わたしたちの介護保険

わたしたちの
介護保険
-平成 25 年 4 月-
介護保険制度は、国民の共同連帯の理念に基づき、
加齢に伴う疾病等により要介護状態となっても、尊厳を
維持し、自立した日常生活を営むことができるよう、高齢
者の介護を社会全体で支えるための制度です。
現在では高齢者を支える不可欠な制度として、私たち
の暮らしに定着しています。
目
次
介護保険制度のしくみ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ
介護保険で利用できるサービス・・・・・・・・・・・5ページ
地域支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ
保険料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9ページ
利用者負担・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11ページ
高齢者の権利擁護のために・・・・・・・・・・・・・14ページ
介護保険以外のサービス・・・・・・・・・・・・・・・16ページ
相談窓口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19ページ
0
介護保険制度のしくみ
介護サービス等の利用手続き
高
齢
者
利
等
用
者(※1)
< 被 保 険 者 >
認定の申請
市 (区) 町 村
調査の実施
認 定 調 査
主治医の意見書
基本調査
高齢者全般
特記事項
一次判定
要支援・要介護状態にな
るおそれの高い高齢者
(二次予防事業対象者)
要 介 護 (要 支 援 )認 定
介護認定審査会による判定(二次判定)
要介護 1
~
要介護 5
要支援 1
非該当
要支援2
介護予防ケアマネジメント
(予防ケアプランの作成等)
介護サービスのケアプランの作成
地域包括支援センター
居宅介護支援事業者
【介護予防サービス】
【二次予防事業】
<通所型>
●運動器の機能向上
●栄養改善
●口腔機能の向上
など
<訪問型>
●閉じこもり、認知症、うつ等のおそれがあ
る方を対象に保健師等が家庭を訪問し、
必要な相談、指導等を実施
など
●訪問介護
●訪問入浴介護
●訪問看護
●訪問リハビリテーション
●居宅療養管理指導
●通所介護
●通所リハビリテーション
●短期入所生活介護
●短期入所療養介護
●特定施設入居者生活介護
●福祉用具貸与
●特定福祉用具販売
●居宅介護住宅改修費
●介護予防認知症対応型通所介護
●介護予防小規模多機能型居宅介護
●介護予防認知症対応型共同生活介護
●定期巡回・随時対応型訪問介護看護
●夜間対応型訪問介護
●認知症対応型通所介護
●小規模多機能型居宅介護
●認知症対応型共同生活介護
●地域密着型特定施設入居者生活介護
●地域密着型介護老人福祉施設入所者
生活介護
●複合型サービス
(P5~7参照)
(P5~7参照)
【地域密着型サービス】
【一次予防事業】
●
●介護予防に関わるボランティアの人材育成
【在宅サービス】
●介護予防訪問介護
●介護予防訪問入浴介護
●介護予防訪問看護
●介護予防訪問リハビリテーション
●介護予防居宅療養管理指導
●介護予防通所介護
●介護予防通所リハビリテーション
●介護予防短期入所生活介護
●介護予防短期入所療養介護
●介護予防特定施設入居者生活介護
●介護予防福祉用具貸与
●特定介護予防福祉用具販売
●介護予防住宅改修費
など
※事業内容は、市町村により異なります。
【地域支援事業(介護予防事業)】(P8参照)
1
◆介護保険のサービスを利用する場合は、お住まいの市(区)町村
に要介護(要支援)認定を申請し、認定を受けます。認定を受け
た後、介護支援専門員(ケアマネジャー)等が作成したケアプラン
に基づき、サービスを利用します。
(※1)
利用者とは、サービスを利用できる方で、
年齢により次のとおり区分されます。
●65歳以上の方(第1号被保険者)
寝たきりや認知症などで常に介護を必要
とする状態の方。常に介護を必要とする状
態を軽減・悪化の予防のために、特に支援
が必要な方、又は、家事や身支度など、
日常生活に支援が必要な状態の方
●40歳から64歳までの医療保険加入者
(第2号被保険者)
加齢に伴う16種類の特定疾病により
介護や支援が必要となった方
○がん末期○関節リウマチ○筋委縮性
側索硬化症○後縦靭帯骨化症○骨折を
伴う骨粗鬆症○初老期における認知症
○パーキンソン病関連疾患○脊髄小脳
変性症○脊柱管狭窄症○早老症
○多系統萎縮症○糖尿病性神経障害、
糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
○脳血管疾患○閉塞性動脈硬化症
○慢性閉塞性肺疾患
○両側の膝関節又は股関節に著しい変形
を伴う変形性関節症
◆要介護(要支援)状態に該当しない方は、地域支援事業(P8
参照)を利用できます。
○市(区)町村窓口に要介護(要支援)認定を申請
手続きは、ご本人やご家族のほか、地域包括支援センター、居宅介護
支援事業者(ケアプラン作成事業者)、介護保険施設、地域密着型介護老
人福祉施設に依頼できます。
○市町村による要介護(要支援)認定
認定調査の結果と主治医の意見書をもとに、市(区)町村の「介護認定
審査会」で審査・判定します。
原則として、申請から30日以内に認定結果を通知します。
●認定調査
認定調査員が訪問します。障がいなどのため意思疎通が難しい方な
どは、無料で通訳などが同席する制度を設けている市町村があります
ので、事前に市(区)町村にお問い合わせください。
●主治医意見書
主治医がいない場合は、市(区)町村が医師を紹介します。
※認定の有効期間は、原則6か月(更新の場合は12か月)です。
ただし、心身の状態によって24か月まで延長、3か月まで短縮される
場合があります。
○ケアプランの作成
【施設サービス】
●指定介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)
●介護老人保健施設
●指定介護療養型医療施設
●介護予防サービスを利用する場合は、地域包括支援センターに依頼し
ます。居宅サービスを利用する場合は、居宅介護支援事業者に依頼し
ます。
※ケアプランは自分で作成し、市(区)町村に提出することもできます。
●施設サービスを利用する場合は、直接施設に申し込むか、
ケアマネジャーに紹介してもらいます。
○サービスの利用
具体的な内容や利用日、時間帯、利用料などについてサービス事業者
と十分話し合い契約します。サービス内容で改善してほしいことなどがあ
れば、遠慮なくケアマネジャーや地域包括支援センター、サービス事業者
などと相談しましょう。
(利用料の支払い)
利用料は、サービスを使った金額の原則1割です。ただし、食費、居住
費(滞在費)などの実費が必要な場合があります。利用料はサービス内容
によって異なります。契約時に納得いくまで説明を受けましょう。
(P7参照)
2
財源構成
介護保険の運営に必要な財源は、サービス利用者が支払う負担分を除き、公費で半分を負担し、残りの半分を
介護保険加入者(被保険者)が保険料で負担します。負担割合は次の図のとおりです。
国及び大阪府の負担金、保険料は保険者である市町村に納められます。
サービスの利用・支払い
要介護(要支援)認定で要介護、要支援と認定された利用者は、サービス事業者と契約しサービスを利用します。
利用者は費用の1割のほか、居住費(滞在費)
・食費などをサービス事業者に支払います。
介護報酬の審査・支払事務は、市町村から大阪府国民健康保険団体連合会(国保連)に委託されていますので、
サービス事業者は、国保連に介護報酬を請求します。国保連は審査後、市町村からの支払いを受けて、サービス
事業者に費用の9割分を支払います。
加入者(被保険者)
市町村(保険者)
保険料
第
1
号
被
保
険
者
年金から差し引き、
または市町村に個別
に納付
約21%
税金
国
約25%
(※)
保険料(P10参照)
29%
第
2
号
被
保
険
者
1割負担
居住費・食費
(P12~14参照)
医療保険料と
あわせて納付
医
療
保
険
者
社会保険診療
報酬支払基金
大阪府
12.5%
(※)
市町村
12.5%
集めた保険料を
市町村へ交付
(平成24~26年度)
※施設等給付の場合
国
約20%
大阪府 17.5%
審査後請求
サービス利用
費用の9割分
の支払い
介護報酬請求
大阪府国民健康
保険団体連合会
サービス事業者
費用の9割分の支払い
3
大阪府の介護保険制度の運営状況
単位:人
◆大阪府における第1号被保険者数、要介護(要支援)認定者数の推移
平成 12 年 4 月末
第1号被保険者数
平成 18 年 4 月末
平成 21 年 4 月末
単位:人
平成24年4月末(暫定値)
1,288,499
1,656,507
1,875,499
2,005 ,583
要介護(要支援)認定者数
120,770
318,769
343,701
397,770
うち、第1号被保険者数
116,626
306,903
332,345
386,134
◆大阪府における介護総費用実績(利用者負担含む。
)
平成 12 年度
平成 18 年度
単位:百万円
平成 21 年度
平成 22 年度
居宅サービス
71,091
225,499
277,684
302,988
施設サービス
134,777
166,574
169,227
168,209
―
18,814
29,570
32,366
地域密着型サービス
介護サービス情報の公表について
◆公表の趣旨と公表の仕組み
利用者が事業所の情報を比較検討し、適切に介護サービスを選択することができるようにするため、介護サー
ビス事業所に介護サービスの内容や運営状況に関する情報を公表することが義務付けられています。
大阪府知事
が指定した大阪府介護サービス情報公表センターは、
介護サービス事業者から報告された介護サービス情報
(
「基
本情報」と「運営情報」
)を公表します。平成 24 年度から調査の義務付けは廃止され、都道府県の判断となっ
たことから、
大阪府においては
「介護サービス事業者が訪問調査を希望する場合」
に実施することとしています。
なお、平成 24 年 8 月から「大阪府介護サービス情報公表センター」として社会福祉法人大阪府社会福祉協
議会を指定しており、公表内容は、ホームページで閲覧できます。
【事業者情報】大阪府介護サービス情報公表システム
http://www.kaigokensaku.jp/27/index.php 「介護サービス情報」で検索
※介護サービス情報の公表制度は、年 1 回対象事業所に報告を求め、インターネット上で公表することから
情報は随時更新されません。
◆公表内容
基本情報
基本的な事実情報です。
(例)事業所の職員の体制、床面積、利用料金・特別な料金、サービス提供時間 等
運営情報
サービス提供に係わる客観的情報です。
(例)介護サービスに関するマニュアルの有無、サービス提供内容の記録管理の有無、
職員研修のガイドラインや実績の有無、身体拘束を廃止する取組みの有無 等
大阪府介護保険審査会
市町村や広域連合が通知した要介護(要支援)認定や介護保険料の決定等に関し不服があり、市町村や広域連
合に相談しても納得できない場合は、その決定等の取消しを求めて、府に設置されている介護保険審査会に審査
請求することができます。
介護保険審査会では、市町村や広域連合が行った決定等が、法律や条例等に基づいて正しく行われているかを
審理し、裁決します。審査請求は、決定等があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に行う必要が
あります。
4
介護保険で利用できるサービス
介護保険で利用できるサービスは、次のとおりです。
要介護認定で、
「要介護1~5」の方は介護給付を利用できます。
「要支援1・2」と認定された方は、心身の状態が維持・改善される可能性が高い方として、予防給付を利用
できます。 ※サービスの正式名称は1、2ページをご覧ください。
居宅介護支援・介護予防支援
ケアプランの作成
※自分で作成することもで
きます。
※全額が保険給付され、
利用者負担はありません。
介護給付(要介護1~5の方)
予防給付(要支援1・2の方)
●居宅サービス等を適切に利用できるよう、居
宅介護支援事業所のケアマネジャーが心身
の状況・環境・本人の希望などに基づきケア
プランを作成し、サービスの利用状況の確認
などを行います。
●「要介護状態の維持・改善」を図り、「介護が必
要にならないよう自立する」ため、心身の状態
や環境、生活暦などを分析して目標を設定し、
これを達成するためのケアプランの作成や、
サービスの利用状況などの確認を行います。
●介護保険施設に入所する場合は、施設の
ケアマネジャーがケアプランを作成します。
●原則として、地域包括支援センターの職員が
ケアプランを作成します。
居宅サービス
介護給付(要介護1~5の方)
予防給付(要支援1・2の方)
訪問介護員(ホームヘルパー)が自宅を訪問
し、食事・入浴・排せつ等の身体介護や調理、洗
濯等の生活援助を行います。通院などのための
乗車又は降車の介助(介護タクシー)も利用でき
ます。
利用者が自力で行うことが困難な行為につい
て、家族や地域の支援等が受けられない場合に
介護予防サービス計画で定める期間にわたり、
ホームヘルパーが自宅を訪問し、身体介護や生
活援助を行います。
※通院等乗降介助は利用できません。
訪問入浴
介護
介護職員や看護師が浴槽を積んだ入浴車等
で自宅を訪問し、入浴の介護などを行います。
居宅に浴室がない場合や疾病などの理由か
らその他の施設での入浴利用が困難な場合に、
介護予防サービス計画で定める期間にわたり、
入浴の介護を行います。
訪問看護
看護師などが自宅を訪問し、療養状況の確認
や指導、診療に必要な補助などを行います。
看護師などが自宅を訪問し、介護予防サービ
ス計画で定める期間にわたり、療養状況の確認
や指導、診療に必要な補助など行います。
訪問介護
(ホーム
ヘルプ
訪問
サービス
訪問リハ
ビリテーシ
ョン
居宅療養
管理指導
理学療法士や作業療法士が自宅を訪問し、居
宅での生活行為を向上させるためのリハビリテ
ーションを行います。
医師、歯科医師、薬剤師などが自宅を訪問
し、療養上の管理や指導を行います。
5
居宅での生活行為を向上することが必要な場
合に、理学療法士や作業療法士が自宅を訪問
し、介護予防サービス計画で定める期間にわた
り、必要なリハビリテーションを行います。
医師、歯科医師、薬剤師などが自宅を訪問
し、介護予防を目的とした療養上の管理や指導
を行います。
通所介護
(デイ
サービス)
通所
サービス
通所リハ
ビリテーシ
ョン
(デイケア)
介護給付(要介護1~5の方)
予防給付(要支援1・2の方)
日帰りでデイサービスセンターなどに通い、
食事・入浴・排せつ等の介護や、機能訓練など
を行います。
日帰りでデイサービスセンターなどに通い、
介護予防サービス計画で定める期間にわたり、食
事・入浴・排せつ等の介護や機能訓練などを行い
ます。利用者の目標に合わせた選択的なサービ
ス(※1 参照)を受けることができます。
日帰りで老人保健施設や医療機関などに通
い、心身の機能維持・回復などのために必要
なリハビリテーションを行います。
日常生活の自立を助ける福祉用具を貸与し
ます。
福祉用具
貸与
福祉用具
関係
・
住宅改修 特定福祉
サービス
用具販売
短期入所
サービス
日帰りで老人保健施設や医療機関などに通い、
介護予防サービス計画で定める期間にわたり、心
身の機能維持・回復などのために必要なリハビリ
テーションを行います。利用者の目標に合わせた
選択的なサービス(※1参照)を受けることができ
ます。
福祉用具のうち、介護予防に役立つものを貸与
します。
車いす(※)
、車いす付属品(※)
、特殊寝台(※)
、特殊寝台付属品(※)
、床ずれ防止用具(※)
、
体位変換器(※)
、手すり(工事を伴わないもの)
、スロープ(工事を伴わないもの)
、歩行器、
歩行補助つえ、認知症老人徘徊感知機器(※)
、移動用リフト(つり具を除く)
(※)
、
自動排泄処理装置
(※)の用具は、原則として要支援1・2、要介護1の方は利用できません。また自動排泄処理
装置(尿のみを自動的に吸引する機能のものを除く)は、原則として要支援1・2、要介護
1・2・3の方は利用できません。(ただし、いずれも一定条件のもとで利用できる場合が
あります。
)
福祉用具のうち入浴又は排せつに使用する用具(腰掛便座(便座の底上げ部材も含む)、自動排
泄処理装置の交換可能部品、入浴補助用具、簡易浴槽、移動用リフトのつり具)を購入した場合、年
間 10 万円を限度として(自己負担1割を含む。)購入費用を支給します。
※特定福祉用具販売事業者として指定された事業者から購入した場合に限ります。
※償還払い(※2 参照)により支給します。(自己負担1割の支払いで支給される市町村もあります。)
住宅改修
費支給
自立や介護をしやすい生活環境を整えるため小規模な住宅改修(手すりの取付け、段差・通路等
の傾斜の解消、転落防止柵の設置、滑りの防止等のための床材等の変更、引き戸等への扉の取替
え、扉の撤去、和式便器から洋式便器への取替え、これらの付帯工事)に対して、20万円を限度と
して(自己負担1割を含む。)支給します。
※償還払い(※2 参照)により支給します。(自己負担1割の支払いで支給される市町村もあります。)
※市(区)町村に事前の申請が必要です。
短期入所
生活介護
(ショート
ステイ)
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
などの施設に短期間入所して、食事・入浴・排
せつ等の介護や機能訓練などを行います。
短期入所
療養介護
(ショート
ステイ)
介護老人保健施設、介護療養型医療施設な
どの施設に短期間入所して、看護・医学的な管
理のもとで、介護、機能訓練その他必要な医
療や看護などを行います。
特定施設入居者
生活介護
介護付有料老人ホームや軽費老人ホーム、
養護老人ホーム等(特定施設入居者生活介護
の指定を受けた施設に限る。)に入居している
方に、食事・入浴・排せつ等の介護や機能訓練
などを行います。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)など
の施設に短期間入所して、介護予防サービス計画
で定める期間にわたり、食事・入浴・排せつ等の介
護や機能訓練などを行います。
介護老人保健施設、介護療養型医療施設など
の施設に短期間入所して、介護予防サービス計画
で定める期間にわたり、看護・医学的な管理のもと
で、介護、機能訓練その他必要な医療や看護など
を行います。
介護付有料老人ホームや軽費老人ホーム、養
護老人ホーム等(特定施設入居者生活介護の指
定を受けた施設に限る。)に入居している方に、介
護予防を目的とした食事・入浴・排せつ等の介護
や機能訓練などを行います。
(※1)選択的なサービス:介護予防通所型サービスにおいて提供されるサービスで、「運動器の機能向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」の
プログラムがあります。利用者の目標に応じて単独で、あるいは複数を組み合わせて利用することができます。選択的なサービスを
実施していない場合は、利用者ごとの計画に基づき、創作活動やレクリエーションなどのサービスを利用できます。
(※2)償還払い:利用者がいったん全額を事業者に支払った後で、介護保険から払い戻されます。
6
施設サービス
介護給付(要介護1~5の方)
介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
予防給付(要支援1・2の方)
常に介護が必要で在宅生活の困難な方が、
日常生活上の世話、機能訓練、看護などのサー
ビスを受けながら生活する施設です。(入所定員
30名以上の施設に限る。)
病状が安定しており、リハビリテーションや看
護、介護を必要とする方が在宅復帰を目指す施
設です。
長期にわたる療養を必要とする方が、介護等
の世話及び機能訓練、その他必要な医療などの
サービスの提供を受ける施設です。
(平成29年度末廃止)
地域密着型サービス
要支援・要介護状態となっても、できるだけ住み慣れた地域で生活が続けられるように設けられたサービスです。
市町村が事業所の指定・監督を行います。
原則として所在市町村の住民(被保険者)のみが利用できます。
介護給付(要介護1~5の方)
定期巡回・随時対応型
訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
予防給付(要支援1・2の方)
日中、夜間を通じて1日複数回の定期訪問と
随時の対応により、介護・看護を一体的に又は
密接に連携して行います。
24 時間安心して在宅生活が送れるように、
夜間の定期的な巡回訪問や通報システムによ
る訪問介護を行います。
認知症対応型通所介護
認知症の方が日帰りでデイサービスセンタ
ーなどに通い、介護・入浴・排せつ等の介護や
機能訓練などを行います。
小規模多機能型
居宅介護
通所サービスを中心に、利用者の選択に応
じて訪問や泊まりを組み合わせ、食事・入浴・
排せつ等の介護や機能訓練などを行います。
認知症の方が日帰りでデイサービスセンタ
ーなどに通い、介護予防サービス計画で定め
る期間にわたり、食事・入浴・排せつ等の介護
や機能訓練などを行います。
通所サービスを中心に、利用者の選択に応
じて訪問や泊まりを組み合わせ、介護予防を
目的とした食事・入浴・排せつ等の介護や機能
訓練などを行います。
認知症のため介護を必要とする方が、少人
認知症対応型共同生活
数で共同生活する住居です。食事・入浴・排せ
介護(グループホーム)
地域密着型特定施設
入居者生活介護
地域密着型介護老人福
祉施設入所者生活介護
複合型サービス
つ等の介護や機能訓練などを行います。
有料老人ホームなどの特定施設のうち、入
居定員 29 名以下の小規模な施設です。日常生
活上の介護や機能訓練などを行います。
入所定員 29 名以下の小規模な介護
専用型の介護老人福祉施設(特別養護老人ホ
ーム)です。日常生活上の介護や機能訓練な
どを行います。
小規模多機能型居宅介護サービスに加え、
必要に応じ、訪問看護のサービスを組み合わ
せる複合型サービスを提供します。
7
要支援2に該当する方のみ利用できます。
地域支援事業
被保険者が、要介護・要支援状態となることを予防するとともに、要介護状態になった場合でも、可能な限り、
地域において自立した日常生活を営むことができるよう支援するサービスで、市町村が実施します。
二次予防事業
要支援、要介護状態になるおそれの高い高齢者の方を対象とする事業
です。二次予防事業の対象者を早期に発見し、要支援・要介護状態に
ならないよう早期対応を行います。
①二次予防事業の対象者を把握します
・健康診査や保健師、主治医、家族、地域住民等から得られる情報によ
り、介護予防の必要度が高い方を事業の対象者として把握します。
②地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを行います。
③事業を実施します。
<通所型>「運動器の機能向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」等に効果が
あると認められる事業
<訪問型>閉じこもり、認知症やうつ等の予防事業
一次予防事業
全ての高齢者を対象とする事業です。
(例)・介護予防の知識を普及啓発するためのパンフレットの配布
・「介護予防手帳」の配布
・介護予防に関わるボランティア育成の研修 等
介護予防事業
包括的支援事業
介護予防・日常生活
支援総合事業
任意事業
市町村から包括的な委託を受けて、地域包括支援センターが実施します。
○総合相談支援事業
○権利擁護事業
○介護予防ケアマネジメント事業
○包括的・継続的ケアマネジメント支援事業
市町村の判断により、地域の実情に応じて、多様なマンパワーや社会資源の活用等を図りながら、
要支援者・二次予防事業対象者に対して、介護予防や配食・見守り等の生活支援サービス等を総合
的に提供することにより、地域全体で高齢者の自立した生活を支援します。
○介護給付等費用適正化事業、家族介護支援事業、地域自立生活支援事業 等
※地域支援事業の事業費は、各市町村の介護保険給付費の3%以内(介護予防・日常生活支援総合事業を実施する場合4%以内)で、
市町村が定めます。
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者ができるだけ住み慣れた地域で暮らせるよう、住まい、医療、介護、予防、生
活支援のサービスを一体的に提供する「地域包括ケアシステム」を構築していくための、コーディネート機関です。
センターには、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が配置されています。
【地域包括支援センターの役割】
さまざまな相談ごと(総合相談支援事業)
権利を守ること(権利擁護事業)
センターでは、健康や福祉、医療や生活に関することや、高齢
者の家族、近隣に暮らす人の高齢者に関する相談を受けます。
相談を受けたセンターは、適切な機関等につなぐなど、適切
に支援します。
センターでは、高齢者虐待への対応や、成年
後見制度の利用にあたっての支援、消費者被害
の防止などを関係機関と連携して行います。
介護のこと(介護予防ケアマネジメント事業)
暮らしやすい地域づくりのこと
(包括的・継続的ケアマネジメント支援事業)
センターでは、保健師などが介護予防ケアプランを作成し
介護が必要な状態にならないことを目標にサービスを検討しま
す。
●要支援1・2の方には
⇒介護予防サービス(P5~7参照)が利用できます。
●要支援・要介護状態になるおそれの高い高齢者の方には
⇒介護予防事業(P8参照)への参加ができます。
センターでは、主任ケアマネジャーなどが、高
齢者が暮らしやすい地域づくりのために、様々な
関係機関との連携体制づくりを進めます。
また、地域のケアマネジャーの支援を行い、
よりよいサービスの提供に努めます。
【地域包括支援センターの機能強化】
センターでは、行政職員、居宅介護支援事業所、介護サービス事業者、医療機関関係者、民生委員等多職種が協働し、
個別ケースの支援内容を検討し、課題分析等を行うことを通じて、地域の実情に応じた柔軟な取り組みを推進する「地
域ケア会議」の普及・定着を推進します。
8
保険料
介護給付・予防給付の費用は、50%が公費で賄われ、公費負担を除く50%の費用は、第1号被保険者(65
歳以上の方)と第2号被保険者(40歳から64歳までの方)が保険料で負担します。
65 歳以上の方(第 1 号被保険者)の保険料[第1号保険料]
保険料の額
各市町村における介護サービスにかかる費用の総額(利用者負担分を除く)の20%分に応じて65歳以上
の方の保険料の基準額を算出し、
市町村は、
その基準額に所得段階に応じた割合を乗じて保険料を決定します。
被保険者の所得状況に応じ、きめ細かな保険料段階を設定できるよう配慮されています。
基準額は、
各市町村が3年ごとに定める介護保険事業計画に基づき3年に1度見直されます。
(次期見直しは、
平成27年4月です。
)
第1号被保険者として納める保険料は、65歳になった月(65歳の誕生日の前日が属する月)の分からです。
<保険料の設定例>
保険料段階
第1段階
第2段階
第3段階
対
象
者
●生活保護受給者等
●市町村民税非課税世帯に属する老齢福祉年金受給者
世帯全員が市町村民税非課税で課税年金収入と合計所得金額の合計額
が80万円以下の方
世帯全員が市町村民税非課税で、第2段階に該当せず、課税年金収入と
合計所得金額の合計額が120万円以下の方
保険料
基準額×0.5
基準額×0.5
基準額×0.7
第4段階
世帯全員が市町村民税非課税で第3段階に該当しない方
基準額×0.75
第5段階
本人が市町村民税非課税で課税年金収入と合計所得金額の合計額が
80万円以下であり、同じ世帯の中に市町村民税課税者がいる方
基準額×0.9
第6段階
本人が市町村民税非課税で、同じ世帯の中に市町村民税課税者がいる方
第7段階
本人が市町村民税課税で、前年の合計所得金額が190万円未満の方
基準額×1.25
第8段階
本人が市町村民税課税で、前年の合計所得金額が190万円以上の方
基準額×1.5
基準額
※設定例は8段階制ですが、9段階以上を設定したり、基準額に対する割合を変更している市町村もありますので、詳しくは、
各市(区)町村にご確認ください。
保険料の納め方
普通徴収と特別徴収があります。
(1)普通徴収
老齢年金等が年額18万円未満の方や年額18万円以上ある方のうち、年度途中に第1号被保険者の資格を得
た方、他の市町村から転入してきた方など特別徴収(年金からの控除)ができない方については、市町村が発行
した納入通知書に基づき、市町村に個別に納付します。納入時期や回数は市町村によって異なります。
(2)特別徴収
老齢年金や退職年金のほか、遺族年金、障がい年金を年額18万円以上受給している方については、年金保険
者(日本年金機構、共済組合等)が、年金の定期支払い(年6回)の際に保険料を差し引き、市町村に納付します。
9
◆特別徴収の仮徴収(4月・6月・8月の支払分)と本徴収(10 月・12 月・2 月の支払分)
第1号保険料は、所得段階別に設定されるため、当年度の保険料額は前年所得が確定する6月以降でなければ
決まりません。このため、前年度から継続して特別徴収の方は、4・6・8月分については、原則として、2月
に特別徴収した額と同額の徴収が行われます(仮徴収)。そして、保険料額が確定した後に、仮徴収分との調整が
なされ、残る保険料額の徴収が行われます(本徴収)
。
40 歳から 64 歳までの方(第 2 号被保険者)の保険料[第 2 号保険料]
40歳から64歳までの方の保険料は、加入している国民健康保険や健康保険・共済組合などの医療保険の
保険料算定方法に基づいて定められ、医療保険の保険料とあわせて納付します。
保険料の減免
災害や著しい所得減少などの理由で、保険料の納付が困難になったとき、保険料が減免される場合
があります。
●震災、風水害、火災などの災害により住宅、家財等に著しい被害を受けた方
●死亡、心身の重大な障がい、若しくは長期間の入院、事業又は業務の休廃止、事業における
著しい損失、失業などにより生計中心者の所得が前年に比べて大幅に減少した方
市町村によっては、独自の減免制度を設けている場合がありますので、詳しくは市(区)町村にお問い
合わせください。
納め忘れに注意しましょう!
介護保険は、社会全体で介護が必要な高齢者等を支える制度で、サービスを必要としない方を含め、
保険料は必ず納めていただく必要があります。保険料は、必ず期日までに納めましょう。
保険料を納めていない場合、介護サービスを利用する際に、滞納期間に応じて次のような措置が
とられます。
●1年以上滞納したとき⇒支払い方法が償還払いに変更されます
利用者が費用の全額を一旦負担し、申請により後日、保険給付分(9割)が支払われます。
●1年6ヶ月以上滞納したとき⇒保険給付が一時差し止められます
利用者が費用の全額を負担し、申請後も保険給付の一部または全部が一時的に支払われなくなります。
また、滞納が続くと、支払われなかった保険給付費を滞納保険料に充てる場合があります。
●2年以上滞納したとき⇒給付額が減額されます
保険料の徴収権は2年で時効になりますが、時効により保険料の徴収権が消滅した期間に応じて、利用
者負担が1割から3割に引き上げられるほか、高額介護(介護予防)サービス費、特定入所者介護(介護
予防)サービス費(P11~12参照)が支払われなくなります。
10
利用者負担
サービスの利用料は、費用の9割が介護保険から給付され、1割を利用者が負担します。
ただし、ケアプランの作成費用は全額介護保険で給付されるため利用者負担はありません。
◆利用者負担が高額にならないよう、所得に応じて負担限度額が設けられています。
高額介護(介護予防)
サービス費
1割負担の合計額(月額)が利用者負担上限額を超えた分について、所得区分に
応じて高額介護(介護予防)サービス費が支給されます。
※市(区)町村に「高額介護(介護予防)サービス費等支給申請書」を提出します。
所
得
区
分
利用者負担限度額
第1段階
●生活保護受給者等
●市町村民税非課税世帯に属する老齢福祉年金受給者
個人で 15,000 円
第2段階
世帯全員が市町村民税非課税で課税年金収入と合計所得金額の合計額が
80万円以下の方
個人で 15,000 円
第3段階
世帯全員が市町村民税非課税で第2段階に該当しない方
世帯で 24,600 円
第4段階
第1段階から第3段階に該当しない方
世帯で 37,200 円
居宅サービスの利用者負担
在宅で受けるサービスには、要介護状態の区分ごとに1か月の支給限度額(単位数)が定められており、
これらの上限額の範囲内でサービスを利用した場合、利用額の1割を利用者が負担します。
通所サービス(通所介護、通所リハビリテーション)については、1割負担の他に、食費、おむつ代等を、
ショートステイ(短期入所生活介護、短期入所療養介護等)については、食費、滞在費等とその他の日常生活
費を負担します。
支給限度額を超えるサービスを受けた場合、超過分の費用は全額利用者が負担します。
○主な居宅サービスの支給限度額と限度額の場合の利用者負担額(目安)
区分
支給限度額
利用者負担額
要支援1
49,700 円
4,970 円
要支援2
104,000 円
10,400 円
要介護1
165,800 円
16,580 円
要介護2
194,800 円
19,480 円
要介護3
267,500 円
26,750 円
要介護4
306,000 円
30,600 円
要介護5
358,300 円
35,830 円
11
【1 か月】
※1単位当たりの単価はサービスの種別及び事業所の
所在地によって異なります。表の限度額は、1 単位=10
円で算出しています。
※表の限度額が適用されるサービス(介護予防サービ
スを含みます。)は次のとおりです。
…訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビ
リテーション、通所介護、通所リハビリテーション、短
期入所生活介護、短期入所療養介護、福祉用具貸
与、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応
型訪問介護、認知症対応型通所介護、小規模多機
能型居宅介護、複合型サービス、認知症対応型共同
生活介護(短期利用のみ)、特定施設入居者生活介
護(短期利用のみ)、地域密着型特定施設入居者生
活介護(短期利用のみ)
施設サービスの利用者負担
介護保険施設に入所(入院)して、施設サービスを利用した場合、次の利用料を負担します。
●施設サービス費の 1 割相当額
●特別なサービス費用(特別な居室料、特別な食事)
●居住費、食費
●日常生活費(理美容代、その他の日常生活費として定められた費用)
施設サービス費は、施設の所在地域、人員配置加算等により、施設ごとに異なります。また、居住費、食費について
は、施設との契約で定まるため施設ごとに異なります。
○利用者負担額は次のとおりです。
栄養マネジメントなど特別のサービスを提供したり、手厚い職員配置や介護が困難な方に対して質の高い
ケアを実施する施設などでは、利用料が高くなります。
利用料例(施設サービス費の1割相当額・月額)
介護老人福祉施設
要介護1
~
要介護5
介護老人保健施設(従来型)
介護療養型医療施設
多床室
ユニット型個室
多床室
ユニット型
多床室
19,751 円
~
28,435 円
20,660 円
~
29,501 円
24,642 円
~
31,445 円
24,736 円
~
31,539 円
24,422 円
~
37,200 円
※1単位=10.45 円(4級地)で試算
※下線は、高額介護サービス費適用後の金額
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に入所した場合の負担額例(月額)
<高額介護サービス費、特定入所者介護サービス費を適用し、日常生活費等を 10,000 円として算出した場合>
多床室
第2段階の方
利
用
料
居住費・食費
日常生活費等
要介護3の方
合
計
利
用
料
居住費・食費
日常生活費等
要介護5の方
合
計
ユニット型個室
第4段階の方
第2段階の方
第4段階の方
15,000 円
約 21,300 円
10,000 円
24,140 円
約 51,000 円
10,000 円
15,000 円
約 36,300 円
10,000 円
25,143 円
約 100,500 円
10,000 円
約 46,300 円
約 85,140 円
約 61,300 円
約 135,643 円
15,000 円
約 21,300 円
10,000 円
28,435 円
約 51,000 円
10,000 円
15,000 円
約 36,300 円
10,000 円
29,501 円
約 100,500 円
10,000 円
約 46,300 円
約 89,435 円
約 61,300 円
約 140,001 円
※第2段階の方、第4段階の方:
「高額介護(介護予防)サービス費」の所得区分参照。
◆利用者の負担軽減制度
特定入所者介護(介
護予防)サービス費
サービス費
所得の低い方の施設サービス利用が困難とならないよう、居住費(滞在費)
、食費に
ついても、所得区分に応じた負担限度額が設けられ、基準費用額と限度額との差額が
支給されます。
(施設が定める居住費等の額が基準費用額より少ない場合は、施設の
定める額と限度額の差額が支払われます。
)
※市(区)町村から「介護保険負担限度額認定証」の交付を受け、事業者に提示します。
居住費(滞在費)の負担限度額(1 日)
所得区分
第1段階
第2段階
第3段階
●生活保護受給者等
●市町村民税非課税世帯に属する老齢福祉年金
受給者
世帯全員が市町村民税非課税で課税年金収入と
合計所得金額の合計額が 80 万円以下の方
世帯全員が市町村民税非課税で第2段階に該当
しない方
基 準 費 用 額
ユニット
型個室
ユニット
型準個室
820 円
490 円
820 円
490 円
1,310 円
1,310 円
1,970 円
1,640 円
従来型個室
490 円
(320 円)
490 円
(420 円)
1,310 円
(820 円)
1,640 円
(1,150 円)
多床室
食費の
負担限度額
(1 日)
0円
300 円
320 円
390 円
320 円
650 円
320 円
1,380 円
( )は介護老人福祉施設と短期入所生活介護
12
市町村民税世帯非課税者で、収入、資産等の要件を満たし市町村が生計困難と
社会福祉法人等による
利用者負担軽減
認めた方が対象です。利用者の1割負担、居住費(滞在費、宿泊費)
、食費につい
て、原則として利用者負担の1/4が減額されます(老齢福祉年金受給者は1/2
が原則)
。
※市(区)町村に申請し、確認証の交付を受けます。
◆医療と介護の自己負担額が著しく高額になった場合の負担軽減制度
介護保険サービスや各医療保険(国民健康保険、被用者保険、長寿医療制
高額医療合算介護
度)の自己負担額が高額になった場合には、それぞれの制度において負担上限
(介護予防)サービス費
額(月額)が設けられ、これを超えた分が支給されます。
これに加え平成20年4月からは、一年間(毎年8月から翌年7月まで)に
支払った介護保険サービスの利用者負担(1割)と各医療保険の世帯内での自
己負担の合計額が高額になる場合にも、所得区分ごとの一定の限度額を超えた分を、それぞれの自己負担額の比
率に応じて按分し、介護保険からは「高額医療合算介護(介護予防)サービス費」
、各医療保険からは「高額介護
合算療養費」として支給されます。
※自己負担額は、高額介護(介護予防)サービス費(P11参照)及び高額療養費の支給額を除いた額です。
支給を受ける場合は申請が必要です。手続きは、市(区)町村にお問い合わせください。
○介護保険と長寿医療制度(後期高齢者医療制度)を利用した場合の自己負担限度額
所 得 区 分
課税世帯
非課税世帯
自己負担限度額
現役並み所得
67万円
一般
56万円
低所得Ⅱ
31万円
低所得Ⅰ
19万円
【年額】
<支給額計算例>
同一世帯に介護保険サービスを利用し、かつ長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の被保険者が二人いる
場合。所得区分は、課税世帯:一般。
被保険者A
被保険者B
合
計
介護保険自己負担額
50,000円
250,000円
300,000円
医療保険自己負担額
300,000円
100,000円
400,000円
350,000円
350,000円
700,000円
合計(世帯の自己負担合算額)
◎支給額 140,000円
〔世帯の自己負担合算額(700,000円)-負担限度額(560,000円)〕
※自己負担額の比率に応じて按分し、高額医療合算介護(介護予防)サービス費として60,000円、
高額介護合算療養費として80,000円が支給されます。
その他、災害等の場合の1割負担減免や市町村によっては独自の減免制度を設けている場合があります
ので、詳しくは市(区)町村にお問い合わせください。
13
高齢者の権利擁護のために
認知症を理解しましょう
● 認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気に起因するもので、高齢化の進展により今後ますます増加する
ことが予想されます。認知症の人が記憶障がいや認知障がいから不安に陥り、その結果、まわりの方との関
係が損なわれることもしばしば見られます。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくこ
とは可能です。そのためには地域の支えあいが必要で、誰もが認知症を正しく理解し、地域や職域で、さり
げなく援助し、温かく見守っていくことが重要です。認知症を正しく理解し見守る「認知症サポーターキャ
ラバン」の取り組みが進められています。あなたも「認知症サポーター」になってみませんか。各市町村に
認知症サポーター養成を担当する窓口がありますのでお問い合わせください。
「もしかして、認知症?」って思ったら
● 最近、なにか様子がおかしいなと感じたら、まずは、かかりつけ医に相談してみましょう。
● 早期に治療することで症状が改善したり、進行を遅らせることにつながる場合がありますので、早期に
受診することが大事です。
● また、認知症に対する相談は、お近くの地域包括支援センター、19ページの相談窓口などをご利用い
ただくことも可能ですので、心配事があればお問い合わせください。
認知症疾患医療センター
病院名
認知症についての専門相談(無料)のほか医療福祉サービスの情報提供
を行います。利用者の希望に応じて医療機関としての認知症に関する診断
も行います。※できるだけ来所予約をしてください。
電話/FAX 番号
所在地
地域区分
医療法人北斗会
TEL.0120-004-142
豊中市城山町
池田市、箕面市、豊中市、吹田市、
さわ病院
FAX.06-6863-2007
1-9-1
豊能町、能勢町
TEL.072-693-1892
高槻市奈佐原
FAX.072-693-3029
4-10-1
特定医療法人三上会
TEL.072-853-0540
枚方市東香里
枚方市、寝屋川市、守口市、門真市
総合病院 東香里病院
FAX.072-853-0505
1-24-34
大東市、四條畷市、交野市
医療法人清心会
TEL.072-949-2331
八尾市天王寺屋
山本病院
FAX.072-949-2331
6-59
医療法人六三会
TEL.072-365-1875
大阪狭山市岩室
大阪さやま病院
FAX.072-367-3020
3-216-1
特定医療法人
大阪精神医学研究所
新阿武山病院
摂津市、茨木市、高槻市、島本町
東大阪市、八尾市、柏原市
松原市、藤井寺市、羽曳野市、
大阪狭山市、富田林市、河内長野市、
太子町、河南町、千早赤阪村
和泉市、泉大津市、高石市、
医療法人河﨑会
TEL.072-446-8102
水間病院
FAX.072-446-5451
貝塚市水間 51
岸和田市、貝塚市、泉佐野市、
泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、
田尻町、岬町
医療法人北斗会
TEL.06-6554-9707
大阪市大正区
ほくとクリニック病院
FAX.06-6554-3199
三軒家西 1-18-7
大阪市立
TEL.06-6871-8073
吹田市古江台
弘済院附属病院
FAX.06-4863-5351
6-2-1
大阪市立大学
TEL.06-6645-2896
大阪市阿倍野区旭町
医学部附属病院
FAX.06-6636-3539
1-5-7
財団法人
TEL.072-222-9414
堺市堺区今池町
浅香山病院
FAX.072-222-9109
3-3-16
医療法人杏和会
TEL.072-278-0233
堺市中区八田南之町
阪南病院
FAX.072-281-6615
277
14
大阪市
堺市
権利擁護のための各種制度
権利擁護相談事業
認知症、知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が不十分な方が、社会の中で直面
するさまざまな権利侵害や生活していく上での不安や困りごとなどの相談に応じます。
また、地域包括支援センター、障がい者相談支援事業所、施設等地域の関係機関に専門
的な助言や情報提供を行います。
大阪・堺市以外にお住まいの方
大阪市内にお住まいの方
堺市内にお住まいの方
相談機関
大阪後見支援センター
大阪市成年後見支援センター
堺市権利擁護サポートセンター
電話相談
06-6191-9500
月~金曜日
10:00~16:00
※祝日、年末年始を除く
権利擁護相談 06-4392-8214
(相談支援機関・事業所対応)
成年後見相談
06-4392-8282
月~土曜日 9:00~17:00
※祝日、年末年始を除く
072-225-5655
月~金曜日
9:00~17:30
※祝日、年末年始を除く
弁護士、社会福祉士による
面接相談を実施しています。
(毎週木曜日、電話相談で
予約、相談は無料)
必要に応じて、弁護士、社会福祉
士などの専門家による面接相談
を実施しています。
権利擁護相談 毎週水・木曜日
(予約制、相談無料、
相談支援機関・事業所対応)
成年後見相談 毎週火・金曜日
(予約制、相談無料)
専門相談
弁護士又は司法書士と社会福祉士
による面接相談を実施しています。
(毎週火曜日、電話相談で
予約、相談は無料)
認知症、知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が不十分な方へ、福祉サービスの
利用援助や日常的な金銭の管理、書類等の預かりサービスを提供します。
お問い合わせは、各市(区)町村社会福祉協議会、大阪府社会福祉協議会へ。
サービスの種類
内
容
日常生活自立
支援事業
福祉サービスの利用援助サービス
●福祉サービスについての情報提供、助言
●福祉サービスを利用したいときの利用手続きの手伝い など
日常的金銭管理サービス
●預金の出し入れの手伝い
●家賃や公共料金などの支払いの手伝い など
書類等の預かりサービス
●預金通帳、印鑑、権利書などの保管
※宝石、貴金属、骨董品などは対象になりません。
成年後見制度
●認知症、知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が十分でない方について、本人の
権利を守る援助者(成年後見人等)を家庭裁判所が選ぶことで、本人を法律的に支援する
制度です。
●判断能力が不十分になってから利用する「法定後見制度」と、判断能力が不十分に
なった場合に備えて、
「誰に」
「何を手伝ってほしいか」などについて契約により決めて
公正証書を作成しておく「任意後見制度」があります。
●申立てができるのは、本人、配偶者、四親等内の親族及び市町村長(福祉上の援助が
必要な方の場合)等です。
●お問い合わせは、市(区)町村担当課、
大阪府社会福祉協議会、市(区)町村社会福祉協議会、
地域包括支援センター、ご本人がお住まいの地域の家庭裁判所にお問い合わせください。
高齢者虐待を防ぎましょう
● 介護保険法では、地域支援事業による高齢者虐待防止等の権利擁護事業の実施や、事業者の利用者に対す
る人格尊重義務を定めています。また、
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」
が平成18年4月1日から施行されています。
(介護者の方へ)
● 高齢者の介護は長期になることも多く、考える以上に大変です。ショートステイやデイサービスなどの介
護サービスを上手に利用し、一人で抱え込まないことが大切です。困ったことや悩みがあるときは、市(区)
町村高齢者福祉担当窓口や地域包括支援センターにご相談ください。
(府民の方へ)
● 高齢者の介護などに悩んでいたり、高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を見かけられたときは、市(区)
町村の高齢者福祉担当窓口や地域包括支援センターにご連絡ください。
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介護保険以外のサービス
在宅サービス
介護保険サービスとは別に、市町村が実施しているサービスがあります。その実施の有無や内容、サービス
対象者などについて、くわしくは市(区)町村高齢者福祉担当窓口などにお問い合わせください。
※サービスにより、利用料が必要です。
ここでは、代表的な事業名を記載していますが、それぞれの市町村が親しみやすい名称でサービスを実施して
いる場合があります。
また、介護保険サービスを利用していても、これらのサービスを利用できる場合があります。
問い合わせ先:市(区)町村高齢者福祉担当窓口
●代表的な例
高齢者の安心な住まいの確保
シルバーハウジングなどを対象に、生活援助員を派遣し、生活相談・指導、安否確認、緊急時の対応や
一時的な家事援助などを行います。
配食サービス
高齢者単身世帯や高齢者のみの世帯などを対象に、食関連のサービス利用調整や栄養のバランスの
とれた食事を提供するとともに、訪問によって安否の確認をします。
緊急通報体制等整備事業
高齢者単身世帯や高齢者のみの世帯などを対象に、緊急通報装置の給付又は貸与を行い、緊急時の
安否確認などを行います。
街かどデイハウス支援事業
要介護認定で非該当と判定された方などを対象に、住み慣れた地域で、いつまでも自立した生活が送
れるよう、身近な民家などでボランティアによる健康チェック、食事、介護予防サービスや創作、趣味
活動を行います。
健康づくり
特定健康診査・特定保健指導
医療保険に加入されている40歳~74歳の方(被扶養者を含む)を対象に、医療保険者(市町村国保
など)が実施する健診・保健指導です。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と該当する方と、その予備群の方を「特定健康診査」に
よって発見し、適切な治療と生活習慣の改善のための「特定保健指導」につなげ、病気の発症や重症化
を防ぐために行います。
問い合わせ先:ご加入の医療保険者
後期高齢者医療健康診査
後期高齢者医療制度の被保険者の方を対象に、糖尿病等の生活習慣病を早期に発見し、必要に応じて
医療につなげていくために実施します。
また、被保険者の方が、人間ドックを受診される場合、年に1回、費用の一部を助成します。
※人間ドックを受診された方は、健康診査を受ける必要はありません。
健康増進事業
問い合わせ先:大阪府後期高齢者医療広域連合
TEL.06-4790-2031
歯周疾患検診、骨粗鬆症検診、肝炎ウイルス検診、健康診査・保健指導(医療保険者及び後期高齢者
医療広域連合が行うものを除く。
)及びがん検診を行います。
また、健康手帳の交付、健康教育、健康相談、機能訓練及び訪問指導を行います。
※事業実施の有無や内容など、くわしくは市(区)町村にお問い合わせください。
問い合わせ先:市(区)町村健康増進事業担当窓口
16
施設サービス
養護老人ホーム
自宅での生活が困難の方を、市町村の措置により養護するための施設です。入所者が自立した日常生活を
営み、社会的活動に参加するために必要な指導及び訓練、その他の援助を行います。
対象者
原則として65歳以上で、環境上の理由及び経済的な理由により、自宅での生活が困難な方
利用料
負担能力に応じて、一定の費用負担があります。
問い合わせ先:市(区)町村高齢者福祉担当窓口
軽費老人ホーム
低額な料金で、日常生活に必要なサービスを提供する施設です。食事・入浴などのサービスを提供します。
対象者
60歳以上(夫婦の場合、どちらかが60歳以上)で、家庭環境、住宅事情などの理由によ
り、自宅での生活が困難な方
利用料
負担能力に応じて減額されます。
有料老人ホーム
食事や介護の提供、その他日常生活に必要なサービスを提供する施設です。
※利用権方式、建物賃貸借方式、終身建物賃貸借方式があります。
介護付
介護が必要になっても、施設自らが提供する特定施設入居者生活介護を利用しながら、当
該施設の居室で生活を継続することができる方を対象
住宅型
介護が必要になった場合、入居者自身の選択により、地域の訪問介護などの介護サービス
を利用しながら、当該施設の居室で生活を継続することができる方を対象
利用料
契約により定められており、施設でそれぞれ異なります。
直接施設へお問い合わせください
高齢者向け住宅
※大阪府住宅情報のホームページ
http://www.pref.osaka.jp/jumachi/index.html
サービス付き高齢者向け住宅
住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の条件を備えるとともに、ケアの専
門家による安否確認や生活相談サービスを提供することなどにより、高齢者が安心して暮らすことがで
きる環境を整え、都道府県・政令市・中核市に登録された住宅です。
*従来の高齢者円滑入居賃貸住宅・高齢者専用賃貸住宅の登録制度、高齢者向け優良賃貸住宅の認定制
度は廃止されました。
問い合わせ先:大阪府住宅まちづくり部居住企画課
TEL.06-6210-9711
シルバーハウジング
高齢者に配慮した設計の住宅で、高齢者の2人世帯または単身者を対象とする公営住宅です。入居資格を
満たす必要があります。
問い合わせ先
■府営住宅:各指定管理者
■市営住宅:市の住宅担当課
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アクティブシニア
これから高齢期を迎える方も含めた高齢者層の方(シニア)を対象にした、意欲ある人材の発掘・養成、
ボランティアや地域活動に関する情報提供など、元気高齢者を支援します。
※アクティブシニアのホームページ
http://www.pref.osaka.jp/kaigoshien/active/index.html
意欲あるシニア人材の発掘・養成
シニアが第二の人生に積極的に取り組むきっかけとなる、PR、催しや短期講座を行い、社会参加・
社会貢献や地域活動等に参加する動機付けを行います。
シニアの社会参加を支援
シニアが積極的に社会参加できるようボランティア、地域活動などに関する情報提供等を行い、
活躍を支援します。
●毎月15日「アクティブシニアの日」
●アクティブシニアパートナー(シニアに特典のある企業・公共施設)
介護給付適正化事業
介護給付を必要とする利用者を適切に認定し、利用者が真に必要とするサービスを、事業者がルールに従っ
て適切に提供するよう促すもので、介護保険制度に対する信頼感と持続可能性を確保するための取組みです。
大阪府では・・・
各市町村・広域連合では・・・
①要介護認定の適正化
②ケアプランの点検
③住宅改修の適正化
④福祉用具購入・貸与調査
⑤医療情報との突合
⑥縦覧点検
⑦介護給付費通知
⑧給付実績の活用
の8項目に重点を置いて介護給付適正化
事業に取り組んでいます。
各市町村・広域連合が取り組む
介護給付適正化事業を支援しています。
支援
※介護給付適正化事業の詳細については、
大阪府ホームページで紹介しています。
http://www.pref.osaka.jp/kaigoshien/t
ekiseika/index.html
障がい者の介護保険利用について
介護保険制度においては、障がい者施策によるサービスを利用している障がい者の方も含め、原則とし
て40歳以上の障がい者の方は介護保険の被保険者となります。
そのため、65歳以上の高齢障がい者及び40歳以上65歳未満の特定疾病者が要介護認定を受け、要
介護又は要支援状態となった場合は介護保険から保険給付としてサービスを受けることができます。
障がい者の自立生活を支援する上で、サービス内容や機能から、介護保険サービスには相当するものが
ない障がい福祉サービス等については、障害者総合支援法によるサービスをはじめ、各種サービスを総合
的に組み合わせてケアプランに位置づけられて提供されます。
詳しくは、ケアマネジャー、市(区)町村、地域包括支援センターにお問い合わせください。
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相談・苦情の窓口/情報案内
介護保険の相談・苦情窓口
■担当のケアマネジャー(介護支援専門員)
あなたのケアプランを作成したケアマネジャーに相談できます。
■利用している事業者の苦情相談窓口
あなたの利用している事業者には苦情相談窓口があり、責任者がいますので、気軽に相談できます。
■市(区)町村介護保険担当窓口
介護保険に関する疑問、悩み、苦情などは市(区)町村の介護保険担当窓口で相談できます。
■大阪府国民健康保険団体連合会苦情相談窓口
介護保険サービスに関する苦情について、介護サービス苦情処理委員会に申し立てることができます。
大阪市中央区常盤町1-3-8 中央大通FNビル内
TEL.06-6949-5418
高齢者福祉の相談窓口
■市(区)町村高齢者福祉担当窓口
高齢者福祉サービスについての相談などは市(区)町村の高齢者福祉担当窓口で相談できます。
■地域包括支援センター
地域における高齢者本人や家族などからの総合的な相談窓口です。
市(区)町村に設置しています。所在地や連絡先は、市(区)町村にお問い合わせください。
おすまいの市(区)町村の地域包括支援センター
ホームページ▶http://www.pref.osaka.jp/kaigoshien/tiikihoukatusien/index.html
■大阪府社会福祉協議会運営適正化委員会「福祉サービス苦情解決委員会」
福祉サービスに関する苦情について、助言、相談、あっせんなどを行い、相談者と事業者の双方の話し合い
による解決のお手伝いをします。
大阪市中央区谷町7-4-15
大阪府社会福祉会館2階
TEL.06-6191-3130
■市(区)町村の身近な相談窓口
このほか介護保険や高齢者福祉に関して、市(区)町村の住民相談、福祉事務所や支所・出張所、保健センター
や老人福祉センター、老人介護支援センター(住宅介護支援センター)、社会福祉協議会や、民生・児童委員など、
地域の身近な関係機関でも相談できます。また、市(区)町村によっては独自の相談窓口を設置している場合があ
ります。
●大阪府高齢介護室ホームページ
ホームページ▶http://www.pref.osaka.jp/s-koreikaigo/index.html
市町村の高齢者保健福祉・介護保険に関するホームページもご覧ください。
大阪府福祉部高齢介護室
平成25年3月発行
〒540-8570 大阪市中央区大手前2丁目
メールアドレス [email protected]
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TEL.06-6941-0351