H24年度 IT研究会 研究成果概要集

IBMユーザー研究会
平成24年度
IT研究会
研究成果概要集
2013年 9月
全国IBMユーザー研究会連合会
IT研推進委員会
はじめに
IBMユーザー研究会会員の皆様には、日頃よりIT研究会活動にご支援とご協力を賜り、厚くお礼
申し上げます。
平成24年度は、各地区ユーザー研究会で全48チームのIT研究会が発足し、1年間の活動を実施して
まいりました。この度、U研倶楽部などの非公開活動を除き、チームの研究概要・成果を取りまとめ、
「平成24年度 IT研究会 研究成果概要集」
として制作・発行させていただきました。
IT研究会は、業種を問わずさまざまな会員企業の皆様より参加いただいております。研究テーマ
は、テクニカル系からマネジメント系と広範囲にわたっております。
ユーザーならではの視点で研究活動がなされ、実用性の高い研究成果としてまとめられております。
会員の皆様が、日常業務で抱えておられる、さまざまな課題解決のヒントが見つかる有益な情報と
考えます。
研究成果につきましては、全国IBMユーザー研究会ホームページの会員専用「電子図書館」
にチーム
より公開のご了解をいただいた内容を掲載しております。多くの会員企業の皆様にご活用いただける
ことを願っております。
また、この
「IT研究会 研究成果概要集」
は、IT研究会活動の意義・有用性を参加メンバーのみならず、
広く多方面の方々と共有・理解していただけるツールとして活用いただけるものと考えます。IT研究
会参加へのきっかけ、参加するに当たっての参加企業上層部のご支援・ご理解を深める一助としても
活用していただければ幸いです。
IT研究会は、ユーザーが活動の中心であり、各地区ユーザー研究会活動の中で最も価値のある活動
の一つです。今後も会員企業の価値向上のため、皆様の声を聞きながら改善を図り、さらなる活性化
を図りますので、積極的なご参加とご支援をお願い申し上げます。
最後に、本誌制作・発行にあたり、IT研究会の活動メンバーの方々や、各地区ユーザー研究会事務
局の方々のご協力に、あらためて感謝申し上げます。
平成25年 9月
全国IBMユーザー研究会連合会
IT研推進委員会
委員長 青方 卓
目 次
iSUC は
「第24回 iSUC 別府大会」
への派遣が決定したチーム
【北海道研】
iSUC
T1 タブレットと連携
4
【東北研】
iSUC
T1 Notesを使い切ってみよう
5
M1 自社のBCPを考えてみよう
6
M2 自社のセキュリティを見直そう
7
M4 人材育成
8
【新潟研】
iSUC
T1 仕事に役立つプチITスキル
(仮題)
9
【北関東研】
T1 IBM i のHATSを利用したWeb化
「実践編」
10
【長野研】
T1 System i とスマートフォン
11
【関東研】
T1 クラウドサービスの有効な活用方法を考察する
12
iSUC
T2 ビッグ・データの活用について
14
iSUC
T3A IT部門らしくBAを考える
(BABOKを一緒に読み解こう)
16
iSUC
T3B IT部門らしくBAを考える
(BABOKを一緒に読み解こう)
17
iSUC
T4 企業ITにおけるBYOD(Bring Your Own Device)
の活かし方について
18
T5 首都圏直下型地震に向けてのBCP(事業継続計画)
を考える
19
T6 クラウド時代の企業アプリケーションの作り方
21
T7 SNS。上手な付き合い方
22
T8 ビジネス視点での
『失敗プロジェクト』
の徹底研究
24
T9 システム運用におけるコスト低減のポイント
26
T10 IT投資審議をすんなり通す方法を考える
(アカウンタビリティの研究)
28
T11 ユビキタス・コンピューティングの現在と未来
30
【神奈川研】
iSUC
T1 企業におけるFacebookの活用
31
【中部研】
T1 次世代端末
(スマートデバイス)
32
iSUC
iSUC
T2 次世代コミュニケーション
33
T3 クラウド・コンピューティング
34
T4 SOA
35
T5 開発作業の見積作成
36
T6 経営に貢献するITとは
37
【北陸研】
iSUC
T1 IBM i(AS/400)
フォーラム
38
【関西研】
T1 ビッグデータの活用
39
iSUC
T2 失敗しないためのプロジェクト・マネジメントとは
40
iSUC
T3 次世代端末
(スマートデバイス)
41
T4 システム運用におけるコスト低減のポイント
42
Z1 iSUCポータル開発
43
iSUC
【岡山研】
iSUC
T1 Webサイトの効果的な構築と発信手法を考える
44
M1 マネージメントの役割とリーダーシップ
45
【四国研】
iSUC
T1 あらためてThin Clientを考える
46
M1 マネジメント研究会
47
W1 女性タスク
48
【中国研】
iSUC
T1 タブレットPCの活用
49
T2 ビッグデータの活用
50
T3 SNSとの上手な付き合い方
51
M1 マネジメント研究会(広島地区)
52
M2 マネジメント研究会(福山地区)
53
【九州研】
iSUC
T1 クラウドサービスの有効な活用方法
54
T2 ビッグデータの活用
55
T3 タブレットの有効活用
56
M1 経営に貢献するIT ~失敗しないプロジェクト管理~
57
【沖縄研】
iSUC
T1 企業におけるタブレットの活用
58
地区研
北海道研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
タブレットと連携
<研究概要>
昨今スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い私物のデバイスを用いて業務に関連したスケジ
ュール管理などを行うケース(BYOD)が増えてきており、企業側も使用を認めだしてきている。
本研究では、BYOD を導入する際の問題点、従来の企業側の取り組み(ガイドライン、ポリシーなど)
を洗い出した上で最近出始めてきた BYOD を積極的に活用する技術について研究することを目標
とした。
<研究成果>
BYOD を用いる際の問題点を洗い出し、従来の企業の取り組みや方法の検証を行った。
更に積極的に BYOD を活用するため紛失盗難リスク、ウィルス対応、MAM ・ MDM ツール、データ
保管技術、認証方法について技術やツールを調査し、比較検証した結果を成果として挙げた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
<感想>
IT研の活動を通じ、開発者、営業、管理者、経営者層など様々なメンバーの皆さまと意見交流す
る機会を得て、幅広い視点で研究を進める事で知見を広げる事ができた。
<反省点>
スケジュール管理の甘さから、予定通りの進行が叶わなかった。
仕事の合間を縫っての有志参加の為、欠席者との情報共有について SNS だけでは十分な情報共
有ができなかった。
<活動回数> 活動期間: 2013 年 4 月 ~ 2013 年 11 月
ミーティング
8回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
4
企業見学
0回
合宿
7 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱コア北海道カンパニー
㈱ウイン・コンサル
氏名
伊藤 雄大
嘉屋 雄大
役職
管理職
管理職
チーム役割
リーダー
メンバー
㈱ウイン・コンサル
伊藤
良成
一般職
メンバー
札幌臨床検査センター㈱
中田
明美
管理職
メンバー
日本アイビーエム・ソリューション・サービス㈱
中島
範雄
一般職
メンバー
北海道オフィス・システム㈱
神田
隆太
一般職
メンバー
リンケージサービス㈱
山中
和幸
管理職
メンバー
日本アイ・ビー・エム㈱
武藤
亮
一般職
アドバイザー
日本アイビーエム・ソリューション・サービス㈱
安藤
真稔
一般職
アドバイザー
カタギリ・コーポレーション㈱
花田
滋雄
管理職
担当委員
㈱ブリッジ
武田
嘉浩
管理職
担当委員
0回
地区研
東北研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
Notesを使い切ってみよう
<研究概要>
昨年度の研究テーマであったXPagesによる「見積書」のWebアプリケーション
作成に引き続き、本年度はスマートフォンからのアクセスを想定したモバイルデバイス専
用のWebページ作成に取り組みました。また、DJX(DominoDirector
y日本語拡張)のユーザー情報を利用した権限管理を行うことで、より汎用性の高いアプ
リケーションとして再構成することを目指しました。
また一方で、入力データを基にPDFファイルを作成する機能について研究し、アプリ
ケーションに組み込むことを目標としました。
<研究成果>
見積書作成後の承認処理を外出先からスマートフォンで行うことを想定してアプリケー
ションを作成し、実際にスマートフォンを操作して処理を完了することができました。ま
たユーザー情報をDJXで管理するためにユーザー登録作業から実施することを通して、
サーバー管理・運用技術についての知識を深めることができました。
PDFファイル作成を実装するに当たり、Notesのより深いレイヤでの構造につい
て知ることとなり、柔軟で拡張性に富むNotesの機能をチームの皆で共有することが
できました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
アプリケーションの構成やデザインなどについて活発に意見を出し合い、研究テーマと
併せてアプリケーションそのものの完成度を高めようという雰囲気が醸成され、とても有
意義な活動となりました。各人の担当する課題についてもそれぞれが責任を持って取り組
み、1つの成果物を皆で作り上げることを通して、チームとしての開発力の向上を実感で
きました。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
11 回
懇親会
3 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
回
合宿
回
7名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
山銀システムサービス㈱
青葉化成㈱
氏名
荒井
曲竹
真輔
勝
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
メンバー
東北インフォメーション・システムズ㈱
岡崎
東北インフォメーション・システムズ㈱
小野寺
直輝
一般
メンバー
一般
メンバー
東北インフォメーション・システムズ㈱
酒井
山銀システムサービス㈱
伊藤
宏明
一般
メンバー
正道
一般
メンバー
リコーインダストリー㈱
日本アイ・ビー・エム・サービス㈱
滝沢
隼
一般
メンバー
夏井
一男
耕介
アドバイザー
5
地区研
東北研
研究テーマ
チーム名
M1
研究分野
マネジメント系
自社のBCPを考えてみよう
<研究概要>
『自社の事業継続計画(BCP)のIT分野について策定できるスキルの取得』を目標とし、BCP 策
定プロセスで使用するツールやアウトプットを『BCP 策定テンプレート』としてまとめる活動を実施し
てきております。
基本的に、月に1回のペースで集まって活動をしておりますが、SNSを活用しての意見交換、宿
題の提出などもおりまぜ、活動の効率化を図っています。
<研究成果>
24年度の活動は、自社におけるリスクに対する現状の課題を把握するステップと、課
題に対する施策やソリューションの選定・検討のステップについて活動を実施しました。
その成果として、自社のIT部分に関する課題の分野を可視化し、細かいレベルでの課題
を把握できるテンプレートと、それら課題に対して、的を絞れた施策を容易に選定できる
テンプレートを作成することができました。
以前の活動から含めて4つのテンプレートを作成していますが、自社にあわせてカスタ
マイズして活用すれば、自社のBCP策定に役立つと考えます。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
約4年間継続してきた研究会活動を2013年5月をもって終了致しました。2011
年3月に東日本大震災に被災し活動を半年ほど停止しましたが、一人のメンバーもかける
ことなく継続できたことは、メンバーの研究会活動に対する強い思いがあったからだと感
じています。学んだことを自社のBCP/リスク対策へ活かしていきたいと思います。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
12回
懇親会
2回
企業見学
回
合宿
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:5名(アドバイザー・担当委員除く)
6
企業名
山形カシオ㈱
青葉化成㈱
氏名
門脇 正則
岡部 隆信
役職
管理職
管理職
チーム役割
リーダー
メンバー
東北ディーシーエス㈱
小野
康志
管理職
メンバー
リコーインダストリー㈱
梅津
晃憲
一般
メンバー
山銀システムサービス㈱
沖田
克彦
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム・サービス㈱
谷口
浩幸
東北電化工業株式会社
大山
昭
管理職
担当委員
リコーインダストリー㈱
浄土
禎子
管理職
担当企画委員
アドバイザー
回
地区研
東北研
研究テーマ
チーム名
M2
研究分野
マネジメント系
自社のセキュリティを見直そう
<研究概要>
企業活動の中で取扱う情報資産を様々な脅威から守るためのセキュリティ対策のスキル
取得を目的として活動しています。
昨年までに取り組んできた総合的な情報セキュリティ・マネジメントシステムであるI
SMS/ISO27001や、情報セキュリティに関する事例学習を踏まえて、情報セキ
ュリティ診断シートを活用して自社のセキュリティ対策状況の評価を行い、目標とする情
報セキュリティの実現に必要なアクションは何かを整理する活動を通して、情報セキュリ
ティ面のスキル取得を図っています。
<研究成果>
情報セキュリティ診断シートを使用し、下記の活動を実施しました。
(1)自社の情報セキュリティ対策状況を評価し、各社の目標とする情報セキュリティの
実現向けての課題と対応策を導き出す。
(2)情報セキュリティ診断シートを利用しやすくするための意見交換。
上記の活動を通して、多様化するインターネットでの標的型攻撃など新たな脅威・攻撃を
想定した情報セキュリティ対策が必要であることを学習し理解を深めることができました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
客観性のある情報セキュリティ診断シートを活用し、新たな脅威・攻撃への対応策等、
最新の情報セキュリティ動向を適時自社のセキュリティポリシーに適用していく必要があ
ることを学びました。また、情報漏えい等の情報セキュリティ事故は社外での個人PCや
情報端末の利用時に発生することが多いことを学びました。今後は多様化する情報端末と
その利用形態に着目した情報セキュリティ対策について取り組みたいと思います。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
8 回
懇親会
2回
企業見学
回
合宿
<メンバーリスト>(敬称略)メンバー数:
5名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱山形銀行
氏名
鈴木
達雄
役職
一般
㈱カネサ藤原屋
千田
真穂
一般
チーム役割
リーダー
メンバー
東北電化工業㈱
梅津
隆之
一般
メンバー
日本アバカス㈱
斎藤
亮
一般
メンバー
㈱Minori ソリューションズ
池田
亨
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム・サービス㈱
谷口
浩幸
回
アドバイザー
7
地区研
東北研
研究テーマ
チーム名
M4
研究分野
マネジメント系
人材育成
<研究概要>
全国 IT 研の過去の活動事例やメンバーのセミナー受講、また、人材育成専門家の講師をお招きし
ての講演等を通じて人材育成のトレンドを共有・議論し、次期テーマを決定する活動を行った。
<研究成果>
上記活動を通じてブレーンストーミングを行った結果、ヒューマンスキルに焦点を当て活動を実施し
た。
第 1 ステップとして、有名人に見られる特質(能力)を抽出し、その中でもコミュニケーションスキル
に秀でていると思われる二人(所ジョージ、尾木ママ)についてその特徴をリストアップすることで、
コミュニケーションスキルとは何かを明らかにした。
また、本活動を通じて、次年度活動テーマを決定した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
前年度テーマは課題解決型だったため、年度途中での新規チームであったにもかかわらず
短期間で成果をあげることができたが、今年度活動はテーマ探索から始まったため、暗中
模索の連続ではあったが、なんとか次年度活動テーマの設定というところまで到達できた
ことは良かった。
ただ、新たなメンバーの参加により活動の加速化が期待されたが、メンバーの欠席率が上
がってしまい、前回活動の振り返り等にかかる時間が増えてしまった点については、活動
の在り方について改善の余地があることを認識した。
次年度の活動はヒューマンスキルの体系構築、及び構成要素へ落とし込んでいく予定なの
で、反省点を踏まえチーム活動の加速化、活性化を実現していきたい。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
11回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
8
企業見学
回
合宿
7名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
リコーインダストリー㈱
㈱高速
氏名
千葉 俊光
工藤 淳
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
メンバー
第一貨物㈱
田中
稔
一般
メンバー
㈱山形丸魚
井上
真一
一般
メンバー
㈱Minori ソリューションズ
宮野
滋貴
一般
メンバー
㈱Minori ソリューションズ
大江
寛治
一般
メンバー
㈱福島県農協電算センター
古川
雅彦
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム・サービス㈱
田宮
一範
アドバイザー
回
地区研
新潟研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
仕事に役立つプチITスキル
<研究概要>
パソコンを使ういわゆるエンドユーザー向けに、日々の業務で使用している便利なITス
キルを共有する。
<研究成果>
フェイスブック上で情報交換を実施中。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
1.日々の業務と研究活動との両立が課題。コミュニケーションツールとしてフェイスブックを使うこと
を試みたが、情報の共有や閲覧、返信といった基本的な動作が遅れたりした。WEBを閲覧する習
慣が既にあればそれにフェイスブックを見る習慣を付け足すというような工夫が必要。
2.パソコンの便利な機能は自分一人では見つけづらいと思う。活動メンバー間で共有することで
仕事の効率アップにつながったと感じてもらえるよう活動を続けていきたい。
<活動回数> 活動期間:2012年11月~2013年5月
ミーティング
2回
懇親会
0回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業名
氏名
(株)アグロジャパン
第四コンピューターサービス(株)
(株)ユニテック
(株)新潟クボタ
眞鍋
澤田
春川
矢川
企業見学
0回
合宿
0回
3 名(アドバイザー・担当委員除く)
誠
正之
靖幸
正一
役職
チーム役割
一般
管理職
管理職
管理職
メンバー
メンバー
メンバー
担当委員
9
地区研
北関東研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
AS/400 の HATS を利用したWeb化「実践編」
<研究概要>
IBM製品であるHATSを題材にAS/400のWeb化について実機を使った研究
に取り組んだ。HATS開発環境の機能・操作性はどうか、画面定義やビジネス・ロジ
ックはそのまま生かせるのか、流行りのスマートフォンやタブレット端末に対応した開
発環境は、HATSの将来性は?
AS/400のユーザー企業にとってHATSが有
用なツールとなり得るのかWeb化により得られる利点の追及と共に討議、検証、実証
を行った。
<研究成果>
画面の標準変換ではWeb化にも限界はあったが画面カスタマイズの自由度は高く、こ
の点を補える。画面変換におけるモバイル・サポート機能も提供されておりモバイル端
末用の画面生成においては変換も容易であった。製品としてのHATSは長年継続的な
機能拡張が行われ進化し続けており、今年度の活動中にもバージョンアップが行われて
いた。AS/400で開発されたビジネス・ロジックのWeb化と言う観点において、
基本機能の継承性、操作性などからも期待できることが多い。 これらを勘案し、有用な
ツールとなり得るものと評価した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
HATSの開発環境を設定するところから始まった研究は、 各メンバーの取り組み姿勢
もあり、単にWeb化する目的だけではなく、 当初より想定していたスキルアップと言
う目的は達せられたと考える。月1回の集まりでは有ったが毎回実機を有効に使うこと
ができ、検証と実証が同時に出来た事は大きく、各メンバーにとっても貴重なものとな
った。今後各メンバーが自社においてHATSを採用した時、きっとその中心となれる
であろう。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
14回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
10
企業見学
9
0回
合宿
名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
セントラル自動車技研株式会社
株式会社エス・エス・デー
氏名(敬称略)
黒澤 義広
秋葉 幸寛
役職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
株式会社アイ・シー・エス
阿久津 幸央
メンバー
株式会社岡村
生方 典幸
メンバー
サンケン電気株式会社
篠崎 篤志
メンバー
サンケン電気株式会社
小川 一洋
メンバー
高崎倉庫株式会社
中村 尚登
メンバー
館野商事株式会社
嘉村 肇晃
メンバー
東和産業株式会社
臼井 薫
メンバー
日本アイ・ビー・エム株式会社
岸 愁子
アドバイザー
株式会社インターネット・システム・サービス
大和田 和巳
担当委員
0回
地区研
長野研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
スマホとSystem i
<研究概要>
業務に於けるクライアントとして、スマホと呼ばれる携帯端末やタブレットが大頭して久
しいが、System
iを中心としたメインフレーム管理者である我々は、この様な流
れを受け、業務支援および業務の合理化に向けて、現場が基幹データを容易に活用できる
仕組みを提供しなければならない。しかも、誰でも簡単に感覚的に利用できるスマホの良
さをエンドユーザーに享受させるべく、M/Wや、ブラウザ、リモートUIの様な、使用
感を半減させるものは使わず、ネイティブアプリケーションに近い使い勝手のものを提供
したい。そこで、ADOBE
FLEX+PHPというシンプル且つフレキシブルな構成
で、iのDBを利用する仕組みを構築する。
<研究成果>
課題は、ネイティブアプリ開発の為のスキル不足にあった。JAVAやCは、我々には敷
居が高かった。そこで、Adobe Flashビルダーを利用し、GUI+スクリプトに
よる開発を進めた。また、DBアクセスの為にPHPサービスを構築しなければならず、
しかもSystem
iに接続する為には、コード変換の問題、文字化けの問題、ドライ
バーの選択など、数々の難問に対応しなければならなかった。書籍、WEB、有識者の助
言を経て、現在では、Android端末で、iの得意先マスターを検索できるところま
できている。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
Adobe Flashビルダーによるスクリプト開発は、端末やOSにあまり依存せず、
アンドロイドやiOSなどに自由に移植できる所がメリットである。しかしながら、ビル
ダーは有償であり、メンバー全員が持つことは難しく、メンバーの役割分担や、進捗の調
整などが難しい部分でもあった。引き続き、簡易的な得意先検索システムを設計・構築し、
MAPを初めとする様々なWEBサービスとの連動にも挑戦していきたい。
<活動回数> 活動期間:2012 年 6 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
10 回
懇親会
<メンバーリスト>(敬称略)メンバー数:
3 回
企業見学
回
合宿
回
10 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
株式会社シューマート
大内 郷嗣
役職
リーダー
飯島建設株式会社
不二越機械工業株式会社
伊那食品工業株式会社
株式会社サニクリーン甲信越
株式会社サニクリーン甲信越
炭平コンピューターシステム株式会社
炭平コンピューターシステム株式会社
炭平コンピューター株式会社
長野電子工業株式会社
三澤
外谷
酒井
松本
宮本
松林
宮崎
永井
小林
サブリーダー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
国博
卓俊
和美
忍
善徳
浩二
亮
元
雅央
チーム役割
11
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
クラウドサービスの有効な活用方法を考察する
<研究概要>
「クラウド」という概念はコモディティ化してきている。一方で、企業のクラウドサービ
ス利用については、不安やそもそもどう扱えばよいのか、何が企業に取って有益であるの
かを捉えきれていない状態である。T1チームでは改めて、現時点でクラウドサービスを
捉え直し、クラウドサービスの優位性とは何か?その優位性を活かすためのマッチングシ
ートの作成、クラウドサービス利用することでこれまでにないITのあり方の実現モデル
について考察し、まとめた。
<研究成果>
クラウドサービスに関する市場での捉われ方と実態との間にギャップがあることを明らか
にし、改めて特徴を整理、分類。導きだした8つの特徴がシステムの導入期待と合致して
いるかを検証できるマッチングシートを作成。システムの最適な選択を見える化した。実
際の企業の導入事例で検証を実施、クラウドサービスも有効な選択肢であることを証明し
た。また、特にクラウドサービスが優位性を持つファストスタート、スモールスタート、
スケーラビリティを活かした、ITによるビジネス貢献をモデル化した「4E
cycl
eモデル」をまとめた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
「クラウド」という概念が非常に広範囲に及ぶため、そのものをどう掴むか?に時間が非
常にかかった。またメンバーの知識不足を早期に底上げするために、初期の活動ではもう
少し勉強会や知識の共有を時間をかけてした方がよかったと反省している。
上記の通り、問題を捉えるまでには時間がかかったが、問題を捉えてからのアプローチに
は時間がないながらも、非常にこだわり、結果として、有用な成果物を作成することがで
きた。
<活動回数> 活動期間:2012 年 6 月 〜 2013 年 3 月
ミーティング
18回
懇親会
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
1回
合宿
26名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
(株)JALインフォテック
(株)インテック
氏名
吉澤 時生
松本 八治
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
(株)ティージー情報ネットワーク
渡邉
瑛子
一般
コーディネーター
前田建設工業(株)
庄司
寿和
一般
コーディネーター
(株)NYK Business Systems
管 洋
(株)インテージ
入口
キャタピラージャパン(株)
田所
日本アイ・ビー・エム・ビズインテック(株) 酒井
12
企業見学
9回
一般
メンバー
肇
一般
メンバー
優
一般
メンバー
亮一
一般
メンバー
凸版印刷(株)
荒木田
一般
メンバー
(株)トップ
原
拓也
翔
一般
メンバー
(株)損害保険ジャパン
轟
美有紀
一般
メンバー
(株)ヤマタネ
海老原
一般
メンバー
(株)ライトウェル
辰巳
誠
一般
メンバー
(株)クリス
田尻
拓郎
一般
メンバー
JBCC(株)
萩原
晋平
管理職
メンバー
(株)ラック
由井
健一
一般
メンバー
MS&ADシステムズ(株)
高栖
一貴
一般
メンバー
カシオ情報サービス(株)
瀧上
雅宏
一般
メンバー
アドソル日進(株)
山口
道雄
一般
メンバー
弘次
0回
(株)JSOL
山本
倫芳
一般
メンバー
東亜建設工業(株)
大野
嘉典
一般
メンバー
マブチモーター(株)
伊藤
紀和
一般
メンバー
(株)リコー
西脇
祐介
一般
メンバー
(株)キッツ
澤
一般
メンバー
NKSJひまわり生命保険(株)
小林
英幸
管理職
メンバー
(株)八王子情報センター
牧野
裕太
管理職
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
刀禰
雅史
一般
アドバイザー
(株)インテージ
桑原
利幸
管理職
(株)京王ITソリューションズ
後藤
順滋
管理職
シニアアドバイザ
ー
担当役員
佳孝
13
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T2
研究分野
テクニカル系
ビッグデータの活用について
<研究概要>
近年広く話題に上るビッグデータ。各企業の関心も高く、様々な分野での導入が検討さ
れ、一部企業では成果も出てきている。しかしながら、多くの企業では経営層の期待に応
えられるだけの成果が得られておらず、検討段階から導入への一歩が踏み出せない企業も
多く存在する。そこで、今回の研究では「ビッグデータ」は誰でも使えるソリューション
として、企業内でまず実績を作るためのポイントを探り提案した。
<研究成果>
ビッグデータを取り扱う第一歩の道標として、「ビッグデータスターターパック」を提案
した。ビッグデータ導入時に押さえるべきポイントを心(目的・用途)
、技(テクノロジー)、
体(人材・組織)としてそれぞれに役立つツールを作成した。また、スターターパックは
数社にヒアリングをした裏付けの基に作成、具体性のある仕組みとして構築した。企業ヒ
アリング、アンケートを継続的に実施することでツールの精度が向上するシステムとして
提案することが出来た。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
研究会開始時には、ビッグデータという言葉が今ほど普及しておらず、メンバーも活動
を進めながら学んでいった。活動中盤からサブチーム分けしテーマ毎に分科会として開催、
それぞれが自主的にリーダーシップを取り活動できた点が良かったと感じた。結果として
発表までほぼスケジュール通りに進めることが出来た。今後はiSUCに向け、より具体
性のある提案を目指し研究の深化をしていきたい。
<活動回数> 活動期間: 2012年6月 ~ 2013年3月
ミーティング
11回
懇親会
11回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
3回
合宿
26名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
㈱ゼンショーホールディングス
森河
誉季
リーダー
カシオ計算機㈱
橋本
隆史
サブリーダー
㈱ティージー情報ネットワーク
森永乳業㈱
千田
熊野
益護
友子
サブリーダー
コーディネーター
ライオン㈱
岩田
尚洋
コーディネーター
アイエックス・ナレッジ㈱
㈱アイ・ティ・フロンティア
アドソル日進㈱
㈱インテージ
岡本
小島
寺前
角川
茂雄
英剛
優樹
孔一
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
㈱インテック
橋本
洋一
メンバー
㈱インテリジェンス
㈱インフォメーション・ディベロプメント
廣 泰介
櫻木 康喜
メンバー
メンバー
㈱エクサ
NKSJシステムズ㈱
伊藤
附田
拓也
桂惠子
メンバー
メンバー
㈱オープンストリーム
寺田
英雄
メンバー
㈱岡村製作所
さくら情報システム㈱
JBCC㈱
久保
戸高
文人
慎平
メンバー
メンバー
森田
酒匂
武田
安田
優
大輔
和実
誠
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
㈱JALインフォテック
㈱情報技術センター
㈱損保保険ジャパン
14
企業見学
役職
チーム役割
1 回
TDK㈱
東京海上日動システムズ㈱
三菱食品㈱
㈱ラック
㈱リコー
日本アイ・ビー・エム㈱
本田技研工業㈱
カシオ計算機㈱
丸山 雅史
木村 英智
鈴木 剛正
八木下 浩史
井上 健一
小山 徳成
山下 明雄
大熊 眞次郎
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
アドバイザー
シニアアドバイザー
担当委員
15
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T3A
研究分野
マネジメント系
IT部門らしくBAを考える (BABOKを一緒に読み解こう)
<研究概要>
2009年に発行されたBABOK(ビジネスアナリシス知識体系)ガイド2.0版をベ
ースに研究を開始。企業内において、どのようにBABOKが活かせるかを検討した。
特にT3Aは「提案力」の強化について考察を重ねた。
<研究成果>
BABOKを用いたT3A独自の評価シートで各社から持ち寄った失敗プロジェクトを評
価したところ、要求分析や提案活動は標準化に向けた取り組みを行なっているものの「要
求の引き出し」は個人の経験に依存するため標準化は難しい、と考えている企業が多いこ
とが分かった。そこで、実務でよく使うインタビューのテクニックに焦点を絞り、これま
でベテラン社員の中に埋もれていた経験とノウハウを掘り起こして文書化し、キャリアの
浅い社員でもしっかりと要求を引き出せるよう配慮した「引き出しお助けシート」を成果
物として発表した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
当初、メンバーのほぼ全員が「BABOKって何?」という状態から研究が開始した。しかし、輪読や
ディスカッションを繰り返し、活動報告会では堂々1位の成績を収めることができた。全員が協力し、
研究をしてきた結果なので、喜びはひとしおであった。
引き続き iSUC での発表に向けて、研鑽を積んでいく。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
20回
懇親会
10回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
7回
合宿
0回
14名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱ティージー情報ネットワーク
本田技研工業㈱
氏名
芝 秀一郎
山口 耕司
㈱アイ・ティ・フロンティア
小黒
展靖
メンバー
アサヒビジネスソリューションズ㈱
内海
吉雄
メンバー
㈱インテージ
吉田
満
メンバー
㈱インテック
熊沢
友洋
メンバー
NKSJシステムズ㈱
廣木
俊一
メンバー
カシオ計算機㈱
米永
理央
メンバー
㈱サニクリーン
滝沢
学
メンバー
前田建設工業㈱
佐藤
圭一
メンバー
三菱UFJトラストシステム㈱
山田
純平
メンバー
㈱菱化システム
小林
佳樹
メンバー
㈱シーエーシー
役職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
田中
希美子
コーディネーター
簗島
智
コーディネーター
㈱東條経営科学研究所
東條
保子
シニアアドバイザー
日本IBM㈱
杉本
沢民
アドバイザー
パイオニア㈱
石川
雅己
担当委員
㈱NYK
16
企業見学
Business
Systems
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T3B
研究分野
マネジメント系
IT部門らしくBAを考える(BABOKを一緒に読み解こう)
<研究概要>
「IT 部門が経営目標の達成を牽引する手法とは何か?」「私達に何が出来るか?」という問いか
けに対し、BABOK を援用して提言を試みる。我々は「BABOK とは何か?」を知る為の勉強会を実
施し、メンバーの経験やアンケート結果から私達の身近にある課題を共有し、その解決手法を 3 つ
の分科会を形成して検討した。
<研究成果>
「経営目標の達成を牽引する IT 部門の姿勢と手法」について、我々の研究活動を通して導出さ
れた以下 3 つの提言をすることが出来た。
①経営陣のニーズを満たすプロジェクト目標を導くための「プロジェクト目標決定のアプローチ手
法」
②プロジェクト目標に直結する要求を引き出すための「要求の引き出しと整理の手法」
③客観的指標を設定して要求の優先順位を決定するための「独自に開発した RVM(Request Value
Matrix)という要求管理ツールの活用」
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
BABOK という知識体系は、参加メンバーのほとんどがはじめて知る内容であり、新鮮である一方、
どこから手をつければよいか?と思うほど幅広い範囲であった。しかし、数多くのミーティング、分科
会、懇親会を通じて、20 代~60 代の幅広いメンバーで研究範囲を絞りながらも読み解く中で、IT
部門がビジネス領域を考慮することの重要さを感じることが出来た。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
32回
懇親会
10回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
16
1回
合宿
0 回
名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱ラック
㈱第一コンピューターリソース
氏名
青木 龍
近藤 史人
役職
一般職
一般職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
スカパー JSAT㈱
吉田
都咲
一般職
コーディネーター
㈱インテリジェンス
久野
敦子
一般職
コアメンバー
㈱LIXIL インフォメーションシステムズ
小柳
正史
一般職
コアメンバー
㈱オープンストリーム
内藤
達也
一般職
メンバー
東京海上日動システムズ㈱
福田
浩寿
管理職
メンバー
㈱リコー
長井
理
一般職
メンバー
㈱りそな銀行
堀
聡史
一般職
メンバー
三菱 UFJ リース㈱
八巻
弘一
一般職
メンバー
ウシオ電機㈱
深津
守啓
一般職
メンバー
㈱インフィニ トラベル インフォメーション
渡部
幸司
一般職
メンバー
エムエルアイ・システムズ㈱
上野
圭司
一般職
メンバー
キリンビジネスシステム㈱
山野
聖晃
㈱JAL インフォテック
小橋川
アドソル日進㈱
日本 IBM㈱
一般職
メンバー
亮
一般職
メンバー
山崎
正博
一般職
メンバー
小牧
美保
管理職
アドバイザー
パイオニア㈱
河野
滋
一般職
シニアアドバイザー
㈱アイエスアール
笠間
沙綾子
副社長
担当委員
17
地区研 関東研
チーム名
T4
研究分野 テクニカル系
研究テーマ
企業 ITにおけるBYODの活かし方について
<研究概要>
業務に私物デバイスを使用する事が、どれだけ企業に広がっているのかを実際に企業訪問調査し、
Webサイトの導入事例記事を集め、現状を把握しました。私たちの想定以上に一般企業が BYODに取り
組んでいる事がわかり、導入企業の業態やシステム環境によって、ポリシーやルール、そしてセキュリテ
ィレベルの考え方も千差万別ということを認識した上で、“BYODの流れは、もはや止められない”前提に
たち、どうすれば未導入企業でも導入できるのかを、スターターキットを作成して解りやすく解説しました。
<研究成果>
未導入企業がBYOD導入に向けて、どのような考慮点を注意すれば良いのか、導入するとどのような効
果があるのかを、整理してまとめました。企業側の視点(経費節減や生産性向上など)と従業員(利用
者)の視点(仕事に対するモチベーション向上など)の双方にたち、お互いがBYODを導入して良かった
と思える方法を提示しました。スターターキットには、標準的なポリシーやルール、ガイドラインや、導入
効果を測るアンケートサンプルや測定ツールなどを含め、どんな企業でも、そのまま利用して頂ける内
容にしました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
実質8ヶ月間の活動でしたが、特に大変だったのは、シナリオ(骨子)を決める局面でした。
当初は、メンバーの意見を出し合い、みんなの総意を見いだして進めて行こうとしていたのですが、それ
ぞれ一長一短があり、“いいとこ取り“をしようと、つなぎ合わせてみると、ポイントが無くなってしまいまし
た。誰かが意思を持って進めないと筋道が通らないと思い、シナリオライターを決めてからはストーリー
がまとまっていきました。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 〜 2013 年 3 月
ミーティング
34回
懇親会
30回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
18
企業見学
10 回
合宿
24名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱エム・アンド・アイ
三菱食品㈱
氏名
山中 進
横山 郁子
役職
管理職
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
㈱ティージー情報ネットワーク
山川 範雄
一般
サブリーダー
アドソル日進㈱
大瀬 貴一
一般
メンバー
㈱インテージ
高野 俊介
一般
メンバー
㈱インテック
東 弘和
一般
メンバー
カシオ情報サービス㈱
渡邊 裕昭
一般
メンバー
キャピラージャパン㈱
青木 祥栄
一般
メンバー
キャノンマーケティングジャパン㈱
指原 一征
管理職
メンバー
広友ホールディングス㈱
西村 武
管理職
メンバー
㈱JAL インフォテック
酒井 寛行
管理職
メンバー
スミセイ情報システム㈱
栗原 奨
一般
メンバー
㈱損保保険ジャパン
中田 圭治
管理職
メンバー
㈱大成情報システム
飯森 豊
管理職
メンバー
凸版印刷㈱
矢作 拓也
一般
メンバー
日販コンピュータテクノロジー㈱
間蓑 健
一般
メンバー
㈱ニッポンダイナミックシステムズ
児島 正太
一般
メンバー
日本オフィスシステム㈱
都井 登美雄
一般
メンバー
日本精工㈱
島本 修
管理職
メンバー
パイオニア㈱
澤登 達也
管理職
メンバー
㈱ラック
稲田 賢宏
一般
メンバー
㈱リコー
武田 雄人
一般
メンバー
㈱りそな銀行
三谷 一
管理職
メンバー
キリンビジネスシステム㈱
岡本 庸
一般
コーディネーター
日本 IBM㈱
酒井 一郎
アドバイザー
日本 IBM㈱
尾嶋 孝幸
アドバイザー
㈱フジタ
山口 正志
シニアアドバイザー
㈱インテリジェンス
小澤 稔弘
担当委員
1回
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T5
研究分野
テクニカル系
首都直下型地震に向けてのBCP(事業継続計画)を考える。
<研究概要>
・2012年6月からの4ヶ月は、「全員参加!」というチーム方針のもと、親睦を深めつつチーム形成
の構築に重点を置いて活動を実施。
・2011年11月からの3ヶ月は2つのチームに分け、以下の3つの視点で研究を深化。
a.現在のBCPは、首都圏直下型地震において実効性があるのか。
b.首都圏直下型地震において本当に使えるBCPチェックシートの作成
c.ITの視点からみた「これからのBCPのあるべき姿」
・2013年1月からは、チーム全員で成果物のブラッシュアップを行い、2013年3月1日の発表を迎
えた。
<研究成果>
・過去の地震を調査し、直下型、海溝型地震に200年の周期性を発見。
・全銀協のガイドラインをベースとし、様々な情報や3.11の自らの経験なども項目と
して追記し、網羅性の高いチームオリジナルのBCPチェックシートを作成。
・チーム独自の4つの視点「電力」、「通信」、「システム」、「訓練」であるべき姿を考察し、
近未来の姿を描き、その中でも
「通信」では「メッシュ型無線」、「衛星無線」を組合せた災害に強いネットワークの必要性、
「訓練」では、自社だけでなく官民一体となった「活きた訓練」の必要性を描けた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
2012年6月26日のキックオフからの約10ヶ月の間、アドバイザー、シニアアド
バイザー、担当役員の多大なる助言、ご協力を得られ、さらにメンバー各自が最大限の個
性を発揮した結果として、3月1日の発表会を迎えられた。
結果としては、iSUCには行くことはできなかったが、成果として不足していた部分
は、今後に役立てていきたいと考えている。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
29回
懇親会
28回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
0回
合宿
0回
17名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱ティージー情報ネットワーク
東京海上日動システムズ㈱
氏名
関口 泰介
松尾 則幸
役職
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
㈱インテージ
小島 良元
メンバー
MS&ADシステムズ㈱
小林 猛
メンバー
NKSJシステムズ㈱
森 憲正
メンバー
カシオ情報サービス㈱
中村 彰宏
メンバー
コンピュータサイエンス㈱
川本 浩志
㈱JAL インフォテック
照井 崇典
JBCC株
松本 仁
メンバー
TDK株
田口 秀文
メンバー
日本オフィス・システム㈱
上野 昭太郎
森永ビジネスパートナー㈱
本多 史郎
メンバー
みずほ情報総研㈱
山下 英仁
メンバー
三菱UFJトラストシステム㈱
寺下 晃平
メンバー
メンバー
一般
一般
メンバー
メンバー
19
20
三菱UFJリース㈱
明治安田生命保険相互会社
鬼塚 智義
長谷 晴弘
メンバー
メンバー
㈱ラック
永井 奨
日本アイ・ビー・エム㈱
寺島 裕
アドバイザー
パイオニア㈱
有馬 健二
シニアアドバイザ
フジタ製薬㈱
宮本 秀樹
担当委員
一般
コーディネーター
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T6
研究分野
テクニカル系
クラウド時代の企業アプリケーションの作り方
<研究概要>
研究テーマに対しメンバー間で異なる先入観と前提知識、視点をもっていることが最初に
わかりました。例えばベンダーよりの「作る」視点とユーザーよりの「使う」視点で意見
が相違することもありました。そのためまず研究方針についてチームで話し合い「クラウ
ドサービスを用いたシステム構築」を方針としました。方針の下導入企業の実例解析、W
ebによるクラウドの調査などから「運用」・
「コスト」
・
「スペック」・
「セキュリティ」・
「ソ
フトウェア」の視点でオンプレミスと比較しながら分析を行いました。
<研究成果>
調査・分析の結果クラウド時代の企業アプリケーションの作り方は「IT部門での『しな
い』を創ること」だと判断しました。様々なクラウドサービスを利用しインフラ面ではハ
ードウェアの調達をせず、運用・保守をしない。ソフトウェアの面で一般性のある要求に
ついては開発・保守・メンテをしないことが可能になります。これらの効率化によりIT
部門は戦略的な方向に力を向け、新たな付加価値をつけるべく検討できるようになります。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
異なる業種・企業で異なる視点の持ち主が集まることで方針をまとめるのに時間がかかり
研究に入るのが遅くなったことが反省点です。しかしこのようなメンバーでの議論は普段
はなかなかできないことであり貴重な経験となりました。
<活動回数> 活動期間: 2012年6月~2013年2月
ミーティング
13回
懇親会
11回
企業見学
0回
合宿
0 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:21名( アドバイザー・担当委員除く)
企業名
三菱食品(株)
(株)インテック
氏名
久保 裕道
萩原 武文
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
(株)日立ハイテクソリューションズ
伊藤
朋史
一般
サブリーダー
(株)アクティオ
齋藤
克也
管理職
メンバー
アドソル日進(株)
山之内
一般
メンバー
(株)インフォメーション・ディベロプメント
王
一般
メンバー
MS&ADシステムズ(株)
坂場
悠平
一般
メンバー
(株)オープンストリーム
松田
高幸
一般
メンバー
カシオ情報サービス(株)
高津戸
管理職
メンバー
キャノンITソリューションズ(株)
中村
洋介
一般
メンバー
(株)クレスコ
吉永
徳治
一般
メンバー
コニカミノルタ情報システム(株)
橋本
大介
一般
メンバー
さくら情報システム(株)
興梠
証
一般
メンバー
(株)システムフロンティア
大澤
悦史
一般
メンバー
(株)ゼンショーホールディング
南野
道宏
一般
メンバー
(株)ティージー情報ネットワーク
佐藤
涼
一般
メンバー
TDK(株)
大野
吉久
一般
メンバー
(株)ラック
吉田
智彦
一般
メンバー
(株)リコー
小野
泰裕
一般
メンバー
(株)JALインフォテック
青木
光知
管理職
コーディネーター
パイオニア(株)
川口
芳浩
管理職
コーディネーター
日本アイ・ビー・エム(株)
林
一般
アドバイザー
サピエンス・ジャパン(株)
山本
滋夫
管理職
シニアアドバイザー
(株)インテック
新森
昭宏
管理職
担当委員
計文
健偉
弘昭
幸次郎
21
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T7
研究分野
マネジメント系
SNS上手な付き合い方
<研究概要>
・「SNSの定義とは?」などについてディスカッションを行い 、「私達が考えるSNS」
を定義付けた。
・第3回(8月開催)以降は二つの分科会に分かれて「SNSの企業としての好事例研究」
と「SNS企業利用のリスク」について考察した。
<研究成果>
・現状におけるSNSの企業としての活用のしかたを整理し、①目的の明確化 ②企業スタンス(距
離感)の明確化 ③SNS 利用ポリシーが重要と結論付けた。
・具体的には「何のためにソーシャルメディアを活用するのか」企業内で明確化することが重要であ
り、その上で「どの層に向けた施策なのか」を明確化し「個人のニーズにあわせた発信を行うこと」が
成功企業の秘訣と分析した。
・一方、SNSの「情報拡散リスク」「情報漏洩リスク」に着目し、そのようなリスクへの対処方法を議論
した結果、「誰がどのように対応するのか」を予め「SNS利用ポリシー」として決めておくことが大事
だと結論付けた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
・研究活動を通じて異業種のメンバーとの人脈が広がったことが非常によかった。
・各メンバーが一人ずつ「研究したいテーマ」を洗い出したが、全体としてテーマの選定
や分類化に苦労した。
・反省点は研究会の後半になるにつれ、参加できるメンバーとできないメンバーが固定化
してしまい、作業負荷に偏りが生じてしまった。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
12 回
懇親会
11 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
22
企業見学
1回
合宿
22名(アドバイザー・担当委員含む)
企業名
NKSJシステムズ (株)
本田技研工業(株)
氏名
後藤 泰隆
山本 美里
役職
主任 SE
チーム役割
Leader
Sub-Leader
(株)イーネット
岡部 利昭
次長
Coordinator
日本出版販売(株)
島田 崇史
課員
Coordinator
(株)ラック
二階堂 郁
(株)AIT
秋本 義雄
主任
分科会リーダー
東京海上日動システムズ(株)
近藤 善春
デザイナー
分科会リーダー
(株)JAL インフォテック
北田 華奈恵
キヤノン IT ソリューションズ(株)
藤原 由香
日本アイ・ビー・エム・サービス(株)
佐々木 志門
(株)インテージ
茂手木 励治
一般職
JBCC(株)
石田 裕美
アドバイザリ
資生堂情報ネットワーク(株)
牧本 壮仁
参事
アドソル日進(株)
貝森 晃司
一般職
三井造船システム技研(株)
江田 光秀
さくら情報システム(株)
海野 喜一
全日空システム企画(株)
岩田 翔
Coordinator
一般職
一般職
0回
(株)エム・アンド・アイ
(株)岡村製作所
笹治 真人
鈴木 泰久
常務取締役
部長
担当委員
エーザイ(株)
近江 有
部長
担当委員
(株)オープンストリーム
廣島良一
Sr. Advisor
日本アイ・ビー・エム(株)
守屋 英一
Advisor
23
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T8
研究分野
テクニカル系
ビジネス視点での『失敗プロジェクト』の徹底研究
<研究概要>
プロジェクトの成功・失敗は、評価者によっては、評価が180度変わります。ビジネ
ス(経営者)視点でプロジェクトを成功させる為に、失敗事例やアンケートを通じて、今
後何をしていかなければならないか、また、その中でIT部門が担う役割、IT部門がし
なければいけないことを考える。
<研究成果>
プロジェクトは複数存在し、そこには親子関係が存在する。そして、プロジェクト成功の為には、
親の目的に沿った子を立ち上げる必要がある。その立ち上げの為に
「超上流チーム」
を結成し、IT部門は、そこに参画し、主体的に活動する必要がある。また、IT部門は、そこで最大
限の力を発揮する為に
・システムで実現している業務プロセスの可視化
・部門横断した業務の全体的な理解
・最新 IT 技術の把握
を日頃から追求していく必要がある。
今後の課題は、この「超上流チーム」に如何に業務部門を巻き込むかである。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
良かったことは、研究会での研鑽を通じて、かけがえのないメンバーと巡り合えたこと
です。今後のワークでもライフでも活用できるものになりました。
悪かったことは、テーマについて、最終的なゴールイメージが共有できたのが終盤にな
ったことで、課題を残してしまったことになります。この課題については、今後の論文作
成に向けて、引き続き研究を進めて行きます。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月~2013 年 3 月
ミーティング
18 回
懇親会
10 回
企業見学
1回
合宿
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数: 22 名(アドバイザー・担当委員除く)
24
企業名
凸版印刷(株)
(株)インテージ
氏名
貞石 裕司
長谷川 博信
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
(株)インテック
佐藤
秀樹
一般
コーディネーター
(株)大成情報システム
横山
裕子
一般
コーディネーター
アイエックス・ナレッジ(株)
佐藤
卓郎
(株)アイ・ティ・フロンティア
小野沢
アドソル日進(株)
MS&ADシステムズ(株)
管理職
メンバー
智
一般
メンバー
松下
茂樹
一般
メンバー
相川
裕一
一般
メンバー
(株)オープンストリーム
井関
亨
一般
メンバー
キヤノンITソリューションズ(株)
出口
信邦
一般
メンバー
(株)システムフロンティア
田辺
裕樹
一般
メンバー
(株)資生堂
熱田
昌彦
一般
メンバー
(株)JALインフォテック
高石
頼聡
一般
メンバー
新日鉄住金(株)
小堀
育男
管理職
メンバー
0回
(株)ティージー情報ネットワーク
東京ガス(株)
中村 達也
塚崎 勇人
一般
一般
メンバー
メンバー
(株)菱友システムビジネス
平田
泰光
一般
メンバー
三菱食品(株)
大野
純正
一般
メンバー
森永乳業(株)
加藤
俊一郎
一般
メンバー
(株)ラック
泉澤
恭太郎
一般
メンバー
(株)リコー
沼田
宏章
一般
メンバー
(個人会員)
井上
善雄
一般
メンバー
日本IBM(株)
保々
公威
一般
アドバイザー
(独)情報処理推進機構
鈴木
俊男
一般
シニアアドバイザー
森永乳業(株)
木田
茂
管理職
担当委員
JFEスチール(株)
原田
敬太
管理職
担当委員
25
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T9
研究分野
その他
システム運用におけるコスト低減のポイント
<研究概要>
「IT コスト」「システム運用」等の定義の明確化・システム部門としてあるべき姿の認識合わ
せをし、最終的に①経営視点・ユーザー視点の二つの視点からシステム一つ一つを評価して建設
的なコスト低減を検討する対象とするシステムを洗い出しせること ②対象のシステムに適
した具体的なコスト低減案を提案できること、の二つを各社のシステム部門が容易に行えるよう
にすることを目標とした。
<研究成果>
「システム運用」とはシステムを問題なく使える状態に保つこと、「IT コスト」とはシステムの安定運用
を継続するために必要な費用、と定義し、メンバーの考えを一致させた。
IT 部門のあるべき姿を見据え、IT 資産を適正に評価し建設的なコスト低減を行うことと明確化した
上で、ユーザー・経営の視点を取り込み、総合的な現状評価を行う【診断書作成ツール】、複数あ
るコスト低減手法から最適案を提案する【処方箋作成ツール】を考案した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
当初、メンバーの業務環境や立場によりキーワード1つとっても認識に違いがあることに気
付き、この意識合わせに時間を掛けて遂行したたため、最終的に、現状把握から対策立案ま
での一連の流れを十分に効果検証したり改善事例を反映するまで至らなかった。しかし、研
究を重ねるにつれ、様々な考え方のメンバーが結集することならではの、新たな成果創出を
確信できた。今後も活動を継続し、時代に即した対策を研究・提案していきたい。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
15 回
懇親会
10 回
企業見学
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
26
0回
合宿
0回
28 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
本田技研工業(株)
(株)インテージ
氏名
倉敷 和行
中村 文洋
役職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
東亜建設工業(株)
志村
豊彦
サブリーダー
三菱UFJリース(株)
山口
智洋
コーディネーター
(株)エクサ
根本
俊毅
コーディネーター
アライドテレシス(株)
紙田
拓弥
メンバー
(株)インフィニ トラベル インフォメーション
島内
徹
メンバー
カシオ情報サービス(株)
石橋
綾子
メンバー
キャタピラージャパンシステムサービス(株)
原田
宏一
メンバー
キヤノン IT ソリューションズ(株)
三浦
拓郎
メンバー
クオリカ(株)
梅田
勇太
メンバー
コニカミノルタ情報システム(株)
加藤
貞夫
メンバー
(株)JSOL
奥田
龍太郎
メンバー
JBCC(株)
森永
聖臣
メンバー
(株)システムフロンティア
岡田
浩
メンバー
(株)JAL インフォテック
柴田
孝徳
メンバー
(株)ゼンショーホールディングス
針田
海
メンバー
(株)損害保険ジャパン
出雲
真平
メンバー
(株)ティージー情報ネットワーク
関根
直幸
メンバー
TDK(株)
藤田
剛
メンバー
東京海上日動システムズ(株)
千葉
浩之
メンバー
凸版印刷(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
高橋
和田
勝信
清仁
メンバー
メンバー
みずほ情報総研(株)
吉田
英久
メンバー
三菱食品(株)
太田
秀平
メンバー
ヤマトシステム開発(株)
小笠原
(株)ラック
相原
毅
メンバー
(株)リコー
池永
慎
メンバー
明治安田システム・ テクノロジー(株)
高橋
正之
担当委員
本田技研工業(株)
飯田
幸一
担当委員
(株)オープンストリーム
村田
哲也
アドバイザー
(株)アシスト
高山 隆一
アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
林
アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
大崎
里佳
直樹
英誉
メンバー
アドバイザー
27
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T10
研究分野
テクニカル系
IT 投資稟議をすんなり通す方法を考える
<研究概要>
IT 投資稟議がすんなり通らない理由は何なのか?まずは、各メンバーが置かれている状況から、
すんなり通らない投資案件を持ち寄り、原因分析を行った。その中で、根本的な原因を見出すこと
で、何をすればすんなり通るのか、そのために必要な要素、仕組みの研究を行った。
<研究成果>
投資稟議案件をすんなり通す為に必要なものとして、下記3つの観点から、評価シートを作成し
た。
①投資稟議案件と会社戦略の整合性を説明すること
②投資稟議案件の緊急度を説明すること
③投資稟議案件と会社の中長期 IT 計画との整合性を説明すること
また、①②については、IT ポートフォリオの考え方を採用しているが、各自の案件を当てはめる事
で、妥当性を検証した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
テーマが抽象的であるが故に、何を研究対象とするべきか、合意形成までにかなりの時
間を要した。ただし、議論を進める過程で、各社(各個人)の抱えている投資稟議環境(稟
議申請の仕組みなど)を共有することができ、それ自体が、大きな結果と言える。
一方、各個人が自社に持ち帰って使える成果物を目指したが、結果的にそこまでのレベ
ルに到達できなかったのが、当初目的と比較しての未達成な部分である。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 6 月~2013 年 3 月
ミーティング
15 回
懇親会
12 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
28
企業名
氏名
㈱ティージー情報ネットワーク
㈱インテージ
キリンビジネスシステム㈱
㈱インテック
三菱 UFJ トラストシステム㈱
㈱JSOL
㈱岡村製作所
カシオ計算機㈱
キヤノンマーケティングジャパン㈱
コニカミノルタ情報システム㈱
三菱総研DCS㈱
エヌアイ情報システム㈱
㈱ニッポンダイナミックシステムズ
日本情報通信㈱
㈱ヤマタネ
㈱JAL インフォテック
ラック
エムエルアイ・システムズ㈱
マブチモーター㈱
三好
深町
渡辺
高橋
村上
南田
小林
鈴木
山田
原澤
但吉
石原
朝倉
南野
蓑田
神子
大池
西川
河村
企業見学
0回
合宿
0回
23 名(アドバイザー・担当委員除く)
浩
朋彦
諭
直宏
紗矢子
佳美
竜太郎
信之
優子
正良
英山
孝司
明日香
孝
辰喜
大介
一生
潤
三千絵
役職
チーム役割
管理職
一般職
一般職
一般職
一般職
一般職
一般職
一般職
一般職
管理職
一般職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
一般職
一般職
一般職
リーダー
サブリーダー
コーディネータ
コーディネータ
コーディネータ
コーディネータ
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
リコー
YKK ファスニングプロダクツ販売㈱
㈱インフィニトラベルインフォメーション
ウシオ電機㈱
首尾木 健人
村田 善彦
林田 奈欧
漆山 慶一
一般職
管理職
管理職
一般職
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
29
地区研
関東研
研究テーマ
チーム名
T11
研究分野
テクニカル系
ユビキタス・コンピューティングの現在と未来
<研究概要>
「ユビキタス・コンピューティング」とは何か?全くの初心者として言葉の意味を調査す
るところから開始し、有識者による講演、現場見学、展示会レポートなどを通じて情報を
収集するとともに、グループワークやディスカッションを行うことで理解を深めた。
また、現状を踏まえた上で、ユビキタス・コンピューティングの未来について、日本の将
来の為にどのような役割を果たせるのか?私達には何ができるのか?という視点で様々な
分野について検討した。
<研究成果>
ユビキタス・コンピューティングは既に社会のあらゆるところで現実のものとなりつつあり、情報管理
の議論や法制度などにおいて解決すべき課題はあるものの、私達の未来に大きな影響を及ぼす
重要な技術であることを認識した。しかし一方で、日本では思うように普及が進んでおらず、世界 の
ICT 競争において徐々に遅れを取りつつある側面も明らかになった。今回私達は、単なる知識の
まとめを成果とせず、ユビキタスコンピューティングを活用していかに未来の生活を楽しく豊かなも
のにするのか、沢山のアイディアを多くの人に提案できたことが一番の成果と考える。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
研究テーマの範囲は非常に大きなもので、限られた期間内で発表シナリオとしてまとめる
には難しすぎたと思うが、今後、私達の生活に関わってくる技術であることは間違いない
ので、知識を得る機会が持てたことは良かった。
少人数チームで各メンバーの意識も高く、担当委員やアドバイザーの方々からも適切な支
援が得られ、大変スムーズにチーム運営することができた。異業種のメンバー同士で自由
に討論しあって交流を深められる本研究会は、とても楽しくて貴重な経験となった。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 3 月
ミーティング
11 回
懇親会
8回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
30
企業見学
3回
合宿
0回
13名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱ティージー情報ネットワーク
アドソル日進㈱
氏名
小池 俊一
中原 歌織
役職
管理職
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
㈱インテージ
西尾
昭寛
一般
メンバー
MS&ADシステムズ㈱
宮下
幸治
一般
メンバー
㈱岡村製作所
太田
悠樹
一般
メンバー
カシオ計算機㈱
高橋
秀行
一般
メンバー
㈱JALインフォテック
駒田
直樹
一般
メンバー
凸版印刷㈱
坂入
旬
一般
メンバー
三菱総研DCS㈱
中山
洋輔
一般
メンバー
㈱ラック
末岡
明洋
一般
メンバー
㈱LIXILインフォメーションシステムズ
桑原
雄賛
一般
メンバー
東ソー情報システム㈱
石川
賢太朗
一般
コーディネーター
森永乳業㈱
宮沢
真紀
一般
コーディネーター
㈱デンソーエスアイ関東営業所
本田
誠
管理職
シニアアドバイザー
日本アイ・ビー・エム㈱
柳
一般
アドバイザー
マブチモーター㈱
戸内
管理職
担当委員
英生
振一郎
地区研
神奈川研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル/マーケティング系
「できる!?facebookマーケティング」
<研究概要>
アメリカで学生向けに始まったfacebook。今では全世界に約 8 億人がアクセスする世界最大の
SNS になった。企業としてもマーケティングツールとしての利用を活発化しているが、facebookを
利用して成功している企業は広告宣伝費のバジェットが多い大企業のみというのが実情である。
そこでfacebookを利用している大企業の成功事例を調査し、どのような手法を用いてれば成功
するのか、そしてfacebookの有効性や危険性についても調査し、広告宣伝費のバジェットが少な
い中小企業が活用できるのか、研究を行った。
<研究成果>
facebookで成功している企業は「Push、Shere、Pull」のサイク
ルを回すことでバーチャルな世界で認知度や好感度を高め、リアルな来店数や売上の向上
に繋げていることが判明した。
この成功サイクルを中小企業でも実現できるのかを検証するため、メンバーでページの
開設やコンテンツの拡充・更新、アプリの開発や広告の投稿を実施した。
実在する飲食店にご協力頂き、実データを元に研究を進めた結果、大企業のように莫大
なバジェットを必要としないでfacebookを有効活用できることが判明した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
前半の事例調査はスムーズに作業を進めることができたが「どのように検証するか?」
といったところで、メンバーの意見が分かれ、スケジュールから大きく遅れてしまった。
しかし検証方法が定まった後からの巻き返しはチームメンバー全員が驚くほどだった。
結果としては良い結果が出たが、リーダーとしてメンバーを導くことができず、研究の
中盤ではチームの雰囲気が悪くなってしまったことは大きな反省点である。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 9 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
17回
懇親会
3回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
6
0回
合宿
0回
名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
サンネット株式会社
トッパンエムアンドアイ株式会社
氏名(敬称略)
青木 大典
藤木 卓馬
役職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
株式会社データープロセスサービス
笹川 崇臣
株式会社データープロセスサービス
滝川 敬吾
プリンス電機株式会社
石黒 芳樹
課長代理
メンバー
三菱鉛筆株式会社
行本 顕
係長
メンバー
株式会社データープロセスサービス
大西 雄一
取締役
担当委員
株式会社パシオン
大河原 信一
取締役
担当委員
株式会社ミクニ
露木 陽一
GL
担当委員
日本アイ・ビー・エム株式会社
藤室 裕
メンバー
メンバー
アドバイザー
31
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
その他
次世代端末(スマートデバイス)
<研究概要>
「そもそも次世代端末とは?」「次世代端末って何ができるの?」「 PC の代わりにはなるの?」という
皆が疑問に思っていた内容から研究テーマを絞り、次世代端末ならではの価値というものを中心
に研究しました。
<研究成果>
次世代端末って次世代というだけあってパソコンの代わりになりそうだなという考えはお
ぼろげにあったが、パソコンの代わりという位置づけではなく、次世代端末ならではの新
しい価値があるのではないかと考えた。
今回この研究を通して、今まで曖昧だった次世代端末というもののビジネスでの活用方法、
また導入方法などが明確になった。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
全13回程のミーティングでしたが、メンバーがそれぞれ違った知識・経験の引き出しを
持っていて、それがとても上手く合わさった内容の濃い活動となりました。
それぞれの職場での次世代端末における問題を話し合う中、このような研究テーマが大変
役にたちました。今後はぜひこの研究結果を自社に持ち帰り、よき判断材料として利用し
たいと思います。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月~2013年5月
ミーティング
13 回
懇親会
10 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
32
企業名
氏名
アイシン・インフォテックス(株)
十六コンピュータサービス(株)
KYB(株)
ネクストウェア(株)
(株)ジャパン・テック・システム
フジパングループ本社(株)
(株) パソナテック
日本アイ・ビー・エム(株)
アイシン・インフォテックス(株)
並木
近藤
新垣
山田
成瀬
小山
村田
梶村
服部
企業見学
7
厚
友貴
良樹
隆士
朋幸
知子
敬
良一
一郎
4回
合宿
名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
取締役
リーダー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
アドバイザー
担当委員
0回
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T2
研究分野
テクニカル系
次世代コミュニケーション
<研究概要>
社会的なコミュニケーションツールとなっているソーシャルネットワーキングサイト(SNS )
を研究し、次世代コミュニケーションの現状を考察する。またそれを通じて、新しいコミュニケ
ーションの方法を提案する。
<研究成果>
SNSとはどういったものか、また企業が利用する場合どんな「リスク」があるのか。これらを検証し、それ
に対する解決策はどういったものがあるのか一例として提案する。
また、SNS を今後どのように活用すると面白いか、その一例を紹介する。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
メンバー全員が多忙ななか、月1回の定期ミーティングを経てこれまで研究をすすめてきました。
今回、SNSに触れたこともないメンバーも居る中で、全員が個々人でSNSを利用してみたり、
チームで架空の人物を作ってSNSへ登録してみたり、様々な方法で研究をしております。
<活動回数> 活動期間:2012 年 8 月~2013 年 5 月
ミーティング
12 回
懇親会
6回
企業見学
1回
合宿
0回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:6 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
アイシン・インフォテックス(株)
(株)トーカン
(株)ジャパン・テック・システム
(株) 豊通シスコム
濃飛倉庫運輸(株)
ササキ(株)
坂井 暁
久保 克馬
小川 友昭
小倉 敬弘
伏見 諭
野澤 昌弘
役職
日本アイ・ビー・エム(株)
アイコクアルファ(株)
高塚
藤井
一喜
研二
担当2級
課長
チーム役割
メンバー
メンバー
メンバー
リーダー
サブリーダー
メンバー
アドバイザー
担当委員
33
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T3
研究分野
テクニカル系
クラウド・コンピューティング
<研究概要>
近年話題となっているクラウド・コンピューティングについて、現代社会における活用の実態とメリ
ットについて調査し、クラウドが定着した社会における各メンバーが理想とするビジネススタイルを
考察。考察ではクラウド活用方法の選択肢として BYOD に着目し、ツールはスマートデバイスを、シ
ステムとしてはメーラー、スケジューラーについて取り組んだ。理想のビジネススタイルを実現する
為には、何が必要かを研究のテーマと定め、実際にクラウドを活用したシステムの導入を想定して、
必要な手順、取り組むべき課題を研究した。
<研究成果>
企業がクラウド化されたメーラー/スケジューラーを個人のスマートデバイスで活用させる際の導
入手順を考案、課題を明確化し必要な検討項目を確認する為のチェックシートと管理者が管理側
とユーザーで結ぶ利用規約を作成し、安全に BYOD を取り入れる方法を提案する。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
メンバーは皆、クラウド・コンピューティングに関する知識が薄く、一からの研究スタ
ートとなった為、手探りではあったが、研究を進めるにつれて、クラウド・コンピューテ
ィングだけでなくそれを取り巻く他の技術分野に関しても、知識を深めることが出来た。
これから先、ますます社会のクラウド化が進んだ時、ここでの経験が活きてくると思う。
良い経験になった。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
15回
懇親会
1回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
34
企業名
氏名
㈱ジャパン・テック・システム
㈱槌屋
アイシン・インフォテックス㈱
新日鐵住金㈱
日本アイ・ビー・エム㈱
楠田
小山
森山
桐石
仁科
企業見学
0回
合宿
3名(アドバイザー・担当委員除く)
とよみ
剛史
巧太
俊幸
純也
役職
チーム役割
一般
一般
一般
一般
一般
リーダー
サブリーダー
メンバー
アドバイザー
担当委員
0回
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T4
研究分野
テクニカル系
クラウド時代のSOA適合性評価
<研究概要>
華々しい導入実績があり、かつてはIT業界を賑わせたSOAですが、近年ではあまり聞
かなくなってきています。SOAの導入がそれほど進んでいない原因として、導入に際し
て客観的な指標がない、考慮すべきことが分かりにくく導入のハードルが高い、という2
点に着目しました。これらを解決するため、クラウドサービスをSOAのサービスの一つ
として利用することで導入のハードルを下げ、導入の客観的な指標としてSOA適合性評
価ガイドラインと評価表を作成し、その評価を行いました。
<研究成果>
本研究で作成したSOA適合性評価ガイドラインと評価表を利用して、仮想システムを想
定して様々なパターンでシミュレーションを行った結果、その有効性が確認できました。
考慮すべきことが分かりにくく導入のハードルが高い、という課題に対しては、作成した
ガイドラインにより、SOAとクラウドの関係、SOAのアプローチを詳しく解説しまし
た。SOAの導入に際して客観的な指標がない、という課題に対しては、評価表により、
SOAの適合性を可視化し、定量的に評価できるようになりました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
遠方から参加しているメンバーもおり、全員集まることがなかなか難しかったですが、分
科会の後にはほぼ懇親会が開催され、親睦を深められましたので、良い雰囲気で研究を進
められました。研究を開始した当初は、メンバーのほとんどが「SOAって何?」という
状況でしたが、高木アドバイザーや今井担当委員の多大なサポートがあり、その理解を深
め、成果物を作成していくことができました。この場を借りて感謝申し上げます。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
18回
懇親会
15回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
0回
合宿
0回
6名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
アイコクアルファ㈱
㈱エス・ディー・シー
氏名
小寺 公徳
睦見 荒太
役職
一般
グループリーダー
チーム役割
メンバー
サブリーダー
㈱エス・ディー・シー
大石
成悟
一般
メンバー
ササキ㈱
栗林
滝
一般
リーダー
日東工業㈱
高村
哲也
一般
メンバー
フジパン㈱
藤井
隆史
一般
日本アイ・ビー・エム㈱
高木
隆行
アドバイザリー
メンバー
㈱トーカン
今井
章博
監査室
副室長
アーキテクト
アドバイザー
担当委員
35
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T5
研究分野
その他
開発作業の見積作成
<研究概要>
ベンダー・ユーザー・営業と職種の異なるメンバーで構成されたチームです。
「見積」に対しての関わり方や考え方が異なる中で、まずはそれぞれの課題や苦労するこ
とを話し合って確認しました。
当然立場が違うと課題も異なってくるので、「見積」フェーズの流れなど確認し、何をした
ら効率性があがるかを調査・検討していきました。
<研究成果>
「見積」のやり取りする時、毎回スムーズにいくわけではなくむしろ無駄が発生している
という共通の課題が確認できました。
そこで、少しでもやり取りをスムーズに行えるためにどうすればよいかと検討した結果、
ツールの作成を行いました。
そのツールを実プロジェクトに当てはめて、ツール有無での効果を検証。その結果から課
題の整理を行い今後につながるものにまとめました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
見積という一つのテーマを通して、多種多様な意見を出し合い、お互いの立場を理解する
ことができました。結果として、自身の業務にも反映させることができる成果を出せたと
思います。
自社の中での見積しか知らない立場から今回のIT研究会に参加する事で本来の見積の姿、
ありかたを再認識する事ができた事、またメンバー全員が納得する見積の姿を今回の活動
で見つけられたと思っています。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月 ~ 2013年5月
ミーティング
17回
懇親会
9回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
36
企業見学
1回
合宿
8名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
アイシン・インフォテックス(株)
日東工業(株)
氏名
門川 昌嗣
舟橋 賢
役職
アイシン・インフォテックス(株)
篠原 国雄
メンバー
アイシン・インフォテックス(株)
森川 晃靖
メンバー
ササキ(株)
末岡 一成
メンバー
(株)ジャパン・テック・システム
杉山 博紀
管理職
メンバー
フジパン(株)
林 弘和
管理職
メンバー
ブラザー工業(株)
稲垣 智香
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
岩田 英一
アドバイザー
(株)ノリタケカンパニーリミテド
大西 定省
管理職
管理職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
担当委員
0回
地区研
中部研
研究テーマ
チーム名
T6
研究分野
マネジメント系
経営に貢献する IT とは (IT経営組織能力成熟度)
<研究概要>
私たちは、経営と IT の関係性について様々な文献やツールを調査しました。経営に貢献するためには、経営方針にあっ た
IT 化を進める必要があります。会社や組織にとって何が不足しているのか?何を強化するべきなのか?を明確にする必要
があります。IT を導入すると「スピードと正確性」が向上します。IT 導入するとき期待するのは、抱えている経営課題を解決
することです。IT はあくまで道具です。その道具をいかに活用することができるのか?が重要です。また、 IT を使うのは誰で
しょうか?人(組織)です。つまり、IT を使って経営課題の成果を得るためには「IT を活用する組織能力」が重要であると私た
ちは考えて議論を進めていきました。
キーワード:バランススコアカード、CMMI、IT ソリューション
<研究成果>
・「IT 経営組織能力成熟度の理論(TIMOCM:ティモック)」について
・バランススコアカードの4つの視点からみた IT ソリューションについて
IT 導入に向けて、組織能力がどれだけの成熟度なのか計る理論(TIMOCM)を導入することで組織の現状を視覚化し、会社
の可能性を追求できます。ぜひお試しください。
また、経営者が数ある IT ソリューションを選ぶとき、どのような視点で選ぶのか?また、普段自分が仕事している IT がどうい
う形で経営に貢献しているのか?を知ることができます。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
メンバーからの声
・どうしたら研究について興味を持ってくれるのか?どうしたら研究が進むのか?どうしたら自分を含めてメンバーが成長で
きるのか?を日々考えぬいた一年でした。なかなかできない経験を沢山させてもらったメンバーや IBM 研究会に感謝です。
・「IT 及び IT 部門の永遠のテーマについて、いろいろな会社の方々と議論し勉強できたので、今後の業務への取り組み姿
勢や人材・組織育成にとても有益でした。」
・「経営に貢献する IT とは?」というテーマは私にとって大変大きなものでしたが、私よりもとても多くの経験を積みかつ優秀
なチームの他社メンバーと進めることで、学びや成果を数多く出せたことは大きな経験となり、今後にも活かされるものと思
います。
・通常の業務では、触れることがなかった経営に関係する事柄について検討をおこなったので、気づかされることが多く有
意義な研究会でした。得られた知識や研究成果を自社の業務へ応用ができるようにしたいと思います。それから、参加メン
バーと交流できたことが、もうひとつの大きな成果でした。
・経営者の立場に立って IT の有効性について考えることは非常に難しく学習することが非常に多くメンバーについていくだ
けで精一杯でしたがチームメンバーの一員としての役割を荷い 1 年間活動していけたと思います。仕事の面においても、自
分自身の今後の生活においても今回経験したことは必ず役立つものと思います。このような機会を与えてくださった皆様に
感謝します。ありがとうございました。
・経験豊かなメンバーが多く、一段高いレベルの研究に取組めてとても有意義な研究会でした。日常業務であるITと経営と
を結びつけ、BSCとCMMIを組合わせるなど、実践レベルの成果物もできました。一年の活動を通じてT6チームという組
織は、組織能力成熟度はレベル5に近づいたと思います。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月~2013 年 6 月
ミーティング
16 回
懇親会
16 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
氏名
三菱重工業(株)
アイシン・インフォテックス(株)
ブラザー工業(株)
(株)槌屋
日本インターシステムズ(株)
青島
神田
馬場
若山
大草
豊崎
永井
奥山
今井
岡田
和田
豊田スチールセンター(株)
ササキ(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
十六コンピュータサービス(株)
2 回
合宿
0 回
8 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
(株)アフォード・ビジネス・コンサルティング
企業見学
弘幸
高志
裕明
英樹
浩
啓司
隆
薫
秀之
孝之
純佳
役職
チーム役割
管理職
メンバー
リーダー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
アドバイザ
アドバイザ
担当委員
管理職
管理職
管理職
管理職
37
地区研
北陸研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
IBM i (AS/400)フォーラム
<研究概要>
IBM i(AS/400)ユーザーをメンバーとし、各メンバー及びメンバー企業が抱える問題・課題・悩みに
ついて、相互に情報発信・収集し、意見交換する場。スキル向上や自社の活性化のヒントを得ると
ともに、研修や書籍では得られない実践的な知恵やノウハウを得る。
<研究成果>
-各社共通の課題・悩みをテーマに情報交換を実施。
テーマ:「ユーザーインターフェイス」「運用」「データ連携」「帳票」「人材育成」
-メンバー及びメンバー企業が各種課題をどう考え、どう解決したかを知り、自身あるいは自社の
問題解決のヒントを得ることができた。
-北陸地区における IBM i(AS/400)ユーザーの人脈形成。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
メンバーからは、「普段、聞くことができない他社・異業種の情報システム部門の抱える悩
みや問題点・議論を共有することができ、大変参考となる情報を得ることができた」
「企業
の垣根を越えた横の繋がりができ、気軽に質問し合える関係性が構築できた」
「各テーマに
ついて、各社がどのように行っているかを聞き、自社に適用できることや問題解決のヒン
トを持ち帰ることができた」
「悩みは共有できたが、解決に至らないものも多く、共通する
課題について解決するにはどうしたら良いかを検討する時間がもっとあれば良かった」「良
い機会なので参加企業がもっと増えればよいと思う」等の感想が寄せられている。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 9 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
7回
懇親会
1回
企業見学
0回
合宿
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:12名( アドバイザー・担当委員除く)
38
企業名
澁谷工業(株)
(株)石川県農協電算センター
氏名
小山 祐二
田中 秀和
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
朝日印刷(株)
栗原
正孝
管理職
メンバー
朝日印刷(株)
井上
卓
一般
メンバー
(株)インテック
武部
暁昌
管理職
メンバー
澁谷工業(株)
三﨑
北斗
一般
メンバー
津田駒工業(株)
鷹栖
太郎
一般
メンバー
(株)不二越情報システム
宮本
裕伴
一般
メンバー
(株)別川製作所
疋田
祐一
一般
メンバー
北国インテックサービス(株)
宮形
純平
一般
メンバー
北国インテックサービス(株)
西田
雅一
一般
メンバー
(株)三田商會
島
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
児玉
尚子
一般
アドバイザー
(株)不二越情報システム
安川
昌彦
管理職
担当委員
伸一
0回
地区研
関西研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
ビッグデータの活用
<研究概要>
昨今、ビッグデータという単語は耳慣れたキーワードとなりつつあるものの、具体的には
どういうものかと把握している人・企業はまだ少ない。チームメンバーも言葉の持つイン
パクトは大きいがなかなかマーケットに進出できない印象を受けており、まずはビッグデ
ータを自分でも活用出来るものという認識を持つ事が重要と考えた。
そこで、ビッグデータソリューションを身近なものとして検討できる事を目的とし、既存
の活用事例を収集分析・モデル化し、その導入効果や留意点について研究を行った。
<研究成果>
モデルケース集の作成とケーススタディの実施によって以下の成果を得ることができた。
○ビッグデータとその活用の仕方についての具体的理解。
○事例に基づく、ビッグデータから効果を得るまでのシナリオの理解。
○事例を統一的な観点に基づきフラットな情報にモデル化したことによる、汎用的な事例
集としての有効活用。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
ビッグデータに対してマジックツールのような印象しかなかったが、活動を通してビッグ
データとその活用はどういうものかを具体的に知り、ビッグデータの本質を学ぶ事が出来
た。また、ビッグデータの活用から効果を得るためのプロセスも学ぶ事ができたので、社
内のソリューション提案に活用したいと考えている。今回作成したモデルケースは情報不
足と感じる項目や、指摘された点が多くあるため、反省を今後の研究に活かしたい。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月 ~ 2013年5月
ミーティング
15回
懇親会
3回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業名
氏名
関電システムソリューションズ(株)
関電システムソリューションズ(株)
石塚
鳥山
(株)産業経済新聞社
企業見学
0回
合宿
0回
8名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
友絵
大樹
一般
一般
リーダー
サブリーダー
大草
貴之
一般
メンバー
(株)JIEC
杉本
良二
一般
メンバー
大日本住友製薬(株)
吉岡
哲樹
一般
メンバー
ニッセイ情報テクノロジー(株)
赤尾
豪彦
一般
メンバー
日本電通(株)
田中
勝之
管理職
メンバー
(株)堀場製作所
岩橋
拓哉
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
内藤
良二
一般
アドバイザー
39
地区研
関西研
研究テーマ
チーム名
T2
研究分野
テクニカル系
失敗しないためのプロジェクト・マネジメント
<研究概要>
プロジェクトを成功させるためには、成功/失敗の因果関係を把握する経験を数多く積む
しかない。そのために必要なものとは?
成否を最も左右するのはプロジェクトマネージャーであり、その能力向上を効果的に支援
するシミュレーションツールについて研究した。
「自己学習」、
「研修」、
「OJT」のどの場
面でも手軽に利用でき、楽しみながら継続的に学習でき、体験談や知り得た事例を即座に
反映でき、誰でも/いつでも/すぐに経験できるツールを目指した。
<研究成果>
ツールでのプロジェクト体験を終えるとレーダーチャートでPMBOKの 10 個の知識エリアのどれ
が弱いのかを即座に把握できるようにした。また、それぞれの知識エリアに戦国武将を割り当て、点
数が最も高かった知識エリアの武将画像を表示することで楽しめる要素を持たせた。問題文、解答、
配点、解説文等の情報は Excel からボタン1つで取り込めるようにした。メンバーの各職場のPM経
験者にアンケートをとり、問題の量や質に課題が残るものの、手軽さや楽しさなどの点でほぼ狙い
通りの効果を確認することができた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
メンバーの生の失敗経験・成功経験、PMBOKの勉強、問題作成など通常の業務では経
験できないことができた。早い段階でテーマを絞り込み、計画的に進めることができた。
メンバーの参加率が落ちたときでも、各々が割り当てられた宿題を確実に仕上げることで
なんとか形にできた。時間の関係で削ぎ落とした機能や完成度を高められなかった問題文・
解説文については、今後の楽しみとして残しておく。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月 ~ 2013年5月
ミーティング
16回
懇親会
7回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
40
企業名
氏名
シスメックス(株)
エスアイソリューションズ(株)
大西
山崎
企業見学
2回
合宿
9名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
勇次
仁
一般
一般
リーダー
メンバー
関西電力(株)
瀧井
健二郎
一般
メンバー
関電システムソリューションズ(株)
藤井
慎也
管理職
メンバー
関電システムソリューションズ(株)
若松
孝佑
一般
メンバー
(株)JALインフォテック関西支店
片山
浩平
一般
メンバー
(株)JALインフォテック関西支店
岩永
聡
一般
メンバー
スミセイ情報システム(株)
上西
雅弘
一般
メンバー
大日本住友製薬(株)
川合
敦子
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
瀧澤
明弘
一般
アドバイザー
1回
地区研
関西研
研究テーマ
チーム名
T3
研究分野
テクニカル系
スマートデバイスによる課題解決手法の変革
<研究概要>
スマートデバイスは、高い携帯性(携帯電話 )、カスタマイズ性(PC)、シンプルな操作
性(PDA)という既存端末の特長を併せ持った多機能端末である。企業においてもスマ
ートデバイス活用への期待はかつてないほどに高まっている。そのハード、ソフト、サー
ビスの多岐にわたる組合せは日々新たなサービスを生んでおり、アプリという形に凝縮し
ている。当チームではスマートデバイス活用の鍵はこのアプリにあると考えた。そこで、
開発も含めたアプリ利活用の過程を通じて、従来型システム構築との違い、課題、利点を
探ることとした。
<研究成果>
スマートデバイスの携帯性、カスタマイズ性、シンプルな操作性という特長はユーザーに
多大な恩恵をもたらす。一方、開発者には、画面入出力の制約の中での高いレベルのアプ
リ作りが求められる。しかし、UI、画面遷移中心の設計を行う過程で、制約の多い画面
入出力がむしろ美点になっているとわかった。デバイスの制約は情報の的確な取捨選択を
迫り、それが問題の本質へ近づく有効な手段となっているのだ。シンプルなアプリ作りは
コスト負担も少なく、ユーザー、開発者、企業の三者、誰にも負担を強いない問題解決方
法なのである。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
・普段の業務では触れることのないテーマを扱っており、毎回いい刺激をうけながら、取
り組むことができた。
・使う、試すという実践の中から学び取る姿勢を保てたのがよかった。
・会合の中だけでなく、懇親会での何気ない会話からも非常にたくさんの気付きがあった。
・特定の方に負担がかかってしまうシーンがあったので、今後は役割分担を考え、改善し
ていきたい。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月 ~ 2013年5月
ミーティング
14回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
2回
合宿
0回
13名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
役職
チーム役割
日本精線(株)
関電システムソリューションズ(株)
三輪
有川
政人
直志
一般
一般
リーダー
サブリーダー
(株)がまかつ
関電システムソリューションズ(株)
横田
昌弘
一般
メンバー
宇野
哲弥
一般
メンバー
(株)コア関西カンパニー
賀
小林製薬(株)
佐々木
大建工業(株)
ニッセイ情報テクノロジー(株)
恩徳
一般
メンバー
朝
一般
メンバー
大崎
靖博
一般
メンバー
丸岡
慶士
一般
メンバー
日本電通(株)
園田
康雅
管理職
メンバー
日本電通(株)
谷
一般
メンバー
日本情報通信(株)
藤本
雄磨
一般
メンバー
(株)堀場製作所
井﨑
学
管理職
メンバー
ロート製薬(株)
新川
晃右
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
岡野
武司
一般
アドバイザー
綾子
41
地区研
関西研
研究テーマ
チーム名
T4
研究分野
テクニカル系
システム運用におけるコスト低減のポイント
<研究概要>
「システム運用におけるコスト低減のポイント」と題して、システム運用では永遠のテーマとも思え
る“コスト低減”について、当研究チームでは事後評価に着目し「不要システムの捨てリング」を定義
し有効に使用できるかを研究した。
コスト低減策として「仮想化」や「クラウド化」、「保守契約の見直し」などの一通りのコスト削減策を
実施していたとしても、不要なシステムが運用費用を使っていることがある。この不要システムを見
つけだし、不要な運用費用を削減することでコスト低減を実現する。
<研究成果>
不要システムを見つけだす評価ルールを策定したが、評価ルールが複雑であれば維持運
用するだけでもワークロードがかかり本末転倒となってしまう。シンプルな評価ルールを
策定することで、あまりワークロードをかけることなく継続的にシステムを評価して、不
要システムを廃棄することができる。
策定した評価ルールが活用できるかどうかを研究会メンバー各社のシステムに適用した
ところ、9システム中 廃棄 6件 継続 3件という結果となり一定の有用性を確認できた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
活動メンバー各々の考えるコスト削減内容が様々で、何を研究するのかを決めるだけで
研究会の半分を使ってしまった。また、研究テーマが決まってからも研究を進める中で言葉
の捉え方やニュアンスが微妙に異なり検討が行き詰ることもあった。
それだけコスト低減という内容が難しい内容であるが、最終的に意識をあわせ研究成果を
出せたのは、研究チームメンバーがコスト低減の研究を通じて理解を深められたからではな
いかと思う。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月 ~ 2013年5月
ミーティング
17回
懇親会
4回
企業見学
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
42
企業名
氏名
関電システムソリューションズ(株)
日本ハムビジネスエキスパート(株)
中島
二宮
小林製薬(株)
0回
合宿
6名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
規孝
裕和
一般
一般
リーダー
サブリーダー
三谷
健二
一般
メンバー
大日本住友製薬(株)
出水
理晶
一般
メンバー
(株)ニッセイコンピュータ
土井
大輔
一般
メンバー
日本ハム(株)
宮武
秀樹
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム(株)
大久保
一般
アドバイザー
光章
0回
地区研
関西研
研究テーマ
チーム名
Z1
研究分野
テクニカル系
iSUCポータル開発
<研究概要>
関西研Z1チームはiSUC大会で実際に使用されるセッション情報の閲覧・チェック機
能を中心としたWebポータルサイトの開発を現物の題材に、最新技術の組み込みをテー
マとした研究を毎年継続して実施している。8年目となる今回は、前回に引き続きモバイ
ルアプリ開発を研究テーマとした。昨年は既存のオンプレミス上のWebアプリとは別に
IBM社クラウド上にモバイル用のアプリを開発したが、今年はシステム基盤を改良して
両者を融合し、ソーシャル的な要素を加味した新しいハイブリッドアプリの開発に取り組
んだ。
<研究成果> (現時点の想定)
①JAX-RS仕様を採用したRESTfulなWebAPIを開発し、モバイルアプリ
ではそれらAPIを経由してiSUCのセッション情報を操作する仕組みとした。このア
ーキテクチャについて昨年度との比較を考察した。 ②モバイルアプリのみで発生するデー
タについては、クラウド上のDBMS/オンプレミス上の既存DB/パブリッククラウド
上のデータ管理サービスの利用を比較検討した。 ③Twitterなどのソーシャルアプ
リと連携したiSUC別府大会ならではの楽しいアプリケーションを開発し、その過程・
結果を考察した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
短い期間の中で、多岐にわたる技術を手分けして調査・比較検討し、また実際に公開する
アプリケーションに組み込むというところまでを活動のゴールとしていたため、各メンバ
ーともプライベートな時間を割きながらも頑張って取り組んだ。楽しいアプリのいい案が
なかなか定まらずに苦労したが、最終的にはなんとか最後までやりきることができ、大変
充実した有意義な活動であった。
<活動回数> 活動期間: 2013年2月 ~ 2013年11月(7月現在の予定)
ミーティング
12回
懇親会
6回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業名
氏名
SCSK(株)
コベルコシステム(株)
丸橋
稲山
SCSK(株)
SCSK(株)
企業見学
0回
合宿
0回
9名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
弘明
晴香
管理職
一般職
リーダー
サブリーダー
木村
祐樹
一般職
メンバー
森田
枝里
一般職
メンバー
大津コンピュータ(株)
山浦
九州男
管理職
メンバー
(株)ケイテック
村原
裕介
一般職
メンバー
(株)JIEC
柳井
弘嗣
一般職
メンバー
(株)JIEC
竹中
康輔
一般職
メンバー
日本ハムビジネスエキスパート(株)
山本
真也
一般職
メンバー
コベルコシステム(株)
幸田
健
管理職
アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
師井
学
一般職
アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
田村
晋一
一般職
アドバイザー
43
地区研
岡山研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
Webサイトの効果的な構築と発信手法を考える
<研究概要>
私たちはWebサイトの構築手段と発信手法について多角的に調べました。
スマートフォンやタブレットの普及に伴い、Webの閲覧が一層身近になっています。一
方でSNSやクラウドといった新しいサービスや技術が出てきており、サイト作成におけ
る手法が多様化しているため、選択は複雑になっています。
調べた手法を用いて実際にサイトを作成・公開し、作成工数やサイト集客の観点からどの
程度効果的か検証することで、サイト制作における技法選択の一助となる研究を行いまし
た。
<研究成果>
サイト構築時のドメイン取得・サーバ選定の部分からサイト公開・コンテンツ作成に至る
までの工程について、以下の4点が検証できました。
・クラウドサービスを使った手軽なインフラ上でのサイト構築
・テンプレートの使用とデザインの共通化による構築作業の工数削減
・スマートフォンとクラウドサービスの連携による3Dコンテンツのサイトへの実装
・アクセス解析の手法
作成工数の削減を目指して、手段や手法を選定した結果、大半がクラウドサービスの利用
に行きついたことが特徴的でした。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
業務・立場の異なるメンバーのため、サイトの効果に関する視点に違いがありました。
(例:
サイト作成する立場、集客する立場)
しかし、回数を重ねていくごとにその違いが制作側の意図、ユーザ側の意図両面となっ
て表れ、様々な視点での意見に触れることができ非常に充実した研究を行うことができま
した。
今回、サイトの評価・改良までに至りませんでしたが、iSUC別府大会までの研究課
題として進めていきたいと考えています。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月 ~ 2013年6月現在(活動中)
ミーティング
14回
懇親会
3回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
44
0回
合宿
7名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
役職
(株)サノテック
NETCITYS(株)
中原
末宗
啓文
佳倫
リーダー
サブリーダー
小橋公認会計士総合事務所
小橋
政彦
メンバー
太陽美術紙工(株)
入江
修司
メンバー
(株)トクラ
平田
征士
メンバー
(株)トスコ
岡﨑
佑介
メンバー
NETCITYS(株)
久保田
日本アイ・ビー・エム(株)
林
延行
浩二
チーム役割
メンバー
アドバイザー
0回
地区研
岡山研
研究テーマ
チーム名
M1
研究分野
マネジメント系
マネージメントの役割とリーダーシップ
<研究概要>
メンバーが「ITに関わるコンプライアンス」についての理解を深め、自社の不祥事を想
定して、実行性のある再発防止策の策定を行う。
その内容についてメンバー間で共有することにより、各自のマネッジメント力向上を図る。
小橋さんの知人である笹原氏にコンプライアンスのアドバイザーとして支援を頂いた。
<研究成果>
活動は7回(事故事例からの気付き(3回)・自社に照らし合せて再発防止策を検討(3回)・
各自の再発防止策のブラッシュアップ(最終回))行った。
コンプライアンスについての理解は、立場、経験により異なり、遵守すること、遵守させ
ること、再発させない為の対策についても多様であることが共有できた。
今回の活動を通じてマネッジメント・リーダーシップ重要性を再確認できる良い機会とな
った。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
アドバイザーである笹原さんのリードにより、1回目の会議で活動のゴールの設定、
ゴールする為のシナリオをメンバー全員が共有できたので円滑な活動が行えた。
研究成果とは別ですが、会議の進め方についての気付きとなった。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月 ~ 2013年5月
ミーティング
7回
懇親会
4回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
企業名
氏名
(株)岡山情報処理センター
(株)エイト日本技術開発
三宅
元家
小橋公認会計士総合事務所
0回
合宿
0回
10名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
叔未
正道
管理職
一般
リーダー
サブリーダー
小橋
政彦
管理職
メンバー
小橋公認会計士総合事務所
大倉
和郎
一般
メンバー
(株)サノテック
谷口
智道
一般
メンバー
(株)トクラ
斎藤
信哉
管理職
メンバー
(株)NICS
佐用
雅史
管理職
メンバー
NETCITYS(株)
久保田
管理職
メンバー
(株)パソナ岡山
米田
貴子
管理職
メンバー
ビック情報(株)
丸野
邦彦
管理職
個人会員
藤井
健一
浩二
メンバー
アドバイザー
45
地区研
四国研
研究テーマ
チーム名
あらためてThin
T1
研究分野
テクニカル系
Clientを考える
<研究概要>
セキュリティ対策等に有効であるとして、昨今改めて注目され始めているThin
C
lientについて、技術動向、導入状況の調査を行った。その結果、メリットが大きい
ことは理解しているものの、導入コストの高さを懸念し、実際の導入まで踏み切れていな
い企業が多く存在しているという見解に達した。そこで、ThinClientのメリッ
トを低コストで実現するための手段として、Webブラウザのみをアプリケーションとし
て実行できるブラウザベースOS活用による可能性の調査を行った。
<研究成果>
セキュリティ対策等において大きなメリットのあるThin
Clientであるが、
導入コストの問題から多くの企業で急速に普及していくことは難しいという結論に達した。
ブラウザベースOSの活用により、セキュリティ対策などの面ではこれまでのThin
Clientと同等の機能を持たせながら、コスト面の問題の解決できることが分かった。
機能面でもメールや文書閲覧などの通常業務は問題なく行えることから、Thin
Cl
ientに代わる手段として有効であることを確認した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
多様な業種、地域の方々と一年間一つのテーマのもと協力して活動することで、普段の
業務とは違った雰囲気で研究を進めていくことができた。研究内容も、現状のThin
C
lientの定義に固執されたものではなく、新たな視点を取り入れた内容となり、面白
い活動ができたのではないかと思う。ミーティングだけでなく、懇親会も定期的に開催で
き、研究内容以外の情報交流も行えたことも有意義だったと思う。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
13 回
懇親会
6 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
46
企業見学
0 回
合宿
6 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱STNet
JR四国情報システム㈱
氏名
張 康三郎
水野 裕仁
役職
一般
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
㈱伊予銀行
平松
大輔
一般
メンバー
㈱いよぎんコンピュータサービス
渡部
雅之
一般
メンバー
㈱DynaxT
田中
祐成
一般
メンバー
四電ビジネス㈱
多田
健人
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム㈱
近原
直樹
一般
アドバイザー
㈱STNet
岩瀬
正明
管理職
担当委員
0 回
地区研
四国研
研究テーマ
チーム名
M1
研究分野
マネジメント系
「人材育成」や「技術伝承」など情報システム部門が抱える課題や悩みについて
<研究概要>
IT部門における団塊の世代問題を解決すべく、以下の活動を行った。
1.「人材育成」に関する意見交換
2.「技術伝承」に関する意見交換
3.「人材育成」を積極的に行っている企業への訪問とインタビュー
4.他地区研との合同企業訪問や講演拝聴
<研究成果>
個人・組織・会社という3主体が“伝承/育成活動”に積極的に取り組むことが必要であり、
以下の取組み姿勢が必要との結論に至った。
個人
:常に成長し続ける意識と姿勢を!
組織
:伝承する/できる環境を整える!
マルチスキルな人材の育成!
会社
:積極的な関与と活動に対する評価を!
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
・これまで見聞きできなかった他社の取組み事例を具体的に知ることができて良かった。
・普通は接点のない方々と活動することで、予想もしなかった視点や考え方に接すること
で、思考の幅を広げることができた。
・同じ悩みを持つ企業が多いと改めて認識し、少し孤独感が和らいだ。
・業種を越えた交流、人的ネットワークの形成に役立った。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
10回
懇親会
6回
企業見学
2回
合宿
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
7名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
中央コンピューター㈱
㈱いよぎんコンピュータサービス
㈱伊予銀行
㈱STNet
四国電力㈱
四国電力㈱
四電ビジネス㈱
日本アイ・ビー・エム㈱
㈱STNet
晋平
浩志
健治
修
知利
賢司
純治
正人
正明
氏名
山田
遠藤
新本
河野
亀島
松本
原内
津門
岩瀬
役職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
0回
チーム役割
リーダー
サブリーダー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
アドバイザー
担当委員
47
地区研
四国研
研究テーマ
チーム名
W1
研究分野
女性系
活き活きと活躍する女性社員を目指して
<研究概要>
女性タスクチームは、発足時から同研究テーマで活動しており、今年で3年目となります。
1 年目で課題抽出、2 年目に課題の深堀りと解決策検討、3 年目の今年は解決策のアプローチとし
て「ロールモデルを探せ」を最終目標として、次のような活動を行いました。
・女性セミナー(2回)の企画・運営により
-夢(目標)の実現に向かって輝いている様々な女性の方をロールモデルとして紹介し、
講演・実技、また参加者を含めての意見交換の時間を提供。
-企業訪問による「ダイバーシティ推進活動」の専任女性メンバーとの意見交換の実施、また
その内容を女性セミナーで紹介 等
<研究成果>
昨年の活動結果として、女性が安心して能力を発揮するために必要な「ロールモデルの存
在がいない」という事から、改めて自分達でロールモデルについて考え「業種に関係なく輝
いている女性」をロールモデルとして定義し、IBM 執行役員の小川様をはじめとする様々な
方を女性セミナーで紹介することができました。
また、自分達の活動内容の紹介や企業の垣根を越えた女性同士の交流の場も女性セミナー
を通じて提供することができました。
これらの活動により、概ね、最終目標を達成することができました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
女性タスクの活動では、様々な方との出会いや情報交換を行う貴重な機会をもつことがで
きました。これらの経験や情報をメンバーだけで共有するのはもったいない!メンバー以
外の女性の方々にも情報を発信/共有したい!と感じました。
そこで今後の方向性として「女性間のコミュニケーションを形成していくための事務局の
ような役割」を女性タスクチームが担いたい、そしてその結果、私達の活動テーマである「活
き活きと働く女性社員」がいっぱいになってほしいと考えています。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
17回
懇親会
1回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
48
企業訪問
2回
合宿
0回
4名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
四国電力(株)
(株)アイビス
氏名
伏見 初美
濱口 志保
役職
一般管理
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
(株)STNet
岡崎 奈々
一般
メンバー
中央コンピュータ(株)
穴吹 由佳
一般
メンバー
(株)STNet
岩瀬 正明
管理職
担当委員
日本アイ・ビー・エム(株)
津門 正人
管理職
アドバイザー
地区研
中国研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
タブレット×AR~タブレットでカジュアルARライフを~
<研究概要>
タブレットの活用事例としてペーパレス、営業支援(SFA)、PC代替等は既に一般化しつつあります。
私達は黎明期の活用方法を研究し、AR(拡張現実)に着目しました。ARとは人が知覚する現実環
境をITにより拡張する技術です。私達は「ロケーション型AR」と「ビジョン型AR」それぞれのデモア
プリを開発しました。デモを通してタブレットの可能性と新たなビジネススタイルを提案する研究活
動を行いました。
<研究成果>
まず、タブレットがどのように使われているか事例調査から研究をスタートさせました。
そして、一般化しつつある事例ではなく、新たな活用方法について検討を重ね、ARを研
究テーマに取り入れました。AR研究を進めることでタブレットの活用方法について理解
を深め、同時にタブレットの未来についても多くの可能性を見出して行きました。またA
Rアプリの開発にも取組み、充実した開発環境や多くの言語が利用できる点、多彩なシス
テム構成など多くの成果を得ることが出来ました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
12月までは企業見学や懇親会で親睦を深め、1 月頃から本格的に活動を始めました。しか
しテーマを確定するまでに多くの時間を費やした事や、活動時間が合わず意思疎通が取れ
ないなど難航する場面も多々発生しました。活動後半になると発表を成功させたい強い意
思で団結する事が出来、結果iSUCへの切符を手にする事が出来ました。
また、社外メンバーとの活動から多くの刺激を受け、非常に有意義な経験になりました。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月 ~ 2013年6月
ミーティング
31回
懇親会
12回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
4回
合宿
0回
9名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
(株)広島情報シンフォニー
広島ガス(株)
氏名
倉 一
河崎 賢二
役職
管理職
一般
チーム役割
リーダー
サブリーダー
三菱重工業(株)
中野 類王
一般
サブリーダー
(株)エクサ
安田 哲志
一般
メンバー
シー・ディー・エル(株)
織田 孝之
一般
メンバー
田中電機工業(株)
坂本 由衣
一般
メンバー
広島ダイヤシステム(株)
澁谷 茂
一般
メンバー
(株)マイティネット
五丹 誠二
一般
メンバー
マツダロジスティクス(株)
宇根 綾香
一般
メンバー
日本 IBM サービス(株)
加藤 健史
一般
アドバイザー
田中電機工業(株)
青山
管理職
担当委員
秀
49
地区研
中国研
研究テーマ
チーム名
T2
研究分野
テクニカル系
ビッグデータの活用
<研究概要>
最近IT業界ではよく耳にする、この「ビッグデータ」!皆様はどんなイメージをお持ち
でしょうか?確かに最近はインターネットやSNS ,スマホなどが普及し,データはそこ
ら中に転がっているなーっというのが私たちの最初の印象でした。ではなぜ今ビッグデー
タなのか?ビッグデータでそもそも何ができるのか?このあたりを中心に 調査・研究致し
ました。
<研究成果>
2013年,時代は情報爆発時代を迎えています。このビッグデータを蓄積・分析・処理するための
基盤は整ったといって良いでしょう。導入事例について調査した結果,多種多様な業種で約 90 件
の事例を挙げることができ,また今後も増加していくと予想されています。ビッグデータ市場はこれ
からも大きくなり,利用者・支援者どちらにも新たなビジネスチャンスが潜んでいます。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
色々な業種・年齢・立場の方と1つのテーマについて研究するような機会はこれまでい
なく,私の社会人人生の中でも非常に貴重な経験となりました。今回のメンバーとは,これ
で終わりではなく,これからも情報交換しあいながら,互いに切磋琢磨していければと思い
ます。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月~2013年6月
ミーティング
12回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
50
企業見学
0回
合宿
7名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱中電工
マツダ㈱
氏名
青山 悠
大杉 怜司
役職
一般
一般
チーム役割
メンバー
メンバー
広島ダイヤシステム㈱
大松
琢磨
一般
メンバー
田中電機工業㈱
佐渡
啓介
一般
メンバー
日本アイ・ビー・エム共同ソリューション・サービス㈱
永瀬
和己
管理職
サブリーダー
㈱エネルギア・コミュニケーションズ
長田
知之
一般
リーダー
㈱エクサ
松島
翼
一般
メンバー
日本アイビーエム中国ソリューション㈱
丸山
幸太郎
一般
アドバイザー
㈱マイティネット
松浦
秀治
管理職
担当委員
0回
地区研
中国研
研究テーマ
チーム名
T3
社内SNS導入のすすめ
研究分野
テクニカル系
~社員の行動変化で企業力アップ~
<研究概要>
今や企業で FacebookやTwitter、ブログを中心とするソーシャルメディア
を活用したブランディング・PR・リサーチなどのマーケティングは広く普及しています。
一方、社内活用は、利用目的や投資効果が見えず導入に躊躇したり、導入したが活性化し
ないなどの失敗例も多く見受けられます。T3チームは、研究成果をもとに社内SNSを
導入して企業力をアップするために“社内SNS導入のすすめ”を提案します。
<研究成果>
当初からT3チームは、コミュニケーション・ツールとしてクラウド型SNSのYamm
er(ヤマー)を活用すると共に、その活動記録は実証実験として分析しました。また、
前半はSNS全般についてWebサイトや書籍、セミナー資料を参考に幅広く研究しまし
た。その成果は、社内SNSの種類と特長、社内SNS導入による課題解決と効果、社内
SNS失敗の分析、社内SNSを成功させるポイント、T3チーム版SNSガイドライン
としてまとめました。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
テーマを絞り込んでストーリーを作り始めるまでに時間がかかり、後半はタイトなスケジ
ュールとなりました。メンバーは得意な事、出来る事を分担し、みんなで協力してまとめ
ることが出来ました。メンバーの参加満足度は5段階評価で3.4、感想は、業種、職種、
世代のギャップやスキル不足、業務との兼ね合いで時間が不足したと感じた方が多かった
様です。要望のあった企業見学やイベントができなかった事が残念です。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月~2013年6月
ミーティング
15回
懇親会
4回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
0回
氏名
塚原 敬
二文字 浩二
役職
管理職
管理職
エヌアイ情報システム(株)
片山
博晴
一般
(株)マイティネット
黒田
知子
一般
エヌアイ情報システム(株)
東風
真衣子
一般
田中電機工業(株)
二井谷
エヌアイ情報システム(株)
橋上
忠相
一般
中国電力(株)
福永
紀枝
一般
田中電機工業(株)
藤谷
真司
一般
(株)ハイネットシステム
毛頭
亜沙美
一般
東
三菱重工業(株)
髙橋
0回
10名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
広島ダイヤシステム(株)
(株)広島情報シンフォニー
日本 IBM 共同ソリューションサービス(株)
合宿
悠美
正和
一人
チーム役割
リーダー
サブリーダー
一般
一般
アドバイザー
管理職
担当委員
51
地区研
中国研
チーム名
M1
研究分野
マネジメント系
研究テーマ
企業交流や人的交流から人材育成と技術継承をスムーズに行う方法のヒントを探る。
<研究概要>
以下の4テーマについて、研究し、意見交換を行う。
1.人材育成
2.技術継承
3.世代ギャップ
4.社員教育
<研究成果>
以下を学ぶ。
1.オタフクソース(株)広島本社工場、賀茂泉酒造(株)で食の安全管理、技術継承に
ついての取り組みを学ぶ。
2.メンバー同士の企業内での人材育成、技術継承、世代ギャップなどについて意見交換
を行い、今後に生かすための課題を考えた。
3.福山地区、四国地区と人材育成、技術継承、世代ギャップなどについて意見交換を行
い、地域交流を行った。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
今回は、人数も多く、他の地域との意見交換や交流などを行うことができて、非常に実りのある一
年でした。技術継承については、どの企業にも重要な課題として認識されている点とそれを解決す
るために様々な取り組みをされているという点が勉強になりました。メンバーそれぞれが、他企業の
良い部分を取り込み、自社に生かすことができたらと思いました。来年の課題としては、ミーティン
グや懇親会の参加者が多くなるように日程調整を行って、メンバーの皆さんが「参加して良かった。
来年も来よう!」と思えるようにできたらと決意を新たにしました。
<活動回数> 活動期間: 2012年8月 ~ 2013年5月
ミーティング
6回
懇親会
3回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
2回
合宿
13名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
役職
チーム役割
プレハブ(株)
田中電機工業(株)
(株)中電工
中電プラント(株)
金澤 昌彦
黒崎 崇貴
立川 忠行
渡辺 聖悟
福原 正則
梅田 篤
山口 隆之
延近 聴憲
佐々木 茂
谷 純一郎
森本 哲也
長瀬 哲郎
国司 俊政
津田 英紀
一般職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
リーダー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
メンバー
サブリーダー
担当委員
日本IBM共同ソリューション・サービス(株)
広島ガス(株)
広島ダイヤシステム(株)
(株)エクサ
マツダロジスティクス(株)
KN情報システム(株)
JFEシステムズ(株)
三菱農機(株)
日本IBM中国ソリューション(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
52
企業見学
0 回
地区研
中国研
研究テーマ
チーム名
M2
研究分野
マネジメント系
情報システム部門が抱える問題
<研究概要>
-----マネジメント研究会(福山地区)----情報システム部門のマネジメントに携わる方を中心に活動します。各社で抱えている問題・課題・
悩みについての意見交換、最新技術動向の勉強会、他地区研との交流などを通じて、情報技術・
人材のレベル向上を図る。
<研究成果>
福山地区を中心とした企業から参画され、情報システムのマネジメントの立場からの悩みや、意見
の交換によって新たなチャレンジのヒントを共有できました。
また、最新技術動向の勉強会については、これから主流となる技術情報を提供して頂き、 IT の活
用シーンをいろいろ考えるきっかけとなっています。
地元にあるナンバーワン企業の見学で、工夫されている点や、モノ造りの原点を勉強する事により、
良いアイディアを自社への取り込みを考えるきっかけになっています。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
同じ悩みや、経験を共有する事により、福山地区での輪も広がっていると感じます。
何よりも、人と人のコミュニケーションのきっかけにもなっており、引き続き、福山地区
が活性化していく事を願っています。
<活動回数> 活動期間:2012年8月~2013年5月
ミーティング
4 回
懇親会
4 回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
2 回
合宿
0 回
13名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
役職
チーム役割
(株)エクサ
(株)エースシステムズ
(株)サンエス
(株)サンエス
(株)中電工
(株)ハイネットシステム
(株)ハイネットシステム
(株)ププレひまわり
(株)ミウラ
(株)ミウラ
(株)ミウラ
JFEシステムズ(株)
延近
野尻
壇上
渡邉
立川
赤木
山中
國武
田辺
平井
岡崎
森本
聴憲
祥平
一男
裕司
忠行
渉
淳三
芳和
順功
隆
裕幸
哲也
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
管理職
リーダ
サブリーダー
日本アイ・ビー・エム(株)
津門
正人
管理職
事務局
53
地区研
九州研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
クラウドサービスの有効な活用方法
<研究概要>
クラウドサービスの有効活用方法を考案する為、
「クラウドサービス」の実態を理解する。
「クラウドサービス」の発展を促した要因である、「仮想化技術」と「ネットワーク技術」
に焦点を当て、クラウドサービスを有効活用の為のファクターを抽出し、有効活用するた
めの指標を提言する。
<研究成果>
始めに「クラウドサービス」というモノを定義するために、提供されているサービスの根底にある技
術背景に着目し、「仮想化技術」というファクターを見つけ出した。さらにクラウドサービスとはネット
ワーク越しに提供されるサービスなので、「ネットワーク技術」も重要であると考えた。さらに「仮想化
技術」の発展を追っていく事で、過去に提供されてきたサービスが現在のサービス形態へ至るまで
の変遷を理解でき、それらのサービスがある共通した特徴を有している事を発見した。それら特徴
を経産省が出しているサービスレベルチェック項目をもとに分類し、クラウドサービスを有効活用す
るための指標作りの土台とした。指標の項目については KJ 法やブレインストーミングを利用し、メン
バー全員で議論し設定を行った。最終的には指標の項目毎に点数を付与し、一定の得点を上回
るような特徴を備えたサービスは、有効なクラウドサービスであると判断できるところまで成果を出す
事ができた。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
年齢や役職も違うメンバーで活動をすることができたので、多種多様な意見を出し合う
事ができ大変有意義な活動が出来たと感じる。長いようで短い 1 年間だったのでもう少し
積極的に活動を行えばよかったとも思う。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 7 月 ~ 2013 年 5 月
ミーティング
12 回
懇親会
2回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
54
企業見学
0回
合宿
6 名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
氏名
役職
チーム役割
㈱デンサン
㈱NS ソリューションズ西日本
凸版印刷㈱
㈱シティアスコム
㈱福岡情報ビジネスセンター
㈱ワイズ・コンピュータ・クリエイツ
日本 IBM 共同ソリューション・サービス㈱
日本 IBM㈱
清水 厚吏
景山 貴宏
渡辺 潤
坂井 雅一
中村 省吾
中原 茂俊
渡久地 治
溝田 聡
一般
副主任
主任
一般
一般
主任
サブリーダー
メンバー
メンバー
リーダー
メンバー
メンバー
アドバイザー
アドバイザー
0回
地区研
九州研
研究テーマ
チーム名
T2
研究分野
テクニカル系
ビッグデータの活用
<研究概要>
近年、意思決定や業務改善をサポートするための手段としてビッグデータという言葉を耳にする事
が多くなってきている。だが、ビッグデータの定義や導入によるメリット、導入の際に考慮すべき事
柄、といった具体的な内容はその言葉ほど浸透していない。
そこで本研究では、「ビッグデータとは何か?」「ビッグデータの導入によってどのような効果が得ら
れるのか?」と言った 2 つの方向からビッグデータについて考察を行った。
<研究成果>
・ビッグデータとは何か?
ビッグデータとは、データの量や種類の多さ、生成頻度の高さ、といった理由から
既存の一般的な技術では活用が困難なデータ群を指す。
こうしたデータを分析するメリットとして、傾向の予測が正確になる、データ間の
相関が把握できる、といった事が挙げられる。
・ビッグデータの導入によってどのような効果が得られるのか?
まずビッグデータ処理基盤である BigInsights を導入し、導入の際に考慮すべき点
を明らかにした。
次に分析対象として Web 上のデータに着目し、有用な知見が得られる事を示した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
まず、期間内に発表まで辿り付けた事に何より安堵している。
本研究ではミドルウェアの導入等、メンバーが経験した事のない技術的なタスクが
多かった。その為、予定通りに作業が進まず発表内容の大幅な変更が必要になる事も
あった。反省点として以下の二点が挙げられる。
・技術的なタスクは事前に入念な調査を行い準備する事
・失敗のリスクがあるタスクは代替案を策定しておく事
これらは今後携わる業務でも活かしていきたい。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月~2013年5月
ミーティング
14 回
懇親会
7回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業見学
4
0回
合宿
0回
名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
株式会社シティアスコム
株式会社イノス
氏名
矢田 賢二郎
成松 翠
役職
一般
一般
チーム役割
株式会社オーイーシー
高橋
裕介
一般
株式会社福岡情報ビジネスセンター
荒巻
裕一
一般
リーダー
メンバー
メンバー
メンバー
日本アイ・ビー・エム株式会社
重信
磨己
一般
アドバイザー
日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社
長岐
隆
一般
アドバイザー
55
地区研
九州研
研究テーマ
チーム名
T3
研究分野
テクニカル系
タブレットの有効活用
<研究概要>
近年、タブレットが急激に普及し、その利便性の高さから一般利用だけでなく企業内で
業務活用する企業が増えてきた。今後、タブレットを活用する機会が増えてくるだろうと
見込まれている。
そこで、本研究では、タブレットが有効活用できるシチュエーションを考えそのデモン
ストレーションを行い、タブレットの特徴を活かしたタブレットの有効活用について研究
した。
<研究成果>
チームが考えた有効活用できるシチュエーションとして旅行でタブレットが役立つアプ
リを作成したが、実際に導入している企業が存在した。そのことからタブレットの需要が
増えてきていることが分かった。その背景に技術的進歩があり、今後伸びていく有効活用
の分野として「個人」「業務」「教育」の3つの分野が挙がった。
以上からタブレットを「ひとりひとりが持つ時代になる」という結論に至った。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
(反省)
事例紹介になってしまい、発表内容に新しさがなかった。研究よりも発表資料作成に時間
をかけてしまった。
(感想)
1年間他社の方々と研究できて大変楽しく、交流もでき貴重な経験となった。
<活動回数> 活動期間: 2012年7月~2013年5月
ミーティング
12回
懇親会
8
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
56
企業名
氏名
株式会社シティアスコム
株式会社オーイーシー
株式会社イノス
株式会社イノス
株式会社ネクストシステム
株式会社テクノスクエア
株式会社ネクストライン
株式会社 NS ソリューションズ西日本
株式会社福岡情報ビジネスセンター
株式会社フジデンシ・ドットコム
野上
山原
倉成
川上
福田
水谷
森本
宮田
上園
渡辺
回
企業見学
10
翔平
豊
秀幸
貴志
哲志
伸弘
淳也
大毅
真衣
孝子
0
回
合宿
0
名(アドバイザー・担当委員除く)
役職
チーム役割
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
リーダー
サブリーダー
回
地区研
九州研
研究テーマ
チーム名
M1
研究分野
マネジメント系
経営に貢献するIT~プロジェクトの成功とは~
<研究概要>
当研究会では、「プロジェクトの成功とは?」「経営に貢献するITとは?」
という疑問から研究を開始した。
現在のプロジェクトの成功の指針はQCDであり、当初の予定通り達成できたものを成功とするとさ
れている。
しかし、近年ITパーソンを取り巻く環境をみると、超上流工程の技術力向上、経営との整合性が求
められていることがわかる。
当研究会では、「1.価値創造型開発への移行」「2.次世代を担うIT技術者になる」
を目標に研究を行った。
<研究成果>
真のプロジェクトの成功とは、QCDの達成に加え、
高い企画・提案力、高精度な要件定義などの超上流工程の技術力向上、
経営とIT投資との整合性の向上、
という二つの条件が必要だと結論づけた。
この新しい条件を達成するためには、
超上流工程を知識体系化した「BABOK」が有効であると提言した。
BABOKの採用により、価値創造型開発への移行が可能となり、
次世代を担うIT技術者となることができることを示した。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
管理職不在のメンバーで意識合わせを行うのに時間がかかったが、
その過程における議論はとても有意義で様々な視点で考えるきっかけとなったと感じる。
各メンバー業務の合間に調査、研究を深め最後にはしっかりと問題提起を出来た。
しかしながら、今回の研究結果として問題提起で終わってしまった為、
引き続き日々の業務の中で研究内容を意識しこの業界の未来を明るいものとしたい。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 8 月~2013 年 5 月
ミーティング
12回
懇親会
6回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
企業名
氏名
㈱テクノスクエア
㈱ネクストシステム
㈱イノス
CATS㈱
三菱重工㈱
日本 IBM㈱
山田
田中
田中
伊藤
真鍋
深見
企業見学
0回
合宿
0回
5名(アドバイザー・担当委員除く)
雄大
星斗
利枝
雅幸
竜治
修平
役職
チーム役割
一般
一般
一般
一般
一般
一般
リーダー
サブリーダー
メンバー
メンバー
メンバー
アドバイザー
57
地区研
沖縄研
研究テーマ
チーム名
T1
研究分野
テクニカル系
企業におけるタブレットの活用
<研究概要>
タブレットが急速に世の中へ普及してきている現在において、企業におけるタブレット
の導入は本当に有効なのか?という見解から活動をスタートさせた。その結果、タブレッ
トには適材適所で有効に使える魅力があることがわかった。私達は活動を通して、企業に
導入する際にどのような課題があり、どのような考えが必要なのかを明確にし、導入する
際に最低限抑えるべきポイントを提案する。考慮すべき点をしっかり抑えることで、企業
活動へタブレットが有効活用できると考えた。
<研究成果>
タブレットについての知識は、ほぼゼロからのスタートだったが活動を通して知識を深
めることで、最終的に自社でタブレット導入に関わる一員となったメンバーもいた。活動
では、タブレットの特性や特徴について調査し、導入事例を調べていくことで導入におけ
る課題を洗い出した。課題の中から最低限抑えることで有効的な活用に繋がる3つのポイ
ント(セキュリティ対策・コストの検討・導入ステップの確立)があることがわかった。
今後は活動での知見を活かし、自社・顧客へのタブレット導入・普及に活用していきたい。
<活動を振り返って(感想・反省点など)>
[感想]
異業種のメンバーが集まり一つのテーマに沿って意見交換する機会として非常に有意義な活動
だった。タブレット端末についても始めは漠然と調べていたが、終盤になるにつれテーマも明確に
なり深いところまで調査、話し合いを持つことが出来た。
[反省]
活動を通してテーマの中から何を伝えたいのかということを明確にするまでに時間がかかり後半
に慌てる形になってしまった。
[統括]
良いメンバーに恵まれ良い活動ができたと思う。今後も定期的に情報交換できるようにしていきた
い。
<活動回数> 活動期間: 2012 年 8 月 ~ 2013 年 6 月
ミーティング
18 回
懇親会
5回
<メンバーリスト> (敬称略)メンバー数:
58
企業見学
5
0回
合宿
0回
名(アドバイザー・担当委員除く)
企業名
㈱琉薬
日本アイビーエム・ソリューション・サービス(株)
氏名
宮城 祐作
並里 淳
㈱リウコム
宮里
㈱OCS
與那嶺
匡
メンバー
㈱創和ビジネス・マシンズ
渡名喜
庸市
メンバー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱
猶木
光彦
アドバイザー
㈱琉薬
玉城
学
担当委員
㈱リウコム
大川
出
担当委員
大同火災海上保険㈱
宮城
稚子
担当委員
太介
役職
チーム役割
リーダー
サブリーダー
メンバー
平成24 年度
IT 研究会 研究成果概要集
2013 年 9月発行
禁無断転載複写
著作:全国 IBMユーザー研究会連合会
制作:IT 研推進委員会
http://www.uken.or.jp/
IT研究会事務局
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