Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -1- 【オンラインポーカーとは？】まず、オンラインポーカーのルールは皆さんがよく知っているポーカーのルールとは異なります。機械を相手にプレイする「ビデオポーカー」、カードが５枚配られてからプレイするポーカーをイメージするかと思いますが、実はヨーロッパや海外で「ポーカー」と言えば、プレイヤー同士で対戦するテキサスホールデムなどの対戦型ポーカーが圧倒的な人気を誇ります。海外では、ポーカー専用のテレビ番組が放送され、ポーカーの専用雑誌が発行されているほどのメジャーなゲームになっていて、日本でも密かにブームになり、プレイヤー数が年々増加しています。ルールの違いこそありますが、ポーカーの役は同じですし、覚えてしまえば簡単ですので、このマニュアルをしっかり読み、そして実際にプレイすることで覚えていってください。【なぜそこまでブームになるほどの人気があるのか？】対戦型ポーカーとビデオポーカーの大きな違いが「スキル」の介入です。つまり、「戦略」や「経験」などがものを言うゲームなので、やればやるほど勝てるようになります（麻雀もスキルゲームになります）。そこには、様々な確立の理論に基づいた考え方や、精神的に相手を倒す心理作戦など、いくつもの要素があるのでゲームではなく「スポーツ」として世界ではとらえられています。そろえないといけない「役」は日本でよくプレイされているビデオポーカーと同じなので、基本的なルールはそこまで難しくありません。誰でも簡単に覚えることができます。一度勝つ快感を覚えたらやめられない！それが対戦ポーカーの魅力です。国際的には大金を勝つことができるトーナメントが世界中のカジノで開催されています。世界最大のトーナメント「ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー」では、なんと優勝者に 10 億円以上の賞金が準備されています！このような大会には、スポンサーがついたプロのプレイヤーが賞金をねらって争うほど、業界自体は盛り上がっています。オンラインポーカーではいくつものルールの対戦ポーカーが提供されていますが、代表的な二つのルールを説明します。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -2- ・テキサスホールデム・オマハポーカーテキサスホールデム基本ルールテキサスホールデムがポーカーブームを引き起こしたきっかけになりました。ルールはシンプルですが、奥が深いため、一番の人気を誇ります。国際大会などでもテキサスホールデムの大会が一番多く存在します。【ゲームの目的】まずゲームの目的を言いますと、2 つのカードが各プレイヤーに配られます。さらに、全員が共有する「コミュニティーカード」というカードが 5 枚順番に表向きで配られます。自分の 2 枚のカードと、コミュニティカードから、一番良いカード 5 枚を使って、以下の「役」をそろえて、一番強い役を持っている人が勝ち！というゲームです。役について、次のページでご説明します。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -3- （強い順に役を並べています）役名説明例ロイヤルストレートフラッ 10 から A までの連番カードシュで、スーツ（カードのマーク）も一緒。ストレートフラッシュ 5 枚が連番カードでスーツ（カードのマーク）も一緒（ロイヤルストレートフラッシュ以外）フォーカード同じ数字が 4 枚。フルハウス同じ数字が 3 枚と同じ数字が 2 枚の組み合わせ。フラッシュ 5 枚のカードが同じスーツ（カードのマーク）。ストレート連番カードが 5 枚（ロイヤルストレートフラッシュかストレートフラッシュ以外）。スリーカード同じ数字が 3 枚。ツーペア同じ数字が 2 枚と同じ数字が 2 枚の組み合わせ Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -4- ワンペア同じ数字が 2 枚。ハイカード役がない場合、一番強いカードで勝敗を決めます。2 が一番弱く、A が一番強いカードになります。例えば、コミュニティーカードの 5 枚が以下だったとします： K ２４ J ６あなたの手持ちカードが、 K と３だった場合：K のワンペアが完成します。 K と４だった場合：K と４のツーペアが完成します。３と５だった場合：２，３，４，５，６のストレートが完成します。 A と３だった場合：役がそろっていないので、A のハイカードになります。他のプレイヤーがあなたより低い役であれば、あなたの勝ちで、全員が賭けた金額（ポット）をもらうことができます。あなたと同じ役を持っている場合は、役のカードの強さで判定します（例：K のワンペアは、J のワンペアより強い）、もしくは、役がまったく同じ強さであれば、その他カードの強さで判定します（例：KK２５４より KK５４A が強い）。これでも判定がつかない場合は、「チョップ」と言い、引き分けになります。【ゲームの流れ】概要ルールがわかったところで、実際のゲームがどのような流れで進むかを説明します。１ゲームは、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーと呼ばれる 4 つの構成に分かれていまして、4 段階に分けてカードが徐々に開示されていきます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -5- [プリフロップ] ①テーブルで座っているプレイヤーの中から、「ディーラー」（親のようなもの）を決めます。各プレイの後に、前回ディーラーだった人の時計回りに隣の人が次はディーラーになります。 ②ディーラーの時計回りに隣のプレイヤーがゲーム参加料の半額（スモールブラインド）をまずはベットします。そしてディーラーからさらに時計回りに２人隣の人は、ゲーム参加料の全額（ビッグブラインド）をベットします。これらプレイヤーは必ずこの時点で強制的にこの参加費を支払わないといけません。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -6- ③各プレイヤーに 2 枚のカードが裏向きで配られます。各プレイヤーが自分のカードを見て、戦略を決めます。 ④まだコミュニティーカードが一切開かれていませんが、この時点で、最初のベットする機会が訪れます。上記ビックブラインドを支払った人の隣の人から順番にベットしていきます。ベットには、以下の三つの選択肢があります：・参加費用（ビッグブライドと同額）をベットしてゲームに参加する（コール）。・カードを捨てて、ゲームから降りる（フォールド）。降りた場合は、ゲームに参加しません。・参加費用の 2 倍以上の金額をベットする（レイズ）。一度誰かがレイズをしましたら、その人以降の人は、そのレイズした金額と同額を払うか（コール）、降りるか（フォールド）をしないといけません。すでにベットした人も、そのレイズした金額と同額になるまで、ベット額を追加しない限り、降りないといけません。もしくは、誰かがレイズした後に、さらに高い金額をベットする（リレイズ）することもできます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -7- ⑤全員が降りるか参加するかを選択した後に一度全てのベットされた金額を真ん中の賞金プール（ポット）として集めて、次の「フロップ」に進みます。 ※注目！この時点でスーツがそろっていない３と６などのカードであった場合、あまりよい役がそろえることができないので、フォールドを選ぶことが無難でしょう。逆に、K と A などのカードがきた場合には、強気にレイズなどをしてもいいでしょう。10 と 10 などのカードがきた場合も、すでにワンペアがそろっているため、強いとされます（このような状態を「ポケット」と言います）。 [フロップ] ①フロップでは、テーブルの真ん中に 3 枚のカードが表向きに配られます。これがコミュニティーカードと言い、みんなが共有するカードです。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -8- ②この時点で二度目のベットする機会が訪れます。ディーラーの隣の人から時計回りに、一人ずつベットの機会が与えられます。・何も追加ベットをしない（コール）。・追加でベットする（レイズ）。レイズする場合は、ビッグブライドと同額以上をベットする必要があります。誰かがレイズをしましたら、前回と同様で、レイズした金額と同額を出すか、フォールドをするか選択しないといけません。 ③全員が降りるか参加するかを選択した後にベットされた金額を真ん中の賞金プール（ポット）に追加して、次の「ターン」に進みます。 ※注目！基本的には、強い役がそろったか、そろいそうな人がレイズをして、自信がない人が徐々にフォールドしていきます。しかし、強い役がないか、何もそろっていないのに、レイズして周りをフォールドさせようとする嘘をついている人もいるかもしれません。このように嘘をついてハッタリをかましている状態を「ブラフ」と言います。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. -9- [ターン] ①ここでもう一枚テーブルの真ん中にカードが表向きで置かれます。これもコミュニティーカードで、全員が共有します。 ②三度目のベットする機会が訪れます。やり方はフロップと同じです。 ③全員が降りるか参加するかを選択した後にベットされた金額を真ん中のポットに追加して、次の「リバー」に進みます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. - 10 - [リバー] ① 後のコミュニティーカードがテーブルに置かれます。 ②最後のベットの機会が訪れます。やり方はフロップやターンと同じです。 ③全員が降りるか参加するかを選択した後にディーラーの隣のプレイヤーから時計回り順に手元のカードを開いていきます。一番高い役を持った人が勝って、ポットの金額を持っていきます。ポットの金額からは、「レーキ」と言い、そのサイト運営者が手数料を取ります。残った金額が勝者のものになります。これがゲームの基本ルールと流れになります。次は、前回のディーラーの時計回りに隣の人がディーラーなり、ゲームが行われます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. - 11 - オマハポーカー基本ルールオマハポーカーはテキサスホールデムポーカーと似ているので、まずはテキサスホールデムのルールを覚えましょう。オマハポーカーは、テキサスホールデムと以下のところが異なります：・プレイヤーは２枚ではなく、４枚の伏せられたカードを受け取ります。・手元に受け取った 4 枚のカードから 2 枚、そしてコミュニティカードから 3 枚を使って一番強い 5 枚をそろえます。必ずこの組み合わせで役をそろえる必要があります。つまり、はじめに配られたカードが A K ３７で、コミュニティーカードが K ５９７ Q であった場合、手持ちのカードから K と７、コミュニティーカードから K と７と Q を選んで、 K K ７７ Q があなたの一番強いカードの組み合わせとなります。【テーブルの選び方】オンラインポーカーのソフトウェアでは、いくつかの情報を元にテーブルを選びます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. - 12 - テーブルには大きく三つの種類に分けられます。 [キャッシュゲーム] 実際のお金を賭けたプレイをすることができます。キャッシュゲームでは、テーブルの参加者数が決まっておらず、いつでもプレイヤーが退席したり参加することができます。テーブルの一覧表で、「ステークス」などの項目に二つの数字が「$0.50/$1」などの形で表示されています。これは、スモールブライドとビッグブランドの金額です。つまり、「$0.50/$1」のテーブルでは、基本的なゲームの参加料金（ビッグブラインド）は$1 ドルになります。テーブルに座るときに、チップを購入して、他のプレイヤーと対戦していきます。まずは、このキャッシュゲームでゲームに慣れるのがいいでしょう。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. - 13 - [Sit ＆Go トーナメント] シット＆ゴーでは、特定の人数の参加者が集まった段階で始まる小規模トーナメントです。チップがなくなったプレイヤーから脱落していき、残ったプレイヤーの上位に賞金が配当されます。テーブル一覧表で、テーブルの名前に必要な人数が記載されています。さらに、「バイイン」などの項目に、二つの数字が「$10 + $1」などの形で表示されています。はじめの数字がこのトーナメントへの参加費用であり、二つ目の数字がポーカーサイトが取る手数料になります。つまり「$10 + $1」のシット＆ゴートーナメントに参加するには、残高に$11 を持っている必要があります。 [トーナメント] トーナメントは、特定の時間に始まるトーナメントです。より多くの参加者人数を募集しているため、より多くの賞金を獲得するチャンスがあります。参加料金は、上記のシット＆ゴートーナメントの「バイイン」を参照してください。 ※ポット限度の説明テーブルの一覧表に「限度」などの表記で、以下の言葉が記載してあります：「ノーリミット」、「ポットリミット」、「固定リミット」。これらは、ゲームをプレイしているときに、レイズできる金額の上限を示しています。・ノーリミット：いくらでもレイズすることができます。つまり手持ちの金額すべてを入れる（オールイン）こともできます。・ポットリミット：現在のポットの金額を上限としてレイズができます。つまり、今ポットに$200 ドル集まっている場合、レイズするときに$200 が限度となります。・固定リミット：プリフロップの段階では、スモールブラインドと同額を上限にレイズができまして、フロップ後は、ビッグブラインドと同額を上限にレイズできます。 Copyright (C) 2011 SamuraiClick All Rights Reserved. - 14 -