電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法（RPS法）に関するご説明 RPS法上の電気事業者の義務について ◎ 「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」（通称 RPS （Renewables Portfolio Standard）法）とは、電力会社などの電気事業者に対して、毎年度、販売電力量に応じた一定割合以上の「新エネルギー等電気」の利用を義務付けた法律であり、平成15年4月に施行されました。 ※ ◎これに伴い、電力会社は、義務の履行にあたって、自ら新エネルギー等により発電するか、もしくは太陽光発電などを行なうお客さまから「新エネルギー等電気」を購入することとなりました。 ※「新エネルギー等電気」とは ●国から「新エネルギー等発電設備」として設備認定を受け、太陽光、風力、バイオマス、地熱、中小水力などのエネルギーを利用して発電される電気のことを指します。 ●RPS法上、「新エネルギー等電気」には、「電気」自体と、新エネルギーの価値相当分の「新エネルギー等電気相当量」の2つの価値が含まれています。また、「電気」と「新エネルギー等電気相当量」は、一体あるいは別々に販売することが可能となっております。 RPS法と太陽光発電に対する東北電力の対応について ◎当社といたしましては、今後とも、新エネルギーの利用に努めていくこととしております。 ◎従いまして、お客さまの太陽光発電設備から当社が受給する電気につきましては、「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）として購入させていただき、当社のRPS法上の義務履行に利用させていただきたいと存じます。 ◎なお、この場合、当社から供給する電気料金における電力量料金単価にて購入させていただきます。（※但し、関係法令の改正、当社電気供給約款の改定、その他事情により、単価を見直す場合があります）東北電力への新エネルギー等電気の販売と国への設備認定手続きの代行について ◎RPS法上、お客さまの太陽光発電設備から「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）を得るためには、「新エネルギー等発電設備」として国の設備認定が必要とされます。 ◎お客さま個人で設備認定の申請書類を整え、国へ申請することも可能ですが、当社で「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）として購入させていただく場合には、当社が国への設備認定の申請手続きを代行させていただきます。 ◎なお、手数料等はかかりません。つきましては、お手数をお掛け致しますが、本パンフレットおよび「ご同意書」の内容についてご了解いただける場合は、「ご同意書」に必要事項をご記入いただき、当社あてご提出いただきたくお願い申し上げます。 RPS法のしくみ（ご同意される場合）国 2 3 代設行備申認請定設備認定 1 ご同意・「新エネルギー等電気」としての販売・設備認定代行太陽光発電設備設置のお客さま新エネルギー等電気相当量＋電気 4 新義エネ務ル履ギ行ー等電気相当量東北電力利新用エ義ネ務ル付ギけー等電気の電気一般のお客さま＝「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）として当社にお売りいただくこと、および当 1「新エネルギー等電気」社が「新エネルギー等発電設備」としての設備認定の申請手続きを代行することについて「ご同意書」を提出していただきます。 2 当社は、お客さまに代わり国への設備認定の申請をいたします（RPS法上、 10kW以下の住宅用等太陽光発電設備等の場合、代行申請が可能とされています）。 3 国から、お客さまの太陽光発電設備が、「新エネルギー等発電設備」である旨の認定を受けます。「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）のうち「新エネ 4 お客さまからお売りいただいたルギー等電気相当量」をRPS法による義務履行に利用いたします。 ※RPS法の詳細については、資源エネルギー庁よりRPS法に関するホームページ（http://www.rps.go.jp）が公開されておりご覧になれます。 Q&A 「新エネルギー等電気相当量」と「電気」を別々に売る場合はどうなるの？「新エネルギー等電気相当量」を他の電気事業者へお売りになる場合、当社では「電気」価値のみとして購入いたします。この場合、設備認定につきましては、お客さま自身で受けられますようお願いいたします。また、当社に、「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）として売ることに同意した場合でも、その後、契約を変更して、他の電気事業者に「新エネルギー等電気相当量」を売り、当社には「電気」価値のみをお売りいただくことも可能ですが、契約期間の取り決めなどもありますので、詳しくは、お近くの東北電力までお問い合わせください。設備認定を受けない場合はどうなるの？国の設備認定は義務ではありませんが、設備認定を受けられない場合、お客さまの太陽光発電設備からRPS法上の「新エネルギー等電気」（「電気」＋「新エネルギー等電気相当量」）は得られません。従って、当社では「電気」価値のみの購入となります。東北電力は、これからも、新エネルギーの利用に、努めてまいります。