教 育 研 究 業 績 一覧 事 項 年 月 日 概 要 (教育上の業績) 1.「東京国際映画祭基本計画策定 昭和 59 年 委員」 通商産業省(当時)の、国際的なコンテンツ戦略に基 づく、「東京国際映画祭」創設のプロジェクトに委員 として参画。私が企画立案し、プロデューサーを務め た「東京国際ファンタスティック映画祭」は現在、経 済産業省が知的財産戦略と位置づけ、主導している 「国際コンテンツ・ファスティバル」の下地となりま した。 2.「日米映画人会議」 昭和 62 年 「サンダンス映画祭 in TOKYO」のプロデューサーに 就任。日米映画界の交流促進の為、俳優ロバート・レ ッドフォード、オリバー・ストーン監督等の著名な映 画人を招いての会議を企画し、司会を務めました。 この時に私が提案した、ロバート・レッドフォード主 催の「サンダンス映画学校」に、日本の若手映画人が 留学できる制度「サンダンス・スカラシップ」が創設 され、現在も「NHK サンダンス国際映像大賞」として、 継続されています。 3.「日韓公式シネマ・フォーラム」 平成 9 年 韓国・富川市長より要請を受け、「富川国際ファンタ スティック映画祭」の創設顧問に就任。このことを契 機に、韓国における日本の大衆文化禁止政策の解決を 図るため、日韓映画人が初めて公式に交流するフォー ラムを企画・コーディネートしました。翌年、日本映 画の上映を皮切りに、日本の大衆文化が韓国文化省に より、段階的に解禁されていきました。 4.「沖縄国際映画祭調査事業」 平成 15 年 沖縄県からの依頼により、 「沖縄国際映画祭調査事業」 の主任研究員として参画。各国で開催されている映画 祭の経済効果の成功事例を調査し、報告書を監修しま した。この調査に基づき、2009年3月に民間主導 (吉本興業、他)による、 「沖縄国際映画祭」が誕生 しました。 5.「日仏交流セミナー~欧州映画 平成 20 年 市場の最近の情勢と政策~」 「東京国際映画祭」の政策の一環として、フランス政 府の映像振興に学ぶ為、フランス映画庁のケイラ長官 を招いてのセミナー(主催:経済産業省)を企画・コ ーディネートし、司会を務めました。このセミナーの 後、日仏政府間で映画の共同製作協定の話し合いが行 なわれています。 (職務上の実績) 1.映画祭プロデューサー・企業コ ンサルタント 「東京国際ファンタスティック映画祭」を皮切りに、 私は国内外の多くの映画祭創設のプロデュースやコ ンサルタントを務めてまいりました。それまで日本に 於いての映画祭とは、文化イベントとしての認知にと どまっておりましたが、現在では、徐々に認識も変化 し、映画祭は地域活性化のツールにもなり得ること、 また映画祭プロデューサーもプロフェッショナルな 職業のひとつであるとの先例を作ることができまし た。 又、私が「東京国際映画祭」の創設に携わった時期は、 ビデオが商品として開発され、映像のマルチメディア 時代の創成期でもあった為、三菱商事の「先進情報都 市計画」のコンサルタント委員や、「株式会社ギャガ コミュニケーションズ」(以下「ギャガ」と表記)等 の、当時は起業したばかりであったビデオ会社の、新 たなビジネスモデル開発の顧問も務めました。 その後、ギャガは「映像商社」という新機軸のビジネ スモデルを構築し、現在は日本を代表するメジャー映 画会社に成長しています。 2.自治体、地域活性化コンサルタ 平成 2 年に誕生した「ゆうばり国際ファンタスティッ ント ク映画祭」のプロデューサーを務めてからは、イベン トによって自治体や地域を活性化したい、ブランド力 を高めたいという相談が多くなりました。 夕張の事例は、平成 10 年にパリで開かれた「国際都 市活性化技術会議」に於いて、特別栄誉賞を受賞する など、国際的にも注目を集めました。 また、夕張を手本にした映画祭が海外で 2 つも誕生 し、私は共にコンサルタント協力を致しました。 そのひとつ、フランス・ジェラルメ市の映画祭(平成 6 年~)は、ヴォージュ県をも巻き込んで、現在は約 20 万人もの集客のある国際イベントへと成長を遂げ ています。 又、急激な人口増加に悩み、映画祭を開催(平成 9 年~)した韓国・富川市は、継続 10 年目にして街の 経済規模が約 2 倍となる程の成功を収めています。 更に、企業からのコンサルタント依頼も、自治体の活 性化に関連した案件が多くなり、「株式会社乃村工藝 社」の顧問を務めた際には、ハード(箱物)の集客ア ップを図るためのソフトイベントの活用について、社 員の研修セミナー等の講師も務めました。 単著、 著書、学術論文等の名称 共著の 別 発行又は 発表の年月 発行所、発表雑誌又は 発表学会等の名称、巻 概 要 号、ページ (著書) 1.夢人間たちの共和国 単著 平成 7 年 10 月 星雲社 東京ファンタスティック映画祭 10 年 史 2.感動のマドレーヌ現象 監修 平成 14 年 4 月 あいであらいふ イベントマーケティングのフレンチノ ウハウ 3.ゆうばり映画祭物語 単著 平成 20 年3月 平凡社 自治体活性化を目的として誕生した映 画祭が辿った奇蹟の物語 4.復活!ゆうばり映画祭 編集協力 平成 21 年2月 北海道新聞社 市の財政破綻後、市民たちによって映 画祭が再生されるまでの軌跡 (学術論文) 1. 「 LE CINEMA JAPONIS N’EST 単著 昭和 53 年 10 年 PLUS LE QU’ IL ETAIT」(日本 「ヌーヴェル・リテレール 紙」 (フランス) 映画の変貌) 2.「世界最大の映画博物館 シ 単著 昭和 58 年 5 月 「キネマ旬報」 単著 昭和 59 年 11 月 通商産業省 単著 平成7年 3 月 「日経エグゼクティブ」 ネマテーク・フランセーズ~ アンリ・ラングロワが生涯を 賭けた夢~」 3.「東京国際映画祭調査事業報 告書」 4.「ルネ・クレマンとド・ゴー ル将軍」 5.「映画と漫画で産業振興 韓 (日経 BP 社) 単著 平成 9 年7月 「映像新聞」 単著 平成 14 年 10 月 「東京国際映画祭」カタログ 国・富川市」 6.「Nippon Cinema Forum Yoichi KOMATSUZAWA’S Talk Show」 (東京国際映画祭組織委員 会) 7.「沖縄県国際映画祭調査事業 報告書」 監修 平成 18 年3月 沖縄観光リゾート局 (その他) <主な新聞・雑誌> 1.「追悼 アベル・ガンス監督 単著 昭和 57 年1月 「キネマ旬報」 単著 昭和 58 年 4 月 「キネマ旬報」 単著 平成元年 10 月 「日経エンターテインメン ―現代に甦った“ナポレオ ン”―」 2.「マルセル・カルネ監督イン タビュー」 3.「メロンを越えるか?映画祭 での町おこし」 ト」(日経 BP 社) 4.「韓国・富川映画祭視察記」 単著 平成 11 年 10 月 「北海道新聞」 5.「田中絹代・渡米時の 16 ミ 単著 平成 15 年2月 「キネマ旬報」 単著 平成 18 年6年 「沖縄タイムス」 7.「日仏協力セミナー報告」 単著 平成 20 年 10 月 「東京国際映画祭日報」 8.「映画祭は魅力的なソフトツ 単著 平成 21 年1月 「山梨日日新聞」 1.「新春スペシャル 青春’85」 出演 昭和 60 年 NHK 2.「アヴォリアッツ映画祭特 企画 昭和 63 年 テレビ朝日 リ映像発見される」 6.「経済効果のある国際映画祭 ~上・中・下~」 ーリズム」 <主な TV・ラジオ> 番」 3.「東京国際ファンタスティッ ク映画祭特番」 出演 企画 出演 4.「ゆうばり国際映画祭特番」 ~平成2年 昭和 63 年 テレビ朝日 ~平成2年 平成2年 読売テレビ ~平成 9 年 5.「世界を駆けるプロデューサ 出演 平成2年 テレビ岩手 ラジオ 平成8年 ニッポン放送 ー小松澤陽一」 6.「小松澤陽一のシネマパラダ イス」 7.「英語討論番組 日本映画の 役割」 出演 ラジオ ~平成 12 年 平成 13 年 インターFM 出演 8.「日本映画解禁直前特番」 出演 平成 14 年 DCN-TV(韓国) 9.「シネマパラダイス ゆうば 出演 平成 14 年 NHK-BS り映画祭スペシャル」 10.「EZ!TV 映画祭を守れ!立ち 上がる市民たち」 出演 平成 15 年 フジテレビ 昭和 62 年 10 月 主催:アメリカ大使館 企画協力 <シンポジウム・セミナー・講 演> 1.「ロバート・レッドフォード モデレー セミナー」 (日米映画人会議) ター 2.「国際セミナー 日本映画の 講師 後援:東京国際映画祭 昭和 63 年6月 現在」 3.「シンポジウム 映画による ー、国際交流基金(イタリア) パネラー 平成 4 年3月 国際交流」 4.「日韓公式シネマ・フォーラ ム」 5.「パリ国際都市活性化技術会 ラム/小松澤陽一トークショ 主催:岩手めんこい TV 後援:外務省 コーディ 平成 9 年7月 ネーター パネラー 主催:韓国映画振興公社 富川市(韓国) 平成 10 年 4 月 議シンポジウム」 6.「ニッポン・シネマ・フォー 主催:ローマ日本文化センタ 主催:フランス全国市長協会 後援:フランス電力 モデレー 平成 14 年 10 月 主催:東京国際映画祭 平成 15 年 4 月 主催:夕張市 平成 17 年 5 月 主催:九州経済産業局 パネラー 平成 18 年6月 主催:沖縄観光リゾート局 講師 平成 20 年6月 主催:フィルム・コミッショ ター ー」 7.「夕張映画資料館開館記念セ ミナー 女優・田中絹代の知 モデレー ター られざる横顔」. 8.「アジア・エンターテインメ ント・ビジネス・コンベンシ モデレー ター ョン」 9.「国際セミナー 地域を活性 化させる映画祭のビジネス モデル」 10.「全国フィルム・コミッシ ョン尾道総会」 11.「公開講座 泣いた笑った、 ン全国連絡協議会 講師 平成 20 年 9 月 主催:NHK 文化センター 講師 平成 20 年 9 月 主催:東北芸術工科大学 ゆうばり映画祭物語」 12.「公開セミナー 地域活性化 の為のイベントの成功モデ 共催:東北経済産業局 ル」 13.「日仏協力セミナー/欧州映 画市場の情勢と政策」 14.「研修セミナー ワインと映 画祭~ソフトツーリズムの 薦め~」 モデレー 平成 20 年 10 月 ター 講師 主催:経済産業省 後援:経団連 平成 21 年1月 主催:甲府市役所
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