手足口病の流行に注意しましょう!

手足口病の流行に注意しましょう!
手足口病の流行に注意しましょう!
—手洗いを施行してください—
手足口病とは?
乳幼児やこどもによく見られる病気で、口の中の痛みや、口腔粘膜、手のひら、足の裏
などに水疱性の発疹が現れます。発疹が手足全体、ひじやひざあるいはおしり周辺に多数
現れることもあります。また、軽い発熱と食欲不振・気分不快、のどの痛みを伴うことも
あります。手足口病は重症になることは少なく、多くの場合7日から 10 日で治ります。ま
れに、髄膜炎等を伴うことがあります。
手足口病に対する特効薬はありません。また、特別な治療を要しないことがほとんどで
す。ただし、高熱や頭痛、嘔吐がひどい場合等には、早めに医師の診察を受けましょう。
予防するためには?
予防するためには
感染経路としては、のどから排泄されるウイルスにより飛沫感染、便中に排泄されたウ
イルスによる経口感染、水疱内容物からの感染などがあります。
のどや鼻の分泌物あるいは便の中のウイルスが、手などによって、口や鼻の中に運ばれ
て感染します。
予防するためには、患者やその周辺の方はもちろんのこと、手をよく洗うことが大切
手をよく洗うことが大切で
手をよく洗うことが大切
す。
便には1ヶ月ほど病原体のウイルスが出ている可能性があるので、特に小さいこどもの
便には1ヶ月ほど病原体のウイルスが出ている可能性がある
おむつを替えた後、おしりをふいた後などは、注意して念入りに手を洗いましょう。
また、口や鼻を拭いたタオルは別にしましょう。
なお、手足口病のワクチン(予防接種)はありません。