
今の行政は、ほとんどの計画をコンサルに発注している。 しかし、そろそろ自前で考える時が来たのではないかと私は思う。 年間数千万
円は削減できるのではないか?
今、住民協働の声が高いが、掛け声だけに終わっているように思う。 村長の私的な審議会を作って、まず私から住民協働を始めてみよう。
13:30
消防広域化首長懇談会(富田林消防本部)
25年4月、広域消防本部発足で大急ぎで協議会を立ち上げて走っている。
不協和音が出ない間に、首長が懇談して前裁きをするための懇談会。 首長間では、ほとんど問題なし。
5月28日(土)
孫の誕生日
今年から大谷中学校へ入学した。 例年 大谷中学高等学校が金剛登山するたびに、引率の先生から、孫娘はうちが良いと言われていた。
誕生祝はメガネを約束していたので、金剛の駅で待ち合わせてメガネ市場へ。 なかなか決まらない。 1時間少々メガネ選びに時間をかけ
てやっと決定。自分のメガネは5分で決まるのに。
誕生祝にハンバーグステーキを食べて、ワインを飲んだ。 これから、孫の買い物は嫁に変わるべきだと思った。
5月29日(日)
5月11日にクールビズを宣言したのに最近は寒い。 去年の今頃はかなり暑かった。しかも台風が来る。 朝から大雨警報が出ている。 近
畿一円に出ているが雨は降らないでほしい。村には、津波は来ないが、洪水と崖崩れが怖い。
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村長の日記
台風のおかげで、大雨注意報が出た。 役所には防災担当の総務課及び担当課が出勤して、待機状態となる。
午後早く、台風が熱帯低気圧に変わり、警報が解除になり、総務課以外は自宅待機となった。しかし、最近の台風は熱低となってからも勢
力は衰えない。 しかも、近畿地方を取りす過ぎてらでも雨の影響は収まらない。
今年は台風が通り過ぎてからも油断ができない、いやな気象条件となった。
夜
約束していた会食から帰り道、上東阪の少し上で倒木が道をふさいでいた。 通行に影響がないので、朝 建設課に取りのけを頼もう。
5月30日(月)
昨日 夕方 役所に行ったときは、二河流辺の一部で崖崩れがあったと報告を受けた。
朝 役所へ出勤しようと家を出ると、千早トンネルで小深行きは通行止めになっている。ガードマンに聞くと、土木事務所からの要請で車
は通行させない、迂回してくださいとの話。
役所へ着くと、中津原-鳩の原 間も通行止め。 理由は、降り始めから150mm の降雨量をオーバーしたから。 被害の少ないのに感謝。
千早トンネルは正午に、中津原は午後七時頃に解除となった。
皮肉なことに、千早の簡易水道は増水のため取水できず、水嵩が減るのを待って取水を開始する、水があるのに取水できない。
岩井谷も増水で濁りが酷い。 水道課の諸君が懸命に復旧してくれたおかげで、夕方には平常に戻った。
5月31日(火) 6月1日(水) 6月2日(木)
休みを取り まつまさ のスタッフと北海道へ。 ドライバー及び添乗員として同行。
今回 北海道を旅して、観光状況がとても変わったことに気が付いた。
まず関空から千歳行きの飛行機が様変わりだ。 今まではジャンボの500人乗りが飛んでいたが、今では非常に小さいボーイング737
に。機内でフリーサービスは 水・お茶・リンゴジュースだけ。 コーヒーは300円、ビールはおつまみ付きで500円。
燃料節約のため、40,000 フィート(約 12,000 メートル)の高さで飛んでいるそうだ。高く飛ぶと空気抵抗が少なく、燃料を食わないらしい。
今までは、ツーリストとしてバスに乗せてもらって旅をしたが、ワンボックスを運転してまず感じたのは、道が非常によく、しかも快適。
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村長の日記
北海道に高速道路は不要では? と思える程に、国道がすばらしい。
確か 5月・6月は北海道のツアー最盛期と言われていたが、旅行客が少ない。 定員700人の観光船に乗客は我々6人と、中国人の観光
客6人の12人だけ。 これは東日本大震災の影響だけではないと思った。
今回ツアコンをやってわかったが、白い恋人の工場見学をすると、まず駐車場¥600、(買い物を 3,000 円以上すると無料)
工場見学は 1 人¥600、ノーザンホースパークは入場料 1 人¥600。金剛山の登山料 1 人 500 円取れたらいいと思った。
旭山動物園に代表される北海道の観光地は、果たしてバリューフォーマネーか?これから真価を問われる時だ。
6 月 3 日(金)
経営戦略会議
戦略プランの平成 22 年度の実績、23・24 年度の見込み。
平成 22 年度は、財政効果目標を 6 千万円として経費削減に取り組みました。結果として 5 千 900 万円の財政効果が出ました。
23 年を予想しますと、1 億 3 千万円の財政効果を予定していますが、現状で 7 千 200 万円の見込みとなっています。
24 度では、1 億 6 千万円の財政効果を予定していますが、8 千 900 万円の見込みとなっています。
したがって、平成 22 年・23 年・24 年、3 年間の効課予定が 3 億 6 千万円から、2 億 2 千万円まで、減少する見込みです。
原因は財源の確保の問題です。 既にTV・新聞なぞで報道されている通り、東日本大震災の事後処理費用・復興費用が、当村のように税
収が無く、依存財源に頼っている自治体にとっては、いくら減額されるか全然見通しが立たない状況です。
早く政治が安定して、地方へは“これだけ交付する”と指針を示してほしい。
6 月 4 日(土)
予定の入ってない 1 日。
自宅の草が伸びたので草刈りを始めたところ、救急車とパトカーの音がロープウェイに向かって行った。
そこへ、サイレンの音が聞こえてきた。 消防団員の息子が火事と言って飛び出していった。 役所に tel すると、矢倉石油の横が火事。
上東阪に近づくと、すごい煙が上がっている。 現場に着くと初期消火がうまくいったらしく、ほとんど鎮火していた。
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村長の日記
プラスチックを扱っている工場だから、火が出ると危険。 富田林消防本部から大きな消防車が 4 台来てくれた。
火事は、早く・多くの機材がそろうと安心。 胸をなでおろした 1 日でした。
6 月 5 日(日)
今日は予定なし、しかも天気予報は雨だったのに晴れに近い。
1 日をトマト、きゅうり作りと、草刈りで過ごす。 トマトも、きゅうりも買った方が品質も良いし安い。
6 月 6 日(月)
河南町 武田町長 奥野課長 来庁
青崩地区の農地は千早赤阪村に入っているところが多い。 千早赤阪同様に河南町も有害鳥獣(イノシシ)の被害が多く、住民が困っている。
駆除のため、檻や罠を仕掛けてイノシシを捕獲する場合、農地のある自治体の許可が必要になる。 地主が河南町でも、農地のある村の許
可が必要になる。 河南町有害鳥獣対策協議会会長として、武田町長が許可を頼みに来た。 ぜひ一頭でも多く捕獲していただくようにお願
いした。
11 時
山本総務課長と富田林消防本部へ
6 月 4 日発生の、東阪の火事へ出動お礼に訪問。
消防長は留守だったが、副消防長以下にお礼を言って帰る。
帰りに、消防署員の訓練を見学。 スピード、体力、技術、規律、すべてすばらしい。 訓練の行き届いた署員に消火をお願いすると安心だ。
6 月 7 日(火)
9:30
6 月定例議会 初日
次の27号議案から32号議案までは専決事項につき、6月議会当初に議会の承認を求めた。
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村長の日記
27号議案
一般会計
歳入、経費それぞれ6,867万5千円をプラスして、22年度一般会計予算 26億6,645万3千円とした。
28号議案
千早赤阪村国民健康保険特別会計補正予算
歳入、歳出それぞれ2,998万1千円をプラスして、予算総額7億7436万9千円とした。
29号議案
老人保険特別会計補正予算
歳入、歳出6万7千円減額して、予算総額を35万5千円とした
30号議案
介護保険特別会計
歳入、歳出それぞれ2,413万4千円をプラスして、予算総額5億2,935万円とした。
31号議案
後期高齢者医療保険特別会計
歳入歳出それぞれ183万5千円を減額して、予算総額6,990万4千円とした。
32号議案
下水道特別会計
歳入歳出685万3千円を減額して、予算総額2億1,038万円とした。
35号議案
23年度一般会計の補正
歳入歳出3,389万2千円をプラスして、予算総額を25億6,072万6千円とした。
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6月8日(水)
近畿懇談会
共同通信がバックアップする、近畿懇談会 が帝国ホテルで開かれた。テーマは東日本大震災の深刻さである。
講師は 河田恵明 関西大学理事。 現在国の復興対策会議の委員として活躍されている。
内容の濃い話だったが、要点のみをノートした。
日本地震学界の定説では日本プレートの下に、太平洋プレートが潜り込んでいる。
累積潜り込み量を A
地震時の滑り量を B とすると、
A=Bが前提であったが、今回の地震では B はほぼ 2A となった。(2×A≒B)
想定外ではなく超超過事象が起こった、地震学の前提が吹っ飛んだ。
東日本大震災の9つの特徴
・巨大自然災害
1.
スーパー広域災害である。
死者は12道県で発生した。
2.
複合災害。
地震、津波、原子力災害。
3.
長期化災害
ライフラインの長期機能不全、(道路、鉄道、電気、電話、上下水道、都市ガス、etc)
・巨大難対応災害
4.
大規模津波災害
死者、行方不明者2万5千人。
5.
社会脆弱災害
在宅要介護者の被災。
他人事としての津波避難。
・想像力の欠如に起因する被災。
6.
対策不全災害
従来の対策が不十分、しかし減災効果はあった。
・巨大社会災害としての要件。
7.
市町村再編災害
市町村職員削減、行政エリア拡大。
8.
専門家不在災害
被災市町村での極端な専門家の不足。
9.
物流災害
道路輸送に偏った物流の欠点が露呈
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原子力研究者の現場体験欠如
村長の日記
マグニチュード9,0の南海地震で受ける大阪の被害は
・犠牲者は3万人以上
・長期間全域停電
・水道、ガス、電話サービスが長期中断
・JR、阪急、阪神、京阪、南海、近鉄、大阪市営地下鉄、不通。
・名神、近畿、中国自動車道、阪神高速は通行不能。
・国道、府県道、を始め、道路の信号がすべて機能せず大渋滞が発生。
・関空は2m 浸水。
・地下鉄全線と相互乗り入れの私鉄、北・南地下街水没。
・堺、泉北コンビナート、咲洲,舞洲は水没。
復興構想7原則
1.
失われたおびただしい「命」への追悼と鎮魂こそ生き残った者の復興への起点。 大災害の記録を残し、科学的に分析し、その教訓を
次世代に伝承し、国内外に発信する。
2.
被災地の広域性多様性から、地域コミュニティ主体の復興を基本とする。 国は復興の全体方針と、制度設計でこれを支える。
3.
被災地再生には、潜在力を生かし技術革新を伴う復旧、復興を目指す。 被災地は将来をリードする経済社会の可能性を求める。
4.
地域社会の強い絆を守り、災害に強い安全、安心の街、自然エネルギー活用型地域を建説する。
5.
地域の復興なくして、日本経済の再生はない。 日本経済の再生なくして、地域の復興はない。
6.
原発事故の早期収束を進め、原発被災地への支援と復興は、きめ細やかな配慮を尽くす。
7.
国民すべてがこの災害を我が事として、国民全体が連帯と分かち合いにより、復興を推進する。
6月9日(木)
朝
西野 二河流辺区長 来庁
金剛登山 新ルートの提案を受ける。 現在近畿では、標高差1000メートルを超える登山道はない。
くすのきホール ~ 頂上は、1000m を少し超える。
松本昌親 公式ホームページ http://www.matsumoto-masachika.com
村長の日記
昔から、本格的な登山のトレーニング、足慣らしには、標高差1000m程度が丁度良いと言われている。
くすのきホール → 桐山 → 上赤坂城跡 → 坊領 → せと → 頂上
くすのきホール → 二河流辺 → 鞍取阪 → せと → 頂上
の、2 ルートを開発・PRすれば、飛躍的に登山客がふえるでしょう。
ダイトレに付随する提案、出来るだけ早く開発したい。
グリーンホスピタルサプライ(株) 伊藤部長 来庁
会社が徐々に発展し、従業員が 5000 人に近くなってきた。 千早赤阪村のようないい場所で、研修所をぜひ作りたい。 良い立地を探して
ほしい。 村の協力を。
過疎の村にとって願ってもない話。 可能性が見えた時点で協力したい。
午後
先の富田林市長選挙で立候補した、シティージャーナルの編集長 久保さくみ氏 来庁
突然の出馬で、12178 票を獲得した。 4年後に再度挑戦するらしい。
6月10日(金)
9:30
全員協議会
千早赤阪村行政経営戦略プラン、実施計画進捗状況の説明を行った。
議員各位より少々意見はあったが、おおむね了承を頂いた。
村は合併破綻により、村の財政を自立モードに変える必要があった。 緊急避難として22年度,23年度,24年度、3年間の計画を作
った。
村はまず職員の給料カット、議員・特別職の給与カットを行い、議会では次回選挙からは議員を7人に削減頂いた。
各種補助金 他、出来る限りの歳出カットを行っていることが、国・府から手厚い助成、補助率アップとなり、結果として村の財政は安定
状況に入っている。
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村長の日記
午後
ダイヤモンドトレール活性化実行委員会の件で府へ
非常にいい感じかな? と思う。
6月11日(土)
13:30
特定非営利活動法人 こごせ会 山百合作業所 第3回通常総会(くすのきホール)
2年前に こごせ会 はNPO法人となり、苦労を重ねながら山百合作業所を運営しています。
やっと軌道に乗り出したところで、自立支援法の廃止が表明されました。
平成25年に新法ができるはずですが、今の状況では確信が持てない。しかし、必ず良くなると信じて頑張ろう。
6月12日(日)
朝
風が強く、ロープウェイは運休。
雨が小降りだったが、午後からは本降り。 日曜日の雨降りは、ロープウェイの売り上げに響く。
6月13日(月)
3月にオペをした痔が、うまく治らない。 年齢のせいもあるが、意外とつらい。 明日、朝よりオペをすることになった。
議会中でもあり、オペが済み次第、すぐ帰ることでドクターにお願いした。
今日は、朝から17日の一般質問答弁調整。 元気な間に詰めておくに越したことはない。
6月14日(火)
朝からオペの予定だったが、今日は自衛隊が来庁する。
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村長の日記
自衛隊中部方面隊 部長 来庁
中部方面隊の守備範囲は、中部、北陸、近畿、中国、及び四国。自衛隊募集員信任状授与式の為に来庁。
さすが自衛隊、国歌斉唱から始まる。 式終了後東日本大震災の出動のお礼を申し上げ、式終了。
15時30分より手術開始。
下半身麻酔のため痛さは感じないが、いい気持ではない。 手術はできるだけ避けたいが、必要ならば仕方がない。ほぼ1時間で終了。
麻酔が覚めるまで約1時間待ち、嫁の運転で帰宅。
本来なら1週間ぐらい入院するらしいが、医師は「通院でOK。2~3か月で治る。
」との事。
車の背もたれを倒し、そのまま帰宅。 痛み止めを飲んで寝る。
6月15日,16日,17日
15日、16日は、6月議会最終日一般質問の答弁調整。
長時間座るのは、かなりつらい。 結果論だが、肛門の手術の後、小便と大が一緒に出るのには閉口した。
村の施設でウォシュレットのトイレがあるのは いきいきサロン だけ。 今まで痔になった職員は困ったと思う。
17日に、議会最終日一般質問
議員先生の一般質問は次の通り。答弁は議会広報に。(ダイジェスト版につき幾分ニュアンスの取り違えがあるかもしれません)
1.
田中議員

くすのきホールを有料の映画館にできないか
総合計画では、
「夢をもって子育て出来る金剛山(こごせ)の村」がテーマだ。 子育て支援、みんなが集う場所として くすのきホール を
有料の映画館にできないか。

夏季の節電対策について
関西電力の管内では、今夏、福井県にある原子力発電所が、定期検査終了後も地元の合意が得られず再稼働できない場合に、電力不足
になる可能性がある。 本村としての節電対策は?
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村長の日記

「親子で空中散歩リフレッシュ事業」について
子供が元気で育つ環境つくりの一環として、村内在住の小学生以下の児童のいる家庭に、村営ロープウエイの往復乗車券を支給する「親
子で空中散歩リフレッシュ事業」の進捗状況を伺う。
2.
橋爪議員

人口減少への対策は
本村の人口減少は年々進んでいる。 このまま続くと村の産業、経済に与える影響は大きい。 人口減少に歯止めをかけ、人口増加に転
ずる政策は?
3.
貝長議員

公共下水道計画区外に、PFI法を活用した合併処理浄化槽設置事業の導入を

6月1日に公布されたPFI改革案で、浄化槽設置事業 は村でも活用できる。 村の生活排水処理100%を達成するには、この事業
を活用するのも1つの手法である。

村の公共下水道計画は平成5年に立てられている。 長期間経過しており、見直しの必要があるのではないか?

府は平成15年「生活排水処理実施計画」を策定した。 村はこの計画による具体的な計画を立てたか?

最近PFI方式による浄化槽設置事業や、導入計画、研究が全国の自治体で広がっている、村では具体的な事例を把握しているか?

村の公共下水道区域外の生活排水処理を必要とする戸数は 254 戸だ。計画的に短期間で生活排水処理を行うには、行政の関与が必要
だ。PFIによる合併槽設置を導入すべきである。
4.
浅野議員

公共施設の防災機能整備は
東日本大震災の避難所として使用されている施設で、防災機能が不十分なため、避難所の運営に支障をきたしている。
村では、備蓄物品の分散保管や、緊急通信手段の整備が必要では?

総合防災訓練の実施は
村は役所を中心とし、消防、関電、NTTなどと協力し総合防災訓練を実施しては?
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村長の日記
5.
井上議員

村の危機管理と防災
東日本大震災が発生した、突然襲ってくる災害に対し、村の危機管理体制は?
村内の崩壊危険個所は? その対応、対策は?

金剛山登山ルートの環境整備を
5 月 14 日、大阪府民の森(ちはや園地)で、大阪府知事、副知事、関係市町村長が集まり、ダイヤモンドトレイル利用促進と活性化の共
同宣言をを発表された。 これを契機に村の慣行発展と活性化につなげなければならない。
登山ルートの整備状況は? 案内板の設置状況は?
6.
関口議員

図書行政の充実を
くすのきホールの図書室で、近隣市町の図書も借り入れできるシステムは作れないか?

人口増加策の具体化を
人口増加策の 1 つとして、新婚世帯への家賃補助をする自治体がある。 村でも人口増加策の 1 つとして検討しては。

エネルギー政策の見直しを
東電 福島第 1 原子力発電所 事故は、原発事故の深刻さ重大さを示した。 原発依存からのエネルギー転換を求める声が大きい。
村では昔水力発電所があった、地域分散型自然エネルギーを研究すべきだ。
7.
徳丸議員

災害対策の強化と充実を
東日本大震災は自治体に様々な教訓をもたらした、村でも大規模地震対策が必要ではないか。
役場庁舎の耐震補強は、危機管理上 早急に実施すべきだ。
避難所の点検と村民への周知を。災害用備品の確保と備蓄を。

中学校給食の実施を
府は 1 校あたり 1 億 500 万円の施設整備補助をを用意している、中学校給食の早期実施を。
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村長の日記

公共交通の充実を
高齢化が進み、買い物、通院など、村民は不便を感じている。総合計画では「公共交通の充実を検討する」と、ある。 具体化は。
6月18日(土)19日(日)
座りつらいので寝る。
6月20日(月)21日(火)
議会が終わったので、医師の勧めもあり、温泉療法を兼ねて勝浦温泉へ。
途中、中辺路行政局の塩見局長を訪問し、17日の来庁のお礼と、大好物の豆腐を届ける。
温泉に入ると正に普通の状態、超快適。
体に異常がないのは良いことだと、改めて確認した
6月22日(水)
共済組合理事会(シティプラザホテル)
理事会前に、福祉事業及び保健対策委員会。 私が委員長で開催。
市立柏原病院が人間ドックを再開する申請があり認定。
健康保険組合解散により、共済組合保有となった保養所、南紀荘 売却の件、異議なし。
10 分で終了。
すぐに理事会に移行

一昨年、残業続きで飛びこみ自殺した職員の慰謝料裁判で、裁判所が調停を申し入れてきた。
理事全員協議の上、納得のいく金額なので受け入れることになった。

シティプラザホテルのエントランスの土地 80 坪を購入の件。 坪単価 270 万円ほどになるが、可能な限り値段交渉したうえで取得す
ること。
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村長の日記

シティプラザホテルの経営は相変わらず“ゆるふん”である。今一度、原点に帰って厳しい経営を。

共済組合事務所をシティプラザホテル 5 階へ移転する件。
わざわざ収入源の面積を減らすことはないとして、ペンディングとなった。
6月23日(木)
13時
大阪コンベンション協会 (日生ビルハートンホール)
どこも同じだが、公益法人制度改正により評議員選任など、法に則った改正が多く大変だ。 楠公史跡保存会も用意しなくては。
コンベンション協会の議長をいつもやっていただく 大阪水上バス(株)社長 山田 氏 は、村と深い関係がある。
大阪は、平成 21 年の新型インフルエンザの影響から脱し、中国人観光客の個人向け観光ビザ緩和の追い風もあり、訪日観光外人客は順当
に増えてきた。
上海万博の「大阪館」も 171 万人の来場者を数え、水都大阪、環境先進都市大阪、をPR出来た。
東日本大震災で、かつて無い深刻な事態(外人客ストップ)となった。
大阪の魅力を発信して、大阪 as No.1! を取り戻そう。
・大阪あそ歩事業の推進
・音声ガイドプログラム「大阪街歩き」の充実。
・夜の観光魅力の充実
・大阪へ行こう! 大阪であそぼ! アイデアプラン支援事業の充実。
・大坂周遊パスの効果的活用
・天神祭等伝統行事の活用。
・参加体験型観光メニューの活用
・水都大阪、などの都市ブランドの活用。
・府域連携の推進。大阪観光復権を目指して府、市連携して頑張る。
6 月 24 日(金)
10 時
山と渓谷 (登山の月刊雑誌) 太田 氏 来庁
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村長の日記
5 月 14 日のダイトレサミットで各市町村長が共同宣言を発表したが、具体的に何をやるかの話は、首長が集まってガイドラインを作り、
事務方に降ろす必要がある。 その準備の 1 つとして、ダイトレガイドブックを作ればと考え意見を聞いた。
「関係市町村で販売するガイドブックを作りたい」と話したところ、
「面白い、ぜひやらせてほしい」との話だが、首長会議の結論次第。
13:30
大阪南JA 第 13 回 総代会 (すばるホール 大ホール)
大阪南JAの資料を見て、驚いた。 資金量が 5 千億円に達している。 地域発展のため、ぜひ資金を有効に使ってほしい。
この調子で伸びれば、平成 50 年を待たずに資金量が 1 兆円に達する。
総代会の後、河内長野市長 柴田 氏 と、ダイトレについて話をする。 奥河内と共にダイトレのPRに励みたい、ダイトレ首長会を近いう
ちに開きたい。 事務方に日程調整を頼むことにした。
6 月 25 日(土)
楠公史跡保存会 総会
最近の保存会は元気がない。 村の偉人 楠木正成 のPRをもっともっと拡大してほしい。
府下では、島本町の桜井の駅(正成と正行の別れの遺跡) 四条畷神社(正行の最期の地) があるが、2 つともストーリーが暗い。
千早城はわずか 1,000 人の手勢で、100 万の幕府軍を引き付け、100 日間籠城した。 幕府軍が千早城にかかっている間に幕府は滅亡へと
進み、建武の新政となり、正成は名を挙げた。
湊川神社も正成戦死の地。 もっともっと千早城をPRすべきだ、ホームページを早く作れ。
6 月 26 日(日)
公務なし、ゆっくり寝る。
6 月 27 日(月)
痔の施術の手直し。 現在非常に経過がよく、快方に向かっているらしい。
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村長の日記
再度薬品を注入するため簡単な手術をするので、午前中医院へ。
生身の体に穴をあけて薬品を注入するのだから、少々障害のあるのは当たり前か。
午後から富田林で防犯協会総会があり、千早赤阪村が挨拶の当番になっているので急いでもらったら、11 時 20 分ごろ終わった。
すぐ車に乗り役所へ。 麻酔の利いている間は良いが、覚めると痛い。 早く治ってほしい。
14 時
防犯協会 総会 (富田林公民館)
大阪府はひったくり発生件数日本 1 を、11 年ぶりに返上した。しかし、まだまだ。
大阪は街頭犯罪 8 手口も日本 1 を返上したが、全国的にみると No.2、No.3 が多い。
警察も努力しているが、住民 ひとり ひとり が防犯意識を高めることが、安全大阪への近道です。
6 月 28 日(火)
朝
消防団長 来庁
消防分署へ、地デジ対応TV寄付の申し出があり、喜んで頂くとともに、心よりお礼を申し上げた。
10:30
りそな銀行 公務部の皆さん 来庁
千早赤阪村へ、血の通った資金供給をお願いした。
特に今年は、国の政治のもたつきが多い。 総理が辞めると決まっているが、いつ辞めるかわからない。 りそな銀行さんが国と私たちの中
に立って、スムーズな資金供給を と、お願いした。
午後
御所市 訪問
御所市 東川市長は、ダイトレ活性化協議会の副会長。
ダイトレ委員会は、5 月 14 日にサミットを開催したまま具体的な動きがまだない。 近いうちに首長会を開催したい。
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村長の日記
10 人に日程調整の上、運動方針のアウトラインをまず固め、事務方におろし、揉んでもらうことに同意をいただいた。
葛城市の山下市長より提案のあった、飲み会を開催することにも同意をいただいた。
6月29日(水)
大阪維新の会 祝勝会&残念会(リ-ガロイヤルホテル)
余りに参加者が多く、金属探知機の処理に時間がかかり、開会が15分ほど遅れた。
よく回る 橋下節を、1時間あまり聞いた。

大阪府議会の大阪維新の会による単独採決。

大阪府議会議員定数20%削減案。
議員が自分自身の地位を危うくする議案であるが、自公民共ほかの議員が退席の中、維新の会の議員で可決した。

君が代、起立条例
国歌斉唱時に起立すべきは当たり前のこと、維新の会だけで可決した。

11月大阪決戦
11月に橋下知事は、維新の会の公約「大阪都構想」実現に向かって知事をやめる。
本人は、知事選に出るか、市長選に出るか、豊中に引っ込むかは未定との事。
大阪は日本の副首都を目指す、そのために絶対やらなければならないことは大阪都を作り、大阪を昔のように東京より発展させること
が必要だ。
今の日本の政治で必要なのは強烈な指導力、力が必要、力は選挙によってあたえられる。
選挙に勝って大阪府も、大阪市も白紙にする。
ワン大阪には大勝することが必要。
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村長の日記

現在の国政に対して
首相公選制にしないと日本は良くならない、首相を議員が選ぶものだから、首相は自分の地位を安泰にするため支持母体の議員に神経
を使う、公選制にしてダイナミックな国政を推進すべきだ。
とりあえず記憶に残っている、橋下知事の話の内容を書いた。
11 月で大阪の将来が決まりそう。
6 月 30 日(木)
午前
毎日新聞 記者 来庁
ダイトレの記事を読んだ、ぜひ毎日にも手伝わしてほしい、グループを挙げてバックアップする。
イベント・アクション、すべて富田林記者クラブを通じてオープンにするので、ぜひ新聞だけではなしに、TV他 あらゆる媒体を使って
PRを頼む。
午後
振興協会 評議委員会(シティプラザホテル)
振興協会にも公益法人改革の嵐が来た。 本来は理事会だけでいいのに評議員会を設置する必要が出てきた。 先ほど評議員会のあった大阪
コンベンション協会と一緒。
村の法人はのんびりしていて良いのか?
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村長の日記
7 月 1 日(金)
13:00
森林再生協議会
国も、遅ればせながらやっと森林の再生に立ち上がったようだ。
昭和 60 年あたりをピークにして、木材価格が下落し始めて久しい。平成 5 年あたりから林業は成り立たなくなり、山主の収入はなくなっ
た。結果として山の手入れをする森林所有者はなくなり、山が薮化してきた。
杉・ヒノキを植林した山は、植林後 10 年は下草刈り、その後 枝打ち・間伐を繰り返し、100 年生ぐらいになって、木と木の間隔が 20m
以上になると、大径木林となる。 幼齢林では 4~5 年に 1 度、50~60 年生になっても 10 年~20 年に 1 度は間伐の必要がある。
水源を守り自然を守る為、公費を投入して間伐を実施する事業が導入され、年々少しづつ間伐面積が増加している。
3000 ヘクタールある村山林の全体に、間伐が行き渡るのは、いつの事か?
18:00
竹本直一著「日本の未来」出版記念パーティー(リッツカールトン)
「決断と責任を取るのが政治家の役目だ」と本の帯に書いてある。 今の日本では、総理大臣の椅子にしがみつくのが政治家の役目のよう
だ。
リッツカールトンの中に入ると、いかにも高級な感じがする。 ミシュランでパビリオンマーク 5 つのホテルであり、1 つ星のレストラン
を 2 つ持っている。 パビリオンマーク 5 つは『豪華で最高級』という証明。
いつものことだが、先生のパーティは人が集まる。 ぜひ次の衆議院選にも頑張ってほしい。
7 月 2 日(土)
18:00
桜援団 例会(シティプラザホテル)
共済組合から、メタボリックシンドローム研修の為に ベルリン へ行った、近畿共済関係者の会。
昨年 20 名で、昔、森鴎外が学んだというベルリンの シャリテ病院でメタボの講習を受けた。
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村長の日記
「少しお腹が出ているが、貴男はメタボではない」と言ってくれた良い先生がいた。
西宮市 山中市長は、4 月統一選で無事当選。相変わらず元気。
桜援団の団長である 上西修身 君は、今年から 2 年間、人事交流で大和郡山市へ移籍、観光が担当。毎日金魚すくいのトレーニング大忙し、
桜好きが高じてピンクのパンツを着用、元気にホストを務めてくれた。
来年、桜援団例会を和歌山でやることになった。
久しぶりにみんなと会って元気が出た、酒も美味かった。
7 月 4 日(月)
体調不良で滞っていた「村長の日記」も、やっと 6 月の 2 週分まで配布した。
手術のせいで、長時間パソコンの前に座れなかったので遅れた。 すぐ、遅れを取り戻すように、努力をする。
13:30
JA会長以下 幹部 5 人 来庁
資金量が 5 千億円になった。 南河内の金融機関としてすばらしいことだ、検討を祈る。
大阪南JAは、私が村長就任以来、村の出納を担っていただいている。 村の資金需要に対しても、適切に対応していただいている。 これ
からもバックアップをいただきながら、財政運営をやって行く。 よろしくお願いをした。
18:00
森林組合 南河内地区推進協議会(ケアハウス春の家木造老人ホーム会議室)
この木造老人ホームは、林業育成資金(国の補助金)によってできたたてもの。 最近ではめったに見られない、杉材だけで作られた建物。
このような建築が多くなれば、林業も復活する。 癒し系のすばらしい建物だ。
今日集まったのは、井関君 道田君 大橋君 伏井君、後は南河内の大山主の皆さん、林業にすべてをかけた人たちだ。
今は木材市況が元に戻るまで、山の手入れに余念はない。 木材市況の回復、それは村再生の時でもある。
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村長の日記
7 月 5 日(火)
10:00
社会を明るくする運動の集い(くすのきホール)
はじめに、富田林保護司会会長 山本様より法務大臣のメッセージをいただく。
続いて私の挨拶。
皆さんが様々な啓発活動を通じて、非行の無い、明るい社会づくりに励んでいただいた結果、村では大きな問題もなく経過してきた。
大阪府では、ひったくり発生件数日本一を返上し、犯罪や非行件数が減少傾向にあるとは言え、凶悪犯や子供が被害者になる犯罪が増加傾
向である。 地域の関係機関が連携し、安全な地域社会を作るよう啓発に努めることで、犯罪や非行の無い社会づくりに取り組もう。
講演 『地域社会における子育て』 大阪府富田林子ども家庭センター 小山直樹先生。
昔、子育ては親個人だけでなく、親族、地域社会一体としてなされた。 現在は核家族化が進み、親自身の育児スキルが獲得できない。
親の基本的な生活をする力が落ちてきた。
養育の支援者がいない。 地域で子育ての共有が困難。 いろいろな原因があるが、子育ての目標は子供の成長と自立である。
地域社会の寄り添い共有体験 / 行政を核とした地域ネットワーク / 広域・多様な人々による子育て支援 を広げることにより、少しずつで
も虐待を無くす社会を作り上げよう。
13:30
陸上自衛隊信太山駐屯地 第 37 普通科連隊重迫撃砲中隊長 佐藤建一氏 来庁
一人でも多く、国を守る気概のある人にぜひ、自衛隊へ入隊してほしい。
東日本大震災サポートのお礼を申し上げた。
14:00
シティジャーナル 久保氏 来庁
南河内の将来につき、意見を交わした。 村が財政依存体質から抜け出す方法を討論した。
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村長の日記
7 月 6 日(水)
経営戦略会議
・4 次総計、第 2 期実行計画のヒアリング。
24 年以降の計画を、財政政策調整室主導でやる。
・財政収支見通しを作るため、財政負担を伴う課題の事業費抽出。
今年は経常経費率(全支出の内、必ず必要となる経費の率。昨年までは、ほぼ 100%) が、80%台まで下がった。 財政収支見通しを議
会にて出す必要がある。
・大阪版地方分権による、権限移譲。 3 市 2 町 1 村共同処理。
平成 24 年 1 月より、南河内府民センターで集中処理。

街づくり・土地利用規制分野の 25 事務。 福祉分野 8 事務。
平成 24 年 1 月より、河内長野市役所で集中処理。

公害規制等の分野。
・協働事業の提案
職員より少々の提案があったが、一覧表にして 8 月戦略会議で提案。
13:00
時事通信 来庁
6 月 8 日に行われた、関西大学 河田恵明 理事による講演に参加したお礼と、近畿懇談会に対するテーマのリクエスト聴取。
一極集中の解消、地方振興策を集中的に取り上げてほしいとリクエスト。
15:00
約 60 年間放置してあった田を見に行った。 まるでジャングル。 農地は放置すると使えなくなることが、実感として理解できた。
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村長の日記
7 月 7 日(木)
14:00
奈良県庁
奈良県暮らし創造部 景観環境部長 景山清 氏
奈良県地域振興部 南部振興課長 山本尚 氏
2 名と面談。
ダイトレの副会長、御所市 東川市長も同席頂いた。 奈良県の関係職員 10 名ほど、府の職員 2 名が控える中での話。
フリートークとはいかず少々上がる。
府県をはさんでの協力は珍しいケース。 8 月初旬には 10 市町村長が集まって今後の方針を決める。 大阪府は全面的にバックアップする。
人口密集地の真中にある、本格的な登山を楽しめる山を国際的にもPRしたい、ぜひ協力を。
部長の話
奈良県としては非常にいい話。 したがって、県南部の振興課長も同席させた。 私もこの連山が好きでよく歩いている。
知事にも上げて、県としてバックアップさせてもらう。
7 月 8 日(金)
朝
中津原区長 阪辻 氏 来庁
3 年前より要望のあった、中津神社入り口の道路改良の話。
近日中に関係課、および関係者立ち合いで具体的な改良法を検討。
グリーン道路、中津原→鳩野原間改良の件。
平成元年からの懸案、なかなか解決しない。 区長と知恵を使って、中津原及び千早赤阪の為に、いい解決法を検討しよう。
松本昌親 公式ホームページ http://www.matsumoto-masachika.com
村長の日記
7 月 9 日(土) 7 月 10 日(日)
雨の週末という天気予報だったが、実際は非常に天気が良い。
今年だけの特殊事情だとは思うが、家族連れの登山者が多い。 例年ならば、7月は海のシーズン。 家族連れが金剛山に来るのは、くらげ
のシーズン、8月のお盆過ぎ。
何組かの家族連れに聞いてみたら「金剛山は津波がない」。 311の津波映像が、日本人の目と心に焼きついたらしい。
テレビ、およびメディアの影響力を肌で感じた次第。 メディアに正確な情報を提供するのが大事だと思った。
7月11日(月)
久しぶりに何もない週明け。
午前
西野区長 来庁
西野区長提案の、”標高差1000mの登山ルート” は、大阪では金剛山しか取れないコース。
大阪府山岳連盟と話をすると「コースを近いうちにトレースしたうえで、府下各山岳会にも広報し、推奨コースとしたい。」
連日、何十人かが歩き出せば楽しい。
先日、職員が実地調査してくれた。 道はしっかりした良い道はあるが、案内板がないので、初めての人は迷子になる。 まず案内板から。
西野区長、奥田区長の二人は、暑い中 踏査していただいた。
奥田氏の話「水1升は必要。 足はパンパンで、1週間痛みが取れなかった。
」
地域の皆さんからの提案があり、協力も徐々に盛り上がりつつある。 やっと住民協働が歩き始めたようだ。
7 月 12 日(火)
昨日、突然に 武部義一 氏 の訃報が入った。
私にとっては、叔父 光弘の同級生。 父の時代からお付き合いしていた。 嫁とも仲が良く、4 月に会いに来てくれたのに、出かけていて
会えなかったとの事、せめて送らせてもらうと葬儀に参列した。
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村長の日記
河内からは珍しく、近衛連隊に在籍し、皇居の守りについていた話をよく聞いた。
私の記憶では、河内出身で 近衛連隊 に所属していたのは、富田林高校で体育を教えていた沢本先生くらいだ。
90 歳とのこと、仲良しが亡くなって逝くのは寂しい。 あと 20 年もすれば私も仲間に入るのか?
14:30
府、町つくり部の皆さん来庁
分校跡地利用のアドバイスをいただく。
人口が年々100 人も減る。 日用品、食料品を売る店が次々閉店する。 現在、東阪 1 店、小吹台 2 店のみ。
高齢化により放棄農地が増える中で、どうして開発を規制するのか理解に苦しむ。
村が少しでも衰退しないように、開発の要望があればタイムリーな許認可を行うよう、お願いした。
16:30
口腔衛生評議員会(大阪府歯科医師会館)
例年行う、サンスター(株) 他、業者、行政関係、歯科医師の皆さんの会議。
8020運動(はちまるにまる うんどう)、80歳で20本 自分の歯を残して健康に過ごす為、毎日歯を磨こう。
7月13日(水)
読売新聞 13日付け朝刊
日本史を歩く「建武の新政」先駆け と題して千早城址の記事が載った。
(以下、記事抜粋)
大阪府と奈良県の境に位置する金剛山(1125m)。
大阪側登山口から、約600段もの急な石段を登りきると、眼前に平らな場所が現れた。楠正成が1332年に築いた千早城の跡だ。
隔絶した静けさが、別世界にいるように感じさせる。
正成は1000人足らずの兵で籠城し、藁人形に甲冑を着せて立てるといった奇策で、鎌倉幕府の大軍と100日間も戦い続けたという。
無論、三方を深い谷に囲まれた天然の要塞を、巧みに利用したのだろう。
その間に、後醍醐天皇は配流先の隠岐から脱出。足利尊氏や新田義貞らが蜂起し幕府の滅亡へつながっていく。
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村長の日記
この山城が「建武の新政」の先駆けとなったのだ。
本丸跡には、正成を祭る千早神社が建つ。常駐の神職はおらず、近年は神事を年数回行うだけにすたれていたが、5年前千早城が日本10
0名城に選ばれてから、歴史ファンの来訪も増えてきた。それを受けて地元では、新たなお守りのステッカーを作るなど、復興に取り組ん
でいる。
「楠公さんが歴史を変えた場所ゆったり充電してほしい」と氏子の仲谷正輝さん(65)。
正成ゆかりのパワースポットとして、広くPRしていく考えだ。
金剛登山口バス停から徒歩約20分。
(記事抜粋、終わり)
楠公さんの歴史スポットはたくさんある。
千早城はその中で100日間幕府軍をくぎ付けにして、日本の歴史を変えた楠公さん、最大のパワースポットとして認識された。
7月14日(木)
平成23年度大阪府町村長会 第2回総会(シティプラザホテル)
・平成24年度大阪府施策、予算への要望
・平成24年度人権施策、予算要望
・節電への取り組み、LED防犯灯普及促進
・平成22年度町村長会、会務報告
・平成22年度歳入歳出決算
・新たな被災地支援(修学旅行関係)
・大阪における統合型リゾート(IR)に関する基本的な考え方
・がん対策事業
・都市計画道路の見直し
・中学校給食

新たな被災地支援
過日橋下知事が東北訪問時「大阪への修学旅行を支援する」と表明した。 町村長会でも全面的に知事に協力する。

大阪、統合型リゾートの基本的考え方
シンガポールではすでに、カジノを含む巨大リゾートが2か所完成、運営されている。大都市の再生は、日本再生への切り札である。
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村長の日記
内外からの集客の強化は、成長のための源泉、大きな柱。 世界の諸都市間競争で勝ち残るには、世界最高水準のエンタテイメント機
能創設が必要。 地域活性化には、地域自らが稼ぐ視点が必要。
関空のアクセス、京都、奈良、5つの世界遺産、神戸のファッション、それにカジノが加われば関西経済の起爆剤になる。

がん対策事業
がんは大阪府民の死亡原因第1位。 23年4月1日「大阪府がん対策推進条例」が施行された。
がん対策の3本柱である(予防)(早期発見)(医療の充実)をベースに、府民のがん検診、受診を促進する体制つくりを推進。
がんは早期発見することで、「恐れる病気」ではない。

中学校給食導入促進事業
大阪府は中学校給食実施率が全国1低い。 学力体力のもとになる「食」の充実で子供の教育条件を整えるために、中学校給食を府内
に広げる。
府は市町村の財政負担軽減の支援を時限を設けて行う。 補助期間は、平成23年度~27年度、5年間。
補助額:
定率補助金
(施設整備-国交付金)×1/2
定額補助金
全員喫食1000万円、選択制300万円(生徒数300人未満は200万円)
府補助金額
定率補助金+定額補助金(1億500万円まで)
7月15日(金)
枝打ち 草刈り(千早トンネル)
動かさないと体がなまる。 今日は役所の現業職員2人とともに、千早トンネル出口見通し改良の為、枝打ちと草刈りを行った。
明日から、多門尚学館で技業展がはじまる。 2~3年前から、視界が悪いと気になっていた。
トンネル出口はカーブの三叉路になっていて、通り抜ける車同士がよく見えない状態になっていた。 いつかは大事故になるかもしれない。
トンネル開通当時は視界が良かった、開通以来 約40年ほどになる。 桜の木が大きく育ち、雑木が成長し、蔓が木に巻き付いてカーブの
先が見えなくなった。
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村長の日記
私も、毎日千早から東阪に向かって走るが、東阪から小深に向かう車に出合い頭、急ブレーキを踏んだことが何回か。
路面より上に出ている雑木はすべて倒し、桜とねむの木は残した。 道路に張り出した桜の枝と、天狗の巣がある枝は落とした。 とりあえ
ず蔓を落とせるだけ落とした結果、かなりの視界を得ることができた。 10年ぐらいは大丈夫だろう。
さすが現業職員、手順の良い作業に追い回された3時間だった。
暇なときは、ぜひ彼らとともに汗を流したい。
7月16日、17日、18日(土・日・月 三連休)
16日、17日
技業展(千早尚学館)
浪速中学・高等学校、木村理事長の好意により、多門尚学館 体育館 を中心に開催し、今年で 6 回目になる。
普段は趣味・ライフワークとして取り組んでいる作品の、展示販売を目的としたイベント。 木彫り、皮革製品、風ラン、石の彫刻、手作
りブラウス、その他いろいろな作品があり、30~40の店舗が並んでいる。 食も充実しており、そば、おかゆ、喫茶もある。
村は名義使用、府の後援名義使用をお手伝いしただけ。 住民皆さんの盛り上がりで発展してきた。 私たちが普段使っている住民協働では
なく、住民の盛り上がりだけで出来たイベント。
奥深い千早の地に、2000人以上の客を集めた。 この盛り上がりを、村の元気アップに繋げてほしい。
18日 朝
「なでしこジャパン」が女子サッカー、ワールドカップで世界一になった。涙が出た。
サッカーはヨーロッパで人気のあるスポーツ。 90分もの時間を使って、相手の弱点を探り続け、一瞬の隙を見つけて得点する。
しぶとく、したたかなヨーロッパ人の性格にうってつけのスポーツ。
まず日本は、女性から国際化が始まった。
私たちも地方行政、国も含めて、ヨーロッパ流のしたたかなグローバル化に対応した行政運営が求められる。
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村長の日記
7月19日(火)
午前
大阪芸術大学名誉教授 奥保 多聞 氏 来庁
芸大に馬術部を作りたい。 馬場馬術トレーニング用の場所、ホースセラピーに使える土地はないか? との事。
村には耕作放棄地が多いが、70m×80m の広さを確保できる土地はなかなか無さそうだ。
奥保氏の案内で大阪芸大を訪問、芸大を訪問するのは初めて。
入り口の芸大坂を上るとエントランス広場。6千人の生徒を擁し、西日本の総合芸術大学としては最大規模の有名校。 事務長の工藤先生と
話をした。
地元 河南町は言うに及ばず、富田林 他、多くの自治体が芸大の協力を得て、街おこし、街創り、都市計画、行政と大学コラボレーションを
行っている。
村も、何か問題・お困りのことがあれば相談ください、私たち生徒の教育の場として、いつでも、どんな話でも地域の皆さんとともに協力し
たい。
午後
定例区長会
・有害鳥獣対策(イノシシ駆除)
電気柵など、追加対策の説明。 イノシシ駆除用に、檻を地区に配布する。
捕獲に必要な狩猟免許取得費用補助の説明。 イノシシ捕獲に必要な罠免許については、地域振興課に問い合わせください。
・各区長さんに配備している移動系防災無線(トランシーバー)の点検と訓練の説明。
・自主防災活動の情報交換。
・各地区の盆踊り予定
中津原:8月6日 / 森屋:10日 / 小吹:13日 / 千早:14日 / 東阪:15日 / 小吹台:20日
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村長の日記
7 月 20 日(水)
(株)モンベル内見会(モンベル本社ビル)
区長会会長 西野 氏、日本山岳ガイド協会会員 辰巳 氏、とともに訪問。
非常に素晴らしい、面白い商品群が並んでいる。社員は若くて、まさに育ち盛りの会社との感が強い。
広報部長の景山さん以下、3 名の広報メンバーと話を始めた。 会長兼CEOの辰野氏にも、話に加わって頂いた。
辰野 CEO「金剛山は私の山生活で、始めに出合った山。何十回となく登っており、ロケーションも良い。大阪府民の山だけではなしに、
近畿の山・日本の山としてPRもし、開発もし、来山者には十二分に満足してお金を落としてもらえる山にすべきだ。」
ダイヤモンドトレール(ダイトレ)を10市町村長が集まって開発するにあたり、金剛山の活性化が不可欠。金剛山をモデルチェンジして
人が集まる山とすることで、ダイトレ全体が繁栄する。
「私たちも全面協力するから、村はぜひすばらしい金剛山を作りなさい。
」と、辰野 CEO の協力も取り付けた。
現在のように、周囲から村おこしの手伝いをしようと人気の集まった時は無い。 このチャンスはつかむべし。
7月21日(木)
朝
痔の治療に病院へ
本格的な手術の後、2回目の手直し。 1回目の手直しでかなり楽になった。 普通にトイレに行けることがこれほど精神的に楽なことだと
は思わなかった。今日の手直しで、また格段に楽になるそうだ。
ほぼ1時間で終わる。 まだまだ違和感はある。今までとは変わらないようだが、明日からはぐっと楽になるそうだ。
午後
農業委員会 農業委員会選挙後の役員選出会議
7月11日に農業委員会委員選出選挙があり、新しい農業委員が12名選出された。 議会選出委員、JA選出委員、農業共済組合選出議
員各1名を加えて、総勢15名。
挨拶で「農家の就農者年齢は高くなり、若い就農者はなくなった。 業として成り立たない農業を再興する方法はないか、皆さんの知恵を
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村長の日記
お借りしたい。」とお願いした。
会長に谷口氏、副会長に木ノ本氏を選出して、第1回農業委員会は終わり。
7月22日(金)
12時より
友達の葬儀
一緒に玉山(台湾、旧称 新高山(にいたかやま)、3952m)、キナバル(マレーシア、ボルネオ島、4095m)に登った仲間。 私より3歳年上。
同年輩の葬儀はこたえる。
夜
代議士と会食
北新地の親友の店。 今、不況不況と言われている北新地だが、友人の店はほぼ満席。 新地としては価格設定が安いせいもあるが、努力し
て商売をやっているのがわかる。
帰りに乗ったタクシードライバーの話では「私は53年タクシードライバーをやっている。 昭和50年代は非常に景気がよく、10時過
ぎに新地で客待ちをしている車はなかった。 和歌山 京都など遠距離の客の場合、帰りの客があるか、客が帰りの運賃を保証してくれない
ときは断ったことがままあった。 しかし、今では5000円超は2分の1しかもらえないが、千早赤阪村へ行けと言われたら天にも昇る
心地がする。
」
7月23日 (土)
50年来の親友の母親の葬儀
大正6年生まれ、94歳。
非常に元気な人だった。 朝ごはんの最中にパンをのどに詰め、救急車が来た時には既にダメだったそうだ。
私も母がいる、同年輩。 女性の平均寿命は伸びたが、100歳を超える人はほとんどいない。
ドクターは「お母さんは100歳まで生きるよ」とおっしゃるが、元気でなにより。
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村長の日記
7月24日(日)
葬儀(あんらく)
葬儀に参列
お見舞い
20年以上前から、世界の No.1 の付く山へ、一緒に登りに行った友人。 「お前が行くなら、どこでもついてゆく」と言って、ほぼ20
回の山行すべてに同行してくれた。特別室へ入院との事で行ってみたが、外泊で留守。 大したことはないらしい。
7月25日(月)
本来なら今朝、イージス艦「こんごう」が大阪南港へ入港のはずだった。
本来任務である、日本タンカーの、シーレーン点検に出かけたらしい。 近いうちに東南アジアが平和であれば、大阪へ来るだろう。
朝
大阪狭山市へ
消防広域化、学校給食、再任用、行政投資につき、大阪狭山のやり方を教えてもらう。
アプローチ、行政手法が村と随分違う、河内では1番進んでいる町と言われている。
新しい手法を取り入れるのに手馴れていると感じる。どのように事務方へ伝えるか、頭をひねるところだ。
1時間早く退庁し、母のいる特養へ
土曜日に葬儀のあった親友の母親と同じ94歳、まだまだ元気だ。
7月26日(火)
朝
千早墓地前にある溝だが、脱輪事故の多い溝である為、グレーチングのセットを むらづくりグループ へ頼んだ。
午前中にセット完了。早いのは気持ちがいい。
千早~東阪間 府道 の草刈りは、富田林土木の手で着々と進んでいる。 まず上り車線から、沿道の草を刈ってもらうと見通しが格段に上
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村長の日記
がり、走りやすい。 連続で下り車線もやってくれるらしい。
よく観光バスのドライバーに指摘される、
「観光地なら木の枝がバスに触れないように処置してくれ。」土木と相談しながら枝落しをしよう。
今日は午前中から来客が多い。
村有地売却、村の開発案件、なかなかうまく行かない。 完全にできたのは、水分の圃場整備だけ。
大森地区へしっかりしたクライアントを探すこと。
森屋西部地区は、地域住民の合意を得ながら早く進めたい。
やりたい事は沢山あるが、種々の障害で物事が前に進まない。 切ない毎日が続く。
7月27日(水)
午後6時より
今年採用した新入職員との飲み会
焼肉屋に集合。 乾杯の後、肉を焼きにかかる。 新入職員5名、私、副村長、秘書課長、課長代理、全部で9人。
まずビールから始まって、私は酒、あとの諸君はビールオンリー。
残念なのは、新入職員に村の住人が居ない事。 しかし、30倍の難関を通過してきただけあって、非常にしっかりしている。
いま、日本の政治はものすごい勢いで変化している。 少しの足踏みが、取り返しのつかない遅れとなる。
この5人は、数年後 村のイノベーションのリーダーとなるだろう。 食いっぷりと言い、飲みっぷりと言い桁はずれ。
若い諸君はこうでなくっちゃ。
7月28日(木)
13:30 より
国保連合会 総会
理事会、一般会計、特別会計
保険加入者から集めた保険料が都道府県の国保連合会へ集まり、国の連合会へ集まる。 国の補助金、財政資金が投入されたのち、各都道
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村長の日記
府県の連合会へ再配分され、各医療機関の請求により最終的に医療現場に配分される。 その額ほぼ2兆円。 いかに医療費が必要かがわか
る。
高齢化が原因と思われるが、年々2~3パーセントずつ医療費がアップしている。
7月29日(金)
12時より
葬儀(あんらく)
14:00~
富田林保健所 運営協議会
本会は、運営協議会会長、河内長野市 柴田市長。 富田林、大阪狭山、河南、太子、千早赤阪 各首長。 関係府議会議員4名。 運営委員
及び保健所の事務方で、年1回開会される。
会長、保健所長あいさつの後、平成22年度1年間の保健所運営報告を受ける。
私が特に気になったのは、昨年 富田林保健所管内の福祉施設で起こった結核の集団感染です。
結核になった本人は、まさか結核とは思わず「風邪で咳が出るのだろう、たんが出るのは風邪のせい」と安易に考えていたようだ。
いつまで経っても咳や痰がおさまらない。 周囲の人にもうつったらしく咳や痰がでる状況になり、病院で検査したところ、結核の集団感
染だった。
日本は世界でも 1、2 の衛生観念の発達した国だ。 ほとんどの人が毎日風呂へ入る。 トイレもほとんど水洗化されてきた。
大震災の被災地でも入浴が問題になる国だ。
結核の集団感染は「ない」と思ったことが起こった。
天災は忘れたころにやってくる。 安全、安心は私たちの心のすきを突いてくる。
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村長の日記
7月30(土)
特記事項なし。
7月31日(日)
千早地区の川掃除
川掃除となっているが、川だけでなく、村の共同墓地、多門尚学館の掃除もする。
私が物心ついた時からある。 おそらく、昔からあった行事だろう。
朝7時から、1戸に1人が出て、地区内を流れる川、墓地、多門尚学館の草刈りと掃除をする。
掃除が終った後、地区内の里道整備。1日で地区内が綺麗になる。
住民協働と言うよりも、まさに住民主導。 自分のことは自分でやる昔のコミュニティそのままだ。
これからもずっと続けてほしい。
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村長の日記
8月1日(月)
暑い暑いと言っている間に8月になった。
今日はPLの花火大会。 午後3時を過ぎると、富田林市内で通行止になるところが多い。
朝
朝イチに、痔の治療の為ドクター訪問。 かなり順調、快方に向かっているらしい。
「まだ完治しませんか?」
「そのうちよくなるよ、2週間したらまた来て下さい。」
役所への帰り、羽曳野 IC 出口付近に信じられないほど車が並んでいる。 事故か? よくよく考えると、PLの花火と納得。 出口まで1キ
ロは並んでいた。 太子 IC 回りで帰る。 出口でETCが使えない、200円払って出るが非常に不便。
午後
府民センター 梅村室長、薬師寺主査 来庁
ダイヤモンドトレール活性化実行委員会(8月4日)の打ち合わせ。
奈良県が実行委員会に加盟していただくので、規約改正、今後の方向性、ガイドブックの作製、実行委員会メンバーによる、現地調査 等
について。 報告事項として、広域連携による鳥獣被害対策。 以上で終わりとする。
実行委員会の後で、葛城市長から提案があった飲み会を、まつまさで開くことになった。
3時を過ぎるころから車の流れも途絶え開店休業。
終業後帰宅途中、PL花火の見えるところには、たくさんの車が止まっていた。
8月2日(火)
朝
おとんとおかんの原発イラン宣言 給食署名実行部代表 来庁
学校給食の安全に対する質問状。
汚染食品による内部被曝から子供たちを守る要望書。 を頂いた。
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村長の日記
質問の趣旨は
被災地の汚染された食品に対する救済と、学校給食の安全確保は別個の問題として扱うべきである。
理由の如何を問わず、未来を担う子供たちを被ばくから守る。 私たち親は、子どもを守る最大限の努力をする。 行政の思いも同じだと思
う。
被害が出てから対処するより、最小限に食い止める努力をすることが、経済的、精神的にもマイナス面は少ない。
住民と行政が一体となり、大阪の子供を守りましょう。
質問は専門的な部分が多く、少し時間を掛けるが、出来る限り早く、回答ができた時点でアップする。
要望事項
・学校給食食材の、産地情報全公開。
・食品の放射線量計測器を設置、測定数値情報を公開。
・放射能検出の情報公開と、基準以下でも食品の破棄、仕入れ先業者の利用禁止。
村としてはトレーサビリティの可能な範囲で安全確保を行っている。
子供のことでもあり、出来るだけ期待に添いたい。
午後
南阪奈道路整備促進期成同盟 総会(羽曳野市役所)
竹内トンネルを含む 4 車線化を 府・NEXCO西日本 に強く要請した。
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村長の日記
8月3日(水)
朝
暑さ本番。 お盆が近くなるに従い、少しずつ仕事が少なくなるかと思っていたら、
朝、区長さんより電話があり「村道の草が茂っている、大至急草刈りを!」との要望在り。 村造りグループに至急対応を頼む。
昼に草刈り完了。 区長よりお礼の電話あり、採れたてのまっかをもらう。
10時
府民文化部よりTELあり、咲洲庁舎へ
今まで府庁周辺の貸しビルに入っていた各部署が、咲洲庁舎に移転してきている。
府民文化部も咲洲庁舎にあり、観光推進部門が強力。千早赤阪観光開発のバックアップをお願いし、いい感触を得た。
45階でトイレに入ったところ、見晴らし最高のところにあり、海へ向かって放尿している気分。
仕事の後、55階の展望台(¥500)へ上ってみた。
スタートから景色丸見えのエレベーター(1階からの展望台専用エレベーター)で上がる。速い。少し気分が悪い。
今日は最高の天気。 関空、淡路、明石大橋、六甲、二上、葛城、金剛、岩湧、槇尾、すべて見える。
外人、特に 韓国、中国の人が多い。 窓に「あれが金剛山」と書いてもらうと、韓国の人は「あれはクムガンサンか、ぜひ登ろう!」とな
る事間違いなし。
8 月 4 日(木)
10:30
全員協議会
3 市 2 町 1 村の大阪府事業権限移譲を受ける共同処理の報告。
平成 21 年 3 月、大阪発地方分権改革ビジョン発表
平成 21 年 7 月 102 の委譲候補事務を府が提示。
府から提示のあった、102 の委譲事務を各市町村で協議したところ、共同処理をする事業がほぼ決定した。
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村長の日記
9 月議会に提出し、24 年 1 月からスタートの予定。
14:30
金剛山系対策協議会
例年通り。 事業報告、会計報告、事業予定、予算を審議して、すぐ終わった。
16:30
ダイヤモンドトレール活性化実行委員会(まつまさ)
5 月 14 日にサミットを開催し、2 回目の首長会。
これからの開発手順の大綱を決定し、活性化を推進する会合。
・7 月 7 日奈良県を訪問し、奈良県が本実行委員会に参加して頂くことになったので、規約の改正。
・活性化実行委員会、今後の方針。

ガイドブックの作製

実行委員会メンバーによる現地調査

葛城市より提案のあった(広域連携による鳥獣被害対策)
幹事会による調整の上、着実に前進することですべて合意。
5 時~
懇親会
今までは、府県を超えて首長が同じ目的を持ち、協議を重ねることは、あまり無かった。
金剛山の活性化 1 つに絞っても、ぜひ全国的なレアケースとして成功させたい。
次は 10 月中に、河内長野市、橋本市、五條市の幹事で、行者杉を中心として現地調査をすることになった。
8月5日(金)
朝
久しくなかった 入札金入れ
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村長の日記
下水
水分南の舗装やり直し。
教育委員会
通学バス、耐震設計、中学校のエアコン。
中学校のエアコンはできるだけ早く設置するように要請した。
中学校給食実施、問題点を整理
出来るだけ早く、長期にわたり安定的に良い給食が実施できる方策を作るように、教育委員会に要請した。
8月6日(土)
朝
消防車配備式(役所)
本年度予算で、老朽化が目立ってきた可搬式消防ポンプ積載車3台を更新できた。 東日本大震災の影響もあり、納入が非常に遅れたもの
の、やっと配備することができた。 配備先は第3分団、第6分団、第7分団。 計画的に来年も配備してゆく。
今日は日照りが強く、非常に暑かった。
夜
盆踊りが始まる
今日は中津原、水分神社。 夕方、雨が降り心配だったが、7時過ぎから盆踊り日和。 お湿りがあったので、ほこりが立たない。
府議会議員、代議士先生の盆踊りめぐりが始まる、ご苦労さんです。
嫁の姉夫婦 来阪
神奈川県に住んでいる、嫁の姉夫婦が来阪、我が家にしばらく滞在する。
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村長の日記
8月7日(日)
今日は7日盆。 友達、親戚の初盆参り。 何十年来の友達が、位牌になって立っているのはさみしい。
今日は、北川イッセイ先生のセミナーがあった「日本のエネルギーを考える」 大藪秘書に資料を送ってもらうように頼んだ。
8月8日(月)
9:30
6月の月例監査 及び 22年の決算監査
笠松、徳丸 両監査委員の監査を受ける。 元銀行員である笠松氏の指摘は厳しい。 民間の決算に対する考え方と、行政のやり方にはかな
りかけ離れた面はあるが、数字が合わなければいけないのは両方とも同じ。1円の違いも見逃さない。
行政の決算も、複式簿記に変えてバランスシートを作り、減価償却を取り入れる時代が来たと思う。
平成22年度決算は 国・府 の方針により、地方交付税、特別交付税、府の振興補助 の効果でかなり良い方へシフトしている。
今年も地方交付税などは、既に大震災以前に決定しており、少し良い状態が続くと思われる。
しかし、年度末の決まる特別交付税は、減額は確実との内示があった。しかも、24年度に至っては皆目わからない。
まず政権が確立し、政府のリーダーシップで国の方針が出て、地方がどのような待遇を受けるか解析した上で、村の将来を占いたい。
今回の決算内容については、9月議会で審査を受けてから、村長の日記にアップしよう。
夕方
千早赤阪村同窓会(たこ吉、堺)
三枝元副村長、秦前副村長、松山現副村長、合併でお世話になった、伊藤君、阪辻君 他が集まり、村の将来について話し合った。
村が元気になったのは皆さんの力に負うところが大きい。 うまい料理を食べて、うまい酒を飲んで、いい話を聞いたひとときだった。
さすが次期大阪府のリーダーとなる皆さん、過去の泣き言はなく、前向きの話ばっかりだ。
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村長の日記
8月9日(火)
朝
共済組合の皆さん 来庁
シティプラザホテル前角地買収の件。 1 平米に付き、ほぼ80万円の話。 村の地価と比較すらできない。 村にも平米20万円ぐらいの
土地があってもいいのに。
13:30
南河内環境事業組合理事会
8月23日に行われる組合会の議題を決める会。
今回は珍しく河内長野にある第二清掃工場で開かれた。
二年前、富田林の施設で、既に新聞で報道済みだが、つり銭着服事件があった。
もみ消し状態だったが今年判明し、本人及び事務方をきっちり処分した旨報告があった。
16時
第3回南河内消防広域化協議会
平成25年4月1日に、3市2町1村の広域消防が発足する予定だったが、「南河内消防広域化協議会については、広域化に向けた課題の
整理に時間がかかっている中で、大阪消防庁構想が浮上し、その動向に注視する必要がある事から、当分の間休止する。
」との声明を発表
し、休止することになった。
8月10日(水)
姉夫婦 帰宅
8月6日より、嫁の姉夫婦が避暑で我が家に滞在していた。 帰宅するので新大阪まで見送った。
自宅は湘南の藤沢にあるのだが、千早の涼しさに惚れて例年やってくる。 「非常に涼しい」「冷房のないのが良い」
「夜は寒い」が千早へ
来てからの口癖だった。
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村長の日記
夜8時過ぎ
「家に帰ったが暑くて死にそう、千早が恋しい」と電話があった。
村再生のヒントがこの辺にありそうな気がする。
今日は森屋地区の盆踊り大会。 急用のため区長に断わり、失礼する。
8月11日(木)
14時の流域下水道会議に出席するため、他の所要もあり、10時30分に役所を出た。 天王寺に12時前に着く予定だったが、外環、
阪神高速が混雑し、府庁まで 2 時間以上かかった。
14:00
大和川下流流域下水道協議会
大和川下流流域下水道協議会の22年決算を見ると、千早赤阪村は平成22年度で、
今池水未来センター分 3万円、大井水未来センター分 230万円、狭山処理区 1万円、維持管理費が縮減されている。
大和川流域下水道が大阪府流域下水道に統一されることにより、経営効率が上がり、維持管理コストが下がり、安定した下水道運営ができ
るとなっている。
現在は、市町村負担2分の1、大阪府2分の1となっている高度処理事務費の繰り出し率を、
平成 24 年度より、市町村負担4分の3、大阪府4分の1に変更する。
市町村の財政に影響を与えないように、激変緩和措置を導入する。 我々構成員にとって、負担増は必ず財政に悪影響を及ぼす。
持続可能な流域下水道事業を運営する上で、
・維持管理コストの更なる削減。
・今後増大する改築更新事業のコスト削減、標準化。
・経営状況、会計の明確化。経営の安定化。
が必要。
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村長の日記
8月12日(金)
朝
富田林警察署 地域課長 小林警部来庁
9月 1 日(木) 安全安心ふれあい村民大会 をくすのきホールで開催。
14時より
防犯教室
14時20分
交通安全教室
14時30分
警察音楽隊コンサート
15時30分より
ナンバープレート盗難防止ねじ販売
盛り沢山のメニューをこなしていただく。 1人でも多くも住民参加を望む。
今日は非常に天気がいい。 暑い。 お盆の始まりらしく、今朝の高速道路は空いていた。
村の盆踊りはあと4か所、連日の猛暑で少しバテ気味。
やはり夏は千早が良い、冬は涼しすぎるが。
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村長の日記
8月13日(土)
お盆は本番、夏本番、暑さも本番。
千早から10分も下ると暑い。
千早にいるとアブが積極的に血を吸いに集まってくる。 しかしシーズン初めと違い反応速度が遅く、捕まえやすい。
蚊も集団で襲ってくるが鈍くなり、手でつぶすのは簡単。
小吹地区 盆踊り大会
いつものことだが、小吹地区の盆踊りは子供が多い。 出産年齢のお母さんが多く、地区に元気があるしるし。
アローズを中心として、元気な地域つくりに精を出している。 小吹のチカラ強さを感じた。
8月14日(日)
今日もいい天気、暑い1日が続く。
7月の下旬まで多かった登山客が先週の週末から少し減って、例年通り。 あまりに暑いので、海に向かって人が流れているらしい。
千早地区 盆踊り
千早の盆踊りは例年通りの本日14日。 夕飯を食べて盆踊りに行こうと思っていたところ「早く来い、代議士先生が来てる」
。
すぐに駆けつけると大谷先生がいた。「今日はあと4か所だ、今日は楽です」と言って帰って行った。
来賓としてきてくれた、東阪・小吹 の区長と話をする。
盆踊り終了後、豪華賞品の福引き会。 抽選役を引き受けて、箱の中からくじを引く。 順調に当選も決まり、今年も終わった。
地区の人に、もっと踊ってもらえる仕組みがほしい。
8月15日(月)
午後
関西電力羽曳野営業所長 空閑氏 来庁
堺港発電所2号機(定格出力40万 Kw) が、13日10時38分に自動運転停止となった。
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村長の日記
設備の冷却を待ち15日13時50分ごろ内部を目視点検したところ、ガスタービンの羽根の1部に損傷が見られた。
堺港発電所2号機は損傷したガスタービンをメーカーに搬入、点検、原因究明を行ったうえ補修作業をする。
運転再開まで数か月以上かかる見込み。
堺港発電所は5号機まであり、総出力200万 Kw、発電効率では世界有数の発電所です。
電気を少し節約しましょう。
福島原発の事故以来、所長の来庁は5回目。 関電がいかにナイーブになっているかがわかる。
夜
東阪 盆踊り
ここは踊り子(おじさん、おばさん、娘さん、兄ちゃんを含む)、ギャラリー、けた外れに多い。
音頭取りの皆さんも、なかなかアップテンポ。 汗と元気が入り混じった盆踊り。
大谷代議士 他、来賓も多い。 来年も元気の良い盆踊りを続けてほしい。
8月16日(火)
出勤途中に昨夜盆踊りのあった東阪駐在所の向い広場を見ると、全て綺麗に片付けてあった。かなり時間が掛かったと思うがさすが。
後で東阪の住人に聞いたところ、盆踊りが終わってすぐに太鼓をなおし、約1時間ほどの慰労会。
翌朝6時から後片付け、8時過ぎにはすべて終っていた。 人集めも上手だが、後片付けもうまい。
給食レク
教育委員会から、中学校給食のレクを受ける。 やると決まれば1日も早くやろう、これは橋下知事との約束だ。
夜
人事財政課 人事財政グループ 食事会
近くの中華料理店で、私・副村長 共で9人。 財政規律を守りながら、いい村を作ろう。
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村長の日記
8月17日(水)
朝4時30分に目が覚める。
多分3週間ぶりの金剛登山。 治療の間、下腹についた脂肪が重い。 今朝は風がなく暑さが身に染みる。
のろし台(5合目)まで45分もかかった。 シャツはずくずく、手ぬぐいは絞ると汗が滴り落ちる。
7合目を過ぎると早朝組が降りてくる。 皆さん声を掛けてくれるが、返事をするのが大儀。
とぼとぼと登り、やっと頂上に着いた。 1時間30分も掛かった。
気温19℃、シャツは水をかぶったような状態で、5分もすると寒くなってきた。
すぐ下山。 下りは快調、足がお腹を余裕で支えられるスピード。
二剛会の諸君が、楠正成首塚の上で階段を作っている。 最近は業者より出来上がりが良い。
今日は、19日の臨時議会、議会運営委員会の検討。メインは中学校へエアコンをつける予算審議。
お盆にもかかわらず議員の協力で、新学期から中学校は涼しい中で授業をできる。 成績のいい子供ができるだろう。
8月18日(木)
お盆の影響か本日は来客が少ない。 明日の議会の調整を済まして、早く帰る。
昨日の金剛登山の後遺症で、足が少し張って痛い。 1番の治療法は金剛登山だ、
16時30分から登山開始。 痛い足を引きずりながら歩き始めると体が温まり、息がはずむころには調子が出てきた。
これで後遺症とはおさらばだ。
18時前から下山。 前を歩いていた人と話すと、岩手県大槌町の東梅副町長の名前が出た。
全清連(全国清掃事業連合会)災害救助隊 第2陣隊長 大前氏であった(大阪府清掃事業組合 組合長 大前清彦氏)。
大槌町へ被災地支援活動に行った話を聞いた。
隊長の東日本被災地支援活動報告から引用させていただく。
自衛隊や土建業者はユンボを使い、ダンプに乗せて走る。 機械的な動きで、家庭ごみ運び出しは住民任せ。
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村長の日記
全清連の場合は収集運搬、つまり積み込み運搬のプロ集団。 ユンボに頼りきることなく、人海戦術による手積行動で被災住民自らやるべ
き、本当に困難な作業をお手伝いした。
東梅副町長の言葉
全清連が片付けてくれたところに私の家があった。 あれだけのごみがすぐ撤去された、その機動力には驚きました。
地元住民の感謝の言葉
汗水流して築き上げたものを、一瞬にしてすべて失ってしまった。 茫然自失していたところ全清連の皆さんが来てくれて、地元の人々も
「つわものたちが来てくれた」と喜んだ。
たくさんの勇気をもらえたとともに、将来に向かって、
「負けてたまるか」という思いが込み上げてきた。
8月19日(金)
9:30
平成23年 第 2 回千早赤阪村議会 臨時会
会議録署名議員の氏名、会期の決定の後、会議に入る。
第 39 号議案
固定資産評価審査委員会委員の選任
東條裕樹氏の選任、全会一致で選任
前任者、岡本善三委員長が平成 23 年 7 月 5 日付けで村農業委員会委員に立候補につき、
固定資産評価審査委員会委員を失職のため。
任期:前任者の残任期間、平成 23 年 12 月 25 日まで
題 40 号議案
大阪府安心こども基金 特別対策事業補助金を活用し、中学校の教室へ空調機設置事業で、700 万円以上の財産取得につき、議会の同意を求
める。
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村長の日記
全会一致で同意。
村立 小・中学校に設置する空調機の購入、
赤阪小学校図書室、千早小吹台小学校図書室、村立中学校普通教室×6、村立中学校特別活動室、
村立中学校特別支援教室、村立中学校図書室、以上 11 教室。
議会の協力を得て、新学期には使用できるよう臨時議会を開き、同意をいただいた。
議会終了後
南河内消防広域化の報告
南河内消防広域化は、先日議員の皆さんに連絡しましたが、消防力の充実強化をめざし、2 月 25 日、富田林市、河内長野市、大阪狭山市、
河南町、太子町、千早赤阪村の 3 市 2 町 1 村により南河内消防広域化協議会を設置。
3 回の協議会の他、幹事会、専門部会等を開催、消防の広域化へ向けて協議を進めてきた。
もろもろの課題整理に時間がかかっている中で、大阪消防庁構想が浮上。 動向を見守る必要があり、当分の間協議会を休止する。
8 月 20 日(土)
昨日からの雨により涼しい。
直射日光がないので過ごしやすい 1 日。 今日は公務はないが、夜日程がダブっている。
19 時
富田林JC上期総会
私と同期のメンバーは引退したり、亡くなったりで誰もいない。 しかし、若い諸君は元気に「明るい豊かな社会を築き上げよう」と張り
切っている。 地域の将来は、彼らに期待しよう。
小吹台の盆踊り
運動場に舞台を設置し、音頭を取る。 少し変則的だがなかなかかっこいい盆踊り。
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村長の日記
参加者が多く、皆さん楽しそうに踊っている。
村の 3 分の 1 の戸数がある地区だからあたりまえだが、この活気を日常に持ってくる方法を模索したい。
8 月 21 日(日)
9時
南河内消防大会(羽曳野市 石川河川敷)
消防大会は、例年暑いと決まっていた。 今年は雨の心配はあったが、涼しい大会となった。
河内長野市が消防自動車で、藤井寺市が可搬式ポンプ操法で、南河内代表。
両市とも大変な練習を積んでいるらしく、非常に練度が高い。 大阪大会では南河内は優勝に絡むだろう。
羽曳野市女性消防団の規律訓練はかっこよかった。
14時
佐渡へ
佐渡に、金剛山(962m)がある。
全国にいくつかある金剛山の間で金剛山サミットができないか? と考えていた。
予定では 21 日夜出発、22 日 朝 直江津港からフェリーで佐渡へ。
しかし、子供から「ええ年をして夜中走るな。 はよ出て向こうで泊まれ。 宿はここ」と言われ、14 時千早出発。
夜
20 時前に ルートイン糸魚川 に着いた。 フロント嬢推奨の寿司屋で夕食、日本海の魚はうまいし安い。
フェリー乗り場まで 40 分程度と聞き、熟睡。
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村長の日記
8 月 22 日(月)
佐渡
佐渡汽船のフェリーは 4500 トン、でかい。
夏も終わりか乗船客が少ない。 2 時間半のクルーズで小木港(佐渡)についた。
佐渡は、佐渡市役所のある国中平野を挟んで、南側の小佐渡丘陵と北側の大佐渡山地がある。
土地勘を得たいので大佐渡山地を 1 周することにして、小木を出発。
丘陵地帯を超え、くびれの西側 真野湾へ。 湾を一望出来る飯屋があったので飛び込む。
「お勧めは?」と聞くと、
「特上ちらし」(2500円)。 嫁と二人で特上ちらし1人前と、小鉢を2つ注文する。
出てきたちらし寿司を見て驚いた。 でかい丼に寿司飯少々、上にはてんこ盛りのマグロ、ブリの切り身、タイの切り身、ヒラメ、イカ、
たこ、エビ、アワビ、うに、いくら、さざえ、鳥貝..
. 寿司ネタと言えるものがすべて乗っている、まるで刺身の山。
1人前のオーダーで正解、嫁と2人で食べたが、まだ少し残った。
佐渡島を1周して感じたところは。
・集落は沢山あるが、中央部の国中平野を除いてどの集落にも人の住んでいない家が多く見受けられる。
・北国の常だが、稲の生育は早くて既に穂が出ている。 しかし耕作放棄地が目立つ。
・離島振興政策のおかげと思うが、島内の道路は大阪と比較すると非常に良い。
・離島でいつも思うが、港湾の施設が非常に良い。 フェリーふ頭はもちろん素晴らしいが、ローカルな港湾も立派。
・佐渡を1周したが、家はどの集落もほぼ同じ、飛び抜けた立派な家は見当たらない。
・島内ではコンビニが見当たらない。
・郵便局は島内に50ある。 江戸時代からお上の支配を強く受けた土地柄、お上関係の仕事は収入・人望・尊敬の象徴ではないだろうか?
・島で立派なのは役所関係施設、若い人たちの仕事場はほとんどない。
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村長の日記
8月23日(火)
金剛山
今日は佐渡島で三番目に高い山、金剛山(962.2m)を目指して出発。
地図で見るとそばにドンデン山(934m)があり、頂上近くまで車で行ける。 20~30 分も歩けば金剛山の山頂まで行けそうなので、早め
に宿を出てドンデン山へ。
つづら折れの道を走ること50分、時々車に出合う。 途中、雲が切れると絶景、頂上にドンデン山山荘が見える。
金剛山に登りたいが、片道3時間必要でガイドなしでは無理との事。残念。
ドンデン山荘でコーヒーを注文して状況を聞く。
金剛山は冬場 4m程度の積雪があり、5月の連休前後から登山可能、入梅前が最高。花が有名で登山者の80%が女性。
金剛山へは別ルートの林道もあり、林道終点から1時間で登山可能。
若い人を見かけない事について、佐渡の若い人は東京の学校へ行く(新潟ではなく東京)、当然東京で就職する為、ほとんど帰ってこない。
佐渡は東京一極集中の影響をモロに受けている。
下山。ガスが強く視界10m程度、徐行。
フェリーで新潟に渡り、岩室温泉に泊まる。
8月24日(水)
8時
岩室温泉を出発。
有名な弥彦神社に参拝。靖国神社でも感じたことだが、人が集まる神社には、全体で人を圧倒する建物、ロケイションが必要。
千早まで650km。 途中、金沢の近江市場に寄り道。 午後になったので魚屋が半分くらい閉店していた。
北陸道、名神、京滋バイパス、第2京阪、近畿道、阪和道、南阪奈道 を走って午後7時帰宅。
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村長の日記
8月25日(木)
3日留守をしたので書類が多い。 午前中掛かって処理。
14時
309号線 期成会
309号線の2期工事は、府の行革でとりあえず凍結となった。
赤阪運送先から柏駒線の間、用地はすべて買収済み。 早く2期工事を完成させてほしいと富田林土木事務所、府の都市整備部に要請する。
来賓は、鈴木、吉村両府議会議員、武田町長と私、議長2人、副町長、副村長。
期成会は、千早赤阪村 北野会長以下5名、河南町 古川副会長以下5名。
奈良県側が既に完成しているのに大阪側が遅い。 ぜひ早く完成してほしい、沿線に住む私たちの思いだ。
「とりあえず、2期工事を早く完成させてほしい。
」
「用地買収も済んでいるのに早くやれ。
」
「2期工事と同時進行で川野辺地区内の柏駒線の改修を。」
期成会側より要望が相次いだ。 早く完成させてほしいのは私たち行政も同じ。
府の回答
行革中、土木予算も少ない中だが、可能な限り早くやる。 音滝橋の交差点改修も予定している。
8月26日(金)
モンベル本社訪問
金剛山開発に、モンベルのノウハウ提供をお願いした。 村にある金剛山関連の資料を持参した。
辰野会長は不在だったが渉外スタッフに手渡し、おねがいする。
モンベルビル7階に訪問すると、50~60人いるスタッフ全員、超クールビズ。 さすがアウトドアグッズの会社。
会長の金剛山にかける思いは半端ではない。 我々スタッフも金剛山の開発を応援する。
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村長の日記
枚方市長選(28日投票) 現職の竹内氏 選挙事務所へ
事務所の皆さんに必勝をお願いする。
8月27日(土)
特殊鋼商社 天彦産業 が、例年通り社員・お得意さんとともに金剛登山
夏・冬の年2回が年中行事になって、十数年になるだろう。 千早園地でのBBQパーティ、今年はスタッフとお客さんあわせて約60名。
会長にご挨拶し、例年の利用に感謝。
8月28日(日)
13時
葬儀1件
美山ホールで車から降りると暑い。 まだまだ真夏を感じる。千早では朝晩秋を感じる季節になってきたが。
世界陸上
ジャマイカのウサインボルトがフライングで失格。 世界記録はお預け。
22 時
枚方市長選挙
竹内氏当選確実。 おめでとう。
民主党代表選
明日やっと新しい日本の総理大臣が決まる。 前原、海江田、野田、鹿野、馬淵、5人のうち誰か。
早く決定し、被災地の復興、経済の立て直しを強烈に推し進めてほしい。
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村長の日記
8月29日(月)
朝
月例監査
前回監査委員に指摘された点はすべて修正済み、OKをいただく。
ロープウエイ、香南荘の指定管理状況と業績を説明。 最近2~3年は収益が上がっている、より厳しく管理するように、今年より来年は
業績アップをと、指摘を受ける。
財政より
基準財政需要額と村税・地方交付税との関係、地方交付税の計算方法説明、国のやることはややこしい。
12時より
葬儀1件
民主党代表選
日本の総理大臣を決める民主党総裁選を見る。
アンケートでトップの前原氏、確実と言われた海江田氏がダメで、野田氏が民主党の党首、日本の総理大臣になることが決定。
被災地に1日も早い復興、日本の国際的な地位向上、国の経済振興をすぐやっていただきたい。
アメリカの格付け会社ムディーズに、格下げされた日本国債の信用アップもお願いする。
早く野田内閣を作り、日本に元気を!
8月30日(火)
午後
講演
震災後の環境・エネルギー(政策と地域つくり) 京大教授 植田和弘 氏
大震災以前と以後で何が変わったか
従来、国のエネルギー政策は原発を中心に、季節的変動、時間的変動を火力他の電力で賄う政策であった。
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村長の日記
原発を中心とした政策の上に、気候変動施策が作られた。
2020年:CO2 25%削減
2050年:CO2 80%削減
震災後のエネルギー政策
原発の安全神話が崩れた。ただ、すぐに原発全廃にはならない。
日本にはエネルギー政策はなく、需要に供給を合わせるシステムがあった。 震災原発事故を受けてエネルギー政策の根本的見直しが必要
となった。社会を省エネルギー節電社会に作り直すと共に、需要量に見合った供給体制を作る。 電力会社の 発電・給電 のシステムを見
直し、発電効率をアップ、コストを下げる工夫が必要。
自然エネルギーは水力,潮力、風力、太陽光、地熱いろいろあるが、必要エネルギーをまかなうのは困難。 化石燃料はCO2と原油高騰に
より大幅なコストアップが考えられる。地域状況にマッチしたエネルギーの供給と、節電・省エネルギーと、徹底的なエネルギー効率向上、
エネルギー効率利用で、地域全体でエネルギーをマネージメントする。特に電気エネルギー供給源別特徴と、需要減別特徴を生かしあう、
支えあうネットワーク、完全なスマートグリッドシステム設計が肝心。
原子力発電は不要との発言はなかった。
8月31日(水)
7:00
大山へ
過日、モンベル会長の話にあった鳥取県大山町、大山登山口にある、モンベル直営店を見学に出発。
約300キロ、近畿道から中国道 宝塚 IC を過ぎるまでかなりの混雑。 名塩まで約1時間の遅れ。 以後順調に進み、12時現地着。
大山町はバブルの時代スキーで非常に繁盛した町。 特に冬のシーズンには宿が取れなかった程で、大山登山口 大山寺周辺は活気があり、
夏季各学校のスポーツクラブ合宿、春の新緑、秋の紅葉には、近隣の温泉客が必ず立ち寄るスポットだった。
10数年の時間の経過で様子は一変した。 昔の繁栄を取り戻すにはかなりの努力が必要と感じた。
ただ不思議なのは、モンベルの店だけはかなり繁盛している。 20歳代後半から40歳代後半ぐらいの女性がかなり入店してくる。1番
お金を使う年代だ。
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村長の日記
時間は12時過ぎ、登山客はすでに9時ころまでに入山済みのはずだが(大山は上り3時間。下り2時間が目安、遅くとも9時には入山し
ておく必要がある) 鳥取ナンバー、島根ナンバー、広島ナンバーの車が並んでいる。
1時間ほど滞在したが、人の切れ目がない。 常に3人~5人ぐらいの客がいる。
金剛山なら、もっと客が多いのではないか?
大山30キロ以内の人口密集地、米子・境港(約16万人)で、登山人口約20万人。
金剛山周辺、人口300万人以上、登山人口約120万人。
春夏秋冬、人の動きを調べることが必要。
決してロケイションが良いと言えないショップに、年間通じて客が来る。 この辺にモンベル躍進の秘密があるらしい。
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村長の日記
9月1日(木)
暑い暑いと言っている間に9月に入った。
議会の月、7日より22日まで議会の予定。 22年度決算、少しは財政も良くなった。
今日は葬儀2件、先週の土曜日から連日続く
7月に転出した周助さん。 5番目の弟、隆昌の同級生山田君も今朝亡くなった。 気候の変わり目は体にきつい。
14時より
千早赤阪村安全安心大会(富田林警察署・千早赤阪駐在所主催)
大阪府警ブラスバンドの演奏がある。来賓代表で挨拶をと言われ壇上へ。
創立記念日で休みにもかかわらず、中学校ブラスバンドの諸君がほぼ全員くすのきホールに参加。イベントでこれほど人が集まるのは異例。
駐在所のあいさつ。 子供の見守り隊サポーターによる防犯講和。交通安全教室。
最後に安全・安心ふれあいコンサート
サッチモメドレー、エル・クンバンチェロ
特のこの2曲はわが青春時代の音楽、聞きたかったが途中で呼び出しがあり、残念。
9月2日(金)
台風が来る、朝から雨。 金剛登山 早朝組は、台風・嵐の影響を受けず常連がそろっている、立派なもんだ。
明日も千早で隣組の葬儀がある。 この1週間は、村内、村外含めて8件の葬儀があった。 季節の変わり目か? 台風の影響か?。
10:30
都市計画審議会
森屋北西部(1)地区、地区計画の審議。
紆余曲折があり、私達行政も説明責任、周知徹底の不足があり、今後の懸案となった。
賛成多数 反対 1 で承認された。 これで開発がスタートできればやっと村も少し前進できる、いい形で進めたい。
午後
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村長の日記
雨が徐々に強くなる、風も出てきた。台風は室戸岬南方にあり北上中、スピードは時速15Km、遅い。
予想では影響がなくなるのが4日に入ってから、村は特別雨に弱い、針葉樹林は雨で土砂崩れが発生する。
大雨にならないことを念ずるのみ。
15:00
風速、潮岬30m、室戸岬35m、予報では月曜まで雨。
野田内閣、閣僚決まる
東日本大震災、原子力発電所、地方自治、早く明確な方向性と具体的な施策を示してほしい。
夜
暴風警報が出る
防災関係の部署及び課長は徹夜で被災の準備をすることになり、全員9時集合。
私も千早のお通夜が終わり登庁。 雨も少ないし、本降りになったら呼び出すように伝えて帰宅。
消防団は11時から待機、消防団の長男は出て行った。
9月3日(土)
2日の夜、副村長以下幹部全員担当課職員が徹夜で役所に詰め、大雨に備えてくれた。降雨が大したことなかったので、私は自宅待機とし
た。
報道によれば,上北山村は降り始めより 1,700mm。1,000mm 以上の降雨は紀伊半島の南部に集中している。テレビの映像は信じられない
ほどの水量を映している。
田辺市の真砂市長、古座川町の武田町長、中辺路行政局の塩見局長が奮闘している姿が目に浮かぶ。
13時
葬儀
雨も小降りで終わる。 着替えを済まして役所へ。 総務の担当が警戒に当たっている、異変があれば連絡を頼み、帰宅。
夕方
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村長の日記
城山病院へ見舞
2人へお見舞い
1人は「もう病院に飽きた、近いうちに帰る」
次の1人は「検査検査で病気になりそう」
帰途、母を見舞って帰る。
母の部屋で、今日 母の実家(茨城県大子町)へ電話したのを思い出した。 今、私の甥が当主「母がとうとう僕のことを忘れてしまったらし
い、
」次は俺の番かと思ったが、打ち消した。 どこのファミリーも年を経ると同じ状況が重なる。
9月4日(日)
朝
携帯を見ると、役場よりコールが入っている。 すぐ役場へ。
上東阪グリーンロードの入り口、暗渠がつまり大量の水が府道に噴出している。 夜間の雨量 110mm、ほんの 10Km しか離れてない奈良
県五條市が大被害を受けているのに、金剛山地が大雨をふさいでくれたようだ。不幸中の幸いと言うべきか。
早く手配を。 事務方が既に府と協議、朝イチで対応するとの返事。 村の役場も少しスピードアップ出来たらしい。
村も消防も2日続けて徹夜警戒、おかげで村の安心安全が保たれた。
8:00
大雨警報、土砂崩れ警報は出ていたが、雨は小降り。 台風も日本海近くまで行ったので、防災担当を残して自宅待機で帰宅。
12時
モンベル会長夫妻 来村
金剛山開発、全面バックアップを約束頂いた。
9月5日(月)
台風一過とはすばらしい晴天を言う言葉だが、ほど遠い雨の月曜日。朝のテレビを見ると、奈良、和歌山の被害がものすごい。一番気にな
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村長の日記
るのが姉妹提携をしていた中辺路。田辺市中辺路行政局の塩見局長に電話した。
電話「有線」は通じるが、携帯は基地局の電源が(すべて蓄電池)ダウンして通じない、中辺路に通じる道路はすべて不通、電気は3日間停
電、水道は電気が来ないと給水不能、ライフラインがすべてストップ。
局長の話 先週の木曜日から、中辺路の上に滝が移動してきた。 中辺路めがけて水が落ち続け、生きた心地がしなかった。
手助けは難しいが、復旧に力を尽くすようにお願いし電話を切った。
13時30分
農業フェア実行委員会(JA営農センター)
昨年は「棚田夢あかり」と共同で実施したが、今年は皆さんのリクエストで別々の開催となった。 せっかく4,000人の人を集めたのに,
もったいないと私は思う。私は一緒にやった方が、長い目で見た場合いい結果を生むと思う。
9月6日(火)
明日から議会が始まる、決算議会。
お金の使い道を検証し、より良い財政運営の道を求める議会だ。22年は村にとって良い年だったと評価できる、地方交付税の増加,特別
交付金の高額安定のおかげでいい決算ができた。積立金も増額できた。
東日本大震災以来、国の調子が悪くなって来た。地方交付税は本年度異常なし、特別交付金は間違いなく減額される、府市町村課の話。野
田政権は財務省依存内閣との話が多い。村のように依存財源型の財政には厳しい時代が、また始まらなければいいが。
台風12号が去って少し落ち着いたところで、田辺市の真砂市長に電話をした。大阪府の淀川以南と同じ面積がある市域、連絡の取れない
地区がたくさんあり、とりあえず人的被害の確定を急ぐ。雨があれだけ降っては手の付けようがなく、降り終るのを待つだけだった。
中辺路では人の被害が無かった。道路の被害は激しく、中辺路と田辺の間で崖崩れにより川がせき止められ、商店、民家が水につかった。
道路は無数に被害を受け、復旧には自衛隊もお願いし、全力をあげている最中。
まず復旧に全力をあげてください。お手伝いできるところがあればおっしゃってください。電話を切ったが、大変だろうとの思いは残った。
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村長の日記
9月7日(水)
9月議会 初日
台風一過初、秋の日和。 村は台風12号で 210mm の降雨。グリーンロードの暗渠が詰まったのみで被害はなし。
紀伊半島では友好関係にある田辺市は、中辺路を含め莫大な被害があった。 要請があれば援助したい。
野田政権が出来た。 聞くところによると財務省主導の政権。 地方に対する施策を見極める必要がある。皆さんの協力を得て村の運営をし
たい。
初日の審議
41,42,43,44号議案
富田林市、河内長野市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村が「大阪発地方改革ビジョン」の実現に向け、府内全市町村に特例市
並みの権限委譲を進めている。
南河内地域3市2町1村で、広域連携による共同処理を円滑に行うための協議並びに条例の設置。
1 広域街創り課
2 広域福祉課
を、南河内府民センタービル内に置き、府の委任事務を共同して行う。
公害規制の事務は河内長野市役所内に置き、6市町村の公害業務を行う。
協働業務を円滑に行うように事務分掌、手数料条例を定める。
45号議案
千早赤阪税条例の改正
6月30日、厳しい財政状況、雇用状況に対応して、税制の整備調整で地方税法の一部改正に伴い、村税条例を改正した。
メインは
寄付金税額控除の引き下げ
不当申告に対する科料の改正
46号議案
自然休養村管理センター関連条例の廃止
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株式配当、譲渡の軽減税率特例期間の延長
村長の日記
自休村センターを普通財産として、民間に貸し出す準備。
47号議案
高規格救急車の車体は損害保険協会より寄付を受けた。 救急車の高度救急器材を870万円で艤装する契約。
12月末に配備の予定。
48号議案
23年度一般会計補正予算
歳入歳出それぞれ1億5千208万円増額して、予算総額を27億1千281万円とする。
財政調整基金へ6千800万円の積立 他、広域行政共同処理事業経費、日本脳炎予防接種経費、22年度分国庫・府費返還金など
49号議案
介護保険特別会計
歳入歳出439万円追加し5億3千137万円にする。
22年度事業確定による、国庫・府費返還金。
50号議案
下水道事業特別会計補正予算
歳入歳出14万円を追加し、予算総額を1億9千936万円とする。
51号議案
水道事業会計補正予算
営業費用9万円、建設改良費1100万円増額。
上水道事業変更認可申請の業務委託料。
9月8日(木)
決算議会
一般会計、特別会計の決算認定を受ける。
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村長の日記
始めに、村財政の健全化判断比率報告。
18.6(25.0 以上は健全化の要あり)
実質公債費比率
資金不足比率
資金不足なし。
将来負担比率
123.6 (350.0 以上は健全化の要あり)
実質収支比率
88%
(歳出の 12%は新規投資に使える。)
一般会計決算
反対:関口議員、徳丸議員
歳入
31億6千 26万円
歳出
30億7千 89万円
差し引き1億5千237万円は翌年度へ繰り越す。
歳入:
5億8千866万円
前年比 3.9%の減
地方交付税11億5千682万円
前年比 9.0%の増
村税
3億4千698万円
9.2%の増
議会費
6千467万円
12.2%の減
消防費
1億2千361万円
23.0%の減
公債費
4億
673万円
4.4%の増
人件費
6億7千494万円
6%の減
村債
歳出:
国民健康保険特別会計
反対:関口議員、徳丸議員
歳入
7億7千537万円
歳出
7億5千279万円
差し引き
2千259万円
は翌年に繰り越し
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(職員給4千450万円、議員歳費736万円の減)
村長の日記
直営診療施設勘定
歳入
1千397万円
歳出
1千384万円
老人保健特別会計
歳入・歳出決算
35万円
介護保険特別会計
歳出
5億2千476万円
(歳出の94%を占める給付費589万円の増)
後期高齢者医療
反対:関口議員、徳丸議員
歳入
7千 15万円
歳出
6千990万円
下水道事業特別会計
歳入歳出
2億1千 18万円
下水道使用料
4千883万円
国庫補助
1千200万円
繰入金
1億
403万円
村債
4千210万円
下水道建設費
5千814万円
金剛山観光事業特別会計
歳入
8千614万円
歳出
5千885万円
差し引き2千728万円は翌年に繰り越し。
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村長の日記
水道事業会計
収益的収支:
総収益
1億3千780万円
総費用
1億2千656万円
税抜き利益
1千124万円
資本的収支:
収入
715万円
支出
5千651万円
9月9日(金)
台風12号での降雨量、本宮地域 800mm 以上、田辺地域 600mm 以上、千早赤阪村は 210mm。 千早赤阪村と中辺路町(現在は田辺しと
合併)の友好提携が今も続いている。 田辺市は大阪府の淀川以南と同じ面積(1030平方キロ、千早赤阪村の25倍)あり、田辺と本宮
の間は東西にほぼ60km、市域内の道路はいたるところで不通になっている。
熊野本宮の前を通る311号線周辺は床下浸水。 中辺路の滝尻王子は、川幅 50m 以上もある川が崩土にせき止められて水没。
何か必要なものはありませんか?
田辺市のリクエストにより、乾電池、手の洗剤、ゴム手袋、を少しずつ持って行った。
真砂市長に被害状況の説明を受けた。 最後に市長は「道路が重要、ライフラインは殆ど道路に付属している。 復旧も人命救助も道路が必
要。完全な道路の普及が安全安心の要です」
復旧に全力を挙げるように申し上げ帰る。
私の体験では、奈良県、和歌山県は山間地帯でも道路は大阪に比較してすこぶる良い。 村も災害に強い道路を府に要請しよう。
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村長の日記
9月10日(土)
18:30~
大谷啓代議士の結婚祝賀パーティ(ラブリーホール)
本人はやるつもりではなかったらしいが、後援会の皆さんが政治家として大成するには、結婚を後援者に広く知ってもらおうと開催された。
非常にいい奥さん。 私は奥さんの叔父さんと古い付き合い。 ぜひ夫婦ともども大成してほしい。
民主党の平野国会対策委員長、原口前総務大臣以下、大阪府選出代議士が11名、参加者500名を超える盛会だった。
9月11日(日)
13時~
交通安全パレード(エコールロゼ前)
非常に暑い中、着ぐるみのトッピー君(富田林市)、太子君(太子町)も参加。
着ぐるみの中は非常に暑い、サウナと同じ。 府警のブラスバンド、PLのバトンチーム、たくさんの幼稚園児、小学生を中心に、400
人以上の参加者を得て行われた。
今年は富田林署管内の交通事故が多い。 少しでも事故を少なくするように、皆さん注意しよう。
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村長の日記
9月12日(月)
朝6時30分
千早を出発、新大阪へ。予定より40分早く着いたので朝飯。早いと新大阪は美味そうな店が開いてない。
朝定を食べて東京へ。8時30分前後発の列車はほぼ満員、ビジネスマンが多い。
11時過ぎ
東京着。訪問先が多いので、粗品を多い目に買い込む。
13時30分~
B&G
B&G で20年以上以前に頂いたプール、修理費用補助のヒアリング。 早く着いたので広渡専務理事に表敬訪問、すぐにヒアリングが始
まる。 大関さんが担当、女性だが非常にしっかりした人。
「補助金のリクエストが非常に多く補助率を10%ダウン」しかし補助金は頂け
る。
よろしくお願いして、ヒアリングは終わり。 担当の酒見はしっかり交渉する、彼はすぐ帰阪。
総務省
3年前まで大阪府の副知事、現在 総務省公務員部長の三輪氏を訪問。
総務省関係の話は私が力になると、力強い言葉をいただいた。
近いうちに人事院が無くなり、公務員の給料は組合との交渉になる。公務員も受難の時代が始まる。
指導をお願いし、大阪府町村会東京事務所へ、
町村会東京事務所
所長の渡辺氏と食事をし、都市センターホテルに宿泊。
9月13日(火)
6時起床
スニーカーに履き替え、靖国神社へ。 議事堂、桜田門、二重橋、北の丸庭園、武道館、靖国神社、千鳥ヶ淵、英国大使館、国立劇場、最
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村長の日記
高裁、東京の名所がたくさんあるコースを走る。 一時間半汗を思い切り出してシャワーをかぶり、すっきり。
東京事務所へ行くと既に勤務している。 何時から? 8 時 30 分ごろには来ている、公務員はまじめ。
10 時 30 分
国土交通省
国交省レク。 ダイヤモンドトレイルを風景街道に指定してもらえないか、韓国よりクムガンサン(金剛山)観光の誘致をバックアップして
くれませんか、の 2 点を要請した。加えて、富田林五条線の拡幅も。
風景街道については要件を満たしているのでほぼ大丈夫。 クムガンサン観光については、観光庁で対応する。
11 時 30 分
国土交通大臣 面談
本会議前だが少し時間が空いているので、国土交通大臣 前田武志氏と面談OK。
前田大臣は十津川村の出身。楠木正成、天誅組、昔からかかわりの多い村同士。 水害のお見舞いを申し上げると、
「先祖から深い付き合い
があるあなたの村の力になりたい。
」
特に大臣はクムガンサン観光に興味をひかれたようで、秘書官 2 人を呼んで、観光庁できっちり対応するように声を掛けていただいた。
昼飯は代議士食堂でカレーライスをいただく、お世辞ではなくほんとにうまいカレー、街のカレー屋もここのカレーを見習えばうまいカレ
ーライスを食えるのに。
午後
農林水産省 林野庁
農水省(林野庁)を、林業の振興、間伐対策の要望につき訪問。造林間伐対策室 今泉室長の話を伺う。
最近の山林は林業不況の影響をもろに受け、山主の経営意欲がなくなって放棄森林が増えた。 村でも山林の藪化が進んでいる。 藪化を防
ぐ対策をここ 5 年以内にお願いしたい。
今、林野庁でも山を守るのは国を守ること、間伐、作業道開削、各種森林整備事業に予算をつけて実行中。
新しい対策は、意欲と実行力があり、集約化により持続的な森林経営を行う人を支援する。
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村長の日記
支援対象者
・森林施業計画認定を受けた人。
・特定間伐等促進計画の事業実施主体。
支援内容
間伐等の支援
補助率 30%
施業集約化促進対策
補助率 50%
なかなかこの補助率では事業が進まない。
14 時
衆議院本会議 野田首相の施政方針演説傍聴
ほぼ 40 分の演説。 ヤジがすごく、傍聴席で半分も聞き取れなかった。
1 票の格差是正のところが引っ掛かった。 多分 島根県や鳥取県など、過疎地域はますます過疎化するのではないか。
一極集中を防ぐには、1 票格差を問題にしない方がいいのでは?
総務大臣政務官 訪問
本会議後、総務大臣政務官、福田昭夫氏を訪問。 村に対する特別交付税を維持するようにお願いした。
久し振りに 17 時まで省庁めぐりをして 22 時帰宅。
9 月 14 日(水)
議会全員協議会
南部大阪都市計画地区計画(森屋北西部(1)地区地区計画)の決定について。
南部大阪都市計画森屋北西部(1)地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例(案)について。
漢字ばかり続くややこしい表題だが、森屋北西部の開発案件だ。
次に、この地域に村道を認定する説明、いろいろ意見があり紆余曲折はあったが、おおむね了解頂いた。
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村長の日記
・中学校給食実施の説明。
大阪府橋下知事主導により、府下公立中学校はすべて給食すべし。
先日、知事室で話した時
「村も中学校給食しますね」
「今のところ予定がありません」
「財政的に、及び全ての面で支援しますから、ぜひ中学校給食を実施してください」
「知事の言葉を信じて給食をやります」
今、教育委員会は25年度給食実施に向かって調整中。
最後に、
12号台風で大きな被害を受けた田辺市(友好提携をしていた中辺路町の真砂町長が今市長をしている、友好提携は続いている)に
対する支援の説明をした。支援内容は9月22日の議会議決を得てから説明する
午後
一般質問の答弁調整
9月15日(木)
午前
前日同様答弁調整
ボーイスカウト来庁
2012年5月連休に、千早小学校跡地で約200人規模のキャンプを行いたい。
自然豊かな千早赤阪を大阪市内の子供に味わわせたい。 今年B&G の野外活動センターで行ったキャンプは、子供たちに好評だった。
出来る事なら毎年 千早赤阪で行いたい。
ぜひおいでください、歓迎します。
例年の行事になれば少しは村もにぎやかになる。
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村長の日記
18時
大阪維新の会躍進の集い(ニューオータニ)
冒頭から、橋下節のオンパレード。
平松市長は良い人だ、しかし市の職員を何一つコントロールできてない。 私が市長になって府・市を一体化し、地番沈下している大阪を、
ワン大阪で飛躍させたい。 そのためには11月27日の選挙で大阪市長・知事を大阪維新の会に獲らせて欲しい。
元気がいいし、いい声だ、しかも参加者が非常に多い。 特に私のような年代は殆どいない。 30代、40代の若者が非常に多い。
しかも女性が多い、11月27日の結果はいかに?
9月16日(金)
午前・午後 議会最終日の答弁調整
午前中
関西TV よ~いドン! の中で まつまさ の 豆腐 を放映してくれるらしい、すこしは豆腐も売れるだろう。
最近 村は新聞によく取り上げられる。 富田林記者クラブでも、村は少し人気がでてきた。 職員もちょっと明るくなって来た。明るい所
には人が集まる、仕事の能率も上がる、答弁も明るいものに。
9月17日(土)
台風の影響で雨。 紀伊半島は大雨の予想だったが、千早赤阪村は雨も降らずそこそこの天気。
台風は沖縄の東で円を描いて回っている。 早くどこかへ行ってほしいが、今年の台風はのんびり日本を楽しんでいる。
旅行者はのんびりしてもらってもいいが、台風は願い下げ。
ダイトレサミット以来、少しずつ登山客が増えてきたようだ。この傾向が右肩上がりで継続すればいいが。
9月18日(日)
台風は、まだ沖縄近海で停滞気味。 おかげで雨または嵐の予報だったが、いい天気。 登山客が多い。
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村長の日記
金曜の関西TVは反響がすごい。 おかげで豆腐が午前中で売り切れ。 すぐに作れないのでお客さんに謝るのが仕事。
全てに言えることだが、需要と供給をバランスさせることは至難の業だ。
9月19日(月)
千早地区 敬老の日祝賀パーティ
例年は11時開始だったが、今日は10時30分スタート。
アトラクションの「おーい大輔君」(天童よしみの付け人からデビューした演歌歌手、デビュー12年目)の日程都合による。
最近よくTVに出るようになった。 売れ出してきた関係から、今日は堺市美原でワンマンショウをやる。
河南町の出身。河内出身の売れっ子シンガーになってほしい。 顔、スタイルはちょっといい、しかし歌唱力は抜群に素晴らしい、歌手は
歌が売り物だ。
千早には約160人の老人会会員がいる。 老齢化率ほぼ50%。 きょうは50人が出席、グランドゴルフも非常に盛ん。 多くのメンバ
ーがウオーキングを楽しんでいる。 人との絆を大切に長生きしてほしい。
千早は山に囲まれており、大雨が降ると土砂崩落の危険が大きくなる。 しかし、みなさんご存知のとおり砂防工事は順調に進んでいる。
毎年少しずつ地区の安全度は上がっている、少し安心して長生きしてください、と話した。
9月20日(月)
朝
役所から電話があり、知事と対話の前に打ち合わせをしたい。 マスコミがたくさん来るから、10時30分に市町村会へ集合予定が、事
故で混雑が激しく11時。 打ち合わせはできなかった。
池田市 倉田市長、田尻町 和田町長、千早赤阪村 松本の3人。 市町村長が1人ずつ揃った。
倉田市長と知事の会話
大阪の明日を語る首長シンポジウムを開催する、ぜひ知事に出席をお願いする。
ぜひ出席して皆さんの声を聴きたい。
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村長の日記
平松市長も含めて貴方の主張を認め、皆さんの話で納得出来たら市長選出馬をやめるわけにはいかないか? まだまだ橋下知事にはWTC
他、知事としてやってほしいことがある。
国難のとき、国・地方の新しい自治の形を真正面から論議されようとしている今、府市協調の心合わせで(ワン大阪)が対峙するのは東京都
であり、永田町、霞が関です。
平松市長の対応も含め、私が納得いく話ならやめてもいい。 良い大阪ができれば私の望むところです。
ソファー6個が置いてある小さな部屋で、TVカメラが約10台、報道陣が 40~50 人見守る中で、倉田市長、知事とも、普段と変わらな
い調子で話ができるのは見上げたものだ。
15日にあった、維新の会政経パーティでの知事スピーチからすると、止められないほどヒートアップしていると思うのだが。
9月21日(水)
台風15号が日本列島に沿って北東に進んできた。
朝9時頃に千早に1番近いところに来た。 しかし紀伊半島の南部をかすめたので、村には雨が降ったが被害なし。 気を許してはいけない
が一難去った。
9 時 30 分より
経営戦略会議
住民協働の街創りを討議。 従来は行政がすべてメニューを作り、村造りを進めてきた。 これからの村造りは「村民と行政の役割分担を明
確化し、協働型社会の構築」。 行政が公共・公益的なサービスをすべて提供するのではなく、村民の知恵と力をお借りして、共通の目的に
向かって活動を行う。
池田市では、小学校の校区別に予算の一部を住民に提供し、その使い道は住民自らが決める実験をしている。 村も近い将来住民に予算を
提供し、地域で使い道を決定してもらうような組織を作りたい。
村の場合は、地域が区長を通じて行政に要望し行政が実行する形。 住民主導行政の時代は住民が考えたこと・要望を、行政がサポートし
ながら実施・実行することになりそうです。
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村長の日記
もちろん法で決まった事業(福祉、医療関係、保険、教育等)は行政がやる、村では
・協働する目的を明確にする。
・協働する相手を理解する。
・情報を公開する。
・性急に成果を求めない。
ことをポイントとして、住民との強い絆を作り、活力ある協働システムを作り上げたい。
第 4 次総合計画
3 つの重点施策推進体制
4 次総には
・持続的、発展的な繁栄を実現するため、村を担っていく子供たちが元気に育っていく環境整備を目指す。
・人口減少に歯止めをかけ、誰もが住みたいと思える魅力ある生活環境の形成を目指します。
・賑わいと活力を生み出す、自然資源と、歴史資源を、(観光資産)として活用し、村の魅力を限界まで引き出し、交流人口の増加を目指し
ます。
この 3 点に特化したプロジェクトチームを作り、目的に向かって進む、ダイナミックな村を作りたい。
9 月 22 日(木)
議会最終日
60 号議案
森屋北西部地区計画区域内、建築物の制限条令。
61 号 62 号議案
森屋北西部の建築物制限条令に準じて、二河原辺、水分地区、小吹台、地区計画区域内の建築物制限を設ける。
63 号議案
災害義捐金議決
友好提携先の田辺市へ 50 万円、近隣の五條市へ 10 万円援助する。
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村長の日記
64 号議案
村道認定、森屋北西部地区計画区域内で、中尾大谷線、中尾大谷支線を認定する。
休憩後一般質問となる
一般質問
田中議員
村は富田林分校跡地を売却したいとの考えだ。 売却代金で奉建塔周辺の土地を買い上げ、公園など人の集う場所にできないか。
1.
旧富田林分校の跡地売却代金を充てる。
2.
範囲は塚の山から、給水タンク周辺とする。
3.
住民の、土地無償提供に甘えるな。
4.
事故の場合の補償は、責任はだれが取るか。
5.
水仙のシーズンには、駐車場、トイレ、売店についての苦情処理は。
6.
小、中学校太陽光発電実績は。
関西電力は、原発事故を受けて、昨年夏比 15%電力削減要請をした。 (節電の夏)は無難に 8 月を終えた、節電に村も努力したと思う、
赤小、中学校では耐震工事とともに太陽光発電施設が併設された、その効果は?
① 赤小の設置費用は 3675 万円、費用対効果は?
② 月単位の,受、売電効果は?
③ 設置費用の回収予想は。
④ 児童、生徒への教育効果は?
徳丸議員
1.
国保料の引き下げを。
2.
平成 22 年の決算で、基金は 1 億 6 千万円となっている。1 人当たり 1 万円の引き下げは、2 千万円あればできる、引き下げを求める。
3.
人口増加策と今後の村造りは
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村長の日記
4.
第 4 次総合計画は、人口の維持と増加方針が村造りの基本、人口維持、増加策を問う。
5.
村長の進退を問う。
合併中止の後、平成 21 年 9 月議会、進退の質問に対し(村の行く末を示したうえ進退を考える)と答弁している。
来年 7 月任期となるが、進退を伺う。
浅野議員
1.
新、公会計制度の導入は。
2.
村は少子高齢化が進み、税収の減、社会保障費の増により財政は硬直化傾向にある。
22 年度決算で経常収支比率は改善されたが、将来継続する保証はない。 財政透明性の確保と、コスト削減、財政基盤の確立が急務だ。
府は平成 24 年度から、単式簿記、現金主義会計の仕組みから、複式簿記、発生主義の企業会計を取り入れた新公会計制度を導入する。
取り組みを問う。
4.
自治体クラウドの対応は。
自治体クラウドは情報システムの集約と共同利用により、各自治体の運用経費が削減できる。
自治体の大小に関係なく情報システムには多額の費用が必要、村は近隣市町に働きかけ導入すべきでは?
関口議員
1.
放射能汚染から住民を守るには。
福島原発事故による放射能汚染被害は全国に広がりつつある。
脱原発にむけ自然エネルギーへの転換が求められており、行政としての取り組みも進められている。
① 自然エネルギー導入、省エネルギーの状況。
② 放射能測定機器の確保等。
について伺う。
2.
役所、千早小吹台小学校の耐震化を。
災害時の対策本部となる役所、子どもの安全を確保する、小学校の耐震化を。
3.
中学校給食は。
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村長の日記
府下の中学校給食実施計画は進んでいる、村も実施計画を出す、村が責任をもって運営する給食が必要。
橋爪議員
1.
目的を持った一貫教育を。
児童生徒の学力向上が強く求められている。小・中学校と一貫した教育が実績を上げている。
教育の充実、健康で快活、魅力にあふれた学校が必要。
① 一貫教育の目的、その必要性は。
② 総合的な学校力を高める内容。
③ 幼、小,中、の一貫教育(義務教育)とそれ以外の教育との整合性について伺う。
2.
幼、保一元化教育の必要性。
就労する保護者が多い、安心してすべての児童が、同じ教育を受けるシステム構築が必要、
① 一体化した体制での教育の必要性。
② 就労の理解は必要だ、義務教育以外の過程では特に必要であり、教育を受けるためにも重要と考える。
3.
村民の足になる交通の整備を図れ。
公共交通機関を利用することができない地域が多く、買い物、病院、公共施設の利用もままならない状況だ。
村民の文化的生活の為にも、村内の交通整備は大切なことである。
貝長議員
1.
第4次千早赤阪村総合計画の「重点政策」の考え方について。
第4次千早赤阪村総合計画が策定され、村長は(村の将来像実現のため、本計画に位置付けた村造りの考え方、基本フレーム・基本方
向を基調に、財政と事業評価を連動させた村造りに取り組み、元気で笑顔あふれる千早赤阪村をはぐくんでまいりたい、)と述べてい
る。4次総計は、従来の形式や様式にとらわれず、文章も内容も簡素化され解りやすくなった半面、具体性にかけ、従来からの課題や
問題点を整理し列記しているにすぎない物足りはさもある。
そこで、4次総計で最重点政策として挙げられている(人口の維持・地域の活性化)につき具体的な事業展開の手法を伺う。
① 重点政策の目標がこれまでの成長型から成熟型への村造りの転換となっているが、私は村に住んで以来、村が成長型社会であった
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村長の日記
とは1度も実感として感じたことがない。何をもって成長型社会というのか、また成熟型社会とはどのような姿なのかを伺う。
② 重点目標として(人口維持・地域の活性化を)挙げ、達成のため(次世代育成プロジェクト・人口維持・交流人口増加プロジェクト)
が提案されている。しかし(考えられる施策)については、従来からの議会の一般質問や村民からの指摘、要望のあったことばかり
で、改めて4次総計の重点施策に挙げるには新味に欠ける、達成のため考えられる施策全般について、その対応について伺う。
③ 第4次総計と平成22年3月に改定された、第2次千早赤阪村都市計画マスタープランとの整合が取れていない、見直すべきでは。
以上が、一般質問の通告要旨です。 答弁及び再質問、再答弁は議会広報で。
9 月 23 日(金)
9 月 2 回目の 3 連休、初日は予定なし。
最近登山客が増え気味、特に女性の「山ガール」が増えてきた。
金剛山開発では、
くすのきホール → 桐山
→ 下赤阪城跡 → 坊領
くすのきホール → 二河原辺 → 足谷
→セト → 頂上
→ 鞍取阪 →セト → 頂上
2 コースの開発をすぐやると、奥田、西野区長よりせっつかれている。 民間のスピードに早く役所も乗れるようにしたい。
9 月 24 日(土)
大阪府町村長会 ゴルフ大会 (グロワール ゴルフクラブ)
2 年前はインフルエンザで取りやめ、次もアクシデントで取りやめ、3 度目の正直でやっと開催できた。
私は 3 年ぶりのゴルフ。 朝、ゴルフバッグの掃除、靴磨き、ボストンバッグは見つからず紙袋、ズボンは登山用、どうにかかっこをつけ
てフェアウェイへ。
ショットは空振り、ちょろ、えんちょろ。 終わり近くになってやっと 2、3 回前に飛んだ。 OB を連発するくらい飛んでほしい。
暇が出来たら少し練習しよう。
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村長の日記
9 月 25 日(日)
朝
二剛会の諸君が、金剛山→二上山の草刈りをする。 草刈り機 10 台、ガソリン、ヘルメット、鎌、道具 1 式を水越峠に運ぶ。
春・秋 年 2 回だが、コース全域をショートパンツで走れる状態に保っている。
握り飯 1 つで腹こしらえ、皆さんの出発を見送り赤阪小学校へ。
秋の運動会
子どもは元気だ。 少し少ないのは少子高齢化の表れか。その後、千早小吹台小学校へ。
PTAの皆さんが協力して、元気な運動会を盛り上げる。 30 年以前、子どもが多門小学校に通っていた時代のを思い出す。
15 時
シティプラザホテル
大阪府の将来を憂う集まり。 出来る事なら橋下知事、平松市長が仲良く大阪をより良い大阪にしてほしい。
二人力を合わせて、東京都、霞が関、永田町と対峙してほしいのだが。
10月15日に維新の会と、知事、市長の討論会がある。 それまでに手打ちが出来なければ、11月27日ガチンコの選挙となる。
月末から10月初旬にかけて知事に会う予定の市長、町長に知事の意向をリサーチしてもらうことにして散会。
10月4日に市町村会に集合、情勢判断をすることにした。
9月26日(月)
月例監査
笠松監査員の数字に強いのが良く分かった。
7年も役所の数字を見てきたのに、彼の方が詳しい、しかも正確、いい監査員に就任していただいた。
3連休が2連続、しかも今週は明日田辺市へ。 木曜金曜は村老人会の福祉大会で玉造温泉。 役所にいるときは非常に忙しい日が続く。
水力発電の松岡さん、狩猟免許のレク、入院の報告、NPO法人子供若者支援ネットワークが徳丸議員、関口議員とともに来庁、西野区長
会会長来庁、殆ど空き時間のない1日、しかし実りの多い1日でもあった。
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村長の日記
9月27日(火)
10時30分~
田辺市へ
真砂市長は災害調査、来客陳情と非常に忙しそう。 14時にアポを取り、村より50万円、議員の皆さんはポケットマネーを出し合い1
0万円。 東日本大震災でも出してもらったので気の毒、楠公史跡保存会も金一封。
14時
田辺市役所着市長に手渡す
田辺は約1030平方キロ、村は約40平方キロ。 田辺は村の約26倍の広さがある。
林道500キロ、農道500キロ、市道1000キロ、今議会に上程する道路補修費が26億円、うち田辺市が負担する費用が16億円。
明治23年の大水害、昭和23年の大水害、今年。 ほぼ60年に1度の割で水害がある。
市長は「林道でもいい、農道でもいい、道路がたくさんあれば交通は確保できる。 特に行き止まりのとこらは必ず別のところから道路を
作っておくべきだ、山間地の危機管理は道路管理です」と何回も強調していた。
村の危機管理も道路だ。
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村長の日記
9月28日(水)
朝
関西電力羽曳野営業所 空閑所長 来庁
夏の電力危機、節電協力のお礼「おかげで停電になることなくお礼を申し上げる」
。
お礼を言われるほど節電をしていないと思うが、ぜひこれからも電気の安定供給をお願いした。
皆さんでどうぞと、うまいパイをもらう。 コーヒーを入れてみんなで食べた、うまかった。
10時
自衛隊来庁
22年度防衛白書の説明と、防衛白書を1冊頂いた。
今年は311、東日本大震災へ自衛隊の対応、中国の戦力増強、etc、暇を見つけて読もう。
午後
元 府立 山の家 の利用方法をお願いしていた鳥居氏 来庁
まずライフラインをセットすることから始めよう、セット出来たら年間数百万円は稼げる、大丈夫と力強い回答をいただいた。
16時より
農業委員会委員長お見舞い
腸ねん転で手術、もともと元気な人、2週間で退院。 明日は退院、まるで健康体に見える。
体は、やはり鍛えることが大切と思った。
9月29日(木)~30(金)
老人福祉大会 (島根県玉造温泉 長生閣)
朝7時20分
千早登山口 出発、上東阪、中津原、楠公どうり通行止めにより小吹の4人、吉年、でバスは満席。 各地区で参加者を集めたバス3台で出
発。
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村長の日記
中国道から米子道、途中2回のトイレストップ。 蒜山で昼食。 ジャージー牛乳主体ののショップ、いま日本はまさにスイーツの時代、モ
ンドセレクション金賞受賞の商品がメインとなっている。
食生活、習慣の違うヨーロッパの金賞がうまさの証明になるのか?
大山の見えるベストスポットへ行ったが、ガスってほとんど見えず。 途中8合目までは見えたが、今回のツアーではこれが最高。
松江城の堀めぐり、船外機付きの船で約50分の旅。 橋が低く屋根が下りてくるところが4か所、水の循環が良いらしくヘドロのにおい
なし。 20万都市の真ん中とは思えない静かなスポット、地ビールのサービス券をもらう、コップ3分の1、まさに呼びビール。
5時前
宿着。 ほぼ600人収容の伝統の宿、きょうの泊りは200人少々か? どこへ行っても温泉旅館の苦戦が見える。
大宴会
一回りした所少し酒が過ぎた。 部屋に帰った瞬間寝たらしい。
朝6時
起床
十分寝たので快調。
8時30分
出発
300キロオーバーの帰路。 メノウ細工の店、鳥取の魚屋さん、砂丘の横で昼食。 梨と松茸の店、土産物屋巡りの帰路、止まるたびにバ
スの重量が増えるほどの買い物、松茸には手が出なかったようだが、20世紀梨、ジャージー牛乳、しじみ、海産物をしこたま買って、不
景気な日本の景気を少し浮揚させることができた旅でした。
往復700キロオーバーは少しきついかなと思ったが、千早赤阪の年寄は元気と行動力がある。 年寄りとの協働も村おこしの1つだ。
10月1日(土)
中学校運動会
午後の部にあわせて、1時前に運動場へ。
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村長の日記
運動場ではマーチングバンドが始まった。 中学校のブラスバンドはかなりうまいと思っていたが、新鮮で魅力的だ。
在校生は少ないが、ブラスバンド部の全員がそろって、村で初めて見る・聞くマーチングバンドには感激した。
応援合戦、バトントワリング、ユニークだし村の中学校でしかできないテーマ。
この子たちの半分でも村で生活してくれたら、思いを新たにした。住みたい村、生活してみたい村、村にとって永遠のテーマだ。
10月2日(日)
幼稚園運動会(B&G アリーナ 室内運動会)
会場に入ると見覚えのある顔が並んでいる。 孫の運動会を見学に来た爺さん、婆さんが大きな顔をして座っている。
お父さん、お母さんはもちろんだが、目に入れても痛くない孫の、1つ1つの動きに喜び、歓声を上げる姿はほほえましくもあり、千早赤
阪は平和なりの感がする。
村には今年災害らしいものはなかった。 平穏無事が生活で一番大事。 これからは安全、安心を大切にした行政が求められる。
10月3日(月)
クールビズは節電の影響もあり、まだ続いている。
朝
千早で目を覚ました時余りの寒さに震えた。 スーツを探し、長袖のYシャツを取り出し、ネクタイを締めて丁度の温度、今年は秋が早い。
マイカーのタイヤにスリップサインが出ている。スタッドレスに替えるまで我慢してこのままにするか、暖冬なら新しいタイヤにチェンジ
か、悩ましい所だ。
役所でも、ほとんどのメンバーがスーツを着用している。
村道小吹西峰線沿線、岡本氏宅一帯の水道が一年近く前から、水大量使用時に止まったり、極端に水量が減少したりする。速やかに対策を
指示した。
午後
辞令交付
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村長の日記
今年春採用した職員の試用期間が終わり、今日より晴れて正職員、主事となる。
総務・藤田、健康福祉・奥西、住民保険・児島、教育委員会・中島、人事財政・東 の五名。
全員、村の仕事にも慣れて戦力になりつつある。 少し元気のある村を、よりたくましく発展する村に、若い諸君の力と、知恵と、行動力
に期待する。
10月4日(火)
10時30分
記者会見(府庁)
府下の市町村長には、大阪府 橋下知事、大阪市 平松市長が11月27日市長選で戦うより、手を握って880万人が安心して暮らせる、
ワン大阪、良い大阪を作ってほしい思いがある。
今日まで、市長代表4人・町村長代表3人で「大阪の明日を語るシンポジウム」を府下市町村長と、平松市長、橋本知事を迎えて開催し2
人の接点を見つけることができないか、との思いで交渉を続けてきた。
橋下徹知事と大阪維新の会、平松邦夫市長両陣営との間で日程調整ができず、既に両者は臨戦態勢に入っており、シンポジウム開催を断念
した。
以上の経過を府庁で記者会見し、発表した。
大阪の将来は、選挙民の良識にゆだねられた。
10月5日(水)
9:30
経営戦略会議
平成24年度予算編成方針重点項目は
・村民の安全安心を最優先した防災力の強化
・子育て支援と教育環境のの充実
・金剛山をはじめとした観光施策の展開
・企業誘致による産業の活性化
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村長の日記
平成24年度行財政改革の重点項目。
・自主財源の確保
・経常経費の見直し
・総人件費の抑制
・公共施設の適正な維持管理。
・特別会計の健全化
住民の安全安心、村の発展、その原資を生み出す行財政改革の3本柱で予算編成を行う。
国の方向がまだはっきりしない。 府の知事がどうなるかわからない。 不透明な時代だが、23年度の村運営は大丈夫。
24年度は今のところ不透明。 予算編成が終わるころ(12月末)前後には少し見えてくると思う。
14時
区長会
・地区補助金、カットで心苦しい金額、例年通り
・富田林署の指導による、秋祭りマナーのお願い
1.
拡声器音量の自粛
2.
夜10時以降の地車曳行と集会の自粛
3.
送電線付近での大型クラッカー使用禁止
・避難(水害、土砂災害)マニュアル作成の協力お願い
組ごとに避難区域のブロック化を行い、避難経路の検討を行う組の線引きをお願いする。
・住民協働での村造り
協働とは、自治会と行政、各種団体と行政、立場の異なる者同士で共通の課題解決を目的に、対等な関係で協力し合う。
代表的な共同とは
1.
情報交換(住民、事業者、行政)が互いに情報を共有し生かす
2.
補助金なぞ租近的援助
3.
施設や物品の貸与。(事業を実施する団体に物品での支援)
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村長の日記
4.
イベントの共催(行政、住民共に主催者となり協力して事業を行う)
協働の担い手
住民、地区、自治会、各種団体、NPO、企業、他。
区長会長不在につき、磯崎副会長議事進行、手際良い運営だった。
10月6日(木)
9時15分
役所発 五條市へ
台風 12 号のお見舞いと、少しの義捐金をお持ちした。
五條市 吉田市長の話
今回被災した地域は川床より50m 以上高い地域。 水害が発生するとは地域の人も、役所も考えていなかった地域が水害に襲われた。
住宅地より川を挟んで対岸にある山が、深層崩壊により崩れて川をせき止めた。 その勢いで上流のダムが毎分1000トン放出していた
水が50m 以上跳ね上げられ、東北の津波と同じ状態になって家を流してしまった。
50m 下の川床から津波が押し寄せてくることはありえない。 正にあり得ない事が起こった。
津波に押し流され壊れた家は20mほど上の土手に散乱し、家より30m ほど上のところに遺体が1つあった。
3日間の降雨量はほぼ2m。 村にこのくらい雨が降ったらすごい災害になっていただろう。
10月7日(金)
神戸 楠公歌の会来村 歌と講演の交流会(いきいきサロン)
楠公歌の会、林会長以下54名観光バスの補助席まで使って来ていただいた。
村、オレンジエコーによる千早赤阪村歌、時々聞くがまだ1人では歌えない。 オレンジエコーの特訓を受けよう。
次は楠公歌の会
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村長の日記
赤とんぼ 兵庫県竜野で、三木露風作詞による、兵庫県民愛唱歌の位置付けらしい。
次はオレンジエコー、楠公歌の会による、故郷。
最後に、楠公の歌「青葉茂れる桜井の.
.
.
」で始まる楠公さんおなじみの歌、15番まである。
ほぼ17分、なかなか歌い応えのある歌だ。
楠公史跡保存会も年に1度や2度は、15番までフルコーラスをうたう会があってもいい。
10月8日(土)
久しぶり何もなしゆっくり寝る。
10月9日(日)
葬儀1件
まさに秋の行楽日和、登山客が多い。
11時開式に合わせて10時過ぎに千早を出たが、上ってくる車が多い。 もう少し道路が広かったらと思うことしきり、しかも道路際の
樹木が大きくなって、枝を道路に広げてくる、バスの屋根に触るほど広がっている。
観光を考えるのなら、道路は今の時代、正に生命線だ。
10月10日(月)
大阪ロータリークラブ メンバー 金剛登山
竹中工務店CEO 竹中社長、南海電鉄COO 亘社長、南海電鉄 関西常務取締役、ゼット株式会社 渡辺社長、錚々たるメンバー。
リーダーはモンベル 辰野会長。 皆さんなかなか元気で本道を登って行った。
今日は金剛山のもみじ祭りの日、車の駐車場確保が難しい。なんとか無事駐車ができた。
食事の後で富田林の多田市長とともに、南河内、千早赤阪村と金剛山開発の協力を取り付けた。
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10月11日(火)
10時過ぎ
那智さんへ
国道168号線が不通。 169号線はやっと開通したらしいが、まだ本調子ではない。 阪和道で田辺まで行き、それから42号線で勝浦
へ向かう。 途中、町の半分が浸水した古座川町武田町長へお見舞い。 やっと浸水の後始末が済み、復興の糸口の付いたところ。 老齢化
率(人口に占める65歳以上の人口の割合)50%を超える町では大変な苦労だ。
勝浦を過ぎ那智山へ、那智の滝から流れてくる川がものすごい氾濫を起こしたらしい。
道路はもちろんだが、途中の住宅が流されたり、つぶれたり。 奥さん、娘さんがお亡くなりになった勝浦町長の自宅もこのあたり。
こんなところが水害に? 安心安全には常識が通用しない。
10月12日(水)
勝浦から串本回りで千早赤阪へは260Km。
山間部2000mm に及ぶ降雨でひどい被害を受けたが、海岸部は被害が無い。 ただ、新宮方面に向かうと海岸部も大変らしい。
長時間運転していたので、筋肉伸ばしに夕方より金剛登山。 もう少しで1000回になるが、なかなか登る機会を作れない。
秋の金剛は気温も登山にもってこいだが、早く日が落ちる。明るいうちに頂上へ着いたが、早く下りないと暗くなる。
急いだつもりだが、下り半分ヘッドライトのお世話になった。
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村長の日記
10月13日(木)
10時
府民センター 南河内農と緑の総合事務所 土屋所長訪問
いろいろな懸案事項を相談。
・ 地元産の材木を使った建築物には、補助金が出るらしいが、いくら出るのか。
補助金が出れば、大阪府下で村内産の杉檜の使用が増え、少しは木材単価が上がるのではないか。
・ ダイヤモンドトレイルを、国交省の風景街道事業へ指定してほしい。
大阪府としてもぜひ採択されるようにバックアップしたい。
・ 村内人工林約3000ヘクタール。木材価格低迷により山主の育林意欲がなくなり、間伐を行っている山はほとんどない。国費、府費
を投入して間伐を行ってほしい。なお、間伐を行うにしても繰り返しできないと思うので、50%程度強い目の間伐をお願いする。
国は意欲のある山主、年間5ヘクタール以上施業する山主を補助対象としている。 しかし千早赤阪村のように個人の所有面積が少ない地
域では、現実的でない。早く考えて実行しないと、村の山が藪化する。 スピードをもって頼む。
なかなか街の住民は村の状況を理解できない。しかし大阪にも、村のような山ばかりの地域がある事を理解してほしい。
10月14日(金)
今日は、堺祭りに賛同して海上自衛隊イージス艦「ちょうかい」が、大浜に入港する。最新鋭の自衛艦、ぜひ歓迎に行きたかったが、村の
祭り、千早神社の秋祭りが重なって、今回は残念ながら断念した。
森屋、水分、桐山、二河原辺、川野辺。 だんじりのある地区は1~2か月前から曳行の準備で忙しい。その上、水分は今年 神輿担ぎ の
当番。若い衆が少なくなった現在、神輿を担ぐのは大変らしい。
今日から だんじり曳行が始まるのに、あいにく雨模様。例年なら午後3時頃より だんじりの囃子が聞こえてくるのに、雨のせいか静かな
夕方。 祭りは晴れが良い。
10月15日(土)
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村長の日記
11時より
千早神社の秋祭り
例年感じることだが、神社へ上るのがしんどくなる。 1年1年、歳を取っているのだろう。 今年は参加者が少ない。 水分神社の祭りが
はじまり、氏子が多い中津原のだんじり曳行も始まった。1人でも参加者が多い方がいいのだが。
地区内の座は、年末年始の神社と、大神宮さんのしめ縄とお祭りだけを残すだけとなり、秋の祭りは取りやめ。少子高齢化でますます地区
は寂しくなってゆく。
千早神社は日本100名城に選ばれたおかげで、スタンプラリーの参拝者が増えた。 神社だけはこのまま次の世代へ引き継ぐのが我々の
使命だ。 府社という格式の高い神社、大事に引き継ごう。
10月16日(日)
雨も上がって今日はだんじり日和。
昨日は楠さんで少しお酒をいただいた。 飲酒運転はやめて酔いを醒ました。
いつも車で走るとだんじりに合うのに、今日は上東阪で中津原の だんじりに合っただけ。 森屋の だんじりは昼食タイムらしく、森屋北
に止まっていた。
千早地区には だんじりが無く、引いた経験のない私には だんじりに打ち込む皆さんの心理を理解できない面はあるが、人を引き付ける魔
力があるらしい。
本場、岸和田へ養子に行った弟が、2~3年目には だんじりの魔力にとりつかれ、9月は完全に だんじり生活に入っている。 40年経
過した今年も、話をすると だんじりの話になる。
夕方5時頃、下地区を一周したが、なかなかダンジリに会えない1日でした。
下地区一帯が だんじりに大きな力をもらっているように思えるのは私だけではない。 だんじりの秋だけでなく、年中、秋祭りほど人が集
まればいいと願うのは私だけではない。
10月17日(月)
経営戦略会議、
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村長の日記
平成24年の予算編成方針を検討した。
1、 安全、安心、環境。
地域防災計画の充実(台風 12 号の奈良・和歌山の状況を踏まえて)
消防救急体制充実(消防団老朽車両の計画的更新)
老朽化した水道施設の更新。
下水道施設充実と維持管理。
NPOとのコラボで、府民の自然エネルギー体験の場つくり(風力、水力、薪炭ガス発電設備を設置し体験する) 事業の認定待ち。
2、 健康、福祉。
母子保健事業、母子健康手帳交付、妊婦健康診査、乳幼児健康診査。
子育て支援センターを充実、子育て親子交流の場の充実、子育て講習会、村の特色ある食育。
乳幼児医療助成(小卒までの医療費、入通院に一部助成)(中卒までの入院助成)
3、 教育、歴史、伝統
中学校給食の平成25年実施。
千早小吹台小学校の耐震補強。
海洋センタープール改修工事。
3、 観光、産業、地域振興
直売所充実とテコ入れによる農業振興。
奉建塔周辺の花いっぱい運動、修景。
棚田PRの充実。
大森地区開発の推進。
河内長野市とのコラボによる奥河内観光推進。
5、 建設、交通
村道整備、府道の改修、309号線拡幅延伸。 橋梁長寿命化計画の策定
6、 協働行政経営
村民提案型村造り事業。
行政広域化の推進(府から市町村への権限移譲事務を 3 市 2 町 1 村で連携処理するとともに、既存事務広域連携処理を検討する。)
午後
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村長の日記
共同処理準備室の 藤氏 来庁
3市2町1村共同処理準備室発足日程説明。
平成24年度予算編成は11月下旬、市町村長で確認
11月7日管理職入室
12月1日事務職員入室
24年1月より事業開始。
共同処理準備室 藤室長には、域内を統一するITクラウドの推進、消防の一元化推進をお願いした。
17:30
南河内環境施設組合で東北支援の可能性を検討した。
10月18日(火)
朝
河内長野公共職業安定所来庁
ハローワークの事業概要説明を受けた。
本年8月、有効求職者は、(新規求職者1,313人)を含め5,977人。 有効求人数は、(新規求人数1,177人)を含め2,050人。
就職件数は399件となっている。
府内ハローワークの求職者を見ると、
堺ハローワーク:南河内在住者6人。 大阪市内ハローワーク:南河内16人。 柏原ハローワーク:南河内24人。
ほぼ50人が他地区のハローワークを利用。
河内長野ハローワークは、河内長野332人、富田林300人、大阪狭山124人、太子町32人、河南町38人、千早赤阪村8人。
千早赤阪村からの求人は少ないが、年に何人かはある。府下の求職者に紹介してもあまり行きたがらないので、橋本ハローワーク、御所ハ
ローワークに回すと採用に至るケースが多い。 村にとってあまり喜べない現実が見える。
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村長の日記
10月19日(水)
ジャパンメディカル来庁
千早赤阪村で、かなり激しい運動ができる場所。 一般人との接触が少なく、かなり長期(2~3週間)宿泊できるところはないか?
村には運動、ジョギング、ウオーキングのできるところはたくさんある。
一般人と接触の無い所は村全域、殆どだ。 宿泊の出来るところは、旧千早小学校、元府立山の家 他、民間施設でも複数ある。
何に使うのか?
今企業で一番の懸案は、うつ病、ノイローゼ、なドのメンタルヘルスの問題。 初期の間に解決しておかないと、病が進み最後には取り返
しのつかない結果となることが多い。
キツめの運動を一定期間続けると、メンタル面に非常に良い結果が得られることがわかってきた。 その間、できるだけ人と接触を避ける
と、早くいい結果が得られる。東京近郊で廃校となった小学校を使い、すばらしい結果を出している企業がある。ぜひ、そのような施設が
あったら紹介をお願いする。
空いている施設の有効利用は私たちの望むところ。 事務方と相談して実現の可能性を判断しよう。
10月20日(木)
朝
府民センター ダイヤモンドトレイル担当来庁
ダイトレ活性化実行委員会、今後の取り組みに対する意見集約の結果をいただいた。
1、 ガイドブック作成の件。
総意としてガイドブック作成については賛成だが、費用負担が大きい。予算確保が困難の意見が多く、とりあえずペンディング。
2、 携帯端末向け観光情報提供システムの整備。
QRコードに携帯をかざすことにより、各市町村のホームページに入り観光案内にアクセスできるシステムに乗る方法を検討中。
3、 現地調査
現地調査はメンバーのみで行う。イベントは別に考えることになった。
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村長の日記
14時
南河内男女共同参画社会研究会 講演会
漢字ばかりの非常に長い講演会。千早赤阪村が幹事で冒頭挨拶を行った。
今日の講演は ソウル ゴスペルシンガーの新井深絵さん。 ゴスペルソングは心にしみる、国は違ってもフィーリングに国境はない。
10月21日(金)
今日は久しぶりに公務の少ない日。
それでも小吹台のライフライン、大阪ガスLPG(株)のガス管更新工事、森屋北西部村道形状の話、いろいろ課題はある。
今日は大阪府議会の最終日。ダイトレのトイレ設置予算(和泉市、河内長野市、河南町、千早赤阪村)合計6千万円の補正予算がかかってい
る。
夕方のTVでは、まだ議会が順調に進展していない。 議決と橋下知事辞任は明日になるのか?
今日は最近よく使われる、放射線の説明で使われる単位の説明をしよう。
放射線の説明で使う単位
ベクレル(Bq):
放射線の量を表す単位。
グレイ(Gy):
物に吸収される放射線のエネルギーを表す単位。
シーベルト(Sv):
人への放射線の影響の程度を表す単位。グレイの値に、放射線の違い、臓器など組織の違いを加味して、影響を評
価する。
最近は放射線の単位を、よく電球に例える事が多い。なので、乱暴なたとえだが、電球の場合と比較して説明する。
電球のワット数(W) = ベクレル(Bq)
明るさ(ルクス)(lx) = グレイ(Gy)
電球の明るさが一定なように、放射性物資の放射線量は(半減期にもよるが)だいたいいつも一定。
電球からの距離によって、明るさは異なる。遠いほど暗く感じる。放射線も、距離や遮蔽によっ
て影響が小さくなる。
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村長の日記
少しは理解できたのではないだろうか? さて、シーベルト(Sv)の説明はちょっと難しい。
グレイ(Gy)に放射線の種類ごとに定めた係数を乗じて算出するが、これは人体への影響度を見る指標だ。
例えば太陽の下で、裸でいる場合と、服を着ている場合 を考えればわかりやすいかもしれない。
裸だと、陽に焼けて黒くなる。服を着ていると、肌は焼けない。
陽に焼ける環境で裸、肌に影響が出やすい
= シーベルト(Sv) 高い
陽に焼ける環境で服を着て肌を保護しており、肌に影響が出にくい = シーベルト(Sv) 低い
かなり乱暴な例えだったが、放射線・放射能の単位について、少しは理解できたのではないだろうか。
10月22日(土)
朝から雨模様。 最近土日と天候の悪い週が多い。 ロープウエイの売り上げに直接響く。
今日はインテックス大阪の、モンベルフェアーに行く予定で家を出た。 村はずれトンネル手前でモンベル辰野会長の「五條にある藤岡家
住宅は良いよ」を思い出し、まず五條市へ。
藤岡家住宅(五條)
藤岡家住宅に入り、吸物付1200円也の食事をオーダーして、ボランティアガイドの説明を聞く。 わたしの家より約100年古い。 藤
岡家は、先代の大正・昭和時代、男4人兄弟の兄2人が東京大学卒、官選知事となっている秀才揃いの家系。
四男で医師になった弟が、富田林の藤岡医院のルーツ。
1200円の吸い物付昼食はうまい。 ド田舎のはずなのに、一品一品の先まで神経の行き届いた料理。 柿の葉寿司の たなか作。
たなか の先代社長 田中修司氏が、NPO法人うちのの館の理事長をしており、藤岡家住宅に常駐。気配りのボス。
古民家の修復から運営までを担当。 修復以来3年、現在運営費は賄える。 民間の発想でないとマネージメントはできない。
田中氏に古民家修復の技術指導と、マネージメントのノウハウの指導をお願いしモンベルフェアーへ。
モンベルフェアー(インテックス大阪)
初めてのインテックス大阪。 3号館探しに手間取ったが、4時少し前に到着。会場では子供がロープのぼりをやっている、うらやましい。
プールが作ってあり、カヤックが浮かんでいる、気持ちよさそうにパドリングをしている奴がいる、楽しいフェスティバル。
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村長の日記
会場の半分は、モンベルのフレンド企業、フレンド自治体ブースがあり、地域の特性を生かしたPRに励んでいる。 辰野会長に村おこし
のアドバイザーをお願いした。
10月23日(日)
高野街道宿場市(三日市)
三日市の、フォレスト三日市と駅の連絡道周辺で、昔の宿場市を模した催し。ほぼ30店ほどの店が出ている。 まつまさ はこの祭りの初
めから参加、もう7年ぐらいか。
豆腐がよく売れた。
12時30分
ふれあいコンサート(くすのきホール)
村の文化部はなくなったが、文化展実行委員会のおかげで今年も盛会に開催できた。
今年の売りは中学校のブラスバンド。 運動会のマーチングバンドが良かった、ステージでの演奏もなかなかよくできた。
トレーニングに励み、
「河内に千早中学あり」というところまで行こう。
10月24日(月)
今日はめでたい便りがあった。
清原隆雄氏藍綬褒章受章。
おめでとうございます。
11時
浪速高等学校・関西大学連携浪速中学校 木村理事長訪問
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村長の日記
10月24日(月)
今日はめでたい話がある。
清原隆雄氏が社会福祉協議会、選挙管理委員会委員 他 の功績で、藍綬褒章受章の報告があった。
長期間にわたってご苦労さんでした。
今年は松原市の消防長であった矢田氏が瑞宝双光章を受賞され、教育関係では社会福祉協議会の大西会長が同じく瑞宝双光章を受賞された。
叙勲、褒章、長年にわたり努力された結果が形になることは、村にとってもいいことだ。
11時
国学院難波中学、高等学校木村理事長と面談
多門尚学館土地売却の瑕疵訂正をお願いした。
午後
大阪府知事選挙に倉田薫氏を推薦する話が、能勢町長 中氏 から入る。 大阪府下市町村長のほぼ3分の2、30人の賛成がほしい。
中町長と同一歩調を取る。 明日、明後日は南河内環境施設組合の研修で弘前へ行くので、一任をお願いした。
10 月 25 日(火)
9:40
朝 9 時 40 分発の青森行き日本航空で伊丹出発。
72 人乗りのブラジル製エンブラエル 170。翼は川崎重工、重要部品は日本製、安全でいい飛行機。1 時間 10 分で青森についた。
青森県 弘前地区環境整備センター
本日の研修先は青森県弘前地区環境整備センター。
本施設は平成 15 年 4 月完成。3,600kw/h の発電設備付。施設は弘前市郊外の平坦地にあり、真新しい施設。
総工費 187 億円、ごみ焼却施設、発電施設、灰溶融施設、資源化施設全体の建設費。したがって、各施設ごとの建設費はわからない。
平成 22 年度の実績では、
発電量:1,780 万 kw/h
売電電気量:680 万 kw/h
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村長の日記
売電収入:4,680 万円
売電単価:8 円~10.7 円 kw/h
受電電圧、逆送送電圧:66,000V
発電量、最大:3,600kw/h
自家発電でよかった点は、3 月 11 日の東日本大震災で地域はすべて停電したが、この施設は自家発電で停電することなく作業が続けられ、
ごみ処理が停滞することはなかった。
発電設備は意外とメンテナンスに経費が掛かるので、発電すればコストダウンになるかどうかは十分に検討する必要がある。
52,300 平方メートルのフラットな敷地に、13,800 平方メートルの施設、南環境の敷地と比較すると羨ましい限り。施設は新しくきれい、
古い施設で綺麗な焼却を行っている我々の施設の技術者にお礼を言う。
費用対効果を十分検証した上で、廃熱エネルギー回収発電はぜひやるべきだ。
10 月 26 日(水)
10:00
陸上自衛隊八戸駐屯地
青森県八戸市 陸上自衛隊八戸駐屯地で、災害派遣活動の状況視察。
部隊は3月11日の地震発生とともに動き出した。 すぐヘリを飛ばし、まず海上の偵察、津波の発見から始まった。
ヘリの報告により、超大型大震災とわかる。 八戸市内へ救援対策に隊員を派遣、夜間もヘリによる監視を続けた。
出動命令を受け、八戸、岩手へ派遣となる。 始めは生存者の捜索、遺体の収容を数日間連続で行い、次に被災者の生活支援、給水、炊き
出し、入浴、救援物資輸送、がれきの除去、継続して行方不明者の捜索。 800人を常に派遣した。
自衛隊は自己完結型の組織(人の助けを借りることなく、どこでも長期間生活できる)。 災害初期の派遣は休養、休日、交代なしの派遣で
あった。 最初の間はきつい、しかも精神的にも負担のかかる仕事ばかりで、メンタル面の破たんを心配したが、隊員は十二分に耐えてく
れた。今はもうセラピーの必要はほとんどない。 派遣一ヶ月位より、4日~5日で帰隊のローテーションとなり、隊員の負担は少々軽減
された。
駐屯地には派遣先から届けられた莫大な量のお礼の手紙、メッセージが保管されており、災害派遣が熱心に、秩序正しく行わた事がわかる。
特に、女性隊員で構成された聞き取り部隊による被災者への話しかけは、被災者の心のケアに役立った。
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村長の日記
八戸駐屯地は非常に広く、隣接して海上自衛隊の対潜哨戒機 P-3C の基地があり、航空機の発着ができる。
帰り際に広報の小笠原氏が「八戸は完璧に復興しました。災害の爪痕はフェンスに傷があったり、塩害を受けた松ぐらいです。
」
バスで被災地を回ったが、がれきの集積所を除いて、全て何事も無かったかのような状況。
10月27日(木)
今日と明日の午前中は、職員の健康診断日。
所要のため明日診断を受けることにして、小吹台いきいきサロンへ。
リタイヤ後、農業で第2の人生を充実したものにしたい人がいる。 村で現在増加中の耕作放棄地を利用できないものか?
村が中に入り、定期借地権を使って、耕作放棄地に今一度息を吹き込む事が出来ないだろうか、十分検討に値する。
16:00
金剛登山。 寒くなってきたので汗の量は少し減った。かなりしんどいが体力保持には欠かせない運動だ。
8合目より上は紅葉の最中。ブナ林の黄色、楓の赤、夕日の赤が混ざってすばらしい景観。 水はないが、奥入瀬よりきれい。
頂上は8℃、止まると寒い。あと 34 回で金剛登山 1,000 回になる。
秋の陽はつるべ落とし。くだりが暗くなるのですぐ下山。 半分下ったところでヘッドライトの世話になる。
下山中、上ってくる人5人と会った。 全員金剛山のプロ、ライトなしで登ってくる。 夜、晩飯のビールはうまかった。
10月28日(金)
連日、朝刊は知事選の記事。 あと1か月、大阪は賑やかなことになる。
週刊誌、月刊誌の焦点は、大阪府知事・大阪市長の同時選挙。 11月27日に結果が出る。
朝
月例監査
笠松監事より指摘を受ける。 早くフリーパスできるようにスキルアップしてほしい。 指摘を受ける度に、少しずつ緊張度が上がりスキル
アップが出来つつある。
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村長の日記
知事選の告示は11月10日。大変な11月になりそう。
大阪、愛知、神奈川、新しい地方自治の姿を巡って模索が続いている。 大阪府民、市民の1票で地方の姿が決まる。 新生大阪が日本のリ
ーダーとなり、昔の元気を取り戻してほしい。
10月29日(土)
18:00
富田林青年会議所OB会
30 数年前、富田林青年会議所の理事長をしていた。 今もOBとして、年に何回かOB会に出席している。 今回は古川OB会長の要請に
より 20 分ほど話をした。

9 月 20 日 府下市町村長大半の総意により、橋下知事と、平松市長 話し合いの場を設け、バトルを収める事が出来ないかと首長有志
が努力した。 結果、平松市長に拒否されて実現できなかった。

倉田知事候補が立候補に至る経過で、首長の署名を集めるのではなく、良い大阪を作るには「倉田氏が知事候補として最適だ」との首
長諸氏の声により、立候補の決意をするに至った。

最高裁判所で、1 票格差は 2 倍までの判決があった。最高裁判所には 15 人の裁判官がいる。うち東京大学卒 8 人、京都大学卒 2 人、
中央大学卒 2 人、名古屋大学、慶応大学、九州大学各 1 人。最高裁の皆さんは、インフラが完全に備わった東京在住。島根の田舎、北
海道のオホーツク沿岸、紀伊半島の山中、千早赤阪村、人口が急激に減少廃村になりつつあるような場所はご存知ない。
議員はまず選挙区を大切にする。 選挙区の中でも人の少ない所は無視する。議員は票があるところが大切なんだ。
今、日本は一極集中が進んでいる。 人のいるところは議員が増え、過疎地はますます過疎化する。 1 票格差是正は田舎つぶしと考え
られる。東京のように全て揃っているところに住むと苦労がない。 したがって東京出身の総理大臣もイマイチだ。
名宰相、吉田茂は高知県、佐藤栄作は山口県、田中角栄は新潟県。 田舎出の総理大臣は存在感がある。田舎の代議士を減らせば、ま
すます一極集中が加速される。
ドイツのように、国は防衛と外交、各地方が政治・経済のユニットを形成している国を目指すには、人口密度の低い地方にも存在感の
ある代議士を配給すべきだ。
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村長の日記
10 月 30 日(日)
民主党大阪府連大会(ホテルニューオオタニ大阪)
始めに平野代表の挨拶。舞台の上には大阪府選出の代議士がたくさんいる。選挙区で自民がゲットしたのは西野先生だけ
大阪市長候補は平松氏、大阪府知事は池田市長 倉田薫氏。 個人的な意見としては、橋下市長、倉田知事で、ここ 2~3 年のようにタッグ
を組んで大阪の浮揚を進めてほしい。
10 月 31 日(月)
17:00
橋下知事退任
府庁から去る時に、職員が送り出すと聞き府庁へ。
定刻 10 分前、市町村課長、総括補佐とともに正面玄関へ。正面車寄せにテープが張ってあり、知事の歩く場所が確保されている。
5 時近くなると、総務部長、教育長、都市整備部長、農林水産部長、危機管理鑑、府の幹部が続々集まってくる。
維新の会所属議員も20 数人、車寄せ下の広場に集まってきた。綛山,小川、木村副知事も集まってきた。
定刻を 10 分も過ぎたが、まだ橋下知事は出てこない。 しばし重苦しい沈黙がつづく。
拍手が沸き上がったところで、SPに先導され階段をゆっくり降りてきた。
満面の笑みを浮かべてゆっくり前を過ぎてゆく。 一言も発せず、ゆっくり我々の前を過ぎ下の広場へ降りて行った。
3 年 9 か月の知事在任中、村は棚田支援に始まり、村財政立て直し、ダイヤモンドトレイルを中心とした金剛山開発の支援、強力にバック
アップしていただいた。 今の村があるのは彼の支援のおかげ、知事を去るに際し、感謝とお礼。
拍手で労をねぎらう。 3 人の副知事と握手を交わし橋下知事は府庁を去っていった。
11 月 1 日(火)
朝
東阪 矢田氏の瑞宝双光章受章祝いに訪問。 11 月 7 日授章式、10 日宮中参内。
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村長の日記
村から受章者が出るのは非常にうれしい。些少ながら村よりお祝いを持参した。 きっちり仕事をこなした人は叙勲が当たり前。
村の名誉、おめでとうございます。
10 時過ぎ
東條健三さん来庁
永年、公平委員を務めていただいた。 昨日、東京で総務大臣表彰をお受けになった報告を頂いた。
同じ日に 2 人にお祝いを渡すことができた。 長年のご苦労に感謝するとともに、ひとりでも多くと思う。村のちょっといい話。
11 月 2 日(水)
ジャパンメディカル 鳥居氏 来庁
メンタルセラピーのプロ。 今、日本は、社会の複雑化、進歩の速さ、変化のスピードについて行けず、ノイローゼにかかる人が多い。
かなりきつい目の運動を続けると、回復にいい結果が出るそうだ。 村には運動の出来る場所は沢山ある。 村も協力の約束をした。
セキセイ(株) 西川社長 来庁
事務用品、文具の大手。 アイデア商品で連続ヒットを飛ばし、会社を短期間で業界の大手にのし上げた。
「なんでやねん」普段考えている疑問の随筆集を出版された。 頭の回転が非常に速く話に引き込まれる。
人生に「ウイル、スキル、スリル」が大事なのはなんでやねん。
ウイルとは意思・目的を持って、それに向って目的を設定すること。 意思や志で、会社、村、国のビジョンに向かって進む。
さらに自己研鑽、常に技術スキルを求め続ける。人間として、個人として、社員として、目標を持ち自己実現に努力する。
スリルは、自分を低い位置に置かず、何事もチャレンジが必要という意味。 少々のリスクは伴うが、それを解決することの勇気をもって
生きがいを感じなさい。
ホップ、ステップ、ジャンプのように「ウイル、スキル、スリル」と口ずさんで生活しよう。
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村長の日記
11 月 3 日(木) 文化の日
AM10 時
熊取町 町制施行 60 周年記念式典(熊取町 ひまわりドーム)
朝 8 時 30 分 役所出発
祭日のせいか、外環はスムーズ。 早すぎるので時間調整。 忠岡町長、河南町長とともにひまわりドームへ。
ドームへの取り付け道路が狭いらしく、車が停滞気味。駐車場へ車を入れてドームへ。
原子炉があり(京都大学原子炉実験所)、人口 4 万 5 千人の街らしく、すばらしい施設。中西町長が正装でお出迎え。中はサッカーコート、
野球場が取れるくらいの広さ。観覧席が 500 席以上ある。うち放しのコンクリート壁は、つやつや光っている。村では考えられない、す
ばらしい施設に圧倒された。
厳粛な式典を終え、上垣前町長とエールを交わして外へ出ると、ドーム前広場・グランドに、たくさんの模擬店と多くの住民が集まり、お
盆と正月が一緒に来たような、盛大なお祭りでした。
11 月 4 日(金)
中山間地事業の耕地整理が水分地区で終了した一方、耕作放棄地が増加傾向にある村農業を、どうにかしたい思いがある。
平成5年、府下で1番早く始まった直売所も最初の頃の勢いがない。 蔬菜部 木之本、果実部 内田、花木部 堀、加工部 清井、各氏と懇
談した。
従来は行政が企画して行政が作り上げ、どうぞお使いください、だったが、現在では、収益が得られない山林の撫育、やる気のない林業家
には補助も出ない。 農業でも、行政と農家が共に企画し、協力して作り上げる協働が中心となる。 農家に使い勝手のいい、効率の良い施
設ができないか?
11月5日(土)
公務なし。 草刈り・葉刈りの後始末、雑用が山積。 孫を助手に1日働く。
少し家の周りが綺麗になった。 植えただけで見回りに行かなかった菜園には、レタスが大きくなって食べられるまで大きくなった。
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村長の日記
週に1~2回は家の周囲を回る必要がある。
11月6日(日)
古川光和先生 旭日中綬章 受賞記念式典(リーガロイヤルホテル)
12時
開演
衆議院議員 竹本直一先生、浅野 太子町長、武田 河南町長、私、および森林組合関係者が発起人。 11時に会場へ着くように、早く家を
出る。 黒の略礼服と白のネクタイ、祝賀会に定番の服装。
11時40分頃より、白いバラをつけた私たちは、古川先生とともに入り口に整列して参加者をお迎え。 古川先生の人脈の広さを伺える。
自民党の大阪府選出国会議員。 維新の会を含む、現役大阪府議会議員・OB。 松原市、堺市美原区、河内長野市、富田林市、羽曳野市、
大阪狭山市、河南町、太子町、千早赤阪村の議員。 南河内各市町村の首長 他、各界の大物がずらりほぼ450人。 兄、古川丈吉氏から
の伝統が息づいている。
とても86歳には見えない元気の持ち主。 口の回転とともに、ゴルフの腕は落ちない。
現在、大阪府森林組合、組合長。 仕事に遊びに忙しい毎日だが、河内の山を守るため働いてほしい。
11月7日(月)
朝いち
住民課
朝いちで住民課へ。 千早でイノシシが一頭、川の中で死んでいる。 始末を頼み、福井県護国神社へ。
今日は遺族会の慰霊祭、AM8時30分に役所を出発。 今日の慰霊祭は30人参加。 第2京阪を経由で草津でトイレ休憩、名神を使うよ
り40~50分早い。
12時
鯖江で昼食。 焼きサバ寿司 がうまいらしいが、明日の帰りに検討、今日は買わず。
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村長の日記
14時
福井県護国神社
慰霊祭。 境内面積が1万坪。 180m×180mほどの広大な敷地。 清井登喜 会長の下、186柱の英霊の慰霊祭を、おごそかに行っ
た。
宮司より名前をと言われ、筆を執ったが60年ぶり。 名前を書くより恥をかいた気がする。 これからはサインペンを持ち歩こう。
戦後65年。 近世の歴史によると50~60年で世界は制度疲労を起こす。 戦争で制度疲労解消の繰り返しだった。 やはり世界は制度
疲労を起こしている。
リーマンショック、ギリシャ・イタリア・スペイン・ポルトガルがデフォルト(債務不履行)の危機にあるユーロ。
鉄の弾ではなしに、今度はマネーでの経済戦争? 展開の予想はつかないが、村へも大きな影響を与えるだろう。
11月8日(火)
朝6時起床、7時より朝食。 昨夜は9時就寝。 10時間も寝るのは久しぶり、すがすがしい。 バイキングの朝食を済まし、敦賀にある
小牧の蒲鉾屋へ。 いつものことながら、うまい蒲鉾がある。 昨夜議長とともに買った、日本政府専用機 御用達の日本酒「梵」。福井で超
セレブな酒らしい。 酒と蒲鉾、いい取り合わせの土産だ。
NHK大河ドラマ「江」の、江姫が生まれた小谷城を中心に、長浜にかけて博覧会のさなか。 バスが多い。 しかし、博覧会の施設はすぐ
に取り壊せるような施設。 「江」が終わればすぐ取り壊す用意だろう。
知事選挙の打ち合わせがあるので、長浜で皆さんと別れ、新快速で大阪へ、1時間40分で着。
予定より1時間早着、夜の大阪をぶらつくのは何年振りか。
知事は 倉田 で意見の一致をみる。
11月9日(水)
大阪府町村長会 定例会(府庁別館)
14時
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村長の日記
審議事項
1.
地方単独医療費助成制度を国の制度に
知事・大阪府市長会・大阪府町村長会 連名で、小宮山厚生労働大臣に要望書を提出。
2.
第5期介護保険料の要望
第5期介護保険料は、全国平均基準額で5千円を超える見込み。 被保険者の負担を軽減する要望。
知事職務代理者 小川副知事・大阪府市長会・大阪府町村長会 連名で、小宮山厚生労働大臣に要望。
3.
電気料金特別措置
照明の高効率化(LED等)により、街路灯に新たな料金区分を設けると、関西電力より報告があった。
4.
修学旅行支援の報告
陸前高田市立第1中学校が、9月26日~9月27日 大阪市へ修学旅行に来るように、府下市町村が支援した。
5.
11月29日 町村長セミナー「人口減少社会の到来から見える自治体政策」講師:政策研究大学院大学教授、松谷明彦氏
11月30日開催の、全国町村長会の概要説明。
11月10日(木)
大阪府知事選挙 告示
8時30分
読売新聞社となりにある事務所へ、8時過ぎ到着。次々おなじみの市長・町長が集まってくる。 TV・新聞・マスコミが次々集まってく
る、話題の選挙。 倉田、松井候補の一騎打ち。 良い大阪には、倉田薫が必要との思いは同じ。 大阪府市長会会長として、橋下改革を裏
方として推進してきた実績を買った結果。
府下の市長・町長・村長の大部分が、知事候補をバックアップするのは初めて。 「良い大阪を作ろう」が合言葉。 頑張ろうコールで候補
者は街へ出て行った。
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村長の日記
12時
大阪府府庁玄関前、昼休み職員が出てくるまでの間、市町村長がマイクを握る。 今日から27日投票日まで長い選挙戦。 村長選挙の5日
間でさえ長いと思うのに、16日間の街宣活動。 倉田候補の健康とメンタリティの健全さを祈る。
11月11日(金)
13時30分
大阪府年金連盟総会(中之島中央公会堂)
共済組合理事長、豊中市長 浅利敬一郎 氏の職務 代理としてあいさつ。
中島中央公会堂は、五代友厚が、株・商品取引で莫大な利益を得て、大阪市へ寄付した建物。 大阪には明治時代すごい大物がいた。
ステージから眺めると、1階にほぼ1200席、取り囲んで中二階に500席はある。 耐震補強とリニューアルが施してある。 鉄筋コン
クリート製の冷たい感じではなく、煉瓦の温かみが伝わる建物。
経済の中心が大阪であった時代の象徴だ。
11月12日(土)
9時30分
松原マルシェ(松原中央公園)
松原市 沢井市長の、
「ぜひ一度見に来ませんか」に誘われ参加した。
市の施設が集まった中央公園周囲に、100を超えるテントの集合。 野菜の販売、去年のテーマ合鴨カレー、今年のテーマ小松菜麺のP
R。B級グルメの店がたくさん。 焼きそば、お好み焼き、ビーフステーキ、たこやき、フランクフルト、ありとあらゆるものがある。 特
別ブースには、有名な 富士宮焼きそば、スイーツのコーナーにも20数店。 よく集めたものだ。
来年には河内の名物になるだろう。
予算は天文学的数字だが、商談コーナーもあり、集客力もある。 十分ペイするだろう。
午後
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村長の日記
棚田夢灯り
残念ながら、今年は村内皆さんの出店が少ない。 3時過ぎに現場入りしたが、人が徐々に集まってくる。 4時を過ぎるとさすが秋、陽が
早く落ちる。
村立中学校ブラスバンドの演奏が、矢倉先生の指揮で始まる。 今日は3年生が引退する最後の演奏。 今年、中学生の演奏は数回聞いたが、
素晴らしい。 村の名物が1つ増えた。 演奏が終わるころ、南西の空にきれいな夕焼けが現れた。 3千個の蝋燭と夕焼け、カメラマン曰
くベストマッチング。
開会式に次いで、中津原の300年続く獅子舞。 狭い舞台の上での熱演、かなり激しい動きに観客はくぎ付け、小学1年生が演じるキツ
ネに満場の拍手が沸いた。 伝統の良さ、すばらしさをを観客に植え付けた。 2回の演技で千人を超える観客をくぎ付けにしたのはたいし
たものだ。
今年は、昨年より多くの観客を集めることができた。 職員の協力も、かなりうまくいった。 住民の皆さんにもPRを強化し、協力をお願
いし、ONE千早赤阪を実現したい。
棚田の会の皆さんには毎年協力をお願いしているが、今年の盛況を見ると、村の行事として定着した。 あとは、村おこしとジョイントさ
せることだ。
11月13日(日)
9時
大阪市役所前、橋下徹大阪市長候補の出陣式。 大阪府・大阪市の徹底的な改革を叫んでいる。 橋下候補の主張は、既に皆さんがテレビ・
新聞・出版物でおなじみだが、やはり、訴えは目の前で、ライブで聞く方が迫力。 経済の中心は今一度、大阪へ取り戻してほしいと思う
のは、大阪人すべての願い。 勝利を祈る。
11月14日(月)
10時
NTT大和氏 来庁
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村長の日記
行政IT事情につき、レクを受ける。 現在千早赤阪村のような小さな自治体は、ITに莫大な費用がかかっている。
すでに奈良県で始まっているクラウドを使ったサーバーの共同利用により、莫大なIT経費を軽減できる。
大阪府の場合、奈良県に比べると財政的に余裕のある市・町が多い。 今、ITシステムを共同利用している自治体は、大阪にはない。 人
口60万人程度を1くくりとしてサーバーを利用するとIT、経費が劇的に下がる。
各市・町・村でITの業者が違う、ハードのメーカーが違う、長年にわたるシステムの積み上げが違う、役人の頭が固い、のが障害となっ
て、共同利用の話が進まない。
経費の削減(行革)がわかっているのに動かないのはサボタージュ行為だ。 村単独では意味がない。 近隣の首長をじっくり説得して、速や
かに共同利用に踏み出そう。
13時50分
小川副知事 訪問
ダイヤモンドトレイルを取り巻く10市・町・村も、財政的余裕がない。 ガイドブックを作る予算が取れない。 少なくとも、象徴として
ガイドブックを作りたい。 援助をお願いした。
村の開発では府の規制があまりにもきつい、村の発展にはもっと暖かいバックアップがあってもいいと思う。
11月15日(火)
朝
大西社会福祉協議会会長 瑞宝双光章受章お祝いの訪問
些少だがお祝いを持参した。
15:00
大阪維新の会要望(府庁本館)
大阪維新の会 鈴木憲先生 大橋総務会長、大阪府知事・大阪市長 ダブル選挙にもかかわらず、出席いただいた。
村の要望、
・府の事務事業を受けるに付、財政・人的支援を。
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村長の日記
・村内を走る国道309号線の整備。府道705号線(富田林五条線)の徹底的改修。
・小吹台下のカーブ線形の緩和。
・ITクラウドの共同事業化推進。
現在のように自治体ごとにサーバーを置き使うのではなく、60万人程度の自治体が集まり共同でクラウドを使い利用することにより、
経費をかなり削減できる。 小さい自治体がお願いしても相手にしてもらえない、府の指導で強く進めてほしい。
・府議会選挙区の改正
現在住民10万人に1人だが、このままでは人口の少ない自治体は票がないから議員が見向きもしなくなる。 人口割で議員定員を決め
るのではなく、過疎地は面積を勘案して決めるべきだ。 今の制度では人口一極集中を推進するだけ。
11月16日(水)
朝8時
役所発、大阪府咲洲庁舎へ。
湾岸線が渋滞している初めてだ。
府民文化部 伊藤氏、企業誘致課長 三枝氏、みどり課長 勝俣氏、農林水産部長 永楽氏 に面会。 すぐ府本部へ、教育長・教育施設課長、
秦氏、町村長会・共済組合 山本事務長、総務部次長、総務部部長、副知事三人、秘書課、出資法人課、市町村課 を回り、時間を見ると1
1時30分。 意外と時間がかかるもんだ。
役所へ帰ると推薦葉書が届いている。 皆さんの熱意が有権者に届いたらいいのに。
午後
空きを見つけ、京都へ孫の墓参り。
元気なら大学生、手を合わせるとしんみりする。 墓所は高台寺のそば、ライトアップを見ようと歩き出すが、葉は緑。 帰ろうと車に乗っ
たが京都の蕎麦を食べたくなり、五条烏丸へ。 蕎麦をアレンジした料理を数点取り、食べる、うまい。 最後に新そばを取り、満腹。
嫁の運転で千早は少し心もとない、京都で泊まる。 宿をとり爆睡。
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村長の日記
11月17日(木)
睡眠時間充分でスッキリ。 朝飯をかみかみ千早赤阪へ。 第2京阪は早い。 第2京阪村が出来たおかげで、村から新大阪駅へ行くのと、
村から京都駅へ行くのでは、10分ほどしか違わない。
推薦葉書を集める。 行方不明は少しあるが、とりあえず倉田事務所へ。
竹本代議士より「村長はもっと表に出て倉田支持を広げるように」とのこと、
「先生もよろしく」とお願いする。
河内開発協議会 仲谷氏 来庁
知事選挙の状況説明を求められるが、現在わかる程度の説明をする。 竹本先生の説明ではなかなか状況はわかりつらい。 自民党、民主党
の支持ははっきりしているが、フリーの公明がキャスチングボードを持っているのか、わからない。
今日はボージョレヌーボーの解禁日。 鉄板焼きで1本空けた。 評判では、今年のヌーボーは気候が良く、近年まれにみる出来。 確かに
旨い酒だった。 去年も、一昨年も旨かった。
11月18日(金)
朝
越井木材さん 来庁
国産材を利用したビルの外装材。 木材を200℃処理すると、昔の焼板と同じように、虫が食わない、変色しない、劣化しない、60年
は持つ、夏に外壁の温度上昇を抑える、冬は保温効果抜群、節電効果抜群。
公共建築は国産材で。 日本の林業再生に、間伐材の高値販売をお願いした。
午後
行政経営戦略会議

総合計画第2期実行計画への私の提案事業

防災拠点整備事業、(役所庁舎の新設)

奉建塔周辺活性化事業(交流人口増加プロジェクト)
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村長の日記

金剛山周辺活性化事業(交流人口増加プロジェクト)

農業振興事業(直売所モデルチェンジ)

各事業を単独で事業化するのではなく、全体を関連させて相乗効果を上げる企画を作るようメンバーに要請した。

森林藪化対策事業

大森地区開発推進
この2つは現在も継続中であるが、重点的にスピードアップを目指す。

4次総計、3重点施策推進体制(目指すべき方向性)

次世代育成プラン
持続的、発展的繁栄の実現をめざし、本村を担ってゆく子供たちが元気に育ってゆく、環境整備の推進。

住みたい村プラン
人口減少に歯止めをかけ、誰でも住みたい魅力ある生活環境の形成。

交流人口増加プラン
にぎわいと活力の創出に、自然資源と歴史資源を観光資源として活用し、村の魅力を最大限に引き出し、交流人口の増加を目指す。

住民協働の推進。
村造りの提案を広く住民に提案を求め、採択した事業に補助金を交付し事業を推進します。


対象事業

村内で行われる事業

公益的、社会貢献的事業

効果や成果が見える事業

その他決定次第事業開始。
行政経営戦略プラン後継計画
24年度末で終わる現プランを時代に合った形で後継計画を作る。
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村長の日記
11月19日(土)
今日は予定がない。
知事選だが、午前中横になろうとしたところ、千早簡水の貯水タンク水位が異常減少の報告が入る。 このまま減少が続くと夕方には給水
停止。
さっそく水道課長以下と協議。 全員で水道管破断場所捜索に出る。 時間との勝負、昼までに見つからないことを考えて、区長に午後から
協力の用意を要請。 総務課長に職員のスタンバイを頼んだ。
1時間後、捜索に出ていただいた区長と職員が、多聞尚学館のメーターが異常なスピードで回転していることを発見。 給水を止めたとこ
ろ、貯水タンクの異常減少が止まった。
多聞尚学館内のパイプが破断したようだ。 復旧に4日掛かる。 研修中の生徒約100人。 緊急用にボトル入り飲料水150本、用水3
00リッター持参したが、研修を中止して生徒を返し事なきを得た。水道も給水を継続できた、当たり前のことを当たり前にできた。
11月20日(日)
朝10時より
石川河川敷で 8年に1度の防災訓練
第1陣 30人。 村防災組織の皆さんがバスで出発。 2陣 8時40分。 3陣 9時。
10時
全員勢揃いで開会式
松原、藤井寺、羽曳野、富田林、大阪狭山、河内長野、河南、太子、千早赤阪 9市町村で開始。
天気は昨夜来の雨がやみ、晴れのいい天気。 風が強い、テントに入ると日差しがなくなり、異常に寒い。 8年に1度だけあって大がかり。
石川の対岸では、自衛隊による炊き出し、アルファー米の試食、各種 安全・安心 器材の展示もあり、防災博覧会みたい。
最後に、阪大医学部とコラボのドクターヘリ。 重症患者を載せて強風の中離陸で終わり。
河川敷は寒い。 安心、安全はお金がかかることが実感できた。
15:30
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村長の日記
なんば高島屋前
倉田知事候補の街頭演説。 全員自民党街宣車の屋根に乗り、市町村長連合の団結を見せる。
街宣車の屋根は意外と強い。 23人乗ってもびくともしない。 あと1週間、倉田候補は元気。 なんばで30分、街宣車の後で手を振り
ながら天王寺へ移動。
16時30分
天王寺ミオ前
街宣車の上、街宣車の後ろ、手を振り続けるのは非常にきついことがよくわかった。
あと6日間、倉田必勝を信じて応援を続ける。
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村長の日記
11月21日(月)
知事選挙、あと1週間。
期日前投票所が秘書室前にある。告示の10日から運動期間最終日の26日までの16日間、朝8時から夜8時まで、選挙管理委員会の皆
さんに詰めていただく。 ご苦労さんな話。千早赤阪村のように期日前投票があまり多くない村でも、5人の立会人が必要。 人口によりあ
る程度増減を、自治体、あるいは選挙管理委員会の判断でできないものか?
「地方主権」の掛け声ばかりで、すべて東京中心、一極集中でいいのだろうか。 知事選挙費用は全額大阪府の負担で、村に費用負担はな
い。 しかし、1日の事前投票人口に応じた人員配置でいい。
11月22日(火)
朝いち
12月議会 運営委員会
11月29日~12月12日。 例年人事院勧告があり、公務員の給料が勧告で下がる。 議会の議決がないと、12月から実施できない。
今年も人事院勧告が出た。
千早赤阪村は既に5%ダウンを実施中。 今年はその範囲内なので給料の審議はない。
今日は来客が多い、貝長議員、井上議員、グリーンホスピタルサプライ、田中議員。12月議会の運営に関する話が多い。
グリーンホスピタルサプライ
平成24年は会社設立20周年になる。 千早赤阪村で研修センターを作る予定だが、府の許可が下りない。 もちろん私たち行政も努力し
て府と交渉しているのだが、なかなか府がOKを出さない。 市街化調整区域とは村の発展を抑えるため、村のように交渉能力がない行政
をいじめるためにあるのじゃないかと疑いたくなる。
午後
国保運営協議会
ここ数年 運営業績が良く、例年黒字が出ている。 しかし年寄りが増えてくると保険の支払いが増え、運営が苦しくなる。 現在国民保険
会計が黒字の自治体は少ない。 村のように病院が近くにない、医療施設が充実していない地域に国保黒字の自治体が多い。 喜んでいいの
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村長の日記
か?
夕方
中佐氏 来庁
私の開発アドバイザー、中佐氏が来た。 村で物販業をやりたい業者がいる。 かなり本気で村内出店を考えている。 具体的な話はまだ少
し先の話だが、ぜひ出店してほしい。 実現するなら少しは村も元気が出るだろう。 早く前向きな結論が出るように、中佐アドバイザーに
お願いした。
11月23日(水) 勤労感謝の日
9時
富田林市 商工際 農業祭(石川河川敷)
8時20分役所出発。 例年のことながら河川敷周辺の道路が交通麻痺を起こしている。
来賓駐車場で給食センターをに駐車させてもらった関係で、時間前に到着。
8時40分登壇。 河南高校太鼓部の演奏が始まる。 若々しく元気の良い太鼓の音が河原に響く。 今日は風がなく暖かい。 20日の防災
訓練は風が強く寒かった。
野菜が安い。 果物が安い。 特に野菜の評判が良いらしく、帰りに野菜を満載した自転車の主婦をたくさん見かけた。
バナナ1房¥200。 1000円分買ったが重くて困った。
太子町、西村さんの作った力餅を買ってきて期日前投票の立会人さんに差し入れたら、評判良かった。
村からは北浦さんの銘木の店、トマトハウスをはじめ何軒か参加しているはずだが、北浦さんの店が見つかっただけ。
11月24日(木)
10時
自治労本部 来庁
自治労は今回の選挙、倉田支持。村の組合とともに共闘中。
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村長の日記
大阪市内では橋下氏が断然優勢。 松井 = 橋下だから、市内の橋下人気で大阪市内は松井断トツ、村で知名度を挙げても難しい状況だ。
大阪市内の知名度アップをお願いした。
昼
葬儀1件
午後
大阪府農林水産部長 柳楽氏 来村
9月府議会補正予算で決まった、トイレ設置場所視察。
本道途中、のろし台に設定予定。 登山口から上るのが大変だから、頂上から歩いて現場へ。 視察後登山口へ下山の予定。
予定より約35分遅れで部長到着。 河南町富高山で時間がかかったらしい。
秋の日はつるべ落とし、すぐ のろし台 へ下山開始。 二剛会メンバーの技術力をほめてもらう。
約25分で現場到着。 トイレは2セット、ヘリで運ぶ予定。 メンテは二剛会がやってくれる。3月中に工事を終わらせる予定。
現地でのセメント打設は無し。 全てブロックにして運び上げ、現地にただ置くだけ。
100Ⅴの電気が必要、山裾から地中送電する。水は遠くの沢より引く。 付帯工事は高くつく、大阪府に感謝。
咲洲庁舎からやってきて、スーツの上にジャケットを羽織り、長靴に履き替えての山下り。 地元の私たちは感謝するのみ。
11月25日(金)
午前11時より
葬儀1件
午後
南河内環境施設組合 臨時会
南環境は入札談合事件訴訟で、日立造船敗訴により、10億1千2百80万円の損害金支払いを受けた。 村の損害分として3千228万
円の支払いを受けた。
損害金を受けたことにより、損害金に対応する国の補助金を返還しなければいけない、とともに、起債(借入金)も返還する必要が生じた。
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村長の日記
今回の補助金返還により、村は129万5千円を国に返還する。
起債(借入金)繰り上げ償還額212万円、合計341万5千円返還することになった。
11月26日(土)
今日は知事選最終日。
13:00
河内松原駅前、多田市長、大谷代議士とバスの前に立つ。
19:30
梅田ヨドバシカメラ前、倉田候補最後のお願い。かなりの人が集まったが顔見知りが多い。 倉田候補の熱いスピーチを聞いて帰る。
11月27日(日)
9時30分
農業フェア
開会宣言の後、ふるさと会の餅つきを手伝う。 体がなまっているらしく、息が上がる。 1臼つきあがるまで頑張る。 自分でついた餅が
入った ぜんざい はうまかった。
ブースの1つに、塩の摂取を控えましょうのブースがあった。 1日9グラムまで。 多分私は20g以上摂取している、塩を控えるのは良
いことだとは分かっているのだが。
料理には、ポン酢、酢、その他 塩に関係のない調味料を使って、塩を控える努力をしよう。
今日は大阪市長、大阪府知事同時選挙の日。
20時、投票が終わると同時に橋下市長、松井知事当選確実のテロップが流れた。
予想をはるかに超えた強さ、維新の嵐が大阪に吹いた。 TV画面は、リーガロイヤルホテル祝勝会の画面。 大阪は確実に変わる。住民主
導の大阪が生まれる。 村も新しい時代に合った形に変化しなければならない。
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村長の日記
大阪府知事
松井一郎
200万票
村内
1508票
倉田薫
120万票
村内
1034票
圧倒的な維新の勝利。
大阪都構想、私の考え方にマッチした所がたくさんある。 効率の良い大阪を作り上げ、村も元気になるのが一番。
有権者の声は「大阪の停滞感を吹き飛ばせ」の一言に尽きる。 少子高齢化が府下一番進んだ村。
「村の停滞感ふきとばせ」これは住民の声。
知恵をはたらかせて頑張ろう。
11月28日(月)
18時
竹本直一先生 15周年記念パーティ(スイスホテル)
市長・知事 同時選挙、維新圧倒的勝利翌日のパーティ。 少々テンションが上がらない。 しかし500人を超える盛況。
自民党宏池会古賀先生、石原伸晃幹事長が主催者側、石原幹事長の挨拶一番「私は橋下市長の応援弁士、石原慎太郎の長男です」から始ま
った。
自民党は維新といい関係になりつつあるようだ。 大阪を良くする、大阪を元気にする、元気のある大阪は自民党竹本先生の力が必要。 次
の選挙で自民党が政権を取れば竹本氏は大臣間違いなし。
ぜひ15区から大臣が出てほしい。 塩川大臣以来何年たったのだろう。
11月29日(火)
朝いち
毎日新聞記者来庁
大阪秋の陣、11月27日の結果につき、意見を求められる。
府民の意思で決まったこと、大阪都構想は私の考えと同じ側面がある、早く全体像を示していただきたい、可能な限りバックアップする。
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村長の日記
村でも52%が松井一郎氏(維新の会)。倉田氏は32%だった。 住民の意思にそった村政運営をする。
9時30分
12月議会
冒頭挨拶
27日、大阪府知事、大阪市長同時選挙で、大阪の新しい方向性が府民の意思により決まった
大阪都構想が4年以内に実現する、実現させなさいが府民の意思だ。
民主党、自民党、共産党、いわゆる既成政党の存在価値が府民レベルで完全に否定された。
今、国政が迷走しているとき、大阪で新しい地方分権、地方自治の形が生まれつつあり、しかも非常に速いスピードで進行する。
私は、大阪市には 橋下市長 以外なしと信じて、出陣式に参加しました。 首長では私1人でした。
知事選では 倉田薫 君 を応援しました。 府の健康保険組合、振興協会等で一緒に仕事をこなし、府の 橋下改革 を市長会会長として支え
てきた実績から、知事は倉田君しかないと信じたからです。
結果は皆さんご存知の通りです。
同時選挙の結果、村の対応ですが、基礎自治体の分割再編を含む大阪都構想は、具体的な構想が見えた時点で、村にとり良い方向へ舵を切
りたいと思います。
府下自治体にとり、まさに激変の時代が始まります。
早いスピードで変化します。
行政にとっても、議員の皆さんにとっても、まさに正念場に立ちました。 情報を共有し議論しながら、間違いのない村政運営を行います。
皆さんの協力をお願いします。
12月議会初日の審議
・公平委員の審議、
山形健介氏任期満了に伴い、田中鈴代氏選任。
・固定資産評価委員
東條裕樹氏選任。
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村長の日記
・選挙管理委員会委員
新田寛氏、大橋章二氏、矢田幸雄氏、井本斎氏。
・選挙管理委員会補充委員
川邉収氏、大口博氏、矢倉勉氏、藤井恵津子氏
・人事委員会勧告による給与の改正。
・一般会計補正予算
3千4百24万5千円追加して、27億4791万8千円とする。
・国民健康保険特別会計補正予算
1114万6千円追加して7億8627万7千円とする。
・下水道17万4千円の追加、上水道332万3千円の追加補正。
以上で初日は終わり。
すぐに新幹線で上京、30日の全国町村長会へ。
11月30日(水)
朝
靖国神社参拝、衛士と挨拶を交わす。 敬礼を受けてホテルヘ、シャワーを浴び朝飯。ブリーフィングを受け渋谷へ。
12:00
全国町村長会(NHKホール)
今年の全国町村長大会は、野田総理大臣が主席して始まった。
鳩山総理、菅総理より元気のある挨拶、いい総理大臣かもしれない。
来賓あいさつの最後に、俳優の菅原文太氏が立って「大阪で橋下市長と維新の会が勝った。 大阪のように徹底した改革をやろう、来年は
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村長の日記
この町村長会を東北で、長靴を履いて会おう。
」
町村長大会決議のダイジェストは以下の通り。
・地方分権改革の徹底した推進
・地方交付税の増額
・地方税財源の確保と増額
・社会保障の安定財源確保
・TPP参加反対
・農水産公共予算の復元と、食料、木材の自給率向上
・子どもに対する手当ての制度設計は、地方の理解と納得で
・国民皆保険制度堅持のため、医療保険制度の1本化
・道州制導入反対
以上決議した。
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村長の日記
12月1日(木)
10時
森林審議会ブリーフィング
12月8日に、ホテル大阪ベイタワーで行われる森林審議会の事前説明。
全国的に広がっている放置森林対策。木材単価低迷による林業家の森林離れ。 後継者不足、拡大中の竹林対策、放置森林のがけ崩れ対策。
まさに森林を巡る問題は複雑多岐にわたり、防災との関係も深い。
国の施策との整合性を取りながら、府の方針を固める会議だ。頂いた資料を勉強して参加しよう。
午後
JA行政訪問
幹部6人来庁。 預金量は5千500億円、JA 大阪南の資金量はすごい。
「
あ すかてくるで」
「道の駅かなん」
、年々売上げを伸ばし、いい
結果が続いている。 村も金庫をお願いし、安定した運営をお願いしている。
JAと行政は非常にいい関係だ。
会長に、千早赤阪の農産物直売所を、今一度元気な状態にするノウハウ提供をお願いした。
地域発展に有益な資金の提供は制約もあり難しいとは思うが、ぜひ地域発展に寄与する方法を見つけてください。
12月2日(金)
9時30分
月例監査
今月の監査は指摘されることもなく、すんなり終わった。
きびしく指摘されると担当も気合が入るらしい。 人間はしごかれると進歩する、監査役に感謝。
13時30分
人権を考える村民の集い(くすのきホール)
ステージで待っていると、参加者が少ないので開会を少し遅らせると連絡。 約10分遅れで緞帳が上がった。 参加者は40~50人。 異
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村長の日記
常に少ない、 村の行事で初めての少なさ。 PR不足か? 少しはまじめに仕事をしてほしい。
旭堂南青さんの講演があるが、15時30分より連合地区協議会定期総会がさやかホールである。 講演を断念してさやかホールへ
15:30
連合地区協議会定期総会(さやかホール)
南河内の首長の多くが出席。各首長の3分間スピーチ。
いま日本中景気が悪い。 国の予算を見ると、例年歳入の半分以上の国債(借入金)を発行している(40~50兆円)。
しかも、GDPは500兆円前後で停滞している。
GDPを2倍にすると、税収はほぼ100兆円となる。 連合の皆さんも日本の経済成長に力を入れてください。
12月3日(土)
季節の変わり目、冬になったらしい。
例年季節に変わり目に1~2日体調が悪くなるのだが、今日は朝からおかしい。1日寝る。
夜
消防団の忘年会だが、どうしても体調が回復せず欠席した。団長以下、皆さんに申し訳ない。
12月4日(日)
近畿中学校駅伝競争大会(京丹波町 京都府立丹波自然運動公園)
村立中学校が大阪代表で出場。
南河内大会でトップ、大阪府大会で5位。5位までが近畿大会出場。 近畿6府県5チームずつ30チームで戦う。
昨日1日、飲まず食わずで寝たおかげで、体調はどうにか回復。
8時に役所を出発。第二京阪経由、京都縦貫道で10時前に現地到着。広い敷地に施設が散在している。
駐車場に車を止め現場に近づくと、滋賀県〇〇中学、兵庫県☓☓中学の のぼり が目につく。 大きなテントを持ち込み、風よけの中で出
場準備をしている出場校。 村立中学校は小さなテント。 のぼり その他応援グッズはない。 出場の常連は準備を見ただけでわかる。
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村長の日記
来年出場の時には、のぼり、テントの準備は必要。 来年も出場してほしい。
10時30分スタートの女子が終わり、いよいよ男子は11時45分のスタート。第1走者は400mグラウンドを3周後、公園内の周回
コースへ。
約 2.4 キロ地点の、折り返し地点に移動。来るたびに17~18位から、21~22位の間で走ってくる。 最終ランナーが20位で通過、
前の選手に近づくところで見えなくなった。 ゴールへ走ったがランナーの方が当然早い。
結果は19位。 大阪代表5チーム中4位。良い結果に気を良くして、選手の父兄、応援団に挨拶をして、能勢町回りで帰ってきた。生徒
数は少ないのによくやった。
12月5日(月)
9時30分
全員協議会
第4次総合計画 第2期実行計画等 掲載候補事業素案の説明
請負契約の説明
平成23年度下水管敷設事業 水分地内 190m 杉田造園(株)
17時30分
佐藤明君を国会へ送る会(シェラトン都ホテル大阪)
昨年 第4次総合計画を作る際、大谷大学並びに佐藤恵先生にお世話になった。 恵先生には数回教えを頂いたことがある。
会場に入ると武田町長がいる。 自民党宏池会 古賀先生、竹本代議士、西野先生、島根県 竹下先生、自民党のリターンマッチ組、たくさ
んの人達がいる。約1時間、日本の安全保障の話を聞いた。
12月6日(火)
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村長の日記
朝
日程調整後、身体障害者の要望を受ける。12月9日まで障害者週間。
彼塚会長 身体障害者を含む弱者予算は減額しないように、福祉関係予算も財政困難の時代だが、減額しないように要望。
今年は身体障害者が集まって、花の文化園にピクニックに出かけた。 例年同様の企画で障害者の結束を固めたい。
皆さんが自身で企画し、結束をし、自信を深めていただきたい。 村も可能な限り応援する。
彼塚会長には、前日キャベツと大根を頂いた。 キャベツは800株、大根も大量に作っている。 甘いキャベツ、みずみずしい大根、うま
い野菜は千早赤阪産に限る。
午後
時間が空いたので村長の日記を配達。
今日は火曜日で、すべての施設が開いている。 1時間30分ですべて配達できた。
15時
関西電力 来庁
冬の節電協力依頼。 原子力発電所完全停止目前、停電防止に対し協力以外道はなし。
一般質問の答弁調整
12月7日(水)
朝
宮本先生、長年保護司を務めていただいた功績で法務大臣表彰。 些少ながら、お祝に自宅訪問。
今年、村では叙勲、褒章、大臣表彰受賞者が多かった。 私たちの先輩は偉かった。 この伝統を次の世代へ受け継いで行かなければ。
10時
赤崎先生 来庁
赤崎先生は村都市計画審議会委員で都市計画法の権威。 大阪市立大学教授。 府開発審議会のメンバー。
現在、千早赤阪村で研修センターを建設したい会社がある。
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村長の日記
残念ながら千早赤阪村は一部を除いて市街化調整区域。 調整区域の開発は厳しい制限があり難しい。
スムーズに開発する手法をレクしていただいたが、かなり困難。
村のためになり、地域に有益な開発ならば可能。 先生の助言通り、早く府のOKが取れるように事務方に任せた。
午後
議会の答弁調整
12月8日(木)
9:30
大阪府森林審議会(ホテルベイタワー)
高速のラッシュを避けるため、7時30分の出発。
30分前の到着。9時30分より森林審議会開催。
1.
2.
3.
大阪府森林の現状

担い手の高齢化、後継者不足

小規模森林所有者多数

木材価格の低迷、採算性の低下

核となる人材の不足

広葉樹、竹林等、里山も人出が入らず放置
取り組むべき課題

人工林施業集約化の促進

里山林の持続的な維持管理

国、府内産材の搬出、利用の拡大

国産材の認知度向上
現在の取り組み状況
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村長の日記

林内道路網整備10,603m(H22)

切り捨て間伐の実施729hr(H22年)

間伐材共同収集120 ㎥(H21年)419㎥(H22年) (少なすぎる!!)

新たな木材需要の開発 耐震補強部材 木製サッシ 断熱材

府内産材を利用した住宅への助成
府としては、林業活動促進地区認定制度、成熟した人工林の産地形成の取り組み、里山保全活動促進区域認定制度、里山再生の取り組み、
いろいろな制度を駆使して林業を支える事業を行っているが、実効が上がらない。
原因は非常に簡単、木材価格が3倍に上がれば林家の育林意欲が上がる。 まず木材価格を上げる手段を考えよう。
12月9日(金)
役所へ着くと同時に、新田久治氏が亡くなった とのうわさ。 西野区長に聞くと、今朝早くなくなった、まだ遺体は帰ってない。
あまりに急な話、11月28日の 竹本議員15周年記念パーティで一緒に乾杯したのに。 安らかにお休みください。
15時
区長会
年末、忙しい時期の区長会。 今日のテーマは年末夜警。
夜警の日程と、夜警巡回の予定を説明して終わり。
夜 懇親会を予定しているので、空いた時間フリートークとなった。 皆さんの話をを要約すると
・役所の仕事が遅い。
・目に見える事業がない。
・年寄りを元気にする方法。
・役所主導の事業は。
2年前に始まった行政経営戦略プランでの、厳しい財政運営はあまり評判が良くない。 積極的な行政主導の開発をやれ、村の発展は行政
が主導すべき、行政は何もしないで怠けている。
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村長の日記
私たちは怠けているわけではない。 村税が20%弱の村を元気にするには合併しかないと信じて合併に走ったが、合意に至らなかった。 や
むおえず村の財政を立て直すため厳しい財政運営を行った。 結果、22年末で 6.5 億円の預金ができた。 23年末にはあと1億は積み増
しできる。 小学校の耐震工事は1つできた。 中学校の耐震もできた。 あと1つ小学校は残っているが、来年2月に結果が出る府の審査
後、実施設計、耐震工事となる。 まず子供の教育から、積極的な村造りに入りたい。
私は徹底した行革と、積極的な村造りは必ず両立すると信じている。
5時
区長会懇親会
場所は、オレンジヒルにある愛嬌さん。
でかい土鍋で牛しゃぶ。 いい牛肉と旨い焼酎、1年の疲れが取れた。
12月10日、11日(土、日)
両日とも予定なし、しかし急な寒波のせいか葬儀2件。 急に寒くなると堪えるのは私だけではないらしい。
12月12日(月)
12月議会最終日
一般質問
12月議会で、来年執行される村長選挙に対する私の考え方につき、田中議員、井上議員より質問があった。
今回は2議員の質問を紹介する。
田中議員

村長は次期の村政を担うのか?
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村長の日記

村長は2期目の任期があと半年となる。
合併破綻後自立の村造りを進めているが以下2点を伺う。
① 村長としての自身の評価は?
② 村長選挙に出馬し村造りを進める覚悟は?
答弁
現在 地方自治体を取り巻く状況は経済不況、少子高齢化等 厳しさを増しており、地方分権、大阪都構想、防災対策 他、多くの問題が
山積しております。
村政運営を進めるに当たっては、課題をしっかり認識し、的確に対応して行かなくてはなりません。
私は平成16年村長に就任し、現在2期目でありますが、この間、河内長野市との合併に取り組みましたが、残念ながら合意に至りませ
んでした。
そして、自立の村造りへ向けて戦略プランを作成、村民の皆様や、議員の皆様の協力を得て、行政改革に取り組むとともに、今後10年
間の村造りの基本指針となる第4次総合計画を策定、今スタートしたところです。
私は、引き続き村政を担わしていただき、総合計画を基本に住民との協働による村造りに取り組み、元気で笑顔あふれる「千早赤阪」を
目指してまいりたいと考えております。
再質問
ただ今村長より、引きつづき村政を担うと答弁がありましたが、確認の意味で再度お聞きしますが、来年に予定されている村長選挙に出
馬し、引きつづき村政を担う覚悟があるかお伺いいたします。
答弁
今、本村では多くの課題を抱えておりますが、地域分権社会にふさわしい、活気に満ちた地域社会を作ってまいりたいと意を新たにして
おります。
私は、千早赤阪村の更なる発展をめざし、2期8年の経験を生かし、村政3期目に向けて来年の村長選挙への出馬を決意いたしました。
今後とも議員の皆様を始め、村民の皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
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村長の日記
井上議員
村長の政治判断を聞く。
村長は、橋下前知事と親密な関係と感じていた、しかし今回の府知事選挙では河南、太子両町長が中立だったが 倉田候補を推したこと
は理解に苦しむ、村長の判断を問う。
前回の村長選挙は河内長野との合併を問う選挙でした、合併協議が合意に至らず、村の自立を決断して以来、行政経営戦略プラン実施な
ど行財政改革に取り組み、住民の理解と協力により、自立に向け前進した、再度村政を担う心構えがあるか伺う。
答弁
私は、11月27日に行われた大阪府・大阪市同時選挙において、知事選挙で倉田前池田市長を推薦し応援いたしました。
倉田氏とは府の健康保険組合で7年間、私がサブを務めた関係であり、振興協会でも同様でした。
昨年の健保組合と共済組合との合併や、振興協会、市長会、町村長会、町村議長会の合併、また市長会長としての行政手腕は目を見張る
ものがありました。
私は、倉田知事、橋下市長が大阪にとってベストの選択と信じ、11月10日の倉田氏、11月13日の橋下氏の出陣式に参加しました、
結果はご存じの通りです。
大阪都構想は、私の考え方と思いを同じくするところもあり、かなり早い進展があると思われます。
府民の審判の波が大阪をどう変えるか見守っていきたいと思います。
つぎに、再度村政を担う心構えがあるかとのご質問ですが、私は河内長野との合併破綻以来、自立の村造りに向け戦略プランを作定、行
政改革を推進し、村民や議会の皆さんのご協力で成果を得、総合計画に示された構想を具体化していく体制ができたと思っております。
私は、先ほどの田中議員のご質問にもお答えしましたが、元気で笑顔あふれる村を実現するために、引きつづき村政を担わしていただき、
2 期 8 年の経験を活かして、
村造りに全力で取り組んでまいりたいと思っておりますので、
皆様にはご支援よろしくお願い申し上げます。
12月13日(火)
金剛山系対策協議会
例年のことながら、登山者の集中する冬山を安全に楽しく上っていただく環境つくり。
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村長の日記
集まって頂く対象は、
大阪府緑公社、富田林土木、大阪府緑室、千早赤阪村観光協会、富田林・河内長野警察、富田林消防署、千早赤阪消防団、府森林組合、千
早区長、葛城神社、近鉄、南海、金剛バスほか金剛山に関係ある皆さん。
年初から2月末日まで、日祝日のマイカー対策、冬山登山の大型バスの規制。
積雪による道路の融雪対策、積雪時の通行規制。
例年発生する雪山事故の救急対策及び迷子対策。
冬山登山バスの駐車整理券の発行。
特に富田林土木による雪寒対策の説明は非常に行き届いたもので、村として非常に感謝している。
12月14日(水)
9:30
戦略会議
行政経営戦略プラン、後継計画策定の準備。
第4次総合計画 村造り4つの姿勢の1つ(行財政改革の推進)に基づき、絶えることのない行財政改革を行うために、後継計画を作る。
・計画期間、平成25年~28年(4ケ年)
現在の行政経営戦略プランは順調に機能し、基金(積立金)も積み増しできたし、経常経費率も87%、大阪府下でもトップクラスとなった。
これから元気な村造りに励む基礎ができた。
後継計画は
1.
たゆまぬ行政改革遂行
後継計画はたんに経費カットではなく、効率性の追及、伸ばす事業と止める事業のきっちりした仕訳が必要。
夢のある行革が必要。
2.
収入増加の取り組み
企業の誘致、雇用の増加に積極的に取り組む。
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村長の日記
3.
地域活性化の取り組み
村内は地域により特性が違う。 元気な地域が集まり、活性化した村ができる。 地域の英知を集め元気な地域を作ろう。
4.
行政広域化の取り組み
大阪都構想で基礎自治体は30万人規模が効率的と言われている。 いい条件で参加出来るように常に情報を把握するとともに、喜ん
で迎えられる自治体を作ろう。
5.
ITシステムの効率よい自治体を作ろう
6.
公共施設の効率的再編
最小の経費で最大の住民サービスを提供できる公共施設群を。 0ベースで再編し、住民が等しく利用できるようにしよう。
千早赤阪村行政評価外部評価委員会案
今、村では事業評価を内部で行っている。 民間の場合は売り上げ、利益、作業効率 他、いろいろな客観的評価基準がある。
行政の場合は民間のような客観的評価基準がない。 内部評価では、身内の評価になりがちだ。 住民、学識経験者、行政部外者の評価をい
ただいて、行政運営の糧とすればいい。
午後
大阪府共済組合理事会(シティプラザホテル)
12月15日(木)
午後
グリーンホスピタル来庁
大阪府の開発審議会委員の皆さんと話した内容を説明。
現在の都市計画法による市街化調整区域は、村にとって厳しすぎる。 バブルがはじけて以来、村の地価は下がりっぱなし。 大阪府下の元
気がなくなったうえ、厳しい規制で開発を抑えているので建物が立たない。 地区計画で開発の手法もあるが、時間がかかるうえ、府の指
導が厳しくて村の役人では府の職員に歯が立たない。
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村長の日記
本来、府の役人は、スキルの劣る村の役人を暖かく指導してくれればいいのに、難題を次から次へと出すもんだから、少しも前へ進まない。
大阪府の温かい指導で、災害避難所兼研修センターを早く建設してほしい。
12月16日(金)
朝
鈴木府議会議員とあいさつ
村の要請を、維新の会を通じて府に取り次いで頂くようにお願いした。
私は、11月27日の知事選ではねじれを起こして反維新となったが、事情を説明し納得いただいた。 村が良くなるため私も協力する、
との力強い言葉をいただいた。
午後
入札金入れ
中学校給食実施準備の設計入札。給食センターの一部改装と中学校受け入れ施設の設計。
4時
中学校の校長先生、陸上部の顧問中里先生、コーチの田村先生 3人で来庁
近畿中学校駅伝結果報告。
今年、中学校陸上部の諸君は近畿6府県30校の中で19位、大阪府下では5位で代表になったのだが、4位でゴールした。 短期間に実
力を上げたまさに上り坂、村も彼らにあやかろう。
12月17日(土)
19時より
千早赤阪村自民党支部総会
自民党大阪支部長 竹本直一氏、参議院北川イッセイ先生の大藪秘書、が来賓として参加された。31回目の総会、参加者も多い。
新しく参加した若い人もちらほら見える。 党情報告の後会計報告も、そうかい、そうかい、で しゃんしゃん と終った。
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村長の日記
そのあと、竹本先生は「少し時間があるので」と党員さんとの懇談会。 普天間問題、財政問題、景気浮揚策、震災復興、民主党の党内問
題、小沢問題、いろいろ話していただいた。 早く自民党の政権を!が、皆さんの一致した思いでした。
12月18日(日)
大阪府市長会(高石市主催)
「災害時における行政間の水平連携支援」
、総務省消防庁 全国民保護・防災部長 幸田雅治氏の講演。
連携にはいくつかの類型がある、
応援協定型
全国スキームによる支援
2自治体間の相互応援協定、同規模自治体の応援協定、姉妹都市間の応援協定。
全国市長会、町村会の協力スキームによる人的支援。
全国知事会による緊急広域災害支援。
後方支援拠点自治体による支援型(東野市)
広域自治体連合によるカウンターパート支援。
現在、市区町村間の相互応援協定の締結状況(平成22年4月)
1,571団体(全体の89,8%)
内、他の都道府県、市区町村との締結数
1,571(全体の46,9%)
東日本大震災直後から、国地方公共団体による被災地の職員派遣状況。
国家公務員
公取、警察、金融、消費者庁、総務、法務、外務、財務、文科、厚労、農水、経産、国交、環境、防衛、人事院、から派遣。
58,000人(自衛官、派遣命令による防衛事務官は除く)
地方公務員
都道府県から20,470人、政令指定都市から10、163人、市区町村から26、290人
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村長の日記
以上からもわかるように、日本の災害援助のシステムは網の目のように国全体を覆っている。 村も少しではあるが、東日本大震災、
台風12号による和歌山、奈良県の災害にも、人的支援、物的支援、お金による支援、可能な限りの支援を行っている。
12月19日(月)
午前
309号線 整備促進期成会
10時
府庁3F、知事応接室。
北野309期成会会長、古川副会長、武田河南町長、私。小川副知事、鈴木憲府議会議員。
いつもは都市整備部長対応だが、今回は副知事対応。 維新のパワー。 今年度中に新しい計画を立て、可及的速やかに整備が実現できそう。
村の姿勢としては、2期工事(柏駒線まで)だけでなく、すでに奈良県側は水越トンネルまで整備済み、最近大型車(特にトレーラー)の通行
が多い。早く3期工事まで完成させてほしい。
午後
真砂田辺市長来庁
9月の12号台風による、村のささやかな支援に対するお礼で来庁。
想定外の大雨(ほぼ2,000mm)で広大な田辺市は(2,030平方キロ、千早赤阪村は37平方キロ、村の55倍の広さ)莫大な被害を
受けた。 とりあえず避難所をクローズできたところ。
復旧には莫大な費用が掛かる。 近いうちに起ると言われている、東南海地震対策も必要。 「明日は野田総理に直談判です」と関空から上
京した。
12月20日(火)
午後
森林審議会メンバーの真銅女史来庁
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村長の日記
元 府の職員で設計会社CEO。
女史は特に木質系建築の設計が得意。 今日は滝谷不動から歩いてきた。 これほど自然が残っている地域は素晴らしい。 農・住一体のゆ
ったりした住宅開発ができないか? ご提案をいただいた。
林業の再建は、まず川下流域で国産材の使用を拡大していただくことが条件。 国産材のPRをお願いした。
15:30
3 市 2 町 1 村共同処理首長会(すばるホール)
昨年 11 月に始まった府の委任事務を、3 市 2 町 1 村で共同処理するシステムができた。 1 月 4 日より府民センター内で事務が始まる。公
害関係の事務は河内長野市役所で取り扱うことになった。
あとは、12 月 26 日に 3 市 2 町 1 村の首長がそろって、松井知事に認定書を提出する。
共同処理が 1 つ合意できたことは素晴らしいことだ。
今年もあと 10 日余りとなった。
公式行事は 26 日知事に共同処理事業の協定書を提出するだけとなった。 28 日の仕事納め、夜警回りで今年も終わる。
大阪は、今、11 月 27 日に始まった大阪大改革の最中。 年末年始には、早いスピードで始まる改革を的確に把握する時間と考える。
変化の激しかった平成 23 年、より激しくなるであろう平成 24 年のはざまにある 6 日間、頭を空にして変化に備えよう。
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