ブラックロック・ワールド債券ファンド (為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) ブラックロック・ワールド債券ファンド (為替ヘッジなし) 基 純 騰 分 第35期末(2016年9月16日) 準 価 額 12,217円 資 産 総 額 1,097百万円 落 率 △5.6% 配 金 15円 (注) 騰落率は収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものと みなして計算したものです。 ブラックロック・ワールド債券ファンド (為替ヘッジあり) 基 純 騰 分 第35期末(2016年9月16日) 準 価 額 11,459円 資 産 総 額 198百万円 落 率 1.7% 配 金 15円 (注) 騰落率は収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものと みなして計算したものです。 ●当ファンドは、投資信託約款において「運用報告書(全体版)」に 追加型投信/海外/債券 交付運用報告書 第35期(2016年9月16日決算) 作成対象期間(2016年3月17日~2016年9月16日) 受益者の皆様へ 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、 「 ブラックロック・ワールド債券ファンド (為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)」は、このた び、第35期の決算を行いました。 当ファンドは、世界主要国の国債等(国債、政府 機関債、国際機関債)を中心に公社債に投資し、 信託財産の成長を図ることを目標として積極的 な運用を行います。当期につきましても、これに 沿った運用を行いました。ここに、今期の運用経 過について、ご報告いたします。 今後とも一層のお引立てを賜りますよう、お願 い申し上げます。 記載すべき事項を、電磁的方法によりご提供する旨を定めてお ります。 右記弊社ホームページの 「ファンド・ETF情報」 「 、投資 信託」から当ファンドのファンド名を選択することにより、当 ファンドの「目論見書/運用レポートなど」の欄から「運用報告 書 (全体版) 」 を閲覧およびダウンロードすることができます。 ●「運用報告書(全体版)」は、受益者のご請求により交付されま す。交付をご請求される方は、販売会社までお問い合わせくだ さい。 ブラックロック・ジャパン株式会社 〒100-8217 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 運用報告書に関するお問合わせ先 電話番号:03-6703-4300 (受付時間 営業日の9:00~17:00) ホームページアドレス www.blackrock.com/jp/ ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし)> ◇運用経過 ■当期中の基準価額等の推移について(第35期:2016年3月17日~2016年9月16日) (億円) ■基準価額の主な変動要因 40 当ファンドの基準価額は5.6%下落しました。当期、 「ブラックロック ・ワールド・ボンド・マザーファンド 30 13,000 (為替ヘッジなし)」が下落したことがマイナス要因 となりました。 20 12,000 (円) 14,000 11,000 純資産総額(右軸) 基準価額(左軸) 分配金再投資基準価額(左軸) ベンチマーク(左軸) 10,000 第34期末 (2016.3.16) ■組入ファンドの当期間中の騰落率 10 0 第35期末 (2016.9.16) 組入ファンド 騰落率 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジなし) △5.0% 第35期首:12,962円 第35期末:12,217円(既払分配金15円) 騰落率 :-5.6%(分配金再投資ベース) *分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資 したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパ フォーマンスを示すものです。 *分配金を再投資するかどうかについてはお客様が利用するコース により異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり ますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。 *ベンチマークは、シティ世界国債インデックス(円ベース)です。詳 細につきましては後記をご覧下さい。 *分配金再投資基準価額およびベンチマークは、前期末の基準価額 に合わせて指数化しています。 ■1万口当りの費用明細 第35期 項目の概要 (2016.3.17~2016.9.16) 金額 比率 (a) 信託報酬 88円 0.696% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 期中の平均基準価額は12,612円です。 (投信会社) (43) (0.343) 投信会社分は、委託した資金の運用の対価 (販売会社) (41) (0.326) 販売会社分は、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内での各ファン ドの管理、購入後の情報提供等の対価 (受託銀行) ( 3) (0.027) 受託銀行分は、運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価 (b) 売買委託手数料 0 0.002 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権総口数 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う手数料 (先物・オプション) ( 0) (0.002) (c) 有価証券取引税 - - 有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数 有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金 (d) その他費用 1 0.010 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 (保管費用) ( 1) (0.009) 保管費用は、海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管およ び資金の送金・資産の移転等に要する費用 (その他) ( 0) (0.001) 信託事務の処理等に要するその他諸費用 合計 89 0.708 項目 (注1) 期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、項目の概要の簡便法により算出 した結果です。なお、売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、このファンドが組入れているマザーファンドが支払った金 額のうち、このファンドに対応するものを含みます。 (注2) 金額欄は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注3) 比率欄は「1万口当りのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。 - - 1 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし) ■最近5年間の基準価額等の推移について (円) 15,000 (2011.9.16 ∼ 2016.9.16) (億円) 40 12,500 30 10,000 純資産総額(右軸) 基準価額(左軸) 20 分配金再投資基準価額(左軸) ベンチマーク(左軸) 7,500 10 5,000 (2011.9.16) (2012.9.18) (2013.9.17) (2014.9.16) (2015.9.16) 0 (2016.9.16) (注) 分配金再投資基準価額およびベンチマークは、2011年9月16日の基準価額をもとに指数化したものです。 *分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマン スを示すものです。 *分配金を再投資するかどうかについてはお客様が利用するコースにより異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なりますので、 お客様の損益の状況を示すものではありません。 2011年9月16日 2012年9月18日 2013年9月17日 2014年9月16日 2015年9月16日 2016年9月16日 期初 決算日 決算日 決算日 決算日 決算日 基準価額(分配落) (円) 9,394 9,764 11,619 12,783 13,353 12,217 期間分配金合計(税込み) (円) - 0 0 30 30 30 分配金再投資基準価額の騰落率(%) - 3.9 19.0 10.3 4.7 △ 8.3 シティ世界国債インデックス(%) - 4.9 18.2 11.1 6.4 △ 7.1 (円ベース) 騰落率 純資産総額 (百万円) 958 996 1,124 1,192 1,200 1,097 *ベンチマークは、シティ世界国債インデックス(円ベース)です。 *シティ世界国債インデックスとは、 シティグループ・インデックスLLCが公表する、 世界主要国の国債の総合投資利回りを指数化したもので す。 シティ世界国債インデックスに関する著作権、 商標権、 知的財産権その他一切の権利はシティグループ・インデックスLLCに帰属します。 - - 2 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり)> ◇運用経過 ■当期中の基準価額等の推移について(第35期:2016年3月17日~2016年9月16日) (億円) ■基準価額の主な変動要因 40 当ファンドの基準価額は1.7%上昇しました。当期、 純資産総額(右軸) 基準価額(左軸) 分配金再投資基準価額(左軸) ベンチマーク(左軸) 「ブラックロック ・ワールド・ボンド・マザーファンド 30 13,000 (為替ヘッジあり)」が上昇したことがプラス要因と なりました。 20 12,000 (円) 14,000 11,000 ■組入ファンドの当期間中の騰落率 10 10,000 第34期末 (2016.3.16) 0 第35期末 (2016.9.16) 組入ファンド 騰落率 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジあり) 2.4% 第35期首:11,280円 第35期末:11,459円(既払分配金15円) 騰落率 :1.7%(分配金再投資ベース) *分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資 したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパ フォーマンスを示すものです。 *分配金を再投資するかどうかについてはお客様が利用するコース により異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり ますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。 *ベンチマークは、シティ世界国債インデックス(円ヘッジ円ベー ス)です。詳細につきましては後記をご覧下さい。 *分配金再投資基準価額およびベンチマークは、前期末の基準価額 に合わせて指数化しています。 ■1万口当りの費用明細 第35期 項目の概要 (2016.3.17~2016.9.16) 金額 比率 (a) 信託報酬 80円 0.695% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 期中の平均基準価額は11,490円です。 (投信会社) (39) (0.343) 投信会社分は、委託した資金の運用の対価 (販売会社) (37) (0.326) 販売会社分は、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内での各ファン ドの管理、購入後の情報提供等の対価 (受託銀行) ( 3) (0.027) 受託銀行分は、運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価 (b) 売買委託手数料 0 0.002 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権総口数 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う手数料 (先物・オプション) ( 0) (0.002) (c) 有価証券取引税 - - 有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数 有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金 (d) その他費用 1 0.010 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 (保管費用) ( 1) (0.008) 保管費用は、海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管およ び資金の送金・資産の移転等に要する費用 (その他) ( 0) (0.001) 信託事務の処理等に要するその他諸費用 合計 81 0.707 項目 (注1) 期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、項目の概要の簡便法により算出 した結果です。なお、売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、このファンドが組入れているマザーファンドが支払った金 額のうち、このファンドに対応するものを含みます。 (注2) 金額欄は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注3) 比率欄は「1万口当りのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。 - - 3 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり) ■最近5年間の基準価額等の推移について (円) 15,000 12,500 (2011.9.16 ∼ 2016.9.16) (億円) 40 純資産総額(右軸) 基準価額(左軸) 分配金再投資基準価額(左軸) ベンチマーク(左軸) 30 10,000 20 7,500 10 5,000 (2011.9.16) (2012.9.18) (2013.9.17) (2014.9.16) (2015.9.16) 0 (2016.9.16) (注) 分配金再投資基準価額およびベンチマークは、2011年9月16日の基準価額をもとに指数化したものです。 *分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマン スを示すものです。 *分配金を再投資するかどうかについてはお客様が利用するコースにより異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なりますので、 お客様の損益の状況を示すものではありません。 2011年9月16日 2012年9月18日 2013年9月17日 2014年9月16日 2015年9月16日 2016年9月16日 期初 決算日 決算日 決算日 決算日 決算日 基準価額(分配落) (円) 10,011 10,316 10,376 10,861 11,004 11,459 期間分配金合計(税込み) (円) - 0 0 30 30 30 分配金再投資基準価額の騰落率(%) - 3.0 0.6 5.0 1.6 4.4 シティ世界国債インデックス - 3.7 0.5 5.6 3.3 5.6 (円ヘッジ円ベース)騰落率 (%) 純資産総額 (百万円) 274 255 216 202 203 198 *ベンチマークは、シティ世界国債インデックス(円ヘッジ円ベース)です。 *シティ世界国債インデックスとは、 シティグループ・インデックスLLCが公表する、 世界主要国の国債の総合投資利回りを指数化したもので す。 シティ世界国債インデックスに関する著作権、 商標権、 知的財産権その他一切の権利はシティグループ・インデックスLLCに帰属します。 - - 4 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) 投資環境について <米国債券市場> 米国債券市場では、期初から7月上旬にかけて、原 油価格の反発や堅調な経済指標が発表される場面で は金利の上昇が見られたものの、6月に発表された 米国の雇用統計が市場予想を大幅に下回ったこと、 市場参加者の大勢の思惑に反して英国の国民投票で EU(欧州連合)離脱が決定したことなどを背景に米 国の早期利上げ観測が後退するなか、1.9%台で始 まった長期金利は1.4%を下回る水準まで低下しまし た。その後、底堅い経済指標が発表されたこと、FO MC(米連邦公開市場委員会)高官によるタカ派的な 発言が相次いだこと、日銀による金融緩和で長期国 債の買い入れ額を減らすとの思惑が高まったことな どを背景に、長期金利は1.7%近くまで上昇し期末を 迎えました。 <欧州債券市場> 欧州債券市場では、期初から7月上旬にかけて、E CB(欧州中央銀行)の追加緩和期待が後退して一時 的に金利が上昇する場面がありましたが、ベルギー の同時多発テロ事件、米国金利の低下につられたこ と、英国国民投票でEUからの離脱が選択されたこ と、格付け会社による英国の格下げなどを背景に、 0.3%台で始まった独長期金利は-0.2%近くまで低 下しました。その後、米ワイオミング州ジャクソン ホールでのイエレンFRB(米連邦準備制度理事会) 議長の講演で米国の早期利上げ観測が高まったこと、 ECBの理事会後の会見でドラギ総裁が資産買入れ プログラムの延長を示唆しなかったことなどを背景 に、独長期金利が0%を超える水準で期末を迎えま した。 <日本債券市場> 日本債券市場では、期初から7月下旬にかけて、日 銀による追加緩和期待および英国国民投票によるE U離脱の決定などから日本国債の金利は低下し続け、 長期金利は-0.3%近くまで低下し、20年金利も初の マイナスになりました。しかしその後期末にかけて は、7月末の金融政策決定会合で、追加緩和内容がE TFの買入れ増額のみと市場の期待と大きく異なっ た内容であったこと、米国の利上げ観測が高まった ことなどを背景に、長期金利は-0.04%近くまで上昇 しました。 ポートフォリオについて <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジなし)> 当期、 「 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザー ファンド(為替ヘッジなし)」を高位に組み入れた運 用を行いました。 <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジあり)> 当期、 「 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザー ファンド(為替ヘッジあり)」を高位に組み入れた運 用を行いました。 <ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファン ド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)> ドル圏では、国債以外のリスク資産へのアロケー ションを拡大する一方、ヘッジとして米国デュレー ションを長期化としました。ユーロ圏についてはマ イナス金利である短期部分を中心に魅力度がないと 判断し、短期化としました。また、英国ではEU離脱 を問う国民投票で残留派が優勢だと判断したため デュレーションを短期化としました。国民投票の結 果が明らかになると、米国のデュレーションをさら に長期化させ、英国のデュレーションを短期化から 長期化に変更しました。イールド・カーブ戦略につい て、米国では「利回りへの追求」で下支えされている 超長期ゾーンを中心に期中までオーバーウェイトと しました。ユーロ圏でも、利回り需要と中央銀行によ る緩和的な金融政策を踏まえ、長期ゾーンを期中ま でオーバーウェイトとしました。8月末から9月に かけて、中央銀行による更なる緩和が期待しにくい と判断するなか、イールド・カーブのポジションをス ティープ化へと変更しました。セクター配分戦略に 関しては、米国では、社債および資産担保証券の保有 を継続しました。欧州圏では、社債の銘柄選択に注力 し、割安水準にあると思われる質の高い金融銘柄を 保持しました。 - - 5 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) ベンチマークとの差異について <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジなし)> 当期の基準価額は5.6%の下落となり、ベンチマー クであるシティ世界国債インデックス(円ベース)の 4.8%の下落を下回りました。 【基準価額とベンチマークの対比(期別騰落率)】 (%) 0.0 -5.0 第35期 (2016.3.17∼2016.9.16) ■分配原資の内訳(1万口当り) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジあり)> 当期の基準価額は1.7%の上昇となり、ベンチマー クであるシティ世界国債インデックス(円ヘッジ円 ベース)の2.2%の上昇を下回りました。 【基準価額とベンチマークの対比(期別騰落率)】 (%) 7.5 5.0 基準価額 シティ世界国債インデックス(円ヘッジ円ベース) 2.5 0.0 (主なマイナス要因) ・欧州のデュレーション短期化 ・英国のデュレーション短期化 ・欧州周縁国の銘柄選択 分配金について <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジなし)> 収益分配金は基準価額水準、市場動向等を勘案し て1万口あたり15円とさせていただきました。留保 益の運用につきましては、運用の基本方針に基づき 運用を行います。 基準価額 シティ世界国債インデックス(円ベース) -2.5 -7.5 (主なプラス要因) ・米国のデュレーションの長期化 ・米ドル・ユーロ建て非国債の保有 項目 当期分配金(税込み) 対基準価額比率 当期の収益 当期の収益以外 翌期繰越分配対象額 当期 2016年3月17日 ~2016年9月16日 15円 0.12% 15円 - 5,027 (注1) 「当期の収益」は「経費控除後の配当等収益」および「経費控除 後の有価証券売買等損益」から分配に充当した金額です。 また、 「当期の収益以外」は「収益調整金」および「分配準備積 立金」から分配に充当した金額です。 (注2) 円未満は切り捨てており、当期の収益と当期の収益以外の合 計が当期分配金(税込み)に合致しない場合があります。 (注3) 当期分配金の対基準価額比率は当期分配金(税込み)の期末 基準価額(分配金込み)に対する比率で、ファンドの収益率と は異なります。 第35期 (2016.3.17∼2016.9.16) - - 6 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジあり)> 収益分配金は基準価額水準、市場動向等を勘案し て1万口あたり15円とさせていただきました。留保 益の運用につきましては、運用の基本方針に基づき 運用を行います。 ■分配原資の内訳(1万口当り) 項目 当期分配金(税込み) 対基準価額比率 当期の収益 当期の収益以外 翌期繰越分配対象額 当期 2016年3月17日 ~2016年9月16日 15円 0.13% 15円 - 1,927 (注1) 「当期の収益」は「経費控除後の配当等収益」および「経費控除 後の有価証券売買等損益」から分配に充当した金額です。 また、 「当期の収益以外」は「収益調整金」および「分配準備積 立金」から分配に充当した金額です。 (注2) 円未満は切り捨てており、当期の収益と当期の収益以外の合 計が当期分配金(税込み)に合致しない場合があります。 (注3) 当期分配金の対基準価額比率は当期分配金(税込み)の期末 基準価額(分配金込み)に対する比率で、ファンドの収益率と は異なります。 今後の運用方針について <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジなし)> 引き続き、 「 ブラックロック・ワールド・ボンド・マ ザーファンド(為替ヘッジなし)」を高位に組み入れ る運用を行う方針です。 <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッ ジあり)> 引き続き、 「 ブラックロック・ワールド・ボンド・マ ザーファンド(為替ヘッジあり)」を高位に組み入れ る運用を行う方針です。 <ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファン ド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)> 市場では、FRBの利上げについては、利上げの可 能性が次第に低くなり、FRB関係者の発言や経済 指標の結果に対する感応度も増しています。金利動 向は、引き続き金融政策に左右される展開になると 考えます。また、英国離脱の国民投票結果を受け、離 脱に向けた交渉には時間がかかると思われ、金利動 向への影響が見られると思われます。為替や原油価 格の激しい値動きや、中国や新興国の経済動向、テロ や中東情勢の緊迫化等、外部要因による金利低下の 傾向は、世界の金利に影響を与えると考えます。強弱 の混じった米国経済指標の発表は今後も予想され、 緩やかな回復は継続すると思われます。欧州債券市 場は、ユーロ圏の経済指標は、若干堅調な結果も見ら れるものの、基本的には軟調路線が続き、英国のEU 離脱による欧州への影響や、伊銀行不良債権問題、ス トレステストの結果等は懸念材料となると考えます。 そして、欧州のインフレーション回復のペースは更 に緩やかになり、ECBの更なる金融緩和策や低金 利政策が長期化する可能性が考えられます。また、米 国市場の動向に連動した金利動向は今後も継続する と見ています。英国中央銀行およびECBの追加緩 和 に つ い て は 、市 場 は 敏 感 に 反 応 し ボ ラ テ ィ リ ティーが高まる可能性があり、引き続き注視が必要 と思われます。 デュレーション戦略については、米国の長期化、英 国の概ねの中立、ユーロ圏は短期化とする方針です。 イールド・カーブ戦略については、米国のスティープ 化、ユーロ圏のスティープ化とする方針です。セク ター配分戦略については、米国およびユーロ圏の社 債を保有していく方針です。 - - 7 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) ◇当ファンドの概要 商品分類 信託期間 運用方針 主要投資対象 運用方法 分配方針 追加型投信/海外/債券 無期限です。 世界主要国の国債等を中心に公社債に投資し、信託財産の成長を目標に積極的な運用を行ないます。 子投資信託 【ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし)】 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジなし)受益証 券を主要投資対象とします。 【ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり)】 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジあり)受益証 券を主要投資対象とします。 親投資信託 【ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジなし/為替 ヘッジあり)】 世界主要国の国債等を中心に公社債に投資します。 【ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし)】 ①マザーファンド受益証券への投資を通じて、世界主要国の国債等を中心に公社債に投資し、信託財 産の成長を図ることを目標として積極的な運用を行います。 ②シティ世界国債インデックス(円ベース)をベンチマークとし、ベンチマークを上回る投資成果を 目指します。 ③運用の指図に関する権限をブラックロック・グループの運用会社へ委託します。 ④原則として為替ヘッジを行いません。 【ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり)】 ①マザーファンド受益証券への投資を通じて、世界主要国の国債等を中心に公社債に投資し、信託財 産の成長を図ることを目標として積極的な運用を行います。 ②シティ世界国債インデックス(円ヘッジ円ベース)をベンチマークとし、ベンチマークを上回る投 資成果を目指します。 ③運用の指図に関する権限をブラックロック・グループの運用会社へ委託します。 ④原則として為替ヘッジにより為替変動リスクの低減を図ることを基本とします。 毎年2回決算時に、繰越分を含めた利子・配当収入と売買損益(評価損益を含みます)等の全額を分配 の対象とし、分配金額は基準価額水準・市況動向等を勘案して決定します。<累積投資コース>の場合 は、分配金は税引き後、自動的に全額再投資されます。 - - 8 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり) (参考情報) ◇代表的な資産クラスとの騰落率の比較 (%) 100.0 75.0 50.0 25.0 0.0 -25.0 最大値 最小値 平均値 65.0 -8.0 65.7 47.4 24.4 6.6 (2011年9月∼ 2016年8月) 7.4 2.9 -1.1 15.0 17.7 -22.0 -17.5 日本株 先進国株 -50.0 5.0 34.9 9.3 2.9 0.5 -27.4 9.7 43.7 4.8 -12.3 -17.4 先進国債 新興国債 -75.0 -100.0 当ファンド 当ファンド (為替ヘッジなし)(為替ヘッジあり) 新興国株 日本国債 (注) すべての資産クラスが当ファンドの投資対象とは限りません。 *上記は、2011年9月~2016年8月の5年間の各月末における直近1年間の騰落率の平均・最大・最小を、当ファンドおよび他の代表的な資産ク ラスについて表示したものです。 *上記の騰落率は直近月末から60ヵ月遡った算出結果であり、決算日に対応した数値とは異なります。 *当ファンドは分配金再投資基準価額の騰落率です。 (注) 海外の指数は、為替ヘッジなしによる投資を想定して、円換算しています。 *各資産クラスの指数 日本株・・・・・TOPIX(東証株価指数、配当込み) 先進国株・・・MSCIコクサイ指数(配当込み、円ベース) 新興国株・・・MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(配当込み、円ベース) 日本国債・・・NOMURA-BPI国債 先進国債・・・シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) 新興国債・・・J.P.モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円ベース) <各指数について> 東証株価指数(配当込み)は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象に時価総額を指数として算出したものです。東証株価指数 (配当込み)は、東京証券取引所の知的財産であり、この指数の算出、数値の公表、利用など株価指数に関するすべての権利は、東京証券取引所 が有しています。東京証券取引所は、東証株価指数(配当込み)の算出もしくは公表の方法の変更、東証株価指数(配当込み)の算出もしくは公 表の停止または東証株価指数(配当込み)の商標の変更もしくは使用の停止を行う権利を有しています。 MSCIコクサイ指数(配当込み、円ベース)およびMSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(配当込み、円ベース)は、MSCIIn c.が開発、計算した株価指数です。MSCIコクサイ指数(配当込み、円ベース)は日本を除く世界の主要先進国の株式を、また、MSCIエ マージング・マーケッツ・インデックス(配当込み、円ベース)は新興国の株式を対象として算出した指数です。同指数に関する著作権、知的財 産その他の一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利及び公表を停止する権利 を有しています。 NOMURA-BPI国債は、野村證券株式会社が公表している指数で、日本国債の市場全体の動向を表す投資収益指数です。同指数に関す る知的財産権は野村證券株式会社に帰属します。なお、野村證券株式会社は、NOMURA-BPI国債の正確性、完全性、信頼性、有用性を保 証するものではなく、NOMURA-BPI国債を用いて行われるブラックロック・ジャパン株式会社の事業活動・サービスに関し一切責任 を負いません。 シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)は、シティグループ・インデックスLLCが公表する、日本を除く世界主要国の国債の総合 投資利回りを指数化したものです。同指数に関する著作権、商標権、知的財産権その他の一切の権利は、シティグループ・インデックスLLC に帰属します。 J.P.モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円ベース)は、J.P.モル ガン・セキュリティーズ・エルエルシーが発表しており、新興国の現地通貨建ての国債を対象として算出した指数です。同指数に関する著作権 はJ.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーに帰属しています。 - - 9 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし)> ◇ファンドデータ ■当ファンドの組入資産の内容 ○組入ファンド等 比率 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジなし) その他 100.8% -0.8 (注) 比率は第35期末における純資産総額に対する評価額の割合です。 ○資産別配分 ○国別配分 ○通貨別配分 その他 -0.8% 日本 100.0% 親投資信託受益証券 100.8% 日本・円 100.0% (注) 比率は第35期末における純資産総額に対する評価額の割合です。 ■純資産等 当期末 2016年9月16日 項目 純資産総額 受益権総口数 1万口当り基準価額 1,097,987,033円 898,759,462口 12,217円 *当期中における追加設定元本額は40,608,011円、同解約元本額は43,950,340円です。 - - 10 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし) ■組入上位ファンドの概要 ◆ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジなし) ○基準価額の推移 ○上位10銘柄 (円) 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 (2015.3.16) (2016.3.15) ○1万口当りの費用明細 銘柄名 通貨 比率 99 20年国債 日本・円 5.3% 130 20年国債 日本・円 3.9 CANADA HOUSING TRUST カナダ ・ ドル 3.8 NO 1 2.35% 2018/12/15 338 10年国債 日本・円 3.2 318 10年国債 日本・円 3.1 39 15年国債FR 日本・円 2.8 FRANCE GOVERNMENT ユーロ 2.5 BOND OAT 4.5% 2041/4/25 339 10年国債 日本・円 2.4 FRANCE GOVERNMENT ユーロ 2.1 BOND OAT 4.25% 2023/10/25 FRENCH TREASURY NOTE ユーロ 1.5 BTAN 1% 2017/07/25 組入銘柄数 155銘柄 (2015.3.17~2016.3.15) 項目 (a) 売買委託手数料 (先物・オプション) (b) 有価証券取引税 (c) その他費用 (保管費用) (その他) 合計 1円 ( 1) - 4 ( 4) ( 0) 5 ○資産別配分 ○国別配分 その他 1.6% ○通貨別配分 その他 21.0% 国内債券 26.2% アメリカ 29.8% スペイン 6.6% 外国債券 72.3% 米・ドル 32.9% 日本・円 23.1% イタリア 7.2% カナダ 7.4% その他 英国・ポンド 6.7% 5.9% フランス 9.3% 日本 18.7% ユーロ 31.4% (注1) 基準価額の推移、1万口当りの費用の明細は組入ファンドの直近の計算期間のものです。 (注2) 1万口当りの費用明細は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。なお、費用項目については1ページ(1万口当りの費用明細の項 目の概要)をご参照ください。 (注3) 組入上位銘柄、資産別・国別・通貨別配分のデータは組入ファンドの直近の決算日現在のものです。 (注4) 通貨別配分のデータは実質為替組入比率を記載しております。 (注5) 比率は純資産総額に対する評価額の割合です。 *組入全銘柄に関する詳細な情報等については、運用報告書(全体版)でご覧いただけます。 - - 11 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり) <ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり)> ◇ファンドデータ ■当ファンドの組入資産の内容 ○組入ファンド等 比率 ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジあり) その他 100.8% -0.8 (注) 比率は第35期末における純資産総額に対する評価額の割合です。 ○資産別配分 ○国別配分 ○通貨別配分 その他 -0.8% 日本 100.0% 親投資信託受益証券 100.8% 日本・円 100.0% (注) 比率は第35期末における純資産総額に対する評価額の割合です。 ■純資産等 当期末 2016年9月16日 項目 純資産総額 受益権総口数 1万口当り基準価額 198,357,791円 173,104,054口 11,459円 *当期中における追加設定元本額は20,933,602円、同解約元本額は8,854,493円です。 - - 12 ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり) ■組入上位ファンドの概要 ◆ブラックロック・ワールド・ボンド・マザーファンド(為替ヘッジあり) ○基準価額の推移 ○上位10銘柄 (円) 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 (2015.3.16) (2016.3.15) ○1万口当りの費用明細 銘柄名 通貨 比率 CANADA HOUSING TRUST カナダ・ドル 3.8% NO 1 2.35% 2018/12/15 318 10年国債 日本・円 3.6 99 20年国債 日本・円 3.6 UNITED STATES TREASURY 米 ・ ドル 3.1 NOTE/BOND 0.625% 2016/12/31 130 20年国債 日本・円 3.1 79 20年国債 日本・円 1.8 FRANCE GOVERNMENT ユーロ 1.6 BOND OAT 1.75% 2023/05/25 FRANCE GOVERNMENT ユーロ 1.5 BOND OAT 4.5% 2041/4/25 FRANCE GOVERNMENT ユーロ 1.4 BOND OAT 4.25% 2023/10/25 SPAIN GOVERNMENT BOND 3.25% 2016/4/30 ユーロ 1.4 組入銘柄数 183銘柄 (2015.3.17~2016.3.15) 項目 (a) 売買委託手数料 (先物・オプション) (b) 有価証券取引税 (c) その他費用 (保管費用) (その他) 合計 1円 ( 1) - 4 ( 3) ( 0) 4 ○資産別配分 ○国別配分 その他 5.3% ○通貨別配分 その他 0.2% その他 19.5% 国内債券 22.4% アメリカ 30.7% カナダ 5.2% スペイン 6.6% 外国債券 72.3% イタリア 7.2% フランス 10.6% 日本 20.2% 日本・円 99.9% (注1) 基準価額の推移、1万口当りの費用の明細は組入ファンドの直近の計算期間のものです。 (注2) 1万口当りの費用明細は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。なお、費用項目については1ページ(1万口当りの費用明細の項 目の概要)をご参照ください。 (注3) 組入上位銘柄、資産別・国別・通貨別配分のデータは組入ファンドの直近の決算日現在のものです。 (注4) 通貨別配分のデータは実質為替組入比率を記載しております。 (注5) 比率は純資産総額に対する評価額の割合です。 *組入全銘柄に関する詳細な情報等については、運用報告書(全体版)でご覧いただけます。 - - 13
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