関係各位 2016 年 5 月吉日 映画雑誌『キネマ旬報』リニューアル&新編集長就任のお知らせ 映画雑誌『キネマ旬報』 (月 2 回 5 日・20 日発売)を発行する株式会社キネマ旬報社(本 社:東京都千代田区、代表取締役社長 清水 勝之)は、2019 年の創刊 100 周年に向けたプロ ジェクトを始動し、その第一弾として、基幹雑誌である『キネマ旬報』のリニューアルを行 います。 情報通信社会の進化によって雑誌の役割も大幅に変化してきております。また、映画業界 においては、デジタル化は映画鑑賞の手段と鑑賞作品に多様化をもたらせました。そうした 環境の変化に対応すべく、当社もデジタル媒体への着手(プロジェクト第二弾)とともに、 紙媒体である『キネマ旬報』の役割を再び問い直すことが不可欠だと考えており、リニュー アルを行うことにいたしました。 7 月 5 日発売の『キネマ旬報 7 月下旬号』より新編集長に就任する青木眞弥のもと、社員 一丸となって 96 年分の故きを温めながら、創刊 100 周年に向けて、新しき『キネマ旬報』の “かたち”を模索して参りたいと考えております。 リニューアルの主なポイントは以下の通りです。 ① 読者の映画の鑑賞環境やマーケット動向をより意識した誌面づくりを心がけます。 読者の鑑賞機会や興行の状況などを意識した作品選びを心がけ、より多くの方に多様な映 画と、その楽しみ方をご提案していきたいと思っています。 ② 他誌に負けない洞察力と深みのあるコンテンツを提供することを心がけます。 無料 Web サービスなどにより、多くの映画情報を得ることが可能になった現在、有料でも 読みたいと思える、価値のある魅力的なコンテンツ作りをこれまで以上に意識します。 ③膨大な数の映画作品の中からオススメを発信することを心がけます。 現在は、1 年に 1,000 本以上の作品が劇場公開されるまでに増え続け、また動画配信サー ビスの普及で過去作も含めると膨大な数の作品が手軽に鑑賞できる環境にあります。 『キネマ 旬報』は、その中で観るべき作品を発信するキュレーター的な役割を担います。 映画雑誌『キネマ旬報』の創刊は 1919(大正 8)年。3 年後に迎える創刊 100 周年へ向け、 出版事業を中心に、 『KINENOTE』など新たな媒体を融合し、これからも映画ファンと映画 業界のためにより魅力的な事業を展開してまいります。 以上 ■本件に関するお問い合わせ■ 株式会社キネマ旬報社 マーケティング部:宮里 TEL:03-6268-9701 FAX:03-6268-9712 e-mail:[email protected]
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